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検索結果 1,105 件

  • 野球選手における腰痛発症に関わる下肢柔軟性の検討

    十文字 雄一, 安中 聡一, 長沼 誠, 杉原 敏道, 対馬 栄輝 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 215-215, 2024-03-31

    ...<p>【はじめに】</p><p>本邦において野球は,幅広い世代に人気のスポーツであり,競技人口も多い.そのため様々な障害を抱える選手が多いのが現状である.高校野球選手の腰痛を調査した報告では, 1シーズン中に半数以上が腰痛を発症している....

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  • 発育段階にある野球選手対する障害予防とパフォーマンス向上に向けた取り組み

    筒井 俊春, 鳥居 俊 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 9-9, 2024-03-31

    ...<p>野球選手は繰り返されるオーバーヘッド動作によって肩や肘などに投球障害が、投球・打撃に特徴的な捻転動作の反復よって腰部障害が多く生じることが知られている。特に投球の反復によって引き起こされる投球肘障害は、本邦の小学生年代の野球選手の約25%に発症することが報告されている。発症率の高さゆえに一次予防が重要視され、近年、投球障害予防プログラムの提案がなされている。...

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  • 女子プロ野球選手におけるステップ脚の関節角度と球速の関係

    橋本 留緒, 松井 知之, 東 善一, 平本 真知子, 宮崎 哲哉, 山本 ちさと, 山﨑 勢那, 松澤 寛大, 瀬尾 和弥, 来田 宣幸, 森原 徹 日本臨床スポーツ医学会誌 32 (1), 113-119, 2024-01-31

    ...<p>投球動作におけるステップ脚の機能は,軸脚によって得られた身体重心の移動を支えることで ある.しかし,女子野球選手の投球動作について下肢に着目した研究は見当たらない.本研究の目的は女子野球選手の投球動作におけるステップ脚の関節角度と球速の関係を明らかにすることとした.女子プロ野球選手の投球動作を三次元動作解析装置で計測した.関節角度の計算として,ステップ脚接地(以下FC)からフォロースルーまでの...

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  • 上腕骨内側上顆下端部に異常所見を有する無症状の小学生野球選手のジャンプ距離の特徴

    植田 篤史, 木下 和昭, 新熊 孝文, 韓 昌勲 日本臨床スポーツ医学会誌 32 (1), 40-45, 2024-01-31

    ...<p>本研究の目的は,上腕骨内側上顆下端部に異常所見を有する無症状の小学生野球選手のジャンプ距離と体格の特徴を明らかにすることである.対象は小学生野球選手85 名とした.評価項目は年齢,身長,体重,除脂肪体重,骨格筋量,ローレル指数,両脚前方ジャンプ,両側の片脚前方および側方ジャンプとし,ジャンプの測定値は身長で正規化した.また,肘関節の病変評価として肘内側部の超音波エコー検査を実施した.肘内側部の...

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  • 投球障害肩の理学検査における Release push test の有用性

    村木 孝行, 高橋 晋平, 阿部 允哉, 山田 祥康, 永元 英明, 黒川 大介 日本臨床スポーツ医学会誌 32 (1), 72-77, 2024-01-31

    ...<p>疼痛を誘発する理学検査は投球障害肩の投球開始および投球強度変更の基準となりうる.本研究の目的は,我々が考案したRelease push test(RPT)の投球時痛を有する症例における陽性率と,投球動作のどの位相の疼痛と関連があるかを調べ,他の理学検査と比較することである.投球時に肩関節痛を有する野球選手55 名(平均18±2 歳)を対象とした.RPT では,選手が端坐位でボールリリースの位置...

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  • 肩甲骨の運動異常を有する野球選手の肩屈曲動作中の肩甲骨運動

    植田 篤史, 松村 葵, 相見 貴行, 新熊 孝文, 大木 毅, 中村 康雄 スポーツ理学療法学 2 (1), 7-15, 2024

    ...<p>【目的】肩甲骨の運動異常(Scapular Dyskinesis:SDK)を有する野球選手の肩屈曲運動中の肩甲骨運動を評価すること。</p><p>【方法】対象は肩挙上・下制時ならびに投球時に肩関節痛のない野球選手51名とした。SDKの評価はSDKを4つのtypeに分類し(type I~IV),type Iを認めた場合は異常群,type IVの場合は正常群とした。...

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  • 投球中の後期コッキング期と肩屈曲動作の肩甲胸郭関節運動の関連

    植田 篤史, 松村 葵, 相見 貴行, 中村 康雄 スポーツ理学療法学 2 (1), 52-59, 2024

    ...</p><p>【方法】対象は野球選手45名とした。三次元動作解析装置を用いて投球と肩屈曲動作を計測した。投球中のSTJ角度は非軸脚の足底接地時~最大肩外旋時の間(LC期)のSTJの角度の最大値と肩屈曲30°~120°位のSTJの角度を算出した。投球と肩屈曲中のSTJ角度の関連性はピアソンの積率相関係数にて検討した。...

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  • イップスを経験した大学野球選手における投球パフォーマンスの改善事例:

    藤井 雅文, 平泉 誠悟, 鈴木 智晴 スポーツパフォーマンス研究 16 (0), 112-120, 2024

    ...本研究は,高校時代にイップスを経験した大学野球選手1 名を対象に,投球練習ギアFLECHA を用いたトレーニングが投球パフォーマンスに与える効果を事例的に検討したものである.トレーニングは,FLECHA のスローを1 日20 投,週に4 回以上,3 カ月間実施した.また,トレーニング効果を最大限反映させるために,トレーニング期間の3 カ月間は硬式球の投球を禁止した.その結果,投球腕の軌道の改善や,体幹...

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  • ゼロポジション近似肢位での上肢筋力と僧帽筋下部筋厚の関係

    山崎 竜司, 小野 健太郎, 根木 郁弥, 田中 聡, 小松原 悟史 スポーツ理学療法学 2 (1), 1-6, 2024

    ...<p>【目的】高校野球選手におけるゼロポジション近似肢位での上肢筋力と僧帽筋下部筋厚の関係を調査することである。</p><p>【方法】高校野球選手を対象とし,ゼロポジション近似肢位での肩外旋筋力(Zero外旋筋力)と肘伸展筋力(Zeroリリース筋力),僧帽筋下部(LT)筋力,安静時及び収縮時LT筋厚を投球側で測定した。...

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  • NHK 杯佐賀県高等学校野球大会の私立の成績は公立校より優れている

    山津 幸司 佐賀大学教育学部研究論文集 8 (1), 173-181, 2024-01

    ...2023年8月に開催された全国高等学校野球選手権大会(夏の甲子園大会)に出場した49校の8割超(40校)が私立であり、3回戦以降に進んだ公立校は皆無であった。また、平成以降の春と夏の甲子園全国大会優勝校の9割超が私立であることなどから、高校野球における私立の優勢は明らかである。...

    DOI 機関リポジトリ

  • 高校野球選手におけるCOVID-19感染拡大防止措置が実施された年と実施されなかった年の傷害発生率の比較研究

    網代 広宣, 小林 雄也, 平田 昂大, 板野 圭佑, 佐藤 慎也, 酒井 直也, 仲島 佑紀 日本アスレティックトレーニング学会誌 9 (1), 49-55, 2023-10-31

    ...<p>本研究は117名の高校野球選手を対象にCOVID-19感染拡大防止措置が実施された年と前年の傷害発生率を調査し比較した.季節別では,2019年と比較し,2020年の夏季で肩・肘傷害,冬季は足・足部傷害が増加した.各季節のポジション別では,夏季の投手・内野手の肩傷害,秋季で内野手の肘傷害,冬季で外野手の足・足部傷害が増加した.今後は得られた特徴より,傷害予防を講じていく必要がある.</p>...

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  • 野球ボールに内蔵されたセンサを用いた投球者識別手法の提案

    水野, 悟朗, 村尾, 和哉, 長野, 明紀, 柴田, 翔平, 山田, 雄貴 マルチメディア,分散,協調とモバイルシンポジウム2023論文集 2023 1352-1358, 2023-06-28

    ...スポーツ分野ではセンシング技術を用いてさまざまな状況を取得し,これらの取得したデータを選手のトレーニングや審判の支援,観戦者の観戦価値の付加として利用している.野球選手のトレーニングに着目すると,一人の選手がトレーニング途中でボールを変えたり,変えたボールを他の選手が使用することがある.ボールが複数個あり,投手が複数人いる状況で,ボールごとに投球の検出と投球情報の取得,そして投球者の識別を行うことができれば...

    情報処理学会

  • ノーサイン野球はアクティブラーニングの完成形か

    松本 行央 教育研究実践報告誌 6 (2), 27-35, 2023-03

    本稿は、「ノーサイン野球」がアクティブラーニングの完成形であることを明らかにするため、2018年の常葉大菊川高校の試合を実践例として取り上げていく。その実践例は、ノーサイン野球がどのように「主体的に考える力」を駆使し、「対話的で深い学び」を実現することができているのかを、同年の地方大会と甲子園大会の試合の中から、ノーサイン野球が顕著にみられる13例のプレーを切り取り、1つずつスコアブックを付け加…

    DOI 機関リポジトリ

  • 投球障害例の世代間における胸郭および肩甲骨上方回旋機能差の検討

    阿蘇 卓也, 田村 将希, 野口 悠, 古屋 貫治, 西中 直也 日本臨床スポーツ医学会誌 31 (1), 172-179, 2023-01-31

    ...</p><p>対象は投球障害例42 名と健常野球選手10 名(コントロール群)とした.主要測定項目は胸郭機能と肩甲骨上方回旋機能とした.胸郭機能は左右第1 胸椎椎弓根上縁を結ぶ線分の中点と左右鎖骨近位端上縁を結ぶ線分の中点との距離,肩甲骨上方回旋機能は肩甲骨関節窩上縁と下縁を結ぶ線と垂線がなす角度として単純X 線正面像から測定した.各測定項目は上肢下垂位と挙上位で測定し,変化量(上位胸郭運動量,肩甲骨上方回旋運動量...

    DOI Web Site 医中誌

  • 腰椎分離症における骨折線角度の検討:野球選手とサッカー選手の比較

    藤澤 薫, 辰村 正紀, 奥脇 駿, 蒲田 久典, 井汲 彰, 万本 健生, 平野 篤, 山崎 正志 日本臨床スポーツ医学会誌 31 (1), 117-121, 2023-01-31

    ...<p>【緒言】腰椎分離症は力学的負荷の違いで骨折が生じる方向が異なることが予想される.CT の水平断・矢状断方向の骨折線の角度について野球選手とサッカー選手の比較をしたため報告する....

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  • 成長期の野球選手における腰椎疲労骨折(分離症)と骨盤帯柔軟性の検討

    中西 雄稔, 高木 律幸, 兼子 秀人, 村上 元庸 日本臨床スポーツ医学会誌 31 (1), 109-116, 2023-01-31

    ...<p>急性期の疲労骨折の段階にある分離症の発生因子を調査するため,野球選手における身体所見との関連について検討した.対象は当院にてMRI による腰椎疲労骨折の診断を受けた12~15 歳の男子野球部員18 名(骨折群)と,対照群として腰部・下肢に症状を有さない12~16 歳の男子野球部員25 名である.身体所見として両群の指床間距離,下肢伸展拳上テスト,股関節外旋および内旋可動域,Duncan-Ely...

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  • 大学野球選手におけるバットの選定に関する研究

    登 賢太郎, 前田 正登 日本体育・スポーツ・健康学会予稿集 73 (0), 531-, 2023

    <p>大学硬式野球部に所属する野手103名、および各選手が試合で使用するバットを対象とした。対象者に対してバットを購入する際に重視するバットの項目(計10項目)に加え、試合で使用するバットの満足度をアンケートにより調査した。対象者が使用しているバットの全長、重量、および握り位置を測定するとともに、重心位置を2台の電子天秤を用いて槓桿法により測定した。また慣性モーメントは物理振り子法により重心まわ…

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  • 野球選手における体力に応じたトレーニングプログラムの検討

    畑島 一翔, 田中 重陽, 岩城 翔平, 熊川 大介 日本体育・スポーツ・健康学会予稿集 73 (0), 532-, 2023

    ...<p>本研究では、野球選手における体力に応じたトレーニングプログラムを検討することを目的とした。 大学生野球選手36名を対象に打撃動作において重要とされている股関節の伸展に寄与する筋群を鍛えることが可能なクリーン・ハイプル(CHP)のトレーニングを1週間に2回の頻度で12週間実施した。トレーニングの負荷設定は最大パワーにおける負荷重量で5回を3セットとした。...

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  • 未成年野球選手に発症した肘部管症候群に対する尺骨神経皮下前方移動術の治療成績

    澁谷 純一郎, 高原 政利, 佐竹 寛史, 高木 理彰 日本肘関節学会雑誌 30 (2), 351-356, 2023

    ...肘部管症候群に対して尺骨神経皮下前方移動術のみを行い,3か月以上経過観察し得た10代の野球選手16例を対象とした.16例中12例が臨床所見から肘関節内側側副靭帯(以下MCL)損傷の併発と診断した.全例に尺骨神経皮下前方移動術を行った.投球は術後約1か月で開始し15例(94%)は野球に復帰した.13例(81%)は術後平均4(2-6)か月で完全に復帰した.MCL損傷を認めた12例のうち9例(75%)と,...

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  • 胸椎の選択的な伸展に効果的なエクササイズはどれか?

    阿部 允哉, 村木 孝行, 高橋 晋平, 黒川 大介 日本整形外科スポーツ医学会雑誌 43 (3), 172-178, 2023

    ...<p>上位,中位および下位胸椎を選択的に伸展させるエクササイズを明らかにすることを本研究の目的とした.野球選手15名を対象とし,静止立位および肩を外旋位で屈曲させて行う4つの胸椎伸展エクササイズ時の胸腰椎角度を測定した.静止立位と比較して,上位胸椎はPole roll overと肩外旋屈曲位スクワット,中位胸椎は座位肩外旋位屈曲,肩外旋位屈曲スクワット,Pole roll over,下位胸椎はPole...

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  • アスリートとしての反レイシズム実践とそのジレンマ

    有賀 ゆうアニース スポーツ社会学研究 31 (2), 93-106, 2023

    ...本稿では、こうした状況のなかで例外的に反レイシズムに訴えつつ好意的な支持を広く集めたとされる、あるアフリカ系のプロ野球選手のBlack Lives Matter運動に関するTwitterの投稿を事例として取り上げる。人種的マイノリティとしての背景を持つプロアスリートがこうした困難な状況にいかに関与しているのかを分析する。...

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  • 野球選手の肩関節前方不安定性を伴うインターナルインピンジメントに対する前方関節包靭帯再建術

    船越 忠直, 古島 弘三, 高橋 啓, 宮本 梓, 吉野 広一郎, 菅原 誠 肩関節 47 (2), 255-259, 2023

    ...について検討することである.AGCRを受けた野球選手12名12肩(全例男,投手7,野手5,平均年齢20.5歳,平均観察期間25.3ヶ月)を対象とし術前後可動域,臨床スコア,競技復帰率を評価した.外転外旋可動域は術前113度から術後104度と低下したが,臨床スコアは改善した.術前と同様レベルへの競技復帰率は83.3%であった.本術式は前方不安定性を伴うインターナルインピンジメントの野球選手に対する外科的治療法...

    DOI 医中誌

  • 野球の指導現場における効率的なデータ集積方法に関する実践研究(測,方)

    河村 剛光, 光川 眞壽, 染谷 由希, 中村 絵美 日本体育・スポーツ・健康学会予稿集 73 (0), 167-, 2023

    ...本研究では、独自のデータ収集webシステムも活用しながら、野球の指導現場における各種データを取集していく実践的な取り組みを行った後、対象者(大学野球選手)へのアンケート調査を行った。データ項目は、主に①コンディション・トレーニング、②測定、③野球に分類した。アンケートでは、分類に対応して、重要及び重要ではないと考える項目を中心に調査した。...

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  • 野球選手の上腕骨小頭離断性骨軟骨炎に対する保存療法の治療成績:集束型衝撃波療法の有無による比較

    岩堀 裕介, 伊藤 岳史, 川島 至 日本肘関節学会雑誌 30 (2), 272-277, 2023

    ...野球選手の上腕骨小頭離断性骨軟骨炎(小頭OCD)に対する保存療法の治療成績を後ろ向きに調査し,集束型衝撃波療法(FSW)の有無で比較した.対象は骨端線閉鎖前の小頭OCD早期例41例41肘,年齢は平均11.8歳で,FSW照射群(F群)16肘と非照射群(C群)25肘の2群に分けた.投球再開は単純X線像上の外側壁の十分な再構築を確認できたら許可した.FSWの出力は最大平均0.24 mJ/mm<SUP>2<...

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  • 投球側の違いによる前腕可動域と肩回旋可動域の特徴

    田村 将希, 阿蘇 卓也, 古屋 貫治, 磯崎 雄一, 西中 直也 日本肘関節学会雑誌 30 (2), 319-322, 2023

    ...<BR><B>方法</B>:プロ野球選手37名のメディカルチェックデータから,肩関節可動域(外転位内外旋,屈曲位内外旋,水平内外転,total arc)と肘関節可動域(屈曲,伸展)および前腕可動域(回内,回外,回内外total arc)を調査した.右投げ選手(R群)と左投げ選手(L群)に群分けを行い,肩関節可動域,肘関節可動域および前腕可動域を2群間で比較した.有意水準は5%未満とした....

    DOI 医中誌

  • 甲子園出場選手の過去12年における身体的特徴

    大野 貴弘, 山田 健二, 須藤 明治 日本体育・スポーツ・健康学会予稿集 73 (0), 475-, 2023

    ...<p>現在、高校野球選手の身体組成測定およびラプソード測定の仕事を行っている中で、甲子園選手との比較をし、今の自分がどのレベルにいけば甲子園レベルになるかを理解する重要性を感じた。甲子園出場選手の体格の変化を検討することで、体づくりの必要性を強く選手に伝えられると考えられる。 本研究は、甲子園出場選手の過去12年における全選手を対象に、身体的特徴の関係について検討した。...

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  • 高校野球選手における除脂肪量指数とパフォーマンスとの関係

    山田 健二, 大野 貴弘, 須藤 明治 日本体育・スポーツ・健康学会予稿集 73 (0), 476-, 2023

    ...<p>これまで野球選手における体づくりの重要性についての検討は多く行われてきている。 本研究では、除脂肪量指数に着目し、高校野球選手のバッティングやピッチングのフォーマンスとどのような関係があるのかについて検討とした。その結果より、高校野球選手の筋肉量の向上を狙った体づくりの重要性について検討することを目的とした。...

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  • 高校野球選手に生じた上腕骨遠位骨幹部疲労骨折の3例

    横川 敬, 林 育太, 永島 英樹 日本肘関節学会雑誌 30 (2), 218-221, 2023

    ...<B>【考察】</B>上腕骨遠位骨幹部疲労骨折の早期診断には,肘関節伸展制限と上腕骨遠位の全周性の圧痛,MRI STIR像の骨髄内輝度変化が有用な所見と考える.4~5月は疲労骨折の好発時期であり,肘関節痛を訴える野球選手では同骨折も鑑別に挙げるべきであると考える....

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  • 野球選手の橈骨頭に生じた離断性骨軟骨炎の3例

    川島 至, 岩堀 裕介 日本肘関節学会雑誌 30 (2), 256-261, 2023

    ...<B>【目的】</B>野球選手の橈骨頭離断性骨軟骨炎(橈骨頭OCD)の3例を経験したので報告する.<BR>【症例1】19歳男性,大学2年,硬式野球の投手.投球時の右肘外側部痛を主訴に当科を受診した.橈骨頭OCD分離後期の所見を認め,関節鏡下骨軟骨片切除及びドリリングを施行し,野球に完全復帰した....

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  • UCL損傷に対するPRP療法におけるSuperb Micro-vascular Imaging(SMI)を用いた血流評価

    川鍋 慧人, 古島 弘三, 貝沼 雄太, 佐久間 健太郎, 綿貫 大佑, 鈴木 雅人, 吾妻 大河, 船越 忠直, 高橋 啓, 堀内 行雄, 伊藤 惠康 日本肘関節学会雑誌 30 (2), 283-288, 2023

    ...<B>【方法】</B>対象はPRP療法を施行した野球選手20名20肘とし,靭帯内のPSVをPRP前,施行後1,3,6週に評価した.また,靭帯修復有無と復帰有無を調査し,PSVを比較した....

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  • ボールリリース後の上肢および体幹のキネマティクスと肘関節最大内反トルクの関係

    宮﨑 哲哉, 松井 知之, 東 善一, 瀬尾 和弥, 平本 真知子, 松澤 寛大, 森原 徹 日本肘関節学会雑誌 30 (2), 314-318, 2023

    ...<BR> 対象は女子プロ野球選手11名とし,投球動作を三次元動作解析装置および床反力計を用いて計測した.BR後の肘最大内反トルクと骨盤回旋角度に有意な正の相関関係(r=0.62, P=0.04),肩関節外転角度と有意な負の相関関係を認めた(r=-0.63,P=0.03).一方,その他の上肢および体幹角度との間には有意な相関関係を認めなかった.BR後において,骨盤の投球方向への回旋角度の増加と肩関節外転角度...

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  • 慢性腰痛を有する高校野球選手の身体特性およ び疼痛評価 パイロットスタディ

    中尾 英俊, 濱田 太朗, 清水 琳平, 今井 亮太, 森藤 武 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 1.Suppl.No.2 (0), 50-50, 2022-12-01

    ...<p>【はじめに、目的】</p><p>野球選手の慢性腰痛(Chronic Lower Back Pain: CLBP)の有病率は高いことが示唆されている。CLBPになると、長期的に練習や試合への参加が制限されるため競技に対する影響は大きい。本研究の目的は縦断的に高校野球選手のCLBPに関わる要因を身体特性および疼痛評価から検討する。...

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  • 学童期野球選手の投球動作と跳躍動作の特徴と関連

    遠藤 康裕 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 1.Suppl.No.2 (0), 55-55, 2022-12-01

    ...投球動作は複雑かつ巧緻的であり、学童期の野球選手にはみるからに動作が未熟なものも多い。投球動作の分析は三次元動作解析を中心に詳細に行われるようになっている。また、跳躍動作、投球動作、走動作は運動発達の観点から質的な分析も1970年代から行われている。我々はこれまで成長期野球選手の質的な投球動作分析の有用性を示し、さらにはしゃがみ込み動作や動的バランステスト中の運動の特徴を明らかにした。...

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  • 手への輪ゴム装着が肩関節機能に与える影響

    小山 浩司, 古島 弘三, 菅野 好規, 新津 あずさ, 小太刀 友夏, 新納 宗輔, 上野 真由美, 高橋 英司, 足立 和隆 人体科学 31 (1), 35-40, 2022-08-15

    ...<p>高校野球選手の手に輪ゴムを装着し、装着前後で肩関節の可動域と動かしやすさを比較した。対象は高校野球選手38名とした。装着前後において、左右肩関節伸展角度、左最大挙上値で有意な変化を認めた。肩関節の動かしやすさは、装着後に有意な増加が認められた。高校野球選手の手に輪ゴムを装着することで、肩関節の機能に変化を与える可能性が示唆された。</p>...

    DOI 医中誌

  • 超小型車載型 MRIによるフィールド野球肘検診と,外側型野球肘病態解明の試み

    岡本 嘉一, 寺田 康彦, 小川 健, 川村 卓 デサントスポーツ科学 43 (0), 97-104, 2022-06-20

    ...方法:野球フィールドで151名の少年野球選手の肘関節 MRIを撮影した.超音波および投球動画の撮影を行い,動作解析を行った. 結果:まだ被験者が少ないため有意な結果は認められなかったが MRI野球肘検診の方が外側型野球肘を早期に発見しやすい傾向が認められた.投球動作と肘障害に関してはまだ関連性の有無は言及しがたい. ...

    DOI Web Site 医中誌

  • 高校野球選手の炭水化物摂取源に関する検討

    ササキ, ショウタ, SASAKI, Shota 北海道文教大学研究紀要 (46) 71-76, 2022-03-15

    ...高校野球選手は成長に加え,練習によるエネルギー消費量が多い中で体作りを行わなければならない.そこで,高校野球では体作りのために米(飯)を用いてエネルギー摂取量を増やす取り組みを行っている.本研究では,筆者が高校野球選手を対象に調査を行い,蓄積してきたデータを活用し,高校野球選手が炭水化物源として,どのような食品群を摂取しているのかを明らかにすることを目的とした.得られた知見は,高校野球選手の増量を目的...

    機関リポジトリ

  • 野球選手の上腕骨内側上顆裂離に対する保存治療成績

    佐藤 力, 高原 政利, 宇野 智洋, 三田地 亮, 原田 幹生 日本整形外科スポーツ医学会雑誌 42 (1), 7-11, 2022

    ...<p>上腕骨内側上顆裂離(裂離)のある野球選手44例(平均年齢11歳)の保存治療成績を調査した.全身コンディショニングを行い,投球休止は平均55日であった.経過観察期間は平均8ヵ月(最低3ヵ月)であった.肘痛の再発は14例であった.骨癒合は40例に得られ,そのうち29例では骨癒合後に裂離の再発はなく,11例で骨癒合後に裂離の再発がみられた.裂離が再発した11例のうち,9例では再癒合したが,2例では再癒合...

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  • 中学野球選手における肘痛,片脚立ち座り動作,および投球フォームとの関係

    三田地 亮, 高原 政利, 佐藤 力 日本整形外科スポーツ医学会雑誌 42 (3), 164-168, 2022

    ...<p>目的:中学硬式野球選手52名における肘痛と片脚立ち座り動作,片脚立ち座り動作と投球フォームとの関係性について調査した.</p><p>方法:肘痛の有無を調査し,片脚立ち座り動作について軸脚とステップ脚の可否を評価した.投球動作についてthrowing planeを評価した....

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  • 高校野球選手における打撃時の腰痛と打撃量の関係

    髙橋 健大, 原田 幹生, 丸山 真博, 宇野 智洋, 村 成幸, 髙木 理彰 日本整形外科スポーツ医学会雑誌 42 (3), 186-190, 2022

    ...<p>高校野球選手1,091名を対象に打撃時の腰痛を調べ,痛みが生じた動作との関係と,打撃練習について検討した.腰痛を255名(23%)に認め,休み必要腰痛群(n=46)は休み不要腰痛群(n=209)に比べ,伸展時痛や両側の伸展回旋時痛が有意に多かった(いずれも<i>p</i><0.05).本研究における打撃時の腰痛の原因疾患として腰椎分離症が多く存在する可能性がある.さらに,腰痛と打撃量との関係を...

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  • 発育期野球選手における片側腰椎分離症の罹患側の違いによる身体機能の検討

    藤原 和喜, 瀧上 順誠, 大嶺 俊充, 山口 真耶, 矢部 和樹, 勝田 紘史 日本整形外科スポーツ医学会雑誌 42 (3), 169-174, 2022

    ...<p>野球選手では投球・打撃の反対側(非投球側・非打撃側)の椎弓関節突起間部に腰椎分離症発生が多いとされており,どのような身体機能の特徴が関与しているかを調査した.対象は片側腰椎分離症野球選手29例とし,検証1を非投球側罹患群16例と投球側罹患群13例,検証2を非打撃側罹患群18例と打撃側罹患群11例に分類し,各検証での身体機能(下肢柔軟性,腰椎骨盤帯安定性,運動制御機能)を比較検討した.検証1の結果...

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  • 野球選手の外傷性肩関節不安定症に対する鏡視下手術の治療成績

    田中 宏茂, 三幡 輝久, 長谷川 彰彦, 根尾 昌志 肩関節 46 (1), 22-25, 2022

    ...野球選手の外傷性肩関節前方不安定症に対する鏡視下手術の治療成績を調査した.外傷性肩関節前方不安定症に対して鏡視下手術を施行した野球選手12例12肩(全例男性,手術時平均年齢20.5歳)を対象とした.投球側6肩(捕手1肩,内野手3肩,外野手2肩),非投球側6肩(投手1肩,捕手1肩,内野手3肩,外野手1肩)であった.12例全例に鏡視下Bankart修復術を行い,大きな肩甲骨関節窩骨欠損を認めた1肩には鏡視下...

    DOI 医中誌

  • 投球障害肩に対する肩腱板筋力トレーニング方法の検討

    川井 謙太朗, 舟崎 裕記 理学療法科学 37 (5), 511-515, 2022

    ...〔対象と方法〕投球障害肩と診断された右投げ男性硬式野球選手42症例(投手23例,野手19例)を対象とした.全例に対してCKC exとOKC exを行い,疼痛による施行不可率を調査した.さらに,両方のトレーニングが可能であった19症例を2 群に分け,片方のトレーニング(CKC:10例,OKC:9例)を行わせ,両群間の筋力増強効果を比較した....

    DOI Web Site 参考文献9件

  • 野球選手における肘頭疲労骨折のtransitional typeに対する骨釘固定法の治療成績

    根津 智史, 島村 安則, 齋藤 太一, 尾﨑 敏文 日本肘関節学会雑誌 29 (2), 190-193, 2022

    ...<BR>【対象と方法】骨釘固定を行った22例の野球選手を対象とした.調査項目は癒合期間,2方向での骨釘固定角度,プレー復帰期間,合併症である.<BR>【結果】全例男性,手術時平均年齢は15.8歳,癒合期間は平均2.3か月で全例骨癒合が得られた.骨釘固定角度は正面像で83.1度,側面像で78.6度で復帰には平均4.6か月,合併症は術後再発が1例,骨釘の追加処置が1例であった....

    DOI 医中誌

  • 肘痛の既往を有する野球選手にみられる小指自動屈曲可動域制限 第2報

    宮下 浩二, 小山 太郎 日本肘関節学会雑誌 29 (2), 179-181, 2022

    ...肘痛の既往のある選手の小指のMP,PIP,DIPの屈曲角度を分析した.高校野球選手63名を肘痛既往群32名とコントロール群31名とした.握り動作の小指のMP,PIP,DIPの自動屈曲角度を算出した(単位:度).両群とも各角度の投球側と非投球側の差を統計解析した(p < 0.05).肘痛既往群のPIPの自動屈曲角度は投球側が非投球側より4.1° 有意に小さく,MP,DIPでは有意差を認めなかった.コントロール...

    DOI 医中誌

  • 野球選手の肘尺側側副靱帯損傷に対する靭帯再建術(両側スーチャーアンカー固定法)の臨床成績

    岩堀 裕介, 伊藤 岳史, 川島 至, 梶田 幸宏 日本肘関節学会雑誌 29 (2), 182-185, 2022

    ...野球選手の肘関節尺側側副靱帯(UCL)損傷に対し,長掌筋腱を用い尺骨・上腕骨の両側をスーチャーアンカーで固定するUCL再建術を行い臨床成績を調査した.対象は全例男性,36例36肘,手術時年齢は平均19.4歳,投手27例,捕手4例,野手5例で,術後経過観察期間は平均18.5ヶ月であった.手術はUCL前方線維上のFDSの剥離とUCLレムナントの尺骨側の剥離を最小限とし,尺骨側は鉤状結節部に1つの浅い骨孔...

    DOI 医中誌

  • 野球のティーバッティングにおける地面反力と体幹のエネルギーフローとの関係

    堀内 元, 中島 大貴 日本体育・スポーツ・健康学会予稿集 72 (0), 267-, 2022

    ...男子大学野球選手30名に最大努力によるティーバッティングを行わせた。ティーバッティング動作をモーションキャプチャーで記録し、両足に作用する地面反力を2台のフォースプレートで測定した。そして、股関節から体幹へ流入した力学的エネルギーを推定し、両足に作用する水平面の地面反力からピーク値を抽出および力積を算出した。さらに、体幹へ流入した力学的エネルギーと地面反力に関する変数との間の相関係数を算出した。...

    DOI

  • 投球・送球イップスを呈する野球選手における投球動作時の心理状態

    松田 晃二郎, 田村 雄志, 相羽 枝莉子, 立木 宏樹, 府内 勇希, 杉山 佳生 日本体育・スポーツ・健康学会予稿集 72 (0), 253-, 2022

    ...そこで、本研究では、国内においてイップスに苦しむ競技者の報告が多くなされている野球選手の投球・送球イップスと不安との関連を検証することを目的とする。対象者は投球・送球イップスの発症を本人と周囲の他者が共に認識する者10名 (イップス群) と、投球・送球イップスの発症を本人と周囲の他者が一度も認識したことがない者10名 (非イップス群) であった。...

    DOI

  • クリーン・ハイプルのトレーニングが野球のバットスイング速度に及ぼす影響

    畑島 一翔, 田中 重陽, 岩城 翔平, 熊川 大介 日本体育・スポーツ・健康学会予稿集 72 (0), 328-, 2022

    ...大学生野球選手36名を対象に、1週間に2回の頻度で12週間のトレーニングを実施した。トレーニングの負荷設定は最大パワーにおける負荷重量で5回を3セットとした。スイング速度の計測は、バットスイング解析装置(ミズノ社製)を用いて測定した。...

    DOI

  • 高校野球部員のシーズン直前からシーズン中における身体組成および体力の推移

    奥玉 南, 古泉 佳代, 國吉 波奈, 菊川 理子, 三浦 大地, 諸星 邦生 日本体育・スポーツ・健康学会予稿集 72 (0), 288-, 2022

    ...<p>【背景】野球選手において身長や体重などの身体組成や握力や垂直跳跳躍高などの体力は、投球速度やバッティングなどのパフォーマンスに影響すると言われている。特に高校生は成長期でもあり発育・発達に伴い、体格や身体組成、体力は変化しやすい時期であることが考えられる。...

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  • 異なる負荷の片足踏み込み動作による重心動揺指標と足部アライメントとの関係

    安田 良子, 栗原 俊之, 篠原 靖司, 伊坂 忠夫 理学療法科学 37 (1), 77-86, 2022

    ...〔対象と方法〕対象は大学野球選手64名とした.FAは内側縦アーチ高率,第1・第5趾側角,開張角,足幅/足長比とし,重心動揺指標は足圧中心(COP)軌跡速度,重心動揺面積とした.〔結果〕急性期のCOP軌跡速度は条件I,II,III間に有意な差が認められたが,安定期はIIとIIIとの間に有意差を認めなかった.IIIではFAとCOP軌跡速度との間に有意な相関関係を認めなかった....

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献27件

  • 小中学野球選手における睡眠に関する検討―肩肘痛や投球パフォーマンスとの関係―

    原田 幹生, 宇野 智洋, 佐々木 淳也, 村 成幸, 高木 理彰 日本整形外科スポーツ医学会雑誌 42 (1), 22-26, 2022

    ...<p>小中学野球選手の睡眠を調べ,肩肘痛や投球パフォーマンスとの関係を検討した.野球肘検診に参加した小中学野球選手80名を対象として,アンケートを用いて,投球時の肩肘痛,投球パフォーマンス(KJOCスコア),および睡眠を調べた.肩肘痛を41名(51%)に認め,KJOCスコアは平均91点(38~100)であった.肩肘痛は,睡眠の質がとても良い選手(29%)に比べ,それ以外の選手(63%)で有意に多かった...

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  • 野球選手の小頭離断性骨軟骨炎治療に関する全国調査

    木田 圭重, 富田 一誠, 岩目 敏幸, 宇野 智洋, 轉法輪 光, 可知 芳則 日本整形外科スポーツ医学会雑誌 42 (1), 36-39, 2022

    <p>目的:小頭離断性骨軟骨炎(小頭OCD)に対する本邦での治療の実態を明らかにすることを本研究の目的とした.</p><p>方法:「野球に携わる医師のネットワーク」の医師を対象に選択式のオンライン調査を行った.</p><p>結果:回答率は52.7%(69/131名),500例の手術症例について回答を得た.初期例に対しては「投球禁止,部分修復以上を目指す,リハビリテーション介入を行う」が,手術適応…

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  • 発育期野球選手における打撃側および投球側と腰椎疲労骨折発生側の関係

    安達 玄, 小林 聡太郎, 馬見塚 尚孝 日本整形外科スポーツ医学会雑誌 42 (3), 191-194, 2022

    ...</p><p>方法:医療機関を受診して腰椎疲労骨折の診断を受けた発育期野球選手30名(平均14.1±1.7歳)を対象とし,片側回旋群(右投右打,左投左打)と両側回旋群(右投左打)に分類した.また,腰椎疲労骨折発生側を打撃側および投球側に対して対側,同側に分類し,群間比較した....

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  • 幼少期における競技経験が大学野球選手の競技レベルに及ぼす影響(方,発)

    福家 瑠都, 河村 剛光, 青木 和浩 日本体育・スポーツ・健康学会予稿集 72 (0), 129-, 2022

    ...<p>【目的】本研究では、日本の大学野球選手を対象に、野球を始めた時期や専門化した年齢、他種目経験など競技経歴の現状を明らかにし、競技経歴と各年代における競技レベルとの関連性を分析した。更に、中学生の時期に使用していたボールと各年代の競技レベルにも関連性があるのかを調査した。【方法】全日本大学野球連盟に加盟しているチームに所属する選手589名を対象にインターネットによるアンケート調査を実施した。...

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  • ドリルとストレッチングを用いた投動作指導の学習指導効果

    田中 雄大, 笠次 良爾, 山口 裕士, 山口 琢士, 松尾 浩希 日本体育・スポーツ・健康学会予稿集 72 (0), 378-, 2022

    ...また、岩堀は成長期の野球選手を対象にストレッチを行い、関節可動域を向上させることで、投動作が改善したことを報告している。しかし、野球未経験の中学生を対象に、ドリルとストレッチを組み合わせて投動作の指導を行った研究はない。よって、本研究は体育授業でドリルとストレッチを組み合わせた投動作指導を行い、投球動作の改善及び投能力の向上に及ぼす影響を比較検討することを目的とした。...

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  • 肘障害に対する理学療法に関する研究(エコー、野球肘)

    服部 寛 スポーツ理学療法学 2 (Supplement), S13-S13, 2022

    ...我々の研究チームでは、およそ7年前から反復的な投球により生じる肘関節内側組織への負荷に着目し、高校野球選手を対象に反復した投球中にUSを用いて肘関節内側組織を評価し、反復投球中における肘関節内側組織の経時的変化の検証を進めてきた。...

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  • 野球の投手が投じる変化球の「キレ」の定量化の試み

    中島 大貴, 畔栁 俊太郎, 安藤 優香, 廖 本暠, 山口 瑞生, 桜井 伸二 スポーツパフォーマンス研究 14 (0), 1-12, 2022

    ...野球において,投手が投じる変化球は,“キレ”という言葉を用いて評価されることが多い.しかし,このキレに対して野球選手がどの程度共通した認識を持っているのか,また,それは客観的な指標(速度や変化量などの運動学的特徴)で表すことができるのかは明らかではない.そこで本研究では,①野球投手が投じた変化球に対する評価者のキレの評価の一致度を検証すること,②そのキレの評価と実際に投球された変化球の運動学的特徴との...

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  • スパインマットの使用による脊柱アライメントの改善と体力テスト結果の向上

    小山 浩司, 古島 弘三, 菅野 好規, 上野 真由美, 新納 宗輔, 新津 あずさ, 足立 和隆 理学療法科学 37 (2), 205-210, 2022

    ...〔対象と方法〕110名の高校野球選手を対象に,ベッド上で背臥位をとらせ,胸椎部にスパインマットを3分間挿入する方法で介入した.介入前後にスパイナルマウスを用いて胸椎後弯角,腰椎前弯角,仙骨傾斜角を測定し,続いて体力テスト(30 m走,垂直跳び,立ち幅跳び,反復横跳び)を実施した....

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献9件

  • 甲子園出場を目指す高校野球選手の3 学年にわたる心理的競技能力の変化

    加藤 貴英, 髙津 浩彰 スポーツパフォーマンス研究 14 (0), 209-222, 2022

    ...本研究では甲子園出場を目指す高校野球選手の3 学年にわたる心理的競技能力の縦断的変化を検討した.3 校(5 チーム)の硬式野球部員109 名を対象に,心理的競技能力検査(DIPCA: Diagnostic Inventory of Psychological Competitive Ability for Athletes)を各高校の春季大会終了後(5 ~ 6 月)に毎年実施した.109 名全員を1...

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  • 野球選手に対するエコーを用いた上腕骨滑車部評価

    武長 徹也, 吉田 雅人, 土屋 篤志, 岡本 秀貴, 後藤 英之, 杉本 勝正 日本肘関節学会雑誌 29 (2), 218-221, 2022

    ...【目的】われわれは投球障害肘の診断において上腕骨滑車部も積極的にエコーで評価している.大学野球選手における滑車部骨軟骨病変の有病率を報告する.【対象と方法】メディカルチェックを受けた大学野球部所属選手96 例 を対象とした.被験者を座位とし,投球側肩関節を軽度屈曲位で肘関節を最大屈曲させ,肘後面からリニアプローブを当て上腕骨滑車部を長軸像と短軸像で評価した....

    DOI 医中誌

  • 野球マンガからみる現代の高校野球選手の野球観について

    藤谷 雄平 日本体育・スポーツ・健康学会予稿集 72 (0), 382-, 2022

    ...</p><p> そこで、本研究では、精神主義や体罰なども描かれ1960年代に人気を博した『巨人の星』と、現代において人気を博している『ダイヤのA』を用いたアンケート調査を通して、高校野球選手の野球観について明らかにすることを目的とした。</p>...

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  • 腓骨筋腱脱臼に破格筋を伴っていた中学野球選手の一例

    小野 亮, 渡邉 耕太, 射場 浩介, 寺本 篤史, 岡田 葉平, 山下 敏彦 日本整形外科スポーツ医学会雑誌 42 (1), 12-14, 2022

    <p>12歳,野球部男性.1年前に右足関節を捻挫し外果部痛が出現.1ヵ月前にベースランニング中に再受傷し,同部の礫音と疼痛が増強したため受診.右外果後方に軽度の腫脹と圧痛,腓骨筋腱の偏位を認めた.MRIで長・短腓骨筋腱の後方に筋組織と思われる構造物を認めたため破格筋を伴う腓骨筋腱脱臼と診断し,破格筋切除および腱鞘形成術を施行した.術後15週で競技に完全復帰し,術後半年経過時も再発や症状はなかった…

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  • 大学野球選手に対するメディカルチェック―身体機能と肩肘の痛みとの関連―

    安本 慎也, 大槻 伸吾, 柳田 育久, 相原 望, 大久保 衞 日本整形外科スポーツ医学会雑誌 42 (2), 100-104, 2022

    <p>メディカルチェックは選手の身体特性を把握するための有益な情報となる.本研究では大学野球部新入生を対象としたメディカルチェックを実施し,投球肩肘障害を有する選手の身体機能を比較検討した.身体機能検査では下肢・体幹可動性テスト,肩・肩甲骨可動性テスト,肩甲骨周囲筋・腱板機能の測定を実施した.肩痛群(PS群)では疼痛なし群(N群)と比較して,Elbow Push …

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  • エリート野球選手に対する肘UCL断裂の保存治療―PRP療法について―

    山田 慎, 加藤 有紀, 岡田 拓也, 高澤 修三, 服部 惣一, 大内 洋 日本整形外科スポーツ医学会雑誌 42 (3), 125-130, 2022

    ...<p>エリート野球選手の肘UCL断裂は根治治療としては靱帯再建術が標準治療とされ良好な成績が報告されているが,実戦復帰まで長期離脱を要することが多く,選手には大きな負担となり再建術を回避したい状況も遭遇する.当施設で2014年から行っているPRP療法はUCL断裂の保存療法として施行し野球選手58症例中50症例が6ヵ月以内に実戦投球復帰しており,DASH sports score平均値は施行前72.4...

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  • 野球選手における肘尺側側副靱帯(UCL)再建術

    山崎 哲也 日本整形外科スポーツ医学会雑誌 42 (3), 131-136, 2022

    ...<p>保存的治療に抵抗を示す野球選手の肘尺側側副靱帯(UCL)損傷に対し,当科で現在行っている主な手術方法は,原則同側の長掌筋腱を移植腱として用い,尺骨と上腕骨のUCL付着部の中心に骨孔作成し移植腱を通す一束再建術で,固定は軟部組織用interference screwを用いている.術後1年以上経過観察が可能で,かつ術前および術後最終経過観察時に超音波検査による外反動揺性を計測し得た97例97肘の術後成績...

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  • 発育期野球選手における腰椎疲労骨折と初診時身体所見

    安達 玄, 小林 聡太郎, 馬見塚 尚孝 日本整形外科スポーツ医学会雑誌 42 (3), 159-163, 2022

    ...<p>目的:腰痛を主訴に医療機関を受診した発育期野球選手の腰椎疲労骨折と初診時身体所見の関係を明らかにすること.</p><p>方法:腰椎伸展痛,腰椎右側屈・伸展痛,腰椎左側屈・伸展痛,腰椎叩打痛の検査を実施し,MRI撮影を行った69名(平均13±1歳)を解析対象とした....

    DOI

  • 競技の違いが肘関節の応力に及ぼす影響 -CTOAM法を用いた肘関節の解析-

    伊藤 華奈子, 門間 太輔, 岩本 航, 近藤 英司, 岩崎 倫政 日本肘関節学会雑誌 29 (2), 166-169, 2022

    ...野球選手と体操選手では上腕骨小頭離断性骨軟骨炎の好発部位が異なることが臨床的に報告されているものの,競技の違いが肘関節内応力分布に及ぼす影響はいまだ不明である.本研究ではCT osteoabsorptiometry法を用いて野球選手と体操選手における肘関節応力分布を比較検討した.大学生野球選手12名と体操選手13名の利き腕の肘関節単純CT画像を用いて高骨密度領域を解析した.野球選手と体操選手では平均...

    DOI 医中誌

  • Panner病の2例

    片山 れな, 高原 政利, 澁谷 純一郎, 高木 理彰 日本肘関節学会雑誌 29 (2), 209-213, 2022

    ...<B>【症例1】</B>11歳男児.少年野球選手.1か月前に投球後より右肘関節外側痛が出現し受診した.肘関節可動域制限を認め,肘関節X線像では著変を認めなかったが,MRIで信号変化を認めた.Panner病と診断し,シーネ固定 を 7週間 行った.初診から5週後に小頭骨端核全体の圧壊を認めたが,経時的に改善を認め,18か月後に疼痛なく野球に復帰した....

    DOI 医中誌

  • プレーや調子の良い時や悪い時の知覚の変化や錯覚

    兄井 彰 日本体育・スポーツ・健康学会予稿集 72 (0), 235-, 2022

    ...<p>打撃が好調な野球選手は、“ボールが大きく見える”といった対象の大きさに変わりがないにも関わらず、その見え方や感じ方に錯覚が生じることがある。...

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  • ベースボール型球技の授業におけるICTを活用した生徒の自己評価と教師評価の関連性について

    山口 琢士, 笠次 良爾, 田中 雄大, 山口 裕士, 松尾 浩希 日本体育・スポーツ・健康学会予稿集 72 (0), 379-, 2022

    ...一方三田地らは中学生硬式野球選手を対象に投球動作を自己評価させ、選手とは別の評価基準で理学療法士が評価する研究を行っている(2021)。このようにICT機器を用いて投球動作を評価した研究はあるが、野球初心者の生徒と野球指導経験のある教師が同一の基準で投球動作を評価し、両者の評価の差異について研究した報告は我々の渉猟した範囲では過去に見られない。...

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  • 小中学校野球選手の走・跳・投・打に関する運動能力と動作

    齋藤 健治, 沖村 多賀典, 佐藤 菜穂子, 酒井 淳一 名古屋学院大学研究年報 (34) 1-17, 2021-12-31

    小学4年生から6年生と中学3年生の野球部員を対象に,走跳投打に関わるパフォーマンス計測を行い,それぞれの特徴とそれらの間の関連性を,計測値と関節運動に着目した動作観察により検討した。30m走,立ち幅跳び,ネット投球およびティー打撃時のタイム,距離,速度などを計測し,同時に動作のビデオ撮影を行った。統計分析に留まらず,関節運動さらに運動連鎖の視点で分析することにより,それぞれの動作の特徴と関連性が…

    DOI 機関リポジトリ Web Site

  • 新潟県中学野球試合における投手の登板人数および球数調査

    鵜瀬 亮一, 中村 絵美, 佐藤 勉, 石川 智雄, 佐藤 和也 新潟医療福祉学会誌 21 (2), 57-60, 2021-11-30

    ...本調査は、中学野球選手の公式戦と練習試合における登板人数と球数の実態把握を行なうことを目的に、新潟県中学校体育連盟に所属する軟式野球部(前期147校、後期151校)を対象に調査を行なった。調査期間は前期と後期の2期に分け、それぞれ前期2019年3月から7月、後期2019年7月から11月であった。...

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  • 野球選手のイップス研究に向けた文献的検討

    栗林 美智子 長野保健医療大学紀要 6 19-30, 2021-11-30

    ...本稿の目的は、イップスを発症した野球選手の苦しみを軽減するために、野球選手のイップス研究に向けた課題を明らかにすることである。イップス研究の背景を概観した上で、日本におけるイップス研究の動向と今後の研究課題について、収集した 23 の文献をレビューした。スポーツ全般におけるイップスの定義は、神経学的要因に基づくものと心理学的要因に基づくものがあり、その両方の立場をとる文献が増えてきている。...

    DOI 機関リポジトリ 医中誌

  • 野球青年の対象喪失プロセス

    本並, 健太, 中山, 雅之 21世紀アジア学研究 = Bulletin of Asian Studies 19 1-18, 2021-03-15

    ...自身は全国大会に出られないがチームメイトはプロ野球選手になるような環境で、大学生まで野球を続けた野球青年は、卒業後にプロ野球選手以外の仕事に就く。彼らは、野球を始めた頃に獲得していった愛着の対象、小さな頃からの夢をどのようにして諦めたのか、その心理変容プロセスを明らかにすることが本研究の目的である。半構造化インタビューによって得たデータをM-GTAを使用して分析を進めた。...

    機関リポジトリ Web Site

  • 野球における指導者の主観的評価による打者のスイング特性

    蔭山 雅洋, 山本 雄平, 田中 成典, 柴田 翔平, 鳴尾 丈司 情報処理学会論文誌 62 (2), 747-760, 2021-02-15

    ...近年では,センサ技術やIT技術の発展により計測装置の小型化が進んだため,バッティング直後に,スイングの特徴を把握できるようになった.しかし,アマチュア野球選手の指導現場では,いまだに,科学的なデータに基づいた指導方法は確立されていない.その原因として,これまで我が国の野球において,合理的な指導と非合理的な指導が混在していることに加えて,スイングの計測装置によって算出された数値に対する解釈が現場では難...

    DOI 情報処理学会

  • 高校野球選手における投球障害予防への認識調査

    奈良 昌哉, 鈴森 雄貴, 大場 健裕, 寒川 美奈 理学療法科学 36 (3), 409-413, 2021

    ...<p>〔目的〕本研究は,高校野球選手における投球障害の肩関節可動域制限リスクファクターへの認識を調べた.〔対象と方法〕対象は,高校野球部所属選手483名とした.質問紙にて投球時痛,リスクファクターの認識と情報源を調べ,投球時痛の有無により障害あり群,障害なし群に分けた....

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献19件

  • 各年代の野球選手における身体機能の特徴および投球肩・肘障害に関与する因子の検討

    石川 博明, 高橋 晋平, 永元 英明, 黒川 大介, 高橋 博之, 村木 孝行 日本整形外科スポーツ医学会雑誌 41 (2), 119-124, 2021

    ...<p>本研究の目的は,各年代の野球選手における身体機能の特徴および投球障害に関与する因子を明らかにすることである.野球検診に参加した延べ2,576名の中から肩障害群,肘障害群,健常群を抽出した.関節可動域,筋力,肩甲骨アライメント(計10項目)の左右差を各年代(小学校低学年,小学校高学年,中学・高校生)および各群間で比較した.すべての年代で投球側肩外旋可動域拡大,内旋可動域減少を認め,この左右差は小学校高学年...

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  • O5-4 投球時に右肘内側および外側部に疼痛を訴える中学生野球選手の一症例

    池津 真大, 兼岩 淳平, 竹内 大樹 関東甲信越ブロック理学療法士学会 40 (0), 34-, 2021

    ...</p><p>【考察】本症例は,投球時に右肘内側および外側部に疼痛を訴える中学生野球選手であった.先行研究では,オーバーヘッドスポーツ選手の肘痛と胸郭出口症候群に関係性があることが報告されている.胸郭出口症候群の絞扼部位には,斜角間隙,肋鎖間隙,小胸筋下間隙があり,本症例は小胸筋下間隙での絞扼が肘痛の主原因であると考えられた.今後は本症例の結果を基に,野球選手における肘痛の原因を解明していく必要がある...

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  • 野球の打撃における左右打者の相違について

    川村 卓, 波戸 謙太, 小池 関也, 阿江 数通 日本体育・スポーツ・健康学会予稿集 71 (0), 397-, 2021

    ...</p><p> 対象者は大学野球選手56名(であり、右打者(以下、RR群)が30名、左打者(以下、RL群)が26名であり、実験試技はティー台上のボールを打撃するティー打撃であった。試技の撮影は全身の試技を撮影するためのカメラ2台と手部を詳細に撮影するために手部の画角を拡大させたカメラ2台による撮影を行った。...

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  • 原テストと投球時肩痛との関連

    牧野 康一, 三幡 輝久, 長谷川 彰彦, 竹田 敦, 上井 綾菜, 古屋 忠幸 日本整形外科スポーツ医学会雑誌 41 (1), 1-6, 2021

    ...<p>原テストと投球時肩痛の関連を検討した.肩痛のために投球不能となり,治療を要した野球選手(要治療群)42人と肩痛はあるが投球可能な選手(投球可能な肩痛群)46人および,症状のない選手(症状なし群)201人を対象とし,原テスト各項目の陽性率と総点数について比較,検討した.原テスト総点数は,症状なし群,投球可能な肩痛群,要治療群の順に低下した.原テスト総点数が8点以下となると肩痛が生じ,7点以下になると...

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  • 野球選手の反復性肩関節脱臼に行なった鏡視下バンカート修復術の治療成績

    森岡 健, 菅谷 啓之, 高橋 憲正, 松木 圭介, 渡海 守人, 星加 昭太 日本整形外科スポーツ医学会雑誌 41 (1), 20-25, 2021

    ...<p>野球選手の反復性肩関節脱臼の治療成績の報告は少なく,術式や後療法など不明な点が多い.本研究の目的は,野球選手の反復性肩関節脱臼に対する鏡視下バンカート修復術の術後競技復帰状況を調査することである.対象は投球側(T群)が65肩,非投球側(N群)が52肩であった.受傷原因はT群でヘッドスライディング,N群でダイビングキャッチが最も多かった.術前と比して術後のRowe scoreは有意に改善した(T...

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  • 正面画像から投球中の肩水平内転運動を評価できるか

    瀬川 大輔, 遠藤 和博, 山口 光國, 浜田 純一郎 肩関節 45 (2), 374-377, 2021

    ...投球の正面動画から肩水平内転運動の有無を評価し,プロ野球選手との比較と障害別で頻度を調査した.肩内旋制限19例,肘内側側副靭帯または内側上顆骨端損傷15例,上腕骨近位部骨端損傷11例の診断を受けた45例(平均15.5歳)を対象とし,投球動作を正面からデジタルカメラで撮影後,ボールリリース(BR)時の体幹と肩のなす角度,両肩と肘のなす角度,上腕と前腕のなす角度を画像処理ソフトで計測した.いずれの角度も...

    DOI 医中誌

  • 「感覚」を「言語化」することによる投球パフォーマンスの安定

    豊田 則成, 黒田 貴稔 日本体育・スポーツ・健康学会予稿集 71 (0), 150-, 2021

    ...プロ野球選手としての日々の取り組みは、言わずもがな、自身のパフォーマンスを高次元に維持し、本番で発揮することを目指している。ただし、全ての選手が本番で実力発揮できる訳ではない。...

    DOI

  • レジスタンストレーニングにおける挙上速度低下率の違いが高校野球選手のパフォーマンスに与える影響

    山口 隼澄, 梅林 薫 日本トレーニング指導学会大会プログラム・抄録集 2021 (0), P01-, 2021

    【トレーニング現場へのアイディア】本研究で使用した重量の調節や設定方法は個人によ る誤差が大きく、改善点が多く見られた。これらの改善次第では、本研究で行ったトレー 二ング方法は、直接的な野球パフォーマンス向上に効果的である可能性がある。 背景:Velocity Loss Cutoff(VLC) は、挙上速度が一定割合まで低下したらセットを終了 するVelocity Based …

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  • 大学野球選手の足部静的アライメントと動的バランスの関係

    安田 良子, 栗原 俊之, 篠原 靖司, 伊坂 忠夫 理学療法科学 36 (3), 345-352, 2021

    ...<p>〔目的〕本研究は大学野球選手のポジションにおける足部静的アライメントと動的バランス指標の特徴を明らかにし,これらの関連性を検討することを目的とした.〔対象と方法〕対象は大学野球選手106名(投手31名,野手75名)とした.足部静的アライメント指標は両足立位時の内側縦アーチ高率,第1趾・第5趾側角,開張角,足幅/足長比とし,動的バランス指標は重心安定化時間とした....

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献21件

  • 小学生野球選手における腹臥位release pushテストと内側上顆の形態変化との関係

    高橋 晋平, 村木 孝行, 石川 博明, 永元 英明, 黒川 大介, 高橋 博之 日本整形外科スポーツ医学会雑誌 41 (2), 89-92, 2021

    ...と内側上顆の形態変化に有意な関連が認められたが,立位release pushテストでは内側上顆の異常と有意な関連が認められなかった.腹臥位release pushテストは,小学生野球選手の肘関節内側障害の機能的要因を評価できる可能性が示唆された....

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  • 福井県の高校野球選手に実施したメディカルチェックの満足度調査

    東 伸英, 菅野 智也, 菅原 慎弥, 小坂 正裕 日本整形外科スポーツ医学会雑誌 41 (3), 209-213, 2021

    ...<p>2019年に福井県のメディカルチェック(以下,MC)に参加した高校野球選手95名を対象に,MCの満足度と改善項目を調査した.調査項目はMCの総合評価,開催時期,開催場所,環境,時間,身体検査,運動指導の満足度とし,分析はCustomer Satisfaction analysisを用いて改善度を算出した.満足度は総合評価・身体検査・運動指導が96.8%と高い満足度を示したが,開催時期,開催場所...

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  • 青年期野球選手における尺側側副靭帯損傷の有無による尺側手根屈筋・浅指屈筋筋厚の違いについて

    貝沼 雄太, 古島 弘三, 宇良田 大悟, 川鍋 慧人, 佐久間 健太郎, 船越 忠直, 草野 寛, 高橋 啓, 堀内 行雄, 伊藤 惠康 日本肘関節学会雑誌 28 (2), 122-124, 2021

    目的:臨床場面では,投球側の尺側手根屈筋(FCU)・浅指屈筋(FDS)が萎縮していることを多く経験する.本研究の目的は,尺側側副靭帯(UCL)損傷群と正常群におけるFCU・FDS筋厚を評価・検討することとした.<BR>方法:対象はUCL損傷と診断された18 名(I 群)と検診でUCL正常であった15名(N …

    DOI 医中誌

  • 上腕骨小頭離断性骨軟骨炎に対する骨軟骨柱移植術後に小頭の著明な圧壊と関節症変化を来した2例

    原田 洋平, 岩堀 裕介, 梶田 幸宏, 高橋 亮介, 安達 伸生 日本肘関節学会雑誌 28 (2), 97-101, 2021

    ...上腕骨小頭離断性骨軟骨炎(OCD)に対する骨軟骨柱移植術後に,上腕骨小頭の圧壊と著明な変形性関節症を来した2例を経験したので報告する.症例1.12歳男子,野球選手.他院で右上腕骨小頭OCDに対して骨軟骨柱移植術を受け,術後3ヵ月で当院を受診.MRIで移植した骨軟骨柱は生着していたものの関節内水腫を認めた.その後徐々に上腕骨小頭の圧壊と,関節症変化が進行した.症例2.13歳男子,野球選手.当院で右上腕骨小頭...

    DOI 医中誌

  • スポーツ版実行機能質問紙(Executive Functions Questionnaire for Sports: S-EFQ)作成の試み

    浦 佑大, 高井 秀明 日本体育・スポーツ・健康学会予稿集 71 (0), 251-, 2021

    ...野球選手(Yamashiro et al., 2015)やバレーボール選手(Alves et al., 2013)は非競技者よりも抑制機能が高いといわれており、競技場面ではフェイントへの対応など、これまでの運動計画を抑制して反応することが求められる。したがって、競技者は非競技者よりも抑制機能が重要な機能として位置づけられるために、「抑制」因子が本研究では抽出されたものと推察される。...

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  • 某甲子園出場高校の高校野球選手におけるスポーツ障害と身体機能の関連性

    私市 直人, 石谷 勇人, 多米 一矢, 川崎 智子, 小関 博久 専門リハビリテーション 20 (1), 13-20, 2021

    ...<p>目的:足部を含む全身のスクリーニング評価(SE)とスポーツ障害との関係性を調査し,スポーツ現場におけるSEの実用性を検討した.方法:野球選手57名を対象とし,スポーツ障害の有無で障害群27名,非障害群30名の2群に分類した.SE項目は①肩関節内外旋,②広背筋,③Combined Abduction test,④Horizontal Flexion test(HFT),⑤体幹回旋,⑥指床間距離,...

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  • ドミニカ共和国の青少年野球選手に対するエコーを用いた野球肘検診

    武長 徹也, 古島 弘三, 山本 敦史, 大槻 宏芳, 阪長 友仁, 伊藤 恵康 日本整形外科スポーツ医学会雑誌 41 (1), 31-33, 2021

    ...</p><p>結果:224名の男性野球選手,平均12.6歳において明らかな小頭部OCDは認めず,内側上顆下端の異常所見は40名(17.9%)に認めた.</p><p>結論:本邦では小頭部OCDは0.8~8.0%,内側上顆下端の異常所見は21~54.4%と報告されており,いずれもドミニカでは低値であった.</p>...

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  • 成長期野球選手における腰痛と股関節可動域の関連性

    森木 研登, 飯澤 剛, 青木 光広 日本整形外科スポーツ医学会雑誌 41 (1), 7-11, 2021

    ...<p>目的:成長期野球選手を対象とし,腰痛と身体特性,下肢柔軟性を含む股関節可動域の関連性について調査した.</p><p>方法:対象は中学硬式野球選手102名とした.評価項目は身体特性としてBMI,股関節可動域(屈曲,伸展,内旋,外旋,腹臥位内外旋),下肢柔軟性(SLR,HBD)を投球側,ステップ側に分け計測した.統計解析は多重ロジスティック回帰分析を用い,解析した....

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  • 小・中学野球選手における全身関節弛緩性と肘障害の関係

    渡部 健太郎, 飯島 裕生, 倉品 渉, 山口 雄史, 矢野 雄一郎, 笹沼 秀幸 日本整形外科スポーツ医学会雑誌 41 (1), 44-47, 2021

    ...<p>目的:小・中学野球選手の肘障害と全身関節弛緩性(GJL)の関係を調査することを目的とした.</p><p>方法:男子小・中学野球選手915名(小学生491名,中学生424名)をGJL陽性群と陰性群で分け,肘障害の割合を調査した....

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