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検索結果 188 件

  • 1 / 1

  • 高等学校「地理総合」における生成AIを活用した授業

    松下 直樹 日本地理学会発表要旨集 2024s (0), 238-, 2024

    ...</p><p><b>(2)先進国の都市の再開発計画</b></p><p> 学習者は,山本(2013)などを参考に,バンクーバーのダウンタウン・イーストサイド地区における人口の都心回帰の背景と実態ならびに,都心居住の諸課題を把握した。その上で,現地で実際に起きている都市問題を解決するため,ソーシャルミックスを前提とする再開発プランを構想した。...

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  • 納骨堂の建立と反対運動

    本多 忠素 日本地理学会発表要旨集 2024s (0), 55-, 2024

    ...の解体や人口動態の変動,都市的生活様式の拡大等の重層的な社会変化に伴い,今日の葬送や墓制に変化が表れていることは,社会学を中心とした多くの既往研究が示すところである.そのなかでも,世代間の継承を必要としない納骨堂は,継承が前提の従来型の墓に代わって,現在では受容されつつあり,都市部では郊外・農村部に比べ開設数が多い.一方で,墓地や納骨堂は,日本では一般にNIMBY施設として捉えられ,こうした「墓の都心回帰...

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  • ポスト郊外化期における東京大都市圏外部郊外の選別

    清水 友輝 日本地理学会発表要旨集 2023s (0), 289-, 2023

    ...</p><p> 人口減少および都心回帰の進む日本ではポスト郊外はみられないとされる(Sorensen 2011)が,「選ばれる郊外」における居住の動向はポスト郊外の特徴に合致する.すなわち,「選ばれる郊外」とポスト郊外には関連性をもつ可能性があり,ミクロな視点での検証が必要と考えられる.ここでは,居住地の選別の進行がより激しい外部郊外を研究対象とする....

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  • 『フェミニスト・シティ』を読む(3)

    久木元 美琴, 関村 オリエ, 熊谷 圭知 日本地理学会発表要旨集 2023s (0), 204-, 2023

    ...</p><p><b>都心回帰は「育児と仕事の両立の地理的解決」か</b></p><p>かつて,ジェントリフィケーションを背景とした中産階級の都心回帰傾向は,そこで供給される多様な社会サービスによって,女性の仕事と家庭の両立を地理的に解決すると論じられていた.しかし,Kernは自身の経験を踏まえ,Curran(2018)が指摘する限界に同意することになる.すなわち,ジェントリフィケーションのメリットは...

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  • 東京都区部における超高層住宅の開発動向に関する研究

    大澤 昭彦 都市計画論文集 57 (3), 752-759, 2022-10-25

    <p>本研究の目的は、東京都区部における超高層住宅の開発動向を明らかにした上で、超高層住宅の供給が都心居住(定住人口の増加)に果たした役割とともに、超高層住宅が立地する市街地環境の差異が絶対高さ型高度地区の導入に与えた影響を考察することである。その結果、1)2000年代以降、超高層住宅の建設がかっぱつとなり、特に重点的に容積率が緩和されるセンターコアエリアにおいて超高層住宅の建設が進んだこと、2…

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  • 大都市圏郊外地域の類型の変遷とその要因

    曹 奕 日本地理学会発表要旨集 2022s (0), 88-, 2022

    ...都心回帰や「コンパクトシティ」推進の大環境の中で、大都市圏において一部の郊外は切り捨てられていく可能性が考えられる。数多い郊外地域の中、それぞれどのような性格を持ち、過去数十年にわたってどのような変化が起きていて、どのような将来がみえてくるのか、本研究では郊外地域の類型化を行い、郊外地域の類型の変化パターンから一般性を検討する。</p><p><b>2....

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  • 食品系工場跡地における都市再開発と地域への影響

    松田 千優 日本地理学会発表要旨集 2022s (0), 109-, 2022

    ...前者が都心回帰や新築のジェントリフィケーションといった現代都市がおかれる文脈に注目した研究を行うのに対して、後者の立場からは主に個別の経済主体、つまり企業の立地戦略に注目して工場跡地転用の実態が分析されてきた。また、後者の研究では食品系工場を事例に、業種の違いにより転用後の跡地利用に差異が生じることも示唆されている。...

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  • 日本における「場所の力」の議論の展開可能性

    市道 寛也 日本地理学会発表要旨集 2022a (0), 27-, 2022

    ...<p><b>1.研究の背景と目的</b><b></b> </p><p> 現代の日本社会では、少子高齢化や都心回帰に伴い、都市部では、活動の停滞という問題に頭を悩ませる町内会も少なくない。そのような中、人々のつながりをいかに維持するか、地域活動をいかに活性化させるかが喫緊の課題となっている。これを解決する手掛かりとして、ハイデン(2002)の「場所の力」という概念に着目する。...

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  • 地域格差からみた都市郊外地域の持続性について

    曹 奕 日本地理学会発表要旨集 2021s (0), 92-, 2021

    ...<p><b>はじめに</b></p><p> ここ数十年間の日本の都市化を振り返ってみると,大まかに都市化・郊外化・都心回帰のプロセスが見られ,都市人口移動の主流は流入・流出・再流入としてとらえられてきた。都市化の進展の中,都市圏中心部の過密化によって製造業や商業が郊外に移転することに伴い,郊外における雇用と人口増加が見られた。...

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  • 大阪市西区における都心回帰に伴うマンションの集合住宅としての特徴と分布状況の変化に関する研究

    蕭 閎偉, 岩﨑 暖 都市計画論文集 55 (1), 19-29, 2020-04-25

    ...<p>本稿は都心回帰に伴う人口増加が著しい大阪市都心6区の中の西区に着目して、489件のマンション物件データから、西区の現状におけるマンションの集合住宅としての特徴を解明した。更に、都心回帰前後でのマンション物件の特徴の変化を10年単位で分析した。最後に、西区での周辺駅へのアクセスに着目した時に読み取れるマンション物件の分布状況および都心回帰前後の変化を解明した。...

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  • 学生の地理学からみた都市空間の変容

    栗林 梓 日本地理学会発表要旨集 2020s (0), 177-, 2020

    ...</p><p> さらに,近年では学生人口の減少による都市空間の変容を示すde-studentification(脱ステューデンティフィケーション:以下DST)の語も提唱されている.ただし,イギリスにおいてはDSTは,まだ顕著にみられていないと指摘されている (Kinton et.al. 2016).しかし,少子化に伴う学生人口の減少や,大学の都心回帰,といった日本の文脈を踏まえるならば,DSTに関する...

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  • 軽井沢における現役世代都市住民の移住とライフスタイル

    鈴木 修斗 日本地理学会発表要旨集 2019s (0), 185-, 2019

    ...</b><b>考察</b><br><br>以上の結果を踏まえると,軽井沢へと移住する現役世代は,都心での職住ライフスタイルに懐疑的視点をもった,比較的社会階層の高い人々であるといえる.こうした層は都心回帰の進行や,郊外の衰退などの大都市圏の居住環境の変化に呼応して出現したと考えられる.彼らの就業基盤は東京にあり大都市圏出身者も多いことから,大都市圏との関係性を切り離せない.そこで,大都市圏に近接しながらも...

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  • <b>大学の都心回帰・撤退現象からみた郊外都市空間における大学の機能</b>

    栗林 梓 日本地理学会発表要旨集 2019s (0), 219-, 2019

    ...<b>Ⅰ</b><b>大学の都心回帰</b><br><br> 「大学の都心回帰」「大学の撤退」,昨今,そのような記事が目に留まる.管見の限りでは,こうした大学の都心回帰,撤退,学部等の機能移転は,撤退地域でネガティヴな問題を惹起する現象として報じられることが多い.やや抽象的ではあるが,換言すると,大学という存在が都市空間にとって重要な構成要素をなしていることに他ならない....

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  • バブル崩壊後の札幌市の産業構造・都市構造の変化と支店経済の動向

    平澤 亨輔 経済地理学年報 64 (4), 319-334, 2018-12-30

    <p>    本稿は,地方中枢都市の一つである札幌市についてバブル経済崩壊後の時期を中心としてその経済構造,都市構造,支店経済の現状と変化について分析を行うものである. <BR>    地方中枢都市の従業者数は1996年から2001年の間に4つの都市すべてで減少した.従業者数の減少率は4つの都市で異なり,福岡市,仙台市のグループが札幌市,広島市のグループよりも減少率が低く,二つのグループに格差が…

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  • スタートアップ都市・ベルリンのジェントリフィケーションと創造性

    池田 真利子 日本地理学会発表要旨集 2018a (0), 93-, 2018

    ...(back to the city movement)」の傾向にあるという.この都心回帰の要因として,同論文は,都市中心部に①才能(才能のある人材の都市中心部の居住と②アフォーダブルかつフレキシブルな空間(古い建造物等)があることを挙げる(Florida and Mellander 2016).同論文は,中心と郊外の二項対立が顕著であるアメリカの都市構造を前提とした研究であるが,欧州やアジアの諸都市...

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  • 地域経済再生の可能性:序説

    細野 助博 中央大学政策文化総合研究所年報 (20) 3-21, 2017-08-24

    We face the problems of Population Decreasing and Aging in Japan now. These substantive obstacles accelerate to decline macroeconomic performances and to divide regions separated into relatively …

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  • 山陰地域における都市空間変動とマンション立地

    菊池 慶之, 李 阿敏 日本地理学会発表要旨集 2017s (0), 100041-, 2017

    ...<u>1.はじめに</u><br> 東京圏をはじめとする大都市圏においては,1990年代から人口の都心回帰による再都市化の傾向が指摘されてきた.再都市化とは,人口減少により空洞化した旧来の中心地区に再び人口が流入する動態であり,都市空間変動との関係で見れば,人口増加地区が郊外から中心部へと移動する現象といえよう.中心部での人口密度の向上は,集積の外部経済性を高め,特に人口減少地域では都市機能を維持した...

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  • 東京都区部における「都心回帰」の人口学的分析

    小池 司朗 人口学研究 53 (0), 23-45, 2017

    ...分析にあたっては間接標準化の手法を適用し,移動数の変化を人口構造(男女年齢構造)要因とモビリティ要因に分解することによって,「都心回帰」の人口学的メカニズムの解明を試みた。その結果,得られた主な知見は次の3点にまとめられる。第一に,近年における各区の転入超過数の拡大には,当初は転出モビリティの低下が大きく寄与していたが,次第に転入モビリティ上昇の影響の方が大きくなっていった。...

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  • 東京23区高層マンション集積地における既存住民と新規住民のコミュニティ構築に関する研究

    劉 冬晴, 後藤 春彦, 馬場 健誠 都市計画論文集 51 (3), 987-993, 2016-10-25

    ...1990年代後半から、急速な高層マンション建設により都心回帰が起こり、東京の都心部における新規住民流入が著しい。既存住民と新規住民の地域交流における問題は数多く指摘されており、近年は地縁の希薄化などにより町内会の重要性が再認識され始めている。このような背景を踏まえ、人口流入の多い高層マンション集積地において、町内会における新規住民と既存住民の関係性や交流に着目する必要性がある。...

    DOI Web Site 被引用文献1件

  • 人口学的観点からみた東京都区部における「都心回帰」の動向

    小池 司朗 日本地理学会発表要旨集 2016a (0), 100059-, 2016

    ...1990年代後半以降に観察されている東京都の区部における「都心回帰」の動きは,今日もなお継続しているが,その人口学的分析は必ずしも十分に行われていない。「都心回帰」の動向も含め,一般に人口移動の分析には転入超過数が用いられることが多いが,地域別の人口移動傾向を正しく把握するためには,移動数を転出数と転入数に分けて分析することが不可欠である。...

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  • バブル経済崩壊後の大阪大都市圏における戸建住宅供給

    熊野 貴文 日本地理学会発表要旨集 2016s (0), 100059-, 2016

    ...1.研究の背景と目的 日本の都市地理学研究では,バブル経済崩壊後の1990年代後半以降,都心回帰の議論が盛んになり,都心部・湾岸部でのマンション供給やその居住者属性に対して強い関心が向けられてきた.さらに,都心部でのマンション供給と都心回帰現象に対して,郊外での戸建住宅地の衰退と郊外化の終焉という二分法的理解に関心が固定化され,日本の大都市圏における1990年代後半以降の戸建住宅供給については十分に...

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  • 東京大都市圏における集合住宅取得者の住居移動

    佐藤 英人, 清水 千弘, 唐渡 広志 日本地理学会発表要旨集 2015s (0), 100110-, 2015

    ...また、各県もしくは東京市部から東京特別区に「都心回帰」した場合、徒歩圏割合は前住地と比較して拡大するが、その数はわずか8,074人(全体の9.2%)にすぎない。したがって、分析対象者の現住地は前住地と比較して、最寄り駅や総合ストア、病院などのアメニティ施設から徒歩圏に集約され、非徒歩圏に位置する地域では比較的早い段階に住み手を失い、人口減少に直面する可能性が高いといえる。<br>...

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  • 都心回帰」時代の東京都心部のマンション住民と地域生活 : 東京都中央区での調査を通じて

    鯵坂 学, 上野 淳子, 丸山 真央, 加藤 泰子, 堤 圭史郎, 徳田 剛 評論・社会科学 (111) 1-112, 2014-11-30

    日本の大都市では1990年代後半から都心人口が減少から増加に転じたが,なかでも東京都中央区の変化は急激である。都心人口の再増加が地域社会に与えるインパクトを解明する前段階として,東京都中央区を対象に官庁統計およびマンション住民に対する質問紙調査のデータ資料によって分析を行った。その結果、都心マンション急増によって今までとは異なるアッパーミドル層が集住し,地域のネットワークや近隣商業,政治を変えて…

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  • 東京大都市圏郊外における子育て世帯の居住地移動

    佐藤 将 日本地理学会発表要旨集 2014a (0), 32-, 2014

    ...1.研究背景と目的<br> バブル崩壊以降,地価の下落から都心回帰が進む等,子育て世帯の居住地移動も多様な動きが見られるようになった.しかし近年まで統計データの量が不十分であったことから,子育て世帯のみに焦点をあてた居住地移動の分析は難しかった.しかし2010年の国勢調査より0~4歳のみではあるが特定年齢層の市区町村間での移動人口が把握可能となり,子どもを出産した直後の子育て世帯の居住地移動の動向が...

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  • トロントにおけるリトルポルトガルの脱ポルトガル化

    高橋 昂輝 日本地理学会発表要旨集 2014a (0), 46-, 2014

    ...<br> トロントにおいても,ダウンタウン周辺部に移民街が形成されたが,近年,ホスト社会住民の都心回帰現象が進展している。その結果,ダウンタウンに隣接するリトルポルトガルとその周辺では,既存のポルトガル系住民と近年流入した非ポルトガル系住民の混在化が進行している。商業地区であるリトルポルトガル内部においても,ポルトガル系から非ポルトガル系へと経営者の交代が進行し,現在,両者は域内に併存している。...

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  • 首都圏における大学キャンパスの新設・撤退の動向と撤退後の跡地利用実態

    斎尾 直子, 真藤 翔, 石原 宏己 都市計画論文集 49 (3), 933-938, 2014

    近年、少子化に伴う18歳人口減少傾向とは逆行した大学数の増加、それによる大学全入時代への以降、そのような動きと並行して、大学教育やキャンパススタイルの多様化、2002年工場等制限法廃止以降の都心キャンパス整備拡大の動き等、大学経営の観点からキャンパスの新設・撤退と拡大・縮小の動きが活発におこなわれてきた。このことは、大学キャンパスが長年立地してきた自治体や、キャンパス周辺地域にとっては都市の衰退…

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  • 台東・墨田産業集積の伝統と革新 : 第60回大会エクスカーション総括(フォーラム)

    小田 宏信, 遠藤 貴美子, 山本 俊一郎, 山本 匡毅 経済地理学年報 60 (3), 204-214, 2014

    ...1960年代,70年代を通じてわが国の経済地理学の重要な研究フィールドであった東京城東地域の'昔と今'を探る大会エクスカーションを2013年6月3日に表記のメンバーで企画・開催した.台東区・墨田区では,人口の都心回帰とジェントリフィケーションが進行するなか,従来からの地域産業集積がいかなる変容を経験しているのか,また,いかなる地域産業政策が講じられてきたのか,といったことがエクスカーションの開催趣旨...

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  • 茨城県牛久市における空き家増加問題の地誌学的分析

    久保 倫子, 由井 義通, 益田 理広, 石坂 愛, 神 文也, 川村 一希, 羽田 司, 矢ヶ﨑 太洋, 阪上 弘彬 日本地理学会発表要旨集 2014s (0), 100271-, 2014

    ...また,大都市圏の居住地域構造が郊外化から都心回帰に向かう中で,若年層の就業状況や居住選好,住宅市場が大きく変容し,大都市圏における牛久市の立ち位置や機能が変化してきたことの影響も大きい。 <br><br>【付記】本研究では,公益財団法人国土地理協会助成金(「郊外住宅地における空き家発生の実態とその対策に関する基礎的研究」研究代表者:久保倫子)を使用した。<br><br>...

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  • 東京大都市圏における住宅取得行動の変化

    久保 倫子 日本地理学会発表要旨集 2013s (0), 293-, 2013

    ...1990年代後半以降になると、人口の都心回帰傾向が指摘されるようになった。この要因は、工場・商業施設・大型レジャー施設等の跡地利用や各都市の駅周辺での再開発事業のためにマンション開発が盛んに行われたこと(不動産経済研究所2002)、地価の下落によるマンション供給と行政主導の公共住宅供給により人口増加が引き起こされたことなどである(矢部2003)。...

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  • 東京大都市圏周縁部における戸建住宅居住者の特性と通勤行動

    嵩 大樹 日本地理学会発表要旨集 2013s (0), 59-, 2013

    ...現在では、居住地移動は都心回帰および郊外住宅地の二分し、主に戸建住宅取得希望者には郊外住宅地への外向移動がはたらいているものの、それは限定的な地域であるとされる。人口減少時代を迎えた今日、郊外住宅地の研究としてはむしろ、衰退を懸念する研究が多い。東京大都市圏の郊外への需要においては、30㎞圏~40㎞圏が中心となると予測されている。 ...

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  • 東京大都市圏郊外における公団分譲団地建替え事業

    澤岡 知広 日本地理学会発表要旨集 2013s (0), 54-, 2013

    ...められている.しかし一つの建物に多数の権利者が存在することや,建物の老朽化と居住者の高齢化の「二つの老い」が進んでいると考えられることから,建替えによる更新の難度は高い.これまでの建替え事業の多くは余剰床を創出して再建マンションを高容積化し,その売却益を事業資金に充てることで居住者の負担を抑制していたが,そのためには余剰床を売却できる見込みがある立地であることが前提となる.大都市圏では近年,住宅取得の都心回帰傾向...

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  • 地方都市におけるまちなか居住の課題と取り組み

    山下 博樹 日本地理学会発表要旨集 2013a (0), 100004-, 2013

    ...1.はじめに <br>  大都市圏での都心回帰の進展、都市計画法改正による郊外の大規模集客施設の原則開発禁止など、コンパクトなまちづくりに向けた動きが進むなか、地方都市の中心市街地の活性化は依然遅れていると言わざるを得ない。中心市街地が抱える多くの課題の根本原因は、モータリゼーションを背景とした交通結節性の低下と、居住人口の郊外化による人口減少・高齢化の進展の影響が大きいと考えられる。...

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  • 建築作法と地域社会 : 京都市北区・船岡山マンション問題をめぐって

    谷口, 浩司 社会学部論集 54 23-32, 2012-03-01

    ...都心回帰,地域再生が期待される都市の中の都市・マンションは,建物の規模が大きいために,建設に際し地域によっては紛争の火種になりやすい。マンション問題を手がかりに地域社会について考える。本稿は現在,大阪高裁において控訴審が行われている船岡山南斜面地に建設されたマンションに関わる紛争で,住民側弁護団の要請に基づいて提出された意見書の論点の補足でもある。...

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  • 地方都市における人口の集中分散に関する経年変化分析

    小池 司朗 日本地理学会発表要旨集 2012a (0), 100051-, 2012

    ...近年,比較的人口規模の大きい都市圏において都心回帰が観察されているが,県庁所在地以下の規模の都市圏においては都心回帰に関する報告がほとんどみられない。本研究では北海道を対象地域とし,中小の地方都市を中心とした都市圏の人口分布変化,および都市圏内における中心地の人口圧力の推移について,人口ポテンシャルに基づいた指標により評価を行った。...

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  • 脱成長時代における東京大都市圏の空間構造の変容

    小泉 諒 日本地理学会発表要旨集 2012a (0), 100044-, 2012

    ...<BR>1)人口増減バブル経済による地価高騰ならびに崩壊後の景気低迷期には,特別区ならびに東京大都市圏からの人口流出がみられたが,2000年以降は「都心回帰」と表現される都心部での人口回復が確認される.2005年~2010年では,5%を超える人口増加が東京駅から30km圏内を中心にみられ,新規に開通した鉄道沿線や湾岸部の超高層マンションがその受け皿となったことを示している....

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  • 脱成長社会における日本の都市像を求めて

    日野 正輝 日本地理学会発表要旨集 2012a (0), 100042-, 2012

    ...日本の都市化の様相は1990年代後半以降大きく変化した.大都市圏では,都心部において人口転出超過から転入超過への転換(都心回帰)が見られると同時に,郊外では中心都市への通勤圏の拡大は停止し,さらに人口減少を見せる地区が出現するなどの状況が生まれた.日本では,2005年には総人口が少子化により減少を開始した.このような状況は従来提示されてきた先進国の都市化モデルに描かれたいずれの都市化のステージにも該当...

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  • 詳細な社会的条件をふまえた土地利用変化とマルチエージェントモデルの研究

    寺谷 諒 日本地理学会発表要旨集 2012s (0), 100214-, 2012

    ...<br><br> 大阪府全体の近年の人口増減を見ると、減少傾向にあった大阪市の人口の増加が顕著であり、都心回帰の現象がみられていることが分かった。さらにより詳細な地域の分析のため、データとして、国勢調査地域統計メッシュの、1995年から2000年、2000年から2005年の2期間の人口総数のデータを用いた。対象地域は、大阪府の北部とする。...

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  • 首都圏におけるニューファミリー層の居住地選択選好

    佐藤 将, 後藤 寛 日本地理学会発表要旨集 2012a (0), 100130-, 2012

    ...しかしバブル経済の崩壊以後は地価が安くなった影響で都心部での住宅購入は比較的容易になったこと都心回帰傾向がみられるようになった。ただその一方で交通の利便性の悪い郊外部に居住するニューファミリー層は減少し、オールドタウン問題が顕著にあらわれるようになった。このように住宅双六が変化する中で最近のニューファミリー層の居住地選択嗜好の把握をする必要があるといえる。...

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  • 都心回帰」による大阪市の地域社会構造の変動

    鯵坂 学, 中村 圭, 田中 志敬, 柴田 和子 評論・社会科学 (98) 1-93, 2011-12-30

    日本第二の都市圏の中心都市である大阪市とその中心区である北区の地域社会構造の変動について検討を加えた。大阪市の24区ごとの地域社会構造の変化をみると、都心6区では人口の増加が顕著であること、職業構成からみた社会階層も都心6区ではかなりの変化がみられることが判明した。また、北区の19の連合振興町会(旧小学校区)別の社会的指標を見ると、それぞれ多様な変化を見せている。本論では、この19の地区を、都心…

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  • 土地需給バランスを考慮した施設立地モデルによる東京都市圏の物流施設配置分析

    萩野 保克, 遠藤 弘太郎, 兵藤 哲朗 都市計画論文集 46 (3), 859-864, 2011

    ...また、人口の都心回帰を背景に物流施設と住宅との混在が生じ、物流施設の効率性が低下して物流施設が郊外部に移転するといった現象も生じている。本研究では、第4回東京都市圏物資流動調査(東京都市圏交通計画協議会)等のデータを用いて、物流施設や工場・商業施設といった施設立地モデルを構築し、東京都市圏臨海部への人口増加が物流施設立地に及ぼす影響を定量的に分析した。...

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  • 東京都心湾岸部における住宅取得の新たな展開<br>——江東区豊洲地区の超高層マンションを事例として——

    小泉 諒, 西山 弘泰, 久保 倫子, 久木元 美琴, 川口 太郎 地理学評論 Series A 84 (6), 592-609, 2011

    本研究では,1990年代後半以降における東京都心部での人口増加の受け皿と考えられる超高層マンションを対象にアンケート調査を行い,その居住者特性を明らかにするとともに,今日における住宅取得の新たな展開を考察した.その結果,居住者像として,これまで都心居住者層とされてきた小規模世帯だけでなく,子育て期のファミリー世帯や,郊外の持ち家を売却して転居した中高年層といった多様な世帯がみられた.それぞれの居…

    DOI Web Site Web Site 被引用文献5件 参考文献31件

  • 東京都中央区日本橋地区における近年のマンション開発と人口変化

    坪本 裕之, 魚住 明伸, 若林 芳樹 日本地理学会発表要旨集 2011f (0), 100092-100092, 2011

    ...1990年代後半から東京圏では人口の都心回帰が進行し,その受け皿となるマンション開発が活発化した。こうした変化には,都心部の商業・業務機能の変化や,マンション立地とそれを規制・誘導する自治体の政策も影響している可能性がある。...

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  • 都市更新期における下町への転入者の生活順応プロセス

    葛野 亮, 後藤 春彦, 佐藤 宏亮 都市計画論文集 46 (3), 499-504, 2011

    ...こうした地域開発による建築の更新と、都心回帰による住民転入の流れの中で、下町の風情が失われてきている事が問題として挙げられている。このような状況の下、下町への転入者がどのように生活を順応させていっているのかも考える必要性が高まっている。...

    DOI Web Site Web Site 参考文献5件

  • サービス消費機会の地域的格差(<特集>大都市圏におけるサービス・文化産業の新展開と都市ガバナンス)

    加藤 幸治 経済地理学年報 57 (4), 277-294, 2011

    ...1995年以降における東京圏への人口流入の「波」を象徴とする「都心回帰」局面における人口移動を特徴づけているのは,全国スケールでみた上位都市への人口集中,とりわけ東京圏への集中,さらには東京圏でも東京都への,都内でも都心部への人口集中が顕著な点である.このような現象の背景にあるのが,サービスを利用・消費する機会(サービス消費機会)の地域的格差である.サービス供給の拠点は,それぞれの「地域」の中心地に...

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  • 1990年代後半以降の東京都心部における世帯構造の変容

    小泉 諒 日本地理学会発表要旨集 2011s (0), 21-21, 2011

    ...バブル経済崩壊以降の長期にわたる不況と地価下落は,東京大都市圏の外延的な拡大を変化させた.とりわけ都心部では,地価下落にと土地供給によって住宅供給がみられ,人口の「都心回帰」として注目された.また,バブル経済崩壊後の東京大都市圏における職業構成の空間的パターンを分析した小泉(2010)では,従来はセクター状とされる分布が都区部と郊外で異なることと,ホワイトカラー人口が都心部での大幅な増加と,区部北西部...

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  • 都心回帰時代の地域住民組織の動向 : 大阪市の地域振興会を中心に

    鯵坂 学, 徳田 剛, 中村 圭, 加藤 泰子, 田中 志敬 評論・社会科学 (91) 1-87, 2010-05-31

    ...日本の大都市では2000年を画期として都心回帰がみられる。その原因は、不況によりオフィス需要が減少し、大型マンションが建てられ、新住民の居住が促進されたためである。大阪市特有の地域住民組織「地域振興会」へのインタビューを通して、大阪市における新住民と旧住民との関係について調査した。...

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  • 東京大都市圏における持家取得者の住居移動

    佐藤 英人, 清水 千弘 日本地理学会発表要旨集 2010f (0), 10-10, 2010

    ...つぎに、前住地と現住地の緯度経度情報から移動距離を計測してみると、5km未満の短距離移動の割合が、全体の53.4%(1,282名)を占めており、郊外から都心へ向かう都心回帰のような長距離移動はごく少数にとどまる(図1)。...

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  • 2000年以降の京都府における市区町村人口の変動過程

    山神 達也 人文地理学会大会 研究発表要旨 2010 (0), 34-34, 2010

    ...一方,新たな動向として,人口の都心回帰現象がある。また,過疎地域に囲まれつつも人口を維持してきた中小都市で人口減少が大きくなった点も,地方経済の疲弊を示す事例として重要であろう。<BR> 以上の結果を通し,地域人口の変化は,地域経済と住宅供給における歴史と現況,そしてそれらの結果としての年齢構成が相互に作用したものとして理解することができる。...

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  • 東京都心湾岸部における分譲マンション居住者の特性

    小泉 諒, 西山 弘泰, 久保 倫子, 川口 太郎 日本地理学会発表要旨集 2010s (0), 157-157, 2010

    ...大都市圏における,バブル経済崩壊後の長期に渡る地価下落と,産業構造の変化に伴う工業跡地などの土地供給は,高層マンションをはじめとする大規模住宅供給の要因となった.その結果,人口減少が続いていた都心部における人口増加や,郊外から都心への「都心回帰」とされる人口移動の増加が指摘されている.さらに2000年以降は,総合設計制度の導入や都市再生緊急整備地域の指定など,法制度面からも都心部における再開発が後押...

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  • 豊洲2・3丁目再開発地区における住民特性と地域コミュニティ

    田添 勝康 日本地理学会発表要旨集 2010s (0), 269-269, 2010

    ...<BR><BR> <B>調査結果と考察</B><BR>  アンケートの結果, 豊洲2・3地区における居住者の67.0%が特別区内からの転居であり, 当該地区における空間の再生産が都心回帰現象と強く関連するものではないことが明らかとなった....

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  • <子育て>と都市空間

    久木元 美琴 日本地理学会発表要旨集 2010f (0), 141-141, 2010

    ...都市の<子育て>をめぐる視点<BR>  以上を背景として,国内地理学分野でも,1980年代以降,時間地理学的手法による大都市圏の既婚就業女性の制約が論じられてきた.1990年代以降,都心回帰等の東京大都市圏の空間構造の変化や,新自由主義的政策を背景とした民間参入の促進によって,都市における<子育て>は新たな局面を迎えている.それを踏まえ,以下の視点を提示する.<BR> (1) 分極化する?...

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  • 京都市中心部におけるマンション開発と人口増加の動向

    堀内 千加 経済地理学年報 55 (3), 193-214, 2009

    ...人口の減少が続いていたわが国の大都市都心部において,1990年代以降人口が増加に転じる現象がみられ,それは人口の都心回帰ともよばれる.京都市でも1990年代後半以降,中心部において人口の大幅な増加が観察される.そこで本稿では,京都市中心部を対象地域として,産業地域特性に基づく地域区分を行い,それぞれの地域の用途地域や高度制限,土地利用といった地域的特徴が,マンション開発や人口動向にどのような地域差をもたらすことになったのかを...

    DOI Web Site 被引用文献3件

  • 東京大都市圏における職業階層変数の空間的パターンとその変化

    小泉 諒 人文地理学会大会 研究発表要旨 2009 (0), 38-38, 2009

    ...<br>  しかしながら,これらの研究のほとんどが市区町村単位のデータを用いており,空間的パターンの把握については厳密さに欠けるところがある.また,1990年以降の東京大都市圏の人口動態については,都市地理学でも研究が進められており,郊外化の終焉や都心回帰の動きが指摘されている(富田2004, 江崎2006, 長沼ほか2006, 川口2007)が,そうした変化との関連性は明らかになっていない.そこで...

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  • オフィスビルの大型化が都市内部構造に与える影響

    菊池 慶之 日本地理学会発表要旨集 2009s (0), 38-38, 2009

    ...近年のオフィス立地の都心回帰は、集積の経済を志向する企業の、組織再構築の結果と論じられるが、オフィスストックの供給そのものがオフィス集積の再編を促す側面を持つことが指摘できる。  また、オフィスビルの大型化が、ビルの「街化」を促進し、周辺への波及効果を弱めている可能性がある。...

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  • 地方中核都市における都心居住者の特性と居住暦-福岡市を事例として

    長沼 佐枝, 荒井 良雄 日本地理学会発表要旨集 2009s (0), 17-17, 2009

    ...1はじめに 近年,大都市圏では都心回帰現象に社会的関心が集まっているが,地方中核都市においても都心回帰の兆候が確認されている.都心回帰は郊外住宅地の衰退と裏表の関係で起こっている可能性が否定できない現象である....

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  • 戦時期から復興期にかけての日本の大都市圏

    谷 謙二 人文地理学会大会 研究発表要旨 2009 (0), 3-3, 2009

    ...1990年代後半以降の日本の大都市圏においては,戦 後の長期的なトレンドが反転し,人口の都心回帰,中 心都市への通勤率の低下などが顕著になった。この変 化を考える際には,90年代初めまでの大都市圏のシス テムが,いつ,どのように形成されたかを検討する必 要がある。...

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  • 2005年の東京23区の社会地区分析

    桐村 喬 日本地理学会発表要旨集 2009s (0), 221-221, 2009

    ...<b>I はじめに</b><br>  東京大都市圏の中核をなす東京23区では,規制緩和などに伴い,1990年代後半以降,丸の内地区や六本木地区といった都心部において,超高層のオフィスビルの建設などの大規模再開発が進んだ.また,バブル経済崩壊以降の地価の下落に伴って,マンションの建設も盛んになったことで,都心部における人口が大きく増加するなど,「都心回帰」と総称される現象がみられるようになった(宮澤・...

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  • トロントにおける成長管理政策と中心市街地の変容

    山下 宗利 日本地理学会発表要旨集 2009s (0), 40-40, 2009

    ...近年では都心周辺部のインナーエリアにおいて工場跡地を利用したコンドミニアムの建設が相次ぎ、また工場からロフト形式のアパートやデザイン事務所への用途変更もみられ、複合的な土地利用政策の下で居住者の都心回帰が進みつつある。これによってジェントリフィケーションが生じているとされる。現状では居住者の中心市街地への転居はみられるものの、生活関連店舗や公園の配置が不足し、コミュニティの確立まで至っていない。...

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  • 都区部昼間人口(2005年国勢調査)の問題点と昼間人口の都心回帰

    橋本 昌史 運輸政策研究 11 (3), 013-022, 2008-10-24

    ...<p>先般公表された国勢調査の都区部昼間人口は,夜間人口との比較から人口脱漏の可能性が高い.そこで昼間人口算出の原点にさかのぼり検討した結果,算出方法や年齢不詳者及び就業状況未回答者の増加によって,昼間人口が過小に表示されていることが判明した.このため,国勢調査の基本集計データとの整合性に留意しつつ,都区部を中心とした通勤通学者数と昼間人口の推計を行い,その結果をもとに2005年における昼間人口の都心回帰...

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  • 東京都所在大学の立地と学部学生数の変動分析

    末冨 芳 高等教育研究 11 (0), 207-228, 2008-05-26

    ...</p><p> その結果,(1)先行研究ではあきらかとはなっていなかった東京都規制対象地域における学部の新増設抑制効果は1975-85年度に顕著であったこと,(2)1995年度と2005年度データの比較から学部学生の「都心回帰」はまだ確認されないこと等が判明した.</p>...

    DOI Web Site 被引用文献1件

  • 人口減少期を迎える名古屋都市圏の人口動態の地域的特徴

    小川 宏樹, 永谷 太一郎, 浦山 益郎, 松浦 健治郎 環境情報科学論文集 ceis22 (0), 133-138, 2008

    ...第三に,細密数値情報を用いて類型化した住宅地類型別に分析すると,20km未満圏では複合市街地および一般住宅地から人口減少し都心回帰とドーナツ化が複合的に進展し,20km以上圏では地方都市の中心市街地から人口減少し,郊外の進行住宅地へ分散が続いていることがわかった。...

    DOI Web Site 被引用文献1件

  • 人口減少時代の水道事業と水資源政策

    富樫 幸一 水資源・環境研究 20 147-158, 2007

    日本は現在,人口減少社会に入るとともに、大都市への再集中などの新たな現象も生じつつある。これまで人ロや水道需要の増加を予測してダムなどの水資源開発事業に参加してきた自治体でも、利水事業からの撤退の動きが出てきているが、徳山ダムなどに参加してきた名古屋市では予測の見直しは数次にわたって行われてきたものの、事業への参加は規模を縮小して続けている。その要因について大阪府などの他の自治体と対比して、人口…

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  • 新規供給民間賃貸住宅の動向に関する研究

    櫻井 のり子, 谷本 道子, 佐藤 美樹, 中山 智草, 杉山 尚美 一般社団法人日本家政学会研究発表要旨集 59 (0), 128-128, 2007

    ...通して,さまざまな手法で住宅供給がはかられた.公的には,住宅金融公庫,公営住宅,公団住宅が大量に計画的に供給され,同時に大量の民間供給も行われ,住宅戸数が世帯数を上回るまでに成長した.そこから,住宅需要が量から質へ転換したとされ,公的供給,民間供給ともに,次第に質的水準の高い住宅が供給されるようになってきた.しかし,近年の社会経済情勢の中で,世帯規模の縮小,高齢・少子社会,ライフスタイルの個性化,都心回帰...

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  • 大都市圏内所得格差の拡大に関する実証的研究

    佐藤 遼, 片山 健介, 大西 隆 都市計画論文集 42.3 (0), 859-864, 2007

    ...人口の転入超過量とその年齢構成によってクラスター分析を行った結果、特に都心回帰現象に伴う都心部への人口流入量が大きく、郊外部や地方部からの人口を吸収していた。また、地域によって流入している人口の所得階層に差があり、結果として地域間で所得階層による居住地の分化が進み、小さいスケールでの地域間所得格差が拡大していることが明らかになった。...

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  • 石垣島における中高年Iターン者の増加と旧集落への移住パターン

    石川 雄一 日本地理学会発表要旨集 2007f (0), 117-117, 2007

    ...その一部は超高齢化をも視野に入れた都心回帰として現れているが、一方では都市圏を離れる反都市化の動きがある。<BR> 本発表では、成熟した都市圏郊外の社会構造の質的変化に伴い、増加するであろうと予測される離職者のIターンの動向を視野に入れて、すでに転職・離職などによって生じたIターンのIターン着地点側からの、定住のプロセスに関する調査をもとにした報告をおこなう。...

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  • 転換期を迎える都市圏の動向と都市整備の新展開

    藤井 正, 富田 和暁, 伊藤 悟 日本地理学会発表要旨集 2007f (0), 149-149, 2007

    ...そこからは、必ずしもいわゆる都心回帰といった郊外から都心への転入は顕著には認められない。都市内部の移動の多さと都市システム間の移動も含めた移動状況の検証が求められることがわかる。つぎに地方都市中心市街地の空洞化とそれに対する政策などの現状について、高知と九州諸都市の事例を検討する(藤塚報告・山下宗利報告)。また、高知に関して郊外住宅地の抱える課題にも論及したい。...

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  • 新市場開拓 フィーチャー:都心回帰に商機あり 人口のアンパン化現象で台頭する新ビジネス

    日経ビジネス = Nikkei business (1358) 122-126, 2006-09-18

    「パー、プー」「パー、プー」。東京都中央区月島の昼下がり。古い低層アパートと超高層マンションが同居する街に、昔懐かしい豆腐売りのラッパがこだまする。ターベルモーノ(東京都中央区)が展開する「野口屋」ブランドの豆腐引き売りサービスだ。 「お兄さん、冷や奴と豆乳をちょうだい」。ラッパの音を聞きつけた人が路地から現れ、リヤカーを呼び止める。

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  • 犯罪の少ない都市づくりのための都市環境内シチュエーション分析の試み

    平岡, 透 創造都市研究 : 大阪市立大学大学院創造都市研究科紀要 1 (1), 91-112, 2006-03

    都市再生にとって重要な都市の安全性やイメージからみて、都市型犯罪である「ひったくり」などはもっとも影響が大きいものである。しかしながら、犯罪数全般が減少傾向にあるなかで、大阪の、とくに都市中心部においては、ひったくりの発生はなかなか減らないのが現状である。本研究では、ひったくりという最も都市型の犯罪の都心部における発生がなかなか減らないことの背景を、被害者側要因や都市環境要因を重視するCPTED…

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  • 少子高齢化時代の地域再編(<特集>少子高齢化時代の地域再編と課題)

    松原 宏 経済地理学年報 52 (4), 219-235, 2006

    ...1980年代以降,少子高齢化とグローバル化の進展が著しいが,両者は関連しあいながら日本の地域構造に大きな影響を与えてきた.バブル崩壊後の90年代の不況期には,東京一極集中が終わったかにみえたが,近年では「東京再集中」と「都心回帰」が顕著で,東日本と西日本との地域経済格差も顕在化してきている.少子高齢化問題は,地域的差異を伴って今後深刻化していくと考えられる.大都市圏では,都市型高齢者の量的増大と遠隔...

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  • 地方都市における人口の都心回帰

    田中 悠 日本地理学会発表要旨集 2006s (0), 99-99, 2006

    _I_.研究の目的と方法 モータリゼーションの進展に伴う人口と商業機能の郊外化によって、地方都市では都心の空洞化が進んだ。一方、東京では、減少が続いていた都心部の人口が1990年代後半に増加に転じるなど、都心への人口回帰現象も報告されている。本研究では地方都市における都心部への人口流入の実態を、金沢市を事例に考察する。転入者の属性を明らかにするために、1995年以降に金沢市都心部へ流入してきた世…

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  • 郊外一戸建て住宅地の地域特性と居住動向に関する研究

    青木 留美子, 多治見 左近 都市計画論文集 40.3 (0), 553-558, 2005

    ...非婚・晩婚化によるファミリー世帯の減少や都心回帰現象など郊外型住宅の需要減少が予想される中で郊外住宅地の現状を把握し、今後の動向を探ることは重要である。郊外住宅地の問題構造を解明するためには、各地域特性を把握し全体的系統的な認識をすることが必要である。...

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  • 郊外一戸建て住宅地の地域特性と居住動向に関する研究

    青木 留美子, 多治見 左近 都市計画論文集 40 (0), 93-93, 2005

    ...非婚・晩婚化によるファミリー世帯の減少や都心回帰現象など郊外型住宅の需要減少が予想される中で郊外住宅地の現状を把握し、今後の動向を探ることは重要である。郊外住宅地の問題構造を解明するためには、各地域特性を把握し全体的系統的な認識をすることが必要である。...

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  • 京阪神大都市圏における近年の地価変動

    山田 浩久 人文地理学会大会 研究発表要旨 2005 (0), 30-30, 2005

    ...都心部の人口増加が,周辺市町村からの流入人口の増加によるものか,都心部への流入人口が一定のもとでの流出人口の減少によるものなのかは不明瞭であり,この現象に対して「都心回帰」という言葉をあてることには疑問が残るところである。...

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  • 東京大都市圏における住宅供給の変遷

    中澤 高志, 川口 太郎, 佐藤 英人 日本地理学会発表要旨集 2005s (0), 142-142, 2005

    ...1.研究の目的 高度成長期以降の東京大都市圏における住宅供給の変化は,供給地点の外縁化と住宅の集合化・高層化に特徴づけられる.これらの特徴は,日本住宅公団に代表される公的デベロッパーが先鞭を付け,これに民間デベロッパーが追従するかたちで顕在化してきた.バブルが崩壊し,地価が下落局面にはいると,住宅供給地点は一転して外縁化から都心回帰へと転じた.いっぽうで住宅の高層化はいちだんと進み,今日では50階を...

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  • 中心市街地活性化と持続可能性 ー佐賀市を事例にー

    山下 宗利 日本地理学会発表要旨集 2005s (0), 86-86, 2005

    ...一方で、わが国の大都市を中心に1990年代後半以降、人口の都心回帰が顕在化している。単独世帯と夫婦のみの世帯が都心回帰の担い手である。シニア世代が子育て後のライフステージを都心部の高額マンションに求める傾向も現れている。都心部では少子高齢化が一層進展しつつある。 ...

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  • 大都市都心地域における最近の人口増加動向

    富田, 和暁 人文研究 55 (3), 113-140, 2004-03

    ...この現象は人口の都心回帰とよばれることもあり, 社会的にも注目されている。こうした最近の人口増加現象について, 国土交通省編(2002, 2003b)などの行政機関の刊行物でその動向が紹介されたり, 東京都心地区への転居者を対象としたアンケート調査の結果が分析されている。……...

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  • 東京都江東区におけるバブル期以降のマンション急増の背景とその影響

    Kaseda, Naoko, Tsubomoto, Hiroyuki, Wakabayashi, Yoshiki, 加世田, 尚子, 坪本, 裕之, 若林, 芳樹 総合都市研究 84 25-42, 2004

    江東区では,減少を続けていた人口が1990年代後半から増加に転じているが、そのきっかけとなったのは、マンションの大量供給である。本研究は、江東区における1990年代のマンション急増の背景とその影響を、おもに国勢調査等の統計データと区から入手した集合住宅関連資料等の分析に基づいて検討した。マンションの立地傾向を調べた結果、区内でも地域的に差があることが明らかになった。江戸時代からの古い市街地である…

    機関リポジトリ HANDLE Web Site 被引用文献2件

  • 東京都江東区におけるマンション急増の背景とその影響

    加世田 尚子, 坪本 裕之, 若林 芳樹 日本地理学会発表要旨集 2004s (0), 173-173, 2004

    ...1.はじめに<br>東京都区部では,減少を続けていた人口が1996年を境に増加に転じ,「都心回帰」の兆候がみられる.都心部に隣接する江東区でも,その余波を受けて1990年代後半からマンション供給戸数が急増し,近年では区部で最も多い人口増加数を示している.江東区での集合住宅の増加は,すでに1970年代には顕在化しており,地理学でも集合住宅建設に伴う土地利用変化や住宅のタイプによる居住分化が検討された....

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  • 都心とその周辺における人口変動

    小池 司朗, 武者 忠彦, 江崎 雄治, 小口 高 日本地理学会発表要旨集 2004s (0), 110-110, 2004

    ...<br><br>4.分析結果<br> 上記のようにして求められた自然増加数と社会増加数を都心からの距離帯別に集計し,それぞれを率として表した結果,社会増加率は距離帯ごとに大きく異なるパターンを示すのに対し,自然増加率は都心に近いほど低く,しかも各距離帯において期間を経るごとに一律に減少する傾向が明らかになった.直近の1995→2000年においてもその傾向に変化はなく,「都心回帰」による人口増加はもっぱら...

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  • 給与住宅地の変容にかんする研究

    長谷川 達也 日本地理学会発表要旨集 2004f (0), 116-116, 2004

    ...住宅供給の点からみても、民間企業による給与住宅地の放出は、量的に決して無視できるものでなく、近年顕著にみられるようになった都心回帰や都心居住といった諸現象に少なからず寄与しているといえる。そこで、本発表では、給与住宅地の近年の変容について、大阪大都市圏を例にして明らかにしたい。研究対象地域として、計画的住宅地である大阪府の千里ニュータウンを選定した。...

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  • 東京圏における30歳代シングル世帯の居住地選択にみられるジェンダー差

    若林 芳樹, 由井 義通, 矢野 桂司, 武田 祐子 日本地理学会発表要旨集 2004f (0), 151-151, 2004

    ...1.問題の所在と研究の目的 1990年代後半から日本の大都市では人口の都心回帰が顕在化しており、その一端を未婚の若年単独世帯(以下,シングル世帯と呼ぶ)が担っていることが、最近のいくつかの研究で明らかになっている(たとえば,矢部, 2003; 榊原ほか, 2003)。...

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  • 東京大都市圏郊外の高齢化

    江崎 雄治, 荒井 良雄, 長沼 佐枝 日本地理学会発表要旨集 2004s (0), 119-119, 2004

    ...<b>【I はじめに】</b><br> 高度経済成長期に東京圏をはじめとする大都市圏に大量に流入した若年人口は,その多くが遠心方向の住宅取得プロセスを経て郊外に居住している(川口,2002).2012年以降,彼らの中心をなす第1次ベービーブーム世代が65歳以上となることからもわかるように,大都市圏郊外には大量の「高齢者予備軍」が蓄積している.一方,近年人口の都心回帰が注目されているが,矢部(2003...

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  • 世帯特性と住居形式に着目した土地区画整理事業完了地区の住み替えに関する研究

    安田 香平, 赤松 宏和, 中川 義英 都市計画論文集 38.3 (0), 67-72, 2003

    ...それを代表する手法として戦前,戦後を通して現在までに既成市街地から新市街地までの多様な地域で,多様な課題に対応しつつ,実績を残してきたのが土地区画整理事業である.一方、現在我が国では少子高齢化問題をはじめ,将来の人口減少といった大きな問題を抱えており,これらの問題が今後の住宅供給に対しても大きな影響を及ぼすと考えられる.また、居住地選択(住み替え)のメカニズムも,昨今東京等の大都市においては若干の都心回帰現象...

    DOI DOI Web Site ほか2件 被引用文献2件 参考文献5件

  • 東京都心三区で働く女性の居住地選択

    中澤 高志 地理科学 58 (1), 3-21, 2003

    ...都心回帰をもたらすような居住地移動は、「核家族」において多く行われており,「核家族」において都心居住の傾向が強いことと整合性を持つ。続いてシングル女性の持家取得について,若干の分析を行った。持家を取得するシングル女性は,学歴,年収ともに取り立てて高いわけではない。披女たちは交通の利便性などの立地条件を最優先して,持家の取得場所を決定しており,多くは前住地と同一の鉄道路線上で持家を取得している。...

    DOI Web Site 被引用文献6件 参考文献64件

  • 東京特別区におけるバブル崩壊後のマンション立地の変容

    山田 浩久 日本地理学会発表要旨集 2003f (0), 84-84, 2003

    ...このようなマンション立地の「都心回帰」は1990年代において顕著に進行した。一方,東京特別区の常住人口は1995年から2000年にかけて16万人増加した(国勢調査)。これらのことから東京特別区における集中的なマンション立地は,人口の「都心回帰」をも引き起こしたかのように言われることがある。 ...

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  • 編集長インタビュー 人物:安藤  忠雄氏[建築家] 都市再生は人間力から

    安藤 忠雄, 野村 裕知 日経ビジネス = Nikkei business (1139) 98-101, 2002-04-29

    ...問 最近、人口の都心回帰が顕著になる一方で、大阪を含めた地方都市の衰退が目立っています。こうした現象をどのように見ていますか。 答 確かに、僕が生まれ育ち、そして現在も活動の拠点にしている大阪も衰退の一途をたどっています。大阪も30年ほど前までは東京に次ぐ都市として繁栄してきました。その大阪がなぜこうも衰退していくのだろうと考えざるを得ない。...

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  • 大都市における支店オフィスの立地と都市構造

    伊藤 健司 人文地理学会大会 研究発表要旨 2002 (0), 000011-000011, 2002

    ...むしろ、おそらく今後、オフィス機能に関しても都心回帰の傾向が出てくると考えられるが、例えば職住近接などの視点から、今一度、オフィスの郊外立地に注目しても良いのではないだろうか。...

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