検索結果を絞り込む

本文・本体へのリンク

検索結果 31 件

  • 1 / 1

  • 日本人における輪状甲状靭帯部分の解剖学的検討

    宮本 真, 齋藤 康一郎, 長瀬 美樹 日本気管食道科学会会報 72 (4), 187-195, 2021-08-10

    ...輪状甲状間の大きさは,男女それぞれの平均値で下甲状切痕の高さでの両側輪状甲状筋内側縁間の距離は,12.3mm,9.5mmで,直下の輪状軟骨上縁との中央の高さでは9.2mm,6.0mmであった。また,輪状甲状靭帯の高さは男女それぞれ平均10.1mm,9.3mmであった。...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献11件

  • 変声を契機に発症した筋緊張性発声障害

    竹上 つかさ, 前川 圭子, 末廣 篤 音声言語医学 62 (3), 246-251, 2021

    ...<br>本症例は,変声を契機として喉頭筋の調節不良を生じ,筋緊張性発声障害をきたしたと推察される.つまり,声帯内転筋群に比して輪状甲状筋の緊張が強いため,スリット状の声門閉鎖不全を生じ,それを代償するため,声門上部が過剰に収縮し嗄声をきたしたと推察された.そのため,輪状甲状筋の筋緊張を緩和,かつ声帯内転筋群の働きを適度に促進して,声帯内転筋群と輪状甲状筋の筋緊張の不均衡を是正する音声治療が有効であると...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献6件

  • 術中神経モニタリングを用いた上喉頭神経外枝温存のこつ

    舛岡 裕雄, 宮内 昭 日本内分泌・甲状腺外科学会雑誌 37 (3), 182-186, 2020

    ...上喉頭神経外枝が麻痺すると輪状甲状筋の収縮が障害され,大声や高音の発声が困難となる,発声音域が狭くなるなどの症状が出現する。近年,改良された術中神経モニタリング装置が普及するようになり,術中に上喉頭神経外枝を確認温存することが飛躍的に容易になった。...

    DOI Web Site 医中誌

  • 一側輪状甲状筋麻痺に対する甲状軟骨形成術Ⅳ型の効果

    李 庸學, 安達 一雄, 井口 貴史, 松原 尚子, 梅﨑 俊郎 耳鼻と臨床 64 (3), 108-113, 2018-05-20

    ...今回われわれは、高音が出せないという主訴の患者に対し、喉頭ストロボスコピーおよび喉頭筋電図検査を施行し、一側輪状甲状筋麻痺と診断し、甲状軟骨形成術Ⅳ型を施行した。術後、話声位、声域ともに改善し、最低音は維持した。高音発声、ピッチ調節においては、輪状甲状筋のみではなく、甲状披裂筋による stiffness の増減が大きく関与していると考えられた。</p>...

    DOI 医中誌

  • 独立成分分析による混合筋電信号の分析方法の研究開発

    山内 彰人, 今川 博, 榊原 健一, 横西 久幸, 大塚 満美子, 後藤 多嘉緒, 二藤 隆春, 田山 二朗 音声言語医学 57 (2), 227-237, 2016

    ...<br> 被験者の健常男性(37歳)に対して経皮的に輪状甲状筋(CT),胸骨舌骨筋(SH),混合信号としての両者の中間点(CT+SH)へ有鈎双極電極を刺入し,複数の検査課題(裏声/i/,グリッサンド/i/,下顎の上下運動,頭部前屈,裏声発声/aiai/,裏声の構えによる呼気)を行って筋電図信号を記録した.そして,CTとCT+SHの観測信号にICAを行い,CTとSHの分離波形を取得して分離波形SHと観測信号...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献13件

  • 輪状甲状筋へのボツリヌムトキシン注射が有効であった両側声帯麻痺の1例

    稲守 真璃, 望月 隆一, 山下 麻紀, 中谷 彩香, 牟田 弘 日本気管食道科学会会報 67 (1), 20-24, 2016

    ...精査にて吸気時に両側輪状甲状筋が収縮することにより声門が伸展し声門間隙が狭小化することが呼吸困難の原因と診断し,両側輪状甲状筋にボツリヌムトキシンを注射し,症状改善を認めた。現在,患者は数カ月ごとの注射施行により気管切開などの観血的処置を行うことなく日常生活を送れている。...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献4件

  • タイ語声調の再検討(<特集>アジア東部諸言語の喉頭特徴)

    ERICKSON Donna 音声研究 15 (2), 74-82, 2011

    ...タイ語の各声調は,輪状甲状筋(CT)および胸骨舌骨筋(CT),胸骨甲状筋(ST),甲状舌骨筋(TH)等外喉頭筋の運動に関して,それぞれ異なったパターンを示す。CTの活性化は基本周波数(F0)の上昇をもたらし,その不活性化はF0の下降をもたらす。下降調生成においては,CTの不活性化によってF0が中音域まで下げられ,外喉頭筋の活性化によって中音域以下への下降がもたらされると考えられる。...

    DOI Web Site

  • 当クリニックにおける右側喉頭麻痺に対する術式の検討

    中村 一博, 一色 信彦, 讃岐 徹治, 長井 慎成, 金沢 英哲 日本気管食道科学会会報 58 (6), 519-526, 2007

    ...<br>片側声帯麻痺で輪状甲状筋機能不全の疑いがある際には声門閉鎖不全の解消のみならず声帯前後方向の緊張が必要である。まずAAや1型,またAA+1型により声帯正中移動させ,その上で患者の音声をモニタリングし,術中にオプションとして4型の併用の選択を考慮することは重要である。...

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献5件 参考文献24件

  • 声の高さを調節する生体機構

    本多 清志 Koutou (THE LARYNX JAPAN) 8 (2), 109-115, 1996

    Voluntary use of voice in human speech and song is supported by uniquely human mechanisms of peripheral apparatus and neural adaptation to their forms. This paper examines various mechanisms of …

    DOI 医中誌 被引用文献8件 参考文献38件

  • 空力的側面より観察した声の高さの調節機構

    北嶋 和智, 田中 和成, 片岡 英幸 Koutou (THE LARYNX JAPAN) 8 (2), 102-108, 1996

    The effects of transglottal pressure on fundamental frequency of phonation (dF/dP) were investigated by loading a sudden transglottal pressure change during sustained phonation.<BR>1) Human …

    DOI 医中誌 参考文献17件

  • F_0調節の生理機構に関する磁気共鳴画像(MRI)の分析

    平井 啓之, 本多 清志, 藤本 一郎, 島田 育廣 日本音響学会誌 50 (4), 296-304, 1994

    ...F_0上昇の生理機構は主に輪状甲状筋の活動によって行われることがよく知られているが、F_0の下降については輪状軟骨の弛緩だけでは説明できない問題があり、現在でも明らかにされていない。本研究では、F_0下降の生理機構の理解を目標として、磁気共鳴装置(MRI)を用いて約1〜1.5オクターブのF_0範囲で持続発声を行ったときの喉頭の正中矢状断面の撮像を行った。...

    DOI Web Site 被引用文献10件 参考文献12件

  • 炭酸ガス吸入時における輪状甲状筋活動性の検討

    木原 浩文, 大津 信也, 和田 好純, 宇高 二良, 石田 達也, 小池 靖夫 Koutou (THE LARYNX JAPAN) 5 (2), 153-156, 1993

    Several studies of the activity of human cricothyroid muscles during sleep have been reported. Eight adults in good health aged 36 to 61 years were subjected in this study. The activity of the …

    DOI

  • 上喉頭神経刺激によるヒトの脳幹誘発反応

    山下 利幸 Koutou (THE LARYNX JAPAN) 2 (2), 130-135, 1990

    A pair of stainless steel electrodes were directly attached to the right internal branch of the superior laryngeal nerve (SLN) of a patient, on an occasion of total laryngectomy under general …

    DOI

  • 喉頭筋筋線維構成の比較解剖学的研究

    山本 俊雄, 猪口 清一郎, 甲田 基夫, 佐藤 巌 昭和医学会雑誌 50 (6), 591-599, 1990

    ...の男性4名, サルはニホンザル雄成獣1頭で, イヌの喉頭筋はSudan Black B染色により筋線維を3型に分別, ヒトおよびサルの例では筋線維はHE染色, 神経線維はトルイジンブルー染色によった.結果: 1.イヌの喉頭筋には, ヒトおよびチンパンジーにみられた喉頭蓋筋と斜披裂筋は認められなかったが, 室筋が認められ, 発声への関与が考えられた.2.イヌの喉頭各筋の横断面積と筋線維総数は雌雄とも輪状甲状筋...

    DOI

  • ウサギ副神経延髄根の起始核-逆行性細胞標識法による研究

    北村 清一郎, 大久保 丞二, 西口 隆彦, 尾形 公應, 陳 凱莉, 堺 章 歯科基礎医学会雑誌 28 (1), 19-27, 1986-02-20

    ...また, 上喉頭神経領域の疑核最吻側1/4には輪状甲状筋支配のXr起始細胞が存在する。疑核中央1/2には甲状披裂筋と後輪状披裂筋の両運動神経細胞が存在するが, 軸索は, 前者ではXIr, 後者ではXrを経由する。すなわち, XIrは下喉頭神経を経て声門閉鎖筋を支配し, 起始核は鰍の尾側よりにみとめられる。...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献20件

  • 喉頭筋筋線維構成の比較解剖学的研究

    松本 祐二, 佐藤 巌, 恩田 聰, 安室 健郎, 猪口 清一郎 昭和医学会雑誌 46 (2), 173-181, 1986

    ....3.これに対してサルでは喉頭蓋筋を欠き, ヒトに比べて各筋とも筋線維は少なくて披裂筋及び輪状甲状筋で特にその差が著しかった.3筋線維型の頻度は白筋線維が一般に50%前後を占め, ヒトよりも高く, その差は披裂筋及び甲状披裂筋で著しかったが, 白筋線維の太さはヒトに比べて小で, その差は甲状披裂筋, 次いで披裂筋と外側輪状披裂筋の順に著明であった.4.以上の事からサルではヒトに比べて声門の後部を閉鎖...

    DOI 医中誌 被引用文献2件

  • ヒト喉頭筋の筋線維構成について

    佐藤 巌, 猪口 清一郎 人類學雜誌 93 (1), 55-69, 1985

    On the myofibrous organization of the laryngale muscle, the number, the size and the density of muscle fibers were estimated of the transverse muscle sections which were from 4 adult human (2 males …

    DOI Web Site Web Site ほか1件 被引用文献1件

  • 頚部に発生した平滑筋腫と横紋筋腫

    佐藤 尚司, 原田 種一, 原太 久茂, 谷口 達吉, 妹尾 亘明, 広川 満良, 真鍋 俊明 日本臨床外科医学会雑誌 45 (12), 1579-1584, 1984

    ...<br> 我々は頚部腫瘤を生じ甲状腺腫が疑われ,手術にて頚部食道平滑筋腫と輪状甲状筋横紋筋腫と診断し得た2症例を経験したので報告する.<br> 症例1は53歳の女性で,前頚部腫瘤を主訴に来院した.術前検査にて確定診断できず,手術を施行したところ食道壁由来の筋腫であり,組織学的にはleiomyomaであった....

    DOI Web Site 医中誌

  • 内いん頭筋の呼吸機能

    鈴木 理文 日本気管食道科学会会報 34 (2), 98-103, 1983

    Respiratory function of the intrinsic laryngeal muscles, especially of the posterior cricoarytenoid and cricothyroid, was neurophysiologically studied in experimental animals; cats and dogs.<BR>The …

    DOI Web Site 医中誌

  • 1 / 1
ページトップへ