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検索結果 83 件

  • 1 / 1

  • 家畜育種におけるゲノム情報の活用とその展望

    増田 豊 日本畜産学会報 91 (3), 307-311, 2020-08-25

    ...<p>家畜の経済形質は,長年にわたる育種の実践によって向上してきた.近年,個体の遺伝能力評価において,表現型と血縁情報に加えてゲノム情報を加味した,ゲノミック選抜が多くの家畜種で応用されている.ゲノミック選抜は,多数のSNPの同定,安価で高速なジェノタイピング技術,そして育種価予測のための統計的方法の開発により実現した.本稿では,ゲノム情報が家畜の育種,とくに選抜においてどう利用されてきたかを概説し...

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか1件 被引用文献1件 参考文献2件

  • 遺伝的適地適木を目指した宮城県産スギ精英樹と在来系統の地域性評価

    小沼 拓矢, 内山 憲太郎, 河部 恭子, 陶山 佳久 日本森林学会大会発表データベース 131 (0), 454-, 2020-05-25

    ...</p><p> 本研究では、全国の天然スギ20集団151個体を比較対象として、1)宮城県林業技術総合センターの宮城県産スギ精英樹クローン36個体と、2)宮城県南三陸町の古い植栽社寺林や造林地7集団51個体をそれぞれ集団遺伝学的に解析し、地域系統を判定した。分析方法には、次世代シーケンサーを用いたゲノム縮約解析であるMIG-seq法を用いた。...

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  • ハスの交配後代集団の育成

    石綱 史子 東京家政学院大学紀要 59 (0), 127-130, 2019

    ...品種間交雑、自然変異体からの選抜によりそれぞれの目的に合わせた特性を持つ品種が作出され、主にアジアで広く栽培されている。ハスについては様々な研究が進められているが、遺伝学的な研究は限定的で花の形態や花芽形成に関する原因遺伝子とその作用機序は未だ不明な点が多い。花に関する情報は農業的利用と育種において重要な基礎的知見である。...

    DOI 機関リポジトリ Web Site

  • トリコテセン生合成経路酵素の進化と毒素生産抑制剤に関する研究

    前田 一行 マイコトキシン 68 (2), 77-82, 2018-07-31

    ...<p> トリコテセン系かび毒による穀類の汚染や検出漏れリスクの軽減を目指して,トリコテセン類に多様な側鎖修飾をもたらす遺伝的な背景を明らかにするとともに,トリコテセン生産を抑制する化合物の探索と作用機作の解明を試みた.トリコテセン生合成遺伝子の分子遺伝学的な解析により,<i>Fusarium graminearum</i>のトリコテセンC-4水酸化酵素をコードす<i>るFgTri13</i>遺伝子は...

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか1件 参考文献20件

  • NEWS & TOPICS

    国立研究開発法人科学技術振興機構 JSTnews 2016 (5), 14-15, 2016-05-10

    <p> JSTの最近のニュースから</p> <p>【研究成果】フラーレンC<sub>70</sub>に水分子を閉じ込める 生命現象の解明や医薬品開発に</p> <p>【研究成果】取り除いてたんぱく質の働きを知る 人間の細胞のたんぱく質を短時間で分解除去</p> <p>【開催報告・募集】若手研究者のアイデアを新しいビジネスにつなげる 「3 …

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  • 木材と樹木のバイオテクノロジー<br>その現状と将来

    梶田 真也 木材学会誌 61 (3), 200-206, 2015

    ...主要な農作物における形質改善の場合と同様に,バイオテクノロジーは木材成分の改変や精鋭樹の選抜など,木材の材質改善や樹木の育種にとっても有用である。分子生物学や分子遺伝学,代謝工学などバイオテクノロジー分野の著しい発展により,木材形成や樹木の成長を制御する遺伝子などが同定されている。本稿では,木材や樹木のバイオテクノロジー,特にその基礎研究の現状について手短に触れ,その将来について考えてみたい。...

    DOI Web Site 参考文献35件

  • サツマイモに感染するウイルスの特性解明とその弱毒ウイルスによる防除技術の開発

    山崎, 修一 大分県農林水産研究指導センター特別研究報告. 農業研究部編 = Special Bulletin of Oita Prefectural Agriculture, Forestry and Fisheries Research Center. Agricultural Research Division (1) 1-49, 2011-03

    ...そこで、本研究では、BungoおよびSPVG-Oita分離株の生物学的および分子遺伝学的性状について詳細に解析された。両分離株は、10科16種の植物中、アサガオおよびI. setosaに感染し、アサガオの症状はS、OおよびT分離株とは異なっていた。また、SPVGは、C. amaranticolorにも感染することが明らかとなった。...

    日本農学文献記事索引

  • 苔類ゼニゴケにおける分子遺伝学の基盤整備:T-DNAタギング法による順遺伝学的解析手法の確立

    増田 晃秀, 石崎 公庸, 齊田 有桂, 水谷 未耶, 大和 勝幸, 河内 孝之 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2011 (0), 0577-0577, 2011

    ...本研究では、ゼニゴケにおける順遺伝学的解析手法の確立を目指し、T-DNAタギング法による変異体の取得と解析を行った。バイナリーベクターpCAMBIA1300を用いて得られた1万株の形質転換体について連続白色光照射条件における形態形成を観察し、同化組織である気室の形態異常株や無性芽を形成する杯状体の形態異常株などを含む、計25株の形態形成変異株を選抜した。...

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  • 黒米化の決定要因に関する分子遺伝学的解析

    小口 太一, 前田 寛明, 山口 琢也, 江花 薫子, 矢野 昌裕, 蛯谷 武志, 井澤 毅 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2011 (0), 0550-0550, 2011

    ...黒米は果皮/種皮にアントシアニン系色素が蓄積した形質であるが、その遺伝学的背景は十分明らかでない。そこで我々は、黒米の分子遺伝学的背景の解明を目的とし、コシヒカリを背景とする黒米品種、富山黒75号を用いて解析を行った。富山黒75号は、黒米品種、紅血糯とコシヒカリの交配により育種した品種で、紅血糯由来の3領域がインテグレートされている。...

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  • ニホンザルエクソーム解析~実験動物化にむけた遺伝的バックグラウンドの解明~

    郷 康広, 豊田 敦, 会津 智幸, 今井 啓雄, 藤山 秋佐夫, 平井 啓久 霊長類研究 Supplement 27 (0), 46-46, 2011

    ...ヒトのゲノム情報から作成されたエクソン領域配列解読用プローブを用いて、京都大学霊長類研究所で飼育されている個体群の2個体(高浜群、箕面群)を選抜しエクソーム解析を行なったところ、ターゲット領域(アカゲザルゲノムのエクソン領域、約50Mb)の76~91%の配列をカバーする解析結果が得られた。また、カバー率が20倍以上の領域も全エクソン領域の60%に達していた。...

    DOI

  • 苔類ゼニゴケにおける分子遺伝学の基盤整備V:核ゲノム情報解析とT-DNAタグライン

    増田 晃秀, 石崎 公庸, 大和 勝幸, 河内 孝之 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2010 (0), 0972-0972, 2010

    ...バイナリーベクターpCAMBIA1300を用いて得られた形質転換体の中から、1万株について連続白色光照射条件における形態形成を観察し、葉状体が形成されないカルス様株、同化組織である気室の形態異常株、無性芽を形成する杯状体の形態異常株などを含む、計22株の形態形成変異株を選抜した。これらの変異株における変異原因遺伝子の探索についても報告する。...

    DOI

  • イネ脱粒性の分子遺伝学

    井澤, 毅, 小西, 左江子, 矢野, 昌裕 Gamma field symposia (46) 39-45, 2009-01

    ...F2集団を用いた解析で同定された5つのQTLのうち、一番作用力の強いQTLをqSH1(QTL of seed shattering in chromosome 1)遺伝子と名づけ、詳細な分子遺伝学的な解析を行った。まず、Kasalathの断片を日本晴に入れた準同質置換系統NIL(qSH1-Kas)を作成し、観察したところ、qSH1遺伝子は、イネの籾の基部の離層形成に必要であることを明らかにした。...

    日本農学文献記事索引

  • トランスポゾンによって誘発されたアサガオの有用形質

    仁田坂, 英二 Gamma field symposia (46) 73-79, 2009-01

    ...しかし、前者では挿入しているトランスポゾンが再配列を起こしたもの、後者では修飾変異との多重変異体を選抜することによって強い表現型の系統を得ている。これらの手法は、現在の育種学や遺伝学で盛んに用いられている。江戸時代の栽培家は意図せずにこのような科学的な手法でアサガオの改良に取り組んでいたのである。...

    日本農学文献記事索引

  • <I>Thellungiella halophila</I> 完全長 cDNA ライブラリーを用いた FOX hunting による耐塩性付与遺伝子の同定

    小野 寛和, 南雲 美穂, 篠崎 一雄, 坂田 洋一, 田中 重雄, 太治 輝昭 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2009 (0), 0537-0537, 2009

    ...Arabidopsis に近縁の塩生植物 <I>Thellungiella halophila</I> は、Arabidopsis と同様の遺伝学に向く利点を持つ。また、Arabidopsis と核酸レベルで90%以上の相同性を示すにも関わらず、著しい耐塩性の他、凍結・高温・酸化ストレスにも顕著な耐性を示すため、非生物ストレス研究のモデル植物として注目されている。...

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  • ミヤコグサの感染糸形成に関与するLRRレセプター様キナーゼALB1の解析

    矢野 幸司, 征矢野 敬, 今泉(安楽) 温子, 佐藤 修正, 田畑 哲之, 川口 正代司, 梅原 洋佐, 河内 宏, 林 誠 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2009 (0), 0185-0185, 2009

    ...近年、マメ科モデル植物を利用した分子遺伝学的な解析によって、マメ科植物と根粒菌の共生に必要な複数の因子が明らかとなってきた。しかしながら、共生系確立過程全体の解明には程遠く、特に感染糸形成の分子メカニズムはほとんど解明されていない。そこで、我々はミヤコグサの感染糸形成突然変異体<I>alb1</I>を選抜し、解析を行ってきた。...

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  • 苔類ゼニゴケにおける分子遺伝学の基盤整備II <簡便かつ高効率なアグロバクテリウムによる形質転換>

    石崎 公庸, 千代田 将大, 大和 勝幸, 福澤 秀哉, 河内 孝之 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2008 (0), 1014-1014, 2008

    ...今回開発されたゼニゴケ形質転換法は、胞子培養の開始から形質転換体の選抜まで、わずか3~4週間で完了する簡便な方法である。さらにゼニゴケは半数体なので、基本的に純系の形質転換体が得られる。様々な遺伝子コンストラクトの導入のみならず、T-DNA挿入変異株の大規模スクリーニングにも用いることが可能であり、原始陸上植物ゼニゴケを用いた分子遺伝学に大きく寄与すると考えられる。...

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  • 表層微小管の配向に関与するPHS1に遺伝学的相互作用を示す因子の探索

    加藤 壮英, Pytela Jaromir, 直井 国子, 橋本 隆 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2007 (0), 162-162, 2007

    ...我々はその機構に遺伝学的に関与する新規因子の単離を試み、<I>phs1-1</I>にEMS処理を行い、根の表現型が抑圧する変異体を100系統以上選抜した。一部は、<I>PHS1</I>遺伝子内に<I>phs1-1</I>以外の変異を持つものや、αチューブリンにミスセンス変異を持つ系統だった。さらに、微小管関連タンパク質SPR1にミスセンス変異をもつ系統も同定した。...

    DOI

  • イネ量的形質に関する分子遺伝学的研究およびその育種的展開

    矢野 昌裕 育種学研究 9 (4), 135-140, 2007

    ...このなかでも、量的形質遺伝子座(QTL)のマッピングは、表現形質の遺伝学の飛躍的発展に貢献してきた。本稿では、著者が、これまでに多くの方々との共同で取り組んできた出穂期をはじめとする種々の量的形質に関与するQTLの検出やそれらの遺伝子単離、QTL解析のための実験系統群の整備および得られた情報や選抜マーカーの育種への活用について紹介し、これからの研究展開を考えてみたい。...

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか1件 被引用文献2件 参考文献30件

  • マメ科モデル植物ミヤコグサのレトロトランスポゾンLORE2の同定

    深井 英吾, Madsen Lene, Dobrowolska Alicja, Sandal Niels, 梅原 洋佐, 河内 宏, 廣近 洋彦, Stougaard Jens 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2007 (0), 431-431, 2007

    ...これらの事と、2つの共生変異体が選抜された過程から、LORE2はカルスではなく、植物体組織において転移したと推測された。現在LORE2の転写/転移誘導条件を探索しており、LORE1と同様に分子遺伝学的利用を試みている。...

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  • ブラシノステロイド情報伝達突然変異体<i>bil4</i>, <i>bil3</i>の原因遺伝子の単離と解析

    山上 あゆみ, 中野 雄司, 中澤 美紀, 松井 南, 作田 正明, 篠崎 一雄, 辻本 雅文, 吉田 茂男, 浅見 忠男 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2007 (0), 411-411, 2007

    ...分子遺伝学的な手法により<i>bil4</i>変異候補遺伝子を単離し、過剰発現体による再現実験により7回膜貫通ドメインを持つ新規遺伝子を第一候補と考察した。この<i>BIL4</i>遺伝子発現の組織特異性を明らかにするため、<i>BIL4 </i>プロモーター::GUS形質植物体の解析を行った。...

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  • メチルエリスリトールリン酸経路の阻害剤フォスミドマイシンに耐性を示すシロイヌナズナの突然変異株

    Albinsky Doris, 笠原 博幸, Estevez Juan, 中林 和美, 川出 洋, 神谷 勇治, 山口 信次郎 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2006 (0), 445-445, 2006

    ...遺伝学的解析の結果、最も強いFSM耐性を示す<I>fre155</I>変異株の原因遺伝子がWDタンパク質をコードする<I>PRL1</I>遺伝子であることが明らかになった。イムノブロット解析の結果、<I>prl1</I>変異株においては、DXRを含むMEP経路上の早期段階の酵素タンパク質量が増大していることが示された。...

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  • シロイヌナズナNAD合成経路遺伝子<I>NMNAT</I>破壊系統(<I>mgm</I>)における花粉管伸長の異常

    橋田 慎之介, 高橋 秀行, 川合 真紀, 内宮 博文 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2006 (0), 495-495, 2006

    ...また、T-DNA挿入系統から選抜した<I>NMNAT</I>の破壊株(<I>mgm</I>)では野生型と比較して種子収量が40-50%低下しており、遺伝学実験の結果から<I>mgm</I>は配偶体型の雄性不稔系統であることが示唆された。花粉中のNAD量は低下しており、<I>in vitro</I>花粉管伸長試験では葯半数の花粉管で発芽後の伸長に異常が観察された。...

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  • 維管束形成の初期段階で働く遺伝子の探索

    堺 彩子, 佐々木 智行, 槻木 竜二, 岡田 清孝 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2006 (0), 509-509, 2006

    ...私たちは、エンハンサートラップ法を用いて根端の前形成層の特定の細胞列で特異的に発現する遺伝子を単離、同定し、それらの機能を逆遺伝学的に解析することを進めている。これまでに約 23,000 の T1 形質転換体から維管束や前形成層でレポーター GFP の蛍光が観察される系統を 376 選抜し、 44系統で T-DNA 挿入部位を決定した。...

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  • 日本植物生理学会奨励賞:種子におけるアブシジン酸作用の遺伝学的解析

    南原 英司 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2006 (0), A3-A3, 2006

    ...演者はABAの種子における代謝と応答性のメカニズムを理解するためにシロイヌナズナを用いて遺伝学的研究を行ってきた。ジベレリン生合成を阻害するウニコナゾールを用いてウニコナゾール耐性発芽を示す突然変異株の選抜を行い、ABA非感受性の<I>abi3</I>変異株を分離した。...

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  • RuBisCO生合成機構の分子遺伝学的解析

    小川 太郎, 蘆田 弘樹, 高瀬 尚文, 富澤 健一, 横田 明穂 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2006 (0), 119-119, 2006

    ...本研究では、遺伝学的なアプローチからRuBisCO生合成に必須な因子群を同定することを目的に、RuBisCO生合成変異体の選抜法を確立した。...

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  • シロイヌナズナCAPRICEタンパク質の細胞間移行を制御する因子の分子遺伝学的解析

    石田 哲也, 服部 紗代子, 岡田 清孝, 和田 拓治 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2006 (0), 287-287, 2006

    ...我々はCPCタンパク質の細胞間移行を制御する分子機構を解明するため、<I>CPC:GFP</I>キメラ遺伝子を<I>CPC</I>プロモーターの下流で発現する系統(<I>pCPC::CPC:GFP</I>)を変異原処理し、GFPの蛍光パターンが変化した株を選抜し、変異株FN20-4を単離した。...

    DOI

  • ゲノムリソースの開発と応用

    佐藤 和広 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2006 (0), S007-S007, 2006

    ...単子葉類植物の中でイネと並んで自殖性二倍体のオオムギは遺伝学的研究が進んでいる.一方で,オオムギのゲノムサイズは約5,000Mbpと大きいため,ESTを中心として解析が進められ,2005年11月現在,約42万のオオムEST配列が公的データベースに公開されている.オオムギでは米国および我が国でそれぞれ一つずつのBACライブラリーが開発されており,米国を中心にゲノムの遺伝子領域を推定する作業が進められている...

    DOI

  • ブラシノステロイド生合成阻害剤Brzを用いた化学遺伝学(ケミカルジェネティクス)

    中野 雄司, 山上 あゆみ, 宮城 志野, Yin Yanhai, 中澤 美紀, 松井 南, 関 原明, 小林 正智, 作田 正明, 藤岡 昭三, 篠崎 一雄, 吉田 茂男, Chory Joanne, 浅見 忠男 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2005 (0), S58-S58, 2005

    ...ごく近年、生物制御化合物を用いて突然変異体のスクリーニングを行い、変異原因遺伝子の探索、またその遺伝子から化合物の性質を再規定する、という手法として化学遺伝学(ケミカルジェニティクス)という学問が提唱されているが、我々の研究計画はこの化学遺伝学の植物への先駆的適用例であると考えている。...

    DOI

  • 水稲の登熟期の高温条件下における背白米および基白米発生率の遺伝解析

    田畑 美奈子, 飯田 幸彦, 大澤 良 育種学研究 7 (1), 9-15, 2005

    ...遭遇すると背白米,基白米および乳白米が多発し玄米品質が著しく低下する.本研究は,高温耐性品種育成のために登熟期の高温条件下における背白米および基白米発生の遺伝様式を明らかにすることを目的として行った.高温下での背白米,基白米発生率に顕著な差異がみられる「チヨニシキ」と「越路早生」を交配し,得られたF<sub>2</sub>,F<sub>3</sub>世代に高温処理をして背白米,基白米発生について統計遺伝学的解析...

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか1件 被引用文献9件 参考文献15件

  • ニホンウズラMhc(Coja)領域における多型マーカーの設定

    細道 一善, 椎名 隆, 清水 佐良子, 原 ひろみ, 吉田 豊, 猪子 英俊, 半澤 惠 Major Histocompatibility Complex 11 (3), 241-251, 2005

    ...鳥類のMhcに関する免疫遺伝学的研究はニワトリ(Gallus gallus)を中心に進められており, これまでにほ乳類と同様に種々の免疫応答に関与していることが数多く報告されている(1-3)....

    DOI Web Site 参考文献30件

  • イネアルコール脱水素酵素遺伝子のターゲティング改変と相同組換えの特徴

    寺田 理枝, 定塚 恵世, 齋藤 美保, 飯田 滋 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2005 (0), 144-144, 2005

    ...イネのゲノムの配列解析が完成しつつあり、配列情報に基づく遺伝子ターゲティングは極めて有効な逆遺伝学法であり、遺伝子ノックアウトのみならず、遺伝子の機能モチーフを改変した変異イネ作出も可能となろう。...

    DOI

  • シロイヌナズナ維管束エンハンサートラップ系統の単離と解析

    堺 彩子, 佐々木 智行, 槻木 竜二, 岡田 清孝 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2004 (0), 546-546, 2004

    ...エンハンサートラップ法を用いて、シロイヌナズナの前形成層や維管束で発現する遺伝子を同定し、それら遺伝子の機能を逆遺伝学的に解析することを進めている。<I>GFP</I>をレポーター遺伝子とし、pBluescript IIを含む、エンハンサートラップT-DNAコンストラクトを構築した。...

    DOI

  • CO<SUB>2</SUB> free 条件下で機能するalternative電子伝達経路の遺伝学的解析

    堀口 清華, 宗景 ゆり, 田坂 昌生, 鹿内 利治 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2004 (0), 427-427, 2004

    ...我々は、FQR、NDHとともに働くalternative電子伝達経路の変異株を得る目的で、CO<SUB>2</SUB> free, 5%O<SUB>2</SUB>条件下で高いクロロフィル蛍光を示すシロイヌナズナ変異株を選抜した。CE46-48はCO<SUB>2</SUB>free条件下で野生株に比べてNPQの誘導能、PSΙΙの量子収率が低下する変異株である。...

    DOI

  • マメ科モデル植物ミヤコグサのEMS突然変異体リソース

    中野 道治, 山本 理恵, 藤沢 紀子, 稲田 さやか, 岡田 清孝, 酒井 達也 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2004 (0), 709-709, 2004

    ...M2植物1,000ラインについては、それぞれのゲノムDNAを調製し、逆遺伝学的手法による突然変異体選抜も試みている。本報告では、これまでに作成された変異体系統の紹介、今後のリソース供給体制の紹介等を行う。...

    DOI

  • オリゴマイクロアレイによるアラビドプシスの細胞伸長に関与する遺伝子群の網羅的解析

    佐藤 茂, 山田 奈々江, 中元 志穂, 日尾野 隆 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2004 (0), 539-539, 2004

    ...近年、細胞伸長変異体を用いた分子遺伝学により、細胞伸長に関与する遺伝子が明らかにされつつあるが、ゲノムレベルでの細胞伸長に関わる遺伝子群の発現情報や、それらの発現制御メカニズムに関する知見は乏しい。我々は、細胞伸長に関与する遺伝子群の発現情報を網羅的に取得するため、アラビドプシスを用いオリゴマイクロアレイによる解析を行った。...

    DOI

  • ミヤコグサの再生個体由来共生変異体

    梅原 洋佐, 陳 文莉, 河内 宏 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2003 (0), 746-746, 2003

    ...根粒形成に関わる植物側因子の解明は、マメ科のモデル植物ミヤコグサやタルウマゴヤシ等を用いた近年の分子遺伝学的研究の進展により可能となったが、依然としてそのほとんどは未解明であり、百以上あると推定されている根粒形成に関与する変異体の遺伝子座も網羅されてはいない。...

    DOI

  • Genotyping of Heterogenous Osteopetrotic Mice Using Microsatellite Markers.

    Asada Yoshinobu, Sato Yukie, Shimizu Takehiko, Sakae Toshiro, Yamamoto Hirotsugu, Maeda Takahide 歯科基礎医学会雑誌 44 (1), 1-6, 2002

    The aim of this study was to elucidate the three genotypes (<I>op/op</I>, <I>op/+</I> and <I>+/+</I>) of heterogenous osteopetrotic mice using microsatellite markers. The genotyping analysis was …

    DOI 医中誌 被引用文献1件 参考文献22件

  • テンサイ病害抵抗性花粉親系統の育成(1)

    高橋 宙之, 川勝 正夫, 田中 征勝 てん菜研究会報 = Proceedings of the Sugar Beet Research Association (42) 20-26, 2001-06

    ...テンサイ一代雑種品種育成を進めていく上で、高度のへテロシス発現と褐斑病抵抗性品種の育成を目的に、1995年にロシア・ノボシノビルスク細胞遺伝学研究所のDr.Yuri Shavrukovuにより導入された遺伝資源147系統からの褐斑病抵抗性多胚花粉親系統の選抜、育成を行った。 ...

    日本農学文献記事索引

  • イネの三次三染色体植物の作出

    野々村 賢一, 吉村 淳, 川崎 努, 岩田 伸夫 育種学雑誌 44 (2), 137-142, 1994

    Tertiary trisomics, cytogenetical variants with an interchang'ed chromosome in addition to the normal chromosome them complemcnt. were produced through systematic three-way crosses, (primary …

    DOI Web Site

  • Thiobacillus thiooxidansの固体平板培養法の改良とこの方法による新菌株の分離

    田野, 達男, 原田, 充, 岸本, 憲明 岡山大學農學部學術報告 = Scientific report of the Faculty of Agriculture, Okayama University (80) 37-43, 1992-10

    ...Thiobacillus thiooxidansは固体平板培地上でのコロニー形成が悪く,遺伝子操作を行うために欠かせない技術であるクローンの選抜が困難であったため,遺伝学的研究は従属細菌のそれに比して著しく遅れていた.本論文では,T.thiooxidansの個体平板培養法の改良を目的として,エネルギー源,ゲル化剤について検討し,得られた新しい固体培養法を用いて固体平板培地上で生育の速い菌株を分離した...

    機関リポジトリ 日本農学文献記事索引 Web Site 被引用文献1件

  • SENCAR系マウスに見いだされた遺伝性白内障モデル (CSM系) について

    佐藤 毅司, 宮井 達也, 赤池 勇, 富樫 守, 小島 操, 岡本 道生 Experimental Animals 37 (4), 375-380, 1988

    ...当研究所で維持しているSENCAR系マウスの中から, 白内障を発症する個体が見いだされ, 選抜交配の結果, 新たな系統 (CSM系) として確立された。この系統について, 遺伝学的, 組織学的, 生化学的検討を加えた。遺伝学的には, 二つの劣性遺伝子が関与していると思われる成績が得られた。...

    DOI Web Site Web Site ほか1件

  • SENCAR系マウスに見いだされた遺伝性白内障モデル (CSM系) について

    佐藤 毅司, 宮井 達也, 赤池 勇, 富樫 守, 小島 操, 岡本 道生 Experimental Animals 37 (4), 375-380, 1988

    ...当研究所で維持しているSENCAR系マウスの中から, 白内障を発症する個体が見いだされ, 選抜交配の結果, 新たな系統 (CSM系) として確立された。この系統について, 遺伝学的, 組織学的, 生化学的検討を加えた。遺伝学的には, 二つの劣性遺伝子が関与していると思われる成績が得られた。...

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  • イエバエにおけるマラチオン抵抗性遺伝子の連鎖群解析

    正野 俊夫, 堀尾 政博, 塚本 増久 Journal of UOEH 4 (3), 289-299, 1982

    ...有機リン系殺虫剤マラチオンで選抜して抵抗性の発達したイエバエの, マラチオン抵抗性についての遺伝学的な解析は, 今まで, まったく報告されていない. そこで, 北九州市若松区内の馬小屋より採集し, 13世代にわたりマラチオンで選抜し, これ以上選抜の効果が上がらないほど, 極めて抵抗性の発達した系統(若松-m系)を用い, 遺伝学的解析を行った....

    DOI Web Site 被引用文献3件

  • オーチャードグラスにおける黒さび病抵抗性の四染色体的遺伝

    〓見 明俊 日本草地学会誌 20 (1), 26-30, 1974

    ...オーチャードグラス,Dactylis glomerata L.は多くの細胞遺伝学的研究から同質四倍体であると推測されている。また,MYERS (1940,1941)は,オーチャードグラスがアルビノについて四染色体的遺伝を行なうことを明らかにした。一方,オーチャードグラスにおける黒さび病抵抗性は感受性に対し優性であって,しかも,単因子による遺伝が想定されている。...

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  • とうもろこし煤紋病抵抗性に関する研究(2)

    広瀬 昌平, 戸田 節郎 北海道農業試驗場彙報 (96) 40-46, 1970-03

    ...各種の系統間F1,F2およびF3の抵抗性の分布から,著者らの扱った抵抗性が量的形質を示すことが認められたので,その遺伝分析には統計遺伝学的な方法が用いられた。その結果次の点が明らかとなった。1) とうもろこしの煤紋病抵抗性の遺伝力については両親およびその交雑による分離世代を含む各集団からの実験値およびそれから得られた分散構成要素D,HおよびEに基づき広義および狭義の遺伝力を推定した。...

    日本農学文献記事索引

  • 褐毛和牛における体量の遺伝学的分析

    岡本 正幹, 古賀 脩, 五斗 一郎, 岡本 悟 九州大學農學部學藝雜誌 22 (2), 151-155, 1966-04

    In the first section of the present paper, the authors were concerned with heritability estimates for body measurements, and genetic correlations among these traits in 600 daughter dam pairs sired …

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  • 第33回学術講演会講演要旨 (一般講演)

    鮎沢 啓夫, 古田 要二, 倉田 啓而, 藤吉 宣男, 鳥浜 義己, 山口 孝根, 斉藤 忠一, 高島 成之, 石川 誠男, 平尾 常男, 竹田 寛, 田中 一行, 小林 勝利, 赤井 弘, 待田 行雄, 杉山 浩, 竹下 弘夫, 重松 孟, 貴志 雪太郎, 武内 民男, 竹田 晃雄, 林 幸之, 長谷川 金作, 山下 興亜, 杉山 八郎, 北沢 敏男, 神田 俊男, 高見 丈夫, 黒岩 久平, 河合 孝, 沓掛 久雄, 長島 栄一, 橋口 勉, 畑村 又好, 斉尾 乾二郎, 大塚 雍雄, 佐藤 正市, 寺島 和市, 谷口 義雄, 原田 忠次, 青木 秀夫, 滝沢 義郎, 中田 徹, 堀内 彬明, 波島 千恵子, 中村 晃三, 安江 昇, 土井 良宏, 筑紫 春生, 蒲生 卓磨, 宮下 民雄, 田中 義磨, 広部 達道, 皆川 勇, 佐々木 静, 河野 義徳, 鬼丸 喜美治, 田島 弥太郎, 三木 六男, 西条 仁矢, 生沼 俊夫, 緑川 栄一, 大井 秀夫, 矢崎 忠義, 須貝 悦治, 大沼 昭夫, 村上 昭雄, 大槻 良樹, 林禎 二郎, 坂口 文吾, 辻田 光雄, 桜井 進, 水出 通男, 荒井 久子, 桑名 寿一, 中村 茂子, 嶋崎 昭典, 関島 稔, 尾崎 省三, 平尾 長蔵, 飯野 善治, 熊沢 直樹, 清水 正徳, 小松 計一, 山田 政枝, 皆川 基, 大内 進, 中川 房吉, 北村 愛夫, 大石 清, 生稲 雄成, 松森 文男, 飯坂 久子, 西 寿巳, 荻原 清治, 大工原 健, 小島 哲雄, 大沢 定敏, 有賀 靖治, 青木 昭, 小野 四郎, 荒井 三雄, 中山 和子 日本蚕糸学雑誌 32 (3), 185-197, 1963

    ...卵巣のglycogen量と休眠ホルモンについて<BR>143) 黒蛹の発現におよぼず温度の影響について<BR>144) カイコの実用的諸形質の分散,共分散成分および遣伝相関の推定-環境,品種および及復について-<BR>145) 家蚕品種の分散からみた実用諸形質の遣伝性<BR>146) 日野桑園におけるF1の減蚕歩合と2・3の計量形質の推移(1933~1962)<BR>147) 家蚕における繭重の統計遺伝学的研究...

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  • 一般講演要旨

    堀江 保宏, 田中 元三, 伊藤 智夫, 上田 悟, 高瀬 正三, 荒井 成彦, 渡辺 喜二郎, 向山 文雄, 鎌倉 今朝五郎, 高見 丈夫, 戸谷 和夫, 杉山 八郎, 北沢 敏男, 高島 成之, 高野 幸治, 神田 俊男, 河野 太郎, 田中 孝平, 福沢 久雄, 河合 孝, 宮慶 一郎, 沼田 六七八, 小泉 二郎, 小針 洋子, 田中 茂光, 古和田 敬治, 清水 滋, 堀内 彬明, 波島 千恵子, 安江 昇, 中村 晃三, 小山 長雄, 滝沢 達夫, 山口 定次郎, 小林 勝, 降旗 剛寛, 横川 正一, 山口 邦友, 岡部 房之, 有賀 久雄, 長島 栄一, 鮎沢 啓夫, 古田 要二, 栗栖 弐彦, 鮎沢 千尋, 鈴木 親抵, 木村 良二, 鈴木 清, 川瀬 茂実, 山崎 寿, 山田 たけを, 飛山 永男, 細田 茂和, 下平 睦男, 山口 孝根, 斎藤 忠一, 石川 義文, 浅山 哲, 河上 清, 獅山 慈孝, 赤井 重恭, 西城 澄雄, 青木 襄児, 佐藤 好祐, 石原 廉, 小田 常治, 今井 暹, 栗林 茂治, 樋口 鉄美, 原久 寿雄, 持田 正彦, 上田 光一郎, 塚田 修一, 安村 作郎, 仲野 良男, 竹林 克明, 赤井 弘, 重松 孟, 竹下 弘夫, 岡本 奨, 岡田 鶴子, 亀田 四郎, 高崎 恒雄, 宗 従男, 山本 茂樹, 川井 利保, 堀田 剛吉, 中曽根 正一, 坂手 栄, 蒲生 卓磨, 広部 達道, 皆川 勇, 田中 義麿, 宮下 民雄, 土井 良宏, 筑紫 春生, 大塚 雍雄, 中島 文人, 斎尾 乾二郎, 橋爪 貞之 日本蚕糸学雑誌 31 (3), 197-207, 1962

    ...実験的検討 (2)桑条麦柱による自然上蔟法<BR>123)養蚕経営の改善について (II) 実態調査から見た改善目標の試算<BR>124)養蚕経営の改善について(III) 試算した改善目標の検討<BR>125)養蚕経営設計の一方法<BR>126)石蚕性について<BR>127)第4環節に出る多星紋の淘汰とその発現性<BR>128)褐円斑紋発現に及ぼすE-groupの影響<BR>129)多星紋mso型の遺伝学的研究...

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  • 〓麦の主要形質の遺伝相関,表型相関および環境相関

    桐山,毅, 小西,猛朗 九州作物談話會報 32-34,

    ...〓麦の育種において選抜は最も基礎的な操作であり,その効果を如何にして挙げるかと言うことが重要な問題の1つである。最近,主として米国で目覚ましい発展を遂げた統計遺伝学の立場から,著者らは現行の育種そのものに対して検討を加えるとともに,より効果的な育種を推し進めて行くために,選抜方法の問題について研究を進めている。...

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