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検索結果 975 件

  • 腫瘍摘出術前にGnRH依存性思春期早発症への移行が確定診断された小児精巣Leydig細胞腫の1例

    久田 正昭, 渋井 勇一, 武本 淳吉, 宗崎 良太, 孝橋 賢一, 木下 義晶, 田口 智章, 田尻 達郎, 家入 里志, 高槻 光寿 Journal of the Japanese Society of Pediatric Surgeons 60 (2), 172-180, 2024-04-20

    ...<p>症例は10歳1か月の男児.軽度の精神発達遅滞と成長ホルモン分泌不全性低身長症のため前医小児科にて経過観察されていた.9歳10か月時に急激な二次性徴進行と成長率増加,骨年齢促進を認めたため,前医に精査入院したところ,GnRH依存性思春期早発症の診断に加えて,精巣腫瘍が疑われ当施設へ紹介された.左精巣内に超音波検査で10 mm大の低エコー域およびPET-CTでの集積を認め,悪性を否定できず左高位精巣摘出術...

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  • 孤発性腸骨転移を来たした精巣腫瘍の1例

    宮田 孟, 安部 崇重, 岩原 直也, 菊地 央, 千葉 博基, 松本 隆児, 大澤 崇宏, 田中 博, 森田 研, 三橋 智子, 篠原 信雄 泌尿器科紀要 69 (9), 259-264, 2023-09-30

    A 23-year-old male was aware of pain around his left hip joint and visited a nearby orthopedic clinic. Swelling of the right testis was pointed out, and a testicular tumor was suspected. He was …

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  • 小児陰囊内脂肪芽腫の1例

    菅沼 理江, 渡井 有, 佐藤 英章, 菊池 信行, 咲間 裕之, 小笹 浩二, 西 大介, キシュ ボルバーラ, 松井 青史, 角田 幸雄 Journal of the Japanese Society of Pediatric Surgeons 59 (5), 872-877, 2023-08-20

    <p>小児における陰囊内脂肪芽腫は稀であり,悪性疾患も含め陰囊内腫瘍の鑑別を要する.我々は小児陰囊内脂肪芽腫の1例を経験したので,外科的治療戦略について報告する.症例は7歳男児.1か月前からの無痛性陰囊腫瘤を主訴に受診.左陰囊内に3.0×1.5×2.0 cm大の卵形状腫瘤を正常精巣の頭側に触知した.超音波検査では左精巣頭側に表面に一部血流を伴う内部やや不均一な高エコー腫瘤を認めた.MRIではT1…

    DOI Web Site 医中誌

  • 尿路性器癌とHPV感染

    川口 昌平, 重原 一慶, 溝上 敦 日本性感染症学会誌 33 (1), 7-11, 2023-03-20

    ...精巣腫瘍とHPV感染との関連については否定的であると考えられているが、近年、精液中のHPVが精子運動率など精子パラメータの悪化に関与しているとの報告が増えており、HPVが男性不妊にも関連している可能性が指摘されている。HPVは性感染症であり、男女共通の健康問題と認識し、男女双方においてHPVワクチン接種率を向上させていくことが重要であると考えられる。...

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  • 精巣捻転症を契機に発見された精巣腫瘍合併の交叉性精巣転位症の1例

    奥末 理知, 前田 航規, 森 友莉, 佐藤 亘, 原田 吉将 日本泌尿器科学会雑誌 113 (4), 143-146, 2022-10-20

    <p>交叉性精巣転位症は,一側の精巣が正中を越えて他側の鼠経管を通って下降し一つの陰囊に2つの精巣が存在する状態であり,非触知精巣の約2%に認められるとの報告がある.多くは幼少期に精巣固定術が行われているが,まれに腫瘍化し成人期に診断されることもある.症例は40歳男性.右側腹部痛を主訴に受診した.右陰囊内に精巣を触知したが左陰囊内には陰囊内容を認めず,右陰囊上部に有痛性の腫瘤を触知した.CTでは…

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  • 移動性精巣の経過観察中に発生した小児精巣成熟奇形腫の1例

    出口 幸一, 堺 貴彬, 五味 卓, 正畠 和典, 渡邊 美穂, 野村 元成, 神山 雅史, 上野 豪久, 田附 裕子, 奥山 宏臣 Journal of the Japanese Society of Pediatric Surgeons 58 (5), 804-808, 2022-08-20

    ...,囊胞は線毛・立方・扁平上皮に覆われ,囊胞壁内に気管支腺様構造や軟骨組織,脳組織を認めたため,成熟奇形腫と診断した.術後半年経過し,患側精巣の萎縮や腫瘍の再発は認めていない.小児精巣疾患の外来経過観察中に陰囊腫大を認めた場合,精巣腫瘍の合併も念頭に置くべきである....

    DOI Web Site 医中誌

  • 腫瘍崩壊症候群を来たした精巣腫瘍の1例

    小寺澤 成紀, 増井 仁彦, 羽間 悠祐, 高橋 雄大, 澤田 篤郎, 赤松 秀輔, 小林 恭 泌尿器科紀要 68 (6), 201-205, 2022-06-30

    A 36-year-old man presented to our hospital with right scrotal swelling. A computed tomographic scan revealed a mass in the right scrotum, multiple masses in the lung and liver, and enlarged …

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  • 陰茎・肺転移を認めた精巣腺癌の1例

    野口 毅朗, 逢坂 公人, 柴田 洋佑, 小泉 充之, 鈴木 孝尚, 岸田 健, 大久保 陽一郎, 亀田 陽一 日本泌尿器科学会雑誌 113 (2), 78-81, 2022-04-20

    ...<p>症例は50代男性.右陰囊違和感を自覚し前医初診した.胚細胞腫瘍マーカーは正常値であったが右精巣腫瘍の診断で右高位精巣摘除術を施行された.組織診断では粘液産生を認める腺癌が疑われ免疫染色ではCK,CAM5.2,CEA,CA19-9,CK7,CK20陽性であった.病理結果をふまえた血液検査でCEAとCA19-9は高値を認めた.全身検索の結果,傍大動脈リンパ節の腫大を認め後腹膜リンパ節郭清施行し血清...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献10件

  • 経陰囊操作を加え高位精巣摘除術を行った幼児精巣原発卵黄囊腫瘍の2例

    松井 まゆ, 春松 敏夫, 川野 孝文, 村上 雅一, 長野 綾香, 杉田 光士郎, 矢野 圭輔, 大西 峻, 加治 建, 家入 里志 Journal of the Japanese Society of Pediatric Surgeons 58 (1), 29-34, 2022-02-20

    ...【症例1】1歳8か月男児.左陰囊腫大とAFPの上昇(1,593 ng/ml)を認め,精巣腫瘍を疑い,本法を行った.精巣は26×23 mmと腫大し,内部は充実性で単一の腫瘍であった.病理では卵黄囊腫瘍の診断で精巣内に限局しており,病期I期の診断となった....

    DOI Web Site 医中誌

  • 出血性十二指腸穿孔を来した長期留置下大静脈フィルター摘出の一例

    田邉 佐和香, 腰地 孝昭, 森岡 浩一, 山田 就久, 水永 妙, 矢野 啓太 日本血管外科学会雑誌 31 (1), 15-19, 2022-02-10

    ...<p>26歳男性.8年前精巣腫瘍,下大静脈(IVC)腫瘍塞栓に対し左高位精巣腫瘍摘出術,回収型IVCフィルター留置された.7年前に後腹膜リンパ節転移に対し後腹膜リンパ節郭清術施行され,その後化学療法による腎障害のため透析導入になった.今回,黒色便,貧血進行の精査のため上部消化管内視鏡検査施行し,十二指腸内のIVCフィルター脚の突出が確認され当院へ紹介となった.消化器外科医協力のもと消化管の剝離を行い...

    DOI 医中誌

  • 精巣腫瘍や治療が精巣腫瘍サバイバーのセクシュアリティに与える影響

    高根 秀成, 菅原 よしえ 日本がん看護学会誌 36 (0), n/a-, 2022-02-01

    ...<p><b>目的</b>:本研究の目的は,精巣腫瘍やその治療により,精巣腫瘍サバイバーのセクシュアリティにどのような影響があるかを明らかにすることである.</p><p><b>方法</b>:研究デザインは質的記述的研究で,精巣腫瘍の治療後に外来通院する精巣腫瘍サバイバーへ半構造化インタビューを実施した....

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  • 男性生殖器

    濱川 真治, 清水 誠一郎, 吉本 多一郎 医学検査 71 (J-STAGE-1), 307-315, 2022-01-31

    ...生殖器の疾患では,奇形や炎症の他,前立腺肥大症,前立腺癌,精巣腫瘍等があげられる。前立腺肥大症は加齢と共に大半の男性が罹患する良性疾患である。前立腺癌は,その病期により多彩な病態がある。精巣腫瘍は,若年者に多く,胚細胞性腫瘍と性索間質性腫瘍の2つに大別される。</p>...

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  • 豊富な腫瘍組織浸潤リンパ球を認めた精索原発脱分化型脂肪肉腫の 1 例

    安達 純世, 花見 恭太, 富居 一範, 山﨑 一人 日本臨床細胞学会雑誌 61 (1), 22-28, 2022

    ...</p><p><b>症例</b>:71 歳,男性.左陰囊の無痛性腫大を主訴に当院を受診し,傍精巣腫瘍の診断にて左高位精巣摘除術を施行した.肉眼的には精索に 8.5×6.0 cm 大の境界明瞭な充実性腫瘤を認めた.腫瘍の割面は淡黄色充実調でモザイク状に壊死が観察された.捺印細胞診標本では多数の小型リンパ球を背景に,大型異型細胞が孤在性や結合性の緩いシート状に出現していた.核の過分葉を示す異型細胞も多数...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献7件

  • Bortezomib-EPOCH併用療法により長期寛解が得られたHIV陰性精巣原発形質芽球性リンパ腫

    藤島 崇嗣, 川端 良成, 道下 吉広, 北林 淳, 高橋 直人 臨床血液 63 (10), 1386-1391, 2022

    ...急速に増大する右精巣腫瘍を認め,右高位精巣摘除術を施行した。摘除標本で形質細胞様異型リンパ球のびまん性増殖を認め,免疫組織化学染色で,CD38,CD138,CD56,λ,MUM1,EBER,MYC陽性であるが,CD20陰性,MIB1 index 90%であった。PET/CTで全身リンパ節腫脹を認めたが,骨髄および髄液浸潤はなく,PBL,臨床病期IIIE-A,IPI高中間リスクと診断した。...

    DOI PubMed

  • Micro-vascular imagingモードによる低流速血流評価が診断に有用であった精巣区域梗塞の1例

    國近 瑛樹, 丸上 永晃, 石黒 はるか, 太地 良佑, 中井 靖, 藤本 清秀, 岡田 文美, 田中 利洋, 平井 都始子 超音波医学 49 (2), 159-164, 2022

    ...(MVI)モードによる低流速血流評価が診断に有用であった精巣区域梗塞の1例を経験したため報告する.症例は60代男性.一過性の陰嚢痛を機に左陰嚢腫脹を認めた.前医CTと超音波で精巣腫瘍の可能性が否定できず,当院泌尿器科を紹介受診した.当院で施行した超音波検査では,左精巣中央腹側に,Bモードで楔状,扁平な低エコー域を認め,カラードプラ法やMVIモードでは共に血流表示は欠損し,梗塞や壊死が示唆された.低エコー...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献15件

  • 精巣Sertoli細胞腫の1例

    赤木 直紀, 鈴木 透, 貝塚 洋平, 重坂 光二, 田口 元博, 大嶋 浩一, 山田 祐介, 呉 秀賢, 兼松 明弘, 野島 道生, 山本 新吾, 木村 寧々, 造住 誠孝, 廣田 誠一 日本泌尿器科学会雑誌 112 (3), 146-149, 2021-07-20

    <p>36歳男性.右精巣の違和感と硬結で近医を受診.超音波検査で右精巣の腫瘤を指摘され当院紹介受診.右精巣上部に圧痛のない硬結を触れ,超音波検査で右精巣上部に境界明瞭で内部不均一,やや高輝度,血流豊富な1×1cm大の腫瘤を認めた.腫瘍マーカーは全て陰性であった.CTでは右精巣内に不均一に造影効果のある腫瘤を認め,明らかな転移はなかった.MRIでは内部に出血を伴う内部不均一な1×1cmの腫瘤を認め…

    DOI Web Site 医中誌 参考文献10件

  • 胃癌術後精巣再発に対しサルベージ手術を行い長期生存を得た1例

    岡田 尚大, 田中 則光, 髙橋 優太, 橋田 真輔, コルビン・ヒュー 俊佑, 松田 直樹 日本消化器外科学会雑誌 54 (6), 375-382, 2021-06-01

    ...<p>転移性精巣腫瘍はまれな疾患であり,原発巣として胃癌は6番目に多いとされている.精巣は,解剖学的・発生学的に免疫系から隔絶される免疫特権をもつ特殊な器官の一つといわれており,解剖学的,免疫学的バリア機構が精巣への悪性腫瘍の転移を防いでいると推察される.その一方で,バリア機構により抗癌剤自体の精巣移行性が悪い可能性も示唆される.症例は42歳の男性で,胃癌術後6年目に精巣転移と診断された.化学療法(...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献9件

  • 外傷性精巣脱出症を合併した成人鼠径ヘルニアの1例

    的羽 大二朗, 種村 匡弘, 松本 謙一, 古川 陽菜, 金 浩敏, 野中 亮児 日本臨床外科学会雑誌 82 (9), 1749-1753, 2021

    ...<p>症例は70歳,男性.左鼠径部の膨隆を主訴に当科を受診した.左鼠径部に鶏卵大の膨隆を認め,臥位で膨隆は容易に還納し左鼠径ヘルニアを疑った.視触診で陰嚢内に左精巣は確認できなかった.腹部CTでは,左鼠径部より結腸と大網の脱出を認め,左鼠径ヘルニアと診断した.また,ヘルニア嚢に接して軟部影を認めた.問診にて約50年前に陰嚢部を強打した既往があり,外傷性精巣脱出症を疑った.精巣腫瘍系の腫瘍マーカーは陰性...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献8件

  • 陳旧性陰嚢内血瘤の1例

    小林 史岳, 髙橋 佐智衛, 井村 仁郎 日本農村医学会雑誌 70 (1), 47-52, 2021

    ...画像検査上精巣腫瘍は否定的だったので穿刺したところ550mlの古い血性の排液があった。出血源の検索と治療のため,手術を行なった。陰嚢内の癒着は強固で,鞘膜は不整で強く肥厚していた。悪性中皮腫などの可能性も考慮し,可及的に近位で精索を切断し精巣を摘除した。病理組織診断はEncapsulated hematoma with cholesterin granulomaで,陳旧性陰嚢内血瘤と診断した。...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献2件

  • 化学物質の発がん性試験で誘発する腫瘍のヒトとの関連性および発がん性評価への適用

    長野 嘉介 産業医学レビュー 32 (3), 131-149, 2020-01-01

    化学物質の発がん性試験で誘発する腫瘍の中には動物とヒトの間で種差が存在するものがある。ヒトの発がん性評価に際しては、動物に誘発した腫瘍のヒトとの関連性をその腫瘍の発がんメカニズムに基づいて検討する必要がある。本レビューでは、発がん性試験で誘発される腫瘍の中で発がん性分類やリスク評価を行う際にヒトへの適用が問題となることが多い腫瘍について発がんメカニズムおよびヒトへの適用の現状について紹介する。

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  • 出生前診断された陰囊内精巣腫瘍の1例

    杉田 光士郎, 野口 啓幸, 後藤 倫子, 鈴東 昌也, 松久保 眞, 武藤 充, 切原 奈美, 末吉 和宣, 上塘 正人, 家入 里志 Journal of the Japanese Society of Pediatric Surgeons 55 (7), 1187-1192, 2019-12-20

    ...が出生前診断されることは非常に稀で,発生頻度的には圧倒的に胚細胞腫瘍が多いが,本症例では画像所見上,充実成分を全く認めず,精巣囊胞が最も疑われた.新生児精巣腫瘍において囊胞のみの病変であっても胚細胞腫瘍を念頭に診断・治療を行う必要がある....

    DOI Web Site 医中誌

  • セミノーマに対する予防的放射線療法が原因と考えられた腎血管性高血圧の1例

    深瀬 達也, 土肥 智貴, 遠藤 裕久, 高橋 大悟, 高須 清, 華藤 芳輝, 岡井 巌, 岩田 洋, 岡崎 真也, 磯田 菊生, 宮内 克己, 代田 浩之 心臓 51 (10), 1035-1041, 2019-10-15

    ...<p> 症例は56歳,男性.30歳時に精巣腫瘍に対して高位精巣摘除術,予防的放射線療法(20 Gy,10回)が施行された.35歳から高血圧症を指摘され内服加療が開始となり,血圧高値に伴い入院4カ月前に当科を紹介受診となった.血液検査では高アルドステロン血症およびレニン活性高値を認め(アルドステロン308 pg/mL;基準:30-159 pg/mL(臥位),レニン活性8.8 ng/mL/h;基準:0.2...

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  • 若年成人期に精巣腫瘍の診断・治療を受けた人の経験

    遠山 義人 日本赤十字看護学会誌 19 (1), 1-9, 2019-03-31

    ...<p>本研究は,若年成人期に精巣腫瘍の診断・治療を受けた人の経験を,当事者の視点から明らかにすることを目的とした質的記述的研究である.若年成人男性3名に各3回のインタビューをした結果,『悪循環から抜け出すががんからは抜け出せない』Aさん,『病気になった自分を受け入れずに苦悩しながらがんと距離を置ける生活へと向かう』Bさん,『アイデンティティが揺らぎながらも取り戻していく』Cさん,というテーマが導かれた...

    DOI 医中誌

  • 片側膁部に限局した休止期脱毛を認めた精巣腫瘍の犬の1例

    横山 大希, 川原井 晋平, 榎本 力弥, 菅原 優子, 安齋 眞一, 斑目 広郎, 茅沼 秀樹 獣医臨床皮膚科 25 (3), 149-152, 2019

    ...血清エストラジオール(E2)の高値とテストステロン/E2比の低値を示したため分泌性精巣腫瘍を疑った。腹腔内陰睾を外科摘出後,病理組織学的検査にてセルトリ細胞腫とセミノーマの混合腫瘍,皮膚生検にて皮膚萎縮と休止期毛包と診断した。術後に血清E2の低下と発毛があり,E2分泌性セルトリ細胞腫による性ホルモン性脱毛と診断した。</p>...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献5件

  • 当院でのがん患者の妊孕性温存を目的とした精子凍結保存法の実態と同法を用いた不妊治療成績の検討

    ダハール(眞田) 佐知子, 中山 貴弘, 小濱 奈美, 濱田 啓義, 井上 卓也, 山出 一郎, 矢野 樹理, 畑山 博 産婦人科の進歩 71 (1), 1-8, 2019

    ...【結果】精子凍結を行った患者369例の年齢は14~53歳で,原疾患の内訳は,精巣腫瘍217例(58.8%),血液疾患89例(24.1%),その他63例(17.1%)であった.凍結精子を使用した症例41例であった.このうち,泌尿器科からの紹介で化学療法後の症例は,7.1%のみであったのに対し,泌尿器科以外からの紹介で化学療法後は53.8%であった.化学療法後の症例は全て精液所見が正常値以下であった.凍結精子...

    DOI Web Site 医中誌

  • 同時性精巣転移をきたした上行結腸癌の1例

    船水 尚武, 原田 愛倫子, 石山 哲 日本外科系連合学会誌 44 (5), 956-959, 2019

    ...<p>症例は71歳男性.2週間前より持続する歩行時のふらつきに対して当科を受診した.血液検査で貧血と腹部単純CTで上行結腸の壁肥厚と左精巣の腫大を認めた.大腸癌疑いで下部消化管内視鏡検査を予定したところ,受診しなかった.7カ月後に左鼠径部痛,および腫脹を訴え,当科に救急搬送された.診察時,左鼠径部の著明な膨隆と疼痛を認め,左鼠径ヘルニア嵌頓の診断で緊急手術を施行したが,ヘルニア囊を認めず,精巣腫瘍であることが...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献1件

  • 下大静脈腫瘍塞栓を伴いGrowing teratoma syndrome を 呈した精巣悪性腫瘍の1 例

    宮﨑, 慎也, 平岡, 健児, 石田, 博万, 尾﨑, 慎司, 堀内, 大介, 岡本, 麻, 中ノ内, 恒如, 三神, 一哉, 大川, 和成, 樋野, 陽子, 浦田, 洋二 京都第一赤十字病院医学雑誌 1 (1), 54-58, 2018-11-01

    ...症例:36 歳,男性.腹部腫瘤を主訴に近医を受診し当院内科紹介.CT で傍大動脈リンパ節腫大,下大静脈腫瘍塞栓,両側総腸骨静脈にわたる血栓,肺塞栓を認め当科紹介となった.左精巣腫瘍を認め,精巣悪性腫瘍の後腹膜リンパ節転移の診断のもと,下大静脈フィルター留置後に高位精巣摘除術施行.病理結果はteratomaを含んだmixed germ cell tumorであった.BEP療法施行後,腫瘍マーカーは陰性化...

    機関リポジトリ 医中誌

  • 悪性リンパ腫との鑑別に苦慮した両側同時性精巣腫瘍の1例

    山田 真海, 黒田 健司, 浅野 篤, 尾島 健一郎, 伊藤 敬一, 新本 弘, 淺野 友彦 日本泌尿器科学会雑誌 109 (3), 160-163, 2018-07-20

    ...<p>悪性リンパ腫との鑑別に苦慮した両側同時性精巣腫瘍の1例を報告する.症例は56歳男性.左陰囊内腫瘤を主訴に近医を受診し,両側精巣腫瘍の診断のため当科に紹介され受診した.超音波検査では両側精巣内に内部均一な低エコー領域を認めた.MRI T2強調画像にて両側精巣内に内部均一な低信号像を認めた.胸腹部骨盤CTではリンパ節腫脹を含め転移を示唆する所見を認めなかった.精巣腫瘍の好発年齢から外れていること,...

    DOI Web Site PubMed ほか1件 参考文献5件

  • 転移性精巣腫瘍を契機に発見された原発性小腸癌の1例

    大田 多加乃, 濱洲 晋哉, 工藤 亮, 小西 小百合, 西躰 隆太, 間中 大 日本臨床外科学会雑誌 79 (12), 2443-2447, 2018

    ...転移性精巣腫瘍は極めて稀な疾患であり,その原発巣の多くが消化器癌であるが,中でも小腸癌は発生頻度が低い.今回,本邦で初めての報告となる転移性精巣腫瘍を契機に発見された原発性小腸癌の1例を経験したので,文献学的考察を加えて報告する.症例は70歳の男性.右精巣腫大を認め,前医を受診した.右精巣腫瘍の診断にて右精巣摘出術を施行された.病理所見は腺癌であり,精査加療目的に当院紹介となった.画像上,腹膜播種結節...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献5件

  • 精巣腫瘍化学療法中に脳静脈洞血栓症を発症した2例

    窪木 祐弥, 山岸 敦史, 黒川 真行, 菊田 雅斗, 髙井 諭, 髙井 優季, 牛島 正毅, 黒田 悠太, 八木 真由, 櫻井 俊彦, 西田 隼人, 柴崎 智宏, 川添 久, 一柳 統, 加藤 智幸, 長岡 明, 土谷 順彦, 紺野 義浩 日本泌尿器科学会雑誌 108 (4), 225-228, 2017-10-20

    ...<p>脳静脈洞血栓症は稀な疾患であるが時として悪性腫瘍に合併する.精巣腫瘍に対してシスプラチンベースの化学療法を施行中に脳静脈洞血栓症を発症した2例を報告する.1例目は46歳男性で非セミノーマ,病期IIAに対しEP(エトポシド+シスプラチン)療法を導入した.3コース11日目に全身性痙攣が出現した.頭部単純CT,MRIで原因を特定できず対症的にフェニトインを使用した.体幹部造影CTで骨盤内静脈血栓を認...

    DOI Web Site PubMed ほか1件 参考文献5件

  • 右陰囊内腫瘤局所切除後に高分化型脂肪肉腫と診断した1例

    竹村 公佑, 吉村 敏宏, 鄭 子文, 吉川 哲夫 日本泌尿器科学会雑誌 108 (4), 220-224, 2017-10-20

    <p>症例は71歳,男性.右陰囊内腫瘤を主訴に当科を受診.超音波検査および磁気共鳴画像検査にて精巣に隣接する6.5cm大の腫瘤を認め,右陰囊内脂肪腫の術前診断にて,陰囊皮膚切開による局所切除術を施行した.病理組織学的診断は異型脂肪腫様腫瘍/高分化型脂肪肉腫であった.悪性腫瘍のため二期的手術が必要と判断し,拡大切除として鼠径皮膚切開による高位精巣摘除術および周辺脂肪組織広範切除術を施行した.病理組…

    DOI Web Site PubMed ほか1件 参考文献8件

  • 精巣腫瘍に特異的なQOL質問票EORTC QLQ-TC26日本語版の開発

    荒井 陽一, 山下 慎一, 藤井 紳司, 鈴鴨 よしみ, 中村 晃和, 河合 弘二, 山田 成幸 日本泌尿器科学会雑誌 108 (3), 128-136, 2017-07-20

    ...</p><p> (結果) 順翻訳は2名の泌尿器科医が行い,一つの日本語訳を作成した.ついで英語を母国語とし,日本語に堪能な男性2名が逆翻訳した.EORTC QOL Groupからの質問および訂正指示に従って文言を精錬させ,Intermediate versionを作成した.10名の精巣腫瘍患者を対象としたパイロットテストでは,ほとんどの対象者が問題なく回答が可能であった.EORTC QOL Group...

    DOI Web Site PubMed ほか1件 被引用文献1件 参考文献14件

  • 傍精巣に発生したfibrous hamartoma of infancyの1例

    大草 卓也, 松山 聡子, 松井 太, 矢澤 浩治, 松本 富美, 松岡 圭子, 竹内 真 日本泌尿器科学会雑誌 108 (2), 106-109, 2017

    ...<p>症例は11カ月,男児.在胎38週,経膣分娩にて出生.出生体重は2,526g.生下時に尿道下裂の疑いにて当科を紹介され,外来にて経過観察中であった.11カ月時に再診した際,9カ月過ぎより左陰囊内容が硬く,増大傾向を認めるとの訴えがあった.触診上左陰囊内に精巣とは境界が不明瞭な母指頭大,石様硬の腫瘤を触知した.超音波検査では左精巣外側に接した充実性の境界不明瞭な腫瘤を認めた.左傍精巣腫瘍の診断にて...

    DOI Web Site PubMed ほか1件 参考文献13件

  • 外陰部の超音波検査

    皆川 倫範 超音波医学 44 (4), 345-352, 2017

    ....したがって,経験・知識が不十分なうえに恥ずかしいので,さらに施行する機会が減る.その点を解消するには,系統だった知識と,精巣であれば健常側と丹念に比較することが重要となる.本稿では,外陰部,特に陰嚢内容の超音波検査の概説を行う.陰嚢内容腫大,急性陰嚢症,その他に分類し,シェーマを用いた概念的理解を促しながら,重要な所見と鑑別疾患に関して解説を行う.陰嚢内容腫大の項では,陰嚢水腫などの嚢胞性疾患と精巣腫瘍...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献15件

  • 両側精巣悪性リンパ腫の1例

    渡辺 美津江, 風間 由美, 小竹 美佐江, 田村 清子, 松本 幸男 医学検査 66 (6), 696-702, 2017

    ...画像検査にて両側精巣腫瘍,後腹膜リンパ節転移が疑われ,両側高位精巣摘除術を施行。病理組織診断にてびまん性大細胞型B細胞リンパ腫と診断された。...

    DOI 医中誌

  • 急激な身長増加を契機に診断された小児精巣Leydig細胞腫の一例

    小針 靖子, 高橋 舞, 高野 洋子, 前田 昇三, 牧野 武朗, 悦永 徹, 齊藤 佳隆, 竹澤 豊, 小林 幹男 北関東医学 67 (4), 353-357, 2017

    急激な身長の増加と陰茎肥大を主訴に受診し, Leydig細胞腫と診断された5歳男児例を報告する. 初診時, 身長 128.0 cm (+4.95 SD), 体重 26.7 kg (+3.60 SD), 骨年齢9歳7ヵ月, 精巣容量右6 ml, 左4 ml, 陰茎長 9 cm, 血中testosterone 3.40 ng/mL, LH<0.10 IU/mL, FSH<0.20 …

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  • P-2-E17 当科入院中の重症心身障害児(者)の停留精巣に関する評価

    草開 祥平, 本橋 裕子, 竹下 絵里, 石山 昭彦, 小牧 宏文, 中川 栄二, 須貝 研司, 佐々木 征行 日本重症心身障害学会誌 42 (2), 276-276, 2017

    ...当院に入院中の重症心身障害児(者)(以下、重症児(者))において、停留精巣に精巣腫瘍を合併した1例を経験したため、検診目的に長期入院患者男性全例に陰部診察を行った。その結果得られた、当院の重症児(者)の停留精巣の有病率、腫瘍化の有無を報告する。 対象と方法 診療録を用いた後方視的研究。患者は2017年5月時点で当科に100日以上入院している大島分類1〜4の男性。...

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  • 多精巣症の治療方針

    中神 智和, 土岐 彰, 渡井 有, 大橋 祐介, 田山 愛, 杉山 彰英, 中山 智理, 鈴木 孝明 Journal of the Japanese Society of Pediatric Surgeons 53 (2), 252-257, 2017

    <p>【目的】多精巣症は,「同一固体に3 個以上の精巣が存在する先天奇形」と定義される稀な疾患である.われわれは多精巣症の臨床像,治療方針について検討した.</p><p>【方法】対象は,昭和大学病院および関連病院3 施設において5 年間に経験した多精巣症の5 症例をもとに,後方視的に検討を行った.</p><p>【結果】全例3 歳未満で,左側に存在し,停留精巣の手術を契機に診断した.1 …

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  • 当科における小児精巣腫瘍9例の臨床的検討

    後藤 悠大, 増本 幸二, 新開 統子, 千葉 史子, 小野 健太郎, 坂元 直哉, 五藤 周, 瓜田 泰久, 高安 肇 Journal of the Japanese Society of Pediatric Surgeons 53 (6), 1155-1160, 2017

    ...<p>【目的】小児精巣腫瘍は全小児固形腫瘍の約1~2%とまれであり,病理組織学的特徴や生物学的特性・予後が成人症例とは異なる.今回,当科で経験した小児精巣腫瘍の臨床的特徴を検討した.</p><p>【方法】当科開設以来の小児精巣腫瘍を後方視的に検討し,小児精巣腫瘍の臨床的特徴や予後,治療の妥当性について検討した....

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  • 精巣腫瘍と紛らわしい超音波所見を呈した結核性肉芽腫性精巣上体精巣炎の1例

    成田 啓一, 金田 智, 陣崎 雅弘 超音波医学 44 (3), 289-293, 2017

    ...症例は72歳男性で,1ヵ月前より陰嚢の無痛性腫大を自覚した.陰嚢超音波検査で右精巣上体頭部が腫大し不均一な低エコーを呈していた.低エコー域は右精巣に連続しており,精巣上体との境界が不明瞭であった.また,陰嚢内には結節状の低エコー域を散見した.中等量の陰嚢水腫,軽度の白膜肥厚や陰嚢壁の浮腫を伴っていた.カラードプラ上は精巣上体の辺縁にのみ血流信号を認めた.右精巣腫瘍を疑って,右高位精巣摘除術を実施した...

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  • 序文

    田邉 一成, 三股 浩光 Japanese Journal of Endourology 30 (1), 1-1, 2017

    ...</p><p> 泌尿器科領域でリンパ節郭清が最も早くから行われているのは精巣腫瘍に対する後腹膜リンパ節郭清である.ステージの進行した症例では後腹膜リンパ節郭清がガイドラインでも記載されるルーチンな手技となっている.手術適応,手術手技なども確立させておりこれらのリンパ節郭清については疑問の余地はない....

    DOI

  • 放射線療法で見られた洋梨・紡錘型尿細管上皮細胞

    塚原 祐介, 横山 貴, 大沼 榮子, 磯田 典子, 髙山 紗桜理, 三浦 ひとみ, 石田 英樹, 田邉 一成 医学検査 66 (6), 709-714, 2017

    ...2015年7月に左の精巣腫瘍の腫大を認め,BEP療法(Bleomycin Etoposide Platinol(Cisplatin))を開始した。しかし,BEP療法は効果なく放射線治療を開始した。尿沈渣検査では,放射線療法前から尿細管上皮細胞が排出されていたが,これはBEP療法のシスプラチンの影響であると考えられた。放射線照射後の尿沈渣検査では,巨大な尿細管上皮細胞が排出されていた。...

    DOI 医中誌

  • 国内外における精巣腫瘍患者の看護を探る

    甲田 歩, 作田 裕美 大阪市立大学看護学雑誌 12 19-26, 2016-03

    ...本研究の目的は、文献を通して精巣腫瘍患者の看護の実態を知り、看護実践と看護学研究の課題を見出すことである。国内文献は医学中央雑誌(1983年~2015年)を用い、キーワードを「精巣腫瘍」と「看護」で検索し、22件を分析対象とした。...

    DOI 機関リポジトリ Web Site ほか1件

  • 後腹膜転移巣で発見された精巣原発胎児性癌の1例

    櫻谷 美貴子, 鎌田 弘樹, 田島 弘, 海津 貴史, 隈元 雄介, 渡邊 昌彦 日本臨床外科学会雑誌 77 (3), 674-679, 2016

    ...を施行された.病理組織検査で摘出した後腹膜腫瘍と同一の組織像を認め,精巣原発胎児性癌の後腹膜転移と診断された.後腹膜腫瘍の診断において,頻度は少ないが,鑑別として精巣腫瘍の後腹膜転移も考慮する必要がある....

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献3件

  • パニック障害を有する進行性非セミノーマの1例

    奥村 昌央, 森井 章裕, 桐山 正人, 高松 秀行, 清水 正司, 安井 伸一, 高川 清 日本泌尿器科学会雑誌 107 (1), 48-53, 2016

    <p>パニック障害を有する進行性非セミノーマの1例を報告する.症例は33歳男性.20歳代より人混みに入ると動悸や過呼吸を認めていた.左頚部腫瘤の主訴で2012年11月当院耳鼻咽喉科受診.FDG-PET/CTで左頚部,左鎖骨上窩,左腋下,傍大動脈リンパ節の腫脹と左精巣の腫大を認め当科紹介.左精巣は手拳大に硬く腫脹しており,即日入院を勧めたが拒否し翌日,自宅で意識を喪失し救急搬送された.頭部CTと心…

    DOI Web Site Web Site ほか2件 参考文献1件

  • 女性化乳房を呈したアロマターゼ産生精巣セルトリ細胞腫の1例

    大門 裕典, 杵渕 芳明, 鈴木 尚徳, 和食 正久, 川口 研二, 鈴木 貴 日本泌尿器科学会雑誌 107 (2), 121-125, 2016

    ...<p>症例は64歳男性.2012年6月頃より左陰囊内の腫瘤と両側乳房腫大を自覚していた.2013年12月に左精巣腫瘍の疑いで当科紹介された.初診時,両側乳房腫大と左陰囊内に硬い,超鶏卵大の表面平滑な無痛性の腫瘤を認めた.精巣腫瘍の腫瘍マーカーはいずれも正常範囲内であった.内分泌学的検査ではエストラジオール(E2)の著明高値を認めた.2013年12月9日,左精巣腫瘍の疑いで左高位精巣摘除術を施行した....

    DOI Web Site Web Site ほか2件 参考文献7件

  • 成人精巣に発見され精巣温存手術を選択した単一型成熟奇形腫の1例

    馬塲 雅人, 富田 圭司, 吉田 哲也, 影山 進, 上仁 数義, 成田 充弘, 河内 明宏 日本泌尿器科学会雑誌 107 (4), 271-275, 2016

    ...<p>症例は25歳,男性.主訴は左陰囊痛.小学生の頃より左右の精巣の大きさや形状の違いを自覚していたが,放置していた.2011年1月,陰囊痛を自覚し当科受診,触診で左陰囊に有痛性の表面平滑な硬い腫瘤を認めた.採血上,精巣腫瘍マーカーは正常で,超音波断層検査では正常精巣を圧排する形で,陰囊内に囊胞性病変と結節病変を認めた.造影MRIで多囊胞性病変と内部に出血性変化,充実性の結節病変を認めた.以上より,...

    DOI Web Site Web Site ほか2件

  • O-1-C12 当園における便潜血検査と腫瘍マーカー検査について

    伊藤 正寛, 安東 里真, 奥村 啓子, 小川 勝彦, 山崎 正策 日本重症心身障害学会誌 41 (2), 228-228, 2016

    ...はじめに 重症心身障害児者(重症児者)の悪性腫瘍は40歳代の発症が多く、大腸がん、精巣腫瘍、乳がんが多いことが知られている。重症児者の悪性腫瘍の検診や早期診断方法は確立されていない。当園では便潜血検査、腫瘍マーカー検査を行っているが、その現状について報告する。 対象と方法 対象は2012年から2015年に入所していた40歳以上の男50例、女48例である。平均年齢は男55歳女57歳。...

    DOI 医中誌

  • 飼育下シベリアシマリス<i>Tamias sibiricus</i>に自然発生した精上皮腫の1例

    近藤 広孝, 坂下 悠, 村上 彬祥, 小野 貞治, 小沼 守 日本獣医師会雑誌 69 (11), 691-693, 2016

    ...<p>家庭飼育下のシマリスが顕著な精巣の腫大を示した.外科的に摘出された精巣腫瘤について病理組織学的に検索したところ,腫瘤は多角形細胞のシート状増殖より構成されており,精上皮腫と診断された.奇怪な単核もしくは多核巨細胞や異常有糸分裂像などの明らかな異型性を示しており,また,腫瘍細胞は精巣被膜を越えて周囲組織へ浸潤しており,潜在的に悪性の腫瘍と考えられた.リス科動物における精巣腫瘍の発生報告は乏しく,...

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか2件 参考文献6件

  • Growing teratoma syndromeの1例

    馬場 恭子, 関根 芳岳, 栗原 聰太, 小池 秀和, 松井 博, 中里 晴樹, 柴田 康博, 伊藤 一人, 鈴木 和浩, 西井 昌弘, 真下 透, 岡村 桂吾, 平戸 純子 日本泌尿器科学会雑誌 107 (2), 115-120, 2016

    ...<p>精巣腫瘍におけるGrowing teratoma syndromeの一例を報告する.症例は25歳男性.左精巣腫瘍に対し高位精巣摘除術施行し,pT1N0M0S1 Stage IS,精巣胚細胞腫瘍混合型(セミノーマ,未熟奇形腫)の診断であった.術後4カ月でalpha-fetoprotein(AFP)再上昇と後腹膜リンパ節の腫大を認め,再発の診断となりBEP療法を計4コース施行.腫瘍マーカーは正常化...

    DOI Web Site Web Site ほか2件 参考文献12件

  • 大細胞性石灰化セルトリ細胞腫の1例

    大塚 真史, 前川 滋克, 牛久 綾, 森川 鉄平, 本間 之夫 日本泌尿器科学会雑誌 107 (3), 189-192, 2016

    ...<p>症例は25歳,男性.2015年4月に左陰囊腫大を主訴に当院を受診した.超音波検査とMRIで左精巣腫瘍と診断した.CTでは遠隔転移は認めなかった.腫瘍マーカーはβHCG,AFP,LDHのいずれも正常値であった.緊急入院とし,当日に高位精巣摘除術を施行した.病理結果は,大細胞性石灰化セルトリ細胞腫(Large cell calcifying Sertoli cell tumor)であった.組織学的...

    DOI Web Site Web Site ほか2件

  • 高齢者進行性精巣腫瘍に対するEP 療法の経験

    志賀, 正宣, 河合, 弘二, 古城, 公祐, 黒部, 匡広, 市岡, 大士, 吉野, 喬之, 池田, 篤史, 小島, 崇宏, 常楽, 晃, 末富, 崇弘, 堤, 雅一, 宮崎, 淳, 西山, 博之 泌尿器科紀要 61 (12), 515-518, 2015-12-31

    Testicular tumors are representative solidcancers that occur in young men, and the standard multi-drug combination chemotherapy has been established for metastatic tumors. However, they develop …

    HANDLE Web Site 医中誌

  • 単純性精巣嚢胞の形態を呈した小児成熟奇形腫の1例

    永澤 誠之, 上仁 数義, 佐野 太一, 小林 憲市, 影山 進, 成田 充弘, 岡本 圭生, 河内 明宏 日本泌尿器科学会雑誌 106 (4), 289-292, 2015

    ...<p>6カ月,男児.主訴は左陰嚢腫大.生後3カ月頃より陰嚢の腫大を認め,当科紹介.左陰嚢は触診上,表面平滑で弾性硬,超音波検査で精巣内に充実成分を伴わない約2cmの単一な嚢胞性病変を認めた.AFP,hCG,LDHは正常範囲内であったため,単純性精巣嚢胞もしくは良性の精巣腫瘍が疑われた.術中迅速病理検査にて悪性所見を認めず,精巣温存手術を施行した.病理検査で,嚢胞壁は内腔を一層の立方上皮に囲まれた線維性被膜...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献16件

  • 小児精巣類表皮囊胞の1例

    渡邉 佳子, 韮澤 融司, 浮山 越史, 鮫島 由友, 佐藤 順一朗 Journal of the Japanese Society of Pediatric Surgeons 51 (7), 1225-1229, 2015

    ...症例は1 歳,男児.右陰囊腫大を主訴に受診.超音波検査で右精巣内部に27×18×11 mm 大の囊胞様構造を認めた.良性精巣腫瘍を疑い核出術を施行した.病理組織所見は内腔を角化重層扁平上皮で覆われた囊胞で,類表皮囊胞と診断した.精巣類表皮囊胞は小児精巣腫瘍の中の約3%を占める比較的稀な腫瘍であるが特徴的な画像所見により術前診断が可能である.予後良好な疾患であり精巣温存を考慮すべき疾患と考えられる....

    DOI Web Site 医中誌

  • 寛解16年後に再発した精巣原発びまん性大細胞型B細胞リンパ腫

    長坂 伊左男, 三井 健揮, 石埼 卓馬, 小磯 博美, 横濱 章彦, 齋藤 貴之, 平戸 純子, 五十嵐 忠彦, 小島 勝, 塚本 憲史, 野島 美久, 村上 博和, 半田 寛 臨床血液 56 (12), 2447-2451, 2015

    ...精巣原発悪性リンパ腫は非ホジキンリンパ腫の1~2%, 全精巣腫瘍の5~9%を占める稀な疾患である。限局期であっても高率に再発し,他部位と比較して予後不良である。我々はCHOP療法3コースのみでCRとなり,16年間の長期寛解後に再発し,再発時のクローンが初発時と同一クローンであると考えられた精巣原発びまん性大細胞型B細胞性リンパ腫(DLBCL)症例を報告する。...

    DOI Web Site PubMed ほか1件

  • 精巣に発生したprimitive neuroectodermal tumorの1例

    後藤 拓郎, 佐藤 真彦, 藤井 紳司, 伊藤 淳, 相馬 文彦 日本泌尿器科学会雑誌 106 (1), 53-58, 2015

    ...症例は44歳,男性.4年以上前に右精巣腫大を認め,近医で手術を勧められるも通院を自己中断していた.その後精巣は徐々に腫大,体重減少を認め,数日前からの腹痛,嘔吐を主訴に当院救急外来を受診した.CTにて右精巣腫瘍・肺転移・多発リンパ節転移および腫大リンパ節による十二指腸圧迫・腸閉塞の診断で入院となった.HCG, HCG-β, AFPは正常範囲内,LDHは2,933 IU/<i>l</i>と高値であった...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献12件

  • O-2-G41 知的および重度の身体的障害を重複して有する成人患者の医療:Universal approach

    本荘 哲 日本重症心身障害学会誌 40 (2), 255-255, 2015

    ...一方、2007年以降大腸がん1名、乳がん1名、胆管細胞がん1名、精巣腫瘍1名、皮膚がん1名の、がん罹患があったが、当初よりがん医療専門病院あるいは専門家による診療を円滑に受けることが出来たのは、3名であった。3)に関する取組としては、小児科医以外の主治医としての内科医の参加、他施設の小児外科、消化器外科、乳腺外科、整形外科、泌尿器科、婦人科の協力による診療の提供に努めてきた。...

    DOI 医中誌

  • 統合失調症患者に発生した巨大精巣腫瘍の1例

    野村, 広徳, 野々村, 大地, 金城, 孝則, 山本, 致之, 米田, 傑, 鄭, 則秀, 高田, 晋吾, 松宮, 清美 泌尿器科紀要 60 (5), 241-244, 2014-05

    A 55-year-old man with schizophrenia presented with right scrotal enlargement. Clinical examination revealed a right adult -head-sized testicular tumor, multiple lymph node metastasis with marked …

    HANDLE Web Site 医中誌

  • 小児精巣微小石灰化症の発生頻度とその臨床的検討

    久保 裕之, 下野 隆一, 田中 彩, 藤井 喬之 Journal of the Japanese Society of Pediatric Surgeons 50 (5), 884-889, 2014

    ...<br>【結果】全対象例212 例中5 例(2.4%)にTM を認めた.TM は停留精巣(3 例〔固定術後2 例,無治療1 例〕/91 例),萎縮精巣摘出後の対側(1 例/3 例),精巣上体炎(1 例/1 例)に認めた.鼠径ヘルニア,陰囊・精索水腫,移動性精巣,精巣腫瘍摘出後の対側にはTM は認めなかった.TM を認めた5 症例の平均年齢は10.0±3.4 歳(8~16)であり,基礎疾患にネフローゼ...

    DOI Web Site 医中誌

  • 陰嚢内容の超音波検査

    河本 敦夫 超音波医学 41 (5), 665-673, 2014

    ...陰嚢内容は泌尿器領域であるが,対象は浅く体表臓器に準じた装置設定が重要である.検査に当たってカラードプラ法とともにハーモニックイメージやコンパウンドスキャンなど新しい撮像法を積極的に利用するとよい.また,陰嚢症例は緊急性のある疾患が対象であり,特徴的超音波像を理解しておくことが重要である.本稿では,臨床でも遭遇する機会が多い代表的疾患を,急性陰嚢症(外傷性・非外傷性),無痛性陰嚢腫大,精巣嚢胞性病変,精巣腫瘍...

    DOI 医中誌 参考文献33件

  • 泌尿器科の癌登録

    金山 博臣 日本内分泌・甲状腺外科学会雑誌 31 (1), 44-47, 2014

    ...その後,膀胱癌,前立腺癌の登録を日本泌尿器科学会の会員が所属する全ての医療機関で行い,腎盂尿管癌,精巣腫瘍,腎癌についても登録を推進することを目的に,2002年に日本泌尿器科学会「がん登録推進委員会」が発足し,膀胱癌,前立腺癌,腎盂尿管癌,精巣腫瘍,腎癌の登録を行ってきた。最近の登録では対象施設の20~30%,専門医基幹教育施設の30~35%が登録している。...

    DOI Web Site 医中誌

  • 頚部リンパ節穿刺吸引細胞診で診断し得た胎児性癌の1例

    森 正樹, 岩崎 和美, 前川 秀樹, 太田 諒, 今村 好章 医学検査 63 (5), 557-562, 2014

    ...免疫染色ではCD30,Oct3/4,SOX2およびcytokeratin AE1/AE3が陽性を呈したことから胎児性癌の頚部リンパ節転移が疑われ,頚部リンパ節生検で胎児性癌の転移と診断された.胸腹部CT検査では,左頚部~鎖骨上窩・上縦隔および傍大動脈~左総腸骨動脈周囲のリンパ節が腫大し,これらに一致してFDGの強い集積を認めた.また,左精巣にも点状の集積亢進を認めたが,触診と超音波・CT検査では,精巣腫瘍...

    DOI 医中誌

  • O-1-B20 重症心身障害者の終末期医療と地域連携

    安田 寛二 日本重症心身障害学会誌 39 (2), 235-235, 2014

    ...(3)悪性腫瘍4例、うち精巣腫瘍1、肝細胞癌1、胆管癌1、S状結腸肝臓転移1で、後者3例は高齢の脳性麻痺患者でいずれも基幹病院が関与し、1例は家族のセカンドオピニオン希望、2例は精査を目的としうち1例はERCP検査中に状態悪化した。全例家族側医療側ともに癌治療は選択せず本人への告知はしなかった。(4)イレウス2例、うち1例は重篤なショックのため基幹病院に搬送したが救命できなかった。...

    DOI 医中誌

  • 卵巣上皮型精巣腫瘍の1例

    西本, 光寿, 清水, 信貴, 菊池, 尭, 小林, 泰之, 山本, 豊, 南, 高文, 林, 泰司, 辻, 秀憲, 野沢, 昌弘, 吉村, 一宏, 石井, 徳味, 植村, 天受 泌尿器科紀要 59 (11), 753-757, 2013-11

    Testicular tumors of ovarian epithelial types are rare, and their etiology is unknown. Moreover, a clear treatment policy has not become settled. Under the diagnosis of a testicular tumor, this …

    HANDLE Web Site 医中誌

  • MEA療法が奏功した難治性非セミノーマ精巣腫瘍の1例

    永井, 康晴, 南, 高文, 伊丹, 祥隆, 小林, 泰之, 清水, 信貴, 山本, 豊, 林, 泰司, 野澤, 昌弘, 吉村, 一宏, 石井, 徳味, 植村, 天受 泌尿器科紀要 59 (10), 693-697, 2013-10

    We experienced a case of testicular cancer that was successfully treated by salvage chemotherapy comprised of methotrexate, actinomycin D and etoposide (MEA). A 25-year-old man was admitted to our …

    HANDLE Web Site 医中誌

  • 精巣胚細胞腫瘍由来の発症が示唆された急性骨髄性白血病

    周山 拓也, 小原 直, 河合 弘二, 山田 健二, 日下部 学, 栗田 尚樹, 錦井 秀和, 横山 泰久, 鈴川 和己, 長谷川 雄一, 野口 雅之, 千葉 滋 臨床血液 54 (8), 764-768, 2013

    ...骨髄・精巣腫瘍検体を用いたfluorescence <i>in situ</i> hybridization法にて,両検体で第12染色体短腕領域の増幅を認めた。AMLに準じた寛解導入療法により寛解を得たのち,地固め療法に続いてHLA一致同胞より同種造血幹細胞移植を施行した。移植後1年以上血液学的寛解を維持し,精巣腫瘍の再発も認めていない。...

    DOI Web Site PubMed ほか1件 参考文献14件

  • Compromised hostに発症したアメーバ性肝膿瘍の1例

    広瀬 邦弘, 花本 尊之, 石黒 友唯, 高橋 周作, 佐治 裕 日本臨床外科学会雑誌 74 (4), 998-1002, 2013

    ...症例は57歳,男性.当院泌尿器科で左精巣腫瘍の手術後,化学療法を施行中であった.右下腹部痛と発熱を主訴に受診.WBC 39,490/mm<SUP>3</SUP>,CRP 21.78mg/dlと炎症反応の上昇を認め,腹部CT検査では右側結腸に炎症像を認めた.抗生剤で経過をみたが改善しないため,入院5日目に右半結腸切除術を施行.手術後も抗生剤にはほとんど反応せず,術後4日目の腹部CT検査では広範囲に多発性肝膿瘍...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 被引用文献3件 参考文献15件

  • 内臓播種性水痘・帯状疱疹ウイルス感染症の1例

    大川 智子, 山口 由衣, 石田 修一, 堀田 亜紗, 藤田 浩之, 相原 道子 皮膚の科学 12 (3), 212-218, 2013

    ...両側精巣腫瘍,S状結腸癌の既往がある。上腹部に激痛が生じた翌日に,顔面,体幹部に発赤を伴う小丘疹と小水疱,および口腔内水疱が出現した。Tzanck 試験は陽性であった。激烈な腹痛を伴うことから,内臓播種性水痘・帯状疱疹ウイルス (VZV) 感染症を疑い,アシクロビル (acyclovir; ACV) 750mg/day 開始したが,症状の改善は乏しく,肝機能の悪化,DICを合併した。...

    DOI 医中誌

  • 異時性両側精巣腫瘍の1例

    下山 博史, 清水 史孝, 山下 朱生, 鈴木 不二彦 順天堂醫事雑誌 59 (4), 357-359, 2013

    ...症例は41歳男性, 9年前に左精巣腫瘍, セミノーマの診断, 切除. 右陰嚢腫大を認め, 右高位精巣摘出術施行, 非セミノーマの診断. 異時性両側精巣腫瘍の約半数は5年以内に発症するが, 10年以上経過してから発症する症例も認められるため, 長期にわたる経過観察が必要である. 異時性両側精巣腫瘍の1例を経験したので報告する....

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献2件

  • 異時性両側精巣腫瘍の1例

    下山 博史, 清水 史孝, 山下 朱生, 鈴木 不二彦 順天堂医学 59 (4), 357-359, 2013

    ...症例は41歳男性, 9年前に左精巣腫瘍, セミノーマの診断, 切除. 右陰嚢腫大を認め, 右高位精巣摘出術施行, 非セミノーマの診断. 異時性両側精巣腫瘍の約半数は5年以内に発症するが, 10年以上経過してから発症する症例も認められるため, 長期にわたる経過観察が必要である. 異時性両側精巣腫瘍の1例を経験したので報告する....

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  • Stage I 精巣腫瘍の治療戦略

    中井, 康友, 永原, 啓, 植村, 元秀, 高山, 仁志, 野々村, 祝夫 泌尿器科紀要 58 (12), 715-720, 2012-12

    Most stage I testicular germ cell tumors are curable by orchiectomy alone. However, some tumors recur and require subsequent treatment. The point for the management of stage I testicular germ cell …

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  • 鼠径部停留精巣腫瘍捻転の1例

    加藤, 隆一, 松田, 洋平, 前鼻, 健志, 宮尾, 則臣, 小西, 康宏, 今, 信一郎 市立室蘭総合病院医誌 = Journal of Muroran City General Hospital 37 (1), 31-33, 2012-10-31

    ...鼠径部停留精巣腫瘍捻転につき、若干の文献的考察を含めて報告する。...

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  • 重症多発筋炎を合併した精巣腫瘍の1例

    亀井, 潤, 京野, 陽子, 山田, 幸央, 篠原, 充, 本間, 之夫 泌尿器科紀要 58 (7), 361-364, 2012-07

    A 32-year-old man, who had been diagnosed with left testicular tumor and treated surgically at 30 years old, was diagnosed with recurrence of the testicular tumor by the elevation of tumor markers …

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  • 停留精巣を伴った大腸癌精巣上体転移の1例

    増渕 麻里子, 八木 斎和, 松村 貴世, 堀場 隆雄, 佐藤 榮作, 折原 明, 篠田 育男, 片山 雅貴 日本消化器外科学会雑誌 45 (2), 225-231, 2012

    The patient is a 51-year-old man who underwent surgery for descending colon cancer in December 2007 (D, type 3, 40×50 mm, tub2, SE, N1, H0, P0, M0, Stage a, D2, PM0, DM0, RM0, R0, Cur A). He visited …

    DOI Web Site 医中誌 参考文献1件

  • 新生児精巣捻転症の1例 : 特に超音波所見についての考察

    甲斐 裕樹, 松尾 進 Journal of the Japanese Society of Pediatric Surgeons 48 (7), 1065-1069, 2012

    ...左陰嚢の無痛性腫瘤で当科紹介となり,画像所見より精巣腫瘍を疑い2日後に精巣摘出術を施行した新生児症例を経験した.摘出した精巣は広汎にわたる出血性梗塞を呈しており,捻転による精巣壊死と考えられた.新生児精巣捻転症の発症機序は,陰嚢内容が陰嚢皮膚・皮下組織に癒着・固定する以前に精巣鞘膜ごと捻転する場合が大半を占め,精巣鞘膜腔の形成異常に起因する非新生児症例のそれとは異なる.出生前の発症では,急性陰嚢症の...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献17件

  • 短期記憶障害を呈し抗Ma2抗体,抗NMDAR抗体,抗GluRε2抗体陽性で,後に精巣腫瘍をみとめた傍腫瘍性辺縁系脳炎の1例

    久保田 昭洋, 田島 孝士, 成川 真也, 山里 将瑞, 深浦 彦彰, 高橋 幸利, 田中 惠子, 清水 潤, 野村 恭一 臨床神経学 52 (9), 666-671, 2012

    ...する短期記憶障害を主訴に来院し,他の神経学的所見は正常であった.頭部MRIにて両側海馬周辺の高信号域をみとめ,辺縁系脳炎と診断.ステロイドパルス療法,血漿吸着療法,大量免疫グロブリン療法を施行し,即時記憶障害は改善したものの近時記憶障害が残存した.各種の自己抗体を測定.髄液中の抗NMDAR抗体(NR1+NR2),抗GluRε2抗体,血清中の抗Ma2抗体の陽性をみとめた.発症11カ月後,エコーにて左精巣腫瘍...

    DOI Web Site PubMed ほか1件 参考文献8件

  • MRI所見によって精巣を温存し得た精巣区域梗塞の1例

    高橋 正博, 堀口 明男, 濱田 真輔, 神原 太樹, 辻田 裕二郎, 住友 誠, 浅野 友彦, 新本 弘 日本泌尿器科学会雑誌 103 (4), 636-639, 2012

    ...後,症状増悪する為に,紹介受診となった.超音波検査では,右精巣上極に血流が認められない径4 cm大の低エコー領域を認めた.MRIでは右精巣上極にT2強調画像で高信号,T1強調画像で淡い高信号を呈する病変を認めた.造影にて同部位に局所的な血流障害を認め,区域性精巣梗塞と診断されたため,保存的に経過観察した.陰囊痛は保存的に軽快し,発症3カ月後のMRIでは梗塞巣の縮小を認めた.精巣区域梗塞は稀であり,精巣腫瘍...

    DOI Web Site PubMed ほか1件 参考文献13件

  • 泌尿器科腫瘍(原発巣・転移巣)に対するラジオ波焼灼術

    中村 晃和, 河内 明宏, 山上 卓士, 平岡 健二, 藤原 淳, 木村 泰典, 三神 一哉, 本郷 文弥, 三木 恒治 Japanese Journal of Endourology 24 (2), 180-187, 2011

    ...【緒言】当科における小径腎腫瘍(small renal mass:SRM)および精巣腫瘍の肺・肝転移腫瘍(精巣腫瘍,TC)に対する有効性及び安全性を検討したので報告する.<br> 【対象と方法】小径腎腫瘍(SRM)43症例(43腫瘍)および進行性精巣腫瘍19例(42腫瘍,肺32腫瘍,肝10腫瘍)を対象とした....

    DOI Web Site 医中誌

  • 右側停留精巣に対する精巣摘除術の既往を有する成人右腹部セミノーマの1例

    長谷川 智行, 袖山 治嗣, 町田 泰一, 草間 啓, 西尾 秋人, 中田 伸司 日本臨床外科学会雑誌 72 (4), 1033-1037, 2011

    ...症例は38歳,男性.既往歴として生後まもなくHirschsprung病にて二期的手術を受けていた.小学生時には右停留精巣にて右精巣摘除術を受けたと説明されていた.入院約1カ月前より下腹部痛を自覚.近医を受診し,下腹部腫瘤を指摘され当院消化器科紹介受診した.精査にてβ-HCG高値,3D-CT-angiograpyで腫瘍の栄養血管が右精巣動脈である可能性が示唆され,腹部右精巣腫瘍も疑われたが,病歴より否定的...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献18件

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