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検索結果 598 件

  • H.266 | VVC対応4K/8Kリアルタイムコーデックの開発

    木谷 佳隆, 海野 恭平, 河村 圭 映像情報メディア学会誌 78 (1), 115-123, 2024

    ...<p>最新の映像符号化方式であるH.266 | Versatile Video Coding (VVC) を用いたライブ映像伝送の高度化が期待されている.VVCはH.265 | High Efficiency Video Coding (HEVC) に対して2倍の符号化性能を有するため,たとえば国内ではVVCを用いた地上デジタル放送の4K/8K化が検討されている.しかし,ライブ伝送の実用化にはリアルタイムコーデック...

    DOI Web Site 参考文献13件

  • グラフニューラルネットワークを用いた無線点群伝送に関する一検討

    伊吹, 将一, 岡本, 翼, 藤橋, 卓也, 秋濃(小池), 俊昭, 渡辺, 尚 マルチメディア,分散,協調とモバイルシンポジウム2023論文集 2023 247-252, 2023-06-28

    ...パソコンや携帯端末などコンテンツを視聴する形態は多様化している.そのような様々な環境下で高品質な視聴体験を提供するためには,データ量を削減し,データ品質を維持しながら伝送を行う必要がある.点群を無線伝送路を介して伝送する場合,各ユーザ端末がそれぞれ限られた帯域の中で 3 次元情報をより正確に表現できることが重要となる.デジタル点群符号化は点群伝送に要するトラフィックを効率的に削減する.一方で,デジタル符号化方式...

    情報処理学会

  • VVC映像符号化並列処理のための映像分割に関する一検討

    小野内, 花倫, 近藤, 嘉昭, 佐藤, 雅之, 岩崎, 裕江, 小松, 一彦, 小林, 広明 第85回全国大会講演論文集 2023 (1), 103-104, 2023-02-16

    ...2020年7月に標準化された映像符号化方式VVCは、従来規格のHEVCと比較してデータ量が削減される一方で、演算量は増加し、4Kのような高解像度映像の符号化に多くの時間が消費される。そこで、高解像度映像の符号化時間の短縮化を目的として符号化の並列処理方式を検討する。本方式では、低遅延符号化を重視し、フレーム内で画像を分割して並列処理を行う。...

    情報処理学会

  • 家庭用音響機器へ実装可能な22.2マルチチャンネル音響対応MPEG-4 AACのデコーダの開発

    長谷川 知美, 杉本 岳大, 大久保 洋幸, 小森 智康 映像情報メディア学会誌 75 (6), 838-843, 2021

    ...<p>22.2マルチチャンネル(22.2 ch)音響の普及を目的として,家庭用音響機器へ実装可能な22.2 ch音響対応MPEG-4 AACデコーダを開発した.新4K8K衛星放送の22.2 ch音響番組を家庭で楽しむためには,家庭用音響機器にも実装可能な汎用のチップで動作するMPEG-4 AAC音声符号化方式のデコーダライブラリとAACストリームを機器間で伝送する必要がある.そこで汎用チップ上で動作...

    DOI Web Site 参考文献3件

  • 動画像符号化の画質劣化抑制のための低域通過濾波・雑音除去装置の開発

    松尾 康孝, 井口 和久, 神田 菊文, 境田 慎一 電子情報通信学会論文誌D 情報・システム J104-D (1), 82-93, 2021-01-01

    ...現行の地上放送と同様の6 MHzの伝送帯域において,4Kや8Kの解像度をもつ高精細度テレビジョン動画像を約28 Mbpsで伝送する方式が検討された.この検討方式において8Kの解像度をもつ高精細度テレビジョン動画像を符号化する場合は,現行のBS8K放送の動画像符号化方式であるMPEG-H High Efficiency Video Coding/H. 265を用いた場合においても極めて高い圧縮率となるため...

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  • VVC互換性を有するスプライト映像符号化方式

    高村 誠之, 木全 英明 電子情報通信学会論文誌D 情報・システム J103-D (10), 744-746, 2020-10-01

    ...パン・チルト・ズーム操作を用いつつ撮影された映像シーケンスから一枚の統合画像(スプライト)を生成し,これを符号化・参照しつつ映像シーケンスを符号化する「スプライト符号化方式」が過去提案されている.一般にスプライトの縦横画素サイズは入力映像のそれよりも大きいため,サイズの異なる画像を特別に符号化する機構を備えたMPEG-4 Main Profileでのみスプライト符号化方式が可能であったが,それを備えない...

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  • 圧縮による画像認識の精度劣化を抑制する画像プレ変換とその解析

    鈴木 聡志, 高木 基宏, 早瀬 和也, 武田 翔一郎, 木全 英明 電子情報通信学会論文誌D 情報・システム J103-D (5), 483-495, 2020-05-01

    ...Deep Neural Network (DNN)を用いた画像認識において,画像の劣化は精度低下を招くため,入力は原画像である事が望ましい.しかし,画像データを非可逆に圧縮する場合,符号化劣化によって認識精度の低下が懸念される.非可逆圧縮した画像に対してもDNNの認識精度を保持するため,先行研究では量子化制御の改良が提案されているが,エンコーダ依存性が大きく,符号化方式間で互換性をもたない場合がある...

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  • 適応予測と事例探索を併用した確率モデル最適化に基づく静止画像の可逆符号化方式

    海野 恭平, 亀田 裕介, 松田 一朗, 伊東 晋, 内藤 整 電子情報通信学会論文誌D 情報・システム J102-D (10), 619-627, 2019-10-01

    我々は,事例探索に基づいて画素信号の生起確率を高精度にモデル化し,効率的に可逆符号化する手法を開発している.この手法では,符号化対象画素の周辺輝度分布を用いたテンプレートマッチングによって符号化済み領域から収集した画素群を事例とみなし,それらの輝度値によってピークの位置が決まるガウス関数の重み付き和によって符号化対象となる輝度値の確率分布をモデル化している.更に,個々のガウス関数の形状を制御する…

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  • CNN予測器の形状と割当を交互に反復最適化する階層型可逆符号化方式

    戸田 英治, 青森 久, 竹之内 星矢, 大竹 敢, 松田 一朗, 伊東 晋 映像情報メディア学会誌 73 (1), 190-198, 2019

    ...<p>さまざまな解像度を持つ端末から利用されることを想定した画像データベースシステムが盛んに構築されている.ここではスケーラブルな可逆符号化方式が利用されているが,JPEG 2000に代表されるスケーラブルな可逆符号化方式の符号化効率は,ノンスケーラブルな可逆符号化方式に劣るという問題がある.そこで我々は,セルラーニューラルネットワーク(CNN)を用いた階層型可逆符号化方式の研究を展開してきた.本論文...

    DOI Web Site 参考文献5件

  • JPEG 標準の技術動向

    原 潤一, 石川 孝明, 渡邊 修, 小川 茂孝 画像電子学会年次大会予稿集 46 (0), 36-36, 2018

    ...本稿では,これらの標準技術の概説を行う.まず,各JPEGファミリー標準の開発状況の把握に必要な規格開発プロセスを概説し,規格化された画像符号化方式の技術概要と技術比較を行う.その後,規格開発中のJPEG 2000 Part 15(HTJ2K),JPEG XS,JPEG Systems(JPEG Privacy & Security,JUMBF,JPEG 360),およびJPEG Plenoの各規格の...

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  • LT連接符号に対する復号法について

    得重 仁, 麻谷 淳 電気関係学会九州支部連合大会講演論文集 2017 (0), 115-116, 2017-09-19

    ...<p>雑音通信路に対し,誤り訂正符号を内部符号,消失訂正符号であるLT符号を外部符号とし,Chase-like復号法を内部復号,信頼度を用いたLT復号法を外部復号とする連接符号化方式の提案を行う.符号化では,メッセージシンボルがLT外部符号化され,各外部符号化シンボルが誤り訂正内部符号化される.復号では,受信シンボルに対しChase-like内部復号が行なわれ,内部復号語とその信頼度が出力される.そして...

    DOI

  • 動画像符号化における直交変換係数の正負符号の予測符号化方式

    中川 章, 小山 純平, 数井 君彦, 甲藤 二郎 電子情報通信学会論文誌D 情報・システム J100-D (9), 819-830, 2017-09-01

    我々は動画像符号化の直交変換係数の正負符号を予測することで情報量を削減する方式を提案する.提案手法では,符号化対象ブロックと,符号化対象ブロックに隣接する符号化済ブロックとの相関性に着目し,それぞれの境界画素同士の相関が最も高くなるような直交変換係数の正負符号を総当たり法で求め,その結果を予測符号とする.そして,予測符号と実際の符号が一致したか否かの情報を,算術符号の一種であるCABACでエント…

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  • 射影変換と物体追跡に基づく効率的映像符号化

    高村 誠之, 清水 淳 電子情報通信学会論文誌D 情報・システム J100-D (9), 839-841, 2017-09-01

    ...簡易な移動モデルに基づき,映像フレーム間で物体を追跡・位置合わせし,撮像雑音の低減と圧縮率の改善を両立する符号化方式を提案する.特定の部分切り出し映像において,本方式は輝度信号のBD-RateでHEVC参照ソフトウェアHM16.4比31〜41%,次世代映像符号化検討チームJVET参照ソフトウェアJEM2.0比26〜33%の利得を実現した.提案手法で予測残差を符号化しない場合,HM16.4比で圧縮率が...

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  • 車載地図更新向け列指向データ圧縮の高速化

    関口, 隆昭, 永井, 靖, 名越, 末男, 正嶋, 博, 福永, 良一 情報処理学会論文誌コンシューマ・デバイス&システム(CDS) 7 (1), 1-9, 2017-01-26

    ...データの圧縮方式について述べる.地図データの鮮度に対する要求は年々高まっているが,データ更新を容易に行うためには地図データのサイズを削減する必要がある.本研究では,圧縮データの伸張処理によるナビ性能低下をユーザが感じないよう,地図データの多くを占める固定長レコードを対象に高速伸張可能な圧縮方式を提案する.提案方式は,RDBMSで普及しつつある列指向データ圧縮をベースに,キャッシュ効率化と複数の軽量な符号化方式...

    情報処理学会

  • インテグラル立体画像の情報量低減と符号化画質の評価

    原 一宏, 片山 美和, 大岡 知樹, 高橋 桂太, 藤井 俊彰, 河北 真宏 映像情報メディア学会技術報告 41.26 (0), 5-8, 2017

    ...本研究では, インテグラル立体の画像情報量の低減を目的として, 多視点画像の視点数の削減と立体像の画質の関係や, 多視点画像に符号化方式を適用した場合の圧縮効率や立体像の画質を調べた. 今回, 奥行き距離情報を付加することで多視点画像の視点数の削減を行い, 逆変換して立体像を再生表示して画質を主観評価し, 許容できる画質の視点数を求めた....

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  • JPEG・JPEG 2000・JPEG XR・JPEG XT 概要

    小川 茂孝 画像電子学会年次大会予稿集 45 (0), 33-33, 2017

    国際標準化機構ISO/IEC JTC1 /SC 29 /WG1では静止画像の圧縮技術を規格制定している.規格内容は、ファクシミリの流れをくむ2値データを対象とするものと、カラー画像を含む多値データを対象とするものの2つの流れがある.本レポートでは多値データ側の規格JPEG, JPEG 2000, JPEG XR及びJPEG XTについてそのアルゴリズム、実現性、性能を中心に解説する.

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  • 利用者によって用途を選択可能な多値二次元コードを利用した視覚障害者支援システム

    古本, 啓祐, 森井, 昌克 情報処理学会論文誌 57 (12), 2757-2768, 2016-12-15

    ...の伝達手段は一般に画面表示が主であり,ネットワーク環境を利用して音声伝達を行う場合でも処理時間や操作負担の増大につながる.さらに災害時を想定した場合,オフライン環境下での利用が期待される.二次元コードに音声データを格納可能なシステムも存在するが,十分なデータ容量を確保できないことや二次元コードは視認性に乏しいため,健常者向けの二次元コードとの使い分けが困難であるといった課題があげられる.本論文では符号化方式...

    情報処理学会

  • Texture合成符号化における非合成領域決定法の検討

    佐々木 崇元, 谷田 隆一, 清水 淳 電子情報通信学会論文誌D 情報・システム J99-D (9), 865-867, 2016-09-01

    ...Cartoon-Texture画像分解とTexture合成を用いた符号化方式ではTexture合成に適さない領域もTexture成分に含まれることがある.この領域を検知してTexture成分から除外すれば主観品質を改善可能である.本論文ではTexture成分の性質から当該領域を判別する方法を提案する....

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  • 色信号間予測を用いたRGB 4:4:4カラー動画像の可逆符号化

    田嶋 周, 亀田 裕介, 松田 一朗, 伊東 晋 電子情報通信学会論文誌D 情報・システム J99-D (9), 815-822, 2016-09-01

    ...本論文では,RGB 4:4:4フォーマットのカラー動画像データを対象とした高能率な可逆符号化方式について述べる.この方式では,各フレームの色信号に対して線形予測器を複数用意し,それらを可変サイズのブロックごとに切り替えることで,画像の局所的性質に応じた予測を実現している.予測に用いる参照画素群は,符号化対象画素の近傍領域だけでなく,動き補償された過去フレームや同時刻の符号化済み色信号にも配置されており...

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  • MPEG-4 Audio Lossless Coding(ALS)を用いた楽曲マスタ音源アーカイブシステム

    原田, 登, 鎌本, 優, 守谷, 健弘 情報処理学会論文誌 57 (5), 1355-1364, 2016-05-15

    ...音楽業界では,録音に用いた波形編集ツールの出力ファイル群をフォルダに分類して保存することが推奨されている.本論文では,OAIS参照モデル準拠の情報パッケージフォーマットと音響信号のロスレス符号化方式MPEG-4 ALSを組み合わせたアーカイブパッケージフォーマットを提案し,楽曲マスタ音源データアーカイブに応用したシステムの実装例を示す.WinZipや,既存のアーカイブフォーマットとしてMac OSで...

    情報処理学会

  • 画像復元型符号化に対する画質改善に有効な高域成分生成手法

    佐伯, 哲也, 亀田, 昌志 第78回全国大会講演論文集 2016 (1), 61-62, 2016-03-10

    ...高圧縮率の画像符号化で生じやすい画像劣化を低減するために画像縮小と超解像を導入した画像復元型符号化方式が提案されている.この方式では,画像縮小により符号化時の相対的な圧縮率を緩和できるが,同時に高域成分の画像情報が失われ,復元画像がぼけたものになるという問題に対して,失われた高域成分を補完し,復元画像を鮮鋭化するため超解像が用いられる.高域成分生成に使用される画像は縮小・符号化/復号化した画像であり...

    情報処理学会

  • 超解像技術を用いた実時間超高精細映像符号化システムの開発

    松尾 康孝, 岩村 俊輔, 井口 和久, 境田 慎一 映像情報メディア学会誌 70 (1), J22-J28, 2016

    ...膨大な情報量を持つ超高精細映像である8Kスーパーハイビジョン映像や4K映像を超高圧縮符号化するために,従来の映像符号化方式に超解像技術を組合せた新しいパラダイムの超解像復元型映像符号化方式を開発し,開発方式を装置実装して実時間映像符号化実験を行った.この超解像復元型映像符号化方式の送信側では,ブロック歪みなどの符号化劣化を抑制するために,入力画像を画像縮小して符号化する.受信側では,鮮鋭な出力画像を...

    DOI Web Site 参考文献11件

  • DCオフセットを低減した新しいMiller符号化方式

    佐藤 峻, 林 等, 小野澤 文彦 電気学会論文誌C(電子・情報・システム部門誌) 136 (7), 1031-1032, 2016

    Although the Miller encoding method has the advantages of distinguishing bits and recognizing transmission and reception signals easily, similar to the FM0 encoding method, it generates DC offsets. …

    DOI Web Site 参考文献1件

  • 離散コサイン変換と独立成分分析の基底を併用した静止画像符号化方式

    亀田 昌志, 川村 和也 画像電子学会誌 45 (2), 201-211, 2016

    ...国際標準方式に採用されている離散コサイン変換(DCT) は,定常性を満足する領域では高い圧縮性能を有しているが,符号化レートが低くなると,エッジ周辺等に視覚的に妨害となる歪を発生する.一方で,多次元信号解析の一手法である独立成分分析(ICA) を画像に適用することにより,入力画像に対して固有なICA 基底群が導出される.ICA は画像の局所的特徴の保存に有効であることから,ICA 基底を用いた画像符号化方式...

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  • 8Kスーパーハイビジョン放送実現に向けた映像符号化技術の研究と装置開発

    境田 慎一 映像情報メディア学会技術報告 40.35 (0), 9-12, 2016

    ...NHKは, SHVの信号性質を考慮しつつ高能率な圧縮符号化の検討ならびにリアルタイム伝送可能な装置開発を行ってきた.本稿では, 8K/4K放送の実現に向けて,主に国際標準である映像符号化方式をベースにしてこれまでに取り組んできた装置開発の概要について述べる.また,さらなる高圧縮を目指した新しい方式の研究開発と今後の展望についても触れる....

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  • インテグラル立体動画像への多視点映像符号化方式の適用

    原 一宏, 河北 真宏, 三科 智之, 菊池 宏 映像情報メディア学会技術報告 40.41 (0), 13-16, 2016

    ...さらにインテグラル立体像を表示する要素画像群に直接既存の符号化方式(HEVC)で符号化する場合と要素画像群から多視点画像群に変換後に3D-HEVCで符号化する場合を比較した. 実験の結果, 3D-HEVCを用いることで符号化効率の向上が確認できたので報告する....

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  • インテグラル立体の符号化効率向上のための要素画像サイズ変換方法

    原 一宏, 洗井 淳, 河北 真宏, 三科 智之 映像情報メディア学会技術報告 40.26 (0), 5-8, 2016

    ...本稿では, インテグラル立体像を形成する実写の要素画像群に対して, 要素画像群から多視点画像群に変換して多視点映像符号化方式3D-HEVCを適用する場合の符号化効率を評価した. 要素画像群から多視点画像群への変換では, 要素画像のサイズ変換方法を提案し,サイズ変換の有無での客観評価実験を進め, 符号化効率が向上することを確認した....

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  • HEVCに基づくスクリーンコンテンツ向け高能率符号化方式

    関口 俊一, 峯澤 彰, 宮澤 一之, ロバート コーエン, シングゥ チャン, アンソニー ベトロ, 杉本 和夫 電子情報通信学会論文誌D 情報・システム J98-D (9), 1190-1200, 2015-09-01

    ...改善することを示す.複数のスクリーンコンテンツを用いた実験の結果,提案する符号化方式は客観評価,主観評価の双方で従来のHEVCよりも大幅に高い性能を示した....

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  • 8K動画における動き量を考慮したH. 265/HEVCの符号化画質改善

    折橋 翔太, 高田 涼生, 松尾 康孝, 甲藤 二郎 電子情報通信学会論文誌D 情報・システム J98-D (9), 1215-1217, 2015-09-01

    ...本論文では,8K動画におけるH. 265/HEVCの符号化方式制御の手法を提案する.本手法では,外部処理により動画の動き量を推定し,それに応じて動きベクトルの探索範囲を設定することで,高効率な符号化を行う.また,動きがランダムな動画に対しては,画面内予測のみを用いることで,低負荷な符号化を行う....

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  • インテグラル立体への既存符号化方式の適用(立体映像技術一般)

    原 一宏, 洗井 淳, 河北 真宏, 三科 智之 映像情報メディア学会技術報告 39.36 (0), 23-26, 2015

    ...我々はインテグラル式の立体像に適した高効率な符号化技術の研究を進めている.本稿では,インテグラル立体像を形成する要素画像群に対して,既存の各種符号化方式を適用した結果について報告する.実験では,符号化方式HEVCを要素画像群に直接適用する場合と,要素画像群から多視点画像群に変換して,多視点映像符号化方式MV-HEVCや3D-HEVCを適用する場合について,符号化効率や画質を比較した.さらに要素画像群...

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  • SHV放送に向けた字幕送受信システムの試作(デジタル放送技術および一般)

    馬場 秋継, 武智 秀, 加井 謙二郎, 藤澤 和也 映像情報メディア学会技術報告 39.13 (0), 21-24, 2015

    ...NHKでは,総務省が示したロードマップに従い,衛星放送による8K SHVの試験放送を2016年に開始することを目指して,制作機器や送受信装置などの開発を加速させている.2014年7月には,伝送路符号化方式,映像・音声符号化方式,多重化方式に加え,新たな字幕・文字スーパーの符号化,伝送方式をなど主な標準規格が策定された.本稿では,SHV衛星放送における新たな字幕・文字スーパー符号化,伝送方式の概要や,...

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  • 超解像階層間予測による超高精細度映像符号化方式

    三須 俊枝, 松尾 康孝, 岩村 俊輔, 井口 和久, 境田 慎一 映像情報メディア学会年次大会講演予稿集 2015 (0), 12A-4-, 2015

    A scalable UHDTV video coding system with super-resolution inter-layer prediction is proposed. Real-time processors for the inter-layer prediction are developed based on a preliminary subjective …

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  • 時間と周波数領域で構成する音響コード符号化方式

    穴澤裕太, PrimaOkyDickyArdiansyah, 伊藤久祥 第76回全国大会講演論文集 2014 (1), 361-362, 2014-03-11

    ...本論文では,実生活における新たな情報伝達手段として,時間と周波数領域で構成する音響コード符号化方式について論じる.音響信号による情報伝達手法はQRコードのような一般的な普及は望めていないが,情報伝達の媒体として形を持たない音響信号を利用することで,これまで情報伝達が困難であった場面で有効に活用することができる.本論文の背景は,2次元画像による情報伝達手法に不得意な場面が存在する所から始まった.そこで...

    情報処理学会

  • 認識手法に適した量子化テーブルを用いる符号化方式

    松本卓也, 杉浦彰彦 第76回全国大会講演論文集 2014 (1), 335-336, 2014-03-11

    これまでの研究より,高レート圧縮時に高い認識性能を有する認識手法が,低レート圧縮時においては認識性能が低下することがある.そこで本研究では,認識手法に適した量子化テーブルを提案することで,低レート圧縮時における認識性能の向上を目指す.実際にこれまでの人間の視覚特性を考慮した量子化テーブルに変わり,認識手法を考慮した量子化テーブルを用い,認識対象として3次元マーカを用いた実験を行った.具体的には,…

    情報処理学会

  • Spinal符号を用いた重畳符号化伝送による無線通信の効率化について

    西田昇平, 山崎景太, 石橋功至, 猿渡俊介, 渡辺尚 第76回全国大会講演論文集 2014 (1), 357-358, 2014-03-11

    ...本稿では,2つの端末に対する異なる2つのフレームを1つのフレームに重畳して送信することが可能な符号化に基づいた方式を提案する.本方式では,重畳符号化とハッシュを使った符号化方式であるSpinal Codesを組み合わせて用いる.重畳符号化においてSpinal Codesを用いることで,重畳されるファーストレイヤとセカンドレイヤの通信効率を上げることができる....

    情報処理学会

  • 非直交変換符号化におけるノイズ調整処理の検討

    内藤 真之, 羽鳥 好律 画像電子学会研究会講演予稿 13.04 (0), 121-126, 2014-02-20

    ...従来のBピクチャ符号化では,既に符号化された画素を符号化対象画素の予測に用いるフレーム間内挿予測符号化方式を用いている.一方,未だ符号化されていない画素も予測に用いる非因果的内挿予測と,復号時の量子化誤差拡大を抑制する帰還差分量子化を組み合わせた非因果的内挿予測符号化方式がフレーム内符号化を対象にして提案されている.更に、非因果的符号化方式のフレーム間への拡張も研究が進められている.フレーム間非因果的予測方式...

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  • 動画像階層符号化における高品質層量子化パラメータ線形予測符号化方式の一検討

    兪 豪峰, 児玉 明 画像電子学会研究会講演予稿 13.04 (0), 101-108, 2014-02-20

    映像コンテンツを複数の端末で利用する場合が急増している.これまで複数品質対応方法としてスケーラブル符号化が検討されてきた.階層符号化には階層化用付随情報による符号化効率低下の課題がある.この解決方法として本研究では,代表MQ 線形予測法(手法B,手法B の補正手法B') と局所MQ 線形回帰予測法(手法C) …

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  • 局所的特徴の保存に着目したICAとDCTの組み合わせによる新たな静止画像符号化方式

    川村 和也, 亀田 昌志 映像情報メディア学会技術報告 38.33 (0), 25-28, 2014

    ...が可能である.しかし,基底関数の形状が局所的であるため,グラデーション領域では係数のスパース性が弱くなり符号化性能が低下するという問題がある.そこで本研究では,互いの手法が有効である領域に画像を分類し,それぞれの領域に適した手法を選択できる,ICAとDCTを組み合わせた新たな静止画像符号化方式を提案する....

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  • HEVCによる8K, 4K, 2K映像符号化の所要ビットレート評価(学生・若手発表および一般)

    市ヶ谷 敦郎, 西田 幸博 映像情報メディア学会技術報告 38.8 (0), 47-52, 2014

    ...超高精細度テレビジョン(4K,,8K)放送の開始に向けた国内放送方式の検討が情報通信審議会および電波産業会(ARIB)で行われている.その映像符号化方式については,最新の国際標準であるISO/IEC23008-2MPEG-H HEVC|ITU H.265を採用する方向である.ARIBでは,HEVCを用いて超高精細度テレビジョン放送を行うために必要なビットレートを明らかにするため,4320/60/P,...

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  • HEVCにおけるCUサイズ決定手法の検討

    三反崎 暁経, 小野 尚紀, 清水 淳 映像情報メディア学会誌 68 (9), J417-J419, 2014

    ...映像符号化方式HEVCは,H.264に比べて符号化効率向上を実現するが,演算量が膨大に増加する.本稿では演算量低減を目的とし,符号化単位CUサイズ決定手法を提案する.本手法を用いることで,演算量を40%程度低減することが可能となる....

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  • 映像符号化技術の最前線:HEVC

    坂東 幸浩 IEICE FUNDAMENTALS REVIEW 7 (3), 186-196, 2014

    ...近年,映像の高精細化・モバイル端末の高性能化により,映像トラヒックが爆発的に増大している.増大する映像トラヒックに対する効率的な伝送・蓄積のために,高効率な映像符号化が求められている.しかし,H.264/AVC に代表される現行の符号化方式は成熟期を迎えており,今後,大きな符号化性能の向上が期待できない.そこで,こうしたニーズの高まりを受け,ISO/IEC 及びITU-T により,映像符号化に関する...

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  • 高臨場表示のための超高精細映像符号化制御(学生・若手発表および一般)

    大池 歩, 草島 卓弥, 粟野 直之, 杉山 賢二 映像情報メディア学会技術報告 38.8 (0), 9-12, 2014

    ...符号化方式は、H.264のほか超高精細画像用として期待されているHEVC方式についても実験した。また、符号化処理は4k画像の4分割処理を前提にHDTVを4パターンで処理・符号化し、ビットレートを合算した。実験結果から10%から25%程度ビットレートが低減でき、特にプリフィルタを施した幾何学的変換で大きな効果が得られることが確認できた。...

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  • 極小モデル生成とMaxSATソルバーについて

    長谷川 隆三 人工知能学会全国大会論文集 JSAI2014 (0), 1D4OS11a1-1D4OS11a1, 2014

    ...代表的な基数制約の符号化方式Totalizerの改良版を提示し、MaxSAT問題を対象にその性能評価を行う。</p>...

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  • 非因果的内挿予測を用いたBピクチャ符号化方式の検討

    王 翠, 羽鳥 好律 画像電子学会研究会講演予稿 13.04 (0), 115-120, 2014

    ...従来のBピクチャ符号化では,既に符号化された画素を符号化対象画素の予測に用いるフレーム間内挿予測符号化方式を用いている.一方,未だ符号化されていない画素も予測に用いる非因果的内挿予測と,復号時の量子化誤差拡大を抑制する帰還差分量子化を組み合わせた非因果的内挿予測符号化方式がフレーム内符号化を対象にして提案されている[1].本研究では,非因果的内挿予測符号化に従来の圧縮アルゴリズムでも用いられている動...

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  • 局所的特徴の保存に着目したICAとDCTの組み合わせによる新たな静止画像符号化方式

    川村 和也, 亀田 昌志 画像電子学会研究会講演予稿 14.01 (0), 25-28, 2014

    ...が可能である.しかし,基底関数の形状が局所的であるため,グラデーション領域では係数のスパース性が弱くなり符号化性能が低下するという問題がある.そこで本研究では,互いの手法が有効である領域に画像を分類し,それぞれの領域に適した手法を選択できる,ICAとDCTを組み合わせた新たな静止画像符号化方式を提案する....

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  • Modulo計算に基づく基数制約のCNF符号化方式の提案と評価

    小川 徹, 劉 洋洋, 長谷川 隆三, 越村 三幸, 藤田 博 九州大学大学院システム情報科学紀要 18 (2), 85-92, 2013-07-26

    Totalizer (TO) proposed by Bailleux et al. and Half Sort (HS) proposed by Asin et al. are typical CNF encoding methods of cardinality constraint. The former is based on unary adder, while the latter …

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  • LEDアレーと高速度カメラを用いた路車間可視光通信における遠距離データと近距離データの重畳符号化

    西本, 早耶香, 山里, 敬也, 岡田, 啓, 藤井, 俊彰, 圓道, 知博, 荒井, 伸太郎, NISHIMOTO, Sayaka, YAMAZATO, Takaya, OKADA, Hiraku, FUJII, Toshiaki, YENDO, Tomohiro, ARAI, Shintaro 電子情報通信学会論文誌. B, 通信 J96-B (2), 191-201, 2013-02

    ...高周波成分と低周波成分にそれぞれ異なるデータを割り当てる階層的符号化を用いている.これにより送受信機間の距離が遠い場合にも画像の空間周波数の低周波成分に割り当てたデータの情報を取得することを可能にしている.その際に従来用いていたウェーブレット変換では,データを割り当てるLEDの数や配置に制限があるため信号機などの送信機に常に適応しているわけではなかった.この制限を解決するために,「重畳符号化」という符号化方式...

    機関リポジトリ HANDLE Web Site 参考文献12件

  • HEVCにおけるCUサイズ決定手法の一検討(画像・メディア処理技術,および一般)

    三反崎 暁経, 小野 尚紀, 清水 淳 映像情報メディア学会技術報告 37.56 (0), 53-56, 2013

    ...映像符号化方式HEVC (High Efficiency Video Coding)では,最大4つの符号化単位(CU: Coding Unit)サイズから符号化効率が最も高くなる最適なサイズを選択し,符号化効率向上を実現するが,符号化演算量が膨大に増加する.本報告では,HEVCにおける処理高速化を目的とし,CUサイズ決定手法を提案する.最低2つのCUサイズに対してRDコストを算出し,比較することで,...

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  • 並列処理に適した非因果的符号化手法を用いたフレーム内適応符号化方式

    王 翠, 久保田 彰, 羽鳥 好律 画像電子学会誌 42 (3), 345-357, 2013

    ...本論文では,非因果的内挿予測と直交変換とのハイブリッド符号化を用いたマルチエンコード選択型の符号化方式を提案する.提案方式は,直交変換と量子化順序の組合せにより11種類のモードを設定し,ブロックごとに符号化誤差電力が最小となるモードを選択する.実験により,実現したい所要符号量によって直交変換の優劣が変動することを確認し,複数のモードから選択的に符号化を行うことの有効性を示した.その上で,従来ハイブリッド...

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  • Responsive Linkを用いた分散リアルタイムシステム向け高信頼な通信機構の設計と実装

    水頭一壽, 向後卓磨, 松谷, 宏紀, 山崎, 信行 情報処理学会論文誌 53 (12), 2728-2739, 2012-12-15

    ...トレードオフがあるため,伝送路特性および扱うデータに応じて適切な誤り訂正符号および伝送路符号を選ぶ必要がある.本研究では,実際のヒューマノイドロボットでの利用を想定し,3種類の伝送路符号と3種類の誤り訂正符号を装備・切替え可能な通信機構を既存のResponsive Linkを拡張するかたちで設計し,130 nmプロセスを用いて実チップ化した.そのうえで,設計した通信機構のハードウェア量,および,各種符号化方式...

    情報処理学会

  • LEDアレイと高速度カメラを用いた路車間可視光通信における重畳符号化の伝送速度改善手法

    西本, 早耶香, 山里, 敬也, 岡田, 啓, 藤井, 俊彰, 圓道, 知博, 荒井, 伸太郎, NISHIMOTO, Sayaka, YAMAZATO, Takaya, OKADA, Hiraku, FUJII, Toshiaki, YENDO, Tomohiro, ARAI, Shintaro 電子情報通信学会技術研究報告. ITS 112 (148), 19-24, 2012-07

    ...本稿では送信機にLEDアレイ,受信機に車載高速度カメラを用いた可視光通信を考える.車両走行時の通信を実現するために反転信号を用いた復号アルゴリズムが提案されている.ところがこの方法では,送信機の追跡のために元信号とそれを反転させた信号を交互に送信しているため,伝送速度が半分になってしまう.本稿では,二つの情報を重畳する符号化方式である重畳符号化に適した伝送速度改善手法を提案し,その特性を評価する....

    機関リポジトリ HANDLE Web Site 被引用文献1件 参考文献8件

  • 帯域制約に適応する多重記述符号化

    齋藤, 大地, 矢向, 高弘 情報処理学会論文誌 53 (5), 1489-1498, 2012-05-15

    ...多重記述符号化(MDC)は複数経路通信への応用が期待されるが,これまで回線の性能に適応する汎用的な符号化方式は提案されていない.本論文は,経路ごとに与えられる帯域条件に適応する記述子を生成可能な符号化法を提案する.確率密度分布が推定可能な応用には,エントロピー比を回線帯域の条件に適応させる符号化法式を提案している.また実時間応用など確率密度分布が推定不能な応用には,ビット幅を調整する符号化法式を提案...

    情報処理学会

  • 動画像符号化方式における心理特性とS/N依存性との関係

    猪島みなみ, 宮地祥子, 杉浦彰彦 第74回全国大会講演論文集 2012 (1), 295-296, 2012-03-06

    従来の手法では一定の値で画質を下げることによってアンカリング効果を適用した動画像を使用し,その評価が行われてきた.本研究では,S/Nを基準に画質を設定し、S/Nが一定の値で下がっていく従来のdecreaseパターンを,動画像の始めと終わりの部分を一定としてその間の部分の画質を一定に下げるDecreaseパターンに変更し,一定の値を保つconstantパターンと,アンカリング効果を適用した動画像で…

    情報処理学会

  • 忠実色再現を考慮した適応型符号化方式の検討

    平木裕也, 杉浦彰彦 第74回全国大会講演論文集 2012 (1), 289-290, 2012-03-06

    ...画像情報 の保存が求められるため,符号化は可逆であることが求められる.しかし,従来方式の処理系は,広色域に対応しておらず,広色域での符号化が困難である.そこで,本研究では,視覚色域下での可逆符号化の検討を行い,圧縮の程度を調べた.我々は,視覚色域の色を取得できるカメラの撮影画像をもとに実験を行った.線形予測符号化を用いて,視覚色域に適したハフマン符号表を作成し,符号化を行った.その結果として,既存の可逆符号化方式...

    情報処理学会

  • 心理特性を利用した動画像符号化方式における主観評価法

    山本奈央, 宮地祥子, 猪島みなみ, 杉浦彰彦 第74回全国大会講演論文集 2012 (1), 293-294, 2012-03-06

    ...動画像符号化の分野では,視覚特性を利用したものに加え,新たなアプローチとして心理特性を利用したものがある.その中でも,アンカリング効果を考慮して符号化された動画像が高い評価を得ている.しかし,従来の主観品質評価法が,心理特性を適用して符号化された動画像に最適であるか明らかになっていない.そこで本研究では,心理特性に着目した動画像符号化方式に対応する主観品質評価法について,アンカリング効果に着目した動画像符号化方式...

    情報処理学会

  • 基数制約に基づくMaxSATソルバーにおける変数アクティビティ調整とその評価

    小川徹, 矢野明浩, 越村三幸, 藤田博, 長谷川隆三 第74回全国大会講演論文集 2012 (1), 563-564, 2012-03-06

    ...本論文では、QMaxSATのCNF符号化方式を改良し、それに対して評価実験及び考察を行う。現在QMaxSATではBailleuxによる符号化を用いている。この符号化の際に生じる中間変数のアクティビティを変化させ、それに伴う性能の変化を評価する。現在のものとは異なる手法の符号化を用いることにより、性能の向上を図る。...

    情報処理学会

  • H.264デコード処理における2パス限定投機方式の最適化手法とその詳細評価

    川上憂騎, 大津金光, 横田隆史, 馬場敬信 第74回全国大会講演論文集 2012 (1), 77-78, 2012-03-06

    ...動画像符号化方式のH.264は高い圧縮効率を実現可能であるが,復号処理に必要な演算量が多いため,並列処理による復号処理の高速化が重要な課題である.一方,我々はプログラム高速化手法として2パス限定投機方式を提案している.同方式はプログラムのループにおけるパスの偏りに着目し,パスに特化したコードを並列実行する事でプログラムを高速化する.先行研究では同方式の動作モデルに基づく簡易的な評価を行い,同方式をH...

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  • 基数制約に基づくMaxSATソルバーにおける変数アクティビティ調整とその評価

    小川徹, 矢野明浩, 越村三幸, 藤田博, 長谷川隆三 第74回全国大会講演論文集 2012 (1), 563-564, 2012-03-06

    ...本論文では、QMaxSATのCNF符号化方式を改良し、それに対して評価実験及び考察を行う。現在QMaxSATではBailleuxによる符号化を用いている。この符号化の際に生じる中間変数のアクティビティを変化させ、それに伴う性能の変化を評価する。現在のものとは異なる手法の符号化を用いることにより、性能の向上を図る。...

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  • H.264デコード処理における2パス限定投機方式の最適化手法とその詳細評価

    川上憂騎, 大津金光, 横田隆史, 馬場敬信 第74回全国大会講演論文集 2012 (1), 77-78, 2012-03-06

    ...動画像符号化方式のH.264は高い圧縮効率を実現可能であるが,復号処理に必要な演算量が多いため,並列処理による復号処理の高速化が重要な課題である.一方,我々はプログラム高速化手法として2パス限定投機方式を提案している.同方式はプログラムのループにおけるパスの偏りに着目し,パスに特化したコードを並列実行する事でプログラムを高速化する.先行研究では同方式の動作モデルに基づく簡易的な評価を行い,同方式をH...

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  • 心理特性を利用した動画像符号化方式における主観評価法

    山本奈央, 宮地祥子, 猪島みなみ, 杉浦彰彦 第74回全国大会講演論文集 2012 (1), 293-294, 2012-03-06

    ...動画像符号化の分野では,視覚特性を利用したものに加え,新たなアプローチとして心理特性を利用したものがある.その中でも,アンカリング効果を考慮して符号化された動画像が高い評価を得ている.しかし,従来の主観品質評価法が,心理特性を適用して符号化された動画像に最適であるか明らかになっていない.そこで本研究では,心理特性に着目した動画像符号化方式に対応する主観品質評価法について,アンカリング効果に着目した動画像符号化方式...

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  • 動画像符号化方式における心理特性とS/N依存性との関係

    猪島みなみ, 宮地祥子, 杉浦彰彦 第74回全国大会講演論文集 2012 (1), 295-296, 2012-03-06

    従来の手法では一定の値で画質を下げることによってアンカリング効果を適用した動画像を使用し,その評価が行われてきた.本研究では,S/Nを基準に画質を設定し、S/Nが一定の値で下がっていく従来のdecreaseパターンを,動画像の始めと終わりの部分を一定としてその間の部分の画質を一定に下げるDecreaseパターンに変更し,一定の値を保つconstantパターンと,アンカリング効果を適用した動画像で…

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  • 忠実色再現を考慮した適応型符号化方式の検討

    平木裕也, 杉浦彰彦 第74回全国大会講演論文集 2012 (1), 289-290, 2012-03-06

    ...画像情報 の保存が求められるため,符号化は可逆であることが求められる.しかし,従来方式の処理系は,広色域に対応しておらず,広色域での符号化が困難である.そこで,本研究では,視覚色域下での可逆符号化の検討を行い,圧縮の程度を調べた.我々は,視覚色域の色を取得できるカメラの撮影画像をもとに実験を行った.線形予測符号化を用いて,視覚色域に適したハフマン符号表を作成し,符号化を行った.その結果として,既存の可逆符号化方式...

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  • 自由視点映像生成に適した N-View N-Depth 符号化

    樋口 雄太, テヘラニ メヒルダドパナヒプル, 圓道 知博, 藤井 俊彰, 谷本 正幸 電子情報通信学会技術研究報告. CS, 通信方式 111 (348), 1-5, 2011-12-08

    ...本報告では,多視点映像及び各視点に対応する奥行き情報の圧縮符号化について取り扱う.復号後に行う自由視点映像生成に適した符号化方式を提案する初期段階として,多視点映像及び奥行き情報各々の伝送レートが自由視点映像生成の精度に及ぼす影響について検討する.現在標準化団体MPEGにおいて,復号側での自由視点映像生成を前提とした,新たな多視点映像及び奥行き情報符号化方式が議論されている.この方式では,全体のデータレート...

    機関リポジトリ 参考文献4件

  • 自由視点映像生成に適したN-View N-Depth符号化

    樋口, 雄太, パナヒプル, テヘラニ メヒルダド, 圓道, 知博, 藤井, 俊彰, 谷本, 正幸, HIGUCHI, Yuta, PANAHPOUR, TEHRANI Mehrdad, YENDO, Tomohiro, FUJII, Toshiaki, TANIMOTO, Masayuki 電子情報通信学会技術研究報告. CS, 通信方式 111 (348), 1-6, 2011-12

    ...本報告では,多視点映像及び各視点に対応する奥行き情報の圧縮符号化について取り扱う.復号後に行う自由視点映像生成に適した符号化方式を提案する初期段階として,多視点映像及び奥行き情報各々の伝送レートが自由視点映像生成の精度に及ぼす影響について検討する.現在標準化団体MPEGにおいて,復号側での自由視点映像生成を前提とした,新たな多視点映像及び奥行き情報符号化方式が議論されている.この方式では,全体のデータレート...

    機関リポジトリ HANDLE Web Site ほか2件 参考文献4件

  • 汚染攻撃に耐性を持つXORネットワーク符号化の比較・評価

    伊澤, 和也, 宮地, 充子, 面, 和成 コンピュータセキュリティシンポジウム2011 論文集 2011 (3), 498-503, 2011-10-12

    ...2009年にYuらが提案したネットワーク符号化方式はXOR演算を使用した方式として初めて汚染攻撃への耐性を実現した.ここではノード間通信に鍵プール方式を採用し,完全性確保に使用されるMACの検証を転送ノードで行う.しかしながら,メッセージに処理を加える際,それに付加されたMACは未処理となるという課題が残る.本稿では,センサネットワークにおけるXORネットワーク符号化に関する2つの既存研究を比較・評価...

    情報処理学会

  • H.264のデコード処理における2パス限定投機方式の並列性能評価

    川上憂騎, 大津金光, 横田隆史, 馬場敬信 第73回全国大会講演論文集 2011 (1), 99-100, 2011-03-02

    ...動画像符号化方式のH.264は高い符号化効率を実現可能であるが,復号化にかかる演算量は極めて多く,並列処理によるデコーダの高速化が重要である.しかし,並列化を行っても十分に性能を発揮できない部分が存在し,並列性能を制約している.この問題に対し,デコーダプログラムに投機的マルチスレッド実行方式である2パス限定投機方式を適用し,並列化が効きにくい部分に対して投機的な手法を用いて並列性能を高めることを目指...

    情報処理学会

  • 次世代映像符号化技術の複雑度と性能の指針

    山岸秀一, 村上篤道, 杉本和夫, 山田悦久, 加藤嘉明 第73回全国大会講演論文集 2011 (1), 45-46, 2011-03-02

    ...次世代映像符号化方式を検討する上で、R-D性能だけではなく演算量を現実的な範囲に抑えることが方式実現に重要である。そこで、次世代映像符号化の国際標準検討で提案された各手法について、演算量と圧縮性能の観点から検証し、実現可能な手法提案への指針を示す。...

    情報処理学会

  • 軽量な動き予測を用いたDistributed video coding に関する研究

    前田遊, 金子晴彦 第73回全国大会講演論文集 2011 (1), 453-454, 2011-03-02

    ...近年、圧縮処理の計算量が少ない動画像符号化方式として圧縮時に動き予測を行わないDistributed video coding(DVC)が研究されている。しかし、従来のDVCは圧縮時に適切な符号量を決定できず、ビットリクエストを使用しているために、符号化器と復号器がリアルタイムで同期動作しているものが多い。...

    情報処理学会

  • 直交変換・非因果的内挿予測ハイブリッド符号化による符号化効率の向上

    森 俊介, 久保田 彰, 羽鳥 好律 画像電子学会誌 40 (6), 985-992, 2011

    ...本論文では,帰還差分量子化に基づく内挿予測と直交変換を組み合わせたハイブリッド符号化方式を提案する.直交変換にはH.264と同様にDCTを用いる.提案方式では,ブロックごとに内挿予測誤差を算出し,それをDCTした信号に対して帰還差分量子化を行う.量子化の際,低次成分を先に量子化し,その後は高次成分から量子化する順序変更と符号化誤差の増加率に基づいた量子化ステップを変更を導入する.本手法により,直交変換...

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  • 非因果的動き補償内挿予測方式の検討

    栗本 智哉, 久保田 彰, 羽鳥 好律 画像電子学会研究会講演予稿 10.05 (0), 31-36, 2011

    ...H.264符号化方式等においては高能率の圧縮を実現する方式として, 因果的内挿予測によるBピクチャ符号化方式が用いられてきた. そして, これらを単純なフレーム間予測の非因果的内挿予測方式に拡張され, その有効性も示された. しかし, 更なる予測誤差削減, 符号化効率改善のためには非因果的内挿予測に動き補償予測の導入が必要である....

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  • 無線通信における物理レイヤ/MACレイヤへのDoS攻撃に耐性を有する整合フィルタを用いた符号化方式

    西, 竜三, 堀, 良彰, 櫻井, 幸一 情報処理学会論文誌 51 (9), 1499-1506, 2010-09-15

    無線通信においては本質的なセキュリティ上の課題がある.それは,電波の届く範囲内で無線通信チャネルが第三者にオープンであることである.これは,無線通信が物理レイヤおよびMACレイヤへのDoS攻撃に脆弱であることを意味している.このような課題に対する対策として,MACレイヤで整合フィルタを用いるアプローチを提案する.整合フィルタのメッセージ配送鍵として乱数を用いる.正規でないメッセージを受信する確率…

    情報処理学会

  • 差分チェインコードの統計的性質を利用した輪郭線画像の効率的な圧縮符号化

    木村, 彰男, 遠藤, 卓弥, 渡辺, 孝志 電子情報通信学会論文誌 A J93-A (3), 229-234, 2010-03-01

    ...本論文では,例えば地形図等高線画像のような2値の輪郭線画像に対して効果的に機能する,画像の圧縮符号化方式を提案する.従来,画像の圧縮を目的とした符号化方法はいくつか提案されているが,本論文で提案する手法は,輪郭線から得られる差分チェインコードに対して適切な符号置換を施し,その結果にハフマン符号化を適用して圧縮を図るという,ごくシンプルな方式であることが特長である.評価実験では,提案手法によって様々な...

    機関リポジトリ Web Site 参考文献9件

  • 可変密度サンプリングによる非可逆画像符号化における画質劣化の軽減に関する検討

    塚田 靖, 田中 雄一, 長谷川 まどか, 加藤 茂夫 映像情報メディア学会技術報告 34.31 (0), 45-48, 2010

    ...一般にJPEGなど直交変換を利用した非可逆符号化方式においては,低ビットレート下で高周波成分に大きな画質劣化が生じる.しかし,高周波成分を多く含むオブジェクト部分に大きな画質劣化が生じることは好ましいことではない.そこで,本研究では,可変密度サンプリングの考え方を用いて,低周波成分を多く含み,画質劣化や符号化効率への影響が少ない背景部分はダウンサンプリングを施し,一方,高周波を多く含むオブジェクト部分...

    DOI Web Site 参考文献3件

  • 非因果内挿予測・直交変換を組み合わせたハイブリッド符号化方式の研究

    森 俊介, 久保田 彰, 羽鳥 好律 画像電子学会研究会講演予稿 09-06 (0), 89-96, 2010

    ...現在の画像圧縮は,予測符号化と直行変換及び量子化を組み合わせたハイブリッド符号化方式が主流となっている.本研究では予測符号化法の1つである内挿予測と直交変換を組み合わせたハイブリッド符号化方式について説明する.既に符号化された画素からの予測のみを使う外挿予測に比べて,内挿予測はまだ符号化されていない画素からの予測も含むため,高能率の圧縮が可能である.また,内挿予測の問題である復号時に符号化誤差が拡大...

    DOI Web Site

  • 可変密度サンプリングによる非可逆画像符号化における画質劣化の軽減に関する検討

    塚田 靖, 田中 雄一, 長谷川 まどか, 加藤 茂夫 画像電子学会研究会講演予稿 10.01 (0), 45-48, 2010

    ...一般にJPEG など直交変換を利用した非可逆符号化方式においては,低ビットレート下で高周波成分に大きな画質劣化が生じる.しかし,高周波成分を多く含むオブジェクト部分に大きな画質劣化が生じることは好ましいことではない.そこで,本研究では,可変密度サンプリングの考え方を用いて,低周波成分を多く含み,画質劣化や符号化効率への影響が少ない背景部分はダウンサンプリングを施し,一方,高周波を多く含むオブジェクト...

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  • XEUS:携帯電話向けXML文書符号化方式

    小林, 亜令, 村松, 茂樹, 西山, 智 情報処理学会論文誌 50 (1), 209-221, 2009-01-15

    ...本稿では,携帯電話環境における利用を想定したXML文書符号化方式"XEUS(Xml document Encoding with Uniformed Sheet)"を提案する.従来のXML文書符号化方式は,符号圧縮により伝送符号量を低減させても,受信側では復号処理に加えパース処理も行うため,逆に負荷が大きくなってしまい,携帯電話のように処理能力の限定された環境においては,必ずしも有効とはいえない.この...

    情報処理学会 Web Site 被引用文献2件

  • ウェーブレット縮退法を用いたMotion-JPEG2000のフリッカー低減(画像符号化,通信・ストリーム技術、一般)

    田中 敦, 張 煕 映像情報メディア学会技術報告 33.55 (0), 53-58, 2009

    ...デジタルシネマの動画像符号化方式として,Motion-JPEG2000が既に採用されている.Motion-JPEG2000は,動き補償等のフレーム間符号化を行わないため,映像の編集や加工が容易であるという利点があるが,高圧縮時にフリッカーアーティファクトを生じるという問題があった.フリッカーアーティファクトは,ウェーブレット変換のシフト不変性の欠如に起因する輝度値の微小な変動によるちらつきとして感知...

    DOI Web Site 参考文献12件

  • 動画像圧縮符号内の動きベクトルの応用

    高寺, 達也, 久保田, 光一 全国大会講演論文集 第70回 (人工知能と認知科学), 345-346, 2008-03-13

    ...動画像圧縮符号化方式の1つであるH.264/MPEG-4 AVCを取り上げ,符号化される情報を整理し,その内の1つである動きベクトルの画像解析への応用を検討した....

    情報処理学会

  • 学習による動的辞書を用いたMatching Pursuits符号化の特性改善(マルチメディア情報入力及び処理方式および一般)

    田巻 渉, 今村 幸祐, 橋本 秀雄 映像情報メディア学会技術報告 32.26 (0), 45-48, 2008

    ...動画像符号化は動き補償予測(MC)と離散コサイン変換(DCT)を組み合わせたハイブリッド方式が基本であるが,低ビットレートにおいて高い符号化効率が実現できる動画像符号化方式としてMatching Pursuits (MP)を用いる手法が提案されている.MPは辞書に登録された基底ベクトルの線形結合によって信号を近似する手法であり,符号化性能は辞書に大きく依存する.本稿では,符号化時に,学習的手法により...

    DOI Web Site 参考文献4件

  • 量子化操作によるMPEG-4映像符号化の多重記述

    小桐 康博, 山口 博幸, 栄藤 稔 画像電子学会誌 37 (5), 663-670, 2008

    ...本稿は,MPEG-4を代表とする従来の符号化アルゴリズムを変更することなく,異なる量子化操作を合成してPSNRを向上させる多重記述映像符号化方式を提案する.本手法は,無線LANやセルラー網を併用するような複合的無線サービスでの動画伝送に利用することができる.一般に,二つの異なる量子化パラメータで量子化された同一ブロックのDCT係数は,逆量子化すると異なるDCT係数となる.提案方式は,この異なる量子化後...

    DOI Web Site 参考文献26件

  • 電子透かし技術を用いた新しい高能率画像符号化

    黒田 英夫, 藤村 誠, 今村 弘樹 画像電子学会誌 37 (1), 63-68, 2008

    ...本稿では,画像に著作権情報を埋め込む電子透かし技術を用い,符号化データの一部を,符号化データの他の部分に埋め込んで伝送し,復号時にそれを抽出して画像の復号を行う新たな高能率画像符号化方式を提案している.一例として,この提案技術をフラクタル画像符号化に適用した場合について基礎実験を行い,符号化効率向上の可能性を確認している.また,この技術の各種符号化への適用可能性を示唆している....

    DOI Web Site 被引用文献5件 参考文献10件

  • パルス振幅最適化を用いたマルチパルス画像符号化方式に関する一検討

    柏木 孝之, 小田 弘 システム制御情報学会 研究発表講演会講演論文集 SCI08 (0), 71-71, 2008

    ...本報告ではマルチパルス符号化モデルを画像情報に適用する「マルチパルス画像符号化方式」の性能向上に関する基礎的検討を行う.まず,従来の相関法によるパルス探索とそれを応用したパルス重複探索法について述べる.次にコレスキー分解を用いたパルス振幅最適化の手法について述べる.最後に計算機シミュレーションを行い,本方式の基本特性を確認する....

    DOI

  • ロボット間通信のための機能的階層符号化(通信品質,メディア・インタフェース及び一般)

    田口 秀樹, 岩橋 政宏, 木村 哲也 映像情報メディア学会技術報告 32.58 (0), 5-8, 2008

    ...本報告では、人とロボットが映像情報を共有する、ロボットビジョン・ネットワークにおいて、ロボット間通信時のデータ伝送量を低減できる、機能的な階層符号化方式を提案する。従来の符号化方式は、一般に人の視覚特性を考慮して設計される。これに対し提案方式は、ロボット間での通信時には、ロボットが自己位置推定するのに(自己位置推定という機能に)必要な情報のみを伝送する。...

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  • 複数のイントラ符号化形式で圧縮された動画像の画質改善手法の提案(画像符号化,通信・ストリーム技術,一般)

    板垣 秀星, 新井 悠佑, 境田 慎一, 井口 和久, 合志 清一, 甲藤 二郎 映像情報メディア学会技術報告 32.56 (0), 93-98, 2008

    ...本稿では,静止画において画素シフトした複数の画像を合成することで画質が改善されることを応用し,動画像に拡張をする.イントラ符号化された動画像では近傍フレームを参照することで画質の改善が期待できる.また,複数の符号化方式を混在させることにより動き補償による画質改善の効果が得られない領域であっても画質を改善させることができる....

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  • 情報を埋め込んだ誤差拡散画像のブロック符号化の評価

    加治佐 清光 画像電子学会誌 37 (2), 133-142, 2008

    ...本稿は,既に提案した誤差拡散画像への情報埋め込み方式と誤差拡散画像のブロック符号化方式を組み合わせて,情報を埋め込んだ誤差拡散画像のブロック符号化の評価実験を行った結果について述べる. 評価実験の結果,使用した試験画像N1のC成分では,埋め込み情報量,圧縮率および画像品質の観点から,情報埋め込みのために設定する2値化のしきい値の許容値であるtoleranceは64が最適であることが判明した....

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  • 階層型Slant 変換を用いた軽量な画像圧縮方式の検討

    吉田 茂, 小田切 淳一 画像電子学会研究会講演予稿 08-02 (0), 1-7, 2008

    ...水平走査に1次元の直交変換を用い,垂直走査に変換係数のDPCM 符号化を用いるハイブリッド符号化方式を採用し,直交変換にSlant 変換を用いた。Slant 変換はDCT に比べて大幅に乗算回数を減らせ,画質劣化も少ないという特徴をもつ。...

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  • 乗算型2 値算術符号による静止画像の可逆符号化について

    高野 展寿, 長谷川 まどか, 加藤 茂夫 画像電子学会研究会講演予稿 07-05 (0), 41-45, 2008

    ...静止画国際標準符号化方式であるJPEG2000 のエントロピー符号化部には,適応的算術符号化方式であるMQ-coder が採用されている.MQ-coder では,演算コスト削減のため,符号生成のための副区間の計算を簡略化しており,それにより符号化効率が低下していると考えられる.そこで,我々は先に,符号化効率の向上を目的として,副区間を精度良く求めるためにシンボルの出現確率を正確に計算する算術符号の検討...

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  • 人工内耳システムのためのリアルタイム評価シミュレータの構築

    錦戸 暖, 佐藤 正幸, 坂田 聡, 上田 裕市 電気関係学会九州支部連合大会講演論文集 2008 (0), 164-164, 2008

    ...現在,SPEAK(Spectral-Peak)方式やMPEAK(Multi-Peak)方式など様々な人工内耳(Cochlear Implant:CI)用音声符号化方式が提案され,伝達される音声の音質,明瞭度を向上させるために日々研究が進められている.しかし,符号化方式の評価は実際の装用者や人工内耳模擬音声の聴取に基づく健聴者の主観的評価が主であり,客観的評価は容易ではない.本稿では,音声符号化,模擬音声合成...

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  • 可逆画像符号化方式CALICとAGSPの比較

    篠崎 佑介, 加治佐 清光 電気関係学会九州支部連合大会講演論文集 2008 (0), 91-91, 2008

    ...可逆符号化方式であるCALICとAGSPについて比較した結果を報告する.AGSP (Accurate Gradient Selection Predictor) はCALIC (Context-based, Adaptive, Lossless Image Coder)の予測に斜め方向を追加し,独自のTexture, GradientおよびError Energyより構成されるコンテクストによる予測値修正...

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  • 動画像可逆圧縮のための時空間勾配による3次元予測

    房 大政, 唐 海江, 鎌田 清一郎 電気関係学会九州支部連合大会講演論文集 2008 (0), 94-94, 2008

    ...垂直方向のエッジに着目した予測方式に対して,エッジの方向をより細かく捉えた,2次元空間勾配を利用した静止画像圧縮法を拡張し,3次元時空間勾配を利用した動画像圧縮へ適用したものである.この際, 前フレームに対して動き補償(MC)を適用することで時間方向の相関を効果的に利用し,3次元予測の効率を高めている.実験の結果,符号化レートはJPEG-LSをフレーム毎に独立に適用した場合を13~38%下回るなど,可逆符号化方式...

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  • LED信号機と車載カメラを用いた可視光空間通信における階層的符号化方式

    増田, 恭一郎, 山里, 敬也, 岡田, 啓, 片山, 正昭 電子情報通信学会論文誌 J90-A (9), 696-704, 2007-09-01

    ...本研究では,LED信号機と車載カメラを用いたITSのための並列光空間通信について考える.本方式では受信機がカメラであるため,複数のLEDから送信されたデータを個別に復調することが可能であり,LEDの数を増やせばそれだけデータレートを向上させることができる.しかし,遠距離から送信機LEDを撮影した際に隣接するLEDが画像内で干渉することが問題となる.そこで本論文では,この干渉に対する耐性をもった階層的符号化方式...

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  • ビタビ復号を用いた誤差拡散画像の多値ロスレス圧縮

    北村 誠, 小野 文孝 画像電子学会誌 36 (3), 219-226, 2007

    ...ハーフトーン画像の圧縮符号化方式として,多値画像を伝送し,受信側でハーフトーン化を行うという処理に着目し,Viterbi復号の考えを利用して,与えられたハーフトーン画像を作成しうる,復元多値画像の中で情報量が最小の画像を求める提案を行った.その結果,二次元的な相関を取り入れた情報量評価を行うにはブロックタイプの誤差拡散の導入が必要であること,復元画像を求めるために導入したエントロピー基準方式と予測誤差基準方式...

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  • «招待講演 » 3次元映像に関する標準化の動向

    木全 英明 画像電子学会研究会講演予稿 07-03 (0), 7-12, 2007

    ...国際標準化団体MPEG で立体映像や多視点映像の符号化フォーマットの標準化が進められている.本稿では特に立体映像標準MPEG-C part 3 と多視点映像符号化標準MVC の動向を紹介する.奥行き情報の扱い方について議論を進め,現在注目されているMulti-view plus depth による符号化方式の適用性について考察する.更に,今後の標準化の展望を述べる....

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  • 誤差拡散画像の非可逆符号化の検討—多値画像伝送方式と黒画素数伝送方式の提案と比較

    北村 誠, 小野 文孝 画像電子学会誌 36 (3), 227-234, 2007

    ...誤差拡散法の非可逆符号化方式は画質に応じたビットレートの制御を行える点で興味深い.本報では,非可逆符号化の実現方式として,ハーフトーン画像の基となる多値画像情報をロッシー符号化伝送し,受信側で誤差拡散処理を施す多値画像伝送方式と,誤差拡散画像の水平方向に隣接する2画素ペアを単位として,そのペアにおける黒画素数(3値)を送信し,受信側では周囲の2画素ペアにおける黒画素数(3値)情報を参照して注目2画素...

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  • ビタビ復号による誤差拡散画像の多値化ロスレス圧縮

    北村 誠, 小野 文孝 画像電子学会研究会講演予稿 06-05 (0), 1-4, 2007

    ...ハーフトーン画像の圧縮符号化方式として、多値画像を伝送し、受信側でハーフトーン化を行うという処理に着目し、Viterbi 復号の考えを利用して、与えられたハーフトーン画像を作成しうる、復元多値画像の中で情報量が最小の画像を求める提案を行った。...

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  • マルチパルス画像符号化モデルに基づく電子透かし方式に関する一検討

    小林 大祐, 小田 弘 システム制御情報学会 研究発表講演会講演論文集 SCI07 (0), 119-119, 2007

    ...本報告では,「マルチパルス画像符号化方式に基づく電子透かし方式」を提案する.まず,ウェーブレット領域におけるマルチパルス画像符号化モデルについて述べる.次に,マルチパルス情報への透かし埋め込み方式について説明する.最後に,計算機シミュレーションを行い,本手法の基本特性を確認する....

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  • H.264/AVCのためのNALにおけるストリーム認証方式

    上田, 真太郎, 重野, 寛, 岡田, 謙一 マルチメディア通信と分散処理ワークショップ論文集 2006 (15), 31-36, 2006-11-23

    ...本稿ではH.264/AVCのためのNALにおけるストリーム認証方式を提案する.H.264/AVCは高圧縮や伝送システムに対して汎用性を持つ動画像符号化方式である.しかし送信者の真正性やデータの完全性を保証する認征機能は定義されていない.既存のストリーム認証方式はパケットレベルで処理を行うためH.264/AVCが提供する汎用性を損なう.提案方式のプロトタイプを実装し,実際に動画再生されるデータの割合を...

    情報処理学会

  • データウェアハウス向け高性能データ圧縮方式

    郡, 光則 情報処理学会論文誌データベース(TOD) 47 (SIG13(TOD31)), 58-73, 2006-09-15

    ...データ圧縮方式について報告する.近年,データウェアハウスの分野では,データを圧縮形式で格納することにより記憶装置コストの削減と入出力負荷の削減を図る方式が実用化されつつある.本稿で報告する圧縮方式は,データを列方向に分割したデータストリームを生成し,行方向の履歴を利用した符号化を行うことを特徴とする.個々のデータストリームにはランレングス符号化,インデックス符号化および差分符号化という単純だが高速な符号化方式...

    情報処理学会 Web Site 参考文献28件

  • 多視点映像の視差補償予測の検討

    妹尾 孝憲, 青木 輝勝, 安田 浩, 小暮 拓世 画像電子学会誌 35 (5), 488-496, 2006

    ...次世代テレビ方式として複数のカメラ映像から自由視点映像を合成したり,立体映像が 表示できる多視点映像の圧縮符号化方式(MVC)の国際標準化が進行している.そこでは,従来の時間軸方向の動き補償付きフレーム予測が,映像のカメラ間予測にも適用できるが,カメラ配置が既知であれば,より高速•高精度な予測符号化の可能性がある.本稿では,多視点映像においてカメラ配置を既知として,被写体面の向きを仮定して,カメラ映像間...

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  • 画像信号の内挿予測符号化の検討

    藤田 尚宏, 丘 せきえ, 久保田 彰, 羽鳥 好律 画像電子学会研究会講演予稿 05-07 (0), 81-88, 2006

    ...内挿予測符号化は従来の外挿予測符号化とは異なり,符号化対象画素と既に符号化されている画素との相関だけでなく,これから符号化する画素との間の相関を利用する符号化方式であるため,高い予測性能を持つと期待されている.この符号化を用いた方式として,量子化誤差が互いに打ち消しあうように差分量子化操作を行う“帰還差分量子化法”が既に提案されている.本稿では帰還差分量子化法の適応制御を目的とし,適応制御に利用できると...

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  • 多視点映像の視差補償予測

    妹尾 孝憲, 青木 輝勝, 安田 浩, 小暮 拓世 画像電子学会研究会講演予稿 06-01 (0), 21-24, 2006

    ...次世代テレビとして複数のカメラ映像を元に、自由視点映像を合成したり,立体映像が表示出来る多視点映像の圧縮符号化方式(MVC)の国際標準化が進行している.本報告では,多視点映像においてカメラ配置を既知として,被写体面の向きを仮定して,カメラ映像間に成立する関係を抽出し,この結果に基づいた実験の結果,視差補償には双方向予測と可変ブロックサイズ予測が適する事や,カメラ映像間の変形を補償する事により,高精度...

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  • JPEG2000によるHDTV放送制作システムの開発と性能評価

    久下 哲郎, 亀井 之秀, 今井 英之 画像電子学会誌 35 (6), 895-908, 2006

    ...HDTV素材をネットワーク,携帯動画など多様なメディアに展開し,映像素材の「シングルソース・マルチユース」を実現するため,JPEG2000静止画符号化方式(以下,JP2Kと略)を応用して,効率的にHDTV番組のコンテンツ制作を行える一連の技術を開発した.JP2Kの特徴であるscalability(画像階層性)により,映像素材の編集などオフラインでの番組コンテンツ制作作業を効率化するのみならず,高画質...

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  • 空間スケーラビリティを用いた画像解像度変換法

    石川 孝明, 渡辺 裕 画像電子学会誌 34 (5), 548-557, 2005

    ...近年,画像符号化におけるスケーラビリティの重要性が高まっている.特に,空間スケーラビリティを有するJPEG 2000は,ディジタルシネマで使用される符号化方式として採用され,今後の普及が期待されている.しかし,JPEG 2000の空間スケーラビリティは,オクターブ分割を用いるサブバンド符号化により実現しているため,低域画像の解像度が1/2<i><sup>n</sup></i>に制限される.そのため,...

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  • テレビ電話・テレビ会議の実現技術

    石橋 聡 映像情報メディア学会誌 59 (11), 1627-1632, 2005

    ...本稿では, インタネット上で, テレビ電話・テレビ会議端末がどのようにして相互接続するのか, また, どのようにしてリアルタイムに双方向映像音声通信を行うのか, その仕組みを解説する.相互接続では, H.323とSIPの二つの方式を取り上げる.また, 国際標準符号化方式を中心に, 映像音声の送受の仕組みについて説明する.最後に製品やサービス動向, 今後の技術課題等について解説する....

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  • アフィンパラメータのロバスト性を考慮したクラスタリングによる動領域分割

    井上 聡, 今村 幸祐, 橋本 秀雄 画像電子学会研究会講演予稿 05-02 (0), 49-54, 2005

    ...近年、MPEG-4やMPEG-7などで採用されているオブジェクトベース符号化方式では、前処理として画像を意味のある領域に分割する動領域分割処理が必要となる。本稿では、動領域分割におけるオブジェクト検出精度の改善を目的として、アフィンパラメータのロバスト性を考慮し、クラスタの動き検出精度の改善を行なう。...

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  • 各種多値画像符号化による誤差拡散画像のロッシー符号化

    北村 誠, 小野 文孝 画像電子学会年次大会予稿集 33 (0), 69-70, 2005

    ...このため最も高水準な2値画像符号化方式であるJBIG2と同一ビットレートで各種多値画像符号化方式を適用した場合の比較を行い、逆ハーフトーン化時のSNR等に基き画質を評価した結果、提案方式の実用性を確認できた。...

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  • 形態学に適応したJPEG2000符号化

    朱 越, 呂 建明, 谷萩 隆嗣 横幹連合コンファレンス予稿集 2005 (0), 203-203, 2005

    ...中核技術となるEBCOTアルゴリズムはウェーブレット係数の逐次量子化技術を用いる上,4つのエントロピー符号化方式を活用して,ビットプレーン単位で符号化を行われる。ウェーブレット係数の2進数形で符号化する後に,MQ-Coderと呼ばれる算数符号を用いて,レート制御技術も加えたことで,さらに制御可能の高質な画像圧縮が行える。...

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  • コンテンツ流通のためのMPEG変換技術

    中島 康之, 羽鳥 好律 画像電子学会誌 34 (5), 493-504, 2005

    ...様々なネットワークや蓄積環境において,マスターとなるマルチメディアコンテンツから最適の符号化レートや符号化方式で符号化されたコンテンツに変換するトランスコード技術は,効率的なコンテンツ流通を実現する上でますます重要性が高まっている.本稿では,MPEG方式で符号化コンテンツを中心に,高速かつ高品質で符号化ビットレート変換,空間·時間解像度変換,符号化方式変換を行うためのトランスコーディング技術技術動向...

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  • 日本のデータ放送方式BML

    堀 明宏, 出葉 義治 映像情報メディア学会誌 59 (4), 525-531, 2005

    ...デジタル放送におけるデータ放送では, 電波産業会 (ARIB) で規格化されたBML (BroadcastMarkup Language) と呼ばれる符号化方式を採用している.BMLは, 衛星・地上等すべてのデジタル放送で採用されており, インタネットのWEB技術を基本にしているが, さらに放送用に拡張している.本稿では, この拡張部分を中心にBMLを解説する....

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  • 超高精細映像のH.264 FR-Ext符号化を対象とした最大マクロブロックサイズ拡張による符号化効率改善方式

    松村 篤志, 内藤 整, 川田 亮一, 小池 淳 画像電子学会研究会講演予稿 05-01 (0), 25-28, 2005

    ...動画像標準符号化方式の1つであるH.264 FR-Extは,適用可能な最大解像度が4096×2304と定義されているため,HDサイズ超の映像に対する符号化が可能となっている.しかしながら,4Kシステムに代表される超高精細映像に同符号化を適用させた場合においては,画像解像度に比べて動き補償予測の単位が小さすぎるため,同予測に用いられるサイズを拡張することで符号化効率の改善が期待できる.そこで本稿では,...

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  • 《招待講演》 JPEG2000 のHDTV 応用

    久下 哲郎 画像電子学会研究会講演予稿 05-05 (0), 69-76, 2005

    ...Wavelet 変換による符号化方式JPEG2000 は、従来のJPEG などDCT 符号化に比べ、約2 倍の符号化効率を有すると同時に、スケーラビリティ(異なる解像度・画質の映像が取り出せる映像の階層性)が大きな特徴である。...

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  • 動画像符号化におけるモード選択のためのRDモデルによるコスト評価手法

    筑波 健史, 永吉 功, 花村 剛, 富永 英義 画像電子学会年次大会予稿集 33 (0), 67-68, 2005

    ...本研究では,動画像符号化におけるモード選択に適用するコスト評価手法について検討する.MPEGなどの複数の予測モードを用いる標準動画像符号化方式において,符号化効率向上のためにいくつかの候補の中から最適なモードを選択することが重要である.実際の符号化歪みDと発生符号量Rからコストを見積もるレート歪み最適化手法がある.本手法は,符号化効率を最大化するモードを選択可能であるが,DとRの算出に要する符号化処理...

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  • Interview:——巨人の一手 WMVを呼び水に パソコン需要を喚起 Jordi Ribas氏

    Jordi Ribas, 浅見 直樹 日経エレクトロニクス = Nikkei electronics : sources of innovation (880) 144-146, 2004-08-16

    ...米Microsoft Corp.が開発した映像符号化方式であるWMV9がデジタル家電に食い込もうとしている。次世代光ディスク規格「HD DVD」への採用が決まり,「Blu-ray Disc」でも導入の検討が始まった。パソコン用OSを手掛ける同社がコーデック(符号化/復号化器)を開発し,普及に腐心する理由は何なのか。その真意を聞いた。...

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  • データ放送記述言語「BML」

    所, 洋一 情報処理 45 (8), 862-866, 2004-08-15

    ...さらに,アナログ放送にはなかったまったく新しいマルチメディアサービスである,データ放送も大きな特徴の1つである.データ放送では,ニュース,気象情報,スポーツ情報をリアルタイムで提供するサービスや,受信機に装備されている通信機能を利用した,クイズ参加,リクエストなどにテレビから直接参加できる双方向サービスなどを視聴者へ提供することが可能となった.デジタル放送における,データ放送コンテンツのマルチメディア符号化方式...

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  • 網点を含む2値画像のベクトル表現による高能率符号化に関する検討

    河村 圭, 渡辺 裕 画像電子学会年次大会予稿集 32 (0), 49-50, 2004

    ...線画をベクター形式で表現することは,画像の信号特性を考慮した符号化方式であると考えられる.ディバイスの解像度に応じた表示が可能となり,階層構造を持たせるなど拡張性が高くなる.しかし,線画を含む2値画像では,階調を擬似表現するためにディザ法を用いる.これはラスター形式の特性を利用した手法である.まず,ディザ法の1つである網点を含む2値画像をベクター形式へ単純に変換することは,符号化効率が悪いことを明らかにする...

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  • Motion‐JPEG2000により劣化した画像の画質改善処理

    林 宏憲, 山崎 裕介, 森 愼平, 星野 坦之 日本画像学会誌 42 (3), 206-208, 2003

    ...JPEGを改良した次期画像符号化方式としてJPEG2000が標準化され,各種応用が検討されている.JPEG2000をベースとした動画符号化法であるMotion-JPEG2000の画質劣化の分析を行い,エッジ付近にモスキートノイズが生じることに加えて,濃度変化の少ない領域に濃度が時間的に波打つような変動が気になることが分かった.これらの劣化を改善するため,平均化とメディアンフィルタを検討した.閾値を有...

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  • CELPパラメータを用いた話者照合方式

    山崎 恭, 近藤 維資, 小松 尚久 画像電子学会誌 32 (5), 629-634, 2003

    ...ディジタル音声通信で使用される符号化された音声には,音韻性情報と個人性情報が保存されており,これらの情報を適切に処理することにより,符号化された音声情報のみを用いて音声認識あるいは話者認識を実現することが可能になると考えられる.そこで,本稿では携帯電話をはじめとするディジタル音声通信における音声符号化方式との親和性を考慮した新たな話者照合方式を提案する.提案方式では,移動通信システムやIPネットワーク...

    DOI 機関リポジトリ HANDLE ほか1件 被引用文献4件 参考文献10件

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