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検索結果 2,460 件

  • ビジネス場面における普通体と笑いの共起

    チッターラーラック チャニカー 待遇コミュニケーション研究 21 (0), 1-15, 2024-04-01

    ...また、笑い伴いの普通体使用から、その笑いで会話内容に楽しさや面白さを加えたり、会話を盛り上げようとしたりするという特徴についても考察できた。以上のように、本研究では、タイ人と日本人による普通体の使用文脈と機能の特徴が明らかになった。そして、日本語教育現場での普通体指導と、ビジネス場面において使用可能な普通体の使い方について再考する余地があると考える。</p>...

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  • 怖い絵本を楽しむことの発達―1~3 歳児クラスにおける絵本の読み聞かせ場面の分析を通して―

    富田,昌平, 福島,菜津子 三重大学教育学部研究紀要 自然科学・人文科学・社会科学・教育科学・教育実践 75 179-192, 2024-03-15

    ...1,2,3 歳児クラスの子どもたちに怖い絵本を集団的に読み聞かせ,そこで観測された1人ひとりの子どもの反応を絵本の場面ごとにポジティブ(微笑む,笑い声をあげる,絵本と関連した発言をするなど),ネガティブ(「怖い」「いやだ」などと言う,顔を背ける,目や耳をふさぐなど),ニュートラル(集中して見ているがポジティブもしくはネガティブに偏った表出はなし)のいずれかに分類した。...

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  • 日常会話における「嫌なこと」の語りにおける笑い話の導入手続き

    臼田 泰如 人工知能学会研究会資料 言語・音声理解と対話処理研究会 100 (0), 95-100, 2024-02-20

    <p>日常会話において,参与者が過去に経験した「嫌なこと」についての語り (complaint) において,しばしば語り手がその語りの登場人物の言動を笑うべきもの (laughable) として提示し,それについて受け手が笑うという事態が観察される.本研究では,連鎖上の位置およびターンの構成を分析し,laughableがどのようにcomplaintの語りに導入されているのかを明らかにする.分析の…

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  • 連鎖終端における同時開始発話現象について

    又村 拓也, 榎本 美香 人工知能学会研究会資料 言語・音声理解と対話処理研究会 100 (0), 176-179, 2024-02-20

    ...連鎖終端とは、隣接ペア第3部分などの連鎖を終結させる発話であり、さらにその後に続く笑いや発話休止によってマークされる会話中の位置である。分析資料として、千葉大学3人自由会話コーパス(4会話分)を用いる。2つ以上の発話が200ミリ秒以内に開始された箇所を同時開始発話と定義し、その直前に連鎖終端が多く見られることを示す。</p>...

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  • 自虐的ユーモア表出が初対面時の対人コミュニケーションに及ぼす影響

    福永 大貴, 妹尾 大 経営情報学会 全国研究発表大会要旨集 202311 (0), 85-88, 2024-01-31

    ...本論文では、その中でも、自虐的ユーモア表出に焦点をあて、自虐的ユーモア表出が様々な状況の初対面時のコミュニケーションでの笑いの量、会話の量、会話の割合に及ぼす影響を調べ、そのメカニズムと効果について考察する。</p>...

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  • 滑稽本『花暦八笑人』に見られるオノマトペの特徴

    中里 理子 佐賀大学教育学部研究論文集 8 (1), 101-116, 2024-01

    ...また、擬音語に笑い声が多いこと、ゲップや嘔吐などの汚い音や舌打ちなどの細かい表情音が多いこと、セリフの擬態語に感覚を表す語が多いこと、強調の働きをするオノマトペが多いことが特徴として挙げられる。芝居に関するオノマトペが多い点は本作品の特徴だが、それ以外の特徴は他の滑稽本の特徴とも重なっている。...

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  • 笑い声に応答するゲームシステムの開発に向けたイベント呈示の生理学的評価

    倉澤 瑞, 福田 樹人, 有本 泰子 人工知能学会研究会資料 言語・音声理解と対話処理研究会 99 (0), 154-159, 2023-12-04

    ...<p>現実世界のプレイヤーの不意な笑いに対してゲームイベントを返すことで現実世界と仮想世界の自然なインタラクションを目指している.笑った際にイベント呈示した笑い条件と笑っていない時にイベント呈示した非笑い条件で比較し,仮想世界がリアクションすることでプレイヤーの仮想体験を操作できる可能性を示した.しかし,笑い条件では笑った直後を分析区間にしているため,笑いの生理反応が結果に影響した可能性がある.本研究...

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  • 《研究ノート》日本におけるユーモアという言葉

    長島 平洋 笑い学研究 30 (0), 145-160, 2023-08-26

    ...日本においてユーモアという外来語は笑いという言葉に圧倒されている。いまはユーモアと言えばほとんど笑いの同義語として用いられ、独自の意味も曖昧なまま、ただカッコよいから使われるだけの存在で、このままいくと死語になってしまう可能性もある。...

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  • 《研究ノート》落語におけるパフォーマンスの特殊性とその変化

    渡部 直人 笑い学研究 30 (0), 129-144, 2023-08-26

    本稿では、「落語とは何か」を考えていくうえでの足がかりを作るべく、先行研究の論考を整理しつつ、現代の落語の変化について考察する。  本稿では落語という芸の性質を考察した論考を三本取り上げた。その結果、落語は、落語家と客との予想以上に複雑な関係性によって成り立っていることが分かった。桂米朝の「演者が消滅するという演法」、野村雅昭の「はなし」の二重構造性、及び落語の構造モデル、そして野村亮太の「メタ…

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  • 《研究ノート》コロナ禍における笑顔マスク作成とその効果に関する予備的研究

    福島 裕人 笑い学研究 30 (0), 121-128, 2023-08-26

    新型コロナウィルス感染症(Covid-19)登場により,私たちはマスク着用,三密回避などの新しい生活様式の順守が求められるようになった。コロナ禍においてはマスク着用により顔の下半分が覆われてしまい,私たちは表情の表現と識別が困難になってしまった。そこで本研究ではマスク生活を少しでも楽しく過ごし,マスク着用下にあって笑顔や微笑(スマイル)の表情を補うために笑顔マスクの作成を行った。これらの実践報告…

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  • 笑いの環境(空間)を醸成する要素」の一考察

    土居 郁雄 笑い学研究 30 (0), 51-62, 2023-08-26

    由来、上方落語関係資料は江戸のソレに比べて極めて少ない。それゆえその歴史を辿るのは困難を極めている。そうしたことから先人たちは、例え断編零楮であってもピンセットで摘まみ上げるようにして、報告を続けて来られた。  しかし、今もって状況は変わってはいない。そこで視点を変えて、研究書に屡引用される咄本等の本文はもとより、奥付に見られる宣伝文句等から演者と水茶屋の関係や見料(木戸銭)に着目し、上方落語の…

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  • 《研究ノート》通じにくいユーモアを巡る一考察

    小向 敦子 笑い学研究 30 (0), 81-92, 2023-08-26

    ...そこで本稿では敢えて、これまでどちらかといえば通じにくいと敬遠してきた笑い・ユーモアに目を向けてみる。ピンチとも捕らえられる今を、従来であれば使うことを躊躇してきた種類の笑いにも食指を動かしてみるチャンスと受け止める。  具体的には、からかう笑いを手始めに本末転倒や撞着、不運や皮肉の笑いを取り上げる。そしてこれらの笑いを今後、高次元のユーモア・スキルとして活用していける可能性を模索する。  ...

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  • 《研究ノート》心理的ウェルビーイングに対するユーモアコーピングの効果

    本郷 亜維子 笑い学研究 30 (0), 63-80, 2023-08-26

    本研究では,ユーモアの機能と対処方略の関係性や,自己・対人関係に関する心理的ウェルビーイングに注目し,これまでのユーモアコーピング研究の結果が一貫していなかった原因として,尺度における対処方略のあいまいさを指摘した。そのため方略で分類されたユーモアコーピング尺度を用いて,心理的ウェルビーイングのどの側面に対して,どの方略のユーモアコーピングが寄与しているのかを明らかにすることを目的とした。分析の…

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  • 対面での笑いヨガの実践による心理状態の変化および性格特性との関連

    宮田 裕光, 高田 佳子, 佐瀬 有里 笑い学研究 30 (0), 19-34, 2023-08-26

    ...笑いヨガは,「無条件の笑い」とヨガの呼吸法や体操を組み合わせた健康法である。本研究では,対面での笑いヨガを実践した際の心理状態の変化,および性格特性との関連を検討した。日本における笑いヨガの継続的実践者および非実践者,計24名が参加した。参加者は,75分間の実践セッションに参加する前後に,気分および状態不安に関する尺度に記入し,実践後にBig Five性格特性尺度にも回答した。...

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  • 【聞き書き拾遺】『笑いと私』・裏方として支え見つめた上方笑芸

    やまだ りよこ 笑い学研究 30 (0), 161-173, 2023-08-26

    ...そんな激変する漫才界にあって王道の笑いを変わらぬ姿勢で届けたいとし・こいしさん。津田さんの回想はお二人の笑いのありようだけではなく、プロに徹した漫才人生や人柄をも物語る貴重なものとなりました。〈その2〉も一人語りとしてまとめています。...

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  • 2000年代のお笑い文化のパラダイムシフト

    瀬沼 文彰 笑い学研究 30 (0), 3-18, 2023-08-26

    ...一方で、90年代以降、テレビのなかで作られた松本人志的なお笑いの価値観、例えば、とにかく面白さを追求する姿勢、面白さのヒエラルキー、皆で協力する笑いなどは、いまでもテレビでは強固でそれ以外のお笑いがあまり見当たらない。それは、社会で求められる多様性と合っていないことを指摘し、そこに日本のお笑いの問題点があると論じた。...

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  • 社会の変容とテレビコントの内容に関する考察

    石田 万実 笑い学研究 30 (0), 35-50, 2023-08-26

    ...一方で、医療体制をはじめとする深刻な変化やコロナ禍における不安などのネガティブな感情を笑いにする傾向はみられなかった。番組はコントを通じて困難そのものではなく、社会や人々の心情を間接的に、笑いとともに描くことで視聴者を励ましたといえる。...

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  • 《研究ノート》笑いの三項共立モデルの提案

    伊藤 理絵 笑い学研究 30 (0), 93-108, 2023-08-26

    ...三項共立モデルが笑いの理論構築を目指すモデルとして適切か否かは、今後、「笑い」と「非笑い」を想定して本モデルを前提とした研究を重ねていくことで証明されるだろう。...

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  • 《研究ノート》ユーモアは対人ストレス場面の対処法として有効か

    高岡 しの 笑い学研究 30 (0), 109-120, 2023-08-26

    本研究の目的は,対人関係においてストレスを経験するような場面でユーモアを考え出すことが,その場面に対するストレス反応を軽減するかを探索的に検討することであった。大学生396名を対象とし,対人摩耗,対人劣等,対人葛藤の3つの対人ストレス場面のシナリオを用いて場面想定質問紙を実施した。提示場面においてユーモアを使って対処したユーモア対処群,ユーモアを使って対処するよう教示されたが考えだすことができな…

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  • 聞き手の繰り返し発話と笑いに関する予備的分析

    森 大河, 楊 潔, Jokinen Kristiina 人工知能学会研究会資料 言語・音声理解と対話処理研究会 98 (0), 19-24, 2023-08-25

    ...このような反応は聞き手反応と呼ばれ、中でも相槌や笑いは代表的な聞き手反応である。聞き手反応は単独で用いられることもあれば、複数のモダリティの反応が同時に用いられることもある。しかし、聞き手反応をマルチモーダルな視点から分析する研究はまだ多くない。本研究では聞き手が笑いながら話す現象の一端を明らかにするため、繰り返し発話と笑いに注目し、聞き手が笑いを伴う繰り返し発話をどのように用いるかを分析した。...

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  • 事前学習済み音声認識モデルを用いた笑い声検出

    牛尾 貴志, 樋口 陽祐, 久原 卓, 藤原 晴雄, 加藤 博司 人工知能学会研究会資料 言語・音声理解と対話処理研究会 98 (0), 59-65, 2023-08-25

    ...一方、非言語によるコミュニケーションに関しても、笑いやフィラー、咳払いなどを把握することで、相手に与えた印象や感情を推測することができる。 そこで、本研究では笑い検出を目的として、事前学習済み音声認識モデルを用いた検出モデルの提案と、笑い区間が不明瞭な弱ラベルデータに対する学習手法を提案した。 日本語会話コーパスにおいて評価した結果、従来手法と比較して高精度な検出ができることを明らかにした。...

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  • マルチモーダル情報に基づく多様な相槌の予測の検討

    東, 直輝, 大西, 俊輝, 木下, 峻一, 石井, 亮, 深山, 篤, 中村, 高雄, 宮田, 章裕 マルチメディア,分散,協調とモバイルシンポジウム2023論文集 2023 352-358, 2023-06-28

    ...において聞き手の相槌は,重要な要素の一つである.適切な相槌を打つことで,対話を円滑に進めることが可能である.これより,対話型エージェントが適切な相槌を打つことができるようになると,ユーザとの円滑な対話が実現すると考えられる.近年,自然な相槌を打つ対話型エージェントを実現するための研究は多く行われている.これらの研究では,マルチモーダル情報に基づいて相槌の発生やタイミングの予測,数種類(反応,表現,笑いなど...

    情報処理学会

  • 学生が主体となり患者の語りを聞き,互いに語り笑い合う活動

    西岡 龍一朗, 黒田 萌, 黒田 格 日本プライマリ・ケア連合学会誌 46 (2), 78-80, 2023-06-10

    ...<p>筆者らは,学生が主体となり医療系学生と患者が語り合い,笑い合う活動を定期的に継続した.2020年6月から2022年9月まで28回実施した.活動を通し,学生と患者の双方から沸き起こった感情,新たな認識,気づきについて反響が得られた.患者が学生に対し語ることが,学生には省察の機会や患者視点による病の理解を生む一助となり,患者自身には自己の有意味感や病の新たな認識を生むことが示唆された.</p>...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献6件

  • タイ人日本語話者による普通体の使用実態と文脈

    チッターラーラック チャニカー 待遇コミュニケーション研究 20 (0), 131-131, 2023-04-01

    ...そして、言語的文脈における普通体が笑いを伴って使用される場合は、ビジネス場面という改まった文脈から一旦逸脱する効果があると考察された。心理的文脈の場合は、相手と同調する際に普通体を用いたことから、共感を示す効果が読み取れた。...

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  • Humor、および、ユーモアの定義とおかしみの概念に対する一考察

    森田 亜矢子 人間健康学研究 : Journal for the study of health and well-being 16 27-38, 2023-03-31

    本論文の目的は、心理学の先行研究におけるユーモアの定義を概括し、用語と用法を整理して、概念を明確化することである。初めに、検索エンジンを用いて主題に関する147点の文献を収集し、研究手法と定義法にしたがい分類した。次に、定義の内容を整理して照合した。その結果、互いに相容れない複数の定義の存在が明らかとなった。そこで、語義を確認するため、英語辞書と日本語辞書を参照したところ、両言語間でユーモアの語…

    DOI 機関リポジトリ HANDLE ほか1件

  • 式亭三馬『浮世床』『四十八癖』に見られるオノマトペ : 『浮世風呂』との比較を交えて

    中里 理子 佐賀大学全学教育機構紀要 / 佐賀大学全学教育機構 [編] 11 79-95, 2023-03-31

    ...セリフの場合、擬音語は多種多様な笑い声、ゲップ等の汚い音、舌打ちや咳払い等の表情音、三味線等の口真似、言葉遊びが見られる点が特徴である。汚い音は『浮世風呂』と並んで『浮世床』に多く見られた。擬態語は人物の様子や動き、心情、感覚に関するオノマトペが見られ、セリフ内で人物描写が生き生きとされていることが窺える。『浮世風呂』と同じく『四十八癖』では外見を表す語も多い。...

    DOI 機関リポジトリ

  • 商業演劇としての「俄」とドラマ性 : 佐賀俄・筑紫美主子劇団を中心に

    中野, 正昭, Nakano, Masaaki 淑徳大学人文学部研究論集 8 103-112, 2023-03-15

    ...本来、民俗芸能の俄は地域共同体のメンバーが演じる素人性や、当意即妙な言葉の掛け合いによる即興性を本質とするが、商業俄では職業俳優がこれを演じ、上演台本を用いて笑いをとるようになった。そして民俗芸能の俄が商業演劇の俄へと展開する際に新たに獲得したもののひとつがドラマ性である。即興性とはおよそ相容れない性質のドラマ性は、演劇が不特定多数の人々を観客としてまとめあげる上で重要な要素である。...

    機関リポジトリ Web Site

  • 量子もつれ光子対を用いたゴーストイメージングによる超解像顕微鏡(第2報)

    吉岡 未稀, 水谷 康弘, 片岡 将磨, 上野原 努, 高谷 裕浩 精密工学会学術講演会講演論文集 2023S (0), 364-365, 2023-03-01

    ...<p>半導体デバイスの製造過程においてウエハ上の微小欠陥位置を検出するために,高解像,高感度かつ高ロバストなイメージング法が求められている.本研究では,高感度かつ高ロバストな相関イメージング法である量子ゴーストイメージングを用いて超解像顕微鏡を構築する.本報告では,近接した2欠陥に対してイメージングを行い,従来の量子ゴーストイメージングで得られた画像と比較することで解像度が向上したことを示した....

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  • バタイユ、ひとりきりの ――フィリップ・ソレルスとジョルジュ・バタイユ――

    小山, 尚之 東京海洋大学研究報告 19 52-62, 2023-02-28

    ...ソレルスによればバタイユのあらゆる著作、そのエロティシズム、死、供犠、笑い、消費の理論も含めて、それらは「死を前にした歓喜の実践」を証している。ソレルスはバタイユの思想にたいするコジェーヴやブランショの影響を否定的に評価している。というのも第二次世界大戦前バタイユはアンチ・ファシスト、アンチ・全体主義者であったからである。...

    機関リポジトリ

  • 笑い/非笑い条件下で生成される仮想世界のリアクションがゲームプレイヤーに与える効果の検証

    福田 樹人, 有本 泰子 人工知能学会研究会資料 言語・音声理解と対話処理研究会 97 (0), 92-97, 2023-02-27

    ...本報告では,プレイヤーの笑い声に対して呈示したゲームイベントが与える心的影響を心拍,発汗,大頬骨筋,皺眉筋から検証し,笑い声に応答するゲームイベントがプレイヤーを仮想世界に惹きつけるのか明らかにする。実験条件は,プレイヤーが笑ったときにゲームイベントを呈示する笑い条件と、笑っていない場面でゲームイベントを呈示する非笑い条件の2つである。...

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  • 東西漫才における演目の構成要素の比較分析

    岡田, 麻輝, 河瀬, 彰宏 第85回全国大会講演論文集 2023 (1), 771-772, 2023-02-16

    ...される漫才の構成や,東西漫才の志向性の差異が比較されてきた.しかし,東西それぞれの漫才における構成要素の差異までは明らかにされてこなかった.そこで本研究では,2001年から2021年までの代表的な78組の漫才コンビのネタ(演目)に対して,物語論の計量分析の手法を援用することにより,東西漫才の構成要素の差異を明らかにした.関東と関西の漫才は,それぞれ複雑かつ説明的か,単純かつ非説明的な構成によって聴衆の笑いを...

    情報処理学会

  • 多様な笑い声生成のための有声音・無声音間隔の制御

    木全, 亮太朗, 上乃, 聖, 李, 晃伸 第85回全国大会講演論文集 2023 (1), 427-428, 2023-02-16

    ...笑い声合成は対話システムなどで,より自然な対話の実現に必要なものである.しかし通常の音声合成と異なり,笑い声は陽に音素化できない.先行研究では自己教師あり学習の一種であるHuBERTを用いて笑い声を含む音声波形から離散表現を獲得し,それを通常の音声合成モデルの入力として用いることで笑い声を生成する.本研究では,HuBERTにより獲得された離散表現の分析を行い,また,音声合成モデル内で笑い声のスタイル...

    情報処理学会

  • 表情に基づく動画再生速度の自動調節による外国語学習支援システムの実装と理解度に与える影響の評価

    西田 直人, 横山 海青, 志築 文太郎 情報処理学会論文誌 64 (2), 377-387, 2023-02-15

    ...多視聴という方法がある.多視聴とは,多くの動画を見ることにより外国語を学ぶ方法である.しかし,多くの外国語学習者は母語話者と同じように外国語を聞き取る,または読み取ることが難しく,動画の標準再生速度についていけない場面に直面する.そこで我々は,外国語学習者の理解度に応じて動画の再生速度を自動調節することにより,動画の視聴を支援するシステムを開発した.我々のシステムは,外国語学習者がコメディドラマ内の笑いどころにおいて...

    DOI 情報処理学会

  • 「無知なエンジニア」の戯画

    神崎 隼人 日本文化人類学会研究大会発表要旨集 2023 (0), C13-, 2023

    ...本発表では、アマゾニア先住民が笑い、それに私は戸惑ったという場面から、彼らから見た他者の無知ぶりの「戯画化」を民族誌的に検討する。...

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  • 大学体育におけるこころの準備運動としての「笑い準備運動」の教育効果

    藤田 恵理, 平工 志穂, 田中 幸夫 大学体育スポーツ学研究 20 (0), 33-47, 2023

    ...」,「関係調整」の2尺度が対照群と比べて有意に改善し,コミュニケーション・スキルの向上が示された.PBS-FYPE下位尺度において,「笑い準備運動」実施の有無による有意な差は見られなかった.大学体育実技での「笑い準備運動」は,コミュニケーション・スキルの向上といった大学体育授業の教育効果を高めることが示唆された.大学体育において「笑い準備運動」をこころの準備運動として活用することは,気分状態の改善や...

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  • 皮膚電気活動によるお笑いビデオの面白さ判定

    小菅 有嬉, 岡本 正吾 ロボティクス・メカトロニクス講演会講演概要集 2023 (0), 1A1-C24-, 2023

    <p>The need for technology to predict subjective experiences based on physiological signals has increased. Our study investigated the relationship between the comicalness of comedian videos and skin …

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  • 式亭三馬『浮世風呂』に見られるオノマトペの特徴

    中里 理子 佐賀大学教育学部研究論文集 7 (1), 71-83, 2023-01

    ...擬音語の65%が笑い声のオノマトペであり、42種の語で人物ごとに表現し分けている。擬音語は舌打ちや溜息、げっぷなども細かく表され、会話の音声を活写している。三味線や馬の嘶きなどの口真似が多いことも特徴的である。セリフの擬態語は、多用された語は少なく様々な語が見られた。人物の外見、態度、話し方、心情や感覚を表すオノマトペが多く、また、話に勢いをつけるオノマトペや素早さを表すオノマトペが見られた。...

    DOI 機関リポジトリ

  • 会話中に頻繁に笑う行動障害型前頭側頭型認知症の1例

    石原 健司, 旭 俊臣 臨床神経学 63 (8), 523-527, 2023

    ...無銭飲食などの異常行動を主訴に受診した.神経学的所見として,歩行時のすり足と速度低下を認め,会話はおうむ返しの傾向があった.また会話中に頻繁に笑う,という症状が見られ,多幸的な印象を受けた.頭部MRIで両側前頭葉萎縮,脳血流SPECTで同部位の血流低下を認め,経過,症状と合わせてbvFTDと診断した.bvFTDでは笑うことが少ないとされているが,多幸的な症例では頻繁に笑う場合があると考えられた.また,笑いの...

    DOI Web Site PubMed 参考文献14件

  • 転換期となった『躍動するブラジル』から10年―変化と方向性を中心に

    近田 亮平 ラテンアメリカ・レポート 40 (1), 1-13, 2023

    ...新型コロナが直撃したボルソナロ政権を総括したのち、ルーラ労働者党政権が返り咲いたブラジルについて論じる。最後に、ブラジルで進んだとされる分極の問題に関して、第3次ルーラ政権では修復が難しいのではないかとの見解を含め、今後の展望を述べる。</p>...

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  • 『笑うスポーツ』3年目のチャレンジ(社)

    橋本 剛幸 日本体育・スポーツ・健康学会予稿集 73 (0), 217-, 2023

    ...また、『笑うスポーツ』の共同開発当初から携わっている吉本興業所属のお笑いコンビ「ミサイルマン」西代洋氏へのインタビュー調査で、「鬼ごっこ、ハンカチ落とし、かくれんぼ、だるまさんがころんだなどの昔からある遊びは『笑うスポーツ』の原点であり、凄く難しい挑戦だが、このような古の遊びに並べる後世に残る『笑うスポーツ』を作ることが一番の目標である。...

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  • 漫才視聴により誘発されるポジティブ感情を評価する生理指標の探索

    山﨑 直, 西村 佳恵, 吉野 公三 生体医工学 Annual61 (Abstract), 159_1-159_1, 2023

    ...<p>感情は身体の状態に影響を及ぼす.故に感情を適切に評価することは重要である.心理的バイアスの影響を受けずに感情を客観的に評価する方法として,脳・自律神経生理信号を利用できる可能性がある.本研究は,「お笑い」により誘発されるポジティブな感情(面白い等)を反映する生理指標を同定することを目的とする.20代健常男性14名に6種類の漫才コンテンツを視聴させた.漫才間の平均音量の差は2dB未満に設定した....

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  • 造形活動における子どもの気付きに関する事例研究

    大西 洋史 美術教育学研究 55 (1), 49-56, 2023

    ...また,子どもの気付きや学びが生まれる際の発話や視線,笑い,頷き,周囲の発話,身振り,材料用具の位置や操作行為,周りの環境が相互に作用していることをトランスクリプトに示した。</p>...

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  • 高齢者ケアにおけるセンサーとIoT機器の使用に関する文献検討

    段 暁楠, 河井 伸子, 山﨑 由利亜, 小野 年弘, 正木 治恵 日本看護科学会誌 43 (0), 28-37, 2023

    ...</p><p><b>結果:</b>26本の文献を採用した.機器は,身体活動量の算出・評価をする,離床や転倒・転落を予防する,安全を見守る,作業位置と場所移動を推定する,睡眠状態を評価する,24時間のバイタルサインをモニタリングする,おむつの使用による不快感を軽減する,尿の膀胱貯留量を把握する,笑いを検出しコミュニケーションを円滑化する,施設の生活環境をモニタリングする,ケア業務を改善・強化するものの...

    DOI Web Site 参考文献16件

  • 大学体育における「笑い準備運動」の対面・オンライン授業への効果

    藤田 恵理, 平工 志穂, 田中 幸夫 日本体育・スポーツ・健康学会予稿集 73 (0), 511-, 2023

    ...対面体育実技およびオンラインの授業の開始時に笑い準備運動を実施した。笑い準備運動は、「スマイル」、「大笑い」、「お腹をかかえて笑う」、「手をあげて笑う」(合計約2分)で構成された。対象者はロールモデルが笑い準備運動を実施する映像を視聴しながら実践した。...

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  • 『東海道中膝栗毛』に見られるオノマトペ

    中里 理子 九州地区国立大学教育系・文系研究論文集 9 (1), No.5-, 2022-10-31

    ...セリフの擬音語は、笑い声以外の特徴として唾や嘔吐の音の多用が挙げられる。セリフの擬態語は、皮膚感覚を表わすオノマトペが多く見られた。全体に擬音語はその時々の一回性のものが多く臨場感を伴い、擬態語は人物描写を表す語が複数回用いられ人物のイメージの定着につながると考えられる。...

    DOI 機関リポジトリ

  • 体内センサ信号を用いた快感情の検出方法の検討

    野中 彰人, 秋田 昌憲, 緑川 洋一 電気関係学会九州支部連合大会講演論文集 2022 (0), 297-298, 2022-09-15

    ...本稿では、笑いによる快感情の変化を脈波から読み取る。特徴抽出アルゴリズムにおける特徴パラメータ作成時に、笑った時と笑っていない時を比較し、快感時の特徴を分析していく。</p>...

    DOI

  • intrahypothalamic type の視床下部過誤腫の一例

    熊澤, 真理子, 桑島, 成子, 今高, 城治, 荻野, 雅宏, 楫, 靖, Mariko, Kumazawa, Shigeko, Kuwashima, George, Imataka, Masahiro, Ogino, Yasushi, Kaji Dokkyo Journal of Medical Sciences 49 (1), 29-32, 2022-07-25

    ...視床下部過誤腫は抗てんかん薬治療の反応性が乏しい難治性てんかんとして知られており,外科的加療を検討する上でこれを早期に診断する意義は高い.症例は3歳男児.6か月間の抗てんかん薬治療への反応性が乏しかったため,笑い発作の原因精査としてMRIを撮像した.左視床下部・乳頭体が腫瘤状に腫脹しT1及びT2強調像で大脳皮質と等信号を呈しており,視床下部過誤腫と診断した.視床下部過誤腫は発生部位により症状が異なると...

    機関リポジトリ 医中誌

  • ホガースの銅版画にみる女性とことわざ : -隠喩としての服飾描写-

    山﨑, 稔惠 関東学院大学人間環境学会紀要 37 27-39, 2022-07

    ...ことわざには,ときに衣服が隠喩として使われ,人びとの日常生活や行為を諷刺し,ユーモアと笑いをもって意識を目覚めさせる社会的言語としての役割が見受けられる。 本稿では,女性を表象するスカートやエプロンにまつわるイギリスのことわざ,すなわち「夫を尻にしく妻」「口さがない騒々しい女」といったガミガミ女や「不義をはたらいた妻」を意味することわざに注目する。...

    機関リポジトリ Web Site

  • 自然で表現豊かな笑い声合成に向けた感情情報からの笑い声の構成要素決定法

    有本 泰子, 今西 利於, 森 大毅 情報処理学会論文誌 63 (4), 1159-1169, 2022-04-15

    ...自然で表現豊かな笑い声合成の実現のために,その入力情報となる笑い声の構成要素を決定する方法を提案する.従来手法では,笑い声を合成する際に入力する笑い声の構成要素の並びを人手により指定する必要があった.また,入力とする笑い声の構成要素を記述するためには音響音声学的知識が不可欠であるため,ユーザが直感的に入力情報を記述することは困難である.本研究では,より直感的な操作による自然で表現豊かな笑い声合成の実現...

    DOI 情報処理学会

  • 弱い相互作用のインターフェースと細胞応答の同時可視化を実現するイメージング技術

    吉田 藍子, 藤岡 容一朗, 天野 麻穂, 大場 雄介 Drug Delivery System 37 (2), 102-111, 2022-03-25

    ...本稿では、高速ライブセル原子間力顕微鏡によるマテリアル−細胞膜間インターフェースの動態を観察する技術と、マテリアルに対する細胞応答を可視化するための蛍光バイオイメージング技術を紹介するとともに、それらの相関イメージングの展望について議論する。...

    DOI Web Site 参考文献31件

  • MonoBocai:モノボケを活用して知覚され難いアフォーダンスをあぶりだす発散的思考技法

    西本, 一志, 竹内, 慎吾, 高島, 健太郎, KAZUSHI NISHIMOTO, SHINGO TAKEUCHI, KENTARO TAKASHIMA 情報処理学会研究報告 グループウェアとネットワークサービス(GN) 2022-GN-116 (20), 1-8, 2022-03-07

    ...対象として,その使い方に関する新しいアイデアを創造するための発想技法であるMonoBocai を提案する.従来から,既存のモノの普通ではない使い方を発想することによるアイデア生成はしばしば行われている.しかしながら,そのような発想を行う際に,どうしても有用性のあるアイデアを生成しようとする意識が働き,発想の飛躍がなかなか生じない.そこで,モノが持つ隠れたアフォーダンスをあぶりだすための手段として,お笑い...

    機関リポジトリ

  • 量子もつれ光子対を用いたゴーストイメージングによる超解像顕微鏡(第1報)

    吉岡 未稀, 水谷 康弘, 家中 幹大, 片岡 将磨, 上野原 努, 高谷 裕浩 精密工学会学術講演会講演論文集 2022S (0), 261-262, 2022-03-02

    ...<p>顕微鏡の空間分解能を向上させるために集光光内に到達する光子の位置を利用する.具体的には,量子もつれ光子対の一方を測定光学系に,他方を光子位置検出系とし,相関イメージング法であるゴーストイメージングの原理を用いて顕微鏡を構築する.本報告では,超解像イメージングの原理を提案し,縮小投影した光子対の評価を行った.</p>...

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  • 子ども用怒りの対処尺度の作成

    下田 芳幸, 寺坂 明子, 石津 憲一郎, 大月 友 佐賀大学大学院学校教育学研究科紀要 6 72-81, 2022-03

    ...また,笑いへの転化については男子の方が女子よりわずかに得点が高かった。その一方で,サポート希求に関しては,女子の方が男子より得点が高かった。...

    DOI 機関リポジトリ Web Site

  • わかっていてもなかなか実践しない相手をどう動かす?—身体活動・運動促進へのナッジ—

    竹林 正樹, 甲斐 裕子, 江口 泰正, 西村 司, 山口 大輔, 福田 洋 日本健康教育学会誌 30 (1), 73-78, 2022-02-28

    ...</p><p>知見と実践事例:身体活動・運動促進には,ナッジの枠組みである「FEAST(Fun: 楽しく,Easy: 簡単に,Attractive: 印象的に,Social: 社会的に,Timely: タイムリーに)」とヘルスリテラシー向上を組み合わせた介入が効果的と考えられる.この実践例に,青森県立中央病院が実施する「メディコ・トリム」事業がある.この事業では「笑い」を取り入れた健康教室を行った後...

    DOI Web Site 医中誌

  • MonoBocai:モノボケを活用した発散的思考技法の提案

    西本, 一志, 竹内, 慎吾, 高島, 健太郎 情報処理学会インタラクション2022論文集 736-739, 2022-02-21

    ...として,その新しい使い方に関するアイデアを創造するための新しい発想技法である MonoBocaiを提案する.従来から,既存のモノの普通ではない使い方を発想することによるアイデア生成はしばしば行われている.しかしながら,そのような発想を行う際に,どうしても有用性のあるアイデアを生成しようとする意識が働き,発想の飛躍がなかなか生じない.そこで,モノが持つ隠れたアフォーダンスをあぶりだすための手段として,お笑い...

    機関リポジトリ

  • SecHack365における集合型研修のオンライン化への取り組みの報告

    横山, 輝明, 金濱, 信裕, 花田, 智洋, 園田, 道夫 第84回全国大会講演論文集 2022 (1), 501-502, 2022-02-17

    ...受講生は、1年間の長期ハッカソンに咲いける創作やレビューの繰り返しにて、修了後に期待するサイバーセキュリティ面での理解、創作力、発信力を身につける。この訓練では、「合宿」を集合型研修の場として、参加者の密な相互作用の機会を作り出してきた。ところが、現在はCOVID-19の影響により、オンライン化を余儀なくされている。集合型研修のオンライン化の取り組みについて報告する。...

    情報処理学会

  • 複数人を演じ分ける際の身体表現とユーモア創出の関係性の分析

    木南, 智英理, 河瀬, 彰宏 第84回全国大会講演論文集 2022 (1), 857-858, 2022-02-17

    ...これまでに,落語の演じ分けにおける身体表現とユーモア創出の関係性は未解明だった.本研究の目的は,一人で複数人を演じ分ける際の身体表現の使い分けとユーモア創出の関係を明らかにすることである.DVD『古典落語名作選』に収録された演目を対象に,観客の笑いが想起する場面としない場面を計107箇所選出した.それらの場面における落語家の身体表現にラベル付けを行い,それぞれの生起回数を説明変数,笑いの有無を目的変数...

    情報処理学会

  • 円地文子「妖」論 : 女性と物語

    齊田 春菜 研究論集 21 49-57, 2022-01-31

    ...最後に「放恣な夢」と「白い二つの影」について、「妖しい笑い」と「奇妙な笑い」を軸に再検討し、啓作が千賀子の物語に巻き込まれることについて考察を行った。千賀子の「放恣な夢」は、啓作が関与することである一面では滑稽なものへと変容するのである。 つまり「妖」の千賀子は自身の物語に啓作を引きずり込むことを通して、自身の創造性を自覚する契機を得たのであった。...

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  • 疼痛の地理学

    三浦 尚子 日本地理学会発表要旨集 2022s (0), 89-, 2022

    ...</p><p>Ⅳ.疼痛の強度  </p><p> 前出の脳機能に障がいをもつ者は,偏頭痛と片麻痺で家庭空間に留まる時間が増え,少しでも興奮すると文脈に関わらず笑いが止まらなくなる.当事者の身体空間の中で突き動かされた情動を目の当たりにすると,その場にいた支援者は不可解な状況に耐えられずに日本語で意味を見出そうとし,「いま・ここ」で起きている当事者の痛みに関心が払われなくなる.調査対象者はクルディスタン...

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  • 1910年代「親爺教育」の「カトゥーン」スタイル とスラップスティック

    三浦 知志 尚絅大学研究紀要 A.人文・社会科学編 54 (0), 91-123, 2022

    ...また物語内容の点でも,主人公のジグスが単に笑いものにされるキャラクターでなく,むしろアメリカ人のオルタナティヴ・イメージを提示し,アイルランド系アメリカ人がより受け入れやすいアイデンティティの形成に資するものとなった。...

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  • 『笑うスポーツ』によるスポーツの楽しさを伝える取り組み(社)

    橋本 剛幸 日本体育・スポーツ・健康学会予稿集 72 (0), 166-, 2022

    ...</p><p> これまでのさまざまなスポーツイベントへの取り組みの中で、お笑い芸人の発信力と笑いや楽しさを伝えるコミュニケ―ション力の力を借りて、子供たちやその保護者にスポーツの楽しさを伝えていく取り組みは非常に有効な方法であることが明らかになってきた。また、継続していくための課題も明確になってきた。...

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  • 視床下部過誤腫によるてんかんに対する学童期以前での手術成績

    白水 洋史, 増田 浩, 亀山 茂樹 小児の脳神経 47 (4), 377-381, 2022

    ...<p>視床下部過誤腫によるてんかんに対する定位温熱凝固術について,早期治療の効果を検討した.手術時18歳以下の症例中,5歳以下(学童期前群)73例と6歳以上(学童期群)79例で比較した.学童期前群はより大規模な手術を要し,再手術率も高かったが,合併症率には有意差はなかった.笑い発作の消失率は,学童期群に比べ有意に低く,また発達改善も学童期群より有意に低かった.早期手術は比較的安全だが,効果がより優れているわけではなく...

    DOI 医中誌

  • 【聞き書き拾遺】『笑いと私』・裏方として支え見つめた上方笑芸

    やまだ りよこ 笑い学研究 29 (0), 91-101, 2022

    ...日本笑い学会の研究企画の一環として取り組んでいる「聞き書き」。長く「笑い」に携わり表からは見えない側面や裏面を知る、そんな現場にいた方の体験談を記録に残す<拾遺録>第二弾です。  今回は、上方漫才のレジェンドー夢路いとし・喜味こいしのマネージャーとしてお二人を長く支え続け、それ以前からも裏方として関西の笑芸界を間近で見つめてきた津田愼一さんの歩みを一人語りの形でまとめました。...

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  • 辰野九紫、登場

    藍木 大地 笑い学研究 29 (0), 37-52, 2022

    本論文は、戦前に活躍したユーモア作家・辰野九紫が『新青年』に発表した「青バスの女」を取り上げて、それが受容された理由と、その作品の面白さ・斬新さについて考察した。辰野が『新青年』に初登場した1929年は、文壇としても読者としても「ユーモア小説」を希求していた時期だった。特に出版社は多くの読者を獲得するため、新たなユーモア作家の発掘が急務だった。講談社系の雑誌に多くの作品を発表していた佐々木邦の対…

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  • 漫才公演を題材としたグループ評価による個人貢献度ランキングの推定

    浅野 聖也, 坂田 一郎, 大知 正直, 浅谷 公威 人工知能学会全国大会論文集 JSAI2022 (0), 4N1GS304-4N1GS304, 2022

    ...ルミネtheよしもとの宣伝ツイートのいいね数を用いた精度評価実験では、提案手法はお笑いファンによるいいねを除いた場合において特に精度が向上することが示された。また、提案手法によって算出された出演芸人のレート値はM-1グランプリ2021の結果と相関を持つことが確認され、個人貢献度とみなすことができることが示唆された。</p>...

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  • 大学体育におけるこころの準備運動としての「笑いワーク」の教育効果(教,方)

    藤田 恵理, 平工 志穂, 田中 幸夫 日本体育・スポーツ・健康学会予稿集 72 (0), 91-, 2022

    ...両群ともに同一の内容からなる体育実技授業を実施し、笑いの準備運動が与える影響について、気分・感情評価(POMS2短縮版)、コミュニケーション・スキル尺度(ENDCOREs)、初年次体育授業の主観的恩恵評価尺度を用いて検討を行った。 【結果】その結果、笑いワーク実施群の体育実技後のPOMS2の気分プロフィール変化は、笑いなしの対照群に比べてより大きな改善効果がみられた。...

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  • 笑い学―海外での研究動向

    野村 亮太, 石田 聖子, 福島 裕人, 森田 亜矢子, 松阪 崇久, 白井 真理子 笑い学研究 29 (0), 111-114, 2022

    ...笑いに関する研究は世界中でおこなわれています。本欄では、英語で発表された笑い学の最近の研究成果を紹介しています。笑いに関する研究は、医学、心理学、社会学、哲学、文学、言語学、動物行動学など、多様な学問領域の専門雑誌に掲載されています。幅広い分野で展開されている世界の研究動向について共有することで、国内での笑い学の研究がさらに発展することにつながればと考えています。  ...

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  • 《研究ノート》「ユーモアとは何か」とは何か

    鵜子 修司, 成瀬 翔 笑い学研究 29 (0), 53-69, 2022

    現状、研究者たちがユーモアを明晰に定義できていないことは、批判されるべきである。この事実は、研究者たちが「ユーモアとは何か」について、非専門家の期待に応える知識を示せないというだけでなく、ユーモアを研究するための基本的な道具を持たないことをも意味している。これは約四半世紀前にWillibald Ruchが既に提起していた問題である(Ruch, …

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  • Meta Flowers

    薗部 健, 中川 隆 画像電子学会研究会講演予稿 21.04 (0), 5-8, 2022

    ...(linear resonant actuater) および Wi-Fi 接続マイコンで構成された触覚グローブを装着して体験する.テーブルの上の花瓶に挿された金属棒の先端には VIVE トラッカーが設置されており,そこに VF が咲く.天井に設置されたプロジェクターから投射される映像によって花瓶・棒・造花のリアルな影と,VF のバーチャルな影が,テーブル上に映し出され違和感なく融合する.VF は咲いている...

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  • 身体から接近する心理療法 実践と研究の最前線とこれから

    宮田 裕光, 田中 伸明, 鈴木 孝信, 小林 大介, 山崎 果歩 日本心理学会大会発表論文集 86 (0), SS-032-SS-032, 2022

    ...具体的には,EMDRの応用として発見され,視線の固定を中核としてトラウマ治療に成果を挙げている「ブレインスポッティング」や,身体心理療法的観点からの笑いヨガ,伝統的ヨガ,武道などの東洋的実践について取り上げたい。</p>...

    DOI Web Site

  • Lacosamide投与中に気分高揚と脳波増悪を認めた1例

    布施 譲嗣, 菅原 祐之, 長谷川 毅 脳と発達 54 (6), 448-450, 2022

    ...<p> 日中に突然転倒してけいれんする発作を起こした6歳女児にlacosamide(LCM)を投与したところ,発作消失したものの些細なことで過剰に笑い出すなどの気分高揚が出現した.脳波でLCM投与前からみられていた全般性棘徐波が投与後には著増し基礎波の徐波化もみられたが,LCMをvalproateに変更したところ速やかに精神症状は消失し脳波も改善した.LCM投与後に精神症状を認めた場合に脳波を確認すべきである...

    DOI 医中誌

  • メッダーフルックの構造

    ハリト ムズラックル 笑い学研究 29 (0), 17-35, 2022

    トルコには、「メッダーフルック」(Meddahlık)という、一人の語り手が仕草や声色で複数の人物を造形し、聴き手の興を誘う話芸があった。語り手であるメッダーフ(Meddah)は、「人々の暮らしの中の滑稽な場面を鋭い観察眼とともに再現しリアルな場面を表現」していた(Jacob 1904:13)。メッダーフルックは会話を中心とした表現方法で物語を進め、聴き手を想像の世界へ導いていた。宗教や聖人伝説…

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  • 《研究ノート》日本のイグノーベル賞受賞作品から見た「笑いを含むイノベーション」

    北垣 郁雄 笑い学研究 29 (0), 71-89, 2022

    ...本ノートでは、笑いを主旨とするイグノーベル賞受賞作品に関し、日本の業績の定性分析と定量分析を行う。その結果を参照しつつ、「笑いを含むイノベーション」を考察することを目的とする。  定性分析については、笑いの諸理論を援用して受賞作品の特徴を抽出する。まず、その諸理論の解釈を行うとともに、理論間の関係を調べる。次に、その中の価値論を取り上げて、価値の構造を図式化する。...

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  • 漫才の記述法構築に向けた試行

    青木 絵美, 蘆澤 雄亮 日本デザイン学会研究発表大会概要集 69 (0), 326-, 2022

    ...</p><p></p><p>笑いに繋がる面白さはどのようにして生み出されるのか、また、それには法則性があるのか。一連の流れの中で連続的にボケが放たれ、笑いが発生する漫才に焦点を当てて研究を行った。</p><p>どのタイミングで笑いが起きたのか、どの部分が面白さに繋がり、またその前後セリフや行動などを具体的に知ることが重要であると考え、漫才を分析し、それらを表せる記述方法の構築を試みた。</p>...

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  • 異なる経過をたどった視床下部過誤腫の3例

    遠藤 愛, 高畑 明日香, 武田 賢大, 橋本 佳帆子, 兼次 洋介, 鈴木 靖人, 仲西 正憲, 中村 明枝, 江川 潔, 白水 洋史 脳と発達 54 (5), 343-347, 2022

    ...<p> 視床下部過誤腫は視床下部に発生する非腫瘍性の異所性過形成である.思春期早発症や笑い発作を含むてんかん発作,知的発達障害などの症状を呈する.そのため,患者に応じた治療介入が重要である.我々は臨床症状の異なる視床下部過誤腫症例の3例について,異なる治療介入を選択していずれも良好な経過が得られているので報告する.症例1は笑い発作を主訴とした4歳男児例である.診断後4か月で定位温熱凝固術を施行し,てんかん...

    DOI 医中誌

  • 学級集団においてクラスクラウンがもつ役割に関する基礎的研究

    青砥 弘幸 笑い学研究 29 (0), 3-16, 2022

    ...そこでは、クラスクラウンとは、継続的に学級に笑いをもたらす児童生徒であり、さらに「反抗的クラウン」と「遊戯的クラウン」という区別の必要な2つのタイプが存在していることが明らかにされていた。特にこのうちの「遊戯的クラウン」は文化人類学における「トリックスター」概念との関連性が非常に高いと考えられる。...

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  • クロス・アポイントメント制度による大阪大学との併任

    北村 薫子, Shigeko KITAMURA 生活環境学研究 9 26-27, 2021-12-01

    ...海外からの研究者受入れに際しても研究者本人・本務機関・出向先機関いずれにもメリットがあり,1年のうち数か月まとめたエフォートで来日し,日本の大学で勤務する研究者もいる。 今回の在籍出向は,企業等でよく行われる一方向クロス・アポイントメントでなく,双方向クロス・アポイントメントとして,両大学から1名対1名を交換する協定下で行われた。...

    DOI 機関リポジトリ

  • 繊維リサイクル・リデュース・アップサイクルによる SDGs への取り組み―『ステナイデア2021』研究展示報告―

    竹本 由美子, 谷 明日香, 小野寺 美和, Yumiko TAKEMOTO, Asuka TANI, Miwa ONODERA 生活環境学研究 9 28-31, 2021-12-01

    ...当日は,お笑いタレントであり,ごみ清掃員でもあるマシンガンズ滝沢秀一氏による講演会「マシンガンズ滝沢と考えるごみ問題~清掃員から見た景色~」や,日本繊維機械学会フェローであり繊維リサイクル技術研究会委員長の木村照夫名誉教授(京都工芸繊維大学)によるSDGs(持続可能な開発目標)への取り組みとして注目されている繊維リサイクルについての講演会のほかに,我々を含む学会関係者,企業による研究・取組みを紹介した...

    DOI 機関リポジトリ

  • 反射型光センサアレイを用いた眼鏡型装置による作り笑いと自然な笑いの識別

    齊藤 千紗, 正井 克俊, 杉本 麻樹 情報処理学会論文誌 62 (10), 1681-1690, 2021-10-15

    ...笑いは日常生活で頻繁に観察される表情の1つであり,非言語コミュニケーションに不可欠な役割を果たす.笑いには可笑しさや喜びといった快感情から生じる自然な笑いと快感情をともなわない作り笑いがある.この2つの笑いをコンピュータが適切に推測することができれば,ユーザへの理解が深まり,また,インタラクティブシステムに応用可能である.本稿では,日常の使用に適した形状である眼鏡型の装置に搭載した反射型光センサアレイ...

    DOI 情報処理学会

  • 指点字会話における「揺さぶり」―盲ろう者はいかにして自らの感情的態度を示すか―

    落合 哉人, 坊農 真弓 社会言語科学 24 (1), 67-82, 2021-09-30

    ...<p>本稿では,指点字というコミュニケーション手段を用いる盲ろう者の会話において「揺さぶり」という動作が使用されることに着目し,基本的特徴の記述と会話の中での現れ方の検討の二点から使用実態の把握に取り組んだ.基本的特徴の記述に関しては,「揺さぶり」が,(a)長音記号とともに産出される傾向がある,(b)笑いを伴う,(c)直後に順番交替が生じる,という三つの特徴を持つことを示した.このことから当該の動作...

    DOI Web Site

  • 協働と観賞―日中多人数インタラクションに見られる多様な均衡性―

    楊 一林, YANG Yilin 人間社会環境研究 = Human and socio-environmental studies 42 127-142, 2021-09-30

    ...動画解析ルーツELANを用いて分析をした結果は,JPGの場合,会話インタクラクションの受け手は,頻繁な相づち,共感表現やオーバーラップの使用,また頷きや笑いといった行為によって,話し手と受け手が協力的・動的にインタラクションを構築していく「協働型均衡」の参与形態を選好する傾向が見られた。...

    DOI 機関リポジトリ

  • 外傷性脳損傷の社会的行動障害とその支援

    上田 敬太 高次脳機能研究 (旧 失語症研究) 41 (3), 288-293, 2021-09-30

    <p>  厚生労働省の定める「高次脳機能障害」の定義の中の「社会的行動障害」とは, 原因を問わず社会的場面で生じる行動の障害全般を指す雑多な概念である。社会的行動障害を生じる主な 3 つの原因として, (1) 社会的認知そのものの障害, (2) 他の認知機能障害, (3) 心理社会的因子が挙げられ, 原因が何かによって対策は異なる。本発表では, …

    DOI Web Site 参考文献1件

  • 音素類似関係を用いた単語変形によるおかしみのある文の生成

    高山 宜之, 北村 達也, 灘本 明代 音声コミュニケーション研究会資料 1 (1), n/a-, 2021-09-22

    ...単語変形手法を用いて,笑いを誘発する言い間違え単語の生成手法の提案を行う.さらに笑いを誘発する単語を含む文と音素類似の関係を評価する実験手法を提案する....

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  • 頷きのリアルタイムフィードバックによるビデオ会議支援手法の提案

    徳原, 耕亮, 荒川, 豊, 石田, 繁巳 マルチメディア,分散協調とモバイルシンポジウム2021論文集 2021 (1), 953-959, 2021-06-23

    ...状態であることが多く,対面会議では感じ取られる阿吽の呼吸や場の雰囲気を掴みづらいという課題がある.また,誰かがずっと話していたり,一度も発話しない参加者が出てくることも多い.ビデオ会議を対面会議に近づけるために,参加者自身がこれまで無意識に行っていた,非言語コミュニケーション(ノンバーバル・コミュニケーション)を意識し,能動的に情報を発信していくことが大事ではないかと考えている.そこで我々は,頷きや笑いなど...

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