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検索結果 3,628 件

  • 道路交通騒音予測のための車両騒音モデル構築法の提案

    岩本 凌, 白橋 良宏, 和田 将行, 山崎 徹 自動車技術会論文集 55 (2), 264-269, 2024

    自動車の道路交通騒音の予測のために,車両単体騒音を正確に予測する騒音モデルの構想・構築法を示す.また,騒音モデルの活用事例として,100%電動駆動ハイブリッド車を対象に一般道路における車両単体の道路交通騒音へ及ぼす影響を検討したので結果を報告する.

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  • 病棟避難の検討

    山田 哲久, 名取 良弘 日本臨床救急医学会雑誌 26 (6), 752-757, 2023-12-28

    <p>20床の救急病棟で夏季にエア・コンディショナーの故障により,深夜帯に病棟避難を行った事例を経験したのでCSCATTTに沿って振り返りを行った。<b>事例</b>:16時頃エア・コンディショナーの調子が悪くなったため扇風機で対応をした。翌日0時15分,入院を維持することは困難となり,病棟避難を決定した。入院患者17人で担送12人,護送3人,独歩2人であった。受け入れ病棟はICU …

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  • 膵臓がん治療の最前線~早期発見と最新の治療~

    鈴木 裕, 百瀬 博一, 松木 亮太, 小暮 正晴, 阿部 展次, 須並 英二, 阪本 良弘 杏林医学会雑誌 54 (4), 209-212, 2023-12-28

    <p>膵臓がんは最も治療成績の悪いがんのひとつと考えられている。早期診断が難しく,容易に進展転移するため,およそ半分の患者さんが切除できない段階で発見される。また,うまく切除できたとしても高率に再発する。その手術は難易度が高く高度な技術を必要とする。しかし,手術治療単独での長期生存率は決して高くない。現在は術前術後補助化学療法に手術治療を組み合わせた集学的治療が中心になり,良好な成績をおさめてい…

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  • 当院での大腸癌治療に関して ─早く見つけて,しっかり治そう!─

    吉敷 智和, 麻生 喜祥, 飯岡 愛子, 若松 喬, 本多 五奉, 片岡 功, 金 翔哲, 磯部 聡史, 代田 利弥, 深澤 智將, 阪本 良弘, 阿部 展次, 須並 英二 杏林医学会雑誌 54 (4), 205-207, 2023-12-28

    <p>大腸癌の罹患率・死亡率はともに増加傾向にある。一方で,早期の段階で治療介入すれば,高い確率で治癒が望める疾患であるため,早期発見・治療が重要である。早期の大腸癌は,消化管内視鏡による治療で根治を目指すことができる。内視鏡治療で根治が得られない場合には,外科的手術が必要である。近年は,開腹手術から腹腔鏡手術,ロボット支援手術などの低侵襲手術に移行してきている。肛門に近接した腫瘍に対しても,自…

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  • 九州地域の若齢スギ造林地におけるシカ被害リスクの広域評価

    山川 博美, 濱田 辰広, 長渕 直, 森 秀紀, 木學 良広, 鈴木 圭, 野宮 治人 森林総合研究所研究報告 22 (4), 209-215, 2023-12-22

    <p>ニホンジカの生息個体数の増加や分布拡大により、多くの地域でシカの採食が人工林に深刻な被害を与えている。そこで、若齢スギ造林地に対するシカによる被害リスクを広域で明らかにするため、九州地域を対象として、簡単なシカの痕跡調査 (スギおよびヒノキの成木に対する剥皮痕、シカ糞、下層植生への採食痕の多寡、シカ道および足跡の有無) …

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  • ISO/TC 43・ISO/TC 43/SC 1・ISO/TC 43/SC 2・ISO/TC 43/SC 3総会

    鈴木 陽一, 倉片 憲治, 今泉 博之, 佐藤 洋, 赤松 友成, 山崎 隆志, 藤坂 洋一, 鵜木 祐史, 桑野 園子, 山田 一郎, 高橋 幸雄, 下田 康平, 和田 将行, 白橋 良宏, 森長 誠, 大島 俊也, 杉江 聡, 吉村 純一, 小林 知尋, 横田 考俊, 白木 秀児, 平川 侑, 平光 厚雄, 鈴木 航輔 日本音響学会誌 79 (12), 630-635, 2023-12-01

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  • セマンティックセグメンテーションを用いた動的背景置換によるAR仮想空間システムの実装

    坪木, 良宏, 川上, 朋也, 松本, 哲, 義久, 智樹, 寺西, 裕一 第31回マルチメディア通信と分散処理ワークショップ論文集 264-266, 2023-10-18

    拡張現実(Augmented Reality, AR)技術は様々な場で着目されており,博物館などのエンターテインメント分野でも活用されている.筆者らはスマートフォンなどのモバイルデバイスを用いた仮想空間体験を提供するため,これまで撮影画像の推定深度に基づいてリアルタイムに背景を除去する手法と AR …

    情報処理学会

  • 脳神経外科領域での治打撲一方の投与の現状分析から投与法の検討

    山田 哲久, 名取 良弘, 甲斐 康稔 脳神経外科と漢方 8 (1), 16-20, 2023-08-30

    <p>治打撲一方は,脳神経外科領域では外傷による皮下血腫や術後の腫脹に対して投与されていると考えられる。しかし,ガイドラインなど統一した投与基準はなく,担当医の判断によるところが大きいと考えられる。当院脳神経外科での治打撲一方の投与の現状を調査し,効果を検討した。外傷による皮下血腫や術後の皮下腫脹に対して効果があり,有効と考えられた。外傷による痛みに関しては,効果判定に客観性がなく判断困難であっ…

    DOI Web Site 医中誌

  • 農業法人の「強み」「弱み」とスマート農業技術の将来の導入意向に関する分析―稲作経営を対象として―

    上西 良廣, 南石 晃明 農業情報研究 32 (2), 57-65, 2023-07-01

    <p>本研究では,稲作法人経営に関して競合他社と比較した自社の「強み」「弱み」の評価に注目し,スマート農業技術の将来の導入意向を規定する要因を明らかにすることを目的とする.具体的には,全国農業法人アンケートの調査結果を用いて,今後の普及の伸びしろが大きいスマート農業技術の将来の導入意向を目的変数,自社の「強み」「弱み」を説明変数として,決定木分析を行った.決定木分析の結果,「ドローンや人工衛星を…

    DOI Web Site 参考文献6件

  • 南伊豆地域におけるEucalyptus salignaなどEucalyptus属樹木5種の造林試験の経過報告

    辻 和明, 渡邉 良広, 木村 恒太, 江口 由典, 井上 広喜, 鴨田 重裕, 村瀬 一隆 中部森林研究 71 27-28, 2023-06-30

    樹芸研究所はNEDO事業に協力し千葉県北にてユーカリのエネルギーの森作りに取り組んでいる。国内で未活用状態が続く早生樹ユーカリの活用促進は樹芸研究所の重要なテーマの一つであり,1980年代に実施した適応試験で良好な成長を示したユーカリ10種ほどの生産性を確認する目的で再造林試験を進めている。本報告ではEucalyptus smithii,E. elata,E. piperita,E. …

    DOI 機関リポジトリ HANDLE

  • トドマツ分離集団のイオノーム分析:シュート伸長量を決める遺伝と環境要因

    後藤 晋, 大森 良弘, 森 英樹, 種子田 春彦 日本森林学会大会発表データベース 134 (0), 146-, 2023-05-30

    <p>近年、植物栄養学の分野でイオノームという分析手法が発達しており、葉や根における元素の濃度をハイスループットに測定できるようになってきた。本研究では、高標高産と低標高産で初期成長が大きく異なるトドマツ分離集団を対象に、2020年と2021年に針葉を採取し、トドマツ針葉における20元素の濃度を調べた。各年のシュート伸長量と各元素の濃度の相関を調べたところ、多くの元素が有意に正の相関を示したが、…

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  • 金沢大学学術データ管理システムの現状とこれから

    松平 拓也, 笠原 禎也, 高田 良宏, 濵 貴幸, 蟹屋敷 祐介 情報知識学会誌 33 (2), 142-147, 2023-05-20

    <p> 金沢大学は,令和2年度に「先端研究基盤共用促進事業(コアファシリティ構築支援プログラム)」の採択を受け,採択事業の柱の一つとして,研究データを適切に管理可能とする「金沢大学学術データ管理システム(ARCADE2)」の構築を進めている.特に本システムは「金沢大学学術データマネジメントポリシー」において,研究データに限ることなく,本学における教育に関する活動を通じて収集または生成されたデータ…

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  • 民具資料情報収集のためのクラウドソーシングシステムの構築

    川邊 咲子, 橋本 雄太, 林 正治, 堀井 洋, 堀井 美里, 中村 圭佑, 小川 歩美, 佐々木 紫帆, 高田 良宏, 卓 彦伶, 山地 一禎, 山下 俊介 情報知識学会誌 33 (2), 162-167, 2023-05-20

    <p> 本発表では,民具資料情報の収集を支援するクラウドソーシングシステムの構築に向けた取り組みについて紹介し,今後の展開について議論を行う.日本各地において,民具は地域の歴史的・文化的資料として収集・保存されてきたが,展示や教育・学術活動に活用されることなく死蔵状態に陥っている資料が少なくない.問題解決に向け,学術資源リポジトリ協議会(Re*poN)は,民具資料情報を収集するクラウドソーシング…

    DOI Web Site 参考文献1件

  • 稲作法人経営における自動化・ロボット技術の活用要因の解明

    馬場 研太, 南石 晃明, 長命 洋佑, 上西 良廣 農業情報研究 32 (1), 1-25, 2023-04-01

    <p>本稿では,稲作法人経営における自動化・ロボット技術の活用を規定する要因(以下,活用要因)を明らかにする.具体的には,全国農業法人アンケートに基づいたプロビット分析を行う.プロビット分析では,被説明変数に各自動化・ロボット技術の現在の活用状況を,説明変数に経営の目標・管理や経営・経営者属性を設定する.分析の結果,「操作アシスト機能付き農業機械」と「作物栽培機械作業の自動化・ロボット」に共通の…

    DOI Web Site 被引用文献1件 参考文献5件

  • [論文] 奈良弘暦者・吉川家の近代 : 陰陽師の身分喪失と暦師の家業継続

    下村, 育世 国立歴史民俗博物館研究報告 240 35-53, 2023-03-31

    弘暦者とは、近世の暦師や暦問屋に出自をもち、人々の手に直接暦を届ける実働部隊として目立たないながらも欠くことのできない、近代の暦の通行制度のうちの「頒暦」のフェーズの末端を担った存在であった。しかし神宮司庁による頒暦制度が成立するまでの過渡期の存在として従来あまり関心を向けられず、資料的制約もあり研究もほとんどされず不明な部分が大きかった。 …

    機関リポジトリ

  • 表計算ソフト(エクセル)と一次元バーコードを活用した確実な検体受領管理システムの構築

    半田 卓, 安達 良弘, 三澤 敏信, 土屋 修平, 佐藤 友晴, 後藤 敏和, 菊地 惇 総合健診 50 (2), 269-273, 2023-03-10

    <p> 短時間に多数の尿検体を受領する大学の学校健診に於いて、持ち帰った尿検体が、健診システムにて予約登録された数より不足するという事例が生じた。確実な検体受領管理を行うシステムの構築を目指した。従来法では、尿検体受領ブースにて担当者が、事前に健診システムから印刷されたバーコードラベルを尿検体に貼付し、受診票及び一覧用のチェックシートに手書きチェックしていた。一覧用のチェックシートは尿検体数のみ…

    DOI Web Site 医中誌 参考文献1件

  • 最大応答復元力に基づいたキャップ減衰モデルの開発

    茂木 良宏, 中村 尚弘, 鍋島 国彦, 太田 成 日本建築学会技術報告集 29 (71), 115-120, 2023-02-20

    <p>Stiffness proportional or Rayleigh damping are well-known typical viscous damping, but since it depends on the frequency, it becomes a problem when the damping coefficient is to be kept constant …

    DOI Web Site 参考文献12件

  • 線形・非線形光学分光による薄膜成長評価

    大野 真也, 宮内 良広, 平田 靖透 日本結晶成長学会誌 50 (2), n/a-, 2023

    <p>  Two types of the linear optical spectroscopic methods, that is, surface differential reflectance spectroscopy (SDRS) and reflectance difference spectroscopy (RDS) are described. These methods …

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  • 超音波3次元画像と2次元画像間のレジストレーションによる治療部位推定システムの開発

    田中 公基, 中澤 卓海, 枝元 良広, 桝田 晃司 生体医工学 Annual61 (Abstract), 241_1-241_1, 2023

    <p> 手術中の画像レジストレーション手法において、超音波2次元画像(2DUS)をMRIと位置合わせする方法[1]では,画質の点で位置決めに有効な一方,モダリティ間の抽出能の違いから運用の煩雑さが問題である.そこで我々は事前に取得した超音波3次元画像(3DUS)と2DUSとの間のレジストレーションによる治療部位推定を行ってきた.[2] しかし, …

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  • 数学教育における「批判的リテラシー」の表出に関する一考察

    久保 良宏 日本科学教育学会年会論文集 47 (0), 219-222, 2023

    <p>抑圧された文化の打開を背景とする批判的リテラシーの概念は,民主的な社会を維持,発展させる上で重要である.ここでの「批判」をわが国特有の文化に照らすと,「同調」という側面にも目を向ける必要があるのではないかと考えた.そこで「自転車の危険性」に関する新聞記事を参考に,わが国の自転車の問題についての質問紙を作成し,大学生と中学生から回答を求めた.主に大学生の記述を批判的リテラシーや数学的リテラシ…

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  • 住宅種別ごとの道路交通騒音に対する住民反応への曝露量と非音響要因の影響

    古味 由惟, 横島 潤紀, 森長 誠, 辻村 壮平, 山内 勝也, 白橋 良宏, 山崎 徹 自動車技術会論文集 54 (5), 880-886, 2023

    本報では,道路交通騒音によるアノイアンスや生活妨害と騒音曝露量や非音響要因との関連性について,住宅種別ごとにクロス集計およびロジスティック回帰分析を行った.結果として,戸建て住宅と集合住宅では,アノイアンスや生活妨害に対する騒音曝露量や非音響要因からの影響が異なることが明らかになった.

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  • 新型コロナウイルス感染症流行による脳神経外科疾患の症例数の変化の検討

    山田 哲久, 名取 良弘 NEUROSURGICAL EMERGENCY 28 (1), 1-5, 2023

    <p> 新型コロナウイルス感染症の流行や緊急事態宣言の発令で人々の生活は感染対策が中心となった.この状況下で脳神経外科疾患の症例数に変化が生じたか検討した.当院脳神経外科で2017年1月から2022年12月までに入院加療を行った症例を対象とした.対象症例を2017年~2019年まで(コロナ禍前)と2020年~2022年まで(コロナ禍)に分けて,総数および脳腫瘍,脳血管障害,神経外傷,慢性硬膜下血…

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  • 当院の特定機能病院リハビリテーション病棟における入棟時サルコペニアの有無と関連因子の検討

    倉内 健生, 大濱 倫太郎, 仮屋 有華, 外薗 幸和, 池田 恵子, 黒仁田 武洋, 小原 卓博, 木村 玲央, 宮良 広大, 下堂薗 恵 九州理学療法士学術大会誌 2023 (0), 170-, 2023

    <p>【はじめに】 サルコペニアとは骨格筋量、筋力、身体機能が低下した状態であり、早期発見、適切な治療介入が推奨されている(Cruz-Jentoftら、2019)。身体機能障害を伴うサルコペニアは、海外のリハビリテーション病院では約50%(Sánchez-Rodríguezら、2016)、本邦の回復期リハビリテーション病棟(以下、リハ病棟)では53% …

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  • 足底への振動刺激とリズミック・スタビリゼーションの導入にて顕著な立位バランス能力の向上を認めた小脳腫瘍内出血患者の一例

    小原 卓博, 宮田 隆司, 大濵 倫太郎, 宮良 広大, 黒仁田 武洋, 倉内 健生, 下堂薗 恵 九州理学療法士学術大会誌 2023 (0), 18-, 2023

    <p>【目的】 運動失調とは協調運動の障害であり、運動や動作を円滑に行うため多数の筋肉が調和を保って働くことができなくなった症状である。今回、小脳腫瘍出血後の運動失調の影響でバランス能力の低下や歩行障害を呈した回復期患者に対し、種々の治療介入にもかかわらず立位バランス能力の向上に難渋した。その原因として足底の感覚障害や下肢筋群の協調的な収縮不全を考え、全身振動刺激装置を用いた足底への振動刺激やリ…

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  • 小学校理科と算数との関連の認識に関する教員養成系大学生の傾向-

    太刀川 祥平, 久保 良宏, 安藤 秀俊 日本科学教育学会年会論文集 47 (0), 101-102, 2023

    <p>専門性が多様な小学校教師が, 「算数」と「理科」との関連性についてどのように認識しているかを調査した事例は少ない.本稿ではこの点について,数学教育の立場から教員養成に着目して検討した.具体的には,小学校の教員免許状の取得を目指す大学生に対し,小学校「理科」の「つり合い」に関する教科書の記述を示し,この内容と「算数」との関連性をどのように認識しているかに関して質問紙調査から学生の回答を調べた…

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  • ロケット打ち上げと地域経済

    宮町 良広 日本地理学会発表要旨集 2023s (0), 68-, 2023

    <p>1.はじめに</p><p> 北海道十勝地方の大樹町がロケット打ち上げで盛り上がっている、というニュースを耳にした人は少なくないであろう。確かにロケットには夢やロマンを感じるものの、実現可能性については半信半疑の人もいるのではないだろうか。</p><p> 我々の日常生活は宇宙開発とつながっている。スマホで現在地がわかるのはアメリカのGPSという位置測定衛星の電波を受けているからである。ウクラ…

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  • 歯科法医学の死因究明における役割と歯に認められる中毒物質について

    山田 良広 日本毒性学会学術年会 50.1 (0), S12-2-, 2023

    <p>歯科法医学は1988年に東京帝国大学で開講された法医学における「個人識別」に特化した学問として1964年に東京歯科大学に設立された比較的新しい研究分野である。 死因究明等推進基本法は令和2年4月に施行された,死因究明等(死因究明及び身元確認)に関する施策を総合的かつ計画的に推進し,もって安全で安心して暮らせる社会及び生命が尊重され個人の尊厳が保持される社会の実現に寄与することを目的とした法…

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  • 当センター救急外来を受診した小児木の実類アレルギー患者の特徴

    大瀧 悠嗣, 北村 勝誠, 松井 照明, 高里 良宏, 杉浦 至郎, 伊藤 浩明 日本小児アレルギー学会誌 36 (5), 490-498, 2022-12-20

    <p>目的</p><p>日本の小児における木の実類アレルギーの増加が報告されているが,小児の救急受診患者の背景や誘発症状を検討したものはなく,当センターにおける状況を分析した.</p><p>方法</p><p>2016年2月~2021年10月に木の実類の即時型症状で救急外来を受診した29例(27名)について,原因食物,患者背景,誘発症状,治療を診療録から後方視的に検討した.</p><p>結果</p…

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献1件 参考文献12件

  • アセトアミノフェン過敏症の2症例

    松尾 嘉人, 松井 照明, 田上 和憲, 牧野 篤司, 北村 勝誠, 高里 良宏, 杉浦 至郎, 伊藤 浩明 日本小児アレルギー学会誌 36 (5), 516-521, 2022-12-20

    <p>アセトアミノフェン過敏症の詳細な機序は不明だが,免疫学的,薬理学的機序の2群が想定されている.また,他のNSAIDs過敏症を合併せずに免疫学的機序が想定される例での寛解報告はない.自然寛解例を含む2例で,免疫学的検討を行ったため報告する.1例は発熱時にアセトアミノフェンを内服し高熱と紅潮を認めた既往のある15歳女児.アセトアミノフェン8.5 …

    DOI Web Site 医中誌 参考文献14件

  • 推定深度に基づく動的背景置換によるAR仮想空間システムの実装

    坪木, 良宏, 川上, 朋也, 松本, 哲, 義久, 智樹, 寺西, 裕一 第30回マルチメディア通信と分散処理ワークショップ論文集 173-174, 2022-10-17

    拡張現実(Augmented Reality, AR)技術は様々な場で着目されており,博物館などのエンターテインメント分野でも活用されている.筆者らはスマートフォンなどのモバイルデバイスを用いた仮想空間体験を提供するため,撮影画像の推定深度に基づいてリアルタイムに背景を除去する手法と AR システムを提案している.本論文では従来システムを新たに拡張し,ユーザの端末から送信されたモーション情報に基…

    情報処理学会

  • プリズムを用いた光入力素子の結合特性に関する研究

    若杉 郁斗, 横田 光広, 中 良弘 電気関係学会九州支部連合大会講演論文集 2022 (0), 92-92, 2022-09-15

    <p>現在の情報化社会において高速かつ大容量な通信回路や通信環境は不可欠なものとなっている。光通信はこれらを支える最も重要な技術であり、データを正しく伝送するためには光通信モジュールの損失を知る必要がある。光導波路間の光結合効率がいかに与えられるかを知ることは光通信モジュールの設計上重要である。伝搬する光波を光導波路に結合させる場合、導波路の端面から直接光波を結合させることは効率が悪い。そこでプ…

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  • 数学教育における「批判的思考」の社会的文脈からの具体化

    久保 良宏, 菅原 大, 太刀川 祥平 日本数学教育会雑誌 104 (9), 2-13, 2022-09-01

    <p> 本研究の目的は,「社会の問題の考察に数学を批判的に用いる」に焦点をあてて教材を開発し,批判的思考を具体化するための枠組みに沿って授業を実践して,生徒の発言を分析することである.具体的には,プロ野球の「トリプルスリーほぼ確実」とする新聞記事(2015年)に示された「ほぼ確実」という表現に着目して教材を開発し,実践した授業における生徒の発言を,トランスクリプトを作成して「批判的思考の構成要素…

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  • ボンラクト<sup>Ⓡ</sup> iと豆腐・豆乳とのアレルゲン性の比較検討

    松井 照明, 田島 巌, 牧野 篤司, 内藤 宙大, 森山 達哉, 渡邊 弥一郎, 北村 勝誠, 高里 良宏, 杉浦 至郎, 和泉 秀彦, 伊藤 浩明 日本小児アレルギー学会誌 36 (3), 234-240, 2022-08-20

    <p>目的:ボンラクト<sup>Ⓡ</sup> iの原料である酵素分解分離大豆たんぱく(酵素分解SPI)は,熱処理と酵素処理により低アレルゲン化されている可能性があり,そのアレルゲン性を確認することを目的とした.</p><p>方法:1.酵素分解SPI及びその原料のSPIのポリアクリルアミド電気泳動(SDS-PAGE)及び免疫ブロッティングを行った.2.大豆アレルギー患者に対して皮膚プリックテスト…

    DOI Web Site 参考文献10件

  • 器質化慢性硬膜下血腫に対する治打撲一方の効果の検討

    山田 哲久, 名取 良弘, 甲斐 康稔, 雨宮 健生, 林 大輔 脳神経外科と漢方 7 (1), 14-18, 2022-07-30

    <p>器質化慢性硬膜下血腫の治療には難渋することが多く,これまでも様々な方法が報告されている。当院で経験した器質化慢性硬膜下血腫で治打撲一方を投与した症例を後方視的に検討し治療方法を考察した。対象症例は9例あり,効果があったと考えられた症例は6例であった。検討の結果,器質化慢性硬膜下血腫に対して穿頭術後に治打撲一方を通常投与量で3ヶ月程度投与することで血腫の縮小が期待できる可能性があると考えられ…

    DOI Web Site 医中誌

  • 背景置換処理のオフローディングによるARシステムの実装評価

    坪木, 良宏, 川上, 朋也, 松本, 哲, 義久, 智樹, 寺西, 裕一 マルチメディア,分散,協調とモバイルシンポジウム2022論文集 2022 204-210, 2022-07-06

    近年注目を集める仮想空間技術の一つに仮想現実(Virtual Reality, VR)技術があり,モバイル端末を用いた視覚的なアプリケーションとして,ユーザがあたかも仮想空間にいるかのように見せる仕組みが普及している.しかし,一般的な VR では視界全体が仮想世界となるため現実世界の周囲の状況を把握できずユーザの物理的移動は制限されてしまう.そこで,ユーザの物理的移動が制限されることのない仮想世…

    情報処理学会

  • 長野県における特定外来生物シグナルザリガニの新産地および移入起源推定

    北野 聡, 石塚 徹, 村上 賢英, 澤本 良宏, 西川 潮, 大高 明史 保全生態学研究 27 (1), n/a-, 2022-04-15

    <p>2011年から 2020年にかけて長野県内の 6水域で特定外来生物シグナルザリガニ <i>Pacifastacus leniusculus</i>が新たに確認された。本種の定着が確認された水域は、標高 670 -1300 mのダム湖やため池、緩勾配河川であった。シグナルザリガニに共生するヒルミミズ類 Branchiobdellidaの種組成およびミトコンドリア DNA配列を分析した結果、 …

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  • ISO/TC 43・ISO/TC 43/SC 1・ISO/TC 43/SC 2・ISO/TC 43/SC 3総会

    鈴木 陽一, 倉片 憲治, 今泉 博之, 佐藤 洋, 赤松 友成, 山崎 隆志, 藤坂 洋一, 内田 匠, 鵜木 祐史, 桑野 園子, 山田 一郎, 大島 俊也, 高橋 幸雄, 下田 康平, 白橋 良宏, 杉江 聡, 小林 知尋, 永幡 幸司, 森長 誠, 白木 秀児, 平光 厚雄, 古賀 貴士, 平川 侑, 澤田 浩一 日本音響学会誌 78 (4), 203-208, 2022-04-01

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  • グローバル生産ネットワーク論の発展と論争

    宮町 良広 経済地理学年報 68 (1), 4-28, 2022-03-30

    <p>    本稿は,21世紀初頭の20年間で英語圏の「広義の経済地理学」に急速に浸透し「ヘゲモニー化」したともいわれるグローバル生産ネットワーク(GPN) 論について,内容の整理・紹介,同論をめぐる成果や批判,論争の検討を通じて,同論の意義を考察することを目的とする.GPN論の独自性は,第1に非企業主体を取り込む一方で企業主体の一つとして戦略的パートナーを同定したこと,第2 …

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  • 最大応答復元力に基づいた頭打ち付き初期剛性比例減衰モデルの振動性状

    茂木 良宏, 中村 尚弘, 鍋島 国彦, 太田 成 理論応用力学講演会 講演論文集 66 (0), 193-, 2022

    <p>【背景】</p><p>粘性減衰には、広域周期帯で減衰比を一定とさせたい場合に都合が悪い。モード一定減衰が用いられることもあるが、大規模解析では実用性に欠ける難点がある。</p><p>【目的】</p><p>モデル化も単純でありながら、ある程度の振動数非依存性を有すると予想される、キャップ減衰に着目しその実用性について検討する。</p><p>【方法】</p><p>20層魚骨モデルのを対象にキャ…

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  • 数学教育と理科教育との関係についての一考察(8)-「量の感覚」(長さ・広さ・角・重さなど)に焦点をあてて-

    久保 良宏, 安藤 秀俊, 太刀川 祥平 日本科学教育学会年会論文集 46 (0), 173-176, 2022

    <p>「量の感覚」は理科の学習において重要である.一方,算数や数学の指導では,量に関する学習を踏まえた上で単位換算などには重点が置かれるが,「量の感覚」についての指導を重視しているとは言い難い.本稿は,数学教育と理科教育との関係について検討する視点として,「算数・数学と社会をつなげる力」の研究(長崎,2001)の中の「量の感覚」(「長さ」,「広さ」,「角度」,「重さ」など)に立ち返り検討した.そ…

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  • 因果性に基づく減衰モデルの動的陽解法への適用性検討

    太田 成, 中村 尚弘, 鍋島 国彦, 茂木 良宏 理論応用力学講演会 講演論文集 66 (0), 195-, 2022

    <p>本報では、減衰比が広範囲の振動数帯で一定となる因果性に基づく減衰モデルの動的陽解法への適用性を検討することを目的とする。 最初に、因果性に基づく減衰モデルの概要と、速度項を後退差分近似した動的陽解法の概要を示す。さらに、線形弾性問題において、実規模を想定した有限要素モデルを用いて数値解析を行い、適用性を検討した。</p>

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  • 消費者の味覚意識と嗜好性評価の関係に関する分析

    上西 良廣, 山本 淳子, 中野 優子, 蔦 瑞樹, 池羽田 晶文, 早川 文代, 風見 由香利 フードシステム研究 28 (4), 262-267, 2022

    This study analyzed the relationship between taste sensitivities and consumer preferences of strawberries. We conducted a home-use test with three varieties of strawberries. As a result, we found …

    DOI Web Site 参考文献7件

  • 髄液中にメラニン色素を含有する異型細胞を認めた小児の髄膜黒色腫症の 1 例

    南部 順一, 仲里 巌, 比嘉 良弘 日本臨床細胞学会雑誌 61 (2), 136-140, 2022

    <p><b>背景</b>:小児の髄膜黒色腫症はきわめてまれな疾患である.今回われわれは髄液中にメラニン色素を含有する異型細胞を認めた髄膜黒色腫症の小児の 1 例を経験したので報告する.</p><p><b>症例</b>:4 歳,男児.起立困難,嘔吐,意識変容を主訴に脳炎疑いで入院.入院後,MRI 読影にて脳軟膜メラノーシスを疑う所見との指摘あり,髄液細胞診および脳生検が施行された.髄液中にはメラニ…

    DOI Web Site 医中誌 参考文献7件

  • 第4回 肝内結石の治療

    鈴木 裕, 森 俊幸, 伊佐山 浩通, 田妻 進, 田中 篤, 阪本 良弘 胆道 35 (5), 758-765, 2021-12-31

    <p>肝内結石症は完治が難しく,40年以上にわたり定期的に全国多施設調査が行われている.この間,治療法の進歩にもかかわらず,結石遺残・再発率に改善が乏しい.肝内結石症の治療としては非手術的治療である経皮経肝的胆道鏡治療や経口的内視鏡治療であるERC,バルン内視鏡下ERC,POCS(peroral …

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  • 「学術野営2021 in 奥州市」からみる発表と議論の公開について

    小川 歩美, 堀井 美里, 堀井 洋, 川邊 咲子, 後藤 真, 高田 良宏 情報知識学会誌 31 (4), 474-477, 2021-12-18

    <p> 研究データをもとにした研究成果を発表する場として,研究集会がある.コロナ禍により,発表・議論はオンラインもしくはハイブリッドで行われることが多くなった.発表の公開は,予稿集の作成や発表資料の共有のほかに,発表・議論の様子を録画し,動画サイトなどで共有することも増えている.このように研究集会にオンラインが取り入れられることで,発表の内容を文字や画像でまとめた情報として共有するとともに,発表…

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  • 金沢大学における研究データ管理基盤の構築

    松平 拓也, 笠原 禎也, 高田 良宏, 濵 貴幸, 蟹屋敷 祐介 情報知識学会誌 31 (4), 486-492, 2021-12-18

    <p> 金沢大学は,令和2年度「先端研究基盤共用促進事業(コアファシリティ構築支援プログラム)」の採択を受けた.本事業の柱の一つとして,本学研究者に対する研究データマネジメント(RDM)基盤のインフラ提供を掲げており,我々は本学研究者に対するRDM基盤のシステム構築を進めてきた.本学におけるRDM基盤は,国立情報学研究所が提供する研究データ管理サービスであるGakuNin …

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  • 食道癌CRT後局所遺残・再発に対してESDを施行した2例

    中島 正太郎, 竹内 弘久, 鶴見 賢直, 橋本 佳和, 大木 亜津子, 長尾 玄, 阪本 良弘, 須並 英二, 正木 忠彦, 森 俊幸, 阿部 展次 Progress of Digestive Endoscopy 99 (1), 76-78, 2021-12-03

    <p>The rate of local recurrence of esophageal cancer after chemoradiotherapy (CRT) remains high despite its demonstrated utility in treatment. Local recurrent lesions after CRT are treated with …

    DOI Web Site 医中誌 参考文献7件

  • 次世代シーケンサーデータの解析手法 第 17 回 バイオインフォマティクス教育の今後

    門田 幸二, 大森 良弘, 寺田 朋子, 三浦 文, 寺田 透, 清水 謙多郎 日本乳酸菌学会誌 32 (3), 129-137, 2021-11-15

    <p>2020 年より続くコロナ禍の影響により、我々のバイオインフォマティクス(以下、バイオインフォ)教育の枠組みも大きな変革を強いられた。2020 年以降はオンライン講義が当たり前となり、2019 年まで売りにしていた「1人1台のノートPC を用いた講義」という特徴が消滅しただけでなく、多様なPC 環境に起因する様々な困難に直面した。2021 年は、チームコミュニケーションツールである …

    DOI Web Site Web Site 参考文献5件

  • 超広帯域レーダによるコンクリート内部鉄筋の腐食状態推定について

    西本 昌彦, ブディマンP. A. ローマン, 中 良弘, 緒方 公一 J104-C (11), 319-325, 2021-11-01

    超広帯域レーダを用いた鉄筋コンクリートの非破壊劣化診断の可能性について理論的に検討している.錆により腐食したコンクリート内部の鉄筋を不均質損失媒質で覆われた導体円柱でモデル化し,この散乱問題を電磁界理論に基づいて解析的に解くことにより,散乱応答の精密解を導出している.得られた解を用いてレーダ応答のシミュレーションを行い,偏波の違いによる劣化状態推定の可能性について検討している.その結果,腐食の初…

    DOI 被引用文献1件

  • 拡張現実のための推定深度に基づくリアルタイム背景除去手法の検討

    坪木, 良宏, 川上, 朋也, 松本, 哲, 義久, 智樹, 寺西, 裕一, 下條, 真司 第29回マルチメディア通信と分散処理ワークショップ論文集 278-280, 2021-10-18

    仮想空間技術の一つに拡張現実(Augmented Reality,AR)があり,カメラと携帯端末を用いた視覚的なアプリケーションとして,撮影された現実の映像にさまざまな情報を重畳表示する仕組みが提案されている.一方,視覚的な AR アプリケーションとしては,撮影端末から距離の近い物体以外を背景として映像から除去し,任意の背景に置き換えた映像をリアルタイムに表示することなども考えられる.付近に実在…

    情報処理学会

  • 因果性に基づく減衰モデルの動的陽解法への適用性検討

    太田 成, 中村 尚弘, 茂木 良宏 日本建築学会構造系論文集 86 (786), 1168-1179, 2021-08-30

    <p> In recent years, time history response analysis has been carried out using a more elaborate three-dimensional model. The dynamic explicit method does not require solving simultaneous equations …

    DOI Web Site 被引用文献3件 参考文献6件

  • 新技術に対する技術者の認知バイアスに関する研究

    良弘, 北 寿郎 BMAジャーナル 21 (1), 15-29, 2021-06-30

    Because of limited human capacity to gather and process information, heuristics inevitably impact on decision making to cause cognitive biases. This applies to firms’ managerial decision making and …

    DOI 被引用文献1件

  • 拡張Rayleigh減衰モデルの3次元骨組解析への適用

    茂木 良宏, 中村 尚弘, 太田 成 日本建築学会構造系論文集 86 (783), 738-748, 2021-05-30

    <p>Recently, large scale time history response analyses are increasing mainly due to the large improvement of computer performance. Since it is well known that the internal damping of many materials …

    DOI Web Site 被引用文献2件 参考文献13件

  • 右下腿にcomposite lymphoma疑いのMTX関連リンパ増殖性疾患を呈した1例

    福島 庸介, 佐々木 大, 合志 光平, 牟田口 滋, 山本 俊策, 坂本 悠磨, 二之宮 謙一, 有馬 文統, 薛 宇孝, 山田 裕一, 伊東 良広 整形外科と災害外科 70 (2), 308-312, 2021-03-25

    <p>【症例】55歳 女性.誘因のない右下腿部痛による歩行困難にて受診.MRIにて右脛骨後面に腫瘍性病変を認め,生検にて病理診断は悪性リンパ腫,(DLCBL,PTCLのcomposite lymphoma疑い)となった.MTX中止,化学療法(R-CHOP療法)にて病変の縮小,症状改善を認めた.【考察】MTXを使用する症例においては,合併症の一つとしてMTX関連リンパ増殖性疾患に留意する必要がある…

    DOI Web Site 医中誌 参考文献2件

  • コロナ禍における研究集会 「学術野営 2020 in 奥州市」オンライン巡見に関する報告

    小川 歩美, 堀井 美里, 堀井 洋, 川邊 咲子, 後藤 真, 高田 良宏 情報知識学会誌 30 (4), 463-466, 2021-01-09

    <p> コロナ禍においては,研究者が集まる学会やシンポジウムなどの学術イベントは現地開催が困難な状況にあり,オンライン上での試みが多く行われている.オンラインの学術イベントについては,感染リスクが低い状況で参加できること,さらにこれまで空間的・時間的制約により参加が困難であった参加者との議論が可能になったことが利点として挙げられる.一方で,直接交流し,体験することで行っていた課題・現状の共有や議…

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  • 調理後のたこ焼きからダニを検出できたパンケーキ症候群の1例

    石黒 智紀, 松井 照明, 松本 圭司, 渡邊 由香利, 濵嶋 浩, 池山 貴也, 窪田 祥平, 北村 勝誠, 高里 良宏, 杉浦 至郎, 伊藤 浩明 アレルギー 70 (9), 1207-1210, 2021

    <p>12歳,女児.既往に気管支喘息,アレルギー性鼻炎あり.自宅で作ったたこ焼きを4個摂取直後にアナフィラキシーショック,呼吸不全を認めた.開封後1カ月間室温で保存したたこ焼き粉を使用したこと,ダニ抗原特異的IgEがクラス6と強陽性であったことからパンケーキ症候群を疑った.被疑粉が破棄されていた為,冷蔵保存されていたたこ焼きから虫体数と抗原量の測定を試みた.ワイルドマン・フラスコ法によるダニの洗…

    DOI Web Site 医中誌

  • ベッドサイド見守り声掛けロボットのシナリオベース対話への応答と対話継続時間

    熊谷 和実, 徳永 清輝, 三宅 徳久, 田村 和弘, 平良 弘之, 大武 美保子 人工知能学会全国大会論文集 JSAI2021 (0), 4E4OS11d02-4E4OS11d02, 2021

    <p>本研究の目的は、ベッドサイドで声掛けを行うロボットを利用した、高齢者の健康状態をアクティブにセンシングするロボット対話システムの開発である。健康状態の推定には、ロボットに対する応答や、見守りシステムの環境センサデータを用いる。応答を健康状態推定に用いるため、対話システムの要件として、対話の促進と継続が挙げられる。そこで本研究では、シナリオベース対話を基本としたロボット声掛けを行う。 …

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  • 理数教育の充実を担う教師の専門性に関する一考察

    太刀川 祥平, 森田 大輔, 久保 良宏 日本科学教育学会年会論文集 45 (0), 153-156, 2021

    <p>「理科と数学の『共通の文脈』を有する『場面性』を設定するには,教師の専門性を涵養することが重要である」という課題意識に鑑みて,本稿では,理科と数学を関連させる教師の専門性を明らかにするとともに,これまで本課題研究発表で提案してきた題材がその専門性を高めうるかを検証することを目的とする.まず,理数教育の充実を担う教師の専門性として「理数教育に関する知識・理数教育に関する信念・教師が達成しよう…

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  • 慢性膵炎に対する膵全摘+自家膵島移植術について

    霜田 雅之, 伊藤 橋司, 丸山 浩司, 中條 大輔, 梶尾 裕, 柳瀬 幹雄, 日野原 千速, 徳原 真, 枝元 良広, 竹村 信行, 國土 典宏 移植 56 (Supplement), s536-s536, 2021

    <p>背景:激しい痛みを伴う慢性膵炎に対する膵全摘術および自家膵島移植(TPIAT)は,痛みの軽減を図りながら術後の膵性糖尿病を緩和し,良好な血糖コントロールを実現する治療法として,欧米を中心に行われている。しかし,日本ではこれまでに行われた実施数は限られている。今回,当院でTPIATを施行した5症例の経験を提示し、欧米の報告を踏まえて考察する。</p><p></p><p>方法:2016年8月か…

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  • 国産農産物の海外における消費者評価

    上西 良廣, ルハタイオパット プウォンケオ, 山本 淳子, 西中 未央, 河野 恵伸 フードシステム研究 27 (4), 189-194, 2021

    This study analyzed the consumer preferences for Japanese baked sweet potatoes in Singapore and Thailand. We conducted tasting surveys on consumers using three different types of Japanese baked …

    DOI Web Site 被引用文献1件 参考文献3件

  • 重複胆管に合併した胆管内乳頭状腫瘍の1切除例

    鈴木 裕, 松木 亮太, 小暮 正晴, 権藤 興一, 渡邉 俊介, 中里 徹矢, 土岐 真朗, 久松 理一, 森 俊幸, 柴原 純二, 阪本 良弘 胆道 34 (4), 725-732, 2020-10-31

    <p>症例は69歳,男性.黄疸,心窩部痛,発熱を主訴に近医を受診.画像所見では胆管拡張を認め,膵内胆管は2本に分岐しそのまま十二指腸乳頭部に開口していた.乳頭の肛門側に分岐した膵内胆管には乳頭状腫瘍が充満していた.開大した十二指腸乳頭開口部より採取した粘液から腺癌の診断を得た.遠位胆管内乳頭状腫瘍(Intraductal papillary neoplasm of the bile …

    DOI 医中誌

  • 初等中等教育段階における児童・生徒の統計に関わる批判的思考の学年横断的な調査研究

    塩澤 友樹, 柗元 新一郎, 川上 貴, 久保 良宏, 藤原 大樹, 原 欣嗣, 細矢 和博, 内田 大貴 日本数学教育会雑誌 102 (9), 4-16, 2020-09-01

    <p> 本研究では,日本の初等中等教育段階における児童・生徒の統計に関わる批判的思考の学年横断的な実態について明らかにすることを目的とする.この目的を達成するために,統計的問題解決における批判的思考に着目して調査問題を開発・実施し,その通過率をカイ二乗検定及び多重比較を用いて分析した.その結果,児童・生徒の学年横断的な実態について,1 …

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  • 重症心身障害児者向け欲求推測システムの開発

    古川 善也, 苅田 知則, 八木 良広, 仙場 周一郎, 佐伯 龍雄, 大西 映子 ヒューマンインタフェース学会論文誌 22 (3), 271-274, 2020-08-25

    To develop a support system that interprets the needs of children with severe motor and intellectual disabilities, we developed an app that records and collects supporters' interpretation of needs …

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  • 伊豆半島南部暖温帯二次林におけるスダジイのナラ枯れ実態

    澤田 晴雄, 辻 良子, 渡邉 良広, 千井野 聡, 井上 広喜, 辻 和明, 小林 徹行, 鎌田 直人, SAWADA Haruo, TSUJI Ryouko, WATANABE Yoshihiro, CHIINO Satoshi, INOUE Hiroki, TSUJI Kazuaki, KOBAYASHI Tetsuyuki, KAMATA Naoto 中部森林研究 68 43-46, 2020-05-30

    静岡県南伊豆町に位置する東京大学樹芸研究所青野研究林の,スダジイが優占しコナラが混じる二次林内に設置した調査区でカシノナガキクイムシ(以下,カシナガ)の穿入が発生したため,2013年8月からナラ枯れの調査を行った。カシナガの穿入が見られた期間は2013年から2016年の4年間で,穿入木のピーク年は,コナラが2014年,スダジイが2015年であった。期末の穿入率はコナラが81%,スダジイが6%であ…

    DOI 機関リポジトリ HANDLE ほか1件

  • トドマツ分離集団を用いたイオノームのQTL解析

    後藤 晋, 大森 良弘, 内山 憲太郎, 種子田 春彦 日本森林学会大会発表データベース 131 (0), 124-, 2020-05-25

    <p>トドマツ高標高×低標高の分離集団を対象にRAD-seqによるSNPデータを用いて連鎖地図を作成し、2018年と2019年に針葉を採取し、乾燥サンプルを用いてIC-MSを用いたイオノーム解析を行った。針葉に含まれる22種類の元素について、2018年と2019年を比較した結果、平均含有量に大きな違いはなかった。また、2018年には、カリウム、ニッケル、銅などはシュート伸長量と正の、MnとSrは…

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