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  • 症例報告に対する網羅的な所見アノテーションのためのアノテーション基準の構築

    篠原 恵美子, 河添 悦昌, 柴田 大作, 嶋本 公徳, 関 倫久 医療情報学 42 (1), 3-15, 2022-08-05

    <p> 診療録には所見など自由記載テキストにのみ記録される重要な情報が存在し,これを自動抽出する技術が求められている.実用的な技術開発の促進のためには,記載されている診療情報を名詞句といった文法的な形式によらず網羅するようなアノテーションが付いたコーパスが必要であるが,現在そのようなコーパスは存在しない.われわれは患者状態に関する網羅的なアノテーションを付与した症例報告コーパスを構築し公開した.…

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  • 診療テキストの構造化に向けた症例報告コーパスからの情報抽出

    柴田 大作, 河添 悦昌, 篠原 恵美子, 嶋本 公徳 人工知能学会全国大会論文集 JSAI2022 (0), 1J4OS13a03-1J4OS13a03, 2022

    <p>【背景】希少・難治性疾患の研究や診断に必要な表現型は診療テキストに自由記載されるため、計算機による情報抽出が可能となれば様々な応用が期待される。本研究は、希少・難治性疾患の症例報告テキストからなるコーパスの構築と機械学習による情報抽出の精度を報告する。【方法】指定難病333疾患を対象としJ-STAGEで検索された151疾患362症例報告を材料としてコーパスを構築した。このうち、著作権処理を…

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  • 診療記録で事前学習したBERTによる疼痛表現の抽出

    柴田 大作, 河添 悦昌, 嶋本 公徳, 篠原 恵美子, 荒牧 英治 医療情報学 40 (2), 73-82, 2020-10-09

    <p> 【背景】診療記録に自由記載される患者の疼痛を自然言語処理によって精度良く抽出することができれば,医療者間での情報共有等に役立つことが期待される.【目的】診療記録からの疼痛表現の抽出を,事象認識と事実性判定のタスクとして定義する.このタスクにおいて,文脈を考慮した分散表現が得られるBidirectional Encoder Representations from …

    DOI 医中誌 被引用文献1件

  • (夢)自然言語処理技術の最前線と医療応用の可能性

    松村 泰志, 鳥澤 健太郎, 篠原 恵美子, 鈴木 隆弘, 荒牧 英治 医療情報学 38 (1), 41-46, 2018-04-25

    <p> 医学の進歩は著しく,日々多くの論文,ガイドライン,書物が発行され,多くはコンピュータでアクセス可能となっている.また,電子カルテシステムが普及し,大量の診療データがデータベースに蓄積されるようになった.このように,今日では,日々大量の医療情報がデジタルデータとして発生している.しかし,これらのデータは,自然言語で記録された非構造化データのものがほとんどである.特に電子カルテのデータは,医…

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  • 病名を介する検査推薦システム構築に向けた同時に行うべき検査項目ペアの自動抽出方法の開発

    香川 璃奈, 篠原 恵美子, 河添 悦昌, 今井 健, 大江 和彦 医療情報学 36 (3), 113-122, 2016

    <p> 医師は患者の病態に基づいて鑑別疾患を想起し,検査方針を決定する必要がある.しかし特に自身の専門分野以外の最新の知識を常に念頭におくことは容易に可能ではない.この状況を解決するために,症状から鑑別疾患を列挙するシステムは存在したが,行うべき検査を推薦することまではできない,医師が明示的に問い合わせる手間がかかる,手動による知識メンテナンスに手間とコストがかかるという問題があった.そこで本研…

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  • 身体部位表現と解剖オントロジーのマッピングに関する基礎的検討

    篠原 恵美子, 今井 健, 大江 和彦 医療情報学 35 (6), 275-282, 2015

    診療情報の中でも身体部位は患者状態や治療などの要素となる基本情報であり,これを捉えることは医療情報の活用の基盤の1つとなる.そのためには表記のゆれを解消し概念を特定する,すなわち正規化が必要である.しかし臨床現場で用いられる身体部位表現と人体解剖学の概念が一致する保証はない.本稿では身体部位表現の正規化における要件を検討するため,症例報告で用いられた身体部位表現と現在構築中の解剖オントロジーの対…

    DOI 医中誌

  • 高精度な正規化技術の実現に向けた身体部位表現の内部構造モデル

    篠原 恵美子 医療情報学 34 (5), 211-220, 2014

    自然言語表現を統制用語集にマッピングすること(正規化)は,診療録等の利活用に必須の技術である.本稿では正規化技術の確立に向け,身体部位表現の内部構造モデルを提案する.提案モデルは言語学分野で蓄積されてきた知見に基づいた語形成過程を表すものであり,要素語,要素語の分類体系,要素語の合成規則,辞書から構成される.このモデルによって,これまで扱うことが難しかった「胸椎+腰椎=胸腰椎」のような縮退を表現…

    DOI 医中誌

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