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検索結果 211 件

  • In-stent plaque protrusionを繰り返し生じ治療に難渋した放射線誘発性頚動脈狭窄症の1例

    原田 雅史, 安藤 俊平, 羽賀 大輔, 渕之上 裕, 寺園 明, 近藤 康介, 周郷 延雄 脳卒中の外科 52 (1), 48-54, 2024

    <p>放射線誘発性総頚動脈狭窄症(radiation-induced carotid artery stenosis:RI-CS)に対する血行再建術はcarotid endarterectomy(CEA)ハイリスクとされており,carotid artery stenting(CAS)が多く行われている.しかし,CASの中長期成績は必ずしも良好とはいえず,再狭窄や再治療のリスクはCEAと比べて高い…

    DOI Web Site 医中誌 参考文献18件

  • 母体と胎児の安全を求めて

    池田 智明 日本周産期・新生児医学会雑誌 59 (4), 432-439, 2024

    ...外西寿彦部長と池ノ上克先生が率いるプロジェクトチームによるものである(図1).1991年(平成3年),池之上先生は宮崎大学産婦人科教授に就任されたが,筆者は当時33歳で病棟医長として勤務していた.以来,池ノ上先生からは多くの貴重な教えをいただいた.特に,「主治医の体力の切れ目が患者の生命の切れ目ではいけない」,「医療チームは戦争における戦闘チームと同様で,情報の共有,コマンダーの役割が重要」,「薩摩藩の郷中教育...

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  • 両心室内血栓を合併した心筋梗塞患者に対して血栓除去術・冠動脈バイパス術を施行した1例

    判治 永律香, 川崎 宗泰, 片柳 智之, 德弘 圭一, 藤井 毅郎 日本心臓血管外科学会雑誌 52 (6), 427-430, 2023-11-15

    <p>症例は48歳男性で,近医にて心不全の加療中に心臓超音波検査で両心室に血栓を認めた.内科的治療で心不全は軽快したが,血栓は抗凝固療法で消失しなかったため,精査・加療目的に当院へ紹介となった.冠動脈造影検査を施行したところ,#2-3 50%,#5 50%,#6 100%,#11 75%狭窄であった.心臓超音波検査では左室駆出率31%,びまん性の壁運動低下を認め,陳旧性心筋梗塞の所見であった.左…

    DOI Web Site 医中誌 参考文献7件

  • グローバルランゲージスペースの過去・現在・未来 : 課外国際共修と内なる国際化

    畝田谷, 桂子 鹿児島大学総合教育機構紀要 6 44-60, 2023-03

    本稿では、全学生を対象に課外国際共修を含む活動を行っているグローバルランゲージスペースの目的、設置後9年間の活動取組について紹介・総括し、成果と課題について考察した。多数の参加学生を得て、グローバルコンピテンス育成に関する事柄への関心を高める機会を広く提供できたことが成果である。加えて、その活動理念である「内なる国際化」(Internationalization at …

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  • わずか2.5mmの内頚動脈後交通動脈分岐部動脈瘤により動眼神経麻痺を呈した切迫破裂の1例

    原田 雅史, 安藤 俊平, 羽賀 大輔, 周郷 延雄 脳卒中の外科 51 (4), 298-301, 2023

    <p>動脈瘤の高さがわずか2.5mmの内頚動脈後交通動脈分岐部(internal carotid-posterior communicating artery:ICPC)動脈瘤により動眼神経麻痺を発症した動脈瘤切迫破裂の1例を経験したので報告する.症例は65歳,女性.1週間前に右動眼神経麻痺による眼瞼下垂および複視が出現した.脳血管撮影でblebを伴った右ICPC動脈瘤を認めた.動脈瘤の高さは2…

    DOI Web Site 医中誌 参考文献6件

  • SDGsを自分事として捉えることを促す教科横断的中学校理科授業の開発と実践

    土佐 幸子, 岡村 悠介 日本科学教育学会年会論文集 47 (0), 385-386, 2023

    <p>本研究では,理科学習を通してSDGsを自分事として捉えることを促すために,教科横断的な授業を開発し,中学校3年生(N=39)を対象に実践してその効果を検証した。授業開発にあたり,SDGsウェディングケーキモデルを導入して,SDGsを構造的に理解することを促した。また,日本と海外の貿易が関与する問題を取り上げ,理科的視点と社会科的視点との融合を図った。4回の授業実践を通しての生徒の意識変化を…

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  • 両側の急性難聴を前駆症状とした両側椎骨動脈アテローム硬化性閉塞症の一例

    安藤 俊平, 原田 雅史, 小此木 信一, 羽賀 大輔, 近藤 康介, 周郷 延雄 NEUROSURGICAL EMERGENCY 27 (2), 170-176, 2022

    <p> 両側椎骨動脈のアテローム硬化性閉塞により急性の両側感音性難聴をきたし,経皮的血管形成術で治療した1例を経験したので報告する.</p><p>症 例:59歳男性,両側感音性難聴が出現した.MRIで右小脳半球および左後頭葉に脳梗塞を,CT angiographyで両側椎骨動脈の閉塞と後交通動脈を介した脳底動脈および後大脳動脈の血流を認めた.内科的治療を行ったが神経症状が悪化したため,緊急で経皮…

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  • 来迎寺と丹南藩

    酒井,雅規 松原市文化財報告 : 松原市内所在の文化財総合調査2 10 340-346, 2021-03-25

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  • 現代に生きる薩摩の伝統的運動文化と『大久保利通日記』

    山田 理恵, 藤谷 雄平, 高波 宗人 日本体育・スポーツ・健康学会予稿集 71 (0), 82-, 2021

    ...</p><p> これらの鹿児島三大行事について、先行研究・文献では、薩摩藩に固有の教育組織であった郷中教育からの伝統とするものと、傘焼きについては、郷中教育を受け継いだ学舎で行われるようになったのではないかとするものがみられる。...

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  • STA-MCA bypass吻合時の工夫

    羽賀 大輔, 植草 啓之, 野手 康弘, 久保田 修平, 近藤 康介, 周郷 延雄 脳卒中の外科 49 (1), 64-69, 2021

    <p>Superficial temporal artery to middle cerebral artery (STA-MCA) bypass is an essential technique, not just for treating cerebral ischemia but also for assisting aneurysm clipping and compensating …

    DOI Web Site 医中誌 参考文献3件

  • 1980年代の「郷土教育」をめぐる論争と実践

    杉浦 ちなみ 教育学研究 87 (4), 572-584, 2020

    ...行政側は「郷中教育」の歴史的伝統を参照し道徳的概念として「郷土教育」を打ち出した一方、組合側は、それ以前から民間教育運動が掲げた「地域に根ざす」教育、主権者育成の側面を重視した。しかし、授業実践のレベルではこの対立構造が必ずしも明確にはならず、その結果、郷土教育は反証不能な価値概念として機能することとなった。</p>...

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  • 院内搬送におけるベッド移乗に関連したインシデント分析

    加藤 剛, 藤井 達也, 小林 雅也, 亀森 亀森, 大庭 明子, 渡邉 誠之, 増山 智之, 八塩 章弘, 遠山 信之, 讃井 將満 医療の質・安全学会誌 15 (3), 234-239, 2020

    院内搬送においてベッド移乗は患者トラブルを引き起こすリスクを有するが,その情報は限られている.われわれは,院内搬送におけるベッド移乗の安全性向上のためのチェックリスト作成のため,ベッド移乗に関連したインシデントを調査した.院内のインシデント報告分析支援システムを用いて院内搬送における移乗に関連したインシデントを同定し,患者影響度が高いまたは割合が高いインシデントを抽出した.44357件のインシデ…

    DOI Web Site 医中誌

  • DOAC自己中断による右房内巨大血栓症の麻酔経験

    小高 光晴, 市川 順子, 安藤 一義, 岡村 圭子, 小森 万希子, 川崎 宗泰 Cardiovascular Anesthesia 23 (1), 103-107, 2019-08-01

    <p> 深部静脈血栓症の既往がある患者が,症状軽減と経済的理由で直接経口抗凝固薬(DOAC:第Xa因子阻害薬)を自己中断し,1年後に右房内血栓症を生じ緊急手術で摘出,さらに後日,抗リン脂質抗体症候群と診断された症例を経験した。</p><p> 2011年から本邦でも使用可能となったDOACは血液凝固モニターがいらない,脳出血のリスクが低い,食物制限がないなどの長所を持つ。しかし,薬価が高いためにア…

    DOI Web Site 医中誌

  • コアシェル型複合金属クラスターの安定性と電子状態:理論的アプローチ

    高木 望, 福田 良一, 江原 正博, 榊 茂好 Journal of Computer Chemistry, Japan 18 (1), 38-48, 2019

    <p>複数の金属元素からなる複合金属クラスターや微粒子は,貴金属減量触媒や卑金属触媒の候補として興味がもたれ,自動車排気ガス浄化触媒,燃料電池電極触媒などの実験分野で活発に研究がおこなわれている.新規な触媒の効率的な設計のためには,電子状態理論計算による複合金属クラスターの電子状態と安定構造, 分子吸着特性, …

    DOI Web Site 参考文献21件

  • 児童におけるしゃがみ動作の可不可および関節間協調性に関連する要因

    滝澤 恵美, 小林 育斗, 川村 紗世, 岩井 浩一 理学療法学 46 (4), 225-232, 2019

    <p>【目的】本研究は,運動器検診の項目であるしゃがみ動作の可不可,さらに下肢の関節間協調性に関連する要因を調べた。【方法】小学生47 名を対象に,踵接地でしゃがみ動作の可不可を確認した。動作中の膝関節に対する股関節の屈曲角度の変化率が一定であることを表す直線からの偏差を二乗平均平方根で計算し,この値を関節間協調性の指標とした。独立変数として,年齢,性,疼痛・傷害歴,スポーツ活動,生活様式(寝具…

    DOI 医中誌

  • 原爆被爆者養護ホーム2施設における高齢者の腎不全死と利尿薬治療の関係

    岡田 浩佑, 山口 弓子, 鎌田 七男, 阿部 和弘, 和合 正邦, 加藤 重子, 佐々木 秀美, 岡田 正浩, 佐伯 直志 日本老年医学会雑誌 55 (4), 640-649, 2018-10-25

    <p><b>目的:</b>Geriatrics Gerontology Internationalに,われわれは高齢者の転倒と骨折の予防のための利尿薬節減を報告して,その後もう一つ重要な問題に注目した.われわれは筋肉量,水分量減少がある高齢者に対する利尿薬の使用法に関して,ガイドラインに準拠した標準的使用法とNY方式すなわちミネラルコルチコイド受容体拮抗薬spironolactone12.5 …

    DOI Web Site Web Site ほか2件 参考文献12件

  • こどものけんちくがっこう

    鷹野 敦 日本森林学会大会発表データベース 129 (0), 759-, 2018-05-28

    ...薩摩藩の「郷中教育」に習い、子供達がお互いに助け合い、自発的に”学びつつ教え、教えつつ学ぶ”実践的な教育の場を、鹿児島大学工学部建築学科環境建築研究室(鷹野研究室)と株式会社ベガハウス(工務店)の産学協同により目指す。</p>...

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  • クライオ電子顕微鏡によるタンパク質の動的構造解析

    宋 致宖, 村田 和義 Journal of Computer Chemistry, Japan 17 (1), 38-45, 2018

    <p>新たなタンパク質の構造決定手法として,クライオ電子顕微鏡による単粒子構造解析が注目を集めている.本手法は試料に対する制約が少なく,数十キロダルトンのタンパク質から数百メガダルトンのウイルス粒子に至るまで同じ方法で解析できる(Figure 1).また,その空間的な自由度を生かしてタンパク質の各刺激に対する動的構造変化や動態解析も可能となる.本総説では,クライオ電子顕微鏡単粒子構造解析の原理と…

    DOI Web Site 参考文献3件

  • 心因性めまいと考えられた症例の重心動揺検査と視覚フィードバック検査の比較

    吉田 友英, 山本 昌彦, 田中 稔丈, 池宮城 芙由子, 鈴木 光也 日本耳鼻咽喉科学会会報 120 (2), 115-122, 2017

    <p> 心因性めまいは, 神経耳科学的に眼振や眼運動系検査に異常がないにもかかわらず, ふらつきなどのめまい症状を訴えることから診断に苦慮することが多い. 今回, 重心動揺検査とともに動的体平衡機能検査である視覚フィードバック検査を用いて心因性めまいの体平衡検査での特徴を見いだすこととした.<br> 対象は, 心因性めまいと考えられた14例であり, 比較に同年代の健常者92名を用いた. …

    DOI Web Site Web Site ほか1件 被引用文献1件 参考文献10件

  • 階段降段時の膝周囲筋の筋活動量に関する一考察

    松田 徹, 清水 恭平, 原田 鉄平, 原 泰裕, 加藤 研太郎 理学療法学Supplement 2016 (0), 0708-, 2017

    <p>【はじめに,目的】</p><p></p><p>膝関節の安定性は大腿四頭筋と半腱様筋,半膜様筋,大腿二頭筋(以下ハム)の協調的な同時収縮が必要とされている。階段降段時においても同様に大腿四頭筋とハムの協調的な筋活動が必要になると思われる。階段降段時のハムと大腿四頭筋の筋活動の報告(清水2012)があるが,各筋の爪先接地~全足底接地間の最大随意収縮(以下%MVC)の報告は筆者の調べた限りでは見…

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  • 関節可動域測定の測定誤差に習熟度が与える影響

    秋月 千典, 山口 和人, 荒井 智康, 金井 欣秀, 大橋 ゆかり 理学療法学Supplement 2016 (0), 1698-, 2017

    <p>【はじめに,目的】理学療法の臨床場面では介入前と介入後に関節可動域を測定し,その変化量により介入の効果判定を行うことが日常的に行われている。しかし,関節可動域測定に含まれる測定誤差についての検討が乏しいことから,万能ゴニオメーターを用いた関節可動域測定が介入前後で生じる関節可動域の変化をどの程度捉えることができているのかは明らかにされていない。また,年齢,性別,body mass …

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  • 靴底踵外側部の摩耗が健常若年者の歩行時の下肢運動に与える影響

    早瀬 周平, 斎藤 珠生, 山田 千穂, 吉田 朱織, 江戸 優裕, 中俣 修 理学療法学Supplement 2016 (0), 0038-, 2017

    <p>【はじめに,目的】</p><p></p><p>靴には足部への負担を軽減する緩衝性や,過度な動きを抑制する安定性が求められる。しかし,靴は地面との摩擦による底面の摩耗を避けることができず,摩耗により本来の機能を発揮できない状態での歩行は下肢関節のメカニカルストレスを増大させると考える。靴底の摩耗による歩行の変化を調べた先行研究は散見されるが,メカニカルストレスの指標である関節モーメントの検討…

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  • 鼠径部interparietal herniaの1例

    山口 拓朗, 長谷 諭, 坂部 龍太郎, 田原 浩, 布袋 裕士, 前田 佳之 日本臨床外科学会雑誌 78 (12), 2772-2776, 2017

    Interparietal herniaはヘルニア嚢が腹壁の様々な筋層・筋膜間へ進展するヘルニアで,鼠径部に発生するものは鼠径ヘルニアの1亜型と考えられている.今回われわれは,鼠径部interparietal herniaに対しPlug法でヘルニア根治術を施行した1例を経験した.症例は75歳,女性.腹部CT検査で偶然右下腹部に腹壁ヘルニアを指摘され,当科紹介となった.腹部CT検査所見よりSpig…

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献5件

  • 退院時における回復期病棟入院患者と家族の転倒恐怖感の傾向について

    清水 恭兵, 松田 徹, 原 泰裕, 原田 鉄平, 加藤 研太郎 理学療法学Supplement 2015 (0), 1409-, 2016

    【はじめに,目的】近年,転倒予防に関する報告が多くされている。身体機能だけではなく,転倒と関連する心理的問題として高齢者の転倒に対する恐怖感が注目されている。(近藤2001)転倒後に自立歩行が可能であるにもかかわらず歩行障害を来す転倒後症候群の報告もされている。(Murphy1982)本人が感じる恐怖感と家族の恐怖感に相違があり,正しく能力を把握できていないため,閉じこもり症候群となるような場合…

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  • Intel Xeon Phi上でのSMASHによる並列化DFT計算の性能評価

    齊藤 天菜, 望月 祐志, 山崎 大, 石村 和也 Journal of Computer Chemistry, Japan 15 (4), 92-96, 2016

    <p>Intel Xeon Phiプロセッサが科学技術計算用のメニーコアプロセッサとして注目を集めている.私たちは,高い並列性能を持つ分子軌道計算プログラムSMASHを用い,DFT計算に関して第一世代Phi (Knights Corner)上のネィティブモードで性能評価を行った.その結果,実60コアから論理120コアへ増分したマルチスレッディ…

    DOI Web Site 被引用文献1件 参考文献19件

  • 自宅退院を控えた回復期リハビリテーション病棟入院患者とその家族における転倒恐怖感の相違について

    原 泰裕, 久住 治彦, 西郡 亨, 清水 恭兵, 松田 徹, 原田 鉄平, 加藤 研太郎, 平林 弦大 理学療法学Supplement 2015 (0), 1617-, 2016

    【はじめに,目的】高齢者の転倒経験は身体的な影響のみならず,心理的な影響も引き起こし,遂行可能な動作を避ける等,行動に影響を与える(鈴木2003)。臨床においても,転倒恐怖感を抱いている症例を経験するが,同居家族も患者の転倒に対して恐怖感を抱いていることがある。しかし,現状では家族の抱く恐怖感を十分に把握出来ていない。そこで本研究の目的は,患者と家族の転倒恐怖感を評価し,両者の相違を検証すること…

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  • 盆地都市内外の夜間気温と気圧の鉛直構造

    榊原 保志, 関 隆太郎, 花井 嘉夫 日本地理学会発表要旨集 2016a (0), 100118-, 2016

    盆地都市の場合,一般に郊外の方が標高が高く,晴天夜間郊外斜面から市街地に向かって山風が吹く.都市がなければ,盆地底には冷気がたまりどんどん冷えていく.山風は日没後強まるが,一晩中強く吹くことはない.盆地底に冷気がたまって冷えていくので,盆地底大気の密度は大きくなり,山風は侵入できなくなるからである.そうなると,盆地内の平地部に吹いていた山風は地表面よりも高いところで水平に吹くようになり,地上付近…

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  • 運動学習における最適な課題難易度の定量的評価

    秋月 千典, 金井 欣秀, 中野 渉, 山本 良平, 矢吹 惇, 大橋 ゆかり 理学療法学Supplement 2014 (0), 1326-, 2015

    【はじめに,目的】課題難易度の設定は運動学習の成果を左右する重要な要因であるにもかかわらず,その設定は各セラピストの直感や経験に基づいて行われている。Guadagnoliら(2004)により運動学習にとっての至適課題難易度が概念的に示されてはいるものの,至適課題難易度に難易度を設定するための具体的な方法については示されていない。そこで,我々は課題難易度を定量的に評価できる指標の確立を目指し,これ…

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  • 中学校理科における仮説設定とデータ解釈との関連

    宮本 直樹 理科教育学研究 55 (3), 341-350, 2014

    本研究では, データ解釈能力を育成する授業づくりの基礎的知見を得るため, 因果関係を踏まえ共有化, 洗練化した仮説とデータ解釈との関連を明らかにすることを目的とした。その結果, 銅と酸素の化合に関する事例においては次の4つのことが明らかになった。(1)生徒はクラスで共有化, 洗練化した仮説とデータ解釈の関連を理解できる。(2)生徒は個人で立てた仮説よりもクラスで共有化, …

    DOI Web Site Web Site 被引用文献2件

  • 中学校理科教科書におけるデータ解釈の特質

    宮本 直樹 教育実践学研究 18 (0), 45-57, 2014

    本研究では中学校理科教科書のデータ解釈の特質を明らかにするため,データ解釈の扱い方や記述を分析した。その結果,変数に着目したデータ解釈は,学年進行とともに増えるわけではないこと,全体の約3割と少ないこと,物理分野に多く化学分野に少ないこと, 「力と圧力」「電流と磁界」「気象観測」「力学的エネルギー」の内容項目に多いこと,「力の大きさとばねの伸びの関係」「圧力」「水圧」「音の大きさや高さ」「電流と…

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  • Mini-Balance Evaluation Systems Testによる転倒患者のバランス障害因子の検討

    越前谷 友樹, 秋月 千典 理学療法科学 29 (5), 693-697, 2014

    〔目的〕本研究の目的は,転倒患者の特異的なバランス障害因子を明らかにし,再転倒を防ぐ上で効果的な理学療法介入の確立の一助とすることである.〔対象〕当院に入院している転倒により受傷した整形外科疾患患者13名とした.〔方法〕転棟時と退院時にmini-BESTestとBBSによるバランス能力評価を行い各要素の得点率を比較した.〔結果〕mini-BESTestのすべての項目で退院時に有意な得点率の向上が…

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献20件

  • 若年健常成人における歩幅調節方法と時間制約が安定性へ与える影響の検討

    中野 渉, 金井 欣秀, 秋月 千典, 山本 良平, 坂上 由香, 大橋 ゆかり 理学療法学Supplement 2013 (0), 0692-, 2014

    【はじめに,目的】高齢者における転倒の多くが歩行中に障害物へ接触することによって発生している。さらに,高齢者では直前で障害物を認識した場合に障害物への接触頻度が高い。これは会話をしながら歩行をしていて,障害物の存在に直前まで気づかない状況に相当する。このような状況において障害物への接触頻度が高い要因として安定性の制御が関係している可能性がある。しかし,時間制約下で障害物回避動作を遂行した際の安定…

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  • 局所再発を繰り返した91歳乳腺原発横紋筋肉腫の1例

    羽田野 直人, 谷本 康信, 栗栖 佳宏, 赤木 真治, 林谷 康生, 田中 智子 日本臨床外科学会雑誌 74 (12), 3258-3262, 2013

    症例は91歳の高齢女性.左乳房の腫瘤を自覚し当科を受診した.左乳腺C領域に30mm大の腫瘤を触れ,周囲には皮下出血を認めた.切除生検にて乳腺肉腫を疑われ,追加した各種免疫染色にて横紋筋肉腫と診断された.CTによる全身検索では他に異常を認めず,極めて稀な乳腺原発横紋筋肉腫と診断した.<BR>横紋筋肉腫は主に若年者に発症する稀な疾患で,乳腺原発の報告例はほとんどない.今回,高齢者に発症し,局所再発を…

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献9件

  • 右足痙攣を初発症状として硬膜下膿瘍を発症した2型糖尿病の1例

    今村 賢司, 大澤 秀文 糖尿病 56 (11), 863-867, 2013

    症例は65歳男性.右足痙攣を主訴に当院を受診.5年前に2型糖尿病を指摘されるも放置状態.HbA1c 8.7 %(NGSP値)と血糖コントロールは不良で,尿ケトン体強陽性であることから,糖尿病性ケトーシスと診断され,末梢神経障害の併発を考慮し入院となった.入院時の頭部CTスキャンでは脳委縮以外の所見は認められなかった.しかし,入院第6病日,右足の痙攣性疼痛と痺れが右下肢末梢側から上行し右上肢にも出…

    DOI Web Site 医中誌

  • 抗結核薬による混合型肝障害7例の臨床的検討

    能美 夫彌子, 保坂 公徳, 黒澤 隆行 結核 88 (9), 647-651, 2013

    <p>〔目的〕INHに特徴とされる混合型肝障害を臨床的に検討する。〔対象〕過去5年間に入院加療を行った肺結核患者321名のうち,抗結核薬により混合型肝障害をきたした7例(2.1%)を対象とした。〔結果〕男性4例,女性3例,平均年齢66.7(59~85)歳であった。平均body mass index,血清アルブミン値,末梢リンパ球数のいずれかが低下傾向を示す低栄養状態が5例(71.4%)にみられた…

    DOI Web Site 医中誌 参考文献17件

  • 大腸腺腫に日本住血吸虫症を認めた1例

    牧野 有里香, 青木 順, 岡澤 裕, 高橋 里奈, 水越 幸輔, 河合 雅也, 嵩原 一裕, 高橋 玄, 柳沼 行宏, 小島 豊, 五藤 倫敏, 冨木 裕一, 坂本 一博, 原 貴恵子, 八尾 隆史, 野中 英臣 Progress of Digestive Endoscopy 83 (1), 158-159, 2013

    Colonoscopy in an 81-year-old man undergoing dialysis treatment identified a 20 mm laterally spreading tumor (LST) in the transverse colon, and endoscopic submucosal dissection (ESD) was …

    DOI 医中誌

  • 唾液アミラーゼ活性を用いたATの推定

    秋月 千典, 矢崎 祥一郎, 越前谷 友樹, 大橋 ゆかり 理学療法学Supplement 2012 (0), 48101067-48101067, 2013

    【はじめに、目的】近年,医療や介護の現場は,病院・施設に限らず在宅に移行しつつあり,理学療法士には高度な医療機器が存在しない在宅においても,安全に効果的な理学療法を提供することが求められている。理学療法を安全に効果的な強度で提供する1 つの手段として嫌気性代謝閾値(Anaerobic threshold;以下AT)を用いた運動強度の設定が推奨されている。しかし,在宅で呼気ガス分析装置を用いること…

    DOI

  • 夜間胃食道酸逆流の治療

    島谷 智彦, 井上 正規 日本消化器病学会雑誌 110 (6), 979-988, 2013

    胃食道逆流症(GERD)による睡眠障害の治療には,強力な夜間の胃酸分泌抑制が必要である.プロトンポンプ阻害薬(PPI)はヒスタミンH<sub>2</sub>受容体拮抗薬(H<sub>2</sub>RA)より強力に胃酸分泌を抑制することから,ガイドラインでも第一選択薬として推奨されている.しかしながら,常用量のPPIの1日1回投与では夜間の胃酸分泌抑制が十分でない場合があり,PPIの投与のタイミン…

    DOI PubMed 医中誌 参考文献69件

  • 米国初等科学教科書の物理単元におけるデータ解釈スキル

    宮本 直樹 物理教育 61 (4), 181-186, 2013

    米国初等科学教科書"Scott Foresman Science gradel-6"の物理単元のデータ解釈スキルを分析した。その結果,第1に,学年が進むにつれて段階的にデータ解釈スキル獲得させる指導をしている,第2に,データ解釈までの過程において,表やグラフを利用,そしてデータを解釈させるための問いを設定しきめ細かく指導している,第3に,従属変数を1つから2つへと増やしデータを解釈させる指導をし…

    DOI Web Site

  • 鹿児島時代の稲盛和夫―幼年時代から学生時代まで―

    吉田, 健一 鹿児島大学稲盛アカデミー研究紀要 3 133-211, 2012

    ...はじめに (1)鹿児島市薬師町に出生(2)稲盛家のルーツと西田学区の歴史(3)最初の宗教体験―かくれ念仏との邂逅―(4)鹿児島市立西田小学校時代(5)郷中教育について(6)薩摩の三大行事と示現流(7)鹿児島一中の受験不合格と鹿児島中学への進学(8)病気になり、谷口雅春『生命の實相』と出会う(9)鹿児島の戦災と戦後の稲盛家(10)紙袋の行商経験(11)学制改革時代の様子と新制玉龍高校時代(12)鹿児島大学工学部...

    機関リポジトリ Web Site

  • 課題の配置方法により運動学習過程における注意需要の変化は異なるか

    秋月 千典, 大橋 ゆかり 理学療法学Supplement 2011 (0), Ab0430-Ab0430, 2012

    【はじめに、目的】 理学療法の臨床では,理学療法士が患者に課題を与え,患者が課題を遂行することで動作の学習を図ることが多い。しかし,どの程度の難易度の課題を与えるかについての明確な基準は明らかとなっていない。Guadagnoliらによって提唱されたChallenge Point Frameworkでは,課題難易度を名目的課題難易度と機能的課題難易度とに区別しており,名目的課題難易度は課題固有の難…

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  • 鳥取層群産魚類化石のタフォノミー : その2:堆積相と魚類化石層の形成プロセス

    浅野 弦一, 矢野 孝雄, 平尾 和幸, 田中 優一 地球科学 66 (5), 177-191, 2012

    鳥取市国府町宮下の西黒沢海進期堆積物からは,浅海性魚類化石が多産する.魚類化石のタフォノミー解明の一環として,この論文では中-下部中新統鳥取層群の堆積相を解析し,魚類化石層の形成プロセスを明らかにする.主な結論は,次の4点にまとめられる.1)鳥取層群の堆積相解析によって,各層準の堆積環境は次のように復元された:蛇行河川〜扇状地(円通寺礫岩砂岩泥岩層),湖成デルタ(生山砂岩泥岩層),蛇行河川-氾濫…

    DOI Web Site 被引用文献1件 参考文献54件

  • Multi detector-row computed tomographyにて冠動脈有意狭窄病変のない症例の予測因子についての検討

    木内 俊介, 川崎 宗泰, 平島 修, 新谷 陽道, 新津 勝士, 小山 信彌, 山﨑 純一 Journal of the Japanese Coronary Association 18 (2), 118-121, 2012

    【目的】非侵襲的検査法な冠動脈評価法であるmulti detector-row computed tomography(MDCT)は陰性的中率が約99%と極めて高く,MDCTで有意狭窄病変がなければ労作性狭心症はほぼ否定できる.そこで,MDCTで有意狭窄病変のない有意狭窄なし例の検出がMDCT施行前の諸検査から予測可能か検討を行った.【対象】2009年1月1日より12月31日までにMDCTを施行…

    DOI 医中誌 参考文献9件

  • 冠攣縮性狭心症症例ではCAVIは高値である

    木内 俊介, 川崎 宗泰, 平島 修, 新谷 陽道, 新津 勝士, 山崎 純一 脈管学 52 (January), 41-45, 2012

    <i>Objectives</i>: One form of etiology in coronary spastic angina (CSA) is vascular endothelial cell dysfunction which causes vascular distensibility disorder. On the other hand, cardio-ankle …

    DOI 医中誌 参考文献14件

  • PAD患者の血行再建後リハビリテーションでのWIQの評価

    川崎 宗泰, 高橋 勇貴, 川勝 寛之, 中野 由美子, 新井 康弘, 小山 信彌, 渡辺 善則 脈管学 52 (January), 13-18, 2012

    Walking impairment questionnaire (WIQ) was evaluated after rehabilitation and percutaneous transluminal angioplasty (PTA) or surgical treatment in 40 patients with peripheral artery disease (PAD). …

    DOI 医中誌 被引用文献1件 参考文献13件

  • 複数施設における感染制御専門薬剤師育成研修会の意義

    新井 亘, 上田 恵子, 岡添 進, 矢吹 直寛, 小林 理栄, 松木 祥彦, 矢嶋 美樹 日本環境感染学会誌 27 (2), 142-148, 2012

      上尾中央医科グループ薬剤部では,感染制御専門薬剤師を育成する支援として,2006年度から定期的に研修会を開催している.2010年度からは,日本病院薬剤師会の感染制御専門薬剤師または感染制御認定薬剤師にて運営委員会を結成した.年度始めに研修会の参加者を募り,感染制御チームの活動や感染症治療の症例の提出を依頼した.<br> …

    DOI Web Site 医中誌 参考文献1件

  • KR付与方法が運動学習の成果及び課題の注意需要に与える影響

    秋月 千典, 大橋 ゆかり 関東甲信越ブロック理学療法士学会 31 (0), 260-, 2012

    【目的】<BR>本研究では,異なるKR付与方法が練習中の遂行成績,運動学習の成果に与える影響を検討することに加え,練習中のプローブ反応時間(Probe reaction time;以下PRT)を測定することで,KR付与方法が課題の注意需要に及ぼす影響を明らかにすることを目的とした。<BR>【方法】<BR>研究協力者は健常成人男性14名(21.5±1.1歳)とし,毎試行後にKRが与えられる100%…

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  • 二酸化炭素造影が診断に有用であった下肢急性動脈閉塞症の1例

    新津 勝士, 川崎 宗泰, 原 真範, 小山 信彌, 平島 修, 新谷 陽道, 渡辺 善則 心臓 43 (8), 1142-1146, 2011

    症例は, 67歳, 男性. 梗塞後狭心症のための血管造影検査と治療中に, ヨード造影剤によるアナフィラキシーショックを2度発症している. 梗塞後狭心症, 閉塞性動脈硬化症, 高血圧, 糖尿病, 慢性腎不全, 脂質異常症で定期外来通院中の2009年12月上旬早朝に, 突然左下肢の疼痛としびれが出現し症状改善しないため, 外来を受診した. 左足首屈曲障害と左下腿チアノーゼを認めた. …

    DOI 医中誌

  • 高齢で嚥下障害のある患者における栄養経路の決定に関する臨床倫理的検討

    鈴木 智, 中野 弘一, 坪井 康次, 筒井 末春 心身医学 51 (7), 650-658, 2011

    医療行為を行うかどうかの決断において,多くの医師は決断の中で臨床倫理的検討をしているが,記述のフォームや習慣がなく,それを記載していない.医学を医療に適応させるだけでなく,心理,社会面に対してさまざまな配慮をし,患者の改善を目指しているという医療の多面性を伝えるためにも,臨床倫理学的な検討をし,倫理学的用語を用いて記載することは今後の医療の中で必要となろう,この研究の目的は,嚥下障害のある高齢者…

    DOI Web Site 医中誌 参考文献13件

  • 階段昇段における動作パターンが酸素摂取量および運動効率に与える影響

    吉田 忠義, 梁川 和也, 半谷 泰章, 矢崎 祥一郎, 渡辺 有佳莉, 藤澤 宏幸 理学療法科学 26 (6), 759-762, 2011

    〔目的〕異なる階段昇段パターン(一足一段,二足一段)における鉛直方向への重心移動速度(速度)と階段昇段時の酸素摂取量(VO<sub>2</sub>)および運動効率(NE)の関係を明らかにすることを目的とした.〔対象〕健常成人30名を対象とした.〔方法〕階段(傾斜角30°)昇段条件は一足一段と二足一段,速度条件は3.5 m/min,7.0 m/min,10.5 …

    DOI Web Site 参考文献5件

  • カムチベット語香格里拉県浪都[Lamdo] 方言の方言所属

    鈴木 博之, Hiroyuki Suzuki 国立民族学博物館研究報告 = Bulletin of the National Museum of Ethnology 35 (1), 233-266, 2010-11-15

    ...格郷中央部のチベット語方言は,Sems-kyi-nyila 方言群rGyalthang 下位方言群に属するものであるが,浪都村に隣接する稲城県側の方言はMuli-nDappa 方言群sTongnyi 下位方言群に属し,所属が全く異なる。Lamdo 方言はこれまで未記述であったため,議論されたことがない。本稿で方言所属を特に議論するのは,このような背景があるからである。...

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  • 消化器癌による閉塞性黄疸にともなう掻痒感に対しparoxetineが奏効した3例

    鵜瀞 条, 野中 英臣, 瀧田 尚仁, 鈴木 義真 日本消化器病学会雑誌 107 (2), 257-262, 2010

    近年閉塞性黄疸にともなう掻痒感に対し,選択的セロトニン再取り込み阻害剤であるparoxetine(パキシル<sup>®</sup>)の有効性が報告されている.われわれは,消化器癌による閉塞性黄疸に高度の掻痒感をともなう3名の患者にparoxetine 10 mgを投与し,いずれも奏効した.効果は数時間∼2日で発現した.paroxetineは副作用が少なく,消化器癌による閉塞性黄疸の掻痒感に対する…

    DOI 医中誌 参考文献13件

  • 直腸癌術後の巨大局所再発巣による神経障害性疼痛にカルバマゼピンが奏効した1例

    鵜瀞 条, 野中 英臣, 山本 哲朗, 瀧田 尚仁, 鈴木 義真 日本外科系連合学会誌 34 (6), 1102-1105, 2009

    直腸癌の局所再発はしばしば寛骨,仙尾骨浸潤や腰仙骨神経叢浸潤を起こし激しい疼痛を伴う.特に神経浸潤による神経障害性疼痛は厳しく,コントロールに難渋し,著しくQOL(quality of life)を低下させる.抗痙攣剤のカルバマゼピン(テグレトール<SUP>(r)</SUP>)は,神経障害性疼痛に対する鎮痛補助薬として,1990年代にはその有効性の報告が相次いでいる<SUP>1)2)</SUP>…

    DOI 医中誌 被引用文献1件 参考文献12件

  • 孫を腹の上で遊ばせていて発症した外傷性小腸穿孔の1例

    鵜瀞 条, 野中 英臣, 瀧田 尚仁, 鈴木 義真 日本臨床外科学会雑誌 70 (10), 3023-3026, 2009

    症例は66歳,男性.手術歴なし.2006年10月,20時ころ急に下腹部痛が出現し24時前に当院救急外来を徒歩で受診.体温35.4℃.腹痛は間欠的であり圧痛は弱かったが,下腹部に限局した反跳痛を認め入院.同日18時頃に2歳の孫を腹の上で「飛び跳ねて遊ばせていた」とのことであった.翌朝に体温38.7℃,腹部全体の反跳痛を認めた.腹部CT検査では腹腔内遊離ガスは認めずダグラス窩に腹水を中等量認めた.腹…

    DOI Web Site 医中誌 参考文献13件

  • 準限界集落化する存続集落の統廃合の困難

    片桐 資津子 現代社会学研究 22 (0), 17-33, 2009

    ...そのため布礼別保育所は麓郷保育所に統廃合され,布礼別小中学校も麓郷小学校と麓郷中学校に統廃合される危機に直面している。しかしながら,統合する麓郷も過疎であることには変わりないため,再び統廃合問題に直面することになる。<br>  布礼別には麓郷に先駆けて開拓した歴史と伝統がある。本稿ではこれを開拓精神と呼ぶ。...

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  • 虚血性腸炎により小腸狭窄をきたした1例

    鵜瀞 条, 瀧田 尚仁, 鈴木 義真, 塩崎 哲三, 玉崎 秀次, 鶴丸 昌彦 日本臨床外科学会雑誌 69 (2), 385-389, 2008

    虚血性腸疾患は基礎疾患を有する高齢者に多く,中でも虚血性小腸炎は稀である.今回われわれは基礎疾患のない若年男性で,虚血性小腸炎による腸閉塞の1例を経験したので報告する.症例は32歳,男性.既往はアトピー性皮膚炎のみで手術歴はない.約10年前から時々腹部膨満感を自覚しており,1年前他院で腸閉塞の診断で保存的治療を受けた.平成18年3月,腹部膨満感を主訴に当科受診.腹部単純写真ではニボーを伴う小腸ガ…

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献1件 参考文献11件

  • 反転均平工法と水稲乾田直播栽培

    村中 健一 農業農村工学会誌 76 (4), 356-357,a2, 2008

    ...そこで, 平成14年度から開始された県営ほ場整備事業七郷中川地区に採用された反転均平工法を契機として水稲乾田直播栽培を生産組合に導入することを検討することとなった。本報では, 平成18年度から生産組合によって設けられた実証圃場で行っている水稲乾田直播栽培の事例について報告する。...

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  • 教師自身による調理実習の分析的評価の試み

    艮 香織, 小倉 礼子, 河村 美穂, 小清水 貴子, 千葉 悦子, 仲井 志乃, 仲田 郁子, 中村 恵美子, 野田 登志子, 松井 洋子, 松岡 文子, 山本 光世 日本家庭科教育学会大会・例会・セミナー研究発表要旨集 50 (0), 70-70, 2007

    <B>研究目的</B><BR>  調理実習は家庭科で多く取り組まれているが、教師自身が毎回の調理実習を評価し、振り返る機会は少ない。筆者らは、これまで調理実習の指導方法を相互に振り返ることを通し、教師自身が調理実習を評価する方法についての検討を継続して行ってきた。<BR>  具体的には、教師自身の調理実習に対する考えや目標について、実践事例をもとにデータ化し、調理実習は大・小2つの層で示される目…

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  • 著明な壁外性発育を示した結腸癌の1例

    堀本 義哉, 鈴木 義真, 塩崎 哲三 日本臨床外科学会雑誌 68 (10), 2575-2579, 2007

    患者は69歳, 男性. 初診時右下腹部に可動性不良な小児頭大の固い腫瘤を触知した. 注腸造影検査で上行結腸全長にわたり全周性の狭窄をみとめたが, 内腔は保たれていた. 画像所見より非上皮性腫瘍を強く疑い, 結腸右半切除術を施行. 白色で結節状の腫瘍塊が盲腸から上行結腸にかけ腸管を包み込むように連なっていた. 大腸の粘膜面には一部に浅い潰瘍をみとめるのみであった. …

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献8件 参考文献13件

  • 中学校「理科」におけるGISの利用(1)

    高橋 秀武 日本地理学会発表要旨集 2006s (0), 196-196, 2006

    対象とする教育分野 中等教育理科における課題は、校外での観察調査が少なく、自分で調べたことをまとめる力が不足しているから、新しい発見をする機会が少なく、理科のおもしろさが薄れているということである。 以上のことから、机から離れた学習は非常に意味があり、高い教育効果が期待できる。しかし、校外に出て調査活動を行うことは、調査やまとめに時間がかかり、安全面でも校外調査は実施が難しくなった。そこで、短時…

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  • 04青少年のための科学の祭典富良野大会(北海道支部特集)

    深澤 徹 物理教育 53 (1), 43-44, 2005

    平成16年8月7日(土曜日),富良野市において科学の祭典が行われた。この事業は富良野市教育研究会理科班が中心となって,富良野地区の青少年を対象に行った今年度初めて行う事業である。北方圏理科教育振興協会理事長の斉藤孝氏から,北海道各地で開催している科学の祭典を富良野市でも実施し,「科学の不思議さ,楽しさを体験するたけでなく,人と人とのつながりの大切さなども伝えたい」と打診を受け,富良野地区の教育や…

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  • 福山藩における藺田徴租法

    勝矢 倫生, Katsuya Michio 経済情報論集 4 (1), 73-99, 2004-06-30

    ...本稿では、このような課題に応える一試みとして、地方書「郷中覚帳」の分析を中心に、阿部氏治世期福山藩における藺田徴租法の構造を考察する。徳川期、福山藩沼隈郡は全国屈指の藺草栽培地域であった。...

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  • 超高齢者に発症した原発性小腸軸捻転症の1例

    田崎 達也, 水流 重樹, 植田 秀雄, 熊谷 元, 谷本 康信 日本臨床外科学会雑誌 65 (2), 404-409, 2004

    We encountered a patient with primary volvulus of the small intestine, which is an uncommon disease in Japan. We successfully treated this patient without enterectomy. The patient, an 85-year-old …

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献9件 参考文献49件

  • 食道腺様嚢胞癌の1例

    尾形 徹, 川本 純, 山東 敬弘, 藤本 三喜夫, 中井 志郎, 増田 哲彦 日本臨床外科学会雑誌 62 (5), 1162-1166, 2001

    We report a rare case of adenoid cystic carcinoma of the esophagus. A 71-year-old man was seen at the hospital because of chest pain when eating. Endoscopic findings revealed an elevated type tumor, …

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献1件 参考文献12件

  • マルチメディアコンテンツを用いた教育

    阿久津 由香, 飯塚 由美, 篠崎 智子, 佐々木 和也, 清水 裕子 映像情報メディア学会技術報告 24.59 (0), 7-12, 2000

    近年の情報通信技術の発展はめざましく, 学校教育においても, 子どもたちにさまざまな情報の中から有効なものを見つけだしたり, 自ら情報を発信したりする能力を身につけさせることが重要な課題となっている.また, 教員がマルチメディアの特性を生かした授業を試みることも, 教育効果が高まることとして期待されている.本研究では, 栃木県下の小・中学校の情報教育に着目し, 教育の現状, 問題点, …

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  • 郷中教育の完成(中)

    安藤, 保 鹿児島大学教育学部研究紀要. 人文・社会科学編 = Bulletin of the Faculty of Education, Kagoshima University. Cultural and social science 45 51-67, 1993

    記事分類: 教育・スポーツ--教育史

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  • 中学校理科における課題研究的な学習内容のデータベース化とその有用性

    五島 文韶, 宮西 祐治, 森 社, 小柳 欣也, 佐藤 伸幸 日本科学教育学会研究会研究報告 6 (2), 87-90, 1991

    中学校理科教育は、自然の事物・現象に対する興味や関心を高めること、観察や実験などを行うこと、科学的に調べる能力と態度を育成すること、自然の事物・現象についての理解を深めること、科学的な見方や考え方を養うことが使命である。そのための場として、中学校学習指導要領理科では、課題研究的な学習活動の重要性について指摘されている。この課題研究的な学習においては、一人一人の生徒が自分の見方や考え方、興味や関心…

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  • 多チャンネルビデオシステムを活用した家庭科実技指導のためのCAI被服教材の開発 (2)

    中山 世宇子, 東原 義訓, 中山 和彦, 篠原 敏子, 谷貝 洋子, 森 浩美, 高野 陽子, 五月女 悦子, 軽部 保子 日本科学教育学会研究会研究報告 5 (2), 45-50, 1990

    小学校5年家庭科ふくろ作りの学習のために,「ふくろ作り」のコースウェアを作成し, 授業実践を行った。授業時における抽出児の学習観察記録とコンピュータに記録された学習記録を分析した結果, 次のような知見を得た。児童の学習の進め方にはいくつかの特徴的な型がある。一斉授業と比べ, 児童が自分で縫うための作業時間が多く取れる。チェックポイントによる評価は, …

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  • 山梨県,巨摩山地東部の新第三紀火山岩類

    島津 光夫, 石丸 一男 岩石鉱物鉱床学会誌 82 (10), 382-394, 1987

    The Kushigatayama Subgroup, Kurosawa basalt-mudstone and Tsukimibashi andesite of the Nishiyatsushiro Group of middle Miocene are distributed in the eastern part of the Koma mountain and are …

    DOI

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