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検索結果 629 件

  • 高速MBRによる下水からの有機物回収における効率的膜ファウリング抑制

    槇塚 仁志, Michael Joseph Rocco, 羽深 昭, 木村 克輝 土木学会論文集 79 (25), n/a-, 2023

    ...<p> 高速膜分離活性汚泥法(高速MBR)は下水中有機物の分解を抑制して嫌気性消化で活用できる有機物量を増加させる(有機物回収率>80%)のと同時に,膜分離によって処理水質の高度化(有機物除去率>90%)を達成する処理技術である.高速MBRでは極短SRTを設定することに伴う深刻な膜の目詰まり(膜ファウリング)が問題となる.本研究では,高速MBRに担体による高強度物理洗浄と薬品添加逆洗(CEB)を適用...

    DOI Web Site 参考文献31件

  • オルガノシリカ膜を用いた廃棄物焼却炉排ガスからの水蒸気回収システム

    山床 太一, 武山 彰宏, 森山 教洋, 長澤 寛規, 金指 正言, 都留 稔了 廃棄物資源循環学会研究発表会講演集 34 (0), 403-, 2023

    <p>燃焼排ガス、特に廃棄物焼却炉排ガスには多量の水蒸気が含まれており、この水蒸気を分離することで物質(水)として回収できるだけでなく、水蒸気の持つ潜熱を利用することが容易になる。さらに排ガス中の水蒸気分圧が低下するため、煙突からの白煙を抑制するという副次的な効果もある。しかし、従来の水蒸気分離膜は120℃程度での使用が限界であり、焼却炉排ガスに適用するのは困難であった。これに対し、新たに開発し…

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  • 日本アフェレシス学会 診療ガイドライン2021

    阿部 貴弥, 山路 健 日本急性血液浄化学会雑誌 13 (1), 3-10, 2022-12-01

    ...米国では遠心分離法を用いたアフェレシスが中心であり,わが国では膜分離法が中心である。そのためASFAのガイドラインをわが国に持ち込むことは多くの問題点が生じる。2017年より日本版アフェレシス治療ガイドラインの作成が開始され,2021年夏に「日本アフェレシス学会 診療ガイドライン2021」の発刊に至った。...

    DOI Web Site 医中誌

  • 水をきれいにする膜分離技術

    赤松 憲樹 化学と教育 70 (8), 396-399, 2022-08-20

    ...<p>膜分離技術の研究開発は海水淡水化に始まり,現在では下排水処理や浄水処理においても膜分離技術が利用されている。本稿では膜分離法について説明した後,実験室でも比較的簡単に実施できる水処理膜の作製法を紹介する。さらに膜を用いた水処理技術とファウリングと呼ばれる課題について説明し,ファウリング防止技術の開発に関する最新の研究を概観する。</p>...

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  • ナノバブルを用いた膜逆洗の高効率化

    中川 颯人, 木内 壮一朗, Helmano Fernandes, 羽深 昭, 木村 克輝 土木学会論文集G(環境) 78 (7), III_143-III_148, 2022

    ...<p> 膜分離活性汚泥法には活性汚泥法と比べて多くの長所があるが,膜ファウリングが問題となる.本研究グループではこれまでに気泡径数百nmの気泡を含む水(ナノバブル水)を用いた膜の逆洗はMBRの膜ファウリング抑制に有効となりうることを見出しているが,逆洗条件の詳細な検討は行われていない.本研究ではMBRファウリング物質のモデル化合物として多用されるアルギン酸ナトリウムによりファウリングを発生させたセラミック...

    DOI Web Site 参考文献14件

  • 中空糸型PRO膜モジュールを用いた浸透圧発電 -高濃度塩水を利用したデンマークでの実証試験-

    平田 信介, 中尾 崇人, 安川 政宏, QUINTAL Jhony, FLEMMING BINDSEIL Mathilde, GUO Haofei, STORM PEDERSEN Lars 日本海水学会誌 76 (3), 170-176, 2022

    ...(Pressure-retarded Osmosis:PRO)発電は天候に左右されない,再生可能エネルギーを利用した安定した発電方法として注目を集めている.この発電方法は,半透膜を介した2 種類の溶液の濃度差を利用し,自発的な水の移動によりタービンを回して水力発電を行う手法であり,浸透圧エネルギーを水量エネルギーに変換する半透膜が搭載された膜モジュールが主要部となる.東洋紡は,長年にわたり培われた膜分離技術...

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  • 浸漬型膜分離活性汚泥法の膜ファウリングに及ぼすpolytetrafluoroethylene平膜の親水性の影響

    佐野 利夫, 伊藤 紘晃, 石田 桂, 佐藤 晃, Luong Van DUC, 川越 保徳 日本水処理生物学会誌 57 (4), 79-89, 2021

    ...そこで本研究では,ベンチスケールの浸漬型膜分離活性汚泥槽に親水性のみが異なるpolytetrafluoroethylene(PTFE)製の平膜を導入し,膜表面の親水性が膜ファウリングに及ぼす影響を明らかにした。その結果,膜の親水性による膜間差圧の顕著な違いは認められず,PTFE製の平膜については,膜ファウリングに及ぼす親水性の影響は小さいことが分かった。...

    DOI Web Site Web Site 参考文献42件

  • 二相式AnMBR-UASBプロセスによる食品廃棄物のメタン発酵高速化

    林 裕大, 吉田 弦, Fetra J. Andriamanohiarisoamanana, 井原 一高 廃棄物資源循環学会研究発表会講演集 32 (0), 209-, 2021

    <p>食品廃棄物のメタン発酵は処理速度が遅いという課題がある。本研究では処理速度を向上するために,AnMBRとUASB法を組み合わせた二相式プロセスを提案する。このプロセスは食品廃棄物中の有機系固形物を可溶化・酸発酵し,膜ろ過液を生成するAnMBRと,膜ろ過液をメタンに変換するUASBリアクタで構成される。UASB法はメタン発酵の1種であり,HRT数時間から数日という高速処理が可能である。しかし…

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  • 分離・精製の基礎

    栃木 勝己 化学と教育 68 (1), 28-31, 2020-01-20

    ...大学での化学工学系教科書には,分離・精製として,蒸留,ガス吸収,抽出,晶析と共に膜分離,集塵,沈降分離,ろ過等などが主に取り上げられている。本稿はこれらの分離・精製の基礎について述べたものである。</p>...

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  • 最新の排水処理技術

    狩山 裕昭 紙パ技協誌 74 (12), 1144-1149, 2020

    ...</p><p>嫌気性生物処理である嫌気MBRシステムは嫌気処理の特長である余剰汚泥量の低減,分解副産物であるメタンを利用した創エネルギー化は勿論の事,嫌気処理と膜分離技術との組み合わせにより嫌気性微生物を有機物分解槽内に高濃度に保持することができるため高濃度のSSやCOD含有排水に対しても,前処理,SS除去や希釈なしで直接処理することを可能とした技術である。...

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  • セラミック平膜MBRにおけるマイクロバブル・ナノバブルを用いた膜洗浄の可能性

    木内 壮一朗, Helmano Fernandes, 羽深 昭, 木村 克輝 土木学会論文集G(環境) 76 (7), III_149-III_155, 2020

    ...<p> 膜分離活性汚泥法(MBR)は活性汚泥法と比べて様々な長所があるが,運転中に発生する膜ファウリングが問題となっている.様々なタイプの汚れに対して洗浄効果が報告されているマイクロバブル・ナノバブルはファウリングが発生した膜を効率的に洗浄できる可能性がある.本研究では,ベンチスケールMBRを用いて,マイクロバブル・ナノバブルの膜洗浄効果に関する基礎的検討を行った.マイクロバブルを用いた浸漬洗浄では...

    DOI Web Site Web Site 被引用文献1件 参考文献10件

  • 膜分離活性汚泥法による排水処理

    坂本 曜次朗 紙パ技協誌 74 (12), 1150-1154, 2020

    ...その一つ,膜分離活性汚泥法(MBR)は,「生物的処理」に「物理的処理」を組み合わせた比較的新しい技術である。</p><p>MBRは「高品質の処理水」「コンパクトな処理設備」といった特長を活かし,近年導入が増加している方式であり,処理水の品質の高さから,人類の課題を解決する技術の一つとして期待されている。</p><p>本発表では,MBRの仕組み,特徴,及びメリットを示す。...

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  • 水蒸気透過膜を用いた新規な環境配慮型廃棄物処理システムの開発

    武山 彰宏, 山床 太一, 都留 稔了, 長澤 寛規 廃棄物資源循環学会研究発表会講演集 31 (0), 275-, 2020

    ...ろ過式集じん装置出口に水蒸気透過膜として150℃以上で気相中から水蒸気の選択分離が可能であるオルガノシリカ膜を設置し、排ガスから水蒸気の一部を膜分離する。分離した水蒸気を熱交換器により冷却し高純度の水として回収し、回収した水は冷却用噴霧水等のプラント用水や施設内外の生活用水として利用する。</p>...

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  • 分離膜内の物質移動

    神尾 英治 化学と教育 67 (4), 166-167, 2019-04-20

    ...中でも,膜分離法はそのようなミクロ空間を利用する典型的な分離法である。分離膜には様々な種類があり,その内部構造が異なる。分離機能層の厚みも数ミクロンから数十ナノメートルの範囲で異なり,断面方向に対して非対称構造を有する膜もある。分離対象もイオンからコロイドまで,様々なサイズを対象とする。そのようなミクロな構造物中でおこる現象の正確な理解には,ミクロな場での物質移動を具体的に想像する力が必要である。...

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  • 膜技術と水素社会

    稲垣 嘉之, 坂場 成昭, 田中 伸幸, 野村 幹弘, 澤田 真一, 八巻 徹也 日本海水学会誌 73 (4), 194-202, 2019

    The thermochemical IS process is a promising hydrogen production method that can produce hydrogen in large amounts and stably with high efficiency by the thermal splitting of water. Research and …

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  • セラミック平膜を用いた浸漬型MBRシステムの省エネ化と合流式下水道への対応に関する研究

    打林 真梨絵, 豊岡 和宏, 新井 喜明, 佐野 勇, 山下 喬子, 橋本 敏一 下水道協会誌 55 (665), 66-75, 2018-03-01

    ...<p>膜分離活性汚泥法(MBR)の導入促進を図る上で,さらなる省エネルギー化と中大規模の合流式下水道への適用が課題となっている.筆者らは,セラミック平膜を用いた浸漬型MBRシステムについて,パイロットプラントを用いた長期運転を実施し,省エネ化と合流対応の検討を行った.省エネ化に関しては,消費電力量に寄与が最も大きい膜洗浄風量を0.24m<sup>3</sup>/ (m<sup>2</sup>・hr)...

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  • プロピレンープロパン分離を対象とした膜分離-蒸留ハイブリッドプロセスの分離特性

    山木 雄大, 吉宗 美紀, 原 伸生, 根岸 秀之, 高根 慧, 松田 圭悟 石油学会 年会・秋季大会講演要旨集 2018f (0), 181-, 2018

    ...省エネルギー分離技術として膜分離が注目されており、膜分離の特徴を活かせる分離プロセスの設計が求められている。本研究では、膜分離と蒸留のハイブリッド化に着目し、プロピレンとプロパンの2成分系混合物の分離を対象に、膜分離と蒸留の構成が分離特性に及ぼす影響について報告する。...

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  • 有機ハイドライドからの水素分離用炭素膜の長期安定性

    吉宗 美紀, 原谷 賢治 石油学会 年会・秋季大会講演要旨集 2018 (0), 31-, 2018

    ...燃料電池自動車の普及を目指し、炭素膜を用いた膜分離法によるトルエン/メチルシクロヘキサン系有機ハイドライドからの新規高純度水素分離技術を検討している。これまでの検討結果より、燃料電池自動車用高純度水素の規格を満たすためには、非常に高い水素選択性が必要であったが、我々は新規炭化技術の開発により高選択性炭素膜の製造に成功している。...

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  • セラミックフィルターを用いた旋回式クロスフローによる切削排液の油水分離

    小林 信介, 早津 祥秀, 加藤 勇治, 板谷 義紀 廃棄物資源循環学会論文誌 29 (0), 219-226, 2018

    セラミックフィルターを用いた旋回式クロスフローによる実切削排液の油水分離を行った。フィルターには,旋回ロッドを挿入した目開き 1.2 および 2.5 μm の中空セラミックフィルターを用いた。実験では,水,鉱物油,界面活性剤および切削微粒子等が混合している実切削排液からの水の分離を試み,エマルジョン循環流量やフィルター目開き等の分離条件や切削排液の種類が分離速度や分離率に与える影響について評価を…

    DOI Web Site 参考文献6件

  • 有機ハイドライドからの超高純度水素分離用分子ふるい炭素膜の開発

    吉宗 美紀, 原谷 賢治 ゼオライト 34 (4), 113-119, 2017-10-15

    燃料電池自動車(Fuel Cell Vehicle: FCV)の普及実現のために,FCV用超高純度水素の貯蔵・輸送媒体に関する技術開発が求められており,水素キャリアとして液体水素,アンモニア,有機ハイドライドが着目されている。本研究では,有機ハイドライド型水素ステーション用の高純度水素を分離する新規水素分離膜として,分子ふるい炭素膜の開発を実施した。また,炭素膜を用いた水素精製プロセスについて消…

    DOI

  • 下水処理場再構築におけるシミュレータの活用に関する基礎的研究

    福嶋 俊貴, 西村 文武 下水道協会誌 54 (655), 100-107, 2017-05-01

    ...<p> 老朽化対策や耐震対策のため下水処理場を再構築する事例が増えつつある.再構築にあたっては蓄積された大量の運転実績データ (水量・水質) をシミュレータを用いて有効に活用すべきである.そこで本研究では,下水処理量48,000m<sup>3</sup>/日のモデル処理場の一部を高度処理化するとし,①嫌気無酸素好気法 (A<sub>2</sub>O法) ②膜分離活性汚泥法 (MBR法) ③ニューメディア...

    DOI Web Site 被引用文献1件

  • ポリイミド膜によるガスおよび蒸気分離

    谷原 望, 中西 俊介, 吉永 利宗 Journal of the Japan Petroleum Institute 59 (6), 276-282, 2016-11-01

    ...3,3’,4,4’-ビフェニルテトラカルボン酸二無水物(BPDA)からなるポリイミドは,耐熱性,耐薬品性,機械的強度に優れるとともに,良好な曳糸(えいし)性を有し,非対称中空糸膜に成型され,膜分離プロセスとして利用されてきている。ここでは,ポリイミドの材料特性,ポリイミド中空糸膜の特性,ガスおよび蒸気分離の適用場面について紹介する。</p>...

    DOI Web Site Web Site 被引用文献3件 参考文献20件

  • 温度応答性分離膜の合成とその分離特性の評価

    澤田 峻一, 木村 瑠璃子, 村上 賢治 化学工学論文集 42 (3), 107-112, 2016

    ポリ(<i>N</i>-イソプロピルアクリルアミド)(PNIPAM)を多孔質ガラスフィルター(GF)表面上に共有結合させて温度応答性膜を合成し,メチルオレンジ(MO)やコンゴーレッド(CR)分子の膜透過係数の温度依存性を検討することを目的とした.また,MOやCR分子の膜透過係数におよぼすPNIPAMへの架橋剤<i>N</i>,<i>N</i>′-メチレンビスアクリルアミド(BIS)添加の影響も検…

    DOI Web Site Web Site 参考文献18件

  • 3-5-2 膜分離法を用いたバイオガス精製システムの開発

    齋藤 安佐美, 加藤 拓磨, 大坂 典子 日本エネルギー学会大会講演要旨集 25 (0), 86-87, 2016

    <p>Biogas generated by methane fermentation from biomass is composed with around 60% methane and around 40% CO<sub>2</sub> and it’s a carbon-neutral energy. Utilization of biogas can reduce the …

    DOI

  • 膜分離溶媒抽出を用いた廃潤滑油再生手法の開発

    義家 亮, 片岡 直也, 植木 保昭, 成瀬 一郎 廃棄物資源循環学会論文誌 27 (0), 37-43, 2016

    ...本研究で提案する膜分離を伴う溶媒抽出は,溶媒抽出の際に使用する有機溶媒のほぼ100 %がプロセス内で循環するため省資源であるうえ,残渣は廃油中の不純物成分のみであることから廃棄物を低減できる。...

    DOI Web Site Web Site 参考文献4件

  • 海洋深層水ミネラル調整液研究(4)

    竹家, 均 高知県海洋深層水研究所報 (11) 19-21, 2015-03

    ...膜分離技術を利用した低濃度ナトリウムの高硬度水を製造するプラント(ミネラル調整液製造システム)を開発・設置した。本報では、このプラントで製造したミネラル調整液の工程管理及び品質管理方法を検討した。...

    日本農学文献記事索引

  • 再生水・雨水利用設備に関するアンケート調査の報告 (第2報) 維持管理と課題

    小川 幸正, 岡田 誠之, 前田 信治, 青木 一義, 金津 文夫, 福井 啓太, 佐分利 治, 中井 隆, 東海林 慎, 大庭 芳昭 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2015.1 (0), 25-28, 2015

    ...また、約半数の施設で採用されている膜分離の膜形状や洗浄頻度・交換頻度、再生水・雨水の造水コスト試算や利用による効果、意見や要望についても、アンケート回答をまとめた。</p>...

    DOI

  • 常圧低酸素環境への急性暴露における組織酸素量および同環境下の一週間の身体活動による血液性状の影響

    片山 訓博, 森沢 優哉, 森尾 眞衣, 重島 晃史, 大倉 三洋 理学療法学Supplement 2014 (0), 0146-, 2015

    ...両実験の環境は,塩化ビニール製テント(容積4.0m<sup>3</sup>)を用い,膜分離方式の高・低酸素空気発生装置(分離膜:宇部興産製UBEN2セパレーター,コンプレッサー:アネスト岩田製SLP-22C)を用いて低酸素濃度環境(酸素濃度14.5%,0.7atm,高度3000m相当:以下,低酸素),と通常酸素濃度環境(酸素濃度20.9%,1.0atm:以下,通常酸素)を準備した。...

    DOI

  • 炭素鎖長の異なるペルフルオロ化合物の電解処理効率の比較

    橋口 亜由未, 藤川 陽子, 米田 稔, 谷口 省吾, 尾崎 博明 環境技術 44 (7), 391-401, 2015

    ...であるが,ホウ素ドープダイヤモンド等のアノードに比べ酸化力が弱い白金のアノードでもこれらPFCsを酸化できた.PFHxA,PFHxS は通電時間に比例してゼロ次反応で電解が進み,PFHpS の分解の電流効率は今回試験したPFCsの中で最も高かった.また,下水二次処理水についても電解実験を行い,PFOS について高い除去率をえた.電解法による実処理では促進酸化法などで共存有機物を除去するとともに,予め膜分離...

    DOI Web Site Web Site 被引用文献1件

  • 搾乳システムからの残乳回収改善による搾乳関連排水の処理負荷低減

    河合 紗織, 猫本 健司, 干場 信司, 森田 茂 日本畜産学会報 86 (4), 497-504, 2015

    ...酪農場において,搾乳施設で生じる洗浄排水(搾乳関連排水)が日々排出されている.膜分離活性汚泥法など既往の浄化方法は,現在の設計基準では中小経営にとって高価であり普及は見込めない.そこで本論文では,同排水の汚濁度合を下げて浄化施設の設計規模を縮小する一手法として,搾乳機器内に残る生乳(残乳)の同排水への混入を少なくする技術を検討した.現地事例調査では,搾乳パイプラインの傾斜角度が大きいほど排水に混じる...

    DOI 機関リポジトリ 日本農学文献記事索引 ほか3件

  • 浸漬型膜モジュールにおける邪魔板の設置が流体挙動に及ぼす影響

    丸林 修, 長岡 裕, 豊岡 和宏, 渋谷 幸子 土木学会論文集G(環境) 71 (7), III_467-III_478, 2015

    ...浸漬型膜分離活性汚泥法における施設の省エネルギー化実現に向け,膜ユニットに邪魔板を設置し,流体の挙動を制御することによるファウリング低減の可能性を検討した.散気管より発生したエアを邪魔板に溜めてから放出させることにより,粗大気泡を発生させることができ,膜面空間平均せん断応力が通常の曝気方法よりも1.5倍程度大きくできることが示された.また,邪魔板より発生した気泡は,スラグ流に近い状態で膜間へと侵入し...

    DOI Web Site Web Site 被引用文献1件 参考文献12件

  • 乳タンパク質濃縮物(MPC)の機能性と水和性

    池田 新矢 ミルクサイエンス 64 (2), 127-137, 2015

    ...乳タンパク質濃縮物(MPC)は限外ろ過,透析ろ過等の膜分離プロセスとそれに続く噴霧乾燥を経て製造される乾燥乳タンパク質粉末である。その優れた栄養性と物理化学的機能性により,MPC はタンパク質の摂取量を高めることを目的とした栄養食品や飲料,あるいはチーズ,ヨーグルト,アイスクリーム等の乳製品等,様々な食品の原料として広く認識されるようになってきた。...

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか1件

  • 高選択性SPPO中空糸炭素膜を用いた水素/トルエン混合ガス分離

    吉宗 美紀, 原 伸生, 原谷 賢治, 万代 咲季, 平野 佑一朗, 壱岐 英 石油学会 年会・秋季大会講演要旨集 2015f (0), 53-, 2015

    ...燃料電池自動車の普及を目指し、炭素膜を用いた膜分離法によるトルエン/メチルシクロヘキサン系有機ハイドライドからの新規高純度水素分離技術を検討している。これまでの検討結果より、燃料電池自動車用高純度水素の規格を満たすためには、非常に高い水素選択性が必要である。本研究では、新しい焼成方法の採用により高選択性炭素膜の製造に成功したので、この炭素膜を用いた水素/トルエン混合ガス分離性能について報告する。...

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  • DDR型ゼオライト膜を用いたバイオガスからの高純度・高回収率メタン精製プロセスの開発

    姫野 修司, 菅納 信太郎, 竹見 友宏 化学工学論文集 40 (6), 492-498, 2014

    ...DDR型ゼオライト膜を用いた膜分離法によって,バイオガスから高濃度メタンを回収すると共に,高濃度二酸化炭素を同時回収するプロセスを検討した.本報では,DDR型ゼオライト膜のみを用いて膜の透過側を減圧し,精製メタン濃度95%,回収二酸化炭素濃度97%以上かつメタン回収率98%の条件でメタン精製するプロセスを構築できることを明らかにした.さらに,後段に中空糸ポリイミド膜を組み合わせた複合循環プロセスによって...

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  • MBRにおけるポリマー加工膜がろ過性能に与える影響

    新井 広基, 長岡 裕, 中島 光康 土木学会論文集G(環境) 70 (7), III_159-III_164, 2014

    ...PVDF膜を浸漬型膜分離活性汚泥法により長期運転を行い,膜ファウリングを起こすまでの運転日数,親水性,DOC,E260から混合ポリマー加工膜におけるろ過性能の効果について検討した.それによりMPC加工膜がタンパク質などの膜ファウリング物質を透過することにより膜ファウリングを抑制できることが示唆された....

    DOI Web Site 参考文献4件

  • 分子ふるい性を有する実用型カーボン膜の開発と膜分離プロセスへの応用

    吉宗 美紀 石油学会 年会・秋季大会講演要旨集 2014 (0), 37-, 2014

    分子ふるい型カーボン膜は、優れた気体分離性能と耐薬品性を兼ね備えた分離膜であるが、コストや機械強度に課題があり、未だに実用化されていない。本研究では、ポリフェニレンオキシドを前駆体とする新規カーボン膜を開発し、そのガス透過特性の評価や実用化に向けた強度の向上の検討を行った。また、カーボン膜の応用開発についての研究成果も報告する。

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  • バイオエタノール濃縮用高分子膜と膜分離技術の開発

    浦上 忠 高分子論文集 71 (5), 169-186, 2014

    バイオエタノールの蒸留後の共沸組成溶液の脱水を行う膜として架橋膜とハイブリド膜が調製され,浸透気化法,気化浸透法での脱水特性が検討された.架橋とハイブリド化は膜膨潤制御に貢献し,脱水性能を向上させた.とくに四級化キトサン(<i>q</i>-Chito)架橋膜および<i>q</i>-Chitoとテトラエトキシシランからのハイブリッド膜は脱水性能に優れ,高い透過速度を示した.一方,バイオエタノール中…

    DOI Web Site 参考文献43件

  • 分子インプリント膜による膜分離

    吉川 正和 高分子論文集 71 (5), 223-241, 2014

    ...膜分離において,透過選択性ならびに流束(処理量)は重要な二大ファクターである.目的とする基質に対する分子認識部位を膜内に導入することにより,夾雑物から目的とする標的化合物を基質特異的に分子認識し,選択的に膜内に取り込むことにより,分離膜の透過選択性の向上は比較的容易に実現される.この分子認識部位の分離膜への導入法として分子インプリント法ならびに簡易分子インプリント法がある.取り分け,後者の方法は,高分子材料...

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  • 嫌気性膜分離法(AnMBR)を用いた人工下水処理性能に及ぼす温度の影響

    渡邉 亮哉, 菅生 俊樹, 若原 慎一郎, 李 玉友 水環境学会誌 37 (5), 197-204, 2014

    ...メタンガス回収や汚泥生成量削減の観点から,嫌気性処理と膜分離技術を組み合わせた嫌気性膜分離法(AnMBR)が注目されている。本研究では段階的に温度を下げて,人工下水を用いた連続処理実験を行い,処理性能や物質収支,膜性能に及ぼす温度の影響を評価した。...

    DOI Web Site Web Site 被引用文献2件 参考文献6件

  • 食品の反応・分離操作に関する工学的研究

    鍋谷 浩志 日本食品工学会誌 15 (4), 213-231, 2014

    ...高品質の食品を効率的に生産するためには,目的に適した反応操作,分離操作を選定し,その工程を最適化することが求められる.逆浸透や限外ろ過といった膜分離技術は,消費エネルギーが少ない非加熱処理であるために,他の分離技術と比較して多くの特長を有する.我が国の食品産業においても多くの実用化の例がある.本報では,まず,液状食品の膜分離プロセスの最適化に関する取り組みを紹介する.バイオディーゼル燃料(脂肪酸メチルエステル...

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか1件 参考文献30件

  • 酢酸セルロースの特徴と新展開

    島本 周, 岡田 静, 中村 敏和 紙パ技協誌 68 (9), 1018-1024, 2014

    ...溶媒可溶性の酢酸セルロースは,セルロースをアセチル化し,次いでこれを部分脱アセチル化することで調製され,膜分離,写真フィルム,液晶ディスプレイ,衣料用およびその他繊維として広く使われている。本稿では特に,酢酸セルロースの特異な表面物性に焦点を当て,最近の用途展開を紹介し,また,今後の展開を議論する。<BR>酢酸セルロースの最近の用途展開として浄水用中空糸膜を紹介する。...

    DOI Web Site 参考文献2件

  • 排水処理設備更新と操業経験

    森本 恭生 紙パ技協誌 68 (1), 72-76, 2014

    ...更新案として流動担体法,酸素曝気法,多段式生物処理法,膜分離活性汚泥法等の比較検討を行い,最終的に高速凝集沈澱を特徴とする省スペース型システム「スミスラッジ®システム」を採用した。これは高速凝集沈澱スミシックナー®にて汚泥を高濃度に濃縮し,曝気槽内汚泥も高濃度に維持し,BOD容積負荷2~3kg―BOD/(m<SUP>3</SUP>・日)にて高効率処理する設計である。...

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  • 血液透析濾過器における境膜内溶質濃度の検討

    関野 政昭 化学工学論文集 39 (5), 433-438, 2013

    血液透析濾過処方において,中高分子量領域の溶質除去には透析操作に加えて限外濾過操作が欠かせない.当操作では,中高分子量溶質と透析濾過膜の双方から決定される膜パラメーター(溶質透過係数と篩係数)と限外濾過量いかんでは,血液側境膜での溶質濃度分布は通常の透析パターンと異なり,逆浸透膜やナノ濾過膜で見られるような濃度分極層を形成すると想定される.本稿では既報の血液透析濾過器シミュレーションモデルに,こ…

    DOI Web Site 被引用文献1件 参考文献11件

  • Maxwell–Stefan式を用いた塗膜乾燥モデル式の導出

    今駒 博信, 山村 方人 化学工学論文集 39 (6), 531-538, 2013

    塗膜乾燥分野では,これまで拡散係数の推算を伴う一般化Fick式(GF式)が利用されてきたが,本研究では,実測相互拡散係数を用いる一般化Maxwell–Stefan式(GMS式)の可能性に期待して,3成分塗膜乾燥過程を対象としたモデル式の提案を試みた.このとき,非浸透性基材上の塗布層乾燥に特有な以下の条件,塗布層底面における物質移動の体積流束が0であることと乾燥収縮が生じることを考慮した.

    DOI Web Site Web Site 被引用文献4件 参考文献25件

  • 常圧低酸素環境下での運動時の呼吸循環および代謝への影響

    片山 訓博, 大倉 三洋, 藤本 哲也, 藤原 孝之 理学療法学Supplement 2012 (0), 48101954-48101954, 2013

    ...健常成人男性23名,平均年齢20.8(20―22 歳),平均身長170.9 ± 5.26cm,平均体重65.9 ± 10.4kg,平均体表面積1.77 ± 0.14 m2であった.被験者は前日の夕食以降絶食として翌日の午前中に測定を実施した.研究環境は,常圧下での通常酸素濃度環境(酸素濃度20.9%:以下,通常酸素)と低酸素濃度環境(酸素濃度14.5%,高度3,000m相当:以下,低酸素)とし,低酸素は,膜分離方式...

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  • 膜分離溶媒抽出による廃潤滑油の再生手法

    片岡 直也, 義家 亮, 成瀬 一郎, 植木 保昭, 布目 陽子 廃棄物資源循環学会研究発表会講演集 24 (0), 355-, 2013

    ...現在,潤滑油は多岐の産業分野にわたって使用されており,国内で年間84万kLの廃潤滑油が発生しているが,再生潤滑油としての再生割合は約6%に留まる.本研究で提案する膜分離を伴う溶媒抽出は,溶媒抽出の際に使用する有機溶媒のほぼ100%がプロセス内で循環するため省資源であり,残渣は廃油中の不純物成分のみであることから廃棄物を低減できる.本研究ではこの膜分離を伴う溶媒抽出による再生手法の実証を目指す基盤研究...

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  • 放射性廃液中の硝酸ナトリウムの膜分離技術開発

    中川 明憲, 小河原 貴史, 鬼澤 崇, 目黒 義弘 日本原子力学会 年会・大会予稿集 2013s (0), 491-, 2013

    ...高濃度の硝酸ナトリウムを含む放射性廃液から硝酸ナトリウムを分離するための工学装置を用いて、硝酸ナトリウムの膜透過の電流効率、消費電力、イオン選択透過性、膜分離後の溶液組成などを調べた。...

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  • 放射性廃液中の硝酸ナトリウムの膜分離技術開発

    目黒 義弘, 中川 明憲, 小河原 貴史, 鬼澤 崇 日本原子力学会 年会・大会予稿集 2013s (0), 490-, 2013

    これまでのナトリウムイオン及び硝酸イオンの電気透析による膜透過基礎試験の結果に基づき、高濃度の硝酸ナトリウムを含む放射性廃液から硝酸ナトリウムを分離するための装置概念を構築するとともに、工学規模の試験装置を製作した。また、その性能が設計通りであることを確認した。

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  • 中空糸膜分離式の小型可搬式除湿装置を用いた「ふげん」のトリチウム除去

    伊藤 剛士, 石川 幸治, 加藤 剣一, 松尾 秀彦, 朝倉 大和, 松嶌 聡 日本原子力学会 年会・大会予稿集 2013s (0), 609-, 2013

    ...トリチウム含有重水の回収・除去装置は、機器・配管類が狭隘な箇所に設置されている制約から、小型化が容易で且つ長期連続運転が可能な中空糸膜分離方式を採用した。隔離扉や狭小空間設置への制約から、回収装置は2台に分割した可搬型とし、制御盤もデスクトップ型とした。トリチウム漏えいのリスクを低減する観点から、高気密型ポンプを用いるとともに運転圧力(入気圧力)を下げる必要がある。...

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  • Membrane bioreactorにおける長期的ファウリング予測モデルの開発

    大石 隼人, 金子 弘昌, 船津 公人 ケモインフォマティクス討論会予稿集 2013 (0), O8-O8, 2013

    ...膜分離活性汚泥法(membrane bioreactor, MBR)は排水中の有機物を活性汚泥中の微生物により分解し、その活性汚泥と処理水とを膜を用いて分離する水処理技術である。MBRにおいてmixed liquor suspended solids(MLSS)の濃度は長期的なファウリング予測やプロセス管理の面で重要な変数であるが、測定にはコストや時間がかかる。...

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  • 浸漬型嫌気性膜分離法を用いた浮遊物質含有人工下水の処理性能と微生物群集構造解析

    渡邉 亮哉, 高橋 慎太郎, 砂庭 崇之, 若原 慎一郎, 李 玉友 水環境学会誌 36 (6), 157-164, 2013

    ...メタンガス回収や余剰汚泥生成量の削減の可能性から,嫌気性処理と膜分離技術を組み合わせた浸漬型嫌気性膜分離法が近年注目を集めている。本研究では,25℃の室温条件において浮遊物質(SS)を添加した人工下水を処理する連続処理実験を行い,処理性能に及ぼす水理学的滞留時間(HRT)の影響の評価や微生物群集構造解析を行った。HRTは48 hから6 hまで段階的に短縮させた。...

    DOI Web Site Web Site 参考文献22件

  • 輪部に沿った角膜に溝状病変がみられた猫の1例

    山形 静夫 動物臨床医学 22 (2), 74-76, 2013

    ...猫の角膜分離症において角膜穿孔が認められ,輪部腹側に沿って角膜に深い溝がみられたので縫合した。溝周囲の角膜は透明で異常なく,結膜に充血はなかったが,後日眼球を摘出することとなった。摘出眼球の組織検査では,溝は固有層の中央に達していたが,上皮が溝の深部にもみられた。本例では後天的に形態異常が発現したものと思われる。...

    DOI 医中誌 参考文献2件

  • RO膜処理液の模擬冷却塔補給水への再利用

    中納 浩次, 長野 晃弘, 飯田 徹, 石井 和則 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2013.8 (0), 41-44, 2013

    ...<p>排水の再利用水の製造方法として、膜分離活性汚泥法の後段に低圧逆浸透膜(RO膜)を用いる事例が増加している。海外では冷却塔補給水として一部採用されている。平成15年にビル衛生管理法の改訂を受け、し尿を含む再生水の用途は限定され、トイレ洗浄水に限定となった。本事例では事業所排水をRO膜で仕上げ処理を行い、上水相当の水を製造し、模擬冷却塔の補給水として適用した。...

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  • 高温嫌気性膜分離法によるコーヒーかすのメタン発酵

    高柳 和幸, 喬 偉, 李 玉友, 大坂 典子, 押部 洋 土木学会論文集G(環境) 69 (7), III_589-III_595, 2013

    ...本研究はメタン発酵回分実験によるコーヒーかすのエネルギー回収の可能性の検討, 高塩の嫌気性膜分離法を用いた連続処理プロセスの確立を目的とした. コーヒーかすの回分実験ではCOD分解率は75%程度となりメタン生成ポテンシャルとして290mlCH<sub>4</sub>/g-CODが得られた....

    DOI Web Site 参考文献8件

  • 中空糸膜分離式の小型可搬式除湿装置を用いた「ふげん」のトリチウム除去

    門脇 春彦, 松尾 秀彦, 山根 直樹, 朝倉 大和, 松嶌 聡 日本原子力学会 年会・大会予稿集 2013s (0), 610-, 2013

    ...このため、中空糸膜分離方式による低露点で小型可搬式の除湿装置を用いて、重水系機器を模擬した試験体による本装置の性能確認試験を実施し、乾燥効率に及ぼす諸条件の影響を調べた。また、本装置がトリチウムを含む重水の乾燥除去に適用可能であることを実機設備において確認した。...

    DOI

  • メタン発酵施設実証試験(2)

    白石, 誠, 高取, 健治, 水木, 剛, 小林, 宙, 疇地, 勅和 岡山県農林水産総合センター畜産研究所研究報告 = Bulletin of the Institute of Animal Production Okayama Prefectural Technology Center for Agriculture, Forestry and Fisheries (2) 5-12, 2012-09

    ...3 消化液の膜分離活性汚泥処理では、BODの除去率は高かったが、COD、T-N、T-Pが残存し、より効率的な脱窒方法や脱リン方法等の検討が必要である。...

    日本農学文献記事索引 Web Site

  • 界面前進凍結濃縮・膜分離複合法による新規の果実香料素材開発

    飛塚 幸喜, 安食 雄介, 野内 義之, 宮脇 長人, 小林 康弘, 佐藤 文隆 山形県工業技術センター報告 (43) 41-46, 2012-03

    食品の美味しさを左右する要素には味、香り、食品テクスチャー、温度、形および色などがあるが、なかでも「香り」は最も重要な要素の1つである。本報告では、果実香気成分採取濃縮法の検討ならびに、採取した果実香気成分を活用した新規果実香料の開発について紹介する。

    日本農学文献記事索引

  • 分子ふるい効果を備えたテトラヒドロフランハイドレート膜の作成

    白土 新太郎, 飯塚 淳, 山崎 章弘, 柳沢 幸雄 化学工学論文集 38 (5), 324-328, 2012

    THFハイドレート層を分子ふるい効果を有する分離膜として用いることを目的とし,欠陥がなくかつ薄いTHFハイドレート膜の作成を試行錯誤によって試みた.THFハイドレートは大小2種のケージから構成されるII型のハイドレート構造を有する.このうち,空の小ケージがガス分離のための分子ふるいゲートとして働くことが期待される.THFハイドレート水溶液への膜の塗布と浸漬を組み合わせた方法により,THFハイドレ…

    DOI Web Site Web Site 参考文献11件

  • チャバザイト型ゼオライト膜の開発とエステル化反応への展開

    長谷川 泰久 石油学会 年会・秋季大会講演要旨集 2012 (0), 21-, 2012

    ...膜分離は省エネルギー分離技術である。A型ゼオライト膜は、非常に優れた脱水特性を有しているものの、化学反応に利用するには耐久性が不十分である。本研究では、ゼオライトの細孔構造、結晶形状、支持体等にを検討し、透過性、分離性および耐酸性の優れたCHA型ゼオライト膜を開発した。さらに、このCHA型ゼオライト膜を、エステル化反応に利用した。これらの結果について発表する。...

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  • 「空気流動真空蒸発法」によるVOCを含有した廃溶剤の新たな再生技術

    田中 茂, 司馬 里佳 廃棄物資源循環学会研究発表会講演集 23 (0), 585-, 2012

    ...更に、除去液を噴霧ノズルで真空容器内に噴霧することで微小な液滴としVOC蒸発表面積を拡大し、従来の膜分離の真空蒸発法と比較して除去液からのVOC蒸発速度が2桁以上向上でき、本法により大量な廃溶剤の連続的リアルタイムでの再生処理が実現できる。...

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  • 血液透析濾過器における限外濾過量の影響

    関野 政昭 化学工学論文集 38 (3), 155-160, 2012

    血液透析濾過処方において,特に中分子量領域の溶質の除去には限外濾過操作が欠かせない.そこでこの限外濾過による溶質除去効果について,膜の純水透過係数をパラメータに拡散除去能と対比して定量的解析を試みた.その結果,拡散除去支配の低分子量溶質の除去機構の場合と異なり,中分子量溶質では,拡散除去効果に加えて限外濾過効果が大きく溶質除去に寄与していることが定量的に確認された.また,バックフィルトレーション…

    DOI Web Site Web Site 被引用文献4件 参考文献7件

  • 浸漬型膜分離メタン発酵法によるアルコール発酵廃液の処理

    高橋 慎太郎, 周 培培, 若原 慎一郎, 李 玉友 水環境学会誌 35 (3), 41-47, 2012

    ...本研究は浸漬型膜分離メタン発酵法を用いたアルコール発酵廃液の連続処理実験を中温条件で4ヶ月間行い,容積負荷の変化による処理性能への影響及び連続運転が膜性能に与える影響を評価した。本研究で得られた最大容積負荷は12.4 kgCOD・m<SUP>-3</SUP>・d<SUP>-1</SUP>で,T-COD<SUB>Cr</SUB>除去率は97.8%であった。...

    DOI Web Site 被引用文献4件 参考文献19件

  • 膜分離活性汚泥法における長期的膜差圧予測モデルの構築

    成 敬模, 金子 弘昌, 船津 公人 Journal of Computer Aided Chemistry 13 (0), 10-19, 2012

    Membrane bioreactor (MBR) は工場排水や生活下水などの汚水を微生物で分解し、その後処理水と微生物を膜で分離する装置のことである。短時間かつ省スペースでの水処理が可能であるため、ビルや工場などにMBRを分散設置して無人運転を行うことは水不足問題の解決策として注目されている。しかし、膜に微生物や固形物などが堆積することでファウリングが発生し、膜差圧の上昇および運転コストの上昇…

    DOI Web Site 被引用文献1件 参考文献15件

  • 常圧低酸素濃度環境が安静時代謝に与える影響

    片山 訓博, 大倉 三洋, 山崎 裕司, 重島 晃史, 藤本 哲也, 藤原 孝之 日本保健科学学会誌 14 (4), 199-204, 2012

    ...(方法)通常酸素濃度と膜分離方式により常圧低酸素環境を設定した。各条件下で30分間の安静座位を行い,呼気ガス分析からエネルギー消費率(energy expenditure rate, kcal/分),脂肪酸化率(lipid oxidation rate, mg/分)およびブドウ糖酸化率(glucose oxidation rate, mg/分)を求め比較検討した。...

    DOI 機関リポジトリ Web Site ほか1件 参考文献11件

  • 常圧低酸素環境での低負荷運動におけるエネルギー代謝への影響

    片山 訓博, 大倉 三洋, 山崎 裕司, 重島 晃史, 藤本 哲也, 藤原 孝之 理学療法学Supplement 2011 (0), Eb1236-Eb1236, 2012

    ...±5.1kg,平均体表面積1.72±0.08m2であった.被験者は前日の夕食以降絶食として翌日の午前中に測定を実施した.研究の条件は,研究の条件は,常圧下での低酸素濃度環境(以下,低酸素)(酸素濃度14.5%,0.7atm,高度3,000m相当)および通常酸素濃度環境(以下,通常酸素)(酸素濃度20.9%,1.0atm)とした.低酸素は,藤原らの特許を用いた塩化ビニール製テント(容積4.0m3)と膜分離方式...

    DOI

  • エタノール混合ガソリンの膜分離

    栗原 瞭輔, 向山 昂, 山崎 章弘, 里川 重夫 石油学会 年会・秋季大会講演要旨集 2012f (0), 41-, 2012

    バイオエタノールをガソリンに10%混ぜたE10ガソリンが自動車燃料としてアメリカ、ブラジルを中心に主流になっている。しかし、エタノールとガソリンは物性が異なるため、分離して燃焼したほうが出力や燃費の面で優れていることがわかっている。そこで、本研究では車上でE10ガソリンからのエタノール分離が可能な膜材料の開発を目的とし、アルミナ支持体上に薄膜をコーティングし、その挙動を調べた。

    DOI

  • 分離膜を用いたCO<sub>2</sub>分離回収型高純度水素製造技術の開発

    田村 咲季, 常岡 秀雄, 高野 香織, 前川 俊輔, 小川 稔, 池田 雅一 石油学会 年会・秋季大会講演要旨集 2012f (0), 12-, 2012

    ...HPUから排出される水素・CO<sub>2</sub>混合ガスは高圧であるため、差圧を駆動力として継続的にガスを分離する膜分離法を用いることで、高効率で高純度水素に精製することができる。発表では、その開発状況について報告する。...

    DOI

  • マイクロ波水熱法を用いたゼオライトの合成と評価

    熊谷 空美, 佐藤 充孝, 中平 敦 日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集 2012S (0), 559-559, 2012

    ...よく知られているゼオライトとしてはFAU(Y・X型ゼオライト)やLTA(A型ゼオライト)、MFIなどがあり、特にLTAは高親水性ゼオライトで、優れた脱水能を有しているため膜分離精製における分離膜として期待が高まっている。従来の高分子膜に比べ分離に使用可能な温度範囲が広く、また分離性能が良い有機液体脱水膜として普及が進んできている。...

    DOI

  • 膜分離を伴う溶媒抽出による廃潤滑油の再生処理

    義家 亮, 植木 保明, 三輪 高裕, 成瀬 一郎 日本機械学会論文集B編 78 (789), 1048-1052, 2012

    A process to recover base oil from waste lubricating oil is proposed in this study, which is based on solvent extraction with membrane. In this process, organic solvent is circulated in a closed …

    DOI Web Site

  • 拡散と対流が共存する中空糸膜型血液透析膜における物質移動

    金森 敏幸, 溝口 健作 化学工学論文集 37 (2), 91-95, 2011

    ...濃度差と圧力差を駆動力とする液体の膜分離では,膜の透過性に応じて膜近傍に濃度境膜が形成されるが,濃度差を駆動力とする場合(拡散)には液本体に比べて膜面の濃度が減少し,圧力差を駆動力とする場合(対流)には膜面で濃縮が起こる.したがって,拡散と対流が共役する膜透過における膜近傍の濃度境膜形成機構は,極めて複雑である.さらに,膜デバイスで広く用いられている中空糸膜では,濃度と圧力は流れ方向でも変化するため...

    DOI Web Site Web Site 参考文献26件

  • 常圧低酸素環境での安静時におけるエネルギー代謝への影響

    片山 訓博, 大倉 三洋, 藤原 孝之, 藤本 哲也 理学療法学Supplement 2010 (0), AbPI2055-AbPI2055, 2011

    ...14.5%,0.7atm,高度3,000m相当)および通常酸素濃度環境(以下,通常酸素)(酸素濃度20.9%,1.0atm)とした.各条件下での30分間の安静座位における呼気ガス分析を行い,脂肪酸化率(以下,LOG,mg)およびブドウ糖酸化率(以下,GOR,mg)および,エネルギー消費率(以下,EER,kcal/分)を比較した.低酸素は,塩化ビニール製テント(容積4.0m<SUP>3</SUP>)と膜分離方式...

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  • シングルモードマイクロ波照射を利用した膜分離,触媒反応

    佐藤 剛一, 東 英生, 夏井 真由美, 西岡 将輝 石油学会 年会・秋季大会講演要旨集 2011f (0), 163-163, 2011

    効率的な小型化学反応プロセスを目指し、膜反応プロセスを検討している。ここでチューブ状の流通式膜型反応装置の加熱機構としてマイクロ波照射を利用した。マイクロ波が定在波として制御されるシングルモードキャビティを利用し、膜表面のみを選択的かつ均一、低消費エネルギーで効率的に加熱した。パラジウム薄膜等を利用した水素分離、水素化反応等の膜反応を実施し、マイクロ波照射の影響を一般的な電気炉加熱の場合と比較し…

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  • Membrane Bioreactorにおける長期的膜差圧予測モデルの構築

    成 敬模, 金子 弘昌, 船津 公人 ケモインフォマティクス討論会予稿集 2011 (0), O2-O2, 2011

    水処理に使用するMBR(membrane bioreactor)は分散設置をすることで、短時間で多量の処理水を生産可能にする。しかし、分散設置のためには膜差圧がある水準に達し、膜洗浄を行う時期を予測する必要がある。本研究はケモメトリックスの手法を用いて、MBRにおける将来の膜差圧を予測する。これにより、膜洗浄時期の推定や最適な運転条件の探索が可能となる。

    DOI

  • 膜分離活性汚泥法の将来展望

    長岡 裕 膜 36 (5), 217-221, 2011

    Future prospects of membrane bioreactors are discussed considering current status of MBRs including technical point of view. In current MBR systems in existing treatment plants, submerged system is …

    DOI Web Site 被引用文献1件 参考文献6件

  • 2段RO膜分離とUVオゾン酸化法による表面処理排水のリサイクル

    和田 洋六, 清水 健, 黒田 康弘, 石川 英一, 荒川 徹也, 荒川 徹 化学工学論文集 37 (6), 563-569, 2011

    ...低圧RO膜処理によりCOD 40 mg dm<sup>−3</sup>,電気伝導率70 μS cm<sup>−1</sup>まで改善されたが蒸留装置の冷却水として再利用するには不十分な水質であった.低圧RO膜を透過したCOD成分はメタノールなどのアルコール類で活性炭やイオン交換樹脂で処理しても分離できなかった.そこで,高圧RO膜の高い分離率に着目して,低圧RO膜透過水を高圧RO膜で処理する2段RO膜分離...

    DOI Web Site Web Site 被引用文献1件 参考文献10件

  • IV.炉周辺材料とトリチウムとの相互作用とその処理

    杉山 貴彦, 田中 将裕 日本原子力学会 年会・大会予稿集 2011f (0), 784-784, 2011

    ...水蒸気膜分離モジュール内の物質移動を,移流・拡散,水蒸気の吸脱着からなるモデルにより模擬した。このモデルを用いて,建屋換気系のトリチウム除去に用いる水蒸気膜分離装置の分離性能解析を行い,供給流量やパージガス流量が分離性能に及ぼす影響を評価した。...

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  • 放射性廃液中の硝酸ナトリウムの膜分離技術開発

    目黒 義弘, 渡邉 陽子, 加藤 篤, 亀山 智一, 澤村 充貴, 西村 恵美, 比嘉 充 日本原子力学会 年会・大会予稿集 2011s (0), 596-596, 2011

    高濃度硝酸ナトリウムを含む放射性廃液から、イオン交換膜を用いた電気透析によって硝酸ナトリウムを分離回収する技術開発を進めている。硝酸イオンの膜透過効率を向上させるため、親水性ポリマーをベースとする新規陰イオン交換膜を開発し、膜物性と硝酸の拡散透過の関係を調べた。

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  • 果実香気成分の高付加価値利用

    飛塚 幸喜, 宮脇 長人, 小林 康弘, 佐藤 文隆 日本食品工学会誌 12 (4), 131-136, 2011

    ...様々な果実から香気成分を採取し,これを香料素材として活用することを目指して研究を行った.香気成分には熱に不安定なものも多いため,非可熱操作である膜分離および凍結濃縮,とくに界面前進凍結濃縮法に着目して種々の検討を行った。...

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか1件 被引用文献1件 参考文献14件

  • 下水汚泥及び生ごみの水熱共ガス化によるエネルギー生産に関する研究

    西原 昂, 布浦 鉄兵, 山本 和夫, 中島 典之 廃棄物資源循環学会研究発表会講演集 21 (0), 318-318, 2010

    下水汚泥と生ごみについて、超臨界水ガス化処理による燃料ガス生成挙動などの反応特性の検討を行った。回分式反応器に所定量の下水汚泥、標準生ごみ、純水、及び条件によっては添加物を封入し、500℃、25MPaの条件にて30分間超臨界水ガス化反応に供した。反応終了後は、反応器内のガスを回収し、GC-TCDにより生成ガスの定量分析を行った。 …

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  • トリチウム除去用水蒸気膜分離装置内の物質移動シミュレーション(3)

    宮原 直哉, 杉山 貴彦, 山本 一良, 田中 将裕 日本原子力学会 年会・大会予稿集 2010s (0), 626-626, 2010

    ...前回の報告では、水分膜分離のシミュレーションモデルに必要なパラメータを文献調査により決定したが、今回はそれを実験的に求めた。 また、様々な運転条件における膜分離装置の過渡応答特性、および定常状態における分離性能をシミュレーションにより再現できることを確認した。...

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  • 放射性廃液中の硝酸ナトリウムの膜分離技術開発

    目黒 義弘, 渡邉 陽子, 加藤 篤 日本原子力学会 年会・大会予稿集 2010s (0), 510-510, 2010

    高濃度硝酸ナトリウムを含む放射性廃液から、硝酸ナトリウムを硝酸及び水酸化ナトリウムとして分離回収する技術開発を進めた。ナトリウムイオンを選択的に透過する陽イオン透過膜を用いてカリウム、セシウム、ストロンチウムイオンの膜透過挙動を調べた。また、ナトリウムイオンの膜透過効率を長時間にわたり測定し、膜の耐久性を評価した。

    DOI

  • ゼオライト膜を用いたバイオエタノールの濃縮脱水プロセスの経済性評価

    岡部 和弘, 湯塩 泰久, 細谷 俊史, 金澤 進一, 柏原 秀樹, 中井 龍資 化学工学論文集 36 (5), 486-493, 2010

    ...バイオエタノールの脱水にはPSA法が用いられ省エネルギー化が図られているが,PSA法はプロセス上の制約があるためこれ以上の低コスト化が難しい.一方,ゼオライト素材の膜分離法は一層の省エネルギー化の可能性があり,弱点であった耐水性・耐酸性素材の開発も進められている.本研究では,バイオエタノールの蒸留・膜脱水プロセスについてシミュレーション計算を行い,膜分離法が経済的に優位となる膜特性及び濃縮プロセスについて...

    DOI Web Site Web Site 参考文献27件

  • 血液透析濾過器における新規な解析モデルとその応用

    関野 政昭, 八木 敏幸, 玉村 憲幸 化学工学論文集 36 (1), 34-40, 2010

    血液透析濾過器について,既報の実験データにより十分検証した新規の解析モデルを提案する.当解析モデルでは,溶質の膜透過式の対流項にZydney(1993)の提唱式を,血液側境膜物質移動には修正したRautenbach and Albrecht(1989)式を,透析液側境膜物質移動にはFukuda <i>et …

    DOI Web Site Web Site 被引用文献3件 参考文献14件

  • シクロヘキサン脱水素用多管式メンブレンリアクターのCFD解析と設計

    味村 健一, 吉田 直樹, 佐藤 剛史, 伊藤 直次 Journal of the Japan Petroleum Institute 53 (5), 283-291, 2010

    ...本研究では,CFD(Computational Fluid Dynamics: 数値流体力学)の手法に触媒層や膜分離の熱物質移動を組み込んだ多管式メンブレンリアクターのシミュレーションモデルの開発を行った。それによるシクロヘキサンの脱水素シミュレーションを行い,実験結果と比較したところ両者は良好に一致し,モデルの妥当性が検証された。...

    DOI Web Site Web Site 被引用文献2件 参考文献32件

  • 超撥水性シリカ粒子を利用した水/アルコール高速分離技術の開発

    大幸 裕介, 矢澤 哲夫, 神 哲郎 日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集 2010S (0), 3D07-3D07, 2010

    ...しかし、膜分離では欠陥(ピンホール等)による分離係数の低下や分離速度の遅いことなどが指摘されている。本研究では、液相ナノコーティング技術の交互積層(LBL)法を用いて、単分散シリカ粒子の表面に全フッ化スルホン酸高分子(Nafion)超薄膜をコーティングして粒子表面を疎水化し、疎水性シリカ粒子を利用した水∕アルコールの高速分離について検討している。...

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  • 合成条件と使用基板がホモエピタキシャルCVD単結晶ダイヤモンドの電荷キャリア輸送特性に与える影響

    垣本 明徳, 今野 雄太, 金子 純一, 藤田 文行, 後藤 拓人, 坪内 伸輝, 杢野 由明, 茶谷原 昭義, 渡邊 幸志, 梅澤 仁, 鹿田 真一, 本間 彰, 古坂 道弘 日本原子力学会 年会・大会予稿集 2010f (0), 108-108, 2010

    ...研磨により成長層を自立膜化すると基板が損失してしまうが、Lift-off法と呼ばれるイオン注入を用いたダイヤモンド膜分離法を用いることにより、基板の再利用と薄い自立膜の作製を行った。この手法の導入により使用基板の特性によらないCVD合成が可能となった。...

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  • 電気化学を組み合わせた液体膜輸送法によるHLLWからの有用元素の選択的分離に関する基礎研究

    金子 大樹, 新井 剛, 永山 勝久 日本原子力学会 年会・大会予稿集 2010f (0), 695-695, 2010

    ハイブリッド分離法を用いて、HLLW中からマイナーアクチノイドのAmを選択的に分離回収することを目的として研究を行った。ハイブリッド分離法とは、電気化学的に原子価を調整し、同時に溶媒抽出を基礎とした液体膜輸送により金属イオンを分離するシステムである。本研究は模擬元素としてAmの代わりにCe、Cmの代わりにNdを用いた。フロー型電解セルによりCe(III)をCe(IV)に電解酸化させ、TOPO抽出…

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  • 畜舎排水水質の簡易自動モニタリング装置の性能検討

    田中 康男, 森 達摩, 矢吹 芳教, 相子 伸之, 渡辺 高秀, 篠崎 秀明, 渡辺 是文, 横山 浩, 荻野 暁史 日本畜産学会報 80 (1), 83-90, 2009

    ...の3種類の施設の処理水を対象として行った.その結果,生物化学的酸素要求量(BOD)は,膜分離活性汚泥法処理水で,GとBによる回帰式での推定の可能性が示された.同じく,膜分離活性汚泥法の処理水で,RとBによる溶解性色度推定の可能性が示された.着色度については,標準活性汚泥法処理水と膜分離活性汚泥法処理水で,Bのみによる推定の可能性が示された.さらに,回分式活性汚泥法処理水については,Bのみによる透視度...

    DOI Web Site 参考文献9件

  • 数値流体力学(CFD)手法を用いた浸漬型膜分離活性汚泥法における膜面せん断応力の評価

    李 泰日, 長岡 裕 土木学会論文集G 65 (1), 8-15, 2009

    ...本研究は,浸漬型膜分離活性汚泥法において気泡流によって生じる膜面せん断応力を数値流体力学(CFD:Computational Fluid Dynamics)手法を用いて評価することを目指したものである.浸漬型平膜法を研究対象として,実験および数値解析を行った.せん断応力の時間平均実測値は計算値に比べ大きいことがわかった.修正方法として,気液相関抗力を考慮した連続の式における重力の項の係数を修正する方法...

    DOI 被引用文献2件 参考文献10件

  • 膜分離を伴う溶媒抽出による廃潤滑油の再生処理

    三輪 高裕, 義家 亮, 植木 保昭, 成瀬 一郎 廃棄物資源循環学会研究発表会講演集 20 (0), 125-125, 2009

    ...廃潤滑油再生処理は,溶媒抽出の際に使用する有機溶媒のほぼ100%がプロセス内で循環するため省資源であり,残渣は廃油中の不純物成分のみであることから廃棄物を低減できる.さらに有機溶媒の沸点(100℃未満)程度の低温プロセスで運転可能である.このような利点を持ち合わせた提案プロセスの実現のため,本研究では廃潤滑油の膜分離を伴う溶媒抽出に関する不純物除去特性を実験的に検討した....

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