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検索結果 17,571 件

  • 微結晶凝集体形成を伴う高分子結晶化過程

    小西 隆士, 宮本 嘉久 日本物理学会誌 79 (4), 175-180, 2024-04-05

    ...に二次核を形成し,その二次核の生成速度が律速となるモデルである.結晶成長速度の温度依存性は二次核の活性化エネルギーを考慮することで得られる....

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  • 2次元半導体層状物質の結晶成長における核形成過程直接観測

    加藤 俊顕 応用物理 93 (3), 169-173, 2024-03-01

    <p>原子オーダ厚みの層状物質である遷移金属ダイカルコゲナイド(TMD)は,2次元半導体原子層材料として,特に光電子デバイスの分野で多くの注目を集めている.近年目覚ましい合成技術の進歩がなされウェーハスケールの大面積合成が実現されつつある一方で,デバイス性能に直結する品質の向上に関しては,さらなる発展が必要なのが現状である.筆者らは,本課題に対し合成機構の詳細な理解が必須であると着眼し,独自に開…

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  • MPBおよびドメイン制御による高性能圧電体の開発

    和田 智志, 藤井 一郎, 上野 慎太郎 日本結晶成長学会誌 51 (1), n/a-, 2024

    <p>  In piezoelectric materials, there are two mechanisms for improving piezoelectric properties: the morphotropic phase boundary (MPB) mechanism and the domain engineering mechanism. In this paper, …

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  • 局所秩序変数を用いた多段核生成現象の解析

    高橋 和義 日本結晶成長学会誌 50 (4), n/a-, 2024

    <p>  Multistep nucleation can be broadly classified into several types, in each of which the occurrence of precursor phenomenon is observed. However, the true nature and role of the precursor …

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  • 化合物半導体ナノワイヤの新材料開拓

    石川 史太郎 応用物理 93 (1), 24-28, 2024-01-01

    ...<p>分子線エピタキシャル結晶成長により,シリコン基板上に大容量の化合物半導体GaAs系ナノワイヤを合成した.また,窒素・ビスマスを含む混晶量子構造,自己形成微細構造,準安定相利用,酸化物への材質変換などを駆使し,新しいナノワイヤの機能を探求した.これらが示した高効率な可視光吸収,可視から赤外までを網羅した発光,非線形光学効果などから,多彩な機能発現の展望を示す.</p>...

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  • 原子分解能電子顕微鏡計測による核生成研究

    中室 貴幸 日本結晶成長学会誌 50 (4), n/a-, 2024

    <p>  The process of self-assembly transitioning from chaos to order represents a complex and stochastic process that poses a significant experimental challenge in chemistry. Crystallization, …

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  • 粉砕技術を駆使したナノサイズゼオライトの新規調製法とその応用

    脇原 徹, 山本 真矢 粉砕 67 (0), 34-41, 2023-12-15

    ...しかし,ゼオライト合成においてボトムアップ法,すなわち核生成と結晶成長の制御により,ナノサイズ結晶(~100 nm)を直接合成することは容易ではない。通常,ゼオライトは水熱条件下で数ミクロン程度の大きさに成長することが多く,これを粉砕により整粒化する方法もありえる。しかしながら緻密な金属酸化物に比べ,多孔体であるゼオライトは機械的な衝撃によりダメージを受けやすい。...

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  • 希土類添加半導体ナノワイヤの結晶成長とデバイス応用

    舘林 潤, 藤原 康文 応用物理 92 (12), 735-739, 2023-12-01

    ...<p>本稿では,超スマート社会に資する次世代半導体光ナノデバイスの1つである「高精細かつウェアラブルなディスプレイ」を実現すべく,筆者らが培ってきた赤色希土類元素であるEuを添加したGaN(GaN:Eu)を発光層とするナノワイヤ構造の結晶成長技術およびその光学・構造特性について示す.また,ナノワイヤをフレキシブル樹脂であるポリジメチルシロキサンで包埋し,頭出し処理を行うプロセス技術を確立するとともに...

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  • Si基板上の窒化物半導体結晶成長及びパワーデバイス

    江川 孝志 J106-C (12), 415-422, 2023-12-01

    高温成長させたAlN初期層と歪超格子構造を用いることにより,大口径Si基板上に安価・高品質のパワーデバイス用AlGaN/GaN HEMT構造を作製した.本技術は,低耐圧領域ばかりでなく,スイッチング電源,サーバー用電源などの民生用エレクトロニクス分野を中心に,高い動作周波数域での650 V~1 kVの中電力領域のパワーデバイスへの応用開発が進められている.更に,ポスト5G時代の通信基地局の普及に…

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  • 分子線エピタキシ法を用いた窒化物半導体結晶成長の最前線

    荒木 努, 出浦 桃子, 藤井 高志, 毛利 真一郎 応用物理 92 (10), 622-626, 2023-10-01

    ...<p>分子線エピタキシ法(MBE)は,有機金属気相成長法,ハイドライド気相成長法と並ぶ窒化物半導体薄膜結晶成長手法の1つとして,国内外で長きにわたり研究開発が進められている.本稿では,低温成長や窒素プラズマ源を特徴とするRF-MBE法による窒化物半導体結晶成長の筆者らの最近の成果として,成長用基板として再び注目されているScAlMgO<sub>4</sub>基板上へのGaN直接成長,窒素プラズマ照射...

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  • 高性能多接合太陽電池の低コスト製造技術

    庄司 靖, 牧田 紀久夫, 大島 隆治, 菅谷 武芳 応用物理 92 (9), 540-544, 2023-09-01

    ...<p>太陽光発電の新規市場として電気自動車などの移動体応用が検討されている.当該応用では限られた設置面積で大きな発電量を得ることが必要であり,III-V族半導体を主体とする高効率な多接合太陽電池の利用が期待されている.しかしながら,高い製造コストがその普及を妨げており,現在の応用先は限定的で市場規模も小さい.本稿では,当該太陽電池のコスト低減を図る方法として,低コスト結晶成長技術と半導体の剝離・接合技術...

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  • Ⅲ-Ⅴ族化合物半導体多接合太陽電池の現状とその低コスト製造法

    菅谷 武芳 色材協会誌 96 (8), 275-279, 2023-08-20

    ...Siなどの汎用の太陽電池とⅢ-Ⅴ族を簡便に接合できるスマートスタック技術と,低コストでⅢ-Ⅴ化合物半導体を結晶成長できるハイドライド気相成長法について述べ,Ⅲ-Ⅴ化合物多接合太陽電池の今後の応用展開などについても言及する。</p>...

    DOI Web Site 参考文献14件

  • 晶析プロセスにおけるNaCl粒子へのアニオン取込機構の解明

    津川 侑平, 白川 善幸 ホソカワ粉体工学振興財団年報 30 (0), 128-132, 2023-05-25

    ...<p>日本において塩は海水を濃縮して製造されるため,製品中には海水由来のBrイオンなどの不純物が含まれる.結晶成長速度や種結晶の純度などが不純物濃度へ影響を及ぼすことが報告されているが,不純物取込の詳細なメカニズムは明らかではない.そこで本研究では,分子シミュレーションによる取込メカニズムの解析を行い,結晶成長過程の初期における結晶-溶液界面での不純物イオン効果を明らかにした.</p>...

    DOI Web Site 参考文献7件

  • 潜熱蓄熱材Na<sub>2</sub>HPO<sub>4</sub>·12H<sub>2</sub>Oの放熱挙動におよぼす相分離および濃度分極の影響

    渡邉 裕之, 平沢 泉 化学工学論文集 49 (1), 14-21, 2023-01-20

    ...それぞれの凝固挙動を直接目視観察した.また12水塩の結晶成長速度を実測し,それぞれの凝固挙動の特徴を定量的に評価した.その結果,相分離して希薄化した12水塩融液および濃度分極して希薄化した上層側融液では,結晶成長速度がともに約4割に低下した.また,高濃度化した下層側融液では約2割に低下した.相分離および濃度分極の形成は,潜熱量の減少のみならず放熱速度の低下をもたらすことが示唆された....

    DOI Web Site 被引用文献2件 参考文献13件

  • 蛍光X線ホログラフィーの基礎と最先端

    林 好一 日本結晶成長学会誌 49 (4), n/a-, 2023

    <p>  X-ray fluorescence holography (XFH), which can record three-dimensional atomic structures around specified elements, has a history of a quarter century, and it has investigated middle-range …

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  • GaN有機金属気相成長におけるデジタルツイン開発の現状

    草場 彰, 寒川 義裕, 久保山 哲二, 新田 州吾, 白石 賢二, 押山 淳 日本結晶成長学会誌 50 (1), n/a-, 2023

    <p>  Efficient optimization of epitaxial growth can be achieved by utilizing a digital twin that is an alternative to laboratory experiments. In this review, two approaches are presented to make the …

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  • 線形・非線形光学分光による薄膜成長評価

    大野 真也, 宮内 良広, 平田 靖透 日本結晶成長学会誌 50 (2), n/a-, 2023

    <p>  Two types of the linear optical spectroscopic methods, that is, surface differential reflectance spectroscopy (SDRS) and reflectance difference spectroscopy (RDS) are described. These methods …

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  • 銅めっきの結晶成長に及ぼす銅箔結晶組織の影響

    山根 達哉, 中島 剛助, 岩崎 友一 銅と銅合金 62 (1), 216-220, 2023

    <p>Copper foil, along with polyimide, has been used as a flexible printed circuits (FPCs) material, contributing greatly to the development of the information society. In particular, since rolled …

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  • 成長する鉱物の元素分配:層成長に基づいた非平衡分配の理論モデル

    三浦 均 日本地球化学会年会要旨集 70 (0), 129-, 2023

    ...<p>本講演では,古典的な結晶成長理論である層成長理論と,それに基づいた不純物取り込みに関する理論モデルを紹介する。鉱物内部には,鉱物成長時の周辺の化学組成変動に起因する不均一な組成分布が観察されることがある。これを組成累帯構造という。しかし,結晶表面における元素の動力学を考慮すると,周辺の化学組成が変動しなくとも,過飽和度の変化に応じて鉱物の組成が変わりうる。...

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  • 高純度ヨウ化ナトリウムの結晶育成

    伏見 賢一, Chernyak D., 江尻 宏泰, 畑 和実, 硲 隆太, 飯田 崇史, 池田 晴雄, 今川 恭四郎, 井上 邦雄, 伊藤 博士, 岸本 忠史, 古賀 真之, 小寺 健太, Kozlov A., 中村 健悟, 折戸 玲子, 嶋 達志, 竹本 康浩, 梅原 さおり, 浦野 雄介, 山本 祐平, 保田 賢輔, 吉田 斉 日本結晶成長学会誌 49 (4), n/a-, 2023

    <p>  Highly radiopure NaI(Tl) crystal has been developed to investigate cosmic dark matter. The dark matter problem is one of the essential subjects in particle physics and cosmology. Despite the …

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  • hBN-グラフェンヘテロ構造のCVD成長機構

    影島 博之, Wang Shengnan, 日比野 浩樹 日本結晶成長学会誌 50 (1), n/a-, 2023

    <p>  We introduce studies on the origin of different formation of hexagonal boron nitride (hBN)-graphene heterostructures by Chemical Vapor Deposition (CVD) growth, focusing on our theoretical …

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  • 多元系Cuクラスレートの作製とその熱電特性

    阿武 宏明 日本結晶成長学会誌 50 (3), n/a-, 2023

    <p>  In this study, p-type Ba<sub>8</sub>Cu<sub>6</sub>Ge<sub>40</sub> and n-type Ba<sub>8</sub>Cu<sub>5</sub>Ga<sub><i>x</i></sub>Ge<sub>41−<i>x</i>−<i>y</i></sub>P<sub><i>y</i></sub> (<i>x</i>=0, …

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  • (エントリー)カルサイト合成実験における初生包有物の形成過程

    山内 彩華, 坂口 有人 日本地質学会学術大会講演要旨 2023 (0), 258-, 2023

    ...初生包有物の形成には結晶表面の溶解によって深い溝や凹部が生じることが必要であると考えられる.おそらく熱水が再昇温もしくは減圧によって溶解度が変化し,結晶に凹部を形成し,それが初生包有物の起点となると考えられる.浅く小さな凹部は結晶成長が進む際にカバーされるが,深く大きな凹部は結晶成長によってカバーすることができないため,そこを残して周囲が層成長するために,相対的に凹部が深く大きくなりこれが包有物になるものと...

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  • (エントリー)石鎚コールドロンに産する溶結凝灰岩と花崗岩に含まれるメルト包有物の組成解析

    福田 圭一郎, 齊藤 哲 日本地質学会学術大会講演要旨 2023 (0), 383-, 2023

    ...従って、ジルコンは結晶成長時に比較的分化したメルトを包有して形成したと考えられる。これは、偏光顕微鏡観察からジルコンが主成分鉱物の縁辺や粒間に存在している事と調和的である。さらに、圧力検討のために花崗岩中のジルコンメルト包有物組成について Rhyolite-MELTS地質圧力計(Gualda et al. 2014)を用いた圧力検討を行った。その結果、86∼195MPa(N=6)の圧力が得られた。...

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  • ペーパーシンラフトとコーティッドバブルの形成過程:気液界面におけるCaCO<sub>3</sub>沈殿

    白石 史人, 秋元 貴幸, 富岡 尚敬, 甕 聡子, 高橋 嘉夫 日本地質学会学術大会講演要旨 2023 (0), 78-, 2023

    ...sub>脱ガスによるCaCO<sub>3</sub>核形成が卓越していると考えられる.負帯電した水面においてACC前駆体が形成されていた可能性はあるが,有機物上での沈殿とは異なり,水面が鉱物で覆われると負帯電した気液界面は消失するため,ACCは安定化しないと考えられる.気泡表面においては,CO<sub>2</sub>脱ガスはあまり活発ではない一方で,他所で形成された針状アラゴナイトが付着し,それらの結晶成長...

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  • 点欠陥と分極の相互作用を利用した強誘電体設計

    野口 祐二, 松尾 拓紀 日本結晶成長学会誌 49 (4), n/a-, 2023

    <p>  Physical properties of ferroelectric oxides are governed by point defects including oxygen vacancies (<i>V</i><sub>O</sub><sup>••</sup>). Defect chemistry has been well established in the …

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  • CAIファッサイトの酸素同位体組成変動の起源

    川﨑 教行, 正立 大騎, 山本 大貴, Steven B. Simon, 坂本 直哉, 圦本 尚義 日本地球化学会年会要旨集 70 (0), 112-, 2023

    ...<p>隕石のCAIに含まれるファッサイトの酸素同位体組成は,結晶成長に対応して<sup>16</sup>Oに乏しい組成から富む組成へと変動する傾向を示す。これはファッサイトの結晶成長中にメルトの酸素同位体組成が変動していた結果であると解釈できる一方で,コンドライト母天体内での熱変成中に起きた,酸素同位体の固体内拡散に起因するという説も提唱されている。...

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  • 矩形管内を流れるTBAB水溶液からの水和物結晶成長

    佐々木 亮, 森本 崇志, 熊野 寛之 熱工学コンファレンス講演論文集 2023 (0), D232-, 2023

    <p>Tetra-n-butyl ammonium bromide (TBAB) hydrate has been attracting attentions as a thermal energy storage material because their phase equilibrium temperature is optimal for air-conditioning …

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  • 結晶成長させた窒化物を用いた超伝導量子ビット

    金 鮮美, 寺井 弘高, 山下 太郎, 猪股 邦宏 日本物理学会誌 77 (12), 805-810, 2022-12-05

    <p>超伝導量子ビットは,電子や原子,イオンや光子といった微視的粒子からなる量子ビットとは異なり,巨視的な電気回路上に発現する量子力学的重ね合わせ状態やエンタングルメントの制御を可能とした「人工原子」の一種である.これは主にアルミニウム(Al)ベースのジョセフソン接合により構成され,回路設計の改良や作製プロセスの改善・工夫など様々な研究を経て,コヒーレンス時間は20年程かけて当初のそれよりも約5…

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  • 非相反相転移の物理

    花井 亮 日本物理学会誌 77 (10), 666-674, 2022-10-05

    ...することによって最近提唱された非相反相転移は,まさにこのような時間依存する「追いかけっこ状態」へと多体系が相転移するような,新しいクラスの非平衡相転移である.この相転移現象は,上の説明から示唆されるように,最適化原理に則らない,非平衡系特有の現象である.これは連続対称性を自発的に破り,「追う側」と「追われる側」に対応する複数の秩序変数で記述される非平衡系で一般に現れ,量子開放多体系である励起子ポラリトン凝縮から結晶成長...

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  • 新奇中性子半導体検出器実現に向けたIII族窒化物半導体の研究

    中野 貴之 応用物理 91 (10), 599-605, 2022-10-01

    ...など,さまざまな検討が行われている.我々は,このようなIII族窒化物半導体を用いた新しい可能性としてBGaNを用いた中性子半導体検出器を提案している.ホウ素(B)原子が大きな中性子捕獲断面積を持つことから,半導体中で中性子捕獲が可能であり中性子イメージングセンサとして利用が期待できる材料である.本稿では,このような新奇中性子検出デバイスの着想と動作原理,研究進捗(しんちょく)を紹介する.特にBGaN結晶成長技術...

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  • 熱力学に基づくカルコパイライト型リン化物半導体の作製プロセスと太陽電池応用

    野瀬 嘉太郎, 勝部 涼司, 桑野 太郎 応用物理 91 (5), 280-284, 2022-05-01

    ...<p>本稿ではカルコパイライト型リン化物半導体を太陽電池に応用する研究の中で,状態図(相図)を用いたバルク結晶成長,および化学ポテンシャル図を用いた薄膜成長や界面安定性に関する内容を紹介する.カルコパイライト化合物のような多元系材料を作製するうえでは自由度が高くなるため安定相を俯瞰(ふかん)できる状態図は有用なツールであることはいうまでもない.一方,化学ポテンシャル図は,系の成分の化学ポテンシャルを...

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  • 水熱合成法によるWO<sub>3</sub>薄膜の作製とその評価

    平野 加寿也, 諸貫 信行 精密工学会学術講演会講演論文集 2022S (0), 78-79, 2022-03-02

    ...<p>薬品を使用せずに殺菌などを行える光触媒として可視光で励起可能な酸化タングステンが注目されている.高温高圧環境で材料合成を行う水熱合成法により酸化タングステン結晶が作製されているが,基板上に固定化する手法に関しては十分に検討されていない.有機材料では触媒機能で侵食されるため,本研究では基板上に無機バインダで固定化された微粒子を核とし酸化タングステン結晶成長を行い,光触媒を含めた評価を行った....

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  • 二段階水熱合成法による結晶配向BaTiO<sub>3</sub>ナノロッドアレイの作製とその圧電特性評価

    芹澤 玲人, 諸貫 信行 精密工学会学術講演会講演論文集 2022S (0), 76-77, 2022-03-02

    <p>チタン酸バリウム(BaTiO<sub>3</sub>)はPZTのように鉛を含まず環境に優しいものの,圧電特性の更なる向上が求められている.本研究では二段階の水熱合成法により3 μm程の高さの結晶配向BaTiO<sub>3</sub>ナノロッドアレイを作製した.一段階目ではFTO基板上に酸化チタン(TiO<sub>2</sub>)ロッドを配向成長させ,二段階目でTiO<sub>2</sub>…

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  • Split Bregman methodに基づく4階の全変動流問題に対する数値計算 (偏微分方程式の解の幾何的様相)

    儀我, 美一, 上田, 祐暉 数理解析研究所講究録 2212 26-40, 2022-02

    ...画像処理や結晶成長の記述に用いられる4階の全変動流問題に対する数値計算を行った.本講演では,2階の全変動問題に適用される計算手法であるsplit Bregman methodの枠組みに基づいた新たな数値計算手法を提案し, その計算結果を紹介する.Split Bregman methodでは,“L¹”部と“L²”部を持つエネルギーを二つに分割し,それぞれに対する最小化問題で近似を与える極めて効率的な計算手法...

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  • 結晶成長とプロセスインフォマティクス

    寒川 義裕 日本結晶成長学会誌 49 (1), n/a-, 2022

    <p>  This tutorial provides an overview of the research trends to date in the field of crystal growth theory of semiconductors. Furthermore, a future outlook is discussed based on the research …

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  • 濃縮のみによるタンパク質結晶化

    鈴木 良尚, 津下 英明, 藤原 汐里, 池光 直人, 上田 昭子, 坂井 隆志 日本結晶成長学会誌 49 (3), n/a-, 2022

    <p>  The three-dimensional (3D) structure of a protein molecule is usually solved by using crystals grown with copious amounts of precipitants. The obtained structure could be significantly …

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  • 超高圧力下での新物質・新結晶の溶液結晶成長

    長谷川 正, 佐々木 拓也, Nico A. GAIDA, 丹羽 健 日本結晶成長学会誌 49 (2), n/a-, 2022

    <p>  Pressure is one of the thermodynamic parameters together with the temperature to control the stability of materials. Ultra-high pressure in GPa ~ Mbar regions allows us to obtain novel …

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  • 微粒子懸濁によるマイクロ混相流の挙動変化

    山本 憲 可視化情報学会誌 42 (163), 3-6, 2022

    ...<p>著者らによって観察された,流動する界面の挙動の粒子による特徴的な変化を紹介する.第1の現象はガラス細管内での3次元モノレイヤー構造形成であり,コロイド結晶成長に広く用いられている気液界面における粒子捕捉に関連した現象である.構造の形成メカニズムについても,粒子と壁面の濡れ性の観点から説明を加える.第2の現象は粒子間に生じる長距離の流体力学的相互作用に関連した現象である.本稿ではオレイン酸液滴が...

    DOI Web Site 参考文献13件

  • 構造イベントでは説明できない表層での変状

    中田 英二, 平田 康人, 林崎 涼 日本地質学会学術大会講演要旨 2022 (0), 236-, 2022

    ...大山ほか(1998)は石膏の結晶成長により建物が傾斜した例を示しており、中田ほか(2012)は硫酸塩鉱物の晶出により坑道坑壁が剥離する可能性を指摘した。 風化作用によって形成された粘土鉱物による吸水膨張を考える場合、膨張性粘土鉱物が風化作用によって大量に形成される必要がある。一般的に日本のような湿潤で地下水位が高い地域では岩石の体積を変化させるほどの大量の膨張性粘土鉱物は形成されない。...

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  • ケモメトリックス

    森田 成昭 日本結晶成長学会誌 49 (1), n/a-, 2022

    <p>  Chemometrics, a discipline of analytical chemistry extracting information from chemical systems based on statistics and multivariate analysis, is briefly Typical data analyses in chemistry, …

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  • 深層学習技術による結晶探索の現状と今後

    佐々木 勇和 日本結晶成長学会誌 49 (1), n/a-, 2022

    <p>  Deep learning becomes promising techniques in many applications such as machine translation and drug discovery. Recently, it is actively studied to use deep learning for discovering new …

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  • 中新世御内花崗岩質岩体のジルコンメルト包有物組成と固結圧力推定

    谷脇 由華, 齊藤 哲 日本地質学会学術大会講演要旨 2022 (0), 340-, 2022

    ...従って、ジルコンは結晶成長時に鉱物粒間の分化したメルトを包有物として取り込んだものと考えられるが、このことは鏡下観察からジルコンが主成分鉱物粒間に認められることと調和的である。メルト包有物組成はSiO<sub>2</sub>の増加に対して、Na<sub>2</sub>OとK<sub>2</sub>O含有量が減少するトレンドを示す。...

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  • A-μ-PD法による難加工性合金の線材結晶化技術

    横田 有為, 吉川 彰 日本結晶成長学会誌 49 (2), n/a-, 2022

    <p>  We developed a novel fabrication method for alloy crystal fibers with poor-workability by unidirectional solidification using an alloy-micro-pulling-down (A-μ-PD) method and ceramic crucibles …

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  • 高分子・有機結晶の融解キネティクス

    戸田 昭彦 日本結晶成長学会誌 49 (3), n/a-, 2022

    <p>  The recent progress in the understanding of the melting kinetics of polymer crystals was reviewed. The melting behavior of folded-chain crystals (FCC) of polymers becomes seriously complicated …

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  • カルサイト合成実験における流体包有物の形成条件

    山内 彩華, 坂口 有人 日本地質学会学術大会講演要旨 2022 (0), 285-, 2022

    ...<p>【はじめに】</p><p>結晶中に流体が閉じ込められているものを流体包有物とよぶ.流体包有物は結晶の格子欠陥よりもはるかに大きな欠陥である.Roedder(1984)では流体包有物の形成モデルとして6つの案を挙げているが,現在もどのようにしてこのような欠陥が結晶成長中に形成されるのかわかっていない....

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  • 液中における核生成過程の透過型電子顕微鏡その場観察

    木村 勇気 顕微鏡 56 (3), 95-99, 2021-12-30

    <p>原子や分子が集まって粒子を形成する最初期のプロセスである核生成は,身の回りで普遍的に起こっている非常に基本的な現象であるのに,その理解は極めて限定的である.我々は,核生成を理解する鍵はナノ粒子の物性や特異的な振る舞いにあると考え,これまでブラックボックスであった溶液からの核生成過程を,透過型電子顕微鏡を用いて可視化する取り組みを行ってきた.水の代わりにイオン液体を溶媒として用いた独自の手法…

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  • 高効率RF増幅器向けGaN基板上GaN HEMTの開発

    熊崎 祐介, 多木 俊裕, 小谷 淳二, 尾崎 史朗, 新井田 佳孝, 美濃浦 優一, 西森 理人, 岡本 直哉, 佐藤 優, 中村 哲一, 渡部 慶二 J104-C (12), 352-359, 2021-12-01

    ...本論文では,高効率なGaN基板上GaN HEMTのデバイス開発と動作実証を行った.GaN基板の利用により結晶欠陥を大幅に低減し,電流コラプス現象が抑制できることを確認した.また,結晶成長前にウェットケミカル処理を施すことで,基板表面のコンタミを除去し,結晶成長後の基板/エピ界面のSi不純物を低減することに成功した.Si不純物の低減により寄生損失を抑制し,2.45 GHzにおいて効率82.8%と極めて...

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  • 樹枝状結晶の成長と水分子の隣接面移動

    山下 晃 雪氷 83 (6), 609-618, 2021-11-15

    <p>これまでに,水分子の双方の底面からの隣接面移動(AST)があって柱面が成長する薄角板の存在が明らかになった.本研究では,平滑な片方の底面と稜線模様などの凹凸がある面を主な表面とする樹枝状結晶について,水分子の隣接面移動(AST)の効果を調べる.</p><p>過去の実験の樹枝状結晶が,水分子の拡散場からの入射と片方の底面からの隣接面移動(AST)によって柱面が成長して生じていると仮定すると,…

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  • 大容量SiCパワーデバイスに向けた結晶成長技術の開発

    土田 秀一, 鎌田 功穂, 星乃 紀博, 村田 晃一 応用物理 90 (11), 675-678, 2021-11-01

    ...パワーデバイスが活躍している.炭化ケイ素(SiC)単結晶は,高い絶縁破壊強度などの優れた材料特性を有しており,SiCを材料としたパワーデバイスは特に高電圧用途で高い省エネ性能を発揮する.SiCパワーデバイスはさまざまな応用用途で実用化が始まっているが,さらなる適用・普及拡大に向けて,SiCウェーハの品質改善や低コスト化,大口径化が望まれている.本稿では,SiCパワーデバイスの大容量化や適用拡大に向けたSiC結晶成長...

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  • 多面体結晶の集合体のモデリングとその評価指標に関する一検討

    田宮 聖之, 土橋 宜典 電子情報通信学会論文誌D 情報・システム J104-D (10), 776-777, 2021-10-01

    ...本論文ではコンピュータグラフィックス技術を用いて見られる結晶の集合体モデルを生成する手法を提案する.複数の結晶成長と結晶同士の衝突を考慮したシミュレーション手法と生成された形状の評価手法を提案する....

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  • 改良型スパッタリング法における成膜時間がPbTiO3ナノ結晶育成に与える影響

    小野 淳之佑, 大賀 直哉, 渡邉 力, 田中 響, 井上 瑞基, 森迫 大義, 松澤 杏美, 西田 貴司 電気関係学会九州支部連合大会講演論文集 2021 (0), 281-281, 2021-09-17

    ...基板前面に遮蔽版を設置する改良型スパッタリング法により、PbTiO3ナノ結晶の成膜時間が結晶成長に与える影響について調べた。原子間力顕微鏡により、成膜時間40minの時に基板の一部領域にて超平坦ナノシートが形成されているのが分かった。成膜条件の最適化により、PbTiO3ナノ結晶を二次元成長させることで従来の粒状ではなくシート状にすることができた。</p>...

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  • Cu薄膜上でのSUS304ステンレス鋼薄膜の結晶成長

    朝田 昂大, 倉本 慎一, 井上 尚三 精密工学会学術講演会講演論文集 2021A (0), 451-452, 2021-09-08

    <p>SUS304ステンレス鋼は本来fcc相であるにも拘わらず、室温で薄膜化するとbcc相となる。我々は、基板の材質と温度が成長相に大きく影響しており、Cu上ではfcc相のSUS304鋼薄膜が成長し易いことを示した。本研究では、石英上に成長させたCu薄膜を基板とし、Cu下地層の状態がステンレス鋼薄膜の結晶相に及ぼす影響を調査した結果、40nm程度のごく薄いCu層でもステンレスのfcc相成長に寄与…

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  • 壊しながら作るカイラル結晶の選択的成長――“不斉”結晶成長の理論

    勝野 弘康, 上羽 牧夫 日本物理学会誌 76 (6), 349-354, 2021-06-05

    ...</p><p>分子が一つずつ結晶に組み込まれて成長するという従来のシンプルな描像では,この結果を説明することができない.我々は,微小なカイラルクラスタの合体による結晶成長というアイディアを基礎として,統計力学に忠実な模型を構築し,ヴィエドマ熟成の説明に成功した.粉砕によって生成された微小なカイラルクラスタによって,結晶は大きな成長速度をもつ.結果として,初期状態で量が多いタイプはより大きな成長速度をもち...

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  • 自己整列微粒子を犠牲構造とするZnOシェル集合構造の水熱合成

    趙 雨, 諸貫 信行 精密工学会学術講演会講演論文集 2021S (0), 789-790, 2021-03-03

    ...<p>自己整列させたPMMA微粒子表面にZnOナノ粒子を堆積し,これらを核とした水熱合成(結晶成長)を行ってZnO微細構造を製作し,次いでPMMAを熱分解することでZnOシェル構造を得た。微粒子整列や水熱合成の条件を整えることで,直径1μmのPMMA微粒子が密に並んだ表面に高さ2μm程度のZnOナノロッドが密に並んだ構造を得た。...

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  • Agent based simulationを用いた六面体メッシュ自動生成

    菅野 朋典, 大竹 豊 精密工学会学術講演会講演論文集 2021S (0), 7-8, 2021-03-03

    ...メッシュ生成のアルゴリズムとして、エージェントベースの結晶成長シミュレーションを用いており、従来の手法では困難であった六面体のみのメッシュを任意形状に対して生成する。</p>...

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  • CZ法によるCu金属単結晶作製

    熊谷 毅, 安藤 宏孝, 渡邊 清和, 高橋 和也, 藤井 高志, 川又 透, 杉山 和正, 鈴木 茂, 福田 承生 応用物理学会学術講演会講演予稿集 2021.1 (0), 2515-2515, 2021-02-26

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  • ScAlMgO4単結晶のウエハ加工

    白石 裕児, 熊谷 毅, 南都 十輝, 星生 伸一, 福田 承生 応用物理学会学術講演会講演予稿集 2021.1 (0), 2508-2508, 2021-02-26

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