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澁谷 菜穂子, 尾澤 重知 日本教育工学会研究報告集 2024 (1), 193-200, 2024-05-11
...<p>本研究の目的は,ポテンシャル採用枠の中途採用者5名を対象に,入社から一人前に至るまでに獲得した職務上の技能とアイデンティティの変容プロセスを,組織社会化の観点から検討することである.半構造化インタビューを実施し,複線径路等至性アプローチ(TEA)にて分析した.その結果,技能獲得に至る行動は,前職で形成されたアイデンティティが影響していた.組織が定める一人前に至った後は,前職と現職を比較し,職場...
DOI
王 維亭, 周 飛帆 千葉大学国際教養学研究 = Journal of Liberal Arts and Sciences, Chiba University 8 37-47, 2024-03-31
type:text
DOI 機関リポジトリ
田路 則子, 五十嵐 伸吾 マーケティングジャーナル 43 (4), 31-42, 2024-03-29
...また,ライセンスアウトや特注製品の開発などにより,複線的収益モデルを追求する。</p>...
DOI Web Site 参考文献8件
広田 康生 専修人間科学論集. 社会学篇 14 23-44, 2024-03-23
本稿の目的は、「移動/越境」の異質・多様性のなかで、「個人(行為体)」の「生き方」と彼らに節合する人々の世界をフィールドからエスノグラフィックに理解しようとしてきた筆者の「都市エスニシティ論」の枠組みや概念や理論と方法やその都市社会学的「道具立て」を、できるだけ可視化して説明する「モデル」、すなわち「都市エスニシティ論」における創発的節合の説明的エスノグラフィック・モデルとして呈示する。同時に筆…
鍋田 彩菜, 渡邊 誠 臨床心理発達相談室紀要 6 67-106, 2024-03-19
...教員経験が豊富な男性中学校教師3名にインタビュー調査を行い、結果を複線径路・等至性モデリング、KJ法で分析した。良い協働の背景には、教師がスクールカウンセラーに対して強い信頼感を持っていること、スクールカウンセラーが教員に積極的な姿勢で働きかけていることなどがあると明らかになった。...
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高須, 裕美, TAKASU, Hiromi 名古屋短期大学研究紀要 (62) 47-55, 2024-03-15
...研究協力者1名に対して, 各授業における体験と語彙記述による意識調査を行い, その心理的プロセスにおける変容を複線経路・等至性モデルを用いて分析することを試みた。その結果, この事例における苦手意識は, 「弾くことと歌うことの同時行為が維持できないために起こる段階」「弾くことと歌うことのどちらかの行為に起こる段階」の2段階に分けられた。...
機関リポジトリ
新納 あんり 九州大学総合臨床心理研究 15 57-62, 2024-03-15
...本研究は発達障害に関する悩みを持つが専門機関への相談経験のない青年期において,発達障害に関する情報Webサイトを閲覧した際の影響を明らかにすることでWebサイトの有用性や課題点を把握することを目的とし,調査を行った。方法としては,20代10名を対象に半構造化面接を実施し,複線径路・等至性モデル(TEM)を用いて質的分析を行なった。...
DOI HANDLE
吉野 日奈子, 古賀 聡 九州大学総合臨床心理研究 15 109-115, 2024-03-15
...その際,大学生7名を対象に回想調査を行い,回想調査で得られた質的データを相談の多様なプロセスの中における必須通過点や分岐点を把握できる,複線径路・等至性モデル(Trajectory Equifinality Model:TEM)を用いて分析した。その結果,高校生が相談に至る際の葛藤要因として,相談内容の妥当性や教師・生徒ともに時間がないことが考えられた。...
三浦 修, 李 在檍, 伊藤 裕輔 新潟青陵学会誌 17 (1), 11-19, 2024-03
Natural disasters occur one after another in various areas of Japan. In disaster-affected areas,continuous support is necessary in order for disaster victims to take back the lives and communities …
草野 智洋 人間科学 (44) 61-88, 2024-03
...離婚して親権を失い子どもと一緒に暮らせなくなった女性1 名(A さん)にインタビュー調査を行い,その苦悩と葛藤のプロセスを複線径路等至性アプローチによって分析した。公的機関や社会システムはA さんと子どもが会うことのできる方向に働く力にはなっておらず,子どもが母に会いたいという思いと子どもの成長が,A さんと子どもを結びつける力となっていた。...
DOI 機関リポジトリ HANDLE
佐藤, 綾, 片野 , 洋平, 髙木, 裕子, Sato, Aya, Katano, Yohei, Takagi, Hiroko 国際教育交流研究 (8) 49-65, 2024-02-29
...インタビューの結果は、TEA(複線径路等至性アプローチ)を用いて分析した。結果として、共通のキャリア形成の径路も見られた反面、キャリア形成のパターンが複数に分かれ、キャリア形成の多様性が窺えた。...
機関リポジトリ HANDLE
柿 慶子 大阪教育大学紀要. 総合教育科学 72 49-68, 2024-02-29
type:Article
日下, 紀子 ノートルダム清心女子大学紀要. 人間生活学・児童学・食品栄養学編 48 (1), 1-14, 2024
日髙 友郎, 鈴木 理恵子, 橋本 克枝, 井上 真理子, 寺田 幸子, 遠藤 翔太, 各務 竹康, 郡司 真理子, 阿部 孝一, 福島 哲仁 質的心理学研究 23 (1), 5-24, 2024
...地域住民の糖尿病対策のために開始さ れた産官学連携事業をフィールドとし,約2 年の期間の中で生じた出来事が電子メールおよび会議議事録等の資料から収集され,複線径路・等至性アプローチ/モデルを用いて時間軸に沿って整理・分析された。成果は,産官学連携事業に係る実務的示唆,および文化心理学に係る理論的示唆として整理された。...
田中 千尋, サトウ タツヤ 日本看護学教育学会誌 33 (3-2), 137-149, 2024
...</p><p>〔方法〕教育実践経験18年の看護教員を対象に半構造化面接を行い、複線径路等至性アプローチ(TEA)を用いて分析した。さらに分岐点に着目し、看護教員がイマジネーションの助けを借りてどのように新たな次元を見出しているか可視化した。</p><p>〔結果〕看護教員の力量形成プロセスには7つの分岐点が見出された。...
田中 千尋, サトウ タツヤ, 土元 哲平, 宮下 太陽 質的心理学研究 23 (Special), S86-S94, 2024
...教育実践経験 13 年の教員の語りを,複線径路等至性モデリング(TEM)を用いて分析した。看護教員は,COVID-19 感染拡大時期に家族の病と向き合い[医療従事者との衝突]や[コロナ禍の看取りと生活の狭間で葛藤する]という径路を辿っていた。これらの経験の中で立ち上がった問いは「生きるとは何か」「ケアとは何か」「看護とは何か」といった本質を考え直す問いであった。...
竹内 正興 大学入試研究ジャーナル 34 (0), 147-154, 2024
...<p>コロナ禍を契機として,オープンキャンパスの開催形式を,従来の来場型(対面型)から来場型と WEB 型に複線化する大学が増加している。...
サトウ タツヤ 質的心理学研究 23 (1), 47-55, 2024
...本論文は,産学官連携における質的研究の適用に焦点をあて,対立から相補性への転換と,多様性の概念を超越した複線性の採用を提唱する。そこで,複線性の視点から「異床同夢」─異なる基盤にいながら共通の目的や夢を共有することの重要性を強調する。第1 項では対立と多様性の問題を検証し,対立ではなく相補性を,多様性に時間的な次元を加えた複線性を,それぞれ重視すべきと論じる。...
徳永 宗正 土木学会論文集 80 (15), n/a-, 2024
...<p>本論文では,従来未検討であった600km/hまでの超高速列車通過時における鉄道複線桁のねじり振動が,橋りょうの設計および維持管理に与える影響について概略検討した.はじめに,複線桁の標準的な断面モデルを設定して,ねじりモード/曲げモードの固有振動数は,開断面のコンクリートT桁の場合は1.2~1.3倍程度,閉断面のPC箱桁,合成箱型の場合は3~5倍となることを示した.理論検討および数値解析により,...
DOI Web Site
王 婷, 渡辺 悌二, レグミ ダナンジャイ 日本地理学会発表要旨集 2024s (0), 270-, 2024
...国立公園内の放牧地を通過する登山道区間には,ガリー侵食や登山道の複線化などの深刻な環境荒廃問題が多く見られた。しかし,この国立公園を含めたヒマラヤでは登山道荒廃に関する研究はほとんどない。本研究では,UAVによる3次元マッピングを行い,ガリー侵食・植生の荒廃問題に焦点をあて,当地域の登山道の荒廃の特徴を把握することを目的とした。...
神崎 真姫, 酒井 ひろ子 日本助産学会誌 38 (1), 112-125, 2024
...面接内容を逐語録にし,コード化したデータをカテゴリに分類し,複線径路・等至性モデルによる分析を行った。</p><p><b>結 果</b></p><p>調査には,初めて父親になる7名と上に子どもがいる3名が参加した。分析の結果,9つの必須通過点と分岐点が示された。父親らは,妊娠が判明すると喜びを上回る驚きを経験する一方で,感情を抑制した者もいた。...
DOI Web Site 参考文献18件
サトウ タツヤ 野外教育研究 27 (0), 129-138, 2024
豊永 麻美, 廣澤 満之 保育学研究 61 (2), 103-114, 2023-12-31
...保育者4名へ半構造化インタビューを行い,複線経路・等至性モデルで分析した。その結果,他者とのやりとりを通した省察を繰り返すことで保育者アイデンティティを明確に認知できるようになり,支援を捉える視点が包括的に広がることで組織アイデンティティを日々の実践と結びつけて実感できるようになるプロセスが明らかとなった。包括的な視点での支援が児童発達支援センターに勤める保育者の専門性であることが示唆された。...
佐藤 和紀, 大久保 紀一朗, 三井 一希, 中川 哲, 高橋 純 日本デジタル教科書学会発表予稿集 12 (0), 75-76, 2023-12-25
...<p>複線型の授業展開において、児童のデジタル教科書の活用に関する実態調査を実施した。その結果、すべての学級において、課題に応じてデジタル教科書から挿絵や図表をGoogle Jamboardに貼り付けた「情報の収集」をし、「整理・分析」の活動が行われていた。...
松尾 憲暁 言語文化教育研究 21 (0), 185-201, 2023-12-23
...複線径路等至性アプローチによる分析の結果,I氏は社会人の学習者に対して教える中で,「社会のことを知らない」という想いが生じ,それが教えることへの不全感に繋がっていた。その不全感が転職を促したが,その後日本語教育以外の仕事に従事する中で不全感は解消されていき,I氏は再び自身の生活と関わる範囲で主体的に日本語を教えるようになっていく。...
除本 理史 季刊経済研究 42 (1-3), 41-55, 2023-12-22
...第4に, 福島復興政策の問題点を検討し, 「複線型復興」に向けた政策転換の方向性を明らかにする....
丹波 史紀 季刊経済研究 42 (1-3), 3-21, 2023-12-22
...また, 従来の復興政策における「単線型復興モデル」ではなく, 多様な生活再建のありようを包摂する「複線型復興モデル」の意義を明らかにする....
李 睿苗, 大道 香織, 加藤 望, 前田 寛子, 若松 美沙, 上川 多恵子, 中坪 史典 広島大学大学院人間社会科学研究科紀要. 教育学研究 4 220-227, 2023-12-22
The purpose of this study was to focus on Mr. B, a man in his 70s who worked as a teacher at a special needs school until retirement, and to identify the process by which he worked without …
藤田 由起, 遠矢 浩一 リハビリテイション心理学研究 49 (1), 31-42, 2023-12-20
<p>本研究では,ヤングケアラーの健康的で前向きな生き方に必要な要素についての検討を目的とし,母親のケア経験がある大学生への半構造化面接を実施した。その結果,ケアのある生活の中で,肯定的・否定的両方の感情を体験してきたことが語られた。一方で,対象者の語りから,ケア役割を担いながらも子どもが健康的かつ前向きに生きていくために必要な要素として,①ケアの受け手やもう片方の親との親子としての関わりが継続…
中村 恵理子, 小林 隆司 作業療法 42 (6), 755-762, 2023-12-15
...<p>作業療法士養成校にとって,学生の学習意欲を高め主体的な学習へ導くことは重要な課題である.本研究では,作業療法士を目指す学生が,主体的な学習へと学習意欲を変化させる過程について複線径路等至性アプローチを用い,変化の時期や内容を分析した.その結果,学習意欲の変化の時期は8つの区分に分かれ,早期からの学習意欲の向上には関係志向と自尊志向を利用した学習支援や早期体験型学習などで実用志向,充実志向を促すような...
荒谷 航平, 小川 博士, 小野寺 かれん, 川崎 弘作, 工藤 壮一郎, 三浦 広大 日本科学教育学会研究会研究報告 38 (2), 163-168, 2023-12-09
...<p>本研究の目的は,複線経路等至性アプローチ(TEA)を用いて,ある科学教育研究者を事例に科学教育研究者の現在に至るまでの経路を描き出すことである.本研究では,研究協力者として主に量的研究手法を採用してきた科学教育研究者1名を選定した.半構造化面接で得られたデータをもとに,大学学部3年次の【研究室配属】から,大学教員となり,質的研究の方法論に関する読書会に参加した上でなお,【自分では質的研究をしないと...
中村 謙斗, 御園 真史, 渡辺 雄貴 日本科学教育学会研究会研究報告 38 (2), 247-250, 2023-12-09
...<p>本研究の目的は,教職課程でインストラクショナルデザイン諸理論を学修した数学科教育実習生が,教育実習の授業設計を行う過程を,インストラクショナルデザイン諸理論の観点で明らかにすることである.都内X大学理学部の教育実習生3名を対象に,複線径路等至性アプローチにより調査を行った.具体的には,9教授事象とARCSモデルの観点で径路を作成した.統合TEM図を作成した結果,教育実習の序盤では,「事象2:学習者...
久保, 貞, 相模, 健人 愛媛大学教育学部紀要 70 71-82, 2023-12
小笠原 拓 全国大学国語教育学会国語科教育研究:大会研究発表要旨集 145 (0), 205-208, 2023-11-04
三宅 宏実, 木村 元彦, 三須 亜希子, 田島 幸雄, 守屋 麻樹, 近藤 みどり, 土屋 裕睦, 山口 香 トレーニング指導 6 (1), 9-11, 2023-10-31
...分析は半構造化インタビューと、複線経路・等至性モデルを用いた。その結果、過緊張状態においてリラックスできる状態を作り出すことのできる態度が、国際大会でのメダル獲得の一要因となった可能性が示唆された。...
三宅 宏実, 木村 元彦, 三須 亜希子, 田島 幸雄, 守屋 麻樹, 近藤 みどり, 土屋 裕睦, 山口 香 トレーニング指導 6 (1), 12-14, 2023-10-31
...分析は半構造化インタビューと、 複線経路・等至性モデルを用いた。その結果、ピークを迎えたトッ プ選手には、休養やトレーニングの質的側面に重視した指導が 求められ、「覚悟を決める」、「闘争心」、「自信」などの心理的 要素を持ち合わせることが、オリンピックでメダルを獲得するため に必要な心理面の可能性が示唆された。...
若松 亜希子 大学院紀要 = Bulletin of graduate studies 91 109-120, 2023-10-31
田島 明子, 國塚 裕太, 山田 孝 作業療法 42 (5), 553-563, 2023-10-15
<p>目的:ME/CFS者の作業選択・継続の過程とその要因を質的研究により明らかにすること.対象:A氏,40代,女性.大学生時にME/CFS様の症状が出現し,10年後ME/CFSと診断.方法:A氏へのインタビュー結果からTEM図を作成し,TEM の概念とA氏の経験を適合させ,分析した.結果:A氏の仕事選択と継続の状況およびその要因について,A氏の主観や社会的状況から明らかになった.考察:身体状況…
DOI Web Site 医中誌
山口 桜子, 友利 幸之介, 齋藤 佑樹, 高畑 脩平 作業療法 42 (5), 630-637, 2023-10-15
...<p>学校作業療法が円滑に実施できるまでには様々な障壁があることが先行研究にて明らかとなっているが,作業療法士はその障壁をどのように乗り越えているだろうか.今回,複線径路・等至性アプローチ(TEA)を用いて,学校作業療法を円滑に実践するためのプロセスの理論化を目指した.その結果,広範囲に安定的に学校作業療法を実施するためのターニングポイントとなる6つの分岐点と,分岐点での行動選択を方向づける5つの信念...
鬼頭 弥生 保育学研究 61 (1), 127-138, 2023-08-31
...日本語が全く分からない状態で入園した子どもの1年8か月を園で使う言語に焦点を当て参与観察を行い,発生の三層モデルを用いて複線径路・等至性モデリングで分析した。その結果,通じないから母語を使う必要がないのではなく,母語を使う自分が周囲に受け入れられることで丸ごと自分を受け入れてもらえたという実感を得ることが不可欠であり,母語を肯定的に感じられるクラスは主体的な行動を促すことが示唆された。...
小島 好美 保育学研究 61 (1), 91-102, 2023-08-31
本研究では,幼稚園教諭が中堅期以降,主に担う役割「(1)幼稚園教諭(実践者)」「(2)園組織人」「(3)家庭人」という3つの視点を設け,中堅期以降のキャリア発達プロセスと困難を明らかにした。そして,キャリア発達を支えた要因について検討を行った。研究方法は半構造化面接法を用い,対象者は,経験年数16年目以降,3名の教諭である。TEMによる分析から,各教諭のキャリア発達プロセスと困難を可視化した。中…
松原 乃理子, 廣部 朋美 保育学研究 61 (1), 67-78, 2023-08-31
本研究は,我が子にHSC傾向を感じている母親の,幼稚園就園へ向けた活動の過程と,その過程で生じた困難さ及びその要因を明らかにした。乳幼児を育てる母親へインタビューを行った結果,就園に至らなかった過程は,母親が育児に疲弊し,社会から孤立し,心身が追い込まれる過程であることが明らかになった。また,HSC傾向のある子の養育家庭の抱える困難さは,子どもの敏感さを発端に日常生活への支障を引き起こし,社会参…
重田 優子, 笹田 哲 作業療法 42 (4), 426-434, 2023-08-15
...<p>【背景と方法】我が国の地域在住脳卒中者は社会参加の機会に乏しく,男性高齢者の社会参加・交流には特に課題が多いとされる.そこで,男性脳卒中者が社会参加を経験するプロセスを複線径路等至性アプローチに基づいて分析した....
清水 憲志 中国学園紀要 (22) 157-166, 2023-06-16
...研究の方法は複線径路等至性モデリング(TEM)を用いた。TEMを用いた結果,他児との関わりの中で,A児の心情や行動,遊び場の展開が変化したと考えられる点を境に,次の4つの区分に分けることができた。第一期【遊びの発見】,第二期【遊びの模索】,第三期【遊びの転換期】,第四期【遊びの完遂期】である。A児の遊びの過程とその中で発揮・獲得された“実行機能”を分析する。...
村上 唯斗, 小川 晋, 水谷 年孝, 高橋 純 日本教育工学会研究報告集 2023 (1), 163-170, 2023-05-05
...<p>本研究では,クラウドを基盤とした協働学習における生徒の複線化した学習過程の特徴を検討した.結果,調査対象の生徒は最低でも1授業で200字以上の文字入力を行っていた.ただし,生徒1人1人の文字入力のタイミングは異なっていた.他者参照の回数は最も多い生徒で9回であり,全ての生徒のデータを参照してはいなかった.また,他者参照は主に情報の収集の後に行われる傾向が見られた.生徒は学習過程全体にわたり何らかの...
日経ビジネス = Nikkei business (2189) 58-62, 2023-05
...「23年末に被覆線(汎用電線)の新しい製造機械を導入して、来年1月には仙台にある既存の製造装置も移します。これで生産・物流の効率化を進め、来春ごろから出荷予測AI(人工知能)も動かし始めたい」 SWCCの子会社の一つで汎用電線メーカー、SFCC(川崎市)…...
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守 宏美, 枡田 行央, 新保 奈穂美, 平田 富士男 ランドスケープ研究(オンライン論文集) 16 (0), 45-52, 2023-04-29
<p>In recent years, there has been growing interest in the use of goats for weed control in public green spaces from the perspective of reducing the environmental impact, recycling resources, and …
DOI Web Site 参考文献3件
上野 貴彦 インターセクション (1) 77-81, 2023-04
...本稿は、「欧米発」の移民統合政策理念として、とりわけ2010年代になってから日本や韓国でも注目されるようになった「間文化主義」の東アジア世界における翻訳をめぐる複線的なプロセスに注目する。...
佐藤, 綾, 片野, 洋平, 髙木, 裕子 国際教育交流研究 = International Education and Exchange Research 7 13-29, 2023-03-31
...その 5 名に対して、半構造化インタビューを 1 名につき 2 〜 3 回行い、その結果をTEA(複線径路等至性アプローチ)の手法を用いて分析した。結果として、大学時代における原体験、大学院への進学、日本語教育に従事していた国からの帰国等が共通した径路として見出せた。また、キャリアの継続・選択に影響を与える要因はキャリア形成の時期によって異なっていることがわかった。...
曲渕, 翔, 徳田, 智代, 向笠, 理緒, 八ツ賀, 秀一 久留米大学心理学研究 22 51-59, 2023-03-31
...複線経路・等至性モデル(Trajectory Equifinality Model:TEM)により動機の推移と影響要因を図式化し,母親への支援を中心に治療者及び支援者の介入を検討した。その結果,母親の動機は,子どもからの反発,家族・親族の肥満治療に対する理解の有無,仕事の負担など様々な影響を受け推移していた。...
機関リポジトリ HANDLE Web Site ほか1件
竹元 雅也 子育て研究 13 (0), 26-42, 2023-03-31
...本研究では、ひきこもり当事者の母親1 名とそ の子どもであるひきこもり当事者1 名へのインタビューを行い、支援につながるプロセスや当事者への関 わりが変化するプロセスを複線径路・等至性モデリング(Trajectory Equifinality Modeling: TEM)の方法 を用いて明らかにした。...
浅井 かおり, 浅井 拓久也 東京未来大学研究紀要 17 (0), 1-11, 2023-03-31
...<p> 本研究は複線径路・等至性モデル(TEM)の手法を活用して、保育士から幼稚園教諭、幼稚園教諭から保育士にそれぞれ転職した際の理由を比較したものである。</p><p> 研究結果から、保育士から幼稚園教諭に転職した際の理由は、幼稚園の先生への憧れ、年齢の問題への考慮、1人担任への挑戦、自分の力を試してみたい、短期大学で学んだ音楽を保育現場で実践してみたいという意欲からであったことが示された。...
上原 星奈, 清水 裕子, 小島 優子 香川大学看護学雑誌 27 (1), 13-24, 2023-03-30
<p><b>目的</b>:看護学生が患者に行ったスピリチュアルケアの実施に至る過程を明らかにすることを目的とした.</p><p><b>研究方法</b>:研究対象は,看護学実習生が作成した臨地実習終了後レポート5件であった.データは,患者の価値観に関連した主観的および客観的記述,患者へのスピリチュアルケアの看護計画とその実施,自己評価の記述であった.分析方法は,TEMを用い,抽出したテキストを時系…
DOI 機関リポジトリ 医中誌
髙橋 智子, 渡辺 俊太郎, Takahashi Satoko, Watanabe Shuntaro 大阪総合保育大学紀要 (17) 37-48, 2023-03-30
内藤 眞弓 社会デザイン学会学会誌 14 (0), 121-131, 2023-03-23
荒牧 弓雅, 髙倉 那々実, 古賀 聡 九州大学総合臨床心理研究 14 1-8, 2023-03-20
...本研究では,習慣への過度な熱中状態である「習慣への没入」を経験した者の行動と心理的変化について,複線径路・等至性モデル(TEM)を用いて分析した。4名の調査協力者に対して各3回の半構造化面接を実施した。語りをもとにTEM図を作成することで,没入状態からの自己調整に至るモデルを提示し,習慣への過度な熱中と嗜癖との関連について検討した。...
中山 サツキ, 赤田 清澄 看護 75 (5), 50-53, 2023-03-20
奥村 元子 看護 75 (5), 33-39, 2023-03-20
三輪, 恭子, 河野, あゆみ 日本看護科学会誌 42 899-907, 2023-03-16
日本看護科学会誌. 2023, 42, P.899-907
千葉, 直紀, 酒井, 真由子, 山口, 美和, 紅林, 伸幸, 木村, 光男, 中村, 瑛仁 学術研究所所報 2 1-25, 2023-03-01
application
菱谷, 康代 跡見学園女子大学附属心理教育相談所紀要 (19) 61-76, 2023-03
application/pdf
井上, 美砂 人文・社会科学論集 40 21-43, 2023-03
This study aims to visualize the process by which Chinese female employees who were former international students gain confidence in their work in the Japanese workplace and to elucidate the factors …
エネザン バラ 移民研究 (19) 37-62, 2023-03
DOI 機関リポジトリ HANDLE ほか1件
成田 実胡, 石田 祥代 千葉大学教育学部研究紀要 = Bulletin of the Faculty of Education, Chiba University 71 27-37, 2023-03-01
DOI 機関リポジトリ Web Site
福祉社会開発研究 15 121-131, 2023-03
山田, 伊知郎, 関, 浩成, YAMADA, Ichiro, SEKI, Hironari 桃山学院大学環太平洋圏経営研究 23 29-45, 2023-02-17
乾, 明紀, サトウ, タツヤ 京都橘大学研究紀要 (49) 171-193, 2023-02-15
川村 拓也 中部地区英語教育学会紀要 52 (0), 147-154, 2023-01-31
芝崎 文子 質的心理学研究 22 (1), 276-295, 2023
...幼少期から問題行動が目立った3名のADHD者を対象とし,TEM(Trajectory Equifinality Model: 複線径路・等至性モデル)を参考にして,ADHD者が適応に至るまでの経緯を可視化した。3名は,就業経験期における失敗経験を通じて,ADHDの特性への気付きが得られ,自分が納得できる環境を選択することで適応状態へと向かっていた。...
王 婷, 渡辺 悌二, Regmi Dhananjay 日本地理学会発表要旨集 2023s (0), 299-, 2023
...複線化した登山道が連結して幅が22 m を超える場所があり,ガリーの深さは最大で80 cmに達している。</p><p> オルソ画像をみると,登山道の複線化により周辺の植生がまばらになっていて,植生被覆が広範囲にわたって著しく分断されたことがわかる。一方で,一部のガリー(幅50 cm以下)の側・底面に植生が認められた。...
鈴木 絵理奈, 河野 荘子 日本青年心理学会大会発表論文集 31 (0), 27-30, 2023
金原 衣理子, 笹田 哲 質的心理学研究 22 (1), 369-387, 2023
...4名の対象者に半構造化面接を行い,複線径路・等至性アプローチ(Trajectory Equifinality Approach ; TEA)を用いて,個々の対象者の径路の多様性を描いた。結果として,対象者は脳卒中の発症により,洋服は「着られればよいもの」となり,周囲からの視線にネガティブな感情を抱いていた。...
DOI 医中誌
小沼 豊 質的心理学研究 22 (1), 145-160, 2023
...方法論として,個人の径路の深みを探ることができる,複線径路等至性アプローチ(TEA)を採用し分析に用いた。その結果,〈子どもからの抵抗感〉,〈子ども理解・支援計画を立てる〉,〈学校行事と校務分掌に追われる〉,〈評価のための資料収集(テストづくり)〉,〈保護者との協力に不安がある〉という分岐点を経験していた。...
森 莉那 日本看護科学会誌 43 (0), 852-863, 2023
...</p><p><b>方法:</b>働く世代のがん患者11名に半構造化面接を行い,複線径路・等至モデルを用いて分析した....
DOI Web Site 参考文献1件
吉岡 由喜子 太成学院大学紀要 25 (0), 67-75, 2023
...結果,当事者研究,オートエスノグラフィー,現象学的分析法,エピソード記録と接面,修正版グランデッド・セオリー・アプローチ(M-GTA),複線径路・等至性アプローチ(TEA),二重ABCXモデルの手法を研究に用いることができる可能性が明らかになった。...
野村 美穂子, 豊田 則成 日本体育・スポーツ・健康学会予稿集 73 (0), 267-, 2023
...<p>本研究では、「自分に自信がないと訴えたアスリートはどのような成長プロセスを辿るのか」というリサーチ・クエスチョンの下、複線径路・等至性アプローチ(以下、TEAと称す)を用いて、発展継承可能で有益な仮説的知見を導き出すことを目的とした。...
髙橋 一真, 澤江 幸則 日本体育・スポーツ・健康学会予稿集 73 (0), 204-, 2023
...得られた結果は、複線経路・等至性モデル(TEM)により分析し、TEM図を作成した。TEM図を作成する際には、2回目以降のインタビュー調査において、事前に作成したTEM図を対象者に見せながら発言の意図や内容などを確認した。そうすることで、筆者と対象者の意見が一致するTEM図を完成させた。...
Aya Hayasaki The Learner Development Journal (6) 82-96, 2022-12-22
...データ分析には、複線径路・等至性モデル (Sato et al., 2009) を使用した。結果として、3名の女性が、多様なロール モデルや仲間との接点の少なさ、英語学習と実生活を有意義に結びつける機会の少なさ、言語教育への投資に対する親の考え方や 家庭の経済状況に関する課題など、様々な制約を克服した過程が明らかになった。...
ラマダン ヘバ マフラン 日本語・日本文化研究 32 167-181, 2022-12-01
高橋 純 日本教育工学会研究報告集 2022 (4), 82-89, 2022-11-28
...<p>1人1台端末を活用した高次な資質・能力の育成のための授業づくりに関する検討を行った.その結果として,1)複線型の授業展開とし,その実現のために子供自身が「問」に正対した「学習過程」の充実を行うこと,2)端末の活用では,クラウド環境を活かしたコミュケーションツールによる「白紙共有」「他者参照」「途中参照」といった学習状況の参照ができること,3)子供自身が,「問」,学習過程,学習形態,協働の相手や...
牛塲, 裕治, Yuji, Ushiba 福井県立大学論集 58 149-166, 2022-10-20
機関リポジトリ Web Site 医中誌
髙橋 慧, 中本 久之, 芳野 純 作業療法 41 (5), 531-541, 2022-10-15
...本研究は,作業療法士がどのようなプロセスを経験することが職業的アイデンティティを高めることにつながるかを検討した.方法は,合目的的に抽出した作業療法士4名にインタビューを実施し,職業的アイデンティティの高い作業療法士がアイデンティティを確立するまでに,どのようなプロセスを経験したかを明らかにした.分析は,複線径路等至性モデル(TEM)を用いた.結果,キャリアの開始時には不安や理想と現実のギャップを経験...
亀井 将太, 小林 法一 作業療法 41 (5), 522-530, 2022-10-15
...本研究の目的は,介護保険受給者が電動車いすの利用に至るプロセスを明らかにすることである.4名の対象者にインタビューを実施し,複線径路等至性アプローチを用いて分析した.結果,分岐点を経て,「これからも家族や社会とつながるための手段として電動車いすを利用する」という等至点に至った.そのプロセスで,“電動車いすを使うと歩けなくなる”という価値・信念が,“電動車いすは便利な道具”に変容した.周囲の電動車いす...
髙橋, 慧, 齋藤, 佑樹, Takahashi, Satoshi, Saito, Yuki 研究紀要 青葉 Seiyo 14 (1), 177-184, 2022-09-30
機関リポジトリ Web Site
五十嵐, 篤, 伴野, 崇生 社会構想研究 4 (1), 1-11, 2022-09-30
...まず,文化心理学の研究手法であるTEM(複線径路等至性モデリング:Trajectory Equifinality Modeling)を援用したオートエスノグラフィーにより,自己省察を可視化し,その変容プロセスを描いた(Auto-TEM)。その上で,クランボルツ(Krumboltz, J. D.)の社会的学習理論(1979,1996)のキャリア意思決定,サビカス(Savickas, M....
加藤 奈穂子, 尾澤 重知 日本教育工学会論文誌 46 (3), 433-452, 2022-09-10
...<p>本研究の目的は,大学入学後のどのような学習経験がアンラーニングを促し,学習観に影響を与えるかを明らかにすることである.そのため大学3年生7名を対象とし半構造化インタビューをおこない複線経路等至性アプローチを用いて分析した.その結果,本研究の対象となった学生は,(1)大学入学後<大学生になり高校との違いに驚く>という経験や,(2)自分の意思とは違う<講義重視・一方向型授業>,(3)意欲的になる<...
北村, 麻衣, 木内, 敦詞 体育學研究 67 775-791, 2022-09
機関リポジトリ HANDLE Web Site
長澤, 真史, 永松, 愛美 関東学院大学人間環境学会紀要 37 57-72, 2022-07
...半構造化面接でのインタビューを行い、複線経路当至性モデル(TEM)を用いて分析を行った。保育者養成課程の学生は、社会的、制度的状況を背景に、偶発的あるいは外発的に免許を取得する状況に身を置くようになることが多く、当初は学習への動機付けや理解が曖昧であることが少なくなかった。...
相原 彩香, 谷村 厚子 作業療法 41 (3), 285-293, 2022-06-15
...本研究の目的は,脳卒中患者が回復期リハビリテーション病棟(以下,回復期リハ)入院中に抱く退院後生活の認識の変容プロセスを明らかにすることである.回復期リハ入院中の脳卒中患者3名に,発症時からの経験と退院後生活の認識についてインタビューを行い,その内容を,複線径路等至性アプローチを用いて分析した.3名は,自身が望む生活と現状に乖離を感じるが,回復の実感に即した助言とプログラムを作業療法士から提供されることにより...
齋藤 佑樹, 友利 幸之介, 澤田 辰徳, 大野 勘太 作業療法 41 (2), 226-238, 2022-04-15
...本研究の目的は,訪問リハビリテーションに従事し,対象者の活動・参加レベルの目標達成を支援している作業療法士が,臨床プロセスにおいてどのような経験や臨床判断を行っているのかを明らかにすることである.4名の作業療法士にインタビューを実施し,複線径路等至性アプローチ(TEA)にて分析を行ったところ,4名は介入初期において,①クライエントが作業の視点で生活を顧みることができるよう働きかけを行っていた.また目標設定...
宮本, 英征 玉川大学教育学部紀要 (21) 73-93, 2022-03-31
...そして,生徒の段階的複線的な探究構造を保障する問いの構築学習という新たな探究学習を提案し,その実際と特徴を説明した。 本研究の意義は,歴史教育における探究学習を体系的に研究することで,探究する対象である社会認識と市民的資質との関係を明らかにし,その関係を変革できることを示したことである。そして,歴史教育が子どもたちにとって,真の学びを見出せるものへと発展できることを明らかにしたことである。...
トモノ, タカオ 社会情報研究 3 (2), 1-15, 2022-03-31
...まず,複線径路等至性モデリング(TEM: Trajectory Equifinality Modeling)と呼ばれる研究手法を筆者自身に適用してTEM図を作成した(Auto-TEM)。その図をもとに,「専門家として日々の成長を実感しつつ,難民を対象とした日本語教育の実践を,自信を持って続けていくことができる」ようになるまでの過程をオートエスノグラフィーとして記述した。...
石井, 幸司, 鈴木, 直樹 学校教育学研究論集 (45) 63-74, 2022-03-31
石川 温 保険学雑誌 2022 (656), 656_105-656_110, 2022-03-31
...被災者の生活支援と安心感の提供,大規模災害の状況に鑑みた照会・手続きへの対応,お客さまの安否確認活動,お客さまへの複線的な周知活動,確実に保険金等を支払うためのネットワークが対策の柱である。東日本大震災では生命保険の加入状況が不明な方が多数いたため,2011年4月,生命保険協会はご契約の有無に関する照会を受け付ける「災害地域生保契約照会制度」を開始した。...
宮本 邦雄, MIYAMOTO Kunio 東海学院大学研究年報 7 47-55, 2022-03-31
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浅井 かおり, 浅井 拓久也 東京未来大学研究紀要 16 (0), 1-11, 2022-03-31
<p> 本研究は、保育所にてクラス担任を決定する側の園長に焦点を置き、クラス担任を決定するまでの過程と判断を明らかにしたものである。実際にクラス担任を決定する際の園長の判断理由は何なのか、本人の希望と同じ場合、または異なる場合は何を判断しそのクラスへの配置を決定するのか、クラス担任を決定するまでの過程と判断を追うこととした。</p><p> …
梅澤 収 静岡大学教育実践総合センター紀要 32 59-69, 2022-03-31
江淵 剛 保険学雑誌 2022 (656), 656_187-656_212, 2022-03-31
...企業は個人の選好の別を視野に入れた複線的な企業年金の実装が有効となろう。個人の企業年金に対する選好について,個人の働き方をめぐる意識や考え方と企業年金制度種別ごとの特質との連なりを確認できたことによって,労働市場に向けた新たなシグナリング効果を持つ制度としての企業年金の活用が期待される。企業は自社が備える企業年金の内容を広く示すことで自社が望むタイプの人材を呼び込むことができるかもしれない。...
DOI Web Site 参考文献5件
白石 翔, 原 祐一, 梶山 周 岡山大学教師教育開発センター紀要 12 87-101, 2022-03-30
...「コンセンサス」をめぐる合意形成では,「単語の共有」,「言い換えによる納得」が抽出され,「アコモデーション」をめぐる合意形成では,「実体験への共感」,「概念をめぐる差異の許容」,「つぶやきの強化」,「視点の転換」が抽出された.これらの概念を合意される内容(「コンセンサス」,「アコモデーション」)を縦軸,話題への参加構造(「単線的」,「複線的」)を横軸にとる合意形成パターン構造に整理した.このことにより...
植田 舞, 松尾 薫, 加我 宏之, 武田 重昭 ランドスケープ研究 85 (5), 457-462, 2022-03-30
<p>The purpose of this study is to clarify the method of empowerment based on changes in consciousness in park creation and management activities with public participation. Empowerment is defined as …
田口 由大 日経コンストラクション = Nikkei construction (780) 52-55, 2022-03-28
...2つの古都、京都と奈良を結ぶJR奈良線の複線化に伴い、上り線を新設している宇治川橋梁。奥に見える既存の線路を電車が行き交う。第2期複線化事業で対象となるのは「JR藤森〜宇治」「新田〜城陽」「山城多賀〜玉水」の計14.0kmだ。...
Hasunuma Toshitake 15 43-58, 2022-03-26
尾沼, 玄也, 加藤, 林太郎, Onuma, Genya, Kato, Rintaro 拓殖大学日本語教育研究 7 165-180, 2022-03-25
...本研究では,一人の日本語教師Aが職に就き,2度の職場替えを経て日本語教師を離職するまでのキャリア経路を複線経路等至性アプローチの方法で分析した。至等性モデリングによるキャリア経路分析では,日本語教師が職場ごとに教師としての成長課題を設定していることが描かれた。発生の三層モデルからは,積み上げたキャリアが所属機関から正当に評価されないことが,教師を離職へと導く可能性があることが示された。...
南浦 涼介 日本教科教育学会誌 44 (4), 75-79, 2022-03-25
...また,それを成立させるためのアウトカムやシステムの複線化が求められ,そこから「多様性の教科教育学」を生み出していくことを模索したい。...
常田, 秀子 和光大学現代人間学部紀要 15 97-107, 2022-03-17
上村, 晶, UEMURA, Aki 桜花学園大学保育学部研究紀要 (25) 23-36, 2022-03-15
...1日の中で変則的に担当クラスへ携わった保育者1名(保育経験14年目)と2歳男児の1年間の関係構築プロセスについて半構造化インタビューを行い、複線径路等至性アプローチに基づくParallel-TEMで可視化・分析した。その結果、継続的・固定的に保育に携われない環境下における葛藤と、主担当保育者との協働関係における葛藤の2つが、関係構築途上で生起していた。...
ショウジ, ヒロコ, ニシハラ, ツバサ, Shoji, Hiroko, Nishihara, Tsubasa 神戸女子大学看護学部紀要 7 1-11, 2022-03-01
...目的: 複線径路等至性モデリング(TEM)の手法を用いて,地域包括支援センターの保健師が職業的アイデンティティ(以下,職業的ID)を形成していくプロセスを分析する....
機関リポジトリ 医中誌
宇田, 乃絵, 五位塚, 和也, UDA, Noe, GOITSUKA, Kazuya 大阪大谷大学教育学部特別支援教育実践研究センター紀要 (6) 3-19, 2022-03-01
増田, 一子, 織田, 靖史, 永吉, 美香, 山西, 葉子, 澤田, いのり, 友田, 直哉 人間と科学 : 県立広島大学保健福祉学部誌 22 (1), 19-29, 2022-03
宮下 太陽, 上川 多恵子, サトウ タツヤ 立命館人間科学研究 44 49-64, 2022-03
宮下 太陽, 上川 多恵子, サトウ タツヤ 立命館人間科学研究 44 15-31, 2022-03
佐藤, 綾, 片野, 洋平, 髙木, 裕子 国際教育交流研究 = International Education and Exchange Research 6 13-28, 2022-02-28
...本稿では、28年の日本語教師歴を持ち、現在国内の大学において日本語教育プログラムの管理・運営を担う協力者A、 1 名を対象とし、複線経路等至性アプローチを用いて①日本語教師としてのキャリア形成のプロセス、②キャリアの選択に影響する要因を明らかにした。...
山口 洋典, 北出 慶子, 遠山 千佳, 村山 かなえ, 安田 裕子 ボランティア学研究 22 (0), 97-112, 2022-02-28
...具体的には、複線径路等至性アプローチ(Trajectory Equifinality Approach:TEA)に基づく質的研究として複線径路等至性モデリング(Trajectory Equifinality Modeling:TEM)を援用し、さらに通常は情報提供者と分析者の2者関係で諸様相が吟味される方法論を公開での対話の機会において積極的に織り込むこととした。...
餅木 哲郎, 木原 俊行, 森嵜 章代, 渡邉 耕太 大阪教育大学紀要. 総合教育科学 70 43-53, 2022-02-28
草野 佑介, 寺岡 睦, 京極 真 作業療法 41 (1), 41-50, 2022-02-15
...後天性脳損傷児の学校への適応プロセスにおける共通性と多様性を解明することを目的に,質的研究法である複線径路等至性アプローチを用いて5名の保護者の経験を分析した.その結果,後天性脳損傷児の就学(復学)プロセスにおける【適応をめぐる葛藤】という新たな概念および3つの分岐点が生成された.学校への適応は通過点としての目標である.適応という概念が葛藤を内包したゆらぎを帯びた状態であることを前提に,将来に待ち受...
岩本 知広 Journal of Surface Analysis 28 (2), 86-93, 2022-02-10
...超音波接合法は,固相接合法の一つとして広く利用されているが,その接合機構についてはいまだ不明な点が存在する.本報告ではMg合金や複線ワイヤの超音波接合を取り上げ,その超音波接合機構を微細組織解析により考察した.また,最近研究を進めている透過型電子顕微鏡による超音波接合過程のその場観察法の開発についても紹介した....
DOI Web Site 参考文献22件
池田, 健人, 木南, 莉莉, 古澤, 慎一 新潟大学農学部研究報告 74 1-9, 2022-02
...仮説を検証するために、ケーススタディ、構造化インタビュー、複線径路等至性モデル(TEM)などの定性的分析方法を用いる。以下の分析結果が得られた。本研究で取り挙げられた事例の共通点は農業法人の代表が経営に人的資源管理を取り組んでいることである。しかし、ダイバーシティ・マネジメントについては、積極的に経営に活かす事例はS社のみである。...
機関リポジトリ 日本農学文献記事索引 HANDLE ほか1件
谷 千聖, 原田 梓, 三田村 仰 日本心理学会大会発表論文集 86 (0), 1AM-044-PD-1AM-044-PD, 2022
木戸 裕 大学経営政策研究 12 (0), 157-173, 2022
<p>This study attempts to take a view of university reform in Germany and discuss the significance of changes in the German educational system. German universities have entered the "universal phase" …
上田 恵, 中島 通子, 西田 絵美 日本助産学会誌 36 (2), 225-235, 2022
...分析は複線径路・等至性モデル(TEM)を使用し,彼女らの子どもをもつまでのプロセスにおける意思決定の経験を記述した。</p><p><b>結 果</b></p><p>対象者は,レズビアンとして子どもをもつことについて様々な課題を抱えていたが,パートナーとの安定した関係の中で,子どもをもつことを決定していた。...
DOI Web Site 医中誌 参考文献11件
三輪 恭子, 河野 あゆみ 日本看護科学会誌 42 (0), 899-907, 2022
...</p><p><b>方法:</b>看護職16名に対して半構造化面接を行い,CEの過程を複線径路等至性モデリングを用いて分析し,コンピテンシーを質的記述的に分析した....
DOI Web Site Web Site ほか1件 被引用文献1件 参考文献4件
サトウ タツヤ, 安田 裕子 日本心理学会大会発表論文集 86 (0), TWS-013-TWS-013, 2022
...そして,TEA(複線径路等至性アプローチ)それ自体も理論的・実践的に常に変貌を遂げている。 このワークショップでは,第一に,基礎編に引き続き,TEAの基本的概念について確認したあと『ワードマップ 質的研究法』(新曜社)を用いて質的研究におけるTEAの位置を確認する。...
隅田 玲 離婚・再婚家族と子ども研究 4 (0), 47-67, 2022
...離婚・別居を経験し現在も未成年の子どもと別居親とが関わりを維持している父母14名を対象に半構造化面接によるインタビュー調査を実施し,その結果を複線径路等至性アプローチ(TEA)を援用して分析した。...
北村 ⿇⾐, ⽊内 敦詞 体育学研究 67 (0), 775-791, 2022
The purpose of this study was to clarify the career decision-making processes of former athletes using the Trajectory Equifinality Approach (TEA). The participants were 4 former female basketball …
DOI Web Site 参考文献2件
ラマダン ヘバ 日本語教育方法研究会誌 29 (1), 48-49, 2022
This study utilizes Trajectory Equifinality Modeling (TEM) to clarify Japanese learner`s roles. I describe the learning experience using TEM diagram by surveying semi-structured interviews. The …
長野 未来 保育学研究 60 (2), 137-147, 2022
遊ぶことと識別される「遊びこむ」ことを周囲のモノや人や出来事と関係を深めていくことと定義づけ,二人称的アプローチによって1歳児が情感の「揺れ動き」を伴って遊びこむプロセスを明らかにした。結果として1歳児は,まず関係を深める対象として定めたモノ自体への理解を深める「What的関係深化期」と,なじんだモノを媒介物として用いることで遊びを展開していく「How的関係深化期」を経験することが示された。また…
安田 裕子, サトウ タツヤ 日本心理学会大会発表論文集 86 (0), TWS-012-TWS-012, 2022
...TEAの中心には,文化的・社会的な影響を受けて実現する人間の発達や人生径路の,複線性や多様性,潜在性・可能性を,時間経過とともにとらえる「複線径路等至性モデリング(TEM)」がある。TEMは,等至性の概念を発達的・文化的事象に関する心理学研究に組み込もうと考えた,文化心理学者ヤーン・ヴァルシナーの創案にもとづき開発された。...
稲田 栄一 日本語教育方法研究会誌 28 (2), 2-3, 2022
In order to promote teacher autonomy, it is necessary for teachers to critically reflect on themselves from a third-party perspective. Therefore, this paper presents an overview of a reflective …
宮入 隆 現代社会学研究 35 (0), 21-38, 2022
...本稿では,コロナ禍で加速する在留資格の複線化を伴った外国人材の受入拡大傾向を捉え,統計資料の分析から道内における外国人材雇用の特徴を整理するとともに,農業分野もしくは農村での実態分析を踏まえて,地域的な受入体制の整備課題を検討した。...
DOI Web Site Web Site 参考文献1件
豊田 則成, 伊藤 麻由美 日本体育・スポーツ・健康学会予稿集 72 (0), 210-, 2022
...TEAは、複線径路・等至性モデルと歴史的構造化サンプリング、発生の三層モデルを含む質的研究法であり、当該変容を文化心理学の視点から分析する。一方、これまでにもメンタルトレーニングの効果の検討については、様々な取り組みがなされてきているが、高校生男子チームの変容を質的に検討した例は希少である。...
宮下 太陽 日本心理学会大会発表論文集 86 (0), 3PM-011-PC-3PM-011-PC, 2022
杉本 菜月, サトウ タツヤ 法と心理 22 (1), 39-46, 2022
森本 郁代 法と心理 22 (1), 1-7, 2022
大西 楠テア 年報政治学 73 (2), 2_42-2_59, 2022
...そのため、北ドイツ連邦およびドイツ帝国においては連邦と邦の複線的な外交ルートが存在し続けた。</p><p> 帝政期の国法学説においては、連邦と邦の外交の複層性をいかに理解すべきかという点が論点となり、連邦国家論との関連で広く議論された。特に連邦外交に抵触する邦の行為をいかに阻止するかが問題となるが、ほとんどの学説が帝国の監督権を認めている。</p>...
DOI Web Site 参考文献4件
稲田 栄一 複言語・多言語教育研究 10 (0), 108-123, 2022
...本稿は、日本語学習者を対象に実施した複線径路等至性アプローチ(TEA)を活用した省察活動の効果を明らかにしようとする試みである。活動の目的は、対象者が自身の日本語学習プロセスをモデル化しながら客観的に振り返り、評価できるようになることである。調査対象者は、筆者が勤める日本国内の大学で日本語中上級コースを修了した留学生3名である。...
村田 竜樹, 水野 瑛子, 梶原 彩子, 衣川 隆生, 内山 喜代成 言語文化教育研究 19 (0), 112-130, 2021-12-24
...そこで本稿では,複線径路等至性アプローチを用いて,国内外で日本語教師経験を積み大学院に進学した中堅日本語教師に焦点を当て,主に中堅教師が大学院で学び直す意味について分析,考察した。その結果,中堅教師は,大学院で他者のことばを通して自身の教育観を相対化・客観視する対話活動を経験したことから,教育観を変容させ,自身の実践にその経験を反映させるようになった。...
上村, 晶, UEMURA, Aki 桜花学園大学保育学部研究紀要 (24) 1-20, 2021-11-30
...11名の保育者へ月1回の頻度でインタビューを1年間実施し、わかり合えてきた予感を抱いた関係促進場面と、わかり合えた確信を抱いた確信生起場面に着目した上で、発生の三層モデル(TLMG)を踏まえた複線径路等至性モデリング(TEM)で分析した。...
西山 未真 農業経済研究 93 (2), 146-158, 2021-09-25
...えたかを論点とし,食と農の関係の歴史的な変化傾向と,COVID-19の感染拡大がその傾向にもたらした影響を検討した.COVID-19により,食と農の活動への需要は北米,日本とも増加した.しかし,社会問題へのアプローチとして展開してきた北米での食と農の活動は環境の変化に対応できたが,日本では需要増を取り込めたのは一部にとどまった.非常時に備えて,ローカルフードシステムを強化することによるフードシステムの複線化...
神林 ミユキ 社会福祉学 62 (2), 60-75, 2021-08-31
...<p>本研究の目的は,エンパワメントを志向したソーシャルワーク実践プロセスの可視化により,エンパワメント実践への挑戦を促進することである.エンパワメント実践は広範に及ぶため,ピアサポーターとして活動する4名の精神障害者を対象とした言語化支援に着目し,約10年続く実践プロセスをTEA(複線径路等至性アプローチ)を用いて分析した.分析の結果,言語化支援のプロセスは,ソーシャルワーカーへの相談を促す個人的次元...
原口 弥生 平和研究 56 (0), 109-114, 2021-08-26
安部 陽子 日本語教育 179 (0), 124-138, 2021-08-25
...本研究では複線径路等至性アプローチ(TEA)を用い,最終的に4 人の就労過程を統合したTEM 図を作成した。その結果,協力者たちは入社初期のコンフリクトを,入社前の知識や情報から得られた自らの覚悟に加え,周囲のサポートを得ることで乗り越えていた。...
石盛,真徳 追手門経営論集 27 (1), 1-33, 2021-08-18
シム チュン・キャット 教育社会学研究 108 (0), 109-122, 2021-07-07
...<p> 本稿は,複線型教育を基盤とし国際学力調査で常に上位を占めてきたシンガポールから見た日本の教育のあり方について論じるものである。公的資料や先行研究だけでなく,メディアによる報道,シンガポール教育省のプレスリリースや教育相によるスピーチをもとに,日本の教育が同国でどのように語られているのかについて考察が行われた。...
田中 陽子, 松本 泉美 畿央大学紀要 = Bulletin of Kio University 18 (1), 29-36, 2021-06-30
The purpose of this study is to clarify the learning process of nursing students who have experienced ICT remote specific health guidance, due to the difficulty of conducting face-to-face training …
DOI 機関リポジトリ Web Site ほか1件
山極 壽一 学術の動向 26 (6), 6_10-6_14, 2021-06-01
...コロナ後の日本は、テレワークを使った単業から兼業といった労働のあり方や、単線型から複線型へといった人生の見取り図が大きく変化し、大都市と地方の価値が逆転して地方の時代を迎える可能性がある。大学などの学術の拠点は未来へ向かう重要な指針を得られる場所として、これまで以上に大きな役割を果たすことが期待される。</p>...
DOI Web Site Web Site
仲嶺 真, 河野 真歩 社会情報学 9 (3), 47-63, 2021-05-31
...そこで本研究は,複線径路等至性アプローチを用いて,東日本大震災の被災者が被災当時どのように情報を取得しながら避難行動を行なったのかを検討し,当時の避難行動径路を可視化した。それにより,防災対策の一助となる知見を得ることを試みた。その結果,被災者は避難時に(特に行動の分岐点において)「所属集団の尊重」という価値観を有していたことが示唆された。...
西村 香織, 松井 弘美, 村田 美代子 文化看護学会誌 13 (1), 1_2-1_10, 2021-05-31
...<br>方 法<br>研究方法は複線径路・等至性モデルを用いた質的記述的研究である。在日外国人が増加している地方の一次医療機関で出産した在日外国人12名を対象に,妊娠期,分娩期,産後に関する体験について半構成的面接及び参加観察を行った。その結果を,複線径路・等至性モデルに基づき分析した。...
大日方, 春菜 一橋日本語教育研究 (9) 1-14, 2021-03-31
...データの分析には,複線径路等至性アプローチを用い,日本語学習過程を可視化し,時期に応じた学習動機の存在と,その変容を分析した。その結果,4名の径路は4つの時期に区分でき,それぞれの時期に応じた学習動機や動機づけが存在していることが分かった。...
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小山 多三代 日本語・日本学研究 / 東京外国語大学国際日本研究センター [編] 11 1-22, 2021-03-31
得居 千照 公民教育研究 28 (0), 15-28, 2021-03-31
浅井 かおり, 浅井 拓久也 東京未来大学研究紀要 15 (0), 1-12, 2021-03-31
<p> 本研究は、保育者が保育経験を積み重ねキャリアを形成していく過程において、乳児クラス担任及び幼児クラス担任としてのキャリア形成それぞれの決定要因を比較することを目的とした。分析の結果、乳児クラス担任はキャリア形成の過程において、乳児クラスの担任をしながら乳児の可愛らしさや乳児保育の重要性、低年齢児保育の魅力を実感したことが、その後も低年齢児クラスの保育のキャリアを築くことに繋がっていた。そ…
船倉, 武夫, 森, 園子, 齋藤, 伸之, 岡林, 徹, FUNAKURA, Takeo, MORI, Sonoko, SAITOU, Nobuyuki, Okabayashi, Tohru 千葉科学大学紀要 (14) 87-106, 2021-03-28
...同様に数学教育も自由化、特に、 複線化が求められている現状を事例研究する。...
沼田, あや子 白梅学園大学・白梅学園短期大学紀要 57 13-30, 2021-03-15
白井, 克尚, 松, 婷, 土屋, 武志 愛知教育大学研究報告. 教育科学編 70 110-118, 2021-03-01
河本 尋子 常葉大学社会環境学部研究紀要 = Bulletin of Faculty of Social and Environmental Studies Tokoha University (7) 21-32, 2021-03
佐藤, 千晶, 吉田, 仁美, SATO, Chiaki, YOSHIDA, Hitomi 学苑 (964) 104-111, 2021-02-01
A Study of Childcare Problems for a Hearing Impaired Couple: Research Analysis Using the Trajectory Equifinality Model (TEM) Chiaki SATO and Hitomi YOSHIDA As part of the effort toward …
皆川 直凡, MINAGAWA Naohiro 鳴門教育大学学校教育研究紀要 35 81-89, 2021-02
...第1章では教育学と心理学の対話が論述されていると解釈し,複線型の発達観,社会文化的発達理論,および最近接発達領域理論の構築に向かう基盤となっており,各理論が上記の教育課題に対して示唆的であるという結論を得た。...
小林, 千紗, 福崎, 俊貴 鳥取臨床心理研究 14 47-59, 2021
...本研究は不登校経験者が不登校経験を意味づけするまでの過程について,不登校経験者8 名を対象にインタビュー調査を実施し,複線径路・等至性モデル(Trajectory Equifinality Model:TEM)によって分析した。結果共通の過程として,不登校状態に陥ってから不登校状態を脱するまでに【自責感・自己否定・今後の見通しが立たない】という思いを抱くことが明らかとなった。...
中嶋 さくら 日本語教育方法研究会誌 27 (1), 16-17, 2021
This research focuses on parents of "children crossing borders (Kawakami 2010)". Aim of the research is to clear what parents think about the experience of moving children. Data from 5 longitudinal …
上村 晶 保育学研究 59 (1), 57-68, 2021
...本研究は,初任保育者の子ども理解のゆきづまりの構造を解明するため,初任保育者3名へ半構造化インタビューを行い,テーマ分析と発生の三層モデルを踏まえた複線径路・等至性モデルでゆきづまり場面を分析した。その結果,①表面的理解・判断,②本児理解の未的確さ,③個と集団のバランスに基づくゆきづまりが見出された。...
徳永 宗正, 池田 学 土木学会論文集A2(応用力学) 77 (2), I_467-I_476, 2021
...<p>本論文では,複線PRC桁の非線形等価縮約モデルと鉄道運行情報ビッグデータを活用した動的解析手法を組み合わせた解析手法を開発し,実橋りょうで観測されている現象の再現を試みた.初めに,コンクリートのひび割れ発生後の履歴特性を考慮した非線形等価縮約モデルを構築し,実測と3次元有限要素モデルとの比較により妥当性を確認した.本モデルにより,列車すれ違い時の複線載荷を繰り返し経験することでPRC部材の再載荷時剛性...
DOI Web Site 被引用文献1件 参考文献2件
菅原 育子 日本心理学会大会発表論文集 85 (0), PC-104-PC-104, 2021
...逐語録を分析対象とし,TEA(複線径路等至性アプローチ)を用いて,コロナ禍で「オンラインの社会活動を始める」を等至点とする径路を分析した。結果,全員が対面の社会活動の休止を経験しオンライン会議等を試した後,オンライン活動に継続参加する径路と,対面活動を再開または新規立ち上げる径路に分岐した。...
橋本 あかね 質的心理学研究 20 (1), 82-99, 2021
...フリースクールを 10 年以上運営し,その後活動を休止した 2 名の設立者の語りを複線径路等至性モデ リング(TEM)を用いて分析した。...
堀内 涼太郎, 岩本 知広, 佐藤 成男, 駒井 芹哉, 石塚 智也, 高尾 洋史, 橋本 陽一, 濱田 賢祐 溶接学会全国大会講演概要 2021s (0), 50-51, 2021
...複線Cuワイヤに超音波接合を応用した結果,ワイヤ垂直断面全体に{111}‹110›せん断集合組織,接合界面近傍に{100}‹011› RC集合組織が形成された.しかし,これらの集合組織が接合過程においてどのように形成するのかは不明である.本研究では集合組織の形成過程を明らかにするため,接合時間を変化させたものを電子顕微鏡で観察した....
安田 裕子, サトウ タツヤ 日本心理学会大会発表論文集 85 (0), TWS-008-TWS-008, 2021
...TEAの中心には,文化的・社会的な影響を受けて実現する人間発達や人生径路の,複線性や多様性,潜在性・可能性を時間経過のなかでとらえる「複線径路等至性モデリング(Trajectory Equifinality Modeling:TEM)」がある。すなわち,時間と可能性の幅の2軸でプロセスを描出することを特徴とする。...
田中 千尋, サトウ タツヤ, 土元 哲平, 宮下 太陽 質的心理学研究 20 (Special), S211-S218, 2021
...教育実践経験 11 年の教員の語りを,複線径路等至性アプローチ(TEA)を用いて分析した。さらに分岐点に着目し,看護教員がイマジネーションの助けを借りてどのように新たな次元を見出しているか可視化した。分岐点では「専門性の混在」がトリガーとなり,様々なせめぎ合いの中で「自身の学生時代のケアリング体験」や「看護学生の可能性」がリソースとして働き,看護教員は看護の価値を考え続けていた。...
神崎 真実, 鈴木 華子 発達心理学研究 32 (3), 113-123, 2021
...<p>本研究の目的は,複線径路等至性モデリング(TEM)を用いて,不登校経験者が高校を経由して進路選択に至るプロセスを明らかにすることである。中学校までに不登校を経験した高校3年生4名に,インタビューを行った。...
サトウ タツヤ, 安田 裕子 日本心理学会大会発表論文集 85 (0), TWS-009-TWS-009, 2021
...<p>「複線径路等至性モデリング(Trajectory Equifinality Modeling:TEM)」をその中心に据えるTEAは,等至性(Equifinality)の概念を組み込み開発された。等至性の概念では,人間は開放システムととらえられ,非可逆的な時間経過と歴史的・文化的・社会的な影響を受け,多様な軌跡を辿りながらもある定常状態に等しく(Equi)到達する,とされる。...
サトウ タツヤ, 安田 裕子, 宮下 太陽, 田中 千尋, 土元 哲平, 森 直久, 神崎 真実 日本心理学会大会発表論文集 85 (0), SS-045-SS-045, 2021
...問題解決は人生径路においても重要であり,人生径路における選択を記述し環境からの逆風や支援を可視化・モデル化する複線径路等至性アプローチの分析概念としても有効なはずである。今回は展結が持つ哲学上・心理学史上の位置(古くはシュテルンやピアジェも言及していた)を確認した上で,TEAの分岐点における自己内対話や想像力/構想力(Imagination)とどのような関係にあるのかを考察する。...
宮脇 啓 史学雑誌 130 (11), 41-65, 2021
...具体的には、①各審議段階に用人を参与させるように審議体制を改編し、②家老から各部局まで単線的な回路で結ばれる指揮系統を構築する一方、事案や緊急性に応じて用人など特定の部局には家老を介さずに藩主に直接上申可能な回路を設け、藩主と各部局とが複線的な回路で結ばれる上申系統を構築したのである。...
渡辺 悌二, 常 亮, 柯 建 日本地理学会発表要旨集 2021s (0), 82-, 2021
...</p><p>公園内の登山道すべてを歩き,登山道表面の物質により登山道を敷石と敷石の間をコンクリートで埋めた「コンクリート型」,敷石で全体を埋めた「敷石型」,巨礫を並べた「巨礫型」,登山道表面の一部に植生が残る「草地型」および「裸地型」の5つに区分し,208カ所で登山道の幅と最大侵食深,複線化の有無などを記録した。...
小路 浩子 日本看護科学会誌 41 (0), 876-884, 2021
...</p><p><b>方法:</b>中堅期の市町村保健師7名を対象に半構造化面接を行い,複線径路等至性モデリングの手法を用いて分析した....
土元 哲平, サトウ タツヤ 日本心理学会大会発表論文集 85 (0), L-014-L-014, 2021
...具体的には,複線径路等至性モデリング,インタビュー,TAEステップを用いたAEを行った。最後に,本研究における理論的・実践的知見を統合し,学生の「能動的・社会関心駆動型」のキャリア選択を促すための「転機を促すキャリア支援」モデルを構築・提案した。</p>...
宮下 太陽 日本心理学会大会発表論文集 85 (0), PC-170-PC-170, 2021
...<p>TEA(複線径路等至性アプローチ)を用い,キャリアの転機における時間的展望の役割について分析を行った。...
丸山 千歌, 小澤 伊久美 日本語・日本語教育 = Journal of Japanese language and Japanese language teaching 5 51-68, 2021
武井 哲郎 教育学研究 88 (4), 545-557, 2021
...<p> COVID-19をきっかけに学習の場や形態をめぐる選択肢が拡大するなかにあっては、個別の教育的ニーズへの応答可能性を高めながらも公教育の複線化を回避することが求められる。具体的には、子どもの特性や背景に起因する「切実さ」に応じた資源配分を一条校の枠外にまで拡張させて行うとともに、多種多様な子が集える共生の場づくりを通常の学校や学級で進めねばならない。...
佐々木 沙和子 子ども家庭福祉学 20 (0), 81-93, 2020-11-25
...<p>本研究は,発達障がい等の特性がある幼児の保護者支援のための協働関係について,保護者の気持ちの変容プロセスに焦点を当てて検討することを目的とした.研究方法として,発達障がい等の特性がある幼児の保護者と担任保育者への聞き取りを行い,複線経路・等至性モデル(TEM)に基づく分析を行った.その結果,保護者と保育者の協働関係の構築に向けた「気持ちの合意形成」「対象児の認識における現実の再構成」「保護者を...
千賀 則史, 山田 麻紗子, 渡邊 忍, 姜 民護 子ども家庭福祉学 20 (0), 108-119, 2020-11-25
...<p>本研究では,複数回の通告があった虐待事例の通告受理からケース終結までの児童相談所の援助プロセスを検討することを通して,ネグレクトと心理的虐待に対するリスクアセスメントの視点について明確化することを目的とした.児童相談所職員1名に3回のインタビュー調査を実施し,TEA(複線径路等至性アプローチ)を用いて,【ケース終結】を等至点とするモデルを作成した.その結果,必須通過点かつ分岐点である【緊急受理会議...
Nakagawa Kumiko, Kakai Hisako 青山国際政経論集 = The Aoyama journal of international politics, economics and communicationn / 青山学院大学国際政治経済学会 編 105 55-98, 2020-11-20
...本稿では,準拠集団と自己評価という社会心理学的概念を手掛かりに,グローバル系学部の学習環境に潜む「落とし穴」に着目しながら,学生のグローバル志向とその延長線上にあるグローバルキャリアに対する意識の変容プロセスを,複線経路・等至性アプローチ(TEA)を用いて具体的に考察する。...
シム チュン・キャット 家族社会学研究 32 (2), 187-199, 2020-10-31
...<p>天然資源を持たない小国シンガポールにとって「人」の問題は国の死活問題である.そのために,複線型教育制度の導入などを通じて「人の質」を保証しつつ,結婚・出産・子育てへの手厚い支援や外国人労働者の受け入れなどの制度を中心に「人の量」も確保することは,国力を維持・発展させる礎となる.その一方で,人材の質量確保が競争を促し,学校教育段階を終えても「勝ち」にこだわるレースは続く.本稿では,シンガポールの...
DOI Web Site Web Site 参考文献4件
内山 喜代成 名古屋学院大学論集 言語・文化篇 32 (1), 29-42, 2020-10-31
...本稿は台湾からの長期インターンシップの留学生を受け入れている地方の観光産業で働く台湾人の教育係に焦点を当て,その指導観形成のプロセスについて複線径路等至性モデリングを用いて分析したものである。...
宮本 邦雄 日本心理学会大会発表論文集 84 (0), PO-074-PO-074, 2020-09-08
...2回目は,1回目で得られた情報を基に作成した複線経路・等至性モデル図(TEM)を確認してもらい,追加事項について尋ねた。3回目は,訂正したTEM図を協力者に示し,再度確認してもらった。</p>...
宮下 太陽, サトウ タツヤ 日本心理学会大会発表論文集 84 (0), PC-098-PC-098, 2020-09-08
...<p>TEA (複線径路等至性アプローチ) を用いてキャリア転換における分岐ゾーンでの人と記号の相互作用に着目して分析を行った。...
安田 裕子, サトウ タツヤ 日本心理学会大会発表論文集 84 (0), TWS-009-TWS-009, 2020-09-08
...TEAの中心には,文化的・社会的な影響を受けて実現する人間発達や人生径路の,複線性,多様性,潜在性・可能性,を時間経過のなかでとらえる「複線径路等至性モデリング(Trajectory Equifinality Modeling: TEM)」がある。すなわち,時間と可能性の幅の2軸でプロセスを描出することを特徴とする。...
河村 まり菜, 工藤 浩二 日本心理学会大会発表論文集 84 (0), PE-001-PE-001, 2020-09-08
<p>本研究は,医療少年院における法務教官と非行少年の信頼関係構築過程と,その過程の中での法務教官と医療スタッフとの連携ついて検討することを目的とした。非行少年に直接処遇を行っている医療少年院法務教官10名を対象とし,1人あたり40~60分の半構造化面接を行った。その結果,医療的関わりの頻度の高い3事例からは,①医療少年院に入院し法務教官と出会う,②命に係わる不適切な行動をとる,③状態が回復・安…
神山 典子 社会福祉学 61 (2), 71-89, 2020-08-31
...<p>本研究は,児童福祉施設以外で取り組まれる退所女性への支援実態を検証するため,民間シェルターでフィールドワークを実施し,ソーシャルワークによる支援過程の解析を目指した.支援記録とフィールドノーツをもとに,複線径路・等至性モデル(TEM)を用いて8世帯を分析した.その結果,信頼関係の醸成や社会資源の活用を経て,生活課題と対峙し,今後の生き方を決めた二つの径路と,生活課題の直視を促す作業を経ても変化...
日経ビジネス = Nikkei business (2053) 36-41, 2020-08-17
ダイキンが考えた戦略は、現在7割の地産地消を100%に近づけることだ。十河政則社長は「年単位の時間がかかるかもしれないが、地域のサプライヤーを育てていく」と話す。 すでに、5極それぞれの地域サプライヤーの洗い出しを始めている。
中西 萌子, 渡邊 誠 北海道大学大学院教育学研究院紀要 136 121-146, 2020-06-25
...30代女性3名に対してインタビュー調査を行い,結果を複線径路・等至性モデルに基づいて分析した。内面化された理想自己と現実自己とのずれ,職業的アイデンティティのみで妻・母としてのアイデンティティを持てないこと,により自尊感情が持ちづらいことが生きづらさと関係していると推察された。また,生きづらさを自己の個人的要因に起因するものと捉える傾向も認められた。...
小嶋, 秀幹, 田中, 玲衣 福岡県立大学心理臨床研究 : 福岡県立大学心理教育相談室紀要 12 3-15, 2020-03-31
...子の不登校について相談機関につながるまでの母親の行動と心理的変化を複線経路・等至性モデル(TEM)を用い、質的に分析した。研究応諾が得られた4人の母親に対して各3回の聞き取り調査を実施し、その内容からTEM図を作成した。子の不登校に際して母親はまず動揺し、不登校への疑問を感じ、子への接し方に悩んでいた。...
田村 美子, 藤堂 美由紀, 木下 八重子, 船津 守久, Tamura Yoshiko, Toudou Miyuki, Kinoshita Yaeko, Funatsu Morihisa 安田女子大学大学院紀要 (25) 83-91, 2020-03-31
...その結果を複線径路・等至性モデル(TEM)に示した。母親は「子どもの障害を受容する:EFP」こと から,「療育センターの門をたたく:BFP」ことにより子どもの成長を実感できた。そして,「教員採用試験を受験:OPP」し「人に頼ることを許す:SG」ことにより,周囲の協力を得るようになった。...
西野 藍, 坪根 由香里, 八田 直美 ICU日本語教育研究 (16) 3-19, 2020-03-31
...本研究では、タイの大学で日本語教育を主専攻として 学び、卒業後に中等日本語教員となったA の約15 年間のキャリア形成の過程を複線径 路・等至性アプローチ(Trajectory Equifinality Approach:TEA)を用いて描き、その 選択に影響を与えた要因を可視化するとともに、日本の公的支援の関わりを分析した。...
原田 悠希 公共政策志林 8 87-100, 2020-03-24
廣松 ちあき, 尾澤 重知 日本教育工学会論文誌 43 (4), 363-380, 2020-03-20
<p>内省支援が必要な中堅社員を対象に,仕事観や信念を形成した経験を半構造化インタビューで調査し,TEA によって分析した.その結果,中堅社員は<仕事の大変さ,難しさに直面する>,<異動・配置換えにより新しい仕事に就く>,<一人で完結させる責任の重い仕事を任されるが,予想外のトラブル対処に追われる>という経験を通じて,上司や同僚,顧客などの【周囲の期待・要望】と,【業績達成を求める組織風土】の対…
松原 千明, 中橋 美穂 大阪教育大学紀要. 人文社会科学・自然科学 68 61-70, 2020-02-29
伊藤 勝久 森林応用研究 29 (1), 13-17, 2020-02-29
木南, 莉莉, 古澤, 慎一, 木南, 章 新潟大学農学部研究報告 = Bulletin of the Faculty of Agriculture, Niigata University 72 35-50, 2020-02
...具体的には、4つの政令指定都市の住民に対するアンケート調査の結果に共分散構造分析(SEM)を適用し、新潟市における2つの革新的農業関連ビジネスの事例に対して複線径路・等至性モデル(TEM)を用いて分析を行っている。分析結果からは以下のことが明らかになっている。...
宇野 あかり Palliative Care Research 15 (2), 117-127, 2020
...【方法】緩和ケアスタッフ10名を対象に半構造化面接を実施し,TEM(複線径路・等至性モデル)を用いて分析した.【結果】スタッフは緩和ケアのキャリアの中で死のとらえ方を変化させ,死にpositiveな意味を見出すことで精神的健康を維持して働いていた.また,死が身近な環境は,過去・現在・未来への視点を広げ,適応的な時間的展望の形成を促し,よりよい生を送ろうという意識を高めることが推測された....
DOI Web Site 医中誌 被引用文献1件 参考文献3件
小路 浩子 日本地域看護学会誌 23 (2), 12-20, 2020
...<p><b>目的:</b>複線径路等至性モデリング(Trajectory Equifinality Modeling;TEM)を用いて,市町村保健師の職業的アイデンティティ(以下,職業的ID)の形成プロセスと影響要因を明らかとする.</p><p><b>方法:</b>A県内の市町村に勤務する保健師19人を対象に,半構成的面接を1人につき2回実施し,TEMの分析手法を用いて質的記述的に分析した....
香曽我部 琢, 藤田 清澄, 新屋 貴大, 中橋 美穂 保育学研究 58 (1), 81-91, 2020
...そこで,人が社会・文化から影響を受けて発達するプロセスを描く方法である複線径路・等至性モデリングを用いて分析を行うこととした。その結果,男性保育者へのトークニズムの特徴として,多数派である女性保育者にも多様性が存在すること,キャリア形成に有利なトークニズムも多く発現すること,男性保育者の感情の生起に伴って出現すること,同じトークニズムでも異なる作用を持つことを明らかにした。...
髙橋 美保, 田口(袴田) 理恵, 河原 智江 日本地域看護学会誌 23 (2), 43-51, 2020
...</p><p><b>方法:</b>認知症の妻を介護する高齢夫介護者を地域の水平的組織につなげた経験をもつ地域包括支援センター看護職7人を対象に半構造化面接を行い,夫介護者が自らの意思で水平的組織に参加継続するまでの支援を聴取した.得られたデータは複線径路・等至性モデリングの手法で分析し,支援のプロセスを示した....