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検索結果 1,124 件

  • 磁束変調型磁気ギヤの空隙磁束密度波形の実測と分析

    岡崎 晃洋, 角 貴則, 中村 健二, 進士 智一, 武田 啓司 日本磁気学会論文特集号 8 (1), 35-39, 2024-05-01

    <p>  Magnetic gears, which can transmit power without any mechanical contact, offer lower vibration and acoustic noise compared with conventional mechanical gears. They also have an advantage in …

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  • 肝,肺転移を併存している大腸癌腹膜播種症例における外科的切除の意義

    園田 寛道, 山田 岳史, 松田 明久, 進士 誠一, 代永 和秀, 岩井 拓磨, 武田 幸樹, 上田 康二, 栗山 翔, 宮坂 俊光, 香中 伸太郎, 吉田 寛 日本大腸肛門病学会雑誌 77 (3), 148-154, 2024

    <p>目的:手術による腹膜播種の制御が血行性(肝,肺)転移を伴う大腸癌腹膜播種症例の予後を改善させるかどうかを検証する.</p><p>方法:日本医科大学付属病院で外科的切除(原発巣および播種巣)を行った大腸癌同時性腹膜播種症例55症例の治療成績を後方視的に検討し,予後不良因子の抽出を行った.</p><p>結果:腹膜播種遺残のない手術を行えた症例では,ある症例より生存率が良好な傾向にあった(生存期…

    DOI Web Site 参考文献10件

  • 大腸癌におけるKRAS Heterogeneity

    山田 岳史, 上原 圭, 進士 誠一, 松田 明久, 横山 康行, 高橋 吾郎, 岩井 拓磨, 武田 幸樹, 栗山 翔, 宮坂 俊光, 香中 伸太郎, 吉田 寛 日本分子腫瘍マーカー研究会誌 39 (0), 38-39, 2024

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  • 比貯留係数<i>Ss</i>の文献値に関する考察

    進士 喜英, 小松 満 地下水学会誌 65 (4), 349-353, 2023-11-30

    <p>比貯留係数<i>Ss</i>は飽和層内における地下水流の非定常挙動に影響を与える帯水層定数である。地下水流動の予測は定常状態での評価が設計に取り込まれることが多いが,数値解析技術の普及に伴って非定常状態で評価する機会が増えてきたことから,<i>Ss</i>を活用する場面も増加している。<i>Ss</i>を測定する機会は透水係数より少なく,そのため文献から<i>Ss</i>を得ることが頻繁に…

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  • NICUにおける入室面会での感染対策~COVID-19感染拡大予防のための面会実施における感染対策~

    進士 恵吏, 新庄 正宜, 高野 八百子, 笹尾 佳生, 杉浦 なおみ 日本環境感染学会誌 38 (3), 123-125, 2023-05-25

    <p>当院では,2020年の春以降,新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の流行拡大防止のため,全面的な面会禁止となった.しかし,新生児室では,愛着形成や親子の相互作用促進,育児手技獲得による面会の必要性から,治療や看護の一環として十分な感染対策を講じた面会を実施していくこととした.面会の実施にあたっては,COVID-19の市中感染状況を鑑み,感染制御部と協議し,医師家族とも目的を共有した…

    DOI Web Site 医中誌 参考文献1件

  • circulating cell‐free DNAに着目した周術期フレイル,サルコペニアの病態解明

    栗山 翔, 松田 明久, 山田 岳史, 園田 寛道, 進士 誠一, 代永 和秀, 岩井 拓磨, 武田 幸樹, 上田 康二, 宮坂 俊光, 香中 伸太郎, 吉田  寛 外科と代謝・栄養 57 (2), 57-61, 2023-04-15

    <p> 近年,フレイル,サルコペニアが癌の治療成績に影響するという報告が多く見られる.身体的フレイルの重要な要因がサルコペニアであり,慢性炎症が原因となる.慢性炎症にはDAMPs(Damage‐Associated Molecular Patterns)が関与しており,circulating cell‐free …

    DOI Web Site 被引用文献1件 参考文献18件

  • カキ養殖における漁場の配分方法とその規定要因 -漁場の質と利用方法に注目して-

    中村 翼, 進士 淳平, 松井 隆宏 沿岸域学会誌 35 (4), 45-54, 2023-03-31

    <p>本稿では、三重県鳥羽市浦村のカキ養殖を事例に、養殖漁場の配分がどのようにおこなわれ、その方法がどのような背景のもとで採用されているかについて、漁場の利用方法と漁場の質に注目して分析した。その際、漁場の環境調査も実施した。その結果、漁場は抽選方式を基本として漁業者に配分され、その中で、最も良い漁場は全員で平等に、その他の漁場は小規模漁業者に配慮しつつ配分されていることが明らかになった。また、…

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  • 軸指定による点群からの関節体の回転運動再構成

    進士, さくら, 藤代, 一成 第85回全国大会講演論文集 2023 (1), 891-892, 2023-02-16

    仮想空間でのCGコンテンツの利用例として,現実のシーンの擬似体験・追体験がある.特に文化財のような貴重な物体や危険な物体など,現実での操作が困難な物体に対し,触知可能な3Dモデルによる疑似体験を実現する価値がある.可動部分をもつ物体の単純な例として,蓋付きの箱や手回し扇風機など,関節周りの回転運動をする物体に注目する.再構成した点群を動かすためには,対象の動作を理解し,得られた点群を後から効果的…

    情報処理学会

  • ジヒドロピラジンによる酸化ストレスの惹起と細胞障害:主要メイラード反応産物との比較

    宮内 優, 澤井 円香, 寒水 壽朗, 武知 進士 日本毒性学会学術年会 50.1 (0), P3-223-, 2023

    <p>メイラード反応によって生じる糖化産物は加齢とともに体内に蓄積され、がんや糖尿病などの疾患の原因となる。我々は、グルコサミンや5-アミノレブリン酸の二量体から形成されるジヒドロピラジン類に着目した研究を続けており、その一つである3-hydro-2,2,5,6-tetramethylpyrazine (DHP-3) は、細胞毒性作用だけでなく、抗炎症作用も示すことを報告した …

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  • <i>BRAF</i> V600E変異陽性大腸癌治療におけるcell-free DNAの有用性

    岩井 拓磨, 山田 岳史, 園田 寛道, 松田 明久, 進士 誠一, 武田 幸樹, 上田 康二, 栗山 翔, 宮坂 俊光, 吉田 寛 日本大腸肛門病学会雑誌 76 (2), 123-128, 2023

    <p>目的:<i>BRAF</i> V600E変異陽性大腸癌治療におけるcell-free DNA(cfDNA)のバイオマーカーとしての有用性を検証する.</p><p>方法:対象は<i>BRAF</i> V600E変異陽性の大腸癌StageIV 10例(コホート1)とStageII・III治癒切除術後21例(コホート2).末梢血cfDNA中の<i>BRAF</i>変異をDroplet …

    DOI Web Site 医中誌 参考文献9件

  • 動画の例示と回転軸の指定による点群からの関節体のモーション再構成

    進士 さくら, 藤代 一成 画像電子学会研究会講演予稿 22.04 (0), 134-137, 2023

    三次元バーチャル空間の利用例として,現実のシーンの擬似体験・追体験がある.特に文化財など,現実世界での操作が困難な物体に対し,触知可能な 3D モデルによる疑似体験を実現する価値がある.しかし,現在の三次元再構成技術で得られるモデルは静的であり,道具の操作などの動的な相互作用を伴う体験を実現できない.そこで本研究では,可動部をもつ物体として関節体に注目し,ある姿勢の静的な点群から,物体の運動を撮…

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  • 経験と知識の家族間シェアを促進するライフヒストリ支援システム

    進士, 多佳子, 粟飯原, 萌, 古市, 昌一, 丸山, 久美子 情報処理学会論文誌デジタルプラクティス(TDP) 3 (4), 39-50, 2022-10-15

    世代の異なる家族内で,お互いを知りたいと思っても,離れて暮らしているとその実現の機会を捉えることは難しい.激動の時代に培われた知恵や知識の多くの部分が,いつかは消えていくことになる.我々は,この解消こそデジタル技術が得意なことであると考え,家族が協調することによって,人生の経験の記録とそのシェアを可能とする「ライフヒストリ支援システム(LHS)」の開発を進めている.本稿では,システムの概要,対話…

    情報処理学会

  • セグメント高速ステアリングミラー駆動のための圧電素子のヒステリシスの相似性を利用したコントローラゲイン調整法

    西田 莉那, 鍾 建朋, 進士 忠彦 精密工学会学術講演会講演論文集 2022A (0), 147-148, 2022-08-25

    <p>複数の小形ミラーを集積化,協調駆動するセグメント高速ステアリングミラーにおいて,駆動に用いる圧電アクチュエータの非線形特性は,ミラーの面のばらつきの原因となる.本報では,ヒステリシスを考慮し,単純なコントローラゲインの調整で,複数の小形ミラーの応答特性を均一化することを目標とした制御方法の開発を行う.提案手法によるゲイン調整時と未調整時の偏差を実験により比較する.</p>

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  • 積層型圧電素子を利用した超高応答ステアリングミラーの開発

    進士 忠彦, 錘 建朋, 西田 莉那 精密工学会学術講演会講演論文集 2022S (0), 369-370, 2022-03-02

    <p>平面ミラーのチップ・チルト駆動を積層型圧電素子で実現する超高応答ステアリングミラーの開発を進めている.直径50mmのステアリングミラーに対して,10kHzの制御帯域の実現を目指し,機構設計,圧電素子の液冷手法,圧電素子のヒステリシス補償方法を開発したので,紹介する.</p>

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  • ネオジム磁石に対する改良型レーザアシスト加熱微細多極着磁法の研究

    永井 慧大, 濱岡 陽平, 杉田 直広, 進士 忠彦 精密工学会学術講演会講演論文集 2022S (0), 235-236, 2022-03-02

    <p>マイクロモータの実現に不可欠なネオジム磁石の微細多極着磁法の研究を進めている.現在までに,ネオジム磁石を一様磁場中に設置,レーザビーム走査により局所加熱することで,磁石の保磁力を低下させ,加熱部の着磁を実現する方法を開発している.本報では,着磁用ネオジム磁石を,目的の磁気パターンを施されたSmCo磁石上に設置し,分布磁場を与えることで,一様磁場中よりも着磁率を向上する方法を提案,検証したの…

    DOI

  • Virtual Reality技術を活用した外科系臨床実習

    進士 誠一, 横堀 將司, 清水 哲也, 神田 知洋, 林 光希, 安康 勝喜, 吉田 寛 日本医科大学医学会雑誌 18 (1), 98-104, 2022-02-20

    <p>During their clinical clerkships (CCs) in surgery, medical students are generally introduced to such areas as surgical indications, surgical techniques, and perioperative management through …

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献10件

  • 複数種類のシグナルからなる通信手段を持つマルチエージェント系における強化学習

    進士, 純之介, 山口, 文彦 第84回全国大会講演論文集 2022 (1), 719-720, 2022-02-17

    複数種類のシグナル通信を行うマルチエージェント系強化学習を行い,追跡問題を用いてその評価を行った.実験はグリッドの大きさとハンターエージェントの視覚の大きさの様々な組み合わせで行った.シグナルについてはシグナルがない場合,いくつかの種類のシグナルがある場合,さらに各ハンターエージェントが自身の最後に発信したシグナルを記憶するメモリ機能を持つ場合で比較を行った.結果,グリッドの大きさに対して視野が…

    情報処理学会

  • レーザクラッディング法によるZr基金属ガラスのCu表面改質とはんだぬれ性の改善

    進士 和樹, 寺島 岳史 溶接学会全国大会講演概要 2022s (0), 20-21, 2022

    Zr基金属ガラスのはんだ接合は、表面に強固な酸化被膜が存在するためはんだのぬれが極端に低いという問題がある。そこでレーザクラッディング法によりZr基金属ガラスの表面にCu箔を溶着し表面改質を施した。溶着表面の構造解析およびぬれの評価を行い、その結果ぬれが改善されることが分かった

    DOI

  • 非定常CFD解析による換気方式の違いによるトンネル建設時の坑内粉じん濃度の変化

    掛谷 幸士朗, 林 久資, 鷹屋 光俊, 山田 丸, 大塚 輝人, 吉川 直孝, 進士 正人 土木学会論文集F1(トンネル工学) 78 (1), 13-25, 2022

    <p> 本研究では,トンネル建設時の合理的な換気設計を目的に,トンネル坑内の高濃度粉じん領域や,粉じん濃度の経時変化を精度よく把握するため,非定常乱流モデルによる3次元数値流体力学解析(Computational Fluid Dynamics Analysis)による数値シミュレーションを行った.その結果,著者の一部が実施した拡散希釈方式を採用したトンネル換気実地試験結果においてトンネル建設中の…

    DOI Web Site 参考文献6件

  • 空間的な地山物性の不均質分布が切羽の安定性に及ぼす影響

    岡崎 泰幸, 林 久資, 福間 友哉, 森本 真吾, 大屋 誠, 進士 正人 土木学会論文集F2(地下空間研究) 78 (1), 22-32, 2022

    <p> 地下空洞や山岳トンネル建設時の掘削面である切羽の安定性は,地下空間建設時の安全に直接影響を与える問題であり,これまで数多くの研究が行われている.しかし,地下空間掘削によって出現する切羽面は当然不均質であるにも関わらず,これらの研究の多くは地山物性の空間的な不均質性を考慮しない解析が一般的である.そこで本研究では,ランダム場理論に基づき主に軟岩地山における地山物性の空間的な不均質性を考慮し…

    DOI Web Site 参考文献8件

  • 近世文学にみる平将門

    進士, みづ葵 日本文学論集 45 1-13, 2021-03-15

    平将門には種々の将門伝説が備わり、『将門記』、『今昔物語集』、『御伽草子集』、『太平記』などに記されている。本稿は近世文学に焦点をあて、平将門や将門伝説が作中でどのように描かれているのか、考察していくものである。具体的には近松門左衛門『関八州繋馬』、江島其磧『女将門七人化粧』、山東京伝『将門/秀郷 時代世話二挺鼓』、同『善知安方忠義伝』、同『神田利生/王子神徳 …

    機関リポジトリ

  • シリコーンオイルを用いた液冷により温度制御した積層型圧電素子の高周波駆動時の変位特性

    西田 莉那, 鍾 建朋, 進士 忠彦 精密工学会学術講演会講演論文集 2021S (0), 440-441, 2021-03-03

    <p>積層型圧電素子は,連続的な大振幅・高周波駆動時に,誘電損失や電気抵抗のジュール熱により温度が上昇し,入力電圧に対する変位特性が変化する.変位特性の変化は,圧電素子を用いた位置決め機構のフィードバック制御系の安定性に影響を与える.本報では,電気的に安定なシリコ-ンオイルを用いた液冷により圧電素子の温度上昇と変動を低減することで,高周波駆動時の変位特性の変化が低減できるかを検証する.</p>

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  • 双安定性シェルを形状記憶合金で変形させスペースデブリを把持するアクチュエータの提案

    西村 恵寿, 進士 忠彦, 小出来 一秀, 福島 一彦 精密工学会学術講演会講演論文集 2021S (0), 455-456, 2021-03-03

    <p>宇宙開発の急速な進展に伴い,スペースデブリの増加が国際的な問題となっているが,大型デブリを能動的に除去した例はない.そこで,H2ロケット2段目を対象とした,伸展性に優れ,軽量なデブリ捕獲システムを提案する.この構成要素の一つとして,形状記憶合金の変形により双安定性シェル(コンベックステープ)の形状変態を発生し,デブリを掴むことができるアクチュエータを提案,試作し,その実現可能性を検証した.…

    DOI

  • ウロギネのニッチ -子宮内膜症:膀胱子宮内膜症等の希少部位内膜症の特徴-

    市川 雅男, 可世木 華子, 渡辺 建一郎, 小野 修一, 進士 誠一, 谷村 悟, 寺崎 美佳, 明樂 重夫 日本女性骨盤底医学会誌 17 (1), 70-74, 2021-01-16

    <p>希少部位子宮内膜症は、子宮内膜症において比較的発生頻度の低い病態であり、膀胱子宮内膜症や直腸子宮内膜症に代表される。今回は、それらの希少部位子宮内膜症の症例を提示し、その臨床症状や病理所見等の特徴について報告する。また、子宮内膜症病変の進展機序において、その周辺組織である内骨盤筋膜等がどのような役割を果たすのかについての考察と異所性子宮という新たな子宮内膜症の概念を紹介する。</p>

    DOI 医中誌

  • 切羽面の凹凸に起因する肌落ちリスク評価のための解析方法の提案

    岡崎 泰幸, 林 久資, 津田 愉大, 田村 大智, 青木 宏一, 進士 正人 土木学会論文集F1(トンネル工学) 77 (1), 92-97, 2021

    <p> 山岳工法によるトンネル施工では,トンネル切羽付近において岩石等が崩れ落ちる「肌落ち」と呼ばれる現象が発生し,それによって労働災害が生じる場合がある.そのため,肌落ちの発生要因等を踏まえて肌落ちのリスクに対する様々な評価方法が提案されているが,肌落ちの発生要因の1つと考えられる切羽面の凹凸に着目した評価方法は提案されていないのが現状である.</p><p> …

    DOI Web Site 参考文献1件

  • 悪性黒色腫の生物学的特性の原因となる遺伝子変異

    前沢 千早, 安平 進士, 柴崎 晶彦, 渡辺 彩乃, 角田 加奈子, 三浦 慎平, 天野 博雄, 西谷 匡央 岩手医学雑誌 72 (Supplement), 233-241, 2021

    遺伝子研究の進歩と,チロシンキナーゼ阻害剤や免疫チェックポイント阻害剤などの新規治療法の開発は,皮膚悪性黒色腫の患者管理にパラダイムシフトをもたらした.悪性黒色腫は悪性腫瘍の中でも最も変異率の高い腫瘍のひとつであり,新規治療法はこれらの変異によって影響を受ける.悪性黒色腫は,その内包する遺伝子変異によって4つのサブタイプに分類される.欧米の患者で,最も一般的なドライバー変異であるBRAF遺伝子の…

    DOI Web Site 医中誌

  • レーザクラッディング法によるZr基金属ガラス表面のCuメタライズとはんだぬれ性の改善

    進士 和樹, 寺島 岳史 溶接学会全国大会講演概要 2021f (0), 270-271, 2021

    Zr基金属ガラスはガラス遷移温度Tx=420℃以上で直ちに結晶化して脆弱化するが、低温接合の一種であるはんだ接合を用いれば結晶化させることなく接合できると予想される。しかしZr基金属ガラスは表面に強固な酸化被膜を形成するため、ぬれが極端に低いという問題がある。そこで本研究ではレーザクラッディング法によりZr基金属ガラスの表面にCu箔を溶着させ、酸化被膜の形成を抑止することでぬれ性の改善をはかった。

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  • ジヒドロピラジンによる細胞毒性の分子機構解明:終末糖化産物受容体の寄与

    宮内 優, 澤井 円香, 石田 卓巳, 寒水 壽朗, 武知 進士 日本毒性学会学術年会 48.1 (0), P-127-, 2021

    <p><b>【背景・目的】</b> 終末糖化産物をはじめとする糖化産物は、がんや糖尿病、アルツハイマー病といった炎症性疾患に関与することが知られている。当研究室では、その詳細な機構を解明するため、糖化産物の一つであるジヒドロピラジン類に注目し検討を行ってきた。その結果、ジヒドロピラジン類の一つである3-hydro-2,2,5,6-tetramethylpyrazine (DHP-3) …

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  • ダブルバルーン内視鏡が大腸ステント留置に有効であった1例

    小川 祐太郎, 松田 明久, 山田 岳史, 大森 順, 星本 相理, 進士 誠一, 園田 寛道, 太田 竜, 高橋 吾郎, 岩井 拓磨, 武田 幸樹, 上田 康二, 栗山 翔, 宮坂 俊光, 吉田 寛 Progress of Digestive Endoscopy 97 (1), 125-127, 2020-12-18

    <p>A woman in her 60s was referred to our hospital with a suspicious finding of obstructive transverse colon cancer. Contrast-enhanced CT also revealed multiple lung, liver, and ovarian metastases, …

    DOI Web Site 医中誌 参考文献3件

  • 積層型圧電素子の液冷の研究

    西田 莉那, 鍾 建朋, 進士 忠彦 精密工学会学術講演会講演論文集 2020A (0), 288-289, 2020-08-20

    <p>積層型圧電素子は、大きな発生力と高い応答性,優れた微動性を有することから,高応答かつ超精密な位置決め用アクチュエータとして加工機などに用いられる.しかし,素子の高周波かつ大振幅での長時間駆動は,誘電損失や電気抵抗などに由来する発熱により,素子を保護する樹脂の損傷やキュリー温度への到達による圧電性の消失を招く.本論文では,電気的に安定なシリコーンオイルを用いて積層型圧電素子の強制冷却を行い,…

    DOI

  • 全エクソーム解析を用いたヒトにおける歯の先天欠如に関わる遺伝要因の探索

    村上 暁子, 安平 進士, 間山 寿代, 三浦 廣行, 佐藤 和朗, 前沢 千早 岩手医科大学歯学雑誌 45 (1), 13-22, 2020-06-20

    <p>歯の先天欠如は単純なメンデル遺伝を示すことが多いが,複数ある既報遺伝子座の大規模調査においても変異が同定される罹患家系は半数程度に過ぎず,未同定の原因遺伝子が多数あることが示唆される.我々は新規原因遺伝子変異同定を目的として,次世代シークエンサーを用いた罹患家系成員のエクソーム解析を行った.岩手医科大学附属病院歯科医療センター矯正歯科に来院した患者のうち,先天欠如が見られる2家系について,…

    DOI 医中誌

  • 数値解析による礫混じり地山でのトンネル掘削挙動予測手法の提案

    林 久資, 酒井 大輔, 岡崎 泰幸, 森本 真吾, 進士 正人 土木学会論文集F1(トンネル工学) 76 (1), 21-33, 2020

    <p> 礫混じり地山におけるトンネル施工では,礫の抜落ちやそれに伴う基質地山の大変形リスクの事前予測が極めて重要となるものの,礫の分布状況や形状は様々であり,個々の現場により状況の再現は難しい.そこで,本研究では,ボクセル法を併用したボロノイ分割モデルを導入し,礫と基質の物性・領域を模擬した数値解析モデルを作成した.そして,数理解析により実現象で現れるような礫形状を,ランダム性や不均質性を考慮し…

    DOI Web Site 参考文献3件

  • III.大腸癌術前大腸ステントのup-to-date

    松田 明久, 山田 岳史, 松本 智司, 進士 誠一, 太田 竜, 園田 寛道, 高橋 吾郎, 岩井 拓磨, 武田 幸樹, 上田 康二, 栗山 翔, 吉田 寛 日本大腸肛門病学会雑誌 73 (10), 410-416, 2020

    <p>本邦で2012年に保険収載された大腸ステントは,閉塞性大腸癌治療に大きなparadigm shiftを起している.術前減圧目的の大腸ステント留置(bridge to surgery:BTS)は,良好な短期成績が報告されている一方,長期予後への懸念から,欧州消化器内視鏡学会(ESGE)のガイドラインにおいて否定的な推奨であった.しかし,近年,長期予後の安全性を示唆する報告が多数出され,202…

    DOI Web Site 医中誌 参考文献23件

  • FPGA実装した人工小脳によるモータ適応制御

    進士 裕介, 奥野 弘嗣, 平田 豊 ロボティクス・メカトロニクス講演会講演概要集 2020 (0), 2A2-H10-, 2020

    <p>The musculoskeletal system of any animal changes by growth, aging, and injuries. Motor learning is needed to adaptively compensate for these changes. The cerebellum plays a crucial role in motor …

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  • 運動量と睡眠時間が化学療法の好中球減少に与える影響についての検討

    原 敬介, 山田 岳史, 廣瀬 樹, 小泉 岐博, 進士 誠一, 太田 竜, 横山 康行, 高橋 吾郎, 堀田 正啓, 武田 幸樹, 上田 康二, 大和田 勇人, 吉田 寛 外科と代謝・栄養 54 (1), 36-41, 2020

    5‐Fluorouracil (5‐FU) の代謝には骨格筋量と概日リズムが関与していると報告されている. そのため, 化学療法施行中の運動量や睡眠時間の低下が有害事象の発生に影響を与える可能性があると考えられるが, 両者の関係性は明らかではない. 本研究では5‐FUを含む大腸癌化学療法施行患者の好中球減少発生に運動量と睡眠量が与える影響を検証した.患者に活動量計を装着させ, …

    DOI Web Site 医中誌 参考文献14件

  • トンネル覆工表面画像撮影技術による近接目視点検の代替の可能性

    海瀬 忍, 伊藤 哲男, 前田 佳克, 八木 弘, 前田 洸樹, 進士 正人 土木学会論文集F1(トンネル工学) 76 (1), 62-78, 2020

    <p> 高速道路会社(NEXCO)の覆工詳細点検システムは,走行車両を用いた覆工表面画像撮影技術(以下,「画像撮影」と呼ぶ.)による覆工表面画像撮影記録(以下,「覆工画像」と呼ぶ.)を用いてパソコンの画面上から重点点検個所を抽出する机上点検と,技術者による現場での詳細点検の組合せで構成されている.本研究は,覆工詳細点検システムの高精度化および高度利用を目的に,画像撮影を道路法の改正により平成27…

    DOI Web Site 参考文献1件

  • TCIに用いるひびわれ幅と長さの寄与度にもとづくトンネル覆工のひびわれ進行性の把握

    相緒 春菜, 中村 剛, 藏重 聡志, 林 久資, 進士 正人 土木学会論文集F1(トンネル工学) 76 (1), 79-84, 2020

    <p> 我が国の高度経済成長期に集中的に整備された社会インフラはすでに建設後30~50年以上経過し,今後その老朽化が急激に進行する.このため,道路トンネルを管理する事業者は,独自にトンネル長寿命化計画を策定している.著者らは,トンネル維持管理計画に資する覆工の定量的な健全度評価法の確立を目指して,過去に複数回実施された覆工点検記録にひびわれ指数(TCI)を適用し,その経年変化を分析してきた.しか…

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  • 妙成寺書院庭園の空間と景観の特色

    粟野 隆, 榎原 健太郎, 武藤 雅斗, 國井 洋一, 森永 寿久, 進士 五十八 日本庭園学会誌 2020 (34), 34_1-34_11, 2020

    金栄山妙成寺(石川県羽咋市)は、北陸における日蓮宗本山であり、加賀藩前田家の菩提寺のひとつである。本論文は、妙成寺書院にともなう庭園について3次元測量と直接計測、一部の試掘調査をおこない、庭園の地割と意匠の客観的な把握に努め、空間と景観構成の特色の把握を目的とした。研究の結果、庭園の地割としては、(1)平地、(2)池泉、(3)鶴石組、(4)亀石組、(5)斜面、の大きく5つによって構成されていた。…

    DOI Web Site 参考文献2件

  • オドメトリ用センサとしてのダイナモの出力信号評価

    飛田 和輝, 御室 輝晃, 進士 直也, 美馬 一博 ロボティクス・メカトロニクス講演会講演概要集 2020 (0), 1A1-M03-, 2020

    <p>We are studying the use of a dynamo in a wheel-type moving body that has a steering control device and can be driven manually and can be used not only for power generation but also as a sensor …

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  • セグメント高速ステアリングミラー用圧電アクチュエータユニットのチップ・チルト及び上下駆動

    西田 莉那, 韓 冬, 鍾 建朋, 進士 忠彦 精密工学会学術講演会講演論文集 2019A (0), 449-450, 2019-08-20

    <p>レーザ加工や光通信におけるレーザ走査の高応答化,大容量化を実現するために,大口径な高速ステアリングミラー(FSM)の開発が求められるが,大口径化に伴う固有振動数の低下が高応答化を妨げてきた.本研究では,圧電アクチュエータユニットにより高応答駆動される小型ミラーを集積化,協調制御することで,大口径化と高応答化の両立を目指す.本報では,ユニット単体におけるチップ・チルトと上下方向の駆動の性能の…

    DOI

  • 経鼻減圧管留置中に順行性腸重積を繰り返した1例

    原 敬介, 山田 岳史, 小泉 岐博, 進士 誠一, 横山 康行, 高橋 吾郎, 堀田 正啓, 岩井 拓磨, 青木 悠人, 上田 康二, 吉田 寛 日本腹部救急医学会雑誌 39 (5), 887-890, 2019-07-31

    <p>経鼻減圧管(long tube:以下,LT)挿入中に2度の順行性腸重積を発症した症例を経験したので報告する。症例は20代男性。潰瘍性大腸炎の治療中に膿瘍形成性虫垂炎を原因とする癒着性腸閉塞を発症した。LTを挿入し症状が改善したため一度抜去したが,再び腸閉塞となった。保存的加療目的にLTを再挿入したが症状が改善せず手術を施行した。空腸に3ヵ所順行性腸重積を認めたため,Hutchinson手技…

    DOI 医中誌

  • 複雑性虫垂炎に対する待機的虫垂切除の妥当性

    原 敬介, 山田 岳史, 小泉 岐博, 進士 誠一, 松田 明久, 太田 竜, 横山 康行, 高橋 吾郎, 堀田 正啓, 武田 幸樹, 上田 康二, 栗山 翔, 吉田 寛 日本腹部救急医学会雑誌 39 (4), 649-653, 2019-05-31

    <p>複雑性虫垂炎(以下,CA)に対する待機的虫垂切除術(以下,IA)は緊急虫垂切除術(以下,EA)より手術成績が良好だが,その中には逸脱症例が存在する。逸脱症例の治療成績からCAに対するIAの妥当性を検討した。2011年1月から2017年8月にCAと診断した165例を対象とし,EA,IA成功群(以下,IA-S),IA逸脱群(以下,IA-F)に分類し手術成績と入院日数を比較した。EA:95例,I…

    DOI 医中誌

  • 高速ステアリングミラー用圧電駆動セグメント鏡の機構設計と性能評価

    西田 莉那, 韓 冬, 鍾 建朋, 進士 忠彦 精密工学会学術講演会講演論文集 2019S (0), 748-749, 2019-03-01

    <p>レーザ加工や光通信等における光の走査の高効率・高精度化には大口径で高応答駆動可能な高速ステアリングミラー(FSM)が不可欠である.しかし,従来のFSMは大口径化により固有振動数が低下するため,高応答化が困難であった.そこで本研究では,高応答駆動可能な小型ミラーを集積化・協調制御することで問題の解決を目指す.本報では,小型ミラー単体の傾き制御性能の向上と,上下駆動部の設計・試作を行ったので報…

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  • 簡易粉じん測定器のトンネル建設現場への適用に関する研究

    掛谷 幸士朗, 林 久資, 大塚 輝人, 中村 憲司, 進士 正人 土木学会論文集F1(トンネル工学) 75 (2), I_12-I_19, 2019

    <p> トンネル建設現場では,浮遊粉じんがより少ない良好な施工環境の構築を目指し,多様な換気システムが提案されている.本研究では,一般家庭用空気清浄機向けに開発された光散乱方式の粉じん濃度測定センサを改良し,トンネル坑内を多点かつ多頻度で粉じん濃度測定実施するため,小型で安価な施工環境の観測機器を開発すると同時に計測方法を提案する.そして,模擬トンネル実験によりトンネル坑内での測定器の適用性を検…

    DOI Web Site 参考文献1件

  • トンネル健全性評価の精度向上を目的とした覆工ひびわれ指数TCI算出法と評価法の改善

    北村 彩絵, 森本 真吾, 進士 正人 土木学会論文集F1(トンネル工学) 75 (1), 1-6, 2019

    笹子トンネルの事故を契機として,道路トンネル定期点検方法の見直しが平成26年に行われ,同時に点検時の健全度評価指標に関する研究も進んできた.著者のひとりは,覆工に発生したひびわれの定量的評価手法として,クラックテンソルの考えを導入した覆工ひびわれ指数TCIを提案し,健全度評価指標として覆工の経年変化について分析している.しかし,これまでの健全度評価法方法はスパンごとにTCIを算出するため,覆工の…

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  • 電気事業における広域化と市場整備

    進士 誉夫 日本エネルギー学会機関誌えねるみくす 97 (6), 696-703, 2018-11-20

    <p>現在,電力システム改革は,2020年の第3段階に向けて,更なる競争の活性化・再エネの導入拡大・安定供給等の公益的課題に対応するため,新たな市場整備等に関する議論が行われている。本稿では,今までの取り組みに加えて,容量市場・需給調整市場の概要について説明を行う。</p>

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  • 大腸癌の分子標的治療

    山田 岳史, 小泉 岐博, 進士 誠一, 松田 明久, 高橋 吾郎, 岩井 拓磨, 横山 康行, 武田 幸樹, 上田 康二, 原 敬介, 堀田 正啓, 栗山 翔, 松本 智司, 吉田 寛 日本医科大学医学会雑誌 14 (4), 169-172, 2018-10-15

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献28件

  • 造影CTによる非壊死性絞扼性腸閉塞の診断

    山田 岳史, 青木 悠人, 小泉 岐博, 進士 誠一, 高橋 吾郎, 岩井 琢磨, 武田 幸樹, 横山 康行, 堀田 正啓, 原 敬介, 上田 康二, 栗山 翔, 松田 明久, 松本 智司, 吉田 寛 日本腹部救急医学会雑誌 38 (6), 959-963, 2018-09-30

    <p>【背景】絞扼性腸閉塞の本態は消化管血流異常であり,非壊死性絞扼性腸閉塞は阻血が完成していない状態である。診断には造影CTが重要であるが,非壊死性絞扼性腸閉塞の診断にどのような所見が有用であるか明らかではない。【方法】術前に造影CTが施行された壊死性絞扼性腸閉塞29例と非壊死性絞扼性腸閉塞48例を対象に造影CT所見を検討した。【結果】70%以上の頻度で認められたものは腸管壁の肥厚,腸間膜浮腫…

    DOI 医中誌

  • 高速ステアリングミラー用多自由度圧電駆動セグメント鏡の開発

    西田 莉那, 韓 冬, 進士 忠彦 精密工学会学術講演会講演論文集 2018A (0), 477-478, 2018-08-20

    <p>レーザ加工機や衛星間光通信に用いられる高速ステアリングミラー(FSM)には大口径化・高応答化が求められる.一方,従来の大口径FSMは,大型化に伴う固有振動数の低下により高応答化が困難である.本研究では,複数の小型ミラーを集積化・協調制御することで,FSMの大口径化と高応答化の両立を目指す.本報では,3自由度圧電駆動セグメント鏡の構造を提案・試作し,単体での制御性能を評価したので報告する.<…

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  • ソリッドロータを用いたベアリングレスモータを採用した体外循環用使い捨て遠心血液ポンプ

    山本 凌, 韓 冬, 進士 忠彦 精密工学会学術講演会講演論文集 2018A (0), 682-683, 2018-08-20

    <p>体外循環用遠心血液ポンプは,高耐久,低溶血,低血栓,低コストが求められている.本研究では,ロータが鉄塊のみから製作されるベアリングレスモータを開発した.この技術を適用し,使い捨て部に高価な希土類磁石を用いず,インペラを非接触支持・回転可能な使い捨て遠心血液ポンプを実現した.試作遠心血液ポンプの磁気浮上,回転,ポンプ性能を評価したので結果を報告する.</p>

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  • 高応答2軸チルトおよび面外駆動が可能なステアリングミラーの開発

    明野 晃季, 韓 冬, 進士 忠彦, 小出来 一秀, 福島 一彦 精密工学会学術講演会講演論文集 2018A (0), 449-450, 2018-08-20

    <p>観測衛星に搭載する高速ステアリングミラーは,広範囲・高応答な2軸チルト駆動と,焦点補正のための面外駆動が要求される.本研究では,4つのボイスコイルモータ(VCM),弾性ロッド,その把持機構からなるステアリンスミラーを開発した.ロッド把持時でのVCMへのプッシュプル通電により,チルト方向のバンド幅1000 …

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  • 多自由度・高応答ステアリングミラー機構の研究

    清水 大輔, 明野 晃季, 進士 忠彦, 小出来 一秀, 福島 一彦 精密工学会学術講演会講演論文集 2018S (0), 681-682, 2018-03-01

    <p>観測衛星による取得画像の高精細・広範囲化に伴いステアリングミラーの大口径化・高精度・高応答化,さらに従来の回転2軸駆動に加え,焦点ずれ補償用並進1軸駆動の実現が求められている.本研究では,直径80mmのミラーを小形・高出力なボイスコイルモータで駆動させる機構の案内として,フレキシャルピボットを用いた回転2軸の高精度・高応答駆動や,磁気支持による回転2軸と並進1軸駆動の実現性を検討したので報…

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  • レーザアシスト加熱による多極着磁磁石を用いた2自由度電磁マイクロアクチュエータ

    吾妻 範栄, 進士 忠彦, 鈴木 健一 精密工学会学術講演会講演論文集 2018S (0), 679-680, 2018-03-01

    <p>スマートフォンカメラの手振れ補正用アクチュエータには,小形かつ多自由度駆動が要求される.本研究では,MEMSプロセスでの製作を念頭において,レーザアシスト加熱による薄板焼結磁石や成膜磁石の微細多極着磁を実現し,それを用いた2自由度マイクロアクチュエータの試作を検討している.本報では,レーザアシスト加熱による微小磁石の着磁方法やその実験結果,それを支持する弾性案内やマイクロボールガイドに関し…

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  • 使い捨て遠心血液ポンプ用スイッチトリラクタンス型ベアリングレススライスモータの研究

    柳樂 佳樹, 山本 凌, 進士 忠彦 精密工学会学術講演会講演論文集 2018S (0), 677-678, 2018-03-01

    <p>既存の磁気浮上型使い捨て遠心血液ポンプでは,使い捨て部のロータに希土類磁石を用いるため,高コスト化の問題がある.本研究では,ロータに磁石を用いず,2自由度制御により完全磁気浮上が可能なベアリングレススライスモータ(BLSM)の実現と血液ポンプへの応用を目指している.本報では,軸方向と傾き2自由度方向に受動的に支持剛性を有するBLSMの提案と試作,磁気浮上,回転性能を調査したので報告する.<…

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  • トンネル覆工の定量的な健全度評価手法に関する検証

    海瀬 忍, 伊藤 哲男, 八木 弘, 水野 希典, 前田 洸樹, 進士 正人 土木学会論文集F1(トンネル工学) 74 (1), 1-14, 2018

    高速道路会社(NEXCO)の覆工詳細点検システムは,覆工点検画像取得システムによる覆工展開画像撮影記録から机上調査を実施し,重点点検個所を抽出する机上点検と技術者による詳細実施点検の組合せで構成されている.両点検とも覆工ひびわれ指数(TCI)に基づく外力およびはく落に関連する評価点と特記項目を組合せて評価を行っている.本報告では,高速道路の覆工詳細点検の高精度化および効率化を目的に,NEXCOが…

    DOI Web Site 参考文献1件

  • 室内風洞実験によるトンネル建設時の粉じん捕集効率の向上に関する研究

    酒井 健二, 小林 大輝, 谷 純平, 森本 真吾, 進士 正人 土木学会論文集F1(トンネル工学) 74 (1), 15-24, 2018

    トンネル施工中の坑内は,発破,機械掘削,吹付け作業により高濃度粉じんの暴露状況にあり,濃度低減のための様々な換気対策が提案されている.近年,新たな換気方式として伸縮風管を用いて汚染空気を直接捕集する「吸引捕集方式(送気・吸引捕集式)」が注目され,多くのトンネル建設現場で採用され始めている.また,従来の希釈封じ込め方式に物理的な遮蔽体を併用し,経済的な換気が行われた事例もある.しかしながら,これら…

    DOI Web Site 参考文献1件

  • 磁気浮上を用いた高速ステアリングミラーの研究

    進士 忠彦, 明野 晃季, 清水 大輔, 小出来 一秀, 福島 一彦 Dynamics & Design Conference 2018 (0), 501-, 2018

    <p>Fast steering mirrors (FSMs), which are mounted on observation satellites, are required to have a large aperture and realize tip-tilt-piston and wide-bandwidth operation for the corrections of …

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  • エチオピアのリストヴェナイトのマグネサイト中の塩水包有物: 海水による蛇紋岩の炭酸塩岩化作用

    川本 竜彦, 辻森 樹, 進士 優朱輝, ソフィア アヤノ 日本鉱物科学会年会講演要旨集 2018 (0), 11-, 2018

    蛇紋岩体中に炭酸塩岩化した部分が存在することがある。主な構成鉱物は炭酸塩鉱物、滑石、石英で、岩石名リストヴェナイトと呼ばれる。Sophiaたち(2017 IGR) は、エチオピア西部の新原生代の変成堆積岩に伴う蛇紋岩とリストヴェナイトを報告し、付加体中の超苦鉄質岩体が広域変成作用を被る前に、炭素を含む熱水流入により炭酸塩岩化したと提案した。そのマグネサイト中には気相と液相からなるprimaryな…

    DOI

  • VII.大腸癌治療のバイオマーカー

    山田 岳史, 小泉 岐博, 進士 誠一, 松田 明久, 高橋 吾郎, 岩井 拓磨, 武田 幸樹, 横山 康行, 原 敬介, 金沢 義一, 松本 智司, 吉田 寛 日本大腸肛門病学会雑誌 71 (10), 425-434, 2018

    本稿では,分子生物学的分類であるConsensus Molecular Subtype(CMS),新たな分子生物学的診断法であるLiquid biopsy,そして分子生物学的検査から個別化治療を推進するSCRUM-Japanの取り組みについて概説する.Liquid biopsyにはCirculating tumor cells(CTC)やcirculating tumor …

    DOI Web Site 参考文献45件

  • 嚥下体操のアドヒアランスにおける遺伝寄与率:双生児研究

    山之内 理紗, 大村 佳代子, 田中 健太郎, 尾形 宗士郎, 田中 晴佳, 大阪大学 ツインリサーチグループ, 神出 計 日本摂食嚥下リハビリテーション学会雑誌 21 (3), 173-180, 2017-12-31

    <p>【目的】高齢者の嚥下障害は肺炎の主な原因の一つであり,その予防のために嚥下体操が普及している.本研究では,嚥下体操の実施時期別に,そのアドヒアランスの遺伝・環境要因の寄与率を算出する.さらに,具体的な実施困難理由を自由記述から明らかにする.</p><p>【方法】対象者は20 歳以上の成人双生児とした.嚥下体操は,上半身のストレッチと,舌筋力の運動を促すパタカラ発声を実施した.介入は2 …

    DOI Web Site 医中誌

  • 法然の高野山籠時期

    長谷川 浩文 印度學佛教學研究 66 (1), 172-176, 2017-12-20

    ...</p><p>The <i>Daigohon</i> 醍醐本 (written by Genchi 源智 [1183–1239] and edited by Shukurenbō 宿蓮房 [d. u.]) describes that Hōnen, along with Shinji-nyūdō Shinkanbō Kansai 進士入道真観房感西 (1153–1200) and Ashōbō Insai...

    DOI Web Site Web Site

  • 行列表現を含む数式検索手法ならびに学習項目の抽出法の提案

    進士, 晃太郎, 宮崎, 佳典 第79回全国大会講演論文集 2017 (1), 923-924, 2017-03-16

    数式を記述するデータ形式の普及に伴い,電子的な文書に含まれる数式データが蓄積されてきている.我々は,こうした電子的な文書中に記述される数式を検索するシステムを開発してきた.しかし,既存のシステムでは行列の検索が為されてこなかった.なぜなら,行列は行数や列数が一律ではなく,その大きさが行列ごとに異なることによりデータの扱いが容易ではないためである.そこで本研究では,行列を検索するための手法の提案お…

    情報処理学会

  • 絞扼性腸閉塞診断における造影CTの有用性

    山田 岳史, 青木 悠人, 小泉 岐博, 進士 誠一, 高橋 吾郎, 岩井 琢磨, 武田 幸樹, 横山 康行, 堀田 正啓, 原 敬介, 松田 明久, 松本 智司, 太田 惠一朗, 内田 英二 日本腹部救急医学会雑誌 37 (4), 581-585, 2017

    <p>【背景】絞扼性腸閉塞の本態は消化管の虚血であるため,診断には造影CTが重要である。しかし,どのような所見が有用であるか明らかではない。【方法】術前に造影CTが施行された壊死性絞扼性腸閉塞21例と非壊死性絞扼性腸閉塞33例を対象に造影CT所見を検討した。【結果】70%以上の頻度で認められたものはbeak sign,flower bouquet …

    DOI 医中誌

  • イレウス管留置による逆行性小腸重積症の1例

    高 和英, 吉田 寛, 進士 誠一, 菅 隼人, 山田 岳史, 内田 英二 日本腹部救急医学会雑誌 37 (4), 603-606, 2017

    <p>症例は50歳,女性。子宮内膜癌の術後第15病日目に腹部膨満,嘔吐を主訴に当院女性診療科に入院となった。単純性腸閉塞の診断で経鼻胃管による減圧を試みたが改善なく当科紹介となった。同日イレウス管を挿入し間歇的吸引減圧を開始した。イレウス管挿入後3日目に嘔吐,腹痛が増強し,CT検査を施行した。イレウス管の中間部の小腸に同心円状の多層構造が認められ,小腸内に腸間膜脂肪および腸管が陥入していた。腸重…

    DOI 医中誌

  • トンネル覆工のひびわれ進行性評価手法に関する検証

    海瀬 忍, 伊藤 哲男, 八木 弘, 水野 希典, 前田 洸樹, 進士 正人 土木学会論文集F1(トンネル工学) 73 (3), I_10-I_20, 2017

    高速道路会社(NEXCO)のトンネル覆工詳細点検システムは,覆工点検画像取得システムによる覆工表面画像撮影記録から机上調査を実施し,重点点検個所を抽出する机上点検と技術者による実施点検の組合せで構成されている.両点検とも覆工ひびわれ指数(TCI)にもとづく外力およびはく落に関連する評価点と特記項目を組合せて評価を行っている.本研究では,高速道路の覆工詳細点検の高精度化および効率化を目的に,ひびわ…

    DOI Web Site

  • 油圧式削岩機の削孔振動を利用したトンネル切羽前方地山の速度分布予測

    塚本 耕治, 進士 正人 土木学会論文集F1(トンネル工学) 73 (3), I_46-I_60, 2017

    トンネル切羽前方地山の状態を的確に予測することは,安全で経済的な施工に必要不可欠である.ノンコアボーリングの調査である削孔検層法は,山岳トンネルの施工に用いられるドリルジャンボの油圧式削岩機を利用できること,削孔速度や削岩機の油圧データを用いて地山の硬軟の程度を定量的に評価できるなどの特徴がある.この削孔検層法の応用技術として,油圧式削岩機が地山を削孔する際の振動を切羽に設置した複数の受振器で計…

    DOI Web Site 参考文献1件

  • 超弾性合金製ロッドで支持された2軸高応答ミラー駆動機構の開発

    明野 晃季, 清水 大輔, 進士 忠彦, 小出来 一秀, 福島 一彦 精密工学会学術講演会講演論文集 2017A (0), 415-416, 2017

    観測衛星に搭載する大口径ミラー駆動アクチュエータは,多自由度・高応答な駆動が要求される.本研究では,超弾性体材料(ゴムメタル)製ロッドで支持され,小形・高出力なボイスコイルモータで駆動される新しいミラー機構に対して,2軸のチルト制御を実施した.ダンパー要素を適切に配置することで,特定の振動モードを抑え,Φ80×t10のミラーに対して,従来の性能を大きく越える,2軸方向にバンド幅3kHzを実現した…

    DOI

  • 多極微小磁石を用いた2自由度マイクロアクチュエータ

    田中 駿也, 吾妻 範栄, 藤原 良元, 進士 忠彦, 鈴木 健一, 門田 祥悟 精密工学会学術講演会講演論文集 2017S (0), 309-310, 2017

    MEMS応用を念頭に,縦横数ミリメートル,厚みサブミリメートルの多極磁石を使った多自由度アクチュエータの実現を目指している.MEMSプロセスで利用が可能な縦横の寸法に対して厚みが小さい膜磁石では,微細多極着磁することで,反磁界の影響を低減し,大きな磁束を発生できるため,高出力密度化が可能となる.本報では,市松模様形状に微細多極着磁されたネオジム磁石と弾性ヒンジを用いた2自由度マイクロアクチュエー…

    DOI

  • ベアリングレスモータによるすべり軸受で支持された弾性ロータの高速回転

    津野田 亘, 千葉 明, 進士 忠彦 精密工学会学術講演会講演論文集 2017A (0), 417-418, 2017

    すべり軸受は,大負荷容量,耐衝撃性に優れる一方,潤滑油の旋回流れにより,弾性ロータに自励振動が発生し,高速化に限界がある.本研究では,すべり軸受で支持された弾性ロータにおいて,モータと磁気軸受の2つの機能を有するベアリングレスモータを適用することで高速化を目指す.本報では,試作ロータにおいて,自励振動の発生領域を越える高速回転を実現したので,実験結果を示す.

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  • 薬局での受動喫煙防止対策を妨げる要因の調査

    進士 智子, 大西 司, 石橋 正祥, 山本 彩加, 長野 明日香, 相良 博典, 巖本 三壽, 石井 正和 日本禁煙学会雑誌 12 (6), 111-119, 2017

    <p>【目 的】 薬局における受動喫煙防止対策を妨げている要因を明らかとするために、アンケート調査を実施した。</p><p>【方 法】 t-薬局いんふぉに掲載されている薬局の管理薬剤師(500名)を対象にアンケート調査を実施した。</p><p>【結 果】 回収率は46.0%(230/500名)だった。全面禁煙している薬局は77名に留まった。全面禁煙化していなかった薬局(151名)のうち、分煙や受…

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  • 血行動態不良の複数心室頻拍を認めた非閉塞性肥大型心筋症の1例

    井村 慎志, 吉野 知秀, 今井 雄太, 角野 元彦, 進士 和也, 秋野 正敏, 保坂 文駿, 樽谷 康弘, 東 祐圭 心臓 48 (SUPPL.2), S2_178-S2_178, 2016-12-30

    <p><b>66歳男性.主訴</b>:動悸,胸痛.既往歴:高血圧,糖尿病.現病歴:高血圧,肥大型心筋症(HCM),心不全,発作性心房細動で近医通院中であったが,今回ショック,心室頻拍(VT)で某病院入院.アミオダロン服用もVTあり,ABL目的で紹介.CAG:有意狭窄なし.心電図:洞調律,不完全心室内伝導障害 …

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  • <論説>朱長文『呉郡図経続記』考

    稲葉 一郎 史林 99 (5), 625-650, 2016-09-30

    『呉郡図経続記』の著者朱長文は北宋仁宗期から哲宗期を生きた蘇州人である。父の死後、十六年間、郷里の蘇州の旧居に定住、研鑽生活をおくり多数の著述を残した。『呉郡図経続記』はその隠棲期間の末期に蘇州知事の晏知止の依頼をうけて撰述し、その後任の章[ゴ]に提出した作品である。朱家の蔵書と彼自身の収集した古記録を資料とし、大中祥符中に編纂された全国総志、『大中祥符諸州図経』の一部『蘇州図経』の後を継ぎ、そ…

    DOI HANDLE Web Site

  • 画面内外をつなぐ連続的なスクロールに関する検討

    高嶋, 和毅, 進士, 奈菜, 北村, 喜文 情報処理学会論文誌 57 (4), 1181-1192, 2016-04-15

    本論文では,限られたサイズのスクリーン上におけるスクロール操作をスクリーン外へも拡張することができる連続的なタッチスクロールを提案し検討する.本手法では,トラッキングシステムによりモバイルデバイスやスクリーンの周囲空間での指の運動軌跡を取得することで,タッチスクロール操作におけるユーザの運動領域を拡張し,長距離スクロール時のクラッチ回数を減らすことができる.これにより,指や手が画面上を覆う時間(…

    情報処理学会

  • 右外腸骨リンパ節再発した上行結腸癌の1例

    大草 幹大, 進士 誠一, 菅 隼人, 山田 岳史, 小泉 岐博, 内田 英二 日本臨床外科学会雑誌 77 (5), 1155-1159, 2016

    上行結腸癌術後に右外腸骨リンパ節再発をきたした稀な1例を経験したので報告する.患者は73歳の女性.上行結腸癌の診断で2012年4月に腹腔鏡補助下結腸右半切除術を施行した.術後補助化学療法としてUFT/LVを行うも,4カ月後に右外腸骨リンパ節転移と肺転移を認め,mFOLFOX6+bevacizumabに変更し7コース施行した.4カ月後に肺転移巣は消失したが,大動脈周囲リンパ節転移が出現.初回手術後…

    DOI Web Site Web Site ほか1件 被引用文献1件 参考文献1件

  • トンネル掘削時のトンネル支保工応力に地山の不均質性が与える影響

    岡崎 泰幸, 青柳 和平, 熊坂 博夫, 進士 正人 土木学会論文集F1(トンネル工学) 72 (3), I_1-I_15, 2016

    トンネル支保設計では,特殊な地山条件や類似例が少ないなどの理由から,解析的手法が用いられることがある.支保部材を構造計算し定量的に評価する場合,初期応力状態や地山物性を事前に精度良く把握する必要があるが地山は不均質で均質ではない.本研究では地山の不均質性に着目し,不均質性を考慮した2次元トンネル掘削解析の解析結果を初期応力分布が明らかな幌延深地層研究計画における350m調査坑道の支保工応力計測結…

    DOI Web Site 被引用文献2件 参考文献2件

  • 短期間に3度小腸穿孔をきたしたコレステロール塞栓症の1例

    篠塚 恵理子, 山田 岳史, 菅 隼人, 松本 智司, 小泉 岐博, 進士 誠一, 新井 洋紀, 内藤 善哉, 内田 英二 日本消化器病学会雑誌 113 (5), 804-812, 2016

    70歳代,女性.コレステロール塞栓症の加療中,小腸穿孔をきたし空腸部分切除,腸管吻合を行った.術後,縫合不全や他部位の小腸穿孔を生じ,計3度の手術を行ったが救命できなかった.本疾患の既報では短期間で塞栓症状が進行し,手術症例の多くで再穿孔や縫合不全をきたしている.本例の初回手術以後の経過から,周術期にはステロイドを中止せず,また腸管吻合は行わず,病状の安定を最優先にすることが重要と考えられた.

    DOI PubMed 医中誌

  • 大腸癌術後補助化学療法FOLFOXによる脾臓容積の変化の検討

    岩井 拓磨, 山田 岳史, 吉田 寛, 菅 隼人, 進士 誠一, 谷合 信彦, 真々田 裕宏, 内田 英二 日本門脈圧亢進症学会雑誌 22 (2), 146-151, 2016

    <p>【背景】Oxaliplatinを術後補助化学療法に用いることで大腸癌Stage III症例の再発率を低下させるが,本薬剤の有害事象の一つに肝類洞障害がある.類洞障害は再発や転移をきたした場合に治療のリスクが上昇する.類洞障害の診断は肝生検により行うが,類洞障害の程度が脾臓容積と有意に相関することが報告された.本研究ではFOLFOX投与前後の脾臓容積を測定することで同療法による肝類洞障害を推…

    DOI Web Site 医中誌

  • 造影効果の客観的評価による絞扼性イレウスの診断

    青木 悠人, 山田 岳史, 菅 隼人, 松本 智司, 小泉 岐博, 進士 誠一, 松田 明久, 原 絵津子, 内田 英二 日本腹部救急医学会雑誌 35 (3), 201-206, 2015

    【目的】絞扼性イレウスを早期に診断するためには壊死をきたしていない腸管の軽度の血流低下を診断する必要がある。われわれは造影CTを用い,小腸壁CT値(以下,iCT)を上腸間膜静脈CT値(以下,vCT)で補正する方法を考案し,その有用性を検討した。【方法】対象は当科イレウス手術症例のうち治療前に造影CTを施行された絞扼性イレウス(絞扼群)20例と単純性イレウス(単純群)24例。小腸壁の造影効果を客観…

    DOI 医中誌

  • 憩室炎との鑑別が困難であった4型大腸癌(inflammatory type)の1例

    眞鍋 恵理子, 進士 誠一, 小泉 岐博, 菅 隼人, 山田 岳史, 高田 英志, 松田 陽子, 内藤 善哉, 内田 英二 日本消化器外科学会雑誌 48 (9), 789-797, 2015

    症例は67歳の男性で,左下腹部痛を主訴に受診し,血液検査で高度の炎症所見を認め,腹部CTで憩室炎と診断し緊急入院した.大腸内視鏡検査ではS状結腸に亜全周性の狭窄,粘膜面の浮腫状変化と発赤を認め,内視鏡は通過できず,また,生検で悪性所見は指摘されなかった.保存的治療を行うも,腹痛と炎症反応の上昇が再燃したためS …

    DOI Web Site 医中誌 参考文献16件

  • 腹壁瘢痕ヘルニアに対するメッシュを用いた腹腔鏡下手術

    野村 務, 松谷 毅, 萩原 信敏, 藤田 逸郎, 金沢 義一, 中村 慶春, 進士 誠一, 古木 裕康, 増田 寛喜, 内田 英二 日本医科大学医学会雑誌 11 (1), 16-19, 2015

    Laparoscopic incisional hernia repair with mesh is widely performed in Western countries as a treatment that is considered more reliable than conventional open repair. However, this procedure is not …

    DOI Web Site Web Site ほか1件 被引用文献1件 参考文献6件

  • トンネル掘削解析において地山の不均質性を考慮すべき条件

    岡崎 泰幸, 熊坂 博夫, 進士 正人 土木学会論文集F1(トンネル工学) 71 (2), 66-77, 2015

    不均質性を潜在的に内包する地山にトンネル掘削解析を行う際,地山の不均質性はトンネル掘削時の地山挙動に影響を与える.しかし,不均質材料の配列状態に地山の力学特性は支配されるため,平均的な地山特性を事前にかつ定量的に評価することは容易ではない.本研究では不均質材料の変形特性が近似的に対数正規分布を有する掘削解析モデルを作成した.そして,トンネル掘削解析から得られる変位を用いて地山を均質と仮定した逆解…

    DOI Web Site 被引用文献1件

  • クラックテンソルによる現場スケールにおける透水係数の評価

    山﨑 雅直, 津坂 仁和, 大谷 達彦, 進士 正人 土木学会論文集F2(地下空間研究) 71 (1), 1-10, 2015

    本研究は,立坑掘削に伴う坑壁地質観察により得られた割れ目の長さの総和を壁面面積で除した割れ目頻度と,割れ目情報(長さ,方向,開口幅)からステレオロジーの概念を適用して推定した透水係数とは,現地の透水試験結果と高い相関性が得られたことから,坑壁地質観察から地盤の透水係数を簡便に予測する手法を提案する.<br> …

    DOI 被引用文献1件 参考文献4件

  • 血管内留置型タービン発電デバイスの基礎研究

    津野田 亘, 土方 亘, 進士 忠彦 日本AEM学会誌 23 (1), 151-156, 2015

    In order to avoid the drive line infection of implantable devices and the surgical treatment for battery replacement, an intravascular micro turbine generator using blood flow, has been proposed and …

    DOI Web Site 参考文献4件

  • 病態に基づいた造影CTによる絞扼性イレウスの早期診断

    山田 岳史, 菅 隼人, 松本 智司, 小泉 岐博, 進士 誠一, 松田 明久, 山岸 杏彌, 横山 康行, 高橋 吾郎, 岩井 琢磨, 青木 悠人, 町田 幹, 内田 英二 日本腹部救急医学会雑誌 35 (4), 403-407, 2015

    【背景】絞扼性イレウスの本態は消化管の虚血であるため,診断には造影CTが重要であるが,どのような所見が有用であるか明らかではない。【方法】術前に造影CTが施行された壊死性絞扼性イレウス15例と非壊死性絞扼性イレウス25例を対象に造影CT所見を検討した。【結果】70%以上の頻度で認められたものは腸間膜血管の拡張(70.0%),腸管壁の肥厚(72.5%),腸間膜浮腫(80.0%)であった。腹水,腸管…

    DOI 医中誌

  • 腹腔鏡補助下結腸切除を施行した特発性腸間膜静脈硬化症の1例

    大草 幹大, 進士 誠一, 菅 隼人, 山田 岳史, 小泉 岐博, 山岸 杏彌, 町田 幹, 内田 英二 日本腹部救急医学会雑誌 35 (7), 951-954, 2015

    患者は37歳の男性で,主訴は腹痛,嘔吐であった。アトピー性皮膚炎に対して10年間14種類の漢方生薬を服用していた。腹部造影CTで特発性腸間膜静脈硬化症(idiopathic mesenteric phlebosclerosis:IMP)による麻痺性イレウスと診断した。保存的に加療し軽快したが,退院後5日目に症状が再燃したため再入院となった。腹部CT検査では盲腸から下行結腸脾弯曲部の腸間膜静脈分枝…

    DOI 医中誌

  • 動画像処理理に基づくネットワークカメラによる簡易粉じん濃度測定法

    阿部 玲子, 佐々木 雄紀, 進士 正人 土木学会論文集F1(トンネル工学) 70 (1), 15-25, 2014

    スマートフォンを用いたトンネル構内簡易粉じん濃度測定法を, インドの開削現場での明環境下で適用したところいくつかの問題点が生じた。本論文では, 近年トンネル切羽作業監視用として急速に普及しつつあるネットワークカメラを用いて, 従来のスマートフォンによる写真撮影では問題となった背景の影響を動画の時間差分処理により除去するとともに,二値化処理,モルフォロジー処理および領域分割などの画像処理により,高…

    DOI 参考文献3件

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