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検索結果 1,037 件

  • Headspace-GC-MSとGPC-GC-MSおよび官能試験によるコーヒーの香りに寄与する成分の解析

    松原 英隆, 今村 弥生, 原 かす美, 浦野 絋平 におい・かおり環境学会誌 55 (2), 116-125, 2024-03-25

    ...<p>焙煎コーヒーの水抽出液に含まれる香気成分解明のため,高揮発性成分と低揮発性成分に分けて分析した.高揮発性成分はHeadspace-GC-MSで同定・定量した.低揮発性成分は水抽出液を酢酸エチル抽出し,その濃縮液をGPC分画し,画分ごとにGC-MSで同定・定量した.高揮発性成分はHeadspace閾値を,低揮発性成分は溶液閾値を求め,それぞれ,定量値を閾値で除した香気強度によりコーヒーの香りに寄与...

    DOI Web Site 参考文献7件

  • 芋焼酎,泡盛,ブランデー,ウイスキーの香りに寄与する成分の解析

    松原 英隆, 今村 弥生, 原 かす美, 浦野 紘平 におい・かおり環境学会誌 55 (2), 98-106, 2024-03-25

    ...<p>芋焼酎,泡盛,ブランデー,およびウイスキーの酢酸エチル抽出後の濃縮液をGPC分画し,得られた画分毎にGC-MS full scan分析と官能試験を行った.その結果,4種類の蒸留酒にはほぼ同じ香気成分が含まれていた.検出した香気成分について香気強度(定量値を溶液閾値で除した値)を求め,香気強度5以上の香気成分で評価したところ,Isoamyl alcoholは芋焼酎,泡盛,ブランデーの香りに,β-Phenethyl...

    DOI Web Site 参考文献3件

  • GPC分画とGC-MS分析および官能試験による芋焼酎の香りに寄与する成分の解析

    松原 英隆, 浦野 紘平 におい・かおり環境学会誌 54 (4), 245-253, 2023-07-25

    ...<p>芋焼酎(25度)の20倍濃縮液(酢酸エチル/アセトン=1:1溶液)を5.0 mL間隔でGPC分画した.GPC分画液はGC-MS分析で香気成分の同定と定量を行ない,検出された各香気成分は溶液閾値を求めた.次に,香気成分の濃度を溶液閾値で除してGPC分画液に含まれる成分のそれぞれの香気強度を算出し,芋焼酎の香りに寄与している香気成分を推察した.3種類の芋焼酎に含まれる香気成分の種類と香気強度を調べたところ...

    DOI Web Site 被引用文献2件 参考文献6件

  • 助溶媒添加系における超臨界二酸化炭素中の固体溶質の溶解度推算モデルの開発

    桒原 歩大, 森谷 茉由, 大田 昌樹, 猪股 宏 化学工学論文集 49 (3), 45-50, 2023-05-20

    ...<p>今回,助溶媒添加系における超臨界二酸化炭素中の固体溶質の溶解度推算モデルを開発した.まず,助溶媒として,エタノール,メタノール,アセトン,酢酸エチル各種を用いた24の有機溶質に対する計960の溶解度データを集積し,溶解度の相関モデルを開発した.この開発には,以前に著者らが構築した超臨界二酸化炭素純溶媒中の固体溶質の溶解度推算モデルであるpredictive Dimensionless Solubility...

    DOI Web Site Web Site 被引用文献1件 参考文献12件

  • LC-MS/MSによる畜産物中のモエノマイシンAの分析法

    菊地 博之, 坂井 隆敏, 大倉 知子, 根本 了, 穐山 浩, 田口 貴章, 堤 智昭 食品衛生学雑誌 64 (2), 61-68, 2023-04-25

    ...エチルで洗浄した後,トリメチルアミノプロピルシリル化シリカゲルミニカラムで精製してLC-MS/MSで定量および確認する方法を開発した.開発した分析法を用いて,豚の筋肉,豚の脂肪,豚の肝臓および鶏卵の4食品に対して,基準値濃度(0.05 mg/kg)および定量限界濃度(0.01 mg/kg)で添加回収試験を行ったところ,真度および併行精度(RSD%)は,それぞれ79~93%および0.5~2.8%と良好...

    DOI Web Site Web Site ほか2件 参考文献5件

  • 朝倉山椒の膵リパーゼ阻害活性

    山﨑 一諒, 栗山 磯子, 茨木 信雄 日本調理科学会大会研究発表要旨集 34 (0), 156-, 2023

    ...活性の認められた試料は水と酢酸エチルによる液液分配を行い,適宜試験に供した。</p><p>【結果】山椒の膵リパーゼ阻害活性は実,軸,花,蕾の順で高かった(64.9%,55.8%,42.6%,38.6%)。阻害活性の高かった実抽出物を液液分配した結果,重量あたりの阻害活性は酢酸エチル画分で高かったが収量は水画分が多く,活性全体への寄与は水画分が高かった。...

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  • LC-MS/MSによる畜産物中のキンクロラックの分析法

    竹脇 優太郎, 岡部 亮, 根本 了, 青栁 光敏 食品衛生学雑誌 63 (5), 177-181, 2022-10-25

    ...<p>畜産物中のキンクロラック分析法として,試料からキンクロラックをアセトン–塩酸(99 : 1)混液で抽出し,塩基性条件下酢酸エチルで洗浄した後,酸性条件下酢酸エチルで抽出し,LC-MS/MSで定量および確認する方法を開発した.開発した分析法を用いて,牛の筋肉,牛の脂肪,牛の肝臓,牛乳および鶏卵の5食品に対し,キンクロラックを残留基準値濃度および0.01 m/kg相当濃度で添加し,回収試験を行ったところ...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献5件

  • 溶離液グラジエントHPLCによるセルロースエステルの組成不均一性の解析

    川井 忠智, 浮田 静, 島本 周 分析化学 71 (9), 495-500, 2022-09-05

    ...エチルへの逆相吸脱着機構に基づく溶離液グラジエントを用いた.両サンプル系ともにDS値に応じて置換度分別できた.しかしいずれの系でも,DSの低い試料では,わずかな相分離の影響が観察され,また,高DSの試料で低い保持時間での鋭いピークが観察されるという問題が見られた.定量的置換度分布の決定にはさらなる分離系の検索が必要であるが,この方法は広いDS範囲でのDS分布の決定に適用できると思われる....

    DOI Web Site 参考文献36件

  • ジベンゾチオフェン脱硫細菌<i>Rhodococcus erythropolis</i> KA2-5-1によるチアンスレン分解

    松井 徹 Journal of the Japan Petroleum Institute 65 (5), 171-174, 2022-09-01

    ...当該培養液の酸性酢酸エチル抽出液を分析したところ,TA-スルホキシド,TA-スルホン,2-phenylsulfanylphenolが検出され,DBT分解に関して報告されている4S経路と類似の分解経路であることが示唆された。チアンスレンの脱硫は,<i>Gordonia</i>属細菌に類縁の<i>Rhodococcus</i> 属細菌を用いても可能であることが知られた。</p>...

    DOI Web Site Web Site 参考文献10件

  • ホウロクタケ由来ピロリ菌およびカンピロバクター菌成長阻害物質

    一柳 剛, 山本 悠輝, 平岡 吏佳子, 山入端 遥, 谷口 真紀, 早乙女 梢, 谷口 慈将, 石原 亨, 會見 忠則 日本きのこ学会誌 30 (2), 68-73, 2022-07-31

    ...本研究では,ホウロクタケの菌糸体,培養濾液,子実体に<i>Helicobacter pylori</i>,<i>Campylobacter jejuni</i> に対する抗菌活性物質が存在することを見いだし,菌糸体培養濾液の酢酸エチル抽出物より4 種類の活性物質の単離精製に成功した.これらの化合物を質量分析およびNMR 分析に供した結果,酢酸(R)-(6-ヒドロキシ-2-メチル-2H-クロメン-2-...

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  • 窒化SBA-15と多孔性カーボンナイトライドにおける窒素サイトの触媒活性および耐久性の差の検証

    河野 愛紗, 茂木 堯彦, 小倉 賢 Journal of the Japan Petroleum Institute 65 (3), 116-124, 2022-05-01

    ...NSBA-15とPCNを用いてベンズアルデヒドとマロノニトリルおよびシアノ酢酸エチルのKnoevenagel縮合を行ったところ,NSBA-15はp<i>K</i><sub>a</sub>の大きい基質を用いても反応が進行した。これは,NSBA-15中の窒素サイトが脂肪族アミンに近い状態であり,PCN中の窒素サイトは芳香族アミンであるためと考えられる。...

    DOI Web Site Web Site 参考文献57件

  • 日本酒百年貯蔵プロジェクト : 10年目の分析結果について

    磯谷, 敦子, 伊豆, 英恵, 神田, 涼子, 池田, 優理子, 伊木, 由香理, 藤井, 力 日本醸造協会誌 = Journal of the Brewing Society of Japan 117 (3), 181-194, 2022-03

    ...香味成分については,カプロン酸エチル,酢酸イソアミル,酢酸エチルといった主要香気成分は減少し,カルボニル化合物,分岐脂肪酸および有機酸のエチルエステル,ポリスルフィド,ハルマンは増加するものが多かった。ただし,アルデヒド類は酒によっては減少した。...

    日本農学文献記事索引 Web Site

  • 酢酸エステルの噴霧帯電量測定と帯電防止方法の検討

    遠藤 雄大 安全工学 61 (1), 45-52, 2022-02-15

    ...<p>液体取り扱い時の静電気帯電は危険物施設の火災原因にもなり得るが,IEC TS 60079-32-1:2013 では酢酸エチル及び酢酸イソプロピルが強く帯電することが指摘されている.これらと構造が類似した他の酢酸エステルも同様に強く帯電する可能性がある.そこで本研究では,4 種類の酢酸エステル(酢酸メチル,酢酸イソプロピル,酢酸エチル,酢酸ブチル)について,噴霧帯電量を測定しこれらの危険性を評価...

    DOI Web Site

  • 酢酸エチルガス酸化反応に用いる銀触媒の性能改善

    仁井田 海渡, 綱島 麻由子, 山田 千帆, 北折 典之 化学工学論文集 48 (1), 21-25, 2022-01-20

    <p>VOCガスの酸化触媒には,一般に,球状アルミナに白金黒をコーティングした固体触媒が使用されている.一方,白金は高価な希少貴金属である.そこで,白金と同じ貴金属であるが,安価である銀を用いて触媒活性を測定し,銀の添加量によって性能が向上することを見出した.しかしながら,その性能は,優れた値ではなかった.その結果を踏まえて,銀の拡散を防止し,アルミナボール表面に銀が偏在するように,支持体に使用…

    DOI Web Site Web Site 参考文献8件

  • LC-MS/MSを用いた畜産物中のアルベンダゾール代謝物の分析法

    岡部 亮, 久保田 晶子, 根本 了, 青栁 光敏 食品衛生学雑誌 62 (4), 113-118, 2021-08-25

    ...<p>畜産物中のアルベンダゾール代謝物(代謝物I)の分析法として,試料を塩酸酸性条件下で加熱した後,酢酸エチル–<i>n</i>-ヘキサン(1 : 1)混液で脱脂し,代謝物Iをアセトニトリルで抽出後,塩基性条件下で塩析し,スルホン酸塩修飾ジビニルベンゼン-<i>N</i>-ビニルピロリドン共重合体カートリッジカラムで精製する方法を開発した.測定はLC-MS/MSを用い,イオン化はESI法(ポジティブモード...

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか3件 参考文献7件

  • 機械学習によるE-noseとE-tongueを用いた日本酒成分の予測

    下藤 悟, 松井 元子, 村元 由佳利, 森山 洋憲, 甫木 嘉朗, 上東 治彦 日本食品工学会誌 22 (1), 15-24, 2021-03-15

    ...<p>日本酒は日本の伝統的な嗜好性アルコール飲料である.日本酒の品質の一般的な指標として,揮発性成分(酢酸エチル,イソアミルアルコール,酢酸イソアミル,カプロン酸エチルなど),グルコース含量,酸度,およびアミノ酸度が分析されている.これらの分析値を使用して日本酒の官能特性を明らかにするために,多くの研究が行われている[1-2].以前の報告では,日本酒を特徴付ける物理化学的特徴から総合評価を予測するために...

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか1件 被引用文献1件 参考文献15件

  • 保健食品クロレラ製剤:グロスミンの生体触媒としての応用

    石原 浩二, 中島 伸佳 岡山県立大学保健福祉学部紀要 = BULLETIN OF FACULTY OF HEALTH AND WELFARE SCIENCE, OKAYAMA PREFECTURAL UNIVERSITY 27 77-81, 2021-03-12

    ...基質としては、脂肪族α-ケトエステルであるピルビン酸エチル、2-オキソペンタン酸エチル、2-オキソヘプタン酸エチル、3-メチル-2-オキソブタン酸エチル、脂肪族β-ケトエステルであるアセト酢酸メチル、アセト酢酸エチル、4-クロロアセト酢酸エチル、そして、芳香族ケトンであるアセトフェノンを用いた。...

    DOI 機関リポジトリ 医中誌

  • 麹菌菌種の違いが芋焼酎の香味形成に及ぼす影響(2) : 香気成分と官能評価での差異

    白石, 洋平, 奥津, 果優, 吉崎, 由美子, 二神, 泰基, 玉置, 尚徳, 和久, 豊, 高峯, 和則 日本醸造協会誌 = Journal of the Brewing Society of Japan 116 (1), 49-58, 2021-01

    ...GC-MSによる香気成分は,黄麹製では一般的な芋焼酎香気成分を基本として,高級アルコールおよび酢酸エチルエステル,含硫化合物含量が高かった。白麹および黒麹製は類似した傾向を示している中で,黄麹製よりもアルデヒド類,テルペン類が多かった。白麹製と黒麹製の比較では全体的に白麹製のエステル類の香気成分濃度が高かった。その中で,DL-2-メチル酪酸エチルが黒麹製と比較して大きな差異のある成分であった。...

    日本農学文献記事索引 Web Site

  • 麴菌菌種の違いが芋焼酎の香味形成に及ぼす影響(第2報)香気成分と官能評価での差異

    白石 洋平, 奥津 果優, 吉﨑 由美子, 二神 泰基, 玉置 尚徳, 和久 豊, 髙峯 和則 日本醸造協会誌 116 (1), 49-58, 2021

    ...GC-MSによる香気成分は,黄麴製では一般的な芋焼酎香気成分を基本として,高級アルコールおよび酢酸エチルエステル,含硫化合物含量が高かった。白麴および黒麴製は類似した傾向を示している中で,黄麴製よりもアルデヒド類,テルペン類が多かった。白麴製と黒麴製の比較では,全体的に白麴製のエステル類の香気成分濃度が高かった。その中で,DL-2-メチル酪酸エチルが黒麴製と比較して大きな差異のある成分であった。...

    DOI

  • 酢酸エチル抽出を用いたガスクロマトグラフィーによるワイン中酢酸の定量法

    髙橋 宗一郎, HUDAGULA, 南 典子, 佐藤 理奈, 川上 誠, 阿部 眞久, 阿部 茂, 山口 昭弘 日本食品科学工学会誌 67 (12), 493-498, 2020-12-15

    ...<p>酢酸エチル抽出を用いたGCによるワイン中酢酸の定量方法を検討した.その結果,酢酸濃度254~756 µg/mLの様々な種類のワインにおいて,再現性(RSD 2.1~4.4 %)および回収率(98~102 %)ともに良好な結果を示した.本GC法により測定した北海道産ワイン試料の酢酸値は,GI北海道認証の公定法となっている蒸留滴定法および簡易検定法として採用されているHPLC法による測定値と有意な...

    DOI 機関リポジトリ 日本農学文献記事索引 ほか3件 参考文献13件

  • ワイブル分布を用いた擬1次反応の反応次数の確認

    長田 秀夫 化学工学論文集 46 (6), 207-210, 2020-11-20

    ...<p>新たな反応速度算出法として,信頼性工学でアイテムの信頼度を表すワイブル分布を用いた方法を提案した.まず,ワイブル分布を線形化してパラメータを最小値2乗法で決定した.さらに,ワイブル分布に反応物初濃度を乗じた式を反応時間で微分して反応速度とした.この方法を典型的な擬1次反応である酸触媒を用いた酢酸エチルの加水分解反応およびショ糖の加水分解反応に適用した.その結果,本方法で算出した反応速度の対数と...

    DOI Web Site Web Site 参考文献2件

  • 酢酸エチルの噴霧帯電量と噴霧条件の関係

    遠藤 雄大 安全工学 59 (5), 296-307, 2020-10-15

    ...<p>危険物施設の火災原因にもなり得る液体の噴霧帯電について,筆者らの先行研究において,酢酸エチルの噴霧帯電量は他の液体よりも大きくなること,噴霧帯電量が液体の導電率に大きく依存し酢酸エチルの導電率(10<sup>-8</sup> S/m 前後)でピークとなることを確認している.本研究では,酢酸エチルを中心に全5 種類の液体を1 流体噴霧ノズルから噴霧し,噴霧帯電量と各種条件との関係を調査した.その...

    DOI Web Site

  • エチルエステル化と接触水素化分解の二段階反応による酢酸のバイオエタノールへの変換

    パイブーンスィルパ ナッタノン, 河本 晴雄, 南 英治, 増田 昇三, 若木 良大, 砂山 昂之, 坂 志朗 Journal of the Japan Petroleum Institute 63 (4), 196-203, 2020-07-01

    ...酢酸のエステル化反応には無触媒の超臨界エタノール処理を採用し,270 ℃/20 MPaで良好に酢酸エチルが生成することを示した。また,酢酸の自触媒効果によりエタノールが少ないほど反応速度が向上するが,逆反応のため酢酸エチル収率は減少した。そのため,反応で生成した水を除去する方策を採り,少量のエタノールで高い酢酸エチル収率を実現することが望ましい。...

    DOI Web Site Web Site 参考文献30件

  • ユーカリが含む多様な加水分解性タンニンのアルミニウム無毒化能の評価

    田原 恒, 鈴木 勝一, 西口 満, 橋田 光, 伊東 秀之 日本森林学会大会発表データベース 131 (0), 144-, 2020-05-25

    ...ユーカリの葉と根に含まれる化合物を含水アセトンで抽出し、順次、エーテル、酢酸エチル、ブタノールで液液抽出を行った。各抽出画分のAl無毒化能を、Al感受性植物シロイヌナズナを用いた生物検定で評価したところ、葉と根の両方で、ブタノール画分が高いAl無毒化能を示した。...

    DOI

  • 生活環境下における生ゴミ臭に寄与する臭気成分の探索

    佐々木 直里 室内環境 23 (2), 67-74, 2020

    ...官能評価の結果, 生ゴミ臭を連想して最も臭気強度が高く感じたサンプルAは, GC/MSで分析した結果, 主成分はエタノールと酢酸エチルであった。 しかし, 一般的に両者は生ゴミ臭を連想する成分でないことから, におい嗅ぎGCにより探索したところ, GC/MS分析だけでは検出できていなかったジアセチル, 3-メチル-1-ブタノール, 酢酸, イソ酪酸を同定することができた。...

    DOI Web Site Web Site 被引用文献1件 参考文献5件

  • 色変化の少ないヨウ素抽出実験の開発

    亀井, 善之, 田中, 義靖 工学院大学高大接続支援資料集 2019-10-30

    抽出実験の代表例であるヨウ素ヨウ化カリウム水溶液からヘキサンへのヨウ素の抽出 では,生徒の関心が溶液の色変化に偏ることにより,抽出という現象への実感がもちにくくな っている。そこで,ヨウ素の色変化を最小限に抑え,ホームルーム教室でも安全に行える酢酸 エチルを使用した実験を開発した。

    機関リポジトリ

  • 地熱乾燥処理がスギ板材の抽出成分含量に与える影響

    中川 敏法, 簗瀬 和彦, 梅木 孝浩, 入交 律歌, 藤本 登留, 清水 邦義 木材学会誌 65 (4), 195-200, 2019-10-25

    ...本研究では,地熱乾燥によるスギ板材中の揮発成分含量への影響を調査するため,地熱乾燥・中温乾燥・高温乾燥・天然乾燥に供したスギ板材から切削面 (仕上面) を作製し,その酢酸エチル抽出成分をガスクロマトグラフ質量分析計 (GC/MS) で分析した。その結果,21のピークが検出され,このうち16ピークが同定できた。...

    DOI Web Site Web Site 参考文献4件

  • 伊豆諸島の焼酎の揮発成分組成の特性

    福田, 央, 山田, 修, 韓, 錦順 日本醸造協会誌 = Journal of the Brewing Society of Japan 114 (3), 151-158, 2019-03

    ...ステップワイズ法で4成分(ノナナール,酢酸エチル,酪酸エチル及びDMTS)の変数を選択し,判別分析を行ったところ,鑑評会出品酒の麦焼酎57点中57点,伊豆諸島の麦焼酎11点中10点が適切に判別され,判別精度を検討したところ,98.5%であった。...

    日本農学文献記事索引 Web Site

  • 東京都大田区地域における黒湯の地球化学的特徴

    井上 源喜, 清水 理紗子, 名倉 美佳 日本地球化学会年会要旨集 66 (0), 124-, 2019

    ...エチル抽出物およびフミン酸の熱分解生成物共に最も多く,少量の長鎖n-アルカノイック酸(C20-C32)および分岐脂肪酸(C13-C17)が含まれる.またステロールはコレステロールが最も卓越する.これらの結果より黒湯の有機成分は主として藻類に由来し,少量の維管束植物およびバクテリアの寄与がある.黒湯の掘削深度から推定すると,堆積年代は0.5-1 Ma程度で,堆積環境は海洋の陸棚斜面と推定される....

    DOI

  • 熟度の異なるカットフルーツにおける貯蔵中のエタノール,メタノールの生成

    上田 悦範, 山中 博之, 於勢 貴美子, 今堀 義洋, ウェンダコーン S. K. 日本食品保蔵科学会誌 45 (2), 73-84, 2019

    ...過熟のバナナおよびパイナップルから作ったカットフルーツは高いエタノール含量と酢酸エチルの生成も多く,オフフレーバーが発生していた。過熟のメロンからカットしたものも酢酸エチルの生成が多く,やはりオフフレーバーが発生した。一方トマトはカットすることにより3℃,24時間後,急激にメタノール含量が増え,エタノール含量もまたある程度増加し新鮮さが無くなった。...

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか1件 参考文献27件

  • 伊豆諸島の焼酎の揮発成分組成の特性

    福田 央, 山田 修, 韓 錦順 日本醸造協会誌 114 (3), 151-158, 2019

    ...ステップワイズ法で4成分(ノナナール,酢酸エチル,酪酸エチル及びDMTS)の変数を選択し,判別分析を行ったところ,鑑評会出品酒の麦焼酎57点中57点,伊豆諸島の麦焼酎11点中10点が適切に判別され,判別精度を検討したところ,98.5%であった。...

    DOI Web Site 被引用文献1件

  • 県産植物の機能性成分活用事業(3) : ハマアザミ(Cirsium maritimum Makino)の抗アレルギー作用に関する研究

    鈴木, 大進, 田中, 守, 渡邊, 浩幸, 岡崎, 由佳, 岡本, 佳乃, 川北, 浩久, 篠原, 速都 高知県工業技術センター研究報告 = Reports of Kochi Prefectural Industrial Technology Center (49) 37-43, 2018-10

    ...分析の結果、ハマアザミ葉の酢酸エチル抽出物に含まれる抗アレルギー成分としてcirsimaritinを同定した。ハマアザミ抽出物は動物試験において血液中の特異IgE量を抑制する傾向を示し、特異IgA量を増加させた。また、糞便中IgA量の増加も確認されたことから、ハマアザミ抽出物の粘膜免疫増強作用が示唆された。...

    日本農学文献記事索引

  • 芳香物質のミセルおよびO/W型エマルションからの放出

    島 元啓, 安達 修二 日本食品工学会誌 19 (3), 153-162, 2018-09-15

    ...</p><p>界面活性剤水溶液では,臨界ミセル濃度(CMC)以上で脂溶性領域を有するミセルが出現し,ミセルは芳香物質の分配に影響を与える.そこで,本研究では平衡条件下で界面活性剤などの濃度が芳香物質の気相への分配に及ぼす影響を検討した.芳香物質として酢酸エチル,ゲラニオール,2-フェニルエタノールを用いた.表1に使用した芳香物質の親水性と疎水性のバランスを表す指標を示した.界面活性剤としてドデシル硫酸...

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか1件 参考文献23件

  • 侵入害虫クビアカツヤカミキリ防除に向けた信号化学物質の探索

    所 雅彦, 中山 雄飛, 桐山 哲, 深谷 緑, 岩田 隆太郎, 安居 拓恵, 松本 剛史, 浦野 忠久, 滝 久智, 高梨 琢磨, 加賀谷 悦子 日本森林学会大会発表データベース 129 (0), 661-, 2018-05-28

    ...糖酢液成分では酢酸、エタノール、酢酸エチル等主要成分の他、脂肪酸エステル成分も検出されたが、触角応答は不明瞭であった。またクビアカは防御物質を分泌するが、GC-MS分析の結果、その主成分はローズオキシドであり、中国の個体での報告と同じであった(Wei <i>et al.</i> 2013)。</p>...

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  • 擬似移動層型クロマト反応器を用いたトリグリセリドからのエステル化合物の連続合成

    福村 卓也, 千葉 竜馬, 小野 祐耶, 久保 正樹 化学工学論文集 44 (3), 177-184, 2018-05-20

    ...エチルと副生成物であるグリセリンがいずれもExtract出口から溶出した.一方,溶離液と原料の供給流量を同一のままとし流路切替間隔を適切な値に変更して行った実験では,高い反応効率を達成したとともに,酢酸エチルをRaffinate出口から,グリセリンをExtract出口からそれぞれ分離して連続的に溶出させることができた.これより,理論および実験の両面からバイオディーゼル合成における擬似移動層型クロマト...

    DOI Web Site Web Site 参考文献12件

  • 固相抽出-GC/MS法による水中のかび臭分析法の検討

    服部, 靖子, 加藤, 千佳, 猪飼, 誉友, 冨田, 浩嗣, 棚橋, 高志, 小池, 恭子 愛知県衛生研究所報 (68) 41-48, 2018-03

    ...主な変更点は、固相カートリッジの脱水に窒素ガス通気を採用したことと、固相カートリッジからかび臭物質を溶出する溶媒に酢酸エチルを用いたことである。この改良法を用いて、妥当性評価を行ったところ、ジェオスミンは真度100.6%、併行精度5.7%及び室内精度7.1%、2-MIBは真度105.8%、併行精度1.4%及び室内精度3.5%と良好な結果が得られ、かび臭物質の検査法として有用であることが示唆された。...

    日本農学文献記事索引 Web Site

  • P1-18 ヤマブシタケ(<i>Hericium erinaceus</i>)の生活環各段階における生物活性物質の網羅的探索

    呉 静, 内田 和輝, 石岡 達朗, 崔 宰熏, 平井 浩文, 河岸 洋和 天然有機化合物討論会講演要旨集 60 (0), 367-372-, 2018

    ...液-液分配することで,n-ヘキサン可溶部,ジクロロメタン可溶部,酢酸エチル可溶部を得,水層を乾固後,エタノール可溶部と水可溶部を得た。活性が確認された酢酸エチル可溶部を各種クロマトグラフィーに繰り返し供することによって,3種類の新規化合物(1–3)および1種類の既知化合物(4)の単離に成功した(図4, 5)。...

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  • P1-11 中国横断山脈地域産<i>Salvia</i>属植物の化学成分と多様性

    大崎 愛弓, 川邉 浩史, 桑田 佳奈, 舟崎 真理子, 廣田 洋, 塚田 悠, 小宮山 哲平, 影近 弘之, 岡本 育子, 通 元夫, 齋藤 義紀, 龔 洵 天然有機化合物討論会講演要旨集 60 (0), 325-330-, 2018

    ...Salvia の根を粉砕後,メタノールもしくは酢酸エチルで抽出し,抽出物をカラムクロマトグラフィー(ODS, Si-gel)を用いて分離し,さらに HPLC を用いてジテルペンおよびトリテルペン化合物を単離精製した。本討論会では,テルペノイド成分に着目して報告を行う。...

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  • 食用植物に含まれる活性イオウ分子種がメチル水銀毒性を低毒性化する

    片山 優助, 安孫子 ユミ, 秋山 雅博, 熊谷 嘉人 日本毒性学会学術年会 45.1 (0), P-125-, 2018

    ...そこで、ニンニク中のper/polysulfides を分離するために、ニンニク成分をヘキサン、ベンゼン、クロロホルム、酢酸エチル、メタノールおよび水で抽出し、(MeHg)<sub>2</sub>Sの生成を確認したところ、ヘキサン抽出画分が(MeHg)<sub>2</sub>Sを効率よく生成した。...

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  • P1-15 海洋天然物DC1149Bの栄養飢餓環境選択的がん細胞増殖阻害活性と作用機序の解明

    君嶋 敦, 唐 睿, 石田 良典, 山口 亞由太, 荒井 雅吉 天然有機化合物討論会講演要旨集 60 (0), 349-353-, 2018

    ...分離・精製:海洋由来真菌15G49-1株を米培地で30 °C、10日間培養し、アセトンおよびアセトン-エタノール-酢酸エチルで抽出することで粗抽出物 (71.8 g) を得た。活性試験の結果を指標に、得られた粗抽出物を酢酸エチルと水とで分配し、さらに酢酸エチル可溶部をヘキサンと90%メタノールとで分配した。...

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  • P1-21 沖縄産ラン藻より得られた新規アプリシアトキシン類縁体

    渡辺 陽光, 赤木 拓也, 佐藤 真伍, 川口 美欧子, 金山 拓郎, 肖 越云, 堤 美葵, 鈴木 敏之, 渡邊 龍一, 内田 肇, 佐竹 真幸, 永井 宏史 天然有機化合物討論会講演要旨集 60 (0), 385-390-, 2018

    ...有機溶媒抽出で得られた粗抽出物を80%メタノールとヘキサン、酢酸エチルと水、水とブタノールによる液-液分配によりn-ヘキサン画分、酢酸エチル画分、1-ブタノール画分、水画分を得た。その内、酢酸エチル画分について、ODSフラッシュカラムクロマトグラフィーにより50%MeOH画分、70%MeOH画分、90%MeOH画分、100%MeOH画分に分けた。...

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  • P1-33 高知県産未同定カイメン由来細胞毒性物質の探索研究

    犬塚 俊康, 川又 智有, 板倉 雄樹, 上村 大輔 天然有機化合物討論会講演要旨集 60 (0), 457-462-, 2018

    ...未同定カイメン由来細胞毒性物質 Sukumoic acid  高知県沿岸で採集した未同定カイメンの含水メタノール抽出液を水と酢酸エチルで分配し、酢酸エチル層に対してB16 メラノーマ細胞に対する細胞毒性試験を行ったところ、細胞毒性が確認された。...

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  • <b>有機溶剤の取扱いにおける静電気危険性に関する研究 </b>

    遠藤 雄大, 山隈 瑞樹 安全工学 56 (5), 362-373, 2017-10-15

    ...<p>化学プラント等においては,ホースを使って有機溶剤を小分けする際に,静電気放電で着火したと推定される火災・爆発事故事例が多い.本研究では,過去の災害事例を参考に,ホースとボールバルブからなる液体流動・噴出実験装置を構築し,酢酸エチルを含む数種類の有機溶剤について静電気帯電量の測定を行うとともに,根本的な静電気対策を検討した.その結果,バルブでの液滴生成時の噴出帯電が支配的であり,溶剤の導電率10...

    DOI Web Site

  • 交雑育種による広島吟醸酵母13BYの発酵能及びカプロン酸エチル生成能の改良

    藤原, 朋子, 山崎, 梨沙, 大土井, 律之, 外薗, 寛郎 日本醸造協会誌 = Journal of the Brewing Society of Japan 112 (9), 641-654, 2017-09

    ...(2)アルコール脱水麹添加麹汁培地発酵試験により,一倍体及び交雑株のアルコール及び香気3成分(イソアミルアルコール,酢酸エチル,カプロン酸エチル)生成量の数値目標を設定し,評価と選抜を実施した。(3)親株とした酵母によって一倍体のアルコール生成量の分布に違いがあった。アルコール生成能が目標値以上の一倍体の中にも多様な香気成分生成能を持つ株があった。...

    日本農学文献記事索引 Web Site

  • LC-MS/MSを用いた畜水産物中のニトロイミダゾール類および主要代謝物の分析法

    坂井 隆敏, 根本 了, 手島 玲子, 穐山 浩 食品衛生学雑誌 58 (4), 180-187, 2017

    ...エチルで抽出し,抽出液を濃縮・溶媒除去後,残留物を0.1vol%ギ酸に溶解し,試験溶液とした.測定はLC-MS/MSを用い,ESIによるポジティブモードで行った.開発した分析法を用い,畜水産物10食品について添加回収試験(各食品<i>n</i>=5)を実施したところ,真度74.6~111.1%,併行精度0.5~8.3RSD%の良好な結果が得られた.また,定量下限値は,IPZ,IPZ-OH,MNZおよび...

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか3件

  • 酸化チタン薄膜で被覆した酸化カルシウム高活性塩基触媒の合成

    松橋 博美 石油学会 年会・秋季大会講演要旨集 2017 (0), 9-, 2017

    ...チタンテトライソプロポキシドを酢酸エチル溶液とし、Ca(OH)<sub>2</sub>と反応させ、773–1073 Kで3 時間分解して、CaO表面を5–20 mol%のTiO<sub>2</sub>で被覆した。773–973 K で加熱した触媒は、ジアセトンアルコールの逆アルドール反応に高活性を示した。...

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  • 交雑育種による広島吟醸酵母13BYの発酵能及びカプロン酸エチル生成能の改良

    藤原 朋子, 山﨑 梨沙, 大土井 律之, 外薗 寛郎 日本醸造協会誌 112 (9), 641-654, 2017

    ...<br>(2)アルコール脱水麹添加麹汁培地発酵試験により,一倍体及び交雑株のアルコール及び香気3成分(イソアミルアルコール,酢酸エチル,カプロン酸エチル)生成量の数値目標を設定し,評価と選抜を実施した。<br>(3)親株とした酵母によって一倍体のアルコール生成量の分布に違いがあった。アルコール生成能が目標値以上の一倍体の中にも多様な香気成分生成能を持つ株があった。...

    DOI Web Site 被引用文献3件 参考文献6件

  • メチル水銀を低毒性化する食用植物中生理活性物質としてのper/polysulfides

    片山 優助, 安孫子 ユミ, 秋山 雅博, 熊谷 嘉人 日本毒性学会学術年会 44.1 (0), P-276-, 2017

    ...そこで、ニンニク中のper/polysulfidesを分離するために、ニンニク成分をヘキサン、ベンゼン、クロロホルム、酢酸エチル、メタノールおよび水で抽出し、(MeHg)<sub>2</sub>Sの生成を確認したところ、ヘキサン画分が(MeHg)<sub>2</sub>Sを効率よく生成した。...

    DOI

  • 札幌国税局管内で製造されたワインの官能評価と化学成分との相関分析

    山根 善治, 武宮 重人, 井原 信二 日本醸造協会誌 112 (8), 578-585, 2017

    ...特に白ワインにおいて,亜硫酸や酸度が危険率1%で正の相関,酢酸や酢酸エチルと危険率1%で負の相関が認められた。総合評価と相関関係が認められた評価項目と分析項目の相関分析から,赤ワインの熟成度とイソアミルアルコールに関連性が認められた。...

    DOI Web Site 被引用文献1件 参考文献3件

  • GC-MS/MSを用いた加工食品中の殺鼠剤テトラメチレンジスルホテトラミン(テトラミン)分析法

    志田(齊藤) 静夏, 根本 了, 手島 玲子, 穐山 浩 食品衛生学雑誌 57 (3), 72-75, 2016-06-25

    ...<p>GC-MS/MSを用いた加工食品中の殺鼠剤テトラメチレンジスルホテトラミン分析法を開発した.テトラメチレンジスルホテトラミンを試料から無水硫酸ナトリウムで脱水しながら酢酸エチルで抽出し,アセトニトリル/ヘキサン分配およびグラファイトカーボン/PSA積層ミニカラムで精製した後,GC-MS/MSで定量した.加工食品10食品(赤ワイン,インスタントラーメン,うなぎ蒲焼き,餃子,チーズ,白菜キムチ,バター...

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか3件 参考文献5件

  • 透析および液液抽出を用いた食品中プロピオン酸のGC分析

    佐々木 隆宏, 田原 正一, 山嶋 裕季子, 宮川 弘之, 植松 洋子, 門間 公夫 食品衛生学雑誌 57 (3), 67-71, 2016

    ...<p>食品を透析処理して得られた溶液を酢酸エチルと硫酸ナトリウムを用いる液液抽出で精製後,GC-FIDで定量,GC-MSで確認分析するプロピオン酸(PA)試験法を開発した.種々食品にPAが0.2 g/kgとなるよう添加し,本法で定量した結果,回収率は98.9~104.4%であり,また,GC-MSでは標準品とピーク保持時間およびMSスペクトルパターンの一致が確認できた.さらに,保存料として使用基準のある...

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか3件 被引用文献1件 参考文献5件

  • Effect of the Impurities in Bioethanol on Current Density of a Direct Ethanol Fuel Cell

    ISHITOBI Hirokazu, NAITO Daiki, INO Yurina, YAJIMA Masaya, NAKAGAWA Nobuyoshi 日本エネルギー学会誌 95 (10), 909-914, 2016

    ...9種の不純物(メタノール,アセトアルデヒド,酢酸,1-プロパノール,アリルアルコール,酢酸エチル3-メチル-1-ブタノール,アセタール(アセトアルデヒドジエチルアセタール),ベンズアルデヒド)が電池の電流密度に与える影響を調べた。上記9種の不純物を含む2 M 模擬バイオエタノールを電池に導入したところ,電流密度が低下した。...

    DOI Web Site 参考文献17件

  • フォトレドックス触媒を用いる2-ピリドン類のC3位選択的直接アルキル化及びアリール化

    アティファ ナジブ, 田渕 翔, 平野 康次, 三浦 雅博 石油学会 年会・秋季大会講演要旨集 2016f (0), 156-, 2016

    ...可視光照射下、2-ブロモ-2,2-ジフルオロ酢酸エチルもしくはジアリールヨードニウムトリフレートを作用させることで、対応するC3位アルキル化体ならびにアリール化体が得られる。本手法により、非常に穏やかな条件下、医学および薬学において興味深い2-ピリドンのC3位アルキルおよびアリール化誘導体を得ることができる。...

    DOI DOI Web Site

  • 月桃由来5,6-dehydrokawainの骨粗鬆症予防効果とその作用機序解明に向けた構造活性相関研究

    熊谷 百慶, 三嶋 隆, 吉田 泉, 井出 将博, 小泉 慶子, 渡井 正俊, 西川 慶祐, 森本 善樹 天然有機化合物討論会講演要旨集 58 (0), Poster38-, 2016

    ...ALP活性を有意に促進させた酢酸エチル可溶部を各種クロマトグラフィーに供し、5,6-dehydrokawain (1)、dihydro-5,6-dehydrokawain (2)を活性物質として単離した。1及び2は、これまでにも月桃から単離され様々な生物活性が報告されてきたが<sup>1)</sup>、骨代謝関連に対する報告はなされていない。...

    DOI

  • 酸化チタン薄膜で被覆した酸化カルシウム高活性塩基触媒の合成

    松橋 博美, 船木 大地 Journal of the Japan Petroleum Institute 59 (1), 24-30, 2016-01-01

    ...チタンテトライソプロポキシドを酢酸エチル溶液から水酸化カルシウム表面に析出させ,773~1073 Kで3時間分解して,表面を5~20 mol%のTiO<sub>2</sub>で被覆したCaO固体塩基触媒(TiO<sub>2</sub>/CaO)を合成した。...

    DOI Web Site Web Site 被引用文献2件 参考文献18件

  • エタノールからの酢酸エチル直接合成に有効な担持銅触媒の開発

    北島 貴大, 三浦 大樹, 宍戸 哲也 石油学会 年会・秋季大会講演要旨集 2016 (0), 14-, 2016

    ...エタノールからの酢酸エチル直接合成に有効な触媒の開発を目的として検討を行った。酢酸エチルの生成速度と触媒の酸・塩基のペアサイトとして存在し得る量との間に正の相関が確認され、特にCu/ZrO<sub>2</sub>を用いた場合に高い選択性で酢酸エチルが生成した。...

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  • 高校化学で用いるエステル合成の実験条件の検討

    山本 祥子, 島田 秀昭 日本科学教育学会研究会研究報告 31 (2), 9-12, 2016

    ...本単元の中で扱うエステルの合成実験は,主に酢酸エチルが取り上げられている。教科書や参考書の記述に従って酢酸エチルの合成実験を行う場合,反応温度や反応時間、触媒である濃硫酸の使用量などの実験条件が明記されておらず,また実験に冷却器などを使用するので装置が大きくなり実験準備にも手間がかかる。...

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  • 相間移動溶解剤を用いたショットガンプロテオミクス用試料調製法

    増田 豪, 石濱 泰 日本プロテオーム学会誌 1 (2), 95-100, 2016

    ...<p>筆者らは相間移動溶解剤(Phase Transfer Surfactant,PTS)を用いたショットガンプロテオミクス用の前処理方法を報告してきた.本方法の特徴は,酸性条件化でPTSの疎水性度が上昇することを利用して酢酸エチルを用いた液液分配でPTSを試料溶液から除去できる点である.PTSとして陰イオン性界面活性剤であるデオキシコール酸ナトリウムおよびラウロイルサルコシン酸ナトリウムを用いており...

    DOI 被引用文献2件

  • ネオマクロフォリン類の単離・構造決定及び生理活性

    橋本 勝, 廣瀬 あかね, 本村 優奈, 日下部 一晃, 上杉 祥太, 殿内 暁夫, 前多 隼人, 根平 達夫, 木村 賢一 天然有機化合物討論会講演要旨集 58 (0), Poster4-, 2016

    ...</p><p>【単離と構造決定】</p><p>Trichodermasp. 1212-03培養液の酢酸エチル抽出物をシリカゲルクロマトグラフィーなどを用いてこれら化合物を精製した。まず、ネオマクロフォリンI (1) の構造を解析した。...

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  • インドネシア産薬用植物Eurycoma longifolia Jack根の脂肪蓄積抑制作用

    ルーシー ラーリタ, 廣澤 亮太, 加藤 英介, 川端 潤 天然有機化合物討論会講演要旨集 58 (0), Poster14-, 2016

    ...E. longifolia根を50%メタノール水溶液により抽出し、得られた抽出物を水、1-ブタノール、酢酸エチルを用いて溶媒分配を行った。活性を示した1-ブタノール層をDIAION HP20、Cosmosil 75C18-OPN、Toyopearl HW-40Fを用いた各種カラムクロマトグラフィーにより順次分画することで活性画分を得た。...

    DOI

  • 新規オートファジー誘導物質(+)-エポジムノラクタムの単離・構造決定及び構造活性相関

    岡戸 祐治, 上田 一貴, 新藤 千波耶, 三橋 進也, 重冨 顕吾, 生方 信 天然有機化合物討論会講演要旨集 58 (0), Poster44-, 2016

    ...培養菌糸体を最終濃度70%(v/v)アセトン抽出し濃縮除去後、等量の酢酸エチルで2回分液抽出した。得られた28株の菌糸体培養抽出物を用いてオートファジー誘導活性の一次スクリーニングを行った。オートファジーの活性評価の方法として、ウェスタンブロット法によりオートファジー関連タンパク質LC3を検出する方法が広く用いられている<sup>1)</sup>。...

    DOI

  • 微生物フラクションライブラリーより単離した新規opantimycin Aの構造

    野川 俊彦, リム チュンリャン, 岡野 亜紀子, 二村 友史, 清水 猛, 高橋 俊二, 長田 裕之 天然有機化合物討論会講演要旨集 58 (0), Poster18-, 2016

    ...この操作により酢酸エチル抽出物より約400フラクションを調製した。各フラクションをDAD-LC/MSにより分析し、得られた含有成分の物性およびスペクトルデータ(保持時間、UV吸収およびマススペクトル)をもとにNPPlotを構築した。...

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  • 海洋シアノバクテリア由来のリポペプチドの構造

    澄本 慎平, 岩﨑 有紘, 大野 修, 犬塚 俊康, 照屋 俊明, 末永 聖武 天然有機化合物討論会講演要旨集 58 (0), Oral21-, 2016

    ...このものをメタノール抽出し、得られた抽出物を酢酸エチル/水で分配した後、有機層をヘキサン/90%メタノールにて分配した。90%メタノール画分に対し、HeLa細胞への増殖阻害活性を指標として各種クロマトグラフィーにて分離・精製を行い、kanamienamide (1, 11.0 mg) を単離した。</p><p> 平面構造は各種スペクトル解析を通じて明らかとなった(Figure 2)。...

    DOI

  • 植物培養細胞による配糖化とメチル化

    上杉 大介, 中山 騎維, 川村 章吾, 土井 翔太, 岡田 祥太, 下田 恵, 小崎 紳一, 濱田 博喜 天然有機化合物討論会講演要旨集 58 (0), Poster54-, 2016

    ...エチルで分配抽出し, ホモジナイズした後,メタノールで静置抽出を行った.それぞれの有機層を減圧濃縮し,メタノールで 2.5 ml に定溶し,サンプルとした.変換生成物の構造解析はHPLC,NMR 及び LC/MS を用いて行った(図1). ...

    DOI

  • 層流条件下マイクロチャネルでの油水混合溶液の流体逆転流れ

    村上 俊平, 藤永 慧, 橋本 雅彦, 塚越 一彦 同志社大学ハリス理化学研究報告 56 (3), 155-159, 2015-10-31

    ...蛍光色素で識別される水−アセトニトリルとアセトニトリル−酢酸エチルが、層流条件下、Y字型マイクロチャネルに等流速で送液された。異なった体積比の混合のもと、1流路の中の2つの相は、はじめ並行流として観察されるが、その後、逆の壁の方へと入れ替わりそのまま並行流として流れた。我々は、このような層流流れを、「流体逆転流れ」と呼ぶ。...

    DOI 機関リポジトリ Web Site

  • ブドウ‘ルビーロマン’の糖、有機酸および揮発性成分の分析

    有手, 友嗣, 石崎, 佳奈, 伊達, 彩香, 松田, 賢一, 笹木, 哲也, 三輪, 章志 石川県農林総合研究センター農業試験場研究報告 = Bulletin of the Agricultural Experiment Station, Ishikawa Agriculture and Forestry Research Center (31) 17-27, 2015-02

    ...果肉に含まれるエステルをルビーロマンと巨峰で定量的に比較した結果、酢酸エチルは巨峰の方が多かったが、酪酸エチル、クロトン酸エチル、2-メチル酪酸エチル、吉草酸エチル、ヘキサン酸エチルはルビーロマンの方が多かった。特に酪酸エチル、吉草酸エチルは、臭覚閾値が低く微量でも強い香気を持つことから、ルビーロマンの香気を特徴づける成分として有力と考えられた。...

    日本農学文献記事索引

  • LC-MSによる農産物中のブトロキシジムの分析

    南谷 臣昭, 永井 宏幸, 多田 裕之, 後藤 黄太郎, 根本 了 食品衛生学雑誌 56 (6), 233-239, 2015

    ...LC-MSによる農産物中のブトロキシジムの分析法を開発した.アセトニトリルで抽出した試料抽出液をオクタデシルシリル化シリカゲル(C<sub>18</sub>)カートリッジカラム(1,000 mg)で精製後,塩析で水を除去した.続くシリカゲル(SI)カートリッジカラム(690 mg)による精製の前に,酢酸エチル,<i>n</i>-ヘキサンおよび無水硫酸ナトリウムを順次加え,高極性の夾雑成分を析出沈殿させ...

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか3件 参考文献3件

  • 亜硝酸処理されたニコチンガムの変異原性発現とその抑制について

    出口 雄也, 森崎 沙世, 諸富 有智, 岸 智裕, 長岡 恵, 長岡 寛明 日本毒性学会学術年会 42.1 (0), P-160-, 2015

    ...反応物を酢酸エチルで抽出し、減圧濃縮したものをDMSOに溶解し、Ames試験の試料とした。Ames試験はプレインキュベーション法で実施し、ラット肝臓S9mixによる代謝活性化法を併せて実施した。菌株にはTA98株、TA100株を用いた。また、変異原性を示したものにおいては反応液にアスコルビン酸を添加することによる変異原性の変動について調べた。...

    DOI

  • 繊維・高分子材料への有機化合物の吸着特性16

    稲田 文, 金澤 等 一般社団法人日本家政学会研究発表要旨集 67 (0), 220-, 2015

    ...吸着された物質を酢酸エチルで抽出し、ガスクロマトグラフィ−(GC)で分析した(装置:島津GC2025)。 【結果】各種ナイロンに対して9種の有機化合物の混合物からの吸着を検討した。用いた有機化合物の蒸気圧は、メタノ−ル>アセトニトリル>ジオキサン>トルエン><i>p</i>-キシレン>アニソ−ル>デカン>DMF>DCB である。...

    DOI

  • ラム酒の揮発成分組成による分類及び黒糖焼酎との比較

    福田 央, 韓 錦順 日本醸造協会誌 110 (4), 261-275, 2015

    ...ホワイトラムとゴールドラムの判別分析では14成分(酢酸エチル,カプロン酸エチル,シトロネロール,ゲラニオール,ノナナール,カプリン酸プロピル,カプリン酸イソアミル,エナント酸エチル,ベンズアルデヒド,バニリン,DMDS,吉草酸エチル,ジアセチル,2-エチル-5(6)-メチルピラジン)を用いることで52点の内50点が正しく判別され,更に,判別精度を検証したところ88%であった。...

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか1件 被引用文献1件 参考文献4件

  • 高等学校化学における実験中のメタ認知育成に関する研究

    宮本 樹, 木下 博義, 網本 貴一 理科教育学研究 56 (2), 213-224, 2015

    ...併せて, この指導を具現化するための実験教材として, 「酢酸エチルの合成実験」も考案した。考案した指導法の効果を検証するため, 広島県内の国立大学附属高等学校第3学年の生徒71名を対象に, 「酸素を含む脂肪族化合物」の単元において授業実践を行い, 質問紙およびワークシートの分析による効果の検証を行った。...

    DOI Web Site Web Site 被引用文献3件 参考文献9件

  • テキーラの揮発成分組成による分類及び黒糖焼酎・ラム酒との比較

    福田 央, 韓 錦順 日本醸造協会誌 110 (10), 715-727, 2015

    ...テキーラの低沸点香気成分及び中高沸点香気成分85成分を分析・比較しブランコとレポサドでは11成分(イソ吉草酸エチル,イソ酪酸エチル,バニリン,コハク酸ジエチル,ウイスキーラクトン,酢酸エチル,安息香酸エチル,カプリル酸エチル,4-ビニルグアイヤコール,2-メチル酪酸エチル及びDMS)に有意差が認められた。...

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか1件 参考文献5件

  • 紅海のシアノバクテリアMoorea producensから得られた新規環状ドデカペプチド Wewakazole B

    Julius Adam Velasco Lopez, Sultan S. Al-Lihaibi, Walied M. Alarif, Ahmed Abdel-Lateff, 鷲尾 健司, 森川 正章, 沖野 龍文 天然有機化合物討論会講演要旨集 57 (0), PosterP23-, 2015

    ...また、メタノール抽出物を酢酸エチルと水、ついでブタノールと水で溶媒分画した。各画分をMCF-7乳ガン細胞に対する細胞毒性、トリプシン阻害活性、タテジマフジツボAmphibalanus amphitriteキプリス幼生に対する付着阻害活性などの生物活性試験に供すると共に、LC/MS分析を実施し、データベース (MarinLit<sup>9</sup>)で検索した。...

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  • 中国四川省産Ligularia pleurocaulisの化学的種内多様性

    齋藤 義紀, 高橋 宏明, 岡本 育子, 中島 勝幸, 通 元夫, 黒田 智明, 花井 亮, Gong Xun 天然有機化合物討論会講演要旨集 57 (0), PosterP17-, 2015

    ...エチル抽出物を各種クロマトグラフィーに付して精製し,計37種の化合物を単離・構造決定した.このうち20種が新規化合物であり,フラノエレモフィラン類 (1),エレモフィラノリド類 (2–9, 13–16),ノルエレモフィラン類 (17, 18),バッカン型 (10, 11) およびビサボラン型化合物 (19, 20) が含まれていた (Figure 3).化合物12や16のような構造を持つ化合物は極めて...

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  • 特異な構造の生物活性物質YoshiazoleおよびHaebaruol

    犬塚 俊康, 川添 嘉徳, 小林 里美, 松本 理恵, 矢部 丈登, 大村 幸和, 上村 大輔 天然有機化合物討論会講演要旨集 57 (0), PosterP27-, 2015

    ...未同定シアノバクテリア由来細胞毒性物質 yoshiazole</p><p>沖縄県石垣島で採集した未同定シアノバクテリア (図 1) をエタノール抽出し、抽出物を酢酸エチルと水で分配したところ、酢酸エチル層に HeLa 細胞に対する細胞毒性が確認された。この酢酸エチル層を、生物活性を指標に各種クロマトグラフィーで精製した結果、細胞毒性物質 yoshiazole を単離した。...

    DOI

  • 有機溶媒中でのリパーゼ触媒によるエリソルビン酸と脂肪酸の縮合における至適条件

    渡邉 義之, 福田 竜也, 高橋 紀博, 安達 修二 日本食品工学会誌 = Japan journal of food engineering 15 (3), 143-149, 2014-09

    ...反応溶媒には,ジメチルスルホキシド,アセトニトリル,アセトン,2-メチル-2-プロパノール,2-メチル-2-ブタノール,酢酸エチル,クロロホルムおよびヘキサンが選択された。バイアル瓶は激しく振とうしながら30~70℃の水浴中に浸漬され,適当な間隔で反応液が採取された後,HPLC分析により生成物量の経時変化が測定された。...

    日本農学文献記事索引

  • TSA法による除去・濃縮を目的とした低濃度トルエン–酢酸エチル混合ガスの固定層活性炭における吸脱着特性

    山口 俊雄, 青木 和也, 桜井 誠, 亀山 秀雄 化学工学論文集 40 (1), 18-26, 2014

    ...本研究の最終的な目標は,低濃度VOCs排ガスを処理するための,中小型装置向けの新たなシステムの開発である.吸着技術を応用することにより,省エネ性が高く安価な装置の実現を目指している.本研究では吸脱着試験用VOCsガスとして,代表的な酢酸エチル,およびトルエン・酢酸エチルからなる2成分系ガスを選択し,市販の椰子がら粒状活性炭を充填した固定層を用いて,ガス流通法によりVOCsガスの吸着,およびパージガスフィード...

    DOI Web Site 参考文献17件

  • 亜硝酸処理されたニコチンガムの変異原性について

    出口 雄也, 高柳 あずさ, 豊増 展子, 岸 智裕, 長岡(浜野) 恵, 長岡 寛明 日本毒性学会学術年会 41.1 (0), P-227-, 2014

    ...反応物を酢酸エチルで抽出し、減圧濃縮したものをDMSOに溶解し、Ames試験の試料とした。Ames試験はプレインキュベーション法で実施し、ラット肝臓S9mixによる代謝活性化法を併せて実施した。菌株にはTA98株、TA100株を用いた。<br>【結果】ニコチン及びニコチンガムの変異原性はTA98株、TA100株ともに各緩衝液(pH 3.0~5.0)において陰性であった。...

    DOI

  • Ni-M41、Y/CeO<sub>2</sub>、Sc/In<sub>2</sub>O<sub>3</sub>上でエタノールからプロピレンを生成する経路

    田中 大士, 林 文隆, 平川 翔太, 水野 翔太, 黒澤 美佳, 岩本 正和 石油学会 年会・秋季大会講演要旨集 2014f (0), 168-, 2014

    ...Y/CeO<sub>2</sub>ではアセトアルデヒドから生成した酢酸エチルの分解でエチレンが副生する一方、酢酸はケトニザーションでアセトンに転換され、その後エタノールによる還元が進行した。Sc/In<sub>2</sub>O<sub>3</sub>ではアセトアルデヒドの水による酸化で酢酸が直接生成すること、またアセトンは水素によってプロピレンに転換されることがわかった。...

    DOI

  • アブラナ科野菜漬物のイソチオシアナート生成に関するNaCl濃度の影響

    宮澤 紀子, 木村 典代, 松岡 寛樹, 田中 進, 綾部 園子, 森光 康次郎, 中村 宜督, 小澤 好夫 日本調理科学会大会研究発表要旨集 26 (0), 111-, 2014

    ...それぞれ50gを,pH6.5の緩衝液中でホモジナイズし,酢酸エチルにより辛味成分を抽出,減圧濃縮し,GC-MS分析に供した。内部標準イソチオシアナートと比較することにより,各サンプルのイソチオシアナート量を求めた。また,嗜好に関する官能評価も行った。<br><b>【結果】</b>カブからは,3-ブテニル,4-ペンテニル,2-フェニルエチルの各イソチオシアナートが同定された。...

    DOI

  • ヒドロキシ末端テレケリックポリ(2-アダマンチルビニルエーテル)の合成

    浪越 毅, 橋本 保, 牧野 祐介, 奥永 陵樹, 漆﨑 美智遠, 阪口 壽一 高分子論文集 71 (4), 143-148, 2014

    ...ジビニルエーテルの酢酸付加体(<b>1</b>)とEt<sub>1.5</sub>AlCl<sub>1.5</sub>を組合せた開始剤を用い,酢酸エチルの存在下,トルエン中,0℃の重合条件下で合成したリビングポリ(2-アダマンチルビニルエーテル)[ポリ(2-AdVE)]の成長末端変換反応を停止剤に水を用いて行い,アルデヒド末端テレケリックポリ(2-AdVE) (Polymer 1)を合成した.さらに...

    DOI 被引用文献3件 参考文献10件

  • 微生物代謝産物フラクションライブラリーより単離した新規環状デプシペプチドの構造

    野川 俊彦, ジャン ジュンピル, 本郷 やよい, 清水 猛, 岡野 亜紀子, 二村 友史, 高橋 俊二, アン ジョンセオ, 長田 裕之 天然有機化合物討論会講演要旨集 56 (0), Oral10-, 2014

    ...減圧下でアセトンを留去し、残った水懸濁液を酢酸エチルにより分配することで有機溶媒可溶性画分と水溶性画分を調製した。有機溶媒画分を減圧濃縮することで抽出物37.2 gを得た。このうち28.7 gをシリカゲル順相MPLCにより、クロロホルム/メタノールのステップワイズ溶出を用いて8分画とした。...

    DOI

  • コナラ心材抽出物に認められた抗菌物質

    市原 優, 中島 忠一, 升屋 勇人, 加藤 厚 日本森林学会大会発表データベース 125 (0), 222-, 2014

    ...【方法】コナラ心材のメタノール抽出液を減圧濃縮後分液した酢酸エチル層をシリカゲルカラム等により分画し,抗菌活性を示した物質を精製し同定した。...

    DOI

  • 芋焼酎の一般成分および一般香気成分における相関関係

    瀬戸口 智子, 神渡 巧 日本醸造協会誌 109 (11), 801-807, 2014

    ...酢酸エチルと中鎖脂肪酸エチルにおいて芋焼酎は正の相関を示し吟醸酒は負の相関を示す,などの異なる傾向も多く見られた。<br>2.イソブチルアルコールとイソアミルアルコールは酢酸に対して負の相関にあった。<br>3.フルフラールのほかに紫外部を吸収する未知物質の存在が示唆された。...

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか1件

  • 抗菌ペプチド天然物カイコシン類の全合成および構造機能相関

    加治 拓哉, 村井 元紀, 倉永 健史, 浜本 洋, 関水 和久, 井上 将行 天然有機化合物討論会講演要旨集 56 (0), Poster30-, 2014

    ...LDAを用いた酢酸エチル17の酸クロリド18への付加によりエステル19を得た。RuCl<sub>2</sub>[(R)-BINAP]を触媒とした野依不斉還元により光学活性なb-ヒドロキシエステル20へと変換し、加水分解によりb-ヒドロキシカルボン酸21を得た。21とアミン22を縮合してアミド23へと導き、ヒドロキシ基のTBS保護と引き続くBn基の除去により12aを合成した。...

    DOI

  • Staphylotrichum boninense PF1444株の生産する新規化合物 キノフラシンの単離・構造決定

    百瀬 功, 立田 大輔, 染野 哲也, 澤 竜一, 久保田 由美子, 山崎 洋子, 飯島 正富, 渡辺 匠, 國定 孝夫, 柴崎 正勝, 野本 明夫 天然有機化合物討論会講演要旨集 56 (0), Poster25-, 2014

    ...合計2 kgの固体培養物は、67%アセトン水(4 liter)で抽出し、ろ液を減圧下で濃縮後、水(2 liter)と酢酸エチル(2 liter)で分配し、酢酸エチル層を濃縮乾固した。得られた粗抽出物はシリカゲルカラムクロマトグラフィー(クロロホルム:メタノール)およびHPLC(アセトニトリル:0.1%酢酸水)を順次組み合わせて精製することにより、5種類の新規化合物キノフラシンを得ることができた。...

    DOI

  • ナラタケ属 (Armillaria sp.) 菌糸体の産生する他感作用物質に関する化学的研究

    小堀 一, 呉 静, 鈴木 智大, 崔 宰熏, 関谷 敦, 安田 伸広, 野口 恵一, 平井 浩文, 河岸 洋和 天然有機化合物討論会講演要旨集 56 (0), Poster13-, 2014

    ...培養ろ液を減圧濃縮後, 分液ロートを用いて液-液分配することで, n-ヘキサン可溶部, 酢酸エチル可溶部, n-ブタノール可溶部および水可溶部に順次分画した. また, 別のナラタケ属の菌株である488株も同様の方法で, 液体培養, 濾過, 減圧濃縮および液-液分配することによりn-ヘキサン可溶部, 酢酸エチル可溶部, n-ブタノール可溶部および水可溶部を得た....

    DOI

  • 置換フランのディールス-アルダー反応を鍵工程とするクロメノキノン系天然物の全合成

    片川 和明, 米長 大, 寺田 知世, 佐藤 絢香, 海沼 美香, 熊本 卓哉 天然有機化合物討論会講演要旨集 56 (0), Poster58-, 2014

    ...</p><p>【テトロン酸誘導体の酸素選択的ベンジル化<sup>6) </sup>】</p><p>アセト酢酸エチル誘導体11からテトロン酸10<sup>7) </sup>を合成し、酸素選択的ベンジル化を検討した。フッ化セシウム存在下、臭化ベンジルを作用させたところ、目的のO-ベンジル体12は生成するものの、C-ベンジル体13が優先して得られた (Scheme 2, run 1)。...

    DOI

  • 3-acetyl-4-hydroxy-α-pyrone骨格を構築する麹菌由来タイプIII型ポリケタイド合成酵素CsyBの機能解析

    橋元 誠, 勢〆 康代, 石田 理美, 高圓 宰, 高橋 宏明, 須田 千尋, 北本 勝ひこ, 藤井 勲 天然有機化合物討論会講演要旨集 56 (0), Poster51-, 2014

    ...(Fig. 1A)そこで,培養ろ液から酢酸エチルで抽出後,逆相シリカゲルカラム等で精製し,機器分析による構造決定を行った。その結果,生成物は3-acetyl-4-hydroxy- α-pyrone骨格の6位に脂肪酸が付加した新規化合物csypyrone B類であることを明らかにした<sup>2, 3)</sup>。...

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  • アズマネジモクより得られた強い抗リーシュマニア活性を示すテルペノイドキノンの構造と活性評価

    山崎 正稔, 長田 康孝, 三條場 千寿, 後藤 康之, 松本 芳嗣, 桑原 俊介, 林 文晶, 木村 純二 天然有機化合物討論会講演要旨集 56 (0), Poster33-, 2014

    ...</p><p>図1 アズマネジモクより得られたテルペノイドキノンの一例と抗リーシュマニア活性値</p><p>【化合物1の単離と構造解析】</p><p> 神奈川県真鶴岬で採集後に凍結粉砕した褐藻アズマネジモクをメタノール/クロロホルム(1:1)を用いて脂質を抽出し、得られた抽出物を酢酸エチル/ヘキサンを用いたフラッシュカラムクロマトグラフィーで粗分離、次いでODS-HPLCにより精製して、1を3–5...

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  • 海洋シアノバクテリア由来のマクロリドbiselyngbyaside類の単離と生物活性

    森田 真布, 大野 修, 渡邊 絢音, 杖田 淳子, 矢守 隆夫, 豊島 近, 末永 聖武 天然有機化合物討論会講演要旨集 56 (0), Oral39-, 2014

    ...(湿重量400 g)をメタノールで抽出し、得られた抽出物を酢酸エチル/水で分配した後、有機層をさらにヘキサン/90%メタノールで分配した。その結果、90%メタノール画分に顕著な細胞増殖抑制活性が認められた(IC<sub>50</sub> < 0.1 mg/mL)。...

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  • 嗅覚の非定常応答に関する基礎的研究 ( その7)嗅覚反応モデルを用いた臭気強度予測に関する検討

    永井 雄喜, 山中 俊夫, 竹村 明久, 甲谷 寿史, 桃井 良尚, 相良 和伸, 山田 響子 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2013.7 (0), 97-100, 2013

    ...本報では、酢酸エチル濃度をステップ変化させた場合の、前歴の臭気曝露が臭気強度変化に与える影響について考察を行った。その上で、臭気強度変化が嗅覚閾値の時間変化に基づくものと仮定し、Weber-Fechner則とインパルス応答関数に基づく嗅覚閾値の予測手法を提案する。酢酸エチルを曝露させた際の臭気強度変化を嗅覚反応モデルへ適用して試算した結果を報告する。</p>...

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  • 沖縄産Hyrtios属海綿より単離した新規ビスインドールアルカロイドの構造

    田中 直伸, 百瀬 嶺, 高橋 梓, 五ノ井 透, 小林 淳一 天然有機化合物討論会講演要旨集 55 (0), PosterP-14-, 2013

    ...抽出・分離</p><p> 沖縄県で採取されたHyrtios属海綿 (SS-163, 3.3 kg, wet weight) をMeOHで抽出した後、酢酸エチルと水で分配した。得られた酢酸エチル層をn-hexaneと10% MeOH aq.で分配した。一方、水層をn-BuOHで抽出した。...

    DOI

  • ヤマブシタケ機能性を司るヘリセノン類の体系的全合成と構造訂正

    小林 正治, 玉乃井 英嗣, 井上 智晴, 益山 新樹 天然有機化合物討論会講演要旨集 55 (0), PosterP-13-, 2013

    ...私たちは,不飽和エステル3とアセト酢酸エチルのMichael-Claisen反応によりジケトン5を合成し,臭化銅(II)によるワンポット多官能基化反応を経てコア部6を直截的に合成した(図2)。5→6の多官能基化反応では,酸性度の高いジケトンのα位が選択的に臭素化された後 (中間体i),メタノールの付加,HBrの脱離,芳香環化,ラクトン化が連続的に起こり所望のフタリドが生成したと考えられる。...

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  • 大麦焼酎に含まれる香気成分の官能特性とその分類について

    大石 雅志, 猫垣 加奈子, 梶原 康博, 高下 秀春, 下田 雅彦, 岡崎 直人 日本醸造協会誌 108 (2), 113-121, 2013

    ...また,オドーユニットおよびクラスター分析の結果より,大麦焼酎の官能評価における標準見本として4-VG,フルフラール,ダイアセチル,酢酸β-フェネチル,アセトアルデヒド,酢酸イソアミル,カプリン酸エチル,酢酸エチル,イソアミルアルコール,DMTSを決定した。...

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか1件 被引用文献1件 参考文献22件

  • ブリリアントグリーン及びメチルレッドを用いる識別用ピペットによる液体試料の迅速な現場識別法の開発

    櫻井 隆郎, 倉田 正治, 永井 正敏 分析化学 62 (7), 645-649, 2013

    ...液体の現場識別法として,安全かつ迅速に目視での識別が可能な新たな手法を考案し,液体の新たな識別法として識別用ピペットを開発した.識別用ピペットは,ブリリアントグリーン及びメチルレッドの2層の色素層並びにシリカゲル,フロリジル及びポリプロピレン不織布の3層の着色層からなる.識別用ピペットにより,8種の試料液体(水,メタノール,エタノール,2-プロパノール,アセトン,アセトニトリル,酢酸エチル,トルエン...

    DOI Web Site Web Site 被引用文献1件 参考文献8件

  • シクロデキストリンポリマーのリンゴジュース中のパツリン分析への利用

    白澤 隆史, 植田 基寛, Michael APPEL, 後藤 哲久 マイコトキシン 63 (1), 1-8, 2013

    ...パツリン産生菌の一種である <i>Penicillium expansum</i> はリンゴ腐敗菌でもあり,リンゴおよびリンゴ製品におけるパツリン汚染の原因菌として知られている.リンゴジュース中のパツリンの分析法としては,酢酸エチルを用いた液液抽出後, HPLC-UV もしくは LC-MS を用いて分析する方法が広く用いられている.これまでの研究において,シクロデキストリンポリマーが様々な有機物の混在...

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか1件 被引用文献1件 参考文献18件

  • 大豆食と腸内細菌

    川田 結花, 横山 慎一郎, 野村 泉, 服部 正平, 大島 健志朗, 柳瀬 笑子, 長野 宏子, 鈴木 徹 日本調理科学会大会研究発表要旨集 25 (0), 77-, 2013

    ...納豆1パック食後36時間経過した尿をβグルコシダーゼで処理し酢酸エチルで抽出し薄層クロマトグラフィーにてその代謝産物を明らかにした。うち<i>0-</i>DMA生産能を有する腸内細菌を有する者のうち1人分の糞便をGAMブイヨン培地に植菌し嫌気にて培養し適宜希釈後、<i>0-</i>DMA生産能を有する単一の個体にした後、DNAを抽出し属を特定した。...

    DOI

  • メディシナルフラワー研究:椿花 (Camellia japonica, 花部) および蓮花 (Nelumbo nucifera, 花部) のメラニン生成抑制成分

    中村 誠宏, 松田 久司, 藤本 勝好, 田邉 元三, 中嶋 聡一, 松本 崇宏, 太田 智絵, 小川 慶子, 村岡 修, 吉川 雅之 天然有機化合物討論会講演要旨集 55 (0), PosterP-6-, 2013

    ...<sup>1,2</sup> 今回,椿花の生体機能性成分の探索研究の一環として,中国産 (雲南省) 椿花の抽出エキスの生物活性評価を行ったところ,マウスのメラノサイト由来 B16 melanoma 4A5 へのテオフィリン刺激によるメラニン生成抑制作用を示すことを見出したことから,含有成分の探索研究に着手した.すなわち,中国産椿花のメタノール抽出エキスを,酢酸エチル,n-ブタノールおよび水にて分配抽出...

    DOI

  • 高等菌類の子実体形成物質の探索

    呉 静, 森 千夏, 崔 宰熏, 平井 浩文, 河岸 洋和 天然有機化合物討論会講演要旨集 55 (0), PosterP-38-, 2013

    ...様々なキノコを凍結乾燥し、ジクロロメタン、酢酸エチル、エタノール、水で順次抽出した。そして、その各種溶媒抽出物をオービトラップ型質量分析装置でのLC-MS/MS解析に供した。その結果、分類学的には異なった30種のキノコのジクロロメタン可溶部と酢酸エチル可溶部にstrophasterol AとCが存在することが明らかになった (表1、図5)。...

    DOI

  • MRSA 耐性克服剤 cyslabdan の発見から 作用機序解析まで

    小山 信裕, 土倉 友梨子, 福本 敦, 金 容必, 松本 厚子, 高橋 洋子, 池田 治生, Schneider Tanja, Sahl Hans-Georg, 供田 洋 天然有機化合物討論会講演要旨集 55 (0), Oral14-, 2013

    ...次に、これを蒸留水に溶解後、酢酸エチルで分配することで夾雑物を除去した後、減圧乾固することで褐色物質(27 g)を得た。続いて、このサンプルを ODS カラムにアプライした後、40 %~100% MeOH 水溶液を用いて精製し、活性を示す 80 % MeOH 画分を減圧乾固することで褐色物質(268 mg)を得た。...

    DOI

  • デルモカナリン2の全合成

    山口 悟, 湯山 大輔, 高橋 伸幸, 鈴木 啓介, 松本 隆司 天然有機化合物討論会講演要旨集 55 (0), Oral44-, 2013

    ...その結果,立体選択性の発現には下部芳香環の二つのフェノールの保護基が決定的要因となることが判明し,一方の水酸基を保護せずに酢酸エチル由来のリチウムエノラートを作用させたところ,きわめて高い立体選択性 (97 : 3) で目的とする立体配置をもつ付加体を得ることに成功した(Table 1, entry 4–6)。...

    DOI

  • ドリアン(Durio zibehinus Murr.) 種子の加熱による抗酸化性およびポリフェノールの変化と主要な活性物質

    松坂, 裕子, Yuuko, MATSUSAKA, 藤女子大学人間生活学部食物栄養学科 藤女子大学紀要. 第Ⅱ部 = The bulletin of Fuji Women's College. Series Ⅱ / 紀要第Ⅱ部編集委員会 編 49 71-75, 2012-03-31

    ...1) パンヤ科のドリアン種子のメタノール抽出物の抗酸化性をDPPHラジカル消去活性を指標に測定したところ、酢酸エチル可溶性画分に高いラジカル消去活性がみられた。酢酸エチル可溶性画分より、逆相HPLC により、活性物質として、(-)-エピカテキンを同定し、さらに分取TLCおよび質量分析により、プロシアニジンB2を同定した。両者は既知物質であるが、ドリアン種子の成分としては初めての報告である。...

    機関リポジトリ Web Site 被引用文献1件

  • 大阪府における大気中揮発性有機化合物(VOC)濃度とオゾン生成への寄与について

    中戸, 靖子, 宮本, 弘子, 西村, 理恵, 上田, 真彩子 大阪府環境農林水産総合研究所研究報告 = Bulletin of Research Institute of Environment, Agriculture and Fisheries, Osaka Prefectural Government (5) 13-18, 2012-03

    ...調査地点12地点全てにおいて、トルエン,アセトン,酢酸エチル,ノルマルブタンの濃度が高かった。沿道では,一般環境と比較して,トルエン,キシレンが濃度が高い傾向にあった。最大オゾン推計濃度は,調査地点全てにおいて,トルエン,キシレン,ホルムアルデヒド,アセトアルデヒド及び1,2,4-トリメチルベンゼンが推計濃度の占める割合が高い結果であった。...

    日本農学文献記事索引 Web Site

  • GC-FPDによる飼料中のエテホン分析法の開発と性能評価

    屋方 光則, 倉光 良造, 甲斐 茂浩, 工藤 尚史, 矢本 亮介, 松尾 信吾 食品衛生学雑誌 53 (1), 45-51, 2012

    ...エテホンは植物成長調整剤として多くの作物に利用されている.飼料中のエテホンの残留基準値は国内では設定されていないが,飼料に利用される作物の多くにエテホンは使用されており,飼料に残留するエテホンについて信頼性のある分析法が求められていた.そこで,国内の食品中の最低残留基準値から諸外国の飼料中の残留基準値の範囲を測定可能な分析法の確立を目的として,GC-FPDを用いた分析法の検討を行った.酢酸エチル–塩酸...

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか1件

  • 2-ニトロフェニルヒドラジン誘導体化法を用いたHPLCによる食品中のステアロイル乳酸ナトリウムの定量

    箕川 剛, 久保田 浩樹, 小関 良宏, 吉田 美佳, 中西 資, 佐藤 恭子, 河村 葉子, 穐山 浩 日本食品化学学会誌 19 (3), 178-184, 2012

    ...本法は、酢酸エチルによる抽出、けん化、2-NPHによる誘導体化から構成される。本法は簡便かつ正確で、選択的な方法である。ステアロイル乳酸ナトリウム製剤(C-SSL)を添加した10種の加工食品からのSSLの回収率は79〜102%であり、併行精度及び室内精度はそれぞれ6.8%、7.2%であった。本研究は、本法が加工食品中のSSLの定量に適応可能であることを示した。...

    DOI Web Site 参考文献11件

  • メリンジョ種子に含まれる機能性ポリフェノールの分離

    朝倉 奈菜子, 高村 仁知 一般社団法人日本家政学会研究発表要旨集 64 (0), 17-, 2012

    ...これをポリビニルポリピロリドン(PVPP)、芳香族系吸着剤SP70・SP850、陰イオン交換樹脂WA20・WA30のカラムにそれぞれ吸着させ、エタノール-水、アセトン、酢酸エチル、もしくは水酸化ナトリウム水溶液で溶出した。各画分について、グネチンC、グネモノシドA、D、および抗酸化性(ORAC)を測定した。【結果】WA20を除く合成樹脂吸着剤がこれらのポリフェノールを吸着した。...

    DOI

  • 高速液体クロマトグラフを用いた米飯中メラトニンの定量法

    江越 加州生, 岡 輝美 日本食品科学工学会誌 59 (3), 161-165, 2012

    ...エチルで抽出し蛍光検出器付 HPLCで定量分析した.米飯中 MELの確認は,ピークの保持時間,励起スペクトルおよび蛍光スペクトルの比較により行った.MEL標準品を液化した飯汁に加えたときの添加回収率は,精白米では 99.6 ± 6.9%(<I>n</I>=6)(MEL, 320 pg添加),玄米では 76.7 ± 5.6%(<I>n</I>=4)(MEL, 320 pg 添加)および78.6 ± 3.7%...

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site 参考文献15件

  • 新規バリア材ポリグリコール酸フィルムの香気バリア性に関する研究

    増田 健一, 大場 弘行, 田中 幹雄 におい・かおり環境学会誌 43 (4), 265-270, 2012

    ...エチルを香気モデル物質として用いて,測定を行った.ポリグリコール酸(PGA)のほか,ポリエチレンテレフタレート(PET),ナイロンMXD6(NyMXD6)およびエチレン - ビニルアルコール共重合樹脂(EVOH)のフィルムについて測定した結果,PGAが0%RHおよび100%RHの両条件下で全ての香気モデル物質に対して最も良好なバリア性を示した....

    DOI Web Site Web Site 被引用文献1件 参考文献1件

  • 第四級アンモニウム含有有機無機複合体の塩基触媒としての評価

    小笠原 正剛, 菅原 健大, 齋藤 和也, 加藤 純雄, 中田 真一 石油学会 年会・秋季大会講演要旨集 2012 (0), 10-, 2012

    ...得られた複合体について、Knoevenagel反応をテストリアクションとして塩基触媒活性を評価し、シアノ酢酸エチルとベンズアルデヒドの反応が進行することを確かめた。...

    DOI

  • 担持貴金属触媒における貴金属―担体間相互作用の透過型電子顕微鏡による観察

    神内 直人, 松井 敏明, 江口 浩一 顕微鏡 46 (1), 3-6, 2011-03-30

    ...<p>SnO<sub>2</sub>粉末にPt硝酸溶液を含浸することでPt/SnO<sub>2</sub>触媒を調製し,様々な条件で前処理を施した.このPt/SnO<sub>2</sub>触媒を用いて酢酸エチルの燃焼反応を行った結果,水素還元処理によって触媒活性は著しく低下し,再酸化処理により触媒の再活性化が起こることが確認された.この触媒性能の変化は貴金属と金属酸化物担体の間に働く相互作用に起因すると...

    DOI Web Site 参考文献6件

  • LC/MSによる畜水産物中のクロフェンセットの分析法

    青栁 光敏, 新山 和人, 根本 了 食品衛生学雑誌 52 (3), 156-160, 2011

    ...畜水産物中のクロフェンセットをLC/MSを用いて分析する方法を検討した.試料にヘキサンを加えて脂肪を溶解した後,含水アセトニトリルでクロフェンセットを抽出し,抽出液をC18ミニカラムで精製した.溶出液を濃縮後,1% 炭酸水素ナトリウムを含む10% 塩化ナトリウム溶液を加え,酢酸エチルで洗浄後,塩酸で酸性とし,酢酸エチルに転溶した.溶媒を除去後,残留物を水-メタノール(7 : 3)に溶解してLC/MS...

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか1件 被引用文献1件 参考文献3件

  • GC-MSおよびGC-FPDを用いた加工食品中混入農薬の迅速分析法の検討

    小林 麻紀, 大塚 健治, 田村 康宏, 富澤 早苗, 上條 恭子, 岩越 景子, 佐藤 千鶴子, 永山 敏廣, 高野 伊知郎 食品衛生学雑誌 52 (4), 226-236, 2011

    ...農薬混入による健康被害事例に対応するため,簡易で迅速な分析法について検討を行った.試料に無水硫酸ナトリウムを加え,酢酸エチルで抽出し,ケイソウ土,C18,グラファイトカーボン(GCB)およびPSAの各カラムで精製を行い,GC-MSおよびGC-FPDで測定を行った.主に毒物あるいは劇物に指定されている農薬から選択した57農薬を測定農薬とし,10種類の加工食品(インスタントラーメン,ハクサイキムチ,コンビーフ...

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか2件 被引用文献2件 参考文献4件

  • LC-MS/MSによる畜水産物およびはちみつ中の4-ヒドロキシクマリン系殺鼠剤分析法

    齊藤 静夏, 坂井 隆敏, 根本 了, 松田 りえ子 食品衛生学雑誌 52 (4), 244-250, 2011

    ...畜水産物およびはちみつ中の4-ヒドロキシクマリン系殺鼠剤 (ワルファリン,クマテトラリル,ブロマジオロン,ブロディファコウム)の高感度な分析法を開発した.4-ヒドロキシクマリン系殺鼠剤を畜水産物およびはちみつから酢酸酸性下アセトンで抽出し,酢酸エチルおよびヘキサンの混液で転溶後,アセトニトリル/ヘキサン分配およびPSAミニカラムで精製してLC-MS/MSで測定を行った.牛の筋肉,牛の肝臓,牛の脂肪,...

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか2件 被引用文献1件 参考文献7件

  • LC-MS/MSによる畜水産物中のベダプロフェンの定量

    石原 三知代, 藤田 和弘, 伊藤 裕信, 松田 高博, 八津川 洋一, 中村 宗知, 坂井 隆敏, 根本 了 食品衛生学雑誌 52 (5), 304-308, 2011

    ...LC-MS/MSによる畜水産物中のベダプロフェン(VPF)の分析法を開発した.試料中から酸性アセトンでVPFを抽出し,この抽出液に塩化ナトリウム溶液を加えて酢酸エチルに転溶した.精製は弱陰イオン交換カートリッジ(Bond Elut DEA)を用いて行った....

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか1件 参考文献1件

  • メソ位に置換基を有するオキサポルフィリンの合成とその酸無水物類似反応

    掛谷 和久, 青笹 匡克, 中河 礼, 水谷 義 基礎有機化学討論会要旨集(基礎有機化学連合討論会予稿集) 2011 (0), 59-59, 2011

    ...またこれまで報告されていなかった安定化された炭素アニオンであるアセト酢酸エチルエノラートとアセチルアセトンエノラートについて、他の求核剤と同様に反応し開環することがわかった。...

    DOI

  • スピッツベルゲン島で分離された低温菌Trichoderma polysporumの成分研究

    加茂 美唯, 板橋 武史, 河合 賢一, 東條 元昭, 星野 保, 細江 智夫 日本菌学会大会講演要旨集 55 (0), 31-31, 2011

    ...エチルで液液分配した後, 酢酸エチル抽出物としてHPLC/PDA 分析に供した.その結果,Barentsburg 採取菌株には認められないLongyearbyen採取菌株のみが産生する化合物 (分子式C<SUB>12</SUB>H<SUB>15</SUB>NO<SUB>2</SUB>) の存在を明らかにし,その化学構造を決定した....

    DOI

  • トキイロヒラタケ(<I>Pleurotus salmoneostramineus</I> L. Vass)由来色素成分の再評価

    白坂 憲章, 山口 裕加, 寺下 隆夫 日本菌学会大会講演要旨集 55 (0), 62-62, 2011

    ...一方,黄色の色素はSephadex G-25によるゲルろ過クロマトグラフィーにより部分精製を行い,赤色色素と同様にSDS-PAGEによる分子量測定を試みたが,明瞭なバンドは確認されなかった.また,部分精製色素の有機溶媒(アルコール,エーテル,酢酸エチルなど)に対する溶解性は低く,ニンヒドリンと反応し紫色を呈することより,遊離のアミノ基を有していることが示唆されたが,構造の解明には至らなかった....

    DOI

  • エピファイト <I>Heteroepichloë sasae</I> の二次代謝産物の研究

    篠遠 孝行, 坪井 公志, 板橋 武史, 河合 賢一, 細江 智夫, 田中 栄爾 日本菌学会大会講演要旨集 55 (0), 68-68, 2011

    ...エチルで液液分配後,溶媒留去しそれぞれ培養ろ液抽出物とした.各培養ろ液抽出物は Sephadex LH-20 カラムクロマトグラフィーで粗分画した後,HPLC-ODS 等で分離・精製を行った.その結果,PYG 培養ろ液抽出物からプロリンともう一種のアミノ酸から成るジケトピペラジン (DKP) 類を得た.また,改良M104T 培養ろ液抽出物からは,植物成長ホルモン indole-3-acetic acid...

    DOI

  • 熱可塑性樹脂で接着されたアセチル化木材の接着強度

    小幡谷 英一, 大澤 晃司, 梶山 幹夫 木材学会誌 57 (1), 20-25, 2011

    ...アセチル化によって水エマルション型PVAcの接着性能は若干低下したが,酢酸エチルに溶解させたPVAcを用いた場合には逆の傾向が認められた。アセチル化に伴う木材の疎水化で,疎水性溶剤の濡れ性が向上するものと推察された。アセチル化によってPSの接着性能は向上したが,PEの接着性能は変化しなかった。木材のアセチル化は,特にPSに対する親和性を高める効果があると推察された。...

    DOI 被引用文献1件 参考文献4件

  • ヘテロポリ酸によるビニルエーテルの不均一リビングカチオン重合

    松尾 陽祐, 金岡 鐘局, 青島 貞人 高分子論文集 68 (4), 176-181, 2011

    ...添加塩基存在下,Keggin 構造をもつヘテロポリ酸を用いてイソブチルビニルエーテルの不均一カチオン重合を検討した.H<sub>3</sub>PW<sub>12</sub>O<sub>40</sub> を用いた場合,従来のリビングカチオン重合の条件下では副反応が起こり重合反応を制御できなかったが,酢酸エチル中,ジメチルスルフィド存在下,−30℃ で重合を行うとリビング重合が進行するようになり,分子量分布...

    DOI 参考文献14件

  • 高野槙エタノール抽出液から得られた抗菌活性画分の性状

    藤本 幸永, 福島 久典 歯科医学 74 (2), 48-55, 2011

    ...高野槙68%エタノール抽出液の抗菌物質を部分精製するために,ヘキサン,ジイソプロピルエーテル,酢酸エチル,ブタノールで分画した.各層を乾固し,60%エタノールで溶解して抗菌活性を測定した.抗菌活性は,Staphylococcus aureus ATCC 12600を指示菌としてsoft agarとともに流し固めた平板上に,それぞれの試料の2培連続希釈液10μLずつを滴下して培養し,発育阻止が認められた...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献34件

  • 立枯病・青枯病抵抗性誘導物質の単離同定と作用機構の解析

    瀬尾 茂美, 五味 剣二, 加来 久敏, 中保 一浩, 小林 光智衣, 瀬戸 秀春, 安部 洋, 一瀬 勇規, 光原 一朗, 大橋 祐子 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2011 (0), 0443-0443, 2011

    ...立枯病・青枯病菌の感染に対して抵抗性が発揮されている植物では本病に対して抑制効果を示す物質が蓄積しているとの仮説に基づき、立枯病菌に対して抵抗性が誘起されたタバコから抑制物質を探索したところ、酢酸エチル可溶中性画分に強い抑制活性を見出した。生化学的手法により活性成分を単離し、構造解析を行った結果、抑制物質は既知物質であることがわかった。...

    DOI

  • タケ類てんぐ巣病菌 <I>Aciculosporium take</I> の二次代謝産物の研究

    村木 沙織, 中嶋 貴子, 板橋 武史, 河合 賢一, 細江 智夫, 田中 栄爾 日本菌学会大会講演要旨集 55 (0), 67-67, 2011

    ...エチルで液液分配後,溶媒留去しそれぞれ培養ろ液抽出物とした.PYG培養ろ液抽出物はSephadex LH-20カラムクロマトグラフィーで粗分画した後,MPLCおよびHPLC等により分離・精製を行い,環状ジペプチド5種を分離した.これらの物質は既にバクテリアや菌類等の微生物から多く分離されており,様々な生理活性が報告されている.また,これらの物質を産生する微生物の中には植物や動物に共生・寄生性あるいは...

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  • アブラナ科野菜漬物のイソチオシアナート生成に及ぼすアスコルビン酸の影響

    飯野 直美, 宮澤 紀子, 木村 典代, 松岡 寛樹, 綾部 園子, 森光 康次郎, 小澤 好夫 日本調理科学会大会研究発表要旨集 23 (0), 48-48, 2011

    ...それぞれ50gを、ホモジナイズし、酢酸エチルにより辛味成分を抽出、減圧濃縮し、GC-MS分析に供した。標準イソチオシアナートと比較することにより、各サンプルの相対濃度を比較した。<BR>[結果] カブからは、3-ブテニル、4-ペンテニル、4-メチルチオブチル、2―フェニルエチルの各イソチオシアナートが同定された。0.5%アスコルビン酸添加により辛味成分が約2倍増加した。...

    DOI

  • ポリエチレンテレフタレート系樹脂に対する常温重合 レジンの接着強さ

    濵中 一平, 清水 博史, 髙橋 裕 接着歯学 29 (3), 124-127, 2011

    ...本研究の目的は,ナイトガードに用いられるポリエチレンテレフタレート系樹脂(PET) について,常温重合レジン との剪断接着強さを評価し,さらに剪断接着強さが向上する表面処理方法を見出すことである.実験試料として, # 400 で研磨したPET を用意し,無処理,サンドブラスト処理,ジクロロメタン処理,酢酸エチル処理,スーパー ボンドC&B スラリー処理,サンドブラスト後スーパーボンドC&B スラリー...

    DOI 医中誌 参考文献16件

  • ヒーリングパワーのポテンシャルの空間分布

    小久保 秀之, 高木 治, 小山 悟史, 山本 幹男 国際生命情報科学会誌 28 (2), 236-249, 2010-09-01

    ...24時間後、各試料のガス濃度を酢酸エチル検知管141L(ガステック社)で測定し、各点のJ値(実験試料と対照試料のガス濃度の比の自然対数)を求めた。結果、ヒーリング中のヒーラーの周囲にはクーロンポテンシャルとは異なる特異な形のポテンシャルが形成されていること、ヒーラーの体の前後方向と左右方向とで異方性があることが示唆された。...

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  • ガス測定法の応用 : 気場・非接触ヒーリング作用の測定

    小久保 秀之, 高木 治, 小山 悟史 国際生命情報科学会誌 28 (1), 95-112, 2010-03-01

    白いぼキュウリを生体センサとするガス測定法の実験手法の細部と応用可能性を検討した。複数のヒーラーによる非接触ヒーリング実験の結果、ガス測定法では、ガス生成の多寡、すなわちにおいの強弱を変える実験指示が有効と考えられた。試料の半数を主実験に、残り半数をブランク実験に使い、ブランク実験のデータで主実験のデータを零点補正する手法が有効だった。ガス検知管はロット番号の統一が必要と考えられた。被験者の能力…

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  • イオントラップ型GC/MSを用いた畜水産物を主原料とする加工食品中の残留農薬一斉分析法の検討

    眞壁 祐樹, 宮本 文夫, 橋本 博之, 中西 希代子, 長谷川 康行 食品衛生学雑誌 51 (4), 182-195, 2010

    ...畜水産物を主原料とする加工食品中の残留農薬について一斉分析法を検討した.均一化した試料に酢酸エチル-シクロヘキサン(1 : 1)および硫酸ナトリウムを加えて抽出,濃縮後,アセトニトリル/ヘキサン分配およびC18ミニカラムで脱脂し,グラファイトカーボン/PSAミニカラムで精製した.分析にはイオントラップ型GC/MSを使用し,スキャン法で測定した.スキャン法での測定が困難な農薬についてはMS/MS法でスキャン...

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか2件 被引用文献5件 参考文献13件

  • 2成分系混合有機溶剤の蒸発に伴う環境気中濃度の経時変化の予測法

    保利 一, 石田尾 徹, 石松 維世 Journal of UOEH 32 (4), 293-302, 2010

    ...溶剤は酢酸エチル-トルエン系およびメタノール-トルエン系とした. 揮発性の高い溶剤(酢酸エチルまたはメタノール)の濃度は最初は高く, 時間とともに減少する傾向が見られた, 一方, 揮発性の低い溶剤(トルエン)は最初低く, 時聞とともに上昇した. 気液平衡理論および物質移動速度論を用いて, 発生する蒸気濃度の推算モデルを作成し, 実験値と比較検討した結果, 両者は実験値と比較的良好な一致を示した....

    DOI Web Site Web Site 被引用文献1件

  • 日本全国の一般家庭で飼育されている犬および猫における消化管内寄生虫の調査

    伊藤 直之, 兼島 孝, 佐伯 英治, 金井 一享, 近澤 征史朗, 堀 泰智, 星 史雄, 樋口 誠一 動物臨床医学 19 (2), 41-49, 2010

    ...ジアルジアはELISA法による特異抗原検出により,また,その他はホルマリン・酢酸エチル沈澱法による糞便検査法で評価した。消化管内寄生虫検出率は,犬において1~6カ月齢(40.7%:61/150)で1歳齢以上(5.8%:7/120)より有意に高く(P<0.001),また,猫でも1-6カ月齢(22.3%:25/112)は,1歳齢以上(3.8%:4/104)より有意に高かった(P<0.001)。...

    DOI 医中誌 被引用文献1件 参考文献48件

  • Testosterone 5α-reductase inhibitory constituents from the fruits of Rosa multiflora Thunb

    Norimoto Hisayoshi, Nakajima Keiko, Yomoda Satoshi, Morimoto Yasuo Journal of Traditional Medicines 27 (2), 90-95, 2010

    ...<BR>営実 50 % EtOHエキスのクロロホルム, 酢酸エチル各可溶部に強い阻害活性が認められた (0.6 mg/ml における阻害率はそれぞれ 69.8 %, 54.2%)。 そこで, これらの可溶部を各種のクロマトグラフィ-, 分取 TLC 等で分離精製した結果, 14種の化合物が得られた。...

    DOI Web Site

  • 大学における検知管法による作業環境測定とリスク管理に関する研究

    山田 悦, 布施 泰朗, 三木 定雄 環境と安全 1 (2), 2_15-2_23, 2010

    ...クロロホルム、トルエン、ノルマルヘキサン、酢酸エチル及びジクロロメタンは測定対象部屋の40-50%で使用されており、アセトン、メタノールに次いで測定数が多かった。クロロホルム及び酢酸エチルは、測定した部屋のそれぞれ40-55%、30-70%で検出され、検出割合が高かった。...

    DOI Web Site

  • 銅担持シリカメゾ多孔体触媒上でのジアゾエステルによる芳香族化合物へのC-H結合挿入反応

    石谷 暖郎, 佐藤 大輔, 岩本 正和 石油学会 年会・秋季大会講演要旨集 2010 (0), 17-17, 2010

    ...アニソール誘導体や1-メチルインドールとフェニル酢酸エチル由来のジアゾエステルとの反応では60%程度の収率で対応するカルベン挿入体が得られた。反応系にビスオキサゾリン型不斉配位子を添加すると触媒活性は低下するが、1-メチルインドール系では最大60%収率で目的物が得られ、41%eeの不斉選択性が発現した。...

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  • CYP71AV1とそのホモログタンパク質の機能比較

    小森 彩, 關 光, 鈴木 宗典, 西澤 具子, 村中 俊哉 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2010 (0), 0229-0229, 2010

    ...<br> 酵母培養液の酢酸エチル抽出物をGC-MSを用いて分析した結果、ADS/CYP71AV1ホモログ同時発現酵母から、セスキテルペン様アルコール物質が検出された。この物質は、ADS/CYP71AV1同時発現酵母ならびにCYP71AV1ホモログのみの発現酵母からは検出されなかった。...

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  • 市販黒ゴマプリンのゴマ含量と嗜好性について

    長島 万弓, 武田 珠美, 福田 靖子 日本調理科学会大会研究発表要旨集 22 (0), 77-77, 2010

    ...<BR>【方法】手作り黒ゴマプリン(A)および5種類の市販黒ゴマプリン(B)~(F)を試料とし、これらを凍結乾燥後、酢酸エチルで抽出し、その抽出物のHPLC分析によりセサミンを定量した。手作りプリンに使用したゴマ量と測定したセサミン含有量の関係が、これまでに測定した炒りゴマ中のセサミン量の平均値とほぼ一致したので、この値を用いて、ゴマプリン中のセサミン量からゴマ量を換算した。...

    DOI

  • 清酒のにおい参照標準候補物質の専門家による認知

    宇都宮 仁, 磯谷 敦子, 岩田 博 日本醸造協会誌 105 (2), 106-115, 2010

    ...18種類の化学物質,酢酸エチル,酢酸イソアミル,カプロン酸エチル,イソアミルアルコール,フェネチルアルコール,アセトアルデヒド,イソバレルアルデヒド,ベンズアルデヒド,エタンチオール,ジメチルスルフィド(DMS),ジメチルトリスルフィド(DMTS),酢酸,酪酸,イソ吉草酸,カプロン酸,ソトロン,ジアセチル,2, 4, 6–トリクロロアニソール(TCA)を清酒の官能評価におけるにおい参照標準候補として...

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site 被引用文献4件 参考文献11件

  • LC-MSによる畜水産物およびはちみつ中アセフェート,メタミドホスおよびオメトエートの分析

    上野 英二, 大野 春香, 棚橋 高志, 大島 晴美, 三上 栄一, 根本 了, 松田 りえ子 食品衛生学雑誌 51 (3), 122-127, 2010

    ...畜水産物およびはちみつ中のアセフェート,メタミドホスおよびオメトエートを定量するための同時分析法を検討した.牛筋肉,豚ギョーザ,はちみつなど12種類の試料(5~10 g)から,無水硫酸ナトリウムで脱水しながら酢酸エチルで抽出し,GPCおよびPSAカラムクロマトグラフィーにより脱脂・精製したのち,カラムスイッチング付きESI-SIM モードLC-MSで測定した.回収率(2併行×5日)は,はちみつを除いて...

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか2件 被引用文献6件 参考文献5件

  • GC/MS及びLC/MS/MSによる水中高魚毒性農薬の迅速分析法

    吉田 達雄, 飛野 敏明 分析化学 59 (10), 855-862, 2010

    ...水中の高魚毒性農薬68成分について,簡易迅速分析法の開発を行った.そのうち48成分をガスクロマトグラフィー/質量分析法(GC/MS)により測定し,GC/MSで測定困難な20成分を液体クロマトグラフィー/タンデム型質量分析法(LC/MS/MS)により測定した.GC/MS測定農薬について,試料として標準品を添加した蒸留水を多孔性ケイソウ土カラムに負荷し,溶出溶媒検討の結果,酢酸エチル150 mLを用いたとき...

    DOI Web Site Web Site 参考文献18件

  • 繁殖施設由来の若齢犬における消化管内寄生虫の調査

    伊藤 直之, 村岡 登, 佐伯 英治, 金井 一享, 近澤 征史朗, 堀 泰智, 星 史雄, 樋口 誠一 動物臨床医学 19 (1), 25-28, 2010

    ...20都道府県37カ所の繁殖施設より購入した直後の一般家庭飼育若齢犬41頭と8都県10カ所の繁殖施設で飼育されている若齢犬83頭の合計124頭(いずれも1-6カ月齢)における消化管内寄生虫の感染状況を,新鮮便を用いたホルマリン・酢酸エチル沈澱法による糞便検査で調査した。全体では,45.2%(56/124)から消化管内寄生虫が検出された。...

    DOI 医中誌

  • 高速向流クロマトグラフィーを用いたベニコウジ黄色素からのキサントモナシンA及びBの効率的な単離精製

    井之上 浩一, 伊藤 有香, 服部 靖子, 堤内 要, 伊藤 澄夫, 日野 知証, 岡 尚男 日本食品化学学会誌 17 (3), 185-191, 2010

    ...HSCCCの二相溶媒には、酢酸エチル/n-ブタノール/水系(4/1/5,V/V)を用いた。ベニコウジ黄色10mgをHSCCCで測定した結果、キサントモナシンA及びBの分離度は1.8と良好に分離することができた。それらの単離精製された成分を液体クロマトグラフィー/質量分析法(ESI-ポジティブモード)及び紫外可視吸光度法(200-500nm)により、分析評価を行った。...

    DOI Web Site 参考文献12件

  • タバコシバンムシに付着させたAspergillus ochraceus のオクラトキシンA産生

    橋本 一浩, 川上 裕司, 浅野 勝佳, 陰地 義樹, 内田 明彦 日本衛生動物学会全国大会要旨抄録集 62 (0), 63-63, 2010

    ...分離された株を釣菌し,米麦粒に接種・培養後,酢酸エチルで抽出。LC/MS/MSを用いてオクラトキシンAを分析した。さらに同じ条件で,3週間飼育した虫に関してもオクラトキシンAを分析した。 以上の実験から,オクラトキシンA産生量に変化が見られたので報告する。...

    DOI

  • マメ科植物トリテルペノイドのコンビナトリアル生合成

    福島 エリオデット, 關 光, 大山 清, 斉藤 和季, 村中 俊哉 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2010 (0), 0228-0228, 2010

    ...これらのcDNAをbeta-amyrin合成酵素遺伝子とともに導入した酵母の酢酸エチル抽出物をGC-MSにより分析し、beta-amyrin酸化物の有無を調べた。...

    DOI

  • キュウリを生体センサとして用いたガス測定法の開発

    小久保 秀之, 高木 治, 山本 幹男 国際生命情報科学会誌 27 (2), 200-213, 2009-09-01

    ...キュウリから生じるガス専用の検知管は存在しないが、実験の結果、ガステック社の酢酸エチル検知管141Lで代用できることがわかった。これを基に、キュウリ切片を密閉容器に入れ、24時間後にガス検知管でガス濃度を測定するという簡便かつ安価な測定法を開発した。...

    DOI

  • 炭化物を用いた化学物質吸着材料の開発(1)

    梅原, 勝雄, 澤田, 哲則, 伊佐治, 信一, 朝倉, 靖弘, 秋津, 裕志, 阿部, 龍雄, 清水, 光弘, 山崎, 亨史 林産試験場報 (538) 6-10, 2009-03

    ...3)2種類の炭化物は、それぞれ1gの使用により約700PPmの酢酸エチル濃度を24時間で大きく低減させ、酢酸エチル吸着除去材料として有効であった。4)2種類の炭化物はホルムアルデヒド吸着能力はあるが、1gの使用では初期濃度約70ppmのものが24時間後に検出限界以下とならなかった。5)市販木炭粉を充填したハニカムボードによるトルエン濃度低減性能は7日間維持された。...

    日本農学文献記事索引

  • GC/MSによる生体試料中のモノフルオロ酢酸ナトリウム(Compound 1080)の分析

    月岡, 忠, 小山, 和志, 宮澤, 正徳 長野県環境保全研究所研究報告 (5) 27-32, 2009-03

    ...試料からMFAを1N-硫酸溶液で抽出し、酢酸エチルで再抽出した。これに、1-ベンジル-3-p-トリルトリアゼンのジエチルエーテル溶液を加え、還流させながらベンジル化し、シリカゲルカートリッジカラムで精製後、HCB-(13)C6を内部標準物質としてGC/MS-SIMで定量した。本法の定量限界は0.05μg/gで、操作時間は短く、溶媒の使用量も少なく、選択性に優れている。...

    日本農学文献記事索引

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