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  • 良性成人型家族性ミオクローヌスてんかん (BAFME) の遺伝子解析

    寺﨑 茜, 浦田 結嘉, 中村 雅之 臨床神経生理学 51 (2), 57-61, 2023-04-01

    ...それを受け, 我々は日本人BAFME 12家系の遺伝子変異解析を行ったところ, 解析した家系症例全てにおいて同様の変異が確認され, 臨床的にも遺伝学的にも表現促進現象を認めた。イントロンの異常伸長したリピートがRNAに転写され核内にRNA fociを生じ細胞毒性を来す病態が示唆されており, てんかんの新しい分子機序として更なる研究の発展が期待される。</p>...

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  • 筋強直性ジストロフィーの先天型と遺伝

    石垣 景子 The Japanese Journal of Rehabilitation Medicine 59 (2), 144-150, 2022-02-18

    <p>筋強直性ジストロフィーの先天型は最重症型で,成人型と異なる臨床症状を呈し,特有の病態が基盤にある.出生時より全身筋緊張低下,筋力低下を呈し,呼吸障害などの合併症のため,新生児期の死亡率は高いが,その後は発達に伴って症状は改善する.95%が母親からの遺伝であるが,父親からの遺伝例も報告され,CTG繰り返し配列数が1,000回以上と著しく増加している.既診断の女性患者が挙児を考える際には,妊娠…

    DOI Web Site 参考文献16件

  • 良性成人型家族性ミオクローヌスてんかん(BAFME)の最近の進歩:進行性疾患か?

    人見 健文, 髙橋 良輔, 池田 昭夫 臨床神経学 54 (12), 1142-1145, 2014

    ...良性成人型家族性ミオクローヌスてんかん(BAFME)は,常染色体優性遺伝で成人発症の皮質振戦と稀発全般てんかん発作を主徴とする.良性だが高齢者では皮質振戦の進行例もある.そこでBAFMEの進行性を検討した.加齢にともない皮質振戦は顕著となり,巨大SEPの振幅はさらに増大した.これにより加齢による一次運動感覚野の過興奮の増大が,皮質振戦を悪化させると考えられた.また母系由来でより顕著な臨床的表現促進現象...

    DOI PubMed 医中誌 参考文献6件

  • 筋強直性ジストロフィーと異常スプライシング

    今泉, 和則 遺伝子医学mook 15 96-101, 2009-11-20

    筋強直性ジストロフィータイプ1(DM1)はDMPK (dystrophia myotonica protein kinase) 遺伝子の3'非翻訳領域に存在するCTGの3塩基繰り返し配列が異常伸長するトリプレット病の1つである。本症ではDMPK遺伝子転写産物のCUGリピートに特定のスプライシング制御因子がトラップされ、本来のスプライシング制御が撹乱されることで筋症状を含む種々の全身症状を引き起こ…

    機関リポジトリ HANDLE 医中誌

  • わが国における遺伝性非ポリポーシス大腸癌の臨床的検討−文献的考察−

    野水 整, 権田 憲士, 佐久間 威之, 山田 睦夫, 片方 直人, 渡辺 文明, 大木 進司, 滝田 賢一, 関川 浩司, 竹之下 誠一 家族性腫瘍 4 (1), 42-48, 2004

    ...2002 年までに報告されたアムステルダム基準に合致する本邦のHNPCC62 家系311 例について,臨床的検討を行った.対照の非家族性大腸癌と比較し,若年発症,右側結腸優位の発生,多発大腸癌および他臓器重複癌の頻度増加という臨床的特徴が明らかとなった.若年発症に関しては,世代を経るごとに若年化しており,遺伝的表現促進現象とも考えられた.重複癌に関しては,胃癌および子宮体癌をはじめとする小腸癌や腎盂...

    DOI 医中誌 被引用文献1件

  • 臨床 家族性原発性肺高血圧症における表現促進現象

    下山 伸哉, 井上 佳也, 岡田 恭典, 小林 徹, 金子 浩章, 小林 富男, 鬼形 和道, 竹内 東光, 森川 昭廣 心臓 33 (12), 911-917, 2001

    ...<BR>対象は23家系(親子例12組,同胞例14組).親子例では世代を経るごとに発症年齢の早期化,いわゆる表現促進現象が認められた.<BR>初診時理由(主訴)は親子例,同胞例ともに動悸・息切れ,血痰・喀血によるものが多かったが,健診を契機に発見された例も散見された.また,成人女性22例中13例に妊娠を契機とした病状の悪化が報告されていた....

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