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検索結果 5,893 件

  • Visual Thinking Strategiesを用いた対話的な言語活動の実践

    馬越 菫 中等教育研究紀要 /広島大学附属福山中・高等学校 64 62-71, 2024-04-01

    ...本稿の目的は,対話型鑑賞法の1つであるVisual Thinking Strategies を用いた,対話的な言語活動の実践を報告し,中学生を対象とした,話すこと[やり取り]の言語活動のあり方を具体的に検討することである。...

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  • 子どもの表現理解に関する親へのアプローチ—新たな作品展の提案から—

    吉川, 暢子 香川大学教育実践総合研究 48 61-68, 2024-03-31

    ...子どもたちの製作物や描画作品を単に鑑賞するといった従来型の展示方法や作品展では、親が作品を撮影することなどに集中してしまい、子どもの学びや過程を伝えることが難しい。そこで、親が子どもの表現や作品を理解できるような作品展のあり方を再考した。親子で一緒に活動するといった新しいスタイルの作品展の実施によって、親の子どもの表現への捉え方や親の意識の変容が明らかになり、今後の可能性が示唆された。...

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  • 実践報告:元寇防塁研究と九州大学『ギャラリートーク―発掘担当者とみる元寇防塁展― 』

    𠮷田 明世, 福永 将大, 米元 史織 九州大学総合研究博物館研究報告 21 131-144, 2024-03-31

    ...九州大学総合研究博物館2023年度春季企画展示として,「元寇防塁研究と九州大学」が開催された.福岡ミュージアムウィークに参加しており,開催中この展示を利用して,『ギャラリートーク―発掘担当者とみる元寇防塁展―』を企画した.本イベントでは,身近にある元寇防塁について知ってもらうことを目的とし,参加者と展示を鑑賞して周りながら,展示物の解説や質疑応答を行なった.本報では,ギャラリートークの概要と,実施した...

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  • 新型コロナウイルス感染症による行動制限が施設高齢者の生活に与えた影響

    工藤 美奈子, 佐々木 みづほ, 佐伯 恭子, 河野 舞, 室井 大佑, 成田 悠哉, 龍野 一郎 千葉県立保健医療大学紀要 15 (1), 1_59-1_59, 2024-03-31

    ...</p><p>③ COVID-19が利用者に与えた影響:全施設中70%以上の施設において,歩行移動能力等の身体活動量が低下した.また,表情笑顔,活気意欲,食堂の集団生活時間等の精神面関連項目においても70%以上の施設で低下が認められた.影響が小さく変化がなかった項目は,栄養状態77%や排泄能力73%であった.上昇した項目は,居室で過ごす時間,臥床時間テレビ鑑賞時間が挙げられた....

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  • 総合的な芸術を教材とした音楽科鑑賞授業にみられる他教科の学習への拡がり

    渡邊 真一郎 日本教科内容学会誌 10 (1), 25-36, 2024-03-31

    ...総合的な芸術を教材とした音楽科鑑賞授業においては,児童が総合的な芸術についての理解を深めつつ,音や音以外の媒体を掛け合わせながら総合的に鑑賞学習を行うことにより,音楽科と関連教科に共通する学習構造に気づき,他教科との共通点を見出すという学習の拡がりがみられるということが明らかになった。...

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  • 問いかけ、対話する考古学展示:『構築される「遺跡」』展が目指したもの

    岩浪 雛子, 畑中 乃咲佳, 山口 舞桜 The KeMCo Review 2 (0), 78-93, 2024-03-31

    本稿は、2023年春に慶應義塾ミュージアム・コモンズで開催した展覧会『構築される「遺跡」:KeMCo建設で発掘したもの・しなかったもの』における取り組みを振り返るものである。本展は、KeMCoの活動拠点である三田キャンパス東別館を建設するにあたって実施された発掘調査の成果を紹介することを目的に企画された。しかし、展示準備を進める中で、ただ成果を紹介する一般的な展示とは一線を画し、発掘主体が選択し…

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  • ノルウェーの博物館におけるデジタル施策の現状

    宮前, 知佐子 国立民族学博物館研究報告 48 (2), 233-267, 2024-03-29

    ...1 はじめに 2 ノルウェーの文化施策とデジタル化の状況 2.1 ノルウェーの文化施策 2.2 デジタル化により変わる生活様式 2.3 調査対象 3 ノルウェーの博物館におけるデジタル技術の活用 3.1 野外博物館における再現展示 3.2 地方の博物館から派生したデジタル目録ネットワーク 3.3 美術館における鑑賞支援と収蔵品管理 3.4 歴史博物館における電子的演出 4 まとめと今後の展望...

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  • 日本におけるレッジョ・エミリア教育の展開と可能性 ―受容・導入期の様相と実践期の課題―

    髙橋 敏之, 髙橋 慧, 小田 久美子 岡山大学教師教育開発センター紀要 14 325-339, 2024-03-29

    ...第2に,幼児教育を基礎から学び,子どもの造形表現を研究し,美術制作と鑑賞に従事できる「アトリエリスタ」養成の仕組み作りが要請される。第3に,日本の保育理念である「遊び=学び」の上位概念として「プロジェクト」を位置付け,根本的な保育理念の転換が求められる。第4に,子どもの主体性を大切にした保育実践のために,年間行事を精選しなければならない。...

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  • 音を描く実践授業についての考察―中学校美術科における表現と鑑賞の相互作用―

    青木, 良夢, 虎尾, 裕, 佐藤, 直人 宮城教育大学教職大学院紀要 (5) 171-181, 2024-03-22

    ...従来の鑑賞活動における画家の作品を対象とした授業から、自らの表現そして他者の表現との違いや良さを味わう活動に重点を置くことで、表現と鑑賞の活動の間に連鎖的な相互作用が生まれ、美術的な見方・感じ方に深まりを持つ効果を期待するものである。また,視覚優位な活動がもたらす「上手い下手」の価値観を越境し美術本来が持つ表現の豊かさを実感できる題材としての有効性を検証していく。...

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  • 全学共通科目 「美術史」の授業設計の検討

    黒木 健 東北芸術工科大学 紀要 31 2024-03-18

    ...具体的な取り組みとして、1.通史ではなくテーマ設定による授業展開 2.そのテーマに関する美術作品を対話を活用して鑑賞する「対話による鑑賞」を導入し、講義とセットにすること 3.プライバシーを守りながら安心して授業参加できるようにニックネームを設定すること 4.授業の内容を振り返る「リフレクションシート」を設定し学びを深めること 5.デザインや文芸などを専攻する受講生であっても美術史との関連を見出し、...

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  • 対話型鑑賞と教育的意義について-教育現場での活用の可能性-

    藤原,八恵子, 山口,泰弘 三重大学教育学部研究紀要 自然科学・人文科学・社会科学・教育科学・教育実践 75 255-269, 2024-03-15

    ...本研究では、対話型鑑賞という鑑賞方法について、従来の鑑賞教育および日本における対話型鑑賞とはどういったものなのかを再考察した。また、対話型鑑賞を教育活動において実践していくための方法を、教育現場における実践の考察から検討していくことで、対話型鑑賞の教育的意義について検証した。...

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  • 幼大連携のSTEAM教育についての一考察 : 幼稚園における七夕コンサートを通して

    荒川, 恵子, 松田, 幸恵 京都女子大学教職支援センター研究紀要 006 123-134, 2024-03-08

    ...園児になじみのある作品を一緒に歌うことは、演奏会に親近感をもたらし、園児に馴染みのない作品の鑑賞も、演奏が素晴らしければ園児は充分に受け入れられることが示された。園児とともに歌うことで、科学の学びの垣根を低くし、ダジック・アースと鑑賞によって、科学の学びを強く印象づけられる可能性が示唆された。...

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  • 作品との対話:博学連携のたとえば

    谷野,和美, 木村,信一郎 鳥取大学附属中学校研究紀要 55 103-107, 2024-03-01

    ...また,鳥取の美術作品を鑑賞することで鳥取の美術文化に関心が高まり,郷土愛が育まれると考え実践した。授業では博物館が所有する鑑賞ツールWalk View を使用し,鑑賞への興味関心が高まったと考える。...

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  • 「戦災写真内を歩行可能なアバター・フレームシステム」の実展示

    小松 尚平, 渡邉 英徳 デジタルアーカイブ学会誌 8 (1), 21-24, 2024-02-01

    ...この新しい体験を通じて、体験者は単なる鑑賞以上の興味を持ち、当時の状況や環境をより身近に感じ取り、歴史を理解する。戦災写真内を歩行可能なアバター・フレームシステムは、デジタルアーカイブと新興技術の融合により、新たな体験を提供するプロジェクトとして進行中である。</p>...

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  • 対話型鑑賞と光のプログラミングを組み合わせたSTEAM教材の開発

    清水, 俊之, 高田, 和豊, 手嶋, 州平, 向, 健二, 渡邉, 健太, 藤原, ゆり 鴫谷 亮祐, 田中, 博美 第65回プログラミング・シンポジウム予稿集 2024 59-61, 2024-01-06

    ...そこで本研究では、STEAM教育では思考や感性の言語化と共有のための対話型鑑賞とプログラムによる試行錯誤が可能な光空間の創作活動を組み合わせたSTEAM教材の開発を行った。このカリキュラムは美術、国語、情報、理科の教科を横断的に学ぶもので、本稿ではその内容と実際の授業での評価結果を紹介する。...

    情報処理学会

  • 作品作りを通じた鑑賞活動に教室空間の不在が及ぼす影響

    太田 礼穂 質的心理学研究 23 (Special), S126-S132, 2024

    ...本研究では図画工作科における製作を通じた子どもの鑑賞活動に教室空間が与える影響を明らかにするために,コロナ禍による休校期間に自宅で製作をした経験がある小学 5 年生 75 名を対象に調査を実施した。分析の結果,教室での製作経験を肯定的に評価した子どもは,クラスメイトや教師と話し合いながら作品に共に関わることが鑑賞を通じた学びに不可欠だと考えていることが分かった。...

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  • ポルノグラフィティのファンが聖地・因島に移住するメカニズム

    和田 崇, 麓 穂乃佳 日本地理学会発表要旨集 2024s (0), 36-, 2024

    ...</p><p> 移住後は,聖地に暮らしていることに喜びを感じながら,ほとんどの者が島内で仕事を得て,休日はロードバイクやSUPなどで因島の豊かな自然を満喫したり,島内および隣接市の商業施設で買物を楽しんだりしている.また,DVD鑑賞会や忘年会,ライブ参戦などを通じて移住者同士の親睦を深めたり,自身らに続く聖地巡礼者と飲食店で交流したり,彼らを聖地に案内したりするなど,聖地移住者ならではのファン行動を...

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  • 三島市における都市の水環境

    谷口 智雅, 山下 亜紀郎, 渡来 靖, 坂本 優紀 日本地理学会発表要旨集 2024s (0), 148-, 2024

    ...このため、白滝公園を含む桜川では川を歩く様子が見られる一方で、御殿川は梅花藻が水中に繁茂していることから、それを鑑賞する人はいるものの、川の中に入る人は見られず、川によって接し方にも差異が見られる。源兵衛川の冬季2月の水温・pH・ECは、それぞれ15.4~15.8℃、7.9~8.4、6.5~12.1mS/mとECの観測値幅はあるが、比較的一定している。...

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  • 音楽科鑑賞学習における話し合う形態の相違とその効果

    山﨑, 浩隆 熊本大学教育学部紀要 72 207-213, 2023-12-18

    ...音楽鑑賞学習において図形楽譜づくりや物語づくりなどの活動により,知覚・感受を可視化し,聴き方・感じ方を豊かにすることを意図した実践研究が数多く報告されている.時間とともに消えてしまう音楽を色・形に変換することにより,聴き方・感じ方を可視化・固定化することができる.そのことによって,お互いの知覚・感受を話し合わせやすくなった.話し合い活動には,学級全体で話し合うものと少人数のグループやペアで話し合う形態...

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  • 図画工作科におけるICTを活用した協働的な学び

    鈴木 晴, 鬼藤 明仁 日本教育工学会研究報告集 2023 (4), 194-198, 2023-12-04

    ...<p>本研究の目的は,小学校図画工作科におけるICT活用としてeポートフォリオを導入し,そこから発生する協働的な学びと児童の作品との関係性を検討することである.授業では,児童同士が互いにeポートフォリオを見られるようにし,適宜話し合えるようにした.事前・事後調査及びeポートフォリオを分析した結果,児童は鑑賞学習と表現学習を結び付けて行い,より深い理解を得られていると推察された.従来,鑑賞学習は作品制作後...

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  • 作業療法を拒否するクライエントの作業の可能化

    坂本 勇太, 齋藤 駿太 作業療法の実践と科学 5 (4), 111-117, 2023-11-30

    ...クライエント(以下,CL)中心の作業療法(以下,OT)を実践するためにCLとの協業が必須であるが,CLがOTに拒否的な態度を示すこともある.今回,入院により主婦の役割を剥奪され,OTを拒否する高齢女性のA氏を担当した.A氏はマズローの欲求段階による評価から安全欲求が不足していたため,趣味である音楽鑑賞により欲求の充足を行い,CL中心の可能化のカナダモデル(以下,CMCE)を用いて介入した結果,A氏の...

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  • 博物的知能育成のための学習環境の構築を目指して:古墳・出土品検索アプリによる学習支援

    田中 孝治, 堀 雅洋 人工知能学会研究会資料 先進的学習科学と工学研究会 99 (0), 22-25, 2023-11-15

    ...<p>本研究では、博物館における展示資料の注目点を把握する力や展示資料間の関連性を把握する力を博物的思考スキルと定義し、博物館展示の鑑賞経験から学ぶ力としての博物的思考スキルを育成する学習モデルの構築を目指す。本稿では、本研究の構想について論じ、それを実現するための学習支援環境として、三種の古墳・出土品検索アプリについて述べる。</p>...

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  • 画像科学・工学者向けの油絵鑑賞法企画展「ひび割れで楽しむ油絵の歴史」

    平林 純 日本画像学会誌 62 (5), 529-535, 2023-10-10

    <p>幅広く画像を取り扱う画像科学・工学者である私たちは,画像情報の取得やさまざまな画像処理を行い,さらに画像の出力を行っています.今日現在の21世紀に至るまで,多くの画像科学・工学者が存在してきました.そうした先達の中には,絵画を描いた画家たちがいます.現在の画像科学・工学者が,過去の画像科学・工学者たちが作り上げた「油絵」を美術館で眺める時には,“自分たちの経験・今現在の悩み”を思い起こしな…

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  • Z世代に贈る「思考を揺さぶる映画鑑賞

    松永 登代子 美術による学び 4 (1), 1-20, 2023-09-25

    ...そこで、本研究では、あえて台詞の無い映画を見せて、台詞に頼ることなく、その概要と映画が内包する意味を捉える経験をすれば、一層広く深く鑑賞するなど映画の見方が変容するのではないかと仮説を立て、検証授業を実施・分析した。その結果、倍速や10秒飛ばし視聴に対する認識が変容するなど一定程度の成果を得ることができたので、報告するものである。...

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  • ダンスパフォーマンス鑑賞時の眼球運動の検討

    髙瀬, 弘樹, 横山, 瑛津 信州大学人文科学論集 11 (1), 13-19, 2023-09-15

    ...本研究では,ストリートダンスのパフォーマンスを鑑賞する際に,ダンス経験の有無という専門性によって鑑賞者の眼球運動パターンが異なるか否か検討することを目的とした。ストリートダンスの専門家と非専門家は,プロ,アマチュア,ダンス未経験ダンサーの複数人が踊っている動画の映像からプロダンサーを選択するという課題を行なった。選択までの反応時間,選択内容の正誤,選択に対する自信度,選択までの眼球運動を測定した。...

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  • ぱちぱちドロップ:目薬が苦手な人のための自動点眼システムの試作

    森谷, 美羽, 栗原, 一貴 エンタテインメントコンピューティングシンポジウム2023論文集 2023 290-292, 2023-08-23

    ...点眼が苦手な人はある一定数存在している.しかし,それを支援するシステムは少ない.そこで本研究では,映像を見ながら点眼を行える「ぱちぱちドロップ」を提案する.このシステムは映像の持つ,鑑賞者を惹きつける特性を活かし,映像鑑賞時に目が開いているタイミングをカメラ画像から検出し点眼する.また,両目同時に点眼を行うことで,点眼されることへの恐怖心を抱いている時間を削減できる.ぱちぱちドロップはobniz Board...

    情報処理学会

  • タイムラプス速度で成長する芽生えロボットによる植物の能動的な動きの表現

    村川, 茅沙, 羽田, 久一 エンタテインメントコンピューティングシンポジウム2023論文集 2023 228-231, 2023-08-23

    ...があるように感じられる現象のことである.本稿は,植物の「発芽」のタイムラプス映像に着目し,タイムラプス映像独特の揺れを持った植物の成長の動きを表現した植物型ロボットの制作を行った.発芽時の植物は,折れ曲がった状態から滑らかに立ち上がりまっすぐになる.発芽のための上下運動と発芽の際に起こる立ち上がりの動作を表現し,制作物に対してアニマシー知覚を感じるのかアンケート調査を行った.制作物の動いている動画を鑑賞...

    情報処理学会

  • 美術作品の関連情報をなめらかに繋げる美術鑑賞支援ツール

    大髙, 真由, 山村, 浩穂, 加藤, 大弥, 砂原, 秀樹 エンタテインメントコンピューティングシンポジウム2023論文集 2023 193-200, 2023-08-23

    ...美術館には美術作品の解説として,展示室の壁面等に解説文が設置されているほか,音声ガイドやパンフレットなどの鑑賞支援ツールが提供されている.しかし,美術に関する知識が十分でなく鑑賞が行えていない一般の所謂,美術鑑賞初心者が美術館に訪れたとき,美術館に設置されている既存の解説は説明が難しく鑑賞できていないという問題がある.そこで,美術鑑賞初心者が鑑賞できるようになることを目的に美術鑑賞支援ツール(以下,...

    情報処理学会

  • サウンドスコープパッド

    浜中, 雅俊 エンタテインメントコンピューティングシンポジウム2023論文集 2023 371-374, 2023-08-23

    ...本稿では,人工知能,仮想現実,空間音響の技術を組み合わせることで能動的な音楽鑑賞体験を提供するアプリケーション,サウンドスコープパッドについて述べる.ユーザは,頭部を左右に動かしたり,耳を澄ませるように手を耳に近づけるジェスチャーをすることで,ユーザが聴きたい楽器パートの音を強調して聴くことができる.我々が以前構築したサウンドスコープヘッドフォンでも同じように聴きたいパートの音を強調することが可能であったが...

    情報処理学会

  • 視点依存カラー立体モデル

    藤木 淳 デザイン学研究作品集 28 (1), 1_8-1_13, 2023-07-31

    ...<p>任意の立体モデルに対して鑑賞者が見る方向に応じて立体モデルの表面色が変化してみえる表現手法を開発した。立体モデルの表面に設けた窪みに視線方向を考慮した着彩を施し、全球レンズを埋め込むことで、全球レンズのレンズ効果により窪み内の視線方向に応じた一部分が拡大して見える原理である。...

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  • 縄文史跡を周遊するための電動アシスト四輪自転車

    萩原 大棋, 氏原 陸大, 黒見 駆, 髙野 修治, 禹 在勇 デザイン学研究作品集 28 (1), 1_154-1_159, 2023-07-31

    ...<p>近年の傾向として国内の主要観光地では飽き足らず、地方部の自然鑑賞や文化体験などの「コト消費」を求めるインバウンド観光客が増加している。このような観光客に対して、免許も不要で地方部の観光を目的に応じて移動できる移動手段を提供し、2次交通の利便性を向上させることが考えられる。...

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  • MEASc:動画恐怖体験拡張スマートフォンケース

    柴, 武志, 竹下, 怜花, ロペズ, ギヨーム マルチメディア,分散,協調とモバイルシンポジウム2023論文集 2023 853-859, 2023-06-28

    ...スマートフォンや動画配信サービスの普及により,スマートフォンを使用した動画鑑賞が盛んになってきている.現在,テレビでは照明と動画を同期させることで,より印象的な動画鑑賞体験を提供する技術があるものの,スマートフォンに向けた動画鑑賞体験の向上支援は少ない.本研究では,心拍変動から推定する恐怖感と連動した照明制御を行う動画鑑賞用スマートフォンケース「MEASc」を開発し,印象や満足度による有用性を評価する...

    情報処理学会

  • アートベース・リサーチを応用した医学科初年次の地域体験実習の実践

    川上 ちひろ, 道信 良子, 早川 佳穂, 今福 輪太郎, 藤崎 和彦, 牛越 博昭, 西城 卓也 医学教育 54 (3), 273-280, 2023-06-25

    ...構成として, 【 I 】下地づくり, 【 II 】素材収集, 【 III 】フィールドワークによる作品制作, 【 IV 】対話型作品鑑賞の4つのSTEPから構成される. 実習では学生が自己主導的に個性と主張溢れる作品を制作し, それをもって実習をふりかえる. 見失われがちな医のアートを体感的に学ぶ新しい医学教育モデルとなりうると言える.</p>...

    DOI Web Site 医中誌

  • ヘルスケアに向けた森林レクリエーションの静的・動的プログラムの実践事例

    竹内 啓恵, 木下 喜博 日本森林学会大会発表データベース 134 (0), 92-, 2023-05-30

    ...その結果、ポジティブ感情は、ノルディック・ウォーキング後>活動前>滝鑑賞後>活動後の順で高い得点が示され、ネガティブ感情は、活動前>ノルディック・ウォーキング>滝鑑賞>活動後の順で低い得点で示され、森林空間を活用した静的・動的プログラムでは異なる気分評価になることが示唆された。...

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  • 休日、デジタルアーカイブへのまなざし

    原 翔子 デジタルアーカイブ学会誌 7 (2), 83-85, 2023-05-01

    ...<p>展覧会の鑑賞体験はデジタルコレクションの利活用に結びついていない。アンケート調査からは、展覧会鑑賞者のリモートでの鑑賞に対する関心の低さが明らかになっている。本稿では、美術展の鑑賞者を利用者として想定し、デジタルコレクションに対するまなざしを考察した。そして、音楽のストリーミングサービスの例から、キュレーション結果を大量に提示することが有効なのではないかという示唆を得た。...

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  • 演劇的手法を用いたコミュニケーション教育の試み

    遠藤, 仁, 虫明, 美喜, 虫明, 元 宮城教育大学紀要 57 211-226, 2023-03-31

    ...演劇には、いわゆる芸術として鑑賞する従来の形に加えて、参加者が自ら創作に関わり、演じ、さらに鑑賞者にもなるという応用演劇という形式がある。この応用演劇が極めて動的なコミュニケーションを作り出す場として位置づけられ、現代では教育に関わるさまざまな場面で応用されている。本稿では、まずコミュニケーションの形式や、コミュニケーションと演劇との関係といった、実践を論じる上での理論的な背景を示す。...

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  • 実践報告:観察眼を養うワークショップ「動物骨をスケッチしよう!」

    津守 玲 九州大学総合研究博物館研究報告 20 23-30, 2023-03-31

    ...を企画した.本ワークショップは参加者の観察眼を養うことを目的とし,展示されていた多くの実物骨格標本を十分に観察・比較し,スケッチしてもらうプログラムおこなった.来館者の行動や,プログラム中の参加者との対話から,人々が漠然とした鑑賞を抜け出し,観察に至るために,多種多様なトリガーが存在することを確認できた.本報では,本ワークショップの概要と,実施した中で明らかとなった改善点について報告する....

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  • 團伊玖磨の歌劇《建・TAKERU》の推敲過程 : 自筆譜と諸稿の比較を通して

    竹内 伶奈 音楽研究 : 大学院研究年報 = Ongaku Kenkyu : Journal of Graduate School, Kunitachi College of Music 35 239-254, 2023-03-31

    ...初演では日本語の字幕がつけられ、鑑賞の一助を担った。楽譜資料に関して、横須賀市役所に以下の手稿譜が所蔵されていることがわかった。今回確認できた手稿譜は(1)自筆譜(Vocal score)、(2)自筆譜(Full Score)、(3)自筆譜(Vocal score)のコピー譜(Vocal score)、(4)演奏者用の楽譜として使用された筆写譜のコピー譜(Vocal Score)の4点である。...

    DOI 機関リポジトリ Web Site

  • KeMCoが生み出す教育環境:SDGsワークショップの実践を通して

    松本 守 The KeMCo Review 1 (0), 159-172, 2023-03-31

    ...活動には一貫教育校の生徒・学生が参加し、KeMCoが創り出す「空き地」を学びの場として、レクチャー、ものづくり、実物の鑑賞、ふりかえりなど、さまざまな活動を行った。いずれも対話と共話を通じて、自らの感性を形にするための活動が盛り込まれている。 気候変動の問題に直面するのは、将来世代だと言われている。この問題に取り組むためには、将来の世代に対する持続可能な教育が不可欠である。...

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  • 明治期の日本における社会通念としての「美術」の受容過程

    呉 竹雅, 青木 宏展, 植田 憲 デザイン学研究 69 (4), 4_9-4_18, 2023-03-31

    ...また,明治政府が「美術」という概念を導入し,既存の絵画が「日本画」に統合されたことによって,日常生活における絵画の機能性・意味性は漸次に低下し,鑑賞対象となっていった。</p>...

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  • 「手でみる造型展」の省察と展望

    坂本 健 尚絅大学研究紀要 A.人文・社会科学編 55 (0), 59-73, 2023-03-31

    本研究は,2020年に第30回を迎えた「手でみる造型展」の30年間を省察し,第31回展以降の展望を考察することで熊本県における社会的・文化的,そして教育的発展を目指すものである。方法としては,先行研究や記念事業として発行された記念誌等を基にして,これまでの取り組みの概要を総括的に整理し,省察を行うことによって展望を述べた。展望では,まず意義を分類し,これまでの取り組みと結びつけながら今後の方策を…

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  • OBL(オブジェクト・ベースト・ラーニング)による留学生のためのKeMCo体験の創造

    イミン アラヌル The KeMCo Review 1 (0), 53-64, 2023-03-31

    ...したがって、地域の文脈の中で見過ごされているコミュニティを特定し、鑑賞者が参加することによって帰属意識を育むことができるような博物館体験を作り出すことが重要である。今回は慶應義塾ミュージアム・コモンズ(KeMCo)に焦点を当てることとした。予備調査では、KeMCoでの実践において、留学生が見過ごされているコミュニティであることが明らかとなった。...

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  • 中国からみた法帖舶載を通して

    大橋, 修一 大東書道研究 30 58-73, 2023-03-22

    ...本稿では、江戸時代後期の文化・文政ころに知識人の間で文人趣味が流行し、明清の書画や法帖を蒐集し、鑑賞することが盛行した状況下において、多くの諸法帖を日本に舶載した銭泳、姚東樵(学経)の二人を取り上げ、中国の出版事情や文房具の舶載の内容や数量にも若干の考察を加えた。...

    機関リポジトリ

  • 原寸再現模型制作 ―事例 北海道石狩市における国宝・待庵を用いた現代茶室の制作―

    大竹, 由夏, 中屋敷, 剛, 三原, 斉 ものつくり大学紀要 (12) 67-72, 2023-03-08

    ...本プロジェクトは、忠実に再現しつつも、その場所に根ざした建築を制作し、学生に対して、企画から施工、運営まで一貫して、体験させるものづくり教育と、鑑賞者に対して名作建築の空間を擬似体感させることを目的としている。 本稿では、北海道石狩市の左官ギャラリーに展示する茶室(以下、石狩茶室)の制作について取りまとめたものを報告する。...

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  • 造形表現作品の野外展示と鑑賞活動 -保育者を目指す学生の鑑賞活動実践と具体美術の野外作品展からの作用-

    ツジタ, ミワ, TSUJITA, Miwa 神戸女子短期大学紀要論攷 68 35-42, 2023-03-01

    保育者を目指す大学生の多くは作品展示の実践経験が少なく、特に野外作品展示においては未経験である。そのため、画用紙に描かれた作品を室内の壁面に整然と並べて展示するという固定されたイメージを持っている。その固定観念を刺激して発想の転換を促すことを目指して、学生にとっても身近な地元地域で開催された具体美術の野外作品展示事例と、幼稚園での野外作品展示事例を参照し、その影響に学生自身の感性を加えた野外作品…

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  • 表現の場として展示を考える

    皆川 理奈 修紅短期大学紀要 43 (2), 69-72, 2023-03-01

    ...その結果、制作の始まりから完成後の展示へと続く流れが表現というフレー ムで一つにつながり、展示を体感した鑑賞者からは様々な感想を受け取った。表現、造形活動、発表の 場である展示、これらの相関性への示唆となった。...

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  • 触覚による美術鑑賞の取り組みについて : イタリアの事例から

    武末 裕子 教育実践学研究 : 山梨大学教育学部附属教育実践総合センター研究紀要 = Journal of Applied Educational Research 28 179-187, 2023-03

    ...本論では代表的なイタリアの触れる美術館(アンテロス美術館・オメロ美術館・ドゥォーモ美術館)の鑑賞事例を報告し,今後の日本の美術館における触覚教材活用や普及の可能性について考察するものである。...

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  • 漱石とバルフォア : 「自己本位」の転換

    藤尾, 健剛 大東文化大学紀要. 人文科学 61 434(1)-421(14), 2023-02-28

    ...夏目漱石は「鑑賞と統一と独立」で、バルフォアの『批評と美』を読んで、「自己本位」が担保した鑑賞の独立の問題点をサジェストされ、鑑賞の統一を要請するようになったと語っている。本稿は、『批評と美』の概略を紹介し、「自己本位」の転換の背景を探ろうとする試みである。...

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  • 微分位相幾何学に基づく静止画における視線誘導方策の視覚分析

    柴﨑, 史典, 藤代, 一成 第85回全国大会講演論文集 2023 (1), 939-940, 2023-02-16

    ...著名な画家や写真家の作品制作では,明確な線だけでなく,似た形状の並びや,グラデーション,筆遣い等を利用したリーディングラインを構図内に含ませることで,作品の主役を強調しながら,その周囲にも視線を誘導し,観る者に作品の隅々まで鑑賞させることが意識されている.静止画に対する誘目測度として一般的に顕著度が用いられているが,このようなスカラ特徴量では視線の流れが表現されない.そこで本発表では,顕著性マップから...

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  • ARを用いた撮影者アバターと場所駆動写真の共有プラットフォームの提案と開発

    藤原, 稜大, 有川, 正俊, 佐藤, 諒, 陸, 忞 第85回全国大会講演論文集 2023 (1), 827-828, 2023-02-16

    ...本論文では,風景を写した過去の写真や季節の異なる写真を,その写真が撮影された場所で鑑賞するiOSアプリを紹介する.撮影時にGNSSデータを取得し,おおよその位置や方向を提示するものはあるが,誤差を多く含むため,正確な撮影場所を知ることはできず,また,その場所へ赴いて実際の風景と共に写真を見ることは難しい.紹介するアプリでは,カメラベースの空間認識と実世界の標識や看板などの参照点を用いることで位置推定...

    情報処理学会

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