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検索結果 8,892 件

  • ライフサイエンスに貢献する3D細胞製品

    前川 敏彦 日本薬理学雑誌 159 (3), 144-149, 2024-05-01

    ...<p>当社(株式会社サイフューズ)は,2010年の創業以来,「革新的な三次元細胞積層技術の実用化を通じて医療の飛躍的な進歩に貢献する」という企業理念のもと,細胞のみで構成された立体的な組織・臓器を難病に苦しむ患者や先端医療の現場へ届け,未来社会の次世代「医療」に貢献することを目指すベンチャー企業である.現在,当社では,再生医療分野において,患者の細胞だけを原材料として作製した神経再生,骨軟骨再生,血管再生等...

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  • J-TECが挑戦する再生医療の産業化

    井家 益和 日本薬理学雑誌 159 (3), 138-143, 2024-05-01

    ...<p>われわれは1999年にバイオベンチャー(ジャパン・ティッシュエンジニアリング:J-TEC)を起業し,わが国初の再生医療の産業化に挑戦した.再生医療の技術を製品化するために新たな数多くの規制に対応し,多くの議論を重ねた結果,2007年に再生医療等製品の第1号となる自家培養表皮ジェイスの重症熱傷を適応対象とした薬事承認を取得した.2012年には自家培養軟骨ジャックの外傷性軟骨欠損症を適応対象とした...

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  • 重症心身障害児・者に対する超音波画像評価による気管横径の特徴と影響する要因について

    渡會 雄基, 横井 裕一郎, 松岡 審爾 小児理学療法学 2 (Supplement_1), 49-49, 2024-03-31

    ...</p> <p>【方法】</p> <p> 対象は,当施設を利用する大島分類1~4に該当する重症児・者とし,除外基準は気管切開,24時間人工呼吸器を使用,超音波測定部位に皮膚トラブルがある,不随意運動等により測定が困難とした.健常者の除外基準は,損傷を伴う呼吸器疾患や気管病変の既往があるとした.気管横径の測定肢位は背臥位,頸部中間位に保持した.測定方法は,触診にて甲状軟骨,輪状軟骨を識別...

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  • 当院の小・中学生に対する野球肘検診の取り組み

    山根 将弘, 青木 光広, 片岡 義明, 新田 麻美, 河治 勇人, 沖野 久美子, 飯澤 剛, 森木 研登, 西山 雄人 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 214-214, 2024-03-31

    ...<p>【はじめに、目的】</p><p> 野球肘検診は上腕骨小頭離断性骨軟骨炎 (OCD)、上腕骨内側上顆裂離の早期発見を目的として全国各地域で行われている。 2018年より当院で実施している野球肘検診の紹介と野球肘の発生と身体的特徴との関連について報告する。 </p><p>【方法】</p><p> 対象は札幌市あいの里地区、当別町、江別市の小学生1年生から6年生、中学生とした。...

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  • 1990年代に行われた下肢腫瘍用人工関節置換術の治療成績

    福島 俊, 岩田 慎太郎, 小林 英介, 小倉 浩一, 尾崎 修平, 関田 哲也, 石原 新, 戸田 雄, 村松 脩大, 鮒田 貴也, 川井 章 整形外科と災害外科 73 (1), 10-13, 2024-03-25

    ...【結果】男性15名,女性13名の計28例,初回手術時年齢は中央値16歳だった.組織は骨肉腫25例,軟骨肉腫2例,骨巨細胞腫1例だった.初回術式は人工膝関節23例,人工骨頭が4例,大腿骨全置換術が1例だった.経過観察期間は中央値222.5か月であり,11例(39.3%)で切断術や再置換術を要した.転帰は原病死8例,腫瘍なし生存19例,他病死1例だった....

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  • 腱板修復術後に軟骨下骨の脆弱性骨折を来した3例

    高平 祥太郎, 梶山 史郎, 青木 龍克, 佐田 潔, 松林 昌平, 辻本 律, 尾﨑 誠 整形外科と災害外科 73 (2), 329-332, 2024-03-25

    ...【考察】高齢女性の腱板断裂修復術後に軟骨下骨の脆弱性骨折を合併することがあり,骨粗鬆症治療介入や画像フォローが重要である.</p>...

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  • ケラタン硫酸糖鎖の生合成経路とその阻害に起因する疾病

    赤間 智也 Trends in Glycoscience and Glycotechnology 36 (210), J21-J24, 2024-03-25

    ...脊椎動物の角膜や軟骨、脳の細胞外マトリックスに存在し、特に角膜における機能について詳細な研究が進められている。角膜のケラタン硫酸グリコサミノグリカン生合成は主に4つの酵素(β1,3-<i>N</i>-acetylglucosaminyltransferase-7、β1,4-galactosyltransferase-4、CHST1、CHST6)の協調的な一連の酵素反応により合成される。...

    DOI Web Site 参考文献36件

  • アルカプトン尿症による関節症性変化により高度の環軸椎不安定性をきたした1例

    木戸 麻理子, 幸 博和, 小早川 和, 樽角 清志, 横田 和也, 川口 謙一, 中島 康晴 整形外科と災害外科 73 (2), 302-306, 2024-03-25

    ...<p>【はじめに】アルカプトン尿症は稀な先天性代謝異常症であり,色素沈着をきたした関節軟骨の変性により大関節に関節症性変化,脊椎に強直性変化が見られる.脊椎強直は特に胸腰椎に多く認め,頸椎ではまれであるが,今回我々は下位頸椎の強直により環軸椎の不安定性をきたし,脊髄症を発症したアルカプトン尿症の1例を経験したので報告する....

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  • 小児の外傷性鎖骨偽関節が疑われた症例に対して手術加療を施行した1例

    菅野 真未, 髙村 和幸, 柳田 晴久, 山口 徹, 中村 幸之 整形外科と災害外科 73 (1), 92-94, 2024-03-25

    ...【考察】術前に外傷性鎖骨偽関節と先天性鎖骨偽関節症の鑑別は困難であった.先天性鎖骨偽関節症では偽関節部は軟骨で覆われているため,本症例は外傷性鎖骨偽関節の可能性が高いと判断した.</p>...

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  • 多関節炎を呈したクラミジア感染後反応性関節炎の1例

    松田 倫明, 川畑 英之, 恒吉 康弘, 土屋 太志郎, 中村 優子, 富村 奈津子, 古賀 公明, 吉野 伸司, 川内 義久 整形外科と災害外科 73 (2), 256-259, 2024-03-25

    ...半年前より左膝関節痛で近医整形外科に通院していたが,症状改善みられず当科紹介となった.初診時,体温37.8度,左膝の熱感,腫脹があったが血液培養,関節液培養は陰性だった.血液検査ではWBC 10000/μL,CRP 18.4 mg/dLと高値だったがRF,抗CCP抗体,抗核抗体は陰性だった.MRIでは左膝の関節水腫,滑膜増生がみられた.診断,治療目的に行った関節鏡検査ではびまん性の滑膜増生を認めたが,軟骨...

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  • IgG4関連疾患が疑われた声門下狭窄症に対して,気管輪切除による形成術を施行した1例

    歌方 諒, 久世 文也, 山田 達彦 日本気管食道科学会会報 75 (1), 14-20, 2024-02-10

    ...今回われわれは,IgG4関連疾患が疑われた声門下狭窄症に対して輪状軟骨切除,第1気管輪輪状切除,輪状軟骨と気管の端々吻合,および気管輪状軟骨皮膚瘻形成術を行い,良好な経過が得られた1例を経験した。声門下狭窄症の治療に際しては,適切に狭窄の病態を診断し,種々の手術法から適切な術式を選択することが重要となる。</p>...

    DOI Web Site 参考文献10件

  • 神経線維腫症I型の上気道狭窄に対し輪状軟骨切開術を行った小児例

    嵐 健一朗, 富里 周太, 甲能 武幸, 小澤 宏之 日本気管食道科学会会報 75 (1), 8-13, 2024-02-10

    ...<p>輪状軟骨切開術が鹿野らにより報告されて以降,多くの成人例で本手技の症例報告が行われているが,小児例での報告は稀である。今回われわれは神経線維腫症I型に伴う頸部巨大腫瘤により気管切開術が困難であった小児症例に対し輪状軟骨切開術を行い,良好な長期経過を得られた症例を経験したので報告する。症例は9歳の男児で,神経線維腫症I型のため,頸部および頸椎に多発する腫瘍を認めた。...

    DOI Web Site 参考文献10件

  • 難治性凍瘡と考えられていた再発性多発軟骨

    竹内 聡, 石倉 侑, 米田 玲子, 友延 恵理, 中原 剛士 西日本皮膚科 86 (1), 1-2, 2024-02-01

    ...</p><p><b>病理組織学的所見</b>:右耳輪部から軟骨を含めて生検した。真皮から皮下組織にかけて単核球細胞の浸潤と脂肪織の変性,線維化がみられ,軟骨周辺部は好塩基染色性が失われ好酸性に変化していた(<b>図 2 a</b>,<b>b</b>)。...

    DOI Web Site 参考文献1件

  • 外切開による喉頭部分切除術の適応と実際

    藤井 隆 日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会会報 127 (1), 16-23, 2024-01-20

    ...皮弁挙上から軟骨切除まではほぼ定型的な操作であるが, 健側声門下から声門上部を全層性に切離して喉頭内腔を展開する操作は唯一明視下に置けない. そのため, 健側声帯の切開位置と健側声帯に直交するような角度で切離する術前のシミュレーションが重要である. 喉頭内腔展開後は腫瘍の進展範囲が明視下となるため, 患側の切除は容易である. 摘出後は喉頭瘻孔を作製し二期的に閉鎖を行う.</p>...

    DOI Web Site 参考文献6件

  • 伝音性難聴のある成人による軟骨伝導型振動子の装着位置の検討

    安 啓一, 藤江 匠汰, 中津 智貴, 平賀 瑠美 音声コミュニケーション研究会資料 4 (1), n/a-, 2024-01-19

    ...<p>伝音性難聴のある参加者1名を対象に,軟骨伝導振動子による純音聴力レベルの測定と音素バランス文の主観評価を行った。実験の結果,乳様突起付近の聴力レベルが一番良い結果となり,こめかみ付近,外耳道付近,耳珠付近,下顎角付近の順番で純音聴力の低下が認められた。音素バランス文の評価でも乳様突起付近に振動子を固定した場合で一番聴き取りやすいという内観報告を得た。</p>...

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  • 関節軟骨の加齢変化から紐解く変形性関節症の病態

    飯島 弘貴 理学療法 - 臨床・研究・教育 31 (1), 10-16, 2024

    ...関節軟骨の再生能力が低いことは300年以上前から知られているが,現代においても有効な治療法開発が進んでいない背景には,このような基礎と臨床の明確な乖離が一因としてある。本稿では,この乖離を埋める第一歩として,自然発症型の変形性関節症モデル動物を使用してこれまでに我々が明らかにしてきた一連の研究成果を解説する。</p>...

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  • 運動が関節軟骨に及ぼす遺伝子変化の探索と検証

    村田 健児, 川端 空, 高須 千晴, 眞下 葵, 押田 竜河, 曽根 賢太, 二瓶 孝太, 永田 詩織, 金村 尚彦 理学療法 - 臨床・研究・教育 31 (1), 55-60, 2024

    ...この結果から,15日以上の運動は軟骨組織の軟骨細胞膜へ影響を及ぼし得る刺激であり,運動効果を示す一要因となる可能性がある。</p>...

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  • 関節超音波検査の役割

    長尾 梓 日本血栓止血学会誌 35 (1), 33-37, 2024

    ...<p>血友病診療の新アプローチとして注目の関節超音波検査(musculoskeletal ultrasound: MSKUS)は,滑膜肥厚や出血,軟骨損傷の即時検出に貢献している.無症状の出血や滑膜炎が関節予後に影響すると仮定すると,簡易・リアルタイムな検出手段としてMSKUSは非常に価値がある.その評価には,スコアリングとpoint-of-careの2つのアプローチがあり,状況に応じて選択が重要である...

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  • 鼻骨骨折3D-CTにおける鼻中隔軟骨描出の試み

    吉川 哲哉, 萩原 昂 日本頭蓋顎顔面外科学会誌 40 (1), 37-41, 2024

    <p>  It has been reported that the septum is a key structure to correct and optimize management of nasal fracture. It is useful if deformities of nasal septal cartilage are evaluated …

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  • 足部疾患の形態的リスクファクターを探る

    荻原 直道, 関 広幸, 野崎 修平 理学療法 - 臨床・研究・教育 31 (1), 3-9, 2024

    ...運動器疾患は,遺伝的・環境的要因が様々に複雑に関連して発症すると考えられているが,骨・軟骨に先天的もしくは後天的に形態的変化が起こり,その結果として骨や関節の力学環境が変化することが,その主因の一つであると考えられる。...

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  • 軟骨伝導補聴器を適合した小児例の検討

    須川 愛弓, 鶴岡 弘美, 臼井 智子, 増田 佐和子 AUDIOLOGY JAPAN 66 (6), 536-543, 2023-12-28

    ...<p>要旨 : 軟骨伝導補聴器の試聴を行った13例の伝音または混合性難聴児を検討した。両側難聴で骨導補聴器装用中の4例は全例, 気導補聴器装用中の4例は1例が軟骨伝導補聴器を購入した。軟骨伝導補聴器の装用利得は既存の補聴器とほぼ同等で, 購入群と非購入群で有意差を認めなかった。骨導補聴器群の主な購入理由は装用感の良さであった。気導補聴器装群の非購入の理由は使い勝手の煩雑さや価格の高さであった。...

    DOI Web Site 参考文献11件

  • 甲状軟骨形成術2型のチタンブリッジ破断3例の検討

    山本 浩之, 中村 一博, 黄田 忠義, 三浦 怜央, 原 將太, 見澤 大輔, 馬場 剛士, 安田 大成, 西山 秀徳, 大島 猛史 日本気管食道科学会会報 74 (6), 393-402, 2023-12-10

    <p>症例は2010年~2021年に当院と関連病院でTP2の再手術を施行した際にチタンブリッジ(titanium bridge:以下TBと記す)の破断が判明した3例である。症例1と症例2ではTP2再手術術中所見で頭側TBの羽部の内側孔が破断していた。両症例ともにTB中心部の構造に問題なく,開大幅は維持されており,破断による音声の悪化はなかった。症例3では再手術の際に初回手術のTBを取り外そうと力…

    DOI Web Site 参考文献10件

  • 喉頭枠組み手術

    松島 康二 喉頭 35 (2), 120-125, 2023-12-01

    <p>Laryngeal framework surgery is a surgical method devised and systematized by Isshiki, in which surgical operations are applied to the cartilage of the laryngeal framework according to the disease …

    DOI Web Site 参考文献11件

  • 脂腺母斑と軟骨母斑を合併した小児腹壁遠心性脂肪萎縮症の 1 例

    麻生 麻里子, 古賀 文二, 鶴田 紀子, 今福 信一 西日本皮膚科 85 (6), 463-465, 2023-12-01

    ...頭部と頚部前面の病変は,それぞれ臨床像および病理組織像より脂腺母斑,軟骨母斑と診断した。頚部軟骨母斑は全身の合併奇形が多いとする報告があるが,渉猟した限りこれら 3 疾患を合併した報告はなかった。</p>...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献3件

  • 手術加療が奏功した後部声門狭窄症の一例

    布施 慎也, 杉山 庸一郎, 只木 信尚 喉頭 35 (2), 170-174, 2023-12-01

    <p>A man in his 80s developed convulsive seizures and was intubated for 6 days in the emergency department of our hospital. After extubation, the patient developed dyspnea with inspiratory stridor …

    DOI Web Site 参考文献8件

  • 鈍的胸部外傷後に発生した内胸動脈仮性瘤破裂の1例

    我喜屋 亮, 嵩下 英次郎, 川畑 大樹, 照屋 剛, 仲地 厚, 山内 素直 日本呼吸器外科学会雑誌 37 (7), 611-616, 2023-11-15

    ...<p>症例は42歳男性,胸痛を主訴に当院へ救急搬送された.胸部X線にて左肺野の透過性低下を認めた.造影CTにて血胸,陳旧性肋軟骨骨折,左内胸動脈の拡張,およびその周囲の血腫を認め,左内胸動脈仮性瘤破裂が疑われた.胸腔ドレーンを留置し約800 mlの血性排液を認めた.血管造影検査を行い左内胸動脈仮性瘤からの活動性出血を確認し,経カテーテル的動脈塞栓術(transcatheter arterial embolization...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献25件

  • ヒアルロン酸による炎症性骨吸収の抑制作用

    平田 美智子, 富成 司, 新井 大地, 松本 千穂, 稲田 全規 Functional Food Research 19 (0), 50-55, 2023-10-12

    ...<p>ヒアルロン酸(HA)はグリコサミノグリカンの一種であり,生体組織における細胞外マトリックスの構成成分である.HA は関節液や関節軟骨に多量に存在し,潤滑作用や緩衝作用など関節を保護する役割を担っている.現在,変形性膝関節症(OA)や関節リウマチ(RA)における関節痛を和らげる目的として,関節内HA 投与が広く行われているが,骨吸収におけるHA の役割は不明な点が多い....

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  • 手指PIP関節ロッキングの1例

    高橋 洋平, 安部 幸雄, 山下 陽輔, 藤澤 武慶, 武藤 正記, 片岡 秀雄 整形外科と災害外科 72 (3), 525-527, 2023-09-25

    ...圧痛と尺側への側方動揺性を認めた.MRIではPIP関節内に軟部組織の嵌頓を認めた.受傷後7日目に手術を行なった.側索と断裂したRCLがPIP関節内に嵌頓しており,これらを整復することで完全伸展が可能となった.基節骨頭の背側で中央索と側索間が断裂しており,一時的に基節骨頭が脱臼した,PIP関節の掌側脱臼であったと考えられた.PIP関節ロッキングの原因は種子骨の嵌頓や伸筋腱と骨棘のインピンジ,滑膜性骨軟骨腫...

    DOI Web Site 参考文献2件

  • 大腿骨頚部骨折に対する骨接合術後の骨頭圧潰症例についての検討

    伊田 修陸, 池村 聡, 笹栗 慎太郎, 中尾 侑貴, 安原 隆寛, 由布 竜矢, 加藤 剛, 泊 真二 整形外科と災害外科 72 (4), 646-649, 2023-09-25

    ...【結果】10例(14%)に骨頭圧潰を生じ,ONFH 8例,大腿骨頭軟骨下脆弱性骨折(SIF)2例であった.ONFHは5例(63%)で,SIFは2例(100%)ともに人工物置換術が施行されていた....

    DOI Web Site 参考文献9件

  • ACL再建術とOpen wedge HTOを同時に施行した症例の治療成績

    竹山 文徳, 花田 弘文, 杉 崇, 野村 耕平, 相良 智之, 大島 由貴子, 山口 史彦, 久保 勝裕, 藤原 明, 原 道也 整形外科と災害外科 72 (3), 351-356, 2023-09-25

    ...(結果)JOA score,FTA,%MA,MPTAの項目において有意に改善を認めた.抜釘時のsecond lookの際,全例においてgraft tearなく,線維軟骨と思われる軟骨再生を認めた.(考察)一期的に施行したACL再建術とHTOは術後良好な臨床成績が得られた.同時施行することにより,除痛と膝の安定性の獲得,また入院,リハビリ期間の短縮という観点においても有用な術式であると考える....

    DOI Web Site 参考文献4件

  • 75歳以上の特発性膝骨壊死に対する高位脛骨骨切り術の関節鏡評価と臨床成績

    小無田 航, 中添 悠介, 米倉 暁彦, 岡崎 成弘, 磯部 優作, 尾﨑 誠 整形外科と災害外科 72 (3), 368-372, 2023-09-25

    ...【結果】7例中6例で再鏡視を行い,全例で良好な軟骨様組織による被覆を認めた.JOAスコアは平均60.7から83.6へ,KOOSも全ての下位項目で改善を認め,特にpainが平均50.9から80.9へ,symptomが平均50.0から77.6へと改善した.【結語】SONKに対するOWHTOにより,高齢者であっても壊死部の軟骨様組織による修復が得られ,臨床成績も良好であった.</p>...

    DOI Web Site 参考文献16件

  • 踵骨隆起に発生した骨軟骨腫の1例

    佐藤 実砂, 河村 誠一, 瀬尾 健一, 藤井 陽生, 安部 大輔, 麻生 龍磨, 今澤 良精 整形外科と災害外科 72 (4), 788-790, 2023-09-25

    ...<p>【はじめに】骨軟骨腫は長管骨骨幹端周囲の発生が多く,踵骨に発生するのは稀である.今回,踵骨隆起に発生した骨軟骨腫の治療を経験したので文献的考察を加え報告する....

    DOI Web Site 参考文献6件

  • 胸椎傍脊柱筋内に発生したparosteal lipomaの1例

    白石 早紀, 富田 雅人, 野村 賢太郎, 尾﨑 誠 整形外科と災害外科 72 (3), 590-594, 2023-09-25

    ....3年前より背部の腫瘤を自覚していたが放置していた.無症状であったが,1年前に精査のためMRI撮像し第7頸椎~第4胸椎傍脊柱筋内に長径8cmの内部に低信号域と高信号域の混在した多房性の腫瘤を認めた.FDG-PETにて炎症性集積とも考えられる軽度の集積を認めた.針生検を行ったが診断確定できなかった.診断と治療目的に辺縁切除を行った.病理組織学的に腫瘍は成熟脂肪細胞の増生からなり,内部に多結節状の骨・軟骨形成...

    DOI Web Site 参考文献4件

  • オトガイ部に発生した軟骨脂肪腫の1例

    松井 健作, 神田 拓, 上田 結芽, 大町 香衣, 服部 結, 桐山 健 日本口腔外科学会雑誌 69 (9), 424-429, 2023-09-20

    <p>Chondrolipoma is an extremely rare lipoma subtype, and its pathogenesis is unknown. Furlong et al reported two cases (1.6%) out of 125 lipomas in the head and neck region. </p><p> In this report, …

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献25件

  • 舌骨の機械的刺激が誘因と考えられた脳梗塞患者に舌骨切除を行った2症例

    直井 友樹, 宮本 真, 猪股 浩平, 齋藤 康一郎 日本気管食道科学会会報 74 (4), 303-312, 2023-08-10

    ...脳神経外科による治療と同時に,耳鼻咽喉科医による舌骨大角と甲状軟骨上角の切除が行われた。以後,新たな脳梗塞の発症は生じていない。結論:舌骨に関連した頸動脈損傷は脳卒中の稀な原因となるが,多くの医師は認識していない。3D-CTAを含めた画像検査は,診断の一助となりうる可能性がある。</p>...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献26件

  • 軟化症および血管圧迫症候群による気道狭窄に対する外科治療

    安藤 誠 Pediatric Cardiology and Cardiac Surgery 39 (2), 69-77, 2023-08-01

    ...<p>気道狭窄症は,完全気管軟骨輪による全周性狭窄,軟化症(tracheobronchomalacia; TBM),血管による圧迫(vascular compression syndrome; VCS)に大別される.特にTBM, VCSは未診断率が高く,診断されていても的確な治療が行われていない症例が多数存在すると考えられている.TBMは単独(先天性TBM)とVCSによる軟骨形成障害によるものがあり...

    DOI Web Site 参考文献32件

  • 嚥下障害に対する手術の基本―誤嚥防止術の基本 声門閉鎖術―

    古川 竜也 日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会会報 126 (7), 827-831, 2023-07-20

    ...特に重視する点としては ① 甲状軟骨の切除範囲をできるだけ幅広くする, ② 声帯の切開ラインを輪状軟骨上縁に設定する, ③ 皮膚や気管の断端をトリミングして広く気管孔を形成する, などである. いずれも術後の感染や気管孔狭窄を減らすための取り組みであるとともに, 術式の普及に役立つポイントにもなるのではないかと考えている.</p>...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献8件

  • あいち小児保健医療総合センターにおける副耳584例の検討

    森田 皓貴, 須藤 知里, 森下 剛 日本形成外科学会会誌 43 (6), 319-325, 2023-06-20

    <p> 序文:副耳とは口角から耳前部周囲に認められる先天性の突起であり,先天異常のなかで比較的よく遭遇する疾患である。<br> 方法:今回われわれは,2003年から2021年の18年間に当科を受診した副耳症例を対象に初診時年齢,性別,左右,発生数,部位,形状,治療方法,併存疾患について検討を行った。<br> …

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  • 顎下腺癌に対してニボルマブ投与後に発症した気管軟骨

    森田 慎也, 門田 伸也, 青井 二郎, 武田 俊太郎 日本気管食道科学会会報 74 (3), 252-258, 2023-06-10

    ...気管軟骨炎は胸部CT検査,レントゲン検査で特徴的な所見を認める。気管軟骨炎は稀だが,比較的長期間の投与後に発症する可能性があり,時に致死的な経過をたどる場合もある。症状は肺炎に類似しているためニボルマブ投与中に呼吸器症状が出現した場合には,肺炎に加えて本疾患の鑑別も重要である。</p>...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献15件

  • 披裂軟骨脱臼 過去の文献の解析

    本橋 玲, 平松 宏之, 渡嘉敷 亮二, 櫻井 恵梨子, 齊藤 雄, 庄司 祐介, 高野 愛弓, 塚原 清彰 日本気管食道科学会会報 74 (3), 209-218, 2023-06-10

    ...<p>一側声帯運動障害の原因の一つとして披裂軟骨脱臼が鑑別にあがるが,その診断は容易ではない。われわれは喉頭内視鏡所見および発声時と吸気時(安静時)の3DCTにより診断している。喉頭内視鏡で脱臼を疑った症例であっても実際に脱臼の症例は非常に少ない。今回,過去の披裂軟骨脱臼の文献を渉猟し,文献内の喉頭内視鏡所見やCT所見から脱臼の診断について検討した。...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献15件

  • 広範囲切除を要した鼻尖部 Microcystic adnexal carcinoma の 1 例

    吉井 章一郎, 加藤 裕史, 佐藤 秀吉, 鳥山 和宏, 森田 明理 西日本皮膚科 85 (3), 188-191, 2023-06-01

    ...皮膚側は 10 mm マージンで,深部は鼻中隔軟骨・鼻骨・上顎骨の一部も含め切除を行い,左前外大腿からの遊離皮弁にて再建した。外鼻再建のため数回の手術を要した。現在術後 2 年となり,再発の所見を認めない。</p>...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献10件

  • 転移リンパ節に神経内分泌癌への分化を伴った胆嚢癌肉腫の1切除例

    永田 祐貴, 前村 公成, 山尾 幸平, 飯野 聡, 濵田 信男, 末吉 和宣 胆道 37 (2), 246-251, 2023-05-31

    ...で胆嚢底部に25mm大の結節性病変があり,病理組織学的には腺癌成分と軟骨肉腫成分から成り立っていた.また,12cリンパ節にも転移を認め,NEC成分のみであった.以上より腺癌,軟骨肉腫からなる胆嚢癌肉腫で,リンパ節転移の過程でNECへ分化したと診断した.本症例は興味深い転移形式を呈しており,腫瘍発生を考える上で貴重な症例であると思われたため報告する....

    DOI 医中誌

  • 単純型胸骨裂に対して外科的治療を行った2例

    松原 健, 加持 秀明, 桑原 広輔 日本形成外科学会会誌 43 (5), 262-268, 2023-05-20

    <p> Sternal clefts (SC) are rare congenital malformations that result from failure of sternal bar infusion. When the cleft is complete, it is often associated with ectopia cordis and requires early …

    DOI

  • MRI ultra-short TEを用いた椎間板髄核と椎体軟骨終板の定量的評価

    塚本 有彦, 高島 弘幸, 吉本 三徳, 宮下 賢, 大山 智充, 千葉 充将, 廣田 亮介, 黄金 勲矢, 家里 典幸, 寺本 篤史 Journal of Spine Research 14 (5), 779-785, 2023-05-20

    ...</p><p><b>結語:</b>椎間板髄核と椎体軟骨終板の変性をT2*値を用いて定量的に評価した.今後定量的評価法を用いた縦断研究を進める事で,椎間板と椎体軟骨終板の変性がどちらが先に進行するかを解明できる可能性がある.</p>...

    DOI 医中誌

  • 肋骨骨折手術の術前計画, 手術法, 注意点 : 自験81例の経験と文献的考察から

    金子 直之, 中込 圭一郎, 柚木 良介 日本外傷学会雑誌 37 (2), 33-45, 2023-05-01

    ...現在日本ではスクリュー固定プレートと把持式プレート, 髄内スプリントが使用でき, 我々は骨折の部位と形態により使い分け, 特に肋軟骨には柔軟性を保つように把持式を用いている. それぞれ使用部位と使用法に注意点がある. 効果的な胸腔ドレナージと皮下ドレナージについても工夫をしている.</p>...

    DOI 医中誌

  • RANKLの発見,その研究の現状と未来

    保田 尚孝 日本薬理学雑誌 158 (3), 247-252, 2023-05-01

    ...にも作用し,細胞分化,軟骨欠損修復を促進することが分かったが,その作用はRANKLを介さず,メカニズムは不明である.今後,そのメカニズム解明は変形性関節症などの治療薬開発に役立つであろう.もう一つのトピックスはanti-RANKL抗体(anti-RANKL)によるがん免疫増強である.RANKLは胸腺髄質細胞(mTEC)の分化・成熟に重要な役割を果しており,通常,mTECは自己免疫を防ぐために自己抗原特異的...

    DOI Web Site PubMed 参考文献41件

  • 大腿骨転子部骨折術後に大腿骨頭軟骨下脆弱性骨折(SIF)をきたした1例

    畑 直文, 田原 尚直, 濱田 賢治 整形外科と災害外科 72 (1), 11-14, 2023-03-25

    ...<p>【症例】90歳女性.ADL:車椅子レベル.右大腿骨転子部骨折に対し観血的骨接合術施行後,車椅子移乗レベルで施設へ退院.術後5ヶ月時に特に誘因なく右股関節痛が出現.単純X線像では骨折部の骨癒合を認め,MRI検査で大腿骨頭軟骨下脆弱性骨折(SIF)と診断した.6週間の患肢免荷の後に右股関節痛は改善,免荷開始から8ヶ月後(術後13ヶ月)のMRI検査で信号変化は消失していた....

    DOI Web Site 医中誌 参考文献5件

  • 上腕骨近位端用プレートを用いて脛踵間固定術を施行した1例

    蓑川 創, 髙原 真穂, 野村 智洋, 坂本 哲哉, 小阪 英智, 柴田 陽三, 伊﨑 輝昌 整形外科と災害外科 72 (2), 179-182, 2023-03-25

    ...支障をきたすため,手術療法を要することが多い.今回,距骨壊死に対し,外側アプローチで展開し,反転した上腕骨近位端用プレートを用いて脛踵間固定術を施行した1例を経験したので報告する.症例は81歳男性.左足関節を捻挫して受傷.近医で骨折は指摘されず,趣味の登山を継続していたが,その後徐々に左足関節痛が増悪したため,当科紹介受診となった.単純X線で距骨が高度に圧壊し,距腿関節裂隙が消失していた.脛骨天蓋の軟骨下骨...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献4件

  • 人工股関節置換術時に摘出された骨頭の肉眼所見

    樋口 富士男, 吉光 一浩, 田中 康嗣, 山下 明浩, 山内 豊明 整形外科と災害外科 72 (1), 28-32, 2023-03-25

    ...検討した.対象:2020年6月から2022年2月までの間に写真撮影ができた100摘出骨頭である.結果:所見を分類すると,初期・変性型が19骨頭,一次性変形性関節症型が38骨頭,二次性変形性関節症型が31骨頭,大腿骨頭壊死型が3骨頭そして破壊型が9骨頭であった.考察:術前にも諸検査で多くの情報が得られるが,肉眼所見からも新しい情報が得られた.一つ目は,X線所見が軽微で手術の必要性が不明な患者に,重度の軟骨病変...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献6件

  • 当院における外側型変形性膝関節症に対する大腿骨遠位内反閉鎖式骨切り術の短期治療成績の検討

    大島 由貴子, 花田 弘文, 石松 哲郎, 野村 耕平, 阿南 亨弥, 千々岩 芳朗, 藤原 絃, 山口 史彦, 久保 勝裕, 藤原 明, 原 道也 整形外科と災害外科 72 (1), 98-100, 2023-03-25

    ...【結果】術前後でJOA scoreは全例改善,関節可動域は平均5.5°改善した.関節鏡所見では外側コンパートメントの大腿骨・脛骨の軟骨損傷は8例改善し,2例は不変だった.内側コンパートメントの大腿骨・脛骨の軟骨損傷は9例不変であり,1例のみ増悪した.合併症は骨切り時のヒンジ骨折を2例,抜釘時の大腿動脈分岐部損傷を1例に認めた....

    DOI Web Site 医中誌 参考文献5件

  • 拍動性耳鳴に対して手術加療を行った内頸動脈鼓室内走行異常の 1 例

    三橋 亮太, 佐藤 公宣, 田中 久一郎, 川口 壽比古, 深堀 光緒子, 黒岩 大海, 小野 剛治, 千年 俊一, 梅野 博仁 耳鼻と臨床 69 (2), 97-103, 2023-03-20

    ...薄切軟骨で意図的に浅在化した鼓膜を形成し、長いコルメラによる Ⅲ c 型伝音再建を行い拍動性耳鳴の消失と伝音難聴の改善を認めた。術中出血は微量であった。本疾患は手術操作による大量出血の可能性があるが、診断確定のもと注意深く手術操作を行うことは必ずしも危険ではない。鼓膜の意図的浅在化と長いコルメラによる伝音再建を行うことは拍動性耳鳴の改善と伝音難聴の改善にも有効であると考えられた。</p>...

    DOI 医中誌

  • 超高精細 CT を用いた日本人の気管の大きさと形状についての検討

    宮本 真, 齋藤 康一郎, 中川 秀樹 日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会会報 126 (3), 200-207, 2023-03-20

    ...<p> 気管は輪状軟骨につながる管で, 頭頸部の運動, 呼吸, 発声などで長さや太さが変化する. 気管の正確な形態学的データは, 気管切開術を行う際に有用となる. 本研究では, 超高精細 CT を用いて日本人における第2気管輪と大動脈直上の前後径と横径, 第2から第7気管輪の形状, 第2気管輪の横径を基準とした前後径との差と比について検討した....

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献12件

  • Sarcopenic Dysphagia の嚥下機能評価

    山本 真弓 山陽論叢 29 (0), 91-100, 2023-03-15

    ...嚥下機能評価は嚥下造影検査がゴールデンスタンダードであり(柴 田 2013)、全身の筋肉量・筋力・嚥下機能を勘案した診断法が提案され、さらにリハビリテ ーション栄養管理の有用性(若林 2014)、甲状軟骨部皮膚牽引の有用性(佐藤 2016)が示 されている。...

    DOI

  • 薄切軟骨を併用した鼓室形成術Ⅰ型症例の検討

    暁, 久美子, 井上, 大志, 安藤, 詩織, 森田, 勲, 木村, 俊哉, 辻村, 隆司, 西村, 一成, 池田, 浩己, 三浦, 誠 日本赤十字社和歌山医療センター医学雑誌 40 69-79, 2023-03-01

    ...また, 伝音再建後の術後聴力成績判定基準での成功率は軟骨併用例( 88% )・筋膜例( 92% )とで有意差はなく, 周波数別の術後気骨導差の平均値も軟骨併用例と筋膜例とで何れの周波数でも有意差を認めなかった. 形態学的成功( 鼓膜穿孔閉鎖 )は軟骨併用例で有意に優れ, 機能的成功( 聴力改善 )は軟骨併用例と筋膜例とで同等であり, 薄切軟骨は有用な鼓膜再建材料と考えられた....

    機関リポジトリ

  • VEXAS症候群に対するルキソリチニブの治療選択肢としての可能性

    高橋 徳幸, 中島 麻梨絵 日本免疫不全・自己炎症学会雑誌 2 (1), 2-9, 2023-02-28

    ...成人発症の新規自己炎症性疾患としてVEXAS症候群が2020年に報告された.この疾患は,X染色体上に位置する<i>UBA1</i>遺伝子の体細胞変異で生じ,<i>UBA1</i>遺伝子に規定される41番目のアミノ酸であるメチオニンの置換(p.Met41)によって病原性を有する.臨床症状および所見は,発熱に加えて骨髄系および赤芽球前駆細胞の空胞,大球性貧血,皮膚の好中球性炎症,肺浸潤影,耳や鼻の多発軟骨炎...

    DOI

  • COVID-19 肺炎に対する経口挿管後に生じた輪状軟骨壊死に高気圧酸素療法が奏効した症例

    伊東 里佳, 御厨 剛史, 山内 盛泰, 梅野 博仁, 倉富 勇一郎 日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会会報 126 (2), 134-138, 2023-02-20

    ...<p> 喉頭組織への圧迫等で軟骨膜が破壊されると軟骨への血液供給不足が原因となり輪状軟骨壊死を来す. COVID-19 肺炎で挿管後輪状軟骨壊死を来し高気圧酸素療法が奏効した症例を報告する. 症例は23歳女性で腹臥位管理を含む13日間の経口挿管管理を行った. 抜管23日後に喘鳴を来し, 声門下狭窄と喉頭浮腫を認め抗菌薬加療とステロイド加療を行った....

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献10件

  • 側頭骨の関節結節部に発生した骨軟骨腫の1例

    高塚 団貴, 立浪 秀剛, 中山 英二, 櫻井 航太郎, 高市 真由, 野口 誠 日本口腔外科学会雑誌 69 (2), 43-47, 2023-02-20

    <p>Osteochondroma is a benign bone tumor covered by a cartilage cap, arising at the external surface of the bone. In the oral and maxillofacial regions, this lesion is known to develop in the …

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献7件

  • 輪状軟骨開窓術による上気道管理

    仲宗根 和究, 真栄田 裕行, 鈴木 幹男 耳鼻咽喉科展望 66 (1), 24-28, 2023-02-15

    ...<p>喉頭低位,肥満,短頸などを伴う症例では,通常の気管切開では手術や術後管理に難渋する例が少なくない.その様な症例に対して,輪状軟骨開窓術の安全性が示唆されている.当科で実施した輪状軟骨開窓術14例についてレビューし,その有用性を検討した....

    DOI 医中誌

  • COVID-19に対する気管切開の環境整備

    平位 知久, 世良 武大, 伊藤 周, 益田 慎 日本気管食道科学会会報 74 (1), 1-6, 2023-02-10

    ...さらにリウエル鉗子もセット内に組み込んでいるので,手術中の状況に応じて術式を輪状軟骨切開術に変更することも可能である。その他,移動式LED無影灯の使用,カニューレの準備,スタッフ間で動線の確認等を行っている。以上により,手術室に近い環境下で気管切開することが可能となっている。</p>...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献5件

  • 機能性発声障害を伴うホルモン音声障害に対し,音声治療と理学療法と甲状軟骨形成術4型を併用した症例

    國枝 千嘉子, 中村 一博, 西堀 丈純, 久世 文也, 寺澤 耕祐, 小川 武則 日本気管食道科学会会報 74 (1), 15-20, 2023-02-10

    ...しかし,話声位の低音化,声域の狭小化は改善せず,甲状軟骨形成術4型(TP4)を実施した。また理学療法士による,呼吸筋群の活性化,腹横筋の活性化,頸部マッサージの理学療法(PT)が術前から実施された。器質的変化をきたしていた声帯がTP4により伸長され,声帯筋緊張が保たれた状態でVTを継続し,声域の拡大,ピッチマッチが可能になり,抑揚の少ない童謡歌唱が可能となった。...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献6件

  • 甲状軟骨形成術4型の長期経過後に牽引糸を切断した1例

    西山 秀徳, 中村 一博, 馬場 剛士, 山田 裕太郎, 増田 毅, 大島 猛史 日本気管食道科学会会報 74 (1), 21-25, 2023-02-10

    ...<p>症例は47歳男性で,男性から女性型の性同一性障害(MTF/GID)の診断で前医にて甲状軟骨形成術4型(TP4)を施行した4年後にやはり自分は男性であるとの結論に達し,TP4を元に戻してほしいという主訴で当院へ紹介され受診した.牽引糸の抜糸手術を行っても声が元に戻らない可能性があることを説明の上,手術を施行した.手術ではゴアテックスボルスターと牽引糸を取り除いたが,術前の予想通り甲状軟骨と輪状軟骨...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献1件

  • トップアスリートに生じた大腿骨頭骨軟骨病変の経験

    橋本 立子, 中嶋 耕平, 半谷 美夏, 安羅 有紀, 西田 雄亮, 鳥居 俊, 奥脇 透 日本臨床スポーツ医学会誌 31 (1), 223-230, 2023-01-31

    ...<p>大腿骨頭に生じる離断性骨軟骨炎の報告は稀であるが,アスリートではオーバーユースによって生じるとことがある.今回我々が経験した3 例のうち2 例は腸腰筋インピンジメントにより生じ,もう 1 例はハードルのジャンプで繰り返される骨頭と臼蓋のインパクトにより骨軟骨病変が生じたものと考えられた.3 例とも病変は非荷重部位に限局しており,軟骨剥離や関節内インピンジメントの所見は無かった.いずれも保存治療...

    DOI

  • Lisfranc関節を理解する 機能解剖と病態

    平野 貴章 日本フットケア・足病医学会誌 4 (1), 11-16, 2023-01-31

    ...同部位の解剖により, Lisfranc靭帯を囲むように関節軟骨が存在している. Lisfranc靭帯は足底部と平行に走行している骨を結ぶ太い靭帯であり, その付着部平均面積は第1楔状骨81mm², 第2中足骨88mm²であった. <br> 【考察】Lisfranc関節損傷は, 治療が難しいことが報告されている....

    DOI

  • 軟骨伝導補聴器の適応疾患と適応聴力

    西村 忠己 日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会会報 126 (1), 1-6, 2023-01-20

    ...<p> 軟骨伝導補聴器は2017年に発売された新しい補聴器である. 既存の気導や骨導補聴器とは異なる特徴を有し, 外耳道閉鎖症など気導補聴器で効果が得にくい症例を中心にフィッティングが行われることが多い. しかし新しい補聴器であるため, どのような疾患が適応になるのか, どの程度の難聴まで十分な効果が得られるのかについて不明な部分が多く, 適応の判断に苦慮することもある....

    DOI Web Site Web Site ほか1件 被引用文献2件 参考文献8件

  • 両側難聴を呈した再発性多発軟骨炎例

    木下 一太, 綾仁 悠介, 乾 崇樹, 東野 正明, 萩森 伸一, 河田 了 耳鼻咽喉科臨床 116 (1), 81-87, 2023

    <p>Relapsing polychondritis (RP) is a multi-system cartilaginous disease that is characterized by chronic inflammation and cartilage deformities. The auricular cartilage, nasal septum, and laryngeal …

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献12件

  • 胸骨骨折否定目的で行ったMRIで肋軟骨損傷と診断された1例

    赤塚 吉紘, 中西 光広, 植村 美穂, 今村 塁, 早川 耕平 日本放射線技術学会雑誌 79 (5), 469-473, 2023

    ...が疑われた.更に, three-dimensional gradient echo(3D GRE)法のT<sub>1</sub>強調脂肪抑制画像において,肋軟骨が高信号,その周囲組織が低信号として,離断部が明瞭に描出され,肋軟骨損傷と診断された.胸部痛でMRI検査を行う場合は,肋軟骨損傷も考慮し,3D GRE法のT<sub>1</sub>強調脂肪抑制画像の撮像をすることで損傷部位の把握に役立つと考えられる...

    DOI Web Site Web Site ほか2件 参考文献8件

  • 気道狭窄のため喉頭摘出を要した喉頭軟骨腫例

    鈴木 克代, 欄 真一郎, 丹羽 正樹, 服部 杏子, 讃岐 徹治, 岩﨑 真一 耳鼻咽喉科臨床 116 (6), 601-606, 2023

    <p>Laryngeal chondroma is a rare disease, accounting for less than 1% of all laryngeal primary tumors. Tissue biopsy, CT, and MRI are useful for the diagnosis, but differentiation from …

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献25件

  • 甲状軟骨に転移を生じた直腸癌例

    長 陽子, 高本 宗男, 有木 雅彦, 濱本 隆夫 耳鼻咽喉科臨床 116 (7), 671-676, 2023

    <p>Metastases to the thyroid cartilage are rare due to the absence of vessels within cartilaginous tissue. Herein, we report a rare case of thyroid cartilage metastasis in a patient treated for …

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献13件

  • 舌骨に関連した血管障害

    川原 一郎, 小川 由夏, 塩崎 絵理, 原口 渉 脳卒中 45 (4), 295-302, 2023

    ....過長した舌骨やその偏位によって,頸動脈に何らかの影響を及ぼすことも知られており,舌骨に関連した血管障害の報告は散見されるが,いまだ認知度は低く,その病態を周知させることは重要であると考えられる.3D-CTAでは,舌骨と頸動脈との決定的な解剖学的異常所見を捉えるのに有用であり,隣接,接触,圧迫,あるいは絞扼の状態を時に経験し,その解剖学的異常は脳血管障害発症の危険因子と考えられる.茎状突起から甲状軟骨...

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献2件 参考文献33件

  • テナガザルiPS細胞を用いた肢芽間葉系細胞分化誘導法の検討

    濱嵜 裕介, 今村 公紀 霊長類研究 Supplement 39 (0), 48-49, 2023

    ...四肢の発生は胚発生初期に現れる肢芽に由来しており、肢芽間葉系細胞の増殖や軟骨内骨化といった過程を経て四肢骨が形成される。テナガザルの上肢伸長には、こうした四肢発生過程における遺伝子発現制御機構の進化が寄与していると推測されるが、テナガザルにおいては発生過程の解析は困難であり、上肢伸長をもたらした分子基盤は不明である。...

    DOI

  • 有限要素解析を用いた寛骨臼形成不全に対するPeriacetabular osteotomyの骨片移動方向の検討

    北村 健二, 本村 悟朗, 濵井 敏, 川原 慎也, 佐藤 太志, 山口 亮介, 原 大介, 宇都宮 健, 中島 康晴, 藤井 政徳 日本関節病学会誌 42 (2), 36-40, 2023

    ...LCEA 30°・35°・40°に前方回転0°・5°・10°・15°を追加した12通りのPAOシミュレーションを行い,片脚立位想定時の寛骨臼軟骨の接触面積・最大接触圧力(Max CP)を算出した。正常ボランティア16例16股の結果からMax CPの正常範囲は4.1MPa未満とした。</p><p><b>結果</b>:前方回転(−)よりも前方回転(+)で接触面積は増加し,Max CPは減少した。...

    DOI 医中誌

  • トレッドミル運動と水泳が老化促進マウスの自然発症型変形性膝関節症に及ぼす影響

    則松 貢輔, 中西 和毅, 柿元 翔吾, 野島 菜央, 谷 明, 松崎 凌真, 松岡 輝樹, 稲留 真輝, 加藤 夕貴, 立部 勇汰, 高田 聖也, 大塚 章太郎, 角園 恵, 榊間 春利 基礎理学療法学 26 (1), 1-10, 2023

    ...さらにII 型コラーゲン陽性軟骨細胞の増加,MMP-13陽性軟骨細胞の減少,滑膜のTNF-<i>α</i>陽性細胞の減少を認めた。特に水泳群の歩幅は有意な改善を認め,軟骨恒常性維持に重要なタンパク質であるII型コラーゲン陽性軟骨細胞は有意に増加していた。本研究は,運動が加齢による軟骨変性を緩和し,関節可動域や歩容を改善させることを示した。...

    DOI 医中誌

  • 自家骨軟骨移植にて上腕骨頭特発性骨壊死を治療した1例

    向井 章悟, 中川 泰彰 肩関節 47 (2), 438-441, 2023

    ...症例は65歳男性 レントゲン,MRIにて上腕骨頭特発性骨壊死Cruess Type 2と診断し手術を行った.病巣部は軟骨欠損を認めたので,腱板切開し直視下に自家骨軟骨移植を行った.術後3年時,痛みはほぼ消失しており機能的には問題なく,レントゲンでも関節症変化の進行も軽度である.本疾患においては機能障害よりも骨髄浮腫,軟骨損傷による痛みが主訴となっており,関節軟骨面の再建も同時に可能とする自家骨軟骨移植...

    DOI 医中誌

  • 上腕二頭筋長頭腱損傷の関節鏡評価

    竹原 元司, 馬谷 直樹 肩関節 47 (2), 381-384, 2023

    ...LHBT不安定性,骨頭求心性低下で生じるため,LHBT周囲組織の随伴病変が腱処置決定の判断の一助になる可能性があり,調査した.LHBT部分断裂を認めた15肩を対象に,LHBTは発赤,肥厚や扁平化,不安定性(ramp test),LHBT周囲組織はSGHL/SSc舌部複合体(anterior pulley)損傷,棘上筋前方線維(posterior pulley)損傷,SLAP損傷,LHBT直下の関節軟骨損傷...

    DOI 医中誌

  • 当院で施行した内側開大式高位脛骨骨切り術の術後中期成績

    本田 賢二, 岡橋 孝治郎, 西村 光平, 松井 智裕, 大島 学, 田中 康仁 日本関節病学会誌 42 (4), 334-339, 2023

    ...PF関節の軟骨損傷はICRS分類で平均0.5から再鏡視時0.84に進行したが有意差はなかった。合併症はヒンジ骨折を8例(Takeuchi Type Ⅰ:7例,Type Ⅲ:1例),表層感染を2例に認めた。</p><p><b>結語</b>:OWHTOの中期成績は良好であり,合併症はヒンジ骨折が30.8%,表層感染が7.7%であった。</p>...

    DOI 医中誌

  • 変形性膝関節症の軟骨細胞におけるKv1.6チャネルの役割

    倉田 朋, 鈴木 良明, 楯野 真也, 味八木 茂, Elva Bernotiene, Wayne Giles, 山村 寿男 日本薬理学会年会要旨集 97 (0), 2-B-SS12-2-, 2023

    <p>Osteoarthritis (OA) is a chronic inflammatory disease characterized by a decrease in cartilage matrix, disorders of joint movement, and severe pain. Previous studies have suggested that an …

    DOI Web Site

  • 高位脛骨骨切り術と自家培養軟骨移植術を施行した一症例

    小谷 尚也, 前山 彰, 山本 卓明, 鎌田 聡 九州理学療法士学術大会誌 2023 (0), 142-, 2023

    ...また、軟骨欠損に対する再生医療として、自身の軟骨を採取し、それを体外で培養し、欠損部に戻す自家培養軟骨移植術が近年注目されている。自家培養軟骨移植術はその生着率が術後経過を大きく左右するが、HTOにより荷重部位を矯正することで、生着率の向上が期待できる。...

    DOI

  • マイクロバイオメカニクスに基づくロボット術中診断法(RMA-OCDS)の開発

    佐伯 壮一, 岩井 愛弥, 福山 裕人, 塚原 義人 生体医工学 Annual61 (Abstract), 148_2-148_2, 2023

    ...を行う.酵素処理によって粘弾性を変化させたブタ関節軟骨をサンプルとして用い,提案手法の初期OA診断能について検証を行う.ブタ正常軟骨に加え,ヒアルロニダーゼ,コラゲナーゼ,の酵素処理による微弱変性軟骨に適用した.その結果,荷重負荷における軟骨組織変位及び関節液流動をひずみ速度として断層可視化可能であることが分かり,RMA-OCDSシステムの臨床診断の有効性を示唆された....

    DOI

  • ロボットマニピュレータを用いた初期OA術中診断システム(RMA-OCDS)の提案

    野呂 文音, 福山 裕人, 岩井 愛弥, 佐伯 壮一, 塚原 義人 生体医工学 Annual61 (Abstract), 267_1-267_1, 2023

    ...Arthroscopic OCDS(RMA-OCDS)を提案する.本稿では,高速撮影が可能であるなど臨床的な利点が多いSwept Source OCT(SS-OCT)の導入を検討する.検証実験のため,サンプルとしてブタ関節軟骨組織から正常軟骨とコラーゲン分解酵素処理を2時間施した初期変性軟骨を作成し動的粘弾性試験を実施した.その結果,強制周期変位に対するひずみ速度の位相遅れは初期変性軟骨の方が小さくなった...

    DOI

  • 陳旧性肘関節脱臼による尺骨鉤状突起欠損に対して肘頭からの骨軟骨移植による再建術を行った1例

    白瀬 統星, 金城 政樹, 西田 康太郎 日本肘関節学会雑誌 30 (2), 156-159, 2023

    ...両側側副靱帯断裂に尺骨鉤状突起欠損を合併した陳旧性性肘関節脱臼に対して肘頭からの骨軟骨移植による尺骨鉤状突起再建とsingle graftによる両側側副靭帯の再建を行なった1例を報告する.症例は50歳男性.転倒によって単純性肘関節脱臼を受傷した.前医にて脱臼整復されるも,その後の通院を自己中断され,陳旧性肘関節脱臼となった状態で受傷1年で当院紹介となった.当院受診時,肘関節の易脱臼性と内外反の動揺性...

    DOI 医中誌

  • Panner病2例の治療経験

    磯崎 雄一, 古屋 貫治, 八木 敏雄, 志賀 研人, 堀家 陽一, 月橋 一創, 岡田 浩希, 松久 孝行, 筒井 廣明, 西中 直也 日本肘関節学会雑誌 30 (2), 229-233, 2023

    ...<B>【はじめに】</B>Panner病は上腕骨小頭(以下小頭)の無腐性壊死で離断性骨軟骨炎(以下OCD)との鑑別を要する.Panner病を2例経験したので文献的な考察を加えて報告する....

    DOI 医中誌

  • ヒト ES 由来軟骨移植による気道再建の研究

    渕本 康史, 古村 眞, 陳 俊龍, 古村 浩子, 伊藤 怜, 絵野沢 伸, 梅澤 明弘 移植 58 (Supplement), s235_3-s235_3, 2023

    ...【方法】ヒトES 細胞株(SEES2)を拡大培養の後,軟骨に分化培養によって形成したプレ軟骨片をNOGマウス皮下に移植して成熟軟骨片(ヒト ES軟骨)を得た.ヌードラットの頸部気管に 2x3ミリ大の切開孔を作製し,同サイズのヒト ES 軟骨を 8-0 非吸収糸にて欠損孔にパッチ移植した.移植 1か月後,3か月後に,内視鏡検査、サンプリングを行った(各 n=3)....

    DOI 医中誌

  • 自然寛解した鼻中隔限局の再発性多発軟骨炎例

    橘 智靖, 和仁 洋治, 香川 英俊, 小松原 靖聡, 黒田 一範, 假谷 彰文, 直井 勇人, 安藤 瑞生 耳鼻咽喉科臨床 116 (6), 573-577, 2023

    <p>We present the case of a 77-year-old male patient with relapsing polychondritis localized to the nasal septum, who presented with a history of recurrent epistaxis and nasal pain. After definitive …

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献5件

  • 癒合した舌骨・甲状軟骨による機械的刺激で脳梗塞の再発を繰り返した内頸動脈狭窄症の1例

    忽那 史也, 川原 一郎, 田中 藤信, 定方 英作, 原口 渉, 岩永 洋 臨床神経学 63 (6), 369-374, 2023

    ...<p>症例は78歳男性.73歳時に舌骨と甲状軟骨による機械的刺激に伴う右内頸動脈狭窄症と診断され,頸動脈ステント留置術が行なわれた.78歳時に脳梗塞を再発し,3D-CTAで頸動脈ステントの再狭窄を認めた.再発予防のために舌骨と甲状軟骨の部分切除を行い,再度頸動脈ステント留置術を行った.治療により内頸動脈走行の偏位が軽減され,ステント内の狭窄も改善が得られた.舌骨や甲状軟骨による機械的刺激が関与した内頸動脈狭窄症...

    DOI Web Site PubMed 参考文献22件

  • 膝関節の自家骨軟骨移植術における長期経過後の再鏡視像の検討

    髙橋 基, 中川 泰彰, 向井 章悟, 新屋 裕希, 中村 亮太 日本整形外科スポーツ医学会雑誌 43 (3), 149-153, 2023

    ....結果は3例3膝の移植骨軟骨柱はいずれも良好な生着を得た.ICRS再鏡視スコアは平均9.7/12点であった.膝軟骨損傷に対するOATの移植骨軟骨柱は5年以上の長期経過でも良好な生着と軟骨修復を得た....

    DOI

  • 鼻中隔外鼻形成術と鼻中隔穿孔閉鎖術を同時に施行した鼻弁狭窄・鼻中隔穿孔例

    髙倉 大匡, 舘野 宏彦, 將積 日出夫 日本鼻科学会会誌 62 (2), 322-331, 2023

    ...経鼻柱切開による皮膚翻転を行い,大鼻翼軟骨,上外側鼻軟骨,鼻中隔軟骨を露出した。穿孔上部の鼻中隔粘膜は上外側鼻軟骨内側面まで,下部は鼻腔底から下鼻道まで鼻中隔および鼻腔粘膜を剥離し,鼻腔底粘膜にはコの字型の切開を入れ上下の粘膜弁を移動して穿孔部を縫縮した。右側頭筋膜と耳介軟骨を採取し,それぞれ穿孔部の介在グラフトとSpreader graftとして使用した。...

    DOI Web Site 参考文献24件

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