田川 博章, 菅原 秀夫, 中島 斉
工業化学雑誌
64
(10),
1751-1759,
1961
石灰石からつくられた生石灰のカサ(嵩)密度は,主として石灰石の焼成条件と組織できめられる。この報文では,生石灰の化学反応性が焼成強度の効果に関係して調べられた。選んだ反応体は気相,液相,固相の反応体として水蒸気,水,炭であった。<BR>水蒸気と生石灰の反応では,重量増加が熱天秤で調べられた。水との反応性の尺度としては,水中に生石灰を加えて5分後の水温上昇が測定された。水蒸気,水と生石灰の化学反応…
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