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検索結果 2,051 件

  • 高校生による研究発表の取り組み

    角野 貴信, 藤間 充, 石澤 梓, 木川田 世波, 太田 皓心, 阿倍 佳右, 佐藤 一郎, 安川 琉真, 佐々木 章晴, 澤口 天志, 町田 竜一, 西村 希歩, 濱田 彩香, 柴田 煌士, 鈴木 健心, 千葉 啓司, 齋藤 貴裕, 横堀 潤, 加藤 喜大, 小坂 摩耶, 森田 宏雅, 小松 葵, 髙橋 歩, 堀田 千晶, 市川 大和, 棚澤 由実菜, 吉本 諭史, 五十嵐 晴光, 奥山 永遠, 加我 叶実, 片山 諒磨, 白土 誠鷹, 瀧田 友貴, 東出 幸也, 目黒 颯人, 山本 怜弥, 縣 弘樹, 大西 千尋, 近藤 良介, 藤吉 強, 平間 琢也, 黒島 学, 佐藤 朋之, 曽根 輝雄, 大坊 隆司, 沼畑 明日夢, 小泉 涼花, 夏堀 竜之介, 松坂 泰誠, 白鳥 滉弥, 赤石 紫音, 中居 くらら, 鈴木 奨梧, 平山 昊也, 宮本 彩名, 松本 雄真, 伊藤 花梨, 佐藤 麻由, 武田 誠司, 上條 奏, 早川 智恵 日本土壌肥料学雑誌 95 (2), 106-113, 2024-04-05

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  • 語彙空間構築による文学作品の感性語の特徴分析

    中込 佑妃野, シモン ミュラー, 赤石 美奈 情報処理学会論文誌 65 (2), 322-330, 2024-02-15

    本研究は,文学作品に使われている感性語の表現する概念を語彙空間として視覚化するフレームワークを提案する.人の感性や感情を表す言葉は,定義することが難しく,同じ言葉を用いていても異なる解釈をしている場合も多々ある.また,言語の使い方や意味は刻々と変化している.感性語の表現する世界観を表現するためには,その感性語で表現される概念の内包的表現と外延的表現について考え,それに基づき語彙空間を設計すること…

    DOI 情報処理学会

  • MN式血液型不適合による重症胎児新生児溶血性疾患の一例

    慶田 裕美, 中嶋 美咲, 米本 大貴, 赤石 睦美, 飯田 浩一 日本周産期・新生児医学会雑誌 60 (1), 105-110, 2024

    <p> 胎児新生児溶血性疾患(hemolytic disease of the fetus and the newborn:HDFN)は,母がもつIgG抗体により胎児,新生児の赤血球が破壊され,さまざまな病態を呈する疾患である.抗M抗体は大部分がIgM抗体だが,母がIgG型の抗M抗体をもつ場合,胎盤を通過し胎児,新生児の赤血球造血を障害し,重篤なHDFNをきたすことがアジア圏で多く報告されている…

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  • 中央新幹線の大土被りトンネル掘削時における地質,地下水状況と施工上の対応

    佐藤 岳史 地下水学会誌 65 (4), 341-348, 2023-11-30

    ...現在,中央日本の赤石山地において延長約25km,最大土被り1400mに及ぶ中央新幹線のトンネルを建設中である。変化する地質や地下水の状況に効果的に対処するため,切羽付近から掘削と並行して実施する1000m級の超長尺コントロールボーリングとトンネル計測管理とを組み合わせ,地山状況の把握とトンネル掘削時の挙動予測を行っている。...

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  • Erratum:太陽電池モジュールの自作

    山本 智弘, 清田 英夫, 赤石 太陽エネルギー 49 (6), 80-80, 2023-11-30

    ...<p>訂 正</p><p>277号掲載の技術報告「太陽電池モジュールの自作」山本智弘・清田英夫・赤石 崇,Journal of Japan Solar Energy Society, <b>49 </b>(5),61‒67(2023)において原稿受付日の記載ミスがありましたので,以下の通り訂正いたします....

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  • 太陽電池モジュールの自作

    山本 智弘, 清田 英夫, 赤石 太陽エネルギー 49 (5), 61-67, 2023-09-30

    <p>This report describes the process of building your own solar modules. The fabrication of solar modules requires the use of lamination technology, which is challenging for individuals and …

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  • 右小指に発生した非拍動性の真性固有指動脈瘤の1例

    渡邉 紅実, 桑原 大彰, 安齋 眞一, 小川 令, 赤石 諭史 日本形成外科学会会誌 43 (8), 429-435, 2023-08-20

    <p> Hand aneurysms are rare. The pulsatile forms can be assumed to be arterial tumors while the non-pulsatile forms are often initially misdiagnosed as soft-tissue tumors. Herein, we report a case …

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  • 日本のチョウセンゴヨウ林における外生菌根菌群集

    立田 悠土, 奈良 一秀, 阿部 寛史, 張 鵬翼 日本森林学会大会発表データベース 134 (0), 637-, 2023-05-30

    ...群集解析の結果、他のチョウセンゴヨウ集団と地理的に大きく離れた東赤石の菌根菌群集は他地域の群集と大きく異なることが明らかにされた。バイオアッセイよって解析した外生菌根菌の埋土胞子には、チョウセンゴヨウに共生するショウロ属も発見された。</p>...

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  • 浜松看護管理研究会における活動報告

    山田, 弘美, 赤石, ゆかり, 岡田, 智子, 中山, 久実, 鶴田, 惠子, 樫原, 理恵, 田口, 実里, Hiromi, YAMADA, Yukari, AKAISHI, Tomoko, OKADA, Kumi, NAKAYAMA, Keiko, TSURUTA, Rie, KASHIHARA, Misato, TAGUTI 聖隷クリストファー大学看護学部紀要 = Bulletin School of Nursing Seirei Christopher University 31 29-35, 2023-03-31

    type:P(論文)

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  • 2020 年7 月豪雨で発生した飯田市上村蛇洞沢の土石流

    坂本 正夫 伊那谷自然史論集 24 (0), 15-21, 2023-03-31

    飯田市上村程野における2020年7月豪雨の影響で,蛇洞沢が複数個所で崩壊した.特に上村から大鹿村に行 く蛇洞沢林道が蛇洞沢と交差する付近に際立った災害をもたらした.地質調査と災害状況の調査を行い,どの ようなメカニズムで発生したのか検討した.

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  • 猟区制度の通史と滋賀県日野町猟区の実態

    古賀 達也, 赤石 旺之 入会林野研究 43 (0), 61-83, 2023-03-28

    猟区制度は、国や公共団体、狩猟者団体、農林業団体などが土地上に登記した権利を有する者の同意を得て設定することが出来る、狩猟を管理する区域であり、公有林、財産区、生産森林組合の所有地上に設定されるケースが散見される。本稿では、猟区制度の通史の整理及び生産森林組合の所有地上に設定された日野町猟区の事例調査から、猟区制度の射程を明らかにした。猟区制度の通史を整理したところ、今日の猟区制度は鳥獣保護や鳥…

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  • 文脈の一貫性を考慮した歌詞フレーズの提案システム

    清水, 亮佑, 赤石, 美奈 第85回全国大会講演論文集 2023 (1), 775-776, 2023-02-16

    本研究の目的は、作詞の補助システムの構築である。歌詞の伝えたい内容を音数の制約を満たして表現することは難しい。既存研究では、短文からフレーズへ変形を行う手法や、楽譜と歌詞を学習させて歌詞を出力する手法などが提案されている。前者は複数文からなる歌詞全体の一貫性が考慮されていなく、後者は学習に必要なコストが高いという問題点が見られる。本研究では詩の音数等の制約を気にせずに書かれた散文とメロディに沿う…

    情報処理学会

  • 多様な意見分布の認識によるエコーチェンバー現象防止システムの提案

    伊東, 黎衣, 赤石, 美奈 第85回全国大会講演論文集 2023 (1), 745-746, 2023-02-16

    SNSでは気軽に意見の発信ができるため多様な意見が存在する一方で,SNSの構造によって自分と似た意見を多数見聞きし続けることで特定の意見が増幅されていくエコーチェンバー現象が問題となっている.本研究では,ユーザがツイートした際,似た意見に加え異なる意見の存在もユーザに認識させるシステムを提案する.ユーザのツイートから意見の対象や見解を表す重要語を抽出しそれぞれの関連語を求める.重要語と関連語の組…

    情報処理学会

  • 単語の類似度を利用した発話内容の客観的把握

    渡邉, 千馬, 赤石, 美奈 第85回全国大会講演論文集 2023 (1), 799-800, 2023-02-16

    本研究の目的は、発話内容や話題の展開過程を客観的に把握することである。会話などの口頭による発話の場おいて、過去の発話内容を想起する場合、参加者の記憶や録音データ、その文字起こしテキストを利用することになる。だが、それらの手法を用いて過去と現在の発話内容の整理を人手で同時に行う場合、多大な時間や労力を費やす。本研究では発話における話題の形成、分割などの遷移過程を、発話に含まれる単語の集合の遷移とし…

    情報処理学会

  • 単語と文構造の平易化を用いたニューステキストの読解支援

    宮田, 遼, 赤石, 美奈 第85回全国大会講演論文集 2023 (1), 731-732, 2023-02-16

    本研究ではニュースからの情報収集やその読解への支援を目的として、ニューステキストの平易化をする。このため、用語理解のための単語平易化と、構文読解支援のための文構造平易化を提案する。単語の平易化では動詞、形容詞、名詞の3種の難解な語を平易な語へ変換する。文構造の平易化では重文を単文に分ける処理を行い、照応解析を用いた主語の補完、及び、文章のつながりに応じた接続詞の補完を行う。評価としては単語の平易…

    情報処理学会

  • 小説の舞台になった場所情報を用いた小説推薦システム

    小柳, 利華子, 赤石, 美奈 第85回全国大会講演論文集 2023 (1), 715-716, 2023-02-16

    現在,小説を推薦する場合の推薦システムは類似したユーザの好む書籍を推薦する協調フィルタリングが用いられ似たような作品ばかりが推薦される.そこで,生活圏や訪れたい場所などのように読者が気になった場所という視点を用いて推薦を行うことで今までと異なる新たな小説に触れることが出来ると考える.本研究では,小説のあらすじから場所情報となりえる単語や文字列を抽出し,固有表現抽出やWebスクレイピングを用いて具…

    情報処理学会

  • 語彙空間構築による「をかし」と「あはれ」における特徴の可視化

    中込, 佑妃野, Simone, Mueller, 赤石, 美奈 第85回全国大会講演論文集 2023 (1), 893-894, 2023-02-16

    本研究は、古典文学における不可視な概念表現を語彙空間構築により可視化する手法を提案する。「をかし」「あはれ」は平安時代において「趣深い」という意味を持ち、不可視の表現である。単語の出現頻度の観点から、枕草子は「をかし」の文学、源氏物語は「あはれ」の文学と呼ばれている。本研究では2文学を例に、各文学における「をかし」「あはれ」が持つ「趣」表現の違いを、単語同士の共起ネットワークを可視化して構築した…

    情報処理学会

  • <論文>芦生研究林のきのこ相: 過去の文献調査と2019-2021の現地調査から

    赤石, 大輔 森林研究 82 1-15, 2023

    京都大学芦生研究林(以下,研究林)は60年ほど前からきのこの発生状況等に関する調査が断片的に実施されてきたが,それら調査結果が整理されておらず,研究林のきのこ相の把握ができていなかった.そのため,本研究では研究林のきのこ目録を作成するため,過去の文献調査と新たな現地調査を実施し,現在までに研究林で確認されたきのこ種数を明らかにした.文献調査を行った結果,芦生研究林では研究林内で確認されたきのこの…

    HANDLE

  • 溶融Fe-Co合金のアルミニウム脱酸平衡

    Gamutan Jonah, 赤石 康生, 佐藤 丘郭, 三木 貴博 鉄と鋼 109 (1), 33-41, 2023

    <p>Aluminum deoxidation equilibrium of molten Fe-Co alloy was experimentally measured using a chemical equilibrium method and numerically assessed using a sub-regular solution model based on …

    DOI Web Site Web Site 参考文献19件

  • 先天性溶血性貧血を呈した超早産児が発端者となったεγδβサラセミアの1家系

    米本 大貴, 中嶋 美咲, 慶田 裕美, 赤石 睦美, 飯田 浩一 日本周産期・新生児医学会雑誌 59 (1), 127-131, 2023

    <p> εγδβサラセミアはβグロビン遺伝子群とその遺伝子調節領域の欠失による稀なサラセミアである.常染色体顕性遺伝形式をとり,一部は胎児期から新生児期に重篤な溶血性貧血を呈するが,貧血は生後数カ月で自然軽快し乳児期以降は軽症βサラセミア様症状となる.</p><p> 症例は在胎23週,体重602gで出生した男児.出生時にHb …

    DOI 医中誌

  • 生命予後不良因子に基づく,シンプルな甲状腺乳頭癌管理方針フローチャートの提案

    松津 賢一, 杉野 公則, 空閑 陽子, 松井 愛唯, 吉岡 佳奈, 斎藤 慶幸, 正木 千恵, 赤石 純子, ヘイムス 規予美, 岡村 律子, 友田 智哲, 鈴木 章史, 北川 亘, 長濱 充二, 高見 博, 伊藤 公一 日本内分泌外科学会雑誌 40 (3), 145-150, 2023

    <p>甲状腺乳頭癌治療において全摘術が残存甲状腺再発を除く再発を減少させるエビデンスはないが,葉峡部切除術より手術リスクは高い。よって当院では全摘術の適応を生命予後不良症例に限定している。自験例における独立した予後因子は患者(宿主)因子である年齢≥55歳と腫瘍(進行度)因子であるcM1とEx2であった。リスク因子と生命予後を検討したところ,腫瘍因子がなければ年齢によらず生命予後は良好であった。腫…

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  • 兵庫県豊岡市に分布する玄武洞玄武岩活動前の古環境と火山活動

    松原 典孝, 佐野 恭平, 中嶋 灯奈, 藤原 泰誠, 八木 公史, 高橋 崚, 川合 功一 日本地質学会学術大会講演要旨 2023 (0), 469-, 2023

    ...., 1929).玄武洞周辺にはアルカリ玄武岩からなる溶岩やスコリアが分布し,それらは大きく玄武洞玄武岩と赤石溶岩に分けられる(玄武洞団体研究グループ,1991).また,これら玄武岩の絶対年代は,川井・広岡(1966)によって1.61 MaのK-Ar年代が,先山ほか(1995)によって玄武洞溶岩のかんらん石玄武岩について1.53±0.06Ma, 玄武洞対岸の伊賀谷の無斑品質玄武岩について1.75±0.14Ma...

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  • [招待講演] 伊豆衝突帯周辺の中新世地殻変形

    星 博幸 日本地質学会学術大会講演要旨 2023 (0), 58-, 2023

    ...設楽以北では、15.5 Maから12 Ma頃までの間にこの反時計回り弧内回転とその後の赤石構造帯+中央構造線・南信州セグメントの左ずれ断層運動(狩野ほか 1993)が起こったことによって、現在の地質構造の大枠が完成したと考えられる。本講演では、伊豆衝突帯周辺から最近得られた年代測定結果や古地磁気測定結果の概要も交えて、伊豆衝突帯周辺の地殻変形とテクトニック・モデルについて議論する。...

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  • 家庭調理での省エネの工夫によるエネルギー使用量及びCO<sub>2</sub>排出量削減効果

    三神 彩子, 赤石 記子, 笹岡 恵梨, 木村 康代, 長尾 慶子 日本調理科学会大会研究発表要旨集 34 (0), 151-, 2023

    <p>【目的】日本は2050年カーボンニュートラル実現に向け,家庭部門において2030年までに約66%のCO<sub>2</sub>削減(2013年度比)を目指している。家庭においてCO<sub>2</sub>削減に向けた行動変容を促すためには,分かりやすい情報を提供することに加え,節約や時短などのメリットを示すことが重要である。本研究では,家庭調理に焦点を当て,よく家庭で作られているカレーとパ…

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  • (エントリー)赤石山地北部・三波川帯の変成温度解析と熱モデリングによる糸魚川–静岡構造線周辺の地質分布復元

    早川 由帆, 新屋 貴文, 森 宏, 延原 香穂, 山岡 健, 常盤 哲也, 田中 渉, 築島 由理恵 日本地質学会学術大会講演要旨 2023 (0), 289-, 2023

    ...牧本ほか,1996),この熱影響の検討も必要となる.そこで本研究では,赤石山地北部の三波川帯を対象として,炭質物ラマン温度計(Kouketsu et al.,2014)により広域かつ詳細に変成温度構造を明らかにするとともに,横河川変成岩類との対応関係に基づくISTL活動前の地質分布復元,および,貫入熱モデリングとの比較による復元結果の妥当性検証を行った....

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  • マルチチャットボットを用いた対話空間の構築

    日比野 将己, 伊東 黎衣, 赤石 美奈 人工知能学会全国大会論文集 JSAI2023 (0), 4A3GS602-4A3GS602, 2023

    <p>本研究の目的は、曖昧で漠然としているアイデアについて、さまざまな意見を交換し、対話を重ねていくことにより自分の意見を形成していくプロセスを支援する場を構築することである。会議などでは、議題に対する肯定的な意見、否定的な意見、関連する情報の共有や分析結果などの解釈等を経て、問題に対する理解を深め、問題解決や意見の共有などの様々な目的を達成していく。 …

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  • 巨大脱分化型脂肪肉腫の拡大浸潤によって蜂窩織炎を来した1例

    庄司 真美, 赤石 諭史, 小川 令, 桑原 大彰 Skin Cancer 38 (3), 218-222, 2023

    <p>患者は左大腿の腫瘤を自覚していたが,20年以上未治療であった。食欲不振を主訴に受診した際,巨大腫瘤と左下肢全体の発赤,腫脹,熱感を指摘された。CTで大腿伸筋群内に腫瘍と皮下脂肪織の混濁を認め,腫瘍の圧迫によるコンパートメント症候群,腫瘤の感染あるいは出血の可能性を考え同日試験切開を行った。皮膚直下に淡黄色の腫瘍が確認されたが,膿瘍や出血は認めなかった。その後の造影MRIで筋層内の病変は肉腫…

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  • 明治時代におけるbasaltの和名定着の過程

    川村 教一 日本地質学会学術大会講演要旨 2023 (0), 270-, 2023

    ...<p>兵庫県豊岡市赤石には,国の天然記念物「玄武洞」があり,玄武洞に見られる岩石は玄武岩である.玄武岩は中学校1年生の理科で必ず学ぶ火山岩で,我が国ではもっとも親しまれている岩石の名前の一つであろう.ヨーロッパでbasaltと呼ばれていた岩石に玄武岩の和名をあてたのは,小藤文次郎博士(以下,小藤博士)で,明治17年8月発行の『金石学 一名鉱物学』(小藤,1884)が初出である.ただしこの本に命名理由...

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  • X線CTによる礫形状の3次元測定

    溝口 一生, 飯田 高弘, 飯塚 幸子 日本地質学会学術大会講演要旨 2023 (0), 467-, 2023

    ...今回の測定には,静岡県・大井川沿いの5地点の河床から採取した河川礫と,その大井川から流出する河口及び河口より東側に位置する駿河海岸沿いの5地点から採取した海浜礫を用いた.地点毎に礫の大きさに偏りが生じないように,目開き75mmの篩を通り,且つ目開き19mmの篩を通らない礫(礫径としては中礫に相当)を240~270個選んで採取した.大井川の後背地である赤石山地は,白亜紀~中期中新世の付加体の四万十帯からなるが...

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  • ビタミンB<sub>12</sub>欠乏症による高ホモシステイン血症を原因に静脈血栓塞栓症を呈した1例

    後藤 槙, 馬渕 卓, 関口 大樹, 後藤 夕輝, 鈴木 里彩, 酒井 和久, 吉田 尚子, 赤石 雄, 山田 徹, 山脇 正永 日本内科学会雑誌 111 (11), 2285-2291, 2022-11-10

    <p>71歳,女性.静脈血栓塞栓症と診断され,血栓性素因として,ビタミンB<sub>12</sub>欠乏症に起因する高ホモシステイン血症が指摘された.ビタミンB<sub>12</sub>欠乏症の原因は<i>Helicobacter pylori</i>感染症・萎縮性胃炎と考えられた.一次除菌とビタミン補充,抗凝固療法により,静脈血栓塞栓症の再発なく経過した.静脈血栓塞栓症の診療においては,血漿総…

    DOI Web Site Web Site 参考文献7件

  • 腰部交感神経節ブロックを行い治癒にいたった糖尿病性足部熱傷の1例

    庄司 真美, 桑原 大彰, 小川 令, 赤石 諭史 熱傷 48 (3), 90-94, 2022-09-15

     糖尿病を有する患者の足部低温熱傷潰瘍に対し腰部交感神経節ブロック (lumbar sympathetic nerve block : 以下LSNB) を行うことで上皮化が得られた症例を経験した. LSNBは下肢の血流改善効果・交感神経求心路に関与する痛みの緩和効果などがあり, 本症例においても糖尿病性神経障害の緩和目的に施行したが, 施行後より難治性であった創部の良好な収縮を得た. …

    DOI 医中誌

  • 当院で経験したUS-3500における尿糖異常発色フラグについての検討

    小幡 奏子, 馬渕 邦子, 石橋 直美, 絹田 陽子, 赤石 医学検査 71 (3), 436-442, 2022-07-25

    <p>尿試験紙による尿定性検査は,目視法と尿自動分析装置による装置判定法があり,装置判定は濃度判定と同時に異常発色の判定を行う付加機能も有している。今回我々は,全自動尿分析装置US-3500を用いた尿糖の測定で異常発色フラグが表示されたが,目視判定では異常発色を認めない検体を複数経験し,乖離原因の検討を行った。尿糖定量値との比較や数種類のLotの試験紙を用いた測定を行った結果,異常は確認されなか…

    DOI Web Site 医中誌

  • 仙台海岸盛土造成地に植栽した常緑広葉樹の生残と活力度の4年間の推移

    石井 希理, 赤石 佑生, 五安城 達人, 一戸 右京, 斉藤 広晃, 品川 海渡, 柴野 碧, 高橋 快実, 千葉 隆勢, 中楯 拓真, 平野 詩乃, 佐野 哲也 日本森林学会大会発表データベース 133 (0), 519-, 2022-05-30

    <p>著者らは、仙台湾の海岸林再生事業区に植栽された広葉樹について生残率、樹勢(活力度)、成長量を追跡調査している。試験区では、最大20㎝程度に畝立てた幅3mの苗畑に常緑樹を含む20種類ほどが密度2~4個体/m<sup>2</sup>で植栽されている。本発表では、植栽木のうち常緑樹8種について2017~2021年までの4年間の推移を報告する。樹種による生残状況の違いについては、ウラジロガシ、ヤブ…

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  • 大土被りトンネル掘削時の変位挙動に対する異方性を持つ初期地圧の影響

    佐藤 岳史, 中原 史晴, 青木 智幸, 林 為人, 岸田 潔 土木学会論文集F1(トンネル工学) 78 (1), 55-73, 2022

    ...<p> 異方性を持つ初期地圧は,大土被り下での硬質堆積岩の掘削時に特定のトンネル変位を誘起する.異方性を持つ地圧の主応力方向と掘削方向とが相関し,切羽前方に地山応力の非対称的な分布や局所的集中を生じ,切羽通過前後における変位を発生させる.赤石山脈で土被り700m以上の,弾性的性状を示す堆積岩を掘削した箇所で初期地圧を調査し,その主応力方向は調査地域を含む広域的な東西圧縮応力場に整合することを把握した...

    DOI Web Site 参考文献15件

  • 生ごみ削減の実測調査および食品ロス削減効果の可能性

    三神 彩子, 赤石 記子, 日原 真由美, 笹岡 恵梨, 長尾 慶子 日本調理科学会大会研究発表要旨集 33 (0), 174-, 2022

    <p>【目的】循環型社会の構築に向け、資源を大切にし、ごみの発生抑制に資する暮らし方に変えていく必要がある。家から出るごみを見てみると、可燃ごみの半分近くを生ごみが占めており、その内訳は、調理くず、食べ残し、未利用食品等で占められる。また、日本の一人当たりの食品ロス量は約45㎏/年にもなる。これまでに我々は、エコ・クッキングによる調理時のごみ削減効果などについて報告をしてきたが、本研究では、家庭…

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  • 飛彈山脈北部,白馬大雪渓周辺における岩盤斜面の地形変化

    杉山 博崇, 奈良間 千之, 井上 公 日本地理学会発表要旨集 2022s (0), 159-, 2022

    ...</b><b>はじめに</b> </p><p>岩盤崩落は,森林限界以上の高山帯における主要な地形形成プロセスの一つであるが,近年高山帯で増加する人間活動やインフラの影響もあり岩盤崩落事故がたびたび生じている.日本の高山帯では,赤石山脈や飛彈山脈南部において地形変化や土砂収支の実態解明の試みや(松岡ほか,2013),不安定斜面の挙動と気象要素の関係についての研究があるが(岩船,1996;西井・松岡,2012...

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  • 省エネ教育推進による家庭部門の省エネ・CO<sub>2</sub>排出量削減の可能性

    三神 彩子, 赤石 記子, 鶴崎 敬大, 平山 翔, 矢田 麻衣, 長尾 慶子 日本家政学会誌 73 (7), 402-414, 2022

    <p> 気候変動による異常気象は喫緊の課題であり, 気候変動枠組み条約においても気候変動教育の重要性が示されている. 日本が目指す2050年脱炭素化に向け, 「省エネ行動」を国民全体の社会規範として定着させるためには, 学校教育での取り組みが重要だと考える. しかし, これらの教育が実際に家庭でのCO<sub>2</sub>排出量削減に寄与するのかを定量的に明らかとしたものは見当たらない.</p…

    DOI

  • 東京都の家庭料理 地域の特徴

    伊藤 美穂, 赤石 記子, 色川 木綿子, 宇和川 小百合, 大久保 洋子, 香西 みどり, 加藤 和子, 佐藤 幸子, 白尾 美佳, 成田 亮子 日本調理科学会大会研究発表要旨集 33 (0), 182-, 2022

    <p>【目的】平成24、25年度特別研究「次世代に伝え継ぐ日本の家庭料理」に基づき、昭和35~45年頃に食べられていた東京都における家庭料理について聞き書き調査を実施し、地域の食事の特徴を明らかにすることを目的とした。</p><p>【方法】調査対象地域を東京都23区(台東区・世田谷区・中野区・杉並区・品川区・板橋区・練馬区)、都下(日野市・奥多摩町)、島しょ(新島・式根島)の3地域に分け、70歳…

    DOI

  • フィールド科学教育・研究のためのフィールドワーク体験蓄積とサイバーフィジカル教育研究支援

    中村 裕一, 近藤 一晃, 赤石 大輔, 徳地 直子 情報知識学会誌 31 (4), 428-433, 2021-12-18

    <p> 学術情報メディアセンターとフィールド科学教育研究センターの有志でフィールドに関するデータの蓄積・活用に関する検討を行ってきた.本稿では,その一つの試みとして,フィールドワークの体験を記録して教育・研究に活用する枠組みについて紹介する.また,高校生のような若い世代に仮想的なフィールドワークをしてもらう試み(サイバーフィールドワーク) …

    DOI HANDLE Web Site ほか1件

  • 自然保護活動等に関する世代間の参加意識の差とその要因

    赤石, 大輔, 法理, 樹里, 徳地, 直子 地域自然史と保全 43 (2), 105-122, 2021-12

    自然保護活動等に関する一般市民の参加意識の差とその要因を明らかにするため, 全国3, 000 人にインターネットアンケートを行い, (1) 自然保護団体の認知度, (2) 自然保護活動等に関する情報を得ている媒体, (3) 自然保護活動等への参加意欲を決定する要因について, 一般化線形モデルを用いて解析した。最適モデルでは多くの項目で『世代』が説明変数として採用され, …

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  • 現代における「人間の問い」の意義 ―真下信一とマルクス・ガブリエルの哲学―

    赤石, 憲昭, AKAISHI, Noriaki 現代と文化 : 日本福祉大学研究紀要 (142) 31-62, 2021-03-31

    本稿では,真下信一の「ヒューマニズム」の哲学のアクチュアリティを示すため,現代ドイツの哲学者マルクス・ガブリエルの議論との比較検討を行った.真下とガブリエルの哲学の内容には極めて多くの一致点が見られる.このことは,両者がともに,人間の普遍的価値を信じ,その本質である自由や,それを実現する社会の仕組みである民主主義の実現を目指すとともに,それを妨げようとするもの(ファシズム,自然主義,デジタル全体…

    機関リポジトリ Web Site

  • 腹臥位手術時の気管チューブの事故抜管を防ぐチューブ固定法の工夫

    赤石 敏, 古川 宗, 久志本 成樹 日本臨床麻酔学会誌 41 (2), 166-170, 2021-03-15

    <p>術中の気管チューブ事故抜管は危険な術中合併症の一つであるが,さらにそれが腹臥位で起きた場合には致命的となる可能性がある.それを防止するために当科で10年以上前から行ってきた,腹臥位手術時の気管チューブの固定法であるear-hooking法を紹介する.</p>

    DOI Web Site 医中誌 参考文献3件

  • 多角的な視点に基づくニュース理解支援のための可視化手法の提案

    森, 一輝, 赤石, 美奈 第83回全国大会講演論文集 2021 (1), 337-338, 2021-03-04

    本研究は,ニュース等の特定の話題に対する大量の情報を多角的な視点から直観的に理解するための支援を目的とする.このため,特定の話題に対する情報を分割し,話題に対する異なる観点から情報が比較できる可視化手法を提案する.具体的には,Twitterにおける特定の話題に対するツイートをクラスタリングし,各クラスタのツイート発信者の特徴と発信内容を,単語間の関係として可視化する.可視化結果から話題に対する多…

    情報処理学会

  • Twitter発話文に含まれる固有表現のラベル体系を考慮したユーザの属性推定

    坂本, 裕樹, 赤石, 美奈 第83回全国大会講演論文集 2021 (1), 399-400, 2021-03-04

    近年,対話システムに関する研究が活発に行われている.本研究では,ユーザの属性に基づく対話システムのパーソナライズを目的とし,ユーザのTwitter発話文から,ユーザの3属性(年代,職業,興味地域)を推定する手法を提案する.提案手法は,2層の処理により3属性を推定する.第1層は,ユーザの発話文に含まれる固有表現を抽出し,そのラベル体系に基づいて数種類の発話集合に分類する.第2層は,第1層により分類…

    情報処理学会

  • 四国固有種イシヅチザクラの分布と遺伝的多様性、集団遺伝構造

    西原 寿明, 坪田 幸徳 森林遺伝育種 10 (1), 1-12, 2021-02-18

    ...水平分布は、石鎚山系二の森から赤石山系エビラ山までであることが判明した。垂直分布は主な生育地では標高1,700 ~1,980mであったが、蛇紋岩地帯では1,400 ~1,700mとより低い標高に分布していた。イシヅチザクラの生育地は、主にシラベ林の林縁やギャップ、岩礫地の低木林であった。...

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  • 赤石山地における山向き低崖の分布規定要因と山地の地形発達における位置づけ

    岩瀬 東吾 日本地理学会発表要旨集 2021s (0), 76-, 2021

    ...赤石山地では堆積学や熱年代学の観点から隆起史・隆起形態が明らかにされつつあり,これらの成果を援用することで,隆起を含めた赤石山地全体の地形発達史における山体重力変形の位置づけを議論した。</p><p>2.方法</p><p>対象地域は糸魚川—静岡構造線から中央構造線までにわたる狭義の赤石山地および巨摩山地と身延山地を含む約4,700km<sup>2</sup>である。...

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  • 赤石山脈の高山帯で発見されたスルガコバネヒシバッタ

    四方 圭一郎 伊那谷自然史論集 22 (0), 55-56, 2021

    ...赤石山脈南部の上河内岳でスルガコバネヒシバッタ Formosatettix surugaensis を記録した.この種は亜 高山帯に生息することが知られていたが,今回は高山帯の草地で発見された.日本ではこれまで高山帯に生息 するヒシバッタ類は知られておらず,今回が初めての報告となる....

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  • 外斜視を伴う患者の白内障手術前後の眼位変化

    赤石沢 智帆, 干川 里絵, 飯田 嘉彦, 石川 均, 庄司 信行 日本視能訓練士協会誌 50 (0), 123-128, 2021

    <p><b>【目的】</b>外斜視を伴う患者の白内障手術前後の眼位、斜視角、複視の有無の変化について検討した。</p><p><b>【対象・方法】</b>北里大学病院にて白内障手術を施行し、術前後に眼位検査を施行した外斜視患者58例、平均年齢68.4±10.5歳。眼位、斜視角の検査は交代プリズムカバーテストにて行い術前後で眼位、斜視角、複視の有無を比較検討した。</p><p><b>【結果】</b>…

    DOI Web Site 医中誌 参考文献7件

  • 赤石山地北部・西南日本外帯基盤岩の変成温度解析および熱モデリングによる甲斐駒ヶ岳花崗岩体の貫入熱影響評価

    野部 勇貴, 森 宏, 水村 裕紀, 山岡 健, 纐纈 佑衣, 常盤 哲也 日本地質学会学術大会講演要旨 2021 (0), 221-, 2021

    ...小渋川地域より北の赤石山地北部では,ねじ曲がり構造の影響が顕著であると考えられるものの,甲斐駒ヶ岳花崗岩体が大規模に貫入しており,温度構造解析に基づく基盤岩評価には,この貫入熱影響を考慮する必要がある.そこで本研究では,赤石山地北部・黒川地域の西南日本外帯基盤岩を対象に,変成温度解析と熱モデリングを併用した貫入熱影響評価を行った....

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  • 2019年台風第15号・第19号に対する避難行動の比較分析と地域特性を反映した災害情報資料の提供の提案

    加治屋 秋実, 赤石 一英, 横田 崇, 鶴崎 浩人 災害情報 19 (2), 145-155, 2021

    <p>2019年9月、大島町では、台風第15号の接近に伴う暴風により、住家・非住家損壊1522件等の被害が発生した。このときの避難率は4%であった。その約一ヵ月後にも台風第19号が接近し、避難率は11%に向上した。この避難率の向上は、台風情報の報道の効果や台風第15号による被災経験が影響した結果であると考えられた。これらの台風の事例における避難行動の分析結果から、住民は、避難勧告によって避難の判…

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  • 酵母の違いがパンの品質に与える影響

    山田 密穂, 小泉 昌子, 赤石 記子, 峯木 眞知子 日本家政学会誌 72 (12), 796-807, 2021

    <p> 天然酵母パンについては, 広く知られている白神こだま酵母 (以下, S), ホシノ天然酵母パン種 (以下, H) があるが, それらについての基礎的な研究は少ない. 本研究では, これら2種と対照酵母としてインスタントドライイースト (以下, D) を用いて食パンを調製し, パンの品質および食味特性を比較・検討し, 食パンに与える酵母の影響と特性を明らかにすることを目的にした. …

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  • 東京都の家庭料理 行事食の特徴

    成田 亮子, 赤石 記子, 伊藤 美穂, 色川 木綿子, 宇和川 小百合, 大久保 洋子, 香西 みどり, 加藤 和子, 佐藤 幸子, 白尾 美佳 日本調理科学会大会研究発表要旨集 32 (0), 152-, 2021

    <p>【目的】平成24,25年度特別研究「次世代に伝え継ぐ日本の家庭料理」に基づき、昭和35〜45年頃に食べられていた東京都における家庭料理について聞き書き調査を実施し、次世代に伝え継ぐ家庭料理における行事食の特徴を検討した。</p><p>【方法】東京都23区(台東区・世田谷区・中野区・杉並区・品川区・板橋区・練馬区)、都下(日野市・奥多摩町)、島しょ(新島・式根島)の3地域に分け、70歳以上の…

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  • 小児・若年者甲状腺癌の病理学的特徴

    加藤 良平, 赤石 純子, 杉野 公則, 近藤 哲夫, 伊藤 公一 日本内分泌・甲状腺外科学会雑誌 38 (3), 168-174, 2021

    <p>小児・若年者(20歳以下)を主体に発生する甲状腺癌は,成人以降に発生する通常型甲状腺癌とは異なる組織所見を示すものがあり,それらは臨床経過も特徴的であることが知られている。最も頻度が高いのは通常型の乳頭癌であるが,小児・若年者ではいわゆる“若年型乳頭癌”といえる特徴的組織所見を示す亜型群が発生する。その中には充実亜型,びまん性硬化亜型,篩状・モルレ亜型などが含まれる。乳頭癌以外では,家族性…

    DOI Web Site 医中誌

  • 内視鏡的粘膜下層剝離術にて切除した右梨状陥凹に発生した脂肪腫の1例

    赤石 千香, 佐野 俊和, 阿部 寛子, 菅井 有 日本消化器内視鏡学会雑誌 63 (12), 2453-2459, 2021

    <p>症例は83歳,男性.嚥下時違和感を主訴に受診した.内視鏡検査にて下咽頭右梨状陥凹に表面平滑で黄色調の粘膜下腫瘍を認めた.CT検査では右梨状窩付近に境界明瞭な低吸収腫瘤を認め,MRI検査ではT1及びT2強調画像で高信号,脂肪抑制T1強調画像で低信号を呈し,著明な拡散異常や内部造影効果は認めなかった.以上の検査結果より脂肪腫の診断で,耳鼻咽喉科の協力の下,彎曲型喉頭鏡にて喉頭展開を行い,内視鏡…

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  • 長野県南部赤石山地の白亜紀―古第三紀テクトニクス

    中村 佳博, 宮崎 一博, 高橋 浩 日本地質学会学術大会講演要旨 2021 (0), 136-, 2021

    ...<p>長野県南部に分布する赤石山地は,中央構造線を境界に領家花崗岩類と三波川帯―みかぶー秩父帯―四万十付帯が帯状に分布している.これらの基盤岩類は,中新世の伊豆―小笠原弧多重衝突に関連した回転変位によって現在の帯状分布が形成されたと考えられてきた(例えば狩野2002)....

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  • 赤石地域の三波川変成岩の延性剪断センスから見た伊豆弧の衝突によるまくれあがり構造

    粟山 湧生, 高木 秀雄 日本地質学会学術大会講演要旨 2021 (0), 222-, 2021

    ...<p><b>目的</b>:中部日本に存在する三波川帯,秩父帯,および四万十帯は赤石山地を境として屈曲しており,さらに一般走向傾斜は赤石岳付近を境界として赤石山地南部では北東-南西走向・北西傾斜,北部では南-北走向・東傾斜に変化している.松島 (1973, 1997) によると,日本海の開裂に引き続く伊豆-小笠原孤の衝突により,これら3帯は“逆くの字型”にねじり曲がるだけでなく,北部がまくれ上がったとしている...

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  • 日本理化学協会と電気学会との連携活動

    大島 正明, 赤石 定治 電気学会誌 140 (10), 660-663, 2020-10-01

    <p>1.日本理化学協会との連携活動</p><p>「電気の知識を深める活動WG(電気の知識WG)」を母体として2020年2月12日に発足した社会連携委員会の設置趣意書には,「電気学会と社会との連携のあり方を初中等教育や教養教育を含む,一般の教育や学習の分野を中心に審議し,具現化することを目的とする」と書かれてい</p>

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  • 自己―他者―社会の意思決定

    大島 尚, 石田 裕昭, 谷口 尚子, 赤石 れい, 則武 厚, 亀田 達也 日本心理学会大会発表論文集 84 (0), IS-007-IS-007, 2020-09-08

    ...続いて赤石が,神経科学と行動経済学の観点から社会の中での個の意思決定について概観する。次に則武は,霊長類を用いたシステム神経生理の観点から,他者から影響を受ける主観的な報酬価値の神経メカニズムについて示す。...

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  • アンケートを用いた日本における検査技師による心エコー図検査の現状調査

    島田 恵, 赤石 心臓 52 (8), 860-866, 2020-08-15

    <p> 背景・目的:心エコー図検査における検査技師の役割は重要だが,施設ごとにその運用が異なり,標準化されていない.本研究は,各医療施設において検査技師による心エコー図検査がどのように実施されているかをアンケート調査し,日本における心エコー図検査施行の現状と課題を明らかにすることを目的とした.</p><p> …

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  • 乳頭温存乳房切除術における根治性と乳頭壊死にかかわる因子について

    蒔田 益次郎, 眞鍋 恵理子, 青木 宏信, 有馬 樹里, 金子 繭子, 赤石 諭史 Oncoplastic Breast Surgery 5 (2), 35-43, 2020-06-30

    <p> 根治性を確保して安全に乳頭を残せる乳頭温存乳房切除術 (NSM) とその管理法に関する要点を決めた後, 2017年1月〜2019年1月の原発性乳癌221例のうち100例の乳房切除例を前向きに集積し, 要点の遵守状況と切除率と乳頭壊死について検討した。切除率は切除標本の幅を, CT上乳頭を通る水平断画像の正中〜広背筋前縁の距離で除した百分率とした。NSM21例, 乳房切除術 (Bt) …

    DOI 医中誌

  • コミュニティ意識が一般市民の意識レベルにおける海岸清掃活動への参加意欲におよぼす影響

    法理 樹里, 赤石 大輔, 徳地 直子 沿岸域学会誌 32 (4), 51-59, 2020-03-31

    <p><b>要旨:</b>地球環境問題とされる海洋ごみ問題を解決するための環境保全行動の一つである,海岸清掃活動への参加意欲と,地域に対する愛着や連帯感といったコミュニティ意識との関連を可視化し,将来的にも自然と共生できる持続可能な社会を構築するために,環境保全行動(海岸清掃活動)への参加意欲を高める対策を考察することを目的としてアンケートを実施した。分析の結果,コミュニティ意識として,「地域へ…

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  • 物語キャラクターの会話の特性を利用したテキストコミュニケーション手法の提案

    矢吹, 理紗, 赤石, 美奈 第82回全国大会講演論文集 2020 (1), 425-426, 2020-02-20

    昔から人間同士がコミュニケーションを取る手段として手紙や電報などテキスト文が用いられてきた。現在ではメールやSNSでテキストを用いてコミュニケーションを取る。やり取りを行うテキストには文面の意味の他に書き手の感情が含まれている。ときに書き手側と受け手側で認識の誤差が発生する。本研究ではテキストに含まれる感情を抽出し、それによりユーザが入力するテキストに含まれる感情とユーザ自身の感情をポジティブな…

    情報処理学会

  • 競技かるたにおける競技者情報に基づく定位置考案支援システムの構築

    澤田, 媛, 赤石, 美奈 第82回全国大会講演論文集 2020 (1), 347-348, 2020-02-20

    本研究の目的は、競技かるたにおける「よりよい札配置」の尺度を明らかにし、競技かるた初心者に対して、競技者の特徴に基づいた札配置考案の支援をすることである。競技かるたでは、全100枚の札配置を予め決めておき、これを基準とし、持ち札25枚の組み合わせに応じて配置を最適化することで、効率的な札暗記を可能にする。競技者にとって暗記しやすく取りやすい札配置の考案が勝敗に影響し、重要である。しかし、この配置…

    情報処理学会

  • 感性的嗜好に基づく旅行先推薦システムの構築

    小南, 佑介, 赤石, 美奈 第82回全国大会講演論文集 2020 (1), 381-382, 2020-02-20

    本研究では、ユーザーの潜在的な嗜好へのアプローチにより、ユーザー自身がまだ言語化出来ていないが、好む可能性のある潜在的な旅行先推薦システムの構築を行う。ユーザーは好みの画像を選択することにより、感性的な嗜好を表出化する。画像には、あらかじめ、画像の印象についての“タグ”が付与されており、そのタグを日本語WordNetに基づき概念化することによって、画像の特徴量ではなく、画像から得られる印象語に基…

    情報処理学会

  • 腹腔鏡下胆囊摘出術時の落下結石により腹腔内肉芽腫を形成した1例

    赤石 隆信, 梅原 豊, 谷地 孝文, 石戸 圭之輔, 髙橋 賢一, 袴田 健一 日本腹部救急医学会雑誌 40 (1), 39-43, 2020-01-31

    <p>症例は63歳の女性で,61歳時に胆囊結石症に対し腹腔鏡下胆囊摘出術(以下,LC)を施行された。術後6ヵ月目に右側腹部痛が出現したため当院を受診し,CTおよびMRIで右腹壁内側と右横隔膜下にそれぞれ長径35mmと10mmの不整な腫瘤を認めた。LC後の遺残膿瘍と考えられ,CTによる経過観察を行う方針とした。初診から3ヵ月後のCTで腫瘤はいずれも増大しており,さらに右腹壁腫瘤は右大腰筋への浸潤が…

    DOI Web Site 医中誌

  • 30 m DEMを用いた山頂周辺の起伏と平均傾斜に基づく日本の山の険しさの評価

    山田 周二 日本地理学会発表要旨集 2020a (0), 69-, 2020

    ...</p><p>山頂周辺の起伏および平均傾斜の分布を見ると,いずれも,飛騨山脈および赤石山脈に,大きな値の山頂が集中する.起伏が750 m以上の山頂は,その73%が飛騨山脈および赤石山脈に分布しており,残りの27%は,石狩,日高,越後,木曽,両白,紀伊,四国山地に散在している.平均傾斜が35°以上の山頂は,その87%が飛騨,赤石山脈に分布しており,残りの13%は,日高,紀伊,四国山地にみられるのみである...

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  • 赤石山脈南部,聖岳,上河内岳,茶臼岳の蛾類

    四方 圭一郎, 金子 岳夫, 枝 恵太郎, 岸本 年郎, 米山 富和 伊那谷自然史論集 21 (0), 33-45, 2020

    ...赤石山脈南部高山帯の蛾類相を明らかにするために,2016年と2017年に調査をおこなった.その結果13科204 種の蛾類が記録された.赤石山脈で既存記録のある高山種4科23種のうち4科13種を確認することができ,ハイ マツコヒメハマキ,タカネツトガ,シロテンサザナミナミシャク,ウチジロナミシャク,ホッキョクモンヤガ の5種は,聖岳より南の地域で新たに分布を確認することができた....

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  • ライチョウの域内保全の成果と今後の展望

    小林 篤 市立大町山岳博物館研究紀要 5 (0), 7-10, 2020

    ...また、ケージ保護した雛は北岳を離れ塩見岳や赤石岳といった山岳まで分散したことが確認されており、南アルプス全体の個体数の増加に寄与していることがわかった。...

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  • 烏頭赤石脂丸が奏効した3症例

    野上 達也, 久永 明人, 金原 嘉之, 渡り 英俊, 藤本 誠, 柴原 直利, 嶋田 豊 日本東洋医学雑誌 71 (2), 131-136, 2020

    ...烏頭赤石脂丸の使用報告は少なく,適応病態は明らかではないが,高度の胸痛,腹痛の治療時には考慮すべき処方であると考える。</p>...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献1件

  • 甲状腺手術時の非操作側の反回神経に与える影響について~持続神経モニタリングの使用経験より~

    友田 智哲, 杉野 公則, 小野 怜子, 山崎 春彦, 正木 千恵, 赤石 純子, ヘイムス 規予美, 鈴木 章史, 松津 賢一, 宇留野 隆, 大桑 恵子, 北川 亘, 長濱 充二, 伊藤 公一 日本内分泌・甲状腺外科学会雑誌 37 (4), 310-314, 2020

    <p>症例は右声帯麻痺を認める57歳の男性。甲状腺右葉に2.1cmの腫瘍を認め,細胞診で乳頭癌(cT4aEX2右反回神経N0M0)と診断し甲状腺全摘術およびD1郭清術を予定。甲状腺左葉側から手術開始し,左迷走神経にAPS<sup>TM</sup>電極を手術開始から終了まで装着した。左側終了時には左迷走神経のAmplitudeは低下を認めず(1,251<i>μ</i>V),右側の術操作を開始した。…

    DOI Web Site 医中誌

  • 調理の基本操作における省エネ行動によるCO<sub>2</sub>排出量削減効果の定量化

    三神 彩子, 赤石 記子, 井上 理一郎, 長尾 慶子 日本家政学会誌 71 (10), 648-656, 2020

    <p> 近年, 地球温暖化を伴う気候変動対策として, 家庭における二酸化炭素の排出抑制が課題となっている.</p><p> 本研究では, 調理の基本操作における省エネ行動の効果を定量化するため, 現在流通している調理機器や調理器具を用い, 設定した条件下での電気及びガスの使用量を測定し, どの程度のCO<sub>2</sub>排出量削減効果があるかを算出することとした.</p><p> …

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  • 当施設における双胎妊娠の羊水検査の合併症リスク

    舟木 哲, 佐々木 愛子, 池袋 真, 嘉村 駿佑, 小野寺 洋平, 赤石 理奈, 和田 誠司, 小澤 伸晃, 西山 深雪, 左合 治彦 日本周産期・新生児医学会雑誌 56 (3), 432-436, 2020

    <p> 近年の生殖補助医療の普及により双胎妊娠は増加してきたが,単一胚移植の推奨などにより,本邦の双胎出生数は全出生の約1.0%程度を占めている.一方で,双胎妊娠は単胎妊娠に比べ染色体異常の割合が増加するといわれており,出生前遺伝学的検査の重要性は増している.双胎妊娠における羊水検査の合併症は欧米諸国では1〜4%程度と報告されているが,本邦における報告はない.よって,当施設で施行した双胎妊娠の羊…

    DOI 医中誌

  • 神経回路のマルチスケール的な情報処理の原理

    赤石 れい 日本神経回路学会誌 26 (1-2), 15-24, 2019-06-05

    <p>人間らしい情報処理とは何であろうか.昨今の機械学習やAI技術の発展によりこのような問いはその重要性を増している.人間にしかできず人工の知性にはまだ手が届きそうに無い計算の原理というものはあるのであろうか.このような重要な問いに対して簡単な答えは無さそうには見える.このような問いに答えうる分野として脳科学がある.たしかに神経システムの研究においても機械学習のアイデアが非常に大きな影響を与えて…

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献14件

  • 青森県深浦地域に分布する新第三系層状マンガン鉱床の放散虫化石と地質年代

    坂井 志緒乃, 伊藤 孝, 上栗 伸一, 本山 功, 小室 光世 地質学雑誌 125 (4), 297-305, 2019-04-15

    ...i>L. pylomaticus</i>帯から<i>H. parviakitaense</i>帯(鮮新世:5.4~2.7Ma)に形成された地層であると推測される.酸化マンガン層とその上位の凝灰質砂岩の間には,約700万年間の無堆積があったと考えられる.従来,北一鉱床の酸化マンガン層および凝灰質砂岩は下部中新統上部の田野沢層に対比されてきた.しかし本研究の結果は,年代的に周辺地域に分布する大童子層,赤石層...

    DOI Web Site Web Site 参考文献21件

  • 有向グラフとCoordinated Multiple Viewsによる時系列情報の可視化

    河田, 裕成, 細部, 博史, 赤石, 美奈 第81回全国大会講演論文集 2019 (1), 255-256, 2019-02-28

    新聞やSNS等のメディアでは、時事情報は逐次的に更新や訂正が行われる。こうした時系列的変化の可視化は、メディアにおける傾向分析等に有用である。しかし、長期に渡って変化した時事情報の可視化処理を人手で行うには手間がかかる。本研究では、複数の有向グラフをビューとして連携させ、時事情報変化の特性を可視化する手法を提案する。まず、既存手法を用いて、特定の時事情報に関する記事群を1つの有向グラフに変換する…

    情報処理学会

  • 東京都の家庭料理 副菜の特徴

    色川 木綿子, 赤石 記子, 伊藤 美穂, 宇和川 小百合, 大久保 洋子, 香西 みどり, 加藤 和子, 佐藤 幸子, 白尾 美佳, 成田 亮子 日本調理科学会大会研究発表要旨集 31 (0), 201-, 2019

    <p>【目的】平成24,25年度特別研究「次世代に伝え継ぐ日本の家庭料理」に基づき,昭和35〜45年頃に食べられていた東京都における家庭料理について聞き書き調査を実施し,次世代に伝え継ぐ家庭料理における副菜の特徴を検討した。</p><p>【方法】東京都23区を東部(台東区),西部(世田谷・中野・杉並区),南部(品川区),北部(板橋・練馬区),都下(日野市・奥多摩町),島しょ(新島・式根島)の6地…

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  • 調理の基本操作における省エネ行動によるCO<sub>2</sub>排出量削減効果

    三神 彩子, 赤石 記子, 井上 理一郎, 長尾 慶子 日本調理科学会大会研究発表要旨集 31 (0), 170-, 2019

    <p>【目的】2016年に発効したパリ協定で,日本は2030年度に26%(2013年度比)の温室効果ガス削減を表明しており,家庭部門においても大幅な削減が求められている。これまでに我々は,食生活におけるCO<sub>2</sub>削減に関し,調理行動がどのような影響を与えるのかを継続して調査してきた。本研究では,昨今の調理機器の改良に合わせ,現在販売されている調理機器を用いて,調理の基本操作にお…

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  • 土砂災害に対する適切な避難のための地域住民によるグループワークと大島町の独自避難基準

    加治屋 秋実, 赤石 一英, 横田 崇, 関谷 直也, 草野 富二雄, 鶴崎 浩人 災害情報 17 (2), 109-119, 2019

    <p>大島町では、2013年10月16日に伊豆大島で起こった土砂災害後の避難率が顕著に低下した。</p><p>そこで、避難を促すための手立てとして、住民自らが土砂災害リスクや避難行動に関する問題点とその対処方法について意見交換を行うグループワークを一部の地区で実施し、避難率の向上が見られた。また、適切な避難勧告・避難指示(緊急)の運用のために、土砂災害と降水量との関係を用いて、避難勧告の空振りを…

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  • 人工股関節全置換術前後における靴下着脱動作に対して主観的な困難さと股関節複合動作評価との関連性の検討

    葛西 貴徹, 五十嵐 林郷, 成田 陽祐, 齋藤 尚哉, 佐々木 英嗣, 赤石 孝一 理学療法学Supplement 46S1 (0), H2-16_1-H2-16_1, 2019

    <p>【はじめに、目的】</p><p>人工股関節全置換術(THA)は患者満足度の高い手術であるが,可動域制限によって靴下着脱に難渋する例があり,術中に軟部組織を切離することで可動域の拡大を図ることがある.術後は股関節過屈曲や股関節屈曲内旋動作による人工股関節の脱臼リスクを避けるために,開排パターンによる靴下着脱動作の獲得が理想とされるが,動作の自立や困難さを検討するための最適な股関節複合動作の評…

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  • <一般演題抄録>多発肝転移を伴う切除不能膵癌に対してFOLFIRINOX療法が著効しconversion surgeryを施行し得た1例

    小笠原 宏一, 石戸 圭之輔, 原 裕太郎, 赤石 隆信, 工藤 大輔, 木村 憲央, 米内山 真之介, 陳 豫, 斎藤 絢介, 高畑 武功, 佐藤 温, 袴田 健一 弘前医学 70 (1), 94-94, 2019

    【症例】 症例は50歳、女性。20XX年春に上腹部痛、白色便、黄疸の症状を認め精査加療目的に当院消化器内科へ紹介となった。精査の結果、膵頭部癌および多発肝転移の診断を受けた。遠隔転移を有する切除不能膵癌に準じてFOLFIRINOX療法が開始された。計18コース施行した時点で画像上のPRが得られたため、手術の方針となり20XX+1年春に当科紹介となった。局所は切除可能であり、多発肝転移はほぼ消失し…

    DOI 機関リポジトリ HANDLE ほか1件

  • 東京都北区におけるリデュースクッキングレシピの開発

    日原 真由美, 三神 彩子, 赤石 記子, 長尾 慶子 日本調理科学会大会研究発表要旨集 31 (0), 120-, 2019

    <p>【目的】近年,地球環境問題が深刻化する中,環境に配慮した食生活が重要となってきている。北区のごみ排出量は一人一日あたり約660gと都内平均よりも少ないものの,有効活用できるものが多く含まれている。東京家政大学と東京都北区では,2013年度より,ごみ減量啓発活動「リデュースクッキング」を推進している。リデュースクッキングとは普段の調理で処分しがちな食材や使い切れず廃棄している食材を有効活用す…

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  • リンゴの低アレルゲン化と抗酸化性に及ぼす調理条件の影響

    赤石 記子, 織部 真由, 畔上 ほのか, 長尾 慶子 日本調理科学会大会研究発表要旨集 31 (0), 89-, 2019

    <p>【目的】果物による食物アレルギーは幼児期以降,後発的にあらわれる人が多く,原因食品を除去しながら食生活をコントロールしている。中でもリンゴは離乳食や給食での出現頻度が高い。生食のほか菓子類やジャム,ジュースに加工されることが多く,種々の加熱法が施される。加熱により一部の抗原が低下するといわれているが,実際の調理事例に当てはめた報告は少ない。そこで今回は加熱条件を変えて調製したリンゴ試料を対…

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  • 西津軽の小中学校における防災教室の実践と応用

    小岩 直人, 高橋 未央, 佐々木 篤史, 池原 朔哉 日本地理学会発表要旨集 2019s (0), 297-, 2019

    ...<br><br><b>2.地域概観</b><br><br>青森県西部の日本海側に位置する鰺ヶ沢町は,東西約20km,南北約40km,総面積が約340km<sup>2</sup>を有する町である.人口は約1万人である.町内は,中期更新世以降に形成された数段の海成段丘面が分布している.また,岩木山や白神山地を源にもつ中村川・赤石川の流路沿いには,河成段丘が分布している.下流部には氾濫原や離水ベンチが広く...

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  • 健常成人における運動回数の違いによる腎血流量の変化

    赤石 翔一, 小河原 由香, 大塚 智文 理学療法学Supplement 46S1 (0), C-75_2-C-75_2, 2019

    <p>【はじめに、目的】</p><p>慢性腎臓病(以下CKD)は、終末期慢性腎臓病(以下ESKD)に至る前の、保存期CKDへの介入による進行予防が期待されている。特に、ESKDへの治療には、年間1.5兆円以上を要し、心血管疾患の合併による致死率が非常に高いため、新たな生活習慣病として注目されている。一方で、現在CKDに対し、腎機能を改善する運動療法に関する報告は少ない。我々の先行研究では、健常人…

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  • 学級運営への社会ネットワーク分析の応用

    赤石 仁, 中野 光臣 熊本高等専門学校研究紀要 10 (0), 67-70, 2019

    It is important to manage the classes to grasp the relationships of students within the class and to assign appropriate roles. However, long-term observation is necessary to grasp them. In this …

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  • 大学病院総合診療科初診患者のうつ状態を評価するためのハミルトンうつ病評価尺度の有用性

    阿部 倫明, 野崎 裕之, 中川 高, 八木橋 真央, 石沢 興太, 奥田 拓史, 赤石 哲也, 田中 淳一, 大澤 稔, 沼田 健裕, 菊地 章子, 高山 真, 奈良 正之, 小野寺 浩, 富田 博秋, 石井 正 日本病院総合診療医学会雑誌 14 (6), 556-563, 2018-11-30

    大学病院総合診療を受診する初診患者の多くは他施設受診歴があり,また複雑な主訴を呈しており,なかなか診断がつかないことをしばしば経験する。その理由として器質的疾患のみならず気分障害などの精神疾患が混在している可能性が考えられている。本研究では 2016 年から 2017 年に東北大学病院総合診療外来を受診した初診患者 362 名のうち 226 …

    DOI Web Site 医中誌

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