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検索結果 37 件

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  • 均一ゲルが生み出したゲル研究の新潮流

    酒井 崇匡, LI Xiang 高分子 73 (1), 16-17, 2024

    <p>ゲルが、不均一な三次元の網目構造をもつ物質であることは、長く常識とされてきた。筆者らは、この常識を覆すことを目指し、テトラゲルに関する研究を行ってきた。本稿では、均一なゲルに関連すると思われるトピックスをいくつか紹介し、均一なゲルが拓く新しいゲル研究について展望する。</p>

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  • 従来の概念を覆す物理法則を発見 丈夫で強靱なゲルの開発に挑む

    国立研究開発法人科学技術振興機構 JSTnews 2022 (11), 3-7, 2022-11-01

    ...これに対し、東京大学大学院工学系研究科の酒井崇匡教授は、ゲルの性質を根本から突き詰め、従来の概念を覆す物理法則を次々に発見している。さらに、こうした学理を基盤に人工腱や靭帯の材料にもなり得る、丈夫で強靱なゲルの開発に挑む。</p>...

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  • ゲル化における浸透圧のユニバーサリティー

    作道 直幸, 酒井 崇匡 日本物理学会誌 77 (8), 535-540, 2022-08-05

    <p>ゼラチン液が固まりゼリーになる,豆乳が固まり豆腐になる,牛乳が固まりヨーグルトになる.これらの現象は,ゲル化と呼ばれる.ゲル化は,溶媒中に分散する高分子がつながり,大量の溶媒を保持する巨大な高分子網目構造からなる固形物である「高分子ゲル」を形成することで起こる.高分子ゲルは,やわらかくウェットで,生体軟組織に近い性質を持つ.そのため,食品だけでなく,ソフトコンタクトレンズ・紙オムツの吸水剤…

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  • 生体内における膨潤挙動が制御可能なインジェクタブルハイドロゲル

    酒井 崇匡, 藤藪 岳志 Drug Delivery System 34 (3), 186-200, 2019-07-25

    ハイドロゲルは水中で膨潤する傾向を有する。よって、体内においてハイドロゲルを作製した場合、ゲルは膨潤すると予想される。ゲルの膨潤は、形状の変化、周辺組織の圧迫、力学特性の低下を引き起こすため、制御されることが求められる。本稿では、2種類の4分岐高分子の相互結合により形成されるTetra-PEGゲルを基盤として設計された、膨潤挙動の抑制されたハイドロゲルについて概説する。膨潤挙動の制御されたハイド…

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献16件

  • 生活者の価値観変化から導く未来の街の4シナリオ

    酒井 崇匡 マーケティングジャーナル 37 (1), 22-41, 2017-06-30

    <p>近年,急速な技術革新や超高齢化などの人口動態的課題の顕在化に伴い,日本の未来予測に注目が集まっている。一方,そのようなマクロ環境の変化の下で,生活者の価値観は今後,どのように変化し,それが具体的にどのようなライフスタイルや街の風景を生むのだろうか。<br>本研究では,特にBtoCビジネスを展開する企業の中長期的なマーケティング戦略立案への活用を目的として,2025年から2030年前後の生活…

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  • Tetra-PEG ゲルの形成シミュレーションと不均一性の解析

    和出 沙弥香, 糸賀 響, 高須 昌子, 森河 良太, 宮川 毅, 酒井 崇匡, 鄭 雄一 日本物理学会講演概要集 72.1 (0), 3302-3302, 2017

    <p>Tetra-PEGゲルは酒井らによって開発されたゲルで、高い生体適合性と、関節軟骨に匹敵する力学的強度を持つゲルである。Tetra-PEGゲルの3次元網目構造の不均一性は、このゲルの力学的強度が低下する要因の一つであることが分かっている。 本研究ではTetra-PEGゲルを粗視化したモデルを用いてブラウン動力学シミュレーションを行い、その計算結果を構造の不均一性について解析し定量的な評価を…

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  • Tetra-PEGゲルにおけるネットワーク構造の均一性の理論的研究

    和出 沙弥香, 糸賀 響, 高須 昌子, 森河 良太, 宮川 毅, 酒井 崇匡, 鄭 雄一 日本物理学会講演概要集 71.2 (0), 3107-3107, 2016

    <p>2008年に酒井らによって開発されたTetra-polyethylene glycol(Tetra-PEG)ゲルは生体医療への応用が期待される高分子ゲルで、優れたネットワーク構造の均一性を誇る。我々はこの均一性と力学的強度との関係性を探ることを目的としている。本講演ではブラウン動力学法を用いてTetra-PEGゲルの形成過程をシミュレーションし、分子濃度によってネットワークの均一性がどのよ…

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  • <b>均一網目構造を用いた高分子ゲルの弾性と構造の相関の研究 </b>

    片島 拓弥, 酒井 崇匡 Journal of Network Polymer,Japan 37 (2), 73-80, 2016

    高分子ゲルの物性はさまざまな構造パラメータによって規定され,これらを用いて分子論的なモデル化がなされている。しかし,一般的な高分子ゲルには網目の不均一性が存在し,モデルを実験的に検証することが困難であった。著者らは近年,均一かつ構造の精密制御が容易なTetra-PEG ゲルを開発した。本稿では,Tetra-PEG …

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  • 二段階鋳型重合法を用いた温度応答型ゲル微粒子単層組織化膜の作製

    酒井 崇匡, 竹岡 敬和, 関 隆広, 吉田 亮 高分子論文集 64 (1), 45-49, 2007

    二段階鋳型重合法を応用した新規な方法により 10 μm 程度のゲル微粒子を二次元配列させることに成功した.第一に,粒径 10 μm のシリカ微粒子のコロイド結晶を溶媒蒸発法によって作製した.この際 O リングを用いることによって,単層で不整の少ない結晶を得ることができた.このコロイド結晶は多孔質ポリスチレンフィルムを作製するための第一の鋳型として用いられた.結晶構造を型取ったポリマーフィルムを第…

    DOI 参考文献10件

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