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有田, 和臣 佛教大学総合研究所紀要 2008 (1), 225-243, 2008-12-25
...「古都」の物語序盤、嵯峨の尼寺に父を訪ねた千重子の歩く、仇野念仏寺から二尊院を経て野々宮神社へと行き着く道筋は、無縁・厭世に支配される磁場から、共存・協力を暗示する土地を経て最後に「縁結び」の地に行き着く、という象徴的意味をもっていた。同時にこの道筋は、秀男と苗子の接近が、龍助と千重子の共存・協力関係に影響を与えていくという「古都」のプロットをなぞるものでもある。...
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小野,一之 府中市郷土の森博物館紀要 19 35-56, 2006-03-28
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