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検索結果 184 件

  • 1 / 1

  • 小児腎血管性高血圧における経皮的腎動脈形成術による患側腎のリバースリモデリング

    山岡 大志郎, 藤井 隆成, 長岡 孝太, 清水 武, 大山 伸雄, 喜瀬 広亮, 阿部 祥英, 櫻井 俊輔, 宮原 義典, 富田 英 Journal of JPIC 6 (1), 5-11, 2021-08-31

    ...1年2ヶ月後に降圧薬も中止でき,加えて患側腎の萎縮・機能とも改善した.小児の腎血管性高血圧症は成人と比較して経皮的腎動脈形成術の効果が乏しいとされる.本症例は,患側腎萎縮を伴った高度腎動脈狭窄であったが,経皮的腎動脈形成術により,腎血管性高血圧のみならず,患側腎の形態的,機能的なリバースリモデリングが観察しえた点で,非常に貴重な報告である....

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  • 14年間の追跡で腹腔動脈に狭窄病変が無症候性に出現した複数内臓動脈系線維筋性異形成症の1例

    八木 麻里子, 南部 鴻介, 金田 朋也, 山上 幹, 髙田 睦子, 東方 利徳, 木村 圭一, 飯野 賢治, 湯淺 豊司 心臓 52 (11), 1283-1288, 2020-11-15

    <p> 55歳女性.34歳から高血圧を認めた.42歳時に腎動脈狭窄,腎動脈瘤,上腸間膜動脈瘤と複数の血管病変を認め,特徴的な画像所見から線維筋性異形成症と診断した.43歳時に左腎動脈瘤切除および腹部大動脈─左腎動脈バイパス術を施行し,46歳時に右腎動脈狭窄に対して経皮的腎動脈形成術(PTRA)を施行した.上腸間膜動脈瘤は緩徐な軽度の増大にとどまったが,54歳時に突如腹腔動脈近位部に狭窄病変が出現…

    DOI 医中誌

  • 複数回の検査で腎血管性高血圧症と診断しえた2症例

    中務 智文, 西 功, 渡邊 康子, 鈴木 祥司, 佐藤 明, 青沼 和隆 心臓 48 (10), 1176-1184, 2016

    ...加齢による粥状動脈硬化の進展により, 腎血管性高血圧症が発症したものと考えた.</p><p> 2症例目は38歳の女性. 27歳の頃から高血圧を指摘されていたが, 腎血管性高血圧症の診断には至らなかった. 37歳, 妊娠・出産時に血圧調節が困難となった....

    DOI 医中誌

  • 鈍的腎動脈損傷に対する腎動脈ステントの有用性と安全性-不完全閉塞5例への使用経験-

    岡田 一郎, 霧生 信明, 井上 潤一, 加藤 宏, 小井土 雄一, 服部 貴行, 森本 公平 日本救急医学会雑誌 25 (1), 9-15, 2014

    ...腎血管性高血圧症は1例に発症したが,1か月間の降圧剤投与ののち正常血圧となり,以後降圧剤の投与を要さなかった。【結語】全例生存し,ステント留置術に伴う合併症は認めなかった。腎機能を温存でき,慢性的な腎血管性高血圧症は認めなかった。不完全閉塞型鈍的腎動脈損傷に対するステント留置術は有用な治療法と考える。...

    DOI 医中誌 参考文献24件

  • 4.腎動脈

    山下 武廣, 筒井 裕之 日本内科学会雑誌 102 (2), 381-391, 2013

    ...腎動脈狭窄は循環器疾患患者にしばしば潜在し,予後に悪影響する重大な病態であるが,特異的症状に乏しいため見逃されやすい.動脈硬化性が最多であり,患側腎の低灌流によって,腎血管性高血圧症,虚血性腎症,cardiac disturbance syndrome等の病態を呈する.診断には腎臓エコー法が繁用される.腎動脈ステント術が血行再建法の第一選択であるが,その適応は依然議論の対象となっている.<br>...

    DOI Web Site Web Site ほか2件 参考文献85件

  • 腎動脈形成術により,コントロール不良な心不全を改善できた陳旧性心筋梗塞の1例

    大地 悠子, 岩渕 薫, 長谷部 雄飛, 神戸 茂雄, 矢作 浩一, 竹内 雅治, 宮田 正弘, 杉浦 章, 上田 詩文, 平本 哲也 日本内科学会雑誌 99 (8), 1903-1906, 2010

    ...症例は腎動脈狭窄症を合併した陳旧性心筋梗塞の62歳,男性.急性心筋梗塞にて救急搬送され,冠動脈形成術を施行.高血圧,慢性腎不全を認めており,外来にて経過観察中に,うっ血性心不全を発症.右腎動脈閉塞,左腎動脈狭窄を認め,治療抵抗性の腎血管性高血圧症および急性腎不全により無尿を来たした.腎動脈エコーで,左腎動脈のRI(resistive index)は0.45であり,左腎動脈狭窄に対して腎動脈形成術(PTRA...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献10件

  • 高血圧:診断と治療の進歩  I.診断と病態  4.二次性高血圧の診断

    伊藤 貞嘉 日本内科学会雑誌 96 (1), 23-28, 2007

    二次性高血圧の頻度は高くないが,根治できるものがあるので見落とすことの無いようにすることが必要だ.早期に診断し,治療することが重要で,臓器障害が出現してからでは血圧を正常化させることが難しくなる.どんなに優れた降圧薬でも「no medicine」に優るものはない.ただ漫然と降圧薬を投与するのではなく,二次性高血圧の兆候を敏感に捉えてスクリーニングすることが重要である.<br>

    DOI Web Site Web Site ほか2件 参考文献3件

  • 多彩な臨床症状を呈した腎血管性高血圧症の1例

    宮崎 邦夫, 岩津 好隆, 斎藤 修, 橋本 安紀子, 武藤 重明, 草野 英二, 勝木 孝明, 島田 和幸, 菱田 良平, 中野 今治 日本内科学会雑誌 95 (5), 942-944, 2006

    ...腎血管性高血圧症による可逆性後部白質脳症と判明し, その他に漿液性網膜剥離, ネフローゼ症候群およびHyponatremic hypertensive syndromeを認めた. 経皮的腎動脈バルーン拡張術を施行後, 血圧は正常化し, 全ての症状は改善した. 多彩かつ稀な臨床症状を呈した腎血管性高血圧症を経験したので報告する....

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献6件

  • 腎血管性高血圧症に腎盂尿管移行部狭窄症を合併し診断に苦慮した一例

    萩原, 誠, 久馬, 理史, 鳥井, 孝明, 福岡, 将匡, 曳田, 信一, 安達, 建生, 東海林, 哲郎 市立室蘭総合病院医誌 = Journal of Muroran City General Hospital 29 (1), 19-22, 2004-04

    ...腎血管性高血圧症を疑い99mTc-MAG3レノグラムを施行したが、腎血管性変化と尿路閉塞性変化の両者が考えられた。腎動脈造影では右腎動脈に90%狭窄を認め、経皮的経管的腎血管形成術を施行した。降圧薬の減量に成功し、腎機能の改善も期待され、効果的治療法であったと考えられた。...

    機関リポジトリ 医中誌

  • 経皮的血管形成術を施行した小児腎血管性高血圧症の4例

    長岡 理恵子, 福田 豊, 渡辺 晴子, 大友 義之, 金子 一成, 西本 啓, 井埜 利博, 藪田 敬次郎 日本小児腎臓病学会雑誌 10 (1), 61-67, 1997

    ...我々の施設にて経皮的腎血管形成術 (percutaneous transluminal renal angioplasty: PTRA) を施行した小児の腎血管性高血圧症4例の臨床的検討を行った。このうち2例 (2歳男児および10歳女児) は血管病変を来たしうる基礎疾患はなくPTRA施行後は服薬の必要なく正常血圧が維持されている。...

    DOI 医中誌 参考文献4件

  • 腎血管性高血圧症と続発性アルドステロン症を合併した後腹膜奇形腫の1例

    餅田 良顯, 宇野 武治, 原田 幸雄, 松下 卓, 本郷 輝明, 狩野 博嗣, 池谷 健, 香川 二郎 Journal of the Japanese Society of Pediatric Surgeons 31 (2), 248-256, 1995

    ...すなわち,腎血管性高血圧症と続発性アルドステロン症を合併した後腹膜奇形腫であると思われた. 手術は腫瘍被膜下を走る左腎動静脈を剥離,左腎,左副腎を温存し,全摘術を施行した. 術前,大量の各種降圧剤に不応性であった高血圧は,術後,軽快し,降圧剤を中止した. また,その他の症状も消失した....

    DOI 医中誌 被引用文献2件 参考文献29件

  • 434. JETT Scan を用いた臨床応用第 1 報 : 腎血管性高血圧症の診断について(CT 臨床応用-造影)

    杉山 典昭, 桜田 潤二, 中島 清隆, 山崎 彰久, 伊藤 敏昭 日本放射線技術学会雑誌 50 (8), 1349-, 1994

    ...腎血管性高血圧症の患者に対し、高速CTを用いたJETT Scanを行い、断面表示画像、3D及び、MIPを作成する事は、簡便かつ非侵襲性という点からも今後腎動脈の診断法の一つとして取り入れられるものと思われる。断面表示画像は簡便ですが、平面的です。3Dは、任意の角度からの観察に有用ですが、しきい値の設定やバックグランドのノイズの消去に問題があります。...

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  • 自然再開通した腎梗塞の1例

    日比, 初紀, 伊藤, 浩一, 三井, 健司, 山田, 芳彰, 下地, 敏雄 泌尿器科紀要 39 (2), 159-162, 1993-02

    ...発症後10日目頃より血圧上昇傾向となり, 血清レニン活性(PRA)は8.0ng/ml/hrと高値であり, 腎血管性高血圧症としてカプトプリルを投与した。約2年後何ら訴えなく受診したところ, 高血圧はなく, IVPで右腎盂像は描出された。PRAも0.1ng/ml/hrと低下しており, DSAにて右腎動脈の再開通を確認した...

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  • 症例 僧帽弁口および肺静脈血流速波形の興味ある変化を示した腎血管性高血圧症の1例

    福田 和代, 大木 崇, 井内 新, 小川 聡, 林 真見子, 影治 好美, 清重 浩一, 藤本 卓, 細井 憲三, 田畑 智継, 真鍋 和代, 福田 信夫, 伊東 進 心臓 25 (1), 91-96, 1993

    ...今回我々は,経胸壁および経食道ドプラ心エコー法を用い,後負荷の増大を伴う腎血管性高血圧症の1例における僧帽弁口血流速波形と肺静脈血流速波形を記録し,その経時的変化について興味ある知見を得た.症例は43歳,女性.入院時現症では著明な高血圧および血圧の左右差を示し,ESRの充進と血清レニン活性の上昇,腎動脈造影およびシンチグラムでは右腎動脈起始部の狭窄と右腎の描出不良所見がみられ,カラードプラ法にて軽度...

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  • 腎血管性高血圧症とくに両側腎動脈狭窄例についての臨床的検討

    野村 芳雄, 高橋 真一, 寺田 勝彦, 奈須 伸吉, 瀬戸 浩司, 緒方 二郎 日本泌尿器科学会雑誌 84 (3), 552-558, 1993

    ...最近10年間に経験した両腎動脈に狭窄性病変を有する腎血管性高血圧症7例 (男3, 女4, 平均年齢50.6±18.0歳) を対象に, 診断, 治療, 高血圧の成因などを中心に臨床的検討を行った. 原因疾患は粥状硬化4例, 大動脈炎症候群2例, 線維筋性過形成1例であった.<br>複数腎動脈に広範な狭窄のある症例では, 腎機能低下もあり手術適応やPTAにも限界があると考えられた....

    DOI PubMed 医中誌 被引用文献2件

  • 腎血管性高血圧症におけるカプトプリル負荷テストの有用性

    柿崎 秀宏, 富樫 正樹, 栗栖 康滋, 小柳 知彦, 伊藤 和夫 日本泌尿器科学会雑誌 83 (10), 1668-1676, 1992

    ...種々の腎血管性病変や腎実質性病変, あるいは高血圧を有する27例を対象として, カプトプリルテスト (CP-T) およびカプトプリル負荷腎シンチグラフィ (CP-RG) を施行し, 腎血管性高血圧症 (RVH) の診断と治療効果判定における両負荷テストの有用性につき検討した....

    DOI PubMed 医中誌

  • 高血圧:診断と治療の進歩 治療 二次性高血圧の治療の現況

    宮森 勇 日本内科学会雑誌 79 (1), 76-80, 1990

    ...二次性高血圧症の冶療は.基礎となる病態を根治することが基本であるので,的確な鑑別診断を行うことが重要である.二次性高血圧の中では,腎実質性高血圧症の頻度が最も高いが,その内科的治療は本態性高血圧症に準ずることが多いため,本稿では主として,腎血管性高血圧症,内分泌性高血圧症の治療成績に関する最近の知見と,本邦における内分泌性高血圧の冶療の現状を,厚生省の疫学調査(竹田班)の成績に墓づいて概説する....

    DOI Web Site PubMed ほか1件

  • カプトプリル負荷腎シンチグラフィーが有用であった両側性腎血管性高血圧症の1例

    栗栖 康滋, 富樫 正樹, 北原 学, 柿崎 秀宏, 永森 聡, 小柳 知彦 日本泌尿器科学会雑誌 81 (5), 739-742, 1990

    症例は41歳女性で, 内科的治療に抵抗する高血圧を主訴に当科を受診した. 血圧は200/140mmHgと高血圧を示し, 末梢血レニン活性も3.1ng/ml/hrと高値を示した. 血管撮影では両側腎動脈に狭窄を認めた. 責任病巣診断のためカプトプリル負荷<sup>99m</sup>Tc-DTPA腎シンチグラフィーを行うと, 負荷前シンチグラフィーに比較し右腎GFRの有意な低下を示した. …

    DOI PubMed 医中誌

  • 腎血管性高血圧症に対する治療法の変遷と予後

    副島 秀久, 池上 圭一, 町田 二郎, 吉田 正貴 日本泌尿器科学会雑誌 81 (6), 902-908, 1990

    ...全国の泌尿器科におよび外科73施設よりアンケートで御報告いただいた腎血管性高血圧症例に対する手術例663例 (男349例, 女314例; 1963年~1988年5月) について分析した....

    DOI PubMed 医中誌 被引用文献7件

  • 腎血行再建術後腎動脈瘤の1手術例

    尾崎 直, 近藤 治郎, 長井 孝夫, 松本 昭彦 日本臨床外科医学会雑誌 51 (7), 1574-1577, 1990

    Aneurysms of renal artery are frequently aocompanied with hypertention. We experienced a case renovascular hypertention because of right renal artery aneurysm after reconstruction of fibromuscular …

    DOI Web Site 医中誌

  • 自家腎移植術-53例の検討

    大島 伸一, 藤田 民夫, 浅野 晴好, 梅田 俊一, 絹川 常郎, 松浦 治, 竹内 宣久, 服部 良平, 長谷川 総一郎, 小野 佳成, 平林 聡, 山田 伸, 加藤 範夫, 杉山 寿一 日本泌尿器科学会雑誌 80 (3), 337-342, 1989

    ...ESWLや endourology の開発進歩が腎結石症に対し, そして trans-luminal angioplasty が腎血管性高血圧症に対する本術式の適応を縮小させてはいるが, 未だ他の疾患についてはもちろん腎結石や腎血管性高血圧症に対しても特殊な症例については有用な術式であると考えられる....

    DOI PubMed 医中誌 被引用文献1件

  • 腎血管性高血圧症

    杉田 篤生 日本泌尿器科学会雑誌 80 (5), 641-649, 1989

    ...<br>これらの出現により腎血管性高血圧症においては, その腎動脈狭窄の病因により治療法の選択が変化をみたので, この10年間における研究の概略をまとめ, 治療法の選択をいかにすべきかについて述べた....

    DOI PubMed 医中誌 被引用文献2件

  • 最近の腎血管性高血圧症の臨床について

    工藤 啓, 保嶋 実, 清野 正英, 佐藤 牧人, 尾股 健, 樋渡 正夫, 金澤 雅之, 吉永 馨, 阿部 圭志 日本内科学会雑誌 78 (4), 493-499, 1989

    昭和50年より当教室で経験した78例の腎血管性高血圧(RVH)について,最近の治療,診断学の進歩を中心に検討を加えた.経皮的血管拡張術(PTA)の導入後,それまでの血行再建術を中心とする治療からPTAを第一選択とする治療法が主流となり,腎摘出術は激減した.アンギオテンシンI変換酵素阻害薬(ACE阻害薬)の登場はRVHの降圧薬に大きな変化をもたらし,それ以前の利尿薬+β遮断薬から利尿薬+ACE阻害…

    DOI Web Site PubMed ほか1件

  • 腹部の Intravenous Digital Subtraction Angiography

    中村 健治, 安達 高久, 江崎 和芳, 船井 勝七, 前川 たかし, 成山 陸洋, 森 勝志, 前川 正信 The Japanese Journal of Urology 78 (11), 1982-1991, 1987

    ...<br>本法の絶対的適応は, 動脈瘤や腎血管性高血圧症などの血管性病変であったが, 腫瘍性病変や特発性腎出血例の screening 法としての有効性も高かった.<br>比較的適応は, 腫瘍性病変や特発性腎出血以外に軽症の腎外傷や尿路奇形, 萎縮腎の残胃機能診断などが挙げられた. しかし, 炎症性疾患や重症の外傷例は本法の適応外と考えられた....

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  • 1歳5ヵ月男児の腎血管性高血圧症の1手術治験例

    笠原 善郎, 浦山 博, 龍沢 泰彦, 川筋 道雄, 岩 喬, 舟橋 隆 Journal of the Japanese Society of Pediatric Surgeons 23 (7), 1266-1271, 1987

    A 1-year and 5-month-old boy of renovasucular hypertension was treated with reconstruction of the renal artery. Arteriography revealed the right renal artery stenosis with post stenotic dilatation …

    DOI 医中誌

  • 腎血管性高血圧の実験的研究

    田中 精二 The Japanese Journal of Urology 77 (3), 432-447, 1986

    ...腎血管性高血圧症において prostaglandins は, 腎血流や水・ナトリウム利尿に関与して降圧因子の1つとして作用していることが知られているが, prostaglandins の腎皮質血流とナトリウム利尿に対する虚血腎と反対側腎における作用の違いについては十分解明されていない....

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  • 神経線維腫症に合併した腎血管性高血圧症の1例

    吉井 慎一, 金子 昌司, 友政 宏, 石川 悟, 石川 博通, 小磯 謙吉 The Japanese Journal of Urology 77 (8), 1353-1362, 1986

    ...神経線維腫症に合併した腎血管性高血圧症の1例を報告する.<br>症例は5歳の男児で頭痛を主訴として他院に入院し, 高血圧発作をおこしたため精査目的で本院に転院となった. 入院時の血圧は, 220/140mmHgで全身に Café au lait spot を認めた. 末梢レニン活性は41.0ng/ml/hrであった. またカプトプリルの投与により血圧は低下傾向を示した....

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献2件

  • 血小板増加,凝固系の異常を有し,腎血管性高血圧症を合併した腹部大動脈閉塞症(Leriche症候群)の1例

    羅 英杉, 土橋 卓也, 小林 和夫, 瀧下 修一, 藤島 正敏, 渋谷 恒文, 岡村 孝, 三笠 昭 日本内科学会雑誌 75 (12), 1843-1844, 1986

    症例は28才,男性. 22才頃より間欠性跛行あり,昭和59年10月高血圧を発症し当科に入院した.血管造影で,腎動脈分岐部から腸骨動脈分岐部直上までの大動脈の完全閉塞と両側腎動脈起始部の高度狭窄を認めた.検査所見では血小板増加および凝集能の著明亢進, PT, APTTの延長を認めた.本症例の腹部大動脈閉塞の成因に血小板増加,および機能亢進の関与が考えられ,若年発症であることも合わせてまれな症例と考…

    DOI Web Site PubMed ほか1件

  • 腎血管性高血圧症における病因と予後

    徳江, 章彦, 石川, 真也, 森田, 辰男, 田中, 成美, 小林, 裕, 戸塚, 一彦, 大場, 修司, 米瀬, 泰行 泌尿器科紀要 31 (1), 23-30, 1985-01

    Eleven cases of renovascular hypertension treated by the authors during the 10-year period from 1974 to 1984 are summarized in this paper, referring particularly to its etiology and prognosis. The …

    HANDLE 医中誌

  • 自家腎移植術の適応とその手術成績 : 腎血管性病変に対する自家腎移植術について

    高羽, 津, 佐川, 史郎, 松田, 稔, 有馬, 正明, 奥山, 明彦, 市川, 靖二, 井原, 英有, 園田, 孝夫 泌尿器科紀要 30 (11), 1533-1541, 1984-11

    ...腎血管性病変に対する自家腎移植20症例22腎の経験を述べた.Ex vivo surgeryを用いたのは20例中11例であり, 術後, 高血圧は治癒17例, 改善3例と良好な成績を得た.なお, 過去25年間の腎血管性高血圧症例は58例で, 手術的治療をおこなった46例51腎中in situ repairを施行した7例の成績は治癒0, 改善2, 不成功5例であった...

    HANDLE 医中誌

  • じん血管性高血圧症および閉そく性動脈硬化症を合併したアポE3欠損症(E2/2phenotype)の1例

    焦 昇, 野崎 秀一, 原 斉, 中島 忠久, 亀田 芳, 久保 正治, 徳永 勝人, 広部 一彦, 松沢 佑次, 垂井 清一郎 日本内科学会雑誌 73 (12), 1805-1810, 1984

    ...動脈硬化性疾患を伴つたアポE<sub>3</sub>欠損症の1例を経験したので報告する.患者は59才,男性.間歇性跛行を主訴として来院.高血圧170/72mmHgならびに著明な高脂血症(総cholesterol 475mg/dl,中性脂肪758mg/dl)を認めた.血管造影上,外腸骨動脈,大腿動脈,腎動脈,頚動脈に著明な狭窄がみられた.高血圧に関しては腎動脈狭窄側である左側腎静脈血漿レニン活性の高値を認め,腎血管性高血圧症...

    DOI Web Site PubMed ほか1件

  • 遠隔成績からみた腎血管性高血圧に対する血行再建術の検討

    川村, 寿一, 東, 義人, 岡田, 裕作, 吉田, 修, 石川, 嘉市郎, 原, 晃, 熊田, 馨 泌尿器科紀要 29 (1), 1-8, 1983-01

    ...過去14年間に経験した38例の腎血管性高血圧症例を, 血行再建術を行なった1群, 腎摘出術を行なった2群, いろいろの理由で手術不能であった3群に分け, 術前の臨床像と治療成績を検討した.その結果, 血行再建術の適応となる要件は, 若年者で高血圧の期間が短いこと, 高血圧がレニン依存性で, 狭窄が昇圧に有意に働いていること, 総腎機能が保持され, 患側の腎機能が悪すぎないこと, 手術時に再建可能な病変...

    HANDLE Web Site 医中誌

  • 腎血管性高血圧症の外科的治療

    井原 英有, 並木 幹夫, 市川 靖二, 中野 悦次, 小出 卓生, 藤岡 秀樹, 石橋 道男, 奥山 明彦, 有馬 正明, 松田 稔, 佐川 史郎, 高羽 津, 園田 孝夫 The Japanese Journal of Urology 74 (7), 1161-1168, 1983

    ...1958年から1981年までの23年間に経験した48例の腎血管性高血圧症例について総括・検討した....

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  • 症例 全身動脈の多発性線維性筋性異形成に続発した両側性腎血管性高血圧症の1剖検例

    三浦 正雄, 中道 五郎, 並木 恒夫, 佐治 公明 心臓 15 (12), 1256-1262, 1983

    ...,ランニング中にしばしば意識障害を呈し,血圧測定で著明な高血圧を示した19歳男子である.血漿レニン活性48ng/m<I>l</I>/hour,血漿アンギオテンシンI 9,800pg/m<I>l</I>,血漿アンギオテンシンII 142pg/m<I>l</I>および血漿アルドステロン(臥位)254.5pg/m<I>l</I>と高値を示し,腹部大動脈造影で左腎動脈起始部に90%以上の狭窄像を得た.左側腎血管性高血圧症...

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  • 高血圧性じん障害の要因に関する臨床的および病理組織学的検討

    木村 健二郎 日本内科学会雑誌 71 (3), 302-311, 1982

    ...総合組織障害度とした.この総合組織障害度は各腎機能検査値と相関係数0.5前後の有意な関係をもち,生検腎という限られた標本を評価する上で有用であると考えられた.変数増減法と多重回帰分析より総合組織障害度と最小血圧値の結びつきが最も強く,血漿レニン活性,年令,高血圧推定経過年および東大3内科高血圧重症度との結びつきは弱いことが示された.さらに血漿レニン活性値に関して両極端にある原発性アルドステロン症7例と腎血管性高血圧症...

    DOI Web Site Web Site ほか2件 被引用文献1件

  • 自家腎移植をおこなつた先天性単腎における腎血管性高血圧症

    小松 洋輔, 大城 清, 金丸 洋史, 島本 光臣, 平岩 卓根 The Japanese Journal of Urology 73 (9), 1206-1213, 1982

    ...単腎の腎血管性高血圧症におけるレニン依存性を証明するためには循環血漿量を是正することが必要である. 単腎症例における血行再建術式は広い視野がえられ, 技術ミスおよび術後血管合併症が少ない自家腎移植が第一選択である....

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  • 各種高血圧症におけるアンギオテンシンIIきっ抗薬の循環動態およびじん機能に及ぼす作用

    西山 敬介, 石井 当男, 武田 忠直, 池田 寿雄, 松岡 博昭, 中村 雄二, 後藤 淳郎, 村尾 覚 日本内科学会雑誌 68 (1), 54-61, 1979

    ...各種高血圧症患者(本態性高血圧症22例,腎血管性高血圧症9例,腎実質性高血圧症12例,原発性アルドステロン症3例,悪性高血圧3例)において,食塩摂取量8~10g/日, 2週以上降圧薬中止下にangiotensin II拮抗薬のひとつである1-Sar-8-Ile angiotensin II (ATA)を280ng/kg/min静注し,循環動態,腎機能,電解質排泄および血漿レニン活性(PRA)に及ぼす...

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  • 分腎機能研究

    日台 英雄, 藤島 智 The Japanese Journal of Urology 68 (10), 952-959, 1977

    In order to re-assess various split renal function tests designed for diagnosing renovascular hypertension, a comparative study was undertaken on 33 renovascular hypertensives, 5 renoparenchymal …

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  • 腎血管性高血圧の臨床的研究80例を中心に

    阿部 圭志, 大塚 庸一, 斎藤 鉄男, 色川 伸夫, 青柳 春樹, 宮崎 青爾, 日下 隆, 清野 正英, 保嶋 実 日本内科学会雑誌 64 (3), 222-231, 1975

    ...腎血管性高血圧症80例を対象として,本症の診断ならびに手術適応について検討を加え,さらに術後の血圧と血漿renin活性の変動についても検索した.定型的腎動脈主幹部狭窄例では日常検査を行なうことにより診断は容易であつた.しかし,分枝狭窄例では,静脈性腎盂撮影, renogram, renin分泌刺激試験のみが50%以上の症例で陽性に過ぎず,これらがすべて陰性で,血管撮影のみで診断できた症例もあつた.従...

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  • 小児腎血管性高血圧症の3例

    高崎, 登, 沼田, 正紀, 小野, 秀太 泌尿器科紀要 20 (10), 605-614, 1974-10

    Renovascular hypertension in children is relatively rare than III adults, and only 14 cases of children have been reported although 161 patients undergoing operation of renovascular hypertension are …

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  • 腎血管性高血圧症の外科的予後

    日台 英雄, 堀内 満水雄, 和田 達雄, 吉田 悟, 尾上 正明, 石橋 信 The Japanese Journal of Urology 64 (12), 1042-1052, 1973

    Clinical analysis was done on the surgical results and prognosis of 24 operated cases with reno-vascular hypertension experienced at the Yokohama City University Hospital and of 202 operated …

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  • ヒトの旁糸球体装置の機能と形態にかんする研究

    北本 清 日本内科学会雑誌 62 (10), 1366-1377, 1973

    ...RRA, JGIおよびJGCC/Gのそれぞれの間に低い正の相関がみられた.本態性高血圧症および慢性腎炎による腎不全ではJGCC/Gは有意に高値であつた.萎縮腎でもRRAは対照と変らずJGI, JGCC/Gは高値であり,ネフロンの代償性肥大と異所性レニン産生も考えられた.腎血管性高血圧症,悪性高血圧症ではレニン値は高く,JGCC/Gも著明な高値であつた.高血圧のない,浮腫,低Na血などのあつた症例では...

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  • シンチカメラによるレノグラム

    金子 昌生, 佐々木 常雄 RADIOISOTOPES 17 (7), 317-320, 1968

    ...この方法でレノグラムの描出は可能で, 対象は正常6, 子宮がん5, 腎尿管結石4, 腎炎2, 腎血管性高血圧症2, 尿管腫瘍1の合計20例である。正常の場合はレノグラムのみでわかるが, 腎血管期や排泄期の遅延のみられる場合には, シンチカメラレノグラムの撮影により鑑別が可能となる。...

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  • 腎血管性高血圧症の1治験例

    茶幡, 隆之, 石部, 知行, 加藤, 篤二, 久賀, 暢 泌尿器科紀要 13 (7), 525-530, 1967-07

    The patient was a 21 years old female who complain e d of headache and was noted hypertension 220/160 mmHg. The routine lab o ratory examinations were not remarkable. The Howard test was positive as …

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  • 腎性高血圧症の研究

    鍬塚 寿 日本腎臓学会誌 9 (5), 479-488, 1967

    Differential renal function studies were performed on clinical cases in which renal hypertension were suspected. The examinations were carried out under oral administration of water, using the …

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  • 腎血管性高血圧症における腎皮質動脈について

    関 正威 Archivum histologicum japonicum 27 (1-5), 41-47, 1966

    Histological studies on the renal cortical arteries of renovascular hypertensive patients, including four cases of unilateral, two cases of bilateral main renal artery stenosis and one case of renal …

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