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検索結果 107 件

  • 1 / 1

  • 薬用のつる性木本植物カギカズラの25系統の成長、収量及びアルカロイド含量

    谷口 亨, 岩島 誠, 中村 賢一, 小長谷 賢一, 井城 泰一, 今野 敏彦, 山口 秀太郎, 岩井 大岳 日本森林学会大会発表データベース 133 (0), 626-, 2022-05-30

    ...<p> カギカズラ(<i>Uncaria</i> <i>rhynchophylla</i>)は房総半島以西から九州の比較的温暖な環境に自生するつる性の木本植物であり、本種の葉腋に発生するカギ付きの小枝が生薬チョウトウコウとして用いられる。...

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  • ハウチワカエデの紅葉に伴う離層の形成過程

    矢崎 健一, 張 春花, 安部 久, 北尾 光俊 日本森林学会大会発表データベース 133 (0), 429-, 2022-05-30

    ...測定葉の葉腋を含む小片を固定・包埋し、維管束帯を含む縦断面切片を光学顕微鏡で観察した。その結果、2020年の札幌では9月初旬から紅葉が始まり、NSCの一時的な増加がみられた。ほぼ同時期に葉柄の皮層組織の崩壊が観察されたものの、観察期間を通じて維管束帯の構造変化はみられなかった。...

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  • カナムグラ(アサ科)の葉序と分枝

    邑田 仁 植物研究雑誌 97 (1), 54-57, 2022-02-20

    ...<p>カラハナソウ(アサ科)の葉序は一般に対生と記述されてきたが,実際には互生のものも見られる.生植物について詳しく観察したところ,アサで知られているように,栄養成長期には対生するが,生殖成長期になると互生に転換する場合が多いことがわかった.腋芽は葉腋の左右(托葉の内側)に1 対つき,栄養枝では片方が発達するが,花序では2 個とも対等に発達する。...

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  • 早生系省力型「はなっこりーE2」の育成と栽培 : 初代はなっこりーの改良

    藤井, 宏栄, 日高, 輝雄, 重藤, 祐司, 片川, 聖 山口県農林総合技術センター研究報告 (10) 7-15, 2019-09

    ...有効に栽培するために、摘芯は頂花蕾判別から視認時に行い、1次側枝花蕾の葉腋をあまり残さないように収穫することがポイントとなる。また、定植適期は8月中旬から9月中旬である。今後、はなっこりーは「E2」を年内収穫、「ME」を12月から翌年3月、「L」を3月から5月に収穫する作型の組み合わせが望ましい。...

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  • 長野県産ハナイカリ(リンドウ科)の1新変種

    上野勝典, 上野由貴枝 植物研究雑誌 94 (4), 255-258, 2019-08-20

    ...Uenoを記載した.ハナイカリは2枚の葉を対生し,葉腋に花茎を伸ばして4つの距のある薄い黄色の花をつけるが,オオシカリンドウは①ハナイカリ属を特徴づける距が完全に欠落しており,②黄色みがやや強く,③同所的に生育する同じサイズのハナイカリよりも10%程度花冠が大きい.オオシカリンドウは長野県大鹿村の標高1000 m付近の蛇紋岩質のカラマツ林に60株程度が群落を形成していた.2015年9月に発見したのちも...

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  • 側状花房が発達する特性導入による北海道におけるダイズの障害型耐冷性向上

    黒崎 英樹, 大西 志全, 湯本 節三, 白井 滋久, 松川 勲 日本作物学会紀事 87 (4), 304-311, 2018-10-05

    ...<p>ダイズには節の葉腋の中心に開花する中心花房と,その側部から二次的に発達してくる側状花房があり,後者の発達が大きく両花房間の開花時期のずれが大きいダイズ (以降,側状型) は,低温に遭遇するリスクを低下できる可能性が高いため障害型冷害に対する耐冷性が強いと考えられる.そこで本研究では,無限伸育型で側状型であるカナダの耐冷性品種Labradorと有限伸育型で側状型でない北海道の在来種と育成系統との...

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか1件 被引用文献1件 参考文献14件

  • ハイブッシュブルーベリーにおける夏秋季開花性の品種間差

    熊谷 初美, 村上 政伸, 小森 貞男, 壽松木 章, 渡邉 学 園芸学研究 17 (1), 33-40, 2018

    ...‘Bluetta’, ‘Patriot’ および‘Spartan’ではシュートおよびサッカーで,‘Bluecrisp’ ではシュートのみで夏秋季開花が発生した.夏秋季に開花した花序は,春季開花とは異なり,花房を形成せず,当年に伸長した新梢の先端部の各葉腋に1つずつ小花をつけた.また,新梢当たりの小花数は3.9~4.8個であった.2014年および2015年と比較して,夏秋季開花の発生数が多かった2013...

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか1件 参考文献4件

  • 雑草リスク情報-その1:雑草による傷害

    伊藤 幹二 草と緑 9 (0), 27-36, 2017

    ...かったのは,ワルナスビの7件、アメリカオニアザミ,ノイバラの5件、メリケントキンソウの4件でした.全体として,分類群ではキク科,ナス科,バラ科,タデ科,ウリ科,ユリ科,ヒユ科,マメ科,イラクサ科,グミ科に,生活史では一年生草本,多年生草本,木本と多岐にわたっていましたが.挙げられたトゲ雑草の大半が近年分布を広げている外来種であることは注目すべき点です.傷害雑草の部位としては,茎が最も多く,果実,茎葉,葉,葉腋...

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  • アンスリウム切り花の収穫本数予測モデルの構築

    松田 大, 榊原 俊雄, 桂 圭佑, 小枝 壮太 園芸学研究 15 (4), 425-431, 2016

    ...<p>アンスリウムの植物体はファイトマーの積み重ねによって構成されており,葉が展開するごとにその葉腋に花序が着生する.本研究ではアンスリウム ‘Tropical’ を供試し,葉の出る間隔(出葉間隔)および葉が出てからその葉腋に着生する花序の収穫段階までの発達に要する日数(花序発達日数)を約2年間調査した.調査より,出葉間隔および花序発達日数は周期的な変動を示すことが明らかになった.また,出葉間隔および...

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか1件 参考文献7件

  • キク組織培養苗への軟X線照射が不定芽分化や腋芽の生育に及ぼす影響

    浅見, 逸夫, 辻, 孝子, 三宅, 律幸 愛知県農業総合試験場研究報告 = Research bulletin of the Aichi-ken Agricultural Research Center (47) 111-114, 2015-12

    ...2 「白粋」を含む4品種の培養苗葉腋腋芽の成長点に軟X線を照射したところ、照射40日後に10mm以上伸長する腋芽の割合が、1品種は約19Gyで、残り3品種は14Gy~17Gyで非照射区(0Gy)の50%以下に低下した。また、伸長した腋芽の重量については、全ての品種が約17Gy~20Gyで、茎長については2品種が12Gy~14Gy、2品種が17Gy~18Gyで、非照射区の50%以下に低下した。...

    日本農学文献記事索引 Web Site

  • 準高冷地におけるゴマの特性評価

    北原 茉依, 関沼 幹夫, 岡部 繭子, 春日 重光 北陸作物学会報 50 (0), 73-76, 2015

    ...根産岩手黒」および「喜界島産白ゴマ」を供試し,準高冷地に立地する信州大学農学部において,移植栽培によりゴマ品種の生育および収量関連形質について特性評価を行った.その結果,供試した品種・系統は形態および収量性から主茎優先型と分枝優先型のタイプに分けられ,「駒ヶ根産岩手黒」は「農研機構岩手黒」よりも分枝数は少なく,主茎優先型と分枝優先型の中間的な形状を示した.さらに,「喜界島産白ゴマ」では,さく果房室数や葉腋当...

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  • 特異な樹形のメヒルギ林縁木に見られる枝先枯れとそれに関与する菌類

    辻本 悟志, 佐々木 真里奈, 亀山 統一 日本森林学会大会発表データベース 125 (0), 481-, 2014

    ...ところが、枝先枯れが極めて高頻度で発生して伸長成長が阻害され、その後、下部の葉腋から活発に萌芽し、再び枝梢枯が発生するというパターンが観察された。枝先枯れの頻発位置は大潮満潮時の潮位の直上部分にあたり、それより低い位置では大枝の枯死は認められなかった。枯死した枝先には、高頻度でメヒルギ枝枯病菌の分生子殻が形成されるが、菌体が認められないものも多くあった。...

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  • 広義サクラ属植物<i>Prunus spinosa</i>の腋芽

    荒川 悠, 岩元 明敏 PLANT MORPHOLOGY 25 (1), 0-0, 2013

    ...の腋芽(=主芽)以外発達していない(=腋芽が1個)ものから,主芽の鱗片葉の腋芽が次々と発達し,1つの葉腋に8個もの腋芽をつけるものまで,発達した腋芽の総数の順に並べてある(1段目左, 1個; 1段目右, 2個; 2段目左, 3個; 2段目右, 4個; 3段目左, 5個; 3段目右, 6個;4段目左, 7個;4段目右, 8個)....

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  • アスパラガス属植物に見られる新奇葉状器官の獲得とその形態の多様化

    中山 北斗, 山口 貴大, 塚谷 裕一 PLANT MORPHOLOGY 25 (1), 89-94, 2013

    ...<i>Asparagus</i>(アスパラガス)属植物は,鱗片葉となった葉の代わりに,本来は側枝が発生する葉腋の位置より,仮葉枝と呼ばれる葉状器官が発生する.またこの器官は,属内で形態が多様化していることが知られている.しかしながら,その発生位置と葉状の形態のために,これまで仮葉枝の起源は不明であった.そこで私たちは,このアスパラガス属における新奇葉状器官の獲得とその形態の多様化の過程を明らかにすることを...

    DOI 参考文献29件

  • マレーシア産ギンモンカ属(<I>Topomyia</I>)幼虫小顎(maxilla)の形態的特徴

    宮城 一郎, 岡澤 孝雄, 當間 孝子, M. U. Leh 日本衛生動物学会全国大会要旨抄録集 63 (0), 55-55, 2011

    ...ギンモンカ属(<I>Topomyia</I>)は東南アジア特有で,約60種からなり2亜属,<I>Suaymyia</I> と<I>Topomyia</I>に2分されている.幼虫はいろいろな植物の葉腋(leaf axils)や竹筒節内など植物が溜める水溜り(ファイトテルマ-タ・phytotelmata)に発生し,成虫はすべての種が無吸血産卵性で人畜の病気の媒介とは関係ないことから,分類・生態学的研究は...

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  • キクの無側枝性評価のための簡易な幼苗及びインビト口検定法の開発

    浅見, 逸夫, 長谷川, 徹, 山田, 眞人 愛知県農業総合試験場研究報告 = Research bulletin of the Aichi-ken Agricultural Research Center (42) 1-6, 2010-12

    ...1.夏季にキク穂をセルトレイに挿し芽し、摘心して葉腋から伸長する腋芽の有無で評価する幼苗検定法を開発した。この方法によって、狭い面積で短期間に無側枝性を検定することができる。2.キク培養植物を25℃~30℃条件下で培養し、摘心して上位の葉腋から伸長する腋芽の有無で評価するインビトロ検定法を開発した。この方法によって、無側枝性を一年中、検定することができる。...

    日本農学文献記事索引

  • アスパラガス属植物における擬葉に関する進化発生学的研究

    中山 北斗, 山口 貴大, 塚谷 裕一 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2010 (0), 0381-0381, 2010

    ...アスパラガス属(<I>Asparagus</I>)は葉が鱗片状に退化し、本来は側枝が発生する葉腋の位置に、擬葉と呼ばれる葉状器官を形成する。擬葉は主たる光合成器官としての役割も担っており、形態学的および生理学的に葉との類似点を有する。擬葉は古くから形態学者の興味の対象であったが、分子遺伝学的背景はおろか、その詳細な発生過程も未だ明らかとなっていない。...

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  • 野生鳥獣の餌資源となる結球葉菜類の残渣管理技術

    安川, 人央, 中野, 智彦, 信岡, 尚, 井上, 雅央 奈良県農業総合センター研究報告 (40) 29-34, 2009-03

    ...ハクサイ栽培において、切株に3〜5節残す慣行の収穫方法では、収穫後、7割もの株で葉腋から腋芽が発生した。一方、胚軸部での切断収穫は腋芽の生長を完全に抑制した。ハクサイとキャベツ栽培では、収穫後の耕起は土壌表面に露出する残渣を大幅に削減した。さらに、収穫後の耕起回数が増加するにつれて、土壌表面に露出する残渣は減少した。...

    日本農学文献記事索引 Web Site

  • イネの分枝とストリゴラクトン

    経塚 淳子, 有手 友嗣, 石川 伸二, 大島 健司, 山口 信次郎 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2009 (0), S0001-S0001, 2009

    ...イネでは、それぞれの葉腋の腋芽が成長し「分げつ」とよばれる分枝が成長する。すべての腋芽が分げつに成長するわけではなく、内生および外来のさまざまな要因によって分げつの成長が制御され、その結果、適度なサイズの個体に成長する。イネでは、腋芽伸長の制御に異常をきたし過剰な数の分げつが成長する変異体が知られている。...

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  • CC-NB-LRR型遺伝子UNIの活性化型変異体uni-1Dを用いた感染応答と形態形成を結ぶ分子機構の解析

    打田 直行, 猪狩 和成, 田坂 昌生 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2009 (0), 0657-0657, 2009

    ...<br>uni-1D変異体の特徴として、感染応答の指標の一つであるPR1/5遺伝子の発現上昇、葉腋での異所的な腋性分裂組織形成、茎頂分裂組織の維持機構の異常、の三つがある。まず分裂組織の制御に関わる遺伝子の変異体や発現レポーターなどを用い、uni-1D変異体での分裂組織に関わるイベントを解析した。さらに、uni-1D変異体の形態異常を抑圧する変異体を複数単離し解析した。...

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  • マレーシアのサラワク州から採集されたTopomyia属Suaymyia亜属の1新種

    宮城 一郎, 當間 孝子 衛生動物 59 (3), 163-170, 2008-09-15

    ...To.argenteoventralis Leicester,1908とTo.nepenthicola Miyagi and Toma,2007に酷似し,雌成虫と蛹は区別が困難であるが雄の生殖器(gonostylusとclaspette)と幼虫の呼吸管に形態的な特徴があり,3種の検索表を作成した.本種の幼虫は捕食性で顕著に発達した口器(maxillaとmandible)を有する.終齢幼虫はDonax属などの植物の葉腋基部...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 被引用文献2件 参考文献8件

  • トマトの栄養繁殖における品種,摘心および誘引方向が側枝の均一性および採取数に及ぼす影響

    小田 雅行, 黄 美玉, 池田 英男, 古川 一 植物環境工学 20 (3), 152-157, 2008

    ...させることを目的として,側枝の発達に及ぼす品種,主茎の摘心および誘引方向の影響を調べるとともに,露地栽培で確認した.その結果,1) 側枝発生数に品種間差異はないが,発達速度には,果実のタイプで分けられる品種間差異がある,2) 摘心は下葉位の側枝の発達を促進して各葉位の側枝長が均一化するが,ほぼ同じ大きさの側枝を得るには至らない,3) 側枝採取数は,水平誘引によって処理直後には増えるが,最終的には母株の葉腋数...

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site 被引用文献4件 参考文献20件

  • 利尻山産シロイヌナズナ属(アブラナ科)の1 新種, リシリハタザオ

    門田裕一 植物研究雑誌 82 (4), 232-237, 2007-08-20

    ...O'Kane & Al-Shehbaz (1997)と扱われている.しかし,ハクサンハタザオは繊細な茎をもち,主に花後に花序や葉腋に小植物体をつけるという,ヨーロッパの<i>A. halleri</i>には見られない特徴をもっている.したがって,この属の独立種とみなし,<i>Arabidopsis gemmifera</i> (Matsum.) Kadotaの新組み合わせを提唱した.</p>...

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  • ミヤマカンスゲ(カヤツリグサ科)の有花茎の着く位置

    織田 二郎, 永益 英敏 分類 7 (2), 121-130, 2007

    ...ミヤマカンスゲの有花茎の着く位置を調べたところ,極内分類群ごとにまとまった相違があることが分かった.有花茎には側生のものと中央生のものがあり,その特徴により,大きくAタイプ(株単位は中央生の有花茎で終わらない,すなわち有花茎は側生のみ)とBタイプ(株単位は中央生の有花茎で終わる)の2つが認められた.さらにAタイプには,側生の有花茎が葉腋に常に単生するA-1タイプ(ミヤマカンスゲ,コミヤマカンスゲ,マルミノミヤマカンスゲ...

    DOI Web Site 被引用文献2件 参考文献21件

  • マレーシア産Topomyia argenteoventralis Leicester, 1908の再記載

    宮城 一郎, 當間 孝子, 岡澤 孝雄 衛生動物 57 (4), 347-354, 2006-12-15

    ...マレー半島,セランゴールのゴンバックで採集した標本をもとにTopomyia (Suaymyia) argenteoventralis Leicester, 1908の成虫,蛹,幼虫の再記載を行うとともに,図や写真も示した.本種は熱帯雨林に生息し,幼虫は種々の植物,特にクワズイモの葉腋の水溜りに単独で生息する.捕食性で顕著に発達した口器(maxilla, mandible)を有する....

    DOI 機関リポジトリ Web Site ほか2件 被引用文献5件 参考文献10件

  • カタバミ葉柄の重力と光に対する屈性と組織構造

    山崎 尚, 渥美 茂明 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2006 (0), 384-384, 2006

    ...細胞の伸長域は、葉腋から小葉に向かって移動し、結果的に葉柄全体が伸長する。やがて、伸長は停止し、個体内で長さがほぼ一定になる。葉柄の伸長が停止すると、屈曲部位から離層手前約5mmまでのアミロプラストは消失し、屈曲部位だけに残ると考えられる。...

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  • イネ<I>PINOID</I> 遺伝子の単離と機能の解析

    森田 ゆたか, 経塚 淳子 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2006 (0), 208-208, 2006

    ...さらに<I>in situ</I> hybridization を行ったところ、<I>OsPID</I>は葉腋すなわち腋芽を形成する領域で発現していた。<I>OsPID</I>はプロモーター領域にオーキシン応答配列をもっており、その発現はオーキシンによって誘導された。さらに、<I>OsPID</I>過剰発現体では根が形成されなかった。...

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  • シロイヌナズナ<i>CUC2</i>、<i>CUC3</i>遺伝子は腋生分裂組織の形成に関与する

    桧原 健一郎, 田坂 昌生 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2005 (0), 682-682, 2005

    ...胚発生過程に子葉の間に形成される胚性茎頂分裂組織(SAM)と葉腋に形成される腋生分裂組織である。これらの分裂組織は地上部の植物の形態形成に重要な役割を果たすがそれらの形成機構にはまだ未解明な点も多い。<br>我々はSAM形成や子葉分離に異常を示す変異体の解析から<i>CUC1</i>、<i>CUC2</i>遺伝子を単離・同定している。...

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  • シロイヌナズナのイソペンテニル基転移酵素遺伝子多重破壊株はサイトカイニンの欠乏に関連した表現型を示す

    宮脇 香織, 北野(松本) 美保, 加藤 友彦, 田畑 哲之, 柿本 辰男 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2005 (0), 755-755, 2005

    ...AtIPT5</I>、<I>AtIPT6</I>、<I>AtIPT7</I>の多重変異株である<I>atipt3,5,6,7</I>四重変異株および<I>atipt1,3,5,6,7</I>五重変異株を観察すると、側根数の増加および伸長促進、根の上部における肥大成長の阻害、ロゼット葉の大きさや形状の変化、維管束パターンにおける変化、ロゼット葉の枚数の減少および葉間期の延長、短くて細い花茎、ロゼット葉腋...

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  • 屋久島で発見された新種キノボリヒメツガゴケ(ホソバツガゴケ科,蘚類)

    秋山 弘之, 松井 透 蘚苔類研究 8 (11), 343-348, 2005

    ...をつくること,乾燥すると葉縁が波打つように縮れるために植物体が扁平にならないことなどの点では,屋久島にごく普通に分布するツガゴケに見かけが酷似する.しかし,ツガゴケの葉先は鋭尖頭であり,決まって渓谷沿いのやや薄暗い場所にある湿った土や岩の上にのみ見つかることで本種と区別することができる.2004年7月と10月の現地調査では,確認できた2つの群落のいずれにおいても生殖器官や胞子体は見いだせなかった.本種は葉腋...

    DOI Web Site 参考文献7件

  • 「腋生分裂組織に異常を示す新規のシロイヌナズナ変異体<I>uni</I>の解析」

    猪狩 和成, 遠藤 沙知子, 檜原 健一郎, 田坂 昌生 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2005 (0), 089-089, 2005

    ...<I>uni-1d</I> では子葉腋および本葉腋でAMの形成が促進されており、<I>uni-1d</I> ヘテロ個体は短い側枝を多数形成して全体として「ウニ」のような形態を示す。原因遺伝子<I>UNI</I> は病原菌に対する抵抗性反応シグナル伝達に関わるとされているNBS-LRRファミリーの新規のタンパク質をコードしていた。...

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  • ストレプトカルプス属(イワタバコ科)のユニークな葉の形態形成の発生学的解析

    西井 かなえ, 長田 敏行 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2005 (0), 079-079, 2005

    ...その結果、第一葉は大子葉の葉腋に形成されることが観察されたので、第一葉の発生過程を詳しく解析し、大子葉の葉腋に葉原基の膨らみが生じるステージ1と、葉身と葉柄に分化して成長を続けるステージ2に分けた。形態学的に判断して、葉の形成部位には、ツニカ・コープス様構造を持つ、濃く染まる比較的細かな細胞群が継続的に観察された。この構造は、発芽直後から形成されている可能性が示された。...

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  • 野菜栽培における侵入雑草(ゴウシュウアリタソウ)の生態とその防除対策

    岩崎, 泰史 埼玉県農林総合研究センター研究報告 = Bulletin of the Saitama Prefectural Agriculture and Forestry Research Center (3) 71-74, 2003-10

    ...また、本雑草の種子には休眠性がなく、適条件下では直ちに発芽、生長し、出芽後3週間で稔実する早産性であること、株の生長と並行して各葉腋に開花・結実する性質のため、1株当たりの種子生産量は非常に多いことが推察され、これらの諾特性が本雑草が野菜産地で急速に蔓延した要因の一つと考えられる。...

    日本農学文献記事索引 Web Site

  • タカネエビネの花芽分化と発達

    深井, 誠一, 中山, 明子, 五井, 正憲 香川大学農学部学術報告 55 25-30, 2003-03

    ...花芽分化は、7月初旬に新シュートの最下位本葉の葉腋が発達することで始まった。腋芽は葉を分化し続けて上方に伸びた。第2番目以降の葉腋が連続して肥大し小花へと発達して花序を形成した。花序の発達後期でも、生長点は葉を分化し続けた。小花の分化は腋芽の肥大に始まり、3枚のガク片と花弁、その内側に雄ずいが分化した。雄ずいの先端は葯帽となり、その内側に花粉塊が形成された。...

    機関リポジトリ 日本農学文献記事索引 Web Site

  • ケヤキの花芽の分化と発育

    橋詰 隼人, 谷口 真吾 森林応用研究 12 (1), 35-39, 2003

    ...花芽原基は急速に成長して花軸の下部から上部へ向かって苞葉を形成し,花軸の下部から中部の苞腋に雄花の原基が,また最上部の葉腋に雌花の原基が形成された。雄花の原基の分化期は7月下旬〜8月下旬であり,7月下旬には葯の形成が認められた。雌花の原基の分化期は翌年の3月中旬〜4月上旬であり,雄花と雌花の分化期に大きな差がみられた。花粉母細胞は3月下旬に減数分裂を開始して,4月上旬に未熟花粉が形成された。...

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  • 茎頂分裂組織構築から見た葉の発生

    桧原 健一郎, 田坂 昌生 PLANT MORPHOLOGY 15 (1), 18-29, 2003

    Sumary: Higher plants develop species-specific architectures by continuously generating lateral structures such as leaves and flowers from the shoot apical meristem post-embryonically. Their …

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  • バラ科サクラ属のシュート構成の多様性およびワカキノサクラの特異性について

    岩元明敏, 宮崎慶子, 邑田仁 植物研究雑誌 76 (6), 329-338, 2001-12-20

    ...ワカキノサクラは他のサクラ節植物とは異なるグループに属し,全てのシュートに花をつける, 混成芽を持つ, 前出葉腋芽が展開するなどシュート構成に大きな特異性を持つことが分かった. また,グループ分けが基本的にサクラ属についての分子系統解析と一致することから, シュート構成がサクラ属内の系統関係を反映している可能性も示唆された.</p>...

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  • <i>Primula flagellaris</i> W. W. Smithはチベットにも産する

    大場秀章, 秋山忍 植物研究雑誌 73 (3), 174-175, 1998-06-20

    ...(Fig. 1)は葉腋から無葉の走出枝を出すことで Minutissimae 節の他種から容易に区別できる.この走出枝の先にはごく小さな数枚の葉があり,着地後に新株を形成する.根生葉の裏面と萼筒外面には粉白がある.根生葉は菱状卵形で基部は柄状に伸びる.苞葉は線形,走出枝には微細な乳頭毛が生える.これまで東ヒマラヤ(シッキムとブータン)に産することが知られていたが(Smith & Fletcher 1942...

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  • マメ科イヌハギにおける閉鎖花の形態変異と花序形態との関連

    根本智行, 大橋広好 植物研究雑誌 72 (6), 315-328, 1997-12-20

    ...</p><p> 観察の結果,イヌハギでは花序の形状と閉鎖花形成とが密接に関連していることが明らかになった.花序は葉腋につき,花序主軸基部から第2次花序軸が2本生じ,さらにその基部から第3次花序軸が同様に生じる.第2,第3花序軸には閉鎖花のみが見られたが,花序主軸には開放花のみをつける場合,開放花と閉鎖花をつける場合,閉鎖花のみをつける場合が見られた.そこで,花序主軸の形状を便宜上3タイプ5サブタイプ...

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  • 無菌的に発芽させた<i>Acacia auriculiformis</i>の芽生えの組織培養

    井出 雄二, 渡邉 良広, 池田 裕行 日本林學會誌 76 (6), 576-583, 1994

    ...下胚軸片からは,子葉葉腋からの,シュートの伸長・増殖と発根が観察された。シュートの増殖にはBAPの2.0mg/<i>l</i>の添加が適当であった。外植体からの直接の発根およびシュートの発根培地への移植により植物体を得ることができた。ホルモンフリーの1/2 MS培地で高い発根率が得られたが, 0.02mg/<i>l</i>のNAAの添加は,根の成長促進効果があった。...

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site

  • 傾斜地で栽培したココヤシの生育

    ROCAT Democrito A., Jr., SALUD Christine D., TAGA-AN Gervacio L., 鎌田 信夫, 大辻 一也, 杉村 順夫 熱帯農業 38 (1), 41-46, 1994

    A comparative study on the growth of coconut palms planted in different sloping plots was carried out by monitoring the leaf development, number of alive leaves in the crowns and timing of the first …

    DOI

  • リードカナリーグラスの既存分げつの生育と休眠分げつ芽の発育の相互関係

    伊東 睦泰, 桑木野 広美, 山科 一樹 日本草地学会誌 38 (4), 469-477, 1993

    ...これら母茎節間の伸長開始と前後して萌芽を開始する分げつ芽の着生節位は,1番草では第1-3葉,2番草では1-2葉の葉腋またはそれ以下の非伸長節間に位置し,その大部分が根茎的に伸長していた。既存の分げつの節間の伸長が活発化する時期に,それまで休眠していた下位節間の分げつ芽が並行して萌芽を開始するという本草種の特異な習性は,新分げつ中心の旺盛な再生と高密度維持を可能にする上で重要な要素と考えられる。...

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site 被引用文献2件

  • 香川県産クロフネサイシンの生活様式

    久米, 修 香川生物 18 11-17, 1991-03-01

    ...腋芽及び分枝の着く位置は, 主に最上位の鱗片葉腋であったが, 第2普通葉腋に腋生するものも相当数見られた。 6. クロフネサイシンの地下茎の年齢構成と鱗片葉数は, 同じ落葉性のフタバアオイより, 常緑性のナンカイアオイやミヤコアオイに類似していたが, 普通葉と着花の関係はフタバアオイに類似していた。...

    機関リポジトリ

  • コウマ C. capsularis と C. olitorius における摘芯後の生長の違いについて

    道山,弘康, 山本,良三 日本作物学会東海支部会報 15-16, 1990-12-10

    ...コウマには果実の丸いCorchorus Capsularisと果実の細長いCorchorus olitoriusの2種類がある.世界的にみるとC. capsularisの栽培が多いが, やや乾燥した地域にはC. olitoriusが栽培されている.著者らはコウマの研究をするうちに, C. capsularisの植物体における主茎上部の数個の葉腋からは腋芽が分化生長して分枝になるが, 他の主茎下部の葉腋...

    NDLデジタルコレクション

  • 浮稲における分げつ芽の生長に及ぼす通気の影響

    花田 毅一, 香川 邦雄, 横山 靖子, 野村 真一 熱帯農業 34 (4), 276-283, 1990

    A few experiments were carried out to analyze the mechanism underlying the inhibition of tiller buds by submergence in deep water of the subtending leaf sheaths in floating rice. The growth of the …

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  • 夜来香(ガガイモ科)の花の形態についてのノート

    近田 文弘, 李 秉潰, 吉川 佳弥乃 植物分類,地理 40 (1-4), 68-74, 1989

    ...夜来香は淡黄色の小花を葉腋に沢山つけるつる植物で,花には甘い香りがあり,広東省ではサラダや油炒めにして食するという。夜来香の花の形態についてはすでに著者の一人李秉滔が記載しているが,顕微鏡レベルでの固体発生は観察されていない。夜来香の雌蕊は他のガガイモ科植物と同様に二心皮性で,柱頭は大きく縦断面では台型である。胎座式は亜周辺胎座で,胚珠の数はイケマなどより多い。...

    DOI Web Site

  • トマトの花序型に関する研究

    金浜 耕基, 斎藤 隆 園芸学会雑誌 57 (3), 426-432, 1988

    ...<br>4. 2枚の小包葉の葉腋それぞれに腋芽が認められた.<br>5. 以上の結果, トマトに通常みられるシングル花房は単出集散花序の中の“さそり形花序”に相当し, いわゆるダブル花房は二出集散花序の一変形ないしは“さそり形花序”がいくつか複合したもののように考えられる....

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか1件 被引用文献1件 参考文献2件

  • ニホンナシの花芽の分化•発達に関する形態学的及び組織学的研究

    伴 野潔, 林 真二, 田辺 賢二 園芸学会雑誌 55 (3), 258-265, 1986

    ...内体の細胞数が増加する結果, 6月25日から30日にかけて頂端分裂組織が盛り上がって肥厚しはじめると同時に, 周辺分裂組織で包葉の原基とその葉腋に小花(側花) の原基が分化しはじめた.<br>4. 7月10日には花そうの原基が完成し, がく片の原基の分化が認められた. また, 7月20日には花弁の原基が, さらに7月30日には雄ずいの原基の分化がそれぞれ認められた....

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site 被引用文献10件 参考文献10件

  • スギこぶ病の解剖学的観察

    福田 健二, 鈴木 和夫 日本林學會誌 68 (11), 462-466, 1986

    ...こぶ組織の観察により,こぶは病原菌に感染した葉腋の細胞増生により発生し,塊状の細胞増生により豆状突起を生じ,それらの突起へ向かって形成層,木部,師部,髄を分化する,という過程により形成されることが明らかになった。こぶ組織はてんぐ巣病的な構造ではあるが,健全枝の組織とは大きく異なり,カルス組織等と共通点が多い。したがって本病によるこぶは,類器官性ではなく類組織性で,複組織性菌〓の一種と考えられた。...

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site 被引用文献1件

  • 走査型電子顕微鏡による‘みの早生’ダイコンの花芽分化

    SAGWANSUPYAKORN Chairerg, 篠原 温, 鈴木 芳夫 園芸学会雑誌 54 (3), 344-350, 1985

    ...<br>3) 側枝分化期 (最新の葉腋に側枝原基を分化する).<br>4) 花芽原基分化期 (茎頂部の最新節が伸び始め, 各花牙を分化する).<br>なお, 側枝原基の発育段階は茎頂部と同様に経過する.<br>従来, 花芽分化には, 茎頂部が肥大するドーム状期で決めることが多かったが, 茎頂部がドーム状になっても, その後の状態が良好でないと花芽分化まで至らない場合がしばしば観察された....

    DOI Web Site Web Site 被引用文献2件 参考文献8件

  • カラマツの花芽形成と光周条件

    横山 敏孝, 浅川 澄彦 日本林學會誌 55 (12), 388-393, 1973

    ...カラマツの花芽形成と光周条件との関係を調べるために,長枝の当年伸長部分の葉腋に花芽を形成する習性をもつクローンを用いて実験を行った。その結果,花芽は12~16時間明期 (12~8時間暗期)のときに形成されることがわかった。このことから,カラマツは,いわゆる中間植物であると考えられる。<br> なお,伸長生長は長日で促進され,短日で抑制された。...

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site

  • アカマツ生長点の生長と発育II

    塙 順 植物学雑誌 80 (948-949), 248-256, 1967

    ...短枝の芽は, 母軸生長点に新しい冬芽が準備される7月から9月にかけての期間に, 母軸の鱗葉腋に生じ, それらの腋芽の最後に生ずる栄養性側芽が側枝 (長枝) となる. 腋芽の発生様式は一般の腋芽形成のそれと異らない. 母軸生長点の生長活動は9月半ばに終るが, これら腋芽の生長は10月末ごろまで続く. それまでの期間に短枝生長点は9~12の鱗葉を生ずる....

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  • アサガオの花芽分化についての研究

    和田 清美 植物学雑誌 80 (946), 161-171, 1967

    ...さきの場合と同様にしてグラフを描くと, 頂芽と各腋芽 (第1葉腋芽を除く) で同じ勾配をもつ同じ型のグラフがえられることより, 花芽分化にさいして茎頂でおこる変化は頂芽•腋芽で同一の過程を経て進行すると思われる. 又,各腋芽についてのグラフは互いに平行し, その間隔は24~32時間で葉芽分化の場合にくらべ8~10時間だけその間隔がせばまっている....

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  • アカマツ生長点の生長と発育

    塙 順 植物学雑誌 79 (940-941), 736-746, 1966

    ...しかし, 伸長が続行しているときに形成されるのは少数の鱗葉のみで, それらの葉腋には側芽を生じない. 葉腋に側芽 (その大部分は短枝となる) をもつ鱗葉が盛んに生産されるのは7月始めから9月始めにかけての2ヵ月間である. 実質的な新芽形成はこの期間に起る. この間に生ずる鱗葉数は, 若い生育の盛んな枝の生長点では, 150ないし250に達する....

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  • ハマオモトに関する研究

    三木 末武, 長束 喜一 熱帯農業 9 (4), 215-221, 1966

    1. Presumably there is no definite season for the flower-bud differentiation of Hamaomoto in the pluvious tropics. In Japan's pluvious subtropical zones this plant has green leaves throughout the …

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  • 中尾佐助氏採集のブータン産キンポウゲ科植物

    田村 道夫 植物分類,地理 19 (2-3), 73-79, 1962

    ...Keiskeana の群のように,1軸性,すなわち,根茎の先端が地上に現れて頂花で終るばあいと,ハクサンイチゲの群のように,2軸性,すなわち,根茎は無限に伸長し,花茎は根葉腋より生じるばあいとがあり,この属の分類上,もつとも重要な性質である.この新種は,根茎は道立し,根出葉とともに1〜3の花茎を叢生する.この点で,おそらくこの植物は2軸性であろうと思われる.花茎は2つのはなれた茎葉をもち,下部の茎葉腋...

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  • スギの花芽分化期および花芽の発育経過について

    橋詰 隼人 日本林學會誌 44 (11), 312-319, 1962

    ...1) 雄花芽は新条の先端部の葉腋に形成されたが,雌花芽は覇条の頂芽に分化した。<br> 2) 自然状態における雄花芽の分化期は6月下旬~9月下旬であった。花芽分化後,雄花芽は急速に生長して,短期間で雄しべおよび造胞組繊の分化が認められた。そして, 9月中旬~11月上旬,の期間に花粉が形成された。<br> 3) 自然状態における雌花芽の分化期は7月中旬~9月中旬であった。...

    DOI Web Site 被引用文献10件

  • クロマツ花性分化の人工管理(III)

    橋詰 隼人 日本林學會誌 43 (9), 297-305, 1961

    ...雌花の原基は8渥下旬~9月上旬頃冬芽の先端部の鱗片葉の葉腋に認められた。9月中旬には急速に生長して,葉の原基と形態的に識別することができた。苞鱗は前秋花軸の下部に,翌春ひき続き上部に分化した。種鱗は2月下旬~3月中旬より分化をはじめ,4月上旬~中旬に胚珠が形成された。したがつて,花粉と胚珠の形成期は同一時期(4月上旬~中旬)であつた。...

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  • クロマツ花性分化の人工管理(III):花芽分化期,球花発育過程ならびに花性転換の機構について

    橋詰 隼人 日本林學會誌 43 (9), 297-305, 1961

    ...雌花の原基は8渥下旬~9月上旬頃冬芽の先端部の鱗片葉の葉腋に認められた。9月中旬には急速に生長して,葉の原基と形態的に識別することができた。苞鱗は前秋花軸の下部に,翌春ひき続き上部に分化した。種鱗は2月下旬~3月中旬より分化をはじめ,4月上旬~中旬に胚珠が形成された。したがつて,花粉と胚珠の形成期は同一時期(4月上旬~中旬)であつた。...

    J-STAGE

  • 茶樹の花茅分化に関する研究(第1報)

    高橋 恒二, 簗瀬 好充 茶業研究報告 1958 (11), 9-17, 1958-04-30

    ...<BR>2.茶樹の花芽は出開いた頂芽および充実した枝の基部を除く各葉腋に見られた。<BR>3.各腋芽は3個の生長点を持ち,両側の生長点が発育すると花芽になり,中央の生長点が発育すると副条となる。通常,内外条件のいかんによつて,そのどちらか一方のみが発育する。<BR>4.花芽分化期は第3苞葉が形成された後,生長点が肥厚してくる時期である。...

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  • アサガオ子葉の日長感応性について

    鯨井 忠五, 今村 駿一郎 植物学雑誌 71 (845-846), 408-416, 1958

    ...暗期を与えたのちで主軸を除くと子葉腋芽に現われる花芽数はいちじるしく減少する。...

    DOI 被引用文献1件

  • 天柞蚕飼育樹としての櫟樹枝條の伸長生長について

    山崎 寿, 西村 国男, 田口 亮平 日本蚕糸学雑誌 22 (6), 269-272, 1953

    ...一年生主幹葉腋の夏芽の伸長による側枝の長さは下方より生づるもの程大で上方になる程次第に小となる。二年生の主幹上部に直接着生する冬芽の伸長による側枝の長さは先端のものほど大で下方に於て小となる。その結果主幹の先端より下方全長の1/3位のところより直接生づる側枝が最も短く, その上方及び下方に着生する側枝の長さはこれより明かに大である。<br>5....

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  • 日本の新植物

    本田 正次 植物学雑誌 65 (769-770), 168-171, 1952

    ...清水大典氏が昭和25年8月奥秩父で採集され弛ベンケイソウの一種はミツバベンケイソウに比べて株立ちとなり, 花が正開せず, 秋になると上部の葉腋に無数の肉芽を生する特性があるので, これも新種として発表する。清水大典氏はその生育地を次の様に説明しておられる。...

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  • <b>支那植物考察 II</b>

    御江 久夫 植物学雑誌 56 (667), 295-303, 1942

    ...花序ハ葉腋ニ集團トナリ葉ヨリ短イノガ普通デ, 長クナルノハ例外ニ屬スル。 DUNN & TUTCHER, Fl. Kwangt. Hongk. p. 80 (1912) in clave ニ花序ガ葉ヨリ長イトシテアルノハドウカト思フ。<br>16. 南昌ノ東20km許リノ沈口街トイフ田舍町デはひめどはぎヲ採ツタ。支那デハ始メテノ事ト思フ。...

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  • 茄子の開花習性と自然交配

    柿崎 洋一 遺伝学雑誌 3 (1), 29-38, 1924

    ...<br>茄子は、一般植物の如く花を葉腋に着生することなく、節間に着生する奇習を有す。(本文第一圖參照。ctは子葉. msは主幹、lbは第一枝、1st, 2nd, 3rd 等は花の着次を示す)而して、第一花の着生する節間は品種に依りて略ほ一定し、第七次乃至第十三次節間とす。...

    DOI Web Site 被引用文献5件

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