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検索結果 195 件

  • 1 / 1

  • ジスチグミン5 mgの長期投与で発症した致死的コリン作動性クリーゼの1例

    森 仁志, 吉村 有矢, 十倉 知久, 野田頭 達也, 今 明秀 中毒研究 37 (1), 29-35, 2024-03-10

    ...発汗,縮瞳,口腔内分泌物の低下などの身体所見と内服歴,コリンエステラーゼ(ChE)低値を総合してコリン作動性クリーゼを疑い,アトロピンの投与を開始したところ血圧は上昇した。その後も代謝性アシドーシスが改善せず,CTで小腸壊死を認めた。治療困難であり死亡退院となった。コリン作動性クリーゼは高齢者においては下限投与量であっても発症し重症化することがある。...

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  • 口腔顔面痛に必要な頭痛の基本

    今井 昇 日本口腔顔面痛学会雑誌 16 (1), 7-14, 2024

    ....また,悪心(吐き気)や嘔吐を伴うことも多い.緊張型頭痛は一次性頭痛のなかで最も多い頭痛である.頭痛は30分から7日続き,圧迫されるような,あるいは締めつけられるような非拍動性の頭痛で,多くは両側性である.頭痛の程度は軽度〜中等度で,頭痛のために日常生活に支障が出ることはあっても寝込んでしまうようなことはない.三叉神経・自律神経性頭痛は一側の激しい頭痛に,頭痛と同じ側に眼の充血や流涙,鼻汁や鼻閉,縮瞳...

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  • アトロピン制限を行ったが胃内容の排出が遅延した有機リン中毒の1例

    村松 慎也, 関根 良介, 渡邊 達也 日本救急医学会関東地方会雑誌 44 (4), 343-347, 2023-12-28

    ...縮瞳, 流涎, 冷汗, 失禁, 異臭があり, 血清ChE 9U/Lと低値であったため, 有機リン中毒と判断し, PAM静注, 気管挿管し人工呼吸管理を開始した。活性炭を投与し, アトロピンは腸蠕動低下を避けるため投与しなかった。ICUに入室後, 全身管理を継続したが第3病日にChEは1U/Lまで低下した。...

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  • 肋間帯状疱疹後のHorner 症候群に対しブリモニジン酒石酸塩点眼が有効であった1例

    庄子 尚子, 田川 義晃, 新明 康弘, 新海 晃弘, 董 陽子, 中村 佳代子, 陳 進輝, 石田 晋 神経眼科 40 (4), 371-376, 2023-12-25

    ...</p> <p> 症例は51歳,女性.右背部肋間帯状疱疹(Th4-6)を発症し,抗ヘルペスウイルス薬投与によって皮疹は痂皮化,治癒した.しかし発症4週後に左眼瞼下垂,左縮瞳,左前額部の発汗低下,左三叉神経第一枝領域の知覚異常が出現し,発症6週後に当院神経内科を初診した.左Horner症候群と左三叉神経第一枝障害と診断され,水痘帯状疱疹ウイルスの髄腔内感染が疑われた.抗ヘルペスウイルス薬・ステロイド投与...

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  • 日本人における瞳孔径の加齢変化

    多々良 俊哉, 前田 史篤 神経眼科 40 (2), 108-114, 2023-06-25

    ...<p> 近年急速に普及している多焦点のコンタクトレンズ(CL)や眼内レンズは瞳孔径によってretinal image qualityに差が生じる.加齢に伴い縮瞳していくことは既知のことであり,高齢者用の多焦点レンズは加齢縮瞳に適した設計がなされている.その一方で,昨今話題となっている近視進行予防用の多焦点CLは,老視用の多焦点CLより中心遠用部分や光学部全体を広くしており,瞳孔の大きい若年者の装用を...

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  • ホルネル症候群が改善した交感神経鞘腫手術例

    丸山 祐樹, 江川 峻哉, 北嶋 達也, 櫛橋 幸民, 溝上 雄大, 嶋根 俊和 頭頸部外科 33 (1), 85-90, 2023

    ...手術約3週間前から左眼瞼下垂や縮瞳などホルネル症候群が出現し,その後被膜間摘出術で腫瘍を摘出した。術後2か月経過した時点で神経脱落症状は改善した。神経症状発症から早期であれば手術により症状が改善する可能性が示唆された。...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献9件

  • ダージリン紅茶セカンドフラッシュに特徴的な香気成分の解析と自律神経活動に及ぼす効果

    大野 敦子, 鈴木 萌人, 矢田 幸博 におい・かおり環境学会誌 53 (1), 50-59, 2022-01-25

    ...-ジメチル-4-ヒドロキシ-3(2H)-フラノン,2-フェニルエチルアルコールを選定し,紅茶飲用時の規定濃度でそれぞれ吸入した結果,ホトリエノールのみが縮瞳率を有意に上昇させた.濃度依存性を検討した結果,ホトリエノールは5 ppm以下の低濃度において縮瞳率は有意に上昇した.さらに,ホトリエノール50 ppm吸入後に縮瞳率ばかりでなく,指尖皮膚温も有意に上昇したことから,ホトリエノールはダージリン紅茶...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献21件

  • ダージリン紅茶セカンドフラッシュの香りが心理と自律神経活動・中枢神経活動に及ぼす効果

    大野 敦子, 矢田 幸博 におい・かおり環境学会誌 52 (6), 344-357, 2021-11-30

    ...嗜好性と香りの印象を評価したうえで,心理学的評価とあわせて,自律神経および中枢神経活動の統合生理学的評価を行った.その結果,ダージリン紅茶セカンドフラッシュの香りを吸入すると“自発的ストレス”,“抑うつ・不安”“敵意”が有意に低下した.一方,“爽快感”,“非活動的”は有意に上昇したことから,心理に対して鎮静的に作用することが示唆された.生理的には,ダージリン紅茶セカンドフラッシュの香り吸入後に瞳孔の縮瞳率...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 被引用文献2件 参考文献35件

  • 累進屈折力眼鏡が有用であった小児調節痙攣の3例

    花形 麻衣子, 大久保 真司, 宇田川 さち子, 杉山 和久 神経眼科 38 (3), 292-297, 2021-09-25

    ...<p> 調節痙攣により屈折が変動,近視化した小児の3症例に対し,調節麻痺下屈折検査を施行,累進屈折力眼鏡を処方し,効果が得られたので報告する.症例1(7歳女児)では,Spot Vision Screener(SVS)を用いることで,調節痙攣発症時の屈折の変動,縮瞳,内斜視の様子を記録することができた.SVSは,調節痙攣の状態と累進屈折力眼鏡装用の効果を判定する方法として有用であった.症例1と3(10...

    DOI 医中誌

  • 脳脊髄液減少症症例の眼症状の検討

    山上 明子, 岩佐 真弓, 井上 賢治, 若倉 雅登, 龍井 苑子, 石川 均, 高橋 浩一 神経眼科 38 (2), 162-171, 2021-06-25

    ...</p> <p> 視力低下例では眼内に異常所見がなく,視野異常例では半数で求心性視野狭窄を呈した.調節力は75.0%で年齢に比し低下傾向を示した.輸液治療施行前のTriIRISを用いた検査では輻湊時の視標への追従が悪い,瞬目が多いなど近見視に伴う輻湊や縮瞳にノイズが多かったが,輸液治療後は全例見え方の改善を自覚し,一部の症例でTriIRISでの輻湊時視標への追従の改善,瞬目の減少がみられたが,ARK...

    DOI 医中誌

  • 対光反応解析装置等を用いたVDT 作業に対する眼疲労の評価に関する研究

    宮内 博幸, 青木 隆昌 安全工学 60 (2), 93-100, 2021-04-15

    ...)にて左右眼で作業後が前に比べて有意(<i>p </i><0.05)に低値となった.連続光刺激では青色のCR にて,刺激10 回目と1 回目の縮瞳率差は,疲労により作業後には前より有意に小さくなった.青色刺激による縮瞳率を計測することで,眼疲労の指標の一つになる可能性が示唆された....

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  • AD/HDの前頭葉機能: NIRS, 自律反応を中心に

    青柳 閣郎, 大山 哲男, 加賀 佳美, 相原 正男 臨床神経生理学 49 (1), 15-21, 2021-02-01

    ...健常成人ではCS時に散瞳し, それ以外では縮瞳していた。CS時に前頭部のOxy-HbがNIRSで上昇する現象と同期していた。TDCではCS時の瞳孔径変化は発達的に変化しており, 15歳以上の年長群で成人と同様の結果となった。これは, WCSTの成績の発達的変化と一致していた。AD/HD例では, CS時の瞳孔径変化は縮瞳傾向であった。...

    DOI 医中誌

  • 化学テロと吸入剤による中毒-新しい脅威(0pioid)を踏まえて

    大西 光雄 日本毒性学会学術年会 48.1 (0), S28-3-, 2021

    ...神経剤とopioidは共に縮瞳を呈するため鑑別が必須となるが、現時点では複数名が縮瞳し呼吸停止をきたしている段階で、神経剤としての対応が始まるおそれがある。それぞれに対する治療薬は異なるが、ともに吸入だけでなく経皮吸収も考慮しなければならない。</p><p> 化学テロに対して、何が世界の耳目を集めているか、常にアップデートしながら様々な想定を行い取り組むことが求められている。</p>...

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  • 当院で経験した神経核内封入体病(NIID)3例の比較検討

    小谷 紗稀, 深沢 良輔, 武澤 秀理, 馬場 正道, 曽根 淳, 藤井 明弘 臨床神経学 61 (3), 194-199, 2021

    ...<p>症例は70代の男性3例.主訴は全例歩行障害だった.全例に縮瞳と四肢・体幹失調を認め,mini-mental state examinationは2例,frontal assessment batteryは全例で低下していた.頭部MRIで白質脳症所見と小脳萎縮,拡散強調画像で皮髄境界の高信号を認めたが,2例は経過観察となっていた.全例,皮膚生検で抗ユビキチン抗体と抗p62抗体陽性の核内封入体,遺伝子検査...

    DOI Web Site PubMed ほか1件 参考文献8件

  • 瞳孔視野測定における調和現象の検討

    丹沢 慶一, 岡 真由美, 雨島 歩美, 島田 果歩, 西川 真由, 横山 夕華 神経眼科 37 (2), 147-153, 2020-06-25

    ...</p> <p><b>結果</b>:各刺激呈示位置において,縮瞳率は強度の対数と直線回帰を示し(R<sup>2</sup>>0.9),また強度が同じであれば,偏心度0°で偏心度15°よりも高かった.加えて,各光刺激呈示部位において,同強度の各対間の縮瞳率に有意差はなかった(p>0.05)....

    DOI 医中誌

  • ベタネコール(ベサコリン)が原因と考えられたコリン作動性クリーゼの一例

    矢野, 彰彦, 安冨, 義親, 溝渕, 樹, 坂東, 弘基 高知赤十字病院医学雑誌 24 (1), 47-49, 2020-03

    ...症例は61 歳女性の台湾人女性.呼吸困難を主訴に救急搬送された.来院時,著明な酸素化低 下を認めた.既往に気管支喘息があることから,気管支喘息重積発作として加療が開始されたが,入 院経過中にベタネコールの内服歴があることが判明した.来院時,ショックバイタルであるにも関わ らず徐脈であったこと,縮瞳や多量の流涎を認めていたことなどから,コリン作動性クリーゼが疑わ れた.人工呼吸器装着,カテコラミンの投与...

    機関リポジトリ

  • 色別に見た遮光眼鏡装用時の瞳孔径と心拍変動解析の検討

    鎌田 泰彰, 原 直人, 佐藤 司, 新井田 孝裕 自律神経 57 (2), 139-143, 2020

    ...した.また,3色すべての遮光眼鏡で装用中に比べ装用後に縮瞳した.オレンジの遮光眼鏡で装用前に比べ装用中に散瞳した.心拍変動解析では装用前,装用中,装用後のいずれも有意差がなかった.遮光眼鏡の色は瞳孔径に変化をもたらすが,心拍変動には影響がなかった....

    DOI 医中誌

  • 眼周囲温熱療法が脈絡膜に及ぼす影響 ―2階調化画像解析による検討―

    鎌田 泰彰, 原 直人, 佐藤 司, 新井田 孝裕, 向野 和雄 自律神経 57 (2), 134-138, 2020

    ...脈絡膜を撮影した.得られた画像は2階調化画像処理し,脈絡膜面積(C),血管領域面積(L)を求めた.同時に瞳孔計測と,眼疲労感をVisual analogue scaleを用いて測定した.脈絡膜は加温前に比べ加温終了直後でC,Lともに増加した(C:p<0.01,L:p<0.05).また,加温後10分も加温前に比べC,Lの増加が継続していた(p<0.05).瞳孔は加温前に比べ加温終了直後,加温後10分は縮瞳...

    DOI 医中誌

  • ラットの縮瞳反応における照度と観察時刻の影響

    和田 進太郎, 松井 龍宣, 西川 雄樹, 小西 静香, 黒坂 妙子, 上田 誠, 佐藤 恵一朗, 山下 康弘 日本毒性学会学術年会 47.1 (0), P-225-, 2020

    ...縮瞳の評価には、瞳孔径を角膜径で除した縮瞳スコアを用いた。2 lxから通常の飼育室内照度である400 lxの間で照度を段階的に変化させ、縮瞳の評価に適した照度条件を検討した。また、9:00~19:00の間で2時間毎に撮影することで、縮瞳評価に適した時間帯や日内変動の有無を検討した(飼育室照明時刻:8:00~20:00)。...

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  • 腫瘍崩壊症候群が原因となって出現したオキシコドンによる呼吸抑制の1例

    寺本 晃治, 林 駒紀, 長谷川 千晶, 森井 博朗, 木村 由梨, 服部 聖子, 森田 幸代, 住本 秀敏, 寺村 和也, 醍醐 弥太郎 Palliative Care Research 15 (2), 161-166, 2020

    ...【症例】患者は39歳の男性.菌状息肉症に対して化学療法(DeVIC療法)が開始された2時間後,尿量が減少し,血液検査結果と臨床経過からTLSと診断された.また,皮膚病変部の疼痛に対してオキシコドンが投与されていたが,TLSの発症に伴って呼吸回数の減少,傾眠,縮瞳などオキシコドンに起因する症状が出現した.これらは,オキシコドンの減量,拮抗薬の投与,TLSに対する治療により回復した....

    DOI Web Site 医中誌 参考文献7件

  • Fisher症候群における眼自律神経の回復過程の検討

    小野里 規子, 原 直人, 鎌田 泰彰, 向野 和雄 自律神経 57 (4), 231-236, 2020

    ...<p>Fisher症候群の回復過程において瞳孔対光反射と近見縮瞳,屈折値と眼圧の経過を追った.症例は61歳女性.上気道炎2日後から複視を自覚し両眼瞳孔散大と外斜視にて近医から紹介された.矯正視力は右眼1.2と左眼0.9,眼圧は右眼22.2 mmHgと左眼23.7 mmHgで高眼圧だった.眼球運動は両眼とも全方向不動,眼瞼下垂,輻湊麻痺がみられた.瞳孔径は明室で両眼6.5 mmと散大し,対光反射と近見縮瞳...

    DOI 医中誌

  • 現代社会における近見反応の役割

    小野里 規子, 原 直人 神経眼科 36 (4), 397-403, 2019-12-25

    ...酷使されていることから,眼精疲労やスマホ老眼・スマホ内斜視と言われる近見反応の異常が多くなっている.調節の異常には調節痙攣や調節不全があり,屈折矯正が過矯正あるいは低矯正の場合には眼精疲労をきたすこともある.近視人口の増加に伴い,近視の発症・進行と調節との関係についての研究が多く報告されている.眼精疲労の予防には,適正な屈折矯正や遮光眼鏡,温熱療法,一定時間で休息をとることが有効とされている.調節や縮瞳...

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  • RAPDの臨床価値

    瀧澤 剛, 三木 淳司 神経眼科 36 (4), 386-396, 2019-12-25

    ...経過における評価ツールとしての有用性や,視神経疾患以外の疾患においても有用性が報告されている.また,視神経疾患や緑内障におけるRAPDと光干渉断層計(OCT)によって測定された網膜内層厚は相関関係にあることが報告されている.そのため,RAPDの定量的評価が網膜構造の変化を捉えるスクリーニングツールとしても有用性が期待されている.しかし,pupillographyでは通常,RAPDの定量が患眼と健眼の縮瞳量...

    DOI 医中誌

  • Horner症候群を契機に発見された交感神経鞘腫

    清川 佑介, 河邊 浩明, 小出 暢章, 立石 優美子, 田崎 彰久, 有泉 陽介, 朝蔭 孝宏 頭頸部外科 29 (1), 73-78, 2019

    ...初診時には右眼瞼下垂,右縮瞳を認め,右上頸部に弾性硬な3cm程度の腫瘤を認めた。頸動脈分岐部に腫瘤が存在し,CTで造影効果が高かったため,頸動脈小体腫瘍と診断され,経過観察となった。<br>しかし,経過観察中に増大傾向を示し,頸動脈分岐部から腫瘍が離れ,MRIで上下に索状物も認めたことから,交感神経由来の神経鞘腫と診断し,手術を施行した。...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献1件

  • 末梢神経刺激併用バイオフィードバック療法の研究

    福本 一朗 バイオフィードバック研究 46 (1), 39-47, 2019

    ...また認知症については光刺激訓練/電気的ツボ刺激を行うことによりHDS-Rの改善, 対光縮瞳反射機能などの成果を得ることができたほか, 足底叩打刺激によってMMSEおよびPOMSの得点改善が見られ, 周辺症状減少につながる情緒不安定の改善を達成することができた....

    DOI 医中誌

  • 老視の発症メカニズムと近見反応の変化

    原 直人, 小野 里規子 自律神経 56 (3), 89-92, 2019

    ...は,調節力の減衰を補うように更に縮瞳を強めて焦点深度を大きくすることでボケを補償している.老視の機序とこれに伴う近見反応の変化について考察した....

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  • P-15-04 日々の臨床における主観的評価を客観的評価で裏付けた1例

    渡辺 遥, 関森 英伸, 梅原 幸子, 鈴木 賢治, 新井田 孝裕, 下泉 秀夫 日本重症心身障害学会誌 44 (2), 480-480, 2019

    ...対光反応の直接反応では、縮瞳率が左眼CR:0.39、右眼CR:0.27となり対光反応が認められた。 まとめ 上記の結果より対象者は皮質盲と考えられ、視覚刺激への反応が乏しいという主観的評価が裏付けられた。また、複合的な感覚刺激による支援で長期的に関わり観察を繰り返すことが、支援をより有用なものにすると考えられた。 申告すべきCOIはない。...

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  • 有機リン中毒による遅発性神経毒性をきたしたが, 良好な運動機能を保持し転院できた1例

    久村 正樹, 藤井 昌子, 松枝 秀世, 城下 翠, 橋本 昌幸, 中村 元洋, 淺野 祥孝, 久木原 由里子, 大井 秀則, 平松 玄太郎, 有馬 史人, 安藤 陽児, 輿水 健治 日本救急医学会関東地方会雑誌 39 (2), 315-318, 2018-12-31

    ...病着時, Glasgow Coma Scale 14 (E3V5M6) と軽度の意識障害と瞳孔径2mm/2mmの縮瞳, および著明な流涎を認めていた。血液検査ではコリンエステラーゼ値が4U/Lと低下し, 血清からはジクロルボスが検出された。有機リン中毒と診断し呼吸管理を中心に加療を行った。...

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  • 羞明・意識障害・縮瞳をきたした少量の強オピオイド使用患者

    谷川 明希子, 片山 寛次 Palliative Care Research 13 (2), 147-152, 2018

    ...は羞明で中止した.フェンタニル貼付製剤は1 mgで一過性の健忘,2 mgで縮瞳と意識障害を認め,中止した.呼吸抑制は認めなかった.強オピオイドは羞明もきたしうる.少量でも縮瞳や意識障害をきたす症例もある.強オピオイド開始時に強い副作用や羞明を認めた場合には,少量でも縮瞳や意識障害をきたす可能性があり,注意した観察が必要である....

    DOI Web Site 医中誌 参考文献10件

  • 健常成人における各視野象限で誘発される対光反射の検討

    丹沢 慶一, 岡 真由美, 西田 茉有李 神経眼科 35 (1), 41-47, 2018

    ...<br>その結果,4象限の比較において,縮瞳率に有意差はないもの,刺激輝度と偏心度の高い刺激の条件下において,上耳側および上鼻側視野の縮瞳率の平均値は,下耳側および下鼻側視野の縮瞳率の平均値よりも大きかった.また,刺激輝度が高い条件下で,上側視野の縮瞳率は下側視野の縮瞳率よりも有意に高かった(p<0.05)....

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  • ジスチグミン臭化物によるコリン作動性クリーゼの臨床

    小野寺 誠, 伊関 憲, 藤田 友嗣, 菊池 哲, 藤野 靖久, 井上 義博 日本毒性学会学術年会 45.1 (0), S5-5-, 2018

    ...すなわち、ムスカリン受容体作用優位の症状である流涎、気道分泌過多、発汗、縮瞳、嘔気、徐脈、腹痛、下痢、ニコチン受容体作用優位の症状である呼吸筋筋力低下、振戦、線維束攣縮が出現し、重症になると意識障害、痙攣、呼吸筋麻痺から心停止にいたる。</p><p> 血液検査上、血清コリンエステラーゼの著明な低下が特徴的である。...

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  • サリン被曝者を見つめ続けて

    黒岩 幸雄 谷本学校 毒性質問箱 2017 (19), 126-132, 2017-09-19

    ...松本サリン事件のときのお話ですが、私は当時、自治医科大学の藤村教授より薬剤師研修会の講義を頼まれており、朝7時過ぎに家を出るため、6時のニュースを見るためにテレビをつけた途端、信州大学の全田教授(薬剤部長)がテレビに出られて、コリンエステラーゼ活性の低下と瞳孔の縮瞳について盛んにおっしゃっており、何事が起こったのかと思い、その原因物質はなんであるかとずっと自治医科大学に着くまで考え続けておりました。...

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  • 遮光レンズが固視へ及ぼす年齢差の影響

    長尾 祥奈, 澤田 園, 長 篤志 日本視能訓練士協会誌 46 (0), 63-70, 2017

    ...固視安定性は若年者では瞳孔径変化に強く影響を受け、加齢に伴う縮瞳が出現すると視感透過率の影響が大きくなった。遮光レンズが固視へ与える影響の原因は年齢により異なると考えられる。</p>...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献4件

  • 右同名半盲様視野障害を呈した梅毒性視神経萎縮の一例

    武島 知志, 大久保 真司, 宇田川 さち子, 大田 妙子, 杉山 和久 神経眼科 34 (2), 167-171, 2017

    ...33歳男性.両眼視力低下の自覚があり,前医を受診.Humphrey静的視野検査で右同名半盲様視野障害を呈していたが,頭部MRI画像において両側視神経萎縮がみられた以外に,明らかな視路病変がなく当科へ紹介となった.視力は右(0.4),左(0.15),両眼視神経乳頭の耳側蒼白化,対光近見反応解離がみられたが,著明な縮瞳はなかった.血液および髄液の梅毒抗体の高値を認め,神経梅毒と診断,ペニシリン大量点滴治療...

    DOI 医中誌

  • 延髄梗塞により中枢性呼吸障害を呈した1例

    伊賀崎 央, 藤原 信一郎, 吉田 泰子, 押川 達郎, 下村 武司, 有川 祐也, 光武 尚史, 柴田 陽三 九州理学療法士・作業療法士合同学会誌 2016 (0), 254-254, 2016

    ...神経学的所見として、両側性の縮瞳・眼振、右優位の顔面神経麻痺、嚥下障害、舌根沈下を認めていた。右上下肢優位に高度の運動失調を認めており、Brunnstrom Recovery Stageは両側ともに上肢Ⅲ、手指Ⅳ、下肢Ⅳであった。感覚は評価困難であった。...

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  • 実行機能に関わる情動機能の発達

    大山 哲男 認知神経科学 18 (3+4), 121-127, 2016

    ...また瞳孔径推移では、成人群はCognitive shift (CS)時に散瞳し連続正答時や次正答発見時には縮瞳したが、年少児では異なるパターンを呈し、年齢とともに成人パターンに徐々に近づいた。次にCS時の瞳孔径推移では、瞳孔径変化率積分値は年齢とともに増加し、10歳以降で成人と同様のパターンを示した。...

    DOI DOI Web Site ほか1件

  • 視神経萎縮で発見された神経梅毒の一症例

    渡辺 敏樹, 気賀沢 一輝, 宮崎 泰, 平形 明人 神経眼科 33 (4), 385-391, 2016

    ...眼以外の神経症状が見られない視神経萎縮で発見された神経梅毒の一例を報告する.症例は59歳男性,数年前より両眼の進行性視力低下,視神経萎縮を認めるも,数か所の病院にて原因が判明せず当院へ紹介となった.視力右(手動弁),左(0.1),視野は,右は下耳側周辺のみ残存,左は中心および下方に暗点を呈し,両眼視神経乳頭の萎縮がみられた.対光反射近見反応解離を認めたが,縮瞳傾向はなかった.画像検査では視神経萎縮を...

    DOI 医中誌

  • 眼球計測データおよび音響信号の特徴量抽出に基づく「音楽の好み」の推定

    米家, 惇, 廖, 心怡, 古川, 茂人, 柏野, 牧夫 第77回全国大会講演論文集 2015 (1), 61-62, 2015-03-17

    ...推定に用いる特徴としてmicrosaccadeおよび縮瞳・散瞳に着目し、制御論モデルに基づく新たな特徴量を抽出した。また、生体応答がどのような刺激によって生じたのかを推定の手がかりとするため、音響信号の各種特徴量も抽出した。眼球計測データと音響信号から抽出された特徴量と、楽曲の好みに関するアンケート結果の対応関係を学習することで、高い精度で音楽の好みが推定可能となった。...

    情報処理学会

  • 健常者における暗順応時間がRAPDx<sup>®</sup>の測定結果と 再現性に及ぼす影響

    佐藤 司, 後関 利明, 浅川 賢, 石川 均, 清水 公也 神経眼科 32 (3), 263-268, 2015

    ...や潜時,縮瞳・散瞳速度は,暗順応1分と5,10分の間に有意差を認め,再現性は良好であった.RAPDx<sup>®</sup>による測定は,暗順応1分でも視入力の左右差の評価は可能であるが,対光反射のパラメータでの経時的な定量評価は,最低5分の暗順応が望ましいと考えられる....

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  • 3型3色覚を用いた高齢者色覚再現シミュレーションの検討

    釘宮 巧, 田中 芳樹, 田中 清, 横山 翔, 中村 英樹, 市川 一夫, 田邉 詔子 画像電子学会年次大会予稿集 43 (0), 5-5, 2015

    ...日本では, 2013年に65歳以上の高齢者の割合が総人口の 25[%]を占め,その割合は年々増加し続けている.人間は高齢になると,水晶体の黄変や老人性縮瞳などの加齢変化が起こり,若年者よりも色褪せた色を知覚するようになる.このような背景から,高齢者が知覚する画像をシミュレーションによって求めてパソコンのディスプレイ上に再現したり,高齢者が知覚する画像を若年者が知覚する画像に近づけるための色補正法が検討...

    DOI

  • 徐脈性ショックの初期診断に難渋したコリン作動性クリーゼの1例

    三好 真智子, 村上 究, 中野 顕, 福岡 良友, 森下 哲司, 佐藤 岳彦, 石田 健太郎, 絈野 健一, 天谷 直貴, 荒川 健一郎, 宇隨 弘泰, 李 鍾大, 夛田 浩 心臓 47 (2), 193-197, 2015

    ...血清電解質に異常なく, 冠動脈造影にも異常は認めなかった. 2009年より神経因性膀胱にて臭化ジスチグミン5mg/日を内服しており, また, 血清コリンエステラーゼ値の著明な低下, 身体所見にて縮瞳, 唾液過多, および下痢を認めたことから, コリン作動性クリーゼと診断した. 硫酸アトロピンの持続投与にてコリンエステラーゼの上昇とともに徐脈は改善した....

    DOI 医中誌

  • 緊張性瞳孔で偶然発見されたRoss症候群の1例

    岡田 匡充, 稲富 雄一郎, 加藤 勇樹, 軸丸 美香, 大林 光念, 米原 敏郎, 安東 由喜雄 臨床神経学 55 (3), 160-164, 2015

    ...66歳,女性.めまいを主訴に受診した際に,緊張性瞳孔と四肢腱反射消失をみとめた.また10歳代より,熱不耐症や左半身の発汗低下を自覚していた.ピロカルピン点眼試験では両側縮瞳,温熱発汗試験では顔面と左胸部に発汗低下をみとめ,Ross症候群と診断した.アセチルコリン皮内注射では鎖骨下と臍周囲の左側で発汗が低下していた.胃電図では平均周波数の低下とbradygastriaの頻度上昇,皮膚血流検査では左上肢...

    DOI PubMed 医中誌 参考文献14件

  • Truncal lateropulsionと半身の胸髄レベル以下の温痛覚障害を呈した延髄外側梗塞の45歳男性例

    西平 崇人, 鈴木 圭輔, 竹川 英宏, 中村 利生, 岩崎 晶夫, 平田 幸一 臨床神経学 54 (10), 819-823, 2014

    ...症例は45歳男性である.後頭部痛と吐き気の後,左方向への傾きが出現した.神経学的には左へのtruncal lateropulsion以外に異常はなかった.頭部MRIでは左延髄下部外側に急性期梗塞をみとめ,臨床・画像所見から左椎骨動脈解離による機序が考えられた.第6病日に右第10胸髄以下の温痛覚障害,左顔面発汗低下,左縮瞳が出現し,頭部MRIでは梗塞巣が拡大していた.脊髄小脳路の障害によりtruncal...

    DOI Web Site PubMed ほか1件 参考文献13件

  • Visual Display Terminal作業前後における瞬目および瞳孔径の動的変化

    広田 雅和, 川守田 拓志, 魚里 博 視覚の科学 35 (1), 8-12, 2014

    ...その結果,角膜高次収差に変化は認められなかったが,VDT作業後において光刺激に対する縮瞳の遅延が認められた。また,VDT作業前と比較して,VDT作業後は瞬目回数が増加した。瞬目に伴う一過性の縮瞳は変化が小さくなり,瞳孔径が最小になるまでに要する時間が有意に短縮した。...

    DOI 医中誌

  • 動物におけるERG、全視野からから局所まで

    伊藤 典彦 日本毒性学会学術年会 41.1 (0), W10-4-, 2014

    ...緑内障治療薬の第一選択薬となっているプロスタグランジン関連薬では人にはみられない強い縮瞳が犬や猫には見られる。強い縮瞳は検査の障害となり網膜の機能異常を検出することはできない。<br> 局所の網膜電図検査に加えて従来からある全視野刺激の検査まで広げそれぞれの方法を紹介する。各検査法の実験動物を対象とした眼毒性試験の利点と欠点、限界を挙げる。...

    DOI

  • アシデミア、高カリウム血症を伴う意識障害の一例

    長尾 兼嗣, 芝 みちる, 松井 恒太郎, 小浦 友行, 有嶋 拓郎, 若杉 雅浩, 奥寺 敬 富山救急医療学会 32 (0), 8-, 2014

    ...来院時は昏睡状態(JC100)で縮瞳、尿失禁を認めた。血圧130/106mmHg、脈拍84整、呼吸数20、10Lマスク酸素投与でSpO2 100%とバイタルサインは安定していたが、血液ガス分析にてpH7.255、pCO<sub>2</sub> 33.5、HCO<sub>3-</sub> 14.4、Na 141、K 7.1、AG 15.9とAG開大性代謝性アシドーシスと高カリウム血症を認めた。...

    DOI 医中誌

  • 神経眼科の切り口からみた弱視斜視臨床

    内海 隆 日本視能訓練士協会誌 42 (0), 1-15, 2013

    ...輻湊・調節・縮瞳は近見3徴と呼ばれ、3者の筋電図が同時に放電することから近見反射と理解されるべきである。調節系から輻湊系へ(調節性輻湊)、あるいは輻湊系から調節系へ(輻湊性調節)という中位・下位レベルの横の関連性を証明する神経生理学的・神経解剖学的事実はない。相対輻湊と相対調節についても、完全に実験室的条件下の現象であり、実際の臨床的事実を説明しようと試みても限度がある。...

    DOI 医中誌 参考文献21件

  • 瞳孔視野測定時の記録データを利用した瞳孔視野測定検査の所要時間の特性評価

    衣川 龍, 前田 史篤, 田淵 昭雄, 岡田 美保子, 加藤 弘明, 山田 潤, 近藤 芳朗 医療情報学 33 (5), 253-265, 2013

    ...<br/>【結果】検査の所要時間(5.6±1.5分)は,正規分布ではなく正に歪曲した分布であることが示された.刺激提示間間隔の変動係数が小さいほど検査の所要時間が短く,瞳孔視野のノイズ成分を示す縮瞳率偏差も小さくなる傾向が明らかにされた....

    DOI

  • 高齢者の色知覚を復元する色補正法の一考察

    鈴木 亮司, 田中 芳樹, 秋本 洋平, エルナン アギレ, 田中 清, 横山 翔, 中村 英樹, 市川 一夫, 田邊 詔子 映像情報メディア学会技術報告 37.35 (0), 35-38, 2013

    ...高齢者の色知覚を若年者の色知覚に近づける色補正法は,加齢による高齢者の水晶体透過率の低下と縮瞳を補うために色信号を全体的に増幅する補正処理を行う.このため,元の入力画像に含まれる色信号がRGB表色系の表示可能域(0〜255)を超えてしまう場合があり,表示する補正画像上に、これらの画素に色の塗りつぶしなどの不都合が生じる恐れがある.そこで本稿では,464色のデータセットや複数の自然画像を用いて,加齢に...

    DOI Web Site

  • 新しい瞳孔視野指標の考案

    衣川 龍, 前田 史篤, 田淵 昭雄, 岡田 美保子, 加藤 弘明, 山田 潤, 近藤 芳朗 視覚の科学 34 (1), 10-19, 2013

    ...相関の分析により21箇所の刺激部位の縮瞳率,要約縮瞳率(左眼20.8±6.0%,右眼20.3±5.8%),縮瞳率偏差(左眼2.3±0.9,右眼2.3±0.7)において両眼間で対称性が示され,要約縮瞳率と縮瞳率偏差の間では独立的な関係性が示された。</p><p>結論:本研究では,瞳孔視野を従来の2倍以上の情報量で評価できる方法を考案し,眼科臨床の2次元的追跡評価につながると考えられる。</p>...

    DOI 医中誌 参考文献13件

  • 高齢者の色知覚を復元する色補正法の一考察

    鈴木 亮司, 田中 芳樹, 秋本 洋平, アギレ エルナン, 田中 清, 横山 翔, 中村 英樹, 市川 一夫, 田邊 詔子 画像電子学会研究会講演予稿 13.01 (0), 34-37, 2013

    ...高齢者の色知覚を若年者の色知覚に近づける色補正法は,加齢による高齢者の水晶体透過率の低下と縮瞳を補うために色信号を全体的に増幅する補正処理を行う.このため,元の入力画像に含まれる色信号がRGB表色系の表示可能域(0~255)を超えてしまう場合があり,表示する補正画像上に、これらの画素に色の塗りつぶしなどの不都合が生じる恐れがある.そこで本稿では,464色のデータセットや複数の自然画像を用いて,加齢に...

    DOI

  • ストレス評価としての瞳孔機能

    原 直人 視覚の科学 33 (2), 47-51, 2012

    ...例えば,全身疲労で疲弊した状態では,瞳孔縮瞳に伴い大きな瞳孔のゆらぎが出現するが,それが他覚的な眠気の指標とされている。一方,疲労とは相反する状態である音楽を聴きながらのリラックス状態でも同様な縮瞳とゆらぎの出現が観察できる。いまだ情動発現における身体反応と瞳孔反応の研究は十分ではない。今後,瞳孔反応の非侵襲的な測定方法によりますます盛んになることが望まれる。</p>...

    DOI 医中誌 参考文献28件

  • 乗馬によるゆらぎは痙直型脳性麻痺児の自律神経活動に作用し筋緊張を改善する

    横山 美佐子, 要 武志, 渡邉 朱, 高橋 友親, 多田 実加, 饗庭 尚子, 田畑 稔, 小倉 彩, 堀田 一樹, 清水 良祐, 太田 光明, 増田 卓 理学療法学Supplement 2010 (0), BcOF2038-BcOF2038, 2011

    ...乗馬後の瞳孔径の増減から散大を交感神経活動の優位性の指標,縮瞳を副交感神経活動の優位性の指標とした。筋緊張は,Modified Ashworth Scale(MAS)を用いて,乗馬前後における両側腓腹筋の筋緊張を理学療法士が測定した。また,筋緊張の指標として,筋活動を両側腓腹筋に表面筋電計を装着し,乗馬前後で30秒間の筋活動を測定した。...

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  • サリン被害後の神経眼科的後遺症

    若倉 雅登 日本トキシコロジー学会学術年会 38 (0), 195-195, 2011

    ...明確な他覚所見が得られた例は58例(19%)で、明所での過剰な縮瞳(径<2.5mm)、暗所散瞳不十分(<4mm)が18例、調節障害が11例あった。眼瞼痙攣は10例に、眼球運動異常は9例で確認された。<BR> 考察:瞳孔径の異常は急性期には縮瞳としてみられるが、今回みられたものはその遺残というより、明るさと瞳孔径の対応関係が崩れた可能性がある。...

    DOI

  • 適応刺激Biofeedbackを用いた認知症治療システムの基礎研究

    福本 一朗 バイオフィードバック研究 38 (1), 11-18, 2011

    ...その根本的治療法は未だ見いだされていない.我々は脳神経可塑仮説に従い,アルツハイマー型認知症患者に対して光刺激・経穴電気刺激・叩打刺激などの末梢神経刺激リハビリを実施して認知症症状の改善をみた.しかし末梢神経刺激のみでは,最も成績の良かった光刺激でも患者の60%は不変,40%のみがHDS-R3点以上上昇(p<0.01)とその改善率は十分ではなかった.そこで本研究では生体から抽出する評価情報として対光縮瞳反射等...

    DOI 医中誌

  • 息こらえや深い呼吸が血圧,脈拍,瞳孔機能に及ぼす影響について

    小池 有美, 羽野 卓三, 川邊 哲也, 上西 啓裕, 花井 麻美, 坂口 侑花里, 橋﨑 孝賢, 森木 貴司, 田島 文博 理学療法学Supplement 2010 (0), AbPI1055-AbPI1055, 2011

    ...【方法】測定は椅座位で十分に安静をとった後,机上で血圧と脈拍を測定した.瞳孔機能については電子瞳孔計(イリスコーダーデュアルC10641; 浜松ホトニクス)を用いて瞳孔径と縮瞳速度,散瞳速度を測定した.息こらえについては5分間の安静椅座位の後,1分以上出来るだけ長く息をこらえ,自己申告で限界10秒前を知らせ,各項目を測定した.深い呼吸については5分間の安静椅座位の後,過換気とならないようにゆっくり深...

    DOI 医中誌

  • サリン被害者 法医解剖所見からの解析

    長尾 正崇, 牧田 亨介 日本トキシコロジー学会学術年会 38 (0), 194-194, 2011

    ...4例とも病院搬入時には著明な縮瞳が認められ、血漿コリンエステラーゼ活性の顕著な低下や赤血球膜からのサリン加水分解産物の検出などから、死因は急性サリン中毒との確定診断を得るに至った。<BR>  ただし急性中毒例以外に、時間を経た後死亡したり障害を訴える被害者も存在する。<BR>  被害者のうち、事件後15ヶ月経って死亡した51歳男性について司法解剖を行った。...

    DOI

  • 3D映像の生体影響

    不二門 尚 視覚の科学 32 (2), 19-22, 2011

    ...3D映像4時間視聴後の視機能の変化を118名の正常被検者で検討すると,一過的な近視化,縮瞳,内斜傾向が有意に認められ,副交感神経系優位の変化と考えられた。立体視の感受性期は6歳くらいまでであることが報告されている。3D映像は,両眼の像を偏光眼鏡または液晶シャッター眼鏡で分離する方法をとっているため,両眼視が不安定な小児に対しては,慎重な対応が必要である。</p>...

    DOI 医中誌 参考文献9件

  • 窓面グレアにおける瞳孔径変化

    長吉 謙輔, 岩田 利枝 照明学会 全国大会講演論文集 43 (0), 68-68, 2010

    ...視野内の輝度変化比と瞳孔面積変化比との関係では、白色ブラインドでは概ね輝度変化比が大きいほど縮瞳も大きくなったが、黒色では縮瞳が起こっているものの白色とは異なる傾向を示し、視野内の輝度変化比と瞳孔面積変化比との明白な関係を示す事が出来なかった。...

    DOI

  • 臭化ジスチグミンによるコリン作動性クリーゼを発症した前期高齢認知症患者の1例

    新谷 裕, 箱田 滋, 木内 俊―郎 日本臨床救急医学会雑誌 12 (4), 453-457, 2009-08-31

    ...来院時,意識障害,低血圧,徐脈,縮瞳を呈し,血中アミラーゼ値の増加を認め,急性膵炎と当直医に判断され,入院した。徐脈に対し硫酸アトロピンを投与していた。当直医は縮瞳と血中コリンエステラーゼ値の低下から有機リン中毒を疑い,救急科医師へ診療を依頼した。しかし,状況から有機リン中毒は否定的で,臭化ジスチグミンによるコリン作動性クリーゼと判断し,治療を引き継いだ。...

    DOI 医中誌 被引用文献1件

  • 瞳孔の対光反射を示す視覚障害またはその疑いがある犬でのメラン100の臨床評価

    本田 真由美, 印牧 信行, 平田 比登美, 市川 陽一朗 比較眼科研究 28 (0), 7-13, 2009

    ...すなわち「Normal」は赤色光、青色光に対してともに瞳孔径4mm以下の完全縮瞳を、「Abnormal」は青色光のみに対し4mm以下の瞳孔を示す不完全縮瞳を、「No response」は赤色光、青色光ともに4mmを超えた瞳孔を示す無反応または減衰した縮瞳を定めた。供試犬は12犬種成犬25頭と雑種2頭であった。「Abnormal」と「No response」を示す症例眼はすべての群でみられた。...

    DOI 医中誌

  • 非イメージ形成の視覚の分光感度

    古賀 靖子, 天野 蓉子, 高雄 元晴 照明学会 全国大会講演論文集 42 (0), 83-83, 2009

    ...光刺激前と光刺激中のそれぞれの平均瞳孔径より縮瞳率を計算し、波長ごとに光刺激量と縮瞳率との関係を求めた。さらに、オプシンの吸光度のテンプレートを用いて、単色光刺激に対する分光感度曲線を導出した。混色光刺激では、光刺激後のipRGCの光応答が非常に長くなった。...

    DOI

  • Hexachlorophene反復経口投与ラットで認められた白内障の一例

    蓜島 淳子, 小松 豊, 高橋 尚文, 藤江 秀彰, 首藤 康文 日本トキシコロジー学会学術年会 36 (0), 4025-4025, 2009

    ...一般状態の観察において腹臥位、異常歩行、筋緊張低下、取り扱い反応の低下、運動強調性の消失、散瞳または縮瞳が雌雄ともに認められ、これらの発症の頻度は用量相関性を示した。神経機能検査において雌雄ともに接近反応、触覚反応および空中立ち直り反射の低下が認められた。さらに、前肢握力および開脚幅の統計学的有意な低下が認められた。一方、雄では後肢握力の有意な低下、雌では自発運動量の有意な減少が認められた。...

    DOI

  • 有機リン化合物の複合毒性:ラットにおけるパラチオンおよびメタミドホス混合剤の反復経口投与毒性

    首藤 康文, 福山 朋季, 藤江 秀彰, 小嶋 五百合, 富田 真理子, 小坂 忠司, 原田 孝則 日本トキシコロジー学会学術年会 36 (0), 4151-4151, 2009

    ...神経毒性学的検査では、複合曝露によってChE活性阻害作用の増強、有機リン剤曝露における鋭敏な臨床指標である縮瞳の重篤化などの神経作用が強く認められた。また、末梢神経性の症状は速やかに、中枢性の症状はやや遅れて発現する傾向が認められた。さらに、自発運動量の測定結果から、ChE活性阻害による運動量低下と認知機能低下による運動量増加の、相反する作用が混在している可能性が考えられた。...

    DOI

  • 腰部脊椎症と有機リン中毒の疑いにより診断が困難であった急性散在性脳脊髄炎の一例

    小原 伸樹, 塚田 泰彦, 細野 敦之, 大橋 智, 中野 裕子, 中根 正樹, 五十洲 剛, 村川 雅洋 日本集中治療医学会雑誌 16 (2), 197-202, 2009

    ...農薬の使用歴および縮瞳・流涎・舌の筋攣縮を認め,意識障害の原因を慢性有機リン中毒と診断した。呼吸循環動態が不安定なため,ICU管理とした。入院第10日に第4胸髄レベル以下の知覚低下,第13日に髄膜刺激症状を認めた。脳脊髄MRIでの脱髄病変,髄液所見,単相性の経過より急性散在性脳脊髄炎(acute disseminated encephalomyelitis, ADEM)と診断した。...

    DOI 医中誌 参考文献12件

  • 瞬目後の一過性縮瞳が視機能に及ぼす影響

    山本 真也, 魚里 博, 川守田 拓志, 中山 奈々美 視覚の科学 30 (3), 84-89, 2009

    ...</p><p>結論:瞬目後に生じる一過性の縮瞳は,一時的に焦点深度拡大や網膜像の質の向上に寄与し,その結果,視機能に影響を与える可能性が示唆された。</p>...

    DOI 医中誌 参考文献26件

  • Establishing an objective method for assessment the effects of Kampo medicine

    WAKASUGI Akino, HANAWA Toshihiko Journal of Traditional Medicines 25 (1), 1-5, 2008

    ...瞳孔の一番重要な働きは, 光が当たると縮瞳するという対光反応であり, その現象は瞳孔計により記録できる。 浜松ホトニクス社製の赤外線電子瞳孔計 Iriscorder® C-7364 (以下, Iriscorder®) は, 瞳孔に分布する交感神経ならびに副交感神経機能の状態を非侵襲的に測定でき, 定量的診断が可能な自律神経機能検査法である。...

    DOI

  • 鍼刺激による屈折変化非依存性の視力向上効果

    福野 梓, 鶴 浩幸, 片岡 佳介, 山田 潤 全日本鍼灸学会雑誌 58 (2), 195-202, 2008

    ...また、 縮瞳の影響を除去するため、 散瞳剤点眼後に鍼刺激前後の視力を測定した (n=4)。 両群において裸眼/矯正視力とも鍼刺激後に有意に向上したが、 群間に有意差はなかった。 散瞳下では視力向上がみられず、 矯正視力の変化量において散瞳群と無散瞳群の間に有意差が認められた。 鍼刺激の縮瞳作用により屈折調節不可能な高齢者においても視力向上することが示唆された。...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献17件

  • イヌにおけるクロルプロマジン単回経口投与による中枢神経系及び心血管系の同時評価

    中根 史行, 秋江 靖樹, 原田 沙織, 星合 清隆, 正木 文夫, 門田 利人 日本トキシコロジー学会学術年会 35 (0), 286-286, 2008

    ...mg/kg群に遠隔監視システムによる観察では投与直後に嘔吐,傾眠,よろめき歩行が見られ,投与後約1~3時間に振戦,傾眠,よろめき歩行,後肢開脚(脱力),頭をもたれる,ケージを噛む,引っかくなどの常同行動が観察された.検査台上での検査では投与後2時間で充血,眼瞼閉鎖,瞳孔の軌道,聴覚反応,前肢後肢を折り曲げた時の反応,痛覚反応,体温低下が観察された.また投与後4時間では新たに威嚇反応,眼球の軌道,縮瞳...

    DOI

  • 咬合干渉付与時の自律神経機能について

    岩山 和史, 小野 圭昭, 小正 裕 歯科医学 70 (1), 81-90, 2007

    ...<br>   1.2mmの咬合干渉付与時,初期瞳孔径ならびに最大縮瞳速度は,すべての被験者において咬合干渉の有無による有意な差が認められ,咬合干渉付与時に散瞳傾向ならびに最大縮瞳速度の減少傾向が認められた....

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献2件 参考文献42件

  • 野鳥のコリンエステラーゼ阻害剤中毒

    清宮 幸男, 古川 岳大, 高橋 真紀, 田村 貴, 村上 隆宏, 関 慶久, 佐々木 幸治 日本獣医師会雑誌 60 (3), 191-195, 2007

    ...病鳥は縮瞳および流涙を示した. 病変は肺, 腎臓, 肝臓および眼球脈絡膜における顕著な鬱血, 中毒性急性尿細管壊死ならびに消化管の粘液腺上皮細胞の分泌亢進により特徴づけられた. 5事例の鳥の筋胃内容から有機リン剤, 2事例のそれらからカーバメート剤が示唆される物質が検出された. 病鳥から赤血球凝集ウイルスおよび有意な細菌は分離されなかった....

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site 参考文献21件

  • アセフェート暴露によるマウス神経行動毒性の発現機構のPercellome解析

    種村 健太郎, 五十嵐 勝秀, 中津 則之, 相崎 健一, 北嶋 聡, 児玉 幸夫, 菅野 純 日本トキシコロジー学会学術年会 34 (0), 5145-5145, 2007

    ...アセフェートは有機リン系殺虫剤の有効成分であり、暴露時の急性症状として縮瞳、筋痙直、発汗、吐き気、めまい、痙攣等が知られている。またアセフェートは、アセチルコリンエステラーゼを阻害するとともに、遅延性神経毒性(OPIDN: Organophosphate-induced Delayed Neuropathy)に対する注意が喚起されている。...

    DOI

  • 航空機内におけるドクターコール

    西山 友貴 蘇生 26 (1), 25-27, 2007

    Four cases of emergency doctor call in the aircraft were reported. A 70 years old man felled down at the rest room. A bowel motion might induce vagal reflex and dehydration added orthostatic …

    DOI

  • 高度肥満患者の有機リン中毒の1例

    児玉 宜子, 遠藤 信英, 岩舘 恭子, 水野 光規, 石原 祐美, 石川 聡, 森田 真貴子, 森永 貴理, 玉井 宏史 日本農村医学会学術総会抄録集 55 (0), 86-86, 2006

    ...縮瞳、徐脈、嘔吐、大量の気道分泌を認め、有機リン中毒と診断し、輸液負荷と利尿剤、活性炭50g胃内投与、PAM1gを静注、硫酸アトロピン1mg/hrにて治療を開始した。循環虚脱、呼吸抑制を認めたため、昇圧剤を開始しICUにて挿管のもと人工呼吸器管理となった。誤嚥性肺炎の合併もあり気道分泌も多かったため適宜気管支鏡を用い吸痰を施行した。...

    DOI

  • カーバメート系農薬メソミルが混入された栄養ドリンク剤の飲用による中毒の一例

    工藤 恵子, 樋田 義博, 財津 昭憲, 井上 裕匡, 辻 彰子, 石田 知己, 池田 典昭 福岡醫學雜誌 96 (7), 305-310, 2005-07-25

    ...30m1容量の栄養ドリンク剤を飲用した50歳男性が胸苦しさ,発汗,吐き気を訴え急患として搬送された.入院時の検査で縮瞳と血清コリンエステラーゼ活性の低下が認められたため農薬中毒を疑い,飲み残しのドリンク剤と患者の血清および尿について分析を行った.ガスクロマトグラフィー/質量分析(GC/MS)による薬毒物スクリーニングで飲み残し液からカーバメート系農薬メソミルが検出され,その濃度は液体クロマトグラフィー...

    DOI HANDLE Web Site ほか2件

  • 発汗低下により診断されたHorner症候群の1例

    安念 美雪, 松葉 よう子, 比留間 政太郎 西日本皮膚科 67 (2), 106-108, 2005

    ...縮瞳,眼瞼下垂を認め,発汗試験により顔面,頚部の右半分に無汗部分が見られた。頭部MRI,MRangiography,頚部MRI,CTにて明らかな異常は認められなかったが,瞳孔点眼試験の結果と合わせて,節前障害によるHorner症候群と診断した。原因は不明であった。本症候群は各科領域より過去10年間で213例の報告があるが,皮膚科領域では,後天性の症例としては最初の報告である。...

    DOI 参考文献4件

  • 錐体外路症状が遷延した重症有機リン中毒の1救命例

    服部 憲幸, 平澤 博之, 織田 成人, 志賀 英敏, 中西 加寿也, 松田 兼一, 仲村 将高, 平野 剛 日本集中治療医学会雑誌 11 (2), 133-137, 2004

    A 70-year-old female committed suicide by ingesting organophosphates, fenitrothion and malathion. Acute severe poisoning developed with loss of consciousness, miosis, sweating, salivation and …

    DOI 医中誌 被引用文献1件 参考文献19件

  • 高指向性単眼式HMDの光学特性評価

    平澤 宏祐, 白松 直樹, 岡本 達樹, 佐藤 行雄, 道盛 厚司, 奥田 晴久, 橋本 学, 蒔田 哲郎 人間工学 40 (6), 315-322, 2004

    A new monocular HMD was developed by designing the optical system of the HMD so as to give the low divergence to the back light source, it has the unique feature of a deeper depth of focus. Some …

    DOI

  • グレア光照射の瞳孔径及び,コントラスト感度に与える影響

    関本 紀子, 阿曽沼 早苗, 岡井 佳恵, 田中 仁菜, 水野 真由美, 小澤 亜紀, 平 智穂, 高尾 泰子, 藤井 英美, 黒田 輝仁, 後藤 浩也, 不二門 尚 日本視能訓練士協会誌 32 109-114, 2003

    We investigated the influence of the glare illuminate upon pupil diameter and contrast sensitivity on normal subjects and mild cataract patients.<br>We measured the contrast sensitivity and the …

    DOI 医中誌 被引用文献2件

  • Crj:CD(SD)IGSラットにみられた対光反射異常

    小川 竜也, 鷹野 正生, 山口 剛, 津田 裕一, 永谷 真理子, 岡崎 修三 比較眼科研究 22 (1-2), 1-2_11-1-2_14, 2003

    ...雄では、左眼球へ光を照射した時は正常な対光反射(左右とも縮瞳)を示したが、右眼へ光を照射した時には左右とも縮瞳しなかった。スリットランプおよび倒像検眼鏡を用いた眼科学的検査では前眼部、中間透光体および眼底に異常はみられなかったが、剖検では右眼球視神経が左より細く、左大脳後半球には陥凹巣がみられた。...

    DOI 医中誌

  • 調節に伴う光学式眼軸長の変化

    鈴木 博子, 魚里 博, 嶺井 利沙子, 清水 公也 日本視能訓練士協会誌 32 145-149, 2003

    We measured the axial length, pupil size and anterior chamber depth with and without accommodation by non-contact laser interference biometry (IOLMaster). Ten of 5 normal subjects (mean age 23.5±1.5 …

    DOI 医中誌 被引用文献4件

  • 臭化ジスチグミン(ウブレチド)によるコリン作動性クリーゼを呈した1例

    山中, 滋木, 藤田, 一郎, 室田, 卓之, 川喜田, 睦司, 松田, 公志 泌尿器科紀要 48 (1), 21-23, 2002-01

    ...を主訴に上部消化管内視鏡検査で十二指腸潰瘍を指摘され入院し, 夜間頻尿を訴えた.炎症反応および肝機能障害を認め, 超音波検査で残尿と軽度前立腺肥大症を, 膀胱内圧測定で排尿筋括約筋協調不全が示唆された.神経因性膀胱による排尿障害を疑い臭化ジスチグミンを投与し症状の改善を認めたが, 著明な発汗, 呼吸困難および意識障害を生じ高濃度酸素投与を開始した.更に徐脈, チアノーゼ, 流涙, 気道分泌亢進, 縮瞳...

    HANDLE 医中誌 被引用文献2件

  • BF手法を併用した経皮的電気神経刺激 (TENS) による痴呆リハビリシステムの実験的検討

    郭 怡, 史 学敏, 中川 弥栄子, 森田 昌宏, 田中 政春, 川瀬 康裕, 福本 一朗 バイオフィードバック研究 28 (0), 71-78, 2002

    ...を組み合わせて実験を行った.アルツハイマー型痴呆患者9名(男性2名,女性7名,平均年齢76.5±5.2歳)を対象とし,従来通りの TENS を行うとともに,瞳孔画像をバイオフイードバック情報とした訓練をも併用した.瞳孔画像をビデオでとらえ,訓練対象に示し,瞳孔が大きくなるように提示した.リハビリ訓練は1試行30分,2日に1回,計10回行われた.全ての被験者において毎試行対光反応の平均瞳孔径,潜時,縮瞳速度...

    DOI 医中誌 被引用文献2件

  • 網膜光刺激による痴呆リハビリテーションシステムの基礎研究

    史 学敏, 郭 怡, 中川 弥栄子, 森田 昌宏, 内山 尚志, 福本 一朗 バイオフィードバック研究 28 (0), 79-87, 2002

    ...訓練前後における痴呆重症度をHDS-R(the Revised version of Hasegawa's Dementia Scale,改訂長谷川式簡易知能評価スケール)により求め,痴呆のリハビリ効果を評価した.痴呆患者20名(脳血管性痴呆患者5名,アルツハイマー型痴呆患者15名,年齢79.3±6.5歳)を訓練対象とした.痴呆患者の HDS-R 得点が大きく上昇した (P<0.01) 結果に加え,対光縮瞳反射...

    DOI 医中誌

  • 呼吸障害が遷延した有機リン中毒の1症例

    佐伯 仁, 山下 敦生, 名草 芳亮, 岡 英男, 宮内 善豊 蘇生 19 (1), 48-51, 2000

    This report describes a case of organic phosphorus insecticide (malathion) poisoning that developed prolonged respiratory failure. A 56-year-old man was found to be unconscious (JCS 300) in his home …

    DOI 医中誌 参考文献7件

  • 対光縮瞳反射パラメータをBF情報とした痴呆のリハビリテーション可能性に関する実験的検討

    史 学敏, 内山 尚志, 福本 一朗 バイオフィードバック研究 26 (0), 21-27, 1999

    ...Dementia Sca1e, 改訂長谷川式簡易知能評価スケール)を用いて患者らの痴呆重症度を調べ, 対光縮瞳反射との相関を考察したところ, 痴呆が重症になるに従い, 縮瞳率が小さく, 縮瞳時間が長くなる傾向もみられた.痴呆患者の場合には, 脳の副交感神経伝達物質のアセチルコリン(ACh)の活動が低下し, 対光縮瞳反射が弱くなると考えられる.以上の結果は, 対光縮瞳反射をBF情報とすることにより副交感神経機能...

    DOI 医中誌

  • 大腸内視鏡検査における偶発症と対策

    冨木 裕一, 鎌野 俊紀, 林田 康男, 坂本 修一, 武川 悟, 川瀬 吉彦, 石引 佳郎, 鶴丸 昌彦 順天堂医学 45 (2), 253-259, 1999

    ...前処置・前投薬に伴う偶発症は6例 (0.12%) で, 呼吸抑制が3例 (0.06%), イレウスが2例 (0.04%), 縮瞳が1例 (0.02%) であった. 内視鏡観察に伴う偶発症は認められなかった. 内視鏡治療に伴う偶発症は内視鏡治療1710例中13例 (0.76%) で, 12例が出血であった. 穿孔例および輸血や開腹術を要した例はみられなかった....

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献1件 参考文献9件

  • 学童期の近視に対するはり治療の効果

    大山 良樹, 佐々木 和郎, 中村 辰三 全日本鍼灸学会雑誌 47 (2), 49-55, 1997

    The effects of acupuncture treatment were investigated in 292 patients (140 males and 152 females, average 9. 6 ± 1. 7 (S. D.) age) who complained of reduced visual acuity, including school boys and …

    DOI 被引用文献2件

  • 松本サリン中毒,病院受診者の調査結果

    平林 秀光, 清水 幹夫, 森田 洋, 柳澤 信夫, 三村 昭平 日本集中治療医学会雑誌 4 (4), 363-370, 1997

    About 600 residents and rescue staff were exposed to what was found to be sarin vapor in the city of Matsumoto on June 27, 1994. Fifty-six patients were admitted to hospitals for symptoms of some …

    DOI

  • 過度の調節けいれんを示した症例について

    調 廣子, 関谷 善文, 山本 節 日本視能訓練士協会誌 24 35-38, 1996

    We report our experience in seven cases of excessive accommodative spasm in which we propose, the cause is of psychogenic orgin.<br>The patients, one of whom was male and six were females, were aged …

    DOI

  • 急性フェンバレレート

    中西 和雄, 鳴岡 由美, 清水 一郎, 萬家 俊博, 渡辺 敏光, 新井 達潤 日本集中治療医学会雑誌 3 (2), 103-106, 1996

    A 49-year-old man ingested about 200m<i>l</i> of Fenvalerate (synthetic pyrethroid)-Dimethoate (organophosphate) mixture with suicidal intent. He was in deep coma (GCS 3) on admission, 1 hour after …

    DOI

  • 瞳孔視野計 プロトタイプ装置(原標題は英語)

    松井 孝子, 吉富 健志, 藤田 哲, 石川 哲, 向野 和雄 日本視能訓練士協会誌 24 45-50, 1996

    In order to measure the visual field objectively, we have developed a technique for measuring visual fields using light reflex of the pupil. Our device consists of a Goldmann perimeter and an …

    DOI 医中誌 参考文献13件

  • しん通電刺激が瞳孔の自律神経機能に及ぼす影響

    大山 良樹, 佐々木 和郎, 中村 辰三 全日本鍼灸学会雑誌 45 (4), 258-262, 1995

    The effects of electro acupuncture on autonomic nerve functions associated with the pupil were examined by measuring the diameter of the iris (D1), the maximum rate of iris constriction (VC) and the …

    DOI 被引用文献2件

  • ラットにおける光誘発網膜障害に対する各種眼科学検査法の検出感度の差異

    小林 欣滋, 番 順子, 久世 博, 川合 是彰, 堀 正樹 比較眼科研究 13 (1-2), 1-2_17-1-2_28, 1994

    ...瞳孔径測定では,処置3日から散瞳がみられ,同5ないし7日に瞳孔径は最大となり,以後は縮瞳方向に転じた。眼底検査では,処置7あるいは10日に網膜動脈および網膜静脈の狭細化,眼底の反射性亢進ならびに視神経円板の顕在化がみられた。...

    DOI

  • 小脳動静脈奇形に対する救急治療

    永井 成樹, 宮坂 佳男, 倉田 彰, 田中 柳水, 常盤 嘉一, 矢田 賢三, 北原 孝雄, 大和田 隆, 遠藤 昌孝 Japanese Journal of Neurosurgery 2 (4), 302-306, 1993

    ...ないし縮瞳傾向を示すが,対光反射の維持されている症例はGR,MD,SDまで回復した.瞳孔が散大し,対光反射が消失した症例はVまたはDであった.GR,MD,SDの症例はV,Dの症例に対して,発症から扁桃ヘルニアまでの時間が長い傾向を示した.年齢,発症から来院までの時間,来院から手術までの時間,血腫の大きさと手術成績との間には有意な関連性はなかった.積極的な可及的早期の直達手術によって,重症例の40%は...

    DOI Web Site 医中誌

  • Cefclidinのビーグルにおける静脈内投与による4週間反復投与毒性試験

    岩田 達男, 中野渡 純一, 野口 正義, 知本 忠士, 山中 宏志, 早川 和宏, 見上 孝, 山津 清實 CHEMOTHERAPY 40 (Supplement4), 122-136, 1992

    Cefclidin (CFCL) was administered intravenously to beagle dogs daily for 4 weeks at dosage levels of 30, 100, 300 and 1000 mg/kg and 4-week recovery study was performed at dosage levels of 300, 1000 …

    DOI

  • 泌尿器科領域におけるcefclidinの基礎的, 臨床的検討

    田中 元章, 稲土 博右, 岡田 敬司, 河村 信夫, 村上 泰秀, 池田 直昭 CHEMOTHERAPY 40 (Supplement4), 417-422, 1992

    We experimentally and clinically investigated cefclidin (CFCL), a newly developed injectable antibiotic.<BR>The plasma level was studied in rabbits under dehydration and overhydration after a bolus …

    DOI

  • VDTの極性および視標の大きさが瞳孔面積に与える影響

    宮尾 克, 石原 伸哉, 近藤 高明, 榊原 久孝, 古田 真司, 山中 克己, 山田 信也 日本衛生学雑誌 47 (2), 658-662, 1992

    ...陰画表示の場合には視標の大きさが大きいほど,著明に縮瞳した。陽画表示のときには,視標が大きいほど散瞳した。極性と視標の大きさの2変数(ともに2水準)による2元配置の分散分析によって,特性値である瞳孔面積の変化は,いずれの変数にたいしても有意であった。これらの結果から,VDTの画面の極性の相違と,画面上の視標の大きさの相違によって瞳孔面積が変化することが明らかとなった。...

    DOI Web Site Web Site ほか2件

  • 先天性Horner症候群の姉妹例

    安部 小百合, 今山 修平, 堀 嘉昭, 坂本 亘司, 高比良 健市 西日本皮膚科 53 (4), 713-718, 1991

    ...姉は顔面右半側に, 妹は左半側に生下時から眼裂狭小, 縮瞳, 発汗低下を認めた。皮膚温の測定で, 遠赤外線照射後には患側が高温を示したのに対し, 運動負荷時には逆に健側の方が高温を示すという興味深い所見がサーモグラフィーを用いた検査で明らかになった。...

    DOI 医中誌 被引用文献1件 参考文献15件

  • 近見反応けいれんの二症例

    伊藤 幸江, 石川 均, 西本 浩之, 向野 和雄, 石川 哲, 佐藤 喜一郎 日本視能訓練士協会誌 18 211-216, 1990

    Spasm of the near reflex is characterized by intermittent spasm of convergence, miosis and accommodation. Two cases of the disorder were reported. Patint 1: 18 year-old girl complained of headache …

    DOI

  • Horner症候群を合併した上縦隔気管支性嚢腫の1例

    松田 春甫, 筒井 秀人, 嶋瀬 順二, 高橋 正憲, 久保田 昌良, 辻 照雄, 神坂 和明, 前沢 秀憲 日本内科学会雑誌 77 (8), 1229-1232, 1988

    ...患者は46才の女姓.胸部X線写真にて左上縦隔の異常陰影を詣摘されたため入院.身体所見では左眼瞼下垂および縮瞳を認め,左頚部鎖骨上窩に3×4cm大の柔らかい腫瘤を触知した.胸部CTでは腫瘤はCT値が3HUの嚢胞であり,血管造影では左鎖骨動脈の圧迫,腕頭静脈の不完全閉塞像とその側副路を認めた.以上よりHorner症候群を合併した嚢胞性疾患と考え腫瘤切除術を施行した.組織所見では嚢胞の内面に線毛円柱上皮,...

    DOI Web Site PubMed ほか1件

  • 肺動静脈痩に合併した脳底動脈閉塞症

    長谷川 修, 宮本 一行 脳卒中 9 (5), 385-391, 1987

    A 36-year-old housewife who had bilateral pulmonary arteriovenous fistulae had a sudden attack of basilar artery occlusion. At onset loss of consciousness accompanied by double hemiplegia with …

    DOI

  • 大量の急性硬膜下血腫を合併した破裂内頚動脈りゅうの1例

    福田 充宏, 赤木 功人, 堀部 邦夫, 山崎 麻美, 加藤 英俊, 松本 勝美, 坂口 健夫, 湯口 貴導, 倉田 明彦 医療 41 (6), 523-526, 1987

    There are many cases of subarachnoid, intracerebral and intraventricular hemorrhage among intracranial hemorrhage caused by the rupture of cerebral aneurysm, but there are only a few cases in which …

    DOI

  • Adie症候群,分節性無汗症,起立性低血圧などの多彩な合併症を伴った皮膚筋炎の1例

    犬飼 敏彦, 萩原 修, 今 陽一, 藤原 隆, 吉江 康正, 冨澤 貴, 柁原 昭夫, 小林 節雄, 森松 光紀 日本内科学会雑誌 72 (4), 423-429, 1983

    ...筋力低下を自覚, 9月15日より約38°Cの発熱,咳嗽をきたし, 17日当科受診.四肢近位筋の萎縮およびGOT, GPT, LDH, CPKなどの高値と間質性肺炎像が認められ26日入院.筋電図,皮膚および筋生検組織より皮膚筋炎と確診. steroidの投与により皮膚筋炎に基づく臨床症状および検査所見は改善した.一方,初診時より両側性瞳孔緊張,深部反射消失を認め,またmecholyl点眼により両側に著明な縮瞳...

    DOI Web Site Web Site ほか2件 被引用文献5件

  • ナキウサギの視覚器および聴覚器について

    横田 正幸, 鈴木 平治郎, 畑 俊明, 坂本 匡一, 武田 植人 Experimental Animals 32 (4), 159-165, 1983

    ...3) ピロカルピンを適用した場合, 縮瞳作用の発現を認めたが, アトロピンを適用した場合には散瞳作用を認めなかった。4) 聴覚器に関しては, 感音性はモルモットとほぼ同様であるが, 形態的にはモルモットの蝸牛の4回転半に対し, ナキウサギの蝸牛は2同転半であった。5) KMと利尿剤を併用投与しても耳介反射の消失は発現しなかった。...

    DOI Web Site Web Site ほか1件

  • ナキウサギの視覚器および聴覚器について

    横田 正幸, 鈴木 平治郎, 畑 俊明, 坂本 匡一, 武田 植人 Experimental Animals 32 (4), 159-165, 1983

    ...3) ピロカルピンを適用した場合, 縮瞳作用の発現を認めたが, アトロピンを適用した場合には散瞳作用を認めなかった。4) 聴覚器に関しては, 感音性はモルモットとほぼ同様であるが, 形態的にはモルモットの蝸牛の4回転半に対し, ナキウサギの蝸牛は2同転半であった。5) KMと利尿剤を併用投与しても耳介反射の消失は発現しなかった。...

    Web Site

  • 糖尿病患者のどう孔異常

    北沢 明人, 名方 潔, 古川 恵三, 高松 順太, 藤田 邦彦, 茂在 敏司, 難波 健, 橋本 忠男, 内海 隆 糖尿病 25 (5), 581-587, 1982

    Quantitative analysis of pupillary light reflexes was performed in 60 diabetic patients using computerized infrared videopupillography and the “open loop” stimulatory technique. The visual acuity of …

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献10件

  • 内耳疾患とメコリール点眼試験

    上村 卓也, 伊藤 光子, 菊池 尚子, 竹田 真知子, 松原 恵子 耳鼻咽喉科臨床 73 (6special), 1118-1123, 1980

    The positive rates of abnormal miosis following the application of 5% mecholyl solution to the eyes increased on the affected side in the following order of during intervals, adjunctive spells, and …

    DOI Web Site 医中誌

  • 視床出血-CT上の血腫の拡がりと臨床症状の解析-

    静 雅彦, 長田 乾, 柚木 和太, 荒木 五郎, 水上 公宏 脳卒中 2 (3), 255-261, 1980

    Seventy-one cases of hypertensive thalamic hemorrhage were studied with special reference to neurological symptoms and extention of the hematoma on CT.<BR>The patients were classified into three …

    DOI

  • セルレインの腸管運動に対する作用

    中村 宣雄, 塩崎 静男, 小嶋 哲夫, 清水 源昭, 田中 正生 日本薬理学雑誌 73 (7), 743-756, 1977

    Effects of caerulein on intestinal motility have been studied in comparison with those of neostigmine, pantethine, prostaglandin E<SUB>1</SUB> (PGE<SUB>1</SUB>) and prostaglandin F<SUB>2α</SUB> …

    DOI Web Site PubMed ほか1件

  • 瞳孔運動に及ぼす照明光の效果

    和気 典二, 清水 豊 人間工学 8 (3), 115-120, 1972

    Pupillary movements in left eye were measured at dark and light adaptation. A small illumination spot was exposed in right eye. If the illumination spot is low intensity, the contraction of the …

    DOI 医中誌

  • Wallenberg症候群の1例

    高山 哲, 古屋 英彦 日本耳鼻咽喉科学会会報 75 (4), 449-456, 1972

    ...左四肢の運動失調回復せざるまま日常生活を送つていた.昭和43年3月5日,早朝起床時左顔面のしびれに気づく,強い嚥下障害,飲食物の鼻内逆流のため朝食摂取不能.眩暈,左四肢の運動失調のため臥床し内科的治療をうけるも軽快せず,昭和43年3月18日東京医歯大耳鼻科に転科入院す.現症:体格中等度,栄養状態中等度.諸検査の結果-1)左顔面神経不全麻痺(鼻唇溝の消失,味覚雄害など),2)左ホルネル症候群(眼瞼下垂,縮瞳...

    DOI Web Site PubMed ほか1件 被引用文献1件

  • 耳鼻咽喉科領域における瞳孔径測定の意義

    西田 裕明 日本耳鼻咽喉科学会会報 74 (12), 1631-1652, 1971

    ...<br>回転停止後散瞳を呈した家兎に両側頸部交感神経を切断すると,停止後縮瞳がみられ,また両側内耳を破壊すると停止後は何の変動もみられなかつた.停止後無反応とみとめられた正常家兎にアトロピンを点眼すると停止後散瞳がみられた....

    DOI Web Site PubMed

  • Äther-麻醉による縮瞳に就て

    馬島 嘉範, 江刺 喜八郎 日本藥物學雜誌 35 (2), 238-242,en17, 1942

    Nachdem Verff. festgestellt hatten, dass Ätherinhalation bei Kaninchen in einem gewissen Stadium immer Pupillenverengerung bewirkt wie bei Menschen, stellten sie Versuche an diesen Tieren an, urndie …

    DOI Web Site 参考文献2件

  • 聽器の瞳孔反射に及ぼす影響に就ての實驗的研究

    島田 靜男 耳鼻咽喉科臨床 32 (4), 298-308,297, 1937

    ...本文の前篇に於て家兎耳殻の根部把握の際現はるゝ縮瞳反射の上行性反射道は三叉神經第一枝なるを確め以て該縮瞳反應は三叉神經性瞳孔反射に外ならざるを證明す. 後篇に於ては其下行性反射道を究明せるものにして, Rocart の觀察成績を更に詳細にせり....

    DOI

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