検索結果を絞り込む

本文・本体へのリンク

検索結果 53 件

  • 1 / 1

  • 小児多発性硬化症に対してfingolimod hydrochloride(FTY720)が有用であった1例

    齋藤 佳奈子, 松浦 隆樹, 代田 惇朗, 平田 佑子, 小一原 玲子, 菊池 健二郎, 高橋 利幸, 浜野 晋一郎 脳と発達 55 (5), 350-355, 2023

    ...<p> 成人の多発性硬化症(multiple sclerosis;MS)に対して疾患修飾薬の有効性が報告されているが,小児MSでの報告は少ない.症例は生来健康な女子.12歳8か月頃より易転倒性,13歳0か月に右眼の見えづらさ,13歳8か月に右上肢のしびれ,14歳0か月に複視と右上下肢のしびれを認めた.初診時の神経所見では錐体路障害と右上肢の筋力低下を認め,Romberg徴候が陽性であった.頭部単純MRI...

    DOI 医中誌

  • Babinski 徴候と理学療法

    今井 樹, 国分 則人 理学療法とちぎ 13 (2), 81-86, 2023

    ...<p>理学療法評価のひとつとして病的反射があるが,Babinski 徴候は病的反射の代名詞と言える程よく知られている.Babinski 徴候は錐体路障害に伴い出現することはよく知られているものの,正しい誘発法やその病態生理についての知識は必ずしも広く浸透しているとは言えない状況にある.そこで,本論文では,Babinski 徴候についての詳細を解説し,日々の臨床などに...

    DOI

  • 頭蓋頸椎移行部硬膜動静脈瘻を発症した60代女性の理学療法の経験

    河合 はるか, 藤田 吾郎, 緒方 雄介, 中村 高良, 小林 一成, 青木 建, 浅原 有揮 関東甲信越ブロック理学療法士学会 38 (0), P-049-, 2020

    ...両下肢の錐体路障害、右下肢優位の筋出力低下、四肢・体幹の痺れ、両下肢の振動覚脱失、体幹・下肢筋の筋緊張低下、体幹失調、排尿障害を呈していた。歩行は転院前と比べてふらつきが増強した失調性歩行であった。15日目に血管内塞栓術を再施行したがシャントの還流が認められ、27日目に血管遮断術を施行。...

    DOI

  • 糖尿病性錐体路障害は軸索の退縮によって生じる

    村松 憲, 生友 聖子, 玉木 徹, 志茂 聡, 八並 光信, 丹羽 正利 理学療法学Supplement 46S1 (0), A-115_1-A-115_1, 2019

    <p>【背景および目的】</p><p> 最近、我々は糖尿病モデル動物の運動野が後肢領域を中心に縮小することを発見したが、その機序は不明であるため、電気生理学的手法を用いて糖尿病ラットの錐体路軸索の脊髄内分布の変化について調べることを目的に実験を行った。</p><p> </p><p>【方法または症例】</p><p> 実験はWistar系ラット24匹を対象に行った。12匹にはstreptozotoc…

    DOI

  • 糖尿病は運動野の体部位支配領域を縮小させる

    村松 憲, 玉木 徹, 生友 聖子, 高村 浩司, 丹羽 正利 理学療法学Supplement 2016 (0), 1442-, 2017

    ...脳卒中や脊髄損傷モデル動物を用いた研究では錐体路障害が運動野の体部位支配領域を変化させることが知られているが,糖尿病モデル動物において同様の現象が生じるのかは不明である。仮に,体部位支配領域に変化が生じるのであれば,糖尿病患者の運動障害を理解するための重要な知見になると考え,1型糖尿病モデルラットの運動野の体部位支配領域の変化を調べることとした。...

    DOI

  • 覚醒下手術により一過性に歩行困難となった膠芽腫2症例に対する装具処方を中心とした理学療法アプローチ

    坂本 和則, 山中 義崇, 古川 誠一郎, 稲垣 武, 黒岩 良太, 天田 裕子, 松谷 智郎, 岩立 康男, 佐伯 直勝, 村田 淳 理学療法学Supplement 2015 (0), 1092-, 2016

    ...術前は上肢優位の錐体路障害(近位筋筋力低下)を認め,歩行はわずかにぶん回し様歩行を呈していた。運動野深部内側の術操作中に右下肢麻痺が出現,同様に摘出操作を終了。術翌日の評価では遠位筋優位の右下肢麻痺(MMT0-2)を認めた。術後4週まで下肢筋力は改善せず,プラスチック短下肢装具の適応を考えた。...

    DOI

  • 糖尿病性ニューロパチーは錐体路を標的にする

    村松 憲, 生友 聖子, 玉木 徹, 石黒 友康, 丹羽 正利, 佐々木 誠一 理学療法学Supplement 2015 (0), 1456-, 2016

    ...今後は錐体路障害についてさらなる解析を加え,糖尿病性の錐体路障害と運動障害との関連を明らかにしていきたい。...

    DOI

  • 経気管支生検が診断に有用であった左片麻痺で発症したクリプトコッカス髄膜炎の1例

    森 秀法, 舟口 祝彦, 垣内 大蔵, 柳瀬 恒明, 森下 めぐみ, 伊藤 文隆, 遠渡 純輝, 大野 康 気管支学 37 (2), 173-177, 2015

    ...中葉結節に対する経気管支生検組織にてperiodic acid-Schiff染色およびGrocott染色陽性の小球状物を多数認めた.肺組織および髄液培養よりクリプトコッカス属を検出し,クリプトコッカス髄膜炎合併を診断した.発熱,呼吸器症状,髄膜刺激徴候は見られなかった.リポソーマルアムホテリシンBとフルシトシン併用治療により髄液培養は陰性化し,脳内病変は消退したものの,左半身麻痺は残存した.結論.錐体路障害...

    DOI 医中誌 被引用文献1件

  • 発症3ヶ月時点で認知機能障害が残存した橋梗塞例

    若旅 正弘, 沼田 憲治 理学療法学Supplement 2014 (0), 0884-, 2015

    ...転院時の神経学的所見では右上下肢に軽度の錐体路障害,運動失調を認めた。BRSは上下肢手指V~VI。FIM92点。神経心理学的所見では意識は清明,WAIS-III FIQ94,RBMT標準プロフィール点11/24,PASAT 1秒条件正答率17%,Position Stroop Test正答率85%。...

    DOI

  • 脳卒中片麻痺患者の麻痺手書字における手の遠位・近位運動の分離性とパフォーマンスとの関係

    藤澤 祐基, 岡島 康友, 山田 深, 橋立 博幸, 八並 光信 理学療法学Supplement 2014 (0), 1355-, 2015

    ...本研究では,書字の巧緻性あるいは習熟運動特性が失われる可能性が高い病態として錐体路障害に焦点をあて,ペン先を含めた手部多評点の三次元書字運動解析を行い,書字運動が錐体路障害によってどのように変化するかを検証した。【方法】右利きの脳卒中右不全片麻痺者14名(69.0±12.9歳,Br.stage上肢・手指IV~VI)と年齢を一致させた右利きの健常者14名(71.7±11.0歳)を対象とした。...

    DOI

  • Opalski 症候群と核下性顔面神経麻痺を呈した延髄外側梗塞の1 例

    石川 ひろみ, 北山 次郎, 吉川 容司, 中村 麻子, 中根 博, 吾郷 哲朗, 北園 孝成 脳卒中 36 (4), 287-291, 2014

    ...3D-computed tomography angiography(3D-CTA)ではV4 レベルで左椎骨動脈は閉塞していた.椎骨動脈閉塞による延髄外側梗塞で,同側の上下肢不全麻痺を呈したOpalski 症候群に同側の核下性顔面神経麻痺を伴ったものと考えられた.通常,延髄外側梗塞では錐体路徴候や核下性顔面神経麻痺はきたさないが,椎骨動脈の狭窄や閉塞を認める場合には病変周囲の血流低下を伴う可能性があり,同側錐体路障害...

    DOI 医中誌 参考文献13件

  • 拡散テンソル画像の理学療法における有用性

    山本 哲, 岡本 善敬, 武下 直樹, 梅原 裕樹, 門馬 正彦, 河野 豊, 沼田 憲治 理学療法学Supplement 2013 (0), 1402-, 2014

    ...【理学療法学研究としての意義】本手法は,関心領域を損傷領域ではなく大脳脚とするため,錐体路障害の評価において,損傷領域のみの評価ではなく,経路としての評価が可能となる。理学療法における錐体路障害の評価および予後予測を行う上で有用であると思われる。...

    DOI 医中誌

  • 多発性硬化症患者の退院時歩行障害度に関連する因子について

    松丸 純佳, 川端 良治, 辺土名 隆, 佐東 麻弓, 増田 励 理学療法学Supplement 2012 (0), 48101253-48101253, 2013

    ...また、機能障害は、錐体路障害:あり19名・なし0名、小脳障害:あり4名・なし15名、脳幹障害:あり4名・なし15名、感覚障害:あり17名・なし2名、膀胱直腸障害:あり8名・なし11名、視覚障害:あり8名・なし11名、精神障害:あり5名・なし14名であった。退院時歩行障害度は罹患期間と正の相関を認めた(r=0.62、p<0.01)。...

    DOI 医中誌

  • 後脊髄動脈症候群の2例

    守谷 新, 門脇 傑, 菊地 サエ子, 榎本 雪, 望月 仁志, 宇川 義一 臨床神経学 51 (9), 699-702, 2011

    ...突然疼痛をともない,両側体幹と下肢の深部感覚優位の感覚障害,錐体路障害と膀胱直腸障害で発症した後脊髄動脈症候群の2例を報告した.後脊髄動脈は左右1本ずつ存在するが後脊髄動脈症候群の症状は本症例のように両側性のばあいが多い.後脊髄動脈は吻合が多く,側副血行路が働き,1対の独立した血管支配ではなく1つの血管のネットワークで補われているのが原因と考えられる.本症例は2例とも高血圧,脂質異常症と虚血性心疾患...

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献1件 参考文献14件

  • AVMによる脳内出血患者に対する痙縮コントロールの試み

    廣瀬 恵, 増山 素道, 堀部 達也, 岩本 卓水, 廣瀬 昇, 猪飼 哲夫 理学療法学Supplement 2010 (0), BbPI2125-BbPI2125, 2011

    ...<BR>【考察】<BR> 本症例は、脳圧亢進と錐体路障害による重度な痙縮が早期より出現し、切迫流産を回避するため、立位訓練などの自重を利用した積極的な足関節可動域のアプローチが実施できず、徒手的な関節可動域訓練とポジショニングのみを継続したため、足関節可動域維持、改善に難渋したケースであった。...

    DOI

  • 視床・被殻出血における離床訓練開始時パラメータと短期アウトカムの関係

    山下 豊, 堀場 充哉, 長谷川 竜也, 田中 照洋, 坪井 理佳, 和田 郁雄 理学療法学Supplement 2008 (0), B3P3260-B3P3260, 2009

    ...<BR>【考察】脳卒中リハビリテーションでは発症後可及的早期より離床訓練を開始しADLを高めていくことが定着している.しかし早期に開始したことが必ずしもADL改善に結びついていないときもあることを実感する.今回の検討ではADLを短期アウトカムに設定したこともあり運動機能の要素の影響が大きいことが予測され、実際、重回帰分析の結果でもJSS-Mがもっとも大きな因子として選択された.対象例を錐体路障害を主...

    DOI

  • 多発性硬化症患者の身体機能把握とリハビリテーション介入効果の検討

    丸尾 優子, 澤田 優子, 山内 和江, 福田 寛二 理学療法学Supplement 2008 (0), B3P2276-B3P2276, 2009

    ...<BR>【考察】度数分布よりMS患者のリハ対象には錐体路障害、感覚障害を多く認めた.MS患者のリハ経過でFIM得点が改善し、項目では移乗・移動動作で改善を認めた.今後は有意に差を認めた項目の要因、罹患期間とFIMの変化の検討が必要と考える....

    DOI

  • Leukoaraiosisが右半側空間無視の要因と考えられた症例

    大塚 裕之, 沼田 憲治, 高杉 潤, 松澤 大輔, 中澤 健, 清水 栄司 脳科学とリハビリテーション 9 (0), 35-40, 2009

    ...右上下肢は重度錐体路障害を伴い, 右方向への滑動性眼球運動の低下が認められた. 神経心理学的所見は, 線分二等分試験の左偏移および, 視覚性探索において右視空間方向に対するdirectional hypokinesiaを認めた. 右USNのメカニズムとしてWeintraubらは, 両側半球の病巣により右視空間への注意が補えず重症化することを報告した....

    DOI 医中誌

  • 頚椎症性脊髄症に対する下肢10秒テスト

    永吉 理香, 武田 芳夫, 齋藤 務, 本田 憲胤, 濱村 和恵, 澤田 優子, 西野 仁, 浜西 千秋, 福田 寛二, 松村 文典 理学療法学Supplement 2004 (0), C0944-C0944, 2005

    ...健常人の方が10秒テストはスムーズで回数も多く、患者群においてもJOAスコアの改善とともに,術後の回数が明らかに増加していた.今回は症例数が少ない為か、JOAスコアとの間に相関は見られなかったが,下肢10秒テストは錐体路障害を反映する臨床的指標になりうると示唆された。...

    DOI

  • 脳卒中の予後予測(第二報)

    柴田 信行 理学療法学Supplement 2004 (0), B0630-B0630, 2005

    ...麻痺は錐体路障害の状態を説明している。軽症例は一般に離床の阻害因子となる重篤な合併症が少なく早期から積極的な歩行練習へと移行しやすい。これはPT開始迄の日数短縮にも貢献し廃用予防の観点からも歩行獲得に有利に働く。二木は麻痺の回復について片麻痺患者の95%は発症後3ヶ月でプラトーに達したとしており歩行獲得期間へのstageの関与を示唆するものである。なお構音障害については関与の理由は不明である。...

    DOI

  • 歩行と随意運動で右下肢運動に解離が見られた左前頭葉内側部梗塞の一例

    村山 尊司, 高橋 伸佳, 沼田 憲治, 高杉 潤, 山崎 正子, 宮本 晴見 理学療法学Supplement 2003 (0), B0667-B0667, 2004

    ...<BR><B>【考察】</B>歩行時の観察,諸検査の結果から,右下肢の随意運動障害は錐体路障害によらないものであった.前頭葉内側損傷による類縁症候に間欠性運動開始困難が挙げられる.本症例は平地歩行以外では随意運動が全く開始されない点で異なるが,補足運動野に損傷を認めており,同領域の損傷に起因した随意運動開始困難が対側の右下肢に生じたものと考えられる.補足運動野は運動の準備・予期に関与することが知られている...

    DOI

  • 重症脳外傷と腕神経叢上位型麻痺の合併症例に対する理学療法経験

    峰久 京子, 武市 和江, 梶原 万須美 理学療法学Supplement 2002 (0), 268-268, 2003

    ...【考察】腕神経叢麻痺により杖が利用できず、両側の錐体路障害と運動失行をも伴う本患に対して、Prime Walkは積極的な理学療法を可能とした。それらによる外的刺激の増加は覚醒障害と発動性を改善し、難易度を下げた高位課題の反復は失行要素の改善にもつながった。若年者の頭部外傷は長期に渡って改善する可能性があり、継続した積極的かつきめ細かいアプローチが重要だと思われた。...

    DOI

  • 運動学習とリハビリテーション(<特集>運動学習)

    道免 和久 バイオメカニズム学会誌 25 (4), 177-182, 2001

    ...リハビリテーション(以下リハビリ)で重要な運動学習の概念を整理し,脳研究から明らかになった運動学習理論のリハビリ治療への応用を紹介した.古くからリハビリにおける運動学習で重要と言われてきたエングラムの概念は,現代の運動学習理論では,教師あり熟練学習における内部モデルの構築や順序学習の中に見いだすことができる.そのうち,内部モデルの再構築をめざす運動療法をフィードフォワード運動訓練と名付け,大脳錐体路障害...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 被引用文献12件 参考文献23件

  • 片麻痺歩行における麻痺側上肢の肢位に関する研究

    北川 寛直 昭和医学会雑誌 61 (2), 242-250, 2001

    ...片麻痺歩行における麻痺側上肢肢位の特徴及び, それに基づく新たな分類を試みた.当科外来に通院している錐体路障害をきたす片麻痺患者95名を対象とした.方法としてビデオカメラ1台を用いて歩行を正面及び側面から撮影した.麻痺側肩関節内旋角度 (以下, 肩角度) , 肘関節屈曲角度 (以下, 肘角度) 及び手関節掌屈角度 (以下, 手角度) を観察点とした.歩行時の上肢の状態にて3型に分類した (以下, 上肢分類...

    DOI Web Site 医中誌

  • 1 / 1
ページトップへ