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検索結果 61 件

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  • 盲児の触地図読解に向けた導入的指導法の検討

    鈴木 南帆子, 青柳 まゆみ 障害科学研究 47 (1), 109-121, 2023-03-31

    <p>本研究では、小学2年生の盲児1名に対し、小学部社会科点字教科書に掲載されている地図の読解に向け、具体物教材と図を往還的に用いながら、図の読み取り能力育成のための導入的指導の実践を行った。指導前に実施した課題では、図の特徴を直観的に捉える姿が目立ち、図の読み取りに関する困難さの一つに全体と部分の位置関係の理解があることが明らかとなった。そこで指導時には、座標や枠など外部の基準を有する「はめこ…

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  • 視覚障害関連授業における用語認知度の推移

    高原 光恵, TAKAHARA Mitsue 鳴門教育大学学校教育研究紀要 37 91-98, 2023-02

    ...その結果,比較的安定して認知度が高いものは「盲,弱視,点字ブロック,白杖,拡大教科書,ユニバー サルデザイン」,認知度が低いものは「グレア・羞明,眼振,ダイアローグ・イン・ザ・ダーク」,認知度が上昇傾向にあったのは「墨字,DAISY 図書,視認性,拡大読書器,クロックポジション,障害者差別解消法,アシスティブ・テクノロジー,DO-IT Japan」,下降傾向が見られたのは「暗順応・ 明順応,触地図,...

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  • 「ことばの観光地マップ」の実用化のための触地図に関する研究

    藤平 泰地, 内田 敬 交通工学研究発表会論文集 43 (0), 353-358, 2023

    ...がこれにあたる.一方本研究は,補助メディアである触地図に着目し,丘陵の複雑な地形の上に位置する観光地である有馬温泉において,傾斜や複雑な経路が理解しやすくなるような触地図を導入した.また,室内で触地図を用いた実験を行い,触地図の改良点のヒアリングや今後の実用展開に向けた評価を行った....

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  • 視覚障害児の触地図を使った歩行指導について ―歩行指導に必要とする触地図の参照情報分析を通して―

    吉岡 学 特殊教育学研究 59 (4), 245-256, 2022-02-28

    ...その後、それらの情報を取り入れた触地図を作成し、その情報を備えた触地図によって、視覚障害児1名が白杖歩行スキルを獲得するための触地図歩行学習と単独歩行学習を行った。指導前には、対象経路に必要な歩行スキルの分析を試みた。指導は、学習室と現実場面にて行われた。学習室では、触地図を使い現実場面をシミュレートする学習を構成し、歩行に必要な環境情報の取得方法の指導を行った。...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 被引用文献1件 参考文献4件

  • 国立民族学博物館触知案内板のデザイン開発

    冨本 浩一郎, 平井 康之, 日髙 真吾 デザイン学研究作品集 26 (1), 1_100-1_105, 2021-03-31

    ...<br>これは、視覚に障がいのある人とない人が同様に館内情報にアクセス可能なインタラクティブな触地図システムである。タッチパネルディスプレイ上に設置したフィンガーガイドによって触りながら経路を判別することができ、同時に音声案内と連動することで、館内の位置情報や展示案内を得ることができる。<br> </p>...

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  • 先天盲生徒への空間参照枠の活用を促す室内の歩行指導 : 心的回転に困難性を示した事例への効果検討

    丹所 忍 リハビリテーション連携科学 21 (1), 53-63, 2020-06-30

    ...【結果】指導前, 探索のみで室内配置を理解して正確な触地図構成と移動が可能な基準点があった一方で, 心的回転が必要となる基準点90度では教室の中央にある対象物の向きの理解が不正確で, 正確な触地図構成となるまでに他の基準点よりも多くの指導回数を必要とした. 指導後は, 未指導の基準点や未指導の教室でも正確な触地図構成と移動ができた. また, 外部参照枠の活用を必要とする空間課題の成績が向上した....

    DOI 医中誌

  • 視覚障害者が手で触って分かる立体的ハザードマップの開発

    萩 達也, 細川 陽一 図学研究 54 (1), 27-, 2020

    ...萩,細川は名古屋工業大学社会工学科の橋本研究室において触図の研究に関わり,現在は視覚障害者が手で触って分かる立体的ハザードマップを開発している.日本地図から対象となる場所を切り取って画像処理を行い,STLデータに変換した後,機械加工を行う.その第一報として,指でつまめる程度に道路を膨らませて避難経路が分かるようにした触地図を紹介する....

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  • 触地図の社会的位置づけに関する批判地図学的考察

    田中 雅大 日本地理学会発表要旨集 2018a (0), 116-, 2018

    ...社会的排除としての障害(disability)の根底には身体的損傷を負った人々とそうでない人々を平等に扱おうとする「同一処遇」と,異なるものとして扱おうとする「異別処遇」という二つの立場の葛藤があるとされている.本研究では,ポスト表象的な批判地図学によって触地図にアプローチし,それを取り巻く同一/異別処遇の混在した状況の歴史的展開を考察した.触地図の多くは晴眼者用のビジュアルな地図を視覚障害者用に「...

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  • 日本における触地図の社会的位置付け

    田中 雅大 日本地理学会発表要旨集 2017a (0), 100173-, 2017

    ...<br> そこで本研究では視覚障害者向けの触地図に着目する.元々視覚障害者向けの教材として考案された触地図は,リハビリテーションの進展に伴い歩行訓練等にも利用されるようになり,近年ではバリアフリー概念の広まりに合わせて多くの公共施設に案内板として設置されるようになった.研究蓄積も厚く,触地図のデザインや機能性に関する研究が多数存在する.しかし,触地図が,いつ,どこの,誰によって,何の目的で,どのように...

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  • 視覚障害者用触地図の生産

    今本 至俊, 浅川 直紀, 高杉 敬吾 精密工学会学術講演会講演論文集 2016A (0), 451-452, 2016

    ...本研究では視覚障害者用触地図を作成する.触地図は液体樹脂を型で造形することで作成される.型を削り出すためのCAMを作成した.作成したCAMはCADデータが不要で,国土地理院が発行する地理データを入力すると工具経路を作成する.作成した触地図を視覚障害者の方々に評価していただき,蝕知の容易な触地図に関する知見を得た....

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  • 視覚障害者用触地図の生産

    今本 至俊, 浅川 直紀, 高杉 敬吾, Imamoto Yukitoshi, Asakawa Naoki, Takasugi Keigo 精密工学会学術講演会講演論文集 = 2016 JSPE Autumn Conference 2016 Autumn (H67), 451-452, 2016

    金沢大学理工研究域機械工学系

    DOI 機関リポジトリ

  • 触地図とオンライン地図との情報共有化の提案

    巽, 久行, 村井, 保之, 関田, 巌, 宮川, 正弘 筑波技術大学テクノレポート 22 (1), 1-5, 2014-12

    ...本報告は,触地図をオンライン地図のような情報を引き出す利用形態にすることを目標としている。 すなわち,オンライン地図から道路情報のみを抽出したベクトルデータ型の触地図を作成して,元のオ ンライン地図と触地図との間で情報の共有化を図る。...

    機関リポジトリ HANDLE

  • 視覚障害者のための触地図作成支援システムの開発

    陳 建軍, 高木 昇 日本知能情報ファジィ学会 ファジィ システム シンポジウム 講演論文集 30 (0), 502-507, 2014

    ...道路や建物などの地物を凹凸のある線や網目模様で, 注記を点字により表現している.触読が困難とならないために複雑な構図にせず必要な情報のみ表示させるため触地図は簡単な構図となる.そのため、我々は手書き地図を用いた触地図作成支援システムを開発している.本論文では、まず、パターン認識手法を用いた手書き地図を認識する、次いで、システムのユーザビリティの評価を検討する....

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  • ボランタリーな地理情報による「可能にする空間」の創出

    田中 雅大 日本地理学会発表要旨集 2014a (0), 85-, 2014

    ...かけて作られてきたルールがある.長年の活動を通じて見出された重要なルールとして,「<歩道>,<構内>といったロケーションの変化に関する情報を必ず入れる」というものがある.一定の広さを持った空間の名称を入れることで,どのような空間にいるかを把握し,その後の行動を自ら選択,判断しやすいようにされている.また,道行く人に現在地について尋ねやすくするために通り,交差点,店等の名称や交番の位置が書かれている.触地図案内板...

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  • オンライン地図と情報を共有したナビゲーション触地図の開発

    巽 久行, 村井 保之, 関田 巌, 徳増 眞司, 宮川 正弘 日本知能情報ファジィ学会 ファジィ システム シンポジウム 講演論文集 30 (0), 486-489, 2014

    ...本報告は,触地図をオンライン地図のような情報を引き出す利用形態にすることを目標としている。すなわち,オンライン地図から道路情報のみを抽出したベクトルデータ型の触地図を作成して,元のオンライン地図と触地図との間で情報の共有化を図る。触地図上の触指位置の検出は電子ペンの技術を用いて,触地図とオンライン地図の位置を同期させ,視覚障がい者もオンライン地図の便利な機能や情報支援が受けられることを目指す。...

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  • 立体コピー触地図の触読性の評価

    渡辺, 哲也, 渡部, 謙, 山口, 俊光, 南谷, 和範, 大内, 進, 宮城, 愛美, 高岡, 裕, 喜多, 伸一 電子情報通信学会論文誌. D, 情報・システム J96-D (4), 1075-1078, 2013-04

    ...触地図作成システムで作成した立体コピー触地図の触読性を視覚障害者に評価してもらった.その結果,触知ガイドが触知記号の探索時間を短縮できることが分かった.立体コピーの触知記号はおおむね高い評価を得たが,信号機の形状は改善が必要と考えられた....

    機関リポジトリ HANDLE Web Site 参考文献4件

  • 手書き地図の触図翻訳システム開発

    陳 建軍, 高木 昇 日本知能情報ファジィ学会 ファジィ システム シンポジウム 講演論文集 29 (0), 57-57, 2013

    ...そこで触地図の表示物をできるだけ単純にする必要がある. しかしながら,必要な表示物をコンピュータが選定することは難しい.触地図作成者自身が必要な表示物の選定することで触読の容易な触地図を作成することができる....

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  • ボランタリーな地理情報としての視覚障害者向け道案内文の協同作成

    田中 雅大 日本地理学会発表要旨集 2013s (0), 189-, 2013

    ...1.はじめに<BR> 視覚障害者はビジュアルに表現された地図を使用できないため,地理空間情報の伝達には,触って読む触地図,音声による道案内といった視覚に依存しない媒体を利用することになる.そうしたオルタナティブな地図を,晴眼者と視覚障害者が協同で作成する活動が日本各地で取り組まれている.こうした参加型地図作りは,市民参加型GIS(PPGIS)やVGI(ボランタリーな地理情報)への取り組みとして位置づけることができ...

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  • 点図触地図自動作成システムの開発と地図の触読性の評価

    渡部, 謙, 渡辺, 哲也, 山口, 俊光, 秋山, 城治, 南谷, 和範, 宮城, 愛美, 大内, 進, 高岡, 裕, 菅野, 亜紀, 喜多, 伸一 電子情報通信学会論文誌. D, 情報・システム J95-D (4), 948-959, 2012-04

    ...私たちは,視覚障害者自身が操作して任意の地点の触地図を作成できる触地図自動作成システムを開発してきた.その評価過程で得られた意見のうち点図による触地図の作成機能をこのたびシステムとして実現した.このシステムは,点図に適した形式で地図画像を生成するWebサーバプログラムと,地図画像ファイルを読み込んで点字プリンタで印刷をする点図印刷プログラムからなる.このシステムで作成した触地図の記号の探索性と識別性...

    機関リポジトリ HANDLE Web Site 被引用文献1件 参考文献22件

  • 駅構内図の触地図に関する利用者アンケート調査

    舛田 翔太, 渡辺 哲也 視覚障害リハビリテーション研究発表大会プログラム・抄録集 21 (0), 74-74, 2012

    ...<BR>2)触地図に掲載すべき情報<BR> トイレ、階段は全ての人が触地図に必ず載せてほしいと回答し、バス・タクシー乗り場、誘導ブロック、切符売り場は約8割(9人)の人が触地図に必ず載せてほしいと回答した。<BR>3)触地図が必要な駅<BR> ときどき、あるいは初めて使う駅で11人、定期的に利用する駅で3人、触地図が必要であると回答した。...

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  • 視覚障害者用触地図自動作成システムTMACSの開発とその評価(福祉工学)

    渡辺, 哲也, 山口, 俊光, 渡部, 謙, 秋山, 城治, 南谷, 和範, 宮城, 愛美, 大内, 進 電子情報通信学会論文誌. D, 情報・システム J94-D (10), 1652-1663, 2011-10

    ...我々は,国内の任意の地点の触地図を視覚障害者自身が作成できるWebシステムの開発に取り組んでいる.利用者が任意の地点の住所を入力するだけで,システムはその地点周辺の地図データを触察に適した形式にレンダリングし,触地図の原図画像を作成する.この原図を立体コピー用紙に印刷し,現像機にかけることで触地図が完成する.このシステムの操作実験により,視覚障害者自身が触地図を作成できることを確認した.他方で,触地図...

    機関リポジトリ HANDLE Web Site ほか1件 被引用文献3件 参考文献32件

  • 視覚障害者のための触地図作成システムの開発

    山口 俊光, 渡辺 哲也, 渡部 謙, 秋山 城治, 南谷 和範, 宮城 愛美, 大内 進 視覚障害リハビリテーション研究発表大会プログラム・抄録集 19 (0), 53-53, 2010

    ...<br> <br> 2.経路情報を利用した触地図簡略化<br> <br> 本アプリケーションは開発の当初から,2つの住所を出発地・目的地として指定して触地図を作成することができるように設計されている.これはルート検索のために触地図を使用できるようにするためである.今回の開発ではこの機能を発展させてルートの自動検索を行い,そのルート情報に基づいて触地図の簡略化を行う....

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  • 視覚障害者のための触地図作成システムの開発

    渡部 謙, 渡辺 哲也, 秋山 城治, 山口 俊光, 南谷 和範, 宮城 愛美, 大内 進 視覚障害リハビリテーション研究発表大会プログラム・抄録集 19 (0), 49-49, 2010

    ...に評価してもらう中で,立体コピー機で作る触地図だけでなく点字プリンタで作る触地図も触りたいという要望があり,点図触地図の開発に取り組み始めた....

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  • 視覚障害者のための力覚提示装置を用いた仮想触地図

    吉川 恒夫, 小枝 正直, 里井 喬行 ヒューマンインタフェース学会論文誌 11 (1), 155-162, 2009-02-25

    <p>In this paper, we propose a virtual haptic map using a haptic device. The virtual haptic map includes haptically-displayed roads and buildings which are automatically constructed from a numerical …

    DOI Web Site 参考文献11件

  • 視覚を使わないランドマークと言語ルートマップ

    辰田 真理子, 小田 浩一 日本ロービジョン学会学術総会プログラム・抄録集 7 (0), 51-51, 2006

    ...触地図は 制作コストと読み取りの困難、複製や流通の困難などの欠点があり、インター ネット時代の現代では、言語ルートマップの利用や需要が増えていくと考えら れる。その場合、視覚障害の歩行者には、どのようなランドマークを使い、ど のようにルートマップを作ればがより有用であるかを、2006年度合同会議のた めに西荻窪から会場である東京女子大学までの言語ルートマップを作成する課 程を通して検討する。...

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  • 鉄道駅における視聴覚サインの機能特性 : 首都圏の鉄道駅を中心に

    楊 弦叡, 堀田 明裕 デザイン学研究 51 (4), 19-28, 2004

    ...(4)案内サインは文字と音声が中心であり,空間の案内では,触地図で対応する例もみられた。(5)定点に設置された視覚サインは利用者の位置や視力によって制限を受ける。これに対して,一時的に発生する聴覚サインは時間的な制限を受ける。...

    DOI 被引用文献2件 参考文献8件

  • 点字誘導路及び音響信号機の設置状況に関する問題点と情報提供

    鎌田 綱, 高戸 仁郎, 澤井 元, 田内 雅規, Kou Kamata, Jinro Takato, Hajime Sawai, Masaki Tauchi 岡山県立大学保健福祉学部紀要 4 1-11, 1997

    ...以上の調査結果を基礎に移動支援設備に関する情報を、市内在住の視覚障害者に提供するために、触地図とその説明文を作成し、実際に視覚障害者による触読評価実験を通じて有用と想定できる提供情報の原型を完成させた。...

    DOI 機関リポジトリ

  • 先天性全盲児の空間認知力育成の試み

    尾小山 輝子 日本科学教育学会研究会研究報告 8 (2), 43-48, 1993

    ...本研究は、平面上の位置関係の十分でない児童に対し、実際の身体移動、さらに全体を触察で確かめることのできる模型、身体移動と触地図の双方の感覚を味わうことの出来るコンピュータ上での位置確認、それらの三者を交互にくりかえすことによりメンタルマップの作成を狙った。その結果、狭い範囲の空間であれば、位置関係がわかるようになり、空間認知力育成の手がかりが得られた。...

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