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検索結果 26 件

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  • 経肘頭脱臼骨折術後に近位橈尺骨癒合症を呈した一例

    辻村 啓輔, 水掫 貴満, 今中 彰, 鍜治 大祐, 仲川 喜之, 田中 康仁 日本肘関節学会雑誌 30 (2), 112-114, 2023

    ...<B>【症例】</B>30歳男性.バイクで転倒受傷.経肘頭脱臼骨折に対して肘頭骨折部を利用した後方アプローチにて人工橈骨頭置換術,尺骨鉤状突起・肘頭の骨接合を行った.術後に再脱臼を認め,鉤状突起骨接合術および外側側副靭帯修復術を追加した.術後に肘回内外強直を認め,再手術後6ヶ月で肘頭プレート抜去と橈尺骨癒合解離術を施行し,肘筋-輪状靭帯複合体を癒合解離部に介在させた.再手術後8ヶ月後で回内/回外は20...

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  • 不安定肘に対する外側側副靭帯損傷手術症例の肘関節周囲合併損傷と損傷形態の検討

    畑下 智, 佐藤 俊介, 千葉 紀之, 川前 恵史, 増子 遼介, 伊藤 雅之 日本肘関節学会雑誌 30 (2), 171-175, 2023

    ...<B>【結果】</B>損傷形態はPLRI 11例,PMRI 2例,posteriorOFD 3例であった.さらにPLRIは骨折のないもの,典型的Terrible Triad Injury(以下TTI),部分的TTIの3形態に分類された.伸筋群損傷は,PLRIはECRL/B・EDCから後方の肘筋まで広範囲に及んでいたが,PMRIとOFDは部分的であった....

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  • 肘部管症候群に対する単純除圧術の治療成績と再手術例の検討

    鈴木 浩司, 堀木 充, 西本 俊介, 中川 玲子 日本肘関節学会雑誌 27 (2), 329-331, 2020

    ...を切除した5肘中3肘で再発し,長期経過後の再発は活動性の高い症例であったが,早期再発例は著明な瘢痕増生による神経圧迫が原因であった.特に広範な滑車上肘筋切除後は瘢痕や癒着による尺骨神経障害が生じる可能性があり,初回手術時に前方移動術も検討すべきである....

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  • 重症な上腕骨小頭離断性骨軟骨炎における手術治療

    草野 寛, 古島 弘三, 船越 忠直, 伊藤 雄也, 岡田 恭彰, 高橋 啓, 宮本 梓, 宇良田 大悟, 堀内 行雄, 伊藤 恵康 日本肘関節学会雑誌 27 (2), 242-246, 2020

    一般的な術式で治療困難なOCD6例を調査した.Joint impaction type 1例は橈骨短縮術,Radial head subluxation type 2例は尺骨矯正骨切り延長術,Joint destruction type 3例にはAnconeus Fascia Interposition …

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  • 伝導障害を伴わない滑車上肘筋による尺骨神経障害の一例

    江川 卓弥, 遠山 雅彦 日本肘関節学会雑誌 27 (2), 320-321, 2020

    ...にTinel徴候があった.握力は右12.0kg / 左19.5kg.内在筋や前腕に筋萎縮はなかった.MRIで右肘部管に滑車上肘筋を疑う所見と軽度の炎症所見を認めた.運動中止で症状は改善したが,再開ですぐに再燃した.手術は滑車上肘筋を切除して肘部管を解放した.術後数日で症状は改善した.神経伝導検査で異常を指摘できない尺骨神経障害では滑車上肘筋による絞扼を念頭におく必要があると考えた....

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  • 上腕骨小頭離断性骨軟骨炎に対する有茎肘筋弁付き骨移植の1例

    野口 亮介 日本肘関節学会雑誌 26 (2), 142-145, 2019

    ...15歳男子.野球にて右肘外側部痛出現.近医より紹介され,X線検査にて分離型の上腕骨OCD認めた.ノースローにて疼痛軽減したが,バッティング中に違和感出現.X線にて病期の進行を認め手術施行.関節鏡視にて10×12mm の不安定性骨片摘出後,上腕骨小頭後方からの有茎肘筋弁付き骨移植術を行った.術後3か月からキャッチボールを開始し,6か月で全力投球許可した.術後13か月の最終観察時,疼痛および肘関節可動域制限...

    DOI 医中誌

  • 上腕骨遠位端骨折に対する肘筋温存肘頭骨切りアプローチによる骨接合術の治療経験

    松前 元, 河村 太介, 岩崎 倫政 日本肘関節学会雑誌 25 (2), 92-95, 2018

    ...の癒合が得られ,術後成績は良好であった.肘筋温存の利点として,肘関節での動的・内反安定性に寄与する,肘関節周囲軟部組織欠損に対する筋弁として使用できる,肘頭骨切り位置の決定が容易になる,肘筋血流の温存による骨癒合の促進等がある.一方,肘筋筋膜や筋体に損傷がある症例では,骨切り位置を誤認する可能性があり注意を要する.本アプローチは肘筋機能を温存できる有用なアプローチである....

    DOI 医中誌

  • 滑車上肘筋による尺骨神経障害の2例

    横田 淳司, 藤野 圭太郎, 仲野 春樹 日本肘関節学会雑誌 25 (2), 180-182, 2018

    ...<p> 神経伝導検査で伝導障害が軽度であった滑車上肘筋による尺骨神経障害の2例を経験したので報告する.症例1は45歳女性.MRIで滑車上肘筋と思われる構造物を認めたが,肘上-手の運動神経伝導速度(MCV),感覚神経伝導速度(SCVの低下は軽度であった.術中,滑車上肘筋を認め,これを切除すると筋の直下で神経が細小化していた.症例2は36歳男性.MRIと超音波で滑車上肘筋と思われる構造物を認め,inching...

    DOI 医中誌

  • 若年者上腕骨T字骨折に対してLateral Para-olecranon Approachを用いた手術成績

    前田 篤志, 鈴木 拓, 岩本 卓士, 黒岩 宇, 長谷川 正樹, 志津 香苗, 早川 克彦, 鈴木 克侍 日本肘関節学会雑誌 24 (2), 34-37, 2017

    ...における上腕骨遠位端骨折に対して骨切りを必要としないlateral para-olecranon approach(以下LPOA)を用いて関節面の整復を行うアプローチの有用性が報告されている.今回,LPOAを用いた若年者の上腕骨遠位T字骨折の治療経験について報告する.LPOAは,膝関節で普及しているparapatellar approachに類似したアプローチで,上腕三頭筋を正中で縦割してさらに遠位の肘筋...

    DOI 医中誌

  • 上腕骨遠位端関節内骨折に対する肘筋温存肘頭骨切りアプローチの試み

    別所 祐貴, 岩部 昌平 日本肘関節学会雑誌 24 (2), 130-133, 2017

    ...</p><p> 考察:肘筋は動的な外側安定性も担うとされている.従来の肘頭骨切りアプローチでは,必然的に肘筋の脱神経を生じさせており,その機能を失うことになる.肘筋を温存する臨床的意義に関しては今後の検討を要するが,肘筋の発達した運動選手などでは温存する努力を払うべきと考える.</p>...

    DOI 医中誌

  • 肩腱板広範囲断裂例における上腕二頭筋長頭腱の障害と肘屈筋筋力の関係について

    山本 泰雄, 当麻 靖子, 浦本 史也, 佐々木 梢, 小畠 昌規, 皆川 裕樹 理学療法学Supplement 2014 (0), 1446-, 2015

    ...また,2群間では術側と非術側での肘筋力比の有意な差がないことより,LHBT損傷は単に筋力の差としては表出されづらいことを示しているものと考えられる。肩腱板広範囲断裂例ではたとえ肘屈筋筋力が比較的保たれて,疼痛の訴えや明らかなPopeye<sup>,</sup>s signなどの臨床所見が無い非術側であっても,負荷をかけた運動の適用は疼痛などの症状を惹起するなどの危険性が示唆された。...

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  • 投球を契機に生じた尺骨神経障害の保存的治療経験

    青木 啓成, 村上 成道, 児玉 雄二 理学療法学Supplement 2012 (0), 48101362-48101362, 2013

    ...つまり、上腕筋の緊張緩和は肘関節伸展制限の改善にも大きく影響したと考えられ、肘筋周囲の滑動性改善のみでは伸展制限は改善しなかった可能性が高い。肘の伸展制限の改善を最優先したことで日常生活上の上腕部のリラクゼーションが得られたことも改善要因の一つであったと考えられた。...

    DOI 医中誌

  • 滑車上肘筋が原因と考えられた肘部管症候群の1例

    志摩 隆之, 山下 優嗣, 豊島 良太 整形外科と災害外科 58 (4), 662-664, 2009

    ...滑車上肘筋を伴う肘部管症候群の1例を経験したので報告する.症例:17歳女性.右環小指のしびれを自覚し,前医で内服加療受けたが改善せず,鷲手変形も生じたため,当科紹介となった.小指内転が困難で,症状はキーボード操作やWright test肢位で増悪した.尺骨神経は滑車上肘筋深層で線維結合織性癒着のため係留されていた.滑車上肘筋とOsborne靭帯を切離し,尺骨神経皮下前方移動術を施行した.術翌日より小指内転...

    DOI 医中誌 参考文献6件

  • 青年期の先天性橈尺骨癒合症授動術後作業療法の経験

    森岡 真人, 長嶺 多喜児, 宮里 和香, 金城 政樹, 岳原 吾一, 普天間 朝上, 金谷 文則 九州理学療法士・作業療法士合同学会誌 2007 (0), 169-169, 2007

    ...<BR>【術式】<BR> 橈骨と尺骨を分離後、肘筋及び前腕背側の筋膜脂肪弁を分離部間隙に挿入した。上腕二頭筋腱は橈骨背側骨皮質に縫着し、回外力を強化した。術中の前腕可動域は回内60°、回外10°であった。<BR>【術後作業療法】<BR> 術後3週間でギプス固定を除去し,作業療法開始した。...

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