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検索結果 107 件

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  • 生活圏と世代を意識した選挙区割

    松原 千波, 鮏川 矩義, 大澤 義明 応用地域学研究 2023 (27), 28-36, 2024-03-31

    ...<p>現在、衆議院議員の議員定数465名のうち、289名が小選挙区制で選出されている。これら289議席は、茨城県に7議席、北海道に12議席、東京に30議席といった具合に、人口に応じて各都道府県に配分されている。既存研究では、一票の重みの格差の是正を主な目的として、各都道府県での選挙区割の改善案が示されてきた。...

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  • 地域政党はどのように他地域へ進出するのか

    松本 健佑 日本地理学会発表要旨集 2024s (0), 159-, 2024

    ...絶対得票率の変化(当該選挙の得票率-前回選挙の得票率)を算出し,得票率の変化同士の相関行列を作成することで,政党間の票の移動を検討する.最後に,維新の会が主張する政策とその変化に注目する.衆議院選挙の候補者を対象としたアンケート調査(東京大学谷口研究室・朝日新聞社共同調査)2)を用いて,各政党がどの政策分野を重視したのかを示す指標を算出する.また衆議院選挙の選挙公報を収集し,候補者ごとに「地方分権」「議員定数...

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  • 定数配分の数理

    田中, 嘉浩 經濟學研究 72 (1), 11-18, 2022-06-09

    ...不可分財を人数に比例して配分する問題は,衆議院や下院で 議員定数を地域人口に比例して配分する定数配分の問題が その典型である。 本稿ではアメリカ下院議員の州への配分で用いられた最大剰余方式 や除数法の代表的な方式に関して,その方法や理論的背景を 述べていく。特に,よく使われる d'Hondt 方式が除数法の Jefferson 方式であることを示した。...

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  • 1票の重みの平等性と総定数

    山口, 洋 社会学部論集 68 63-78, 2019-03-01

    ...他の条件を一定としたとき,選挙区選挙の総定数(議員定数の総計)の増減によって,1票の重みの平等性(本稿はローレンツ優越の概念で評価)がどう変化するかが,(1)配分方式として除数5方式のいずれかを一貫して採用する,(2)異なる選挙区間で1票の重みが完全一致することはない,という前提の下に検討された。その結果,以下のことが明らかとなった。...

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  • 2017年チリ総選挙 ――新しい選挙制度と政治勢力はチリの政治を変えるのか?――

    三浦 航太 ラテンアメリカ・レポート 35 (1), 1-16, 2018-07-31

    ...選出方法、区割り、議員定数の改正などを通じて、政党間競争を高め、政治の代表性を改善することが目指された。第二に、学生運動を起源に持ち、既存の政治や経済格差への不満を背景に近年支持を集めてきた、新しい左派勢力「広域戦線」が、今回の選挙を通じて台頭を見せた。チリでは民主化以来、左右の二大政党連合による固定的な政治の構図が続いてきた。...

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  • 情報理論の観点から最善の議席配分方式について

    一森, 哲男 情報処理学会論文誌 59 (2), 795-799, 2018-02-15

    ...このノートは各区の人口に比例して各区に議席を配分する議員定数配分問題を解くことである.人口比例そのものを考察し,1人あたりの議席分布のエントロピーと1議席あたりの人口分布のエントロピーをそれぞれ最大にし,人口と配分議席数が比例する関係とは対称な2項関係であることから,人口に最も比例する配分方式を明らかにする....

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  • 地方議会議員の憲法的意義と役割

    岡田 順太 選挙研究 34 (1), 106-117, 2018

    ...そこで,議員定数削減論争を契機として,その背後にある構造的課題を明らかにしつつ,単純な削減論争が無意味であることを述べる。その上で,憲法的観点から,昨今の情勢を踏まえつつ,「組織化された」調査能力の向上が議会の存在意義の確立にとって不可避であることを示す。そこでは,政治的立場が異なる議員たちが,「書き言葉」を基礎とした事実発見をする過程である「委員会の論理」が求められる。...

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  • わが国の選挙制度改革とアダムズ方式—議席配分の観点から—

    一森 哲男 日本応用数理学会論文誌 27 (3), 261-284, 2017

    <p><b>概要.</b> 最近の選挙制度改革の議論のなかでアダムズ方式が脚光を浴びている.この方式は人口に比例した議席配分を与え,1票の格差を小さくすると言われているが,実際のところ,わが国ではどのような配分方式であるかはあまり知られていない.そこで,これに関連すると思われる日本の参議院議員や衆議院議員の議席配分,フランスやカナダの下院議員の議席配分にアダムズ方式を使用してみた結果を検討する.…

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  • 議員定数配分問題とベータ・ダイバージェンス

    一森, 哲男 情報処理学会論文誌 57 (5), 1441-1451, 2016-05-15

    ...人口に比例して議席を配分する問題,すなわち,議員定数配分問題を扱う.これまで,議席を配分する方法は多数提案されてきたが,問題解決には至っていない.本論文ではベータ・ダイバージェンスを最小にする議席配分方式のクラスを新たに提案した.これを最適化問題としてとらえ,その最適性の条件を与えた.また,この配分方式のクラスの中で,最大剰余方式のみが取り分制約を満たし,Theil方式のみがAlabamaパラドックス...

    情報処理学会

  • 連邦制における議席配分について

    一森, 哲男 情報処理学会論文誌 57 (5), 1436-1440, 2016-05-15

    ...このノートの目的は,文献[8]で扱った議員定数配分問題の結論を補足することである.人口に比例して選挙区に議席を配分する場合,人口が極端に少ない選挙区には議席が配分されない恐れがある.現実には,それを防止する対策が定められているが,文献[8]ではその議論が皆無であった.本稿では,この点について詳しく議論する....

    情報処理学会

  • 市町村合併の前後における議員定数と議員報酬の変化

    伊藤 敏安 地域経済研究 27 3-26, 2016-03

    ...議員定数の削減に伴い、議員報酬総額は2,409億円から1,423億円へ41.0%減少した。非合併市町村で14.9%減、合併市町村では56.5%減であった。議員定数1人あたりの議員報酬総額は全体として横ばいであったものの、人口1人あたり議員報酬総額は、非合併市町村で18.6%、合併市町村では51.0%、合計で29.0%、それぞれ減少した。...

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  • 区割画定作業支援のための選挙区割の特徴化

    堀田 敬介 日本オペレーションズ・リサーチ学会和文論文誌 59 (0), 60-85, 2016

    <p>一票の最大格差を最小とする最適区割やその列挙によって,多くの選挙区割候補を提示することができるようになったが,どの区割が良い区割であるのかを明示する指標が格差以外になく,選択が困難であった.また,最高裁は,一票の格差を最重要事項としつつも,国会の裁量権も認めているが,国会の裁量権の結果妥当な区割が行われたのかどうかの明確な評価は困難であった.本研究では,これらの選択や評価を支援するため,区…

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  • 議員定数配分方式の偏りについて

    一森 哲男 日本応用数理学会論文誌 26 (2), 167-181, 2016

    <p><b>概要.</b> アメリカ合衆国では議員の配分方式の合憲性に関し,一度だけ,連邦最高裁で審議された.以前よりBalinskiらは,Hill方式が小州に有利であり,Webster方式には大州・小州間に偏りがないと主張していたが,この裁判では結局その主張が認められず,Hill方式が合憲という判決で決着した.本稿では,このときの国勢調査局のErnstの主張を検討し,彼の主張の一部が妥当性に欠…

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  • 議員定数配分―Webster方式の不偏性について

    一森, 哲男 情報処理学会論文誌 56 (1), 362-368, 2015-01-15

    ...このノートでは議員定数配分方式の偏りを論じる.公正な配分方式としてWebster方式とHill方式が有名であるが,どちらが偏りのない方式であるのかは長年にわたり論争されてきた.その中で,Balinskiらの理論によれば,Webster方式には完全に偏りがない.それに対し,本ノートでは,偏りをより厳密に測ることにより,同方式が人口の少ない州に少し有利であることを明らかにする.また,シミュレーションによりその...

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  • ダイバージェンスによる議員定数配分方式の偏りについて

    一森 哲男 日本オペレーションズ・リサーチ学会和文論文誌 58 (0), 42-55, 2015

    この論文では議席の配分方式(緩和除数方式)の偏りを評価する新しい尺度を提案する.従来の尺度は大州・小州を定義し,それに基づく変量を用いて定義されている.しかしながら,誰もが納得する大州・小州の定義は存在するはずもなく,結果,従来の尺度での偏りの評価は極めてあいまいなものとなっている.本論文では,情報理論で使われるダイバージェンスを利用して,大州・小州の定義に基づく変量を必要としない新しい尺度を提…

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  • 議員定数配分方式の偏りを測る方法の提案とシミュレーションによるその妥当性の検証

    一森 哲男 日本応用数理学会論文誌 25 (3), 151-164, 2015

    ...本論文は議員定数配分問題における配分方式の偏りを扱う.一般に,偏りとは大州小州間の偏りを意味するが,大小を厳密に定義することは不可能である.そのため,従来の偏りを測る方法は曖昧で,偏り最小の配分方式を見つけることを困難にしていた.提案した測り方では,大州小州を厳密に定義する必要性をなくし,配分方式の偏りを測ることに成功している.シミュレーションを用いることにより,その妥当性を明らかにする....

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  • Webster方式の偏りについて : 議員定数配分問題

    一森 哲男 日本応用数理学会論文誌 25 (1), 1-19, 2015

    ...議員定数配分問題を論じるとき,Webster方式は常に議論の中心となってきた.また,配分方式の評価基準として,偏りは極めて重要な要素となっている.このことから,Webster方式の偏りを正確に求めることは十分意義がある.最初に,本論文では,配分方式の偏りを測る尺度を提案する.尺度の妥当性を示すために,情報理論を用いた.州の数を固定して,議席総数の関数としてWebster方式の偏りを表現した....

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  • ダイバージェンスが定める議席配分方式

    一森, 哲男 情報処理学会論文誌 55 (5), 1568-1572, 2014-05-15

    ...議員定数配分問題とは人口に比例して議席を配分する問題であり,これはアメリカ合衆国憲法第1条に規定されている.この問題は大変難しく今日でも未解決となっている.20世紀に入ってから,この問題は,人口比例を実現する配分方式として,Hill方式かWebster方式かという二者択一問題に収斂したものの,いまだその決着はついていない.本ノートはその理由を情報理論を用いて説明する.具体的には,いくつかのfダイバージェンス...

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  • 分布間ダイバージェンスと議席配分方式の関係について

    一森, 哲男 情報処理学会論文誌 54 (8), 1988-1995, 2013-08-15

    本論文の目的は分布間ダイバージェンスと議席配分方式の関係を明らかにすることである.最近,Renyiダイバージェンスと緩和除数方式と呼ばれる議席配分方式の間の関係が明らかにされた.そこで本論文では,この結果を一般化し,fダイバージェンスと呼ばれるダイバージェンスのクラスと議席配分方式間の関係を明らかにする.得られた主な結果は,(i) fダイバージェンスが緩和比例方式に対応すること,(ii) …

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  • 緩和除数方式の比例性と歴史上の5方式との関係について

    一森 哲男 日本オペレーションズ・リサーチ学会和文論文誌 56 (0), 1-14, 2013

    ...この論文は議員定数配分問題を扱う.すなわち,人口に比例して議席を配分するテーマを扱う.本論文の目的を具体的に言えば,著者が最近提案した配分方式である緩和除数方式が比例方式であることを証明し,歴史上の五つの議席配分方式(Adams方式,Dean方式,Hill方式,Webster方式,Jefferson方式)との関連性を明らかにすることである.妥当な配分方式はすべて比例方式なので,当然,緩和除数方式も比例方式...

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  • 議員定数配分問題の離散最適化による解法について(応用)

    一森 哲男 日本応用数理学会論文誌 23 (1), 15-35, 2013

    本論文では下記の内容を含む.(1)すべての除数方式の配分結果が,あるタイプの離散最適化問題の最適解として表現できることを示した.(2)ある基本特性を満たす除数方式のサブクラス(人口比例型除数方式)を提案し,人口比例型除数方式を離散最適化問題として表現した.この基本特性を満たす目的関数の性質についても議論した.(3)最後に,人口比例型除数方式が著者が以前に提案していた緩和除数方式に等価であることを…

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  • 議員定数不均衡による民主主義の機能不全

    小林 良彰 選挙研究 28 (2), 15-25, 2012

    定数不均衡が代議制民主主義の中でどのような歪み,すなわち機能不全をもたらしているのかを明らかにした。第一に,定数不均衡により,運輸・通信,農林水産,一般行政,地方自治などの予算増額が過剰代表され,社会福祉や生活保護,教育・労働などの予算増額及び後期高齢者医療制度や年金制度見直しの主張が過少代表されていた。第二に,定数不均衡により,当選後の国会における防衛や農林水産,国土環境などに関する言及が過剰…

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  • 連続平等性と対称性の観点からみた議員定数配分方法と大域的最適化問題

    一森 哲男 日本応用数理学会論文誌 21 (1), 103-124, 2011

    本論文の目的は議席配分方式を詳しく解説し,大域的最適化の観点から新たな配分方式のクラスを提案することである.このクラスにはヒル方式,ウェブスター方式,タイル方式などを含むが,アダムズ方式,ジェファソン方式,ディーン方式などは含まない.さらに,このクラスに属する配分方式の対称性について議論した.

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  • 連邦制における議員定数の配分アルゴリズムについて

    一森, 哲男 情報処理学会論文誌 50 (12), 3127-3135, 2009-12-15

    ...人口に比例して議員定数を配分することは一見簡単な問題と思えるが,実は意外と難しい.この問題はアメリカ合衆国憲法に記載されているが,200年以上にわたり議論が続いており,解くことのできない問題ともいわれている.しかしながら,現時点では,この問題はヒル方式かウェブスター方式で解かれると考えられている.両方式間の最大の争点は,大州と小州間の配分議席数による偏りである.どちらの配分方式がより小さな偏りを与えるのか...

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  • 利害対立と妥協のかたち

    高野 麻衣子 年報政治学 60 (1), 1_345-1_363, 2009

      This article concerns a long-term political dispute in Canada − the apportionment rule of the parliamentary seats between contemporary provinces of Ontario and Québec at the time of Confederation. …

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  • 投票価値の平等と格差について(応用)

    一森 哲男 日本応用数理学会論文誌 19 (2), 159-168, 2009

    ...小選挙区選出衆議院議員定数300人は47都道府県間で配分される.各都道府県の議員1人当たり人口は大きなばらつきを持ち,投票価値はかなり不平等になっている.この不平等さを合理的に測るものとして,格差(議員1人当たり人口の最大値と最小値の比)が長く用いられている.本論文ではこの評価基準が人口比例の原則に則していないことを明らかにする.また,1人別枠方式も人口比例の観点から妥当でないことを示す....

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  • 研究室配属のための一方式の提案とその数理的考察

    片岡 達, 茨木 俊秀 日本オペレーションズ・リサーチ学会和文論文誌 51 (0), 71-93, 2008

    大学の卒業研究などで,学生をどの研究室に配属させるかを決定する問題が生じる.学生や研究室にはそれぞれ配属関係を構築したいと考える相手がいるが,様々な理由により研究室の配属人数は限られるため,全員の第1希望が実現するとは限らない.本論文では,学生と研究室双方の希望を考慮し,合理的に配属先を決定する方法について論じる.本方式では,まず学生側の希望を反映させた研究室の定員を定めた上で,学生と研究室の双…

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  • 議員定数不均衡の限界

    鈴木, 宜則 鹿児島大学教育学部研究紀要. 人文・社会科学編 = Bulletin of the Faculty of Education, Kagoshima University. Cultural and social science 54 55-66, 2002

    選挙区間の人口ないし有権者数の不均衡,言い換えれば,1票の価値に格差があるという問題は,頻繁に指摘され続けてきたにも拘らず,定期的に適切に是正されずに放置されている。1994年に衆議院選挙区画定審議会設置法で最多区と最少区の人口格差の限度を基本的に2倍未満と明確に定めた効果は殆どなく,最近のいわゆる5増5減措置にも拘らず,衆院小選挙区におけるそれが2倍以上の選挙区が少なからずあり,しかも増え続け…

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  • 選挙制度と経済政策

    和田 淳一郎 公共政策 2000 (0), 2000-1-016-, 2000

    ...日本における議員定数の配分は,相も変わらず不平等である。新選挙制度によって若干は緩和されたとはいえ,むしろ,各県に1議席ずつ配ったあとで,最大剰余方式により,残りを配分するという姑息な方法によるmalapportionmentで,その不平等を固定してしまった感があり,その問題点は広く認識されなければならない。...

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  • 公法判例研究

    西村 枝美, 九州公法判例研究会 法政研究 64 (2), 145-158, 1997-10-21

    ...参議院議員定数不均衡訴訟最高裁判決...

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  • 代議員制度と投票者の影響力

    武藤 滋夫, 大西 匡光, 小野 理恵 理論と方法 10 (2), 147-163, 1995

    ...ついで、その原因が投票ゲーム表現の不十分さにあることを指摘した上で、投票者のグループのパワーを彼らが当選させうる代議員の数によって与えるような新たなゲーム表現を与え、その下では、各投票者のSS指数は、その投票者の属する選挙区の代議員定数をその区の投票者数で割った、いわゆる「1票の重み」に一致すること、さらに、いくつかの選挙区をまとめたブロック別の比例代表区を並立する場合には、各投票者のSS指数は、その...

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  • 総選挙における投票率の説明

    宮野 勝 社会学評論 40 (2), 166-179,248, 1989

    We tried to explain the variation of the turnout rates in Japanese Lower House Elections from 1976 to 1983 among all 130 districts. Although we examined different levels of alternative explanations, …

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