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  • 座位姿勢による頚部伸筋の経時的筋硬度変化~ Shear wave elastographyを用いた計測~

    新田 麻美, 青木 光広, 沖野 久美子, 山根 将弘, 片岡 義明 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 378-378, 2024-03-31

    ...肘 と前腕を机の外に配置して,90分間机上のノートパソコンのFとJキーに左右の示指をおいた座位姿勢を保持し,開始時から 30分おきに計4回,超音波診断装置 (Aplio 500, Canon, Tokyo)、 6cmリニアプローブ (PLT100BT5, Canon, Tokyo)を使用して僧帽筋上部線維,肩甲挙筋,大菱形筋,頭板状筋のSWVを計測した。...

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  • 腱板大・広範囲断裂に対する鏡視下腱板筋前進古川法の短期治療成績

    森原 徹, 古川 龍平, 木田 圭重, 高橋 謙治 肩関節 47 (1), 143-145, 2023

    ...2019年以降,腱板大・広範囲断裂症例に対して菱形筋・腱板筋連結をすべて鏡視下に行なった腱板筋前進古川法の短期治療成績を報告する.<BR>【対象と方法】腱板大・広範囲断裂24例 24肩を対象とした.検討項目は,術前の腱板断端部位,断裂腱板の脂肪浸潤と術後腱板断端修復状態をMR画像から評価し,臨床成績はJOAスコアで検討した....

    DOI 医中誌

  • 新型コロナウィルス禍における巡回運動教室と運動動画視聴が身体機能に与える効果の検証

    関 誠 九州理学療法士学術大会誌 2023 (0), 154-, 2023

    ...</p><p> 「よかば~い体操巡回教室」のプログラムは、姿勢の維持改善を目的に大腿四頭筋、大殿筋、腹筋群、菱形筋の筋機能向上トレーニングと膝関節屈筋群、腸腰筋、大小胸筋のストレッチならびにニーベントウォーキング等の機能的トレーニングを実施した。実施方法は、大牟田市より指導員を月に1回派遣し体操を実施した。また団体によっては自主的に月に約1~2回体操を実施した。...

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  • 霊長類比較解剖学から考えるヒト背側肩帯筋の形態学的特徴とその系統発生

    姉帯 沙織, 小島 龍平, 時田 幸之輔, 平崎 鋭矢, 遠藤 秀紀 霊長類研究 Supplement 38 (0), 19-, 2022

    ...したがって,これらの機能を果たす背側肩帯筋(肩甲挙筋LS,前鋸筋SA,菱形筋Rh)の形態には,種ごとの姿勢や運動の特徴に応じた違いがあると考えられる。本研究では,霊長類間で背側肩帯筋の筋構築と神経支配を比較し,ヒトの直立姿勢の適応に伴う背側肩帯筋の特徴と系統発生を考察した。...

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  • 外傷に起因すると考えられる肩関節の病態に鍼治療が有効であった 1 症例

    島田 慶, 緒方 昭広 日本東洋医学系物理療法学会誌 47 (2), 115-120, 2022

    ...<br> 【治療】1 診目:血流改善による動作時の疼痛緩和、組織損傷の回復を目的に疼痛部位 ( 烏口突起周辺、棘上筋腱移行部 ) に置鍼、6 診目以降から、疼痛性筋力低下が消失したため、回旋筋腱板構成筋 ( 棘 上筋・棘下筋)、伸張痛のある筋 ( 棘下筋・三角筋後部線維・菱形筋 ) へ1Hz、15 分の鍼通電を施行した。...

    DOI Web Site 医中誌

  • ゼロポジション近似肢位における肘伸展筋力と肩甲骨周囲筋筋力との関係

    髙橋 知之, 田村 将希, 野口 悠, 前田 卓哉, 阿蘇 卓也, 井上 駿也, 古山 駿平, 尾﨑 尚代, 古屋 貫治, 西中 直也 肩関節 46 (1), 13-17, 2022

    ...のゼロポジション近似肢位における肘伸展筋力(Zero肘伸展筋力)と肩甲骨周囲筋筋力との関係を調査することである.投球肘障害患者10名(14.8 ± 2.9歳)を対象とし,Zero肘伸展筋力と肩甲骨周囲筋筋力を計測した.Zero肘伸展筋力の計測肢位は肩甲骨面上で肩甲棘と上腕骨が一直線に並ぶ肢位に設定し,同肢位での等尺性筋力を計測した.肩甲骨周囲筋は僧帽筋上部,僧帽筋中部(MT),僧帽筋下部(LT),菱形筋...

    DOI 医中誌

  • 三次元幾何学形状分析を用いた霊長類・上位胸椎の定量分析

    菊池 泰弘, 荻原 直道 霊長類研究 Supplement 37 (0), 36-36, 2021

    ...特に,棘突起は上肢筋である,僧帽筋や菱形筋が付着し,その影響を受けやすいと推測される。そこで本研究では,上位胸椎の棘突起に特に着目し,種間差の抽出を試みた。ゴリラ,オランウータン,テングザル,チンパンジー,シアマン,アヌビスヒヒ,パタスモンキー,ハヌマンラングール,ホエザル,クモザルにおける第3~6胸椎,合計67標を対象にCT撮像を行った。...

    DOI

  • 筋前進術(Debeyre-Patte変法)を用いた鏡視下腱板修復術

    古川 龍平, 森原 徹, 木田 圭重, 祐成 毅, 黒川 正夫, 高橋 謙治 肩関節 45 (2), 311-316, 2021

    ...治療法としては一次修復が勧められるが,高い再断裂率が報告されており,その手術適応には十分注意を要する.広範囲腱板断裂では棘上筋や棘下筋の筋萎縮や脂肪浸潤を伴っていることが多く,一次修復が困難な症例がある.われわれは広範囲腱板断裂に対して,腱板断端を剥離し大結節付着部まで低緊張下(30N未満)に引き出すことが不可能な場合では,欠損部を補填する術式ではなく,棘上筋,棘下筋の起始部を肩甲骨内側縁から剥離し,菱形筋...

    DOI 医中誌

  • P16-5 関節鏡視下関節唇切除術を施行し、2 ヶ月で下衣操作や頭上動作を獲得出来た症例

    田村 拓也, 城戸 壮大 関東甲信越ブロック理学療法士学会 40 (0), 202-, 2021

    ...</p><p>【考察】疼痛に関しては、肩甲上腕関節可動域低下と関節唇切除による求心位保持困難なため被覆率を上げるための肩甲骨過外転、上腕骨前方変位が、下衣操作困難に関しては、内旋可動域と菱形筋筋力低下が、頭上動作に関しては、肩関節屈曲、外旋可動域低下と棘上筋筋力低下が原因であると考える。...

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  • 上腕骨外科頚骨折により肩峰下インピンジメントが生じた1 例

    坂田 祐也 九州理学療法士学術大会誌 2021 (0), 50-50, 2021

    ...徒手筋力検査は菱形筋2、前鋸筋2 でありその他は概ね3 ~ 4 であった。腱板機能検査は棘上筋2、小円筋2、棘下筋2、肩甲下筋3 であったが、肩甲骨を徒手的に固定すると筋出力は全体的に3 へ向上した。これらの筋収縮では痛痛は認めなかった。その為、腱板は侵襲や不動による廃用と、肩甲骨の不安定性により機能低下が生じていると考えた。...

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  • 菱形筋

    髙橋 勇気, 森重 彩恵, 宮坂 清之 LiSA 27 (7), 775-775, 2020-07-01

    DOI

  • 数種霊長類における腹鋸筋・肩甲挙筋・菱形筋の比較解剖学

    緑川 沙織, 時田 幸之輔, 小島 龍平, 平崎 鋭矢 霊長類研究 Supplement 35 (0), 43-44, 2019-07-01

    ...<p>肩甲骨と体幹をつなぐ筋に着目し、チンパンジーとリスザルの腹鋸筋(SV)、肩甲挙筋(LS)、菱形筋(Rh)の筋形態とその支配神経を調査した。これら3筋は、全て肩甲骨内側縁に停止する筋である。SVはチンパンジーで上位11肋骨、リスザルで上位10肋骨程より起始し、肩甲骨内側縁に停止していた。SVの支配神経はチンパンジーでC5-7, リスザルでC6,7であった。...

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  • 中学生野球選手における体幹機能と肘関節伸展筋力の関連

    遠藤, 康裕, 坂本, 雅昭, Endo, Yasuhiro, Sakamoto, Masaaki 研究紀要 青葉 Seiyo 10 (2), 47-52, 2019-03-15

    ...【考察】投球側および非投球側の片側性の多裂筋、脊柱起立筋の機能により骨盤に対して脊柱を固定し、菱形筋の機能により胸郭に対して肩甲骨内外転の安定性をより保てる方が等尺性の肘伸展筋力を大きく発揮できるものと考えた。 【結論】体幹側方の安定性が遠位の運動である肘伸展筋力の発揮に影響することが示唆された。...

    機関リポジトリ

  • 両側上肢と頸部・胸部の疼痛に対して,上位胸椎へのアプローチが有効であった症例

    松本 篤拓, 佐藤 竜太, 縄馬 明人 理学療法学Supplement 46S1 (0), H2-209_1-H2-209_1, 2019

    ...</p><p>【介入方法・結果】</p><p> 初回の介入では,背臥位でのTh4,5に対するセルフモビライゼーションとTh4,5,6に付着する菱形筋のストレッチ(Defranca 1995)を運動療法として指導した.セット数は3セット行い,治療効果を確認するため,1セット毎にSlump Testにて効果を確認した....

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  • リスザル肩甲挙筋・腹鋸筋・菱形筋の形態とその支配神経

    緑川 沙織, 時田 幸之輔, 小島 龍平, 平崎 鋭矢 霊長類研究 Supplement 34 (0), 47-47, 2018-07-01

    ...中でも,腹鋸筋(SV),肩甲挙筋(LS),菱形筋(Rh)は肩甲骨内側縁に停止する筋で,支配神経の連続性から同一系統の筋が分化したものとされる(加藤ら,1978)。今回は,リスザルにおけるこれらの筋の形態と支配神経を調査した結果を報告する。SVは,第1~9肋骨から起始し肩甲骨内側縁に停止していた。LSは,第1~6頚椎横突起から起始し,肩甲骨内側縁の上部1/3へ停止していた。...

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  • 腹部超音波検査時のベッド高が検者の身体負担と探触子の操作性に与える影響について

    丸山 勝, 森 貴子, 三枝 義信, 小田 福美, 中林 智保子, 久次米 公誠, 橋本 直明, 野曽原 由香, 鈴木 浩之, 下村 義弘 超音波検査技術 43 (3), 249-258, 2018-06-01

    ...日本超音波医学会認定の超音波検査士資格(消化器領域)を取得している8名とした.方法は,ベッドが座面と同じ高さを基準とし,±5 cm, ±10 cmの5段階の高さについて評価した.人体模型に対して指定したプロトコル(①:右肋骨弓下走査~肋間走査,②:右側腹部走査,③:左側腹部走査)で走査を行い,その間の筋電図,身体角,探触子の操作性について測定した.測定筋は右尺側手根屈筋,右橈側手根伸筋,右僧帽筋,右菱形筋...

    DOI 医中誌

  • 上肢介助量が肩外転保持時の肩関節周囲筋の筋活動に与える影響

    三浦 雄一郎, 福島 秀晃, 甲斐 義浩, 幸田 仁志, 森原 徹 肩関節 41 (2), 364-368, 2017

    ...三角筋では介助1kgの場合,介助3kg,4kgと比較して有意に増加した.前鋸筋では介助1kgが3kgと比較して有意に増加した.棘下筋と菱形筋では介助5kgが1kg,2kg,3kgと比較して有意に増加した.軽微な上肢介助では三角筋,前鋸筋の筋活動が高かった.介助が増大すると,三角筋は抑制され拮抗筋である棘下筋,菱形筋の筋活動が増大した.上肢介助量に配慮する必要があると考えた....

    DOI 医中誌

  • サポート下着が立位姿勢と歩行に与える影響

    永澤 加世子, 西田 裕介 理学療法学Supplement 2016 (0), 0847-, 2017

    ...</p><p></p><p></p><p></p><p>【結論】</p><p></p><p>本研究で使用した下着にある背面上部のラインは,肩甲骨を内側に引きつけ肩甲骨内転筋(菱形筋)の働きをサポートし,腰部のラインは骨盤の前傾を促し,背筋群(脊柱起立筋)をサポートする。以上より猫背である健常女性に対しサポート下着は脊柱後弯変形の要因である脊柱起立筋をサポートし,脊柱の伸展を促す可能性が示唆された。...

    DOI

  • 新世界ザルの動作解析と形態から類人猿の特徴を探ってみる―特にロコモーションに着目して―

    菊池 泰弘, 藤野 健 霊長類研究 Supplement 33 (0), 15-15, 2017

    ...</p><br><p>プログラム</p><p>1.マクロ神経解析に基づく新世界ザル上肢―体幹移行領域の形態学的特徴</p><p>緑川沙織(埼玉医科大・保健医療)</p><p>2.コモンマ-モセット(Callithrix jacchus)における肩甲挙筋,,菱形筋,,腹側鋸筋の支配神経について</p><p>江村健児(姫路獨協大・医療保健)</p><p>3.生理学的筋横断面積からみたクモザルと類人猿の後肢特徴...

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  • 05バ−25−ポ−19 上肢帯筋群の形態学アトラス

    小松 敏彦, 船渡 和男 日本体育学会大会予稿集 67 (0), 181_2-181_2, 2016

    ...<p> 本研究の目的は、上肢帯を構成する肩甲骨及び鎖骨に付着する20の筋(棘上筋、棘下筋、小円筋、肩甲下筋、三角筋、大円筋、広背筋、烏口腕筋、大胸筋、小胸筋、大菱形筋、小菱形筋、肩甲挙筋、前鋸筋、鎖骨下筋、肩甲舌骨筋、僧帽筋、胸鎖乳突筋、上腕二頭筋、上腕三頭筋)についての形態的特徴を示すことである。...

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  • RA疾患に伴う右側母指Z変形に対して解剖学を考慮した関節可動域訓練の効果について

    山口 亮治 九州理学療法士・作業療法士合同学会誌 2016 (0), 222-222, 2016

    ...</p><p>【理学療法経過】</p><p>右母指の訓練前評価で、X―P上で大菱形筋の軽度の骨萎縮が認められるが顕著な関節変形は認められなかった。関節可動域評価では、他動運動で母指の撓側外転40°、掌側外転40°、MP関節屈曲30°、IP関節屈曲20°と軽度から中等度の可動域制限がありMMT2レベルで母指伸展時手関節撓側面に運動時痛を認めた。...

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  • 05バ−25−ポ−29 投球動作が野球投手の深層筋の筋厚に及ぼす影響

    長谷川 伸, 船津 京太郎 日本体育学会大会予稿集 67 (0), 184_3-184_3, 2016

    ...測定対象は前腕部の浅指屈筋、深指屈筋、上腕部の上腕筋、肩部の棘上筋、棘下筋、胸背部の小胸筋、菱形筋、腹部の腹横筋、腰部の腰方形筋、大腰筋、臀部の中殿筋、大腿部の中間広筋、下腿部のヒラメ筋の13筋とした。非投球側との比較において、野球投手の投球側では浅指屈筋、深指屈筋、上腕筋、小胸筋が有意に高い値が示され、大腰筋では有意に低い値が示された(p<0.05)。...

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  • O-139 手関節の位置関係が肩甲帯の筋活動に与える影響

    横村太志, 川井誉清 関東甲信越ブロック理学療法士学会 35 (0), 139-, 2016

    ...</p><p>【結果】僧帽筋上部線維はPF:108±11%、DF:102±15%、僧帽筋下部線維はPF:108±8%、DF:104±19%、菱形筋はPF:101±10%、DF:0.93±9%、前鋸筋はPF:96±13%、DF:102±10%であり、菱形筋および前鋸筋で有意差を認めた。...

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  • 徒手療法と星状神経節刺鍼の併用にて,左肩甲帯・左上肢の疼痛・痺れの改善を認めた頚椎症の一症例

    井手 一茂, 長澤 康弘, 堀山 祐史, 小林 浩行, 森田 良平 理学療法学Supplement 2014 (0), 1810-, 2015

    ...疼痛は安静時(+),夜間時(+),圧痛(+):左肩甲挙筋,棘下筋,菱形筋,腕橈骨筋,動作時痛(+):頚部伸展,左側屈,回旋,5分程度の座位・立位姿勢保持にて疼痛・上肢痺れ出現。症状の増悪因子は座位・立位姿勢保持,朝方の起き上がり直後,夕方,頸椎牽引,軽減因子は左上側臥位,左上肢を挙上し,手を頭上へ持っていく姿勢,入浴であった。...

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  • 牛枝肉における歩留補正に菱形筋を用いる妥当性の検討

    山下 直樹, 阿佐 玲奈, 山田 一孝, 大井 幹記, 口田 圭吾 日本畜産学会報 86 (4), 511-514, 2015

    ...牛枝肉格付の歩留補正には菱形筋露出度が参考にされることがあり,その妥当性を検討するため,菱形筋面積の推移を調査した.材料には黒毛和種45頭の第6〜7横断面の高精細画像,第7肋骨頭側始端および第7肋骨尾側終端のCT画像を用い,各画像で菱形筋面積を算出した.その後,第6〜7横断面の菱形筋面積を第7肋骨始端の菱形筋面積で除すことで菱形筋面積の比率を算出した.菱形筋面積は第6〜7横断面から第7肋骨終端に向かうに...

    DOI 機関リポジトリ 日本農学文献記事索引 ほか2件

  • 機器を用いたディップ運動による肩関節可動域の変化と性差

    水池 千尋, 石原 康成, 堀江 翔太, 大谷 豊, 水島 健太郎, 久須美 雄矢, 立原 久義 理学療法学Supplement 2013 (0), 0271-, 2014

    ...ディップ運動では僧帽筋上部線維,菱形筋,前鋸筋,上腕三頭筋に強い筋活動がみられたという報告があり,これらの筋の反復収縮と相反神経抑制によって肩甲骨周囲筋の柔軟性の向上が引き起こされたと考えられる。女性の挙上角度は変化が無かったが,120°以上の挙上では肩甲骨の動きに加え,胸椎伸展運動の連動が必要とされる。...

    DOI 医中誌

  • 膝関節術後症例に対する頸部伸筋群ストレッチが膝関節ROMに与える影響

    小谷 尚也, 吉村 ゆかり, 手島 礼子, 矢次 彩, 河村 ありさ, 後藤 恭輔, 塩田 悦仁 理学療法学Supplement 2013 (0), 1536-, 2014

    ...T.Myersによると,板状筋~菱形筋~前鋸筋~腹斜筋~腸脛靭帯~前脛骨筋~長腓骨筋~大腿二頭筋~脊柱起立筋と連なるSpiral Lineという筋膜連結があるとされている。膝関節術後症例の疼痛回避姿勢はこのSpiral Lineに緊張状態を生じさせる。膝関節への影響としては,腸脛靭帯の緊張による脛骨外旋や大腿二頭筋の緊張による伸展制限が考えられる。...

    DOI 医中誌

  • 比較解剖学の過去,現在,未来

    田島 木綿子, 山田 格 霊長類研究 Supplement 29 (0), 51-, 2013

    ...anatomy of the dorsal shoulder girdle muscles<br>  Masahiro Koizumi (Tokyo Ariake University of Medical and Heal th Sciences)<br> 脊椎動物が陸に上がったのち,前肢で体幹を持ち上げる必要のある爬虫類と哺乳類では体幹をハンモック状につりさげる背側肩帯筋(前鋸筋,肩甲挙筋,菱形筋...

    DOI

  • 重症心身障害児者へのボツリヌス治療

    根津 敦夫 日本重症心身障害学会誌 38 (2), 243-243, 2013

    ...後弓反張や側彎に対しては、できるだけ傍脊柱筋に投与せず、僧帽筋、大円筋、広背筋、大菱形筋、肩甲挙筋、腰方形筋、腹斜筋、腸腰筋などの上肢帯・下肢帯筋を中心に治療するのが望ましい。 重症のハサミ足には、長内転筋、内側ハムストリング、薄筋、腸腰筋へ投与し、股関節脱臼の予防を試みる。長袖の着替えが困難な場合には、大円筋、大胸筋、上腕筋、上腕2頭筋、腕橈骨筋に投与する。...

    DOI 医中誌

  • 菱形筋と前鋸筋は機能的に連結しているか?

    羽崎 完, 藤田 ゆかり, 山田 遼 理学療法学Supplement 2011 (0), Ab0440-Ab0440, 2012

    ...このように菱形筋と前鋸筋が解剖学的に連結していることは明白であり,菱形筋の筋活動の変化率と前鋸筋の変化率が強い相関を示した今回の結果から,機能的にも連結していることが明らかとなった。一般的に菱形筋は肩甲骨の内転・下方回旋に,前鋸筋は外転・上方回旋に作用し,両筋は拮抗筋の関係にあるとされている。...

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  • 骨粗鬆症に罹患している日本人の骨折リスク低減に運動介入は効果があるのか?

    梅原 拓也, 田中 亮, 山崎 貴博 理学療法学Supplement 2011 (0), Ca0276-Ca0276, 2012

    ...., 2008),その平均骨密度(腰椎)は0.8g/cm<sup>2</sup>以上である.一方,本研究が組み入れた試験の対象者の平均骨密度は0.8g/cm<sup>2</sup>未満である.このように,骨粗鬆症に罹患している日本人の骨密度は欧米人よりも小さく,このことが骨密度に対する運動介入の効果に影響を及ぼしていたと考えられる.また,体幹伸展筋力をアウトカムにした欧米の試験は,僧帽筋や菱形筋,股関節伸転筋...

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  • 理学療法と上肢・体幹へのボツリヌス治療により臨床像の改善を得た一症例

    平垣 有紀子 理学療法学Supplement 2011 (0), Ba0961-Ba0961, 2012

    ...この変化からBTX‐A投与は、安静時でも筋緊張の高い左大菱形筋、左小円筋、両僧帽筋上部繊維、両上腕二頭筋、両母指内転筋とスパズムを有する両脊柱起立筋腰椎部に全身麻酔下で施注した。施注翌日より上肢の可動性改善、右体幹短縮と腰背部過伸展のスパズムの軽減を認めた。...

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  • 腱板断裂術後患者に対する超音波治療の効果:ABAデザインによる検討

    法山 徹, 勝木 道夫, 後藤 伸介, 中村 立一 東海北陸理学療法学術大会誌 28 (0), 109-, 2012

    ...USの併用によりROMが改善したことについては、僧帽筋や菱形筋等の肩甲骨内側組織の伸張性が改善したことにより肩甲骨上方回旋が促通されたためと考えた。また、期間A’においては、ROMが低下する傾向を示していたが、職業復帰により急激に上肢の運動量が増し、仕事後の疼痛増強もみられていたため職業復帰による過用が原因と考えた。...

    DOI 医中誌

  • 肩関節機能の改善に遅延した頸髄不全損傷の一症例

    小堺 由貴, 古沢 アドリアネ 明美, 五十嵐 昌則(MD), 土谷 宏之, 栃澤 恵 関東甲信越ブロック理学療法士学会 30 (0), 333-333, 2011

    ...inner・outer muscle,肩甲骨固定筋の協調訓練を背臥位にて行った.後半は肩甲骨周囲のstability強化のため,四つ這い訓練・cat&dog exerciseを行った.この他に全期間を通して,肩関節周囲軟部組織のストレッチ,肩甲骨固定筋・inner muscleの収縮・筋力訓練を行った.評価方法(右側のみ)は,ROM-T(active)肩関節屈曲,MMTは肩甲骨固定筋(僧帽筋・前鋸筋・菱形筋...

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  • 肩関節周囲炎患者に対する理学療法アプローチ

    丸尾 典生 理学療法学Supplement 2010 (0), CbPI1284-CbPI1284, 2011

    ...このため,結帯動作に必要な肩甲骨の内転,下方回旋への動きを作り出す体幹伸展が不十分であった.また,関節構成体からの侵害性入力により生じる疼痛により屈筋の促通と伸筋の抑制によって機能的アンバランスが生じている.肩関節屈曲や外転運動には肩甲骨を脊柱に引き寄せながら上方回旋を行う必要があるが,本症例の安静肢位において肩甲帯が外転,挙上位にあるため,この上方回旋への可動性を低下させている要因であると考えられた.菱形筋...

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  • 右反復性肩関節脱臼術後の理学療法の一考察

    徳田 一貫, 阿南 雅也, 新小田 幸一, 田村 裕昭, 川嶌 眞人 九州理学療法士・作業療法士合同学会誌 2011 (0), 206-206, 2011

    ...<BR>【初期評価】<BR> 整形外科テスト:apprehension sign(-).疼痛は安静時,夜間時,運動時(-).ROMは右肩関節屈曲105°,外転85°,1st外旋20° ,2nd外旋10°(主制限部位のみ記載.).MMTは肩関節外転2+,外旋3.筋緊張は右大胸筋,小胸筋,小円筋,前鋸筋,菱形筋,肩甲下筋下部線維,筋緊張亢進あり.筋萎縮は棘上筋,棘下筋,三角筋の筋萎縮あり.肩関節外転運動...

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  • 関節鏡視下肩峰下徐圧術を施行された理学療法経験

    久場 美鈴 九州理学療法士・作業療法士合同学会誌 2011 (0), 77-77, 2011

    ...<BR>【考察】<BR> 本症例の痛みの発症要因は,上肢を用いる作業の際に,頭部前方位,頚椎過伸展位による不良姿勢により僧帽筋上部線維,肩甲挙筋などの筋緊張が発生し,肩甲骨挙上,上方回旋を引き起こし,肩甲骨の偏位により肩甲上腕リズムの破綻が生じた.僧帽筋中・下部線維,菱形筋による筋機能不全により小胸筋が代償性短縮を呈し,肩甲骨前傾位となり肩峰下腔の狭小化により肩峰下滑液包に機械的刺激が加わり滑膜組織...

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  • 結帯動作における肩甲骨周囲筋群の筋活動について(第2報)

    高見 武志, 松田 俊樹, 三馬 孝明, 中道 哲朗, 鈴木 俊明 近畿理学療法学術大会 2011 (0), 22-22, 2011

    ...またNeumannは肩鎖関節における下方回旋は解剖学的肢位に肩甲骨を戻すことであり、この運動は力学的に肩の内転あるいは伸展と関係し、さらに肩甲骨に付着する広背筋線維の一部は菱形筋による肩甲骨の下方回旋を補助すると報告している。...

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  • 訪問理学療法で短期間の介入により効果を示した慢性期脳卒中者例

    大西 広倫, 安田  孝志 近畿理学療法学術大会 2011 (0), 63-63, 2011

    ...筋緊張は右優位に肩甲骨周囲筋(特に僧帽筋上・中部、菱形筋、大円筋、広背筋、大胸筋)、体幹、下肢筋において傍脊柱起立筋群、腰方形筋、腹直筋、ハムストリングス(外側>内側)、大腿筋膜張筋、腓腹筋、ヒラメ筋、足底筋膜に亢進を認めた。また右外腹斜筋においては反対側に比べ低下を認めた。姿勢においては、座位は体幹を屈曲位、右体幹側屈、右股関節外転・外旋位、また立位においては、左側優位の荷重支持となっていた。...

    DOI

  • 立位姿勢における頭部・頸胸椎・肩甲骨・上肢のアライメントに影響を与える因子の検討

    市川 和奈, 竹井 仁, 松村 将司, 宇佐 英幸, 小川 大輔, 見供 翔 理学療法学Supplement 2010 (0), AbPI2058-AbPI2058, 2011

    ...肩甲骨アライメントの測定項目は、1)肩甲骨の前額面に対する前方傾斜角度[°]、2)肩甲棘基部から胸椎棘突起の水平距離[cm]、3)肩甲骨内側縁の大菱形筋下縁付着部から胸椎棘突起の水平距離[cm]、4)肩甲骨の回旋角度[°](上方回旋角度を正とする)の4項目。...

    DOI

  • 前鋸筋の形態とその神経支配:機能解剖学的考察

    那須 久代, 秋田 恵一 理学療法学Supplement 2010 (0), AbPI1095-AbPI1095, 2011

    ...また下部の中でも最下の筋束は,肩甲骨下角の内側に回り込み,ときとして菱形筋に連続しているものも観察された。<BR> 前鋸筋の支配神経:前鋸筋の中部ならびに下部は,主にC5,6,7の分節から成る長胸神経の本幹からの枝によって外側面から支配されていた。前鋸筋の上部には,長胸神経からの枝に加えて,C4,5に起始した菱形筋枝からの分枝や,長胸神経の本幹とはかなり近位で分かれた独立枝も複数関与していた。...

    DOI 医中誌

  • 先天性斜頸に対する保存的理学療法効果の検討

    三村 真士, 南田 義孝, 藤川 智広, 真鍋 健史, 山田 英司 理学療法学Supplement 2010 (0), CbPI1249-CbPI1249, 2011

    ...初期評価時、MMTは両側舌骨上・下筋・僧帽筋中部・下部繊維・大・小菱形筋・前鋸筋・腹斜筋群2、その他は4であり、筋萎縮が認められたが左右差はなかった。咬筋、側頭筋も筋萎縮を認め、疼痛と筋力低下により肉が噛み切れない状態であった。...

    DOI

  • 筋硬度の定量化ならびに筋硬結における筋疼痛と筋硬度との関連性

    古後 晴基, 黒澤 和生, 長谷川 敦子, 有賀 透仁, 秋吉 祐一 理学療法科学 25 (1), 41-44, 2010

    ...〔方法〕研究1では,最長筋,僧帽筋,大菱形筋の筋硬度を筋硬度計にて測定した。筋硬度の性差をt検定にて検証した。研究2では,筋硬度は筋硬度計にて測定し,筋疼痛は数値的評価スケール<sup>1)</sup>(numerical rating scale:以下NRS)にて測定した。筋疼痛と筋硬度との関連性をPearsonの相関係数にて検証した。...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 被引用文献2件 参考文献16件

  • 肩関節外転運動における菱形筋を中心とした肩甲骨周囲筋群の筋活動特性

    橘内 基純, 金子 文成, 青山 敏之, 戸田 創, 福林 徹 バイオメカニズム 20 (0), 217-224, 2010

    ...この結果, 小菱形筋と大菱形筋間において筋活動量に差異が認められるとともに, 小菱形筋と前鋸筋の2筋は負荷の増加に伴って筋活動量が増加する傾向が見られた. よって, 小菱形筋と前鋸筋は負荷依存的に活動することが考えられ, 肩関節外転運動に伴う肩甲胸郭関節の運動は肩甲骨周囲筋群の協調運動により遂行されている可能性が示唆された.</p>...

    DOI Web Site 被引用文献1件 参考文献14件

  • 肩関節回旋筋群の筋力増強訓練指導の経験

    三島 友美, 吉田 慎一 日本農村医学会学術総会抄録集 59 (0), 382-382, 2010

    ...<経過>【導入期】左肩下垂が著明.徒手筋力検査[MMT]は僧帽筋・菱形筋・肩jt屈筋群・伸筋群・外転筋群・外旋筋群・肘jt屈筋群で2(pain),大胸筋・肩jt内旋筋群で3(pain).肩甲上腕リズムを修正し肩jt屈曲90-100度まで疼痛なく可能(座位,他動).上肢挙上を伴うADL動作は困難.ROM訓練,セラバンドを使用した回旋筋群・表層筋の筋トレ開始(1回/週・1回40分).【3カ月後】肩jt外転時...

    DOI

  • 肩関節外転位における肩甲骨周囲筋群の動態変化

    橋本 俊彦, 岡田 尚之 了德寺大学研究紀要 (4) 93-99, 2010

    ...,棘下筋でT2値が上昇し,僧帽筋中部および大菱形筋においてT2緩和時間の有意な延長がみられた.これは,肩関節外転位で回旋運動が繰り返される中での肩甲骨周囲筋の重要性が示唆された.総じて,肩関節90°外転位での肩関節回旋運動では肩甲骨周囲筋の活動性は肩甲胸郭関節機能に影響することが示唆され,肩甲骨周囲筋の機能不全はオーバーヘッドスポーツにおける肩甲上腕関節の障害の一因になると考えられた....

    DOI 機関リポジトリ Web Site ほか1件

  • 黒毛和種肥育牛におけるシコリの超音波診断技術

    宮島, 恒晴, 陣内, 孝臣, 黒川, 洋介 肉用牛研究会報 (87) 41-46, 2009-06

    ...枝肉評価でシコリと判定された牛の生体時における超音波画像の特徴は、第一に超音波画像で僧帽筋の直下にある菱形筋および背半棘筋の一部の輝度が高く描出することである。第二に僧帽筋断面の白い輝点が少なく、黒く抜けたように描出することである。第一の特徴だけでも診断することが可能である。...

    日本農学文献記事索引 参考文献10件

  • 腹斜筋群促通による肩甲骨の位置変化

    大屋 隆章, 財前 知典, 小関 博久, 田中 亮, 多米 一矢, 樋口 亜紀, 星 唯奈, 三浦 俊英 理学療法学Supplement 2008 (0), C3P3400-C3P3400, 2009

    ...とも筋連結しているため菱形筋作用により今回の結果である肩甲骨内転、下方回旋が起こったものと考える.体幹、肩甲骨周囲では多数の筋連結作用があり、今後は筋電図などで筋を区別し、関与する筋の検証をする必要がある....

    DOI

  • 拘束性換気障害患者一症例のコンディショニングについて

    手塚 瞳, 北原 エリ子, 新保 松雄 理学療法学Supplement 2008 (0), D3P2501-D3P2501, 2009

    ...インフォームドコンセントにて同意が得られた70歳代女性、診断名は肺結核後遺症.45年前に肺結核にて右上葉切除、右第2~4肋骨切除、胸郭形成術施行.3年前から歩行時に呼吸苦出現.外来にて理学療法開始(週1回×12回).施行前の呼吸機能検査では%VC 32.9、FEV<SUB>1</SUB>% 91.1であった.目標は長距離歩行での呼吸苦軽減、歩行速度の上昇とした.問題点は、1.右僧帽筋中下部線維、菱形筋...

    DOI

  • 肩関節外旋運動における上関節上腕靭帯の役割について

    橘田 正人, 柘植 英明, 浅本 憲, 中野 隆 理学療法学Supplement 2008 (0), C3P3421-C3P3421, 2009

    ...<BR><BR>【対象及び方法】愛知医科大学医学部において『解剖セミナー』に供された解剖実習用遺体3体6肩とした.背臥位および腹臥位にて胸部・背部の皮膚を剥離し,大胸筋・小胸筋・三角筋・僧帽筋・肩甲挙筋・前鋸筋・菱形筋等を切断除去し,肩甲骨・鎖骨・上腕骨を温存した状態で上肢帯を体幹より切離した.上腕骨は遠位部で切断した.腱板・関節包を剖出後,肩甲下筋を可能な範囲で除去した.さらに肩甲下筋腱を関節包から...

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  • 副神経麻痺症例の肩関節外転運動に対するリハビリテーション

    福島 秀晃, 三浦 雄一郎, 森原 徹, 鈴木 俊明 近畿理学療法学術大会 2009 (0), 70-70, 2009

    ...特に肩甲骨の挙上、内転では肩甲挙筋、菱形筋の代償が著明であった。自動屈曲、外転における三角筋、腱板機能は良好であったが肩甲挙筋、菱形筋、大胸筋の過剰な活動を認めた。 【治療方針】僧帽筋麻痺による肩甲胸郭関節の安定性が低下。肩甲帯アラインメント不良による大胸筋の短縮、肩甲挙筋、菱形筋の過緊張が二次的に生じたと考えた。...

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  • 肩関節の等尺性収縮時における肩甲骨周囲筋の活動

    井尻 朋人, 高木 綾一, 大工谷 新一, 鈴木 俊明 近畿理学療法学術大会 2009 (0), 16-16, 2009

    ...肩関節外転では動作筋の前鋸筋は2.6、3.7、5.7、僧帽筋上部は2.5、4.0、6.8であり、拮抗筋の僧帽筋下部は2.4、4.5、7.6、小菱形筋は3.2、6.0、9.4、大菱形筋は3.8、7.4、11.9であった。前鋸筋、僧帽筋上部、僧帽筋下部及び小菱形筋では5%、10%と比較し15%で有意に増加し、大菱形筋では5%より10%、5%と10%より15%で有意に増加した。...

    DOI

  • 肩腱板筋群に対する弓引き動作の効果について

    伊藤 直之, 山崎 孝, 松原 永吏子, 堀 秀昭, 山門 浩太郎 理学療法学Supplement 2007 (0), C0109-C0109, 2008

    ...<BR>【考察】弓引き動作は,肩関節90°外転位にて肩甲上腕関節の水平伸展を伴う運動であり,その際前鋸筋や僧帽筋,菱形筋の肩甲骨周囲筋を同時に収縮させ肩甲骨の固定を促すことが可能である.今回,弓引き動作を施行した群に2nd内旋の有意な筋力増強が認められた.その理由として,2nd内旋時の肩甲骨の動きには前傾と外転が生じ,その際肩甲骨内側縁と下角には胸郭からの浮き上がりが生じるが,弓引き動作により肩甲骨...

    DOI 医中誌

  • C7不全麻痺の競泳選手に対する肩関節治療の一例

    田野 悠介, 伊藤 勝敏 理学療法学Supplement 2007 (0), A0206-A0206, 2008

    ...<BR>【治療】リリース~リカバリー期の現象は菱形筋の機能不全に対して上腕三頭筋の代償が起きているからであると推察できるため、菱形筋に着目し、機能改善を図った。治療内容として、菱形筋の筋長、収縮様式を変えながらの収縮促通、そして体幹の不安定な状況下で上肢全体の筋出力発揮を促した。...

    DOI

  • 肩甲骨機能不全症に見られた翼状肩甲の一例

    武富 由雄, 中川 滋人, 米田 稔 理学療法学Supplement 2006 (0), C1324-C1324, 2007

    ...MMT結果、右側・前鋸筋は4、僧帽筋上部線維は3、僧帽筋下部線維は0、菱形筋は2、三角筋(前・中・後)は2。右肩甲帯部の表在感覚の脱失なし。運動プログラムは、1。椅座位、最大GHJ挙上位で右下部僧帽筋に徒手抵抗運動、2。椅座位、右GHJ水平伸展運動に徒手抵抗、3。椅座位、右GHJ内旋運動に徒手抵抗、4。立位、GHJ最大挙上位で手の壁歩き、5.右菱形筋に徒手抵抗運動。...

    DOI

  • 前鋸筋の機能解剖学的研究

    五十嵐 絵美, 浜田 純一郎, 秋田 恵一, 魚水 麻里 理学療法学Supplement 2006 (0), A0007-A0007, 2007

    ...この病態は菱形筋、肩甲挙筋が伸張され、一方前鋸筋は短縮し機能できない状態に陥り、僧帽筋で肩甲骨上方回旋を代償していると推測された。<BR><BR>【まとめ】前鋸筋は主にC5, 6, 7で支配されるが例外的にC4も関与する。C5神経根は60%で中斜角筋を貫通していた。複数神経支配下にある上部筋束は前鋸筋の機能上中心的役割を担っている。...

    DOI

  • 頚部の固定による肩甲骨周囲の疼痛因子の検討

    高橋 裕司, 千葉 慎一, 川口 聡, 及川 雄司 理学療法学Supplement 2006 (0), C1318-C1318, 2007

    ...測定部位は左右の僧帽筋、肩甲挙筋、菱形筋とし、5回測定し最高値と最低値を除した値の平均値を各部位の硬度とした。統計学的処理は対応のあるt検定を用い固定の前後について比較検討を行った。<BR>【結果】VASは6名中5名で固定後に高値を示し、頚部から肩にかけての張り、肩こりの訴えがあった。肩甲骨の高さの変化量は、右-1.27±1.08、左-1.40±0.97であった。...

    DOI

  • 肩甲胸郭関節に主に関与する主要筋力と握力との関連性

    川井 謙太朗, 中山 恭秀, 吉田 啓晃, 宮野 佐年 理学療法学Supplement 2005 (0), A0799-A0799, 2006

    ...勿論、僧帽筋・菱形筋などの筋群も安定性向上のため機能しているが、前鋸筋に比べると弱い。つまり、廣瀬らの計測した肩関節屈筋群と、本研究の肩甲骨外転と上方回旋筋群(前鋸筋など)は同様の動作で測定するため、類似した結果が得られたと考える。...

    DOI

  • 背部弾性線維腫の1例

    衣笠 和洋, 大久保 琢郎, 神村 和仁 日本臨床外科学会雑誌 66 (11), 2661-2665, 2005

    Elastofibroma dorsi, named for its characteristic location, is a benign soft tissue tumor occurring most often in the subscapular region of elderly women. We report a case of elastofibroma dorsi in …

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献1件 参考文献10件

  • 背部弾性線維腫の1例

    中城 正夫, 吉松 俊英, 木村 龍範, 内田 雄三, 川原 克信 日本臨床外科学会雑誌 66 (3), 596-600, 2005

    We removed an elastofibroma dorsi by using the applied wound retractor (Alexis) in a 76-year-old woman. The patient was seen at the hospital because of a right dorsal tumor. A tumor was palpated …

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献1件 参考文献10件

  • 観血的治療を行なった肩鎖関節脱臼症例に対する理学療法効果

    額谷 一夫, 松浦 武史 理学療法学Supplement 2004 (0), C0369-C0369, 2005

    ...実験計画のBにあたるPTプログラムは、初回評価から肩甲骨モビライゼーション、僧帽筋上部繊維のストレッチング、僧帽筋中部繊維・菱形筋の筋力増強運動とし、同僚の理学療法士が痛みの出ない範囲でこれを行なった。PTは1回目4日、2回目4日、3回目9日間の計3回行なった。...

    DOI 医中誌

  • 当院における開心術後の心臓リハビリテーションについて

    上原 さやか, 藤崎 浩行, 南淵 明宏 理学療法学Supplement 2004 (0), D1189-D1189, 2005

    ...DP群の創部痛以外の痛みは脊柱起立筋から出現し、菱形筋および棘下筋などへと広がっていく傾向が強く出現した。心リハの現在の傾向として早期離床、早期退院であり、早期離床が呼吸循環器系に与える影響は推奨されているにも関わらず、今回のような痛みに対する身体状況は逆に運動を制限する因子である。そのため、入院が長期化するような事もあり、自宅復帰をしてからも残る問題である。...

    DOI

  • 不全頚髄損傷者の肩甲骨の位置と脊柱アライメントについて

    立石 貴之, 大平 雅子, 松永 有紀美, 野村 紗弥可, 額谷 一夫, 問川 博之, 竹井 仁 理学療法学Supplement 2003 (0), C0773-C0773, 2004

    ...<BR>【考察】肩甲骨の位置が頚損群でより内転している原因は、僧帽筋、菱形筋、肩甲挙筋の過活動、前鋸筋の筋力低下が影響していると考える。これらの筋群に影響を及ぼす因子は、上肢の麻痺の程度や使い方、上肢の痛みや痺れ、動作時の過剰努力などであると推測された。脊柱アライメントと肩甲骨外転には両群とも有意な相関関係は認められず、それぞれが他の要因により影響を受けていると思われた。...

    DOI

  • 牛枝肉横断面に対する画像解析による部分肉歩留の推定

    長谷川 未央, 口田 圭吾, 齋藤 邦彦, 熊谷 周一郎, 小西 一之, 撫 年浩 日本畜産学会報 75 (2), 213-220, 2004

    ...部分肉調査では,骨量,整形脂肪量,腎周囲脂肪量およびその他除去部分の重量,さらに,リブロースなどの各パーツの肉量が計測され,これらと枝肉重量から,部分肉歩留ならびに各パーツの重量割合を算出した.部分肉歩留と,もっとも高い関連が示された画像解析形質は,筋肉面積比であり,その相関係数は0.66であった.部分肉歩留を推定する重回帰式に選択された変数は,整形皮下脂肪面積,広背筋の面積,胸最長筋の脂肪面積比,菱形筋...

    DOI 機関リポジトリ Web Site 参考文献12件

  • Sprengel変形術後の肩甲骨の機能評価

    高間 友美, 大谷 淳, 山中 恵美, 中村 由紀江, 梅居 奈央, 吉田 仁美, 大治 みのり, 瀬戸 洋一, 白星 伸一 理学療法学Supplement 2003 (0), C0798-C0798, 2004

    ...また、中部、下部僧帽筋の低形成あるいは無形成と手術による菱形筋の筋力低下が生じ、肩甲骨を胸郭に固定する周囲筋の筋バランスの不全が引き起こされる。そのため僧帽筋上部線維を中心として肩甲骨を前上方に移動させる肩甲上腕リズムの異常が、回旋軸にずれを助長していると考えられる。...

    DOI

  • 広背筋部痛を訴える野球肩の発生原因に対する一考察

    鵜飼 建志, 林 典雄, 細居 雅敏, 赤羽根 良和, 中宿 伸哉, 田中 幸彦, 宿南 高則, 近藤 照美, 増田 一太, 山崎 雅美, 笠井 勉 理学療法学Supplement 2003 (0), C0974-C0974, 2004

    ...<BR> 肩甲骨下角部周辺は広背筋以外にも大菱形筋、大円筋、前鋸筋などが存在し、疼痛は短時間で鋭く発生するため部位の特定がしづらく、当初は治療に難渋した。現在は、広背筋のリラクゼーション、僧帽筋の筋機能改善、肩下方軟部組織の伸張性獲得などを目的に治療を行い、良好に改善が認められている。...

    DOI

  • 高周波治療が腫脹の軽減に著効した症例

    木村 昌美, 関 昭夫, 前田 英児 理学療法学Supplement 2003 (0), F0610-F0610, 2004

    ...<BR>【方法】 高周波治療器はテクノリンク社製スーパーテクトロンHP400を用いた.この機器にはマイナス導子(青導子)とプラス導子(黄導子)がある.導子の装着部位は,左僧帽筋中部線維上に青導子,三角筋中部線維に黄導子と,左菱形筋群に青導子,右菱形筋群に黄導子の計4箇所とした.波形は同機にプリセットされているDモードで,筋のリラクセーションが得られる波形にて施療した.また同機独自のシステムであるハンマーモード...

    DOI

  • 受精卵クローン牛枝肉横断面の画像解析による類似性の評価

    口田 圭吾, 小笠原 匡教, 日高 智, 酒井 稔史, 南橋 昭, 山本 裕介 日本畜産学会報 74 (1), 1-7, 2003

    ...同一受精卵由来の5つ子について,その枝肉を画像解析により詳細に調査し,筋肉形状,脂肪の割合ならびに肉色について類似性を検討することである.黒毛和種供卵牛から受精卵を回収し,ホルスタイン等の卵巣から得た未受精卵子(除核済み)を電気刺激により細胞融合し,核移植を行い,7頭のクローン雄子牛を生産した.そのうち5頭を和牛産肉能力検定間接法にしたがって21ヵ月齢まで肥育した.画像解析により胸最長筋,僧帽筋,菱形筋...

    DOI 機関リポジトリ Web Site ほか1件 被引用文献7件 参考文献14件

  • 肩関節周囲における体表からの硬度評価

    山口 光國, 大野 範夫, 筒井 廣明 理学療法学Supplement 2002 (0), 579-579, 2003

    ...上腕二頭筋・上腕三頭筋部における硬度と他の部位における硬度差について調査した結果では、健常群において、上腕二頭筋・上腕三頭筋部の硬度に対し、大胸筋部および菱形筋部は有意な差を認めた(p<0.01)。両群間での比較では健常群に対し、肩こり群の菱形筋部硬度が有意に高い傾向を示していた(p<0.01)。...

    DOI

  • Sprengel変形に対する肩甲骨引き下げ術後の理学療法

    高間 友美, 中川 恵美, 大谷 淳, 佐々木 奈央, 吉田 仁美, 大治 みのり, 中村 由紀江, 瀬戸 洋一, 分木 ひとみ, 白星 伸一 理学療法学Supplement 2002 (0), 225-225, 2003

    ...当センターではSprengel変形に対して肩甲骨・頚椎棘突起を結ぶ肩甲脊椎骨の摘出,僧帽筋,菱形筋の剥離,ワイヤーによる肩甲骨引き下げ術を施行している。今回,Sprengel変形に対する肩甲骨引き下げ術後の理学療法を行い若干の知見を得たので報告する。【症例】VATER症候群と診断され,右Sprengel変形を有する5歳の男児である。...

    DOI

  • 中斜角筋症候群に対するテープ療法

    山田 雄士, 有川 功 理学療法学Supplement 2002 (0), 247-247, 2003

    ...1)中斜角筋内Trigger Pointの発火による安静時痛、2)中斜角筋を貫通する肩甲上神経・長胸神経・肩甲背神経の絞扼による棘上筋・棘下筋・三角筋部、前鋸筋部、肩甲挙筋部・菱形筋部の安静時痛、3)中斜角筋貫通神経支配下筋肉群内TrP発火による安静時痛、4)中斜角筋内TrP関連痛領域の筋肉群内TrP発火による安静時痛、5)中斜角筋を貫通する肩甲上神経・長胸神経・肩甲背神経の絞扼による有痛性肩関節屈曲外転制動...

    DOI

  • 起き上がり動作に関する上肢の動作開始位置の検討

    金子 純一朗, 黒澤 和生, 谷 浩明, 丸山 仁司 理学療法学 27 (5), 157-161, 2000-07-31

    ...結果より健常男性では,棘下筋(p < 0.05)と菱形筋(p < 0.01)について,設定角度と筋活動量の大小順位の間に相関関係が認められた。また,女性2例では通常の起き上がり動作の位置で,他の条件に比べ,筋出力が低い傾向がみられた。そして,症例の傾向としては各筋出力量の動作のパターン化が生じ,肩関節外転の設定位置により影響されていることが示唆された。...

    DOI 医中誌 被引用文献5件 参考文献6件

  • 胸壁デスモイド腫瘍の1例

    中城 正夫, 三浦 隆, 河野 洋三, 在永 光行, 庄司 剛, 内田 雄三, 田中 康一 日本呼吸器外科学会雑誌 12 (7), 815-820, 1998

    A case of primary chest wall desmoid tumor was reported. A 27-year-old male complaining of back tumor was transferred to our hospital. He did not have a history of injury or surgery. CT and MRI …

    DOI 機関リポジトリ HANDLE ほか1件 被引用文献4件 参考文献17件

  • 小児の菱形筋内に発生した浸潤性脂肪腫の1例

    松本 英裕, 小林 靖幸, 田中 宏道, 永井 孝明, 立木 豊和 整形外科と災害外科 44 (1), 433-436, 1995

    We report a rare case of infiltrating lipoma (intramuscular lipoma) arising in the rhomboid muscle of a child.<br>Echography, computed tomography and magnetic resonance imaging were used to diagnose …

    DOI 医中誌

  • しん灸医学の立場から見た人体横断解剖 (1)

    沢井 勝三, 椎野 瑞穂, 木村 明彦, 五味 敏昭, 橋本 長, 岸 清 全日本鍼灸学会雑誌 41 (3), 271-280, 1991

    The location of organs and tissues at the tip of acupuncture needle inserted in acupuncture points was studied on the human transverse sections.<br>A female, japanese, cadaver (139cm long, and 52kg …

    DOI 被引用文献2件

  • 胸骨中点高 (E5) 断面における骨格筋の機能解剖学的研究

    林 真実, 毛利 友次, 大原 鐘敏 昭和医学会雑誌 51 (1), 30-39, 1991

    ...および広背筋, 固有背筋として腸肋筋, 胸最長筋および横突棘筋であり, それぞれについてCT写真をトレースして断面積を計測, 性別, 側別, 年齢別, 体型別に検討し, 機能的な変化を考察した.結果: 1.筋群別および個々の筋について断面積を比較すると, 肩甲筋群および広背筋では男>女, 右>左の傾向が強く, 男女および左右による上腕内旋機能の差が考えられ, また, 前鋸筋, 僧帽筋および菱形筋では...

    DOI 医中誌

  • 五十肩にみる肩甲胸郭結合の筋活動分析の検討

    武富 由雄, 村木 敏明, 市橋 則明, 篠原 英記 理学療法学 17 (2), 113-116, 1990-03-10

    ...バイオメーターを使用することにより,五十肩における体幹の回旋運動に伴う肩甲胸郭結合での肩甲帯の運動に関与する菱形筋の活動変化を検討した。対象は,筋性拘縮期にある五十肩12例と健常者12例。健常者では左右の菱形筋に明確な波形の違いがある非対称的活動パターンの変化が認められた。五十肩では健常者と同様の非対称的活動変化がみられたが,その波形は著しく低下していた。...

    DOI 医中誌

  • ヒト腸腰筋 (大腰筋, 腸骨筋) の筋線維構成について

    長谷川 真紀子 昭和医学会雑誌 47 (6), 833-842, 1987

    ...1mm<SUB>2</SUB>中の筋線維数は, 大腰筋では性差なく, 腸骨筋よりも多く, 後者では女性の方が男性よりも優る傾向が見られた.3) 筋腹横断面における筋線維総数は両筋とも上腕二頭筋あるいは前脛骨筋に匹敵し, 男性では大腰筋が, 女性では腸骨筋がそれぞれ他よりも多かった.4) 筋線維の太さは腸骨筋が大腰筋よりも優り, 大腰筋は上腕二頭筋, 胸鎖乳突筋, 咬筋等に, 腸骨筋は僧帽筋尾側部, 小菱形筋...

    DOI 医中誌

  • 鶏の副腎に分布する血管の走査電顕的所見

    那須, 哲夫, 松本, 力, 村上, 隆之, 斎藤, 勇夫, 高原, 斉, Matsumoto, Chikara, Takahara, Hitsoshi 宮崎大学農学部研究報告 33 (2), 161-168, 1986-12

    ...(2) 副腎門脈は,躯幹背側の皮膚,浅菱形筋,広背筋後部,前翼膜張筋,外肋間筋,前腸転子筋および後腸転子筋の静脈が1本にまとまり, それに腹腔内で肋骨挙筋からの静脈, 椎骨静脈および後胸筋静脈の分枝が加わったものからなっていた.副腎に達した門脈は,副腎実質を覆いこむように分枝し,分枝が進むにつれて門脈間の吻合が多くなった.そして,それらの分枝は実質毛細血管網の形成に主体的な役割を果していた....

    機関リポジトリ HANDLE Web Site ほか1件

  • ヒト棘腕諸筋の筋線維構成について

    伊藤 良作 昭和医学会雑誌 43 (1), 43-54, 1983

    ...の中間部が最も大で, 小菱形筋と肩甲挙筋がほぼ等しくてこれにつぎ, 大菱形筋と前鋸筋の各部が最も小であり, 性別的には前鋸筋と僧帽筋では男性の方が女性よりも大なる傾向が認められた.4.カニクイザルと比較すると, 前鋸筋と菱形筋ではサルは尾側部が他の部位よりも著しく発達したのに対し, ヒトでは部位間に明らかな差が認められなかった.また, ヒトの菱形筋ではむしろ小菱形筋の筋線維が大菱形筋のそれよりも大であった...

    DOI Web Site 医中誌

  • 開口の筋違補強の研究 : その 2 圧縮力を受ける場合

    難波 治之, 佐藤 勝利 日本建築学会論文報告集 324 (0), 9-17, 1983

    ...2)平行筋違および菱形筋違の場合, 筋違によって三角形の開口が形成されている隅部で開口周上の周方向応力が減少する。平行筋違の場合には, それに該当しない開口隅部の応力がわずかに増加する。3)筋違には軸力のみならず, せん断力も作用する。筋違の軸力が板の応力分布に及ぼす影響は, 圧縮荷重が筋違材軸に対して45°傾いた方向から作用するために, 板が純せん断を受ける場合に比べると顕著でない。...

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  • カニクイザル棘腕諸筋の筋線維構成について

    伊藤 良作, 井原 敬二, 恩田 聰, 木村 忠直, 阿尻 貞三, 中西 弘, 猪口 清一郎 昭和医学会雑誌 40 (5), 531-544, 1980

    ...カニクイザル成獣の棘腕諸筋 (前鋸筋, 僧帽筋, 菱形筋, 環椎肩甲骨筋) の筋線維をSudan Black B染色によって白筋線維と赤筋線維とに分別し, それらの数比, ならびに太さを各筋の部位ごとに明らかにして, 霊長類上肢の機能的特徴を検討した.その結果, 検査した筋の諸部位の中では, 筋層の厚さ, 単位面積中の筋線維数および筋線維の太さなどの特徴は肩甲骨関節窩の外転に関与する筋の部位 (前鋸筋...

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  • 肩運動の筋電図学的研究

    菅原 黎明 リハビリテーション医学 11 (1), 41-53, 1974

    (1) Not all the rotator cuff muscles were active during the mover or synergist actions on the shoulder movements. Certain muscles came into use for specific shoulder movements. Supraspinatus …

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献3件

  • 御崎馬の死亡調査と遺骨の測定(第5報) : 死亡馬の死亡調査と遺骨の測定

    斎藤, 勇夫, 黒木, 正雄, 村上, 隆之, Kuroki, Masao 宮崎大学農学部研究報告 19 (2), 517-523, 1972-12

    ...小型日本在来馬;林田・山内, '56)の所見と比較した.得られた結果は次のとおり. 1) 御崎馬の肩上腕皮筋と体幹皮筋の発達状態は,外見的にはアラブ種に似るが,重量的にはアラブ種とトカラ馬の中間に位している. 2) 47筋(皮筋を含む)の合計重量に対する個々の筋の重量比をみると,御崎馬はアラブ種およびトカラ馬に比し,10筋(前肢帯の広背筋など)において最大値,18筋(咬筋など) で中間値,残り19筋(菱形筋...

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  • 胆経の本態

    石井 陶油 日本鍼灸治療学会誌 14 (2), 56-59, 1965

    ...胆経頸-肩-胸部接続<br>(1) イ肩甲挙筋-後斜角筋-菱形筋-後上鋸筋ロ前鋸筋上部-外肋問筋-(とくに第11肋)-外斜腹筋<br>横頸動脈は乗風 (棘上筋)-後斜角筋の走路強化す。<br>(2) 濶背筋の抵止の鳥口突起-腋窩筋膜-下角-第12肋部の外斜腹筋尖との嵌交...

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  • 家鶏の呼吸筋に関する筋電図学的研究

    葛野 浩, 岡田 敏秋 日本獸醫學雜誌(The Japanese Journal of Veterinary Science) 24 (4), 215-223, 1962

    With the electromyographic technique, leading and recording of a single neuromuscular unit from the respiratory muscles of the domestic fowl were carried out. Action potentials were led. off by …

    DOI Web Site Web Site ほか1件

  • 印度牛肩峯の形態と生理的意義

    山根 甚信, 加藤 浩 日本畜産学会報 10 (3-4), 165-175, 1937

    ...(1) Holstein種に於て牡相の發現として頸上縁の隆起するは頸菱形筋夾板筋及び頭半棘筋の肥大隆起に因る。<br>(2) 印度牛肩峯の主體は頸菱形筋にしてHolstoin種に見る如き長筋が前後の方向に壓縮せられたる結果肥大隆起せるものなり。...

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