検索結果を絞り込む

データ種別

本文・本体へのリンク

検索結果 15 件

  • 1 / 1

  • 上高地群発地震の活動推移と断層系 その2 ―1998年と2020年の再検討―

    津金 達郎 日本地質学会学術大会講演要旨 2022 (0), 362-, 2022

    ...での大きな地震は1998年群発地震では発生したが(最大M4.9)が2020年群発地震では発生していない.この付近は鷲羽・雲の平DHC(後述)近傍であるため,DHCとの関係を議論するなら野口五郎岳付近の地震は上高地群発地震と区別するべきかもしれない....

    DOI

  • 上高地群発地震の活動推移と断層系―1998年と2020年の比較―

    津金 達郎 日本地質学会学術大会講演要旨 2021 (0), 298-, 2021

    ...がおさまりつつあった翌日昼過ぎM5.5の地震が発生した.その13分後,六百山の南で起こった地震(M5.0)から震源域は上高地付近へと広がり,群発地震の様相が強くなった.上高地周辺では1998年にも群発地震が発生しており,8月7日に六百山の東で発生したM2.2の地震からはじまり,その東西の領域で,最大M5.0の地震を起こすなど1週間ほど活動した後,震源域が穂高岳の西方へ飛び,のちその南北に広がった.その領域は,北は野口五郎岳付近...

    DOI

  • 富山市山岳域自然調査報告 (2016)

    藤田, 将人, 吉岡, 翼, 太田, 道人 富山市科学博物館研究報告 = Bulletin of the Toyama Science Museum 41 59-63, 2017-06-20

    ...2016年8月30日から9月2日にかけて,黒部川源流域の富山市山岳域の地質,地形,動物相,植物相の調査を行った.新穂高から入山し,双六小屋,鷲羽岳,水晶岳,野口五郎岳,烏帽子岳を経由して高瀬ダムまでの尾根沿いを調査した.火山地形として,鷲羽池の火山湖,雲ノ平の溶岩台地,ワリモ岳の安山岩の板状節理を確認した.氷河地形として,水晶岳東斜面のカール,野口五郎岳のカールの馬蹄形モレーンなどを確認した.周氷河地形...

    機関リポジトリ Web Site

  • 日本アルプスの大規模地すべりに関する地形学・地質学的知見:まとめ

    苅谷 愛彦, 松四 雄騎, 高岡 貞夫, 西井 稜子, 齋藤 仁, 佐藤 剛, 原山 智 日本地理学会発表要旨集 2015s (0), 100096-, 2015

    ...<u>西井・松四</u>は野口五郎岳の線状凹地を区切る低崖の成長をTCNで編年し,完新世に段階的な滑動があったことを指摘した。<u>西井</u>は間ノ岳において長期の地形作用モニタリングと精密反復測量を実施し,融雪期を中心とした岩盤の変形と破壊過程を詳細に明らかにした。...

    DOI

  • 重力性変形地形の形成時期とその発生誘因についての検討

    西井 稜子, 松四 雄騎, 松崎 浩之 日本地理学会発表要旨集 2014s (0), 100186-, 2014

    ...<br><b>2.調査地域および方法<br></b>調査地は,北アルプス中央部に位置する烏帽子岳~野口五郎岳にかけて南北約10 kmに延びる主稜線である.花崗岩類からなる主稜線周辺には,少なくとも70以上の重力性変形地形が発達している.対象とした5つの重力性変形地形は,1つは谷向き低崖,それ以外は山向き低崖の形態を示す.多くの低崖の高さは,10 m以下を示す.それら低崖の破断面の上部と下部から試料を...

    DOI

  • 宇宙線生成核種を用いた重力性変形地形の発達モデルの構築

    西井 稜子, 松四 雄騎, 松崎 浩之 日本地理学会発表要旨集 2013s (0), 237-, 2013

    ...<br> 2.調査地と方法<br>調査地は,北アルプス野口五郎岳南東斜面のカール(標高約2900 m)である.最終氷期には,氷河によって覆われていたと考えられているが,詳細な編年は行われていない.一帯の地質は,主に花崗岩類からなる.対象とする重力性変形地形は,カール壁を北西・南東方向に斜交する高さ約10 m,長さ400 mの山向き低崖である.岩石試料の採取は,この低崖(破断面)にほぼ鉛直方向に,崖上部...

    DOI

  • 飛騨山脈白馬岳および黒部川源流域における岩塊地形と地表面温度状況

    青山 雅史 日本地理学会発表要旨集 2010s (0), 250-250, 2010

    ...<BR><BR> <B>2.調査地域および方法</B><BR>  白馬岳(標高2932 m)は飛騨山脈の北部に位置し,氷河地形,周氷河地形や地すべり地形が多数存在している.杓子岳北側の圏谷内には岩石氷河が存在する.白馬岳周辺の地質は圭長岩や二畳紀白馬岳層の圭長質凝灰岩,凝灰角礫岩,砂岩などからなり(中野ほか 2002),細粒岩屑が分布する領域も広く認められる.黒部川源流域の野口五郎岳(標高2924...

    DOI

  • 飛騨山脈三ッ岳周辺における小崖地形の分布と成因

    西井 稜子 日本地理学会発表要旨集 2006s (0), 253-253, 2006

    ...最終氷期後半には野口五郎岳南西側斜面,南東側斜面,および三ッ岳北東側斜面に氷河が存在していたと考えられている(五百沢 1979).この地域の地質は,野口五郎岳と三ッ岳のほぼ中間部を境に北は奥黒部花崗岩,南は有明花崗岩からなる.この付近の更新世中期以降の隆起速度は約2.9_から_4.0 mm/年と推定されている(原山ほか 1991)。...

    DOI

  • 北アルプス野口五郎岳周辺の氷河地形

    関 泰二郎 奈良大学大学院研究年報 (9) 122-132, 2004-03

    ...野口五郎岳南西側斜面の東沢谷源頭部には、いくつかのカールが存在する。現在確認されている中では、標高2500mがカール地形形成の下限指標となる。この高度は立山の山崎カール、中央アルプスの千畳敷カールに示される、氷河停滞期の1万年前から2万年前に形成されたものとして見ることができる。そこで、これ以下を旧期、これ以上を新期の氷河拡大期として考えることができる。...

    機関リポジトリ

  • 1998年飛騨山脈群発地震

    和田, 博夫, 伊藤, 潔, 大見, 士朗, 岩岡, 圭美, 池田, 直人, 北田, 和幸 京都大学防災研究所年報. B 42 (B-1), 81-96, 1999-04-01

    ...活動は, 上高地付近の東西に帯状の地域, 穂高岳から槍ヶ岳にかけての南北の帯状の地域及び野口五郎岳付近の南北に帯状の地域に発生し, これらの活動域を移動, 再帰する現象が見られた。決められたH・2以上の地震約300個のメカニズム解は北西-南東方向に主圧力軸をもつ横ずれ型が卓越し, 群発地震の南北, 東西の並びと調和的である。...

    HANDLE Web Site 被引用文献2件

  • 1 / 1
ページトップへ