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検索結果 58 件

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  • 説明・解釈から調整・共生へ

    山本 登志哉, 渡辺 忠温, 大内 雅登 質的心理学研究 22 (1), 62-82, 2023

    ...そのズレの調整のために,非ASD者とは異なる「ASD 当事者の視点」に注目することの重要性を指摘し,関連する理論・実践として,村上靖彦による「自閉症の現象学」や熊谷晋一郎や綾屋紗月らによる「当事者研究」を参照した。...

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  • 改めて自閉症を語り合う

    山本 登志哉, 渡辺 忠温, 大内 雅登, やまだ ようこ, 綾屋 紗月, 高田 明, 高木 光太郎, 浜田 寿美男, 熊谷 晋一郎 日本教育心理学会総会発表論文集 65 (0), 78-79, 2023

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  • 自閉スペクトラム症の学生や研究者への合理的配慮と基礎的環境整備

    綾屋 紗月 学術の動向 27 (10), 10_40-10_45, 2022-10-01

    <p> 当事者研究と先行研究に基づくと、教育や研究の場面において生じる自閉スペクトラム症者の困難は四つに大別できる。一つめは感覚過敏であり、ストレスや不安、過剰適応の影響を常に考慮する必要がある。二つめはコミュニケーションの齟齬であり、その原因を自閉スペクトラム症者に負わせるのではなく、参加しやすいコミュニケーション・デザインや情報保障を考慮に入れることが重要である。三つめは実験や実習、レポート…

    DOI Web Site 参考文献6件

  • 心理学における当事者性を明示した研究の可能性

    町田 奈緒士, 綾屋 紗月, 今尾 真弓, 熊谷 晋一郎, 大倉 得史 日本心理学会大会発表論文集 84 (0), SS-042-SS-042, 2020-09-08

    <p>人間を対象とする心理学研究においては,調査者の存在が,協力者の語りやその分析に大きな影響を及ぼすにもかかわらず,議論の俎上に長らく載せられてこなかった。しかし,調査者もまた固有の生活史を持つ人間である以上,協力者とのあいだには一回性・個別性を持った相互作用が生じる。とりわけ,調査者が協力者と「同じ集団」に属する場合,言い換えると「当事者」でもある場合,調査者と協力者という境界線は曖昧化され…

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  • 当事者研究の新たな歴史を紡ぐ

    綾屋 紗月 科学技術社会論研究 18 (0), 74-86, 2020-04-30

    <p> 筆者は2011 年以降,自閉スペクトラム症をもつ仲間と共に当事者研究会を継続する中で,当事者研究の具体的な進め方だけでなく,歴史や理念を明示化する必要性に迫られた.筆者は文献資料やインタビューを通じて当事者研究誕生の歴史的経緯を調べた.その結果,周縁化された当事者のニーズから,難病患者・障害者運動と,依存症自助グループという2 …

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  • ソーシャル・マジョリティ研究:1.ソーシャル・マジョリティ研究とは何か

    綾屋, 紗月 情報処理 60 (10), 950-954, 2019-09-15

    自閉スペクトラム症の診断基準である「社会的コミュニケーションの障害」は,特定の個人に帰属される特徴ではなく,多くの人とは異なる情報処理特性をもった少数派が,多数派に合わせてデザインされた情報環境に置かれたときに経験する「現象」であり,少数派の特性に合った情報環境をデザインすることで消失しうると考えられる.このような現況を踏まえると,発達障害とされる我々にとって必要なことは,私たち一人ひとりの身体…

    情報処理学会 Web Site

  • 発達障害者の感覚過敏要因収集のためのスマートフォンアプリケーションの開発

    田沢 奈緒, 綾屋 紗月, 熊谷 晋一郎, 森田 昌彦, 田中 文英 人工知能学会全国大会論文集 JSAI2014 (0), 2E12-2E12, 2014

    <p>発達障害の当事者には、身体感覚に過剰性をもつ感覚過敏という問題を抱えている者が多い。 しかし、感覚過敏の支援を行うために必要なデータは現在ほとんどない。本研究では感覚過敏の要因収集を目的とし、感覚過敏による不快に関する情報を取得するためのスマートフォンアプリケーションを開発する。アプリケーションは感覚過敏の当事者からのフィードバックを基に改良を加えた。当事者が試用した際に収集したデータを解…

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  • 一般大学生における聴覚過敏の実態とリスク要因

    熊谷 晋一郎, 綾屋 紗月, 武長 龍樹, 大沼 直紀, 中邑 賢龍 AUDIOLOGY JAPAN 56 (3), 234-242, 2013

    要旨: 本研究では一般大学生を対象に, カルファの聴覚過敏尺度日本語版 (6件法) による質問紙票調査を行い, スコアの平均は16.9点, 標準偏差は11.6点で, 上位5%のカットオフ値はおよそ40点であること, さらに聴覚過敏尺度が 「選択的聴取の困難」 「騒音への過敏と回避」 「情動との交互作用」 の3因子構造を持つことがわかった。また, 聴力異常の既往, 抑うつ症状, 性別, …

    DOI 医中誌 被引用文献1件 参考文献54件

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