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検索結果 3,337 件

  • 真空の物質性と変位電流

    菅野 礼司 物理教育 72 (1), 61-64, 2024-03-12

    ...その真空の物質性を考慮するならば<b>,</b>真空の誘電率や透磁率<b>,</b>および変位電流などの物理的意義がより明らかになるだろう。この真空の中での変位電流は仮想的な概念でなく実体的な存在であり<b>,</b>実電流と同等で磁場を作るといえる。最後に<b>,</b>マクスウェル方程式と因果律について言及する。</p>...

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  • 電磁波の速さと誘電率,透磁率との関係式を説明する方法

    米田 隆恒 物理教育 72 (1), 69-72, 2024-03-12

    <p>マクスウェル方程式まで遡らず<b>,</b>しかしそこから導かれた高校物理の教科書の記述を出発点として<b>,</b>図解と類推によって<i>c</i>= 1 <b> </b><i>ε</i><sub> </sub><i>μ</i><sub> </sub>を導く説明方法を提案する。また<b>,</b>求めた E とH の関係式を微分の形に精密化し<b>,</b>磁場 …

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  • 鱗片状黒鉛添加エポキシ樹脂の複素比誘電率の周波数特性と電波吸収効果

    遠藤, 隆久, 植原, 弘明 研究報告 67 17-22, 2024-03

    ...本研究では,エポキシ樹脂に鱗片状黒鉛を添加した単層電波吸収試料を作製し,複素比誘電率εr*における比誘電率εr′および比誘電損率εr"の周波数特性の測定をおこなった.また,これらの材料定数が鱗片状黒鉛の含有率でどのように変化するかを検討した.鱗片状黒鉛を含有させたときの複素比誘電率εr*の比誘電率εr′と比誘電損率εr"は,含有率が高くなるにつれて比誘電率εr′では誘電分散現象が,比誘電損率εr"では...

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  • PZT薄膜の単結晶化技術と圧電MEMSの開発・製造

    金森 広晃 応用物理 93 (3), 161-164, 2024-03-01

    ...<p>市場動向からMEMSの高性能化・低コスト化が求められている.我々はその中で材料技術に着目し,圧電材料であるPZT(酸化ジルコン酸鉛)薄膜の単結晶化を達成し,市場に投入している.圧電薄膜の単結晶化により高い圧電定数と低い比誘電率の両立,高信頼性の達成,温度安定性の向上などさまざまなメリットを得ることができ,今後の圧電MEMSデバイスの発展に寄与できるものと考えている.また,本技術はPZT以外にもさまざまな...

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  • 自由空間法における移動反射板を用いたミリ波帯材料定数の測定法

    荒井 郁男, 富澤 良行, 渡邊 一世, 亀井 利久, 平澤 一浩, 藤原 滝男 電子情報通信学会論文誌B 通信 J107-B (3), 253-260, 2024-03-01

    ...自動車に搭載するミリ波レーダにおいて,レーダをカバーするレーダドームはレーダの性能に直接影響するので,その材料定数(比誘電率,誘電正接 tan δ)を測定することは重要である.本論文ではミリ波帯における材料定数を測定可能な自由空間法として,直線的に移動する反射板の反射信号から移動に伴う受信信号の位相変化及び振幅を検出することにより試料の透過係数を求め材料定数を算出する方法を提案する.本測定法はベクトルネットワークアナライザ...

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  • 散乱トモグラフィを使用した乳がん検出の実用化技術

    桑原 義彦, 藤井 公人 電子情報通信学会論文誌B 通信 J106-B (11), 669-676, 2023-11-01

    ...逆散乱問題は,イメージングしたい未知のオブジェクトを含む画像再構成領域の外側で観測した散乱場の解析結果と測定結果が一致するように,画像再構成領域の複素誘電率分布を推定する問題である.損失性媒質である組織の中に存在する小さな病変によって引き起こされる散乱場の変化はわずかである.したがって,オブジェクトの有無による散乱場の変化を検出できる高感度のアンテナが必要である.一方,現在の技術ではオブジェクトやイメージングシステム...

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  • 非調和フォノン理論が拓く有限温度物性の第一原理計算

    只野 央将 日本物理学会誌 78 (9), 542-547, 2023-09-05

    ...<p>格子振動(フォノン)は熱膨張に代表される構造物性に加えて誘電率などの光学特性,さらには電気抵抗率などの輸送特性に至るまで,さまざまな固体物性を特徴づけている.これらの物性は化学組成や結晶構造,そして温度や圧力などによって多様に変化する.この依存性を微視的に理解したり機能性発現を狙って制御したりするには,電子状態だけでなくフォノン分散や電子格子相互作用もあわせて定量評価することが重要となる.近年...

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  • 電圧制御形可変キャパシタによる模擬送電線路の受電端電圧制御

    山光 史哲, 山本 哲也, 松崎 隆哲 電気関係学会九州支部連合大会講演論文集 2023 (0), 1-2, 2023-08-31

    ...<p>高誘電率(系)積層セラミックコンデンサの静電容量は、コンデンサに印加するDCバイアス電圧によって変化する性質があり、バイアス電圧を大きくするほど静電容量は、小さくなる。著者らは、先にこの性質を利用した電圧制御形可変キャパシタを提案し、実験の結果可変キャパシタとして有効であることを確認した。本稿では、提案する可変キャパシタを単相模擬送電線路の受電端側に適用し、受電端電圧の制御を行った。...

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  • UHF帯における降雨空間のモデル化の検討:損失誘電体粒子からなる媒質の等価誘電率

    南部 幸久 電気関係学会九州支部連合大会講演論文集 2023 (0), 80-80, 2023-08-31

    ...本稿では,降雨空間を離散的ランダム媒質として捉え,UHF帯の電波に対する等価誘電率の算定を試みる。また,積乱雲の中では,強い上昇気流の中で雹や霰のような氷の粒が摩擦によって雷を生じ,降雨の際には大量の雨となることから,積乱雲を構成する粒子が,氷から水に至るまでにどのように等価誘電率が変化するかを数値的に求め,その妥当性について検討する。</p>...

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  • 人工ニューラルネットワークを用いた弱導電性を有する平板層状媒質の比誘電率分布の推定精度に関する検討

    孫 啓瑾, 圓⾕ 友紀, 孟 志奇 電気関係学会九州支部連合大会講演論文集 2023 (0), 72-72, 2023-08-31

    ...<p>我々は、人工ニューラルネットワーク(ANN)とデータ前処理を用いて、層状媒質の比誘電率分布を推定する検討を行ってきた。これまでの検討では媒質を無損失と仮定していたが、コンクリート構造物の非破壊検査への応用を鑑みた場合、弱導電性を有する媒質でも比誘電率分布を推定できた方が便利である。そこで、本研究では、弱導電性を有する平板層状媒質に対して、ANNを用いた比誘電率分布の推定について検討する。...

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  • ハイパワーテラヘルツ波源を目標とした真空走行キャリアフォトダイオード

    銭 程遠, 三上 裕也, 加藤 和利 電気関係学会九州支部連合大会講演論文集 2023 (0), 23-23, 2023-08-31

    ...我々は、無線通信用テラヘルツ波源の大幅な出力増大を目指して、半導体内ではなく比誘電率の最も小さい真空空間で電子が走行するInGaN真空走行キャリアフォトダイオード(VTC-PD)を提案する。今回、この新規デバイスの設計と初期的な評価結果について報告する。</p>...

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  • 電磁パルス波の後方散乱応答を用いた誘電体角柱の空洞率の簡易推定

    工藤 孝人 電気関係学会九州支部連合大会講演論文集 2023 (0), 77-77, 2023-08-31

    ...)を再構成(推定)する問題においては一般に,精緻な再構成結果を得るために複雑で膨大な計算処理を必要とする場合が多い.その一方で,工業製品の非破壊検査などでは,ある程度大雑把な推定で十分な場合もある.本稿では,誘電体角柱に電磁パルス波を照射する数値シミュレーションに基づき,被検体内部の空洞の割合(空洞率)とその空洞の有無による後方散乱応答の差異量との関係を調査している.今後,空洞の位置や数,被検体の誘電率...

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  • 混合材料の複素誘電率モデルとDebye型緩和及び構造の関連性

    横川 隆信, 青柳 貴洋 電子情報通信学会論文誌B 通信 J106-B (8), 471-477, 2023-08-01

    ...従来より,黒鉛含有発泡ポリスチロールの複素誘電率の数値モデル式が実験式として提案され,用いられてきた.しかし一方で,混合材料の複素誘電率を決定する具体的な要因は明らかにされていない.そのため,本研究では主に混合材料の構造に着目した上で,複素誘電率に影響を与える要素について考察した.具体的な手法として,まず実際の黒鉛含有ポリスチロールの製作過程を踏まえ,黒鉛を切頂点八面体セル状の薄い層として表現した構造...

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  • 電磁波レーダによる高速道路や橋梁の水平ひび割れ探査

    田中 俊幸, 藤本 孝文 電気学会誌 143 (6), 338-340, 2023-06-01

    ...<p>1.はじめに</p><p>電磁波は媒質の比誘電率によって媒質中の伝搬速度が定まる。媒質中の電磁波の速度は,真空中の光の速度を媒質の比誘電率の平方根で割ったものとなる。すなわち伝搬時間を利用すれば媒質の平均的比誘電率の値を求めることができる。また,電磁波は異なる電気定数(比誘電率,比透</p>...

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  • インピーダンス解析によるモルタル硬化過程の評価に関する基礎的研究

    齋藤 彰, 岡元 智一郎, 江里口 玲, 井坂 幸俊 Cement Science and Concrete Technology 76 (1), 138-144, 2023-03-31

    ...水セメント比が0.5において、5MHzより低周波側では、早強、普通、低熱ポルトランドセメントの順で比誘電率のピーク値は低下した。一方、20MHzより高周波側では順序は逆になった。これらの変化について、セメント成分のイオン化と水和反応の観点から考察した。</p>...

    DOI Web Site 参考文献4件

  • 活性エステル型エポキシ樹脂硬化剤の開発と高速高周波対応プリント配線板への実用化

    有田 和郎 ネットワークポリマー論文集 44 (1), 41-53, 2023-01-10

    ...一般的なフェノールノボラック硬化系と比較して,高いガラス転移温度を維持したまま,大幅な低誘電率,低誘電正接化を実現した。中心部に位置するジシクロペンタジエン骨格の剛直性と小さなモル分極率と大きなモル体積,末端封止成分のナフタレン骨格の剛直性や配向性が相まって,耐熱性を維持したまま,優れた低誘電率および誘電正接を示すと考察した。...

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  • スペクトル全領域を使った定量解析:誘電率解析と赤外分光法

    長谷川, 健 分光研究 72 (1), 61-75, 2023

    ...スペクトル全領域を利用した定量解析の手法として,すでに古典として確立している誘電率解析を利用した赤外スペクトル解析について解説する.誘電率の解析は,薄膜の分子配向解析やフォノンの解析を通じた分子集合系の構造を解析するうえで,その屋台骨となるものである.本講座では,普段,あまり解説されない誘電率にまつわる基礎理論を,スペクトル解析と関連させて詳しく述べる....

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  • マイクロストリップ線路におけるミリ波伝送の損失要因解析技術

    馬路 哲 エレクトロニクス実装学会誌 26 (1), 144-150, 2023-01-01

    ...そのため,銅張積層板(CCL)には低誘電率の誘電体基板や低粗度の銅箔が用いられるが,回路の設計においては独立に測定した誘電特性や表面抵抗などの物性値が用いられている。一方,実際の回路は種々の加工プロセスを経て回路となるため,必ずしも設計通りの伝送特性が得られるわけではない。...

    DOI Web Site 参考文献7件

  • フェムト・アト秒スケールの実時間第一原理計算

    矢花 一浩 物性若手夏の学校テキスト 1 (0), 1-30, 2023

    ...続いて、固体(結晶)中の電子ダイナミクスの記述に進み、誘電率や電気伝導度などの線形応答関数が時間軸での電子ダイナミクスとどのように関連するのかを調べる。また最近高い興味を集めている高次高調波発生などの非線形光応答を論じる。最後に、物質中の光の伝搬を記述する巨視的・微視的電磁気学を、物質科学の第一原理計算から出発して構築する試みを紹介し、それがどのような現象の理解に繋がるのかを論じる。...

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  • データ同化を用いたコンクリート内部の比誘電率分布推定に関する基礎的検討

    山本 佳士, 久保 洸太, 藤森 竣平, 園田 潤 土木学会論文集 79 (15), n/a-, 2023

    ...からなる簡単なコンクリートモデルに対してレーダ試験を模擬したシミュレーションを行い,骨材数や観測点数等を変化させながら模擬観測データを用いてデータ同化実験を行った.検討の結果,観測点は 1 つでも,レーダの移動までを対象とすることで,内部の複数の骨材の比誘電率を良好に推定できることが分かった....

    DOI Web Site 参考文献5件

  • 湿式法前処理による液晶ポリマーへの銅めっき

    高木 道則, 堀内 義夫, 渡邊 充広 エレクトロニクス実装学会誌 26 (1), 125-133, 2023-01-01

    ...<p>高周波帯に対応したプリント配線板の絶縁材料には,低誘電率,低誘電正接を有する必要がある。液晶ポリマー(LCP)はこの候補として各社で開発されている。しかしながら,LCPはめっき密着性が低い材料で知られている。LCPに湿式法でめっきを行う方法として,高温,高濃度のアルカリ溶液に長時間浸漬して表面を粗化し,めっきを行う方法が提唱されているが,粗面化による伝送損失への影響が懸念される。...

    DOI Web Site Web Site 参考文献5件

  • タイガ林試験地でのマイクロTDRコイルプローブ(CP)の 長期野外土壌水分観測への試み

    開發 一郎, Nissen Henrik, Møldrup Per, 会田 健太郎, 浅沼 順 水文・水資源学会研究発表会要旨集 36 (0), 360-, 2023

    <p>モンゴル国の試験地において地表面土壌層(0-10㎝深度)の長期土壌水分測定に適用を試みた。本試験地は、タイガー林地地域内のセルベ川流域内にあり、深度1m位から永久凍土が見られ、年間の気温は40℃から-40℃の幅で変動し、冬季は積雪があると共に土壌が凍結する。土壌は有機土壌を若干含む砂層である。2002年夏季に4本のCP<sub>40</sub>を深度3㎝、深度5㎝、深度10cmに水平に設置…

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  • 電気化学環境場における強結合現象の設計・制御・応用

    福島 知宏, 村越 敬 応用物理 91 (11), 675-678, 2022-11-01

    ...と物質の電子・振動分極の組み合わせにて実現される物性変調に関して紹介する.具体的には,プラズモニック金属ナノ構造を利用した光励起モードの制御および物質の電子励起分極と局在表面プラズモンの強結合状態形成について紹介する.また,共振器を用いた振動強結合状態形成と化学反応性制御の例を踏まえ,振動ポラリトン状態の結合強度制御,さらには振動超強結合状態を利用した水の物性制御として,イオン伝導特性の向上および誘電率...

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  • シリコーンおよびアクリル樹脂によるダイヤモンドフィラーの電界整列挙動への影響の検討

    陳 映晨, 清家 清弥, 稲葉 優文, 中野 道彦, 末廣 純也 電気関係学会九州支部連合大会講演論文集 2022 (0), 31-31, 2022-09-15

    ...これまでの検討の結果、伝熱シートの母材の誘電率の変化により、フィラーの整列に影響する誘電泳動力の大きさも変化することが示された。本研究では、伝熱シートの母材を着目して、シリコーンとアクリル樹脂を母材として使用して、その中のダイヤモンドフィラーの電界整列の整列速度と整列性を評価した。</p>...

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  • 不均一の厚さを有する層状媒質の比誘電率分布の推定における人工知能の利用

    孫 啓瑾, 圓谷 友紀, 孟 志奇 電気関係学会九州支部連合大会講演論文集 2022 (0), 96-97, 2022-09-15

    ...<p>層状媒質の誘電率分布の推定にAIを活用した実験が報告されているが、各層の厚さを均一としたモデルで表していた。厚さが不均一な場合に対応するために、比誘電率と厚さの両方を逐次に推定する方法を提案する。まず、ターゲット層の表面からの反射パルスを抽出し、その波高を用いて比誘電率を推定する。次に、後ろの層からの反射パルスを抽出し、その遅延情報を用いて層厚を推定する。...

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  • ニューラルネットワークの逆散乱問題への適用に関する基礎的研究(3)

    松岡 剛志, 緒方 将人, 石田 健一 電気関係学会九州支部連合大会講演論文集 2022 (0), 99-99, 2022-09-15

    ...<p>誘電体円柱による散乱波から誘電体円柱の比誘電率の存在範囲を,ニューラルネットワークを利用して特定することを目的としている.今回は、複数の周波数の電磁波を用いたとき,ニューラルネットワークによる同軸2層誘電体円柱の各層の比誘電率の分類の性能について検討している.</p>...

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  • 高圧誘電率測定の技術開発

    山根 崚 高圧力の科学と技術 32 (3), 147-156, 2022-09-01

    <p>This article reports technical developments of high-pressure dielectric measurement in the pressure range up to about 13 GPa. They had been developed to clarify how atomic or molecular dynamics …

    DOI Web Site 参考文献12件

  • 1 ~ 36 GHz帯のマイクロ波に対する湿潤土壌の誘電特性:モデルとその検証

    辻本 久美子, 太田 哲, 藤井 秀幸, 小松 満 土壌の物理性 151 (0), 3-24, 2022-07-20

    ...Dobsonモデルに対してMironovモデルの適合範囲が広いこと, Mironovモデルによる吸着水の量と誘電率の値には他モデルとの差異が大きく疑問が残ること, 風乾時土壌水分量と吸引圧500 MPa下での水の誘電率を用いると 実験土壌に対する複素誘電率がよく再現できること,が示された....

    DOI 被引用文献1件

  • 溶液析出法によるGeO<sub>2</sub>ナノ粒子の形態制御

    谷口 大介, 長崎 快, 垣内 弘章, 大参 宏昌 精密工学会学術講演会講演論文集 2022S (0), 69-69, 2022-03-02

    ...<p>GeO<sub>2</sub>ナノ粒子は、高い誘電率、圧電性など、優れた特性を有し、種々の微小デバイスへの応用が期待されるが、その形成には高価な薬品・装置が必要である。本研究では、安価・簡便なGeO<sub>2</sub>ナノ粒子の形成法として溶液析出法を採用し、任意形状・結晶性を有するナノ粒子の形成を目指しているが、形態に与える因子の多くは未解明である。...

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  • 二段階水熱合成法による結晶配向BaTiO<sub>3</sub>ナノロッドアレイの作製とその圧電特性評価

    芹澤 玲人, 諸貫 信行 精密工学会学術講演会講演論文集 2022S (0), 76-77, 2022-03-02

    ...のように鉛を含まず環境に優しいものの,圧電特性の更なる向上が求められている.本研究では二段階の水熱合成法により3 μm程の高さの結晶配向BaTiO<sub>3</sub>ナノロッドアレイを作製した.一段階目ではFTO基板上に酸化チタン(TiO<sub>2</sub>)ロッドを配向成長させ,二段階目でTiO<sub>2</sub>からBaTiO<sub>3</sub>への変換を行った.そして,その比誘電率...

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  • 導電膜格子と高誘電率材料を用いる空間フィルタの設計

    江原 隆太, 山本 真一郎, 相河 聡, 松岡 茂樹, 長尾 正揮 電子情報通信学会論文誌B 通信 J105-B (3), 379-381, 2022-03-01

    ...金属格子を誘電体で挟んだ構造は,ある帯域の電磁波のみを透過する空間フィルタとして動作することを確認している.本研究では,導電膜シートを格子状に配列したシートを用い,高誘電率材料と積層することで空間フィルタが構成できるか実験・理論の両面より検討した....

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  • 共振型電極を用いた簡易土中タケノコ探知機の基礎的検討

    岩本 孝太, 坂本 雅弥, 岩城 昴琉, 黒木 太司 J105-C (3), 81-86, 2022-03-01

    ...高齢化に伴いスマート農業システムの概念が提唱されており,高齢農業者が手探りで土中農作物を収穫している現状にあっては,新しい土中生育農作物探知機の導入が望まれている.とりわけ土中で収穫されたタケノコは酸化などによるえぐみが無く,生の状態で食することができることから市場では高額で取引される.そこで本論では低価格で実現可能な土中タケノコ探知機の試作を目的として,タケノコの実,皮,及びタケノコ農園の土壌の複素誘電率...

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  • MEMDを用いたフォトニック結晶内の電磁波周波数解析

    重田, 大祐, 董, 然, 生野, 壮一郎 第84回全国大会講演論文集 2022 (1), 147-148, 2022-02-17

    ...フォトニック結晶は屈折率の異なる2種類以上の物質を光の波長以下のサイズで周期的に配置された構造をもつ.結晶を構成する物質の非誘電率差を大きくすると光の分散関係ギャップが生じ,フォトニックバンドギャップと呼ばれる光を通さない周波数領域が存在することになり,フォトニック結晶内に欠損構造をもたせることにより,光導波路を構成することができる.また,複数のバンドギャップ特性をもつ結晶構造を複数配置することにより...

    情報処理学会

  • 中赤外プラズモニクスの発展とセンサー応用

    西島 喜明 分析化学 71 (1.2), 41-51, 2022-01-05

    ...<p>近年,物質に振動分光により,定性・定量分析ができる中赤外プラズモニクスの研究が世界的に盛んに行われている.著者らは,中赤外で画期的なセンサーを構築するための要素技術として,プラズモン共鳴を示す新たな合金材料を誘電率解析に基づいて開発,透過型プラズモン材料での表面増強赤外吸収(SEIRA)の実証,中赤外光源・検出器となりうる金属─誘電体 – 金属ナノ構造(MIM)型メタ表面構造体の開発を成し遂げてきた...

    DOI Web Site 参考文献81件

  • 岡本さんから学んだこと

    杉山 順一 日本電磁波エネルギー応用学会機関誌 7 (2), 18-18, 2022

    ...岡本さんは誘電率の測定方法、特に温度依存性がマイクロ波加熱には重要であることを認識していて、そのための装置開発を行っていた。私といえばマイクロ波の挙動について何一つ知識もなく、ただ先人の示した数式を出典も知らずに使い始めたばかりだった。円筒空洞共振器内になぜモードというものがあるのか、その形が何に起因しているのか、まるで分らない。...

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  • 高周波患者漏れ電流測定のための胸部-背部間の人体等価抵抗の解析-周波数400 kHzの成人男性の場合-

    柴 建次 生体医工学 Annual60 (Abstract), 173_2-173_2, 2022

    ...本研究では患者が接地された導電性の板に寝ている場合を想定し,胸部―背部間の人体模擬抵抗を求めた.方法として,男性成人のボクセル人体モデルの胸部と背中に,それぞれ円盤形状および板形状の導電プレートを貼り付け,胸部と背中間のインピーダンスを求めた.計算には,有限積分法を用いた.周波数はTETSの伝送周波数に相当する400 kHzとした.人体モデルは25個の臓器からなり,各臓器には400kHzの導電率と比誘電率...

    DOI

  • 高周波患者漏れ電流測定のための胸部-背部間の人体等価抵抗の解析-周波数400 kHzの成人男性の場合-

    柴 建次 生体医工学 Annual60 (Proc), 300-302, 2022

    ...本研究では患者が接地された導電性の板に寝ている場合を想定し,胸部―背部間の人体模擬抵抗を求めた.方法として,男性成人のボクセル人体モデルの胸部と背中に,それぞれ円盤形状および板形状の導電プレートを貼り付け,胸部と背中間のインピーダンスを求めた.計算には,有限積分法を用いた.周波数はTETSの伝送周波数に相当する400 kHzとした.人体モデルは25個の臓器からなり,各臓器には400kHzの導電率と比誘電率...

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  • 分子シミュレーションによるR1123の熱物性予測

    三浦 武大, 今井 友暁, 奥村 哲也, 近藤 智恵子 熱物性 36 (3), 96-101, 2022

    ...対象に,分子シミュレーションの課題を明らかにし,量子化学計算と室温付近の測定データを活かした低温域の物性予測精度向上のための方策について提案する.R1123の二量体間相互作用から修正すべきLennard-Jonesパラメータに見当をつけ,飽和液密度の測定値を参照し微調整を行った.調整後の分子力場を用いて飽和圧力,表面張力,ならびに第2ビリアル係数に対し十分な再現性を得ることができた.一方で,蒸気の誘電率...

    DOI Web Site 参考文献16件

  • 野外試験用マイクロTDRコイルプローブの校正実験

    開發 一郎, Nissen Henrik, Mordrup Per, 会田 健太郎, 浅沼 順 水文・水資源学会研究発表会要旨集 35 (0), 187-, 2022

    ...既知誘電率試料による実験から、CPは誘電率を絶対的に正確に測定できることが分かり、センサー長が15mmのCPは2RTDRと較べると低水分量域では感度が劣る(土壌水分測定の代表性が低いためと推測)が、センサー長30mm以上のCPは2RTDRと同程度で野外測定に使用できる可能性が高く、野外試験用にはCP<sub>40</sub>が適切であると示唆された。</p>...

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  • 平面境界付近の電磁界問題

    宇野 亨 電子情報通信学会論文誌B 通信 J104-B (11), 821-829, 2021-11-01

    ...電磁波は異なる媒質の境界で反射・透過をするだけではなく表面波となって境界面を伝搬する.身近にある媒質に対する表面波は古くから研究されてその性質はよく知られているが,誘電率も透磁率も任意の値を取り得るメタマテリアルの登場によって改めて見直す必要がでてきた.一方,測定装置の感度とダイナミックレンジが格段に向上したことや高速・高性能信号処理法が開発されたことなどによって従来は無視できるほど小さいとされてきた...

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  • 人工知能を用いた層状媒質の比誘電率の再構成に関する初歩的な研究

    孫 啓瑾, 鈴木 健文, 圓谷 友紀, 孟 志奇 電気関係学会九州支部連合大会講演論文集 2021 (0), 243-243, 2021-09-17

    ...本研究では、層状媒質の誘電率がパルス波の散乱波形の部分的遅延を左右することに注目し、必要な散乱波情報を絞り、NNの学習時間を節約した。さらに、層数の少ないモデルにおいて特定な層の誘電率推定の際に訓練したNNを、他の層または層数の多い層状媒質の推定に適用する可能性について検討する。</p>...

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  • 積乱雲の有する等価誘電率の算定法についての検討

    南部 幸久 電気関係学会九州支部連合大会講演論文集 2021 (0), 244-244, 2021-09-17

    ...本稿では,積乱雲を離散的ランダム媒質として捉え,電波に対する等価誘電率の算定を試みる。積乱雲の中では,強い上昇気流の中で雹や霰のような氷の粒が摩擦によって雷を生じ,降雨の際には大量の雨となることから,積乱雲を構成する粒子が,氷から水に至るまでにどのように等価誘電率が変化するかを数値的に求め,その妥当性について検討する。</p>...

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  • 深宇宙探査用地上局向け超伝導フィルタの開発

    林 拓磨, 關谷 尚人, 大野 剛志 J104-C (9), 275-280, 2021-09-01

    ...r-Al2O3基板を用いて深宇宙探査用アンテナのための超伝導帯域通過フィルタ(BPF)の開発を行った.基板に用いたr-Al2O3は機械的強度が高く,化学的な安定性が高いことに加えて低コストであることから優れた基板材質である.しかしながら,誘電率に異方性をもつために設計と測定結果とが一致しないという問題があった.そこで,設計に一致する測定結果を得るために,誘電率異方性を考慮した設計方法を提案する.具体的...

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  • 現地データを用いたTDRによる浮遊砂濃度計測の検証

    宮田 秀介, Francesco Comiti, Michael Engel, Velio Coviello, Gianluca Vignoli, Andrea Andreoli, Ricardo Carrillo, Rudi Nadalet, 藤田 正治 日本森林学会大会発表データベース 132 (0), 127-, 2021-05-24

    <p>一般的な濁度計では困難な大規模出水中の浮遊砂濃度計測にTDRを利用するために、TDRによる浮遊砂濃度の計測下限について定量的な評価を行った。イタリア北部において2019年夏にTDRおよび採水サンプルで同時刻に計測した浮遊砂濃度(それぞれ<i>C<sub>TDR</sub></i>、<i>C<sub>sample</sub></i>)をペアとすると観測期間中に48組のセットが得られた。<i>…

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  • 混合薄膜構造の磁気表面プラズモン応答解析

    田丸 幸寛, 柴垣 裕紀, 呉 迪, 岸本 誠也, 芦澤 好人, 中川 活二, 大貫 進一郎 J104-C (5), 129-136, 2021-05-01

    ...外部磁界により反射特性が変化する磁気表面プラズモンについて検討する.表面プラズモン励起構造として,金属磁性・非磁性材料が面内方向に周期的に分散し構成された混合薄膜を用いる.そして,クレッチマン配置の反射率や表面プラズモン励起強度の比較から混合媒質に使用する薄膜構造の特性について明らかにする.本構造に対し,磁性素材が外部磁界により誘電率変化を起こした場合の反射率や表面プラズモン励起強度の比較を行い,誘電率変化...

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  • TDRによるアスファルト舗装下の比誘電率の長期定点測定

    園田 潤, 國岡 達也, 高橋 信, 細川 寿樹 電子情報通信学会論文誌B 通信 J104-B (5), 414-416, 2021-05-01

    ...アスファルト舗装下の深さ1.0 mと2.0 mの比誘電率をTDR (Time Domain Reflectometry)で1年間測定し,比誘電率の変動を調べた.この結果からアスファルト舗装下の比誘電率と,埋設管探査における深さ推定の誤差を定量化した....

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  • 校正式の傾き–切片関係の適用による土壌水分センサー5TEと5TMの簡易迅速校正法の開発

    望月 秀俊, 糸川 修司, 速水 悠, 渕山 律子, 坂口 巌 日本土壌肥料学雑誌 92 (2), 166-173, 2021-04-05

    ...供試土壌の校正式を決定する簡易迅速校正法を提案することを本稿の目的とした.その際,既往の文献で提案された土壌水分センサーEC-5の簡易迅速校正法と同様に,複数の土壌に対する校正式群から決定される,校正式の傾き–切片関係を適用した.また,校正式群が同時に交差すると見なせる特異点(RAW<sub>0</sub>, θ<sub>0</sub>)について,その体積含水率θ<sub>0</sub>と対応する比誘電率...

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site

  • 電気炉酸化スラグ、軽量細骨材及び発泡スチロールビーズを混入したモルタルの加振時間が電波吸収性能に及ぼす影響

    伊藤 洋介, 河辺 伸二, 井上 裕太, 中川 奏人 Cement Science and Concrete Technology 74 (1), 118-124, 2021-03-31

    ...電気炉酸化スラグ、軽量細骨材または発泡スチロールビーズを骨材としたモルタルをテーブルバイブレータで加振して電波照射側から段階的に複素比誘電率及び複素比透磁率が変化する電波吸収体を作製する。これらモルタルの加振時間がモルタル内のスラグの分布や反射減衰量に及ぼす影響を検討し、電気炉酸化スラグと発泡スチロールビーズを用いたモルタルの加振で、十分な性能を有する広帯域電波吸収体を容易に作製できると示した。...

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  • 溶媒の誘電率の時間変化を取り入れたイオン化分布の時間発展の試行的計算

    神戸 正雄, 岡田 尚通, 菅 晃一, 吉田 陽一 アイソトープ・放射線研究発表会 1 (0), 60-, 2021

    ...これまで考慮していなかった溶媒の誘電率の時間変化を取り入れた反応ダイナミクスのシミュレーションを試行的に行い、イオン化初期分布(熱化分布)からの時間発展に溶媒の誘電率の時間変化がどう寄与するかに注目し、その分布の時間発展を調べた。特にジェミネートイオン対のクーロン相互作用が時間的に変化することで、分布形状が変化することが示唆された。</p>...

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  • TDRを用いた水中ファインバブル濃度推定手法の検討

    谷川原 龍之介, 小島 悠揮, 濱本 昌一郎, 神谷 浩二 土壌の物理性 149 (0), 47-53, 2021

    ....また,比誘電率からFB濃度へ換算する際にはdielectric mixingモデルの使用がより適切であると考えられる.以上のことからTDRによるFB濃度の推定手法は,原位置で簡単に全粒径の合計濃度が推定できる有効な手法である可能性が示された.今後は他の手法との比較が必要となる.また,土中のFB濃度推定へのTDRの活用も期待される....

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site

  • 熱硬化性樹脂コンポジットにおける物性予測に向けた機械学習モデル構築

    高原 渉, 小林 優希, 森田 将司, 奥山 浩二郎, 川村 信行 Journal of Computer Chemistry, Japan 20 (1), 14-21, 2021

    ...<p>本研究では自社の実験データを用いて,熱硬化性樹脂コンポジットを工業応用する際に重要となる比誘電率(<i>ε</i>),誘電正接(tanδ)予測に向けた機械学習モデルを構築した.機械学習モデルの構築には近年注目を集めている勾配ブースティング木(GBDT)系のアルゴリズムを含む幅広い手法を採用した.複数の手法にて構築したモデルの中で,Training data setにおける交差検証...

    DOI Web Site 被引用文献1件 参考文献19件

  • デュアルKa帯レーダシステムによって測定された融解層の電波散乱特性

    中村 健治, 金子 有紀, 中川 勝広, 花土 弘 気象集誌. 第2輯 99 (4), 1099-1114, 2021

    ...このループ形状は、まず降水粒子が雪から雨に変化するときの等価誘電率の変化により作られ、さらに粒子の大きさの変化により拡大される。Mie散乱の効果は、主に後方散乱係数の小さくするように働く。これらによりKa帯では融解層がピーク形ではなく棚型の高度プロファイルを持つことも説明される。</p>...

    DOI Web Site Web Site 被引用文献1件 参考文献24件

  • 光を操るシリコンプラズモンアンテナMEMS技術

    安永 竣, 古澤 岳, 大下 雅昭, 菅 哲朗 応用物理 89 (11), 651-655, 2020-11-10

    ...<p>表面プラズモン共鳴は,光をサブ波長領域に閉じ込める効果や,局所領域に非常に強い電場を生みだす効果,あるいは周辺の誘電率に敏感に応答して共鳴状態を変える効果など,特徴的な機能をもつことから近年盛んに研究されている.微細な金属構造上に生じる物理現象であり,光学・物性的な側面に着目した研究が多くなされている.筆者らは,表面プラズモン共鳴のエレクトロニクス応用を進める観点から,微細な金属アンテナをシリコン...

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  • 可変容量コンデンサの実現とそのスイッチング電源への応用

    中村 玲偉, 小浜 輝彦, 辻 聡史 電気関係学会九州支部連合大会講演論文集 2020 (0), 78-78, 2020-09-18

    ...本研究では、高誘電率系積層セラミックコンデンサの静電容量が印加する直流電圧に依存し変化する特性(DCバイアス特性)を積極的に利用することで可変容量コンデンサを実現する。これを用いた応用例として共振現象を用いたスイッチング電源であるLLC共振コンバータを取り上げる。...

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  • ニューラルネットワークの逆散乱問題への適用に関する基礎的研究(2)

    松岡 剛志, 緒方 将人, 石田 健一 電気関係学会九州支部連合大会講演論文集 2020 (0), 243-243, 2020-09-18

    ...<p>誘電体円柱による散乱波から誘電体円柱の比誘電率の存在範囲を,ニューラルネットワークを利用して特定することを目的としている.今回は同軸2層誘電体円柱の分類の性能について検討している.</p>...

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  • 低誘電特性を有する変性ビスマレイミド耐熱樹脂

    郭 碧濤, 羽深 等 エレクトロニクス実装学会誌 23 (6), 521-526, 2020-09-01

    ...すなわち,m-BMI (CB12)とBVPEが50:50の樹脂硬化物は,10 GHzでの比誘電率(εr) 2.47,誘電正接(tanδ) 0.0012,Tg: 206°Cを示し,m-BMI (CB13)とTVCHが50:50からなる樹脂硬化物は,εr: 2.53,tanδ: 0.0017,Tg: 204°Cを示した。...

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  • MRIを用いた人体内部の電気特性の画像化

    奈良 高明, 伏見 幹史 Medical Imaging Technology 38 (3), 85-90, 2020-05-25

    ...<p>人体内部の電気特性の画像化が新たな診断モダリティーとして期待されている.本稿では通常のMRIスキャナーを用いて人体内部のRF磁場を計測し,導電率および誘電率の三次元分布を画像化する新しい計算解剖学手法について,数理的側面を中心に解説する.はじめにマックスウェル方程式に基づき問題を定式化する.続いて従来法として,電気特性の空間変化が緩やかであるという仮定に基づく標準法,電気特性の空間変化に制限を...

    DOI 医中誌

  • 乳房平均比誘電率と画像に関する研究

    稲垣 明里, 前澤 眞之, 木村 建次郎, 谷野 裕一, 高尾 信太郎, 山神 和彦, 岡本 交二, 國久 智成, 美馬 勇輝, 土井 恭二, 木村 憲明 応用物理学会学術講演会講演予稿集 2020.1 (0), 2563-2563, 2020-02-28

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  • マイクロ波イメージングによる複素誘電率推定

    木寺 正平 可視化情報学会誌 40 (159), 22-25, 2020

    ...(Contrast Source Inversion)法におけるコスト関数を利用したROI更新アルゴリズムを導入し,レーダとトモグラフィの双方向の処理により,ROI及び複素誘電率推定精度の両方を改善することができることを数値計算例によって示す....

    DOI Web Site Web Site 参考文献11件

  • 地中レーダによる埋設物識別においてラベルの無いレーダ画像を有効利用した識別性能の改善

    木本 智幸, 園田 潤 人工知能学会全国大会論文集 JSAI2020 (0), 2O5GS1304-2O5GS1304, 2020

    ...,実際の現場ではレーダ画像は大量に入手できるものの,埋設物の誘電率は地面を掘って調べるしかなく,大量の画像で教師あり学習をすることは現実的でない.本研究では,正解ラベルの無いレーダ画像を有効に利用するために,VAEでレーダ画像を教師なし学習で潜在変数空間に写像した後、少量の正解ラベルありレーダ画像でラベル付けすることで、埋設物体の誘電率の識別率が向上することを報告する....

    DOI

  • 誘電率を示す新規液晶相 ― 強誘電性ネマチック相? ―

    菊池 裕嗣, 西川 浩矢, 城下 和也, 遠藤 聡太, 水城 裕太, 祝迫 宏記, 阿南 静佳, 樋口 博紀, 奥村 泰志, 山本 真一, 佐郷 弘毅, 長谷場 康宏 日本液晶学会討論会講演予稿集 2020 (0), 2I02-, 2020

    <p>Physical properties of a liquid crystal compound which shows 10,000 of dielectric permittivity, and a relation with ferroelectricity is discussed. It is experimentally proved that the fluorinated …

    DOI 被引用文献1件

  • 石英ガラス基板上への高密着性銅粒子レーザ焼結膜形成

    大橋 翔太, 御田 護, 前川 克廣, 山崎 和彦 エレクトロニクス実装学術講演大会講演論文集 34 (0), 3P-03-, 2020

    ...<p>第5世代移動通信システム(5G)の実用化が迫るなか,無線通信機器等に対する高速信号伝送化の需要が高まっている.低誘電率である石英ガラス基板上を伝達する電気信号の伝送速度は,ガラスエポキシ基板のそれと比較すると約1.5倍向上する.石英ガラスは非常に安定な材料のため金属電極や伝送回路の形成が困難である.湿式の無電解めっき法などでは,成膜後の配線形成にフォトケミカルエッチングプロセスが必要であり,加工...

    DOI

  • プリント板材料物性の実測値を使用したマイクロストリップラインの高精度伝送損失シミュレーション

    高橋 一生, 松井 亜紀子, 安陪 光紀, 長楽 公平, 福盛 大雅 エレクトロニクス実装学術講演大会講演論文集 34 (0), 3B4-02-, 2020

    ...本報告では、新しく作製した平衡円板共振器を用いて、高速向けガラスクロス基材の複素誘電率を測定し、マイクロストリップ線路の伝送損失の実測結果と、取得した複素誘電率と表面及び界面比導電率を3次元電磁界シミュレータHFSSに適用して得られた計算値との比較により、取得した複素誘電率の妥当性検証を行った。</p>...

    DOI

  • 光による誘電率制御を実現する新材料

    谷口 博基 電気学会誌 140 (1), 28-31, 2020-01-01

    <p>1.はじめに</p><p>私たちの身の回りでは,さまざまなエレクトロニクスデバイス素子が利用されている。例えば,抵抗器は電荷の流れを制限し,キャパシタは電荷を蓄積する。これらのデバイス素子の特性を何らかの外部刺激によってコントロールすることで,より高度なデバイス動作が得られる。抵抗器</p>

    DOI Web Site Web Site 参考文献6件

  • 容量性結合電極を用いた発汗評価に関する基礎的検討

    柏村 遥弘, 植野 彰規, 福岡 豊 生体医工学 Annual58 (Abstract), 460-460, 2020

    ...容量性結合電極では、電極-布-体表面で容量性結合を形成しており、発汗によって布の誘電率などが変化すると、信号の振幅に影響を及ぼすと考えられる。この原理を応用すれば発汗量をモニタできると考えた。本研究では、心電図からの発汗評価の基礎的な検討として、汗を生理食塩水で模擬し、心電図シミュレータを用いて、生理食塩水量と観測信号の振幅の関係を調べた。...

    DOI

  • 水分量の異なる不飽和土壌の複素誘電スペクトルの評価

    上村 将彰, 中川 啓, 宮本 英揮 植物環境工学 32 (4), 201-207, 2020

    ...<p>本研究では,体積含水率(θ)の異なる豊浦砂の ε'<SUB>sand</SUB> スペクトルの態様を明らかにするために,2つの異なる手法,すなわち,ベクトルネットワークアナライザー(VNA)を利用した反復測定と,既往のモデルの改良・統合によって誘導した改良型誘電率混合モデルに基づく計算によって,θの異なる豊浦砂の ε'<SUB>sand</SUB> スペクトルを評価するとともに,両法による評価結果...

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか1件 参考文献12件

  • Fe<sub>1+x</sub>Teの誘電率測定

    横井 千熙, 宮嵜 一誠, 金井 恭佑, 市村 晃一, 丹田 聡, 松永 悟明, 黒澤 徹 日本物理学会講演概要集 75.1 (0), 1716-1716, 2020

    DOI

  • 各種波長の発光ダイオードを用いる金とアルミニウムを蒸着したガラス棒SPRセンサーの応答特性

    満塩 勝, 吉留 俊史, 肥後 盛秀 分析化学 68 (12), 925-935, 2019-12-05

    ...の膜厚の範囲においては一定の値を用いることができた.また,誘電率の実部と虚部の比率によるセンサーの応答特性の簡易予測が可能であった.本研究により,金だけでなく表面酸化物を持つアルミニウムについても多層フレネル等式を用いた計算による応答特性の予測が可能であり,多層フレネル等式を用いた理論計算は金属蒸着ガラス棒SPRセンサーの応答特性の予測において有用であることが分かった....

    DOI Web Site Web Site 被引用文献1件

  • ニューラルネットワークの逆散乱問題への適用に関する基礎的研究

    松岡 剛志, 緒方 将人, 石田 健一 電気関係学会九州支部連合大会講演論文集 2019 (0), 573-573, 2019-09-19

    ...観測点の散乱波から円柱の誘電率が存在する領域をニューラルネットワークによって分類し、そのニューラルネットワークの出力から求めた誘電率と実際の誘電率の関係について検討する。</p>...

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  • 貴金属球殻における光波の局在表面プラズモン共鳴

    松島 章, 松川 拓磨 電気関係学会九州支部連合大会講演論文集 2019 (0), 570-570, 2019-09-19

    ...<p>波長に比べて同程度以上の半径と十分に小さい厚みをもつ貴金属球殻による光波の散乱問題をモード展開法により解析し,電磁界を観測点の関数として無限級数の形で導出する.数値計算においては,金や銀の複素誘電率を過去の文献に掲載された実験値をスプライン補間して求める.共鳴波長と球パラメータとの関係を定量的に求めるするとともに,球表面の定在波モード及び球内部の空胴モードが形成されていることを近傍界の提示により...

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  • 電力線通信の長距離化に向けたケーブルの線路定数推定

    押川 和正, 松嶋 徹, 福本 幸弘, 脇坂 俊幸 電気関係学会九州支部連合大会講演論文集 2019 (0), 402-402, 2019-09-19

    ...まず、電力線の複素誘電率をインピーダンスアナライザを用いたオープンショート法により求めた。求めた複素誘電率を用いた電磁界解析により、電力線が水中にある場合に電界の閉じ込めが変化し、同じ誘電率のケーブルであっても伝送特性が変化することが分かった。...

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  • 偏光変調型軟X線を用いた複素誘電率の直接測定

    久保田 雄也, 赤井 久純, 平田 靖透, 松田 巌 日本物理学会誌 74 (9), 646-651, 2019-09-05

    ...</p><p>本研究において,元素選択性,バルク敏感,高感度,誘電率の決定というメリットを持ち,物質評価や理論計算に非常に有用な測定手法の開発に成功したと言える.今後,希薄磁性体や埋もれた磁性体を対象としたさらなる研究展開が期待できる.</p>...

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