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検索結果 14 件

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  • マーラー第1交響曲の第1楽章における管弦楽法と形式

    内藤 眞帆 人文學報 121 33-43, 2023-06-20

    ...分析のための主たる資料として用いたのは批判校訂版の総譜だが,必要に応じて改訂の各段階を示す自筆総譜や筆写総譜も参照した。これらの資料を管弦楽法の観点から形式分析・考察することで,以下の事実が明らかになった。1.ロマン派作品における形式の緩みや解消といった特徴が,マーラーの形式上の特徴にも対応していること。2.マーラーの管弦楽法上の改訂には,形式形成のための特定の響きを求めて行われたものがあること。...

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  • 脳裏に音楽が鳴り響くということ --シェーンベルクとウェーベルンの作曲プロセスによせて--

    浅井 佑太 人文學報 121 71-91, 2023-06-20

    ...彼によれば,作曲者自身にとっても,「無調や十二音技法による極めて複雑な総譜は,完全に適切な[音響的イメージ]の想像からは恐らく常に離れたものであった」という。しかしながら,アドルノにとって,これは作曲上の欠陥を意味するわけではない。というのも,作曲する耳が素材へと自己批判的に向かう限り,「[事前の]想像と予見不可能なものの間の緊張」は,それ自体が生産的な作曲原理として機能するからである。...

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  • 旋律特徴と楽器特徴に基づく総譜の旋律クラスタリング

    田中, 大貴, 伊藤, 克亘 第80回全国大会講演論文集 2018 (1), 49-50, 2018-03-13

    ...そこで本稿では、演奏したい曲の総譜を元に別の楽器の楽譜へ自動編曲するシステムを提案する。まず、発音時刻・発音持続パターン・音高の動き・和声・音色を元に旋律のクラスタリングを行う。次に、楽器特徴にあった旋律のクラスタを選択する。最後に、編曲対象の楽器で演奏できるよう、楽譜の修正を行う。評価は既存の楽譜と編曲した楽譜の比較を行い、適切な編曲がされているか確認する。...

    情報処理学会

  • 旋律の役割分類による総譜から電子オルガン譜への自動編曲

    田中, 大貴, 伊藤, 克亘 第79回全国大会講演論文集 2017 (1), 121-122, 2017-03-16

    ...本論文では, 電子オルガン演奏者の練習意欲向上のために総譜から電子オルガン譜へ自動編曲するシステムの提案を行う. 音楽はメロディ・ハーモニー・ベースラインなどから構成されている. そこで, これらの要素を総譜から探すために, 旋律のクラスタリングを行う. 分類に考慮する特徴として, 発音時刻・発音持続パターン・音高の動き・和声を元にする....

    情報処理学会

  • 《タンホイザー》パリ上演のための改変とその管弦楽法

    岡田 安樹浩 音楽学 62 (1), 31-45, 2016

    ...《指環》の最初の2つの総譜において試みられていた実験的な楽器の取り扱いや特別な音響効果を意図した管弦楽法が、バレエ場面と幕切れに再現されている。こうしたことは、ワーグナーがパリでの《タンホイザー》の上演を、《トリスタン》までに発展させた実験的な管弦楽法を、実際の音響として現実化するための好機と考えていたことを暗示している。...

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  • ScoreIlluminator:スコア色付けによるオーケストラスコアリーディング支援システム

    松原, 正樹, 岡本, 紘幸, 佐野, 智久, 鈴木宏哉, 延澤, 志保, 斎藤, 博昭 情報処理学会論文誌 50 (12), 2937-2948, 2009-12-15

    ...オーケストラなど大編成用に作曲された楽曲のスコア(総譜)は,パート数の多さから判読性に欠け,異なるパート間の関連性を把握するには音楽構造を理解する必要があり,楽譜(パート譜)を読むことができてもスコアを読むことができない演奏者が多いという問題点がある.そこで本稿では,異なるパートの似た役割を持つフレーズをクラスタリングし,各クラスタに異なる色を割り当てて楽譜上に着色する手法と,音楽を再生しながら色付...

    情報処理学会 Web Site 被引用文献2件

  • マンガ表現の時空 (1) : レイヤー分解・少女マンガのコマ・マンガ表現の感性認知記号論

    雨宮, 俊彦, 住山, 晋一, 増田, のぞみ 関西大学社会学部紀要 33 (2), 1-191, 2002-03-25

    ...つづいて、分解した諸要素を複数の声部、コマを小節として、マンガの総譜表記をこころみた。第二部では、日本の少女マンガで複雑に発達した、コマ構成の歴史が概観され、最近多くみられるコマとコマの間に間白をつくらないコマ構成の意義の検討がおこなわれた。第三部では、構造記号論、夏目らのマンガ表現論、マクラウドのマンガ表現論などが批判的に検討され、マンガ表現論の枠組みとして、感性認知記号論の概要が提示された。...

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  • 管絃雅楽の篳篥譜の旋法

    篠田 健三 東洋音楽研究 1967 (20), 1-28, 1967

    ...<BR>ここでは現行の雅楽譜、すなわち、芝祐泰採譜「雅楽第一集管絃総譜早楽六曲早只拍子一曲」 (竜吟社一九五五) によって、各楽器および各楽曲の旋法を推定してゆきたい。わずか、六調七曲をもって全豹を窺うのはもとより偏狭のおそれなしとしないけれども、公刊の譜ではこれ以上のぞめぬことであるから、さし当っての試みとして調べてみる。...

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  • 催馬楽の音階と旋法

    篠田 健三 東洋音楽研究 1965 (18), 176-206, 1965

    ...芝祐泰採譜「雅楽第二集催馬楽総譜」 (龍吟社、一九五六年) を用いて以下、催馬楽の旋法を考える。まず歌謡旋律の部分のみを対象として分析したい。...

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