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検索結果 91 件

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  • 片麻痺患者におけるtimed“up and go”test 成績の規定要因

    松井 剛, 上村 朋美, 山﨑 裕司, 加藤 宗規 高知リハビリテーション専門職大学紀要 3 (0), 7-11, 2022

    本研究では,片麻痺患者におけるTUG-T成績の規定要因について検討した.対象は,回復期リハビリテーション終了時点の脳卒中片麻痺患者40名(右片麻痺20名,左片麻痺20名)である.これらの対象者に対し,SIASの下肢運動機能テスト,麻痺側・非麻痺側膝伸展筋力,麻痺側下肢荷重率を同日に測定した.TUG-T成績と麻痺側膝伸展筋力(rs=-0.476),麻痺側下肢荷重率(rs=-0.494),SIAS下…

    DOI 機関リポジトリ 医中誌

  • 作業療法のクリニカルリーズニング評価尺度の開発

    丸山 祥, 神保 洋平, 笹田 哲, 宮本 礼子, ボンジェ ペイター 作業療法 40 (6), 784-792, 2021-12-15

    本研究の目的は,作業療法士の卒前卒後教育のためのクリニカルリーズニングの評価尺度の開発である.開発方法は,Boatengらの尺度開発の推奨段階およびCOSMINの内容妥当性評価の方法論を参考に,1)暫定項目群の収集,2)項目の内容妥当性の検討,3)尺度の内容妥当性の検討を実施した.研究対象者には作業療法教育者に加え,評価対象者である作業療法学生と作業療法士を含んだ.結果,作業療法のクリニカルリー…

    DOI 機関リポジトリ HANDLE ほか2件

  • 脳血管障害片麻痺患者における6分間歩行距離と下肢運動機能との関連

    松井 剛, 上村 朋美, 山﨑 裕司, 荒井 沙織, 加藤 宗規 高知リハビリテーション専門職大学紀要 2 (0), 7-11, 2021

    本研究では,片麻痺患者における下肢運動機能と6 分間歩行距離の関連について検討した.対象は,回復期リハビリテーション終了時点の脳血管障害による片麻痺患者40名(右片麻痺20名,左片麻痺20名)である.これらの対象者に対し,SIASの下肢運動機能テスト,麻痺側・非麻痺側膝伸展筋力,麻痺側下肢荷重率を同日に測定した.6 …

    DOI 機関リポジトリ 医中誌

  • 我が国における高齢者の摂食・嚥下障害に対する作業療法実践の文献研究

    村仲 隼一郎, 島田 浩輝, 植田 友貴, 水野 健, 大石 實 作業療法 39 (2), 239-247, 2020-04-15

    本研究は,高齢者の摂食・嚥下障害事例報告の作業療法実践を分析し,今後の作業療法のあり方について考察するとともに,当該分野における作業療法の専門性確立の一助とすることを目的とした.文献検索の結果,25件が分析対象となりアブストラクトテーブルを作成した.また,介入内容は出現頻度順で示しICFで分類した.その結果,心身機能・構造では17種類,活動と参加では8種類,環境因子は5種類の介入内容に分類された…

    DOI Web Site 医中誌

  • 腹式呼吸が姿勢制御に与える影響-重心動揺計を用いた胸式呼吸との比較-

    金谷 望夢, 太田 颯, 米本 竜馬 関東甲信越ブロック理学療法士学会 38 (0), F-054-, 2020

    <p>【目的】本研究では呼吸条件の違いが重心動揺に与える影響について比較,検討した.臨床場面においてドローイン練習の際,腹式呼吸を用いて動作の安定性,アライメント修正などにアプローチする理学療法はよく行われている.先行研究において体幹筋と重心動揺,体幹筋と呼吸の関係性を示した報告はいくつか散見される.しかし呼吸と重心動揺についての報告を見つけることは出来なかった.そこで本研究では腹式呼吸を行うこ…

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  • 健康増進を目的とした運動方法の提案−自動化機器を用いた姿勢評価と運動支援−

    中村 壽志, 小貫 睦巳, 山﨑 尚樹, 田中 一秀 国際エクササイズサイエンス学会誌 2 (2), 88-93, 2019

    [目的]姿勢評価から運動課題提供までが自動化された機器の有用性を就労者で確認することが目的である.[対象と方法〕デスクワーカー26名を対象に,4週間の自動化運動課題を実施した.KinectTMを用いた姿勢評価で得られた結果をもとに簡易人工知能により運動課題が提供される.効果判定には,運動実施日数,30秒椅子立ち上がりテスト(CS-30),機能的リーチテスト,運動の実効性と継続性を問うアンケートを…

    DOI Web Site 医中誌

  • タブレットセラピーにおける観察動画の最適な再生速度の検討

    小菅 勘太, 米本 竜馬 理学療法学Supplement 46S1 (0), I-81_2-I-81_2, 2019

    <p>【はじめに、目的】ミラーセラピー(以下MT)は運動麻痺の回復や運動学習に効果的であることは多数報告されている.一方MTの鏡の代わりにタブレットを用いて動画を観察するタブレットセラピー(以下TT)にも同様の効果があったという報告がある.また,観察する動画の再生速度を変化させることが運動学習に影響を及ぼすという報告もある.しかし,どの再生速度が最も効果的であるということは明らかではない.そこで…

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  • 維持期脳血管疾患におけるエンドエフェクター型歩行補助ロボットが歩行に与える影響

    中村 壽志, 小貫 睦巳, 山﨑 尚樹, 田中 一秀 理学療法科学 33 (2), 301-305, 2018

    〔目的〕脳血管疾患特有の歩行動作に対して,エンドエフェクター型歩行補助ロボット使用による変化を検証した.〔対象と方法〕対象は,発症6ヵ月以降の自立歩行可能な症例11名とした.歩行補助ロボットの補助の有無による歩行を比較した.評価項目は,歩行速度(m/min),歩行率(steps/min),歩幅(m),Physical Cost Index(beats/m)(以下,PCI),Borg …

    DOI 機関リポジトリ Web Site ほか2件 参考文献5件

  • 糖尿病多発神経障害患者の足関節背屈可動域制限に下腿三頭筋群の伸張性が及ぼす影響

    木村 和樹, 河辺 信秀, 二宮 秀樹, 遠藤 佳章, 三浦 寛貴, 北村 拓也 理学療法学Supplement 2016 (0), 1468-, 2017

    <p>【目的】</p><p></p><p>糖尿病足病変の発症には関節可動域(Range of Motion;ROM)制限による足底負荷量上昇が関与するとされている。糖尿病(diabetes mellitus;DM)患者におけるROM制限は糖尿病多発神経障害(diabetic polyneuropathy;DPN)の関与が疑われている。DPNによるROM制限は軟部組織への異常蛋白沈着などが原因とし…

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  • 健常人における垂直跳び跳躍高と動作の技術的要因との関係

    渡部 祥輝 理学療法学Supplement 2016 (0), 0710-, 2017

    <p>【はじめに,目的】垂直跳び跳躍高は,その主要な力源である下肢関節に対する運動学的分析が多く行われてきた。近年,動作中の関節運動の調整や,タイミングといった技術的側面との関係が調査されている。先行研究では下肢関節の運動切り替え時間やタイミングが跳躍高に関係するとの報告がある(中俣,他 2014)。また,下肢体節間の運動の協調が運動パフォーマンスに影響するとの報告もみられるが,技術的要因が跳躍…

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  • 中足骨頭下に頂点が位置するRocker Soleが歩行時の下肢関節運動に及ぼす影響

    渡部 祥輝, 河辺 信秀 理学療法学Supplement 2015 (0), 1486-, 2016

    【はじめに,目的】糖尿病足病変患者の治療及び予防を目的に,アウトソール加工であるRocker Sole(RS)が用いられる。RSは歩行時のロッカー機構を代償することで,前足部足底圧を減少させる効果が報告されている(brown, et al., 2004)。RSが歩行中の下肢関節運動に及ぼす影響に関して,足関節へ影響するといった報告や,足関節に変化はみられなかったとする報告があり,一定の見解が得ら…

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  • 下垂足を呈した糖尿病患者に対するフットウェアの工夫

    中村 壽志, 河辺 信秀, 林 久恵, 西川 正洋, 関川 且行, 石黒 友康 理学療法学Supplement 2015 (0), 1487-, 2016

    【はじめに,目的】糖尿病患者の足病変形成リスクは,末梢神経障害に伴う足底負荷分布異常によって高まると指摘されている。足底負荷量の最適化は靴や装具にインソールを組み合わせて行われることが多いが,靴や装具の形状または経済面の問題から全ての症例でモールドインソール(mold insole)を使用できるわけではない。このような状況では,簡易的に作成できるフラットインソール(flat …

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  • P-102 フォワードランジ動作時の膝関節外反に影響を与える因子の検討-静的アライメントに着目して -

    小早川和也, 小林主嗣, 真間裕基, 渡部祥輝 関東甲信越ブロック理学療法士学会 35 (0), 286-, 2016

    <p>【目的】動作時の膝関節外反と下肢アライメントとの関係は多数報告されているが,一貫した見解が得られていない.本研究ではフォワードランジ(FL)動作時の膝関節外反と下肢の静的アライメントとの関係を検討することを目的とした.</p><p>【方法】対象は,整形外科的疾患の既往のない女性43 名(年齢20.44±1.72)とした.本研究は,対象者に研究の説明を十分に行い,口頭及び書面にて同意を得て行…

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  • P-125 周辺視野が跨ぎ動作に及ぼす影響

    原ひとみ, 加藤あずさ, 齋藤愛結花, 菅原愛実, 渡部祥輝 関東甲信越ブロック理学療法士学会 35 (0), 309-, 2016

    <p>【目的】周辺視野の制限が跨ぎ動作時の下肢関節運動に与える影響を明らかにすることとした.</p><p>【方法】対象は健常成人18 名(年齢19.1±0.7 歳)とした.測定条件は,視野制限なしと視野制限ありの2 条件とした.視野制限には下方と側方を隠した眼鏡を用い,障害物が2 歩前で隠れるように設定した.課題動作は前方の固視点を注視し,快適速度で障害物を跨ぐ動作とした.測定には3 …

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  • 下肢慢性創傷患者のリハビリテーション

    河辺 信秀, 林 久恵, 近藤 恵理子, 中村 壽志, 佐々木 陽平 日本下肢救済・足病学会誌 7 (3), 113-120, 2015

    本稿の目的は,下肢慢性創傷患者のリハビリテーションおよび理学療法について,その現状を概説し,課題について考察することである.第1に,下肢慢性創傷の発症要因の1つである足底負荷量の増加に関して,運動機能障害による影響について概説する。第2に創傷の治癒や予防に貢献するという観点から,off loadingに関する介入を概説する.また,虚血肢に関する運動療法と物理療法の効果についても解説する.最後に創…

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献49件

  • 糖尿病足病変における関節可動域制限およびclaw toe が歩行時足底圧へ及ぼす影響

    河辺 信秀, 田伏 友彦, 山坂 奈奈子, 廣瀬 典子, 米本 竜馬 日本下肢救済・足病学会誌 7 (1), 59-64, 2015

    要旨:【目的】糖尿病足病変の足底圧異常には足関節背屈可動域制限(LA),中足趾節関節可動域制限およびclaw toe(CT)が関与するが,その影響は不明確である.今回,これらの因子が歩行時足底圧へ及ぼす影響を調査した.【方法】対象は,2 型糖尿病患者55 例55 肢であった.N 群(LA・CT なし)27 例27 肢,L 群(LA あり・CT なし)23 例23 肢,LC 群(LA・CT …

    DOI Web Site 医中誌 参考文献14件

  • 加齢が歩行遊脚期における下肢関節間の協調性に及ぼす影響

    渡部 祥輝, 山田 拓実 理学療法学Supplement 2014 (0), 0949-, 2015

    【はじめに,目的】高齢者の転倒原因に関しは様々な報告がある。近年,高齢者の転倒関連因子の一つとして,歩行時下肢の協調性の変化が報告されている。先行研究では歩行立脚期において,下肢関節間の協調パターンに加齢による変化があったと報告している(<i>Byrne et al</i>,2002)。一方,歩行周期における下肢関節間の協調パターンに加齢による変化は見られないとする報告もある(<i>Matsu…

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  • 下肢慢性創傷の予防・リハビリテーション研究会の活動報告

    河辺 信秀, 林 久恵, 久保 雅昭, 大塚 未来子, 山端 志保, 田中 秀和, 前重 伯荘, 寺師 浩人 理学療法学Supplement 2014 (0), 1732-, 2015

    【目的】下肢切断の原因となる下肢慢性創傷の治療技術の発展とともにリハビリテーションの需要が高まっているが,診療に参画できる人材の不足が問題となっている。本研究会は下肢慢性創傷の治癒促進・予防にむけた介入に必要な病態の理解,創傷治療の過程で発生する心身機能・生活機能改善に必要な知識・技術を共有すること,またこれらの活動を通して「下肢慢性創傷の予防・リハビリテーション」の啓蒙活動を行うことを目的とし…

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  • クリニカルクラークシップによる臨床実習が学生の心理的ストレスへ及ぼす影響

    河辺 信秀, 渡部 祥輝, 岡崎 浩二, 清川 恵子, 古谷 実, 坪内 敬典, 水野 智明, 大竹 泰史, 米本 竜馬, 櫻井 亮太 理学療法学Supplement 2013 (0), 0417-, 2014

    【目的】近年,臨床実習における教育方略はクリニカル・クラークシップ(以下CCS)への移行が推奨されている。CCSは学習理論を基軸に,デスクワークではなくクリニカルワークを中心とした教育システムである。当校では,平成24年度第3学年(13期生)の臨床実習からコンプライスの改善,臨床実習の教育化を目的にCCSを導入した。患者担当制による従来の実習方式では,先行研究においてState-Trait …

    DOI 医中誌

  • 糖尿病足病変・末梢動脈疾患患者に対するフットケア-チームにおける理学療法士の役割-

    河辺 信秀 日本下肢救済・足病学会誌 5 (2), 35-42, 2013

    本稿では,糖尿病足病変と末梢動脈疾患に対する理学療法士のフットケアについて解説した.糖尿病足病変の危険因子には,糖尿病神経障害,末梢動脈疾患,関節可動域制限,足部変形,足底圧異常,胼胝形成,靴ずれなどがある.これらの危険因子は理学療法士が日常的に関与している障害が多い.装具療法は,免荷を達成することで下肢創傷の治癒や予防を達成する.また,装具療法は変形の進行予防も目的とする.靴のフィッティング指…

    DOI Web Site 医中誌 参考文献16件

  • 利用の実際 高齢の父を持つものとして

    近藤 裕美 バイオフィリア リハビリテーション学会研究大会予稿集 2013.5 (0), 1163-, 2013

    <p><tt> 高齢の父を持つものとして </tt></p><p><tt> 私は友人の理学療法士の紹介でらーくX を知りました。私の父は85歳を越え、転倒が多くなりました。深夜トイレにおきるといって転倒し、たびたび救急車のお世話になりました。 </tt></p><p><tt> 「そろそろ歩行器でも利用してもらおう」と思い、何度か利用をすすめましたが、「俺はまだ歩行器を利用するほど衰えていない」と…

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  • ・・寝たきりになりたくない・ ・あなたとあなたの愛する人のために・・・

    高齢市民が活躍するための社会技術研究会, 神奈川県異業種グループ連絡会議 バイオフィリア リハビリテーション学会研究大会予稿集 2013.5 (0), 1159-, 2013

    ...崎リハビリテーション専門学校 言語聴覚学科教員 近藤裕美 </tt></p><p><tt>4・ケースレポート 自立社会構築に役立つ機器開発とその実際</tt><tt>開発者 リハビリエイド有限会社専務取締役 </tt><tt>滝沢茂男 </tt></p>...

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  • 研究開発交流会の実施状況 復刻

    独立行政法人 中小企業基盤整備機構・神奈川県異業種グループ連絡会 バイオフィリア リハビリテーション学会研究大会予稿集 2013.5 (0), 1156-1158, 2013

    ...<p><tt>(</tt>4<tt>)自立社会構築の課題(福祉)</tt> <tt>淑徳大学、横浜国立大学、茅ヶ崎リハビリテーション専門学校</tt> <tt>・藤沢の企業(バイオフィリア)が日本リハビリエイド学会を創設、それに当方(異グ連)が参画した。いわばミニ学会ではないが、そういう人たちのために、場所を用意した。...

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  • 大洋州における青年海外協力隊活動(理学療法)とICF活用の試み

    米本 竜馬, 浅香 結実子, 冨岡 詔子 理学療法学Supplement 2012 (0), 48100924-48100924, 2013

    【はじめに】発展途上国における青年海外協力隊(以下協力隊とする)としての理学療法士隊員の実践活動は、リハビリテーションの基盤となる職種間連携の考え方や必要な職種そのものが存在しないこともあって、日本での考え方や理学療法の手法を導入することは大きな制約を受けることが常である。現在まで大洋州にて4回の「広域研修」を継続してきた。そのうち、研修会の手法とテーマに「他職種連携・チームワーク」と国際的なリ…

    DOI 医中誌

  • 臨床実習における学生の心理的不安に対する有酸素運動の効果

    黒澤 幸弘, 高橋 かおり, 伊藤 廉, 河辺 信秀 理学療法学Supplement 2012 (0), 48100682-48100682, 2013

    【目的】医療系養成校における臨床実習は,もっとも心理的ストレスが加わるカリキュラムである.先行研究では,看護師の臨床実習中の新版State Trait Anxiety Inventory(以下STAI)の状態不安が高いことが報告されている.理学療法士の臨床実習では,実習中のストレス強度と短い睡眠時間に関連がみられたとする報告がある.このような心理的不安は実習自体の中断につながりかねない.一方で,…

    DOI 医中誌

  • 予防給付受給者の日常生活活動度に対する身体機能と自己効力感の影響

    山﨑 尚樹, 河辺 信秀, 阿部 みさ子, 藤澤 卓也, 日比野 寧友, 佐野 徳雄, 金子 浩治 理学療法学Supplement 2012 (0), 48101469-48101469, 2013

    【はじめに、目的】近年,超高齢社会を迎え,本邦では要介護認定者数は2010年に487万人となり,なかでも要支援・要介護1の軽度認定者数は211万人となった.これにより2006年に新たな介護予防戦略が展開されることとなった.介護予防の目的は,運動器の機能向上を通じて日常生活活動度を向上させることにある,しかし筋力トレーニングなどの運動介入により運動機能は向上するものの,日常生活活動や生活の質の向上…

    DOI 医中誌

  • 股関節伸展筋の等尺性収縮による非練習側の筋力増強について

    高橋 慶恵, 眞保 実, 関谷 拓馬, 長嶋 修平 理学療法学Supplement 2011 (0), Ab1054-Ab1054, 2012

    【はじめに】 股関節伸展筋は歩行では立脚中期にて骨盤の安定及び歩行の加速に貢献し、また立ち上がり動作では座面の離殿から立位までに大きな役割を担っている。しかし股関節周囲に疾患を有した場合、その機能面に大きな影響を与える。殊に股関節周囲の手術により大殿筋などの股関節伸展筋への侵襲がある場合、その筋力回復に向けて具体的なプログラム立案には苦労をする。本研究では股関節伸展筋の筋力増強プログラムの方法拡…

    DOI

  • 概念地図法における学習方略の検討

    小村 直之, 久世 悠, 高橋 遼, 田中 一秀, 河辺 信秀 理学療法学Supplement 2011 (0), Ge0072-Ge0072, 2012

    【はじめに、目的】 理学療法士養成校入学後の学生は学んだことのない新しい知識の獲得に困惑する事が多い.理学療法領域の解剖学や運動学などの学習は文章のみで理解することが難しい.科目間の関連を理解することも難易度が高いため,理解の伴う知識を獲得するためには重要なキーワードの概要を相互に関連付けることが肝要である.概念地図法を用いた学習方略は学習効果が高いことが先行研究にて示されている.しかし,その学…

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  • 理学療法士養成校における学生による主観的授業評価と試験成績の関係

    河辺 信秀, 眞保 実 理学療法学Supplement 2011 (0), Ge0068-Ge0068, 2012

    【目的】 学生による授業評価は,教材や教育方法に対する改良の契機となり学生の満足度を高める有効な手法である.このため人事評価と連動した形で授業評価を行う教育機関も増えてきている.教育効果の判定という点では,授業が知識・技術の習得を目的とする以上,最終的には学生の試験成績が重要な判定基準であるといえる.先行研究では,学生の基礎学力,学習意欲,教員の授業内容などが試験成績と関連するとされている.一方…

    DOI

  • 個別運動と集団運動が運動時の心理状態に与える影響

    小橋 康昌, 佐山 絵梨, 河辺 信秀 理学療法学Supplement 2011 (0), Ea0949-Ea0949, 2012

    【目的】 ホームエクササイズとして行う非監視型の個別運動は障害予防などに有用であるが,集団運動よりも運動の実施率が低くなり易い.一方で,集団運動は,高齢者の精神機能賦活に効果的であるとの報告が多い.集団運動によって健康関連QOLが改善するとされており,高齢者の社会的孤独感の解消に期待できる.集団運動は精神的健康度の改善に効果的であり,個別運動と比較して運動実施率が高い.このような集団運動の効果に…

    DOI

  • 予防給付受給者の日常生活活動度に対する身体機能と自己効力感の影響

    山﨑 尚樹, 金子 浩治, 阿部 みさ子, 藤澤 卓也, 日比野 寧友, 河辺 信秀 理学療法学Supplement 2011 (0), Eb1292-Eb1292, 2012

    【はじめに、目的】 近年,超高齢社会を迎え,本邦では要介護認定者数は制度開始の2000年で218万人,2010年には487万人となり,なかでも要支援・要介護1の軽度認定者数は84.2万人から211万人となり,大幅に増加した.これにより介護予防への関心が急激に高まり,2006年には新たな介護予防戦略が展開されることとなった.介護予防の目的は,運動器の機能向上を通じて日常生活活動度を向上させることに…

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  • 脳卒中患者における自転車動作に関する研究(第2報)

    今井 一郎, 原 久美子, 赤岡 麻里, 八森 敦史, 石川 秀太, 右田 正澄, 宮島 奈々, 菅谷 睦, 田中 博 理学療法学Supplement 2010 (0), EbPI2406-EbPI2406, 2011

    【目的】臨床現場において,脳卒中患者から標準型2輪自転車(以下自転車)に乗りたいという希望をよく聞く.第43回学術大会では症例数3名で自転車動作を検討した.今回は症例を増やし,脳卒中患者の自転車動作の観察とStroke Impairment Assessment Set(以下SIAS)を実施し,自転車動作に必要な身体機能を検討した.<BR>【方法】対象は,脳卒中の既往があり,発症前に自転車に乗る…

    DOI 医中誌

  • 高齢者の新たな運動能力指標の開発の検討

    眞保 実, 丸山 仁司 理学療法学Supplement 2010 (0), EbPI2397-EbPI2397, 2011

    【目的】要支援・介護状態の高齢者に関する運動能力評価は様々な方法がある。これらの評価を実施するうえで簡便な方法から専用の道具を活用するものまでがあるが、臨床や地域の現場ではなるべく道具を使用しない簡便な方法が適している。今回、高齢者の運動能力として敏捷性や歩行能力に特化した測定として5回立位前方ステップテスト(5 Time Forward Step …

    DOI 医中誌

  • 通所リハビリテーション施設における糖尿病足病変管理への試み

    柳川 美穂, 河辺 信秀, 田中 一秀 東海北陸理学療法学術大会誌 27 (0), 191-191, 2011

    【目的】 糖尿病足病変や末梢動脈疾患は下肢切断の主要な原因である.これらの症例では,全身状態の悪化や多様な合併症がみられる.外傷などの切断症例と比較し,著しくADLやQOLが低下してしまう.近年、これらの糖尿病足病変や末梢動脈疾患が加速度的に増加している.在宅や通所施設などの維持期リハビリテーション場面においても,このようなリスクを持つ患者に出会う可能性が高くなっている.糖尿病足病変は神経障害に…

    DOI 医中誌

  • 手長における自己認識と実測値の差異ならびに手指巧緻動作の関連について

    外池 峻, 田中 一秀 理学療法学Supplement 2010 (0), AdPF1004-AdPF1004, 2011

    【目的】<BR> ボディ・イメージは、運動を学習する過程において重要な役割を果たすと考えられ、近年リハビリテーションへの応用がなされている。しかし、ボディ・イメージを確認する方法や比較する評価や報告は少ない。本研究では若年者から高齢者までを対象に手掌模式図を用い、実際の手掌と模式図で提示したイメージとの誤差を測定し、さらに簡易上肢機能検査(Simple Test for Evaluating …

    DOI 医中誌

  • 肢体不自由児者に対するホームエクササイズ(家庭練習)の実施状況調査

    村田 英二, 眞保 実, 要 武志, 本澤 由美子 理学療法学Supplement 2009 (0), B4P3071-B4P3071, 2010

    【目的】小児理学療法は対象児者に対して運動発達の促進、機能的動作の獲得、二次障害の予防を目的に実施し、加えて保護者に対して生活活動の援助方法指導も実施している。保護者指導の中で運動機能改善や変形、拘縮の予防を目的としたホームエクササイズ(以下家庭練習)を指導しているがその実施状況や保護者の負担感については理学療法士(以下PT)が個々に把握しているものの、その実態についての報告が少ない。そこで今回…

    DOI

  • 固定用ベルトを装着したハンドヘルドダイナモメーターによる等尺性肩内・外旋筋力測定  検者内・検者間再現性の検討

    知念 紗嘉, 菅沼 一男, 岩佐 知子, 中村 壽志, 芹田 透, 榊原 僚子 理学療法科学 25 (2), 189-192, 2010

    〔目的〕本研究は,ハンドヘルドダイナモメーター(以下,HHD)を使用し等尺性肩関節内旋・外旋筋力測定をする際の,検者内・検者間再現性について検討した。〔対象〕検者内再現性の対象者は,健常者21名(男性8名,女性13名)であった。検者間再現性の対象者は,健常者17名(男性9名,女性8名)であった。〔方法〕検者内再現性は,1名の検者が,等尺性肩関節内旋・外旋筋力の測定を3日間の間隔をあけ2日間行った…

    DOI Web Site Web Site ほか1件 被引用文献3件 参考文献4件

  • 広範囲侵害抑制調節を利用したアプローチが立位体前屈に与える影響  熟練者,非熟練者においての検討

    菅沼 一男, 丸山 仁司 理学療法科学 24 (1), 7-10, 2009

    〔目的〕本研究の目的は,広範囲侵害抑制調節(以下DNIC)を用いて伸張痛を抑制することにより,大腿部後面の軟部組織の伸張性に与える効果について立位体前屈の指床間距離を指標として,検者間の測定値に与える影響を検証し,熟練者と非熟練者による差についても検討することである。〔対象〕対象は,健常者42名(男性17名,女性25名),平均年齢20.7歳であった。〔方法〕方法は1日に1分程度の間隔をあけ3人の…

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献7件

  • 広範囲侵害抑制調節が立位体前屈に与える効果の持続時間

    菅沼 一男, 丸山 仁司 理学療法科学 24 (1), 11-14, 2009

    〔目的〕本研究の目的は,健常人を対象とし広範囲侵害抑制調節(以下DNIC)が立位体前屈の指床間距離に及ぼす効果の持続時間について検討することである。〔対象〕対象は健常者33名(男性15名,女性18名),平均年齢21.1歳であった。〔方法〕方法は1回目に立位体前屈の指床間距離を測定,次にDNICによる介入を実施し介入中,2時間後,翌日についてそれぞれ1回目と同様に立位体前屈の指床間距離の測定を行っ…

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献10件

  • 概念地図法による学習効果

    山﨑 尚樹, 田中 一秀 理学療法学Supplement 2008 (0), G3P1580-G3P1580, 2009

    【目的】先行研究から概念地図法の理解度は,文章の理解度より高いことが示唆されている.またインプットだけでなく他人へのアウトプットでも有効であると考えられている.そこで概念地図法での資料を利用することで理解度が高まるのではないかと考え今回の研究を行うことした.<BR><BR>【方法】理学療法学生35名を無作為に2グループに分け,同じ課題について異なった形態の配布資料を用いて学習を行い多肢選択試験(…

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  • メタ認知的言語化がパフォーマンスに与える影響

    中村 壽志, 渡部 美穂, 田中 一秀 理学療法学Supplement 2008 (0), A3P3093-A3P3093, 2009

    【目的】パフォーマンスに対する評価は結果のみで判断することが多い.しかし,パフォーマンスの向上には結果だけではなく,結果をふまえた過程に目を向けることが重要である.メタ認知的言語化は自分が体感したことを振り返り言語表出する行為のことで,過程に目を向けるツールとして有効な方法とされている.今回,メタ認知的言語化がパフォーマンスに与える影響について検証する.<BR><BR>【方法】偏光眼鏡をかけた経…

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  • モデルの視聴が運動学習に与える影響について

    杉園 伸一郎, 佐野 徳雄, 田中 一秀 理学療法学Supplement 2008 (0), A3P2128-A3P2128, 2009

    【目的】現在,理学療法士は様々な場面で運動療法を行う.そのなかで運動学習を促通させるために,口頭指示や直接的誘導,視覚的矯正などを行っている.今回は同じ動作を行なう熟練者をモデルとし,その視覚情報が運動学習に与える影響について検討したので報告する.<BR><BR>【対象】対象者は本学の学生12名(男性4名,女性8名)年齢20.7±4.1歳とした.対象者12名を,熟練者のビデオを視聴する視覚刺激有…

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  • 昇段動作における高齢者の股関節屈曲筋群の関与

    麦島 優子, 町田 みどり, 眞保 実 理学療法学Supplement 2008 (0), E3P3206-E3P3206, 2009

    【目的】高齢者の転倒による骨折が寝たきりなどの原因となり、大きな問題となっている.屋内転倒箇所の一つとして玄関上がり框があり、高齢者にとってその場での転倒に関する危険認知度は低い.今回、玄関上がり框を想定した昇段動作において、その段差の視覚的認識と下肢筋力の関連性を検討した.<BR>【方法】対象は健常成人10名(以下成人群:男性5名女性5名20.1±1.2歳)、屋外自立歩行が可能な高齢者10名(…

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  • 肩関節屈曲動作における上腕と肩甲帯の動きに関する分析

    水野 智明 理学療法学Supplement 2008 (0), C3P3397-C3P3397, 2009

    【目的】<BR>挙上運動における肩関節の機能的役割は上肢全体の運動方向制御であるが、症例個々の姿勢や可動性・運動性・安定性などによって挙上動作にもいくつかのパターンが観察される.そこで今回、肩関節屈曲方法の違いによって、上腕骨頭中心がどのように変化するのかを調べ、屈曲動作に伴う肩関節機能の破綻が生じる背景の一考察を行い報告する.<BR>【方法】<BR>運動計測については、肩に既往のない健常男性7…

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  • 広範囲侵害抑制調節を用いたアプローチが立位体前屈に与える即時的効果

    菅沼 一男, 丸山 仁司 理学療法科学 23 (6), 773-776, 2008

    [目的]本研究は,健常人を対象とし広範囲侵害抑制調節(以下DNIC)が立位体前屈の指床間距離に及ぼす即時的効果について検討した。[対象]対象は,健常者40名(男性20名,女性20名),平均年齢20.7歳であった。「方法」方法は1日に30秒程度の間隔をあけ3回の連続した立位体前屈の指床間距離を測定することとし,各測定日間の相互の影響を考慮し,各測定日の間隔を3日間あけ,1日目,5日目,9日目に測定…

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献13件

  • 当院における訪問リハビリテーションの対象者に関する調査

    稲田 由紀, 芹田 透, 菅沼 一男, 大江 小百合, 山口 僚子 理学療法学Supplement 2007 (0), E1201-E1201, 2008

    【目的】訪問リハビリテーション(以下、訪問リハ)では、機能維持を目標とする対象者が多いとされている。しかし、当訪問リハでは病期の短い者、またはリハビリ目標を達成し訪問リハが終了となる者など機能改善を目標とした対象者も少なくない。そこで、機能改善者に主眼を置き当院での訪問リハ対象者の傾向を調査した。<BR>【方法】対象は、2006年9月から2007年10月までに当院より訪問リハを実施した全59例と…

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  • 長期の経過により歩行能力の改善を認められた両変形性股関節症の一症例

    山口 僚子, 芹田 透, 伊藤 裕介, 高田 治実, 加藤 宗規, 菅沼 一男 理学療法学Supplement 2007 (0), C0559-C0559, 2008

    【はじめに】<BR> 変形性股関節症は疼痛と変形の進行により徐々に歩行能力の低下を示すことが多いが、制度的にも長期にわたり理学療法を提供することは医療施設においては難しくなってきていると考えられる。今回、両側の変形性股関節症による強い疼痛のため松葉杖を使用していたが、3年以上の長期間を要しながらも杖歩行に改善を認めた症例を経験したので報告する。<BR>【症例紹介・理学療法評価】<BR> …

    DOI 医中誌

  • 相模原市肢体不自由児通園施設および相談施設における補装具作製方法・状況について(障害者自立支援法に関連して)

    本澤 由美子, 村田 英二, 眞保 実, 横山 美佐子 理学療法学Supplement 2007 (0), E1669-E1669, 2008

    【はじめに】平成18年4月障害者自立支援法(支援法)が制定され、補装具作製費の1割を対象者が負担することとなった。支援法措置期間として平成18年9月末日までは各市町村給付制度における支給と世帯の収入に応じた自己負担によって給付された。今回、支援法に伴う補装具の作製動向を相模原市における肢体不自由児通園施設(第二陽光園)、相談施設(療育相談室)の所属別と補装具の種別について分析を行い、その結果から…

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  • 広範囲侵害抑制調節が立位体前屈に与える影響について

    菅沼 一男, 丸山 仁司 理学療法科学 23 (2), 225-228, 2008

    本研究は,健常人を対象とし広範囲侵害抑制調節(以下DNIC)が立位体前屈の指床間距離に及ぼす影響および効果持続時間について検討した。対象者は,健常者40名,平均年齢20.7歳を対照群とDNIC治療群に分けた。DINC治療の前後,および30分後の指床間距離を測定した。その結果,治療群において分散分析で有意差を認め多重比較(bonferroni)にて,すべての組み合わせにおいて有意差を認めた。DNI…

    DOI Web Site Web Site ほか1件 被引用文献2件 参考文献13件

  • 3輪型自転車の導入で社会参加が高まった脳性麻痺児の一症例

    田中 一秀, 桜井 綾美 理学療法学Supplement 2006 (0), E1169-E1169, 2007

    【目的】痙直型両麻痺児の移動手段はその麻痺の程度や運動レベルによって決定される。多くは車椅子を使用する生活を余儀なくされていることが多い。本症例も同様に小学校において車椅子移動が主であり、運動を行うときも車椅子は欠かせない。しかし本児の希望により自転車作成を考案することとなり、実際に使用してからの3年間をここに報告する。【症例紹介】本児は現在10歳の男子であり、脳性麻痺による痙直型両麻痺を有して…

    DOI 医中誌

  • 慢性腰痛に対するMyotuning Approachの即時的変化

    山口 僚子, 芹田 透, 大江 小百合, 稲田 由紀, 伊藤 裕介, 知念 紗嘉, 金子 千香, 菅沼 一男, 高田 治実 理学療法学Supplement 2006 (0), C0330-C0330, 2007

    【はじめに】国民生活調査によると,腰痛は第1位を占めるほど患者数の多い症状である.腰痛症に対し,様々な治療法を行ってきたが,原因・病態が多様であるためEvidenced-Based Physiotherapyの観点から効果的な治療法は依然不明瞭であるとされている.Myotuning Approach …

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  • 高齢者の立ち上がり動作,座り動作における体幹前傾角度及び下腿前傾角度の分析

    芹田 透, 山口 僚子, 大江 小百合, 稲田 由紀, 伊藤 裕介, 知念 紗嘉, 金子 千香, 菅沼 一男, 加藤 宗規, 丸山 仁司 理学療法学Supplement 2006 (0), A1244-A1244, 2007

    【目的】座位から立ち上がる動作(以下,立ち上がり動作)と立位から座位となる動作(以下,座り動作)は日常生活自立において不可欠な動作である.そのため運動療法の最終目標となることも多い.高齢者が行う動作の特徴が明らかになれば自立度低下の予測や,運動療法内容の立案,目標設定などにそのデータを用いることが可能となる.本研究では三次元動作解析システムを用いて体幹前傾角度,下腿前傾角度を測定し,健常者と高齢…

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  • 理学療法施設での音楽利用の現状について

    坂井 翔太, 縄井 清志 理学療法学Supplement 2006 (0), E1087-E1087, 2007

    【目的】音楽が人間の心身に良い影響を及ぼすことは、ピタゴラスやアリストテレスの時代から知られている。音楽療法とは、「音楽の持つ生理的、心理的、社会的働きを、心身の障害の回復、機能改善に向けて、意図的、計画的に活用して行われる治療技法」である。理学療法(PT)においては、王ら(2003)により音楽のリズムにあわせた運動療法が報告されているが、理学療法と音楽に関する研究は少ない。我々は、理学療法に音…

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  • 閉塞性換気障害モデルの検討

    吉原 由佳子, 縄井 清志 理学療法学Supplement 2006 (0), A0700-A0700, 2007

    【目的】平成18年の医療法改正において、呼吸気疾患のリハビリテーション(リハ)を推進する施策が盛り込まれた。この背景には、虚血性心疾患や脳血管疾患に続き、2020年には慢性閉塞性肺疾患(COPD)が死亡原因の第3位にまで上昇することが予想されていることがある。COPDは呼吸理学療法(呼吸PT)の中でも最も多い疾患であり、PTへの期待が高い疾患である。COPD患者の主要な問題は労作時の呼吸困難であ…

    DOI 医中誌

  • 回復期リハビリテーション病棟の自宅復帰に影響する因子の検討

    遠藤 隆之, 縄井 清志 理学療法学Supplement 2005 (0), E1098-E1098, 2006

    【目的】回復期リハビリテーション病棟(以下、回復期リハ病棟)の最終的な目的として、「自宅復帰」がある。当院においても平成13年9月に回復期リハ病棟を開設し、自宅復帰に向け取り組んでいる。しかし、実際には自宅復帰できなかった者も少なくない。先の研究(諸家渡辺ら;2005)でも、転機に影響する因子の報告が多くされている。そこで今回、当院においても、日常生活動作に介助を要す者を対象に自宅復帰に影響する…

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  • 乗馬シミュレータ「ジョウバ」の立位バランスへの影響

    丸山 麻美, 縄井 清志 理学療法学Supplement 2005 (0), E0999-E0999, 2006

    【背景と目的】乗馬治療は、脳性麻痺などの機能障害の改善として理学療法、作業療法、言語療法で用いられている(Meregillano G 2004、伊地知2001)。しかし、乗馬の危険性も指摘されている(Jagodzinski T 2005)。近年では乗馬ロボットが開発され安全かつ安価にて乗馬治療が行なえるようになった(青木2001)。しかし、乗馬療法がもたらす健常者への平衡保持機能、姿勢保持機能の…

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  • サーフィン傷害の実態調査

    森山 剛, 下田 健一朗, 縄井 清志 理学療法学Supplement 2005 (0), C0303-C0303, 2006

    【目的】近年、サーフィンは、レクリエーションおよび競技スポーツとして注目を集めている。サーフィンの歴史は古く、西暦400年頃にさかのぼることができる。ハワイやタヒチに住んでいた古代ポリネシアの人々が発祥と考えられている。日本では1965年に日本サーフィン連盟が発足し翌年の7月には第1回の全日本選主権が行なわれている (NSA …

    DOI 医中誌 被引用文献1件

  • Myo-Tuning Approachが指床間距離に及ぼす影響

    菅沼 一男, 高田 治実, 坪内 敬典, 奥 寿郎, 芹田 透, 山口 僚子, 坂上 昇 高知リハビリテーション学院紀要 6 (0), 31-34, 2005-03-31

    本研究の目的は,Myo-Tuning Approachが指床間距離に及ぼす影響を健常者にて検討することである.対象は,健常者22名(男性9名,女性13名),平均年齢21.3歳である.測定は,日をあらためた3日間(1日目,5日目,9日目)に各3回ずつ行った.5日目の測定では,2回目はMyo-Tuning …

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献1件

  • Myo-Tuning Approachにより痛みが改善した1症例

    山口 僚子, 芹田 透, 大江 小百合, 稲田 由紀, 高田 治実, 坂本 雄, 菅沼 一男, 加藤 宗規 理学療法学Supplement 2004 (0), C0985-C0985, 2005

    【はじめに】Myo-Tuning Approach(以下MTアプローチ)は痛み、痺れ及び筋緊張を調整することにより日常生活動作(以下ADL)及び生活の質(QOL)の向上を図るとともに精神的苦痛を改善する一助とする治療法である。基本的には痛みや痺れを再現させる筋を探し、その症状を抑制するためにさらに別の部位に圧刺激を加える方法を用いる。今回我々は、2年以上にわたり痛みが持続し、更に痛みと痺れが増強…

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  • 当校における学内教育と臨床教育から考えられる理学療法教育のあり方

    水野 智明, 縄井 清志 理学療法学Supplement 2004 (0), G0561-G0561, 2005

    《はじめに》<BR> 近年、ICFモデルが医療・福祉領域に導入され、障害者や高齢者支援において諸領域のさらなる連携が必要になってきている。また、理学療法の卒前教育においては、学内教育と臨床教育の連携の充実も大変重要な課題である。そこで、本研究は社会的needsに対して十分機能する理学療法士の育成において、どのような理学療法教育が適切なのかについて検討することを目的とする。<BR>《対象と方法》<…

    DOI 医中誌

  • ICFを活用した臨床現場と臨床教育の現状

    藤川 明代, 水野 智明, 縄井 清志 理学療法学Supplement 2004 (0), G1153-G1153, 2005

    【はじめに】国際生活機能分類(以下「ICF」)が新しいリハビリテーションモデルとして誕生してから既に3年6ヶ月が経過した。わが国においては、ICFモデルを医療・福祉政策に積極的に活用してゆく方向であり普及・啓発が急務となっている。<BR>そこで本研究の目的は、臨床でのICFの活用状況について、臨床教育の結果を元にデータを数値化し、活用の現状と提案をする。<BR><BR>【対象と方法】本年度臨床実…

    DOI 医中誌 被引用文献1件

  • 脳卒中片麻痺患者の歩行移動動作テストと簡略化

    清水 和彦, 田辺 勇人, 白鷹 増男 理学療法学Supplement 2004 (0), B0633-B0633, 2005

    【目的】<BR>脳卒中片麻痺患者に対して,32項目の歩行移動動作の評価を行ってきた.その結果,対象症例とテスト項目を増加させてもテスト得点の総和を使って対象症例の全般的重症度を順序づけられることが認められた.しかし,テスト項目を増しても,歩行移動動作障害を特徴づける重症度以外の指標は見出せなかった.<BR>これらのことは重症度を判定するだけであれば、テスト項目数をさらに減らすことができることを示…

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  • 介護サービスにおける福祉用具使用時の安全に関する研究

    縄井 清志, 田辺 勇人, 土屋 美智子, 菅沼 一男, 南 和文, 二見 俊郎 理学療法学 31 (1), 51-55, 2004-02-20

    本研究の目的は,介護サービスにおける福祉用具使用時の事故を調査して現状を把握することと,事故防止に対する効果的介入を検討することである。対象は,人口約1万人(高齢者率18.9%)の千葉県印旛村をサービス領域にしている介護支援事業者116施設であった。方法は,質問紙(ひやり・はっと報告)を送付し,郵送にて回収した。また,介入の検討方法は,同じ対象者に対して研修会を行い研修前後にアンケート調査を行っ…

    DOI 医中誌 参考文献9件

  • ポスターセッションその30

    後藤 義朗, 大西 由紀, 漆山 裕希, 大塚 友吉, 縄井 清志, 高橋 明, 安藤 久恵, 大塚 吉則, 垣田 さち子, 大橋 浩太郎, 佐々木 健, 大仲 功一, 盛房 周平 リハビリテーション医学 40 (Supplement), S435-S438, 2003

    DOI Web Site

  • 非営利活動の社会化に向けた一考察

    松岡幸次郎, 芝 忠, 有村知里, 近藤裕美, 近藤昭弘, 森田能子, 青木信夫, 滝沢茂男, 滝沢恭子, 岡本雄三 バイオフィリア リハビリテーション学会研究大会予稿集 1 (0), 20-20, 2003

    タキザワ式リハビリテーション(以下リハ)実施とソリ付き歩行器利用は,高齢障害者の日常生活機能向上に顕著な効果を示している.これらの実現の為の機器は,1987年設立のA社により,開発・事業化されているが,今日まで普及を見ていない.昨年実施した寝たきり高齢者削減に向けたリハ手法普及に関する研究のアンケート回答によると,対象が老人福祉施設であることから,現在実施されているリハに関しては,その効果が必ず…

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  • 福祉用具サービス事業者への安全管理研修会の教育効果

    縄井 清志, 鮎川 史郎, 木原 康彦, 神 智淳, 立澤 正浩, 前田 荘六, 山上 慶之, 土屋 美智子, 坪内 敬典, 赤池 あらた, 菅沼 一男, 幸田 誠, 南 和文, 二見 俊郎 理学療法学Supplement 2002 (0), 788-788, 2003

    【目的】昨年、介護支援事業者への福祉用具に関する事故調査およびその分析を行ない、継続研究として本年、事故原因で最も多かったヒューマンエラーや管理業務の未熟に対して研修会を実施した。今回、この研修会を通して得られた介護支援事業所の安全管理の現状と事故低減対策として介入した研修会の教育効果について検証した。【対象と方法】昨年の研究で送付した先(千葉県印旛村指定介護支援事業者のすべて)に再度研修会案内…

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