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検索結果 193 件

  • 1 / 1

  • 計測BRDFを考慮した多角形光源のレンダリング

    田中, 剣樹, 岩崎, 慶 第84回全国大会講演論文集 2022 (1), 253-254, 2022-02-17

    ...近年,多角形光源を考慮したレンダリング手法が提案されているが,物体表面の反射特性を表す双方向反射率分布関数(BRDF)がマイクロファセットBRDFに限定されており,計測BRDFに適用することが難しい.BRDFを球面調和関数展開し,多角形領域で球面調和関数を積分する手法も提案されているが,反射光の輝度計算に球面調和関数の三重積積分が必要であり,計算コストが高い.本研究では,多角形光源を可視・不可視領域...

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  • 多重散乱を考慮したCook-TorranceBRDFの球面調和関数近似

    今入, 一博, 岩崎, 慶 第83回全国大会講演論文集 2021 (1), 87-88, 2021-03-04

    ...物体表面の質感を正確に表現する手法にJooらが提案した多重散乱を考慮したBRDFを計算する手法がある.多重散乱とは微小面に入射した光が複数回散乱を経て反射する光であり,物体表面の質感を表現するにあたって重要な要素である.しかし,現在は面光源(多角形光源)のリアルタイムシェーディングに対応していない.そのため球面調和関数という多角形領域の積分を解析的に計算することで,多角形光源によるリアルタイムレンダリング...

    情報処理学会

  • 円形マイクアレーを想定した球面調和関数展開に基づく近接/遠方音分離T-Fマスク推定

    西口, 草太, 小泉, 悠馬, 原田, 登, 伊藤, 克亘 第82回全国大会講演論文集 2020 (1), 195-196, 2020-02-20

    ...物理モデルと深層学習を組み合わせた近接/遠方音源分離手法について,実機マイクアレーを想定したシミュレーションにより,実環境実験に向けたT-Fマスク推定モデルの検討と音質評価実験を行った.深層学習による音源分離ではディープニューラルネットワークや長短期記憶ユニット(LSTM)を用いて,混合音から求めた音響特徴量から時間-周波数(T-F)マスクを推定する.本論文では球面調和関数展開に基づく近接音分離法により...

    情報処理学会

  • 高速多重極子展開法(FMM)

    吉井 範行 アンサンブル 21 (4), 258-264, 2019-10-31

    ...アルゴリズムである高速多重極展開法(fast multipole method, FMM)について解説する.FMMは,原子数Nの系の静電相互作用をNのオーダーの計算量で求めることができる,いわゆるO(N)アルゴリズムである.並列計算におけるMPI通信や計算量の観点から,高並列コンピュータを用いた大規模系のMD計算においてその有効性を発揮する.ここでは,GreengardとRokhlinによって示された球面調和関数...

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  • 球面調和関数に基づく距離別分離音を用いた深層学習による近接音声分離

    西口, 草太, 小泉, 悠馬, 原田, 登, 伊藤, 克亘 第81回全国大会講演論文集 2019 (1), 557-558, 2019-02-28

    ...本論文では球面調和関数に基づく近接音分離法により、低周波数領域の近接/遠方音を推定し、これを音響特徴量に加える。これにより似た声質の複数話者音声分離の性能を向上し、なおかつ球面調和関数に基づく手法では扱えなかった高域成分の分離を実現した。提案手法は球面調和関数に基づく手法に比べて分離音源の信号対歪率が6–8dB改善された。...

    情報処理学会

  • 音の波数領域信号処理

    羽田 陽一 IEICE FUNDAMENTALS REVIEW 11 (4), 243-255, 2018

    マイクロホン素子やスピーカ素子を複数個並べたアレー信号処理は,音の空間情報を扱えるため,様々な応用において重要な役割を果たしている.本稿では,直線上,円周上,球面上に配置された素子位置に対する空間フーリエ変換の基礎について,波動方程式の解から出発して概説する.また,波面合成や指向性制御といった応用を波数領域で行う方法についても合わせて説明する.

    DOI 機関リポジトリ Web Site 参考文献11件

  • 砂泥互層に含まれる泥凝集体の形状再構成に関する検討

    大山 裕之, 荻野 誠也, 佐藤 徹, 安田 尚登, 天満 則夫, 長尾 二郎 可視化情報学会論文集 38 (6), 17-25, 2018

    ...明らかにする場合に必要となる.そこでサンプルより抽出したフロック粒子を観測装置上にて顕微カメラを用いた撮影を行い,コンピュータビジョンの一手法であるステレオ法を用いて3Dモデルの再構成を行った.微細かつ特長の少ない対象であり,被写界深度の浅い顕微カメラを用いているため,適するソフトウェアの仕様の決定と,撮影条件と精度の検討も行っている.この3Dモデルを元にして,数値計算で容易に使用できる手法の球面調和関数展開...

    DOI Web Site 参考文献3件

  • 電子を描く(8) – 球形彫刻とその特徴

    時田 澄男 Journal of Computer Chemistry, Japan 16 (3), A23-A26, 2017

    ...<p>水素原子の波動方程式を解いて得られる極座標(動径波動関数と球面調和関数の積)で表される原子軌道を実軌道関数化し,球殻状の節面を持たない1s − 6h軌道の平方を,球形のガラスブロック内に実3次元で彫刻した.球形彫刻を<i>Z</i> 軸まわりに連続して回転すると,複素軌道関数(極座標で表される軌道)の確率密度が観察できた.</p>...

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  • 岩手山の形

    中嶋 文雄 岩手大学教育学部研究年報 75 103-112, 2016-03-15

    ...Becker[2]はこのMilneの主張を理論的に裏付けるべく、対象とする火山が火口を通る鉛直線を軸とする回転体であると仮定して、山体の荷重の均衡に仮説を設けて、山の高さを表す関数が調和関数であることを導こうとした。なぜなら一般に、曲面が鉛直線を軸とする回転面ならば、この母線が対数関数であることと、この回転面を表す関数が調和関数であることは同値であるからである。...

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  • イメージベーストライティングを用いた高速レンダリングに関する調査

    岩崎 慶 画像電子学会誌 44 (3), 408-415, 2015

    現実世界の複雑な照明を効率的に表現する手法として,イメージベーストライティングが提案されている.イメージベーストライティングでは,現実世界の周囲の環境を光源とみなしているため写実的な画像を生成することが可能となる. しかしながら,イメージベーストライティングでは,あらゆる方向から入射する光を考慮するため,レンダリングの計算コストが高いという問題がある.本論文では,イメージベーストライティングを用…

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  • 多重調和関数を用いた補間法による画像の拡大と並列処理による高速化

    川島 成平, 小林 正, 多谷 邦彦, 落合 芳博 画像電子学会誌 44 (1), 18-27, 2015

    ...化して,だれでも手軽に並列処理を行うことができる環境が整ってきている.このような現状を踏まえ,本論文では,多重調和関数を用いた補間法による画像の拡大手法を,処理後の画質を低下させることなく並列処理するための具体的な分割処理手法を提案する.次に,手軽に利用できるOpenMPを用いて,提案した手法により並列処理を行ったところ,画像処理時間を大幅に短縮することができたので,その結果を報告する....

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  • 原点死滅過程に対する調和関数について

    矢野, 孝次 無限分解可能過程に関連する諸問題(統計数理研究所共同研究リポート300) 17 89-96, 2013

    ...原点死滅過程に対する調和関数が存在して正値であるとき,その調和変換を用いて周遊測度の積分分解公式が一般に得られる.しかしながら,調和関数の存在および正値性は一般にはわからない.本報告では,一次元レヴィ過程の場合の結果をまとめる....

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  • 球面調和関数を利用した音響FDTD解析における指向性音源モデル

    坂本 慎一, 髙橋 莉紗 生産研究 65 (3), 287-294, 2013

    ...の線型和で近似できることを利用し,時間領域有限差分(Finite-difference time-domain : FDTD)解析において球面調和関数の特性を実現するための音源の与え方について検討した.初期分布の与え方,時間特性の補正方法について詳述し,ダミーヘッド・マウスシミュレータの指向性に対する適用を通して本手法の妥当性を検証した....

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  • 調和関数展開に基づく多重極音源を用いた指向性合成

    羽田 陽一, 古家 賢一, 島内 末廣 日本音響学会誌 69 (11), 577-588, 2013

    ...本論文では,球調和関数を用いて展開した指向特性を多重極の重ね合わせで表現する方法を提案し,球面スピーカアレー以外の形状でも球調和関数展開を用いた指向性合成が行えることを示す。また,2次までの球調和関数を表現するために,必要最低音源数である9個で構成した多重極音源を提案し,指向特性の合成シミュレーションを行った。...

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  • 「京」コンピュータを用いたNICAMの単体性能チューニング

    寺井, 優晃, 井上, 孝洋, 富田, 浩文, 南, 一生 ハイパフォーマンスコンピューティングと計算科学シンポジウム論文集 2012 51-51, 2012-01-17

    ...NICAM(Nohydrostatic Icosahedral Atomospheric Model) は,正二十面体非静力学大気モデルを採用した,全球を対象とする大気大循環モデルの一つである.従来の大気大循環モデルでは球面調和関数展開によるスペクトル法が主流であるのに対して,NICAM は有限差分法を用いることで超並列による超高解像度が特徴で,複雑なパラメタリゼーションを用いないで積雲等の雲解像が...

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  • 回転球面上の帯状流の安定性と分岐解の対称性の回復

    佐々木 英一, 竹広 真一, 山田 道夫 理論応用力学講演会 講演論文集 61 (0), 215-215, 2012

    ...我々は非回転,回転球面上で球面調和関数で表される非粘性,粘性帯状流の安定性と分岐構造を数値的に調べた.非粘性帯状流の安定性を再吟味したところ,Baines(1976)で得られている臨界回転角速度と約10%異なる結果が得られた.この差異は,回転角速度が臨界に近づくにつれて発現する極付近の臨界層が,スペクトル法では解像困難になることによると考えられる.さらに,ベータ平面上での半円定理を回転球面上に拡張した...

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  • 球面調和関数を用いた人体脾臓の3次元形状モデリングと統計形状モデルの構築

    健山智子, 小原伸哉, 田中泰史, 桶川萌, 古川顕, 金崎周造, 若宮誠, 韓先花, 陳延偉 画像の認識・理解シンポジウム(MIRU2011)論文集 2011 255-262, 2011-07-20

    ...提案法は球面調和関数に展開された係数により3次元形状情報を効率的に扱えることから,サンプル数に依存することなく高い汎化能力を持つ統計形状モデルの構築が行われ,そのモデルは未知のデータに対しても高い再現率で再構成が行えることを示す....

    情報処理学会 被引用文献1件

  • 球面調和関数法による分散粒子群の2次元軸対称ふく射輸送シミュレーション

    櫻井 篤, 佐久間 壮, 松原 幸治, 郷右近 展之, 児玉 竜也 日本伝熱シンポジウム講演論文集 2011 (0), 343-343, 2011

    ...水素製造法として高温太陽集熱による二段階水熱分解サイクルが注目されている.近年,反応性セラミック(金属酸化物)粒子による内循環流動層式ソーラー熱分解器が児玉らによって開発され,水素製造の実証実験が行われている.本研究の目的は,反応器内の分散粒子群による太陽光の吸収・散乱を高速かつ正確に予測できるふく射輸送モデルを開発することである.本研究では,多重散乱を伴うふく射輸送問題に適した解析モデルとして,球面調和関数法...

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  • 固有値によるネットワークシステムの平衡特性解析

    山本, 將人, 熊原, 啓作, Yamamoto, Masato, Kumahara, Keisaku 放送大学研究年報 27 127-137, 2010-03-23

    ...多方面のシステムに適用可能な動的挙動モデルとして調和関数型の漸化式モデルを設定し、各種ネットワーク構造の平衡特性を解析した。グラフ構造は隣接行列を用いて表される。その隣接行列と次数行列から導かれる行列の固有値とモデル式に用いる感度係数によって平衡特性が決まることを示した。...

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  • パターン認識問題に対する空間折畳みモデルの提案とその学習アルゴリズムの検討

    ファン ミントゥン, 吉川 大弘, 古橋 武, 橘 完太 日本知能情報ファジィ学会 ファジィ システム シンポジウム 講演論文集 26 (0), 215-215, 2010

    ...機械学習の多くの手法では,インスタンス間の類似度の設計が最も重要となる.特に,SVMによる教師付学習,調和関数法による半教師付学習,種々のクラスタリング手法による教師無し学習などにおいては,カーネル行列(Gram 行列)が中心的な役割を果たす.このカーネル行列において,インスタンス間の距離またはその距離を用いたガウス関数が類似度としてよく用いられている.同じラベルを持つデータは近くに配置され,異なる...

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  • 回転球面上の帯状流の分岐

    佐々木 英一, 竹広 真一, 山田 道夫 理論応用力学講演会 講演論文集 59 (0), 88-88, 2010

    ...特に基本的な線形解である球面調和関数で表される流れ(Rossby 波)は,非粘性流の線形安定性解析が1970年代に調べられたものの,不安定化後の非線形解への分岐は明らかでない.ここでは,回転および非回転の球面上で特に2本および3 本のジェットを伴う帯状流からの分岐構造の数値結果を,2次元トーラス上の場合との比較を交えて報告する....

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  • 球冠調和関数を用いた日本上空の電離層TEC推定

    井浦 努, 大槻 真一, 久保 幸弘, 杉本 末雄 システム制御情報学会 研究発表講演会講演論文集 SCI10 (0), 339-339, 2010

    ...垂直方向の電離層 TEC の推定を行う際に、球面の一部に対して調和的となる、球冠調和関数(Spherical Cap Harmonics ,SCHs)を用いる。また、推定結果を単独測位に用いて、精度検証を行う。...

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  • 代用電荷法による平行/共線スリット領域への数値等角写像

    天野, 要, 李, 涛, 遠藤, 慶一, 岡野, 大 情報処理学会論文誌コンピューティングシステム(ACS) 2 (4), 83-94, 2009-12-17

    ...数値等角写像は科学技術計算の重要な研究課題である.この論文では非有界な多重連結領域から一般的な正準平行スリット領域と共線スリット領域への数値等角写像の方法を提案し,その有効性を数値実験で検証する.この方法では,代用電荷法に基づいて一対の調和関数を複素対数ポテンシャルの 1 次結合で近似し,表現が簡潔で精度の高い近似写像関数を構成することができる....

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  • 球冠調和関数を用いた日本上空の電離層推定

    井浦 努, 山本 博明, 藤田 征吾, 久保 幸弘, 杉本 末雄 システム制御情報学会 研究発表講演会講演論文集 SCI09 (0), 71-71, 2009

    ...そして, 垂直方向の電離層 TEC の推定を行う際に,球面の一部に対して調和的となる球冠調和関数(Spherical Cap Harmonics ,SCHs)を用いて表すことにより, 日本上空に適した電離層モデルを構築する....

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  • ネマティック液晶の入口流れの数値シミュレーション

    管原 達也, 辻 知宏, 蝶野 成臣 理論応用力学講演会 講演論文集 58 (0), 262-262, 2009

    ...液晶の入口流れのシミュレーションを行った.基礎式として,Fengらが提案した構成方程式およびMarrucciらが提案したポテンシャルを適用した土井理論を使用した.また,closure近似を使用せず,球面調和関数を用いて液晶分子の配向分布関数fを計算することにより分子の配向状態を求めた.基礎式を無次元化した後,無次元計算パラメータであるレイノルズ数およびデボラ数の液晶流れ場への影響を調べた.結果より,...

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  • 球関数による姿勢表現と姿勢推定

    玉木, 徹, 天野, 敏之, 金田, 和文 MIRU 2008 画像の認識・理解シンポジウム論文集 1134-1141, 2008-07

    ...まず、従来行われている1自由度の姿勢表現方法がフーリエ基底で表せることを示し、それを球面調和関数により2自由度に拡張する。そして、3自由度の姿勢を、SO(3)上の連続関数を球関数を用いて表す。この姿勢の球関数表現と単位四元数・回転行列による表現との変換も与える。この球関数表現を用いた姿勢推定の結果を示し、提案方法の有効性を議論する。...

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  • 球関数による姿勢表現と姿勢推定

    玉木 徹, 天野 敏之, 金田 和文 MIRU 2008 画像の認識・理解シンポジウムダイジェスト 502-, 2008-07

    ...まず、従来行われている1自由度の姿勢表現方法がフーリエ基底で表せることを示し、それを球面調和関数により2自由度に拡張する。そして、3自由度の姿勢を、SO(3)上の連続関数を球関数を用いて表す。この姿勢の球関数表現と単位四元数・回転行列による表現との変換も与える。この球関数表現を用いた姿勢推定の結果を示し、提案方法の有効性を議論する。...

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  • 位相差を考慮した電磁浮遊液滴のm=±2振動と回転周波数の同定

    江田, 拓朗, 小澤, 俊平, 尺長, 憲昭, 田川, 俊夫, 日比谷, 孟俊, Koda, Takuro, Ozawa, Shunpei, Takenaga, Noriaki, Tagawa, Toshio, Hibiya, Taketoshi 宇宙利用シンポジウム 第24回 平成19年度 = Space Utilization Research: Proceedings of the Twenty-fourth Space Utilization Symposium 49-50, 2008-03

    An identification of frequencies of the m = +/-2 oscillation is required to measure an accurate surface tension of high temperature by the oscillating droplet technique using electromagnetic …

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  • 液晶欠陥対消滅過程における分子配向場と速度場の関係

    今上 悠大, 黒岩 正寛, 辻 知宏, 蝶野 成臣 理論応用力学講演会 講演論文集 57 (0), 63-63, 2008

    ...等方相から液晶相へと冷却した時液晶物質中に分子配向場の欠陥構造が発生することがよく知られています.異なる種類の欠陥が互いに近づく時欠陥構造は消滅します.この欠陥対消滅過程では,液晶物質中に流動が誘起されます.本研究では,一対の欠陥が誘起する液晶流動の数値シミュレーションを行いました.数値シミュレーションではMarrucci-Grecoポテンシャルを適用した土井理論を用い,配向確率密度関数を球面調和関数...

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  • アンケートデータのクラスタリングへのGeometric Algebraの適用

    ファン ミントゥン, 橘 完太, 吉川 大弘, 古橋 武 日本知能情報ファジィ学会 ファジィ システム シンポジウム 講演論文集 24 (0), 174-174, 2008

    ...機械学習の多くの手法ではインスタンス間の類似度の設計が最も重要となる.特に,サポートベクトルマシンによる教師付学習,調和関数法による半教師付学習,種々のクラスタリング手法による教師無学習などにおいては,カーネル行列(Gram 行列)が中心的な役割を果たす.しかし,各インスタンスが<I>m</I> 本のベクトルによって与えられる場合には,カーネル関数の設計方法が確立されていない.本研究では,<I>n<...

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  • 微粉炭粒子群の着火過程における輻射伝熱の数値解析

    阿蘇谷 利光, 山下 亨, 富永 浩章, 板谷 義紀, 森 滋勝 化学工学論文集 33 (1), 26-33, 2007

    ...微粉炭粒子群の着火過程に及ぼす輻射伝熱の影響を明らかにすることを目的に,微粉炭燃焼炉(供給量6 kg·h<sup>−1</sup>)の燃焼と輻射伝熱を連成したシミュレーション解析を行った.輻射伝熱解析には1次の球面調和関数であるP-1モデルを用い,粒子による輻射を考慮して解析を行った.解析結果の妥当性を炉内温度分布および未燃炭素率の比較から確認した上で,粒子放射率の設定が解析結果に与える影響を評価した...

    DOI Web Site Web Site 被引用文献1件 参考文献41件

  • 液晶欠陥対消滅が誘起する流れの数値シミュレーション

    黒岩 正寛, 辻 知宏, 蝶野 成臣 理論応用力学講演会 講演論文集 56 (0), 255-255, 2007

    ...Marrucci-Grecoポテンシャルを適用した土井理論を用いて、液晶欠陥対消滅が誘起する流れの数値シミュレーションを行った.計算量を減らす目的で、配向確率密度関数を球面調和関数によって近似した.異なる分子配向状態を持つ欠陥は互いに引き付けあい,最終的に消滅することが知られている.この欠陥対消滅過程において,分子配向方向の回転のために液晶流動が生じる.数値計算の結果から,誘起された速度は2つの欠陥...

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  • 多重調和関数を用いたモーフィング

    落合 芳博, 川島 成平 日本機械学会論文集C編 73 (725), 325-330, 2007

    In this paper, we discuss morphing using a polyharmonic function. A method for creating implicit surfaces is described using a polyharmonic function (radial basis function) to form complex solid …

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  • 任意光源環境における画像生成のための物体の見えの標本化

    佐藤いまり, 岡部, 孝弘, 佐藤洋一, 池内, 克史 情報処理学会論文誌コンピュータビジョンとイメージメディア(CVIM) 47 (SIG10(CVIM15)), 107-119, 2006-07-15

    ...,任意照明下での顔認識や画像合成の研究分野において有効に利用されてきた.しかしながら,複雑な形状や反射特性を持つ実物体を対象とした場合,部分空間を張る基底画像を準備することは容易ではない.本研究では,点光源または拡散光源下で撮影された画像を用いて,任意光源環境下における物体の見えを表す基底画像を解析的に求める手法を提案する.提案手法では,物体の反射特性を表す双方向性反射率分布関数の周波数特性と球面調和関数...

    情報処理学会 Web Site 被引用文献2件 参考文献30件

  • 異方性散乱媒質が存在するシーンの高速レンダリング手法

    徳吉, 雄介, 丸山, 稔 情報処理学会論文誌 46 (11), 2795-2803, 2005-11-15

    ...をレンダリングするにはレイマーチング法の微小区間を細かくとり,多くのサンプルに対して計算を行わなければならないため,通常長い計算時間が必要になる.本論文では重点的サンプリング法に基づいてサンプリングを行うことで少ないサンプル数で高い推定精度を得ることを考える.このとき,高精度の重点的サンプリングを行うには事前に被積分関数に近い形の確率密度関数を手に入れることが望ましい.本論文では一様グリッドと球面調和関数...

    情報処理学会 Web Site 参考文献10件

  • 多重調和関数を用いたディジタル画像の修復と拡大

    小林, 正, 川口, 貴史, 落合, 芳博, 川島, 成平 情報処理学会論文誌 46 (2), 631-638, 2005-02-15

    ...ディジタル画像は,通常各画素の濃度のデータを示す行列の形で表現する.しかし,各画素の濃度のデータをその画素の座標における高さのデータと考え,各画素間をなめらかにつなげば,ディジタル画像を曲面と考えることもできる.多重調和関数を用いた補間法は,面を境界形状と内部の任意位置の点を用いてなめらかに補間することができる.本論文では,この補間法を画像処理に応用し,画像の修復やなめらかな拡大が行える手法を提案した...

    情報処理学会 Web Site 参考文献13件

  • PRTを用いた重点的サンプリングによる関与媒質のレンダリング

    徳吉 雄介, 丸山 稔 画像電子学会年次大会予稿集 33vc (0), 123-126, 2005

    本論文は関与媒質(participating media)が存在するシーンにおいて,入射放射輝度を考慮した効率的な重点的サンプリング法を行う手法を提案する.関与媒質を扱うレンダリングは空間中の多くのサンプル点について放射輝度の計算を行わなければならないため,長い計算時間を必要とする.これを解決するために本論文では事前計算によって空間中の放射輝度を粗く近似しておき,その値を基に重点的サンプリングを…

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  • 多重調和関数および面分布多重調和関数を用いた自由曲面の創成法

    落合 芳博 精密工学会学術講演会講演論文集 2005A (0), 181-182, 2005

    ...境界積分方程式を用いた2.5次元の自由曲面作成法は既に示している.境界積分方程式を用いる手法は,多次元補間法の一種であり,RBFを用いる方法の一種である.本手法は数値積分法や数値解析法にも活用することができる利点がある.しかし,境界積分方程式を用いているので,理解し難い.そこで,本論文ではRBFのように代数方程式を用いて示す.多重調和関数と面分布多重調和関数を使用する....

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  • CADのための多重調和関数を用いたモーフィング

    落合 芳博 精密工学会学術講演会講演論文集 2004A (0), 18-18, 2004

    ...RBFの一種である多重調和関数を用いることにより自由曲面の表面点により立体を表現することができる.以前の発表では,仮想的外箱を考えて定義したが,今回の発表では表面点と1つ,または幾つかの内点で,自由曲面立体を定義する.2つ以上の自由曲面立体を用いたモーフィングが容易に行えることを示す....

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  • 離散リング音源を用いた回転騒音源の能動制御に関する理論的検討

    青木 琢哉, 田中 利幸, 多氣 昌生 日本音響学会誌 60 (11), 639-645, 2004

    回転する騒音源の能動制御について,著者らは既に,騒音源及び付加音源をともに連続リング音源でモデル化し,音響パワーを十分低減するための付加音源の配置及び個数を報告した。しかし付加音源を連続リング音源として実現するのは困難であるという問題があった。そこで本論文では,付加者源のモデルをより現実的にし,離散リング音源でモデル化した。まず音場をモード展開することにより,解散リング音源の特性を明らかにした。…

    DOI Web Site 参考文献6件

  • 屋外物体の表面反射特性の計測法

    三好 裕樹, 金谷 一朗, 佐藤 宏介 システム制御情報学会 研究発表講演会講演論文集 SCI04 (0), 103-103, 2004

    近年,遺跡や古建築などの景観,形状などをディジタル保存するディジタルアーカイブが盛んに行われている.従来,屋外建造物の表面反射特性の計測は照明環境を制御できないことから困難であった.本研究では天空および対象物体の画像から,物体表面反射特性の周波数特性を利用し,照明とそれに対応する物体反射の関係を求める手法を提案する.

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  • ヘリコプタ形態へのCFD解析の適用

    内山, 直樹, Uchiyama, Naoki 航空宇宙技術研究所特別資料: 航空宇宙数値シミュレーション技術シンポジウム2002論文集 = Special Publication of National Aerospace Laboratory: Proceedings of Aerospace Numerical Simulation Symposium 2002 57 298-303, 2003-03

    The in-house rotor CFD code has been further developed to apply for aerodynamic issues on realistic helicopter configuration. The code solves the unsteady Euler equations for flowfield around …

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  • 球面調和関数展開に基づいた自由空間中でのファン騒音の能動制御

    青木 琢哉, 森下 達哉, 田中 利幸, 多氣 昌生 日本音響学会誌 59 (7), 379-387, 2003

    ...自由空間におけるファン騒音の能動制御について,音場の球面調和関数展開に基づいて解析した。騒音源モデルはリング音源とし,円周上の位相がM周期にわたって分布しているものとした。このようなリング音源が生成するモードの,各モードごとのパワーの割合は,波長に対するリング半径kaと位相パラメータMとの大小関係で変化することを示した。...

    DOI Web Site 被引用文献1件 参考文献10件

  • 代用電荷法による円弧スリット円環領域への数値等角写像の方法

    岡野, 大, 牧, 直正, 緒方, 秀教, 天野, 要 情報処理学会論文誌 43 (5), 1382-1389, 2002-05-15

    ...原点を中心とする同心円弧状の曲線スリットをともなう円環領域を円弧スリット円環領域と呼ぶ.本論文では,代用電荷法を適用して,有界な多重連結領域から円弧スリット円環領域への数値等角写像の方法を提案する.また,その有効性を数値実験的に検証する.具体的には,等角写像の問題を一対の共役な調和関数を求める問題に帰着させ,それらの調和関数を複素対数ポテンシャルの1次結合で近似する.特に,主値を用いて連続な近似写像関数...

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  • 表面に複数のせん断力が作用する線形多層弾性構造の解析

    松井 邦人, 董 勤喜, 小澤 良明, 飯塚 浩二 土木学会論文集 2002 (697), 109-116, 2002-02-20

    ...<br>解析方法として, 円筒座標系で表した Navier の式の変位を, 調和関数と重調和関数を用いて表し, Hankel 変換と Hankel 逆変換を用いて解を誘導している. さらに重ね合わせの原理を利用して, 複数のせん断力が作用する場合の応答解析ができるプログラムAMES (Analysis of Multi-layered Elastic Systems) を開発している....

    DOI Web Site Web Site 被引用文献1件 参考文献7件

  • 多面体調和関数の数理-多面体・不変式・偏微分方程式

    岩崎 克則 総合講演・企画特別講演アブストラクト 2002 (Autumn-Meeting1), 80-94, 2002

    ...古典的な調和関数は球面に関する平均値の性質によって特徴づけられる (Gauss-Koebe). それでは, 球面を多面体におきかえると何が起きるのだろうか? すなわち, 与えられた多面体に関する平均値の性質を満たす関数とはどのような関数なのだろうか? この素朴な疑問に答えるのが多面体調和関数論である....

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  • リーマン球面への射影によるポアソン方程式のソース項同定

    奈良 高明, 安藤 繁 日本応用数理学会年会予稿集 2002 (0), 188-188, 2002

    ...3次元ポアソン方程式のソース項同定逆問題において,ソース個数,強さ,位置を境界データにより陽に表現する解法を提案する.球面調和関数展開を介して得られるソースパラメタと境界データ間の代数方程式の中で,どの調和係数が高いSN比で得られるかは,ソースの空間分布とデータ計測法により決まる.従って用いる調和係数の選定が重要である.我々は,1)低周波調和係数を用いる方法,2)高周波成分までの無限級数を用いる方法...

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  • 多重調和関数を用いたモーフィング

    落合 芳博 日本応用数理学会年会予稿集 2002 (0), 106-106, 2002

    ...多重調和関数を用いたモーフィング手法を示す.多重調和関数は距離Rの関数であり, Radial Basic Function の一種である.多重調和関数を用いて自由曲面からなる三次元形状を定義する方法は既に示している.本手法ではパッチを指定する必要がなく,三次元立体の表面を指定するだけで,自由曲面からなる立体を定義することができる.また,は碁盤目状に指定する必要がなく,任意の群を使用することができる....

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  • 419 多重調和関数を用いたディジタル画像の暗号化

    小林 正, 川口 貴史, 川島 成平, 落合 芳博 計算力学講演会講演論文集 2002.15 (0), 377-378, 2002

    In the interpolation method using B-spline, points must be assigned in a gridiron layout. In the method using polyharmonic function, arbitrary points can be assigned instesd of a gridiron layout …

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  • 代用電荷法による非有界な多重連結領域の統一的な数値等角写像の方法

    天野, 要, 岡野, 大, 緒方, 秀教, 下平, 博巳, 杉原, 正顯 情報処理学会論文誌 42 (3), 385-395, 2001-03-15

    ...をそれぞれ平行スリット領域,円弧スリット領域,放射スリット領域と呼ぶ.本論文では,ポテンシャル問題の高精度高速解法として知られている代用電荷法を適用して,与えられたいくつかのJordan閉曲線の外側の非有界な多重連結領域から,平行スリット領域,円弧スリット領域,放射スリット領域への統一的な数値等角写像の方法を提案し,その有効性を数値実験的に検証する.具体的には,これらの等角写像の問題を1対の共役な調和関数...

    情報処理学会 Web Site 被引用文献6件 参考文献33件

  • 偏平回転楕円体状介在物を有する厚板の軸対称曲げ

    鄭 穎 理論応用力学講演会 講演論文集 tam51 (0), 243-243, 2001

    ...解析においては, Papcovich-Neuberの変位関数を用い, 回転楕円体調和関数および円柱調和関数を与え, 異なる座標系で表された解を互いに座標変換することによって, 介在物境界面の境界条件と厚板上下面の境界条件を同時に満足させた. さらに, 理論解に基づいて数値計算を行い, 介在物近傍の応力分布ならびに最大応力に及ぼす介在物の大きさ, 形状比及び剛性率比による影響を明らかにした....

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  • 原子軌道の角部分に関する新しい可視化方法の研究

    時田 澄男, 木戸 冬子, 杉山 孝雄, 細矢 治夫 The Journal of Chemical Software 7 (1), 29-46, 2001

    ...原子軌道関数は, <I>r</I>, θ, φを極座標とするとき, 原子核からの距離<I>r</I>のみに依存する動径部分<I>R</I><SUB>n,l</SUB>(<I>r</I>)と,角部分<I>Y</I><SUB>l,m</SUB>(θ, φ)の積で表される.角度θ, φのみに依存する角部分は, 球面調和関数として<I>Y</I><SUB>l,m</SUB>(θ, φ)= Θ<SUB>l,m...

    DOI 機関リポジトリ Web Site ほか1件 被引用文献3件 参考文献35件

  • 2次元Poisson方程式に対する複数双極子の直接的推定法

    山谷, 克, 大中幸三郎 情報処理学会論文誌 41 (4), 990-997, 2000-04-15

    ...本論文では,2次元Poisson方程式のソース逆問題に対して,順解析の反復を必要としない直接的な数値解法を提案する.ソース項として,複数個の双極子によるモデルに着目し,境界上におけるポテンシャルの観測データを用いて双極子の位置およびモーメントの推定を試みる.提案する解法は調和関数を用いた境界積分表示に基づき,各々の双極子を順次同定するものである.また,推定対象となる双極子の配置に関して分離条件を提示...

    情報処理学会 Web Site 被引用文献2件 参考文献7件

  • 代用電荷法によるポアソン方程式の数値計算法の改良

    森下, 博, 天野, 要, 四ツ谷晶二 情報処理学会論文誌 40 (9), 3337-3344, 1999-09-15

    ...しかし 調和関数を基本解の1次結合で近似するという方法の原理から ポアソン方程式には適していないと考えられてきた. 最近 この代用電荷法の利点を生かしたポアソン方程式の数値計算法が提案された. その方法は ポアソン方程式の解を特解と調和関数の和に分解し 前者を基本解で表現して数値積分し 後者を代用電荷法で近似する というものである. その有効性は数値実験的にも検証されている....

    情報処理学会 Web Site 参考文献15件

  • 梅雨と東南アジア・西太平洋モンスーン

    川村 隆一, 村上 多喜雄 気象集誌. 第2輯 76 (4), 619-639, 1998

    ...赤外輝度温度、850hPa高度、風、気温、比湿データに調和解析を適用し、季節変化の長周期成分(第1から第3調和関数までの和)をLモード、残りの調和関数で表現される短周期成分をSモードと定義した。<br>初夏の期間、Lモードはカムチャッカ半島-オホーツク海上のリッジと、中国北部(大陸の熱的低気圧の中心)から日本、さらに東方へ延びるトラフのブロッキング型循環パターンを示す。...

    DOI NDLデジタルコレクション Web Site ほか1件 被引用文献28件 参考文献47件

  • 上半空間での正値調和関数について

    加藤, 政壽美, Masasumi, Kato 聖徳学園岐阜教育大学紀要 = Bulletin of Gifu College of Education 34 79-86, 1997-09-30

    In the n(≧2)-dimensional Euclidean (ξ)=(ξ_1.…, ξ_n) space, let v (ξ) be a positive harmonic function in the upper half space G : ξ_n>0 and H be the boundary of G, that is, the hyperplane ξ_n=0. …

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  • 代用電荷法によるポアソン方程式の数値計算

    森下, 博, 小林, 尚弘, 高市, 英明, 天野, 要, 四ツ谷晶二 情報処理学会論文誌 38 (8), 1483-1491, 1997-08-15

    ...代用電荷法はラプラス方程式の簡単で精度の高い近似解法として知られている.しかし,調和関数を基本解の1次結合で近似するという計算法の原理から,一般的にポアソン方程式や非線形方程式には適していないと考えられてきた.本諭文では,代用電荷法のポアソン方程式への適用法を提案し,数値実験的にその有効性を検証する.具体的には,ポアソン方程式の解を特解と調和関数の和に分解し,まず前者を基本解を用いて表現し,次に後者...

    情報処理学会 Web Site 被引用文献1件 参考文献11件

  • 移動する熱源に対する球面上の大気の線形応答

    加藤 輝之 気象集誌. 第2輯 75 (4), 867-884, 1997

    ...浅水方程式の変数と熱源を球面調和関数で展開して得られた多元一次連立方程式を直接解くことにより応答解を求めることができる。<br>熱源が高速で移動しない限り、求まった循環パターンは<i>c</i>ではなくαに強く依存する。十分小さいαと<i>c</i>に対しては高度場のみ経度方向に一様な循環が現れる。さらに、αが十分大きく、<i>c</i>が小さい場合、高度場・発散場ともに経度方向に一様になる。...

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  • 複数個の分布熱源を有する二次元定常熱伝導逆問題の解析

    大道, 学, 野田, 直剛 情報処理学会論文誌 36 (11), 2566-2572, 1995-11-15

    ...ここで未知数と同じ数の独立な調和関数を選び、未知数を含んだ積分方程式に代入すると、未知数と同じ数の非線形代数方程式が得られ、この代数方程武を数値的に解くことにより解が得られる。...

    情報処理学会 被引用文献3件 参考文献8件

  • 円弧スリット領域への数値等角写像の方法

    天野, 要 情報処理学会論文誌 36 (2), 219-225, 1995-02-15

    ...具体的には、代用電荷法によって1対の共役な調和関数を複素対数ポテンシャルの1次結合で表現して、問題の等角写像の近似写像関数を構成する。1価連続な近似写像関数を得るためには、複素対数ポテンシャルの計算に注意が必要である。...

    情報処理学会 被引用文献9件 参考文献12件

  • 二次元弾性の応力関数の誘導と解の性質

    渡辺 正平, 岸 武保 農業土木学会論文集 1995 (178), 471-481,a2, 1995

    There exist several methods for analyzing two-dimensional elastic bodies, and sometimes photoelastic studies have been carried out for foundation problems. In the photoelastic studies a finite plate …

    DOI Web Site 被引用文献4件 参考文献20件

  • 新しいモーフィング手法

    厳, 栄華, 徳田, 尚之, 宮道, 壽一 全国大会講演論文集 第49回 (データ処理), 391-392, 1994-09-20

    ...この解の特徴は倍調和関数の基本解をもとに選んだ特徴点の数だけの線形結合とした表されることであり、元画像の形状の連続性を保ったまま滑らかな形状補間が可能であり、計算量も特徴点の数に比例するので全画像のピクセル数より大幅に少ない点でその形状を表せ、対話的な環境にも十分対応できる。...

    情報処理学会 被引用文献1件

  • 数値等角写像における代用電荷法と積分方程式方の比較

    日野, 究, 天野, 要 全国大会講演論文集 第42回 (基礎理論及び基礎技術), 59-60, 1991-02-25

    ...ここに,g(z)とh(z)はDで共役な調和関数で,Cが単位円に移るという境界条件と正規化条件から,それぞれ,g(z)=-log|z|,z∈C (2)h(0)=0(3)を満たさなければならない。さらに,Caratheodoryの定理により,f(z)境界をも含む閉領域D=D+Cを|w|≦1に1対1,連続に写像する。...

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  • 30周年記念論文 佳作:代用電荷法に基づく双方向的な数値等角写像の方法

    天野, 要 情報処理 31 (5), 39-40, 1990-05-15

    ...数値等角写像の方法は,数値解析の課題の1つとして古くから研究され,近年再び注目を集めている.それらは,与えられた問題領域から標準領域への写像を求める方法と,逆に標準領域から問題領域への写像を求める方法とに大別される.いずれの場合にも有効な方法はまだ知られていない.本稿では,代用電荷法に基づいて,双方向的な数値等角写像の方法を提案する.その原理は,Laplace方程式のDirichlet問題の解である調和関数...

    情報処理学会 情報処理学会 Web Site 被引用文献4件

  • 代用電荷法に基づく双方向的な数値等角写像の方法

    天野, 要 全国大会講演論文集 第39回 (情報理論及び基礎技術), 131-132, 1989-10-16

    ...数値等角写像の方法は,数値解析の課題の1つとして古くから研究され,近年再び注目を集めている.それらは,与えられた問題領域から標準領域への写像を求める方法と,逆に,標準領域から問題領域への写像を求める方法とに大別される.いずれの場合にも有効な方法はまだ知られていない.本稿では,代用電荷法に基づいて,双方向的な数値等角写像の方法を提案する.その原理は,Laplace方程式のDirichlet問題の解である調和関数...

    情報処理学会

  • 代用電荷法に基づく2重連結領域等角写像の数値計算法

    天野, 要 情報処理学会論文誌 29 (10), 914-924, 1988-10-15

    ...等角写像は関数論の基本的な問題の1つであり 物理学・工学への応用も広い本論文では 代用電荷法がDirichlet問題の解である調和関数とその共役調和関数を複素対数ポテンシャルの1次結合で簡潔かつ高精度に近似できることに着目し 与えられた2つのJordan曲線で囲まれた有界な2重連結領域から円環領域μ<|w|<1(0<μ<1)への等角写像の簡単で精度の高い数値計算法を提案する.ここに 円環の同心円の半径...

    情報処理学会 被引用文献8件

  • 代用電荷法とNewton法に基づく外部逆等角写像の数値計算法

    高松, 孝安, 天野, 要, 安倍, 齊 全国大会講演論文集 第37回 (基礎理論および数値処理), 36-37, 1988-09-12

    ...内部問題の場合と同様に,外部Dirichlet問題の解である調和関数とその共役調和関数を複素対数ポテンシャルの1次結合で近似して,任意のJordan領域の外部から単位円の外部への等角写像を簡潔かつ高精度に計算することができる.本稿では,その近似写像関数と導関数の記述が簡潔であることに着目し,内部問題の逆写像に対応する外部問題の逆写像,すなわち,単位円の外部から任意のJordan領域の外部への等角写像...

    情報処理学会

  • 代用電荷法に基づく外部等角写像の数値計算法

    天野, 要 情報処理学会論文誌 29 (1), 62-72, 1988-01-15

    ...等角写像は関数論の基本的な問題の一つであり 物理学・工学への応用も広い.本論文では 任意のJor-dan領域の外部から単位円の外部への等角写像の新しい数値計算法を提案する.この計算法は 代用電荷法がDirichlet問題の解である調和関数とその共役調和関数を複素対数ポテンシャルの1次結合で簡潔かつ高精度に近似できることに基礎を置き 計算手続きの中に 与えられた領域の容量の評価を含んでいる.典型的な領域...

    情報処理学会 被引用文献12件

  • 代用電荷法に基づく等角写像の数値計算法

    天野, 要 情報処理学会論文誌 28 (7), 697-704, 1987-07-15

    ...等角写像は関数論の基本的な問題の一つであり 物理学・工学への応用も広い.Riemann の写像定理によれば 任意の単連結領域は単位円の内部に等角写像することができる.しかし 一般的には この写像を求めることは数値的にのみ可能である.本論文では 代用電荷法が Dirichlet 問題の解とその共役調和関数を対数ポテンシャルの1次結合で簡潔・高精度に近似できることに着目し 任意のJordan領域を対象とした...

    情報処理学会 被引用文献13件

  • 低解像度スペクトル大気大循環モデルによる季節変化再現実験

    千葉 長, 木田 秀次, 福谷 博, 田中 康夫, 河原 幹雄, 山田 真吾, 上野 達雄 気象研究所研究報告 37 (2), 53-82, 1986

       A low resolution spectral general circulation model has been developed for two aims. The first is to use the model as a tool to study the mechanisms of the atmospheric variations of longer terms …

    DOI 被引用文献6件 参考文献24件

  • 連成効果を考慮した移動熱源による平板の非定常熱応力

    辻 正利, 谷川 義信, 竹内 洋一郎 日本機械学会論文集A編 51 (468), 1973-1976, 1985

    ...本報告は,片面より一定速度で平行移動する熱源が連続的に熱をうける平板の非定常温度分布と熱応力を,温度とひずみ場の連成を考慮して付加調和関数法で,複素フーリエ・ラプラスの連続積分変換を用いて理論的に解析した.種々の熱的条件のもとに数値計算を行い,熱源の移動速度,熱源の幅や周囲媒質への熱放散率の違いによる温度分布と熱応力の時間的変化,それらに与える連成効果の影響などを調べたものである....

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  • 球面調和関数の相互相関関数

    萩原 幸男 測地学会誌 31 (2), 241-242, 1985

    The cross-correlation function of two surface spherical harmonics is expressed in an analytical form with Eulerian angles.

    DOI

  • 局部加熱を受ける非等方性中実球の軸対称非定常熱応力

    谷川 義信, 竹内 洋一郎 日本機械学会論文集A編 50 (455), 1351-1358, 1984

    ...本報は,球座標系 (r, θ, φ) における直交異方性材料の非定常熱応力問題を解析したものである.θ-φ 面内での等方性 (球面等方性) を持つ中実球の軸対称問題を扱った.解析にあたっては,球面調和関数の概念を,つり合い方程式に導入し,変位および応力成分を定式化した.また,中実球の頂部 (θ=0゜) を中心とした局部加熱が作用する場合に対し,数値計算を行い,各異方性パラメータが温度,応力に与える影響...

    DOI Web Site Web Site

  • 部分的に液を満たした片持ち円筒かくの自由曲げ振動

    千葉 正克, 八巻 昇, 谷 順二 日本機械学会論文集C編 50 (453), 774-782, 1984

    ...円筒かくの振動に関しては横方向慣性力および液圧を考慮したDonnellの式に修正ガレルキン法を適用し,液体運動の速度ポテンシャルに関する式は2個の適当な調和関数列を応用して解いた。なお2個の試験円筒かくによる精密な実験により,理論解析の妥当性を確認した。...

    DOI Web Site Web Site 被引用文献1件

  • 表面より長方形状局部加熱をうける厚板の三次元非定常熱応力

    辻 正利, 谷川 義信, 竹内 洋一郎 日本機械学会論文集A編 49 (440), 503-511, 1983

    ...本研究は,両表面より対称的に長方形の局部領域が高温の流体によって加熱をうける厚板内に生ずる三次元非定常熱応力と温度分布を,ひずみと温度場の連成効果を考慮して,温度と体積ひずみの関係に付加的な調和関数を導入する変位法にて解析し,数値計算を行って,温度と熱応力の分布の時間的変化,加熱面の広さや熱伝達係数の違いによる応力集中係数の変化などを連成の効果も含めて数値的に検討を行ったものである....

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  • 回転だ円体調和関数を用いた心電図逆問題解決

    田中 博, 伊原 正, 平柳 要, 青木 隆夫, 山野井 昇, 谷島 一嘉, 古川 俊之 医用電子と生体工学 21 (3), 181-187, 1983

    A new method has been devised to estimate the epicardial potential distribution from the measured body surface mapping. In this method, the heart shape was approximated by a half of spheroid and the …

    DOI PubMed

  • 局部加熱を受ける複合球の非定常熱応力

    谷川 義信, 竹内 洋一郎 日本機械学会論文集A編 49 (443), 847-854, 1983

    ...三次元球座標系における熱弾性問題の基礎方程式を,変位ポテンシャルΦと調和関数Ψを用いて定式化した.本報で導いた基礎式系は,熱エネルギの変形仕事への消散を考慮した連成熱応力問題に対しても適用できるように導出されている.その数値計算例をして,解析過程の複雑な,二つの異種材料から成る複合球の軸対称非定常熱応力問題をとりあげ,その熱弾性挙動を明らかにした....

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  • 非軸対称温度分布を受ける円柱の連成熱応力

    谷川 義信, 竹内 洋一郎 日本機械学会論文集A編 48 (425), 81-89, 1982

    ...熱エネルギの変形仕事に対する寄与を考慮した,いわゆる修正されたフーリエの熱伝導方程式を用いて,無限中実円柱において円周方向に変化のある熱源が作用する場合の非定常熱応力,すなわち連成熱応力を求めた.従来から,連成熱応力問題の解析では,温度場とひずみ場を同時に連立方程式として解かなければならないことが知られており,本報では,体積ひずみと温度分布の関係に一つの調和関数を導入して解決した....

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  • 片面より有限幅線状加熱を受ける平板の連成熱応力

    辻 正利, 谷川 義信, 竹内 洋一郎 日本機械学会論文集A編 48 (431), 967-971, 1982

    ...本研究は,片面より有限幅線状が高温の流体によって加熱をうけて非対称二次元温度分布を呈する平板の連成熱応力を,付加調和関数法にてラプラス変換とフーリエ変換の連続積分変換を適用して解析し,非定常温度分布と熱応力を数値計算したものである.そして加熱幅,加熱流体ならびに周囲媒質の熱伝達率の違いによる熱応力と連成効果の時間的変化などを調べた....

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  • 偏平回転だ円体空かあるいは円形き裂面に軸対称圧力を受ける半無限体

    斉藤 義之, 土田 栄一郎 日本機械学会論文集A編 48 (436), 1566-1574, 1982

    ...偏平回転だ円体状空かあるいは円形き裂面に軸対称圧力を受ける半無限体の問題を三次元弾性論に基づいて厳密に解析した.解析においてはBoussinesqの応力関数に偏平回転だ円体調和関数および円柱調和関数を与え,両者を互いに座標変換して半無限体表面ならびに空か面の境界条件を同時に満足させた.さらに特別の場合として円形き裂の問題を扱った.そして空か周辺の応力分布および応力集中係数,応力拡大係数を求めた....

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  • 中実円柱の三次元軸対称連成熱応力

    谷川 義信, 竹内 洋一郎 日本機械学会論文集A編 48 (426), 160-165, 1982

    ...本報は,二次元的温度変化を受ける場合の連成熱応力問題の解析方法の一例として,動方向に変化のある温度場におかれた無限長中実円柱の連成熱応力,すなわち三次元軸対称連成熱応力を解析したものである.つりあい方程式から導かれる体積ひずみと温度変化の関係に調和関数を導入し,温度場とひずみ場を独立に解く方法を示した.数値計算結果は,従来の非連成解と連成解の間に,大きな差異がみとめられることを示している....

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  • 偏平回転だ円体状空かあるいは円形き裂面に軸対称圧力を受ける厚板

    土田 栄一郎, 八重樫 昭徳, 中原 一郎, 小玉 正雄 日本機械学会論文集A編 48 (436), 1575-1584, 1982

    ...偏平回転だ円体状空かあるいは円形き裂面に軸対称圧力を受ける厚板の問題を三次元弾性論に基づいて厳密に解析した.解析においてはBoussinesqの調和応力関数に偏平回転だ円体調和関数および円柱調和関数を与え,両者を互いに座標変換して厚板両面ならびに空か面の境界条件を同時に満足させた.さらに特別の場合として円形き裂の問題を扱った.そして空か周辺の応力分布および応力集中係数,応力拡大係数を求めた....

    DOI 機関リポジトリ Web Site ほか1件

  • へん長回転だ円体状空か面に軸対称圧力を受ける半無限体

    土田 栄一郎, 斉藤 義之, 中原 一郎, 小玉 正雄 日本機械学会論文集A編 47 (422), 1084-1091, 1981

    ...解析においては Boussinesq の応力関数にへん長回転だ円体調和関数および円柱調和関数を与え, 両者を互いに座標変換することにより半無限体表面ならびに空か面の境界条件を同時に満足させた. そして等分布圧力について数値計算を行い, 空か近傍の応力分布, 最大応力とその生ずる位置を明らかにした....

    DOI 機関リポジトリ Web Site ほか1件

  • 偏心球かを有する円柱のねじり

    川上 崇, 中原 一郎 日本機械学会論文集A編 47 (419), 720-729, 1981

    ...解析に際しては数個の調和応力関数によって与えられる球か部分を除く無限体領域を, 原点の異なる球調和関数と円柱調和関数の変換式を用いて交互に座標変換して, 境界条件を満足させ, 数値計算によって球か近傍の応力分布に及ぼす偏心量ならびに球か半径の影響を明らかにした....

    DOI Web Site Web Site 被引用文献3件

  • 半球ピットを有する厚板の一軸引張り

    藤田 輝昭, 土田 栄一郎, 中原 一郎 日本機械学会論文集A編 47 (423), 1175-1182, 1981

    ...解析においては, Boussinesq の調和応力関数に13組の球調和関数と円柱調和関数を代入し, Hankel 変数と球調和関数間の関係ならびに半区間展開の方法を用い, 厚板上下面とピット面の境界条件を満足させた. 理論界に基づいて数値計算を行い, ピット近傍の応力分布および最大引張応力におよぼす板厚の影響を明らかにした....

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  • へん長回転だ円体状空かを有する半無限体の二軸一様引張り

    土田 栄一郎, 斉藤 義之, 中原 一郎, 小玉 正雄 日本機械学会論文集A編 47 (420), 818-826, 1981

    ...解析においてはBoussinesqの応力関数にへん長回転だ円体調和関数および円柱調和関数を与え, 両者を互いに座標変換することにより半無限体表面ならびに空か面の境界じょうけんを同時に満足させた. そしてだ円体の形状比および長軸の大きさを変化させた場合について数値計算を行ない空か周辺の応力分布・応力集中を明らかにした....

    DOI 機関リポジトリ Web Site ほか1件 被引用文献1件

  • 偏平回転だ円体状空かあるいは円形き裂な有する円柱のねじり

    内山 豊美, 土田 栄一郎, 中原 一郎, 小玉 正雄 日本機械学会論文集A編 47 (422), 1012-1018, 1981

    ...解析においては Dougall の応力関数に偏平回転だ円体調和関数および円柱調和関数を与え, 両者を互いに座標変換して円柱側面ならびに空か面の境界条件を同時に満足させた. さらに特別の場合として円形き裂の問題を扱った. そして空かあるいはき裂周辺の応力分布および応力集中係数, 応力拡大係数を求めた....

    DOI 機関リポジトリ Web Site ほか1件

  • 無限円形充てん材列を含む無限板内の定常熱応力について  無限熱源列がある場合

    塩谷 駿介, 松田 光正, 高橋 克彦 日本機械学会論文集A編 46 (406), 676-684, 1980

    ...温度関数, および応力関数の決定にあたっては周期的調和関数を基礎の関数として導入し, さらに関数に含まれる未知係数は逐次近似法を用いて決定した. さらに, 解析結果を数値的に明らかにするため, 物性値および充てん材寸法を種々変えて数値計算を行い, 充てん材近傍の応力分布ならびに応力集中の様相を明らかにし, 結果を図に示した....

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  • 接合面上に環状き裂を有する二層無限体に関する非軸対称問題

    高久田 和夫, 渋谷 寿一, 小泉 堯 日本機械学会論文集A編 46 (412), 1384-1392, 1980

    ...接合面上に環状き裂を有する二層無限体が, 無限遠方でせん断あるいは曲げを受ける非軸対称問題を, 三次元調和関数を複素解析関数を用いて表すことにより複素解析関数の境界値問題に帰着して解析した. そして数値計算を行い, 弾性定数の差異が接合面上の変位, 応力分布に及ぼす影響を明らかにした....

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  • 接合面上に円形き裂を有する二層無限体に関する非軸対称問題

    高久田 和夫, 渋谷 寿一, 小泉 堯 日本機械学会論文集A編 46 (401), 51-59, 1980

    ...接合面上に円形き裂を有する二層無限体が, 任意の非軸対称内圧を受ける問題を, 三次元調和関数を複素解析関数を用いて表すことにより複素解析関数の境界値問題に帰着して解析し, 一般解を得た. そして曲げを受ける場合の解を示し, 接合面上の変位, 応力分布を明らかにした....

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  • へん長回転だ円体状空かを有する厚板の二軸一様引張り

    土田 栄一郎, 八重樫 昭徳, 中原 一郎, 小玉 正雄 日本機械学会論文集A編 46 (404), 412-419, 1980

    ...解析においては Boussinesq の応力関数にへん長回転だ円体調和関数および円柱調和関数を与え, 両者を互いに座標変換することにより厚板表面ならびに空か面の境界条件を同時に満足させた. そして, だ円体の形状比および長軸の大きさを変化させた場合について数値計算を行い空か周辺の応力分布, 応力集中を明らかにした....

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  • 接合面上にき裂を有する二層無限体の軸対称応力解析

    高久田 和夫, 渋谷 寿一, 小泉 堯 日本機械学会論文集A編 46 (409), 957-967, 1980

    ...二層無限体の接合面上に, 環状き裂があり無限遠において引張力が作用する場合, および円形き裂がありき裂面上に一定内圧が作用する場合について, 軸対称調和関数を複素解析関数を用いて表し問題を複素解析関数の境界値問題に帰着して解析した. そして接合面上の変位, 応力分布の表示式およびき裂先端近傍での応力の特異性を求めた....

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  • 積分法による複連結領域の非定常熱応力の近似解析

    竹内 洋一郎, 谷川 義信 日本機械学会論文集A編 45 (400), 1529-1535, 1979

    ...本研究は,熱応力問題の一つの近似解析法を示したものであり,従来から示されている差分法よりも精度よく解くことができるように改良を試みたものである.本解法では,基礎方程式を積分表示式におきかえ,数値積分の適用によって,従来の重調和関数の差分表示に代わる,改良された差分表示を得た.具体的な数値計算例として,厳密解を得ることの困難な長方形板に穴のある二重連結領域での熱応力問題の数値近似解を示した....

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  • 接合面上に円形き裂を有する二層無限体のせん断

    高久田 和夫 日本機械学会論文集A編 45 (397), 1007-1015, 1979

    ...接合面上に円形き裂を有する二層無限体が,せん断を受ける問題を解析し厳密解を得た.解析にさいしては著者らが軸対称問題において用いた方法を非軸対称問題に適用できるように拡張し,三次元調和関数を複素解析関数を用いて表すことにより,問題を複素解析関数の境界値問題に帰着した.そしてき裂先端での応力の特異性を明らかにし,接合面上の変位,応力分布を示した....

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  • 半へん長回転だ円体状ピットを有する半無限体の二軸一様引張り

    藤田 輝昭, 土田 栄一郎, 中原 一郎 日本機械学会論文集A編 45 (399), 1338-1344, 1979

    ...表面に半へん長回転だ円体状ビットを有する半無限体が無限遠方で二軸一様引張加重を受ける軸対称問題を三次元弾性論に基づいて厳密に解析した.解析ではBoussinesqの応力関数を用い,これにへん長回転だ円体座標で表された二組の調和関数を与え,半無限体表面およびビット面上の境界条件を満足させた.ビット周辺の応力分布と求め,だ円体の形状比が応力集中関数に及ぼす影響を明らかにした....

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  • 無限円形充てん材列を含む無限薄板内の定常熱応力について

    荒木 秀一, 塩谷 駿介, 松田 光正 日本機械学会誌 82 (730), 1070-, 1979

    ...本報告は無限充てん材列を有する無限薄板に,充てん材列に対し直角方向の一様な温度こう配を与えた場合に生ずる定常熱応力を理論的に解析し,板内の応力分布,および応力集中の様相を明らかにしている.温度関数,および応力関数の決定にあたっては周期的調和関数を基礎の関数として導入し,さらに関数に含まれる未知係数は逐次近似法を用いて決定している.なお無限薄板,および充てん材の上下面は断熱とし,無限薄板と充てん材は熱力学的...

    DOI DOI Web Site ほか2件

  • 偏平回転だ円体状空かあるいは円形き製を有する円柱の引張り

    土田 栄一郎, 内山 豊美 日本機械学会論文集A編 45 (393), 455-463, 1979

    ...扁平回転だ円対状空からあるいは円形き裂を有する円柱が一様な引張果樹を受ける問題を,三次元弾性論に基づいて厳密に解析した.解析においてはDougallの応力関数に扁平回転だ円体調和関数および円柱調和関数を与え,両者を互いに座標変換して円柱側面ならびに空か面の境界条件を同時に満足させた.さらに,特別の場合として円形き裂の問題を扱った.そして空かあるいは裂周辺の応力分布,応力集中,応力拡大係数などを求めた...

    DOI DOI 機関リポジトリ ほか3件

  • 移動波のスペクトル解析

    ディランド レイモンドジェイ 気象集誌. 第2輯 50 (2), 104-109, 1972

    ...移動波のスペクトル解析の一方法を提案したが,この方法は帯状調和関数の時間についてのフーリエ級数解析に基<br>くものである.この方法を,1965年1月の45°Nにおける500及び10mb面に適用した結果を示した.本解析法<br>と気象集誌に最近発表された林の方法を比較した....

    DOI Web Site 被引用文献4件 参考文献7件

  • 熱放射によるエネルギー損失を考慮した大気の運動の一解析

    笹森 享 気象集誌. 第2輯 50 (6), 505-518, 1972

    ...により成層した大気中で起る運動にたいして熱放射によるエネルギー損失がどの程度重要か,簡単なモデルを用いて解析した.熱放射の伝播は大気中の水蒸気,炭酸ガスの振動運動および雲の吸収によるものとする.内部エネルギーと位置エネルギーから運動エネルギーが変換される過程は局所的なものとし,大気の運動方程式系を線形化したうえで,その熱力学の式に放射損失を考慮する.得られた方程式系の基本的な解は時間および空間座標の調和関数...

    DOI Web Site 被引用文献1件 参考文献17件

  • 〔2〕結晶性高分子の配向評価と弾性異方性

    日比 貞雄, 前田 松夫, 伊藤 文博 高分子化學 27 (297), 21-32, 1970

    In order to calculate the mechanical anisotropy of the stretched bulk polymer, we must take up to the 4th products of direction, cosine that derive the relations between the elastic compliance of …

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  • 入江内における冷却水取放水の研究 (1)

    和田 明, 中川 友康, 片野 尚明 海岸工学講演会講演集 12 (0), 143-152, 1965

    ...さらに, 放出水の力学的挙動を考慮に入れて, 重調和関数の数値解析を行なえば, 渦粘性の卓越する流れの場を解くことができることを提示し, かつここで求められた移流効果を熱拡散方程式に組み合わせて, 平面状熱拡散分布を算出した。...

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