検索結果を絞り込む

本文・本体へのリンク

検索結果 176 件

  • 1 / 1

  • 磁気研磨法を利用した微細管内面の精密研磨に関する研究

    高橋 直也, 鄒 艶華, 進村 武男 精密工学会学術講演会講演論文集 2011S (0), 517-518, 2011

    微細管内面の平滑加工技術として磁気研磨法が研究展開されている.従来までに,本加工法により内径0.4mmの微細管内面の平滑化が可能であることが明らかにされているが,より小径な微細管に対しては加工力不足により平滑化が困難であった.本研究では,この問題を解決するため,内面加工装置の磁気回路構成の検討を行い,内径0.2mmのSUS304ステンレス鋼細管を対象として実験を行った実験結果について報告する.

    DOI

  • 新しい超精密内面磁気研磨法の開発研究

    鄒 艶華, 阿久津 聡, 進村 武男 精密工学会学術講演会講演論文集 2010A (0), 671-672, 2010

    本研究は,新しい超精密磁気研磨法を提案している.この加工法は,微細な球状鉄粉と超微粒研磨剤及び研削液を単純混合した磁気研磨スラリーを用いて加工中に生ずる自生撹拌現象を利用することにより粒子を均一分散させて超精密表面を創成する新しい超精密内面磁気研磨法である.市販の油性研削液に6µmのカルボニル球状鉄粉と粒径0-0.25µmの微細ダイヤモンド砥粒を単純混合した磁気研磨スラリーを作製し,外形20mm…

    DOI

  • 新しい超精密磁気研磨法の開発

    鄒 艶華, 阿久津 聡, 進村 武男 砥粒加工学会誌 54 (2), 97-100, 2010

    本研究は,新しい超精密磁気研磨法を提案している.この加工法は,微細な球状鉄粉と微粒研磨材および研削液を単純混合した磁気研磨スラリーを用いて,加工中に生ずる自生撹拌現象を利用することにより粒子を均一分散させて超精密表面を創成する新しい超精密内面磁気研磨法である.市販の油性研削液に6μm径のカルボニル球状鉄粉と粒径0-0.25μmの微細ダイヤモンド砥粒を単純混合した磁気研磨スラリーを作製し,外形20…

    DOI

  • 内面磁気バリ取り法に関する研究

    鄒 艶華, 進村 武男 砥粒加工学会誌 54 (10), 619-621, 2010

    円管内面の小径ドリル加工穴のバリ取りは手作業に依存し,大きな問題となっている.従来のバリ取り工具はパイプ外面には容易に適用できるが,細長いパイプ内面に生じたバリ取りには非常に適用しにくい.新たな内面磁気バリ取り法の研究開発が切望されている.本研究は,小型磁石工具を利用して,円管内面に生じた小径ドリル加工穴のバリのみを除去する新しい内面磁気バリ取り法を提案している.新たな内面磁気バリ取り実験装置を…

    DOI

  • 定圧磁気ブラシを利用した新しい平面磁気研磨法に関する研究

    鄒 艶華, 進村 武男 砥粒加工学会誌 53 (1), 31-34, 2009

    本研究では,新しい定圧磁気ブラシを利用する平面磁気研磨法を提案し,その実現可能性と特長について述べている.この加工法は,従来の磁気ブラシ利用法の磁極に一定の圧力を加え,磁極先端に形成させた磁気ブラシを介して工作物表面に加工力を与え,精密加工を実現する新しい平面磁気研磨法である.平面磁気研磨の実験装置を製作して,ドリル加工穴のバリ取り実験を行った.その結果,ドリル加工穴周囲に生じた高さ60μmのバ…

    DOI Web Site 参考文献5件

  • 磁気研磨法による毛細管内面の精密加工に関する研究

    鄒 艶華, 進村 武男, 高原 悠 精密工学会学術講演会講演論文集 2009S (0), 1131-1132, 2009

    毛細管内面の平滑加工技術として磁気研磨法の研究が展開されている.従来までに内径0.4 mmの毛細管内面の平滑化が可能であることが明らかにされているが,より小径な毛細管に対しては砥粒の供給や磁極の設定が困難であり,加工が不可能であった.本研究ではこれらの問題点を解決し,より小径の毛細管内面の平滑加工を可能とするための具備条件を明らかにする.また,内径0.2 …

    DOI

  • 電流と磁場の相互作用を利用した新しい加工法に関する研究

    鄒 艶華, 進村 武男, 本橋 敏治 精密工学会学術講演会講演論文集 2009S (0), 1127-1128, 2009

    本研究は,電流と磁場の相互作用を利用した新しい加工法,すなわち,フレミングの左手の法則を利用した新しい加工法を提案している.本加工法は,静磁場中における導電体の銅板に交流電流を流すことにより,工具に振動運動を与え,脆性材料への衝撃微細加工を行うことができる.本報では,この新しい加工法をアルミナファインセラミックスの微細精密穴あけに適用した結果について報告する.

    DOI

  • 軸方向振動方式による異形管内面の磁気援用加工法に関する研究

    藤田 秀樹, 進村 武男, 鄒 艶華 精密工学会学術講演会講演論文集 2009A (0), 873-874, 2009

    筆者らは,従来から軸方向振動方式により異形管(角管)の内面研磨を行なってきた.角管の内面を研磨する場合,磁性粒子の種類・質量,磁性砥粒の種類・質量,磁極の配置(磁力の強さ)が重要となり,最適な加工条件が求められる.本研究は,磁性粒子にUS304磁性ピンを用い,研磨材にWA磁性砥粒,GC磁性砥粒,ダイヤモンド磁性砥粒さらにUS304磁性ピンにWA砥粒を付着させたピンを用いて加工を行ない,研磨特性の…

    DOI

  • 交流磁場と磁気異方性工具を利用した内面の磁気援用加工法に関する研究

    進村 武男, 鄒 艶華 砥粒加工学会誌 53 (7), 440-445, 2009

    内面の磁気援用加工法は磁力線が非磁性体を容易に透過する現象を利用して,工具が入り難い細長い円管などの内面仕上げに適用できる特長をもっている.このとき使用される磁性工具の加工挙動は工具材質の磁気特性と磁性工具に作用させる磁場(静磁場か変動磁場かの違い)及び磁場強度に大きく左右される.本報は,交流磁場と磁性ピン工具を利用した円管内面の磁気援用加工法について研究し,磁性ピン工具の磁気特性とピン工具の挙…

    DOI Web Site 参考文献5件

  • 磁気研磨法による曲がり細管内面の精密仕上げに関する研究

    鄒 艶華, 進村 武男, 林 裕美子 精密工学会学術講演会講演論文集 2009S (0), 1133-1134, 2009

    医療機器などに用いられる曲がり細管は複雑形状部品の一種である.内径1 mm以下の細長い曲がり細管の内面は汚染物質の滞留防止,乱流発生防止のため高精度表面が要求される.本研究では,曲がり細管は非回転対称形のため磁極回転方式を採用し,内径1 mmの曲がり細管内面の精密仕上げ実験を行った.その結果,仕上げ面の向上が実現でき,磁極回転方式磁気研磨法が曲がり細管の内面加工に適用できることを示した.

    DOI

  • 超精密平面磁気研磨法の開発

    鄒 艶華, 進村 武男 精密工学会学術講演会講演論文集 2009A (0), 877-878, 2009

    ステンレス鋼平板の鏡面仕上げには一般的にバフ研磨が適用されており、高能率かつ高い平面度を実現している。しかし、バフの劣化やステンレス鋼の難削性等が原因となり、工作物表面に微細な引っ掻き傷を生じることがある。本研究では磁極に微細な球形の磁性粒子を供給し、磁力線に沿って形成される粒子ブラシ工具を工作物に押し当て相対運動を発生させることで、平滑度を維持しながら傷のみを除去し得る超精密平面磁気研磨法を提…

    DOI

  • 振動方式磁気研磨加工における研磨速度の研磨特性に及ぼす効果

    夏目 勝之, 進村 武男 砥粒加工学会誌 52 (9), 531-536, 2008

    平面磁気研磨加工における磁性粒子ブラシの磁極への吸引力の方向と加工面への押し付け力の方向は一致しないことから,磁場条件が同一であっても,加工時の相対速度が押し付け力を変化させ,研磨結果に影響を及ぼすことが指摘されている.本報では,磁性粒子ブラシによる垂直方向押し付け力の相対運動反転時の応答,ならびに振動を主体とした磁気研磨加工での速度変化と研磨量,研磨面粗さの関係を調べた.その結果,反転動作時に…

    DOI Web Site 参考文献7件

  • 軸方向振動方式による異形管内面の磁気援用加工法に関する研究

    藤田 秀樹, 進村 武男 砥粒加工学会誌 52 (4), 214-218, 2008

    本研究は,磁極を固定して工作物角管を振動させて内面加工する軸方向振動方式内面磁気研磨法を扱っている.最初に,電解鉄粉およびSUS304磁性ピンの磁性粒子2種類による混合磁性砥粒を用いて,黄銅角管を工作物とした場合の内面磁気研磨実験を行い,研磨特性を求めた.その結果,SUS304磁性ピン混合磁性砥粒を用いたときの加工面粗さは加工前の0.045μm Ra から0.021μm …

    DOI

  • 磁気援用精密エッジ仕上げ加工法の開発研究

    早川 寿一, 進村 武男 精密工学会学術講演会講演論文集 2008S (0), 405-406, 2008

    新しい精密加工法の一つとして磁気援用加工法が認められるようになってきた.従来の加工法では加工が困難とされる複雑形状部品への応用展開を行ってきた.従来の磁気吸引力を基本とした磁気援用加工法ではなく,弱磁性体粒子群が磁力線に沿って磁性粒子ブラシを形成する現象に着目した.本研究では混合磁性粒子が工作物に与える加工性能について報告する.

    DOI

  • 超精密磁気研磨法の開発

    鄒 艶華, 進村 武男, 阿久津 聡 精密工学会学術講演会講演論文集 2008A (0), 373-374, 2008

    本研究は,超精密表面を創成するために,新しい超精密磁気研磨法を提案している。すなわち,超微細な球形鉄粉と超微粒の研磨材及び油性研削液とを単純混合して作成した新たな「超微細球状鉄粉混合研磨液」を用いて円管内面の超精密研磨を行う方法である。本報では,6μm径の球状カルボニル鉄粉とWA#20000砥粒及び油性研削液から成る「超微細球状鉄粉混合研磨液」を用いて行った実験結果について報告する。

    DOI

  • 磁性粒子ブラシによる研磨効果の速度依存性

    夏目 勝之, 進村 武男 精密工学会学術講演会講演論文集 2008S (0), 403-404, 2008

    磁気研磨加工において工具として機能する磁性粒子ブラシの研磨効果が,相対速度に対してどのような変化を示すか調べた.往復動主体の研磨では,振幅を大きくして最大速度を高めると,単位面積あたりの研磨量が減少する.面粗さは速度が高い方が良好である.速度が低いと,加工抵抗による磁性粒子の自己圧縮により加工圧が増加するため,切り込みが深くなり面が荒れるものと考えられる.

    DOI

  • 磁気援用精密エッジ仕上げ加工法の開発研究―磁性粒子の性能評価―

    早川 寿一, 進村 武男 砥粒加工学会誌 51 (3), 171-176, 2007

    磁力線に沿って磁気連結により形成される粒子ブラシを活用した磁気援用加工法を提案した.本加工法は磁性粒子に特徴があり,磁性粒子の製作段階における磁化が粒子の加工性能に大きく関係することを明らかにした.本加工法を工業的に発展させるには,バリ取りと精密エッジ仕上げ用の磁性粒子の具備条件を明らかにする必要がある.本報では,SUS304材を用いた磁性粒子を各種の製作法により準備し,それぞれの磁性粒子の加工…

    DOI Web Site 被引用文献1件 参考文献3件

  • 磁気粘性流体を利用した鏡面創成技術の開発

    佐藤 隆史, 山口 ひとみ, 進村 武男, 岡崎 貴彦 砥粒加工学会誌 51 (4), 238-243, 2007

    光学部品や金型などの自由曲面を有する部品の鏡面創成技術の開発を目的に,磁気粘性流体(MRF)ベーススラリーを利用した新しい研磨技術を提案した.本報では,MRFベーススラリーによる鏡面創成機構の解明を行うため,電磁コイルが磁場発生源である内面研磨装置を用い,スラリーの動的挙動と電磁コイルの励磁電流および工作物回転数が加工特性に及ぼす影響について調べた.その結果,工作物回転数が低いほど,MRFベース…

    DOI Web Site 被引用文献2件

  • ローレンツ力を利用した新しい精密加工技術の開発研究

    鄒 艶華, 進村 武男 精密工学会学術講演会講演論文集 2007S (0), 541-542, 2007

    本研究では,ローレンツ力を利用した新しい精密加工法を提案した.即ち,磁場中を移動する荷電粒子が磁場から受けるローレンツ力を加工力として利用し,従来の加工法では加工できない微細箇所の精密加工を実現させる.また,正電荷の連続運動が電流になるため,通電導体を磁場中に置くと,同様にローレンツ力を受ける.これによって,磁場と電流の相互作用による通電する導体に様々な動きが得られ,従来の加工工具が届かない狭い…

    DOI

  • 磁気粘性流体を利用した毛細管内面研磨技術の開発研究

    佐藤 隆史, 山口 ひとみ, 進村 武男, 岡崎 貴彦 精密工学会学術講演会講演論文集 2007A (0), 197-198, 2007

    本研究は,管内への供給が容易で,磁場によって粘度を変化できる磁気粘性流体(MRF)ベーススラリーを用いた毛細管内面研磨技術の開発を行っている.本報では,加工部の磁場と,スラリーと管内面間の摩擦力の関係を調べた.その結果,磁場強度が増大するほどスラリーは磁力および粘度が増大し,それに起因して高い摩擦力が発生することを明らかにした.また,毛細管内面研磨を実施し,磁場が加工特性に及ぼす影響を実験的に評…

    DOI

  • 超音波振動切削法による微細異形穴加工

    古沢 利明, 鈴木 庸介, 金田 匡史, 進村 武男 精密工学会学術講演会講演論文集 2007A (0), 947-948, 2007

    超音波振動切削装置を使用した微細異形穴の高精度加工を目的とする.異形穴の成形方法として,1回の工程の切削により成形する方法をOne-path micro slottingとし,その有効性を検証する.微細六角穴の加工を行うと穴の拡大,曲り,位置決め誤差などの加工誤差を伴う.本報告では切削条件と加工誤差の関係を明らかにする.

    DOI

  • 磁気研磨法における粒子ブラシ押付力特性を応用した研磨状態監視

    夏目 勝之, 進村 武男 精密工学会学術講演会講演論文集 2007S (0), 1001-1002, 2007

    磁気研磨法において磁性粒子のブラシ状凝集体から加工面に作用する力は,砥粒の微小切削挙動等研磨特性を支配する重要な因子である.本研究では,研磨中の垂直力を測定し,磁極端面に粒子を吸着させて研磨を実行したときの垂直力の大きさが相対運動速度や加工面の粗さによって変化することを明らかにした.さらにその応用として,垂直力の変化により研磨状態を監視する方法について検討した.

    DOI

  • 超音波振動切削法による微細異形穴加工

    古沢 利明, 鈴木 庸介, 金田 匡史, 進村 武男 精密工学会学術講演会講演論文集 2007S (0), 889-890, 2007

    超音波振動切削装置を使用した微細異形穴の高精度加工を目的とする.異形穴の成形方法として,数回の工程の切削により成形する方法をMulti-path micro slottingとし,その有効性を検証する.各種被削材の溝加工精度を仕上げ面の真直度と設定切込みに対する切残し量で評価する.その結果,SUS304のような難削材でも比較的精度の高い加工が可能であった.

    DOI

  • 永久磁石と磁性粒子を利用した内面の磁気バリ取り技術の研究開発

    鄒 艶華, 進村 武男 砥粒加工学会誌 51 (2), 94-99, 2007

    従来のバリ取り工具は部品の外面には適用しやすいが,小形部品の内側や細長い円管内面などの見えない,狭い箇所に生じた内バリの除去には適用し難い.本研究は,希土類永久磁石がもつ強力な磁気力を利用して磁石表面に磁性粒子(磁性砥粒)を磁気吸引させ,永久磁石工具が磁性粒子を介して加工面に加工作用を与える新しいタイプの内面磁気バリ取り技術を提案している.本技術は,工作物内部に挿入した磁石工具の加工力を工作物外…

    DOI

  • 磁気援用精密エッジ仕上げ加工法の開発研究  第2報:加工液が加工特性に及ぼす影響

    早川 寿一, 進村 武男 砥粒加工学会誌 51 (8), 476-481, 2007

    近年,携帯電話やコンピュータ関連機器のモバイル化と大容量データ処理のため,使用される部品は従来と比較して複雑精密化.小型化している.そのため部品に要求されるエッジ品質は,部品全体が小型化されたことと併せて一層厳しくなっている.従来のエッジに対する要求は切削加工で生じたバリを単純に除去することであったが,現在ではバリ除去後のエッジ形状精度まで問う品質になり,まさに精密エッジ仕上げが要求されている.…

    DOI

  • 磁気援用精密エッジ仕上げ加工法の開発研究

    早川 寿一, 進村 武男 精密工学会学術講演会講演論文集 2007S (0), 999-1000, 2007

    近年,電子部品の小型化・高機能化に伴い,複雑な形状を持つ精密部品のエッジ仕上げに対する要求は単純にバリを除去するだけの方法から,エッジ形状の寸法指定や,表面状態を向上させ,異物の吸着や発生を抑制するなど多岐にわたって高まっている.そこで,磁気援用加工法をベースとして新しい加工法の提案を行った.すなわち,手仕上げに頼る部分の多い精密エッジ仕上げに関して実用化に向けた研究を進め,本加工法における加工…

    DOI

  • 磁気誘導型血管内薬物輸送システムの開発研究

    山口 ひとみ, 長尾 慶和, 進村 武男, 吉田 典史, 渡辺 真宏 精密工学会学術講演会講演論文集 2007S (0), 145-146, 2007

    本研究は胎児の腫瘍性疾患に着目し,低侵襲で安全な腫瘍栄養血管塞栓術を実現することを全体構想に掲げ,必要な量の塞栓物質を疾患部に輸送し,投与できる磁気誘導型のワイヤレス微細薬物(血管塞栓物質)輸送機器およびその輸送システムを開発することから着手した.本報では,輸送機器の原理を考案し,模擬機器を製作した.それを磁力駆動させ,物質を輸送し,模擬血管を塞栓できることを確認したので報告する.

    DOI

  • 電流と磁場の相互作用を利用した新しい加工法の開発研究

    鄒 艶華, 進村 武男 砥粒加工学会誌 50 (12), 714-717, 2006

    本研究では,磁気と電気の緊密な関わり合いに着目し,電流と磁場の相互作用を利用する新しい精密加工法を提案している.フレミングの左手の法則により,通電導体を磁場中に置くと,電磁力を受ける.磁場と導体に流す電流の組み合わせにより導体(電流工具)にさまざまな加工挙動が得られ,電流工具の加工挙動は電流により制御できる特長ももつ.本報は,フレミングの左手の法則に基づき,新しい電流と磁場の相互作用を利用した新…

    DOI DOI DOI ほか1件 参考文献4件

  • 磁気援用精密エッジ仕上げ加工法の開発研究―加工機構の考察―

    早川 寿一, 進村 武男 砥粒加工学会誌 50 (10), 599-604, 2006

    近年,電子部品の小型化・高機能化に伴い,複雑な形状をもつ精密部品のエッジ仕上げに対する要求は単純にバリを除去するだけの方法から,エッジ形状の寸法指定や,表面状態を向上させ,異物の吸着や発生を抑制するなど多岐にわたって高まっている.そこで,筆者らは磁気援用加工法をベースとして新しい加工法の提案を行った.すなわち,手仕上げに頼る部分の多い精密エッジ仕上げに関して実用化に向けた研究を進め,本加工法にお…

    DOI

  • 磁気粘性流体を利用した内面研磨技術の開発研究

    佐藤 隆史, 山口 ひとみ, 進村 武男, 岡崎 貴彦 精密工学会誌論文集 72 (11), 1402-1406, 2006

    This research studied the effects of certain unique dynamic behavior of MRF-based slurry on finishing characteristics. In the finishing process, the iron particles and abrasive in an MRF-based …

    DOI Web Site 参考文献10件

  • 磁気粘性流体を利用した精密加工技術の開発研究

    山口 ひとみ, 進村 武男, 佐藤 隆史, 谷口 彰, 外村 卓也 精密工学会誌論文集 72 (1), 100-105, 2006

    This research developed a new type of magnetic finishing tool, Magneto-rheological fluid (MRF)-based slurry, for a magnetic field assisted internal finishing process for nonferrous components. This …

    DOI Web Site 被引用文献3件 参考文献12件

  • はじめに人材育成(キーノートスピーチ)

    進村 武男 精密工学会学術講演会講演論文集 2006A (0), 837-838, 2006

    「もの創り」は人間の生き方の問題に帰着する.ものの創造とはものに価値と心を与えることにつながる.「道具」の道とは目に見えない心の道ととらえることができる.自然を基盤とし,自然科学と人文社会科学,哲学・芸術を足場として,右手に技術,左手に技能を携え,心に創意工夫する智恵を宿し,技術を科学し,科学を技能化する心の涵養に努めたい.21世紀の人類の課題は,20世紀の生産文明を自然と人間中心の生産文化へと…

    DOI

  • 磁気援用精密エッジ仕上げ加工法の開発研究

    早川 寿一, 進村 武男 精密工学会学術講演会講演論文集 2006A (0), 737-738, 2006

    磁力線に沿って磁気連結により形成される粒子ブラシを応用した磁気援用加工法を提案し、その加工特性及び実用化に向けた開発を行った。<br> 特に今回は磁性粒子の加工性能評価について示した。<br> 粒子ブラシは磁性粒子の集合体であり、この磁性粒子は弱磁性体材料であることと、製作段階での磁化容易軸が関係する。本報では、各種磁性粒子を用意し、その研磨特性を調査し、本加工法の磁性粒子としてのあるべき姿…

    DOI

  • 定圧磁気ブラシ利用法による新しい平面磁気研磨法の研究開発

    鄒 艶華, 進村 武男 精密工学会学術講演会講演論文集 2006A (0), 739-740, 2006

    本研究では,工作物の形状精度を向上するため,新しい定圧磁気ブラシ利用法を提案した.即ち,従来の磁気ブラシ利用法の磁極に一定の圧力を加え,磁極先端に形成させた磁性粒子ブラシを介して工作物表面に加工力を与え,精密加工を実現する新しい平面磁気研磨法である.ドリルで穴明けた黄銅円板を工作物とし,平面磁気研磨実験を行った結果,ドリル穴周囲に生じたバリを除去でき,従来型磁気ブラシ利用法より形状精度を改善でき…

    DOI

  • 磁気援用加工法による角管内面の精密仕上げに関する研究

    藤田 秀樹, 進村 武男, 山口 ひとみ 精密工学会学術講演会講演論文集 2006A (0), 725-726, 2006

    現在まで磁気援用加工法では,アルミニウム管の内面または外面の研磨加工に適用した報告はされていない.理由としては,表面が軟質であり研磨面に砥粒の加工痕が残留するため,面精度の向上が極めて困難な状況になる.<br>そこで本研究は基礎実験として,磁気援用加工法にて磁性ピンを用い,数種類の砥粒により研磨実験を行い,データの収集を行なった.

    DOI

  • 磁気援用精密エッジ仕上げ加工法の開発研究

    早川 寿一, 進村 武男 精密工学会学術講演会講演論文集 2006S (0), 609-610, 2006

    本研究が提案する加工法は、複雑形状部品のエッジ形状を損なうことなく、バリのみを除去できる特長をもつ。廃液処理問題の発生もなく地球環境に易しい加工技術を提供できる。さらに自動化が可能であり、人手加工によるバリ残り現象も無い。 本報は磁気援用加工法のメカニズムを解明するとともに、工作物の回転角度が加工に及ぼす影響について実験的に検討し、精密エッジ仕上げ加工を達成させるに必要な条件を提示している。

    DOI

  • 細管内面の精密磁気援用研磨技術の開発

    小池 勝美, 斎藤 哲男, 大和 弘之, 山口 ひとみ, 進村 武男 精密工学会学術講演会講演論文集 2006A (0), 311-312, 2006

    細管内面の精密加工技術を実用化するには加工性に優れた磁性研磨工具の開発が不可欠であることから、ガスアトマイズ法による新しい磁性研磨工具の開発を行った。その結果、開発した磁性研磨工具は既存の工具よりも加工性能に優れ、錆の発生もなく、真球に近い形状で細管に充填しやすいこと、また既存の工具では困難であった細管の精密加工が行えることがわかった。

    DOI

  • CVD-SiC金型の湿式メカノケミカル研磨法に関する基礎研究

    村上 敏貴, 進村 武男 砥粒加工学会誌 50 (9), 531-536, 2006

    本研究は,精密ガラスモールド非球面レンズ用の金型材料として多用されているCVD-SiC素材の高能率高精度研磨法の開発を目的としている.從来方式であるダイヤモンド砥粒のみを用いた研磨法に加え,メカノケミカル研磨法による効果も同時に作用させる試みとして,ダイヤモンド砥粒と金属酸化物砥粒の混合砥粒による研磨加工実験を行なった.また,基礎的な加工データを得るために,平板サンプルについてエポキシ樹脂製のポ…

    DOI Web Site 参考文献11件

  • 磁気援用精密エッジ仕上げ加工法の開発研究

    早川 寿一, 進村 武男 砥粒加工学会誌 50 (3), 144-149, 2006

    本研究が提案する加工法は,精密部品のエッジ近傍の形状を損なうことなくバリを除去できる特長を有する.本加工法によれば,部品の各部位に対するバリ取り量およびエッジ仕上げ除去量を制御できる.さらに自動加工が可能であり,人手加工によるバリ残り現象を無くし,均一で高品質なバリ取り,エッジ仕上げが実現できる.本報は,磁極の磁束密度分布を明確にし,各種磁性粒子のバリ除去能力を調べるとともに,加工後の表面粗さを…

    DOI Web Site 被引用文献1件 参考文献5件

  • 微細管内面の磁気援用研磨法に関する研究

    進村 武男, 山口 ひとみ, 渡邉 剛 精密工学会学術講演会講演論文集 2006A (0), 731-732, 2006

    現在,半導体製造関連,医療関連分野に使用される微細管の内面には,汚染物付着を防止するため,高精度表面が求められている.本研究は細い磁性ワイヤを研磨工具として,微細管外部に永久磁石を設置し,加工力を磁気制御でき,しかも管内に挿入した磁性ワイヤを軸方向に振動できる装置を製作した.この装置を用いて実験した結果,内径0.8 mm,長さ100 mmの細管内面の平滑化に成功した.

    DOI

  • 磁気粘性流体を利用した毛細管内面研磨技術の開発研究

    佐藤 隆史, 山口 ひとみ, 進村 武男, 岡崎 貴彦 精密工学会学術講演会講演論文集 2006A (0), 729-730, 2006

    MRFベーススラリーを毛細管内面研磨に適用した.内径0.8mmの毛細管内面を工作物回転方式で研磨する場合,スラリーが内面に対して相対運動を示すには遠心力の影響を抑制することが求められること,回転数を3000min-1以下に低下させる必要があることを実験的に明らかにした.また,内面を平滑化することはできるが加工能率が低くなってしまうことから,スラリーに求められる運動と条件を整理した.

    DOI

  • 反転動作時の粒子挙動が磁気研磨加工に及ぼす効果

    夏目 勝之, 進村 武男 精密工学会学術講演会講演論文集 2006A (0), 735-736, 2006

    磁気研磨法において磁性粒子に作用する磁力は加工を支配する主要な因子の一つである。本研究では磁性粒子のブラシ状凝集体が加工面を垂直に押す力を測定し、磁極の反転動作時に垂直力がパルス状に急増する現象を確認した。この結果から、磁性粒子ブラシ内部で粉体架橋現象と類似の粒子列形成を導出し、磁力を直接的に反映する押し付け力の他に粒子列形成に起因する力が作用するという考え方を提案した。

    DOI

  • 超音波振動切削法による微細異形穴加工

    古沢 利明, 鈴木 庸介, 金田 匡史, 進村 武男 精密工学会学術講演会講演論文集 2006A (0), 407-408, 2006

    微細な角形状など丸穴以外の異形穴は,高精度加工が困難である.本研究は,超音波振動切削装置を使用して,微細異形穴の切削加工を行う.3mm程度以下の穴の形状精度,表面粗さを高精度に仕上げることを目的として, NCフライス盤の主軸に縦振動モードの振動切削装置を取付け溝加工を行った.その結果,切削工具刃先を超音波振動させることにより切削力低減の効果がみられ,形状精度,表面粗さの高精度な仕上げが可能となっ…

    DOI

  • 磁気粘性流体を利用した精密加工技術の開発

    佐藤 隆史, 山口 ひとみ, 進村 武男, 岡崎 貴彦 精密工学会学術講演会講演論文集 2006S (0), 603-604, 2006

    MRFベーススラリーの加工力は,スラリー中に含有される鉄粉粒子によって支配される.本報では,鉄粉粒子の粒度分布に着目し,鉄粉粒子の粒度分布幅を狭めることにより,加工力が均一化され,加工痕形状にばらつきの少ない加工面が形成されることがわかった.また,鉄粉粒子の小粒径化が,スラリーの粘性,磁力,砥粒の保持状態を変化させ,加工面の平滑化を促進することも明らかになった.

    DOI

  • 磁気研磨加工における研磨抵抗と砥粒軌跡の観察

    夏目 勝之, 進村 武男, 山口 ひとみ 砥粒加工学会誌 49 (4), 213-218, 2005

    磁気研磨加工において, 磁性粒子ブラシ先端部に位置する砥粒の挙動は, 加工能率に影響を及ぼす主要な因子の一つと考えられる. しかし, 加工中の砥粒挙動と加工現象との関係は十分解明されているとは言えない. そこで, 加工液の種類を変えて砥粒と工作物表面の潤滑状態を変化させ, 研磨動作によって生じる摩擦抵抗と, 砥粒切れ刃の軌跡を観察した. 実験の結果, 研磨抵抗は加工液の種類に依らず, …

    DOI Web Site 被引用文献1件 参考文献6件

  • 磁気援用加工法による角管内面の精密仕上げに関する研究

    藤田 秀樹, 進村 武男, 山口 ひとみ 精密工学会学術講演会講演論文集 2005A (0), 257-258, 2005

    既報では,我々は鉄粉混合磁性砥粒を用いて角管を振動させることにより,角管の内面およびコーナRの研磨を行った.素管コーナRの表面粗さは,内面の約2.5倍あり粗面である.しかしながら最も良かったコーナRの研磨面粗さは0.042μmRaであった.<br> 本研究は,角管コーナRの仕上げ面を向上させることを目的として,新たにステンレス鋼ピンと磁性研磨材の混合タイプにより研磨を行った.その結果,研磨時間は…

    DOI NDLデジタルコレクション

  • 磁気を援用した継ぎ手内面の精密仕上げ技術の開発

    山口 ひとみ, 進村 武男, 船木 智成 精密工学会学術講演会講演論文集 2005A (0), 251-252, 2005

    継ぎ手内面の精密仕上げには,必ず手仕上げ工程が組み込まれており,その機械化が切望されている.従来,エルボのように,管の軸に対して回転対称形状をもつ部品の内面研磨技術として磁気援用研磨法が提案されたが,現状の方法では,非回転対称形状をもつ継ぎ手には適用できない.本研究は,この問題を解決するために加工原理を発案した.加工装置を開発して加工特性を検討し,継ぎ手内面の精密仕上げを実現したので報告する.

    DOI

  • SUS304ステンレス鋼円管内面の磁気援用加工技術に関する研究

    山口 ひとみ, 進村 武男, 金山 雅洋 精密工学会学術講演会講演論文集 2005S (0), 781-781, 2005

    本研究では従来用いられてきた砥粒の代わりに,高硬度磁性工具を用いた磁気援用円管内面精密加工を検討する.磁性工具に求められる条件として,形状,表面粗さに着目し,これらの因子が加工特性に及ぼす影響を検討した.球状で,表面が滑らかな磁性工具を用いた場合は,工作物表面の塑性流動変形作用を主体とし,一方,形状が歪で,表面が平滑でない磁性工具の場合は,切削加工に基づき平滑化が進行することを明らかにした.

    DOI

  • 磁性加工ジグを用いた内面磁気援用加工法に関する研究

    鄒 艶華, 進村 武男 精密工学会学術講演会講演論文集 2005S (0), 778-778, 2005

    厚肉円管内面(肉厚10mm-30mm)の精密仕上げを実現するために,高能率·高精度の「磁性加工ジグを用いた内面磁気援用加工法」について研究した.本報は,磁性加工ジグ利用法を用いて,凹凸がある円管内面に着目し,その円管内面の精密仕上げについて検討した.SUS304ステンレス鋼円管を用いた場合の実験の結果,内面の面精度と形状精度を同時に向上でき,凹凸も除去できることを明らかにした.

    DOI

  • 電鋳法を利用した磁気研磨工具の開発

    鈴木 亜矢, 桑名 朗, 斎藤 哲男, 小池 勝美, 大和 弘之, 山口 ひとみ, 進村 武男 日本機械学会論文集C編 71 (711), 3326-3332, 2005

    The dificiency in the variety of available magnetic abrasives results in a narrow range of finishing performance of the Magnetic abrasive finishing process. To break through this situation, this …

    DOI Web Site

  • 磁気援用精密エッジ仕上げ加工法の開発研究

    早川 寿一, 進村 武男 精密工学会学術講演会講演論文集 2005S (0), 493-493, 2005

    本研究が提案する加工法は、部品のエッジ形状を損なうことなく、バリのみを除去できる特長を持つ。廃液処理問題の発生も無く地球環境に易しい加工技術を提供できる。更に自動化が可能であり、人手加工によるバリ残り現象を無くし、均一で高品質なバリ取りが実現できる。本報は各種メディアのバリ除去能力を調べるとともに、加工後の表面粗さについて実験的に検討し、精密エッジ仕上げ加工を達成させるに必要な条件を提示している。

    DOI

  • 磁性加工ジグを用いた内面磁気援用加工法に関する研究

    鄒 艶華, 進村 武男 精密工学会学術講演会講演論文集 2005A (0), 253-254, 2005

    本研究は,磁性加工ジグを用いた内面磁気援用加工法を利用して,円管内面の形状精度(真円度)の改善について検討した.SUS304ステンレス鋼管を用いて,磁性加工ジグの回転速度を150min–1,250min–1に設定して実験を行った.その結果,両方の実験に対して面精度と形状精度を同時に改善でき,回転速度が加工特性に影響し,回転速度250 min–1の場合には良い結果を得られたことを明らかにした.

    DOI

  • 磁気粘性流体を利用した精密加工技術の開発研究

    佐藤 隆史, 山口 ひとみ, 進村 武男, 岡崎 貴彦 精密工学会学術講演会講演論文集 2005A (0), 259-260, 2005

    本研究では,磁気粘性流体(MRF)ベーススラリーに含有する砥粒の種類がクリーンパイプ等に用いられるSUS304ステンレス鋼円管内面の加工特性に及ぼす影響について検討した.その結果,WA砥粒とダイヤモンド砥粒の場合では加工面の微細表面形状が異なること,また,ダイヤモンド砥粒を用いる方が異方性の少ない精密表面が得られることを明らかにした.また,MRFベーススラリーの細管内面研磨への応用性を確認した.

    DOI

  • 磁気援用加工法による角管内面の精密仕上げに関する研究

    藤田 秀樹, 進村 武男, 山口 ひとみ 精密工学会学術講演会講演論文集 2005S (0), 779-779, 2005

    既報では,角管内面研磨の基本原理について検討を行ったが,コーナ部の研磨特性については検討がなされていない.本研究は,角管に振動を付加することにより,角管コーナ部の研磨が効果的に行われることを明らかにした.

    DOI

  • 21003 微細径超硬合金の精密磁気研磨(生産・加工(1))

    進村 武男, 山口 ひとみ, 小阪 和広 日本機械学会関東支部総会講演会講演論文集 2005.11 (0), 371-372, 2005

    The implementability of the high precision magnetic abrasive finishing technology over cemented carbide slender work used for the diameter punch of detailed was examined. In this paper, the effects …

    DOI Web Site

  • 磁気援用加工法による角管内面の精密仕上げに関する研究

    藤田 秀樹, 山口 ひとみ, 進村 武男 精密工学会学術講演会講演論文集 2004S (0), 568-568, 2004

    従来までは,磁気援用加工法を用い主に円管の内面研磨を行ってきたが,角管内面の研磨特性については,ほとんど検討がなされていない.研磨を効果的に行うためにワ-クを回転させることは既知である.しかし角管は,コ-ナ部に研磨材が十分に供給されないため研磨が困難となる.本研究は,角管に振動を付加することにより,内面のコ-ナ部へ研磨材を充填することが可能となり,角管内面の研磨が効果的に行われることを明らかにし…

    DOI

  • 磁気粘性流体を利用した精密加工技術の開発

    山口 ひとみ, 進村 武男, 佐藤 隆史, 谷口 彰, 外村 卓也 精密工学会学術講演会講演論文集 2004S (0), 574-574, 2004

    磁気援用加工法とは,磁性砥粒,またはスラリーと強磁性体粒子の混合物,磁性流体と砥粒の混合物を磁力駆動することにより金属,セラミック,光学部品の表面・エッジ仕上げを行う精密加工技術である.最近になり,磁気粘性流体をベースとした新しいタイプの工具を開発し,当該加工法の工業応用性を拡張することに成果を得た.本報では,磁気粘性流体ベーススラリーの特長およびその加工性能について述べる.

    DOI

  • 蒸留水ベーススラリーを利用した磁気援用研磨法

    山口 ひとみ, 進村 武男 精密工学会学術講演会講演論文集 2004A (0), 403-403, 2004

    従来,磁気援用研磨法における環境対策として研磨液に蒸留水ベースのスラリーを用いる手法が提案された.しかし,加工面には多数のピットが観察され,精密研磨の実現には至っていない.本研究では走査型電子顕微鏡を用いて加工面の変化過程を微視的に観察し,表面(ピット)の創成機構を解明すると共に,鏡面仕上げを実現するために具備すべき条件を提示した.

    DOI

  • 磁性加工ジグを用いた磁気援用加工法に関する研究

    進村 武男, 鄒 艶華 精密工学会学術講演会講演論文集 2004A (0), 404-404, 2004

    永久磁石を内蔵した磁性加工ジグを利用する方法は,厚肉円管内面の精密仕上げに適用できることはすでに報告した.本報は,円管内面の真円度に関して実験的,理論的な考察を展開し,真円度の改善条件を明らかにした.さらに,反発磁場を利用した場合の真円度および反発磁場と吸引磁場の両者を組み合わせた場合の真円度についても考察した.

    DOI

  • 磁気援用切削によるオーステナイト系ステンレス鋼微細加工時のバリ抑制

    古沢 利明, 辻 新次, 頃安 貞利, 山口 ひとみ, 進村 武男 精密工学会学術講演会講演論文集 2004A (0), 325-325, 2004

    微細加工ではエッジ精度が厳しいことからバリの抑制は重要な課題である.本研究はオーステナイト系ステンレス鋼を微細溝切削加工したときのバリ抑制を磁気援用による方法で試みる.オーステナイト組織の加工誘起マルテンサイト変態を磁気援用により積極的に利用し,被削材組織の脆化に基づくバリ抑制を図ったものである.切削条件,磁場印加条件によるバリの大きさへの影響を検討する.

    DOI

  • 研磨材スラリーを含浸させた磁性粒子ブラシの垂直作用力

    夏目 勝之, 進村 武男, 山口 ひとみ 精密工学会学術講演会講演論文集 2003A (0), 260-260, 2003

    磁気研磨加工において加工圧を発生させる磁性粒子ブラシの押し付け力すなわち加工面に垂直な方向の磁気作用力は、磁界の強さ、磁場勾配および磁性粒子の磁気物性以外に、相対運動による磁性粒子の挙動によって変化することがわかっている。<br>本研究では、研磨材スラリーを含浸させた磁性粒子ブラシが発生する垂直方向作用力の特性を調べた。作用力はスラリーの物性や相対運動の状態によって異なる場合があることがわかった。

    DOI

  • クリーンパイプ内面の磁気援用エコマシニングに関する研究

    山口 ひとみ, 進村 武男, 柏木 亮 精密工学会学術講演会講演論文集 2003A (0), 261-261, 2003

    従来,磁気援用研磨法における環境対策として研磨液に蒸留水ベースのスラリーを用いる手法が提案された.しかし,加工面には多数のピットが観察され,精密研磨の実現には至っていない.本研究では,表面の変化過程を観察し,表面(ピット)の創成機構を解明すると共に,平滑加工を実現するために具備すべき条件を提示した.また,スラリーを用いず,蒸留水と磁性ピンのみでクリーンパイプ内面を精密研磨することにも成果を得た.

    DOI

  • 磁気研磨法とその応用

    進村 武男 表面科学 22 (3), 173-178, 2001

    Some combinations of different phenomena may cause unexpected yet rather beneficial effects. For instance, the combination of a magnetic field with the action of abrasive against a work material …

    DOI Web Site Web Site 被引用文献3件 参考文献11件

  • 磁気研磨法の研究(第3報)

    進村 武男, 高沢 孝哉, 波田野 栄十 精密工学会誌 53 (9), 1440-1446, 1987

    This paper describes experimental results on how machining conditions, such as magnetic pole shape, magnetic flux density, work speed, vibrating frequency, vibrating amplitude, working clearance, …

    DOI Web Site

  • 平面磁気研摩装置の開発とその研摩性能

    進村 武男, 波田野 栄十, 高沢 孝哉 精密工学会誌 52 (6), 1080-1086, 1986

    This paper describes a newly developed plane magnetic-abrasive finishing apparatus and its finishing performance using magnetic-abrasives made of both iron and alumina particles in magnetic field. …

    DOI Web Site 被引用文献1件

  • 磁気研磨法の研究(第1報)

    進村 武男, 高沢 孝哉, 波田野 栄十 精密工学会誌 52 (5), 851-857, 1986

    This paper describes the process principle and a few finishing characteristics of the magneticabrasive finishing in which susceptive abrasives magnetically (magnetic-abrasives so called) made of …

    DOI Web Site 被引用文献6件

  • 磁気研磨法の研究(第2報)

    進村 武男, 高沢 孝哉, 波田野 栄十, 会沢 利夫 精密工学会誌 52 (10), 1761-1767, 1986

    This paper discusses the results of an investigation carried out on the effects of various working factors on cylindrical finishing, using trial equipment. The following results were obtained: (1) …

    DOI Web Site 被引用文献1件

  • 振動ラッピングに関する一考察

    進村 武男, 会沢 利夫 日本機械学会論文集C編 51 (467), 1679-1683, 1985

    本報では,遊離砥粒を用いるラップ加工の進行は,砥粒の転動運動に基づくものと考えている.したがって,振動ラッピングにおいても砥粒の転動運動状態に特別な変化がなければ,単位ラップ距離あたりの加工量は振動方向に無関係であり,振動ラッピングの加工能率向上効果は,主として振動重畳によるラップ距離の増大によるものとしている.この考え方を実験によって確認するとともに,研磨布紙 (固定砥粒) …

    DOI Web Site Web Site

  • 精密円筒ラッピングの研究 II  成円条件の一般化

    進村 武男 日本機械学会論文集C編 50 (453), 918-922, 1984

    直径が等しい2個の自由回転するローラで円筒形工作物を支持して,その上部位置をラップ加工することにより真円度を向上させる加工法において,前報では,形状の等しいローラを用いて工作物真上を加工位置とする特定の場合の加工条件式を導いた。しかし,実際にこのような加工条件はまれにしか生じない。本報では,形状が異なるローラを用いて,工作物の任意の位置でラップ加工して成円化する場合の一般化した加工条件式を誘導し…

    DOI Web Site Web Site

  • 精密円筒ラッピングの研究  真円誤差補正条件について

    進村 武男, 会沢 利夫 日本機械学会論文集C編 49 (445), 1587-1595, 1983

    円筒形工作物をラップ加工して,その真円度を0.1μm程度に向上させることは極めて難しい。本報は,自由回転する2個のローラで工作物を支持し,その上部位置をラップ加工して真円度を向上させる方法について検討したもので,適切な加工条件を選定すればローラの振れの影響を少なくして高精度の円筒ラップ加工が可能なことを明らかにしている。ここでは,解析してえられた真円誤差補正条件と0.2μmの真円度にまで向上でき…

    DOI Web Site

  • 回転軸が変動するひずみ円形のと石が創成する研削面のうねり(その図式解法について)

    進村 武男 日本機械学会論文集C編 47 (418), 812-816, 1981

    回転軸が変動する研削砥石が創成する研削面のうねり波形は、砥石外周面で作られる包絡線で表されるため、回転軸の変動波形とは異なる。本報は、砥石回転軸が変動するだけでなく、砥石の輪郭が真円形でないときの研削面のうねり波形の求め方について述べている。本報告によって、回転軸の変動波形と砥石の輪郭形状がわかれば、その波形、形状のいかんを問わずに、簡単な作図によるだけで研削面のうねり波形が求められる。

    DOI Web Site

  • 精密振動ラッピングの研究

    隈部 淳一郎, 進村 武男 精密機械 43 (507), 293-299, 1977

    It is found that the work removallapping time curve and the surface roughnesslapping time curve have a singular point respectively in the vibration lapping, in which the work is vibrated in the …

    DOI Web Site 被引用文献1件

  • 研削仕上面あらさに及ぼす砥石減耗の影響

    Honda Ryoshin, Shinmura Takeo, Takazawa Koya, 本多 良辰, 進村 武男, 高沢 孝哉 金沢大学工学部紀要 = Memoirs of the Faculty of Technology Kanazawa University 8 (1), 93-103, 1974-03-25

    In this paper, changes in the surface roughness of a workpiece, that probably happen due to the wheel wear during the grinding process, are analytically dug out by comparing with some experimental …

    DOI 機関リポジトリ HANDLE ほか1件

  • 研削砥石の砥粒切れ刃の分布に関する考察

    Honda Ryoshin, Shinmura Takeo, Takazawa Takaya, 本多 良辰, 進村 武男, 高沢 孝哉 金沢大学工学部紀要 = Memoirs of the Faculty of Technology Kanazawa University 7 (1), 79-88, 1973-02-28

    A three-dimensional distribution of cutting edges on the grinding wheel is discussed in this paper. It is confirmed that the two-dimensional distribution of the cutting edges on the wheel is …

    DOI 機関リポジトリ HANDLE ほか1件

  • 1 / 1
ページトップへ