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検索結果 62 件

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  • ODE/IM対応――常微分方程式と量子可積分模型の不思議な関係

    伊藤 克司 日本物理学会誌 78 (4), 180-189, 2023-04-05

    ...</p><p>ボロスが考えたシュレーディンガー方程式の解のħ補正を全て含む完全WKB解析において,波動関数のWKB展開は一般に漸近級数であり,収束半径ゼロの発散級数となる.彼は,リサージェンスと呼ばれる,漸近級数をボレル再総和法で扱い発散を処理する方法を用いて,スペクトルを非摂動効果まで含め厳密に計算する手法を与えた.この方法では漸近級数は別の複素平面における収束級数に変換され,その全平面に解析接続...

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  • 光の自然放出に関するハミルトニアンの複素固有値に付随した非線形写像に現れるマンデルブロ集合

    小高 大輔, Petrosky Tomio, 田中 智 日本物理学会講演概要集 72.1 (0), 2864-2864, 2017

    ...<p>微視的原理に基づき励起原子の光の自然放出過程を記述するFriedrichsモデルにおいて、エネルギーを複素平面上に解析接続すると非ヒルベルト空間内で双完備双直交した基底を持ち、複素エネルギー固有値の虚部が励起原子の崩壊寿命を与える。固有値を決める分散公式は非線形になり、その解は逐次的非線形写像の固定解となる。...

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  • スパースモデリングを利用した量子モンテカルロデータの解析接続

    大槻 純也, 大関 真之, 品岡 寛, 吉見 一慶 日本物理学会講演概要集 72.1 (0), 2777-2777, 2017

    ...<p>量子モンテカルロシミュレーションで一粒子励起や磁気励起などの動的スペクトルを得るには、虚時間表示で得られたデータに対して解析接続を行う必要がある。しかし、解析接続はノイズに極めて敏感であるため、信頼のあるスペクトルを得ることが難しいという問題がある。本講演では、スパースモデリングを応用した、ノイズに強い新しい解析接続法を紹介する。</p>...

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  • Helmholtz方程式の周期境界値問題におけるSS法と多重極法を用いた固有値解析

    野瀬 大一郎, 西村 直志 理論応用力学講演会 講演論文集 62 (0), 100-, 2013

    ...Helmholtz 方程式の周期境界値問題において,resonance anomaly の位置を調べることは重要である.そのための固有値解法としてSakurai-Sugiura(SS)法が有望である.本報では, SS 法と周期多重極法を組み合わせて,2次元Helmholtz方程式の境界値問題の固有値解析を行う.特に解をFroquet波数に関して解析接続したものの分岐について調べ,Rayleigh anomaly...

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  • 界面層を有する任意形状介在物問題の弾性解析

    天明 寛, 安田  公一, 塩田 忠, 松尾 陽太郎 日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集 2009S (0), 550-550, 2009

    ...この上で鏡像原理による解析接続を用いて、写像平面上の応力関数解を求めた。この応力関数を用いた数値シミュレーションによって、介在物形状や弾性係数を変えたときの応力分布を求めた。このように、本研究で用いた等角写像の関数を適当に与えて、任意の形状を写像平面上の円に写像することで、界面層を有する任意形状介在物周りの応力分布を求めることができる。...

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  • Apostol-Vu 型多重ゼータ関数とMordell-Tornheim 型多重ゼータ関数の一般化

    岡本, 卓也 鏡ヶ池の整数論セミナー報告集 26-40, 2008-07-17

    ...があり,それぞれについて特異点や帰納的構造などが異なっている.そのために多重ゼータ関数には統一的理論が存在しない.それを解決するためにも複素パラメーターを付けることによって,より一般的な多重ゼータ関数を考える事が大切になってくる.例えば,松本耕二氏[1]は複素パラメーターを付け,Barnes 型とEuler-Zagier 型を一般化した多重ゼータ関数にMellin-Barnes 積分を用いることにより解析接続...

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  • 解析接続によるS波の共鳴状態(軽い核におけるs-orbit問題,不安定核の構造と反応,研究会報告)

    田中 則通, 鈴木 宜之, Varga K., Lovas R.G. 素粒子論研究 99 (5), E158-E164, 1999

    ...1/2^+状態を含めた^9Be, ^9Bの幾つかの共鳴状態のエネルギーと巾が、束縛状態のエネルギー固有値をポテンシャルの強さ(結合定数)の関数として解析接続することにより決定された。エネルギーがシキイ値に近く巾が広いという1/2^+状態の特徴的な性質は、対応するS行列の極の位置が非物理的な領域の境に近いことから生じることが明らかにされた。...

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  • 複素変数zのエアリー関数Ai (z),Bi (z),Ai' (z),Bi (z)の数値計算

    吉田, 年雄 情報処理学会論文誌 33 (10), 1177-1182, 1992-10-15

    ...種変形ベッセル関数を漸化式を用いる方法により計算し 次式 Ai(z)=(√z/3)[I_-1/3(ζ) - I_1/3(ζ)] Bi(z)=√z/3[I_-1/3(ζ) + I_1/3(ζ)] Ai'(z)=-(z/3)[I_-2/3(ζ) - I_2/3(ζ)] Bi'(z)=(z/√3)[I_-2/3(ζ) + I_2/3(ζ)] により関数値を求める.第1種ベッセル関数の計算においては 桁落ち 解析接続...

    情報処理学会 参考文献10件

  • 定常温度場における偏心および傾斜き裂を有する直交異方性長方形板

    中西 博, 谷 周一, 鈴木 恵, 須見 尚文 日本機械学会論文集A編 51 (469), 2094-2102, 1985

    ...偏心き裂および中央傾斜き裂を有する直交異方性長方形板に熱負荷が作用する場合の定常温度場における応力拡大係数を求めている.この問題の複素応力関数を,等角写像と解析接続法により導き,その関数に含まれる任意定数を境界選点法により決定している.そして,応力拡大係数の,き裂の偏心量と傾斜角,き裂長さ,長方形板の細長比などの形状依存性と,熱伝導性,線膨張係数,弾性係数などの材料定数依存性を明らかにしている....

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  • き裂を有する直交異方性長方形板の定常熱応力

    須見 尚文 日本機械学会論文集A編 48 (431), 904-910, 1982

    ...定常温度場にあるき裂を有する直交異方性長方形板の特異熱応力を解析し,き裂寸法および熱弾性定数が応力拡大係数に与える影響を検討した.解析には等角写像を用いた複素応力関数を使用し,き裂面での境界条件は解析接続の手法を用いて恒等的に満足させ,長方形境界での条件は境界点最小二乗法を用いて満足させることにより解を得ている....

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  • 異方性長方形板の応力拡大係数

    中西 博, 中村 守, 赤崎 智康, 鈴木 恵 日本機械学会論文集A編 47 (420), 790-799, 1981

    ...内部き裂の問題に対しては対角写像と解析接続により, また縁き裂の問題ではリーマン・ヒルベルト問題の解から得られるき裂上の境界条件を満足する応力関数を用い, 外周上の境界条件は選点法により満足させる....

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  • 分子における線型応答の理論

    土井 豊, 青野 茂行 日本化学会誌(化学と工業化学) 1973 (5), 877-883, 1973-05-10

    ...そこでまず対応する温度Green関数を導入してダイヤグラムによる摂動計箪を行ない,ついでその解析接続によって遅延Green関数を求めるという順序をとる。従来の摂動無品の二次を越える項については部分的な評価にとどめた。...

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