八木澤 壮一, 野田 正穂, 中島 明子, 竹田 喜美子, 藤谷 陽悦, 松沢 喜美子, 山口 邦雄, 渡辺 和代, 山根 慎治, 猪俣 均
住宅建築研究所報
14
(0),
231-246,
1988
「目白文化村」は,大正11年に箱根土地株式会社によって開発された,戦前における東京の典型的住宅地開発の1つである。しかし地域の3分の2が戦災により焼失し,戦後2つの幹線道路が貫通し,さらに開発後60数年を経て世代交替が行なわれ,「目自文化村」は急速に姿を消そうとしている。そこで,経済学,都市計画,建築史,住居学,文化財保護,あるいは地域の郷上史家,都市計画コンサルタントなどの立場からの総合的なア…
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