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検索結果 387 件

  • アモルファス積層コアの量産にめど モーター損失10分の1へ

    日経automotive (153) 24-26, 2023-12

    ...ネクストコアテクノロジーズ(NCT、京都府宇治市)は、通常の電磁鋼板と比べて鉄損が10分の1とされるアモルファス合金の薄帯を使ったモーター部品、積層ステーターコアの量産化にめどをつけた(図1)。同薄帯は、非常に薄くて粘っこいことから、プレスによる…...

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  • 電力用磁性材料の開発動向I

    尾田 善彦, 茂木 尚 電気学会誌 143 (11), 698-701, 2023-11-01

    ...<p>1.はじめに</p><p>電磁鋼板はモータ・発電機や変圧器などの電気機器の鉄心材料として使用されており,機器の体積・重量や効率は電磁鋼板の性能に大きく依存し,脱炭素化社会の実現に向け電気機器の省エネルギー化が進展する中で,電磁鋼板においても低損失(低鉄損)化が継続的に進められてきた。</p>...

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  • 実機実験によるPMSMの固定子磁束と鉄損との関係の調査

    野本 真生, 篠原 篤志, 山本 吉朗 電気関係学会九州支部連合大会講演論文集 2023 (0), 226-227, 2023-08-31

    ...<p>永久磁石同期モータ(PMSM)における既存の高効率運転法のうち,モータ効率を最大にする運転法である最大効率運転法は,一般的な高効率運転法とは異なり,鉄損の把握が必要である。PMSMの鉄損は主に固定子の交番・回転磁束によって発生することが既に判明している。一方で,鉄損は磁束密度と磁束の交番周波数の関数である,スタインメッツの実験式として表現されてきた。...

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  • 負荷レベルに応じた制御モード切替による誘導機の銅損低減法の検証

    窪田 涼介, 大山 和宏 電気関係学会九州支部連合大会講演論文集 2023 (0), 228-228, 2023-08-31

    ...ベクトル制御における最小損失化では,鉄損や銅損を考慮した制御方策が報告されている一方で,最小損失を満足できる条件に制約があるなどの課題がある。ところで,異なる制御アプローチとして一次磁束制御が考案されている。しかしながら,損失低減化に関してベクトル制御との比較を交えた報告は見受けられない。そこで本稿では,一次磁束制御の磁束指令法によってベクトル制御に比して銅損を低減可能となることを示す。...

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  • 熱的鉄損分布測定における電磁石型励磁器の開発

    吉川 尚輝, 戸高 孝, 佐藤 尊 電気関係学会九州支部連合大会講演論文集 2023 (0), 346-346, 2023-08-31

    ...結果として,電磁石型励磁器でも永久磁石型励磁器と同様の鉄損分布を得ることができたが,励磁コイルからの熱放射の影響が大きく,ティース先端部の測定精度は低下した。本論文では,試作した電磁石型励磁器の課題について報告する。</p>...

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  • 直流ヒステリシスと異常渦電流損を考慮した方向性電磁鋼板のヒステリシスモデリング

    吉良 綾音, 高 炎輝, Hamzehbahmani Hamed, 村松 和弘 電気関係学会九州支部連合大会講演論文集 2023 (0), 353-353, 2023-08-31

    ...<p>電気機器の効率を精度よく評価するためには高精度な磁界と鉄損計算が必要である.現在,電気機器の磁界と鉄損計算のほとんどは初磁化曲線と古典渦電流損を考慮した非線形渦電流解析が用いられており,直流ヒステリシス特性と異常渦電流損を考慮することでより高精度な磁界と鉄損計算ができると考えられる.方向性電磁鋼板は,磁気を一方向に流れやすくした電磁鋼板で,静止器の鉄芯としてよく使用されている.本研究では,方向性電磁鋼板...

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  • 電磁誘導加熱を用いたアモルファス材料の磁場中熱処理法の検討

    有田 怜司, 戸高 孝, 佐藤 尊 電気関係学会九州支部連合大会講演論文集 2023 (0), 345-345, 2023-08-31

    ...<p>アモルファス変圧器鉄心には磁気異方性の付与と低鉄損化を目的として磁場中熱処理が施されている。しかしながらその加熱方法にはガス炉や電気炉を用いる手法が一般的であり,磁場印加ならびに加熱のために製造コストが増大する課題がある。そこで著者らは,高効率で消費エネルギーの少ない磁場中熱処理を実現するために,電磁誘導加熱を用いる方法の開発に向けて検討を行った。...

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  • ベクトル磁気特性制御技術を用いた方向性電磁鋼板製分割鉄心の鉄損低減化検証

    村田 晟和, 若林 大輔, 岡 茂八郎, 榎園 正人 電気関係学会九州支部連合大会講演論文集 2023 (0), 124-124, 2023-08-31

    ...電気機器の低損失化のためには内部にある鉄心の低鉄損化が必須である。変圧器や一部のモータでは鉄心材料に方向性電磁鋼板(以下、GO材)が使用されており、その高透磁率・低鉄損特性が電気機器の低損失化に大きく寄与している。更なる低鉄損化に向け、著者らはベクトル磁気特性制御技術を開発した。...

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  • ベクトル磁気特性制御技術を用いた三相変圧器モデル鉄心に生じる回転鉄損の低減化検証

    中村 紀仁, 若林 大輔, 岡 茂八郎, 榎園 正人 電気関係学会九州支部連合大会講演論文集 2023 (0), 123-123, 2023-08-31

    ...著者らは低鉄損・高効率な変圧器開発を目標に二次処理を施したベクトル磁気特性制御材を開発して既存方向性電磁鋼板の低鉄損化を実現した。本発表では、このベクトル磁気特性制御技術を三相変圧器モデル鉄心に適用させ、無負荷損を測定することにより鉄損低減化について検証を行う。まずベクトル磁気特性解析により鉄心に発生する回転磁束分布を明らかにし、その領域に技術を適用する。...

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  • 二次電流加熱法を用いた産業用モータ鉄心の加熱特性に関する基礎的検討

    本林 佐介, 若林 大輔, 岡 茂八郎, 榎園 正人 電気関係学会九州支部連合大会講演論文集 2023 (0), 126-126, 2023-08-31

    ...<p>省エネルギー社会実現のため、モータの低損失化が求められており、モータ鉄心の鉄損低減が必須となっている。一方で、モータ鉄心の製造工程で生じる残留応力は磁気特性を劣化させ、鉄損を増加させる要因の1つとなっている。以前より残留応力を除去するために熱処理が行われてきたが、大型の装置が必要で、処理に時間を要するという課題があった。...

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  • 磁気回路法によるIPMSMの等価回路モデル

    繁内 宏治, 小林 孝雄, 天野 真輝 電気学会論文誌D(産業応用部門誌) 143 (4), 302-312, 2023-04-01

    <p>This paper proposes a magnetic equivalent circuit model for an interior permanent magnet synchronous motor (IPMSM) for the optimal design of the entire system. The computational speed of the …

    DOI Web Site 参考文献15件

  • 電磁界解析によるPMSMの固定子磁束と等価鉄損抵抗の関係の調査

    野本 真生, 篠原 篤志, 山本 吉朗, 前村 貴斗 電気関係学会九州支部連合大会講演論文集 2022 (0), 20-21, 2022-09-15

    ...しかし,PMSM駆動システムにおいては鉄損そのものの直接的な利用は困難なため,現状は鉄損を等価鉄損抵抗で消費される電力として模擬している。そこで本論文では,PMSM駆動システムにおいて等価鉄損抵抗の変動を考慮することを目的として,固定子磁束と等価鉄損抵抗の関係性を明らかにしたので報告する。</p>...

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  • ベクトル磁気特性制御技術を用いた変圧器モデル鉄心の低鉄損化に関する基礎的検討

    田中 陽月, 若林 大輔, 岡 茂八郎, 榎園 正人 電気関係学会九州支部連合大会講演論文集 2022 (0), 151-151, 2022-09-15

    ...著者らは低鉄損・高効率な変圧器開発を目標に二次処理を施したベクトル磁気特性制御材を開発して既存方向性電磁鋼板の低鉄損化を実現した。本発表では、このベクトル磁気特性制御技術を変圧器鉄心に適用させ、積層した状態での方向性電磁鋼板とベクトル磁気特性制御材の鉄損特性を測定し、鉄損低減効果を比較・検証する。また鉄心材料の種類や処理する範囲を変化させ鉄損低減効果について報告する。</p>...

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  • 直流ヒステリシス特性と異常渦電流損を考慮した無方向性電磁鋼板の鉄損計算

    柴内 勇人, 高 炎輝, 村松 和弘 電気関係学会九州支部連合大会講演論文集 2022 (0), 38-38, 2022-09-15

    ...<p>モータの効率を精度よく予測するため,高精度な鉄損計算が必要である.本研究は,モータの鉄損計算を精度よく行うため,鉄芯の初磁化曲線及び反作用磁界による直流ヒステリシス特性を考慮する鉄損計算法を無方向性電磁鋼板に適用した.また,異常渦電流損も考慮するための異常渦電流損補正係数を用いて,交流対称ヒステリシスループの再現を試みた.</p>...

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  • 均質化手法を用いた積層鉄芯の変位計算

    清水 瑠郁, 高 炎輝, 村松 和弘 電気関係学会九州支部連合大会講演論文集 2022 (0), 39-39, 2022-09-15

    ...<p>電磁機器の鉄損を減らすために積層鉄芯が使用されているが,積層鉄芯を忠実にモデル化しようとすると膨大な計算量になる.そのため,我々は均質化手法を用いて積層鉄芯の変位を計算し,塊状鉄芯の計算結果と比較したので報告する.</p>...

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  • PWM励磁下の極薄電磁鋼板製巻積層鉄心の磁気特性評価に関する基礎的研究

    足立 拓巳, 若林 大輔, 岡 茂八郎, 榎園 正人, 清武 博文 電気関係学会九州支部連合大会講演論文集 2022 (0), 156-156, 2022-09-15

    ...これらを実現する為に鉄心材料として使用される電磁鋼板の鉄損増加が問題として挙げられ、この主要因である渦電流損を低減できる板厚0.08mmの極薄電磁鋼板が開発された。しかし、極薄電磁鋼板の製造上の課題の為、幅の広い板状にすることが困難である。この問題の解決の為、開発されたのが「巻積層鉄心」である。従来の積層鉄心と比較し加工が容易な為、極薄電磁鋼板製鉄心の大型化が見込める。...

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  • ベクトル磁気特性制御技術を用いた方向性電磁鋼板積層鉄心の低鉄損化に関する基礎的検討

    安部 楽斗, 若林 大輔, 岡 茂八郎, 榎園 正人 電気関係学会九州支部連合大会講演論文集 2022 (0), 152-152, 2022-09-15

    ...電気機器の低損失化のためには内部に使用されている鉄心の低鉄損化が必須である。変圧器や一部のモータでは鉄心材料に方向性電磁鋼板(以下、GO材)が使用されており、その高透磁率・低鉄損特性が電気機器の低損失化に大きく寄与している。更なる低鉄損化に向け、著者らはベクトル磁気特性制御技術を開発した。...

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  • 磁気光学センサを基盤とした磁区観察システムを用いた方向性電磁鋼板の磁区観察

    内山 智己, 若林 大輔, 岡 茂八郎, 榎園 正人 電気関係学会九州支部連合大会講演論文集 2022 (0), 154-154, 2022-09-15

    ...<p> 高効率・低損失な電気機器の開発には、電気機器内部にある鉄心の低鉄損化が必須で、鉄心材料の電磁鋼板の詳細な磁気特性評価が重要になる。強磁性体である電磁鋼板は磁区構造を持ち、磁区構造の変化が磁気特性として現れることは知られている。そのため磁区観察により電磁鋼板の状態を知る研究も行われている。著者らは簡易的に磁区観察を行える磁気光学センサ(MOセンサ)を用いた磁区観察システムを構築した。...

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  • 産業用3軸直交ロボットを基盤とした局所ベクトル磁気特性測定システムの検証

    小松 龍乃介, 若林 大輔, 岡 茂八郎, 榎園 正人 電気関係学会九州支部連合大会講演論文集 2022 (0), 153-153, 2022-09-15

    ...<p>現在、世界のエネルギー問題から変圧器の更なる低損失が求められており、変圧器内部にある方向性電磁鋼板製鉄心の鉄損低減が必須となっている。鉄心中の鉄損を局所的に把握するには局所的な磁束密度と磁界強度の測定が求められ、これらを測定するセンサとしてVHセンサが開発された。VHセンサを扱うために、産業用ロボットの構築及び位置制御、そしてそれらの高い再現性が必要である。...

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  • 固定子鉄心全体をアモルファス金属とした分布巻IPMモータ

    榎本 裕治, 木村 守, 丸川 泰弘, 佐野 博久 電気学会論文誌D(産業応用部門誌) 142 (4), 309-315, 2022-04-01

    <p>We have been studying the application of amorphous metal with low loss to axial gap motors. However, because radial gap motors are used extensively, we are also considering a motor structure …

    DOI Web Site 被引用文献3件 参考文献6件

  • ファンモータ向けアモルファスモータの検討

    木村 守, 井上 政己, 榎本 裕治 電気学会論文誌D(産業応用部門誌) 142 (4), 316-321, 2022-04-01

    <p>Recently, iron-based amorphous metals have attracted increasing attention as suitable materials for high-efficiency motors. As a preliminaly step of research, we report the results of …

    DOI Web Site 参考文献8件

  • 直接反復計算による無方向性電磁鋼板の直流ヒステリシス特性の推定

    山口 智之, 高 炎輝 電気関係学会九州支部連合大会講演論文集 2021 (0), 295-295, 2021-09-17

    ...<p>モータや変圧器等の電気機器の鉄損評価に有限要素法を用いた磁界解析が広く活用されている.現状の磁界解析では,磁性材料の初磁化曲線のみを考慮し,鉄損は後処理で評価する手法が一般的に用いられているが,鉄損評価の高精度化のためには磁性材料の直流ヒステリシス特性を直接考慮することが望ましい.渦電流の影響が含めない超低周波数(e.g. 0.01Hz)での直流ヒステリシス特性の測定は,検出信号が非常に小さいため...

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  • 結晶方位のばらつきを考慮した無方向性電磁鋼板の異常渦電流損のモデリング

    松雪 和樹, 堂薗 浩, 村松 和弘, 高 炎輝, 関 偉民 電気関係学会九州支部連合大会講演論文集 2021 (0), 297-297, 2021-09-17

    ...<p> 磁界解析を用いて電気機器の鉄損を精度良く評価するためには、異常渦電流損のモデリングが必要である。今回、無方向性電磁鋼板の異常渦電流損の発生要因の一つとして、結晶粒の結晶方位のばらつきにより磁束分布が不均一となり、これが渦電流損の増加原因であると考えた。そして、有限要素法を用いた三次元非線形渦電流解析により、結晶方位のばらつきが渦電流損に及ぼす影響を検討したので報告する。</p>...

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  • 産業用3軸直交ロボットを用いた変圧器モデル鉄心の局所ベクトル磁気特性測定システムの構築に関する研究

    金 宜煥, 若林 大輔, 岡 茂八郎, 榎園 正人 電気関係学会九州支部連合大会講演論文集 2021 (0), 290-290, 2021-09-17

    ...変圧器内部にある方向性電磁鋼板鉄心の鉄損低減が必要で、その発生個所などを把握する必要がある。著者らは、小型な磁気センサを用いて変圧器鉄心の局所ベクトル磁気特性を測定する自動計測システムを構築している。そのシステムでは位置決めのため産業用3軸直交ロボットを採用し、実鉄心上の任意な点の局所ベクトル磁気特性を測定できる。...

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  • 指向性エネルギー堆積法における軟磁性造形物の磁気特性と結晶粒構造評価

    金丸 聡真, 小池 綾, 柿沼 康弘, 廣野 陽子, 森 貴則 精密工学会学術講演会講演論文集 2021A (0), 326-327, 2021-09-08

    ...<p>複雑形状部品を一体造形ができる付加製造技術は,自動車産業においても注目を集めている.本研究は指向性エネルギー堆積法を用いた電気自動車のモータ製造法の確立を目指し,磁芯に利用される軟磁性材料FeSi,FeCoVを用いた造形物の磁性と結晶粒組織を評価した.安定造形が可能な造形パラメータを同定し,FeCoV造形物についてレーザ出力を増加させることで鉄損の原因となる保磁力を低めることができた....

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  • SR発電機の発電効率改善を目的すると電流波形の解析

    WANTHONG NATCHANON, KAZUHIRO OHYAMA 電気関係学会九州支部連合大会講演論文集 2020 (0), 125-125, 2020-09-18

    ...最初に,励磁タイミングの選択により3種類の代表的な励磁電流波形が存在することを示し,磁化曲線上におけるエネルギー変換ループを考察することにより,SRGが発生する銅損や鉄損を抑制し,SRGを高効率化する励磁電流波形を明らかにする。更に,SRGの高効率化に資する最適な励磁電流波形となるように,回転子速度と負荷トルクの様々な条件に対して,励磁開始角,励磁終了角,そして導通角を決定する方法を提案する。...

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  • 中学1年生女子における鉄欠乏のリスク因子の検討

    大野 公子, 野澤 美樹, 伊藤 早苗, 佐藤 理恵子, 石田 裕美, 上西 一弘 栄養学雑誌 78 (2), 57-65, 2020-04-01

    ...</p><p>【結論】中学1年生女子の鉄欠乏を予防するためには,体外への鉄損失量を食事で補うことが必要であり,鉄欠乏のリスクは,昼食に肉や魚を食べる者において低いことが示唆された。</p>...

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  • リアクトル鉄損測定およびその評価

    塚田 航平, 藤﨑 敬介, 内藤 治夫, 棚瀬 純平, 進藤 裕司, 吉川 直樹, 吉竹 徹真 電気学会論文誌D(産業応用部門誌) 140 (1), 29-35, 2020-01-01

    <p>The iron losses of three reactors are measured and compared with each other. The reactors are made of non-grain-oriented material (35H300), 6.5%Si metal (10JNEX900), and nanocrystalline soft …

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  • 誘導加熱を用いた鉄心材料の局所加熱法の検討

    青柳 翔, 甲斐 祐一郎 電気関係学会九州支部連合大会講演論文集 2019 (0), 480-481, 2019-09-19

    ...モータ用鉄心材料は、応力によって磁気特性が変化し、鉄損が低減する最適条件がこれまでに報告されている。よって、何らかの方法で鉄心内の応力をコントロールできればモータの低損失化が可能と考えられる。今回用いる誘導加熱は鋼板内部のうず電流による発熱によって温度が上昇するため熱効率が高く、さらに、コイル構造の工夫によって不均一な温度分布を作ることで熱応力の印加が期待できる。...

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  • 誘導磁界を利用したモータ鉄心加熱のための導体配置および周波数の検討

    野間口 智之, 甲斐 祐一郎 電気関係学会九州支部連合大会講演論文集 2019 (0), 482-483, 2019-09-19

    ...モータ鉄心として用いられる電磁鋼板は,加工・組み立て工程において生じる残留応力によって鉄損が増加するため,応力を低減するためにひずみ取焼鈍が必要となる。これまでに電気炉や変圧器の二次電流を利用したひずみ取焼鈍法が報告されている。本発表では,これまでの焼鈍法と比較して,簡便かつ短時間のモータ鉄心のひずみ取焼鈍を目指し,誘導磁界を利用した新しい焼鈍法を提案する。...

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  • 熱的鉄損測定法の測定精度検証ならびに校正法の検討

    清末 雅大 電気関係学会九州支部連合大会講演論文集 2019 (0), 323-323, 2019-09-19

    ...<p>電気機器の低鉄損化には、電磁界解析を用いたシミュレーションによる最適構造化が有効であるが、電気機器内部の鉄損分布を測定することは困難であった。著者らはサーモグラフィカメラを用いた鉄損分布測定装置を試作し、熱的測定によってモータコア中の鉄損分布の定性的評価を可能にした。...

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  • 6.5%ケイ素鋼板の磁場中熱処理効果

    平尾 健一郎 電気関係学会九州支部連合大会講演論文集 2019 (0), 322-322, 2019-09-19

    ...電力消費量の約50%を占めるモータの高効率・低鉄損化も有効な対策の一つと考えられている。モータの高効率・低鉄損化を実現するには、高透磁率で低鉄損な磁性材料の利用が不可欠であるが、優れた磁気特性を示す6.5%けい素鋼板はコストの面で課題があり、まだ広く普及されていない。...

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  • アモルファス磁性材料の積層効果の検討

    片岡 優貴 電気関係学会九州支部連合大会講演論文集 2019 (0), 320-320, 2019-09-19

    ...<p>近年の電力使用量の増加に伴い、省エネルギー化を目的に高効率モータやトランスの開発が求められ、鉄心に低鉄損のアモルファス磁性材料を用いることが注目されている。アモルファス磁性材料は電磁鋼板に比べて電気抵抗が高く、低損失であるという特徴がある反面、加工すると磁気特性が悪化するという欠点がある。...

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  • ベクトル磁気特性制御技術による変圧器鉄心の低鉄損化に関する基礎的検討

    仲間 勇輝, 若林 大輔, 榎園 正人 電気関係学会九州支部連合大会講演論文集 2018 (0), 86-86, 2018-09-19

    ...<p>変圧器鉄心の低鉄損化を目指し、著者らは回転磁束下の鉄損を低減させたベクトル磁気特性制御材を開発した。これは既存の方向性電磁鋼板表面に2次処理することで低鉄損化を実現した。本論文では、このベクトル磁気特性制御技術を変圧器鉄心に適用させ、鉄損低減効果を検証する。...

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  • 放射温度センサを用いたモータ鉄心の鉄損評価に関する基礎的検討

    小川 慎吾, 若林 大輔, 岡 茂八郎, 榎園 正人 電気関係学会九州支部連合大会講演論文集 2018 (0), 88-88, 2018-09-19

    ...しかしモータ鉄心の製造過程で生じる応力等により鉄損が増加するビルディングファクター問題がある。モータ鉄心製造過程での鉄損評価には、非接触且つ短時間な測定が必要となる。そこで、著者らは非接触式の放射温度センサを用いたモータ鉄心評価システムを構築した。本論文では、このシステムにてモータ鉄心の鉄損評価を行い、鉄心の磁気特性評価から得られる鉄損と比較を行った結果を報告する。</p>...

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  • エプスタイン試験器を用いたベクトル磁気特性制御材の鉄損測定に関する基礎的検討

    川島 俊亮, 若林 大輔, 榎園 正人 電気関係学会九州支部連合大会講演論文集 2018 (0), 85-85, 2018-09-19

    ...変圧器鉄心のT接合部周辺に発生する回転磁束が鉄損及び磁気ひずみを増加させることは知られている。そこで、著者らは回転磁束下の鉄損及び磁気ひずみを低減させたベクトル磁気特性制御材を開発した。これは既存の方向性電磁鋼板表面に磁区微細分化処理を施すことで実現した。これまでにベクトル磁気特性下及びリング形状の試料においてベクトル磁気特性制御材の鉄損低減効果を明らかにしてきた。...

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  • ベクトル磁気特性制御材を考慮したリング形状方向性電磁鋼板のベクトル磁気特性解析に関する基礎的検討

    岸田 卓也, 若林 大輔, 榎園 正人 電気関係学会九州支部連合大会講演論文集 2018 (0), 87-87, 2018-09-19

    ...<p>変圧器鉄心のT接合部周辺に発生する回転磁束が鉄損及び磁気ひずみを増加させることは知られている。そこで、著者らは回転磁束下の鉄損及び磁気ひずみを低減させたベクトル磁気特性制御材を開発した。これは既存の方向性電磁鋼板表面に磁区微細分化処理を施すことで実現した。既に、リング形状の方向性電磁鋼板においてベクトル磁気特性制御材の鉄損低減効果を明らかにしてきた。...

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  • 飽和領域まで考慮した無方向性電磁鋼板の回転ヒステリシス損失の簡易計算法

    草野 大輔, 高 炎輝, 堂薗 浩, 村松 和弘 電気関係学会九州支部連合大会講演論文集 2018 (0), 456-456, 2018-09-19

    ...<p>モータの鉄損を精度よく評価するためには,鉄芯で生じる回転磁界による回転鉄損を考慮する必要がある.我々は,簡易な回転鉄損の計算法として,交番磁界下の鉄損曲線と磁界解析で得られた最大磁束密度のベクトルの方向とそれに垂直な方向成分を用いて計算する方法を提案し,その妥当性を示した.しかしながら,回転磁界の飽和領域における,ヒステリシス損失と異常渦電流損失が減少する現象を無視していた.今回,無方向性電磁鋼板...

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  • IE3レベルに対応した高圧&防爆モータの開発

    西山 正視 日本エネルギー学会機関誌えねるみくす 97 (3), 253-257, 2018-05-20

    ...<p>トップランナーモータ制度適用除外機種である高圧モータ及び防爆モータの高効率化を従来の手法(銅損,鉄損,機械損削減)のみでなく,漂遊負荷損に着目し開発,実現。モータの高効率化に併せモータの使用材料低減も行い地球温暖化防止の促進に繋げ,省エネ製品の普及促進が期待できる。</p>...

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  • 2巻線インダクタを用いた高降圧比2相式コンバータ

    西嶋 仁浩, 川越 博幸, 富岡 聡 J101-B (3), 233-244, 2018-03-01

    ...やFPGA等のLSIに適した高降圧比非絶縁形DC-DCコンバータとして,筆者達が提案している2巻線インダクタを用いた2相式コンバータの動作説明と定常解析を行い,(1)タップドインダクタの巻数比が1:1であっても従来の降圧形コンバータに比べて4倍の降圧比が得られること,(2)従来の2相式降圧形コンバータに比べて電流リプルを抑制できること,(3)低耐圧のスイッチ素子が利用できること,(4)インダクタの鉄損...

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  • 大容量変圧器用アモルファス鉄心の試作による損失低減効果の実証

    栗田 直幸, 西水 亮, 師岡 寿至, 小林 千絵, 宮本 直哉, 浜館 良夫, 石上 孝, 山田 悠, 佐々木 康二, 佐竹 誉大, 福山 哲也 電気学会論文誌B(電力・エネルギー部門誌) 138 (1), 53-60, 2018

    <p>For the demonstration of feasibility and loss-reduction effect of the larger-capacity amorphous core transformers (AMT), this paper proposed the support structure and design method of the …

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  • Si傾斜磁性材料を適用した焼きばめモータの数値解析

    小関 新司, 尾田 善彦, 平谷 多津彦, 笠井 勝司, 財前 善彰 電気学会論文誌D(産業応用部門誌) 138 (2), 122-127, 2018

    <p>A gradient Si steel sheet shows low iron loss in the high frequency range and lower iron loss deterioration under compressive stresses, therefore, it is suitable for use as the core material of …

    DOI Web Site Web Site 被引用文献1件 参考文献4件

  • 回転磁界を考慮した方向性電磁鋼板の簡易鉄損計算法

    草野 大輔, 高 炎輝, 村松 和弘, 堂園 浩 電気関係学会九州支部連合大会講演論文集 2017 (0), 49-49, 2017-09-19

    ...<p> 方向性電磁鋼板を用いた積層鉄芯を含む電気機器の鉄損を低減するためには,磁界解析が有効である.これまで我々は,方向性電磁鋼板を用いた簡易な鉄損計算法として,単相の場合,印加磁界が最大の瞬間の静磁界解析を行い,得られた磁束分布と実測で得られた鉄損曲線を用いて鉄損を計算していたが,この方法では回転磁界による鉄損増加が考慮できない.そこで今回,時間領域で一周期分の静磁界解析を行い,磁束が最大となる瞬間...

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  • 磁壁の歪みを考慮した電磁鋼板の異常渦電流損モデリング手法の汎用性に関する検討

    森 賢太郎, 高 炎輝, 堂薗 浩, 村松 和弘, 関 偉民, 陳 柏超 電気関係学会九州支部連合大会講演論文集 2017 (0), 48-48, 2017-09-19

    ...<p>インバータ電源に接続された電気機器の損失解析では,磁壁の移動によって生じる異常渦電流損を考慮する必要がある.そのため,ピンニング効果により磁壁が歪む時間的に変化するボウイングを数値解析モデルで考慮した異常渦電流損モデリング方法を提案し,無方向性電磁鋼板で印加最大磁束密度が1Tでの鉄損値とカタログ値を比較し,この方法の妥当性が示されている.本研究では,本モデリング方法を無方向性電磁鋼板で印加最大磁束密度...

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  • 磁気ヒステリシスのモデリング

    松尾 哲司, 宮田 健治 電気学会誌 137 (8), 530-533, 2017

    ...これまでは,ヒステリシス特性を無視して機器の磁界解析を行い,鉄損を後処理的に算出する手法が主流であった。近年,ヒステリシスモデルの研究開発が進み,磁界解析へ直接導入することが可能になってきた。本稿では</p>...

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  • 簡易可変界磁モータの試作と評価

    野中 剛, 石井 隆明, 大戸 基道 電気学会論文誌D(産業応用部門誌) 137 (6), 534-539, 2017

    <p>To achieve higher power and high-efficiency drive for various motors, a new structure of Simple Variable Magnetic Flux Motor (SVMFM) is proposed. SVMFM can control the field magnetic flux …

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  • 分割コアの鉄損評価に関する一考察

    中村 智景, 碇賀 厚 産業応用工学会全国大会講演論文集 2017 (0), 61-62, 2017

    The segmented core motor has been developed to increase the productivity of the motor assembly line, on the other hand that has a drawback to increase the iron loss in the stator core. In this …

    DOI 被引用文献1件

  • 磁界解析における圧粉磁心の磁気特性のモデリング方法の検討

    藤木 拓哉, 高 炎輝, 堂薗 浩, 村松 和弘 電気関係学会九州支部連合大会講演論文集 2016 (0), 14-14, 2016

    ...そこで今回、磁界解析における圧粉磁心の磁気特性を均質化手法を用いてのモデリングすることを目的とし、その基礎検討として、粒子一つのセルモデルの磁界解析を行い、粒径と鉄損の関係を評価したので報告する。...

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  • 一方向性6.5%けい素鋼板の磁気特性

    大久保 智幸, 平谷 多津彦, 尾田 善彦 電気学会論文誌. A 136 (1), 41-46, 2016

    6.5%Si steel possesses excellent soft magnetic properties, which can be improved by texture control. In this investigation, we report magnetic properties of grain-oriented 6.5%Si steel. The …

    DOI Web Site Web Site 被引用文献1件 参考文献6件

  • 飽和磁歪測定装置の試作と検討

    小野 慎太郎, 戸高 孝 電気関係学会九州支部連合大会講演論文集 2016 (0), 139-139, 2016

    ...アモルファス磁性材料は、同じ鉄心材料である電磁鋼板と比べ鉄損が小さく、低損失化に貢献できる材料である。しかしながら磁歪が大きく、加工時の応力により磁気特性が劣化してしまう。実機に適用することを考慮すると、材料の磁気特性の改善のため磁歪特性の評価が重要となる。本研究では、飽和磁歪測定装置を試作し、試料の磁歪測定試験を行った結果を報告する。...

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  • アモルファス磁性材料の磁気特性測定精度の検証

    杉田 亮佑, 戸高 孝 電気関係学会九州支部連合大会講演論文集 2015 (0), 404-404, 2015

    ...変圧器の低損失化においては、鉄損が電磁鋼板の1/10であるアモルファス磁性材料が注目されている。アモルファスはビルディングファクタが大きいことに課題があるが、焼鈍を施すことによってビルディングファクタが低減できることが報告されている。アモルファスのビルディングファクタを低減させる焼鈍条件を明らかとするため、磁気特性評価用の単板磁気試験器を作製した。...

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  • 鉄芯の積層構造を考慮した誘導機の磁界解析

    古賀 大貴, 高 炎輝, 堂薗 浩, 村松 和弘 電気関係学会九州支部連合大会講演論文集 2015 (0), 197-197, 2015

    ...誘導機の更なる高効率化のため,磁界解析を用いた鉄損解析が盛んに行われている.近年,計算機や解析手法の進歩により誘導機の三次元解析が可能となっているが,計算時間や記憶容量の削減のため,積層鉄芯は積層構造を無視した塊状鉄芯でモデル化されており,鉄心の積層構造が鉄損に及ぼす影響が明らかになっていない.そこで本研究では,積層鉄心の積層構造を均質化手法により考慮した塊状鉄芯モデルを用いて誘導機の三次元磁界解析...

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  • Si傾斜磁性材料の鉄損に及ぼす圧縮応力の影響

    尾田 善彦, 平谷 多津彦, 笠井 勝司, 大久保 智幸, 千田 邦浩, 千葉 明 電気学会論文誌D(産業応用部門誌) 135 (12), 1199-1206, 2015

    A gradient Si steel sheet, which has high Si content in the surface layer and low Si content in the center of the thickness, shows extremely low iron loss in the high frequency range. In this paper, …

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  • 最近の解析技術の動向

    宮城 大輔 電気学会誌 135 (2), 71-74, 2015

    1.はじめに 近年のコンピュータの飛躍的性能向上により,数年前では取り扱うことが難しかった莫大な計算量もパーソナルコンピュータ (PC) で短時間に処理できるようになり,その結果有限要素法 (Finite Element Method:FEM) による電磁界解析がモータの設計に広く用いられるようになっ

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  • 埋込磁石構造同期電動機の測定と解析

    貝森 弘行, 赤津 観 電気学会誌 135 (2), 75-82, 2015

    1.はじめに 近年,希土類磁石の登場により,永久磁石同期電動機 (Permanent Magnet Synchronous Motors:PMSM) が小型,中型モータを中心に幅広く使用されるようになった。さらに埋込磁石構造同期電動機 (Interior Permanent Magnet Synchronous Motors:IPMSM) は,永久磁石に

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  • 低損失SMC 材を用いた圧粉鉄心SPMSM の特性検討

    真田 雅之, 橋本 静香, 森本 茂雄, 井上 征則 パワーエレクトロニクス学会誌 41 (0), 64-71, 2015

    Conventionally, using soft magnetic composite in the motor is difficult because hysterisis loss is very large. However, the hysterisis loss of soft magnetic composite is improved in the present …

    DOI Web Site Web Site 参考文献3件

  • 低磁歪・高飽和磁化アモルファス磁性リボンの試作と磁歪評価

    小野 慎太郎, 戸高 孝 電気関係学会九州支部連合大会講演論文集 2015 (0), 400-400, 2015

    ...アモルファス磁性材料は低鉄損であり優れた軟磁気特性を持っている。しかしながら、磁歪が大きいため加工すると応力により磁気特性が大きく劣化し、また飽和磁化が小さいため磁気飽和を起こしやすく、鉄心が大型化し重量が重くなるといった欠点がある。本研究では低磁歪・高飽和磁化アモルファス磁性材料の試作と磁歪評価を行った結果を報告する。...

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  • 析出処理を施した電磁鋼板の磁区観察

    中西 竜也, 益田 准希, 竹澤 昌晃, 藤倉 昌浩, 牛神 義行 電気関係学会九州支部連合大会講演論文集 2015 (0), 77-77, 2015

    ...電磁エネルギー変換用鉄心材料に用いられる電磁鋼板において、その鉄損は回収できないエネルギー損であり損失の低減が求められている。また電気自動車駆動モータ用鉄心材料としては、高速回転に伴う遠心力や回転数の変化に伴う変動応力のため高強度であることも求められる。強度を高める有効な手段として析出硬化があるが、鉄損増大の要因である磁壁ピンニングの発生を懸念させるものでもある。...

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  • 析出物を有するSi-Fe鋼板の磁区観察

    益田 准希, 森本 祐治, 竹澤 昌晃 電気関係学会九州支部連合大会講演論文集 2014 (0), 191-191, 2014

    ...しかし、電磁鋼板による鉄損は回収できないエネルギー損であり、損失の低減が求められている。そこで本研究では、電磁鋼板の低損失化を目的として、電磁鋼板内部の析出物寸法と磁壁ピンニングの関係について検討した。このために、結晶方位の揃った電磁鋼板に焼鈍によって析出処理を施し、析出物寸法の異なる試料を作成した。...

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  • 電磁鋼板の圧縮応力下の鉄損に及ぼすSi量の影響

    尾田 善彦, 戸田 広朗, 志賀 信勇, 笠井 勝司, 平谷 多津彦 電気学会論文誌. A 134 (3), 148-153, 2014

    The magnetic properties of non-oriented electrical steel sheets under compressive stress were investigated. The iron loss under compressive stress decreases with the increase of Si content. In …

    DOI Web Site Web Site 被引用文献7件 参考文献1件

  • SMCコアを使った誘導電動機の性能

    岩脇 昂允, 稲森 真美子, 森本 雅之 電気学会論文誌D(産業応用部門誌) 134 (9), 815-820, 2014

    The load characteristics of an induction motor made of an SMC core are presented. The SMC stator core is divided into 48 parts in order to facilitate press molding and to obtain distributed …

    DOI Web Site Web Site 参考文献4件

  • アモルファス薄帯用単板磁気試験器の設計

    杉田 亮佑, 戸高 孝 電気関係学会九州支部連合大会講演論文集 2014 (0), 121-121, 2014

    ...変圧器の低損失化においては、鉄損が電磁鋼板の1/10であるアモルファス磁性材料が注目されている。アモルファスはビルディングファクタが大きいことに課題があるが、焼鈍を施すことによってビルディングファクタが低減できることが報告されている。アモルファスのビルディングファクタを低減させる焼鈍条件を明らかとするため、焼鈍装置と磁気特性評価用の単板磁気試験器の設計を行った。...

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  • 高性能磁性材料の開発による高効率モーターの実現を目指して

    作田 宏一 表面科学 35 (6), 324-325, 2014

    ...資源制約の大きいレアアースに依存しない革新的な高性能磁石とモーター鉄心用の鉄損の少ない軟磁性材料を開発するとともに,新たなモーター設計技術の開発による高効率モーターの実現を目指した「次世代自動車向け高効率モーター用磁性材料技術開発」が,平成24年度に発足した経済産業省の新たな研究開発制度である「未来開拓研究プロジェクト」の第一号のテーマとしてスタートした。本プロジェクトの研究内容の概要を紹介する。...

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  • 三相PWMインバータ用ACフィルタインダクタ鉄損の算定

    松盛 裕明, 清水 敏久, 高野 耕至, 石井 仁 電気学会論文誌D(産業応用部門誌) 133 (10), 1009-1021, 2013

    In recent years, remarkable advancement of new power semiconductor devices, such as SiC and GaN, enables the increase of switching frequency of power converters, and hence the volume of passive …

    DOI Web Site Web Site 被引用文献3件 参考文献11件

  • レーザー照射を行った三相三脚変圧器モデルのベクトル磁気特性分布の測定

    大岡 慶一郎, 相原 茂, 戸高 孝, 榎園 正人 電気関係学会九州支部連合大会講演論文集 2013 (0), 260-260, 2013

    ...本研究では、探針法とHコイル法を用いたベクトル磁気特性測定センサとステッピングモータを用いた三軸位置決め装置を統合した局所ベクトル磁気特性測定分布測定システムを用いて、鉄損低減を目的として局所的にレーザー照射を行った三相三脚変圧器モデル鉄心中のベクトル磁気特性分布測定を行い、これまでよりも正確かつ詳細に磁気特性分布を把握した。その結果を報告する。...

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  • ベクトル磁気特性を考慮した分割コアの鉄損特性の検討

    横山 大輔, 戸高 孝, 榎園 正人 電気関係学会九州支部連合大会講演論文集 2013 (0), 257-257, 2013

    ...本研究では、ステータ分割コアの電動機モデルを、ベクトル磁気特性を考慮した磁気特性解析を用いて分割コア構造の最適化を図り、より鉄損を抑えることができる最適モデルの提案を行う。...

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  • 熱的測定法による鉄損分布可視化

    下地 広泰, 戸高 孝, 榎園 正人 電気学会論文誌. A 133 (4), 217-223, 2013

    In this study, we conducted a detailed investigation of iron loss distribution using a thermographic camera system. Such measurements are important because the stator in an electric motor consists …

    DOI Web Site Web Site 被引用文献1件 参考文献14件

  • 高磁束密度励磁下における三相誘導電動機モデル鉄心中のベクトル磁気特性分布測定

    永島 康平, 戸高 孝, 榎園 正人 電気関係学会九州支部連合大会講演論文集 2013 (0), 258-258, 2013

    ...そこで、今後の高効率モータの開発には、モータ鉄心中の磁気現象を十分に理解し、モータのエネルギーの損失の一部である鉄損を低減することが重要である。そこで、本研究では、高磁束密度励磁下におけるモータ鉄心中の磁気現象を明らかにするために、回転機を模擬した、三相誘導電動機モデルコア鉄心中の局所磁気特性分布を測定した。...

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  • レーザー処理電磁鋼板のベクトル磁気特性

    梶原 俊也, 戸高 孝, 榎園 正人 電気関係学会九州支部連合大会講演論文集 2013 (0), 245-245, 2013

    ...その結果として、レーザー照射によって方向性電磁鋼板の回転鉄損を削減できることがわかった。...

    DOI

  • アモルファスコア材用の磁気特性評価装置の設計開発

    江口 晃弘, 戸高 孝, 榎園 正人 電気関係学会九州支部連合大会講演論文集 2013 (0), 244-244, 2013

    ...現在トランスの鉄心には、方向性電磁鋼鈑が使われているが、それに代わる新たな磁性材料としてさらに低鉄損の材料であるアモルファス磁性材料を鉄心に用いることが注目されている。しかしアモルファスを鉄心に使用する場合、加工プロセスによる残留応力の増加や、積層することによる磁歪の発生、珪素鋼板に比べ占積率が悪いなどの要因により鉄心に使用した際に損失が意図したように低減できない問題がある。...

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  • 塑性変形による鉄心性能劣化

    開道 力, 新井 聡 電気学会論文誌. A 132 (6), 435-440, 2012

    This paper discusses the effect of plastic deformation at core manufacturing on the characteristics of cores where non-oriented electrical steel sheets are used as core material. Exciting field and …

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献12件

  • Hコイル法による高精度鉄損測定のための位相補正

    沓掛 暁史, 城門 由人, 池田 哲, 金田 嗣教, 榎園 正人 電気学会論文誌. A 132 (6), 441-447, 2012

    The accurate magnetic properties of electrical steel sheets are important to develop high-efficiency electromagnetic devices. Especially, the H-coil method is a useful measurement technique of …

    DOI Web Site Web Site ほか1件 被引用文献1件 参考文献9件

  • 直流偏磁したモデル変圧器の鉄損と騒音特性

    井上 博貴, 上山 哲平, 山口 広, 岡部 誠司, 石田 昌義 Journal of the Magnetics Society of Japan 36 (2), 135-140, 2012

      The iron losses and acoustic noises of a model transformer core made of grain-oriented electrical steel sheets were investigated under DC biased magnetization while altering the amplitude of …

    DOI 参考文献4件

  • V形PM界磁を持つエアギャップ巻線LSMの特性

    山本 孝徳, 藤井 信男 電気関係学会九州支部連合大会講演論文集 2012 (0), 527-527, 2012

    ...電機子鉄心を設けないことで鉄損、コギングをなくし、低コストで作成することが出来る。有限要素法を用いた解析により、このモデルはギャップ長が長いにも関わらずギャップ中に高磁束密度を生み出すことが出来、高推力かつ高効率を得られることが分かった。...

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  • 方向性ケイ素鋼板を用いたリアクトルの積層構造と異方性を考慮した損失低減法

    田浦 大貴, 長田 将秀, 高 炎輝, 堂園 浩, 村松 和弘, 小西 研也, 金澤 一伸 電気関係学会九州支部連合大会講演論文集 2012 (0), 390-390, 2012

    ...<br>方向性ケイ素鋼板では,磁束の偏りは,積層構造だけでなく磁気特性の異方性によっても生じることを明らかにするとともに,ヨーク形状や鉄芯コーナー部の形状を変更することで,磁束の偏りを緩和した改良型リアクトルモデルを提案する.また,それにより鉄損を35%以上低減できることを磁界解析により明らかにした....

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  • 液体急冷法による6.5%Si-Fe薄帯の作製条件の検討

    岩本 友樹 電気関係学会九州支部連合大会講演論文集 2012 (0), 122-122, 2012

    ...この材料の中でも、けい素含有量6.5wt%の高けい素鋼板は、最大透磁率が高い、ヒステリシス損失が小さい、電気抵抗が鉄の約10倍であり、透磁率・鉄損・騒音の点で高性能である。この材料の製造法として、液体急冷法を用いることで、短時間で大量の薄帯やワイヤーを得ることが可能となり生産性の向上が期待できる。しかしこの加工法では製法上薄帯に波打ちや割れなどの形状不良が生じやすく、特性が悪化してしまう。...

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  • 三相変圧器モデルコアのベクトル磁気特性解析

    宮本 恭平, 戸高 孝, 榎園 正人 電気関係学会九州支部連合大会講演論文集 2011 (0), 353-353, 2011

    ...本論文では、ベクトル磁気特性を考慮した三相変圧器モデル鉄心の磁気特性解析を行い、回転磁界鉄損を含む損失分布を明らかにし、低損失化のために得られた知見を報告する。...

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  • 二層IPMモータの磁石配置最適化

    山崎 克巳, 北湯口 一也 電気学会論文誌D(産業応用部門誌) 131 (11), 1316-1323, 2011

    The arrangement of permanent magnets in double-layer interior permanent-magnet motors is optimized for variable-speed applications. First, the arrangement of magnets is decided by automatic …

    DOI Web Site Web Site 被引用文献6件 参考文献13件

  • 二次元磁界解析を用いた誘導機の鉄損評価

    三丸 竜昇, 高 炎輝, 村松 和弘, 永木 一昭, 大戸 基道, 木崎 雄一 電気関係学会九州支部連合大会講演論文集 2011 (0), 344-344, 2011

    ...の導電率を補正した.また,鉄損評価では,マイナーループまで考慮して算出した.得られた鉄損分布を示すとともに,実測値と比較することにより本鉄損評価法の妥当性を検討した....

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  • 小型直流機におけるクーロン摩擦の測定法

    萩原 慶一, 山光 史哲, 山本 哲也, 園田 敏勝 電気関係学会九州支部連合大会講演論文集 2011 (0), 341-341, 2011

    ...従って、直流発電機鉄損の計測、粘性制動係数とクーロン摩擦に基づいて生じる損失の計測が可能となれば、直流発電機は有用な負荷装置となり得る。本稿では、電流源で構成する制御電源を用いることにより、従来取り扱いが厄介であったクーロン摩擦力の一測定法について報告する。...

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  • アモルファス磁性材料のベクトル磁気特性測定に関する検討

    上野 尚平, 戸高 孝, 榎園 正人 電気関係学会九州支部連合大会講演論文集 2011 (0), 349-349, 2011

    ...アモルファス金属薄帯の鉄損や無負荷損は、変圧器の鉄心の材料として大きなシェアを占めている電磁鋼板と比較して1/3以下と小さく、この材料を鉄心に使用することは省エネに非常に有効となる。しかし、アモルファス金属薄帯は、鉄心に加工すると薄帯時よりも大幅に特性が劣化する問題があり、これを解決するためには、材料のより詳細な磁気特性を把握することが重要といえる。...

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  • 圧粉磁心で製作した誘導電動機の負荷特性

    福田 知紘, 佐々木 豊, 森本 雅之 電気学会論文誌D(産業応用部門誌) 129 (7), 725-730, 2009

    The load characteristics of induction motor manufactured by soft magnetic composite (SMC) are presented. We manufactured three kinds of induction motors experimentally. One is a conventional …

    DOI Web Site Web Site ほか1件 被引用文献7件 参考文献16件

  • 永久磁石渦電流損を低減した集中巻IPMモータの開発

    山崎 克巳, 狩野 祐二, 福島 悠, 大木 俊治, 根津 章, 池見 健, 溝上 良一 電気学会論文誌D(産業応用部門誌) 129 (11), 1022-1029, 2009

    In this paper, we present the development of interior magnet motors with concentrated windings, which reduce the eddy current loss of the magnets. First, the mechanism of the magnet eddy current …

    DOI Web Site Web Site 被引用文献4件 参考文献8件

  • 空芯リアクトルの巻線中の応力解析

    松尾 大樹, 村松 和弘 電気関係学会九州支部連合大会講演論文集 2009 (0), 337-337, 2009

    ...電気機器の力率改善や電源のノイズ除去に用いられるリアクトルを,高周波電源下で用いられる場合には,鉄損をなくすため,空芯リアクトルが用いられる場合がある.しかしながら,空芯リアクトルでは,巻線中に鎖交する磁束が大きくなるため,ローレンツ力により巻線に大きな力が働き,運転中に巻枠などが破損するなどの問題が生じる.本研究では,巻枠などの破損原因を明らかにするため,有限要素法を用いて空芯リアクトルの応力解析...

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  • 高磁束密度における回転磁束条件下の磁気特性

    佐藤 尊, 戸高 孝, 榎園 正人 電気関係学会九州支部連合大会講演論文集 2009 (0), 596-596, 2009

    ...そこで本論文では、高磁束密度における回転磁束条件下の磁気特性を示し,そのときの鉄損について検討した。...

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  • 直流バイアス下における鉄損の計測法に対する一検討

    山光 史哲, 山本 哲也, 園田 敏勝 電気関係学会九州支部連合大会講演論文集 2009 (0), 584-584, 2009

    著者等は、自励式誘導発電機の定電圧制御法について提案・検討してきた。提案法とは、誘導発電機に供給する無効電力を制御して発電電圧を制御する方式である。進相電流は、コンデンサで、遅相電流は筆者らによって提案された磁束制御形可変リアクトルを用いる方式であった。発電効率を上げるためには、可変リアクトルの高効率化が不可欠であった。可変リアクトルの損失の主なものは、ヒステリシス損失であり、特に直流バイアス下…

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  • 鉄心内部の応力分布を考慮した高精度鉄損解析手法

    中野 正嗣, 藤野 千代, 谷 良浩, 大穀 晃裕, 都出 結花利, 山口 信一, 有田 秀哲, 吉岡 孝 電気学会論文誌D(産業応用部門誌) 129 (11), 1060-1067, 2009

    The magnetic characteristic of magnetic steel sheets that are used for stator core of motors changes with stress. This change of magnetic characteristic affects the characteristic of the motors. For …

    DOI Web Site Web Site 被引用文献13件 参考文献12件

  • 電磁界解析による誘導電動機の漂遊負荷損算定

    山崎 克巳, 渡辺 裕太 電気学会論文誌D(産業応用部門誌) 128 (1), 56-63, 2008

    In this paper, we investigate the main factors of stray load loss of cage induction motors from both results of measurement and electromagnetic field analysis. The losses generated at the rotor …

    DOI Web Site Web Site 被引用文献6件 参考文献16件

  • ダイナミックE & Sモデルによる三相三脚変圧器モデル鉄心の磁界解析

    佐藤 尊, 下地 広泰, 戸高 孝, 榎園 正人 電気関係学会九州支部連合大会講演論文集 2008 (0), 292-292, 2008

    ...そのなかでも、機器内にある電磁鋼板の鉄損の低減は大きな課題とされる。我々はその電磁鋼板の正確な鉄損評価を行うために磁気特性をベクトルで評価する2次元ベクトル磁気特性を用いている。磁界解析においてそのベクトル磁気特性を考慮できる磁界解析モデルとしてダイナミックE&Sモデルがある。このモデルは磁束密度の時間変化による渦電流の鉄損への影響を推定できるモデルである。...

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  • 三相誘導電動機モデル鉄心中の局所ベクトル磁気特性分布の測定

    渕 陽二 電気関係学会九州支部連合大会講演論文集 2008 (0), 279-279, 2008

    ...このセンサを用いて三相誘導電動機の高効率化及び低損失化を目的とし、正弦波励磁条件下における三相誘導電動機モデル鉄心中の二次元ベクトル磁気特性及び鉄損の測定を行いその分布を明らかにした。...

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  • 板厚方向への圧縮応力下における電磁鋼板の内部磁区構造と磁化過程

    三村 聡子, 竹澤 昌晃, 森本 祐治, 山崎 二郎, 開道 力 電気関係学会九州支部連合大会講演論文集 2008 (0), 360-360, 2008

    ...圧縮応力が印加された際、鉄損が減少するという報告がなされているが、その原因は明らかにされていない。本研究では、電磁鋼板の鉄損現象の原因を、試料内部の磁区構造を観察することで、明らかにすることを目的とする。電磁鋼板の板厚方向へ20 MPaの圧縮応力を印加した際の、試料断面の磁区構造変化および磁化過程を、磁気カー効果顕微鏡を用いて観察した。...

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  • 回転機ステータコアの各製造工程における鉄損比較

    中崎 修, 戸高 孝, 榎園 正人 電気関係学会九州支部連合大会講演論文集 2008 (0), 382-382, 2008

    近年、CO2による地球温暖化、NOx・SOxによる大気汚染などの地球環境問題が深刻化しており、電気エネルギーの有効利用を目指した電気機器の高効率化が要求されている。本研究では回転機の高効率化に着目した。回転機において理想的な材料特性を仮定した解析結果とモータ完成後の測定結果では損失が異なる事が問題となっており、この原因として回転機製造の際の加工による鉄心の磁気特性の劣化が挙げられる。そのために各…

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  • SRMドライブの効率試験に対する考察

    成本 洋介, 大山 和弘, 高原 健爾, 上原 一士, 藤井 裕昭 電気関係学会九州支部連合大会講演論文集 2008 (0), 554-554, 2008

    ...その原因はシミュレーションにおいて鉄損を考慮していないことが考えられる。そこで本論文では,鉄損を考慮したシミュレーションを行う。...

    DOI

  • C207 ビッター法による磁性材料の鉄損分布の可視化

    須永 高志, 齋藤 兆古, 堀井 清之 可視化情報学会誌 27 (Supplement1), 213-214, 2007

    The Bitter method is most commonly observing way of the magnetic domains situation even though it is possible to observe only the surface of specimen. Applying magnetic field to this magnetic …

    DOI 被引用文献1件 参考文献6件

  • キャリア高調波を考慮したIPMモータの損失解析

    山崎 克巳, 阿部 敦 電気学会論文誌D(産業応用部門誌) 127 (1), 87-94, 2007

    In this paper, we investigate losses of interior permanent magnet motors driven by PWM inverters using 3-D finite element analysis, which can estimate the eddy current loss in the permanent magnet …

    DOI Web Site Web Site ほか1件 被引用文献44件 参考文献8件

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