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検索結果 1,454 件

  • 往復2車線道路における自転車と自動車の追越行動を考慮した自転車通行空間の整備効果に関する研究

    小川 圭一, 六郷 文昭 交通科学 55 (1), 1-14, 2024-04-25

    ...滋賀県では自転車で琵琶湖を1周する「ビワイチ」による観光振興をおこなっているが,琵琶湖を1周する湖岸道路の多くは往復2車線道路であり,県内の幹線道路として機能しているため自動車交通量も多い.このため,車道通行の自転車が増加することによる自転車の安全性の確保と,自動車の幹線道路としての機能とを両立させることが課題となっている.本研究では,湖岸道路のような往復2車線道路を対象に,エージェントシミュレーション...

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  • ワイヤロープ設置区間の新たな接触事故対策が交通挙動に与える影響分析

    小野 ひかり, 柿元 祐史, 松戸 努, 浜岡 秀勝 交通工学論文集 10 (3), B_1-B_7, 2024-04-01

    ...具体的には秋田自動車道をフィールドとして、走行位置を明示させる「車線中央ドットライン」および「立体路面表示」を設置し、アンケート調査やビデオ調査により利用者意識や車両走行位置の変化を把握した。その結果、新たな対策を実施することによって、車線中央へ誘導する効果やドライバーの漫然運転を防止する効果が発現することを明らかにした。</p>...

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  • 中央道SAの舗装に打ち換え後1年で穴

    日経コンストラクション = Nikkei construction (804) 19-, 2024-03

    ...トラブル 世紀東急工業が打ち換えた中央自動車道駒ケ岳サービスエリア(SA)の舗装で、供用再開の約1年後に厚さ不足の箇所が見つかった。発注者の中日本高速道路会社は2024年1月9日から1カ月、同社に入札参加の資格登録を停止する措置を講じた。 世紀東急工業…...

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  • 福井県の観光産業に関する現状と一考察

    禿 寿 仁愛大学研究紀要. 人間学部篇 (22) 43-55, 2024-02-20

    ...福 井県においても、中部縦貫自動車道県内区間の開通、北陸新幹線福井・敦賀間開業といった誘客拡 大の好機が目前に迫っている中、観光の現状について知ることは重要である。 本論では、はじめに観光とはいったいどのような産業なのかを明らかにし、その後、国外から の観光客と国内からの観光客に分け、それぞれの観光客動態と経済動態を確認した。...

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  • 都市間高速道路における車線規制時の交通容量に関する分析

    櫻井 光昭, 上畑 旬也, 青木 隆志, 小根山 裕之 交通工学論文集 10 (1), B_32-B_41, 2024-02-01

    ...そこで本稿では、都市間高速道路である東名高速道路と中央自動車道で実施した工事車線規制を対象に渋滞発生時交通流率(BDF)及び渋滞中交通流率(QDF)に着目して車線別、規制形態別の交通容量の実態を把握するとともに、トラカンデータによる交通状況分析及び ETC2.0 プローブデータを用いた交通流の分析を行い、渋滞発生メカニズムについて考察した。</p>...

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  • 実道路における歩行実験に基づく視覚障害者の道路横断支援ツールに対するユーザ評価に関する実証的研究

    稲垣 具志, 藤澤 正一郎, 髙橋 和哉, 寺倉 嘉宏 交通工学論文集 10 (1), A_265-A_271, 2024-02-01

    ...<p>道路横断のタスクを視覚情報のない状態で行わなければならない視覚障害者に対して,視覚障害者誘導用ブロック,音響式信号機等による支援が進んでいるが,整備運用上の課題や,適正に利用できない事例も散見されている.横断方向を定める手がかりとなる歩車道境界の段差も横断部によって信頼度が異なり,視覚障害者の安全な道路横断環境の担保は喫緊の課題である.本稿では,新たな道路横断支援ツールとして提案されている「方向定位...

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  • VR を用いた自転車通行場所選択要因の検討

    嶋田 喜昭, 石川 雄大, 三村 泰広, 坪井 志朗 交通工学論文集 10 (1), A_107-A_112, 2024-02-01

    ...その結果、自転車の通行場所選択に関しては、「自転車通行帯」の整備形状、「最左車線+路肩幅員」の広さ、および「歩道幅員」の広さが大きく影響しており、車道(自転車通行帯)の通行を促すためには、路肩から歩道を含めた空間における自転車通行帯の幅員構成や整備形状がポイントになることが示唆された。</p>...

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  • 紀の川ICで突然の路面変状、円弧滑りか

    日経コンストラクション = Nikkei construction (803) 20-, 2024-02

    ...災害 京奈和自動車道の紀の川インターチェンジ(IC)で2023年12月5日に発生した路面変状から2カ月が過ぎたが、通行止め解除のめどが立っていない。円弧滑りが生じている恐れがあるとして、道路を管理する国土交通省和歌山河川国道事務所がボーリング調査など実…...

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  • 横浜市中心部における都市構造と都市機能の特性

    大石 治憲 日本地理学会発表要旨集 2024s (0), 105-, 2024

    ...</p><p> 一方関内地区には,指数が小さい施設が多く,とくにオフィスが集積する馬車道駅周辺などでも一部を除き指数が4.0未満の施設が多い。これは資本金が1000万円以下の企業が多いためである。...

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  • カラコラム北部,シムシャール村における社会変容と牧畜の維持戦略

    渡辺 悌二, 平川 一臣, 六井 菜月 日本地理学会発表要旨集 2024s (0), 311-, 2024

    ...2003年までは村に通じる自動車道路がなかったことから,外界との接触がきわめて少ない村であったが,2003年の道路開通以来,観光客・トレッカーや,トロフィー・ハンティング(野生動物の狩猟)を目的とした観光客が増加している。...

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  • サガルマータ国立公園におけるヤクの放牧地を通過する登山道周辺のガリー侵食・植生荒廃の分布パターン

    王 婷, 渡辺 悌二, レグミ ダナンジャイ 日本地理学会発表要旨集 2024s (0), 270-, 2024

    ...自動車道路のない公園内の移動には,いわゆる登山道が使われている。標高4000 m以上の高所ではヤクの放牧地を通過する登山道区間も広く分布している。観光関連物資の運搬には家畜(ナムチェ・バザールより高所では雄ヤクとゾプキョ,低所ではミュール=ウマとロバの交配種)が使われている。国立公園内の放牧地を通過する登山道区間には,ガリー侵食や登山道の複線化などの深刻な環境荒廃問題が多く見られた。...

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  • 令和6年能登半島地震によって生じた越後平野における地盤災害

    小野 映介 日本地理学会発表要旨集 2024s (0), 57-, 2024

    ...</p><p> また,砂丘が氾濫原へと遷移する箇所では,地盤の液状化によって生じた噴砂の痕跡が広範で認められた.大規模な地盤の液状化被害を受けて,メディアで取り上げられた新潟西郵便局は砂丘の末端,氾濫原との境界に位置する.県道16号線の車道と歩道の境界部では地盤の隆起や陥没が生じており,沿線の一部の建物は傾いていた.なお,新潟市西区における地盤の液状化被害は,県道16号線から離れた氾濫原においても生...

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  • 工事現場の定点カメラを用いた物体検出および姿勢推定に基づくZero-shot高リスク状況検出

    大羽賀 駿也, 前田 圭介, 藤後 廉, 小川 貴弘, 長谷山 美紀 AI・データサイエンス論文集 5 (1), 110-116, 2024

    ...<p>本研究では,工事現場における事故による労働災害の防止を目的として,工事現場の定点カメラを用いた物体検出および姿勢推定に基づくZero-shot高リスク状況検出手法を提案する.提案手法では事前学習済みの物体検出モデルと姿勢推定モデルを用いて,車両と人の検出および姿勢推定を行い,誘導員が車両を認識していない状況と,誘導員が車道に出ている状況の2つの高リスク状況の検出を実現する.提案手法により検出した...

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  • 改良地盤の変形で橋脚基礎が傾く

    青野 昌行 日経コンストラクション = Nikkei construction (801) 11-13, 2023-12

    ...橋脚基礎の突然の傾斜が起こったのは、国土交通省と愛知県が整備を進めている西知多道路のうち、伊勢湾岸自動車道などと接続する東海ジャンクション(JCT)の接続路だ。 発注者の国交省愛知国道事務所によると2023年9月28日、施工者の青木あすなろ建設がニュ…...

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  • 長年の浸食で斜面崩壊、橋台基礎が露出

    日経コンストラクション = Nikkei construction (801) 26-, 2023-12

    ...災害 鹿児島県内を通る東九州自動車道で橋台基礎の露出を招いた斜面崩壊は、長年の降雨による火山堆積物「シラス」の浸食で生じた可能性が高いと分かった(資料1)。国土交通省大隅河川国道事務所が2023年10月20日に開いた対策検討会(委員長:審良善和・鹿児島…...

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  • 歩車共存に向けた車道占用による空間活用実験の成果と課題

    中島 伸, 泉山 塁威, 菅原 遼, 森本 あんな, 一之瀬 大雅, 小野寺 瑞穂, 飛田 龍佑, 原 唯菜 都市計画論文集 58 (3), 688-695, 2023-10-25

    ...<p>本研究は、Park(ing)Day 2021神田 の社会実験を対象に歩車共存に向けた車道占用による道路空間活用の成果と課題について知見を得ることが目的である。...

    DOI Web Site 参考文献2件

  • パリにおける交差点改良による広場整備計画とその特徴

    諏訪 淑也, 山口 敬太 都市計画論文集 58 (2), 250-265, 2023-10-25

    ...本広場整備の特徴として、1)車道の削減などによる歩行者空間の拡大、2)移動・横断の円滑化、3)異なる交通手段の共存、4)滞留空間の向上、5)歴史性・シンボル性の向上、が共通の方針として掲げられたことを示した上で、その具体的な内容について明らかにした。...

    DOI Web Site 参考文献4件

  • 40時間超える火災でトンネルに重大損傷

    日経コンストラクション = Nikkei construction (799) 20-21, 2023-10

    ...事故 山陽自動車道の尼子山トンネル下り線で2023年9月5日に発生した火災によって、本体のコンクリートが広範囲に剥落するなど大きな被害が生じた(資料1、2)。高熱でコンクリートの表面から約20cmの深さまで損傷を受けている。西日本高速道路会社は9月28日、復旧…...

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  • 伊勢自動車道 エコロード30年の評価

    夏目 壽一, 川西 良宜 日本緑化工学会誌 49 (1), 107-110, 2023-08-31

    ...<p>伊勢自動車道(玉城IC~伊勢西IC)は,伊勢神宮の内宮と外宮の中間を通過すること,また,伊勢志摩国立公園の一部を通過することから,計画当初より神宮司廳,環境庁(現環境省)との協議が行われた。神宮司廳との協議で,森林を中心とする生態系の破壊の防止に留意すること,特に大型動物の行動圏の維持のため横断路の確保に取り組むことの2 点を自然環境保全方針とした。...

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  • 重機を水中に入れず橋の上部工架け替え

    日経コンストラクション = Nikkei construction (796) 29-, 2023-07

    ...プロジェクト 石川県白山市の手取川河口に位置する北陸自動車道の手取川橋で、重機を水中に入れずに上部工を架け替える工事が進んでいる。事前の調査で、石川県が絶滅危惧種に指定する水鳥などが周囲に生息すると判明したからだ。既存の橋桁の上に新たな橋桁…...

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  • 点群データと基盤地図情報を用いた屋外自律移動ロボット向け地図の生成手法

    相川, 雄也, 片山, 晋, 浦野, 健太, 米澤, 拓郎, 河口, 信夫 マルチメディア,分散,協調とモバイルシンポジウム2023論文集 2023 933-940, 2023-06-28

    ...に推測する必要がある.また,自動車とロボットの性能差や,車道と歩道の構成要素の違いにより,自動車向けの車道べクター地図生成手法をそのままロボット向けの歩道ベクター地図生成に応用することは困難である.そこで本研究では,国土地理院が整備している基盤地図情報を用いて効率的に歩道の位置を抽出し,歩道ベクター地図に必要な構成要素である歩道境界線の生成手法の提案を行う.提案手法では,基盤地図情報から歩道の中心線...

    情報処理学会

  • 音響センシングを用いた車道における水はね検知手法の改善に向けた検討

    白戸, 拓, 金澤, 玲実, 石田, 繁巳, 白石, 陽 マルチメディア,分散,協調とモバイルシンポジウム2023論文集 2023 1378-1384, 2023-06-28

    ドライバーは道路交通法に基づき,雨天時には車両から周囲に水滴を飛散させる「水はね」の回避に努める必要がある.しかし,事前知識の不足や周辺環境の変化により,水はねを発生させる路面状況の見落としや,発見の遅れなどが発生する.そのため,個々の車両が水はねの発生を検知したうえで集合知を形成し,他のドライバーに水はねの発生状況を共有するシステムの構築が望まれる.このシステムを実現するため,本研究では音響セ…

    情報処理学会

  • 圏央道の盛り土から大量に規格外の石

    日経コンストラクション = Nikkei construction (795) 20-, 2023-06

    ...トラブル 首都圏中央連絡自動車道(圏央道)のつくばスマートインターチェンジ(IC)の建設現場で、既設の本線の盛り土から仕様を上回る大きさの石が大量に見つかった。直径30cm以下の仕様に対し、最大で約90cmの石が混入していた。本線の盛り土工事を発注した…...

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  • 工費水増しで不正な利益供与の費用捻出

    日経コンストラクション = Nikkei construction (795) 21-, 2023-06

    ...北海道横断自動車道工事の用地取得を巡る問題で、国土交通省北海道開発局釧路道路事務所が道路用地の地権者に対し、約9150万円を不正に利益供与したことが分かった。同事務所の複数の職員が関与し、別の道路工事費の水増しで費用を捻出していた。 不正があ…...

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  • ソーシャルメディア分析によるトレイルの観光レク利用ホットスポットの評価

    神宮 翔真 日本森林学会大会発表データベース 134 (0), 234-, 2023-05-30

    ...さらに、ゾーニングと管理状況、天空の空隙率、傾斜度等の地形条件、車道や駐車場からの近接性、観光施設分布等の森林トレイルに関わる環境要因を各セグメントに入力し、ホットスポットの持つ地理的な特徴を明らかにした。本報告では、これらの解析を茨城県牛久市の「牛久自然観察の森」で実施した事例について報告する。</p>...

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  • 富士山亜高山帯針葉樹林の森林動態に及ぼすニホンジカ剥皮の影響

    長池 卓男, 玉田 勝也, 長谷川 喬平, 林 耕太, 廣瀬 満 日本森林学会大会発表データベース 134 (0), 445-, 2023-05-30

    ...稚樹(胸高直径3cm未満)が11本以上のグリッドは、1999年は車道側に15グリッドみられたが、2022年には0となった。調査区全体の稚樹本数は1999年の1070本/haから2022年の214本/haに激減していた。</p>...

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  • 山岳地域の公道を中心とする道路網における大型車両の通行性

    鈴木 保志, 吉村 哲彦, 長谷川 尚史, 有賀 一広, 斎藤 仁志, 守口 海, 白澤 紘明 森林利用学会誌 38 (2), n/a-, 2023-04-30

    ...車道幅員は実走によりドライブレコーダ画像から確認し,曲線半径は地理情報の線形データから補間計算により推算した。実際の車道幅員から,林道第2種2級の幅員(3.0 m)と曲線半径に応じた拡幅量を引いた値を余裕幅と定義した。通行性が悪いことが確認されている県道は余裕幅が有意に小さく,小型道路(小型車両;4 tトラック相当)として開設されていることが示唆された。...

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  • オランダにおけるフィーツストラートの整備動向と設計指針

    坪原 紳二 都市計画論文集 58 (1), 23-37, 2023-04-25

    ...さらに既存の自転車道・自転車レーンを廃止してフィーツストラートに転換する例も増えていた。一方で危険性が指摘される事例も見られるようになった。これに対して2019年には、フィーツストラートの安全性確保を目的とする新しい設計指針が公表され、その中では特に車道幅員を交通量に合わせることが求められていた。</p>...

    DOI Web Site 参考文献1件

  • 東北自動車道における100km/h超の規制速度引き上げと走行速度の変化

    矢野 伸裕, 森 健二, 横関 俊也 交通科学 53 (1), 58-66, 2023-03-06

    ...東北自動車道では2017年12月より100km/h超の規制速度が試行された.本研究では,その走行速度への影響を探るため,試行前後の期間における走行速度の推移と,引き上げ区間前・区間内・区間後を通して走行した各車両の速度変化について分析を行った.120km/h規制に引き上げられた後,平均速度の増加がみられたが,増加幅は引き上げ幅の約25%であった.規制速度引き上げにより速度を増加させた運転者群と増加させなかった...

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  • 1.5兆円の高速道路更新の陰に新技術

    佐藤 斗夢 日経コンストラクション = Nikkei construction (792) 7-9, 2023-03

    ...長崎自動車道の嘉瀬川橋(佐賀市)でも新たな劣化の仕組みが明らかになった。同橋は全長455mの鉄筋コンクリート床版を採用した鋼橋。供用を始めた1987年は、床版の厚さを25cm以上とした93年の技術基準が整備される前だ。...

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  • ウォーカブルシティ入門

    谷口 守 運輸政策研究 25 (0), 67-67, 2023-02-28

    ...</p><p>先住民を隅に追いやり,広い国土で自動車前提のまちづくりを進めてきた米国は,ようやく自動車前提ではないまちづくりの重要性に今「論理的に」気付いたのだ.このため,著者は現在まで自動車道整備を進めてきた交通エンジニアに対し痛烈な批判を展開している.一方,日本ではかつて身近に溢れていたウォーカビリティを市民自らが積極的に放棄してきた.ちなみに,わが国では大型ショッピングセンターのある自治体の居住者...

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  • 九州および中央自動車道における高速道路の造成約50年後の盛土法面における成立植生

    小宅 由似, 三牧 莉久, 小田 龍聖 日本緑化工学会誌 48 (3), 507-515, 2023-02-28

    ...本研究では造成から約50年が経過した九州自動車道ならびに中央自動車道の播種工により緑化された盛土法面8地点において植生調査ならびに周辺林分の判読を行い,先行研究で示された名神高速道路の盛土法面植生の変遷と比較した。九州自動車道ではタケ類が優占する法面が多くみられ,周辺林分の判読結果からもタケ類が侵入する可能性が高いことが示された。...

    DOI Web Site 参考文献7件

  • 協調型シミュレータを用いた高齢ドライバに対する左折時自転車錯綜リスクの評価

    神林 怜, 松本 修一, 櫻井 淳, 山中 英生, 吉田 長裕 交通工学論文集 9 (2), A_297-A_304, 2023-02-01

    ...本研究では、全方位視野協調型シミュレータを用いて、交差点における自動車の左折および自転車の直進時における自転車の車道走行、歩道ショートカット走行、歩道走行に関して、高齢ドライバ、若年ドライバでの錯綜時の安全性を比較した。その結果、以下のような知見を得ることが出来た。1.最接近距離に関しては、どの走行においても高齢ドライバの方が大きい傾向がみられる。...

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  • 高速道路の工事規制による車線減少部における走行車両の挙動分析

    赤羽 弘和, 香取 樹, 後藤 和夏, 上畑 旬也, 野中 康弘 交通工学論文集 9 (2), A_79-A_87, 2023-02-01

    ...<p>本研究においては、中央自動車道の片側 3 車線区間の路肩側第 1 車線の規制に伴う走行車両の第 2 車線への合流挙動、および被合流車、あるいはそれらの後続車両の挙動を、複数のビデオカメラによる録画データにより分析した。録画データの目視観測により、減速灯点灯や走行軌跡の急変などを目安にして、錯綜の発生例を抽出し、6 区分した。...

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  • 高速道路大規模更新に伴う長期通行止め時の迂回促進に関する基礎的研究

    原 隆博, 宇野 伸宏, 倉内 文孝 交通工学論文集 9 (2), A_205-A_212, 2023-02-01

    ...<p>本研究では,中国道リニューアルプロジェクトに伴い,中国自動車道の一部区間(中国池田 IC―吹田 JCT 間)において実施された長期通行止めに着目し,推奨迂回経路である新名神高速道路への迂回積極性の分析,および高速道路における経路選択要因の評価を試みた.迂回積極性の分析では,離散変数を用いた判別分析を行い,新名神への迂回に積極的であった利用者の特性を分析した.経路選択要因の評価では,AHP を用...

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  • 自転車通行空間の整備による自転車関連事故への影響

    坪井 志朗, 三村 泰広, 嶋田 喜昭, 菅野 甲明 交通工学論文集 9 (2), A_342-A_348, 2023-02-01

    ...その結果、自転車通行空間整備前後1年間の短期的な自転車関連事故件数の変化の面では即効的な整備効果は確認できなかったこと、車道混在や自転車専用通行帯を整備することで自転車関連事故が減少するものの、車道混在整備では自転車が第一当事者となる事故が、自転車専用通行帯整備では自転車が第二当事者かつ単路での事故や出合頭の事故が増加する恐れがあることが示唆された。</p>...

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  • パシコンの橋脚補強設計でミスが続々判明

    日経コンストラクション = Nikkei construction (791) 29-, 2023-02

    ...トラブル パシフィックコンサルタンツが手掛けた関越自動車道の橋脚補強設計で、構造計算や鉄筋の配置、アンカーの埋め込み長など複数の箇所でミスがあったことが分かった。東日本高速道路会社が工事発注の準備段階で同社に設計の考え方を確認したところ、設…...

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  • 圏央道の神奈川区間で事業費3200億円増

    日経コンストラクション = Nikkei construction (791) 26-, 2023-02

    ...プロジェクト 首都圏中央連絡自動車道(圏央道)の未開通区間のうち神奈川県内を通る横浜湘南道路と横浜環状南線の事業費が2020年の試算から計約3200億円増加し、約1兆3620億円に上ることが分かった(資料1)。鋼材の価格高騰や周辺環境を考慮した工法の見直しな…...

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  • ビデオトラッキングデータを用いた信号交差点における複数自転車と左折車との選択的錯綜に関する分析

    御所名 航也, 吉田 長裕 交通工学研究発表会論文集 43 (0), 247-250, 2023

    ...日本における自転車通行空間の例をみると、自転車道や自転車専用通行帯、矢羽根・ピクトグラムの表示などの整備がなされている交差点やそうでない交差点があり、それにより自転車の通行位置にも違いが生じている。とくに信号交差点では、左折車と複数の自転車通行パターンによる複雑な錯綜状況も生じており、錯綜危険度に関わる要因を明らかにする必要がある。...

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  • ワイヤロープ設置区間における新たな接触事故対策の効果検証

    小野 ひかり, 柿元 祐史, 松戸 努, 浜岡 秀勝 交通工学研究発表会論文集 43 (0), 143-147, 2023

    ...秋田自動車道に設置された車線中央ドットライン、立体路面表示を対象に、利用者意識調査、ビデオ調査を用いた走行位置、速度の分析結果を整理した。新たな対策により、ドライバーの走行位置への意識に影響があることを確認した。さらに、車線中央ドットラインは、設置なしの状態に比べて漫然運転の防止、走行速度の抑制に有効であることを把握した。...

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  • 時期が異なる画像および点群を用いた車道の色補正に関する研究

    大月 庄治, 平野 順俊, 今井 龍一, 中村 健二, 塚田 義典, 梅原 喜政, 田中 成典, 中畑 光貴, 岩本 達真, 山本 忍 土木学会論文集 79 (22), n/a-, 2023

    <p> 国土交通省では,3次元情報を活用して施工現場の生産性を向上させるi-Constructionを推進している.レーザースキャナで計測された現況地形を示す3次元情報の多くは,点群で保存されている.点群は,一般的に3次元座標値と反射強度のみを保持するが,カメラ画像を用いてRGB値を付与することができ,地物の視認性の高さから広く活用されている.しかし,多くの計測機においてレーザースキャナとカメラ…

    DOI Web Site 参考文献11件

  • サガルマータ国立公園における人と観光関連家畜の無秩序な歩行による登山道の荒廃

    王 婷, 渡辺 悌二, Regmi Dhananjay 日本地理学会発表要旨集 2023s (0), 299-, 2023

    ...自動車道路のない公園内の移動には,いわゆる登山道が使われている。長距離の登山を行う利用者は途中の村に休憩・宿泊しなければならない。メインの登山ルートに点在している村の中にはロッジやレストランなどの施設がたくさん建てられている。観光関連物資の運搬には家畜(ナムチェ・バザールより高所では雄ヤクとゾプキョ,低所ではミュール=ウマとロバの交配種)が広く使われている。...

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  • 東ネパール・ソルクンブー郡におけるヤク・ウシ交配種の家畜交易

    渡辺 和之, 白坂 蕃 日本地理学会発表要旨集 2023a (0), 144-, 2023

    ...この交易は1960年代のチベット動乱を境に衰退し、人や物の輸送は自動車道路に移行したことが知られている。しかし、ヒマラヤ越えの山道の交易はその後も小規模に継続した。特に荷役に使われていた家畜は交易の対象でもあった。ヤクはウシと交配し、ゾム(♀)やゾプキョ(♂)という交配種を作り出していた。...

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  • 都市間高速道路における車線規制時の交通容量に関する分析

    櫻井 光昭, 上畑 旬也, 青木 隆志, 小根山 裕之 交通工学研究発表会論文集 43 (0), 529-536, 2023

    ...そこで本稿では、都市間高速道路である東名高速道路と中央自動車道で実施した工事車線規制を対象に渋滞発生時交通流率(BDF)及び渋滞中交通流率(QDF)に着目して車線別、規制形態別の交通容量の実態を把握するとともに、トラカンデータによる交通状況分析及び ETC2.0 プローブデータを用いた交通流の分析を行い、渋滞発生メカニズムについて考察した。...

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  • 車道走行する自転車が自動車の走行挙動に及ぼす影響に関する研究

    内藤 喬, 辰巳 浩, 田部井 優也, 吉城 秀治 交通工学研究発表会論文集 43 (0), 239-245, 2023

    ...「安全で快適な自転車利用環境創出ガイドライン」が制定され、自転車走行環境は車道を基本として整備が行われているが、自転車と自動車を隔てる物理的な分離が存在しない自転車専用レーンや車道混在での整備が多く行われている。そこで本研究では、先行研究で開発された自転車を用いて 4 車線道路において自転車を追い越す自動車の走行挙動を調査した。...

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  • 実道路における視覚障害者の道路横断支援ツールに対するユーザ評価に関する考察

    稲垣 具志, 藤澤 正一郎, 髙橋 和哉, 寺倉 嘉宏, 須藤 雄紀, 鳥越 光 交通工学研究発表会論文集 43 (0), 359-365, 2023

    ...道路横断のタスクを視覚情報のない状態で行わなければならない視覚障害者に対して,視覚障害者誘導用ブロック,音響式信号機等による支援が進んでいるが,整備運用上の課題や,適正に利用できない事例も散見されている.横断方向を定める手がかりとなる歩車道境界の段差も横断部によって信頼度が異なり,視覚障害者の安全な道路横断環境の担保は喫緊の課題である.本稿では,新たな道路横断支援ツールとして提案されている「方向定位...

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  • 道路維持管理の建設DXへ活かす改築事業の知見

    佐野 涼花, 中山 光広, 庄司 英紀 i-Constructionの推進に関するシンポジウム講演概要集 2023 (0), 9-12, 2023

    ...苫小牧道路事務所はインフラDX・i-Construction先導事務所に位置づけられており,高規格道路である日高自動車道における改築事業において,建設DXの取組み意識が浸透している.本稿では,建設DXの道路維持管理段階でのGISプラットフォームの将来利用を念頭に,女性視点から考えたクラウド型GISサービスの利用等の改築事業での知見を報告する....

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  • 電動キックボードの振動応答に基づく路面評価指標の構築

    西海 隼人, 富山 和也, 佐々木 賢一郎, 山口 雄希, 森石 一志 土木学会論文集 79 (21), n/a-, 2023

    ...<p> 電動キックボードは近年世界各国で急速に普及が進んでいるマイクロモビリティである.日本では道路の在り方が車中心から人中心へ移ろうとしており,新たな道路環境整備が求められる.車道の管理指標は一般に国際ラフネス指数が用いられる事が多いが,電動キックボードに影響を与える路面波長は,ラフネス波長より短いテクスチャの影響を受けることが知られている.そのため,電動キックボードの乗り心地を評価するには新たな...

    DOI Web Site 参考文献2件

  • アスファルト舗装の路床における小型FWD試験の多層弾性理論による順解析

    齋藤 賢人, 山本 尚毅, 山中 光一, 川名 太, 竹内 康 土木学会論文集 79 (21), n/a-, 2023

    ...<p> 路床のレジリエントモデュラス試験(以下𝑀𝑟試験)の結果は,米国の力学的・経験的舗装設計ガイドなどの舗装の理論的構造設計に用いられている.ただし,𝑀𝑟試験の実施には多くの時間と費用がかかることから,現場試験である小型FWD試験などを用いて,𝑀𝑟を推定することが望ましい.そこで,車道として供用されている舗装の路床において,小型FWD試験の計測結果と𝑀𝑟の関係を把握できれば,舗装の...

    DOI Web Site 参考文献7件

  • ポスト郊外化期における東京大都市圏外部郊外の選別

    清水 友輝 日本地理学会発表要旨集 2023s (0), 289-, 2023

    ...><p>Ⅳ ポスト郊外化期における郊外の発展要因</p><p> TX沿線では筑波研究学園都市の就業者が取得可能な住宅が供給されているとともに,東京への交通利便性の高さにより通勤時間の短縮と郊外居住を両立できるため郊外居住を指向する東京就業者の居住の場となっている.戸建住宅に限らずマンションも建設され,住宅に対する多様な需要に対応するとともに,駅周辺居住を可能としている.また,東京に近接し,常磐自動車道沿線...

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  • 自転車通行環境を考慮した道路空間再構築の効果と影響に関する研究

    齊藤 大将, 屋井 鉄雄 土木学会論文集D3(土木計画学) 78 (5), I_671-I_681, 2023

    ...<p>ポストコロナの新しい生活様式を見据え,自転車利用者の増加への対応として自転車が安全で快適に走行できる自転車通行空間の整備を推進する必要がある.しかし道路空間の中でも,都心と郊外を結ぶ都市幹線国道では自動車交通流の円滑性を第一とした運用がされてきたため,従来の整備された道路構造では,歩行者や自転車など多様なニーズへの十分な対応は困難である.本研究では,都市幹線国道において道路空間再構築により車道部...

    DOI Web Site 参考文献1件

  • 養浜による砂浜復元と飛砂助長の関係 -茅ヶ崎海岸菱沼地区の例-

    宇多 高明, 長谷川 準三, 小野 能康, 五十嵐 竜行, 横田 拓也 土木学会論文集 79 (18), n/a-, 2023

    ...<p> 茅ヶ崎漁港から引地川までの長さ6.4kmの海岸線では,東向きの沿岸漂砂と同時に,冬季の飛砂の作用が著しい.この沿岸に位置する茅ヶ崎中海岸地区と菱沼地区では,侵食対策のために養浜が行われてきているが,養浜砂の一部が冬季の飛砂により内陸へ運ばれ,海岸線に沿って走る自転車道に過剰に堆積して交通障害を引き起こしている.これらの現象について,セルオートマトン法とBGモデルにより飛砂と漂砂の効果を組み合...

    DOI Web Site 被引用文献1件 参考文献13件

  • 車道走行する電動キックボードが自動車走行挙動に及ぼす影響に関する研究

    吉城 秀治, 辰巳 浩, 田部井 優也, 田中 椋丞, 市丸 詩織, 碇 竜弥 交通工学研究発表会論文集 43 (0), 267-274, 2023

    自動車と電動キックボードが混在する道路空間において、安全性や円滑性の確保が求められている。そこで本研究では、幅員構成の違いが、電動キックボードを追い越す自動車走行挙動に及ぼす影響、ひいては追い越しに関わる安全性と円滑性に及ぼす影響を明らかにすることを目的とし、幅員の異なる 5 路線において計測を行った。その結果、電動キックボードと自動車を安全かつ円滑に共存させる上では、普通道路程度の幅員構成より…

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  • 高速道路における行動変更提案に向けた交通状況フォーキャストモデルの構築

    荒木 咲良, 倉内 文孝 交通工学研究発表会論文集 43 (0), 659-666, 2023

    ...高速道路における交通渋滞の緩和に向けて,行動日の前日に行動変更を提案することを想定し,対象区間の翌日の混雑時間帯における所要時間を予測する.また,厳密な時間の予測までは必要しないと判断し,その所要時間分布の分類から「混雑の程度」を定義し,その程度を予測するモデルをめざす.研究対象は山陽自動車道の広島東 IC から西条 IC までであり,交通状況に影響を与える様々な外的要因も考慮したうえで交通状況フォーキャストモデル...

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  • 歩道維持管理のための三次元点群データを活用した新たな路面評価方法

    森石 一志, 山口 雄希, 鈴木 啓祐, 富山 和也 i-Constructionの推進に関するシンポジウム講演概要集 2023 (0), 121-124, 2023

    ...現在,「Mobility as a Service」の取組みやランドスケープを考慮した設計などのように,かつての設計 方法や考え方とは異なり「空間」として道路を考えることが必要となっている.特に歩道や自転車道では, 近年,マイクロモビリティが急速に普及していることからも,その重要性が高まっている.一方,一般的 な歩道の維持管理は利用者からの通報や巡回点検による主観的な手法が中心であることから,現在使用...

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  • 実道プロファイルを用いた<i>BRI</i>による路面評価および<i>IRI</i>との波長応答特性比較

    橘 奎伍, 明田 拓士, 髙橋 清, 富山 和也, 萩原 亨 土木学会論文集 79 (21), n/a-, 2023

    ...である<i>BRI</i>を算出し,路面性状とともに地図上に可視化させた.その結果,自転車からみた路面評価の可視化が可能となった.さらに,実道プロファイルから算出される<i>IRI</i>と<i>BRI</i>の評価特性の違いについて検討した結果,プロファイルの波長成分と<i>IRI</i>,<i>BRI</i>の算出結果に整合性が確認された.以上の結果から,自動車と自転車の両者が快適に走行可能な車道...

    DOI Web Site 参考文献4件

  • 徳島平野沿岸部における地下第四系層序と堆積環境

    羽田 裕貴, 中谷 是崇, 水野 清秀, 納谷 友規, 中島 礼, 西山 賢一 日本地質学会学術大会講演要旨 2023 (0), 464-, 2023

    ...花粉化石分析を行い,MIS 11,9,7,5eに相当する泥層の存在を報告した.しかし,珪藻化石や貝化石の産出に乏しいことから,これら泥層の堆積環境については議論の余地があった.さらに,北島層では後期更新世以前のテフラの報告に乏しい(西山,2022).そこで本発表では,GS-TKS-1コアの泥質層を対象に懸濁液の電気伝導度(EC)分析およびpH分析を行い,その堆積環境を検討した.加えて,四国横断自動車道事業...

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  • 高速道路のトンネル内における事故を想定した訓練の経験―医療従事者が参加する意義について―

    益満 茜, 川崎 貞男, 一杉 正仁 日本交通科学学会誌 22 (2), 30-35, 2023

    ...そこで、新たに建設された近畿自動車道紀勢線の開通前に、同道路上のトンネル内で多重事故が発生したという想定で合同訓練を行い、ドクターカーとともに参加した。ドクターカーの医療スタッフは医師2名、看護師1名の編成であったため、現場指揮本部に到着報告をしたのち医師1名は現場指揮本部に入り、もう1名の医師と看護師は現場救護所での診療を開始した。...

    DOI 医中誌

  • 寒冷地におけるガラス発泡軽量材の舗装材料への適用性に関する研究

    菅原 正則, 松田 圭大, 木幡 行宏, 畑山 良二, 川端 伸一郎 土木学会論文集E1(舗装工学) 78 (2), I_274-I_282, 2023

    ...際は,凍上性や凍結融解抵抗性の確認が必要であるが,それらを検討した事例は非常に少ない.本研究は,ガラス発泡軽量材に対して凍上試験や熱伝導解析を行い寒冷地での適用性を検討したものである.軽量材は,非凍上性材料であり,凍結融解後のCBR値の低下もみられない良質な材料であった.また,粒子内に多くの間隙が存在することが確認され,その効果により一般的な砕石と比較して優位な熱的性質であることを示した.さらに,車道舗装...

    DOI Web Site 参考文献5件

  • ロケット打ち上げと地域経済

    宮町 良広 日本地理学会発表要旨集 2023s (0), 68-, 2023

    ...</p><p>2.大樹町の地理的優位性</p><p> 本報告が事例とする大樹町は、帯広から南に自動車道を1時間余り走った地点にある。同町は海に開け平地に恵まれるため、農業や漁業が盛んである。人口はかつて11,500人を超えていたが、2020年には半分以下の約5400人にまで減少した。同町が「宇宙のまちづくり」を掲げたのは40年近く前の1985年である。...

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  • 豪雪時における高速道路利用者への情報提供と行動選択に関する研究

    大沼 寛治, 佐野 可寸志, 高倉 拓実, 伊藤 潤, 原山 哲郎, 加藤 哲平, 松田 曜子 土木学会論文集D3(土木計画学) 78 (5), I_561-I_571, 2023

    ...<p>2020年12月,関越自動車道にて豪雪により長時間の車両滞留が発生した.これに対し,豪雪時に利用者の広域迂回等を促す目的で高速道路情報の提供が行われている.本研究では,豪雪時の情報提供と利用者の行動選択の関係を明らかにするため,WEBアンケートによるSP調査を実施した.利用者の個人属性や提示する情報の精度および提供タイミングに加え,通行止め確率,所要時間のばらつきといった不確定要素が,選択行動...

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  • 高速道路への原付進入対策に特化した路面シールの計画と施工

    山本 航, 土橋 剛士 交通工学研究発表会論文集 43 (0), 149-152, 2023

    ...本文は、こうした原付の進入を防止するため原因を分析したところ、立入禁止看板があるにも関わらずナビアプリの案内を優先し視認されていないことから、原付の目線の高さでも視認でき、少ない投資で効果的と考えられる路面シールをインターチェンジ入口の車道軌跡上に施工することとした。その結果、一時的に効果はあったものの車両による摩耗により劣化消失したこと及び今後の課題を報告するものである。...

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  • VR を用いた自転車通行場所選択要因の検討

    嶋田 喜昭, 石川 雄大, 三村 泰広, 坪井 志朗 交通工学研究発表会論文集 43 (0), 137-142, 2023

    ...その結果、自転車の通行場所選択に関しては、「自転車通行帯」の整備形状、「最左車線+路肩幅員」の広さ、および「歩道幅員」の広さが大きく影響しており、車道(自転車通行帯)の通行を促すためには、路肩から歩道を含めた空間における自転車通行帯の幅員構成や整備形状がポイントになることが示唆された。...

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  • 冬期高速道路における路面状況を考慮した走行速度の時系列モデルの構築

    針原 拳太, 佐野 可寸志, 加藤 哲平, 原山 哲郎 交通工学研究発表会論文集 43 (0), 567-574, 2023

    ...本研究で対象とする関越自動車道においても、2020 年 12 月に発生した記録的な降雪により、大型車のスタックを契機とした大規模かつ長期にわたる車両滞留が発生している。本研究ではスタックの発生が走行速度の低下に起因していることに着目し、特定区間の交通流率と気象データなどから推定される路面状況を用いて、状態空間モデルによる時系列分析を行うことで、将来的な走行速度の確率分布を予測する手法を提案する。...

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  • サービスエリア駐車場での安全な歩行者誘導を目的とした路面標示

    永見 豊, 鈴木 奏, 太田 秀平, 清宮 広和 日本デザイン学会研究発表大会概要集 70 (0), 114-, 2023

    ...<p>本研究では東北自動車道下り線上河内サービスエリアを対象とし、駐車場内での安全な歩行者誘導を目的として、憶えやすい駐車位置、歩行者が安全に歩行でき運転者が認識しやすい歩行者通路のデザインを探るためCGシミュレータを用いて評価実験を行った。被験者はVRヘッドマウントディスプレイを装着し、駐車位置および歩行者通路の比較案に対して、コントロールキーを操作しながら歩行者ルートを移動してもらった。...

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  • 身体的・心理的に健康な男性高齢者では歩行能力と近隣環境が関連する:回帰木分析による探索的検証

    安藤 雅峻, 上出 直人, 柴 喜崇, 坂本 美喜, 村上 健, 渡辺 修一郎 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 1.Suppl.No.1 (0), 47-47, 2022-12-01

    ...>【方法】</p><p>本研究のデザインは横断研究であった.対象は,要支援・要介護認定を受けていない65歳以上の地域在住高齢者624名(71.7±4.7歳,男性174名)とした.歩行能力の指標として,5m歩行時間を快適速度条件にて測定した.近隣環境の指標として,国際標準化身体活動質問紙環境尺度(IPAQ-E)の日本語版を用い,住居密度,商店・スーパーへのアクセス,バス停・駅へのアクセス,歩道,自転車道...

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  • 平成30年7月豪雨による高知県大豊町立川川流域の大規模崩壊発生斜面の地形的特徴

    笹原 克夫, 小野 尚哉 地盤工学ジャーナル 17 (4), 599-610, 2022-12-01

    ...<p>平成 30 年 7 月豪雨により,高知県長岡郡大豊町の立川川流域では,高知自動車道の立川橋を破壊した崩壊も含め,20 箇所以上で大規模崩壊が発生した。本報では,この地域の大規模崩壊発生斜面の地形的な特徴を,LiDAR による地形表現図と,現地踏査により検討した。すると大規模崩壊の発生部位の上部には地すべり地形が存在し,その辺縁部の遷急線から崩壊するものがほとんどであった。...

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  • 歩車分離道路の歩行者天国時における車道空間の歩行利用に関する研究

    井桁 由貴, 野上 昌孝, 出口 敦 都市計画論文集 57 (3), 1273-1280, 2022-10-25

    ...本研究では、千葉県柏市の柏駅東口に位置するメインストリートの一つであるハウディモールにおける実態調査を通じて、歩行者が車道空間をどのように歩いているかを、1) ポイント型流動人口データ、2) ビデオ調査、3)LiDARによる人流計測、4)歩行者アンケートの4つの手法から分析した。 その結果、歩行者天国化された車道空間における歩行者の動きの変化と、歩行者が歩く場所を選択する要素が明らかになった。...

    DOI Web Site 参考文献1件

  • 横浜湘南道などの開通時期が白紙に

    日経コンストラクション = Nikkei construction (786) 26-, 2022-09

    ...トラブル 首都圏中央連絡自動車道(圏央道)の未開通区間のうち神奈川県内を通る横浜湘南道路と横浜環状南線の開通見通しが白紙になった。相次ぐシールド機の事故に伴う工事中断や地元への配慮に伴う計画の見直しによって工期が長引いている。事業主体の国土…...

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  • 圏央道あきる野ICビオトープの継続的維持と活用の取り組み

    畑川 芳弥, 石坂 健彦, 鈴木 弘武 日本緑化工学会誌 48 (1), 192-195, 2022-08-31

    ...<p>首都圏中央連絡自動車道あきる野インターチェンジ(略称:IC)では,調整池を活用した「あきる野ICビオトープ」が整備されている。このビオトープは,整備後17年間に亘り継続的なモニタリング調査を実施し,その結果に基づいた順応的管理を実践してきた。また,高速道路の緑地資産を地域に還元するために,地域連携・環境教育の場としての活用策を模索し,地元小学校の児童を対象とした自然観察会を開催した。...

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  • 耐震補強の履歴を反映せずに耐震工事発注

    日経コンストラクション = Nikkei construction (785) 19-, 2022-08

    ...中央自動車道の橋脚の耐震補強で、中日本高速道路会社が過去に施工した巻き立てなどの補強を反映していない設計図を基に施工者と契約を結んでいたことが分かった。施工履歴を設計者に正しく伝えていなかったのが原因だ。工事の続行が難しいと判明したため、…...

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  • 「世界一」支える日ごろの備え

    日経コンストラクション = Nikkei construction (783) 114-, 2022-06

    ...2022年3月に発生した福島県沖地震で路面に長さ約50mもの亀裂が生じたにもかかわらず、地震発生のわずか約16時間後に通行止めを解除した東北自動車道。道路の補修を指揮した東日本高速道路会社東北支社の取り組みを深掘りすると、迅速な復旧の裏に、日ごろから…...

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  • 道路周辺樹木は大気汚染で枯れたり枯れなかったりするのは何故か

    久米 篤, 清水 啓史, 山岸 彩, 松本 真由, 木下 智光, Luisa Kumpitsch, 半場 祐子 日本森林学会大会発表データベース 133 (0), 23-, 2022-05-30

    ...排気ガス中の一酸化窒素NOや二酸化窒素NO<sub>2</sub>から光化学反応して生成されるオゾンO<sub>3</sub>の植物影響については広く研究が行われているが、自動車道の近くでは反応前のNO濃度が高くなりO<sub>3</sub>濃度は比較的低く抑えられる。...

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  • 国立公園の来訪者モニタリングにおける位置情報がないSNS投稿の有用性

    久保田 裕, 宮坂 隆文, 梶川 将弘, 大場 章弘, 宮坂 加理 日本森林学会大会発表データベース 133 (0), 245-, 2022-05-30

    ...投稿された活動のうち、位置情報ありでは主要車道でのドライブ(48.0%)、なしでは車道外での登山・ハイキング(35.9%)が最も多く確認された。風景写真ではアクセス性の低い場所で位置情報なしの写真が有意に多く、動植物の写真は位置情報ありで22枚(4種)、なしで584枚(67種)だった。...

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  • 自転車を追い越す自動車の走行挙動が対向車線の自動車走行挙動に及ぼす影響

    松本 太朗, 吉城 秀治, 辰巳 浩, 堤 香代子, 権藤 梨奈 交通工学論文集 8 (4), A_24-A_33, 2022-04-01

    ...<p>片側 1 車線道路においてその幅員が十分に広くない場合では、車道走行する自転車を自動車が追い越す際に、中央線をはみ出してしまうことも多い。その結果、接近状況次第では対向車の回避挙動を誘発するなど、自転車の車道走行が、対向車線の自動車にまで影響を及ぼす可能性が指摘されている。...

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  • 坂路における電動アシスト自転車関与事故の分析

    萩田 賢司 交通工学論文集 8 (4), B_1-B_9, 2022-04-01

    ...電動アシスト自転車は、第 1 当事者が若年者や男性、単路部や車道幅員が 5.5~13.0m の道路では、下りの構成割合が高い。下りでは電動アシスト自転車は高速で走行しやすいために、このような現象が起きていることも考えられる。自転車が第 2 当事者の場合、走行道路の縦断勾配を推定できないことが多く、今後の検討が必要である。</p>...

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  • シールド機故障の原因はボルトの締め過ぎ

    日経コンストラクション = Nikkei construction (780) 15-, 2022-03-28

    ...首都圏中央連絡自動車道(圏央道)横浜環状南線の桂台トンネル(横浜市)で掘削中に故障したシールド機が2022年2月14日、7カ月ぶりに掘削を再開した。シールド機の製作時にボルトを締め過ぎたため、掘進中にボルトが破断してギアやモーターを損傷させた。 東…...

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  • 電動キックボードの希望通行位置選択に関する要因分析

    井料 美帆, 鈴木 弘司, 川合 琉介 IATSS Review(国際交通安全学会誌) 46 (3), 241-249, 2022-02-28

    ...歩車道区分がある道路では、路肩幅員が広いと路肩や車道走行を選択しやすく、区分のない道路では、歩行者交通量が多いと車道を、自動車交通量が多いと路側帯を選択することがわかった。また、普段利用する交通手段と通行位置選択傾向の関係を明らかにした。</p>...

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  • 都市空間の場所スケールを考慮した指向性ジオフェンスの提案と評価

    武田, 里音, 有川, 正俊, 佐藤, 諒, 髙橋, 秋典 第84回全国大会講演論文集 2022 (1), 47-48, 2022-02-17

    ...ガイドを再生するサービスは近年一般的となった.われわれは,スマートフォンなどのデバイスを対象地物に「向ける」「そらす」といった自然な方向操作によって,ジオフェンスの円領域を伸縮させる指向性ジオフェンスを提案しており,対象地物が密集する場所におけるジオフェンス干渉問題の解決方法を研究している.実際の都市空間を考慮すると,対象地物の位置関係や密集度合は場所によって異なり,本稿では様々な場所スケール(道幅,車道...

    情報処理学会

  • 高速道路における専用車線からの協調型自動運転車合流機会の評価のためのギャップ分布モデリング

    カラ ジャヤ ヴェルシニ, 鳥海 梓, 大口 敬 生産研究 74 (1), 107-113, 2022-02-01

    ...<p>高速道路に協調型自動運転車(CAV)専用車線を設ける場合,専用車線の出口では,CAV が一般車線上の手動運転車に合流する必要性が生じる.本研究では,このような合流を想定した専用車線出口の設置位置の検討を行うことを目的として,手動運転車が形成するギャップ分布の分析を行った.阪神高速道路および中央自動車道により取得されたデータを対象に,異なる位置および交通条件下でのギャップ分布を合成ガンマ分布により...

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  • 幅員の狭い交差点流入部の自転車通行空間整備方法の違いによる自転車と自動車の通行実態分析

    佐藤 拓郎, 小早川 悟, 小柳 純也, 田部井 優也, 大谷 祐樹 交通工学論文集 8 (2), A_108-A_113, 2022-02-01

    ...本研究は単路部では自転車専用通行帯がある交差点を対象に、手引やガイドラインでも整備事例として示されている交差点流入部では右折車線が有り車道混在のタイプと、右折車線が無く自転車専用通行帯のタイプに分類した。そして、自転車の車道通行割合および停止位置、ならびに自動車の自転車通行空間への侵入等に関して自転車と自動車の両方の交通実態を把握した。...

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  • 都市内道路における乱横断発生要因と抑制策に関する分析

    永脇 有里子, 鈴木 弘司 交通工学論文集 8 (2), A_149-A_158, 2022-02-01

    ...と横断歩道設置間隔の関係,歩車道境界部等の構造的な特徴を明らかにし,抑制策を示した.本分析結果を踏まえて実施した若年層を対象としたアンケートより,横断歩道設置位置や信号制御,交通量などが乱横断発生に影響することを明らかにした....

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  • 積雪寒冷地における高速道路橋コンクリート床版の劣化調査と電気防食工法による延命化対策

    河尻 留奈, 橋本 啓汰, 深田 宰史, 青山 敏幸, 鳥居 和之 インフラメンテナンス実践研究論文集 1 (1), 134-143, 2022

    ...<p> 高速道路リニューアル事業の一環で,RC床版の取替え工事が実施されている.北陸自動車道では,凍結防止剤による塩害とASRによる複合劣化が発生しており,それぞれの発生状況を正確に見極めて,橋梁の維持管理計画を決定することが重要である.そこで本研究では,金沢市内の高速道路高架橋RC床版を対象として,RC床版から採取したコアにより塩分浸透量およびASR劣化度を調べるとともに,新しいタイプの電気防食工法...

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  • 地方都市の賑わいをもたらした都市空間再編成の政策-フランスの事例-

    ヴァンソン藤井 由実, 本田 豊, 中川 大, 金山 洋一, 村尾 俊道 土木学会論文集D3(土木計画学) 77 (5), I_449-I_467, 2022

    ...中心市街地を見事に再活性化させた経緯を,導入した公共交通手段,公共空間整備の内容と共に整理する.特に,道路空間の再配分を伴った都市空間の再編が,なぜフランスで可能であったのかその背景と要因を明らかにする.そして「歩ける都市・Walkable City」の実現を可能にした,環境保全と福祉を重視する国の法整備や,都市空間再編成政策を実行する主体である自治体の在り方を示す.また,自動車利用の利便性を無視せず,車道...

    DOI Web Site 参考文献6件

  • VRを用いた自転車利用者の通行場所選択に及ぼす要因分析

    石川 雄大, 嶋田 喜昭, 三村 泰広, 坪井 志朗, 菅野 甲明 日本都市計画学会中部支部研究発表会論文集 33 (0), 75-78, 2022

    ...具体的には、VR(ヴァーチャルリアリティ)で仮想の各道路空間映像を作成し、歩車道選択に関するアンケートを行い、その結果を分析することで歩車道選択に関する要因を把握する。その結果、自転車通行帯、歩道の幅員、最左車線+路肩が車道通行選択に大きな影響を与えることが明らかになった。...

    DOI Web Site 参考文献2件

  • 九州自動車道 太宰府 IC 出口の渋滞対策

    柿本 有希, 佐藤 公彦, 坂田 裕彦, 南部 繁樹 交通工学研究発表会論文集 42 (0), 531-537, 2022

    ...<p>九州自動車道(上り線)太宰府 IC は、一般道と福岡都市高速道路に接続しており、九州各地から福岡方面や本州方面へ向かう車両により交通量が多い。本線を走行する約 5 万台の交通のうち、太宰府 IC へ流出する交通が全体の約 6 割を占めることから、IC 出口付近の第一走行車線に交通が集中し、連日渋滞が発生していた。...

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  • ワイヤーロープ区間における事故の特徴について

    平田 篤嗣, 佐藤 志帆, 永井 基貴, 春藤 康仁 交通工学研究発表会論文集 42 (0), 65-68, 2022

    ...<p>令和元年に公表された安心安全計画にも記載されているが,対面通行区間(暫定区間)ではワイヤーロープを設置することとなっている.従前よりワイヤーロープ区間の設置により飛出事故は減少し,死傷に繋がる事故は設置区間では減少している.その反面,ワイヤーロープに接触する事故により通行止めが発生し,緊急対応で行う補修工事を実施する状況である.本論文では全線暫定区間として供用している徳島自動車道(付加車線事業...

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  • 自転車通行空間の整備による自転車関連事故への影響

    坪井 志朗, 三村 泰広, 嶋田 喜昭, 菅野 甲明 交通工学研究発表会論文集 42 (0), 703-708, 2022

    ...その結果、自転車通行空間整備前後 1 年間の短期的な自転車関連事故件数の変化の面では即効的な整備効果は確認できなかったこと、車道混在や自転車専用通行帯を整備することで自転車関連事故が減少するものの、車道混在整備では自転車が第一当事者となる事故が、自転車専用通行帯整備では自転車が第二当事者かつ単路での事故や出合頭の事故が増加する恐れがあることが示唆された。</p>...

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  • 都内主要交差点における自転車交通量の経年変化

    海老澤 綾一, 椎名 啓雄 交通工学研究発表会論文集 42 (0), 751-757, 2022

    ...<p>自転車通行空間の整備に関しては、平成 19 年の道路交通法の一部改正以降、自転車の車道通行の原則を踏まえ、車道部分の整備を基本とする考え方の下、都内においても自転車専用通行帯、車道混在等の整備が推進されてきた。こうした中、新型コロナウイルス感染症の流行により、自転車利用が改めて注目されることとなるなど、自転車を巡る環境は大きく変化している。...

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  • 宇都宮市における自転車関連事故に影響を与える要因に関する基礎的研究

    水上 大輝, 長田 哲平, 大森 宣暁 交通工学研究発表会論文集 42 (0), 693-697, 2022

    ...を行った.分析の結果.車両相互事故では,信号機の有無と車道幅員が大きく影響している.一方で,車両単独事故では,自転車走行空間の供用年数に関係があることが示された.自転車の利用実態の把握と構造物調査のため,自転車関連事故件数の多い路線を対象とし,実際の現場を調査していく必要がある....

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  • 河津ICランプ橋における現場作業の省人化への取組み

    福島 夏樹, 井隼 俊也, 坂本 育宏, 稲葉 諒 コンクリート工学 60 (4), 340-345, 2022

    ...<p>河津ICランプ橋は,静岡県沼津市を起点として下田市に至る伊豆縦貫自動車道のうち,現在整備中の河津下田道路の北端となる(仮称)河津ICに位置するPC張出架設工法の2室箱桁橋である。本工事では,新技術導入による現場作業の省人化の取り組みとして,3次元レーザースキャナーによる主桁断面の出来形自動計測について現場実証を行い,従来の計測方法との比較を行った。...

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  • 関越道(下)における車線キープグリーンラインによる渋滞対策の効果検証

    本間 英貴, 加藤 寛道, 石垣 博将, 清宮 広和, 中林 悠, 石田 貴志 交通工学研究発表会論文集 42 (0), 269-275, 2022

    ...<p>関越道(下)の片側 3 車線区間である東松山 IC~嵐山小川 IC では、車線境界線や車道外側線の内側に緑線の路面標示を施工する「車線キープグリーンライン」を、全国の都市間高速道路で初めて渋滞対策として実施した。本研究では、この車線キープグリーンラインの効果検証を目的として、交通容量分析と車線利用率分析、車線変更状況分析を行った。...

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  • 無信号横断歩道における車両の譲りに影響を与える道路交通要因に関する分析

    吉村 暢洋, 小早川 悟, 田部井 優也 交通工学研究発表会論文集 42 (0), 327-333, 2022

    ...その結果、広幅員な道路に設置された横断歩道では、歩行者の横断位置が near-side より far-side で、歩行者の横断前挙動では車道よりも歩道で横断待機するほうが車両の譲りが下がることがわかった。また、信号交差点に近い横断歩道では車両信号表示が赤よりも青の状態のほうが車両の譲りが低くなる傾向にあることが示された。...

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  • カラコラム北部,シムシャール村における社会変容と持続可能性

    渡辺 悌二, 六井 菜月, 佐々木 美紀子 日本地理学会発表要旨集 2022a (0), 71-, 2022

    ...2003年までは村に通じる自動車道路がなかったことから,外界との接触がきわめて少ない村であったが,2003年の道路開通以来,この地域を訪れる観光客・トレッカーや,トロフィー・ハンティングと呼ばれる野生動物の狩猟を目的とした観光客が増加している。...

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  • ETC2.0 プローブデータによる中央自動車道の休憩施設利用実態把握手法の検討

    平井 章一, 筑後 智弘, 河西 正樹, 西田 匡志 交通工学研究発表会論文集 42 (0), 679-685, 2022

    <p>本研究では,定量的な利用状況把握ができない主に地方部の休憩施設利用状況の把握手法の確立を目的に、ETC2.0 プローブデータの走行履歴データを用いて、エクセルやアクセスにより簡易に個車の休憩行動を生成し休憩施設に関する各種指標を算出する手法を検討した。新たな取り組みとして、休憩施設近傍での走行速度を、走行履歴データの速度情報の平均速度から算出した。成果として、既往研究と同様非渋滞時において…

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  • 高速道路の工事規制による車線減少部における走行車両の挙動分析

    赤羽 弘和, 香取 樹, 後藤 和夏, 上畑 旬也, 野中 康弘 交通工学研究発表会論文集 42 (0), 81-88, 2022

    ...<p>本研究においては、中央自動車道の片側 3 車線区間の路肩側第 1 車線の規制に伴う走行車両の第 2 車線への合流挙動、および被合流車、あるいはそれらの後続車両の挙動を、複数のビデオカメラによる録画データにより分析した。録画データの目視観測により、減速灯点灯や走行軌跡の急変などを目安にして、錯綜の発生例を抽出し、6 区分した。...

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  • 地下水位の影響を考慮した透水性舗装の洪水調節効果の分析

    青木 慧, 池内 幸司 土木学会論文集B1(水工学) 78 (2), I_241-I_246, 2022

    ...<p> 近年,気候変動の影響により増加する大規模な洪水の被害を防止・軽減するために,流域におけるさらなる流出抑制対策が必要とされている.本研究では,そのような対策の一環として車道での透水性舗装の導入に着目し,その洪水調節効果を分析した.既往研究では対象流域・降雨の規模が小さく,雨水の地中への浸透による地下水位の上昇や,地中における水平方向の浸透,舗装内部に貯留された雨水の排水は考慮されてこなかった....

    DOI Web Site 参考文献5件

  • 高速道路大規模更新に伴う長期通行止め時の迂回促進に関する基礎的研究

    原 隆博, 宇野 伸宏, 倉内 文孝 交通工学研究発表会論文集 42 (0), 137-142, 2022

    ...<p>本研究では,中国道リニューアルプロジェクトに伴い,中国自動車道の一部区間において実施された長期通行止めに着目し,新名神高速道路への迂回積極性の分析,および経路選択要因の評価を試みた.迂回積極性の分析では,離散変数を用いた判別分析を行い,新名神への迂回に積極的であった利用者の特性を分析した.経路選択要因の分析では,AHP を用いて被験者個々の評価基準の重みを算出するとともに,クラスター分析を行うことで...

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  • 車道走行する自転車が自動車の走行挙動に及ぼす影響に関する研究―2 車線道路における自転車実走実験による分析―

    内藤 喬, 辰巳 浩, 吉城 秀治 交通工学研究発表会論文集 42 (0), 721-727, 2022

    ...<p>「安全で快適な自転車利用環境創出ガイドライン」が制定され、自転車走行環境は車道を基本として整備が行われているが、自転車と自動車を隔てる物理的な分離が存在しない自転車専用レーンや車道混在での整備が多く行われている。そこで本研究では、先行研究で開発された自転車を用いて自転車を追い越す自動車の走行挙動を調査した。そして、その走行挙動に影響を及ぼす道路構造要因を特定することを目的に分析を行った。...

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  • 交通事故発生状況に着目した自転車の通行位置と通行方向に関する地域比較

    小川 圭一, 谷口 節武 交通工学研究発表会論文集 42 (0), 699-702, 2022

    ...<p>自転車の交通事故発生状況には、自転車の通行位置(車道・歩道)と通行方向(道路全体に対して左側・右側)が関係していることが推測される。しかしながら、道路上における自転車の通行位置や通行方向に関する詳細な調査結果は少なく、また交通事故発生状況に関するデータも少ないため、自転車の通行位置や通行方向による交通事故発生確率の差異は明確ではない。...

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  • 協調型シミュレータを用いた高齢ドライバに対する左折時自転車錯綜リスクの評価

    神林 怜, 松本 修一, 櫻井 淳, 山中 英生, 吉田 長裕 交通工学研究発表会論文集 42 (0), 715-720, 2022

    ...<p>65 歳以上の免許保有者は,2021 年度末には 1900 万人を超え,全免許保有者の 23%以上を占めるようになり,関連する交通事故の割合も高まっている.これら高齢者に対する交通安全対策の構築が急務になっている.本研究では,全方位タイプの協調型シミュレータを用いて,交差点における自動車の左折および自転車の直進時における自転車の車道走行,歩道ショートカット走行,歩道走行に関して,高齢者,若年者...

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  • 東京外環自動車道における PML による渋滞対策の効果検証

    本間 英貴, 加藤 寛道, 石垣 博将, 松田 雄太, 中林 悠, 石田 貴志 交通工学研究発表会論文集 42 (0), 435-442, 2022

    ...本研究では PML の効果を明らかにし、効果発現メカニズムを考察することを目的として、東京外環自動車道の 3 区間において PML を設置し、交通容量分析と WEB アンケート調査による利用者意識分析を行った。PML によって渋滞発生時交通流率と渋滞中交通流率が増加し、渋滞が軽減することを明らかにした。ただし、連続するボトルネックの下流側では交通容量の増加効果が限定的であった。...

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  • 降雪期における新たな気象予測の開発と活用―高度な降雪予報と除雪作業最適化―

    秋本 哲朗, 手柴 充博, 植木 綾乃 AI・データサイエンス論文集 3 (J2), 215-222, 2022

    ...気象学的要因についての研究は積極的に行われている.日本海寒帯気団収束帯(Japan sea Polar air mass Convergence Zone; JPCZ)に起因する,短時間で局所的な強雪は,高速道路上の安全および運用管理上,影響が大きい事象である.このような事象は,現象の継続時間が短く現象の空間スケールが小さいため,従来の気象予測モデルでは再現および予測が難しい.本共同研究では,北陸自動車道...

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  • 四国横断自動車道吉野川サンライズ大橋の建設工事─耐久性と施工性の向上の実現─

    山下 恭敬, 十河 浩, 村井 悠, 青山 達彦 コンクリート工学 60 (4), 333-339, 2022

    ...<p>四国横断自動車道吉野川サンライズ大橋は,一級河川吉野川の河口に建設される橋長1696.5mのPC15径間連続箱桁橋である。鳥類の飛翔と河川流況を阻害しないように環境配慮の観点から,最大支間長130mの桁橋形式が採用された。また,維持管理性向上のため,極力,支承部を少なくし中央5径間にラーメン構造を採用した。さらに,工期短縮を目的としてプレキャストセグメントを用いた張出し架設工法を適用した。...

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  • 福岡県久留米市合川地区における土地利用の変遷と水害リスクの評価

    古場 杏奈, 山本 晴彦, 松岡 光美, 兼光 直樹 時間学研究 13 (0), 73-89, 2022

    ...特に,下弓削川流域の合川地区は九州自動車道の開通および久留米インターチェンジの開業により、運輸業が創業して物流の拠点となっており、また合川バイパスの開通によりバイパス沿いには商工業施設等のロードサイド店舗が開業して、周辺には住宅が建設されて開発が進められていた。...

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  • NEWS 時事・プロジェクト:橋の伸縮装置が設置後13年で破損

    日経コンストラクション = Nikkei construction (774) 30-, 2021-12-27

    ...岐阜県郡上(ぐじょう)市の東海北陸自動車道下り線で2021年11月16日、橋梁伸縮装置(ジョイント)が一部破損し、走行車両を傷付ける事故があった(写真1、2)。中日本高速道路会社は利用者からの通報で事故を把握し、同日中に発表した。 事故があったのは、…...

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  • 都市間物流におけるトラック隊列走行の 導入効果の推計

    平田, 輝満 物流問題研究 (71) 114-125, 2021-11

    ...近年、隊列自動走行による貨物トラックの輸送効率の向上が検討されていることに着目 し、本研究では、我が国の都市間物流を調査している物流センサスを用いて全国での都市間の貨 物の動きを考慮した場合の貨物トラックの隊列車両マッチングポテンシャルの推計方法を検討し、 東日本エリアを対象に東北自動車道での隊列走行の車両マッチングポテンシャルおよび出発時刻 制約の緩和によるポテンシャルの向上効果を推計し、その結果...

    機関リポジトリ Web Site

  • 大分自動車道の盛土のり面樹林における管理計画の評価

    川原田 圭介, 包清 博之 日本緑化工学会誌 47 (1), 9-14, 2021-08-31

    ...<p>大分自動車道の朝倉IC~杷木IC間の盛土のり面樹林において,樹高成長抑制のための切詰め剪定に,間伐を組合せた管理作業(以下,「樹林管理」という)が行われた。本研究は,樹林管理から約2年後の植生を調査し,管理条件に制約のある高速道路の盛土のり面樹林において,周辺の自然環境に配慮した管理計画の手掛かりを得ることを目的とした。その結果,出現種数は林縁環境に類似した状態を維持した。...

    DOI Web Site Web Site 参考文献3件

  • NEWS 技術:車道に使える高耐久な土系舗装

    日経コンストラクション = Nikkei construction (765) 26-, 2021-08-09

    ...大林組と大林道路、化学メーカーの三光(東京都中央区)は共同で、車道に使える土系舗装「オーククレーR」を開発した(写真1)。耐久性を向上させ、交通量が少ない住宅地などで使えるようにした。自然土のような質感や路面温度の上昇抑制効果も持つ。...

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  • 東北自動車道における規制速度 120km/h 試行後の走行実態の変化について

    横関 俊也, 森 健二, 矢野 伸裕, 萩田 賢司 交通工学論文集 7 (5), 10-19, 2021-07-01

    ...<p>2019 年 3 月より規制速度 120km を試行した東北自動車道(花巻南 IC~盛岡南 IC 間)における試行前後での走行実態の変化を、トラカンデータ、車両挙動データ、交通事故データ等を用いて分析した。試行前と、120km/h 試行後における平均速度と速度分布の比較からは、試行区間下り線では僅かな上昇傾向が、試行区間上り線と隣接区間においては有意な低下が確認された。...

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  • 立山ルートにおける緑化事業の現状と今後の課題

    大宮 徹, 山下 寿之, 太田 道人, 松久 卓, 城 賀津樹, 荒井 宣仁, 太田 祥平, 山尾 真生, 祐成 亮一, 桑原 優太 日本森林学会大会発表データベース 132 (0), 30-, 2021-05-24

    ...自動車道路では廃止されたジープ道が総延長8.2kmに及び緑化されている。一方、面的に広がった攪乱地のうち、立山トンネル建設に伴う作業場とズリ捨場は5.5haに及び、高標高の厳しい環境のため一次緑化未達成の箇所がある。道路沿線の土捨場は約5.7haあり、その多くで肥料木による一次緑化が完了し、一昨年、最終目標に向かって誘導する二次緑化が開始され、今後の事業を牽引していくことが期待されている。</p>...

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  • NEWS 時事・プロジェクト:5度入札しても車道拡幅できず

    日経コンストラクション = Nikkei construction (760) 23-, 2021-05-24

    ...広島市の平和大橋の車道拡幅工事が、相次ぐ入札不調などで大幅に遅れている(写真1)。入札を5度実施したが、いまだに着工できていない。 平和大橋は、平和記念公園の東側の元安川に架かる橋長85.55mの4径間単純鋼鈑桁橋だ。1952年に完成した。...

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  • 木製バリアフリー歩道における視覚障害者の歩行支援機能の検証

    羽野 暁, 樋口 明彦, 榎本 碧, 原田 大史, 佐々木 裕大 都市計画論文集 56 (1), 32-42, 2021-04-25

    ...アスファルト舗装部とスギ板舗装部の二種類の舗装区間にて実験した結果、アスファルト舗装部を開始点とした歩行実験において27名の被験者が歩車道境界に近づき7名の被験者が車道に飛び出した。一方、スギ板舗装部を開始点とした歩行実験においては26名が歩車道境界に近づいたが、車道への飛び出しを全員が回避した。...

    DOI Web Site 参考文献6件

  • 上流サグの縦断線形を考慮した渋滞発生確率の推定

    葛西 誠, 長谷川 裕修, 邢 健 交通工学論文集 7 (4), A_33-A_39, 2021-04-01

    ...東北自動車道一部区間の 2016 年 1 年間の車両感知器データを用いて、渋滞発生時刻および発生位置を抽出し、渋滞発生の有無と、渋滞発生直前の交通量、発生地点のサグの縦断勾配変化率、1 つ上流サグの縦断勾配変化率等とを対応づける。これらを用いてロジスティック回帰分析を行うと 1 つ上流の縦断勾配変化率も有意な変数と判定される。一方、1 つ下流サグの縦断勾配変化率は有意ではない。...

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  • 自転車を追い越す自動車の走行挙動に着目した車道混在型道路の検討

    辰巳 浩, 吉城 秀治, 堤 香代子, 木佐貫 潤也, 水尻 翼 交通工学論文集 7 (4), A_8-A_14, 2021-04-01

    ...<p>自転車と自動車を車道で混在通行させる「車道混在」は、両交通の安全性や円滑性について特に留意する必要がある整備形態といえる。本研究では、自転車を追い越す自動車の挙動に着目し、片側 1 車線の車道混在型道路で、どの程度の車線・路肩幅員でどの程度の交通量であれば自動車の走行に影響を及ぼさないかを検討した。...

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  • グッとくるわ康生社会実験

    伊藤 孝紀, 岩崎 翔太, 山本 雄一, 西田 智裕 デザイン学研究作品集 26 (1), 1_90-1_93, 2021-03-31

    ...加えて、パークレットを設置することで、車道上に憩いのための場を創出した(図1)。<br>通過するだけの人が多かった康生通りに、多様な行為を含む滞留が生じた。康生通りにロゴマークを展開することで、通りのデザインを統一し、市民が誇りを持った街づくりを演出することができた。<br> </p>...

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  • 市民と行政の協働でつくる観光地 : 八王子市高尾梅郷木下沢梅林

    SHIRAYANAGI, Kasane, 白栁, かさね 観光科学研究 (14) 51-57, 2021-03-15

    ...中央自動車道小仏トンネルの掘削残土でできた丘に植樹され,市が土地を所有し,地元市民が手入れをして梅の木を育てている。本稿では,筆者が八王子市産業振興部観光課の業務において,市民とともに木下沢梅林の維持管理に携わった経験を紹介し,市民と行政の協働でつくる観光地の魅力について考察する。...

    機関リポジトリ HANDLE Web Site

  • 自動車の自転車追い越しに着目した自動車走行挙動および安全性と円滑性に関する研究

    松本 太朗, 辰巳 浩, 吉城 秀治, 堤 香代子, 半田 隆太, 水尻 翼 交通工学論文集 7 (2), A_236-A_245, 2021-02-01

    ...<p>「安全で快適な自転車利用環境創出ガイドライン」が制定され、自転車走行環境は車道を基本として整備が行われている。そこで本研究では、路肩幅員や車線幅員の広狭といった幅員構成の違いが、自転車を追い越す自動車走行挙動に及ぼす影響、ひいては自転車の追い越しに関わる安全性と円滑性に及ぼす影響を明らかにすることを目的とした。...

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  • NEWS 時事・プロジェクト:型枠のゆがみでトンネル内壁にくぼみ

    日経コンストラクション = Nikkei construction (752) 17-, 2021-01-25

    ...中部横断自動車道の下部温泉早川インターチェンジ(IC)─南部IC間に建設中の下八木沢第一トンネルで、覆工コンクリートの表面に長さ約188mにわたり帯状のくぼみが生じていた。幅が最大0.75mmのひび割れも3カ所で確認された(写真1、2)。国土交通省甲府河川国道…...

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  • NEWS 時事・プロジェクト:関越道の盛り土崩壊、原因は依然不明

    日経コンストラクション = Nikkei construction (751) 9-, 2021-01-11

    ...関越自動車道の小出インターチェンジ(IC)─六日町IC間で発生した盛り土崩壊から1カ月以上が過ぎたが、いまだに原因究明のめどは立っていない。東日本高速道路会社によると、復旧作業を優先したため調査にはまだ着手していない。これから降雪期に入るため、…...

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  • 利用者の滞留行動を考慮した歩行者・自転車の快適性評価に関する研究―大阪御堂筋における道路空間再配分の事例―

    川地 遼佳, 吉田 長裕 土木学会論文集D3(土木計画学) 76 (5), I_1073-I_1079, 2021

    ...することで快適な道路空間を模索中である.交通空間の快適性を表す指標にはLOSが挙げられるが,既存LOSでは通行者の快適性を十分に表現できていない.本研究では滞留空間に焦点を当て,滞留空間設置は通行者の快適性及び交通流,滞留行動にどのような影響を与えるのかを明らかにした.結論として,通行空間が狭まったとしても滞留空間設置により通行者の快適性は低下せず,かつ,滞留アクティビティが充実し,建物寄り歩道や車道寄...

    DOI Web Site 参考文献1件

  • 自転車の走行位置に着目した自転車と左折自動車の事故の特徴に関する研究

    小嶋 文, 瀬下 希奈 交通科学 51 (2), 34-38, 2021

    ...「自転車は『車両』であり車道通行が大原則」という観点から施策が進む中,自転車の関わる交通事故を防ぐための効果的な対策を検討するには,自転車の走行位置を踏まえた事故の特徴を理解することが重要である.本研究では,埼玉県内の交通事故データと航空写真により自転車の走行位置を推測し,左折自動車と自転車の事故について検証した.その結果,自転車が歩道通行していた場合には,車道走行の場合よりも,視認性が低く,自動車...

    DOI

  • 脳卒中患者における屋外歩行時の視線特性

    荒木 大輔, 中祖 直之, 樋口 貴広 理学療法科学 36 (5), 737-741, 2021

    ...<p>〔目的〕安全管理のために重要な環境要素(不整地,段差,車道)を含む屋外環境下での脳卒中患者の視線特性を測定し,屋外環境に適応した視線特性を示すか検討した.〔対象と方法〕対象は脳卒中患者6名(71.7 ± 7.3歳),若齢健常者6名(24.8 ± 5.2歳)とした.対象者はアイマークレコーダを装着し,段差や砂利道のある屋外歩行コースを歩行した....

    DOI DOI Web Site ほか2件 参考文献13件

  • 都市の中心部の広場空間における滞留行為に関する考察

    三友 奈々 芸術工学会誌 82 (0), 14-21, 2021

    ...本研究で扱う研究対象地は、東京都千代田区大丸有地区丸の内仲通りの車道上に設置された仮設の広場空間とする。本研究対象地は、そもそも車道として設計された空間上に仮設の広場空間を設えた先進的な事例である。またこの仮設の広場空間は単なる短期間の社会実験に止まらず、長期に渡って設置され続けているという点でも先進的な事例である。  ...

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  • 高波浪直後とその後の回復過程における地形変化の再現計算

    石川 仁憲, 宇多 高明, 田村 貴久, 小金 宏秋, 芹沢 真澄, 宮原 志帆 土木学会論文集B2(海岸工学) 77 (2), I_619-I_624, 2021

    ...<p> 茅ヶ崎海岸では,2007年以降台風来襲に起因して観測史上最大クラスの高波浪が複数回作用し,海岸背後の自転車道が崩壊するなどの被害が生じた.モニタリング測量によれば,高波浪時には強い沖向き漂砂が発生して陸域が削られたが,その後の静穏波の作用により1~2年で緩勾配の海浜に回復することが分かった.本研究では,粒径を考慮したBGモデルを用いて,このような地形変化の再現計算を試みた.高波浪時には細砂<...

    DOI Web Site 被引用文献2件 参考文献5件

  • 車道通行自転車の追い越し・進路変更における交通コミュニケーションに関する研究

    大川 貴祥, 金 利昭 土木学会論文集D3(土木計画学) 76 (5), I_879-I_887, 2021

    ...<p>国土交通省と警察庁により自転車施策に関するガイドラインが発出された2012年以降,自転車専用通行帯や車道混在といった車道通行を基本とした自転車通行空間の整備が進められており,車道を通行する自転車が増加している.自転車の車道通行では,限られた空間での自転車同士の追い越しや駐車車両の回避のための進路変更が発生するため,安全を確保するためには追い越される自転車や後方を走る自動車への意思表示(交通コミュニケーション...

    DOI Web Site 参考文献2件

  • NEWS 時事・プロジェクト:飛騨トンネルで内壁タイル剥がれる

    日経コンストラクション = Nikkei construction (744) 19-, 2020-09-28

    ...東海北陸自動車道の白川郷インターチェンジ(IC)─飛騨清見IC間に位置する飛騨トンネル(延長10.7km)で、内壁のタイルが剥落した(写真1、2)。2020年8月31日の朝、施設管理者の中日本高速道路会社のパトロール隊が発見した。白川郷ICに近い北側の坑口から約4kmの…...

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  • NEWS 技術:設計直後にコンクリート充填度が分かる

    日経コンストラクション = Nikkei construction (740) 24-, 2020-07-27

    ...国土交通省東北地方整備局が発注した、東北中央自動車道の東根川橋上部工工事で、シミュレーションシステムを初めて適用した。コンクリートの部材厚が40cmと最も薄い中央付近の主桁ウエブ部をモデル化して、コンクリートの充填シミュレーションを実施した。…...

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  • 自動車排気ガス由来の一酸化窒素と道路周辺樹木の生理活性変化

    久米 篤, 清水 啓史, 山岸 彩, 半場 祐子 日本森林学会大会発表データベース 131 (0), 264-, 2020-05-25

    ...自動車排気ガスの植物影響については、NOxが光化学反応して生成されるオゾンO<sub>3</sub>についての研究が広く行われているが、排出源である自動車道の近くでは反応前のNO濃度が高くなる。NOxによる樹木被害については、1987年の山陽自動車道の開通後に広島県極楽寺山周辺で生じた大規模なアカマツ枯れについて詳細な研究が行われている。...

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  • NEWS 時事・プロジェクト:台形の打ち継ぎ目が浮きの原因か

    日経コンストラクション = Nikkei construction (735) 32-33, 2020-05-11

    ...中部横断自動車道の醍醐山トンネル(山梨県身延町)で覆工コンクリートの打ち継ぎ目144カ所に浮きが見つかった問題で、台形の断面形状が弱点になった可能性があると分かった。国土交通省が2020年4月3日に検証結果をまとめた。 原因の特定には至らなかったもの…...

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  • MMS取得点群を用いた道路空間情報の抽出(第2報)

    本間 亮平, 伊達 宏昭, 金井 理 精密工学会学術講演会講演論文集 2020S (0), 234-235, 2020-03-01

    ...<p>車道部と歩道部の境界線である車道境界線は,自動運転用地図や道路台帳などの高精度地図における基本構成要素である.既存のMMS取得点群を用いた車道境界線抽出手法は,段差の小さい歩道切り下げ部の抽出率が低くなる他,計測ノイズの影響を受けやすいという問題がある.本研究では,MMS取得点群のスキャンラインの平滑化と湾曲度の評価により,これらの問題を解決可能な車道境界線抽出手法を提案し,その性能評価を行う...

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  • 完成平面図を用いた道路面地物の点群データの抽出に関する研究

    中村 健二, 塚田 義典, 田中 成典, 梅原 喜政, 中畑 光貴 知能と情報 32 (1), 616-626, 2020-02-15

    ...があるが,点群データには様々な道路地物が混在している.そのため,点群データから道路地物を識別する技術が求められている.既存研究では,道路面地物とその他の点を大別することで高精度に道路地物を抽出する手法が提案されている.しかし,標高値の低い点を道路面の基準としているため,道路面に立体交差や連続的な勾配変化がある場合に,正しく道路面の点群データを抽出できない課題がある.そこで,本研究では,完成平面図を用いて車道部...

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  • 減速マーク表示の設計と高速道路での減速効果に関する実証分析

    米村 圭一郎, 甲斐 穂高, 邢 健, 糸島 史浩, 松本 猛秀, 四辻 裕文, 喜多 秀行 交通工学論文集 6 (2), B_54-B_60, 2020-02-01

    ...マーク表示の配列と施工の手戻りを考慮し,減速マーク表示の配列に関する段階施工を実施した.また,減速マーク表示を施工した介入群(常磐道)との比較検討を行うため,道路構造が類似している九州自動車道と館山自動車道の区間を対照群として選定した....

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  • 「鴨川古写真GISデータベース」の構築と河川環境の変遷分析

    飯塚 隆藤, 谷端 郷, 大邑 潤三, 佐藤 弘隆, 島本 多敬 日本地理学会発表要旨集 2020s (0), 338-, 2020

    ...</p><p></p><p><b>参考文献</b></p><p>白木正俊2004.近代における鴨川の景観についての一考察—四条大橋と車道橋を中心に—.新しい歴史学のために257:1-17.</p><p>白木正俊2015.日本近代都市における河川改修の史的考察—京都市の鴨川水系を事例に—.二十世紀研究16:91-122....

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  • 千葉県の単路部における自転車事故からみた10年間での自転車通行方向の傾向変化

    横関 俊也, 萩田 賢司 土木学会論文集D3(土木計画学) 75 (6), I_609-I_613, 2020

    ...<p><tt>本研究では,自転車の通行方向(左側通行・右側通行)の遵守状況の変化について知見を得るために,平成</tt>19<tt>年と平成</tt>29<tt>年の千葉県の自転車事故における自転車当事者の通行方向等を比較した.歩道のある単路部における,第</tt>1<tt>当事者が自動車で第</tt>2<tt>当事者が自転車である事故に着目したところ,自動車が直進時の事故において,車道・左側通行の...

    DOI Web Site 参考文献3件

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