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検索結果 15,427 件

  • 椎間板内condoliase注入療法施行例から知り得たいくつかの知見について

    榮枝 裕文, 松岡 佑嗣, 松岡 竜輝, 服部 明典, 深谷 英昭, 川上 太郎 Journal of Spine Research 15 (4), 713-720, 2024-04-20

    <p><b>目的:</b>腰椎椎間板ヘルニア治療で,condoliase椎間板内注入療法が手術を避ける保存治療となり得るかを検討した.</p><p><b>方法:</b>酵素注入療法後6ヶ月以上観察できた83例を解析.保存治療に抵抗する有痛症例には,神経根ブロックを優先して選択し,改善しない症例に酵素注入療法を勧めた.施行前・施行後2週間・4ヶ月・6ヶ月・12ヶ月の経緯と,MRIを解析した.</p…

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  • 歩行可能な脳性麻痺患者の立位姿勢の特徴

    眞柴 知穂, 木村 優希, 儀間 裕貴, 楠本 泰士, 石田 優樹 小児理学療法学 2 (Supplement_1), 166-166, 2024-03-31

    ...歩行可能なCP患者では、腰椎過前弯や骨盤前傾による腰痛、立位・歩行時の膝関節屈曲位による膝関節痛などが報告されているため、臨床で立位姿勢を評価することは重要と考えられる。今回は記述的研究のため、今後は疼痛等の二次症状との関連や年齢を考慮した検討をしていく必要がある。...

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  • 独歩を獲得した健常幼児の発達状況と靴の形状の関係

    高木 健志, 新田 收, 高橋 恵里, 楠本 泰士 小児理学療法学 2 (Supplement_1), 57-57, 2024-03-31

    ...足長の評価は股関節・膝関節が屈曲90度になる椅子座位姿勢で行、硬い床面の上に測定面を接地させ、踵点から足先点 (第一趾と第二趾で長い方の足趾点)を結んだ直線距離を計測した。その後、左右の足長の平均値を算出した。靴のサイズは、靴からインソールを取り出し、最後点と最前点を結んだ直線距離を計測した。 その後、遠城寺式検査の各領域の月齢差とつま先の余裕の Spearmanの相関係数を算出した。...

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  • AIを用いた歩行時の膝関節ラテラルスラスト検知モデルの開発と精度検証

    井原 拓哉, 山田 英莉久, 山本 皓子, 塚本 和也, 中川 祐介, 中村 智祐, 二村 昭元, 秋田 恵一, 藤田 浩二 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 117-117, 2024-03-31

    ...<p>【目的】</p><p> 膝関節のラテラルスラスト (以下、スラスト)は、変形性膝関節症 (膝OA)進行のリスク因子として既知であるが、臨床現場ではスラストの判別は視診により行われ、評価者の主観と経験に大きく依存する。慣性センサを用いた近年の提案手法は機器依存性が高く、臨床での実用には障壁がある。...

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  • 起立動作と立位における制御可能な骨盤移動距離との関連

    尾藤 志帆, 百田 雅治 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 361-361, 2024-03-31

    ...起立動作は昇降椅子を使用し,両下肢のみで起立可能な最低座面高を測定.身長差を考慮し,膝蓋骨上縁から床面の距離を除したもの(以下:補正座面高)を採用.骨盤移動距離の測定は上肢下垂位, 膝関節伸展位での立位を基本肢位とし,前後左右を測定.前方は上前腸骨棘を基準とし,最大限前方へ移動させた距離を測定値とした.同様に後方は尾骨,側方は大転子を基準とした.統計解析はスピアマンの順位相関係数を使用し有意水準は5...

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  • スマートフォンを用いた足部3次元骨格計測システムによる関節疾患リスク評価

    山下 和彦 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 37-37, 2024-03-31

    ...</p><p>【結果・考察】</p><p>成果の一例として,変形性膝関節症(膝OA)や膝 の痛みがある対象者は,舟状骨の横方向のずれ,足部骨格のずれが大きいことが明らかになった.拇指角は舟状骨高に加えて,舟状骨の横方向のずれ,横アーチ幅とも関連があった....

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  • 痙直型脳性麻痺児の座位から立位動作時における運動学的特性に関する文献レビュー

    城井 麻美子, 松田 雅弘 小児理学療法学 2 (Supplement_1), 119-119, 2024-03-31

    ...さらに、両麻痺CP児の特徴として膝関節の急な伸展が挙げられていたことから、動作時の筋活動をさらに研究する必要がある。 CP児のSTS動作に関する研究は少なく、分野が多岐に渡っていた。さらに、CP児の運動学的特徴は歩行に関して多いものの、 STS動作そのものについての文献は、あまり見られなかった。...

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  • 生活支援に的を絞った学童期の脳性麻痺児の単独リハビリ入所を経験して

    杉本 恵, 村澤 穂南, 岩佐 一彦 小児理学療法学 2 (Supplement_1), 128-128, 2024-03-31

    ...MMTは股関節屈曲、膝関節伸展で2→3と向上。MASは股関節外転と膝関節伸展2/2、足関節背屈3/2以外は0/0となった。 10 m歩行は歩数57歩→34歩、所要時間1分52秒→30秒。SC歩行は日常的に20m→120m安定して可能。COPMは遂行・満足スコアとも4.75→7。GASのT値は更衣動作、移乗動作、歩行の項目で50,重みづけが大きい食事動作で54.8。...

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  • 歩行可能な脳性麻痺児に対する下肢筋腱解離術後の関節可動域,粗大運動能力の経年変化

    川原田 里美, 横山 恵里, 下山 論史, 福士 千尋, 上里 涼子, 吉川 圭 小児理学療法学 2 (Supplement_1), 155-155, 2024-03-31

    ...診療記録から手術時年齢,性別,麻痺型,術式 (手術介入した筋腱)を調査し,術前から術後5年まで1年ごとの理学療法評価結果から以下のデータを収集した. (1)トーマス肢位での股関節伸展ROM (以下,股伸展), (2)膝窩角, (3)膝関節伸展位での足関節背屈ROM (以下,足背屈).下肢ROMは麻痺がつよい側の測定値とした....

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  • ジストロフィン蛋白の完全欠損を呈したBecker型筋ジストロフィー患者の歩行可能期の理学療法と装具の検討

    広崎 蒼大, 宮城島 沙織, 小塚 直樹 小児理学療法学 2 (Supplement_1), 80-80, 2024-03-31

    ...</p> <p>【経過】</p> <p> 13歳8か月時点では,下肢,体幹に筋力低下があるが,上肢機能は保たれていた.膝関節伸展 (-15°/-10°)と足関節背屈 (5° /0°)の可動域制限,足関節内転 (50°/40°)の過可動性,軽度 の左右差を認めた.日常の移動手段は電動アシスト付きの車いすであるが独歩は可能で,歩容は内反足歩行で側方への動揺が大きく,全足底接地であった.6...

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  • 先天性筋強直性ジストロフィーに対する理学療法経験―コロナ禍におけるFamily-Centered Careの実践―

    加藤 くるみ, 飛田 良, 和田 直美, 山中 峻吾, 井出 康介, 尾木 祐子, 西澤 侑香, 傍島 宏貴, 吉田 大輔, 西倉 紀子, 柳 貴英 小児理学療法学 2 (Supplement_1), 82-82, 2024-03-31

    ...両側下肢は常時開排位で、内転制限、膝関節- 90度の伸展制限、内反尖足をみとめた。介入時、鎮静管理下でドレーン等の留置物が多く、定期評価を行いながら、主に看護師向けのパンフレットを作成し、開排制限に対するポジショニングと関節可動域運動の指導に留めた。日齢75に遺伝子検査の結果からCDMと診断された。...

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  • ボール位置によりバレーボールのスパイクジャンプ着地時における膝関節運動学および運動力学は変化するか

    河井 美樹, 前田 慶明, 小宮 諒, 田城 翼, 堤 省吾, 石原 萌香, 渡部 智也, 浦辺 幸夫 理学療法の臨床と研究 34 (1), 25-31, 2024-03-31

    ...三次元動作解析装置、床反力計を用いてスパイクジャンプ着地時の膝関節運動を測定し、解析区間は着地動作中の足尖接地時から膝関節最大屈曲時までとした。3条件の膝関節運動の比較に反復測定分散分析、事後検定にBonferroni法を用いた。 【結果】スパイクジャンプ着地時の膝関節屈曲角度は3条件間で有意な差は認められなかった。...

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  • 変形性膝関節症を有する高齢者の24時間行動ガイドラインの達成状況と精神的健康度および膝痛の関連

    出口 直樹, 小島 成美, 大須賀 洋祐, 畑中 翔, 平野 浩彦, 岡村 毅, 粟田 主一, 笹井 浩行 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 147-147, 2024-03-31

    ...変形性膝関節症 (膝OA)を有する高齢者では身体活動、座位行動、睡眠が独立して精神的な健康や疼痛に関連する。このため、これらの各項目を複数達成することで、精神的健康や疼痛の有益性がさらに高まると期待される。本研究では、膝OAを有する 高齢者の24時間行動ガイドラインの達成状況が精神的健康度および膝痛と関連するか否かを検証した。...

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  • 妊娠期・産後の機能障害に対する予防理学療法の可能性

    須永 康代 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 17-17, 2024-03-31

    ...<p>【はじめに】</p><p>妊娠・出産は女性にとって非常に重大なライフイベントであり、妊娠中の胎児の成長に伴う形態的変化は、姿勢や動作に影響を及ぼし、腰背部・骨盤帯痛、尿失禁、股関節痛や膝関節痛などを引き起こす要因となる。また経膣分娩時には骨盤底筋群の伸張負荷や会陰裂傷などにより重度な骨盤底機能障害を呈する可能性もある。...

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  • Timed up and go test におけるロコモティブシ ンドローム症例の下肢キネマティクスの特徴 - 傾向スコアマッチングによる比較 -

    片岡 義明, 斎藤 優輝, 石田 知也, 武田 量, 但野 茂, 鈴木 哲平, 山田 悟史, 大須賀 聡, 中田 光海, 遠山 晴一 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 189-189, 2024-03-31

    ...</p><p>【考察】</p><p>ロコモ症例の起立期における股関節伸展角速度の減少 は,股関節伸展に関わる筋機能の低下に起因する可能性が高い.一方,歩行期の復路区間では着座への移行のため,歩行速度を低下させながら制動する能力が必要となる.そのためロコモ症例における膝関節可動域の減少は,歩行時の膝関節制動機能低下による代償動作の可能性がある....

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  • 中学生に対する運動器障害の調査―Non-AKP群の5か月後の変化に着目して―

    秋田 遥駿, 鈴木 誠, 千田 悠人, 幾島 健太, 藤澤 宏幸 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 218-218, 2024-03-31

    ...柔軟性の測定は、開始肢位を腹臥位・膝関節90度屈曲位とし、140度屈曲位まで他動運動を実施後、徒手筋力計 (ミュータスF-100、アニマ社製)を下腿遠位部前面に当て、その値を左右脚1回ずつ測定した。統計解析は各群のデータの正規性を確認するためShapiro-Wilk検定を行った。...

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  • 遷延性術後痛のリスクがある人工膝関節全置換術後患者に対する患者教育の効果

    西元 淳司, 出口 直樹, 田中 繁治, 井上 優, 田中 亮 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 224-224, 2024-03-31

    ...<p>【はじめに、目的】</p><p> 人工膝関節全置換術(TKA)後に10~34%の患者は遷延性術後痛 (chronic post-surgical pain; CPSP)を認める。これまでCPSPに対し様々な患者教育が実践されてきたが予防効果は示されていない。...

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  • 地域で活動できる姿勢推定ライブラリを基盤とした動作解析システムの開発

    井ノ上 真白 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 261-261, 2024-03-31

    ...</p><p>【方法】</p><p> 総合的な身体機能を評価する目的で広く用いられている5回立ち上がりテスト (5STS)を健常大学生10名が2回ずつ実施した.その様子を3D-MCとスマートフォンで同時に撮影し,開発したアプリケーションで動作解析した.両計測条件で体幹・股関節 ・膝関節・足関節の関節角度を算出し,測定方法間の信頼性の指標としてMAE (平均絶対誤差)を求めた.また各起立時の各関節の角度変化量...

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  • 健常成人に対するスクワットとストレッチが指床間距離に及ぼす即時的影響

    白谷 智子, 保原 塁, 鈴木 啓太 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 275-275, 2024-03-31

    ...STは、椅子に浅く座り、片足を前方に出し、足関節背屈位・膝関節伸展位で体幹を前屈し、下肢後面筋の持続伸張を行った。片脚30秒間のSTを各々1回実施した。スクワットは、肩幅に脚を開き下肢を屈曲した。膝関節がつま先より前に出ない様に5秒間保持が可能な角度で5秒間の保持と安静5秒間を1セットとし6セット実施した。 FFDは運動前後に測定し、運動前のFFDの平均を基準値として差を求め指標とした。...

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  • 変形性膝関節症を有する高齢患者の座位行動パターンの記述疫学

    長澤 康弘, 柴田 愛, 石井 香織, 岡 浩一朗 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 319-319, 2024-03-31

    ...目的】</p><p> 介護予防推進に向けて高齢者の長時間の座位行動(座りすぎ)対策は重要である.座位行動は活動量計によって客観的評価が可能となり,総座位時間,1日覚醒時間に占める座位行動割合,座位行動中断回数(ブレイク数),30分以上継続する座位行動回数(バウト数),総座位時間に占める30分以上継続する座位時間割合(バウト割合)などのパターンが評価可能になった.高齢者の座りすぎの原因の1つに変形性膝関節症...

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  • ダイナペニア高齢者の起立テストにおける運動学的特徴―OpenPoseを利用した検討-

    野池 貫志, 井ノ上 真白, 野嶌 一平 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 360-360, 2024-03-31

    ...また、伸展相の股関節、膝関節の角度変化量 (p=0.022,p=0.031)と角速度 (p=0.024,p=0.018)、屈曲相の股関節の角度変化量(p=0.017)と角速度(p=0.012)がダイナペニア群で低かった。 </p><p>【考察・結論】</p><p>OpenPoseを利用した動作解析によりダイナペニア高齢者の運動学的特徴の検出が可能であった。...

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  • 2年6ヶ月間の神経筋電気刺激に有効性を認めた青年期の片側性痙性脳性まひ児の一例

    島 恵, 立松 さゆり, 北井 征宏, 荒井 洋 小児理学療法学 2 (Supplement_1), 133-133, 2024-03-31

    ...その結果、動的なバランスが向上し、片脚跳びができるようになり、 EVGSでは体幹の側方動揺が軽減、膝関節伸展の改善が得られた。しかしながら、10m歩行試験およびTUGの改善は得られなかった。NMESの断続的な使用は、身体構造・心身機能の改善に有効な可能性が示唆された。...

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  • 運動機会が減少したGMFCSレベルⅤの脳性麻痺者への姿勢ケア~風に吹かれた股関節変形への効果について~

    近藤 健, 山本 優, 大須田 祐亮 小児理学療法学 2 (Supplement_1), 137-137, 2024-03-31

    ...共同運動パターンとして頚部伸展、体幹伸展、右回旋・側屈、骨盤の前傾を伴う股・膝関節屈曲が行われており覚醒時には常時このパターンでの運動が繰り返されていた。左凸側弯 (胸腰椎カーブ)、右への風に吹かれた股関節変形 (以下、WHD)を呈していた。 個別での理学療法場面においては介入しているセラピストの衣服をつかんでしまうため、個々の関節に対する他動運動が困難であった。...

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  • 7~12歳の定型発達児における運動学的分析による縄跳び動作の特性

    黒木 尭稀, 愛甲 拓海, 鞭馬 貴史, 萬井 太規 小児理学療法学 2 (Supplement_1), 147-147, 2024-03-31

    ...用いて縄跳び動作を測定した.対象者は足を並行にした立位をとり,任意のタイミング,快適速度で縄跳び動作を開始した.50回を上限とし,縄が引っかかるまで記録した.垂直分力より跳躍開始を算出した.跳躍開始から次の跳躍開始までを1周期とし,1周期の動作時間を算出した.また,三次元座標データより1周期の前後と側方の体重心変位量,縄と足尖間の最小クリアランスを算出した.さらに,1周期の肩関節,肘関節,股関節,膝関節...

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  • 内側股継手長下肢装具により歩行機能が改善した上位腰椎二分脊椎症の一例

    亀山 啓博, 北原 エリ子, 渡部 幸司, 池野 充, 田中 弘志, 渡邉 篤優, 藤原 俊之 小児理学療法学 2 (Supplement_1), 38-38, 2024-03-31

    ...変形は体幹側弯,右股関節脱臼を認め,徒手筋力テスト(右/左)は股関節屈曲1/2,内転1/2,伸展1/1,外転1/1,膝関節伸展3/3,足関節背屈1/1で8歳時から著変なし.評価項目は最長歩行距離,10m歩行速度, 主観的アウトカム Global Rating of Change Scale(GRC)とした.8歳2ヶ月~10歳8ヶ月までのHKAFO歩行と,10歳9ヶ月 ~11歳のMSH-KAFO歩行を...

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  • セミファーラー位が重症心身障害児(者)の呼吸機能に及ぼす変化

    田代 峻一, 東 菜奈子, 米倉 照代, 澤田 一美 小児理学療法学 2 (Supplement_1), 51-51, 2024-03-31

    ...評価時のポジショニングは枕とクッションを使用し股関節/膝関節軽度屈曲位、計測はすべて同一検者が実施した。統計解析は一元配置反復測定分散分析、多重比較 にはTukey法、統計ソフトはJSTATを使用し有意水準5%とした。 </p> <p>【結果】</p> <p> SpO<sub>2</sub>は15度で増加1例、30度で減少が3例みられた(p<0.01)。...

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  • 急性横断性脊髄炎に対し早期リハビリ介入し歩行獲得に至った1例

    稲森 遥, 中野 有子, 日高 雅大, 小森 華穂, 平野 哲, 大高 洋平 小児理学療法学 2 (Supplement_1), 93-93, 2024-03-31

    ...また、同日三次元動作解析装置を使用し歩行計測を実施したところ、左右の膝関節屈曲位歩行、左右の内側ホイップ、左下肢優位のクリアランス不良を認めた。第117病日、両側ロフストランド杖と左右AFOで自宅退院となり、以降、更なる歩行改善・獲得に向け外来リハビリ継続となった。...

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  • 骨粗鬆症患者に対する理学療法士による個別指導の短期治療効果

    本間 久嗣, 阿部 恭久, 大西 憲二, 竹林 庸雄 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 161-161, 2024-03-31

    ...±4.1)である.全例,腰椎および大腿骨のBone Mineral Density(BMD),Young Adult Mean(YAM)より骨粗鬆症と診断した.介入時に運動機能と転 倒自己効力感,栄養状態を評価し,歩行とロコモーショントレーニングを中心とした運動を毎日3回行うように個別指導した.月に1度来院し確認を行い,3ヶ月後に同様の評価を行い,実際に施行した運動回数を聴取した.運動機能は握力,膝関節伸展...

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  • 変形性股関節患者における改訂版Frenchay Activities Indexに影響する要因:横断研究

    高根 良輔, 内原 涼馬, 田口 昌宏, 篠永 篤志, 伊藤 秀幸, 田中 繁治 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 235-235, 2024-03-31

    ...SR-FAIを目的変数、心身機能である握力、股関節 ・膝関節筋力、股関節・膝関節可動域、5m歩行速度、Timed up and go (TUG) testを説明変数として測定した。基本的属性として性別、年齢、BMI、居住状況、運動習慣を記録し、医学的属性として既往歴、転倒歴を調査した。...

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  • PEOモデルを用いた介入により介護保険サービスの利用終了に至った事例

    上原 大基, 山 健斗, 山 由莉, 佐藤 優季, 山下 真司, 松本 和也, 松本 裕輝 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 263-263, 2024-03-31

    ...</p><p>【症例紹介】</p><p> 80歳代前半の女性.主疾患は変形性膝関節症.既往歴は高血圧症,腰椎椎間板ヘルニア,鼻癌.本症例はサービス利用開始前に週3回程度フィットネスジムに通って友人と水泳を行っていたが,コロナ禍により中止.再開の日まで身体機能の維持を希望し,事業対象者としてX日より当施設を週1回にて利用開始 した....

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  • 運動習慣のない女子大学生における不活動時間、中高強度の身体活動量は骨格筋量の低下と関連 する

    安齋 実穂, 澤 麻理亜, 道下 竜馬, 高橋 仁, 日置 麻也 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 350-350, 2024-03-31

    ...筋厚は床用超音波装置を用いて、大腿部中央 (大転子~膝関節裂隙間の中間位)の前面部と外側部を計測した。下肢の筋力として右脚の等尺性最大膝伸展筋力 (MVC)を測定した。本研究では、対象者全体ならびに運動習慣の有無それぞれにおける身体活動量と下肢筋厚、筋力との関係について検証した。...

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  • 自覚的強度を指標とした非最大努力による握力および膝伸展筋力の特徴

    大森 圭貢, 森尾 裕志, 中尾 陽光, 大森 みかよ, 坂上 昇 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 353-353, 2024-03-31

    ...対象者は地域在住成人で、 上下肢の骨関節疾患がない、手指や膝関節痛がない、日常生活活動が自立している、の全条件を満たしている者とした。測定項目は、握力、膝伸展筋力とし、握力はJamar型握力計を、膝伸展筋力は徒手筋力計を用いて測定した。筋力測定の測定強度は、①最大努力指示、②最大の50%努力指示、③快適な努力指示とし、無作為順序で測定した。測定は左右各肢2回ずつ行い、平均を算出した。...

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  • 腰背部への皮膚刺激ツール貼付による指床間距離への効果検討

    本田 伊織, 小川 寛晃, 久持 勇登, 川端 勇士 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 365-365, 2024-03-31

    ...脳卒中既往、視覚障害や膝関節伸展制限-10°以上制限がある者は除外。介入前にFFD測定。第4腰椎棘突起 (以下L4)・左右上後腸骨棘 (以下:PSIS)に SMを貼付。貼付後に再度FFDを測定。FFD測定時に前額面・矢状面から床面へのリーチ動作最大時を静止画として撮影し、画像評価を行った。...

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  • 自閉スペクトラム症児における縄跳び動作の運動学的特性

    栗田 梨渚, 藤田 和樹, 菅野 智也, 川端 香, 小林 康孝, 平谷 美智夫 小児理学療法学 2 (Supplement_1), 109-109, 2024-03-31

    ...の可動範囲はASD児27.7-78.1、TD児28.1-44.0、右膝関節はASD児52.8-66.9、TD児23.6-55.4であった。 </p> <p>【考察】</p> <p> ASD児はTD児に比べて膝関節屈伸の可動範囲や股関節内外転 の変動が大きい傾向があった。ASD児は感覚入力の処理と調節が困難であり、同年代のTD児と比較して運動の感覚的側面に対する低反応や過反応を示す。そのため...

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  • 股・膝関節の整形外科的選択的痙性コントロール手術後における足関節への影響について

    前田 伸也, 栗原 まり, 田中 有子, 重信 聖貴, 高杉 紳一郎, 武田 真幸 小児理学療法学 2 (Supplement_1), 151-151, 2024-03-31

    ...</p> <p>【考察】</p> <p> 股・膝関節OSSCSと術後理学療法にて、股・膝関節可動域改善はもとより、足関節背屈可動域が改善した。歩行時では、立脚期足関節最大背屈角度に変化はないが、この時の股・膝関節屈曲角度が減少することでアライメントは、より伸展位になっており、更に立脚期に背屈運動する割合が増えることで、背屈角速度が減少し、立脚期の足関節はゆっくりと背屈運動が起こる。...

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  • 3~12歳児における歩行中の関節運動パターンの発達

    宮城島 沙織, 萬井 太規, 佐藤 優衣, 広崎 蒼大, 小塚 直樹 小児理学療法学 2 (Supplement_1), 39-39, 2024-03-31

    ...</p> <p>【結論】</p> <p> 股・膝関節は3-4歳から成人と同様のパターンを示し,足関節運動は9歳以降に成人同様のパターンとなる....

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  • 膝内側半月板損傷患者に対する3ヶ月の保存療法前後の歩行時下肢関節運動の変化

    緒方 悠太, 竹内 康裕, 木内 正太郎, 田渕 幸佑 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 114-114, 2024-03-31

    ...<p>【はじめに、目的】</p><p> 本邦の変形性膝関節症 (膝OA)患者は2530万人にも上るとされており、その予防が喫緊の課題である。膝内側半月板 (MM)損傷や歩行中の膝への負荷は膝OAに関与することが報告されており、理学療法の対象となることも多い。MM損傷に対する保存療法の除痛効果を示す報告はあるが、歩容の変化に関する報告は渉猟する限り見当たらない。...

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  • 人工股関節全置換術後6ヶ月の床上動作困難感の残存に影響する因子の検討

    竹内 康裕, 緒方 悠太, 谷口 侑紀, 山添 貴弘, 原口 敏昭, 久米 慎一郎, 大川 孝浩 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 115-115, 2024-03-31

    ...床上動作中には十分な股関節や膝関節の関節可動域と膝関節伸展筋力が必要であると報告されているが、THA後患者の床上動作困難感とこれらの関連を検討した報告はない。 そこで本研究では、THA術後6ヶ月時点で床上動作困難感の残存する患者の身体機能の特徴を明らかにし、理学療法プログラム立案の一助となる知見を提供することを目的とした。...

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  • 軽負荷全身運動デバイスおよび歩行機能増進特化型トレーニング(walkey®)の開発

    鹿子 泰宏, 得原 藍, 渡辺 達哉, 清水 こなあ 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 279-279, 2024-03-31

    ...また,こうした低負荷全身運動の実施による体力の維持と向上は,高齢者の QOLを向上するとも考えられ,特に自立歩行距離はQOLとの相関が認められる報告されており,自立歩行距離に影響する要因としては歩幅の減少,遊脚期の膝関節角度や足節角度の減少,遊脚時の足底クリアランスのばらつきの増加等が挙げられ,それらを改善することが超高齢化社会の運動処方の目的であると考えられる。...

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  • 人工膝関節置換術後の1日あたりの坐位時間とパフォーマンステストとの関連

    島根 幸依, 田澤 智央, 八木 勇太, 田中 友也, 杉本 和隆 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 320-320, 2024-03-31

    ...人工膝関節置換術後のアウトカムとしてよく用いられるパフォーマンステストと座位時間との関連は調査されていない。そこで、本研究は、人工膝関節置換術後患者の坐位時間とパフォーマンスとの関係を調査し、患者教育に役立てる情報を得ることを目的とした。 </p><p>【方法】</p><p> 研究デザインは横断研究とした。...

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  • RA患者に対する介護保険利用状況の変遷-過去10年間のTKA施行症例において-

    阿部 敏彦 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 328-328, 2024-03-31

    ...膝関節に関して、入退院時におけるROM、伸展 lag、10m歩行速度 (入退院時)、ADL評価 (入院時)、介護保険使用有無とその内容を調査した。ADL評価は、下肢 (起居・移動)32点、上肢 (食事、整容、更衣)60点、排泄16点、入浴16点とし合計124点とした。高得点ほど身体機能障害が軽度となる。...

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  • 関節包の解剖学的特徴に基づいた下肢の関節支持機構

    堤 真大, 工藤 慎太郎, 二村 昭元, 秋田 恵一 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 45-45, 2024-03-31

    ...本演題では、股関節に限らず、同様に荷重関節である膝関節や足関節を例にあげ、関節包は①付着部に幅がある、②関節周囲の腱・腱膜と連続する、という解剖学的特徴から、支持機構としての関節包の重要性について概説したい。</p><p>【倫理的配慮】</p><p>全ての研究は、東京医科歯科大学の倫理審査委 員会の承認を得た後に行われた (M2018-044、M2018-243-01、 M2020-382)。...

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  • 1990年代に行われた下肢腫瘍用人工関節置換術の治療成績

    福島 俊, 岩田 慎太郎, 小林 英介, 小倉 浩一, 尾崎 修平, 関田 哲也, 石原 新, 戸田 雄, 村松 脩大, 鮒田 貴也, 川井 章 整形外科と災害外科 73 (1), 10-13, 2024-03-25

    ...【結果】男性15名,女性13名の計28例,初回手術時年齢は中央値16歳だった.組織は骨肉腫25例,軟骨肉腫2例,骨巨細胞腫1例だった.初回術式は人工膝関節23例,人工骨頭が4例,大腿骨全置換術が1例だった.経過観察期間は中央値222.5か月であり,11例(39.3%)で切断術や再置換術を要した.転帰は原病死8例,腫瘍なし生存19例,他病死1例だった....

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  • 膝関節周囲骨折に対して1期的にロボット支援MakoTKAを施行した2例

    柏木 悠吾, 小島 岳史, 柏木 輝行, 福嶋 研人, 黒木 啓吾, 吉田 尚紀, 帖佐 悦男 整形外科と災害外科 73 (2), 249-252, 2024-03-25

    ...<p>変形性膝関節症(OA膝)に合併する膝周囲骨折に対する1期的TKAは,骨切りやロングステム挿入が難しいためまずは骨接合術を選択することが多い.今回我々はOA膝を伴う膝周囲骨折2例に対し,1期的にロボット支援TKAを施行したので報告する.対象はOA膝を伴う大腿骨内顆骨折(AO-B2),脛骨高原骨折(AO-B3)である.受傷後3週間の待機期間ののちに1期的ロボット支援TKAを行い,術後単純X線像・ROM...

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  • 小児後十字靱帯付着部裂離骨折に対しアンカーを用い固定した1例

    上田 章貴, 諸岡 孝明, 木村 岳弘, 石川 貴晴, 櫻木 高秀 整形外科と災害外科 73 (2), 262-265, 2024-03-25

    ...<p>【症例】12歳男性.2 mのフェンスから落下し,地面で右膝を強打し受傷した.初診時,右膝関節に腫脹・膝蓋跳動・可動域制限を認め,膝関節屈曲で右膝痛は増悪,後方引き出しテスト陽性であった.CTで右膝関節内後方に薄い裂離骨片,MRIで後十字靭帯(PCL)の弛緩を認めた.脛骨PCL付着部裂離骨折と診断し,骨片の転位を認め,手術加療とした.手術は腹臥位でBurks法を用いた.PCLの付着した骨片と付着部...

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  • 四肢コンパートメント症候群の治療経験

    明島 直也, 荒木 貴士, 糸瀬 賢, 田口 勝規 整形外科と災害外科 73 (2), 320-324, 2024-03-25

    ...筋区画内圧の上昇により神経と筋に阻血性壊死が生じる疾患で,診断と治療の遅れが重篤な機能障害を残すため,早期の確実な診断が重要となる.今回,過去10年間に当科で筋膜切開を施行した症例の診断・治療経過につき考察を加えたので報告する.症例は男性8例,女性6例であり,平均年齢は50歳(14-84)であった.部位は下腿が10例,前腕が4例であり,原因は打撲や動脈損傷,クラッシュ症候群などの外傷によるものが7例,膝関節授動術後...

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  • 脛骨粗面下骨切り術後1週で脛骨粗面から関節面に至る骨折を生じた1例

    伊藤 輝, 伊東 孝浩, 千住 隆博, 上田 幸輝, 内村 大輝, 水城 安尋 整形外科と災害外科 73 (1), 98-102, 2024-03-25

    ...【症例】63歳男性.168cm,90kg.右変形性膝関節症に対しOWDTOを施行した.術後3日目でせん妄症状が出現し,患側に全荷重負荷がかかった.X線で脛骨粗面から関節面に至る骨折を認め,術後10日で脛骨粗面部の骨接合を追加した.後療法は通常より遅らせた....

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  • 人工膝関節全置換術後のCPAK分類と疼痛・ADL・膝関節可動域の関連

    上田 幸輝, 伊東 孝浩, 伊藤 輝, 山本 雅俊, 亀山 みどり, 千住 隆博, 内村 大輝, 水城 安尋 整形外科と災害外科 73 (2), 253-255, 2024-03-25

    ...<p>近年,下肢coronal alignmentを脚の内外反(aHKA)と膝関節面の傾斜(JLO)に基づいて分類するCPAK(Coronal Plane Alignment of the Knee)分類が提唱された.人工膝関節全置換術(TKA)術後1年時のCPAK分類と,疼痛やADL,膝関節可動域との関連を調査した....

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  • 51歳で手術を施行した大腿四頭筋拘縮症の1例

    徳永 修, 福岡 真二 整形外科と災害外科 73 (2), 266-273, 2024-03-25

    ...年代に予防啓蒙が行われ新規発生は激減した.症例:51歳,女性.2歳頃,歩容異常を認め,近医で左大腿四頭筋拘縮症の診断.中学生から腰痛と左殿部痛があり,28歳で第4/5腰椎椎間固定術を受けた.45歳頃,腰痛増強,左股関節痛出現,近医で左変形性股関節症の診断.48歳頃から腰痛と両股関節痛が続き,歩行障害が増強(歩行可能距離100 m).51歳で当園を紹介された.歩容は股関節屈曲・骨盤前傾・腰椎前弯増強.膝関節屈曲...

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  • Fixed bearing型UKAにおけるポータブルナビゲーションを用いた脛骨骨切りと従来法(マニュアル法)の比較

    堀川 朝広, 樽美 備一, 富野 航太, 今村 悠哉, 平井 奉博, 山下 武士, 緒方 宏臣 整形外科と災害外科 73 (1), 103-105, 2024-03-25

    ...<p>当科では単顆型人工膝関節置換術(UKA)において脛骨インプラントは機能軸に対して3°内反設置を目指しており手術手技は脛骨骨切りに基づくgap techniqueを用いている.【目的】脛骨骨軸を指標にした従来法(マニュアル法)とポータブルナビゲーションを用いた脛骨骨切りにおいて内反骨切りの正確性を比較すること....

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  • 手術用ヘルメットを使用しない人工膝関節全置換術の術後感染率

    上田 幸輝, 伊東 孝浩, 伊藤 輝, 山本 雅俊, 亀山 みどり, 千住 隆博, 内村 大輝, 水城 安尋 整形外科と災害外科 73 (2), 246-248, 2024-03-25

    ...<p>当科では人工膝関節全置換術(TKA)施行時に手術用ヘルメットを使用しない.当科での術後感染率を諸報告と比較した.【対象と方法】2012年1月~2022年3月に当科でTKAを施行し,術後90日以上経過観察できた480例.術後90日以内の発症を急性期感染,以降の発症を慢性期感染とした.術者らは滅菌された頭巾と未滅菌のゴーグルを着用し,クリーンルームで手術を施行した....

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  • 痛風膝関節炎に対する鏡視下手術の治療経験

    山本 俊策, 二之宮 謙一, 合志 光平, 牟田口 滋, 坂本 悠磨, 末次 弘征, 真島 久 整形外科と災害外科 73 (2), 260-261, 2024-03-25

    ...<p>痛風膝関節炎に対して鏡視下手術を実施し,良好な成績が得られたので報告を行う....

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  • 坐骨結節剥離骨折に対して手術加療を行った1例

    田中 一成, 島内 卓, 巣山 みどり, 髙橋 祐介, 酒井 隆士郎, 野口 康男, 江口 正雄, 酒井 健次 整形外科と災害外科 73 (1), 123-127, 2024-03-25

    ...【症例】15歳男子.運動会のリレー競技で走り始めに左臀部に轢音を感じ,疼痛にて走行不能となった.同日当院を受診.左股関節・膝関節屈曲位にてtoe touch歩行.左坐骨に圧痛があり,X線にて左坐骨結節が剥離しており2cmの転位を認めた.受傷後9日目に観血的骨接合術を施行した.腹臥位にて坐骨外側に10cmの縦切開を加えアプローチした.骨片はcannulated cancellous screw 3本で...

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  • 小児病院である当科での整形外科エコーの活用と取り組み

    河村 好香, 松尾 圭介, 畑野 崇, 畑野 美穂子, 鳥越 清之 整形外科と災害外科 73 (2), 185-187, 2024-03-25

    ...【方法】2015年から2022年のエコー活用について以下の調査を行った.(1)使用件数(2)使用目的(3)診療補助内容・診断部位【結果】(1)2015年と比べ2022年は13倍に増加(2)診療補助20-30%,診断目的70-80%(3)診療補助はボツリヌス療法などの施術補助が多く診断部位は股関節と膝関節が多い 【考察/まとめ】ボツリヌス療法での対象筋の同定,発育性股関節形成不全の診断・治療評価と,膝蓋骨不安定性評価...

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  • 多関節炎を呈したクラミジア感染後反応性関節炎の1例

    松田 倫明, 川畑 英之, 恒吉 康弘, 土屋 太志郎, 中村 優子, 富村 奈津子, 古賀 公明, 吉野 伸司, 川内 義久 整形外科と災害外科 73 (2), 256-259, 2024-03-25

    ...性の滑膜増生を認めたが,軟骨や靭帯,半月板に異常はなかった.病理所見は非特異的な滑膜炎だった.周術期に両膝関節痛,両足関節痛が出現したため,改めて既往歴を確認すると,関節痛発症前に泌尿器科を受診し,クラミジア陽性だったことが判明し,クラミジア感染による反応性関節炎と診断した.リウマチ科へ紹介し,サラゾスルファピリジン開始後,症状改善傾向である....

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  • 成人脛骨粗面骨折の1例

    照屋 周, 平良 啓之, 呉屋 五十八, 大城 義竹, 砂川 秀之, 新垣 宜貞, 西田 康太郎 整形外科と災害外科 73 (2), 280-284, 2024-03-25

    ...<p>脛骨粗面骨折は比較的稀な骨折であるが,骨端線が完全に閉鎖していない思春期に好発すると言われている.今回著者らは,成人に生じた脛骨粗面骨折を経験したので報告する.症例は54歳男性.約2 mの脚立から転落し,左膝関節は屈曲位で粗面部を強打し,当院救急受診となった.左膝関節X線像,CT像にて左膝蓋骨が近位へ偏位しており,脛骨粗面の粉砕骨折,骨折部に骨片の陥入を認め,受傷5日目に径4.0 mmの中空螺子...

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  • 大腿四頭筋の安静時弾性と急速な力発揮を伴う運動パフォーマンスの関係

    足立 梨紗, 小出所 大樹, 中尾 学人, 山形 一真, 谷口 圭吾 スポーツ理学療法学 2 (1), 60-70, 2024-03-22

    ...</p><p>【結果】膝関節屈曲0˚では大腿直筋の弾性率とトルク発揮率に,膝関節屈曲90˚では大腿直筋の弾性率とリバウンドジャンプ指数に正の相関を認めた。膝関節屈曲120˚では広筋群の弾性率とトルク発揮率,スクワットジャンプ高,また内側広筋の弾性率とリバウンドジャンプ指数に正の相関を認めた。...

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  • 歩行時の距骨下関節における回内・回外運動の可動域制限が膝関節に及ぼす影響

    髙津 哲也, 森井 和枝, 竹内 真太, 西田 裕介 理学療法の科学と研究 15 (1), 15_1-15_6, 2024-03-20

    ...【結果】制限歩行で立脚期前半の膝関節屈曲角度,下腿内旋変化量,股関節伸展角度,外部膝関節屈曲モーメント(Knee flexion moment:以下,KFM)ピーク値,歩幅が有意に減少した。立脚中期のVGRF最小値は有意に増加した。【結論】距骨下関節の制限は歩行時の立脚期前半における膝関節屈曲角度とKFMを減少させた。また膝関節屈曲角度の減少はVGRFの二峰性を減少させ衝撃吸収機能を低下させた。...

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  • 膝関節伸展位固定を用いた運動連鎖の遮断による慢性足関節不安定症の新たな評価手法の開発

    菊元 孝則, 高林 知也, 久保 雅義 デサントスポーツ科学 45 (0), 94-102, 2024-02-22

    ...とCAI群の比較検証に加え,膝装具の着用による膝関節伸展位固定の有無による条件間の比較検証を行った.CAI群では膝関節の伸展位固定により,両脚立位から片脚立位への移乗時において足圧中心加速度が有意に高値を示した.CAI群は片脚立位での姿勢を維持するため,股関節と足関節の運動連鎖の寄与が大きかった可能性が高い.これまでのCAIの病理学的検査では確認が不可能であった,股関節戦略によってマスクされた足関節...

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  • 大学男子サッカー部における外傷・障害の発生状況 ―2021 シーズンの調査結果―

    豊島 康直, 赤木 龍一郎, 鍋島 和夫 日本臨床スポーツ医学会誌 32 (1), 135-142, 2024-01-31

    <p>(目的)関東大学サッカー1 部リーグに所属するチームにおける2021 シーズンの外傷・障害発生状況について解析した.(対象)2021 シーズンのトップチームに在籍した選手44 名とした.(方法)選手ごとの活動時間と1 回以上の練習/試合から離脱を要した外傷・障害の発生件数を記録し,練習/試合における活動時間あたりの発生率を算出した.加えて,受傷部位,受傷タイプ,発生要因,重症度を年間と月別…

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  • 薄型足関節捻挫用サポーターは,足関節底背屈可動域を制限しない

    永元 英明, 奥貫 拓実, 若宮 知輝, 山口 龍星, 劉 紫剣, 前道 俊宏, 勝谷 洋文, 田中 博史, 熊井 司 日本臨床スポーツ医学会誌 32 (1), 29-34, 2024-01-31

    ...サポーターは足関節の底背屈可動域を制限する可能性がある.また,運動によりその制限は更に低下する可能性があるが,現時点ではこれらに関しては不明である.本研究の目的は,薄型足関節捻挫用サポーターの装着による足関節底屈および背屈可動域制限の有無および運動による影響の有無を検討することである.対象は,一般成人男性5 名,平均年齢は30.8±5.2 歳である.足関節背屈と底屈の自動および他動可動域を,それぞれ膝関節伸展位...

    DOI Web Site

  • 片脚スクワット動作と片脚着地動作の運動学,運動力学特性の関係

    月田 隼貴, 山田 孝禎, 月田 理江, 野口 雄慶 スポーツ理学療法学 2 (1), 16-21, 2024

    ...</p><p>【方法】健常な青年男性15名が,20 cm高の台上からのSLL動作および片脚立位から膝関節を60°まで屈曲するSLS動作の2課題を行った。SLL動作開始から完了までの膝外反角度,膝外反モーメント,体幹側方傾斜角度の最高値,SLS動作中の膝関節60°屈曲時の同じく3変数を計測した。そして,各変数間の関係を検討した。...

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  • 本邦における変形性膝関節症患者の膝内反アライメントと大腿骨内側上顆間距離との関連

    等々力 賢輔, 甲斐 義浩, 向井 章悟, 村田 伸 Japanese Journal of Health Promotion and Physical Therapy 13 (3), 117-121, 2024

    本研究では,日本人膝OA 患者を対象に,大腿脛骨角(FTA)と大腿骨内側上顆間の距離を測定し,大腿骨内側上顆間距離による膝内反アライメントの簡易評価法の妥当性を検討した。対象は,膝OA 患者20名(男性14名,女性6名)とした。大腿骨内側上顆間距離は,直立位における左右の大腿骨内側上顆の距離をノギスで測定し,平均化FTA との関連性を検討した。その結果,平均化FTA …

    DOI Web Site 参考文献16件

  • 人工股・膝関節置換術前のリウマチ因子・CRP陽性例の転帰

    加茂 健太, 城戸 秀彦, 原口 明久, 吉本 将和, 佐々木 良, 田中 秀道, 杉山 信靖 日本関節病学会誌 43 (1), 47-50, 2024

    ...</p><p><b>方法:</b>2019年6月以降,当院のリウマチ・関節外科(股)を受診し,人工股・膝関節置換術が予定された患者を対象とした。RAや他の膠原病と診断されていた患者は除外した。術前にRF,CRP,MMP-3検査を行った。</p><p><b>結果:</b>女性54名,男性6名が対象となった。平均年齢は72.6歳だった。股関節症44例,膝関節症16例だった。...

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  • 関節軟骨の加齢変化から紐解く変形性関節症の病態

    飯島 弘貴 理学療法 - 臨床・研究・教育 31 (1), 10-16, 2024

    ...<p>世界的に高齢化が進む現代において,健康寿命を短縮させる変形性膝関節症の病態理解や治療法開発への要求が高まっている。当該領域におけるこれまでの基礎研究では,若齢の動物に,半月板や前十字靭帯の損傷を与えることで,変形性膝関節症を引き起こす外傷モデルが主に使用されてきた。...

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  • 膝関節ラテラルスラスト映像の合成へのHuman Motion Transferの適用可能性の検証

    岡村 湧介, 三上 弾, 井原 拓哉, 藤田 浩二 電子情報通信学会論文誌D 情報・システム J107-D (1), 25-29, 2024-01-01

    疾病が歩行の特徴となって現れることは多いが,経験の浅い医師・理学療法士(PT)では見落とされてしまうこともある.本論文では,医師・PTがより多くの症例に触れることを実現するため,Human Motion Transferの技術を利用した患者の歩行特徴の他者へと付与を提案する.

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  • 菌血症治療中に心タンポナーデを来した冠動脈瘤破裂の1救命例

    大仲 玄明, 西本 幸弘, 田淵 正樹, 中本 あい, 松森 正術, 安宅 啓二 日本集中治療医学会雑誌 31 (1), 5-8, 2024-01-01

    ...化膿性膝関節炎治療中に冠動脈3枝病変と右冠動脈瘤を指摘され,冠動脈狭窄,心房細動に対して抗凝固薬と抗血小板薬が追加された。その後,心嚢液が緩徐に増加し,第17病日に閉塞性ショックを伴う心タンポナーデを来し,転院した。緊急開胸手術を行い,心膜切開をすると,心膜切開後CVPは30 mmHgから8 mmHgまで速やかに低下し,血行動態は安定した。...

    DOI Web Site 参考文献6件

  • ⾃家培養軟⾻細胞移植術後6ヵ⽉における主観的膝関節機能と⾝体機能の関連性

    ⼩暮(津村) ⼀美, 倉坪 亮太, 眞々⽥ 有理, ⼾⽥ 成昭, 嘉治 ⼀樹, 岩間 友, ⽉村 泰規 運動器理学療法学 3 (2), 50-55, 2024

    ...しかし,この時期における主観的膝関節機能と⾝体機能の関連性は明らかにされていない。【⽬的】ACI 後6 ヵ⽉の主観的膝関節機能と関連する⾝体機能を明らかにすること。【⽅法】対象は当院にてACI を施⾏した29 名とした。Lysholm Knee Score(以下,LKS)を⽤いて主観的膝関節機能を評価した。...

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  • 前十字靭帯損傷後のスポーツへの復帰:研究と現場の橋渡しとして

    Arias Roberto, Monaco Jerry, Schoenfeld Brad J. Strength and Conditioning Journal Japan 31 (4), 28-37, 2024

    <p>前十字靭帯(ACL)の損傷は、あらゆるレベルのアスリートが経験する可能性のある、最も発生頻度の高い傷害のひとつである。非常に多くの変数がかかわっているため、どのように、そしてなぜ損傷が生じるのかについては多くの論争がある。さらに、できるだけ早く、かつ安全にスポーツに復帰するために取るべき適切な手段についても、様々な提案がある。しかし、傷害からの回復とスポーツへの実際の復帰における大きな問題…

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  • 成長期バスケットボール選手における成長区分に基づいた身体機能の非対称性と膝前面痛発生の関連

    清水 姫乃, 岡﨑 秦, 御供 茜里, 中川 和昌 スポーツ理学療法学 2 (1), 36-43, 2024

    ...膝前面痛の有無で身体機能を比較した結果,phase 2において非軸足の膝前面痛の発生が多く膝前面痛あり群では膝関節伸展筋力が有意に低値を示した。</p><p>【結論】成長期バスケットボール選手では身体機能の非対称性を示さず膝前面痛との関連は低いが,片側の膝前面痛は発生しており膝関節伸展筋力が関連している可能性が示唆された。</p>...

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  • ストップジャンプ動作時における下肢⼒学的エネルギーの性差

    井上 智晴, 加藤 浩, ⾼橋 俊章 運動器理学療法学 3 (2), 56-66, 2024

    ...⼥性はより伸展位な着地姿勢や下肢筋⼒,膝関節弛緩と関連があった。【結論】⼥性はより伸展位な着地姿勢や低い膝関節伸展筋⼒,⼤きな膝関節弛緩により,股関節や膝関節での衝撃吸収が減少することで着地の衝撃を散逸しきれていないことが⽰唆された。</p>...

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  • Posterior-stabilized TKAにおいて骨切り角度が術中軟部組織解離と臨床成績に与える影響

    木下 智文, 忽那 辰彦, 清松 悠, 津田 貴史, 髙尾 正樹, 日野 和典, 渡森 一光 日本関節病学会誌 43 (1), 32-37, 2024

    <p><b>目的:</b>Posterior-stabilized TKA(PS-TKA)において骨切り角度が術中軟部組織解離と術後成績に与える影響を検証した。</p><p><b>方法:</b>内反膝に対しPS-TKAを行った359例を対象とし,術後外側遠位大腿骨関節面角(LDFA)と内側近位脛骨関節面角(MPTA),術後HKAの各項目で±2度以内をNeutral(N群),3度以上逸脱した群をそ…

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  • Modified Kinematic Alignment TKAにおける内外側独立式テンサーを用いたギャップの変化

    佐藤 敦, 大池 潤, 太田 真隆, 古屋 貴之, 白旗 敏之, 大熊 公樹, 嚴樫 香名子, 矢倉 沙貴, 川島 史義, 高木 博, 神崎 浩二, 奥茂 敬恭 日本関節病学会誌 43 (1), 42-46, 2024

    ...<p><b>目的:</b>人工膝関節全置換術(TKA)において近年Kinematic Alignment法(KA)による良好な成績が報告されているが,術中のギャップについての報告は少ない。そこで本研究は当科で施行したModified KA TKA(mKA)の術中ギャップを計測することを目的とした。...

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  • 腰部・下肢の疾患特異的な質問紙票の代表例

    有家 尚志 徒手理学療法 24 (1), 19-25, 2024

    ...次に,疾患特異的な質問紙票として腰部で3つ,股関節・膝関節で各2つずつ,足部で1つ,最後に下肢全般を対象とするものを1つの合計9つの代表例を紹介した。いずれも日本語版の利用が可能であり,臨床および研究への活用が期待される。</p>...

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  • 人工膝関節全置換術術後Type 4感染に対して一期的再置換術を施行した1例

    大神 浩司, 井上 敦夫, 高橋 謙治, 中川 周士, 新井 祐志 日本関節病学会誌 43 (1), 51-55, 2024

    ...<p><b>はじめに:</b>感染によるゆるみを伴う人工膝関節全置換術(TKA術後Type 4感染)に対しては二期的再置換術が勧められるが,特定の条件を満たせば一期的再置換術も適応となる。TKA術後Type 4感染に対して一期的再置換術を施行した症例を報告する。</p><p><b>症例:</b>79歳女性。74歳時左TKAを施行された。...

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  • 月経周期における膝関節弛緩性と剛性特性の変化

    安井 和奏, 平田 恵介, 後藤 寛司, 森下 佑里 理学療法 - 臨床・研究・教育 31 (1), 50-54, 2024

    ...<p>【目的】女性の膝関節前方弛緩性(Anterior Knee Laxity:AKL)やstiffnessを従来よりも正確に算出する方法を検討することとした。【方法】健常女子大学生7名を対象に月経周期(月経期,卵胞期,排卵期,黄体期)毎に,機器特性を考慮し,脛骨の牽引速度に配慮しながら,AKLとstiffnessを算出した。...

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  • 前十字靭帯再建術後に膝蓋腱炎由来の膝前方部痛を呈した1症例

    山田 大智, 高木 啓至, 多田 周平, 橋田 剛一, 佐藤 世羅, 大堀 智毅, 辻井 聡, 中田 研 総合理学療法学 advpub (0), 2024

    ...AKPが生じない膝関節屈曲角度でQF筋力増強運動を実施した結果,AKPとQF筋力の改善が両立でき,術後8ヵ月においてスポーツの完全復帰に至った。</p><p>【考察・まとめ】ACLR後に膝蓋腱炎由来のAKPを呈した症例に対し,膝関節屈曲角度を考慮したQF筋力増強運動が,AKPとQF筋力の改善に有効であった。</p>...

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  • アピキサバン内服中の内転筋管ブロックにより5日間血腫が増大した1症例

    佐々木 美圭, 中村 尚子, 内野 哲哉, 奥田 健太郎, 北野 敬明 日本ペインクリニック学会誌 30 (12), 275-278, 2023-12-25

    ...アピキサバンの末梢神経ブロック時の休薬は個別な対処が望ましいとされている.今回,アピキサバン内服中の患者で内転筋管ブロックを施行したところ,広範囲に及ぶ血腫がみられた症例を経験した.症例は70代女性,左膝人工関節置換術後2日目より心房細動のため内服していたアピキサバン5 mg/日を再開したが,術後8日目に下肢静脈血栓を認めたため20 mg/日に増量し,術後16日目に10 mg/日へ減量された.術後17日目に膝関節屈曲時...

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  • 自然寛解した膝窩動脈外膜囊腫の3例

    外田 洋孝, 廣岡 茂樹, 折田 博之 日本血管外科学会雑誌 32 (6), 455-461, 2023-12-17

    ...を予定したが,待機中に症状が自然消失したため保存的治療にて経過観察を行った.発症から自然寛解までの期間は各々約3カ月,約1カ月,13日であった.外膜囊腫と膝関節包の交通を認めた1例で症状の自然寛解から8カ月後に下肢虚血症状の再燃を認めたが,約1週間の抗凝固療法の後,再度寛解に至った.自然寛解した膝窩動脈外膜囊腫の自験例3症例について文献的考察を含め報告する....

    DOI 医中誌

  • 膝蓋部に生じた接触熱傷に対する上外側膝皮弁(superior lateral genicular artery flap)による治療経験

    葉石 慎也, 中野 基 熱傷 49 (5), 252-256, 2023-12-15

    ...<p> 膝関節の前面は軟部組織が薄く, 深達性熱傷などの外傷や軟部組織腫瘍切除により骨や関節の露出を伴う場合もあり, 膝関節周囲の再建においては関節の運動制限を生じないような適切な広さと厚さの組織を用いる必要がある<sup>1)</sup>. さらに再建にあたっては露出部であるため再建後の皮膚の色調など整容的な面の配慮も必要となる<sup>2)</sup>....

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  • 足関節底屈・背屈の傾斜が腰の位置に着目する指示を与えた場合の持ち上げ動作に及ぼす影響

    古市 将也, 大下 和茂 人間工学 59 (6), 251-257, 2023-12-15

    ...<p>これまでの研究で「腰を落として物を持つ」という腰の位置に着目する持ち上げ動作の口頭指示が,重量物の持ち上げに理想的とされる股・膝関節を同時に屈曲させる動作に繋がると示唆されている.本研究は,このような指示が下肢柔軟性が低いと想定される場合でも有効かを調べた.男性16名は,踵より爪先が高くなる傾斜を付けた板(Toe-wedge)上で,腰の位置に着目する指示を与え,持ち上げを実施した.その結果,平面...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献19件

  • 運動器疾患に対する装着型サイボーグを用いたリハビリテーション治療

    津田 英一, 石山 浩明 The Japanese Journal of Rehabilitation Medicine 60 (11), 941-947, 2023-11-18

    ...<p>装着型サイボーグHAL<sup>®</sup>を用いたリハビリテーション治療は神経筋疾患患者に対する歩行能力改善効果があることが示され,その後運動器疾患への応用が進んでいる.現在まで下肢タイプ,単関節タイプ,腰タイプが脊髄損傷,脊髄疾患術後C5麻痺,腕神経叢損傷,人工膝関節全置換術後,膝前十字靱帯再建術後,ロコモティブシンドロームのリハビリテーション治療として使用され,その臨床成績が報告されている...

    DOI Web Site 参考文献16件

  • 成人男性における重心位置の異なるウォーキングシューズ着用歩行の運動学・運動力学的分析

    河村 隼太, 赤木 暢浩, 角 紀行, 和田 健希, 武本 悠希, 小東 千里, 齋藤 誠二 人間工学 59 (5), 223-229, 2023-10-15

    ...の鉛直床反力(床反力鉛直ピーク1)は中央重心と踵重心がつま先重心より有意に小さかった.また,遊脚初期の膝関節角度と遊脚中期の股関節角度は中央重心がつま先重心より有意に小さかった.以上のことから,つま先重心では遊脚期前半において,クリアランスを確保するために膝関節と股関節の屈曲を増大させる必要があることが示唆された.また,踵重心では荷重応答期において,ヒールロッカー機能が安定的に発揮されることが示唆された...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献16件

  • ヒアルロン酸による炎症性骨吸収の抑制作用

    平田 美智子, 富成 司, 新井 大地, 松本 千穂, 稲田 全規 Functional Food Research 19 (0), 50-55, 2023-10-12

    ...<p>ヒアルロン酸(HA)はグリコサミノグリカンの一種であり,生体組織における細胞外マトリックスの構成成分である.HA は関節液や関節軟骨に多量に存在し,潤滑作用や緩衝作用など関節を保護する役割を担っている.現在,変形性膝関節症(OA)や関節リウマチ(RA)における関節痛を和らげる目的として,関節内HA 投与が広く行われているが,骨吸収におけるHA の役割は不明な点が多い....

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  • 脊髄損傷者用動力付外骨格型機器のプロトタイプ開発

    小山 秀紀, 池田 博康 労働安全衛生研究 16 (2), 143-149, 2023-09-30

    ...<p>脊髄損傷者の歩行を支援することを目的に動力付外骨格型機器を試作し,その動作確認を行った.この装置は,外側系構造のフレームにアクチュエータを取り付けて股・膝関節を動力化し,プログラマブルロジックコントローラを用いた制御により,歩行機能の回復を図るというものである.本体寸法は,日本人の人体寸法データに基づき設定し,フレームの長さと幅の調整が可能である.また,X・O脚の程度に応じて,内外側方向への下肢関節軸角度...

    DOI Web Site 参考文献8件

  • 高位脛骨骨切り術後の足部アーチへの影響

    篠原 由紀, 松永 大樹, 工藤 悠貴, 中山 鎭秀, 石松 哲郎, 前山 彰, 山本 卓明 整形外科と災害外科 72 (3), 373-376, 2023-09-25

    ...<p>【背景】近年,全人工膝関節置換術や開大式高位脛骨骨切り術(OWHTO)における足関節や距骨下関節への影響が報告されているが,足部アーチへの影響については報告されていない.本研究の目的は,OWHTOにおける足部アーチへの影響を評価することである....

    DOI Web Site 参考文献7件

  • 人工膝関節置換術後に高度の外反不安定性に起因するlooseningのため再置換術を行った2症例

    生田 拓也, 小笠原 正宣, 壷井 広大, 佐藤 翔太, 長田 宗大 整形外科と災害外科 72 (3), 462-465, 2023-09-25

    ...<p>【抄録】高度の外反不安定性に起因すると考えられるlooseningのために人工膝関節再置換術を行った2例を報告した.症例は2例とも女性で初回手術時年齢は65歳および71歳で,いずれも他医での手術例でPS typeが使用されていた.再手術時はいずれも初回手術後3年であった.臨床的にはいずれも歩行時痛,関節水腫を認め,高度の外反不安定性を認めた.Xp,CTにてlooseningを認めた.術中所見では...

    DOI Web Site 参考文献4件

  • Gap-Balancing変法(GB変法)で施行したPS型TKAにおいて術後アライメントが軟部組織バランス・満足度に与える影響

    武藤 正記, 安部 幸雄, 片岡 秀雄, 藤澤 武慶, 高橋 洋平, 山下 陽輔 整形外科と災害外科 72 (3), 456-458, 2023-09-25

    <p>【目的】近年Constitutional Varusという概念が報告され,軽度内反に設置した方が成績が良いとの報告もある.術後のアライメントが満足度や軟部組織バランスにどのように影響しているかを検討した.【対象と方法】症例はGB変法にてPS型TKAを行った55膝である.軟部組織バランスは大腿骨トライアル設置下に伸展・屈曲で計測し,この値からインサート厚を引いた値をJoint …

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  • 70歳以上の高齢者における高位脛骨々切り術の検討

    原野 理沙, 城戸 秀彦, 加茂 健太, 原口 明久, 川本 浩大, 濱 大輝 整形外科と災害外科 72 (3), 360-364, 2023-09-25

    ...<p>【目的】高位脛骨々切り術は内側型変形性膝関節症や大腿骨内顆骨壊死に対し一般的に行われている手術法であるが,高齢者には人工膝関節置換術が選択されることが比較的多い.しかし,近年の高齢化社会に伴い,高い活動性の維持を目的にHTOの適応も拡大してきている....

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  • 高齢者の脛骨粗面裂離骨折に対するMcLaughlin法を改変して修復を行った手術の1例

    田中 稔一郎, 吉田 健治, 田中 康嗣, 松原 庸勝, 長野 絵里子, 中村 英智, 平岡 弘二 整形外科と災害外科 72 (4), 718-721, 2023-09-25

    ...の可動域訓練と荷重訓練を開始した.術後5か月で,膝関節可動域は-5°~145°,独歩可能と経過は良好である.McLaughlin法は膝蓋骨上極と脛骨結節に鋼線を通し,膝蓋腱にかかる張力を減少させ補強する方法であるが.本症例ではcancellous screwとULTRABRAID 2号を使用しMcLaughlin法を改変した方法で補強を行い良好な結果が得られたので報告する....

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  • ACL再建術とOpen wedge HTOを同時に施行した症例の治療成績

    竹山 文徳, 花田 弘文, 杉 崇, 野村 耕平, 相良 智之, 大島 由貴子, 山口 史彦, 久保 勝裕, 藤原 明, 原 道也 整形外科と災害外科 72 (3), 351-356, 2023-09-25

    ...<p>(目的)膝前十字靱帯(以下ACL)損傷は膝の不安定性をきたし,長期間の放置例においては二次性の変形性膝関節症(以下OA)が生じることが知られている.今回,我々はACL再建術と高位脛骨骨切り術(以下HTO)を同時に施行した症例の治療成績を検討した.(対象と方法)HTOとACL再建術の同時手術を施行し,抜釘まで終えたACL不全を伴う内側型OA膝5例5膝を対象とした....

    DOI Web Site 参考文献4件

  • 内側開大式脛骨粗面下骨切り術のAPスクリューにロッキングスクリューを用いた際の影響

    相良 智之, 花田 弘文, 藤原 明, 山口 史彦, 大島 由貴子, 野村 耕平, 竹山 文徳, 杉 崇, 久保 勝裕, 原 道也 整形外科と災害外科 72 (3), 365-367, 2023-09-25

    <p>【目的】内側開大式高位脛骨骨切り術は膝蓋骨の低位を来たし,膝蓋大腿関節に影響を及ぼすことが報告されており,当科では症例により脛骨粗面下骨切り術(以下DTO)を施行している.DTOでは粗面下をスクリューにて固定するが,当科ではその固定材料にロッキングスクリューを用いている.今回我々は,APスクリューにロッキングスクリューを用いたDTO症例の粗面部周囲に関する検討を行った.【対象】2018年9…

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  • 人工膝関節置換術が変形性足関節症のアライメントに及ぼす影響

    田代 勇人, 石松 哲郎, 宮﨑 弘太郎, 山﨑 裕太郎, 中山 鎭秀, 松永 大樹, 前山 彰, 山本 卓明 整形外科と災害外科 72 (3), 459-461, 2023-09-25

    ...<p>【はじめに】変形性足関節症(足関節OA)は,変形性膝関節症(膝OA)の約3割に合併するとされるが人工膝関節置換術(TKA)後の足関節アライメントに関して一定の見解はない.目的は,膝OAと足関節OA合併例でTKA後の足関節アライメントを検討すること....

    DOI Web Site 参考文献12件

  • 関節リウマチにおける人工膝関節全置換術前後での距骨下関節代償能の検討

    田原 健太郎, 前山 彰, 山﨑 裕太郎, 宮﨑 弘太郎, 柴田 光史, 松永 大樹, 中山 鎭秀, 石松 哲郎, 村岡 邦秀, 萩尾 友宣, 山本 卓明 整形外科と災害外科 72 (3), 437-440, 2023-09-25

    ...<p>関節リウマチは変形性膝関節症より後足部が障害されている可能性があるが,人工膝関節全置換術前後で後足部を構成する距骨下関節代償能を検討した報告はない.そこで,当科にて関節リウマチ症例の距骨下関節代償能を検討した.2019年10月から2022年3月に当科にて人工膝関節全置換術を行われた関節リウマチ症例10例10膝を対象とし,術前および術後3か月での下肢アライメント,後足部アライメントを単純X線検査...

    DOI Web Site 参考文献17件

  • 骨折術後の抜釘施行後に生じた仮性動脈瘤の2例

    湯本 みずほ, 土田 徹, 二山 勝也, 笹岡 眞光, 片山 修浩, 武藤 和彦, 川添 泰弘, 宮﨑 眞一, 池田 天史 整形外科と災害外科 72 (4), 805-807, 2023-09-25

    ...<p>【はじめに】医原性の血管損傷は稀ではあるが,大腿骨近位部骨折や人工膝関節置換術後に生じた仮性動脈瘤の報告は散見する.今回我々は,骨折術後に生じた仮性動脈瘤の症例を2例経験したため,報告する....

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  • Double level osteotomyにおける脛骨側の骨切りについての検討

    杉 崇, 花田 弘文, 藤原 明, 大島 由貴子, 相良 智之, 野村 耕平, 竹山 文徳, 山口 史彦, 久保 勝裕, 原 道也 整形外科と災害外科 72 (3), 357-359, 2023-09-25

    <p>【はじめに】Double level osteotomy(DLO)における脛骨側の骨切りを膝蓋大腿関節の状態に応じて内側開大式高位脛骨骨切り術(medial open wedge high tibial osteotomy以下OWHTO)のほか,内側開大式粗面下脛骨骨切り術(medial opening wedge distal tuberosity …

    DOI Web Site 参考文献2件

  • 膝関節軽度屈曲位での外側傍膝蓋進入により髄内釘挿入を行った脛骨骨折3症例の治療経験

    大森 治希, 塚本 伸章, 髙村 優希, 清水 黎玖, 土居 雄太, 眞島 新, 平林 健一, 松下 優, 馬場 覚, 小宮 紀宏, 林田 光正, 前 隆男 整形外科と災害外科 72 (4), 722-725, 2023-09-25

    ...内側への可動性を得て,膝蓋靭帯の外側から関節外に脛骨前上端へ到達し髄内釘を挿入した.術後2週時の膝関節可動域は屈曲90-105°で3例とも膝前面痛はなく,追加治療を要する合併症は認めなかった.自験例は全例良好な整復を得たが,3例中2例で髄内釘が外側設置となった.本法の手技には習熟を要し,特に挿入部が膝蓋骨により圧排されないよう留意すべきと考えた....

    DOI Web Site 参考文献9件

  • 大学・実業団投擲選手の損傷既往部位は腰部に多い

    山本 亮太, 筒井 俊春, 鳥居 俊 日本臨床スポーツ医学会誌 31 (3), 490-497, 2023-08-31

    ...</p><p>(方法)大学・実業団投擲選手を対象に,Google Form を用いて既往歴に関する質問紙調査を行った.部位は肘関節,肩関節,腰部,股関節,大腿部,膝関節,下腿部,足関節,足部に分類した.損傷既往部位は専門種目を始めてからの各部位の損傷既往の有無として定義した....

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  • 静的荷重下における足部内側縦アーチ高変化量と片脚着地時の膝屈曲角度変化量の関係

    上池 浩一, 川口 浩太郎, 大西 慎太郎, 吉矢 晋一 日本臨床スポーツ医学会誌 31 (3), 476-481, 2023-08-31

    ...<p>本研究では,静的荷重下における足部内側縦アーチ高変化量と着地時の膝関節屈曲角度変化量の関係について検討した.下肢関節疾患,明らかな下肢アライメント異常を有さない成人ボランティア22 名を対象として,navicular drop test により座位および立位で舟状骨結節最突出部と床面までの距離を計測し,その差を足部内側縦アーチ高変化量とした.大転子,大腿骨外側顆,外果にマーカーを貼付して,高さ...

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  • アキレス腱縫合術後のスポーツ復帰に必要な因子

    田中 龍太, 今屋 健, 眞田 髙起, 深井 厚, 本田 英三郎, 稲川 未悠, 藤島 理恵子, 中山 誠一郎, 志田 峻哉 日本臨床スポーツ医学会誌 31 (3), 452-459, 2023-08-31

    ...対象は,2017 年1 月~2019 年8 月までに初回で片側アキレス腱縫合術を施行し,術後 9 ヵ月まで経過観察でき,術前から定期的にスポーツ活動をしていた,118 例(平均年齢39.6±12.2 歳)で ある.競技復帰していた群(復帰群)と復帰していない群(非復帰群)の2 群間で,①年齢,②Body Mass Index(BMI),術後9 ヵ月での③片脚HR 挙上高の健患比(HRHI),④腹臥位膝関節屈曲位...

    DOI Web Site 医中誌

  • 関節液中に多量のハイドロキシアパタイト結晶を認めた1症例

    橋本 綾, 松本 正美, 田中 佳, 杉永 純一, 吉野 直美, 古市 賢吾, 飯沼 由嗣 医学検査 72 (3), 440-445, 2023-07-25

    ...今回巨大異所性石灰化を膝関節に認め,関節液検査にて多量のHA結晶を検出した症例を報告する。維持血液透析中の30歳代男性で,1ヶ月前より左膝に認めていた腫瘤が徐々に増大,自壊し白色の膿性の排液を認めたため当院整形外科に紹介となった。当初化膿性関節炎が疑われたため,同日緊急に病巣掻把術と洗浄を行った。術後40日目の整形外科受診時,左膝関節の貯留液の細胞数検査と結晶検査が提出された。...

    DOI Web Site 医中誌

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