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検索結果 581 件

  • 睡眠中の心理現象と脳波像

    福田 一彦 睡眠と環境 17 (2), 1-8, 2023-12-31

    ...夢は古来より様々な形でヒトの生活に影響を与えて来たが、近代以降に最も影響力の有ったのは精神分析学の登場だろう。しかし、精神分析学の背景理論は科学的に実証されたものとは言い難く、現在の科学的な夢研究に対して強いバイアスを生じさせている事も否定できない。...

    DOI Web Site 医中誌

  • フランクルをフロムと対話させる試み

    清 眞人 全人的医療 20 (1), 53-67, 2022-03-25

    ...<p>私がここで試みるのは,フランクルとフロムとの対話を想像することである.実際には両者は対話を行っていない.しかし,両者は有意義な対話を生む十分な理由を持つ.二人は同時代のユダヤ人であり,反ナチスの勇敢な闘士であり,それぞれの仕方でフロイトの精神分析学から「実存的精神分析」を生みだそうとした思想家であった.二人は,人間が抱く根本的な欲求はリビドーではなく,自分の人生を有意義な人生として実現しようとする...

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  • 造形教育における言葉がけの一考察

    柿原 岳史, Kakihara Takeshi 安田女子大学紀要 (50) 125-130, 2022-02-28

    ...適切な言葉がけを行いながら子どもの成長につなげたいが、どのような考えのもと声をかけるべきか、その問題意識をふまえ近年教育界でも注目されている精神分析学者アルフレッド・アドラー(AlfredAdler,1870-1937)の教育における先行研究を取り入れ、造形教育での言葉がけについて考察する。...

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  • 保育士が捉えた“対応に苦慮する”保護者およびその子どもの特徴

    井上 果子, 田村 和子 保育学研究 60 (1), 103-112, 2022

    本研究では,保育士が捉えた「対応に苦慮する保護者」および「その子ども」の特徴に着目し,これらの特徴の関係を分析した。調査協力者は,5年以上の保育経験をもち,対応に苦慮する保護者への対応の経験がある414名であった。解析の結果,「対応に苦慮する保護者の特徴」では「拒絶的養育態度」「園への過剰な要求」「怒りのまき散らし」の3因子が抽出され,「対応に苦慮する保護者の子どもの特徴」では「攻撃的態度」「低…

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  • 投影同一視はどのような現象なのか?

    三笠 雅也 メルロ=ポンティ研究 23 (0), 23-41, 2020-01-31

    Projective identification is a primary and original defensive mechanism of borderline personality disorder (BPD), which has not been properly understood by clinicians. To explain projective …

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  • TATの方法論としての自由連想

    土屋 マチ 山梨英和大学紀要 18 (0), 58-68, 2020

    ...本論文は、TATの分析・解釈の方法に精神分析学の自由連想という視点を取り入れることを提案するものである。Freud,Sが精神分析療法の中で確立した自由連想法において、完成形に至るまでにどのような歴史的変遷があったかを整理し、被分析者の何を捉えようとしたのかについて検討する。...

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  • ウェーバーにおけるルサンチマン論への対応

    中澤 平 ソシオロジ 64 (1), 41-59, 2019-06-01

    ...ウェーバーは、ニーチェのルサンチマン論が精神分析学的な抑圧概念を含むものとして正確に理解し、特に苦難の神義論における価値逆転と関わらせて理解している。その上で彼は、ニーチェのルサンチマン論における抑圧概念の適用を批判している。...

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  • 江戸川乱歩と精神分析―論文「J・A・シモンズのひそかなる情熱(三)」を読む―

    鶴田 一郎 広島国際大学総合教育センター紀要 (3) 1-15, 2019-02

    ...本稿では、大槻憲二が主宰していた東京精神分析学研究所が発行する『精神分析』に 1933 年に発表された江戸川乱歩の未完の論文「J·A ・ シモンズのひそかなる情熱」の内、第三回掲載分について検討 ・ 考察を行った。その際、論文中に乱歩が引用したシモンズの発言に対する「疑義」をきっかけに 考察を進めた。その結果、次のことがわかった。...

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  • 精神分析学的アルコホリズム論における性役割理解と女性批判

    泉 啓 社会学研究 99 (0), 109-132, 2017-02-28

    ...一九三〇年代以降の初期の家族病因論的言説(「パーソナリティ不全説」)を含む当時の精神分析学的なアルコホリズム論に注目し、この医療言説出現の意義について歴史的に考察する試みは不足していた。</p><p> 本稿で論じるように、かつて一九世紀に禁酒運動家から「純粋無垢」と語られた女性は、二〇世紀に精神分析学の登場とともに不純な欲求主体と見なされるようになった。...

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  • E.フロムによる自由の実存論的解釈

    佐藤, 友梨 西南学院大学大学院研究論集 2 123-134, 2016-02

    ...以上のことから、本稿ではフロムの社会学的及び精神分析学的側面を認めつつも、実存論的次元を明らかとするために、人間の精神の深部に迫る宗教的側面に特に注目する。...

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  • 就労妊婦の罪悪感:概念分析

    和田 彩, 中村 康香, 跡上 富美, 佐藤 眞理, 吉沢 豊予子 日本看護科学会誌 36 (0), 213-219, 2016

    ...</p><p><b>方法:</b>分析は,Walkerらによる概念分析の手順に沿って行った.罪悪感の一般的な捉え方,心理学,精神医学・精神分析学,看護学における用法の分析の結果,9つの罪悪感の定義属性を抽出した.分析結果を就労妊婦の経験・実態・否定的感情,働く母親の罪悪感という観点から文献検討した内容と統合した....

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献11件

  • ミクログリア研究で精神分析学・精神病理学を再解釈する試み

    加藤 隆弘 日本生物学的精神医学会誌 27 (3), 151-157, 2016

    ...精神医学研究において,精神病理学や精神分析学を含む心の研究は,生物学的研究(脳の研究)とは対極に位置すると思われがちである。筆者は,幸か不幸か,所属している大学病院精神科医局の中で精神分析と生物学的研究という両方の世界に割と深く身を置いてきた。...

    DOI Web Site 医中誌

  • 嫉妬研究の概観と展望

    神野 雄 神戸大学発達・臨床心理学研究 14 18-28, 2015-03

    ...本稿ではまず嫉妬の字義の整理,妬み・羨望との異動を論じ,次に精神病理学・精神分析学・進化心理学,そして特に社会心理学的観点からの嫉妬研究について表層的ながらも紹介を行い,そのプロセスや病理性の所在について論を試みた。今後更に広い知見から総合的に嫉妬という力動を捉えていくことが求められるだろう。...

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  • Heinz Kohutによる「自己」の定義をめぐって

    荒井, 真太郎 佛教大学教育学部学会紀要 13 41-51, 2014-03-18

    本稿では、“Four Basic Concepts in Self Psychology”において、Kohutが「自己の特異的定義」として示した内容を基に、主として2つの点を論じた。第一に、自己の概念の構成をKohutの他の著作を参照しつつ考察した。第二に、Kohut以降における自己心理学における自己の概念に関わる理論的展開を概観するとともに、学派内における論争について取り上げた。「自己」の概念…

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  • 自我境界概念から見た自我機能概念の再検討 <論文>

    森田 修平, 岡本 祐子 広島大学心理学研究 12 169-177, 2013-03-31

    ...精神分析学においては自我はさまざまな機能を持つとされ,今日までBellak らをはじめ,多くの研究がなされてきた。また,その測定法は,質問紙,ロールシャッハ・テストなどの投映法と多様である。しかし,自我機能の測定は,自我という概念の扱いの難しさから困難さを指摘されてきた。大山による一連の自我境界研究から,各種自我機能が異なる自我境界領域で働くことが推察された。...

    DOI 機関リポジトリ Web Site ほか1件

  • 人格の研究 4

    嶋崎 裕志 太成学院大学紀要 14 (0), 75-84, 2012

    ...人格を心理学的に考える場合、精神分析学において、心的エネルギーという概念を用いて、内向性と外向性に分類することが、ユングによって提案された。この心的エネルギーは、精神分析学創始者フロイトにより、リビドーと命名されたものと同等と考えられている。...

    DOI Web Site 医中誌

  • 伊藤整におけるプルーストの影響

    尾形 大 日本文学 61 (11), 56-66, 2012

    ...<p>映画とプロレタリア文学に対抗する意図のもと、新しい心理小説を模索しはじめた一九三〇年の伊藤整は、同年前半にフロイトの精神分析学を導入した小説を、後半以降はジョイスの「意識の流れ」の手法に倣った小説を相次いで発表する。伊藤とフロイト、ジョイスとの関連では、これまで様々に論じられてきたが、プルーストについてはほぼ手つかずの状態であった。...

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  • 身体の実践,人格の関係性としての「死者供養」

    池上 良正 国立歴史民俗博物館研究報告 = Bulletin of the National Museum of Japanese History 169 83-106, 2011-11-30

    ...さらに,身近な死者を「供養する」という具体的な行為と,近年の精神医学などで注目されている「喪の仕事 mourning work」との類似性に注目し,フロイトにはじまる精神分析学によって論じられてきたmourning論が,近代西欧的な人間観を前提としていたのに対して,東アジア社会に展開した「死者供養」を理解するためには,人格の関係性に焦点を合わせた動態的な枠組みが必要であることを論じた。...

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  • 〈Articles〉 Hegemonic Masculinity and the Desire to Acquire a Foreign Language

    Squires, Todd 近畿大学教養・外国語教育センター紀要. 外国語編 2 (1), 287-306, 2011-11-01

    ...本論文は、精神分析学やマルクス主義により人々が歴史的・社会的・経済的に構成されているかを考察する。ジェンダーも社会的に構成され、多様性があると論じる。英語習得する欲動と男性性の密接な関わりが男のディスカッションで互いに構成されるデータを紹介して分析する。...

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  • 作業療法臨床実習における実習指導構造 精神分析療法の知見からの提案

    山口, 芳文, 鈴木, 久義, 作田, 浩行, 奥原, 孝幸, 埜崎, 都代子, 鈴木, 憲雄 昭和大学保健医療学雑誌 8 1-9, 2011-03

    ...精神分析学や精神分析療法の臨床的知見から作業療法での臨床実習の指導構造を見直し、新たな要素を加えることを試みた。臨床実習指導者による実習の指導構造を外的側面と内的側面に分けて捉えた。外的側面では年齢、性別、外見など臨床実習指導者の外的状態、実習指導を行う際の位置関係、姿勢、指導頻度、指導場所、設備、備品などを含めた。内的側面では聴き方、沈黙、口のはさみ方、態度、自己理解、退行、行動化などを含めた。...

    機関リポジトリ 医中誌

  • 動き 精神医学関連学会の最近の活動-国内学会関連(25)(第2回)

    柴田 重信, 鹿島 晴雄, 杉本 健郎, 葛原 茂樹, 齊藤 実, 髙坂 新一, 河村 満, 米田 幸雄, 橋詰 良夫, 小田切 優子, 橋本 創一, 松浦 雅人, 笠原 洋勇, 中村 伸一, 池淵 恵美, 井上 和臣, 大森 健一, 相田 信男, 松木 邦裕, 北西 憲二, 山中 康裕, 近藤 卓, 吉村 靖司, 榎本 稔, 加藤 雅志, 本城 秀次, 藤本 豊, 日下 修一, 萩原 喜茂 精神医学 52 (7), 699-714, 2010-07-15

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  • 世代間伝達に関する精神分析学的考案(II)

    辻河, 昌登 京都大学大学院教育学研究科紀要 55 253-265, 2009-03-31

    Mothers who possess difficulties or concerns regarding ambiguous anxieties, caused by the annoyance of raising children, cannot control themselves. It seems that their own unsolved problems lurk in …

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  • 「銀河鉄道の夜」の「父」と子

    下家 美里 岩手大学大学院人文社会科学研究科研究紀要 17 87-107, 2008-07

    ...また,宮沢賢治の作品を考察する時,父や母という単語を出せば,精神分析学的な議論から逃れることはできないだろう。それはおそらく文学を考えるときには切り離せないものなのだろう。作品としてある以上,登場人物にはそれぞれ役目が与えられているし,父も母も,父性や母性の入れ物として置かれることもあろう。そうだとしても,そこに置かれている人物を飛び越えない読み方は常にしていかなければならないのではないだろうか。...

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  • 世代間伝達に関する精神分析学的考察

    辻河, 昌登 京都大学大学院教育学研究科紀要 54 572-584, 2008-03-31

    Mothers who possess difficulties or concerns regarding ambiguous anxieties, caused by the annoyance of childrearing, cannot control themselves. It seems that the mothers' own and their family's …

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  • 「迷惑をかけたこと」の今日的解釈

    本山 陽一 内観研究 13 (1), 59-70, 2007-04-15

    ...そこで、内観三項目がいかに精神の認識力を成長させるか、その構造について考察するとともに、とりわけ「迷惑をかけたこと」を調べる有用性を精神分析学者のエーリッヒ・フロムの「成熟すると両親から自由になり、自分自身の中に母性原理と父性原理を作り上げる。子どもは自分自身の父親になり、母親となる」という理論を借りて説明を試みた。...

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  • 歯科心身症における精神分析的研究

    蘆田 奈都子 日本歯科心身医学会雑誌 22 (2), 53-62, 2007

    ...<BR>心身症における精神分析学的な解釈は, Freudの神経症における研究に端を発しているが, 抑圧された欲望が身体化表現されたという説から発展してきている.Abraham (1877-1925) はFreudの説を発展させ, 自我の発達におけるそれぞれの相の重要性と性格形成に及ぼす影響を論じている.その後, Iqein (1882-1960), Fairbairn (18892-1964) らが...

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  • 精神分析学における既視体験再考

    川部, 哲也 京都大学大学院教育学研究科紀要 51 167-180, 2005-03-31

    This report reviews studies on deja vu experiences in the psychoanalysis which occupies an unique position in the researches, and reconsiders the deja vu experience from the viewpoint of the …

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  • カニバリズムからみるヒトの心の進化

    鵜澤, 和宏, 下川, 昭夫 総合人間科学 : 東亜大学総合人間・文化学部紀要 3 75-84, 2003-03

    ...そこで、先史人類学と精神分析学の共同作業に基づくヒトの心の進化を探る新たな研究手法を試みた。その結果、現生人類のカニバリズム行為者の心理には、自己の不安を防衛するために他者と自己との同一化をはかろうとする意図があること、この心理的意味が古人類においても当てはまるかどうか検討するためには、心理的防衛機制の基本的能力である見立ての能力を彼等が備えていたかどうかが焦点となることを指摘した。...

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  • 精神分析における「他者」概念の社会学的研究

    藤嶋 康隆 人間科学共生社会学 2 81-96, 2002-02-15

    ...本論文の第一の目的は、精神分析学、特にフロイト-ラカン(派)の社会理論を古典的な社会理論であるデュルケムの社会理論と接続させて理解することによって、フロイト-ラカン(派)を従来の社会理論の中に位置づけることである。本論文の第二の目的はこのようにフロイト-ラカン(派)をデュルケムの社会理論と接続させることによってラカン派やデュルケムを含めた既存の社会理論の限界点を明らかにすることである。...

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  • 精神分析学的方法の文学解釈への応用 : ジッド,カフカ,ラシーヌ,ヘルダーリンを手掛かりにして

    服部, カトリーヌ, 服部, 裕, HATTORI, Catherine, HATTORI, Hiroshi 秋田大学教育文化学部研究紀要 人文科学・社会科学 55 41-49, 2000-03-31

    ...精神分析学的な方法論を応用することによって,われわれは文学作品を解釈するための新たな可能性を獲得することができる。それは,作者の意識には顕在していないが,作品に残された深層心理の残樺を拾い集めることと(サイコクリティクス),作者の生涯の航跡を精神分析学的にたどること(サイコバイオグラフィー)によって可能となる。例えば,ジッドにおける克服されきれなかったエディプスやカフカの去勢恐怖,あるいはラシーヌの...

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  • 『ハーツォグ』における〈性〉と〈死〉

    斎藤, 博次 言語と文化の諸相 243-256, 1999-03-10

    ...以下の論考は、1998年度筑波大学アメリカ文学会での口頭発表の原稿に若干の修正を加えたもので、ソール・ベローの代表作『ハーツォグ』に表現されている「死」と「性」のテーマについて考察している。具体的には、精神分析学的アプローチに基づくクレイトン(John Jacob Clayton)の『ハーツォグ』解釈への疑問点を提示し、それとは別の角度から『ハーツォグ』の「死」と「性」のテーマについて解釈している。...

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  • ナルシズムに関する一考察 : 現象像・病態像、及び、精神力動論の整理の試み

    相澤 直樹 大阪大学教育学年報 4 171-186, 1999-03

    ...周知のように、この概念は精神分析学の諸学派の中で論じられることが多かった(ReviewとしてRaskin&Teπy1988、上地と宮下1992a)。それゆえ、ナルシシズムは、外部から観察可能な行動特徴や内省により把握可能な心理状態を示すとともに、仮説的な精神分析学的心理力動論とも密接に関連する概念となっている。そこで、まず、この二つの側面を区別することから始めたい。...

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  • 他の声 別の汀 : 谷崎潤一郎『蘆刈』論

    城殿 智行 日本文学 48 (6), 39-49, 1999

    ...複雑な話法と構成を持つこのテクスト自体が、そうした読解を要請しており、またその作業は、ナラトロジーの構造的な誤謬を知り、精神分析学の応用にも限界を感じた文学研究が、今後いかに「読む」かを問うとき、必須のものであると考える。...

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  • 法を裏切る文学(<特集>日本文学協会第五二回大会報告(第二日目))

    小林 正明 日本文学 47 (4), 1-15, 1998

    ...さらに、精神分析学コードの貫徹を解析することによって、精神分析学の法が逸脱として周縁化した領域に、この小説が踏み込んでいることを考察した。『源氏物語』の戦時下受難にも、『大日本帝国憲法』の万世一系や軍国昭和の系図偏重に背反する、『源氏物語』の暴力性が窺われる。平安・中世の女人救済の教理「龍女成仏」に逆立する指向軸を検証する試みとして、宇治十帖と『道成寺』の事例を最後の章で吟味した。...

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