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  • 戦国時代の石清水八幡宮領荘園 -出雲国飯石郡須佐両郷について-

    鍛代 敏雄 東北福祉大学芹沢銈介美術工芸館年報 (14) 35-47, 2023-06-23

    中世日本の荘園は、検地によって消滅したと一般に説明されている。石清水八幡宮領荘園の場合も、戦国期から織豊期を経て「断絶」したと江戸期の近世史料に見える。しかし、本文で後述するように、中世から近世へと連続する遠隔地の石清水八幡宮領が存在したことは事実である。本稿では、戦国・織豊期に見える石清水八幡宮領を俯瞰し、はじめて紹介するところの「石清水八幡宮入寺記録写」(未刊)の史料内容、とくに出雲国飯石郡…

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  • 戦国時代の古文書修理ー石清水八幡宮社務検校・田中奏清の場合ー

    鍛代 敏雄 東北福祉大学芹沢銈介美術工芸館年報 (13) 59-73, 2022-06-23

    現在、国指定重要文化財「石清水八幡宮文書」の基幹史料となっている「田中家文書」は、戦国時代、石清水八幡宮社務検校の 田中奏清によって修理されていた。その修理記録の調査・研究に基づいて、修理・校訂・編修の方法や目的、その意識や思想について、はじめて考察した論考である。  本稿の成果を基盤にして、中世文書のアーカイブズ学(記録情報史料学および古文書保存管理学)の観点から、文化財学・古文書学・博物館…

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  • 石清水八幡宮所蔵「當宮縁事抄」の解説と影印 ― 中世文書のアーカイブズ学に関する基盤研究 ―

    鍛代 敏雄 東北福祉大学芹沢銈介美術工芸館年報 (12) 51-69, 2021-06-23

    本稿は、国指定重要文化財「石清水八幡宮文書」の中の未刊史料「當宮縁事抄」について、影印を掲出し、既刊史料と未刊史料の対照をおこない、主に史料の現状、形態、伝来、文書内容に関し、書誌学的な解説を付して、その重要性を論説するものである。本史料の調査・研究によって、石清水八幡宮所蔵史料の新たな史料情報を斯界に提供するとともに、古文書学・文化財学・博物館学・アーカイブズ学などの諸分野にかかわる基盤研究を…

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  • 石清水八幡領陸奥国岩城郡好嶋庄 : 「飯野家文書」の再検討

    鍛代 敏雄 東北福祉大学芹沢銈介美術工芸館年報 (11) 49-62, 2020-06-23

    本稿は、福島県いわき市に鎮座する飯野八幡宮の宮司家・飯野氏に相伝された中世の古文書を読み解いて、石清水八幡宮の所領・好嶋庄(主に西方)について再検証を試みる基礎的な考察である。  本文書は福島県いわき市などの自治体史をはじめ、はやくから注目されてきたところの東北地域を代表する中世文書群であり、現在では重要文化財に指定されている。本文で述べるように、文書目録も整備されている。ところが、岩清水八幡宮…

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  • 柳之御所遺跡出土の折敷墨書を読み直す

    鍛代 敏雄 東北福祉大学芹沢銈介美術工芸館年報 10 43-52, 2019-06-23

    本研究資料は、世界遺産「平泉」関連資産の柳之御所遺跡から出土した折敷墨書について、原本調査の実施を踏まえた報告である。平成2年(1990)年度の第28次発掘調査において発見された当該の折敷は、年輪年代測定法によって、1158年+x年と推定された。陶器の様式編年にもとづく年代比定では、12世紀第3四半期との指摘が有力である。奥州藤原3台秀衡の盛期にあたり、柳之御所遺跡を平泉館と考える根拠の一つとも…

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  • 鎌倉時代における石清水八幡宮寺祠官の印章 -幸清・宗清・耀清-

    鍛代 敏雄 東北福祉大学芹沢銈介美術工芸館年報 9 61-70, 2018-06-23

    本稿の課題は、鎌倉期にはじまる石清水八幡宮寺祠官の印章に関する調査・研究の成果を報告するところにある。石清水八幡宮の印章に関するまとまった研究はない。そこで、本文では、別当・社務検校を務める祠官の私印について、あらためて検証した。とくに鎌倉期に確かめられる、幸清・宗清・耀清の3者の印章に関し、その形態、使用法、機能の3点を中心に論述した。なかでも、耀清の印章は、斯界においてほとんど知られていなか…

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