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検索結果 514 件

  • 催眠に対する態度を測定する尺度の信頼性 ―再検査信頼性と内的整合性の検討―

    中谷 智美, 福井 義一 心の危機と臨床の知 25 67-83, 2024-03-20

    催眠は心身のケアに有効な技法として知られている。催眠に対する評価的な態度(催眠態度)は,催眠の効果を検討する上で重要な概念であると考えられる。というのも,催眠態度は,催眠の効果を強く予測する要因の一つである催眠感受性と一貫して正の関連を示すからである。しかし,わが国において,催眠態度を測定する尺度は催眠態度尺度しか存在しない。本尺度は,改訂を重ねるごとに項目数が異なる(6項目版:清水・小玉,20…

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  • 語られない戦争体験をめぐって : 欧州の第一次・第二次世界大戦の生き残り者との断片的記憶と体験から

    西浦 太郎, Taro NISHIURA 心の危機と臨床の知 23 九-二五, 2022-03-20

    戦争は、戦争を体験したあらゆる世代に深い傷を残すが、戦争が終わり、戦争を体験していない子どもたちが、戦争を経験した者と生活を共にする場合、様々な有形・無形の影響を受けている可能性がある。また、これらの子どもたちにとって、戦争を経験した者の体験や記憶をいかに受け継ぎ、次の世代に引き継いでいくのかということも重要なテーマと思われる。本論では、筆者が幼少期から思春期にかけて滞在した欧州で第一次・第二次…

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  • 身体経験とその一人称視点からの省察を通した臨床の知の教導と学修

    藤井 晴行 人工知能学会全国大会論文集 JSAI2022 (0), 4K3GS103-4K3GS103, 2022

    ...〈臨床の知〉を共創するモデルの表現に向け,土着技術には〈科学の知〉の網の目からこぼれ落ちる〈臨床の知〉が潜在していると仮定し,その実践の現場において,土着技術を自ら学んで継承し,その教導と伝承を実践する主体として,経験することを繰り返している.この結果,〈臨床の知〉を教導や伝承の過程は学ぶ者たちの構成のプロセスを実体的水準で連携させるモデル表現が有効であると確信している.</p>...

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  • 臨床の発想システム論考

    諏訪 正樹 人工知能学会全国大会論文集 JSAI2022 (0), 4K3GS104-4K3GS104, 2022

    ...この認知モデルは過去の経験や感情など個人固有性(身体性および一人称視点)を反映し、いま眼前にある状況に応じた内的表象を生成するという、臨床の知のあり様を体現する。特に、発想システムの構築においては、AIの大きな壁と評されてきたフレーム問題の理解を深める緒になろう。</p>...

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  • 食品中に含まれるクマリンの肝毒性リスク評価についてのIn Silicoアプローチ

    勝谷 成男, 山田 隆志, 村山 典恵, 山崎 浩史, Weida TONG, 山添 康, 広瀬 明彦 日本毒性学会学術年会 49.1 (0), P-124-, 2022

    ...本検討では、インシリコの方法を導入するとともに臨床及び非臨床の知見に基づいて、クマリンによる肝毒性の再評価を試みた。クマリンについては、マウス、ラット及びイヌの毒性試験において肝毒性がみられ、肝臓が標的臓器とされている。一方、ヒトにおいてはクマリンと肝毒性の関連については未解明の部分が多いが、CYP1A2とCYP2A6が酸化代謝物の生成及び毒性の種差あるいは個体差に関連すると考えられている。...

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  • 対話で生まれ伝わる臨床の知

    益川 弘如, 白水 始 人工知能学会全国大会論文集 JSAI2022 (0), 4K3GS105-4K3GS105, 2022

    ...ここでは知が対話の中で生み出され,それぞれの主体が自らの状況にあわせて使って,次の知を生み出す臨床の知が生成されているとも見てとれる。果たして主体を各AIに変えたときに,こうした社会システムをいかに実現できるか―人間研究者の立場から話題を提供したい。</p>...

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  • 九鬼周造の人生と哲学

    古川 雄嗣, Yuji FURUKAWA 心の危機と臨床の知 21 97-114, 2020-03-20

    This lecture considers the kinds of problems that existed in Shuzo Kuki's life and how they influenced his philosophy. Centrally, The experience of his mother's misery was crucial to his work on the …

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  • 「余白」に気付く感性を醸成する

    笹川 陽子, 染谷 めい, 坂本 彩夏, 加藤 文俊 人工知能学会全国大会論文集 JSAI2020 (0), 3C5OS23b03-3C5OS23b03, 2020

    ...本論文では、「臨床の知」という観点からフィールドワークの過程をふり返り、個人的な体験としての「余白」を他者に語ることの可能性について検討する。</p>...

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  • 「被災写真洗浄ラボ」のデザインと実践

    森部 綾子, 加藤 文俊 人工知能学会全国大会論文集 JSAI2020 (0), 3C1OS23a04-3C1OS23a04, 2020

    ...<p>本論文は、第一著者が行った被災写真救済活動におけるフィールドワークの成果還元に関する研究について、「臨床の知」という観点からふり返るものである。本実践は、被災写真救済活動における洗浄作業を実際に経験してもらう場を「被災写真洗浄ラボ」としてデザインし、参加者が現場の世界を主観的にとらえることをうながす機会を構成する試みである。...

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  • 計算と身体

    澤 宏司, 鶴島 亨 人工知能学会全国大会論文集 JSAI2020 (0), 4C3GS1301-4C3GS1301, 2020

    ...身体活動と、計算すなわち情報処理が密接な関係にある本プログラムはいわば「臨床の知」の最先端にあり、この観察を通して新たな知見を得るのが研究の目的である。身体活動は空間認知を伴い、即興の計算(によるエラー)は創発行為に近接し、複数による協働は主体・客体の関係を炙りだす。これらにより、身体活動を伴う計算は「頭を経由する入出力」ではない情報処理パラダイムとみなせる可能性がある。...

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  • 社会的コンピテンスの認知的側面と情動的側面が社会的スキルに及ぼす影響 : 表情の情動認知課題と自記式尺度を用いて

    松尾 和弥, 島 義弘, 武儀山 珠美, 大浦 真一, 福井 義一, Kazuya Matsuo, Yoshihiro Shima, Tamami Mugiyama, Shinichi Oura, Yoshikazu FUKUI 心の危機と臨床の知 20 59-71, 2019-03-20

    本研究では、社会的コンピテンスの認知的側面と情動的側面が社会的スキルに及ぼす影響を検討することを目的とした。大学生九二名に対して、社会的コンピテンスの認知的側面を測定するために表情の情動認知課題を、情動的側面と社会的スキルを測定するために質問票調査をそれぞれ実施した。重回帰分析の結果、社会的コンピテンスの認知的側面と情動的側面が社会的スキルに正の影響を及ぼすという従来の知見を支持する結果が得られ…

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  • 実地の体験とマニュアル制作による石積みの気づきのプロセス

    篠崎 健一, 平田 貞代, 藤井 晴行 人工知能学会全国大会論文集 JSAI2019 (0), 2K4OS16a03-2K4OS16a03, 2019

    ...<p>本稿は,琉球地方の伝統的生活空間を形成する珊瑚石の石垣の築造を通じて獲得する臨床の知の報告である。石垣築造は 2018年11月と2019年1月に伊是名村伊是名地区の個人所有地にて行い,二回の石積みの間に未来の石垣築造者に築造の仕方を伝えるために石積みマニュアルを制作した。...

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  • 心身医学のダイナミズム

    金子 宏 心身医学 59 (2), 116-123, 2019

    <p>医学部生のとき, 末期白血病患者の高校生との出会いから, 心身医学を専門にすることを決意した. 真実に基づいたがん治療がよい患者-医師関係をもたらす臨床研究を, 消化器PSM研究会で発表して約30年が経つ. 大学では 「機能性ディスペプシア (functional dyspepsia : FD) と心理的特性」 を研究した. 胃機能を測定できる簡便法であるドリンクテストを開発し, …

    DOI Web Site 医中誌

  • 「子ども学」に関する一考察

    鬢櫛, 久美子, Bingushi, Kumiko 研究紀要 40 25-42, 2018-12-20

    ...「子ども学」は、特定の学問領域をあらかじめ設定して始まる学ではなく、子 どもとかかわる実践の中から生起する、実践の知、臨床の知であると結論付けることができた。保育実践から「子ども学」を論じている津守真は、「子ども学」を子どもと大人の関係論的視点から考え、相互形成過程と考えていること、そして、実践の知としての「子ども学」の本質は不確実性にあるとしていることを理解した。...

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  • 時間的隣接性を利用したタイムスタンプ付きin-situデータの連携と体験

    中小路 久美代, 山本 恭裕, 松原 伸人 人工知能学会全国大会論文集 JSAI2018 (0), 4B2OS19d03-4B2OS19d03, 2018

    ...<p>本論では、現場で記録、収集された各種のデータを、タイムスタンプを用いて連携し、インタラクティブに閲覧できるようにすることで、臨床の知の外在化や言語化に寄与するツールを説明する。...

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  • 被抑圧者としての看護師の背景と看護管理の考察

    若林, たけ子, 田中, 里奈, 東中須, 恵子, Wakabayashi, Takeko, Tanaka, Rina, Higashinakasu, Keiko 医療福祉情報行動科学研究 4 19-24, 2017-02-01

    ...看護師は自らの具体的実践の中で臨床の知を開拓していかなければならないため,今必要とされている看護職における看護管理者のリーダーシップは,このような知識労働であると考察された。...

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  • 指導検査士に必要な産婦人科の知識

    小松 篤史 超音波医学 44 (5), 423-434, 2017

    ...腹部領域には消化管疾患のみならず泌尿器科疾患および産婦人科疾患も含まれ,指導検査士(腹部領域)には当然ながらそれらの臨床の知識と高度な超音波検査技術が求められる.産婦人科は産科と婦人科に分けられ,産科に関するものは指導検査士(腹部領域)には必要ないと考えがちであるが,全く妊娠に気が付かず腹部膨隆で内科を受診する患者もおり,やはり産婦人科全体の知識が必要であると考えられる.産婦人科で扱う臓器は子宮および...

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  • 自閉スペクトラム症の診断と病態

    石塚 佳奈子, 尾崎 紀夫 日本生物学的精神医学会誌 28 (1), 11-17, 2017

    ...自閉スペクトラム症をより良く理解して有効な治療的介入を見つけるためには,ゲノム,死後脳,神経生理や脳画像,モデル動物やiPS細胞の研究成果と臨床の知見を繋げることが求められる。...

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  • 経験の語りにみる熟達看護教員の力量形成過程

    田中 千尋, 岡崎 美智子 日本看護学教育学会誌 26 (2), 29-41, 2016-11-01

    ...それらはらせん状を描きながら《力量形成過程》を示しており、【学生に伴走する】、【臨床の知の獲得】、【新しい知識の構築】という《教授活動の実際》につながっていた。その経験の根底には【自己の看護教育観を見つめ直す】、【キャリアを描き続ける】という《力量形成の基盤》が存在していた。...

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  • 毒性の網羅的把握のための遺伝子発現ネットワーク描出と動的バイオマーカー抽出

    北嶋 聡, 種村 健太郎, 菅野 純 日本毒性学会学術年会 41.1 (0), S1-5-, 2014

    ...本シンポジウムでの臨床の知見との対合の一助になることを期待し、毒性学の近代化を目的に実施中のPercellomeトキシコゲノミクス研究から得た、遺伝子発現ネットワークとしての動的バイオマーカー(Dynamic BioMarker)に関する所見を報告する。<br> まず、ペンタクロロフェノール(PCP)について。...

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  • 「わたし」と向かい合う異文化間教育の実践 : 映像教材『雪渡り』からの教職志望学生の学び

    齋藤 眞宏 北海道大学大学院教育学研究院紀要 119 155-166, 2013-12-25

    異文化間教育はエンパワーメントのための教育であり,社会の構造改革まで視野に入れた全面的なものである。本稿では2009 ~ 2011 年度に筆者の「異文化間教育」を受講した計20 名の教職希望の学生たちが映像教材『雪渡り』からの学びに注目した。講義では狐という「異文化」との仮想現実的な「遭遇」を題材に,学生たちは実生活における異文化に対する態度とその社会的背景を考察した。結果として学生たちは自らの…

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