貴治 康夫, 沓掛 俊夫, 中野 聰志, 西村 貞浩, 澤田 一彦, 杉井 完治, 多賀 優, 竹本 健一, 天白 俊馬
地質学雑誌
114
(2),
53-69,
2008-02-15
東西6 km・南北7 km規模の比叡花崗岩体は,琵琶湖周辺の白亜紀末山陽帯花崗岩体のうちで,最も西寄りに位置する.これまで琵琶湖コールドロン形成に関係した琵琶湖南部環状花崗岩体の西端部の岩体と考えられてきた.比叡花崗岩体は,中心相と考えられる中粒斑状黒雲母花崗岩とそれを取り囲むように分布している中粒等粒状黒雲母花崗岩からなる.両者は漸移関係にあり,活動時期は100 …
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