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検索結果 69 件

  • 1 / 1

  • 地震・津波に対する住民個々の備えに関するアンケート調査

    岩船 昌起 日本地理学会発表要旨集 2024s (0), 327-, 2024

    <p><b>【はじめに】</b>西之表市と奄美市で行われた内閣府「地震・津波防災訓練」で,参加者に「地震・津波への備え」アンケート調査を実施した。本研究では,この分析を通じて,同訓練の内容を振り返ることを目的とする。</p><p><b>【内閣府「地震・津波防災訓練」の概要」】</b>内閣府は,「津波防災」に関する取り組みの一つとして,平成26年度以降,全国の地方公共団体と連携した「地震・津波防災…

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  • 奄美群島での個別避難計画の策定と情報共有

    岩船 昌起 日本地理学会発表要旨集 2023s (0), 127-, 2023

    <p><b>【はじめに】</b>内閣府(防災担当)「避難行動要支援者の避難行動支援に関する取組指針」が2021(令和3)年5月改定され,避難行動要支援者にかかわる名簿の作成および個別避難計画の策定が自治体の努力義務とされている。これには,業務の“縦割り”を越えて,救助者等の総務・危機管理系と日常介護者等の保健福祉系の連携・協働が求められ,かつより実効的な計画の策定には,訓練を介して計画改善を繰り…

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  • 令和5年6月20~21日における奄美大島南部での豪雨災害(速報)

    岩船 昌起 日本地理学会発表要旨集 2023a (0), 160-, 2023

    <p>【はじめに】2023年6月20~21日には,梅雨前線が奄美大島南部に停滞し,局地的に雷を伴う激しい大雨となった。人的被害はなかったものの,奄美市,大和村,宇検村,瀬戸内町で住家被害が報告されている(鹿児島県,6月26日)。被害があった4自治体は,龍郷町,喜界町等と共に「奄美群島総合防災研究会(2022年11月設立)」に参画している。</p><p>本発表では,「奄美群島総合防災研究会」のモデ…

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  • 避難所としての鹿児島大学第二体育館の空間評価 : レイアウトに基づく定員設定と混み具合の考察

    岩船, 昌起 鹿児島大学総合教育機構紀要 5 31-46, 2022-03

    【はじめに】災害時の避難所では、COVID-19対策を考慮した定員(収容可能人員)設定の根拠や、避難所の混雑具合の定義が曖昧な場合が多い。本研究では避難所レイアウトに基づき、避難者の空間的配置を検討し、身体的距離を確保できる①定員、②定員の簡易的算出方法、③避難所の混み具合等を考察する。 【方法】鹿児島市指定避難所である鹿児島大学第二体育館について、設計図から間取図を作成し、鹿児島県「避難所管理…

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  • 奄美大島宇検村における台風高潮時の避難対象の検討

    岩船 昌起 日本地理学会発表要旨集 2022s (0), 150-, 2022

    <p>【はじめに】地球温暖化による「猛烈な」台風の襲来に備えて,沿岸の低標高地域では高潮対策を講じる必要がある。また,2022年1月15日フンガ・トンガ–フンガ・ハアパイ火山大規模噴火に伴う潮位変化等,突発的な津波への備えを強化する必要がある。奄美大島宇検村では,南西諸島「高島」の模試的な地形特性を有し,山地と海に囲まれた沖積低地が居住域で,大半が標高5m以下であり,台風高潮や津波等の急激な潮位…

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  • トンガ大噴火「潮位変化」による津波警報後の避難行動

    岩船 昌起, 安部 幸志 日本地理学会発表要旨集 2022a (0), 115-, 2022

    <p><b>【はじめに】</b>2022(令和4)年1月15日13時頃のトンガ沖海底火山大噴火に伴い,20時頃から潮位変化が日本沿岸全域で生じた。23時55分に奄美市小湊で高さ(潮位偏差)1.2 m(変更後134㎝)が観測され,気象庁は、16日0時15分に津波警報を奄美群島・トカラ列島に発表した。これを受けて,奄美群島市町村では0時18分~0時32分に避難指示が発令され、報道機関等で「高台への避…

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  • ローカルな災害記録

    田村 俊和, 岩船 昌起 地学雑誌 130 (2), 153-176, 2021-04-25

    <p> When major natural disasters occur, not only scientific and national administrative parties but also individuals and organizations from the local areas affected by the disaster prepare a variety …

    DOI Web Site Web Site 被引用文献4件 参考文献10件

  • 鹿児島県市町村避難所での2020年台風10号時運営と新型コロナウイルス感染症対策

    岩船 昌起 日本地理学会発表要旨集 2021s (0), 61-, 2021

    ...</p><p><b><参考文献></b>・岩船昌起2020.鹿児島県市町村での2020年台風10号避難所運営の実態−新型コロナウイルス感染症対策も含めて.季刊地理学,72(3),ページ未定.※東北地理学会2020年秋発表要旨.</p><p>・岩船昌起2021.新型コロナ下における自然災害への備え−大規模化する災害へ対処するために.生活協同組合研究,540,11-18....

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  • 新型コロナウイルス感染症対策を考慮した避難所定員(収容可能人数)の算出方法

    岩船 昌起 日本地理学会発表要旨集 2021a (0), 87-, 2021

    ...</p><p></p><p><b><参考文献></b>・岩船昌起2021a.新型コロナ下における自然災害への備え−大規模化する災害へ対処するために.生活協同組合研究,540,11-18.</p><p></p><p>・岩船昌起2021b.鹿児島県市町村避難所での2020年台風10号時運営と新型コロナウイルス感染症対策.日本地理学会発表要旨集。...

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  • 避難所での適切な生活空間の確保のための図上訓練の実践

    岩船 昌起 日本地理学会発表要旨集 2020s (0), 127-, 2020

    <p><b>【はじめに】</b>災害時の避難所のあり方が問題視されており,学校教育や社会教育で,適切な生活環境を提供できる避難所運営にかかわる知識等の適切な教授が求められている。本研究では,地理学的な視点で生活空間に注目した避難所図上訓練を紹介し,教材化の可能性を探りたい。</p><p><b>【桜島等での実践】</b>桜島噴火対応での鹿児島市指定避難所の開設については,全島避難後2週間程度までは…

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  • 地形及び地形量指標による避難所立地の安全性評価

    黒木 貴一, 岩船 昌起 日本地理学会発表要旨集 2020s (0), 19-, 2020

    <p>指定避難所は,基礎自治体が所有する既存施設が利用されることが多く,立地の安全性,特に地形条件については,十分に考慮されているとは言い難い.このため危険な場所の施設が避難所に指定された場合,発災時に,避難行動に障害が生じることがある.避難所と避難経路に関しての地形条件が評価され,かつ災害想定が的確になされれば,各施設の安全性が事前に確認でき,防災・減災に繋げることができる。筆者らは,2019…

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  • 令和2年7月豪雨における熊本県球磨村での避難行動

    岩船 昌起 日本地理学会発表要旨集 2020a (0), 175-, 2020

    ...</p><p></p><p><b><文献></b></p><p>・岩船昌起2015.水害・土砂災害における高齢者の体力と避難行動−2012年熊本広域大水害時の球磨村での検証.『第14回都市水害に関するシンポジウム講演論文集』,11-18.</p><p>・岩船昌起2018.個人の「避難行動」を記録する意義−パーソナル・スケールでの時空間情報の収集と整理.地理,63(4),22-31.</p>...

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  • 共通教育センター

    飯干, 明, 岩船, 昌起, 渡邊, 弘, 井村, 隆介, 新森, 修一, 和田, 礼子, 佐久間, 美明, 末吉, 靖宏, NEVARA, John 鹿児島大学総合教育機構年報 2 15-37, 2019-09

    Ⅲ.各センター活動報告・スタッフ紹介 共通教育センター 活動報告 平成30年度 共通教育センター長 飯干 明 初年次教育・教養教育部門 活動報告 平成30年度 初年次教育・教養教育部門長 岩船 昌起 初年次科目分科会 活動報告 平成30年度 初年次科目分科会長 岩船 昌起 教養科目分科会 活動報告 平成30年度 教養科目分科会長 渡邊 弘 実験等科目分科会 活動報告 平成30年度 …

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  • 岩手県山田町大浦地区婦人会「炊き出し」記録の検証

    岩船 昌起 日本地理学会発表要旨集 2019s (0), 204-, 2019

    <b>【はじめに】</b>東日本大震災で開設された避難所のいくつかでは,発災直後にコミュニティ内の限られた資源を活用して「炊き出し」が実施された。これについては,地域コミュニティやリーダーシップ等の人間関係や,食事の栄養や物資の配給等を対象とする「災害食」等の観点からの研究が行われている。地域住民による炊き出しでは,献立や活動内容についての一次的な「災害記録」があまり残存していない。<br><b…

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  • 2019年7月鹿児島豪雨災害の検証(速報)

    岩船 昌起 日本地理学会発表要旨集 2019a (0), 124-, 2019

    <p><b>【はじめに】</b><b> </b>2019年7月に南九州では,「記録的な大雨」で「がけ崩れ」が多発した。筆者は,住民の避難行動等を現在検証中であり,本稿では,「がけ崩れ」等にかかわる基本的な情報を整理する。</p><p><b>【降水量等の概要】</b>気象庁の降水量データから,後述の2災害現場に最寄りの3観測所では,九州に停滞した梅雨前線との関係で6月26から7月4日に断続的に雨が…

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  • 共通教育センター

    飯干, 明, 岩船, 昌起, 渡邊, 弘, 横川, 由起子, 新森, 修一, 和田, 礼子, 井村, 隆介, 末吉, 靖宏, NEVARA, John 鹿児島大学総合教育機構年報 1 11-30, 2018-05

    Ⅲ.各センター活動報告 共通教育センター 2017年度 活動報告 共通教育センター長 飯干 明 初年次教育・教養教育部門活動報告 初年次教育・教養教育部門長 岩船 昌起 初年次科目分科会 活動報告 初年次科目分科会長 岩船 昌起 教養科目分科会 活動報告 平成29年度 教養科目分科会長 渡邊 弘 実験等科目分科会 平成29年度活動内容 実験等科目分科会長 横川 由起子 平成29年度 …

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  • 鹿児島大学での防災教育の取り組み : 鹿児島地方気象台との連携授業の分析を通じた論考

    岩船, 昌起, 森, 博一, 黒光, 貴峰, 柿沼, 太郎 鹿児島大学総合教育機構紀要 1 52-75, 2018-03

    さまざまな自然災害が想定される鹿児島県では、「極端な自然現象」の中でも自らの身を守り、劣悪な避難生活の中でも生き抜く力を、全ての県民が有しているべきである。本県に立地する鹿児島大学でも、災害時に生き残る力の育成に必須の“総合防災”に関わる知識と技術を教授できる「防災教育の仕組み」が必要である。 近年の本学共通教育で“総合防災”に関わる授業科目としては、地域防災教育研究センターの専任・兼務教員を中…

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  • <b>霧島山えびの高原における噴火警戒レベルと「災害危険区域」</b>

    岩船 昌起 日本地理学会発表要旨集 2018s (0), 000028-, 2018

    <b>【はじめに】</b>本発表では,気象庁が火山活動を24時間体制で監視している「常時観測火山」の一つである霧島山に注目し,観光の核心地の一つであるえびの高原での「災害危険区域」に相当する地区の設定の可能性と,観光と防災が両立できるための持続的な利用のあり方について検討する。<br><br><b>【調査地域】</b>霧島山は,大小20座以上の火山群の総称である。我が国最初の国立公園の一つとして…

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  • 三陸海岸中部における山麓緩斜面と津波からの避難・移転 (その1) 地形形成と集落用地への改変

    田村 俊和, 瀬戸 真之, 岩船 昌起 日本地理学会発表要旨集 2017s (0), 100152-, 2017

    <b>1.山麓緩斜面の形成</b> 三陸海岸の中・南部では,高位海成段丘が広い北部(宮古付近以北)とは対照的に,湾岸に小さな段丘状地形が点在するとされてきた.しかし,現実には段丘堆積物や旧汀線を確認できないものが多く,とくに花崗岩類から成る地域では,むしろ山麓緩斜面的な形状を示すところが少なくない.北上山地南半部の山麓緩斜面地形については,Wako(1963),赤木(1964),三浦(1968)…

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  • 三陸海岸中部における山麓緩斜面と津波からの避難・移転 - その3 津波からの緊急避難先および集落移転先として

    岩船 昌起, 田村 俊和, 瀬戸 真之 日本地理学会発表要旨集 2017s (0), 100109-, 2017

    <b>【はじめに】</b>本発表では,津波からの避難行動としての「立ち退き避難」および集落移転先での日常生活行動を対象として,「設置された道路」の移動行動環境と避難者・生活者の体力との関係等の総合的な考察を行い,山麓緩斜面を中心とした地形単位について,「地形資源論」的に評価する。<br><b>【「立ち退き避難」と地形単位】</b>「避難のしやすさ」の検証のために筆者は,山田町各地区で「立ち退き避…

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  • 三陸海岸中部における山麓緩斜面と津波からの避難・移転―その2 津波被災集落の移転行動と地形―

    瀬戸 真之, 田村 俊和, 岩船 昌起 日本地理学会発表要旨集 2017s (0), 100187-, 2017

    <b>1.</b><b>はじめに </b>三陸海岸中部は主として海食崖,河成・海成平野,海成段丘,山麓緩斜面から構成され,この地域には大きな津波が繰り返し訪れている.その度に標高の高い土地への集落移転が検討され,その一部は実施されてきた.しかしながら,2011年の東日本大震災では明治・昭和・チリ地震津波と同様に大きな被害をうけた.そこで本発表では,歴史的事実から被災した集落ごとの移転行動について…

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  • 霧島山2008年8月22日遭難事故のパーソナル・スケールでの地理学的考察

    岩船 昌起 日本地理学会発表要旨集 2017a (0), 100056-, 2017

    <b>【はじめに】</b>山での遭難事故は,①事故者(本人・集団)の要因(体力,技術,知識,判断力,疲労,人間関係や規約,装備,服装等),②自然環境等の外的要因(地形・地質,気象の季節変動・日変動,登山路面を中心とした事故者近辺の状況,落石・雪崩・噴石・動物襲撃等の突発的な「物理的外力」等),③両方を兼ねる要因があり,複合的に相互作用して発生する(青山2004,小林2015等)。従って,山での遭…

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  • 岩手県山田町の避難所での食と心理と生活環境

    白尾 美佳, 水野 いずみ, 岩船 昌起 日本地理学会発表要旨集 2016s (0), 100097-, 2016

    <b>【はじめに】</b>本稿では、岩手県山田町での東日本大震災発災直後の「避難生活」について、避難所での食生活の栄養学的観点からの評価、現在の食生活や津波前後での心理的変化との関わりも含めて考察する。<br><b>【調査方法】</b><b></b><br><u>1)避難所における津波直後の食事調査</u> …

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  • 岩手県山田町での2011年津波災害時の避難行動

    岩船 昌起, 瀬戸 真之, 田村 俊和 日本地理学会発表要旨集 2016s (0), 100011-, 2016

    <b><b>【はじめに】</b></b>本稿では,高台への津波からの「立ち退き避難」に係る実歩走行実験と,被災者からの実際の避難行動の聞き取り調査を報告し,避難路の移動環境と避難者の体力との関係等を総合的に考察する。<br><b><b>【避難行動にかかわる実走行実験】</b></b>山田町各地区での「避難のしやすさ」を検証するために,海や川に近い「逃げ難い場所」を避難開始地点,実際に避難した場所…

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  • 岩手県山田町における津波被災地の土地条件とその改変

    瀬戸 真之, 田村 俊和, 岩船 昌起 日本地理学会発表要旨集 2016s (0), 100038-, 2016

    こでは,山田町での発災から避難行動,避難生活までの実態を記録する際に基礎となる,津波の強度や各被災地の土地の特徴について,日常気づかれ難い点も含め,まとめて記す。   1.来襲した津波の概要  山田町一帯の湾外には, 地震の二十数分後から高い津波が到達し始めたとみられる。到達した津波の最大高は,湾口部の幅や深さ,それが開く向き,および湾の広がり等に大きく左右され,さらに湾岸の地形や構造物に…

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  • 東日本大震災での避難行動と避難生活(趣旨説明)

    岩船 昌起, 田村 俊和, 松井 圭介 日本地理学会発表要旨集 2016s (0), 100035-, 2016

    <b>【はじめに】</b>2011年3月11日の東北地方太平洋沖地震で発生した巨大津波やこれにともなう津波火災等によって,岩手県山田町では,800人を超える死者行方不明者が発生し,町内の家屋のほぼ半数に及ぶ約3400棟が流失や焼失等で全壊する等,甚大な被害が生じた。この東日本大震災の発災以降,応急対応期や復旧期を経て,「復興」期を迎えているものの,震災関連死認定者や非認定者を含めてさらに多くの方…

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  • 2016年熊本地震災害の避難者の特徴:宇城市を事例として

    岩船 昌起 日本地理学会発表要旨集 2016a (0), 100028-, 2016

    <b>【はじめに】</b>2016年熊本地震災害では,九州の県と市町村は,九州地方知事会での決定に基づき「カウンターパート方式」で被災市町村をそれぞれを専属的に支援した。筆者も,鹿児島県担当の宇城市で集中的に支援活動を行い,災害対策本部等に助言している。本発表では,この活動や宇城市提供データに基づき,宇城市での被害や避難者の実態を報告する。<br><b>【地震の概要】</b>2016年4月14日…

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  • 口永良部島噴火災害にかかわる応急対策支援活動

    岩船 昌起 日本地理学会発表要旨集 2015a (0), 100194-, 2015

    <b>【はじめに】</b>2015年5月29日9時59分に口永良部島新岳が爆発的に噴火した。湯向地区の住民8人は,自宅退避後に12時頃に海上保安庁の小型船舶等で救出された。本村地区等の住民124人は,番屋ヶ峰に一時避難後,本村港に着岸した「太陽丸」に乗り込み,15時42分に島から脱出した。3人の島民は自らの漁船で屋久島へ向かった。立ち入り禁止の向江浜地区に居た80代の男性が顔や手に火傷を負い,気…

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  • 東日本大震災後に建設された仮設住宅の室内気候

    高橋 信人, 岩船 昌起 季刊地理学 67 (1), 22-38, 2015

    東日本大震災後に建設された岩手県宮古市の仮設住宅の室内で2012年3月以降の約2年間,温湿度の観測をおこなった。この観測結果に基づき,主に夏季と冬季の晴天日における温湿度の平均的な日変化に注目して,仮設住宅の室内気候の建築タイプによる違いと,高齢者が生活する仮設住宅内での室内気候の特徴を調べた。建築タイプによって仮設住宅の室温の日変化は異なり,軽量鉄骨造りで室内にむき出しの鉄柱がある仮設住宅は,…

    DOI Web Site Web Site 被引用文献2件 参考文献1件

  • 健康地理学と微地形環境

    岩船 昌起 日本地理学会発表要旨集 2014s (0), 100036-, 2014

    ...なお、本研究は、科学研究費助成事業「基盤研究(C)」「BLS環境の定量的把握とBLSマップの作成(研究課題番号:23500831、岩船昌起)」の成果の一部を含む。...

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  • BLSコミュニティと地域防災

    岩船 昌起 日本地理学会発表要旨集 2014a (0), 155-, 2014

    ...<br>  なお,本研究は,平成23~25年度科学研究費助成事業(学術研究助成基金助成金(基盤研究(C))「BLS環境の定量的把握とBLSマップの作成(研究代表者:岩船昌起)」の一部である。...

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  • 消防団員による津波警戒時の門扉閉鎖と緊急避難行動

    岩船 昌起 日本地理学会発表要旨集 2014s (0), 100266-, 2014

    <b>【はじめに】</b>東日本大震災では、岩手県宮古市でも津波襲来直前まで防潮堤門扉の閉鎖や警戒活動等に携わっていた消防団員16名が殉職された。現在、被災地だけでなく日本各地で地域防災計画の見直しが行われており、命を優先した避難体制の強化が求められている。 本発表では、2012年12月7日に三陸沖で発生したマグニチュード7.3の地震に対応した消防団員の行動を考察し、岩手県宮古市で現在進められて…

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  • 日本のAEDマップと霧島市のBLSマップ

    山口 史枝, 岩船 昌起, 霧島市 消防局 日本地理学会発表要旨集 2014a (0), 152-, 2014

    ...なお,本研究は,平成23年度科学研究費助成事業(学術研究助成基金助成金(基盤研究(C)(一般))「BLS環境の定量的把握とBLSマップの作成(研究代表者:岩船昌起)」の対象プロジェクトの一部である。...

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  • 津波被災地での仮設住民の健康と生活環境

    岩船 昌起, 関根 良平, 松本 宏明, 石井 佳世, 白井 祐浩 日本地理学会発表要旨集 2013a (0), 100067-, 2013

    ...<br> なお、本研究は、公益財団法人 トヨタ財団 「2012年度研究助成プログラム東日本大震災対応『特定課題』政策提言助成」の対象プロジェクト「復興公営住宅の住まいづくりとそれを取り巻くまちづくりへの提言(D12-EA-1017, 岩船昌起)」の一部である。...

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  • 岩手県宮古市における仮設住宅入居住民の生活行動空間

    関根 良平, 岩船 昌起, 増沢 有葉 日本地理学会発表要旨集 2013s (0), 313-, 2013

    東日本大震災より2年を経た現在においても、被災者の生活再建の礎となるべき定住の地が定まらない被災者は数多く、多くの被災住民は「応急」仮設住宅をひとまずの仮の生活拠点とすることを余儀なくされている。加えて、今や被災地に限ったことではないとはいえ、この大震災は住民の高齢化と水産業など主要産業の不振が顕著であった地域に甚大な被害をもたらした。とはいえ管見の限りにおいては、原発事故の影響が甚大であり、住…

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  • 宮古市の仮設住宅住民の心理的健康と個別的経験

    松本 宏明, 石井 佳世, 白井 祐浩, 岩船 昌起 日本地理学会発表要旨集 2013s (0), 312-, 2013

    【背景と目的】東日本大震災後、被災3県を中心に供給された約5万3千戸の応急仮設住宅の入居者の多くは、災害復興公営住宅等に移り住むことを希望している。被災地再建研究グループ復興公営住宅班は、復興公営住宅の建築に係る基礎的データ取得のため、岩手県宮古市において2012年4月から①仮設住宅内の温湿度環境や構造物等の計測②不便・改善点の聞き取り③仮設住宅住民の体力や体格の計測や空間行動の聞き取り等の調査…

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  • 仮設住宅住民の日常生活における身体活動

    白井 祐浩, 岩船 昌起, 山下 浩樹 日本地理学会発表要旨集 2013s (0), 311-, 2013

    【背景】仮設住宅住民の中でも、特に高齢者については、身体活動量低下による廃用症候群(いわゆる「生活不活発病」)の発症が震災発生直後から危惧されていた。しかしながら、実際に複数の被災者を対象として実測し、身体活動量を具体的にデータとして提出した研究は、震災直後に避難所であった「ビックパレットふくしま」での報告を除き、ほとんど報告されていない。そこで本研究では、仮設住宅住民の日常生活活動における体力…

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  • 温湿度を指標とした仮設住宅室内の居住環境の評価

    高橋 信人, 岩船 昌起 日本地理学会発表要旨集 2013a (0), 100071-, 2013

    <b>1.研究目的</b> <br> 本研究グループは、仮設住宅内の居住環境や人体への影響を評価するための基礎データを収集することを目的として、東日本大震災の直後に建設された仮設住宅内で温湿度の観測を続けている。この観測は2012年3月に開始した。当初は岩手県宮古市の仮設住宅Cの二戸のデータのみを収集していたが、2012年の秋からは仮設住宅の造りによる違いを明らかにすることをめざし、場所や種別が…

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  • 宮古市の仮設住宅における住民活動の事例

    中村 美香子 日本地理学会発表要旨集 2013s (0), 309-, 2013

    ...付記 本発表は、公益財団法人 トヨタ財団 「2012年度研究助成プログラム東日本大震災対応『特定課題』政策提言助成」の対象プロジェクト(D12-EA-1017, 代表岩船昌起)の助成で実施した。...

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  • 宮古市仮設住宅への生活復興支援の経緯

    葛 浩史 日本地理学会発表要旨集 2013s (0), 308-, 2013

    ...付記 本発表は、公益財団法人 トヨタ財団 「2012年度研究助成プログラム東日本大震災対応『特定課題』政策提言助成」の対象プロジェクト(D12-EA-1017, 代表岩船昌起)の助成で実施した。...

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  • 東日本大震災における仮設住宅の生活環境と住民の健康(趣旨説明)

    豊島 正幸, 岩船 昌起 日本地理学会発表要旨集 2013s (0), 307-, 2013

    1.東日本大震災津波被害の概要(岩手県)2011年3月11日に発生した東日本大震災津波により、岩手県では、死者・行方不明者5千8百人余、家屋倒壊数約2万4千戸という甚大な被害を受け、約4万人が避難所からの生活再建を余儀なくされた。岩手県内の避難所は373箇所を数えた(同年3月31日時点)。2.避難所から応急仮設住宅へ …

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  • 岩手県宮古市における仮設住宅の生活環境と住民の健康

    岩船 昌起 日本地理学会発表要旨集 2013s (0), 314-, 2013

    【はじめに】「東日本大震災による被災地の再建にかかわる研究グループ(被災地再建研究グループ)」では、「復興計画」で中核の一つである復興公営住宅に注目し、「復興公営住宅班」を編成して共同研究を行っている。復興公営住宅への入居希望者の大半は、津波で自宅が全壊した人々であり、彼らは応急仮設住宅等で現在暮らしている。復興公営住宅の建設によって、暮らしやすい「住まい」と「まち」が実現するためには、入居予定…

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  • 宮古市の仮設住宅室内における春季の温度環境

    高橋 信人, 佐野 嘉彦, 岩船 昌起 日本地理学会発表要旨集 2012a (0), 100104-, 2012

    1.研究目的 2011年3月11日に起こった東日本大震災に伴い、現在でも多くの被災者が仮設住宅において生活を続けている。発表者らは、仮設住宅における住環境や人体への影響を定量的に評価するための基礎データを収集することを目的として、岩手県宮古市にある愛宕仮設住宅内の一室において2012年3月より温度環境の観測および分析を始めた。本発表では観測開始時から春季における仮設住宅内の温度環境の特徴について…

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  • 霧島市におけるBLSマップの作成

    岩船 昌起, 山口 史枝 日本地理学会発表要旨集 2012a (0), 100141-, 2012

    ...なお,本研究は,平成23年度科学研究費助成事業(学術研究助成基金助成金(基盤研究(C)(一般))「BLS環境の定量的把握とBLSマップの作成(研究代表者:岩船昌起)」の対象プロジェクトの一部である。...

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  • 岩手県宮古市での「復興公営住宅共同研究」の概要

    岩船 昌起, 山下 浩樹, 佐野 嘉彦, 高橋 信人, 増沢 有葉, 関根 良平, 佐々木 歩, 高木 亨, 菊池 春子, 佐藤 育美 日本地理学会発表要旨集 2012a (0), 100144-, 2012

    ...なお、本研究は、公益財団法人 トヨタ財団 「2012年度研究助成プログラム東日本大震災対応『特定課題』政策提言助成」の対象プロジェクト(D12-EA-1017,代表者 岩船昌起)の一部である。...

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  • 仮設住宅住民の身体活動量・日常生活動作能力

    山下 浩樹 日本地理学会発表要旨集 2012a (0), 100122-, 2012

    ...なお、本研究は公益財団法人トヨタ財団「2012年度研究助成プログラム東日本大震災対応『特定課題』政策提言助成」の対象プロジェクト「復興公営住宅の住まいづくりとそれを取り巻くまちづくりへの提言(D12-EA-1017,代表者 岩船昌起)」の一部である。...

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  • 堤防を越えた津波の動態と人びとの避難行動

    岩船 昌起 日本地理学会発表要旨集 2012s (0), 100079-, 2012

    <b>【はじめに】</b>本研究では,2011年3月11日に撮影された「津波映像」の解析に基づき,市街地に流入した津波の動態を明らかにし,人びとの避難行動とかかわる時空間スケールでの避難環境を考察する。<b>【対象と地域】</b>「津波映像」は,岩手県宮古市市庁舎5階から市職員によって2011年3月11日15時17分から26分19秒間撮影された。撮影範囲である市役所東側の閉伊川河口周辺市街地では…

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  • 新燃岳周辺地域における「噴火」に対する危機管理

    岩船 昌起 日本地理学会発表要旨集 2011f (0), 100153-100153, 2011

    新燃岳(1,421m)は,霧島屋久国立公園の核心地である「えびの高原」から東南約6?qに位置する。2011年1月以降の火山活動の活発化で立入規制区域が拡大し,3月後半以降では規制が解除されつつある。しかし,噴火時に噴石から身を隠すシェルターがない韓国岳等では登山者の安全が確実に担保されたとは言い難く,入山規制の解除には至っていない。本研究では,噴火活動の推移とそれに対応した危機管理をまずは概観す…

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  • AEDの運搬距離と応答者の走力との関係

    岩船 昌起 日本地理学会発表要旨集 2009f (0), 110-110, 2009

    <B>【はじめに】</B>一次救命処置(BLS)で除細動を可能とするAED(自動対外式除細動器)は,世界標準の救急蘇生法の確立・普及とともに米国を中心に多くの施設等で設置が進みつつある。しかし,2004年7月に一般市民へのAED使用が許可されて間もない日本では,高価なAEDを十二分な数だけ配備した施設等は少なく,複雑に入り組んだ建物や広大な敷地を極少数のAEDがカバーすることが多い。このような現…

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  • 一次救命処置に関わる大学キャンパスの環境評価

    岩船 昌起 日本地理学会発表要旨集 2009s (0), 146-146, 2009

    B>【はじめに】</B>一次救命処置(BLS)で除細動を可能とする自動体外式除細動器(AED)は,世界標準の救急蘇生法の確立・普及とともに米国を中心に多くの施設等で設置が進みつつある。しかし,2004年7月に一般市民へのAED使用が許可されて間もない日本では,高価なAEDを十二分な数だけ配備した施設等は少なく,複雑に入り組んだ建物や広大な敷地を極少数のAEDがカバーすることが多い。このような現状…

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  • 穂高岳涸沢カールで融雪期に生じた岩壁崩壊

    岩船 昌起 地学雑誌 105 (5), 569-589, 1996

    Based on the direct observation of two rock avalanches occurred in the snow-melt seasons of 1993 and 1995 at Karasawa Cirque in Mt. Hotaka-dake (3, 190 m a.s.l., 36°15' N, 137°39' E), central Japan, …

    DOI Web Site 被引用文献5件 参考文献56件

  • 島嶼研だより : 69

    鹿児島大学国際島嶼教育研究センター 島嶼研だより 69 1-10,

    地の利を得た鹿児島島嶼学の強みと可能性 / 長嶋俊介 (国際島嶼教育研究センター)

    機関リポジトリ

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