池田, 成一
人間・文化・社会
385-400,
1997-03-28
...またさまざまな条件つきでは,
この情報化/消費化社会は,世界で最も魅力的なシステムである」(M122)ことである。しかしこの「光」の裏面にあるのは,この社会システムの「限界問題」としての環境問題・資源問題であり,また,「南の貧困」と「北の貧困」という,相互に意味を異にした「貧困」の拡大である。しかし見田氏は,その「闇」にも関わらず,「消費の社会」という思想とシステムに正しさの根拠があるのは,それが生産の自己目的化...
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