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検索結果 19,566 件

  • 肝硬変up to date―薬物療法の進歩―

    吉治 仁志 日本消化器病学会雑誌 121 (5), 343-355, 2024-05-10

    ...<p>近年,肝硬変の成因は大きく変貌している.ウイルス肝炎に対する治療法の劇的な進歩により,2023年の全国調査ではアルコールや脂肪性肝疾患などの非ウイルス性肝硬変が著明に増加していることが明らかとなった.これら非ウイルス性肝硬変は,生活習慣指導とともに合併症に対するマネジメントがこれまで以上に臨床的に重要となる.2020年に肝硬変診療ガイドライン改訂第3版が出版され,毎年Annual Review...

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  • タバコの健康被害をどのように伝えるか?

    森田 純二 日本呼吸ケア・リハビリテーション学会誌 32 (2), 130-132, 2024-04-30

    ...<p>半世紀前の日本ではタバコはどこででも吸う事が出来,男性の喫煙率は80%を超えていた.受動喫煙の害が明らかとなり禁煙支援活動も活発化し病院や学校での分煙や敷地内禁煙が進んだ.2006年4月からは「ニコチン依存症管理料」が算定され,喫煙習慣が依存症と診断され治療することが開始された.その結果男性の喫煙率は85%から最近では30%を切り,男女全体では20%を切った.しかしタバコ産業は近年新たに電子タバコ...

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  • 間質性肺炎におけるアドバンス・ケア・プランニングの重要性

    猪飼 やす子 日本呼吸ケア・リハビリテーション学会誌 32 (2), 105-110, 2024-04-30

    ...</p><p>看護師は生活援助の際,療養者の生活習慣を確認し価値観をケアに反映させており,日頃からACPを実践している.Kalluri et al(2021)は,早期からACPの介入を提示しており,ACPは,Good deathへの援助といえる.</p>...

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  • がん病態におけるANGPTL2シグナルの機能

    門松 毅, 尾池 雄一 生化学 96 (2), 241-254, 2024-04-25

    ...生体では,組織の損傷修復による恒常性維持機構が存在するが,その過剰応答や応答不全は,慢性炎症や不可逆的組織リモデリングを引き起こし,さまざまな疾患の発症・進展につながる.ANGPTL2は,その生理機能として,損傷修復による組織の恒常性維持に重要な役割を果たしているが,一方で,そのシグナル過剰状態は,慢性炎症や不可逆的組織リモデリングを引き起こし,生活習慣病やがんの発症・進展に寄与する.がん病態では,...

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  • ソフトウェアエンジニアリングにおけるジェンダーに対する日本の取り組み:系統的文献レビュー

    鷲崎 弘宜, 小林 浩, 宮﨑 仁, 布村 佑奈, 槇原 絵里奈, ニウシャ ローズ, 新谷 勝利, 崔 恩瀞, 野田 夏子 情報処理学会論文誌 65 (4), 808-819, 2024-04-15

    ...ジェンダーの扱いが多く,ほかにはソフトウェアエンジニアリングの組織や仕事,研究者,UI/UX(User Experience)とジェンダーの関わりが見られた.トピックとしてプログラミング教育にやや偏っており,他のトピックへの取り組みの広がりが求められるとともに,トピック相互の良い影響関係が期待される.チーム構築やコミュニティとジェンダーの関わりに関する研究・実践の取り組みや,日本特有の文化的背景や商習慣...

    DOI 情報処理学会

  • 特定健康診査の標準的な質問票の活用に関する実態調査

    杉田 由加里, 鈴木 悟子, 齋藤 良行, 赤松 利恵, 田原 康玄, 中山 健夫 日本公衆衛生雑誌 71 (4), 231-239, 2024-04-15

    ...</p><p> 本研究の目的は,標準的な質問票を,①特定健診の問診票に用いているか,②特定保健指導や生活習慣病予防を目的とした保健事業に活用しているか,③データヘルス計画の立案・実施・評価において利用しているかを明らかにすることである。...

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  • 十勝地方のラッカセイ栽培における適正な栽植密度の検討

    佐藤 颯太, 石山 真士, 田中 一郎, 秋本 正博 日本作物学会紀事 93 (2), 122-131, 2024-04-05

    ...<p>十勝地方のラッカセイでは適正な栽植密度の情報がなく,習慣的に5~6株 m<sup>–2</sup>で栽培が行われている.本研究では,異なる栽植密度で栽培したラッカセイの生育や収量を比較することで十勝地方における適正な栽植密度を検討した.2021年と2022年に早生品種 「タチマサリ」 を帯広畜産大学実験圃場で栽培した.植え穴の間隔が30 cm,20 cm,および15 cmのマルチを用いることで...

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  • 若年女性における隠れ肥満と身体機能との関係

    花村 衣咲, 吉田 恵理子, 永峯 卓哉, 飛奈 卓郎, 世羅 至子 保健医療学雑誌 15 (1), 53-61, 2024-04-01

    ...<p>【緒言】隠れ肥満(Normal weight obesity: NWO)は,BMIが正常範囲(18.5‐25.0kg/m2)であるが高体脂肪率(≥30%)を呈する状態であり,特に若年女性ではNWOの該当者が多い.しかし,どのような生活習慣因子が若年女性のNWOに関連しているのか,NWOが運動機能にもたらす影響についても明らかでない.本研究では,若年女性におけるNWOの生活習慣および運動機能との...

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  • 運動のうつ病予防効果と腸内細菌叢の関与

    渡邉 知央, 小栁 えり, 青木 孝文, 濱田 大幹, 川島 将人, 山形 高司, マイケル J. クレメニック, 矢野 博己 岡山体育学研究 31 (0), 1-11, 2024-03-31

    ...<p> ヒトの腸内は,生体内最大の微生物生態系であり,推定100兆個の腸内細菌で構成された腸内細菌叢は,宿主の健康に大きな影響を及ぼす.本稿では,これまでに蓄積された文献を検討して,腸内細菌叢の関与という観点から,運動がうつ病予防に有効かどうかを解説する.特に,自発的な運動習慣がうつ病予防に有効であるという事実は,運動が腸内細菌叢の変化を介して,宿主に有益な効果をもたらし,うつ症状に応じて脳内の遺伝子発現...

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  • 独歩を獲得した健常幼児の発達状況と靴の形状の関係

    高木 健志, 新田 收, 高橋 恵里, 楠本 泰士 小児理学療法学 2 (Supplement_1), 57-57, 2024-03-31

    ...</p> <p>【結果】</p> <p> 14名が対象となり,平均月齢は27.4±4.5ヶ月であった.遠城寺式検査の月齢差は移動運動領域が-0.1±3.2ヶ月、手の運動が-0.5±6.0ヶ月、基本的習慣が-2.0±3.3ヶ月、対人関係が 1.2±6.0ヶ月、発語が-3.0±5.5ヶ月、言語理解が-1.4±5.9ヶ月であった。...

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  • 児童における健康関連QOLと食に関するQOL・睡眠状況の学年別の違いと項目間の関係 ―福島子どもコホート調査―

    楠本 泰士, 髙橋 恵里, 倉澤 茂樹, 田中 善信, 星 真行, 柴 喜崇, 岡崎 可奈子, 義久 精臣 小児理学療法学 2 (Supplement_1), 89-89, 2024-03-31

    ...</p> <p>【考察】</p> <p> 今回、スクリーンタイムと睡眠習慣に相関関係はないが、低学年と比べ高学年の児童の方が、スクリーンタイムは長いが睡眠習慣は自立していた。KIDSCREEN -27とSDQOL、日中の行動との相関から、こどもの健康関連QOLが高いと、食事に関する QOLが高く、睡眠に関わる日中の行動 (問題行動)が少なくなる可能性が示唆された。...

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  • 運動量の確保と食事療法にて小児肥満の改善に至らなかった症例

    佐々木 優太, 中島 卓也, 依田 奈緒美, 楠本 泰士, 真野 英寿 小児理学療法学 2 (Supplement_1), 99-99, 2024-03-31

    ...<p>【はじめに】</p> <p> 近年,小児肥満の割合は増加しており,大きな問題となっている.小児肥満は成人肥満に繋がりやすく,学童期肥満で4割,思春期肥満で7割が成人肥満に移行するとされ,幼児期からの対応が重要とされている.肥満治療では運動療法・食事療法を併用し,生活習慣の改善が必要とされ,3歳から5歳までの児では1日3時間の運動が推奨されている.しかし今回,小児肥満児に対して運動量の確保...

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  • 高齢者における保守的な障害物回避:その功罪

    須田 祐貴, 児玉 謙太郎, 中村 高仁, 坂崎 純太郎, 樋口 貴広 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 124-124, 2024-03-31

    ...したがって,我々は保守的な回避を好む習慣がむしろ動きのバリエーションの低下させる可能性を考えた。本研究では,動きのバリエーションを身体協調性の観点で評価できるUncontrolled manifold (UCM)解析を用いて定量化した。UCM解析では,目的動作 (タスク変数,例えばつま先の位置)を制御する身体自由度 (要素変数,例えば各関節角度)の変動を用いて協調性を定量化する。...

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  • スマートフォンアプリによる日常生活における歩行速度と摂取食品数の評価

    河合 恒, 今村 慶吾, 江尻 愛美, 解良 武士, 大渕 修一 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 146-146, 2024-03-31

    ...アプリの使用を契機に食習慣を改善させた者がいたことが示唆された。 </p><p>【倫理的配慮】</p><p>本研究は東京都健康長寿医療センター研究部門倫理委員会の承認を受けて実施した(承認番号: 2020-5)。...

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  • フレイル予防・高血圧重症化予防教室参加者の体力変化について-2022年度の報告-

    恩田 彩加, 髙橋 愼弥, 関根 美幸, 猪股 伸晃, 桑原 倫子, 水野 美穂, 田村 広江 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 274-274, 2024-03-31

    ...</p><p>【考察・結論】</p><p>参加者の期間中の明らかな体重減少を認めず、 下肢筋力、バランス、歩行能力が改善したが、歩数やアクティブ歩数の増加を認めず、生活習慣の改善が今後の課題と考える。 </p><p>【倫理的配慮】</p><p>研究を実施するにあたり、個人が特定されない形で調査結果を公表することについて、書面にて説明し同意を得ている。...

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  • 当施設利用者の身体機能低下に影響する要因の調査~握力・歩行評価による検討~

    中島 裕介 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 284-284, 2024-03-31

    ...<p>【はじめに、目的】</p><p> 日常生活に組み込まれた運動習慣や社会参加がフレイル予防につながることが明らかになっている.当施設でも運動,栄養指導に特化した関わりにより利用者の身体機能に維持・改善の傾向がみられている.しかし,中には低下の傾向を示す者も一定数存在する.本調査では利用者の体力測定結果を維持・改善群と低下群に分け,比較検討することで低下傾向に影響した要因を明らかにすることとした....

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  • パーキンソン病者に対するヘルスプロモーションに関する取り組み

    岡﨑 雅樹, 山岸 耕二, 宮下 崇, 奥屋 愛太朗, 仲辻 良仁, 近田 美香, 髙橋 彩華, 岩佐 茂美, 髙田 尚光, 早瀬 史子 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 333-333, 2024-03-31

    ...</p><p>【結果】</p><p> 患者・家族を対象としたアンケート調査では高い満足度を得た.理学療法介入後によるアンケート調査では「退院後の運動習慣の可否」に関して,全例で実施できそうであるという結果がみられた.加えて姿勢変化や歩行や家事など各動作の注意点を理解され,自宅で実践できているケースもみられる....

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  • コロナ禍における医療系大学生の運動習慣と精神的健康の実態調査

    重國 宏次, 加藤 剛平, 富田 義人 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 355-355, 2024-03-31

    ...</p><p>【考察】</p><p> コロナ禍において、55.6%の学生が運動量の減少を自覚しているが、運動の習慣化までには至っていない状況が示された。若年層において十分な運動の習慣化が定着していない現状は、その後の身体活動量や体力の低下と関連し、生活習慣病等の発症に大きく影響する可能性が考えられる。...

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  • 就業年代層における身体活動量と疾患管理に対する自己効力感との関連についての検討

    奈良 香菜子, 三木 貴弘, 金居 督之, 秋本 万里奈, 萩原 悠太 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 372-372, 2024-03-31

    ...</p><p>【方法】</p><p>2021年9月~2022年5月の間にPREVENT社が提供するスマートフォンアプリを用いたオンライン完結型生活習慣改善支援プログラム参加者のうち、開始時に疾患管理に対する自己効力感アンケートに回答した者を対象とした。身体活動の指標はFitbitを使用し、プログラム開始後、初めて記録があった時点から7日間の平均歩数 (歩/日)を用いた。...

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  • 化学工業従業員に対する転倒・腰痛対策

    川村 有希子, 川又 華代, 位高 駿夫, 甲斐 裕子, 赤前 幸隆 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 385-385, 2024-03-31

    ...アンケートは、基本属性、転倒歴、転倒への不安、腰痛歴、疼痛、対策実施状況、体力への自信、運動習慣、満足度 (ポストのみ)、意識変化 (ポストのみ)等を収集し、集計結果を比較した。</p><p>【結果】</p><p>アンケート有効回答者数はプレ:27名(84%)、ポスト : 25名 (78%) であった。...

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  • 座位および立位での軽作業における主観的疲労感と筋活動量・筋疲労に関する実験研究

    徳田 良英, 川田 誠也, 菊田 雄大, 深草 孝友 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 419-419, 2024-03-31

    ...<p>【目的】</p><p>座り過ぎは寿命が短く,肥満度は高く,2類糖尿病や心疾患の罹患率が高い.日本人の座位は約7時間(中央値)で諸外国に比べ長く,座り過ぎの生活習慣改善は急務である.我々は若年健常者の座位および立位での軽作業30分が官能的に許容範囲であったことを第34回日本インテリア学会で報告した.本稿は座位 ・立位の軽作業での筋活動量と筋疲労を評価し予防に向けた方策の基礎的知見を得ることとする...

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  • 軽症脳卒中患者に対する「フレイル予防ネット」の取り組み

    太田 幸子, 山下 遥, 西薗 博章, 横田 千晶 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 48-48, 2024-03-31

    ...更に、企業の協賛を得て、希望者には運動習慣を身につけるため、スポーツジムでの集団運動や自宅でのtelerehabilitationを3ヶ月間無料で参加してもらった。 2022年9月までに吹田フレイル予防に登録した患者は40例 (平均66.5±2.0歳、男性23例) (スポーツジム参加18例、 telerehabilitation参加13例)である。...

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  • 自立高齢者向け住宅での運動指導と効果

    中村 康朋 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 55-55, 2024-03-31

    ...また、日々の取組みの中で運動習慣を定着させ、定期的に体力測定も実施することで、より適切に入居者の状態を把握し、健康寿命延伸に寄与していきたい。 </p><p>【倫理的配慮】</p><p>ヘルシンキ宣言に基づき、賃貸借契約締結時に個人情報の利用について入居者に説明をして書面同意を得ている。</p>...

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  • 認知機能障害を有する者における座位行動研究

    土井 剛彦 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 87-87, 2024-03-31

    ...その報告において、身体活動による介入をはじめとした様々な生活習慣、活動の実施を元にした方法に対してエビデンスや推奨度に記載されており、身体活動による介入については、同ガイドラインにおいて比較的高い推奨度であった。実際、身体活動と認知症との関連性は、疫学研究はもとより、様々な介入研究によっても検証されてきた。...

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  • 若年層の中国朝鮮族の多言語使用と言語管理

    崔 英才 言語政策 20 (1), 20_33-20_47, 2024-03-31

    ...分析の結果、内的場面における朝鮮族の若年層の言語選択は主に「習慣化された言語選択」と「調整としての言語選択」の二通りに分けて捉えることができた。前者に関しては機能的な言語選択が多く、朝鮮族の若年層が持つ言語序列意識が言語選択の要因となることが判明した。機能的な言語選択においては、公用語の中国語が選択される傾向が強いことが明らかになった。...

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  • 地域在住高齢者における骨格筋の質と身体活動強度および要介護リスクとの関係

    江戸 優裕, 成田 悠哉, 島田 美恵子, 岡村 太郎 千葉県立保健医療大学紀要 15 (1), 1_64-1_64, 2024-03-31

    ...</p><p>(考察)</p><p> 年齢と性別の影響を除いても,歩行習慣や中強度の運動習慣があるほど大腿直筋の筋質が高いことと,下肢の筋質低下はフレイルやロコモに関与することが示唆された.このことから,速歩程度の強度での運動指導は下肢の筋質を改善し,フレイルやロコモの進行を抑制する可能性があり,そのような関係を検証するコホートあるいは介入研究が期待される....

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  • 脊髄性筋萎縮症Ⅱ型患者における呼吸機能の長期経過

    福本 幹太, 三浦 利彦 小児理学療法学 2 (Supplement_1), 77-77, 2024-03-31

    ...・咳機能が弱いことに加 えて,明らかなピークがなく,急激な低下もなかった.これは, SMAⅡ型は幼児期に発症し,歩行を獲得せず運動機能のピークを迎えることに起因する可能性がある.SMAは発育不全により,肋間筋の筋力低下や漏斗胸などの脊柱胸郭変形が生じ,さらに呼吸機能・咳機能が低下するとされるが,本研究では低下は見られなかった.これは,本研究の対象者は,NPPVが導入され,入院期間中の呼吸理学療法や習慣的...

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  • 福島第一原子力発電所事故後の高齢者における被災自治体への帰還と心身機能の関連

    森山 信彰, 伊東 尚美, 古山 綾子, 佐藤 美佳, 坪倉 正治 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 140-140, 2024-03-31

    ...<p>【はじめに、目的】</p><p>2011年3月の東日本大震災と東京電力福島第一原子力発電所事故 (以下、原発事故)の後、避難によって肥満、高血圧・糖尿病などの生活習慣病および新規要介護認定のリスクが高くなったとされている。本研究では、発災10年後の避難高齢者の新規要介護認定のリスク要因である心身機能を記述し、被災自治体への帰還者と自治体外に居住を続ける避難者で比較した。...

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  • コロナ禍の生活変化が1年後の健康状態に及ぼす影響―山間地域在住高齢者における前向きコホート研究̶

    滝本 幸治, 池田 耕二, 笹野 弘美, 辻下 聡馬, 竹林 秀晃, 椿根 純子, 小枩 宜子 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 150-150, 2024-03-31

    ...一方、後期高齢者は生活習慣の変化がより長期にわたって影響していることが考えられたため、生活習慣の変化を把握することの重要性が示唆された。 </p><p>【倫理的配慮】</p><p>本研究は、ヘルシンキ宣言を遵守し、奈良学園大学研究倫理審査委員会の承認を得た (承認番号:3-010)。対象者には研究依頼書に基づき、本研究の目的・意義および対象者の利益・不利益、個人情報保護について説明を行った。...

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  • 地域高齢者に対するオンライン運動プログラムの効果の検討―質的研究―

    大井 嘉七美 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 177-177, 2024-03-31

    ...介護予防では,運動習慣の獲得を通じて下肢機能を維持するといったアプローチだけでなく,QOLの増進のための社会参加の促進や,日々の生活行為の活性化を支援することが重要であるが,オンライン運動プログラムは両者を満たすものと考えられる。 </p><p>【結論】</p><p>オンライン運動プログラムは,高齢者のICT を活用した新たな介護予防の選択肢となり得ることが示唆された。...

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  • 栃木刑務所における理学療法士としての実践報告

    村中 大樹 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 250-250, 2024-03-31

    ...被収容者によりモチベーションの違いはあるが、比較的能動的な取り組みが伺えており、自主訓練の習慣化に至るケースも見受けられた。対象が高齢という事もあり、認知機能の影響から運動が覚えられず、介護福祉士の習慣的な指導が必要なケースもあった。...

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  • コロナ禍における地域在住健常高齢者の運動習慣がもたらすもの

    若狭 正彦, 木元 稔, 齋藤 明, 照井 佳乃, 津軽谷 恵, 久米 裕, 中村 悦子 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 291-291, 2024-03-31

    ...また対象者に対しJ-CHS基準を用い てフレイル評価とコロナ禍における運動習慣について検討した。 </p><p>【方法】</p><p> コロナ禍前の2017年度 (234名)からコロナ禍2021年度 (129名 )にわたり全ての年度において評価を行うことができた32名と した。...

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  • 外来栄養指導患者のサルコペニアに影響する要因と理学療法介入の方向性

    大坪 尚典, 太田 由利, 淺井 仁 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 300-300, 2024-03-31

    ...に関するアンケート (食欲,摂食量,飲酒,喫煙,睡眠時間,活動時間,運動習慣など)の結果を投入した (<i>P</i>< 0.05).なおSP群とは,アジア研究班の基準 (AWGS 2019)によりSPもしくは重度SPに分類された例と定義した....

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  • 急性脳卒中/TIA発症後自宅退院患者の3か月後の IPAQを過小評価する患者の特徴

    山下 遥, 太田 幸子, 西薗 博章, 横田 千晶 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 331-331, 2024-03-31

    ...</p><p>【方法】</p><p> 2020年4月から2022年12月に急性脳卒中/一過性脳虚血発作 (TIA)にて当院に入院後,理学療法処方があった患者で,病前日常生活が自立し,直接自宅退院となった例のうち,3ヶ月後に身体活動性をIPAQとスズケン社製生活習慣記録機ライフコー ダGS/Me(LC)で評価しえた313例(男性205例,平均68歳)を対象とした.3か月後のLCでの運動量とIPAQの身体総活動量...

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  • コロナ禍における北海道在住大学生の抑うつ症状と関連要因

    水本 淳, 辻 怜弥, 越前 琴未 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 354-354, 2024-03-31

    ...</p><p>【考察】</p><p> 運動習慣や食習慣といった生活習慣因子の中でも、抑うつには運動習慣やアルバイトの実施が関連していることが明らかとなった。一方、コロナ禍における調査であったが、COVID-19に対する恐怖心の影響については認められなかった。...

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  • 病院内職員の腰痛に関連する因子の検討

    田中 慎也, 藤原 瑞樹 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 395-395, 2024-03-31

    ...先行研究では、身体特性や生活習慣など腰痛のリスク因子に関する報告が散見されるが一貫した見解は得られていない。 本研究の目的は、腰痛に関するアンケート調査と身体機能評価 のデータを分析することで腰痛に関連する評価や傾向を見出し、腰痛の発生、悪化予防に繋がる運動療法を考える一助とすることである。...

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  • 自宅系高齢者施設職員の心身状況の経時的変化について

    明日 徹, 市野 敏亮, 今泉 裕希, 中原 潤, 中江 誠 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 398-398, 2024-03-31

    ...アンケート調査の結果から、現在の業務遂行パフォーマンス (%)、日常業務の身体的負担度 (VAS)、運動習慣の有無、業務前・中・後の体操実施の有無、肩こり・腰痛・腰背部疲労 ・精神的ストレスの有無と程度 (NRS)について経時的に比較した。統計解析はRepeated-ANOVA、フリードマン検定、Fisherの直接確率法を使用し、有意水準は5%とした。...

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  • 肥満脳卒中患者に対して共有意思決定に焦点を置き運動指導を行った一事例

    松本 浩希, 加納 一則 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 426-426, 2024-03-31

    ...<p>【はじめに、目的】</p><p> 今回、就労世代の肥満脳卒中患者に対し、共有意思決定に焦点を置き運動指導を行い、運動習慣の変化を調査したため報告する。 </p><p>【症例紹介、方法】</p><p> 左被殻出血を呈した50代男性。X日に発症。X+16日に当院回 復期病棟へ転院した。既往に高血圧症、脂質異常症があり生活習慣は乱れていた。...

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  • 自立高齢者向け賃貸住宅入居者における健康行動の維持•向上効果

    伊藤 香織 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 56-56, 2024-03-31

    ...</p><p>【結果】</p><p> 1.面談シートの活用状況分析から、全18項目中、運動「3.運動習慣」、食事「7.好きな食べ物、美味しかった物」、交流「 17.携帯やスマホの活用を楽しむ」、「16.今日のおしゃれポイント」など、居住者の日常生活や関心事を話題にしていることが分かった。...

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  • スマートフォンアプリを使用した慢性疾患の重症化予防における介入実践

    金居 督之, 三木 貴弘, 秋本 万里奈, 迫田 季也, 作井 大介, 萩原 悠太 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 104-104, 2024-03-31

    ...対象者は生活習慣病をはじめとした慢性疾患既往者であり、かかりつけ医に承諾を受けたうえでプログラムに参加し、医師の指示に基づき健康づくり支援が提供される。具体的には、医療専門スタッフがウェアラブルデバイスを活用した運動指導、食事写真ならびに食塩摂取量測定機器を活用した食事指導などを行っている。...

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  • 両立支援における時間栄養学を取り入れた管理栄養士の取り組み

    髙矢 央子, 本田 優子, 坂本 和歌子, 井谷 美幸, 浅田 史成, 久保田 昌詞 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 130-130, 2024-03-31

    ...食習慣を見直すことは生活全体を見直すことになり、それが疾病の改善・予防にも繋がっていく。しかし、生活習慣の改善は容易ではなく本人の意思と周囲の協力が必要であり、医療職においては多職種それぞれの特性を活かし連携することで、きめ細かいサポートができ、それがより良い支援へとつながっていくのではないだろうか。...

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  • 産業理学療法分野における北海道中央労災病院治療就労両立支援センターの活動について

    坂口 太一 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 134-134, 2024-03-31

    ...2) 専門職による相談対応 企業の従業員や保健師、衛生管理担当者を対象に生活習慣病予防や労働災害予防に関する相談を受け、アドバイス等を行う。 3)健康セミナー 企業からの依頼にて労働者の健康や労働災害予防に関しての講義を行う。1回1時間30分~2時間程度で対面やオンラインでも実施可能とし、昨年度の実績は3回であった。...

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  • 中年層の女性における骨密度と体組成および運動機能の関連

    浜野 泰三郎, 山本 遼, 浦谷 明宏, 馬井 孝徳, 山本 諒, 白石 明継, 新里 香織 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 141-141, 2024-03-31

    ...その他、運動機能検査や運動習慣、体脂肪率や血液検査では各群で有意な差は認めなかった。 </p><p>【考察】</p><p>骨粗鬆症群のSMIは正常群に比べ有意に低値であり、平均値はサルコペニアの診断基準に該当する結果となってい る。一方、ロコモ度テストをはじめ各種運動機能検査やその他評価項目では群間に差を認めず、全群において握力や歩行速度はサルコペニアの診断基準には該当しなかった。...

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  • 介護予防の地域連携における歯科衛生士の役割  ~ 秋田県フレイル健診から見えた課題 ~

    川村 孝子, 藤原 元幸, 甫仮 貴子, 山口 柳子, 遠藤 孝子, 小武海 明美, 佐藤 嘉晃, 小原 由紀, 田所 大典 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 15-15, 2024-03-31

    ...<p>【はじめに】</p><p>高齢化率全国1位の秋田県では、生活習慣病による死亡率が高く生活習慣改善が大きな課題である。 2020年度から県内の医療関連会社がITを活用したフレイル判定・予防システムを開発し、希望する市町村が当システムを活用した健診事業 (以下、フレイル健診)を実施している。そこで、フレイル健診の事業を紹介するとともに、歯科衛生士の果たすべき役割と今後の課題について考察する。...

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  • ショッピングモールで開催するフレイル予防イベントの実践報告

    田中 渉, 荒尾 智史, 徳田 佳奈 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 158-158, 2024-03-31

    ...ショッピングモールで開催しているウォーキング教室の参加者は、フレイルを十分に理解しているわけではないが、タンパク質を食べる習慣を実践しており、栄養に興味を持っている人が多いことが示唆された。今後もフレイル予防や生活習慣病予防の啓発として運動と栄養をテーマにしたイベントを継続していく。...

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  • 札幌市の通いの場に参加する後期高齢者と超高齢者における心身機能の比較

    佐藤 佑太郎, 福嶋 篤, 樫木 雅美, 佐藤 佑樹, 松岡 寛樹, 松田 涼, 谷津 圭祐, 渡邊 康介, 髙島 理沙, 澤村 大輔 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 179-179, 2024-03-31

    ...しかしながら,本研究における後期高齢者と超高齢者の比較では握力や健康状態,食習慣,口腔・認知機能には差が見られなかったが,立ち座り・歩行能力では有意な低下が認められた。健康寿命の延伸に向けて,後期高齢期から立ち座り・歩行能力の加齢変化に着目したモニタリングをしていく重要性を示すものである。</p><p>【倫理的配慮,説明と同意】</p><p>ヘルシンキ宣言に基づき倫理的配慮を行った。...

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  • ロコモ健診者における新型コロナウイルス感染症流行前後の身体機能の変化 ~性別毎の3年間の追跡調査~

    浦谷 明宏, 浜野 泰三郎, 山本 遼, 山本 諒, 白石 明継, 馬井 孝典, 新里 香織 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 192-192, 2024-03-31

    ...</p><p>【考察】</p><p>コロナ禍は外出自粛やテレワークの普及による生活変容で運動不足から健康被害が生じた一方生活習慣が改善した者もおり,本研究対象はコロナ禍前後で運動習慣が減ることなく逆に上昇し体力水準が維持されていた.男性の握力・下肢筋力と男女とも骨密度が有意に低下していた.ロコモ健診による定期的な身体機能の評価が健診者に気づきを与え行動変容を起こすきっかけになったことで,COVID-...

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  • 変形性股関節患者における改訂版Frenchay Activities Indexに影響する要因:横断研究

    高根 良輔, 内原 涼馬, 田口 昌宏, 篠永 篤志, 伊藤 秀幸, 田中 繁治 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 235-235, 2024-03-31

    ...基本的属性として性別、年齢、BMI、居住状況、運動習慣を記録し、医学的属性として既往歴、転倒歴を調査した。統計解析として、説明変数間の相関関係を確認した後に、SR-FAIを目的変数、心身機能を説明変数とした重回帰分析を実施した。次に基本的・医学的属性を制御変数としてモデルに強制投入した上で階層的重回帰分析を実施し、有意な心身機能を抽出した。...

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  • 住み慣れた地域における社会参加はIADLの自立と社会孤立の改善に有効である

    袴田 真幸, 安藤 達也, 三宅 英司 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 260-260, 2024-03-31

    ...通所C終了時の身体機能や運動習慣、社会参加の変化に関する報告は散見されるが、通所C終了後の状態は明らかになっていない。そこで本研究は通所C終了3ヶ月後のIADL、QOL、社会的役割について明らかに することを目的とした。</p><p>【方法】</p><p>対象は、2021年度と2022年度に当通所Cを終了した36人 (年 齢:80.9±6.6歳、男性:17人、女性:19人)とした。...

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  • PEOモデルを用いた介入により介護保険サービスの利用終了に至った事例

    上原 大基, 山 健斗, 山 由莉, 佐藤 優季, 山下 真司, 松本 和也, 松本 裕輝 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 263-263, 2024-03-31

    ...り,軽度な心理的機能の低下が見られた.長期目標は,フィットネスジムに通い水泳を再開することであったが,身体機能も良好であったため介入方針の決定に難渋した.そこで,目標達成に関する阻害因子を分析するためにPEOモデルを使用.本症例の目標達成の阻害因子として,コロナ禍による活動量の低下によって生じた主観的な機能低下や社会参加機会の減少が要因であると推測された.介入として,主観的な機能低下に対しては運動習慣...

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  • 後期高齢者の質問票を用いたフレイル判定およびフレイルと質問票下位項目との関連について

    松岡 寛樹, 樫木 雅美, 佐藤 佑樹, 佐藤 佑太郎, 福嶋 篤, 松田 涼, 谷津 圭祐, 渡邊 康介, 髙島 理沙, 澤村 大輔 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 280-280, 2024-03-31

    ...この結果より,生活習慣を反映する下位項目よりも,機能面を反映する下位項目の方がフレイルに関連しやすい傾向にあると考える。フレイルは身体的・精神的・社会的の3つの側面が互いに関連し合うと報告されている。本研究は,通いの場に参加している高齢者を対象としたため,社会的側面に比べて身体的・精神的 側面に関連する下位項目がよりフレイルの判定に影響していたと考える。...

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  • 地域在住高齢者における認知機能簡易チェックリストの開発とその妥当性の検証

    國枝 洋太, 小山 真吾, 河村 康平, 武田 晃一, 森沢 知之, 澤 龍一, 高橋 哲也, 和田 太, 髙倉 朋和, 藤原 俊之 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 302-302, 2024-03-31

    ...</p><p>【考察】</p><p>BCCLは地域在住高齢者の認知機能スクリーニングに使用されているKCL認知項目よりも幅広い領域の質問を含むため,MoCA-Jとの有意な関連を示した可能性がある.また前期高齢者ではBCCL3点以上で有意にMCI有病率が高く,認知機能低下の参考値としての有用性が示唆された.しかしBCCLが2点以下であってもMCI有病率は32.9%と高く,社会背景や生活習慣を考慮してBCCL...

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  • 運動習慣のない女子大学生における不活動時間、中高強度の身体活動量は骨格筋量の低下と関連 する

    安齋 実穂, 澤 麻理亜, 道下 竜馬, 高橋 仁, 日置 麻也 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 350-350, 2024-03-31

    ...身体活動量の低下は、肥満、2型糖尿病などといった生活習慣病に発展し、中高齢者だけでなく若年者層においても解決すべき喫緊の課題となっている。若年期(20歳代)の運動習慣や身体活動量は、中高齢期の筋力低下に影響を及ぼすことが多数報告されている。しかし、若年者の運動習慣や身体活動量の違いが、骨格筋量に影響を及ぼすのかは未だ不明な点が多い。...

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  • 腰痛と自己危険行動の関連―労働者を対象とした疫学研究―

    田村 拓之, 中田 光紀, 頓所 つく実, 菊永 一輝, 並木 連太郎, 横山 和仁 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 379-379, 2024-03-31

    ...また、SEWB低群かつ 運動習慣あり群に対する腰痛オッズ比はそれぞれ、SEWB低群かつ運動習慣なし群(AOR: 1.66, 95%CI: 1.13 ‒ 2.44, p = .010)、 SEWB高群かつ運動習慣あり群(AOR:2.03, 95%CI: 1.28 ‒ 3.22, p=.003)、SEWB高群かつ運動習慣なし群(AOR: 2.23, 95%CI: 1.49 ‒ 3.34, p<.001)...

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  • 医療職における主観的健康感と労働生産性に関係する要因

    岡原 聡, 高尾 弘志, 花木 一生, 上田 剛裕 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 405-405, 2024-03-31

    ...質問紙にて主観的健康感、運動習慣、体の痛み、体の不安、睡眠の休養、柔軟性、筋力を5段階のリッカート尺度で自己採点を行い、身体機能は握力、立位体前屈を測定した。...

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  • 現役世代(就労者)を対象とした運動器検診導入へ向けた取り組み

    青木 真也, 丸山 凌, 藤倉 淳, 渡 良太, 大橋 優伽, 北爪 崇希 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 417-417, 2024-03-31

    ...1対1の対応は理学療法士の強みであり、問診内容を踏まえて検診結果をわかりやすくフィードバックし、セルフケア指導を日常生活に落とし込み習慣化に繋げることが重要であると考えられ、質の向上を目指した取り組みを検討していく必要がある。当検診は地域貢献、産業分野への関わりの足がかりになると考えており、今後拡大していきたいと考えている。...

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  • 体組成の測定は従業員の生活習慣の見直しのきっかけになる

    鈴木 翔, 鈴木 翼 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 423-423, 2024-03-31

    ...「脂肪 」といった一般的にイメージしやすい指標を数値化することで、生活習慣の見直しへの意識が高まったと考えられる。体組成の 測定は簡便に行えることが最大のメリットである。体重や腹囲が減少することで、高血糖、脂質異常、血圧高値も改善されることから、生活習慣の指導とともに体組成を測定することは対象者のモチベーションの向上にもつながると考えられる。</p>...

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  • 睡眠時間,残業時間,運動習慣,ストレスが慢性疼痛へ与える影響と業種別関連性

    渡 良太 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 427-427, 2024-03-31

    ...</p><p>【方法】</p><p>当院健診を利用する勤労者804名を対象に自記式質問紙調査を実施.項目は年代,性別,睡眠時間,運動習慣,ストレス.仕事の就業有無や業種,勤務形態,通勤,残業時間.慢性疼痛有無.統計解析は生活習慣,慢性疼痛との関連に多重ロジスティック回帰分析を用いて影響を検討した.目的変数は慢性疼痛の有無で疼痛群と非疼痛群の2群に分類.説明変数は睡眠,残業,通勤時間,運動習慣, ストレ...

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  • 超高齢社会における住まいの要件、住宅すごろくの先

    田中 康夫 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 53-53, 2024-03-31

    ...また先々の備えとして将来に向けてのライフプランを早めに作ることが大切であり、その習慣のない日本においてはその作成と尊重の仕組が必要とされている。更には、どのような住宅に住むのかといった住まいの選択肢をサポートする仕組みや、その住宅を囲む住環境を維持する取り組みも必要となっている。...

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  • 「あなたの更年期実態調査」結果報告~更年期症状と身体・精神の関連ついて~

    徳弘 郁絵, 大塚 扶美, 後藤 友美 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 60-60, 2024-03-31

    ...30・40代で運動習慣があった47名のうち、更年期症状の時期に運動を続けていたのは27名、続けられなかったのは20名。一方、運動習慣がない74名のうち更年期以降に運動を開始された方は23名。 症状改善のために取り組んだものとして (複数回答あり)、運動と回答したのは28名、うち症状改善と回答したのは46.4%。 がまん・たえるのみの選択は8名で症状変化なしであった。...

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  • 日本語とモンゴル語の主題マーカーの条件用法

    賽希雅拉図 名古屋大学人文学研究論集 7 101-111, 2024-03-31

    ...观察表示恒常条件的用法时从表示恒常条件的用法和表示反复・习惯性动作的用法两个方面进行分析。分析后得知日语的「ば」和蒙古语话的题标记bol均有表示恒常条件的用法和表示反复习・惯性动作的用法。其次,研究分析表示假定条件的用法。分析假定条件的用法时从表示实现之前的事态的用法、表示不知是否成立的用法、表示反事实的用法三个角度观察。...

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  • 介護予防のための生活習慣継続をめざした多職種連携プログラム(新・ほい大健康プログラム)の評価

    大川 由一, 細山田 康恵, 鈴鹿 祐子, 大内 美穂子, 室井 大佑, 松尾 真輔, 佐久間 貴士, 細谷 紀子, 佐伯 恭子, 成 玉恵, 栗田 和紀, 松浦 めぐみ, 峰村 貴央, 酒巻 裕之, 岡村 太郎, 成田 悠哉, 江戸 優裕 千葉県立保健医療大学紀要 15 (1), 1_62-1_62, 2024-03-31

    ...<p>(緒言)</p><p> 高齢化進む千葉県において,「介護予防活動普及展開事業」の取組の推進が重要な課題となっている.本学では多職種連携による地域貢献のための教育研究成果を地域に還元するために「ほい大健康プログラム」を行ってきた.本研究の目的は,介護予防を目指した新たな「ほい大健康プログラム」を地域住民に実践し,介護予防のための生活習慣の獲得に向けた効果を検証することである....

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  • 医療従事者における新型コロナウイルス感染症流行前から流行中の運動習慣の変化と自己効力感の関連性

    福榮 竜也, 愛下 由香里, 宇都 良大, 小野田 哲也 日本予防理学療法学会雑誌 3 (2), 10-17, 2024-03-31

    ...<p>【目的】医療従事者を対象にCOVID-19流行前から流行中における運動習慣の変化と自己効力感の関連を調べた。【方法】2019年と2021年の調査に参加した77名を対象とした。月に数回以上運動習慣がある場合を運動習慣ありと定義した。COVID-19流行中の運動習慣を基に,運動習慣増加群,運動習慣変化なし群,運動習慣減少群の3群に分類した。...

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  • オンラインビデオ通話での運動介入により運動の苦手さがある児童の運動目標の達成された事例

    堂面 勝哉, 後藤 颯人, 宇田 紗彩, 橋本 咲子, 楠本 泰士 小児理学療法学 2 (Supplement_1), 113-113, 2024-03-31

    ...また、本児からの運動へ意欲的な発言や週3回以上のホームプログラム実施など習慣的に運動をする機会が増え、一つの目標の成功体験が運動に対しての意欲向上や習慣化したことで他のCOPMの向上に繋がったと考える。オンラインビデオ通話を用いた運動介入は、児童ごとにあった運動の機会を提供することで成功体験を積め、日常生活での運動機会を増やし、困難な運動の改善に繋がることが示唆される。...

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  • 成人脳性麻痺者の低体重および過体重、骨粗鬆症、サルコペニアの割合と粗大運動能力分類システムごとの特徴

    佐藤 優衣, 田代 英之, 広崎 蒼大, 土岐 めぐみ, 小塚 直樹 小児理学療法学 2 (Supplement_1), 134-134, 2024-03-31

    ...<p>【はじめに、目的】</p> <p>成人脳性麻痺 (CP)者における低体重およ び過体重は、心大血管疾患など生活習慣病のリスクを高め、骨粗鬆症、サルコペニアは骨折や転倒などの有害事象を引き起こす可能性がある。これらの有害事象を予防するためには、生涯的な健康管理が必要と考えられるが、実際に成人CP者における低体重および過体重、骨粗鬆症、サルコペニアの割合やその特徴は明らかとなっていない。...

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  • 成人期脳性麻痺の問題点:運動量、活動量低下による体重増加や身体機能の低下に対しての取り組み

    間地 伸吾, 江川 奈美, 安倍 千秋, 白坂 智英 小児理学療法学 2 (Supplement_1), 139-139, 2024-03-31

    ...FIMの評価に著変な変化はみられなかったが,体重,身体機能の変化,ADLの動作の質や円滑性が向上したことで,運動や活動に対しての自信が生まれ,パラススポーツやファッションショーの参加などQOLにも繋がったと考える.成人期は脳性麻痺患者に限らず健常者も含めて,個々のコンディショニング管理能力が体重増加や身体機能,ADLの低下に結びついていると考えられる.外来リハビリでの直接的な介入と併せて,食事や運動習慣...

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  • ブルデュー社会学を手がかりとして行う文化的コンテクストの検討

    川口 高弘 マーケティング史研究 3 (1), 68-85, 2024-03-31

    ...はじめに,ブルデューによって提示された「習慣行動」とそれを構成する界・資本・ハビトゥスの各概念について検討する。次に,フランス社会学由来のこうした概念を,マーケティング研究において内在的に理解するための準備的議論として両者間の乖離を埋める手続きをとる。...

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  • 3年間の運動習慣は身体機能に影響を及ぼすか

    山本 諒, 浜野 泰三郎, 浦谷 明宏, 山本 遼, 馬井 孝徳, 白石 明継, 新里 香織 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 190-190, 2024-03-31

    ...3回目受診時に65歳以上(以下、 高齢群)と64歳以下 (以下、 中年群)へ分けて、 それぞれで運動習慣あり群と無し群に分けて比較検討を行った。運動習慣の有無に関しては、 週2回30分以上の運動を実施し、 3回の受診時に全て1年以上継続と回答した者を運動習慣あり群、 3回の受診時に全て運動習慣無しと回答した者を運動習慣無し群とした。...

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  • 当院糖尿病患者のサルコペニア有病率とその傾向について

    浜 健太朗 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 212-212, 2024-03-31

    ...9)のいずれかまたは両方かつ, SMI(男性7.0kg/m2以下、女性5.7 kg/m2以下)に該当する場合をサルコペニア群とした.判定の結果,サルコペニア群14名と非サルコペニア群43名に分類した.調査・測定項目は,年齢・性別,糖尿病罹病期間,HbA1c,BMI,Geriatric Nutritional Risk Index(GNRI),Timed Up and Go Test(TUG),運動習慣...

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  • 軽負荷全身運動デバイスおよび歩行機能増進特化型トレーニング(walkey®)の開発

    鹿子 泰宏, 得原 藍, 渡辺 達哉, 清水 こなあ 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 279-279, 2024-03-31

    ...そこで我々は,運動習慣の有無や年齢に関係なく幅広く活用できる歩行運動機能増進特化型トレーニングデバイス (walkey©)およびそれを用いた運動プログラムとトレーニング継続をサポートするアプリケーションを開発し,その効果検証を行った。...

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  • 勤労世代の生活習慣と下肢筋力

    辻村 尚子, 八木 幸一, 前田 明子, 中村 佳代 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 352-352, 2024-03-31

    ...しかしながら、運動習慣・体力 (筋力)に関する研究は高齢者を対象とするものがほとんどであり、勤労世代を対象とした研究は非常に少ない。ここでは、勤労世代の生活習慣、体力について検討した。</p><p>【方法】</p><p>T市にある「子育て支援のための施設」の来館者に生活習慣に関する質問紙と体力測定を行った。研究参加者は、男性26名、女性51名、未記入1名合計78名、平均年齢は40±10歳であった。...

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  • コロナ禍の大学生における体組成と運動機能の調査 -高齢者ロコモの基準を用いた検討-

    峰久 京子, 岡 健司, 中村 美砂, 野村 和樹 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 356-356, 2024-03-31

    ...<p>【はじめに、目的】</p><p> 近年、若者の運動習慣は男女ともに減少傾向にあり、体力水準の低下や、高齢者向けのロコモテストで陽性を示すケースも報告されてきた。本研究は、コロナ禍にある大学生の体組成、運動機能、身体活動量を調査し、高齢者のロコモやサルコペニアならびに子どもロコモの基準を用いて検討することを目的とした。...

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  • 歯科衛生士における腰痛有症者の実態と関連因子

    森下 元賀, 久本 千佳 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 384-384, 2024-03-31

    ...また、現在の腰痛あるいは腰痛の既往の有無を従属変数、年齢、勤務先、雇用形態、歯科衛生士の経験年数、要介護家族の有無、運動習慣の程度、仕事上での精神的ストレスの強さを独立変数としたロジスティック回帰分析を行った。 </p><p>【結果】</p><p> アンケート調査の回答は82名から得られ、回答率は28.3%であった。回答者の平均年齢は50.8±10.8歳であった。...

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  • 妊娠初期の精神的健康および生活行動

    澁谷 真央, 真砂 友理, 芳我 ちより, 川田 紀美子 香川大学看護学雑誌 28 (1), 1-8, 2024-03-30

    ...</p><p></p><p><b>結果:</b></p><p>64名を分析対象とした.改善項目では体重管理が最も多く,次いで運動習慣,規則正しい生活,1日に2回以上主食・主菜・副菜の3つをそろえて食べるが多かった....

    DOI 機関リポジトリ

  • Personal Health Record(PHR)を24ヵ月間用いた糖尿病患者のHbA1cの変化

    朝長 修, 福田 正博, 岩崎 晴美, 阿部 泰尚, 住田 晋一, 田中 基晴, 高橋 晶, 菅沼 信也, 三橋 彦也, 安井 直, 鳴瀬 淑, 高橋 徳, 渋谷 友幸, 田部田 英之, 泉岡 利於, 武田 尚壽, 松下 広興, 田中 司朗 糖尿病 67 (3), 154-163, 2024-03-30

    ...,PHR利用開始から24ヵ月間のHbA1c,体重のベースライン値との差とした.さらにPHR利用頻度別(15回/月以上または未満)に2群にわけて比較検討した.全例においてHbA1cは7.2 %から6.8 %へと有意に改善した.高利用群では7.1 %から6.4 %へと高い改善率を示したが,低利用群では有意な変化は認められなかった.体重も全例および高利用群で有意な低下が認められた.PHRの活用により生活習慣改善...

    DOI

  • 翻刻『万代大雑書古今大成』(十四)

    伊藤, 孝行 メディア・コミュニケーション研究 77 1-12, 2024-03-29

    ...それゆえ、古くから伝わる習慣から占星術、名付けの際の留意点等々、多岐にわたる内容となっている。『万代大雑書古今大成』は、管見のかぎり今のところ翻刻されていない。近代日本語資料の一として、また近代に於ける日本の習慣や風俗についての資料として、一定の価値はあろう。本稿では伊藤(2023)に続き、「あ一」より「さ十三」まで掲げる。...

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  • 老舗ブランドの持続可能性に資する経営モデルの研究

    首藤 明敏 明治大学社会科学研究所紀要 62 (2), 156-181, 2024-03-25

    ...その結果、老舗ブランドの持続可能性に資するには、「伝承」の「継承」化、前近代的な商習慣からの脱却、知財管理も含めた近代的なブランドマネジメントの導入、さらに、老舗ならではの強みを発信することでより高い付加価値をとっていくことが重要であると結論づけた。...

    DOI

  • 遠隔的呼吸リハビリテーションにより運動耐容能、健康関連生活の質および身体活動性が改善したCOPD患者の1例

    陶山 和晃, 縄田 康朗, 新貝 和也, 犬塚 秀太, 橋本 修平, 菊地 結貴, 吉嶺 裕之, 神津 玲 呼吸理学療法学 3 (1), 51-59, 2024-03-22

    ...その結果,階段昇降時の呼吸困難の減少や運動の習慣化を認め,8週間後の運動耐容能や健康関連生活の質は臨床的最小有意差を超える有意な改善が得られた。さらに,1日あたりの平均歩数や強度別活動時間も大幅な増加を認めた。PTRの導入により,自宅に居ながら遠隔的かつ直接的な運動プログラムが可能となり,本症例の行動変容に繋がったことが改善の主な要因と考えられる。...

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  • 子どもが自分で鼻症状ケアができるようになる3つのコツ

    八代 将登 日本小児アレルギー学会誌 38 (1), 109-116, 2024-03-20

    ...にすること」である.鼻症状ケアの手技や処置が「簡単に」,「楽しく」行うことが「習慣化」につながる.鼻症状ケアは鼻アレルギー診療の全ての段階で有用であると位置付けられる.習慣化には小児アレルギーエデュケーターやアレルギー疾患療養指導士を含めた医療関係者間で指導方針を共有するとともに,家庭における保護者や保育施設や学校における先生らとも連携することが重要である....

    DOI Web Site 参考文献1件

  • 児童へのがんを含む生活習慣病予防教育の実践

    海老原, 泰代, 加藤, 理津子, Ebihara, Yasuyo, Kato, Rituko 淑徳大学看護栄養学部・大学院看護学研究科紀要 2 79-87, 2024-03-16

    ...目的:児童が学校で生活習慣病予防と正しいがん予防の知識を学ぶことで、がんに対する過剰な恐れを軽減し、広く自身の健康への興味・関心を持ち健康的な生活習慣の基礎作りになることを目的として開発した、リーフレット「今からはじめよう!がん予防」によるがん予防教育の実施について報告する。 事業・活動内容:2019年7月11日~8月31日、千葉県A市小学5年生児童を対象に、リーフレット「今からはじめよう!...

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  • 血管内皮細胞におけるストレス応答性miR10bの機能解析

    中原,正子, 中山,寛尚 医療工学雑誌 (18) 1-8, 2024-03-15

    ...血管内皮細胞(endothelial cell, EC)の老化は、脳血管・心血管疾患だけではなく、アルツハイマー病や生活習慣病などの加齢関連疾患にも関与している。本研究では、ECストレスによって上昇するmicroRNA10b(miR10b)に着目し、miR10bがEC機能に対してどのような影響をもたすのか検討を行った。...

    DOI 機関リポジトリ 医中誌

  • 脳ドック健診におけるAIの役割

    井川 房夫 総合健診 51 (2), 242-251, 2024-03-10

    ...しかし、現在では脳ドック健診で発見される未破裂脳動脈瘤は限られており、これらを治療してもくも膜下出血を減少させることは困難で、むしろ脳ドック健診により生活習慣を改善することがくも膜下出血頻度の減少に寄与することがわかってきた。...

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  • 音楽における「脈絡変換」に関する一考察 : 「諸民族の音楽」の授業実践に向けて

    仲辻, 真帆 京都女子大学教職支援センター研究紀要 006 81-91, 2024-03-08

    ...諸民族の音楽は、各々の国や地域の歴史、言語、生活習慣等と密接に結びついて展開されてきた。つまり、諸民族の音楽を学ぶ上でその背景にある文化的な脈絡、コンテクストを理解することは極めて重要である。また、例えばある「儀式」が「舞台芸術」へと変換される際に元来の音楽や舞踊の一部の要素が選択/変形されるように、コンテクストの変換によりテクスト自体が変容することも認識しておく必要がある。...

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  • 肝移植後の長期管理におけるレシピエント移植コーディネーターの役割

    後藤, 美香, 三田, 篤義, 大野, 康成, 増田, 雄一, 副島, 雄二 信州大学医学部附属病院看護研究集録 51 (1), 1-5, 2024-03

    ...肝移植後の長期管理では、環境因子による心身障害の発症、アドヒアランスの低下、老齢化の進行、生活習慣病の発症、居住地に医療機関がないなどのフォローアップ体制への問題が挙がった。問題に対しRTCとして、アドヒアランス保持のための自己管理状況の確認・再指導・啓発、患者状況に関する情報収集手段の再考、医療チーム間の協働診療体制の構築、居住地の医療機関への定期受診体制移行などへの取り組みが必要と考えられた。...

    機関リポジトリ HANDLE

  • 外国人児童に対する合理的配慮に関する研究 : 散在地域の公立小学校を事例に

    趙, 樹娟 東アジア研究 22 47-68, 2024-03-01

    ...外国人児童は、日本社会と異なる言語、文化、宗教及び習慣を持つため、日本での日常生活や学校生活において相当な制限を受けることがある。このように制限されることは、外国人児童にとって「社会的障壁」となっている。教育分野では、合理的配慮は障害のある子どもに対する特別支援教育で使われてきた言葉である。...

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  • タイの地方に暮らす二分脊椎児に対する就学に向けた評価とアプローチ

    和智, 道生, 里中, 綾子, 熊澤, 友紀子, 寺田, 恭子 保健医療技術学部論集 18 19-25, 2024-03-01

    ...所得格差が大きく,社会参加していくには困難な環境にある.本研究は 2 年半前に車いすを貸与された女児に対して理学療法評価を行うとともに,就学に向けた問題点の解決について検証した.その結果,貸与前と比較し貸与後は座位時間の延長,自走して近くまでの移動が可能となった.さらに近隣住民の協力と,NPO 法人が実施している奨学金制度を使用することで就学することができた.タイは 95%が仏教徒であり,人助けの習慣...

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  • 認可外保育園「GCC Kidsインターナショナルスクール」における道徳性の育成

    吉田 武男 研究論集 119 151-167, 2024-03

    ...その第1歩として、日本の就学前教育施設の中から、未来志向的な保育・教育施設を例として1つ選び、その特徴から道徳性を浸透させた「基本的な生活習慣」の形成の斬新な方法を探ることした。そこで、その1つの事例として、大阪市の認可外保育園「GCC Kids インターナショナルスクール」を研究対象に選出し、主に観察およびインタビュー調査を通して研究を進めた。...

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  • 看護師の生活習慣と健康度に関する調査研究

    高橋, 将, 諏訪, 律子, 田村, 達也, 半澤, かおり, 鈴木, 明 大東文化大学紀要. 社会科学 62 365-374, 2024-02-29

    ...健康度・生活習慣は、健康度3(もうすこし)、生活習慣3(もうすこし)であり、健康・生活習慣を改善していくことが必要であることがわかった。また、新型コロナウイルス感染症は看護師の心身に多大な影響を与えたが、離職を選択したものは少なかった。以上の結果より、看護師が厳しい労働環境下に置かれていることは明白であり、そのような状況下で健康を維持・増進していくことは非常に困難であることが明らかとなった。...

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  • 20~50歳代女性55名の骨代謝評価と関連要因の分析

    長谷川 秀隆, 長谷川 結香, 松木 秀明 日本運動器看護学会誌 19 (0), 047-055, 2024-02-29

    ...<p>本研究目的は,ピークボーンマスに達する20歳代から更年期に差し掛かる50歳代の女性を対象に骨代謝評価を行い,骨代謝回転の傾向と年齢,体重,BMIやカルシウム,ビタミンD, ビタミンKの摂取栄養素,そして運動習慣との関連性について検討することである.分析の結果,象限III slow resorption群は,象限I fast formation群と比較して,年齢が高く,また体重と骨密度は低い傾向...

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  • 歯周治療による咀嚼機能回復は血糖コントロール改善に寄与するか?

    三辺 正人, 山本 裕子, 河野 寛二, 中澤 正絵, 山本 龍生 日本歯科保存学雑誌 67 (1), 10-19, 2024-02-29

    ...リスク因子への対応として食習慣および食栄養指導が必要であると考えられる.また,歯周病と糖尿病は双方向性の関係があり,双方の視点に立った咀嚼機能改善に関連した食習慣・食栄養指導は,疾病負荷の観点からも合理的と考えられる....

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  • プッシュアップ運動における伸張-短縮サイクル評価と投能力との関係

    砂川 力也, 福地 修也 琉球大学教育学部紀要 (104) 75-83, 2024-02-29

    ...本研究は,投能力を評価するプッシュアップ運動のテスト開発とその妥当性について検討することを目的とした.対象者は,運動習慣を有する健常な男女大学生25名(男性:15名,女性:10名)であった.測定は,身体組成,ベンチプレス最大挙上重量,ベンチプレスパワー,3条件のプッシュアップテスト,2条件のハンドボール投げを行い,投能力と各パラメータとの関係,プッシュアップテストによる投能力評価の妥当性について検討...

    DOI 機関リポジトリ HANDLE ほか1件

  • 過去の運動習慣が将来のうつ・不安を予防する メカニズムの解明

    冨賀 裕貴, 檜垣 靖樹, 高橋 宏和 デサントスポーツ科学 45 (0), 134-141, 2024-02-22

    <p>定期的な運動がうつ・不安の改善に効果的であることはよく知られている.しかしながら,その効果の持続期間や,将来のうつ・不安を予防するのかについては不明な点が多い.本研究では,動物を対象に4週間の運動トレーニングを実施させ,運動停止期間後の気分行動を定量した.さらに,その海馬内分子メカニズムとして脳由来神経栄養因子 (Brain-derived neurotrophic factor: …

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  • ケアプラン作成の過程で医療機関のリハビリテーション職が記載すべき生活行為の情報

    渋谷 玲二, 岩田 美幸 作業療法 43 (1), 6-14, 2024-02-15

    ...<p>本研究は,申し送り書の受け取りからケアプラン作成の過程で医療機関のリハビリテーション職が記載すべき生活行為の情報を明らかにし,申し送り書に必要な情報の構造的枠組みを作ることを目的とした.方法は,ケアマネジャー4名を対象に非構造化面接を実施し,SCQRMおよびSCATを用いて分析した.その結果,83の構成概念が生成され,5つの大カテゴリーを得た.申し送り書は,QOL,役割,習慣を焦点化し,福祉職...

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  • 特発性後天性全身性無汗症に対するステロイドパルス療法の治療成績: 単施設後方視的研究

    樋口 実里, 鍬塚 さやか, 早稲田 朋香, 室田 浩之 西日本皮膚科 86 (1), 62-67, 2024-02-01

    ...他に有効率の高かった影響因子は,ステロイドパルス療法前の抗ヒスタミン薬の増量服用,ステロイドパルス療法前の運動習慣,1 年未満の病歴,メチルプレドニゾロン(mPSL)1000 mg/ 日によるステロイドパルス療法,夏季にステロイドパルス療法実施,ステロイドパルス療法後の発汗トレーニング等であった。...

    DOI Web Site 参考文献8件

  • 諸外国の食事ガイドラインにおける野菜類の分類と1日あたりの推奨摂取目標量

    苑 暁藝, 田島 諒子, 松本 麻衣, 藤原 綾, 岡田 恵美子, 瀧本 秀美 栄養学雑誌 82 (1), 44-57, 2024-02-01

    ...</p><p>【方法】諸外国 (30ヵ国) のFBDGから野菜類の推奨摂取目標量を抽出し,策定根拠の有無を確認し,野菜類の分類に一貫性が見られていない食品 (野菜ジュース,じゃがいも,じゃがいも以外のいも,豆類) および地域別に摂取習慣が異なる可能性が高い食品 (漬け物,きのこ類,藻類) を対象項目とし,野菜類の分類を整理した。...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献19件

  • 家庭科教育における食育指導の地域連携実践 ―家庭と地域及び保幼小連携による「自己有用感」を育む取り組み―

    森川, 美保 日本福祉大学子ども発達学論集 (16) 207-217, 2024-01-31

    ...ふたつの実践で共通するねらいは「食に関する取り組みを通して,子どもが『自己有用感』を実感する経験を積み重ねること」である.本報告の意義は,学校教育の中だけの家庭科教育にとどまらず,保育所,地域,家庭,そして小学校に関わる多様な方々との地道な連携にある.このような取り組みによって,子どもは,知識だけの家庭科教育の学びではなく,自分たちの生活様式を生活文化や習慣として主体的に変えていく,生活に根づいた家庭科教育...

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  • 糖尿病増悪を契機に診断されたCA19-9感度未満の膵癌でLewis血液型陰性と判明した1例

    松田 瑞沙, 堀口 恭平, 村田 真里子, 中戸 美沙, 畑 悠佑, 佐々木 敬徳, 安部川 卓, 浜野 久美子, 永井 義夫 糖尿病 67 (1), 30-34, 2024-01-30

    ...<p>膵癌の初期は特異的な症状に乏しく,糖尿病の急な増悪や腫瘍マーカー陽性などが疾患を疑うきっかけとなる.今回,CA19-9感度未満の膵癌で,Lewis血液型陰性と判明した症例を経験した.79歳の男性が血糖管理困難となり紹介受診した.患者に生活習慣の乱れはなく,各種検査の結果から,膵頭部癌・多発肝転移と診断した.CA19-9は測定感度未満だった.Lewis血液型を確認したところ,Lewis血液型陰性...

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  • 高齢2型糖尿病患者におけるスマートフォンを活用した遠隔運動指導の短期的及び長期的効果

    小野 恭伸, 米田 真康, 佐藤 光絵, 佐々木 美希, 小武家 和博, 大野 晴也 糖尿病 67 (1), 13-20, 2024-01-30

    ...身体機能,身体活動量に与える影響を短期的(介入期間中)及び長期的(介入終了から12か月経過時点)に検討した.広島県の中山間地域の医療機関に通院中の高齢2型糖尿病患者20人を対象とした.身体機能を測定し,スマートフォンアプリと電話を用いて,運動指導を毎月1回,6か月間実施し,介入期間中と介入終了から12か月経過時点の調査を行った.短期的には男女ともに身体活動量の有意な増加が認められたが,長期的には元々運動習慣...

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  • 看護学生の遂行能力の実態

    齋藤 深雪, 吾妻 知美 日本健康医学会雑誌 32 (4), 431-436, 2024-01-29

    ...看護教育では,看護技術教育と並行して適切な生活習慣の獲得や対人関係技術の向上などを促す学習支援が必要となっている。そのため,看護学生の社会で生活する能力を把握する必要がある。これまでに看護学生用生活機能評価尺度(活動面)を作成し,信頼性と妥当性を確認した。この尺度は肯定的な視点から個人の課題や行為を遂行する能力を測定するものである。...

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  • 生活習慣病予防健診受診者の運動の動機づけに影響を与える要因の一考察

    福田 知恵, 重松 由佳子 日本看護研究学会雑誌 46 (5), 5_813-5_823, 2024-01-20

    ...自己決定動機づけ(尺度)の下位概念は運動習慣の有無と有意に関連があった。基本属性については,下位概念の内発的調整は喫煙・飲酒習慣と,同一視的調整は年代・喫煙習慣と,取り入れ的調整は糖尿病現病歴と,無調整は性別・喫煙習慣とそれぞれ有意に関連があった。結論:運動の自己決定動機づけ尺度の下位概念と対象者の個別性に応じた保健指導介入の必要性が示唆された。</p>...

    DOI 医中誌

  • ベイジアンネットワークを利用した個人に合わせた生活習慣改善策提案のための分析

    井口 拓己, 吉野 孝, 高木 伴幸, 小池 廣昭 情報処理学会論文誌 65 (1), 139-150, 2024-01-15

    ...生活習慣病は日々の生活習慣により発症する疾患である.人には改善できる習慣と妥協できない習慣があり,個人に合わせた改善策を提案する必要があると考えられる.しかし,超高齢社会で今後患者数が増加し,手間や時間などのコストがかかることや,人手による多様な提案が困難であることが問題としてあげられる.そこで,本論文では,生活習慣病を対象に,個人に合わせた生活習慣の改善策を提案するための分析を行った.ベイジアンネットワーク...

    DOI 情報処理学会

  • 米の配布による朝食摂取モニター調査

    土屋ひろ子 岐阜女子大学紀要 (53) 43-46, 2024

    ...そこで米の摂取量を増やすことを目的として,モニター参加 者を募り,実際に学生に米を配布して朝食として食べてもらい,米を摂取した場合の 効果を調査して朝食での米摂取の習慣化や前向きな実施を狙った。...

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  • 高校生に対するヘルスリテラシー向上を目的とした栄養教育プログラムの開発

    山城 秋美, 吉池 信男 青森保健医療福祉研究 6 (1), 1-12, 2024

    ...</p><p>〔結果〕 質問紙調査では,10項目の生活習慣の重要度について,「大切」または「とても大切」との回答は69.8~100%であった。一方,9項目の健康行動の負担度について,「継続的に体重計測する」「栄養バランスや料理の組み合わせを考える」ことへの負担を感じる者の割合が高かった。グループワークでは,生活習慣に加えて「気持ちを解放することの大事さ」等の意見が出された。...

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  • 精神科救急病棟における睡眠薬使用の実態と睡眠薬多剤使用に関連する因子の検討

    田玉 紘史, 山田 浩樹, 幾瀨 大介, 富岡 大, 岩波 明, 稲本 淳子 昭和学士会雑誌 84 (1), 27-37, 2024

    ...疾患別では双極性障害では多剤の睡眠薬が処方された.入院治療を比較すると,任意入院では多剤使用群が多かった.また,2剤以上の睡眠薬使用に関連する因子として,生活保護が負の関連を示したが,喫煙,入院回数,双極性障害,ADHD,自宅退院は正の関連を示した.本研究の結果から,精神科救急病棟の睡眠薬使用患者において多剤群と関連する因子は喫煙,入院回数,双極性障害,ADHD,自宅退院であった.今後は患者の生活習慣...

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  • 認知的不協和理論に基づく行動の習慣化アプリ POSiT の試作

    中川 翔夢, 菅井 遥菜, 横山 和, 中川 華蓮, 喜多村 藍子, 古市 昌一 日本デジタルゲーム学会 年次大会 予稿集 14 (0), 232-237, 2024

    ...学習や健康維持等は,継続的に活動しなければ効果が得られない.しかし,認知的不協和理論に基づくと,多くの人はこれらの活動に対して,ストレスや不快感を抱き,継続することが難しいという問題がある.そこで,我々は“推し”キャラクターから発せられるアドバイスやフィードバックによりストレスや不快感を軽減し,学習や健康維持等行動の習慣化を達成するアプリ POSiT を試作した.本稿では,2 種類試作した POSiT...

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  • 生命金属元素鉄の新たな役割と治療応用

    池田 康将 四国医学雑誌 79 (5.6), 229-236, 2024

    ...</p><p> 糖尿病は生活習慣病であり,カロリー摂取過多,運動不足,不規則な生活習慣が発症の原因として一般的によく知られている。実際,糖尿病治療は,まず生活習慣の改善を目的として運動療法と食事療法が行われる。</p><p> ヒトは食事からは生命活動に必要な栄養素を摂取している。...

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