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検索結果 155 件

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  • 最絶滅危惧チョウ類の保全と農林業・地域住民との共存共栄をめざして ―日本鱗翅学会自然保護委員会―

    矢後 勝也, 谷尾 崇, 平井 規央, 伊藤 勇人, 佐々木 公隆, 中村 康弘, 永幡 嘉之, 神宮 周作, 水落 渚, 関根 雅史, 伊藤 雅男, 清水 聡司, 川口 誠, 境 良朗, 木滑 黄平, 松岡 法明, 遠藤 秀紀 自然保護助成基金助成成果報告書 31 (0), 154-171, 2022-10-14

    <p>主にシカ食害による植生破壊で最も絶滅が危惧されるチョウとなった「種の保存法」の国内希少野生動植物種・ツシマウラボシシジミの保全を目的として,a)保全エリアでの保護増殖活動,b)農林業との連携活動,c)地域住民との連携活動,の3つの課題に取り組んだ.この事例を基に,「希少種保全─農林業─地域住民」の共存共栄における模範的役割を目指した.保護増殖活動では,防鹿柵の増設により保全エリアを改善した…

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  • 霊長類比較解剖学から考えるヒト背側肩帯筋の形態学的特徴とその系統発生

    姉帯 沙織, 小島 龍平, 時田 幸之輔, 平崎 鋭矢, 遠藤 秀紀 霊長類研究 Supplement 38 (0), 19-, 2022

    <p>直立二足歩行のヒトの肩甲骨は,大部分は筋によって体幹に引きつけられる。一方で,四足歩行の哺乳類では,左右の肩甲骨の間に体幹が吊り下げられる。したがって,これらの機能を果たす背側肩帯筋(肩甲挙筋LS,前鋸筋SA,菱形筋Rh)の形態には,種ごとの姿勢や運動の特徴に応じた違いがあると考えられる。本研究では,霊長類間で背側肩帯筋の筋構築と神経支配を比較し,ヒトの直立姿勢の適応に伴う背側肩帯筋の特徴…

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  • 後縦隔腫瘍手術における腫瘍局在部位と術後合併症の検討

    片桐 忍, 遠藤 秀紀, 西澤 延宏, 山本 亮平, 佐藤 之俊 呼吸臨床 6 (6), n/a-, 2022

    目的:当院で施行した後縦隔腫瘍手術患者について腫瘍の局在と術後合併症の関係を調査し,現在の治療方針の妥当性について検討した。方法:当院で施行された手術患者18例を対象に後方視的に解析した。結果:神経損傷による術後合併症が6例でみられ,特にTh4以上の高位に発生した腫瘍で有意に多くみられた。結論:Th4以上の高位に発生した後縦隔腫瘍の切除では亜全摘や被膜内核出など神経温存を優先する術式も考慮するべ…

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  • 慢性膿胸に対する胸腔内洗浄後の冠動脈空気塞栓に心臓カテーテル治療が奏功した1例

    片桐 忍, 遠藤 秀紀, 橘 賢廣, 西澤 延宏, 佐藤 之俊, 山本 亮平 日本呼吸器外科学会雑誌 35 (4), 337-343, 2021-05-15

    <p>症例は77歳男性.2年前に左上葉肺癌に対し胸腔鏡下左上葉切除術が施行されたが,術後慢性膿胸となり胸腔ドレナージと胸腔内洗浄が継続されていた.術後30ヵ月目に外来にて生理食塩水で胸腔内洗浄を施行した直後に急激に意識レベルが低下しショックを呈した.心電図でST上昇を認め,胸部CTで血管内の空気像を認めたため冠動脈空気塞栓症と診断し緊急心臓カテーテル治療を施行した.上行大動脈内と右冠動脈に流入空…

    DOI Web Site 医中誌 参考文献9件

  • 【投稿/症例報告】気管支鏡検査中にST低下と徐脈を呈した1例

    片桐 忍, 両角 延聡, 和佐本 諭, 柳澤 悟, 大浦 也明, 丸山 来輝, 遠藤 秀紀, 山本 亮平 呼吸臨床 5 (5), n/a-, 2021

    症例は72歳女性。10年前に右上葉肺癌に対し胸腔鏡下肺部分切除術が施行されたが,切除断端縫合部付近に充実性陰影が出現したため気管支鏡検査を施行した。検査中に心電図モニターでST低下と徐脈を認めたため検査を中止し緊急心臓カテーテル検査を行った。冠動脈造影では有意狭窄を認めず左室収縮も異常はみられなかった。検査後から症状は改善し症状再燃も認めなかった。気管支鏡検査中のST変化は不適切な検査手技が原因…

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  • 社会経済的地位と抑うつの関連に対する金融リテラシーの調整効果

    石井 僚, 大山 拓也, 遠藤 秀紀 日本心理学会大会発表論文集 84 (0), PD-002-PD-002, 2020-09-08

    <p>社会経済的な格差が拡大する中,そうしたSESは抑うつと関連することが多く示されている。労働者の抑うつは,会社組織の健康関連コストの多くを占めるプレゼンティズムやアブセンティズムとも関わる重要な課題とされる。抑うつは,頻回な無力感の予期と関連するため,経済的な効力感をもたらす金融リテラシーを持つことで,SESと関連する抑うつは低くなると考えられる。そこで本研究では,SESと抑うつの関連を,金…

    DOI Web Site 医中誌

  • オスジカ頭骨標本を収蔵するラックの提案

    高槻, 成紀, 吉田, 将崇, 武田, 精一郎, 遠藤, 秀紀, Takatsuki, Seiki, Yoshida, Masataka, Takeda, Seiichiro, Endo, Hideki 麻布大学雑誌 31 67-69, 2020-03-31

    We propose a device to store antlered deer skulls, “the antlered deer skull rack”. The frames were made of pipes, and can hold about 8 skull specimens of sika deer (Cervus nippon). It is easy to …

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  • 最絶滅危惧チョウ類の保護増殖と地域農林業との共存共益の探索 ―日本鱗翅学会自然保護委員会―

    矢後 勝也, 平井 規央, 小沢 英之, 佐々木 公隆, 谷尾 崇, 伊藤 勇人, 遠藤 秀紀, 中村 康弘, 永幡 嘉之, 水落 渚, 関根 雅史, 神宮 周作, 久壽米木 大五郎, 伊藤 雅男, 清水 聡司, 川口 誠, 境 良朗, 山本 以智人, 松木 崇司 自然保護助成基金助成成果報告書 28 (0), 233-246, 2020-01-10

    <p>シカの急増に伴う林床植生の食害により国内で最も絶滅が危惧されるチョウと化したツシマウラボシシジミの保全を目的として,a)保全エリアでの実践的な保護増殖活動,b)保全エリア候補地の探索に関する活動,c)希少種保全と農林業との連携に関する活動,の大きく3つの課題に取り組んだ.保護増殖活動では,環境整備やシカ防護柵の増設により保全エリアの改善を試みた他,現状の環境を把握するためにエリア内の林床植…

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  • 動物園内外の情勢変化と研究の未来

    遠藤 秀紀 日本野生動物医学会誌 24 (2), 59-63, 2019-07-11

    <p> 日本の動物園・水族館と生涯教育の歴史は,主体性の欠如によって特徴づけられるといえるだろう。それは,自然科学の担い手,すなわち研究の主体者としての動物園の成立が妨げられたことと相通じる。明治期において,動物園・水族館と生涯教育は,軽視されながらその開闢期を経過し,研究が組織の核に据えられることは無かった。戦後,自由を旨とする法体系が整備されたものの,動機や価値基準に根差す多数の断絶にとり囲…

    DOI Web Site Web Site 参考文献4件

  • 父島と母島におけるグリーンアノールが利用する微小環境の島間差と雌雄差

    安西, 航, 髙橋, 洋生, 戸田, 光彦, 遠藤, 秀紀 小笠原研究年報 (40) 45-52, 2017-05-31

    小笠原諸島では、固有昆虫を保護するべく、粘着トラップを主としたグリーンアノールの駆除事業が進んでいる。しかし小笠原に生息する集団の基本的な生態はあまり調べられておらず、捕獲の効率化の検討に資する生態学的知見は少ない。本研究では、グリーンアノールの利用する止まり木に着目し、父島と母島の集団間あるいは雌雄間で、利用する微小環境を定量的に比較した。その結果、両島ともに雌雄差がみられ、雌の方が細い枝や根…

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  • ハシビロコウの拡張した咽頭および舌骨の機能形態学

    遠藤 秀紀, 山崎 剛史, 森 健人, 工藤 光平, 小薮 大輔 日本野生動物医学会誌 19 (1), 21-25, 2014

    ハシビロコウ(<i>Balaeniceps rex</i>)の咽頭腔と舌骨を三次元 CT画像解析により検討した。咽頭と頭側の食道は,左右両側へ著しく拡大していた。巨大な咽頭と頭側の食道,固定されていない柔軟な舌骨,退化した舌が観察された。これらはハシビロコウがその採餌生態に特徴的な大きな食魂を受け止めることを可能にしていると考えられた。ハシビロコウの咽頭腔領域の構造は,大きな食塊を消化管へ通過さ…

    DOI 参考文献6件

  • 起立不全のアジアゾウにおける頸椎および頭位胸椎の変形

    郡司 芽久, 高井 昭, 遠藤 秀紀 日本野生動物医学会誌 19 (3), 79-86, 2014

    起立不全のアジアゾウ( <i>Elephas maximus</i>)における頸部骨格を形態学的に検討し,起立不全時の長期間に渡る横臥姿勢が頸部に与える影響について考察した。本研究で使用したアジアゾウは1歳時に起立不能になり,その後3年半,横臥位で飼育された。ゾウの死後,CTスキャンを用いて頸部骨格を観察したところ,第二頸椎から第七頸椎,第一胸椎から第三胸椎において,椎間関節面の異常形成が認めら…

    DOI 参考文献5件

  • 鯨蹄類(げいているい)の生物学

    栗原 望, 曽根 啓子, 子安 和弘 霊長類研究 Supplement 29 (0), 56-, 2013

    ...<br><b>演題1 キリン科における首の運動メカニズムの解明:</b><br>     郡司芽久(東京大学大学院農学生命科学研究科)・遠藤秀紀(東京大学総合研究博物館)<br> ほぼ全ての哺乳類は 7個の頸椎をもち,首が非常に長いキリンもその例外ではない.しかしキリンでは,第一胸椎が頸椎的な形態を示すことが知られている.本研究では,キリンとオカピの首の筋構造を比較し,キリン科の首の運動メカニズムの...

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  • インドネシア東部地域における観光事業と地域経済に関連したコモドオオトカゲの保全に関する問題点

    遠藤 秀紀 日本野生動物医学会誌 18 (1), 29-32, 2013

    コモドオオトカゲの保全の問題点をコモド村で検討した。観光業は1990年代以降,村の経済構造を変化させているが,新たな施策は村民の豊かさには結びついていない。コモドオオトカゲと住民の関係は,人間と家畜に一定の被害を出しながらも,伝統的に良好に築かれてきた。危険なコモドオオトカゲはこれまでも人々の安全な日常を阻害し,いまも害しているが,高床式住居のような建築方式や漁撈のような伝統的生活様式によって,…

    DOI 参考文献17件

  • 食肉目における嗅球および眼窩サイズの水棲適応

    河部 壮一郎, 小林 沙羅, 遠藤 秀紀 霊長類研究 Supplement 29 (0), 79-, 2013

     食肉目における水中への適応進化は幾度かおこっており,そしてその度合いも様々である.これまでに,一部の半水棲種における嗅球が小さくなることが知られているが,このことから嗅球体積は水棲環境への依存度を反映していると考えられている.嗅球体積は頭骨形態から計測できるため,絶滅哺乳類における水棲適応の進化を知る上で欠くことのできない重要な情報である.しかし鰭脚類における嗅球体積が他の食肉動物のものと異な…

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  • アシカ科における前肢の遊泳ロコモーション比較

    小林 沙羅, 三谷 曜子, 堀本 高矩, 遠藤 秀紀 霊長類研究 Supplement 29 (0), 80-, 2013

     鰭脚類は食肉目の中で最も水棲適応したグループであり,それに応じて四肢を鰭状の遊泳肢に変化させた.特にアシカ科の前肢は,他の海棲哺乳類に比べて,遊泳時に高い推進性と操縦性を発揮する.一方で,アシカ科には回遊距離や遊泳速度,海上滞在時間などの種による生態の違いがあり,それに応じて遊泳時の前肢の動きが種間で異なることが考えられる.そこで本研究では,生態の異なる …

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  • 闘鶏用を含む直立型ニワトリ品種における筋骨格系の機能形態学的特質

    遠藤 秀紀, 森 健人, 細島 美里, MEKWICHAI Wina, 小川 博, 恒川 直樹, 山崎 剛史, 林 良博, 秋篠宮 文仁 日本野生動物医学会誌 17 (3), 131-138, 2012

    軍鶏,タイゲーム(カイ・チョン),ソニア,ファヨウミ,ロードアイランドレッドに関して筋肉重量を比較し,闘鶏用を含む直立型ニワトリ品種における筋肉系の形態学的特徴と機能的意義を検討した。軍鶏とタイゲームに関して,闘鶏用品種の筋肉系の機能形態学的特徴を以下のようにまとめることができた。1)ソニア,ファヨウミ,ロードアイランドレッドよりも軍鶏やタイゲームにおいて,体重に占める骨格筋の総重量比が大きかっ…

    DOI 被引用文献2件 参考文献18件

  • 現生シーラカンス(<I>Latimeria chalumnae</I>)における第一・第二背鰭間の機能形態学的戦略の相違

    遠藤 秀紀, 大村 文乃, 酒井 健夫, 伊藤 琢也, 鯉江 洋, 岩田 雅光, 安部 義孝 日本野生動物医学会誌 17 (2), 79-86, 2012

    現生シーラカンスの第一および第二背鰭を三次元復構画像を用いて検討し,軸上筋と軸下筋,第一背鰭に関連する筋肉,第二背鰭固有の筋肉の断面積を画像解析手法により計測した。第一背鰭に関連する筋肉は体幹の背側端を超えて鱗状鰭条まで伸長することはなかった。しかし,鱗状鰭条からなる放射した鰭は体幹部の骨性の板によって支持されていた。第二背鰭では,体幹部の2つの骨が鰭の4つの骨格要素を支持し,その4つの骨の周囲…

    DOI 参考文献45件

  • オランウータンとチンパンジーの足部における筋形態について

    大石 元治, 荻原 直道, 遠藤 秀紀, 宇根 有美, 市原 伸恒, 浅利 昌男, 尼崎 肇 霊長類研究 Supplement 28 (0), 76-, 2012

    【目的】オランウータン(オラン)とチンパンジー(チンプ)の足部におけるロコモーションと関連した筋形態をより定量的に議論するために、筋の形態計測値(筋重量、生理学的断面積PCSA)を測定し、比較を行った。【材料と方法】オラン2個体とチンプ4個体の足部から筋を分離し筋重量を計測した。筋は10%ホルマリン液で固定後、筋束長を計測した。PCSAは計算(筋重量÷[筋密度(Mendez & Keys, …

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  • 動物園での研究の第一歩

    遠藤 秀紀 日本野生動物医学会誌 16 (1), 15-17, 2011-03-31

    <p> 動物園における研究の可能性を,明治維新以来の学問の自治と研究者の科学的好奇心に関して論議した。この2つの本質的問題点は,社会教育における研究の発展を左右している。</p>

    DOI Web Site 参考文献1件

  • 屋久島の老齢ニホンザルの死因および寄生虫感染の報告

    早川 祥子, Hernandez Alexander D., 鈴木 真理子, 菅谷 和沙, 香田 啓貴, 長谷川 英男, 遠藤 秀紀 霊長類研究 27 (1), 3-10, 2011

    屋久島にて見つかったおよそ26歳という,非常に老齢であるニホンザル(メス)の死体の剖検結果を報告する。年齢の推定は死体の歯のエナメル質をヘマトキシリンで染色する方法によって行った。これは餌付けの経験のない野生ニホンザルとしては例外的に高齢であると考えてよい。外傷は見当たらず,病理解剖における主な病変は肺出血であり,対象個体が肺炎に罹患していたことが示唆された。さらに特筆すべきことは,このサルの体…

    DOI Web Site 被引用文献2件 参考文献31件

  • ラングール類における頭骨形態分化:系統発生・アロメトリー・食性からの比較

    小薮 大輔, 遠藤 秀紀 霊長類研究 Supplement 25 (0), 69-69, 2009

    ラングール類の頭骨は顕著に多様であることが知られているがどのような要因によって多様化してきたのかは未だ不明な点が多い。分類学的にも極めて混乱したグループであったが近年の分子系統学的研究はその種分化史を徐々に明らかにしつつある。そこで我々は塩基配列データと頭骨の三次元形態データを用い,系統発生学的な文脈の中でラングール類の頭骨がどのように多様化してきたのかを検討した。<br> …

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  • 社会教育機関での研究の可能性

    遠藤 秀紀 日本野生動物医学会誌 14 (1), 19-25, 2009

    動物園が研究の責任を果たし続けなくてはならいないことを再確認する。動物園は,日本独自の教育と学問の歴史のなかで,学術研究から一定の距離を取らされてきた。戦前は富国強兵政策,戦後は経済発展主導の陰に押しやられ,純粋基礎科学の研究の場としての位置づけを確立できないまま推移した。戦後についていえば,敗戦を契機に自由で民主的な社会教育が法整備されてきたにもかかわらず,動物園・博物館は,冷戦を要因に理念的…

    DOI Web Site 被引用文献2件 参考文献23件

  • 形態進化分野(III.研究活動)

    遠藤, 秀紀, 濱田, 穣, 毛利, 俊雄, 國松, 豊, 早川, 清治, 山本, 亜由美, 清水, 大輔, 権田, 絵里, 小薮, 大輔, [ヨミ等調査中] 霊長類研究所年報 38 28-32, 2008-08-31

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  • チンパンジーとオランウータンの上肢の筋形状について

    大石 元治, 荻原 直道, 遠藤 秀紀, 浅利 昌男 霊長類研究 Supplement 24 (0), 28-28, 2008

    【目的】チンパンジー(以下チンプと略す)とオランウータン(以下オランと略す)の上肢における移動様式と関連した筋形態をより定量的に議論するために、凍結標本もしくは固定標本の解剖から筋パラメータ(筋重量・筋束長)を計測し比較を行った。<br>【方法】チンプ1個体の左右上肢とオラン3個体の片方の上肢から筋を分離し筋重量を計測した。取り出した筋は筋束を露出させ、その長さを計測した。生理学的断面積PCSA…

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  • 三次元幾何学的形態測定による神奈川県産化石コロブス類の系統解析と食性推定

    小薮 大輔, 高井 正成, 樽 創, 遠藤 秀紀 霊長類研究 Supplement 24 (0), 12-12, 2008

    1991年、神奈川県丹沢山地東麓の鮮新世後半(約350-250万年前)の地層からコロブス類のものと思われる化石が発見された(「中津標本」)。コロブス亜科はアジアとアフリカに生息する霊長類であり、アジアに分布する種はPresbytina、アフリカに分布する種はColobinaの二つのグループに分けられるが、この中津標本はアジアのPresbytina …

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  • Three-Dimensional CT Examination of the Mastication System in the Giant Anteater

    遠藤, 秀紀, Niizawa, Nobuharu, Komiya, Teruyuki, Kawada, Shinichiro, Kimura, Junpei, Itou, Takuya, Koie, Hiroshi, Sakai, Takeo Zoological Science 24 (10), 1005-1011, 2007-10

    The gross anatomy of the mastication system of the giant anteater (Myrmecophaga tridactyla) was examined by means of three-dimensional image analysis. The anteater rotates the mandibles medially and …

    DOI HANDLE Web Site ほか1件 被引用文献6件 参考文献7件

  • 形態進化分野(III.研究活動)

    遠藤, 秀紀, 濱田, 穣, 毛利, 俊雄, 國松, 豊, 早川, 清治, 茶谷, 薫, 清水, 大輔, 権田, 絵里, 山本, 亜由美, 小薮, 大輔 霊長類研究所年報 37 28-33, 2007-07-31

    HANDLE

  • 大学教育と進路―大学教育の満足度に関するアンケート調査より―

    遠藤, 秀紀, 鈴木, 健司, 西村, 一彦, Endo, Hideki, Suzuki, Kenji, Nishimura, Kazuhiko 日本福祉大学経済論集 34 73-86, 2007-03-31

    本研究では, 希望通りの進路を選択する学生の傾向についてアンケート調査を行い, これに基づいて大学教育の成果を検討した. とくに, 学生の大学教育に対する満足度を説明する要素として, 大学教育における教育供給側の要素と共に, 教育需要側の要素を考慮して分析を行った. また, 講義に対する WTP を, アルバイト代の補償額により測定した.

    機関リポジトリ Web Site

  • 野生動物医学における遺体科学の新しい理念 : 獣医解剖学のサイエンスとしての消滅に際し

    遠藤 秀紀 日本野生動物医学会誌 12 (1), 15-17, 2007

    日本の獣医解剖学は形態を扱う科学としては機能していない。獣医学に属する形態学は,科学哲学におけるナチュラルヒストリーとは関連の無い細胞生物学・分子生物学から研究成果を集めているため,標本収蔵に関心をもつことはなくなっている。ここで,遺体科学の新しいコンセプトを提唱する必要があろう。遺体科学の営みは,遺体や標本の収集,解剖,恒久的収蔵からなり,獣医学の外の領域で,ナチュラルヒストリーにおける三次元…

    DOI Web Site 医中誌 参考文献10件

  • 大型類人猿情報ネットワークの第一期総括と展望

    倉島 治, 落合-大平 知美, 吉川 泰弘, 平井 百樹, 長谷川 寿一, 遠藤 秀紀, 松沢 哲郎 霊長類研究 Supplement 23 (0), 82-82, 2007

    ライフサイエンスの基盤整備として、文部科学省は2002年よりナショナルバイオリソースプロジェクト(NBRP)を開始した。これは研究資源(モデル生物など)の収集、保存、配布システム構築を目的としていた。大型類人猿情報ネットワークは、このNBRPの一部門として開始された。2002-2003年度においてチンパンジーを研究基盤整備の対象とすることが可能か否か、可能な場合はどのようなシステムを構築するべき…

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  • 日本国内の大型類人猿飼育施設の分析

    落合-大平 知美, 倉島 治, 長谷川 寿一, 吉川 泰弘, 遠藤 秀紀, 松沢 哲郎 霊長類研究 Supplement 23 (0), 83-83, 2007

    大型類人猿情報ネットワーク(GAIN)では、飼育動物の生活の質(QOL)の向上などを目的とした研究者と飼育施設とのネットワーク作りや、大型類人猿に関する情報整備に取り組んできた。2003年1月からは、国内の大型類人猿飼育施設を訪問し、職員にヒアリングをする形で情報収集をおこなった。本研究では、こうした活動から得られた情報と、社団法人日本動物園水族館協会(2006年6月1日現在、国内の91の動物園…

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  • 遺体科学がゆく

    遠藤 秀紀 霊長類研究 Supplement 23 (0), 2-2, 2007

    ...<br> 「標本付帯DICOMファイルのサーバー常置へ向けて」(遠藤秀紀)・・・京都大学霊長類研究所の骨格標本情報がウェブ公開されつつある。続いて、標本のCTスキャンによるスライスデータをDICOMファイルで公開したいと考えている。ファイルは、解析目的に合わせ、ボクセルやポリゴンに変換して思いのままに使うことが可能だ。...

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  • コロブス亜科の頭蓋形態変異-生態適応か系統発生学的拘束か-

    小薮 大輔, 清水 大輔, 大石 元治, 遠藤 秀紀 霊長類研究 Supplement 23 (0), 35-35, 2007

    コロブス亜科(Colobinae)はアフリカからアジアにかけて広く分布する霊長類であり、他の霊長類に比べて葉食性が強い系統群とされるが、亜科内における頭蓋形態および体サイズは変異が著しいことが知られてきた。これまでその変異を生んだ要因は不明とされ、形態学の多くの学説を混乱させてきた。だが近年、亜科内の食性は果実食性、若葉食性、成熟葉食性、種子食性、雑食性など、多様であることが徐々に明らかになって…

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  • 遺体科学がゆく

    遠藤 秀紀 霊長類研究 Supplement 22 (0), 5-5, 2006

    ...<br>「顔と話しことばの進化 -形態と運動制御-」<br> 西村 剛(京都大学・理学研究科・自然人類)<br>「遺体をどう集め、どう引き継ぐか」<br> 遠藤秀紀(京都大学・霊長類研究所・形態進化)<br> あたりを、まずは今年の話題にしてみよう。<br> 死せる身体と向き合う仕事のなかで、新しい発見と久しい継承に挑もうではないか。...

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  • 非小細胞肺癌の微小リンパ節転移と予後についての検討

    川口 晃司, 谷田部 恭, 岡阪 敏樹, 遠藤 秀紀, 雪上 晴弘, 森 正一, 波戸岡 俊三, 篠田 雅幸, 光冨 徹哉 肺癌 46 (1), 23-26, 2006

    <b>目的</b>.非小細胞肺癌におけるリンパ節転移巣の大きさや形態と予後との関係について検討した.<b>方法</b>.1996年1月から1998年12月までに一肺葉以上切除と縦隔リンパ節郭清を行った201例のリンパ節標本について,転移巣の最大径と形態を評価した.形態については,sinus permeation(SP)/stromal change(SC)/extracapsular …

    DOI Web Site 医中誌 参考文献19件

  • チンパンジーの遺体を用いた第一中手骨内転運動のCT断層像観察

    遠藤 秀紀, 吉原 耕一郎, 長谷川 寿一, 吉川 泰弘, 林 良博, 酒井 健夫, 伊藤 琢也, 鯉江 洋, 木村 順平 日本野生動物医学会誌 10 (1), 43-47, 2005

    CTスキャンを用いてチンパンジーにおける第一中手骨の把握時の内転運動を検討した。第一中手手根関節を基点に, 第一中手骨は内転し, その骨体は回転していることが非破壊的に確認できた。大菱形骨とその他の手根骨は第一中手骨内転時にも把握に意義あるような運動はしていなかった。第一中手骨の可動範囲は三次元的に見て, 第二中手骨よりも内側に限定されていた。チンパンジーの第一中手骨および第一指骨群は, …

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献1件 参考文献31件

  • 食虫類3種における肩部筋肉の掘削適応

    遠藤 秀紀, 織田 銑一, CHANG Shih Wei, YUAN Shou Li, LIN Liang Kong, 押田 龍夫 日本野生動物医学会誌 10 (1), 39-41, 2005

    食虫目から地上性種としてジャコウネズミを, 半地上半地下性種としてモグラジネズミを, 完全地下性種としてアズマモグラを選び, 前肢の4つの筋肉(棘上筋, 棘下筋, 大円筋, 肩甲下筋)の体重に対する重量比率を比較, 肩領域の適応的変化を定量的に明らかにすることを試みた。筋重量の定量的比較から, アズマモグラで大円筋が有意に大きく, …

    DOI Web Site 参考文献14件

  • オランウータン肝臓の肉眼解剖学的検討とCT画像解析

    遠藤 秀紀, 酒井 健夫, 伊藤 琢也, 鯉江 洋, 木村 順平 日本野生動物医学会誌 9 (2), 103-107, 2004

    オランウータンの遺体を用いて,肝臓の肉眼解剖学的特徴を検討した。同種の肝臓は左葉,尾状葉,方形葉,外側右葉,内側右葉に分けられ,発達した胆嚢を伴っていた。各葉は,四足獣と異なって,腹側へ突起を伸ばすことはなく,臓側面から見て正方形に近い形態を示した。また,CTスキャンを利用して肝臓の20枚の水平断面を得て,その各面積を算出した。その結果,肝臓の体積と重量の大半は背腹方向で見て中央付近に集中し,極…

    DOI Web Site 被引用文献1件 参考文献14件

  • オランウータンの成獣と胎子の死体を用いた股関節構造のCT像観察と肉眼解剖学的検討

    遠藤 秀紀, 吉原 耕一郎, 加世多 美怜, 酒井 健夫, 伊藤 琢也, 鯉江 洋, 木村 順平 日本野生動物医学会誌 9 (2), 119-123, 2004

    オランウータンの成獣と分娩直前の胎子の死体を用いて,股関節の構造をCT断層像で非破壊的に観察し,さらに成獣では肉眼解剖を行った。CT画像から,胎子も成獣同様,大腿骨頭靭帯を備えていないことが明らかになった。オランウータンの大腿骨頭靭帯は少なくとも分娩直前の胎子で完全に消失していると結論づけることができた。肉眼解剖の結果,成獣において腸骨大腿靭帯の2つの部位,貧弱な恥骨大腿靭帯,そしてよく発達した…

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  • 山梨県の民家で発見されたニホンオオカミ頭蓋の骨学的および画像解析学的検討

    遠藤 秀紀, 酒井 健夫, 伊藤 琢也, 鯉江 洋, 木村 順平 日本野生動物医学会誌 9 (2), 109-114, 2004

    山梨県の民家に保存されてきたイヌ属と思われる頭蓋を鑑定し,ニホンオオカミ(<i>Canis hodophilax</i>)の頭蓋であると断定した。大きさは頬骨弓最大幅が126.3mm,硬口蓋最大長が107,9mm,両眼窩間最小距離が38.2mmだった。背腹方向に小さな前頭骨,外側後方に広がった頬骨弓全体が確認された。前翼孔は吻尾方向に二分され,また口蓋骨後縁の正中部分に窪みが確認された。また頬骨…

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  • アジアゾウの寛骨臼における大腿骨頭靭帯

    遠藤 秀紀, 成島 悦雄, 小宮 輝之, 佐々木 基樹 日本野生動物医学会誌 9 (1), 45-49, 2004

    アジアゾウ(Elephas maximus)の大腿骨頭靭帯を肉眼解剖学的および組織学的に検討した。膠原線維が厚い大腿骨頭靭帯を形成していた。靭帯は寛骨臼窩に長さ約60mm,幅20mm,厚さ10-15mmの範囲で密着していた。靭帯の近位端は寛骨臼窩の深い溝に埋まり,月状面の辺縁が靭帯の起始部を囲んでいた。靭帯は背外側に位置する寛骨臼の中央から起始し,寛骨臼の内面を腹内側方向に走行,寛骨臼切痕を経て…

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  • イヌ属3種の頭蓋と毛皮におけるサイズの関係

    遠藤 秀紀, 酒井 健夫, 林 良博, 渡辺 一教, 松崎 美果, 佐々木 基樹 日本野生動物医学会誌 8 (1), 75-78, 2003

    イヌ属の3種,オオカミ,コヨーテ,キンイロジャッカルの毛皮と頭蓋について,計63個体の標本から計測値を得た。3種において雌雄それぞれで毛皮頭部の基本的な計測項目と基底頭蓋長および頬骨弓最大幅の計測値を用いて散布図を作り,回帰値線を導いた。毛皮の計測値は乾燥状態に依存するため標準偏差が大きく,また骨計測値に対して相関性の低い計測部位が見られた。しかし毛皮と頭骨の計測値の間の統計学的関係は,今後イヌ…

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  • ハダカデバネズミとジャワマメジカの脆弱な腹壁に関する三次元画像解析

    遠藤 秀紀, 岡の谷 一夫, 松林 尚志, 木村 順平, 佐々木 基樹, 福田 勝洋, 鈴木 直樹 日本野生動物医学会誌 8 (1), 69-73, 2003

    コーンビーム型CTを用いて,ハダカデバネズミとジャワマメジカの全身を観察し,腹腔壁の構造を検討した。その結果ハダカデバネズミにおいて,薄い腹壁と発達の悪い胸椎および腰椎が三次元画像として確認された。柔軟性のある腹壁は,同種が切歯を用いて掘削を行う際に,土を腹側の空間を利用して体の後方へ送る機能を果たしていることが示唆される。またジャワマメジカでも脆弱な腹壁が観察された。同種の柔軟な腹壁は、消化管…

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  • チンパンジーの泌乳期乳腺の形態学的検討

    遠藤 秀紀, 林 良博, 林田 明子, 佐々木 基樹 日本野生動物医学会誌 8 (2), 139-141, 2003

    分娩後25か月目の雌チンパンジーにおいて,乳腺を肉眼解剖学的および組織学的に観察した。広がった乳腺組織の面積は左側が181.7 cm^2, 右側が157.2 cm^2であった。光学顕微鏡観察の結果,乳腺組織は腺胞と結合組織よりなっていた。腺胞には,分泌細胞と筋上皮細胞が観察された。分泌細胞には他種の泌乳期に典型的な明るい細胞質は確認されなかったが,分泌管腔には分泌物が充満していた。これらの結果か…

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  • 日本の都市圏に関する一考察

    遠藤, 秀紀, Endo, Hideki 日本福祉大学経済論集 24 157-179, 2002-01-31

    本稿では 「標準大都市雇用圏 (SMEA)」 と呼ばれる都市圏定義を用いて, 日本の都市圏を概観した.1965 年から 95 年に向かって SMEA は規模, 設定数共に増加する傾向にあり, 60 年代は SMEA の域外であった市町村が, 90 年代には域内に取り込まれているということが示唆された. また, SMEA の規模変化に対する中心都市特性の影響を確かめた. その結果, …

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  • 頭蓋におけるコープレーと他のウシ属の形態学的比較

    林田 明子, 平賀 武夫, 遠藤 秀紀 日本野生動物医学会誌 7 (1), 81-85, 2002

    コープレーとウシ属の見島牛,ヤク,バンテン,ガウルの違いについて,頭蓋を用いた計測によって形態学的な比較を行い,検討した。見島牛においては,MFLに対するDHT, DFS, LFB, GBNの割合に有意差が確認された。ヤクにおいては,MFLに対するSCL, GLN, GTD, LFB, GBN, LDH(L), LDH(R)の割合に有意差が認められた。バンテンにおいては,MFLに対するDHT, …

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  • 遺体科学のストラテジー

    遠藤 秀紀 日本野生動物医学会誌 7 (1), 17-22, 2002

    野生動物の遺体が,それ自体で意味ある研究対象として扱われることは,今日,非常に少ない。分子遺伝学と生態学で単純な採取材料として用いられることはあっても,解剖学が衰退する中,遺体そのものは,ほとんど研究されていない。そこで私は,解剖学の古典的問題意識を学界と社会の現実の情勢に合わせることで,新たに遺体研究の活性化を図りつつある。ここでは新たな遺体研究の体系を「遺体科学」と名付けよう。遺体科学の本質…

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  • コーンビーム型CTスキャンによるオランウータン鼻腔周囲の三次元画像解析

    遠藤 秀紀, 林 基治, 久世 濃子, STAFFORD Brian J., 鈴木 直樹 日本野生動物医学会誌 7 (2), 137-140, 2002

    オランウータンの遺体頭部,特に鼻腔周囲を,コーンビーム型CTスキャンにより非破壊的に観察した。コーンビーム型CTは動物遺体から三次元データセットを得るもっとも単純で合理的な手法といえる。オランウータンでは,複雑な鼻甲介の構造と,側方に広がる上顎洞の特徴が,三次元像から観察された。これらの観察結果はオランウータンの嗅覚機能を形態学的に議論する際に有効なデータとなろう。

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献1件 参考文献10件

  • 哺乳類分類における高次群の和名について

    遠藤 秀紀, 佐々木 基樹 日本野生動物医学会誌 6 (2), 45-53, 2001

    哺乳類の科以上の高次分類群に関して,その和名を検討し,リストとして表現した。目レベルでは原義を尊重しながら実際の定着度を考慮して和名を提示し,科レベルでは代表的属名のラテン語綴りを片仮名表記する方針をとった。分類体系の議論は加えていないが,従来の食虫目において,第三紀初期の化石諸群および現生するクリソクロリス類などが目として独立したため,トガリネズミ類,モグラ類,テンレック類などを無盲腸目と呼称…

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  • 太平洋戦争中の東京都の猛獣処分に関連するアジアゾウの遺体について

    遠藤 秀紀, 林 良博, 山際 大志郎, 鯉江 洋, 山谷 吉樹, 木村 順平 日本野生動物医学会誌 5 (1), 67-76, 2000

    太平洋戦争中の東京都によるいわゆる猛獣処分によって, 3頭のアジアゾウが殺処分となったことは, よく知られている。これら3頭のゾウに関しては, 東京大学や国立科学博物館などに遺体の一部が残されている可能性が示唆されていた。本研究では, 3頭のアジアゾウの遺体に関し, 文献と聞き取り調査を行うとともに, 関連が疑われる東京大学農学部収蔵の下顎骨に関しては, …

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  • カピバラ(Capybara)の内臓の解剖学記録

    牧田, 登之, 加國, 雅和, 新宅, 隆雄, 今田, 武志, 木曽, 康郎, 熊倉, 明, Tanaka, N.M., Felix, M., Coelho, R.M., 遠藤, 秀紀 山口獣医学雑誌 = The Yamaguchi journal of veterinary medicine (25) 41-51, 1998-12

    パナマ東部から南米のアンデス山脈東部のアルゼンチン東部から南はパラナ川へ広がる地域の河川,湖,沼の茂みや,人家に近い牧場の周辺部などにも多数生棲している特徴的に大きいラットのようなカピバラ(Capybara, Hydrochaeris hydrocheris)は最大の齧歯類として知られて居り3)5)9),野生動物ではあるが,年間に2~8子を産み,肉はおいしいので食用に供され多数飼育されている.ブ…

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  • 雄のホッキョクグマの葉状腎の解剖学記録

    牧田 登之, 郡山 尚紀, 難波 泰治, 大久保 淳, 遠藤 秀紀, 香川 一水 日本野生動物医学会誌 3 (2), 79-82, 1998

    推定20歳, 体重約300kgの雄のホッキョクグマが動物園で斃死したので, 葉状腎の解剖学的記録として左右の腎臓の表面と断面像を撮影した。表面から見える腎葉は左腎で57, 右腎で54であったが, 断面で見ると2つの腎葉を含んでいるものも数多く, なかには3つの腎葉を含んでいるものもあるので, これらを別々に数えなおすと左右の腎の各々が70〜80の腎葉から構成されている事になる。左腎はやや幅がせま…

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  • 粉体の粒度調整による高流動コンクリートの単位粉体量低減化

    藤原 浩已, 長瀧 重義, 大即 信明, 遠藤 秀紀 土木学会論文集 1996 (532), 67-75, 1996-02-20

    本研究は, 粒度分布を調整したセメント系材料を用いることにより, 現状の粉体系高流動コンクリートに必要とされる多量の粉体量を低減することを目的とした. 研究は高流動コンクリートの基本性状を満足するためのモルタル部分の降伏値・塑性粘度の範囲を調べ, その範囲に入るために必要な粉体量の下限値と粒度分布特性の関係を明らかとした. そして, …

    DOI Web Site Web Site 被引用文献1件 参考文献16件

  • 粉体の粒度特性が及ぼすモルタルの降伏値および塑性粘度への影響

    藤原 浩已, 長瀧 重義, 大即 信明, 遠藤 秀紀 土木学会論文集 1996 (532), 151-158, 1996-02-20

    本研究は高流動コンクリートの性状に大きな影響を与えるモルタル部分の塑性粘度および降伏値について, 使用する粉体の粒度特性, 特にブレーン比表面積と Rosin-Rammler 式によるn値を種々に変化させて測定し, それらの関係を明かにするとともに, 塑性粘度および降伏値に影響を与えると考えられる要因について検討を行なったものである. その結果, (1) …

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  • インドサイ(Rhinoceros unicornis)の精巣に関する形態学的検討

    遠藤 秀紀, 山田 格, 中牟田 信明, 種村 健太郎, 九郎丸 正道, 林 良博 The Journal of Veterinary Medical Science 58 (10), 937-940, 1996

    The testis of a greater Indian rhinoceros (Rhinoceros unicornis) was examined by naked eyes and light microscopy. The animal sampled was estimated to be 42 years old. Testis was ellipse-shaped and …

    DOI Web Site Web Site ほか2件 参考文献22件

  • コモンツパイ(Tupaia glis)精上皮のステージ分類

    前田 誠司, 遠藤 秀紀, 木村 順平, ルアンノウェイチョーク ウォラウット, チュンサマルトニアート ナロン, 山田 純三, 九郎丸 正道, 林 良博, 西田 隆雄 The Journal of Veterinary Medical Science 58 (5), 481-484, 1996

    The classification of the cycle of the seminiferous epithelium was carried out in the common tree shrew (Tupaia glis). The tree shrew captured in Thailand were fixed with Bouin's fixative, embedded …

    DOI Web Site Web Site ほか2件 被引用文献4件 参考文献12件

  • アジアゾウ (Elephas maximus) の心筋細胞に関する微細形態学的検討

    遠藤 秀紀, 山田 格, 鈴木 直樹, 諏訪 元, 上塚 浩司, 橋本 統, 九部丸 正道, 林 良博 The Journal of Veterinary Medical Science 57 (6), 1035-1039, 1995

    Cardiat myocytes of an Asian elephant (Elephas maximus) were observed transmission electron microscopy. Typical ultrastructural features of cardiac myocytes are exhibited in the musculature of both …

    DOI Web Site Web Site ほか2件 被引用文献1件 参考文献9件

  • オニネズミ (Bandicota indica) の心筋細胞に関する微細形態学的検討

    遠藤 秀紀, 前田 誠司, 木村 順平, 山田 順三, ルアンノウエイチョーク ウォラウット, 九郎丸 正道, 林 良博, 西田 隆雄 The Journal of Veterinary Medical Science 57 (3), 389-393, 1995

    Cardiac myocytes in the left ventricle and atrium of the greater bandicoot rat (Bandicota indica) were examined by transmission electron microscopy. The fine structure showed typical features of …

    DOI Web Site Web Site ほか2件 参考文献17件

  • 乳用牛の遺伝的能力評価に適用するアニマルモデル

    磯貝 保, 遠藤 秀紀, 谷口 康子, 吉田 みその, 木村 和生, 池内 豊, 吉臭 努, 白井 達夫 日本畜産学会報 64 (10), 953-963, 1993

    An animal model for evaluating the genetic merits of dairy cattle in production traits (milk, fat, SNF, and protein yield and percent) and type traits (5 score traits and 15 linear traits) using …

    DOI Web Site 被引用文献1件

  • ニワトリの前, 後大静脈壁および肺静脈壁に分布する心筋組織

    遠藤 秀紀, 九郎丸 正道, 西田 隆雄, 林 良博 The Journal of Veterinary Medical Science 54 (3), 479-484, 1992

    The cardiac musculature of cranial and caudal venae cavae and pulmonary vein was examined to clarify its distribution pattern in the fowl using both light and electron microscopies. The musculature …

    DOI Web Site Web Site ほか2件 被引用文献1件

  • スンクスにおける肺内肺静脈の心筋組織

    遠藤 秀紀, 九郎丸 正道, 西田 隆雄, 服部 正策, 林 良博 The Journal of Veterinary Medical Science 54 (1), 119-123, 1992

    The cardiac musculature of intrapulmonary veins was examined to elucidate its distribution pattern in the musk shrew, the primitive mammalian type, using by both light and electron microscopies. The …

    DOI Web Site Web Site ほか2件 被引用文献4件

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